やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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【告知】2月25日(日曜日)20時頃~Wiiショッピングチャンネル終了で配信終了になってしまうソフトの実況配信をやります!

【お知らせ】2月25日(日曜日)20時頃から、Youtube LiveでWiiショッピングチャンネル終了で配信終了になってしまうソフト達の実況配信を始めます!


配信ページはたぶんココ

 3月に金額チャージが出来なくなるWiiショッピングチャンネル。
 それで購入できなくなってしまうソフト達を毎月3本ずつ購入して遊ぶ様子を実況しよう―――というこの企画も、終盤まで来ました。オススメされたゲームは、とにかく難しいゲームばかりでね……心が荒んでいくこともありましたが、これですべてが終わります。ここから厄介なゲームが続くとも思うけど。


 Wiiのバーチャルコンソールで出ていたけど、Wii Uのバーチャルコンソールに出ていないソフトまとめ


【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・爆発
・万歳
・アウト!
・あとちょっとだったね!
・あれれ、もう終わっちゃうの
・えい!
・えー…
・えーっ?
・きゃああーー!
・デデン!
・はじめまして
・ピー


 生配信中にGoogleチャットでこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。



 この記事は「Wiiショッピングチャンネルの終了でダウンロード購入できなくなるゲーム」の実況用の記事です。生配信の告知や、動画のログの格納などに、使いまわす予定です。


 ↓動画のログは格納しています。

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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待つのももう限界だ』第2話を各サイトで公開しました!

syousetu2-1.jpg

<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
星空文庫 ※チャプター画像あり
Pixiv ※チャプター画像あり&縦書き
taskey
カクヨム


 今週からチャプター画像についての記述も加えました。
 文中にイラストを挿入することは出来ないorするためにはイラスト共有サイトに投稿してからじゃないとならないというサイトも、チャプター画像を載せることは出来たりするので、積極的に使っていこうかなと思います。


 せっかく複数サイトに公開しているのだから、アクセス数その他を比較してみる企画―――2作品目の1週目を見ていきましょう。

・パブー
 第1話:57
・エブリスタ
 閲覧数:6
・星空文庫
 セッション数:37、Facebookのいいね!1
・Pixiv
 第1話:34(いいね!1)
・taskey
 いいね!1
・カクヨム
 閲覧数:16
 第1話:いいね!

 カクヨムの閲覧数がガクッと下がったのに対して、何故だか星空文庫が過去最高の閲覧数をたたき出していました。Pixivより多くなるとは。エブリスタは相変わらず。1作品目と2作品目の閲覧数の変化のちがいを見守っていきたいですね。

| 小説創作 | 23:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゲーム実況の際の、ネタバレのガイドラインを決めました

 これは「私の配信では」という話なんで、「他の人の配信もこうだ」とか「こうするべきだ」って話じゃないですよ。


 平昌オリンピックで中断している『俺の屍を越えてゆけ』のゲーム実況ですが、今週末から再開して今月中にはクリアしたいなと思っています。
 3月には「3月の間に挑戦しないと意味がなくなってしまうソフト」があるのでそちらを実況する予定で、4月には「4月の間に挑戦しないと意味がなくなってしまうソフト」があるのでそちらを実況する予定で、夏にはバレンタインデーのプレゼントでもらった『Dの食卓』と『バイオハザード』をプレイする予定です。

 3月・4月に挑戦するソフトはまだナイショですけど、『Dの食卓』と『バイオハザード』を合わせたこの4本……ちょっと「謎解き要素」の強いゲームだと思うんですね。「○○に行って××をすると△△が手に入るので、◇◇まで戻って△△を使うと道が開ける」みたいな――――

 こういうソフトは「良かれと思って」攻略情報を書きこまれると台無しになりかねないので、生放送中のチャットや、動画やブログのコメント欄に対して、しっかりと「ネタバレのガイドライン」を作っておこうと思います。


【チャットやコメントのガイドライン】
・そのゲームをプレイしたことがない人&解法を知らない人が「こうしてみたらどうでしょう?」と提案してくるのは大歓迎です。どんどん書きこんでください。
・そのゲームを既にやりこんでいる人&解法を知っている人は「そこはこうすると先に進めますよ」といった“正解”は書きこまないでください。それで先に進めなかったり、ゲームオーバーになったりしても、それが「ありのままのプレイ」なのです。





 私が2年前にゲーム実況を始めた理由はいくつもあるのですが、その一つに「子どもの頃は友達の家に集まってみんなで遊んでいたからゲームが楽しかったけど、大人になってそういうことが出来なくなったからゲームがつまらなくなった」という意見に対する反抗心がありました。

 インターネットがある現代なら、世界中の人と一緒にゲームを遊ぶことが出来るじゃないか―――と。
 私の配信を観てくださっている人には、東北にお住まいの方も、九州にお住まいの方もいらっしゃいます。神奈川県の私の自宅に遊びに来るのが難しいような人も、生配信のゲーム実況なら「友達の家にみんなで集まって遊んでいるように」一緒にゲームを楽しめるんです。


 「友達の家にみんなで集まって遊んでいるように」が理想ですから、「さっきのとここうしたら?」とか「○○を××で使うんじゃないの?」みたいに提案をしてくださるのは大歓迎です。実際、『ゼルダ』だって『ロマサガ』だって『リンクの冒険』だって、自分一人だったらクリアできなかったと思いますし、「みんなの力でクリアした」と私は思っていますからね。必ずしも私一人の力でのクリアを目指しているワケではありません。

 ただ、「正解」を知りたいワケじゃないんですよ。
 みんなで「ここはこうしたら?」「あれを試してみたら?」とあーだこーだ考えながらプレイしたいのであって、そのゲームを以前にクリアして正解を知っているという人に「そこはこうするのが正解だよ」と教えてほしいワケじゃないんです。攻略本とか攻略サイトで調べたりとかしても、教えないでください。



 これをハッキリと明文化してこなかったことで今までゴタゴタもありましたから、しっかりとブログにもYoutubeにも書いておこうと思います。

 どうして私は「ゲームの攻略サイト」を読みたくないのか

 この記事も大事。
 “正解”を知っている人からすると「いつまでも“正解”に気づかないで進めないプレイ」を見せられることにイライラするかも知れませんが、それが「ゲームが下手な人のプレイをありのまま流す」ということなのです。だから、配信タイトルにも「ゲームが下手な人」という看板を戻しました。
 イライラするのに耐えられなかったら観るのをやめてくださって結構ですし、「ゲームが下手な人」が見ている世界というのはそういうものなのです。基本、“正解”に気づかないで何時間も進めなくなるし、1つの面で何十回とコンティニューさせられるし、やることなすこと裏目に出るし、俺達はいつもイライラしながらゲームをしているんだっ!


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 そうそう。
 コメント欄への返信でしか書いていないことなので、この機会に書いておこうと思うのですが……私がゲーム実況をする際、「説明書」を読まずにゲームを始めているのはわざとですからね。「実況始める前に読んでおけよ!」みたいに言われることもあるんですけど、狙いがあってそうしているのです。


 ゲーム実況は、「やまなしが遊んでいたこのゲーム、自分も遊んでみようかな」という宣伝になればイイなと思ってやっています。ゲームという作品を使わせていただいているのだから、“作品”への還元をしなければならないだろうと。

 だから、基本的には「そのゲームを遊んだことがない人に向けて」実況しているんです。
 「そのゲームを遊んだことがない人」は「説明書も読んだことがない」でしょう。私が先に説明書を読みこんでおいて、突然の大技を繰り出したらワケが分からなくなってしまうと思うんですね。なので、必ず「説明書を読まずにゲームを始める」ことにして、それで先に進めなかったら「配信の中で説明書を読む」ことにしています。バーチャルコンソールのゲームなら説明書を画面に映して一緒に読むようにしているし、そうでない紙の説明書でもなるべく声に出して読むことを心がけています。



 「既にそのゲームをやりこんでいる人」からすれば、説明書に書いてあることを読み上げる時間がもったいないと思われるかも知れませんが……「ゲームが下手な人のプレイ」ですからね。効率よく進むわけがないことをご了承ください。


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 んで、ついでに書いておこうと思ったことです。
 『俺屍』の配信が無事に終わったら、毎日配信ではなくなるので時間的な余裕もできますし……「生配信」だけでなく「動画」も作ってアップしていこうかなと思っています。


 「生配信」を全部観ようとすると何十時間という莫大な時間がかかってしまうので「どうせ全部は観られないんだから最初から見なくてイイや」という人が大多数だと思うんですね。ブログは読んでいるけど、配信は観ていないって人!怒らないから正直に手を挙げなさい!

 「友達の家にみんなで集まって遊んでいるように」を目指しているのだから、別に「生配信」は限られた人だけが観るのでもイイと思いますし、「生配信」をやめるワケではないんですけど……時間のない人でも観やすい「動画」も作って、「生配信は観る時間がないけど動画なら短い時間で観られるからこっちだけでも観よう」という需要に応えられるかなと。



 あと、個人的なビジョンとして、去年は「カラーイラスト」にスキルポイントを重点的に割り振っていたのを、今年は「動画作成」にスキルポイントを割り振っていきたいなと思ったというのもあります。動画を作れるようになっておけば、それこそ自作の漫画や小説のPVを自分で作ったりしてもイイワケですしね。

 そういうのをやるのは新PCを購入してからかなと思っていましたが、ちっともお金が貯まりそうにないので今のへっぽこPCででもできる範囲でやっていこうと思います。


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| ゲーム実況 | 17:50 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!(2年目)

 1年目に書いた企画の意図などはこちらをどうぞ。

 Amazonの「ほしい物リスト」を公開しようかと考えています
 Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと
 Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!


 Amazonには一つ一つの商品を「今はまだ買わないけど、忘れないようにリストに加えておこう」という機能があるのですが、このリストを公開リストに設定することで他の人に買ってもらうことが出来る上に、なんならリストに入っていない商品も贈れるため「貴方のおすすめの商品を贈ってください」みたいな使い方も出来るのです。

 これを使えばいわゆる「福袋開封配信」みたいなことが出来て面白いなと思ったのと、「リア充のためのイベント」「だから爆発しろ」みたいに言われがちなクリスマスとかバレンタインを妬むんじゃなくてもっと面白いイベントに出来ないかと考えたのと、ブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないかとこの企画を考えました(ここまで去年のコピペです!)


 ただ、1年前とはAmazonの仕様が変わってしまったみたいで、1年前は「リストに入っていない商品だけでも贈れた」のが現在は「リストに入っている商品とセットじゃないと贈れない」ようになっちゃったんですね。それだと私の意図する「みなさんのオススメするものを下さい」という企画とはちょっとズレてしまうので、来年もこの企画をやるかは保留にしようと思います。

 それでも、今回を最終回にしても問題がないくらい超豪華なプレゼントをいただき、大興奮の開封配信となりました!プレゼントをくださった皆様、本当にありがとうございました。これを励みに、ブログや配信や創作活動なんかを頑張っていこうと思います!

 今回も、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。



 ↓ テキスト版はこの後です。

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| ひび雑記 | 17:54 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待つのももう限界だ』第1話を各サイトで公開しました!

イラスト1-2

<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
Pixiv ※縦書き
taskey
カクヨム
星空文庫


 小説2作目、公開開始です!
 実際に主人公と同じようなシチュエーションになった際に、「そうだ、小説を書こう」と考えたのが小説を書き始めるきっかけだったりします。尿意に感謝!



 せっかく複数サイトに公開しているのだから、アクセス数その他を比較してみる企画―――1作品目の5週間のアクセス数をまとめてみたのですが、サイトによって「各話ごと」なのか「作品ごと」かのカウントがちがうんですね。それを同一に並べるのはフェアじゃないと思い、「各話ごと」のサイトはそれぞれ表記することにしました。

・パブー
 第1話:101、第2話:63、第3話:48、第4話:41
・エブリスタ
 閲覧数:30、スター数:4
・Pixiv
 第1話:71(いいね!2)、第2話:52(いいね!2)、第3話:40(いいね!1)、第4話:37
・taskey
 いいね!8、コメント:2
・カクヨム
 閲覧数:197、レビュー数:3
 第1話:いいね!2、第2話:いいね!1、第4話:いいね!2
・星空文庫
 セッション数:77、Facebookのいいね!3

 のっけている数字がちがうので何の比較になっているか微妙なんですが……単純な閲覧数はパブーが高いけれど、読んでくれた人とのコミュニケーションはカクヨムとかtaskeyが多いなど、サイトによってもらえる反応がそれぞれちがうのが面白いなと。2作品目は、「1話ごと」の閲覧数の変遷なんかを1週ずつ追っていけたらイイですね。

| 小説創作 | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【告知】2月14日(水曜日)20時頃~バレンタインプレゼントを開封する配信を行います!


配信ページはたぶんココ

 いよいよ来ました!
 1年ぶりの「バレンタインプレゼント開封配信」です!

 プレゼントをくださった方々、本当にありがとうございます。
 もし誰もくださっていなかった場合、「私にしか見えないプレゼントを延々と開封する配信」を3時間やり続けます。心が死んでしまう。

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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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『うちのクラスの女子がヤバい』全3巻紹介/クラスメイト一人一人が主役の群像劇!

【三つのオススメポイント】
・「超能力」とは呼べない、心底しょーもない「無用力」のおかしさ
・主役が毎回変わることで、多角的に見えてくる「うちのクラス」
・「うちのクラス」と一緒にすごした1年間の果てに……


【紙の本】
うちのクラスの女子がヤバい(1) (マガジンエッジKC) うちのクラスの女子がヤバい(2) (マガジンエッジKC) うちのクラスの女子がヤバい(3)<完> (マガジンエッジKC)

【キンドル本】
うちのクラスの女子がヤバい(1) (少年マガジンエッジコミックス) うちのクラスの女子がヤバい(2) (少年マガジンエッジコミックス) うちのクラスの女子がヤバい(3) (少年マガジンエッジコミックス)


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×
・恥をかく&嘲笑シーン:△(教室が舞台なので多少は…)
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:△(グロくはないけど昆虫が出てくる回はある)
・百合要素:×
・BL要素:○(BLというよりトランスジェンダーの話がある)
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×


◇ 「超能力」とは呼べない、心底しょーもない「無用力」のおかしさ
 この漫画は、2015年~2017年に月刊少年マガジンエッジで連載されていた学園漫画です。とある高校の1年1組を、毎回主人公を変えながら描くオムニバス作品なのですが……この1年1組が変わっているのが、


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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』2巻8話「ふたば+れもん」より引用>

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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』3巻12話「リュウとランタンの灯り」より引用>


 女子だけ、「無用力」という特殊能力を持つ人が集められているという。
 
 正式名称を「思春期性女子突発型多様可塑的無用念力」と呼ぶもので、言ってしまえば「超能力」なのだけど、「無害」「役に立たない」もので「感情が昂るなどといったコントロールしにくい発動条件」「思春期が終わると失われてしまう」というしょーーーーもない能力なのです。

 「面白いことがあると下半身が光る」、「熱視線を向けると室温が真夏くらいに上がる」、「混乱するとモスキート音を発する」、「悪だくみをするとお好み焼きのにおいを発する」……もしこの漫画が『ハンター×ハンター』だったら「こんな能力でどうやって戦えばええねん」と言いたくなるものばかりなのだけど、だからこそこの作品ではこうした能力が「無用力」と言われ、大して問題視もされずに「個性」として尊重されているのです。


 この「非日常」が溶け込んだ「日常」の描かれ方は、『亜人ちゃんは語りたい』とかに近いかも知れませんし。
 人それぞれちがう「能力」を持っていると描かれるのは『とある科学の超電磁砲』とかにも近いかも知れません。あちらも能力者が全国から学園都市に集められている設定ですし、「たいやきの温度が下がらない能力」なんかは「無用力」っぽいですし(笑)。


 読者からすれば「次はどんなヘンテコ能力が来るのだろう」と毎回楽しみに出来ますし。
 でも、当人にとっては「無用力」も一つの「思春期の悩み」ですから、1話完結の「青春の1ページ」の話として面白いのです。「無用力」という設定はファンタジーではあるんですけど、思春期特有の「自分には何か特別な力があるはずだ」という万能感と「自分の力は世界の広さの中ではちっぽけなものだ」という無力感をメタファーのように表現しているのかなと思うのです。

 私達には「無用力」なんてないけれど、誰もが「無用力」のような何かは持っていたよね――――と。




◇ 主役が毎回変わることで、多角的に見えてくる「うちのクラス」
 しかしながら、私がこの作品を大好きな最大の要因は、何といってもこの作品が「1年1組」を舞台にした群像劇になっているところです。毎回主人公が変わるオムニバス作品というのは、一つの場所を舞台にすると群像劇になるのです。「1年1組」という狭い空間の中なら、なおのこと。


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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』1巻1話「ギッちゃんの目論見」より引用>

 例えば、第1話の主人公として登場する「ギッちゃん」こと擬星くんは……


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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』1巻3話「点子ポエティック」より引用>

 第3話では、この回の主人公である点子ちゃんにギャルゲーを貸す「チョイ役」として登場するという。1話完結のオムニバス作品ですから1話単体でも楽しめるのですが、両方を読んでいると「確かに第1話の擬星くんの行動は非モテっぽいところがあったけどギャルゲーヲタクだったからなのか!」と合点がいくのです。


 前のエピソードで主人公だったキャラが、後のエピソードでは脇役として登場したり。
 前のエピソードで脇役だったキャラが、後のエピソードでは主人公として登場したり。

 1巻の頃はこういうクロスオーバーがあまりないのですが、2巻・3巻と進んでいくにつれてこういうクロスオーバーが出てきてどんどん面白くなっていくのです。私がこの作品の中でトップ3に入るくらいに好きなエピソードである2巻の「メカブ現像」という回は、これを見事に活かした話なので、是非そこまで読んでほしい!「群像劇の面白さってこういうことかー」と分かってもらえると思いますから!


 しかし、こういった「オムニバス」であり「群像劇」にもなる作品って、読者が「このキャラは以前に出てきたあのキャラか!」と分からないとなりません。要は、キャラの描き分けが出来ていないとなりたたないんですね。
 名前は出しませんけど、別の作品で「オムニバス」であり「群像劇」にもなっている作品があったのですが……その作品は、すっごく絵が美しくて女のコも可愛かった一方で、どのエピソードの主人公も似たような見た目で「このキャラは以前に出てきたあのキャラか!」となるどころか「このキャラって前にも出てきたっけ……?」と、本来なら超面白いクロスオーバーがイマイチ楽しめませんでした。


 そこを行くと、この『うちのクラスの女子がヤバい』という作品は……いわゆる萌え系の可愛らしい絵柄ではないのですが、キャラごとのデフォルメがきっちり効いていて見分けのつかないキャラはほぼいません(雨々と沐念さんは若干厳しいけど……)「無用力」も含めたキャラクターの個性付けも強烈なので、印象にも残ります。

 この絵柄、この設定が、「クラスメイト一人一人が主役の群像劇」を描くのにベストマッチなのです。



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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』3巻13話「犬釘ノート」より引用>

 全然関係ないけど、犬君のこの台詞すげー好き。



◇ 「うちのクラス」と一緒にすごした1年間の果てに……
 「1年間」と書きましたけど第1話から読んでいくと「季節が二巡しているような……」とは思うのですが、まぁそこは置いといて(笑)。いろんなキャラを主役にして一つのクラスを描くと、「主人公を好きになる」というよりかは「このクラス全体を好きになっていく」ものです。

 コイツとコイツは仲が悪い、コイツは女子とは会話できない、コイツは誰と話しても相手を困惑させてしまう、コイツはクラスの中で浮いている―――それが全部好きになってくるんですね。
 そういう清濁が混在しているのが「クラス」だと思うし、自分が学生の頃はそれがイヤだったのに、大人になると「そこが面白かったんだなー」とその良さが分かるようになって、自分もこのクラスの一員になって1年間を過ごしたような気持ちになれるのです。



yabai10.jpg
<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』3巻15話「悩める雨々」より引用>

 そして、その1年間の果てに……

 毎回主人公が入れ替わり、“神の視点”でクラスを見守ってきた読者にとって最終回は見事としか言えない回でした。1話完結のオムニバス作品ですけど、是非最初から最後まで通して読んでもらいたい!“神の視点”である読者しか気づかない「謎」がつながっていくところがたまらないのです。



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<画像は『うちのクラスの女子がヤバい』1巻5話「ミクニさんとおにぎり」より引用>

 読者しか存在を知らない謎の仮面の組織。
 コイツらの正体と企みとは……

| 漫画紹介 | 17:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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