やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

≫ EDIT

「においの表現」はどこまでOKか?

 なんか、毎週こんな話を書いている気もしますが……(笑)

 『VRカノジョ×VAQSO VRコラボ』夕陽 さくらの香りを感じる事が・・・新たな体験を提供

 『VRカノジョ』というのは、3DCGによるアダルトゲームで有名なイリュージョンがダウンロード販売しているWindows用“世界初のVR専用アダルトゲーム”です。ヘッドマウントディスプレイを装着することで、すぐその場にいるように見える“カノジョ”とえっちなことが出来る夢のようなゲームですね。対応しているヘッドマウントディスプレイはOculus Rift 、HTC Viveです。

 そして、「VAQSO VR」(公式サイト)というのは「ヘッドマウントディスプレイに装着することで、VRコンテンツと連動してにおいを発することが出来る装置」です。1月の記事で「一般発売は2017年冬予定」と書かれていたので、発売はまだ当分先みたいです。競合製品に比べて、「小型」でかつ「複数のカートリッジを入れることで状況に合わせて複数のにおいを出すことが出来る」のが特徴だそうです。


 この二つがコラボするということは……

 女のコのにおい!女のコのにおい!女のコのにおい!

 いよいよ私もVRデビューする時が来たか!
 いや、別に「えっちなゲーム」に興味があるとかそういうことではないんですよ。「複数のにおいを発することが出来る」という新たなデバイスに純粋に興味があるだけで、そうしたものに真剣に取り組んでいる開発者の方々に好感を覚えて応援したいと思ったからであって、これは言ってしまえばVR技術の未来のために我々が投資をしてチャレンジの出来る市場にしなければならないといった使命感をって話を先週も書いた気がする!



 ということで、色々調べてみたんですけど……
 どうも私の視力だと「ヘッドマウントディスプレイでのVR」はムリっぽいんですね。

 私は子どもの頃の事故で右目の視神経の一部がダメになっちゃってて、ニンテンドー3DSの裸眼立体視もできませんし、3Dメガネをかけた映画館も試したことがあるのですが右目の残りの視神経を酷使するせいか10秒で耐えきれないほどの頭痛に襲われて残り時間ずっと目をつぶっていたくらいです。

 「ヘッドマウントディスプレイでのVR」は、“立体視”と“首などの動きと連動してカメラが動く”ことによって臨場感を出しているので……独眼竜政宗のように右目を眼帯でふさいでヘッドマウントディスプレイを被るとか、後は(現在はそういう機能はないみたいなんですが)ヘッドマウントディスプレイ側に「両目ともに同じ映像を流す機能」が付くことを期待するとか考えたんですが。
 ネット上での意見を見たところ、「片目をつぶってVRしても全然迫力がなくて面白くなかったからやめておけ」というものが多かったので辞めることにしました。


 こればっかしはしゃあない。
 3D映画が流行った時もニンテンドー3DSが出てきた時もこの疎外感は味わいましたが、「自分以外の人が楽しむ娯楽」があってもイイと思うし、自分は「自分が楽しめる娯楽」を楽しむだけです。



 しかし、「ヘッドマウントディスプレイでのVR」は私には関係がなくても、こういう「臨場感を増すためのにおいの表現」は今後ますます活発化していくのかなと期待しています。




 ゲーム会社大手のUbisoftが作った「ニオイを発する装置」Nosulus Rift(公式サイト)は鼻に装着するだけで立体視は関係ありませんから自分にも使えそうです。

 [Nosulus Rift]おならの臭いの正体と嗅覚を再現するVRヘッドセットの仕組み

 使いたいかどうかは微妙ですけどね……(笑)。
 装置として、こういう方向性もあるという話で。



 映画の場合、4D技術という「シートが上下左右に駆動する」「水しぶきがかかる」「においが発生する」映画館がありますよね。においの発生による臨場感の増加は今後家庭用にも広がっていくことが期待できます。
 映画やゲームで花畑に着いたら「花のにおい」がするとか、海に着いたら「潮のかおり」がするとか。食事のシーンでは「料理のにおい」がするとか。銃撃戦のある作品では「硝煙のにおい」、ホラー作品ではどこかから「血のにおい」がしているようなしていないようなとか。女のコとすれちがった時には「女のコの髪のにおい」がするとか、セーラー服からは「女子校生のセーラー服のにおい」がするとか、女のコの部屋に入ったら「女の子の部屋の匂い」がするとか、上履きからは「女子校生の上履きの匂い」がするとか、えとせとらえとせとら……


 しかし、その反面―――人によっては嗅ぎたくないにおいというものがあって、4D映画の評判を検索してみたところ「不快なにおいは出なかったから安心ですよー」といった感想がいくつか出てきました。それこそ、おならのにおいとか靴下のにおいとかはせず、クッキーを食べているシーンでクッキーのにおいみたいな“いいにおい”しかしなかったというものでした。

 でも、それって臨場感に欠けると思いません?
 例えば、「排気ガスにまみれた都会から、大自然に囲まれた田舎に引っ越す」といったストーリーの映画とかゲームがあったとしましょう。臨場感を考えるなら都会のシーンでは「排気ガスのにおい」が、田舎のシーンでは「草花のにおい」がするべきなんですが、「排気ガスのにおい」は不快な人が多いので出しませんと言ったら演出としてはマイナスだと思うんですね。
 いや、もっと言うと「田舎のにおい」だって別にいいにおいだけしかしないワケがなくて、人によっては不快に思えるかも知れない「牧場のにおい」とかがしないとおかしい場面があるかも知れません。


 それこそ、女のコだって常時“いいにおい”しかしないワケじゃないじゃないですか!
 汗だってかくし、体調によっては口臭があるときだってあるだろうし、おならもするだろうし、靴下や上履きは“いいにおい”じゃない可能性が高いです。そういうものを「不快な人が多いので出しません」と言ったら臨場感が欠けると思いませんか!生身の女のコに思えなくないですか!私は嗅ぎたい!私は女のコのそういったにおいを嗅ぎたい!




 というのはまぁ、冗談なんですけど!
 数年以内にそれが実現できるか分かりませんが、例えば10年後とか20年後とかに「においのするゲーム」が普通になったとしたら……『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』みたいなゲームは“いいにおい”も“いやなにおい”もするべきだと思うんですね。風にのって右の方から誰かが肉を焼いている“いいにおい”がする、でも風呂に入っていないような“いやなにおい”も混じってるからコレはゴブリンだ!みたいな。

 しかし、そうするとゲームが終わった後も部屋がゴブリンくさいって事態になりかねないか……(笑)。


女子の髪のいい香りスプレー~~ウィッグ専用静電気防止スプレー~~女子の髪のいい香りスプレー~~ウィッグ専用静電気防止スプレー~~

I.B.WORKS 2013-09-18
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

女子校生のセーラー服の匂い女子校生のセーラー服の匂い

I.B.WORKS 2014-06-17
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

女の子の部屋の匂い女の子の部屋の匂い

I.B.WORKS 2017-02-23
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

女子校生の上履きの匂い女子校生の上履きの匂い

I.B.WORKS 2015-08-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「俺、きっともう上手くならない……」という事実に気づいても、そのゲームを続けることが出来るのか

 現在プレイ中の『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』は、始めた当初はリズムゲームが苦手だったんで「難易度EASY」で全曲フルコンボが取れるようになったら「難易度NORMAL」に上げて、「難易度NORMAL」で全曲フルコンボが取れるようになったら「難易度HARD」に上げて―――とプレイして、現在は「難易度HARD」で全曲フルコンボが取れたら「難易度EXPERT」に上げようと頑張っています。

garupa.jpg
<画像は『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』より引用>

 しかし、こういう遊び方だと「得意な曲はさっさとフルコンボを取ってしまってもうプレイしない」「何十回プレイしてもフルコンボが取れない苦手な曲ばかりが残ってしまう」んですね。画像ではピンクの★がフルコンボを取った曲で、黄色い★がフルコンボを取れていない曲です。
 「惜しくもフルコンボが取れない」みたいな次元じゃなくて、「自分には一生かかってもフルコンボが取れそうにない」曲ばかりを繰り返し繰り返しプレイすることになってしまって、何十回と挑戦しても当然フルコンボには遠く及ばない成績しか出ませんからプレイするたびに「俺はなんてゲームが下手なんだ……」「このゲーム、俺には向いていないんじゃないか……」と落ち込むようになってきました。



 今日の記事は「リズムゲームのコツを教えて!」みたいなことを言いたいワケじゃなくて、こういうことってどんなゲームにも言えることだし、そのゲームを辞めようと決断するときってこういう心理だよなーと思ったのです。
 例えば『スーパーマリオブラザーズ』で「1-1はサクッとクリアできる」「4-1は何十回プレイしてもクリアできない」という腕前の人がいたとします。そういう人は「サクッとクリアできる1-1」よりも、「何十回プレイしてもクリアできない4-1」の方を延々と延々と何十分もプレイすることになるので「成功体験」よりも「失敗体験」の方が強烈に残ると思うんですね。

 いや、ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』は毎日「1-1からプレイしなければならない」からまだマシで、最近のゲームは1面ごとにクリアすればセーブになるものが多いので、そういうゲームだと「得意な1-1は最初の1回しかプレイしない」「何十回プレイしてもクリアできない苦手な4-1だけを延々とプレイさせられる」という考え方もできます。




 ちょっと補足しますと、この話題は元々は『ファイアーエムブレムヒーローズ』の配信開始日に「リセマラ(=リセットマラソンのこと。ゲームを始めて最初に引けるガチャで強キャラが出るまでゲームを削除→ダウンロードを繰り返す行為)をしないと後で後悔しますよ」と言われたことから始まっていたと思います。
 実際、今でも『ファイアーエムブレムヒーローズ』を続けている人を見れば「初日にリセマラをしていた人」が圧倒的に多いと思うので、言われたことはある意味では正しかったと思うんですが。


 私はその話題からちょっと別のことを考えて……
 例えば、昨年の秋に『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』をプレイしていた頃、Twitterのタイムラインを見ると「初見で最高難易度でフルコンボ余裕だった」みたいなツイートとスクショで溢れていたんです。私は下から二番目の難易度でもヒーヒー言ってる状態でしたから、それを見て呆然としました。

 「自分は子どもの頃からゲームばっかやってて、ブログにもTwitterにもゲームの話題を書きまくってて、結構なゲーム好きだと自分のことを思っていたんだけど……普段ゲームの話なんかほとんどしないような人達が余裕で出来ることに遠く及ばないくらいに下手なんだ……」と。

colors.jpg
<画像は『三ツ星カラーズ』1巻8話「弱点さがし会ぎ」より引用>

[まとめ買い] 三ツ星カラーズ(電撃コミックスNEXT)[まとめ買い] 三ツ星カラーズ(電撃コミックスNEXT)
カツヲ


売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

◇ どうして人はゲームを遊ぶのか?
 「ゲームはどうしてこんなに楽しいのか」を考えると、私は一つに「成功体験」を与えてくれるからだと思います。「クリアした!」「すごい!」「おめでとう!」、1つの面だとか1つのダンジョンだとかをクリアするたびにそう言ってもらえることって現実ではなかなかありませんからね。まぁ、ゲームによっては面をクリアしても「オマエのプレイは酷すぎる!」と怒られるゲームもありますけど……

(関連記事:ゲームが俺のことを「オマエのプレイは下手くそだっ!」と評価するのなら


 そして、もう一つ……「ゲームはどうしてこんなに楽しいのか」の理由には、「成長体験」を与えてくれるからというものもあると思います。「出来ないことが出来るようになる」喜びというか。
 例えば『ドラゴンクエスト』のようなレベル制のゲームや、『ゼルダの伝説』のようにライフやアイテムが増えていくゲームは、弱い頃は敵が強くて近寄れなかった場所に強くなって堂々と乗り込める―――といったカンジに、「成長」に合わせて「行動範囲」が広がっていく喜びがあります。
 シミュレーションゲームとか、あとは意外なところでは『どうぶつの森』とかだと、資金力が「成長」の要素になっていて……例えば『シムシティ』とか『A列車』では、序盤はチマチマと道路を引いてバスを走らせることしか出来なかったのが、お金が増えていけば空港なんてものをドカッと作れるようになる―――といった喜びがあります。


 アクションゲームやシューティングゲーム、レースゲーム、冒頭で話題に出した『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』のようなリズムゲームの場合は、どこに「成長」要素があるかと言えばもちろん「プレイヤー自身の腕」にあります。昨日はクリア出来なかった面がクリア出来た、昨日よりもスコアが上がった、昨日は出来なかったフルコンボ達成した―――そういう「俺、上手くなってる」感があるから続けられるのです。

 昨日は1-2がクリア出来なかったけど、今日はクリア出来て1-3まで行けた。
 今日は1-3もクリアして、1-4まで行けた。
 今日は2-1まで、
 今日は2-2まで、
 2-3、
 2-4
 3-1……

 こうしてクリア出来る面が増えていけば「遊べる面も増えていく」ので、『ドラクエ』でレベルが上がったり『ゼルダ』で新しいアイテムを手に入れたりした時のように、自分の腕前が上がったことで行動範囲が広がっていく喜びが味わえるのです。


 しかし、逆に言えば……「俺、上手くなってる」感が味わえなくなったら、そのゲームを続けるのがつらくなってくるんですね。何十回、何百回とプレイしても4-1をクリアできなかったとしたら、「4-1まで行けただけでもすごいじゃん」と言われようとも「このゲーム、俺には向いていないんじゃないか……」と思ってしまうのです。

 Twitterにつぶやいた『Splatoon』の話――――
 みんなが平然と「S」や「S+」に行けているからってそこを目指さなくてもイイじゃないか、「B」なら「B」でそこで楽しめばイイじゃないかというつぶやきをしたのですが。案の定、「上を目指さずに“Bでもイイじゃないか”ということは、半分以上負けても構わないということで。そういう意識でやられると同じチームになった人に迷惑だから辞めて欲しい」と言ってくる人もいました。

 まー、だから私はもう『Splatoon』やっていないんですけど。
 言われたことは頷けなくもなくて……「他の人に迷惑だから」みたいな話は置いといても、「上を目指さなくなったら、成長していることを実感できなくなるので、そのゲームを続けるモチベーションが維持できなくなる」とも思うんですね。

 どんなに頑張っても4-1がクリア出来ない人に、「3-4まではクリア出来るんだから、1-1~3-4までを繰り返し遊べばイイじゃない」と言ったところで「クリアできる面を繰り返し遊ぶ」ことがモチベーションになるのか。「既に何度もフルコンボを取っている得意な曲」だけを繰り返しプレイすることが楽しいのか、「一生Bのままでイイや」と諦めてもまだガチマッチを続けられるのか――――

 「俺、きっともう上手くならない……」という事実に気づいても、そのゲームを続けることが出来るのか―――


 「ゲーム」の話だと伝わらないのだとしたら、「スポーツ」でも、「お絵描き」でも、「楽器演奏」でも、「ブログ更新」でもイイですよ。上達している時は楽しいです。先週までは出来なかったことが出来るようになった、こないだまでなら描けないような絵が描けるようになった、アクセス数がどんどん上がっていった―――そういう時はすっげえ楽しいですよ。

 でも、いつか壁が立ちふさがるじゃないですか。
 「初心者」を脱した時か、「中級者」を脱した時か、「あぁ……俺、こんなに頑張ってるのに全然上達していない……」と打ちのめされる時があるじゃないですか。それこそ「あんなに練習したのに……ちゃんと出来たはずなのに……」ですよ。練習しても練習しても、勝てるようにはならないし、上手くはならないし、アクセス数は下がり続けるし、それでも楽しんで続けられますか?



 絵が描けない人が絵の上手い人に「どうしたら絵が上手くなるんですか?」と訊いて、「毎日絵を描くことですよ」と答えたら、「そういうんじゃなくて、もっと効率よく上手くなる方法を聞いているんです」と言われた―――みたいな話を、Twitterではしょっちゅう目にするんですけど。
 あの話の真意って「苦労せずに上手くなる方法を教えてちょー」ってことではなくて、「俺、上手くなっている!」ことが実感できるコツみたいなのが知りたいんじゃないかと思うんですね。昔書いた記事の例えに沿うのなら、別に「レベル1で竜王を倒す方法を教えて」ってことじゃなくて、スライムより強いスライムべスを倒す方法として「武器屋で買った武器をちゃんと装備する」みたいな基本的なことが訊きたいんじゃないかと思うのです。

(関連記事:「どれだけ描いても絵が上手くならない!」という人へ


 逆に考えると、「絵を描き続けられる人」と「絵を描き続けられない人」の差はここだと思うんですね。
 「俺、上手くなってる」感があれば、絵を描くのが楽しいし、次はどんな絵を描こうかとワクワク出来るし、1年後の自分はどんな絵が描けるようになっているんだろうとレベル上げも苦になりません。
 でも、「俺、きっともうこれ以上は上手くならない……」という人には、絵なんて描いても描かなくても一緒に思えてしまうのです。レベルが99まで上がるのならコツコツとスライムを倒して「いつか俺もレベル99に」と思えるのだけど、「レアリティの低いモブキャラなアナタではレベルが最大でも5までしか上がりません」と言われたらそれ以上レベル上げをする気になんかならないですよね。




 ゲームに挫折するときも、こういう心理だと思うんですね。
 「俺、上手くなってる」と思えている間は続けられるけど、「俺、きっともうこれ以上は上手くならない……」と思ってしまった瞬間に心が折れてしまいます。「スポーツ」も「お絵描き」も「楽器演奏」も「ブログ更新」も、自分には向いていなかったからもう辞めようと思ったように、このゲームも自分には向いていなかったからもう辞めようと思ってしまうのです。


新 絵心教室新 絵心教室

任天堂 2012-09-13
売り上げランキング : 2464

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

じっくり絵心教室じっくり絵心教室

任天堂 2015-11-12
売り上げランキング : 761

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

◇ 余談
 そうそう、これはいつかどこかに書いておきたいと思ったことなんですけど……
 ニコニコ生放送でゲーム実況プレイをしている際に、「『ゼルダ』や『スペランカー』をクリア出来る人が“ゲームが下手”って自称してイイんですか?」と言われたことがありました。しかし、それは誤解です。私、『ゼルダの伝説』も『ロマンシング サ・ガ』も『サイレントデバッガーズ』も、それぞれ事情は違えど一人でプレイした時はクリアできずに諦めたゲームなんですもの。『スペランカー』はほぼ初見でしたけど。

 一人でプレイした時にはクリア出来なかったゲームを、生配信でみんなと一緒にクリアまで頑張ってプレイする―――そうすると既にクリアした人から「攻略のコツ」とか「隠しアイテムの場所」とかを教えてもらえるのも大きいのですが、「みんなが観ているから諦められなかった」のも大きいのです。
 『ゼルダ』も『スペランカー』も『ロマサガ』も『サイレントデバッガーズ』も、一人でプレイしたら途中で心が折れて辞めていたと思います。「クリア出来たから上手い」んじゃなくて、「クリア出来るまで何度も何度も何度も何度もやり直して何か月間も粘った」だけですよと。



 「スペランカークリアできるということはゲームが下手じゃないじゃないですか」という人は、この動画から早送り禁止で全部観てね!



 しかし、そう考えると『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』も「全曲フルコンボが取れるまで諦めない配信」を毎週やればいずれは取れるようになるということか……?

| ゲーム雑記 | 17:58 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2016年4月~2017年3月に観たアニメの中でお気に入りTOP5

 私は毎年3月末に、その年度(4月~3月)に観たアニメの中から「好きな作品」順に並べたTOP5を書き残してきました。
 しかし、今年は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『小林さんちのメイドラゴン』の最終話が4月にズレこみまして、『BanG Dream!』に至っては最終話が4月22日放送と「3月からちょっとはみだした」では済まないズレ込み方をしていて。今年は一体いつ書けばイイのかと悩んだのですが……

 「その年の春アニメ~冬アニメ」という1年間のTOP5という基準で考えて、その3作品もしっかりと最終話を観てからTOP5を選ぶことにしました。
 なので、「2016年4月~2017年3月に観たアニメ」というタイトルですが4月に最終話を迎えた『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『小林さんちのメイドラゴン』『BanG Dream!』の3作品も対象にした「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」を、もうすっかり4月も後半になってしまったこの時期に書こうと思います。



 「面白かった」順でも「素晴らしかった」順でもなく、「好きな作品」順だということと。あくまで“この1年間で自分が「最終回まで観たアニメ」”が対象なので、アニメ業界全般を総括するつもりではないというのはご容赦ください。

(関連記事:「好きな作品」と「面白い作品」と「素晴らしい作品」は別


 過去7年間のTOP5はこんなカンジ。
 「なんでこの作品がこの点数なの?」という今にして思えばの疑問もあるのですが、これはこれで自分のアニメ視聴歴が思い出せて懐かしいですね……

【2009年度】
1位:『とある科学の超電磁砲<レールガン>』 175点(ジェネオン/J.C.STAFF)
2位:『けいおん!』 160点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『かなめも』 75点(スターチャイルド/feel.)
4位:『青い花』 65点(メディアファクトリー/J.C.STAFF)
5位:『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 60点(アニプレックス/A-1 Pictures)


【2010年度】
1位:『魔法少女まどか☆マギカ』 145点(アニプレックス/シャフト)
2位:『けいおん!!』 90点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『四畳半神話大系』 85点(東宝/マッドハウス)
4位:『放浪息子』 70点(アニプレックス/AIC Classic)
5位:『屍鬼』 55点(アニプレックス/童夢)


【2011年度】
1位:『ちはやふる』 150点(バップ/マッドハウス)
2位:『花咲くいろは』 75点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
3位:『あの夏で待ってる』 70点(ジェネオン/J.C.STAFF)
4位:『シュタインズ・ゲート』 60点(メディアファクトリー/WHITE FOX)
5位:『テルマエ・ロマエ』 55点(東宝/DLE)


【2012年度】
1位:『TARI TARI』 95点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
2位:『たまこまーけっと』 92点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『琴浦さん』 80点(フライングドッグ/AIC Classic)
4位:『氷菓』 75点(角川書店/京都アニメーション)
5位:『まおゆう魔王勇者』 50点(ポニーキャニオン/アームス)


【2013年度】
1位:『銀の匙 Silver Spoon』155点(アニプレックス/A-1 Pictures)
2位:『境界の彼方』120点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ガンダムビルドファイターズ』85点(バンダイビジュアル/サンライズ)
4位:『未確認で進行形』80点(東宝/動画工房)
5位:『進撃の巨人』65点(ポニーキャニオン/WIT STUDIO)


【2014年度】
1位:『SHIROBAKO』195点(ワーナー・ブラザース/P.A.WORKS)
2位:『結城友奈は勇者である』130点(ポニーキャニオン/Studio 五組)
3位:『四月は君の嘘』125点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『アルドノア・ゼロ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures + TROYCA)
5位:『ハナヤマタ』73点(エイベックス・ピクチャーズ/マッドハウス)


【2015年度】
1位:『響け!ユーフォニアム』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
2位:『がっこうぐらし!』92点(NBCユニバーサル/Lerche)
3位:『アイドルマスター シンデレラガールズ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『灰と幻想のグリムガル』83点(東宝/A-1 Pictures)
5位:『のんのんびより りぴーと』74点(メディアファクトリー/SILVER LINK.)




 さて、今年。
 今年“最終話まで観た作品”を数えてみたところ、25作品となりました。この25作品の中からTOP5を決める―――という限定したランキングなのですね。ちなみに昨年の“最終話まで観た作品”は16作品だったのですが、なんでこんな増えたんだろう……


 なお、各作品評には多少のネタバレが含まれることを御了承下さい。





 5位『BanG Dream!』。75点
 正直なところ、1週間めっちゃ悩みました。

 自分はスマホアプリ版の配信が始まるアニメ8話まではそれほどハマっていなくて、スマホアプリ版を始めてキャラを好きになって、その後に始まったアニメ9話からのオーディション編にハマったので……あくまで「自分の好きな作品を並べるだけのTOP5」とは言え、この「好き」はアニメ単体に対する「好き」なのか?とちょっと思うんですね。

 作画に関しては「もうちょっと何とか……」と思ったところも多かったですし、最終話にあっちゃんの「答え」がしっかり描かれていたら文句なしにTOP5に選べていたと思うのでストーリーも絶賛しているワケではないのですが―――やっぱり自分は、12話ラストの有咲のセリフがすごい好きでした。

 物語に「成長の気持ちよさ」は必要か

 この作品、「成長の気持ちよさ」を懐疑的に描いていて……例えば『けいおん!』だって『ラブライブ!』だって、全くの素人から恐ろしい勢いで急成長する奇跡の話だったと思うんです。それがすごく気持ちいいから万人が楽しめる作品だったと思うのですが、『バンドリ』は作中期間が短い(4月~7月の話)ために人間ってそんなに急成長できないよねと描いていて。登場人物達はそれに苦しむんだけど、それに苦しめるようになったというのは変わったということだよねとも描いていて。

 「どこにでもいる女のコ達の、どこにでもあるような話」を等身大に描こうとしていて、大きなお金が動いているであろうスーパービッグプロジェクトでどうしてこんな地味な話をやろうとしたのかは分からんのですが、自分にとってこの作品は特別な作品だったなと2009年度の『かなめも』と同じ点数にしました。



 4位『クロムクロ』。81点
 大好きなP.A.WORKSの新境地として挑まれたロボットアニメで、序盤の「日常と地続きなところをロボットが駆け回る」のが最高に大好きでした。2話の、野を越え山を越え、ビル街の中での決戦は胸躍りましたわー。

 ストーリーが進んで「街中での決戦」みたいな展開はほとんどなくなって、基地周辺のだだっ広いところでの戦いばかりになってしまったのは少し残念でしたが……毎回街が壊されても困りますしね(笑)。
 敵サイドに魅力的なキャラがいないことで正直中盤はテンションがイマイチ上がらないところもあったのですけど、ラスト4話がそれを補って余りあるくらいに大好きで……ロボットアニメの最終回で軽視されがちな「ラスボスとの戦いの後の、キャラクター達のその後の人生」をしっかり向き合って描いた最終回が特に私は好きでした。

(関連記事:アニメ『クロムクロ』各話感想メモまとめ(1話~13話)
(関連記事:アニメ『クロムクロ』各話感想メモまとめ(14話~最終話)



3位『ふらいんぐうぃっち』。82点
 “日常を描くアニメ”という意味での日常アニメでは、一つの到達点と言ってイイくらいに「日常の動き」をアニメーションで表現することが神がかっていた作品でした。魔女だったり使い魔だったりが普通にいるファンタジー作品なのに、女子小学生の動きとか、ホットケーキ焼きマシンとか、一つ一つのギャグの間だとか、派手さのない部分がものすごく丁寧に描かれていました。あと、千夏ちゃんが可愛かったです。

 アニメを観終わった後に原作漫画も(アニメ化されたところまで)読んでみたところ、原作漫画も原作漫画で良いのだけど、アニメは上手く原作に付け足して補完しているんですね。千夏ちゃんがチトさんの散歩を追いかける回とか、オリジナル部分が原作部分と上手く溶け込んでいました。

 あと、やっぱり自分はこの作品が大事に描いていたものがすごく好きで、リンゴ農家の回での「脚立に登った瞬間の風景の美しさ」とか、ああいうものをしっかり描こうとしているところに感動しました。あと、千夏ちゃんが可愛かったです。キャラクターの嫌みのなさも魅力的だったし、原作ストックが溜まったなら2期をやって欲しいですねぇ。そのために原作は3巻までしか読んでいないので!




2位『響け!ユーフォニアム2』。153点
 昨年1位の『ユーフォ』の2期です。
 自分はアニメの2期って、1期が好きな作品ほどそんなにのめりこめないことが多くて、この作品も前半部分はあまりのめりこめなかったのですが……終盤は「1期に残した伏線」がこれでもかってほど活きてきて、毎週のように号泣しながら観ていました。あのセリフを、あのセリフを久美子が言えるようになったんだ!と、長い長い物語の果ての成長に感動したものでした。

 ストーリー、作画、演出、そして声優さん達の熱演と―――考えうる限り最高のクオリティで、京アニ作品の中でも一番好きな作品になったと当時の感想に書いていたくらいです。原作小説は既に買っていてまだ読んでいないんですけど、逆にちょっと読むのが怖いんですけどね(笑)。アニメ1期は随分と原作から変えていたので……

 ということで、点数は昨年1位の1期と同じ点数にしました。
 普通ならこの作品が「年間ベスト」になるくらい、従来通りのアニメの中では文句なしの最高の作品だったと思うんですけどね。今年はちょっとトンデモない化物がいましたんで……

(関連記事:アニメ『響け!ユーフォニアム2』各話感想メモまとめ(1話~最終話)







 1位『けものフレンズ』。190点
 ということで、この一年間で最もお気に入りだった作品はこちらです。

 もちろんね、映像のクオリティという点で見れば『ユーフォ』とか『ふらいんぐうぃっち』とか『クロムクロ』には遠く及ばなかったと思いますし、ところどころにチープさを感じなかったと言えばウソになるのですが。キャラクターの愛らしさ、牧歌的なようで寂しさの残る世界観、考察の余地を多分に残して先が気になるストーリーと、圧倒的な魅力の前では欠点すら魅力に変わってしまう作品だったと思います。

 また、この作品……最初はあまり注目されていなかったところ、「実は結構面白いぞ」と徐々に注目を集めていって、有料・無料合わせたネット配信でどんどん視聴者が増えていったのですが。そういう作品って期待値が上がり過ぎて、最後は尻すぼみしてしまう作品がほとんどだと思うんですね。
 しかし、『けものフレンズ』の真骨頂はそこからで、「思ったより面白いじゃん」と集まった人達の設定する“期待値のハードル”を軽々と越えていって、終盤も毎週毎週予期せぬことが起こったり予期せぬ情報が出てきたりして、ラスト2話が一番面白いという奇跡のような着地をしたと思います。

 「みんなが観たいもの」という期待に応えながら、「みんながこうだろうと思っているもの」の予想は裏切ってくる―――これがエンターテイメントだっ!という凄まじい1作でした。

(関連記事:何故に『けものフレンズ』のアニメはこうまで楽しいのか
(関連記事:『けものフレンズ』アニメのキャスティングの巧妙さに唸る




1位:『けものフレンズ』190点(KADOKAWA/ヤオヨロズ)
2位:『響け!ユーフォニアム2』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ふらいんぐうぃっち』82点(バップ/J.C.STAFF)
4位:『クロムクロ』81点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
5位:『BanG Dream!』75点(オーバーラップ/ISSEN × XEBEC)

 以上、「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」でしたー。

 京アニが集大成のような『ユーフォ2』で圧倒したり、P.A.が新境地を切り開く『クロムクロ』を見せてくれたり、大型メディアミックス展開の教科書のような『BanG Dream!』があったりした1年でしたが、突然変異のように現れた奇跡の1作『けものフレンズ』が最後は話題をかっさらっていきました。『てさぐれ』作ってた人達が、突如こんなもんを作ってくるなんて誰が予想したよ……


 そういう意味では、ひょっとしたらアニメの勢力図が激変する瞬間だったのかなーとも思いますね。「涼宮ハルヒ以前、涼宮ハルヒ以後」みたいなカンジに、「けもフレ以前、けもフレ以後」と後に観測される瞬間になるのかもとも。

| アニメ雑記 | 17:56 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【告知】4月22日(土曜日)20時ごろ~ニコ生で『リンクの冒険』の実況プレイを開始します!

【お知らせ】4月22日(土曜日)20時~22時ごろに、ニコニコ生放送で『リンクの冒険』の実況プレイを配信します

 1枠目ー。
 2枠目ー。
 3枠目ー

 前回、曜日書きなおすのを忘れてましたね……
 前回の動画はまだアップし終わっていませんが、午前中には必ず。

 多分、1枠目はまたレベル上げ配信になると思います(笑)。



【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・えい
・えー
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ドラゴン
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・爆発
・万歳


 ニコニコ生放送中にこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。


 ↓15日配信分のタイムシフト視聴用のリンクです
 1枠目
 因縁の2枠目
 3枠目ー

 ↓20日配信分のタイムシフト視聴用のリンクです
 1枠目
 2枠目
 3枠目

リンクの冒険 [WiiUで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]リンクの冒険 [WiiUで遊べるファミリーコンピュータソフト][オンラインコード]

任天堂 2014-10-30
売り上げランキング : 33192

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 この記事は「『リンクの冒険』の告知用の記事」です。
 生放送の告知や、ログ置き場など、この記事を使いまわしていくつもりです。

 ↓ログは格納してあります。

≫ 「続きを読む」

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

乳首の感触は18禁になるのだろうか

 久々のおっぱい話。



 今日の記事はゲームに興味のない人にも読んでもらいたいので、簡単に説明します。
 『閃乱カグラ』シリーズとは、ニンテンドー3DS、PlayStation Vita、PlayStation 4などで展開されている爆乳ハイパーバトルアクションゲームです。3DSでは裸眼立体視でおっぱいを立体的に眺めたり、PS4では水鉄砲で女のコの服を透けさせたり水着をはぎ取ったり、まぁ……うん、お色気要素が多めのアクションゲームですね。

 そして、今年の3月に発売されたNintendo Switchというゲーム機には、「HD振動」という機能があります。「ひげそり」のゲームだったら本当にひげを剃っているような感触がするし、「バイク」のゲームだったら本当にバイクに乗っているような感触がするといったカンジに、“本当に触っているような感触”を表現することができるのが特徴となっています。



 ということで、上の映像になるのです。
 『閃乱カグラ』シリーズのスピンオフ作品としてNintendo Switch用のゲームを開発しているとのことで、「配信」という言葉があったので恐らくはダウンロード用ソフトで、直接は明言されていませんがどうやらおっぱいを“本当に触っているような感触”の表現を目指しているみた買います!

 文章を最後まで書ききる前に宣言していましましたが、恐らく買います!
 いや、別におっぱいを触りたいから買うとかそういうことではなくて、HD振動という新たな表現に純粋に興味があるだけで、HD振動というものに真剣に取り組んでいる開発風景に好感を覚えて応援したいと思ったからであって、これは言ってしまえばゲーム業界の未来のために我々が投資をしてチャレンジの出来る市場にしなければならないといった使命感をうんぬんかんぬん。





 いや、でも……マジメな話をすると、私はヒンヌー派なんで「大きなおっぱいを“本当に触っているような感触”の表現」には本当にあんまり興味ないんですけどね。
 『閃乱カグラ』シリーズと言えば「巨乳好きが巨乳好きのために作った巨乳だらけのゲーム」ではあるのですが、ヒンヌーキャラもいなくはないし、『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』に有料DLCで『DOA』のマリー・ローズがコラボで出ているみたいな話で、有料DLCででもいろんなゲームのキャラが出てくれることを期待しています!


 しかし、こうなると気になるのは「乳首」です。
 現在の日本の表現では、女性のおっぱいを描く際に「乳首(+乳輪)」と「乳首以外」は区別されていて、「乳首」を描くかどうかで規制の厳しさが変わってきます。例えば、『閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASH』でも「おっぱいのふくらみ」はこれでもかってほど描かれていますが、恐らく「乳首」は謎のエフェクトで見えないようになっているはずです。

 ゲームはことさら厳しいですが……テレビ番組だったり動画配信だったり漫画だったりテレビアニメだったりでも、「乳首以外」は平気で映るのに「乳首」はなかなか映せないというハードルがあるでしょう。「漫画(少年誌)の中に乳首を描いてイイ“ちくび券”が編集部から送られてきた!」というネタがあるくらいですからね。




 しかし、それらはあくまで「ビジュアル」の話です。
 私は、このNintendo Switch用の『閃乱カグラ』が表現している「HD振動で実際におっぱいを触ったかのような感触」に「乳首の感触」がちゃんと付いているのかが気になるのです!

 だってほら、おっぱいには乳首が付いているものじゃないですか!
 『オレは貧乳が好きなんだ!』 の中にも書きましたが、おっぱいには乳首が付いているし、乳首が付いているものがおっぱいなんです!乳首の感触のしないおっぱいなんて、それこそ水風船でも触っていればイイじゃないですか!乳首を!乳首を触らせてくれーーーーー!



 Nintendo Switchの「HD振動」は、「ダイヤルを回した時のカチカチとした感触が“引っかかる場所”を探す」金庫破りのゲームを既に実現しています。これが出来るということは、「膨らんでいるおっぱいの感触」と「コリコリとした乳首の感触」の表現を使い分ける乳首当てゲームだって作れるはずです!技術的には!




 しかし、ビジュアル面で「乳首」を描こうとすると厳しい規制を受けてきたように、HD振動で「乳首の感触」を表現しようとしたら規制を受けてしまうのでは?とも思うんですね。

 「おっぱいのふくらみ」だけならCERO:Dで「17歳以上対象」だけど。
 「乳首のコリコリ」まで表現しようとするとCERO:Zで「18歳未満禁止」―――みたいになるのだとしたら、メーカーもわざわざ「乳首」を表現しようとしなくなるかも知れませんし。


 そもそも「発売すら許してもらえない」という可能性もありますもんね。
 CEROの倫理規定を読んでみると、2017年4月19日現在「禁止されている性表現」はこのように書かれていました。

<以下、引用>
「禁止表現」

<性表現>
1.性器及び局部(恥毛を含む)表現
2.性行為または性行為に関連する抱擁・愛撫等の表現
3.性的欲求を促進、または性的刺激を与えることを目的としている放尿、排泄等の表現

</ここまで>

 おっぱいは「性器」ではありませんが、「局部」とは一体どこのことなんでしょう?
 まぁ、でもここで重要なのは「2.」の「性行為に関連する愛撫等の表現」に「HD振動で乳首のコリコリを表現する」ことが該当するかどうかですね。というか、これだと「乳首」関係なく「おっぱいのふくらみの感触」を表現することもヤバイような気もしますね(笑)。



 ヤバイ!そもそもがこのゲーム、「本当に発売できるのか?」と不安になってきました!あんまり乳首乳首と騒がない方がイイのではなかろうか!「このゲームはあくまで水風船の感触を楽しむゲームです」と言い張るべきではなかろうか!それだとそれこそ水風船を買ってくればイイんじゃなかろうか!

Bunch O Balloons バンチ オー バルーン 3束パックBunch O Balloons バンチ オー バルーン 3束パック

タカラトミーアーツ 2016-03-31
売り上げランキング : 2308

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

オレは貧乳が好きなんだ!オレは貧乳が好きなんだ!
やまなしレイ

やまなしレイ 2016-09-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ヒンヌー | 17:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「ゲームソフトを買う」のも「ガチャを回す」のも、同じように一か八かなんだ

 ちょっと語りたくなったコメントをいただいたので、今日はコメントの引用から。

 「ゲームを遊んでいるのがバレたら恥ずかしい」からスマホのゲームは流行っている

<以下、引用>
>「ゲーム機はソフトを買わなくちゃならない!スマホのゲームは無料のゲームがたくさんある!」 と言われても、基本無料ゲーは何千円もガチャで一瞬で溶けたりして、むしろ買いきりのゲームソフトの方がリーズナブルなことも多いですし。

 これに関しては「支払いの発生するタイミング」が違うのかなと思います。
 基本的にゲーム機のゲームもスマホのゲームも「面白そう」と思ったからやる訳ですが、ゲーム機はソフトを買わないと出来ないので「実際にゲームをやる前に支払いが発生」します。 対してスマホは基本無料で、ガチャ等で適時課金することが多く「実際にゲームをやった後に支払いが発生」します。

 つまり、ゲーム機はそのゲームが面白いか判断する前にお金が必要で、もし好みに合わなかった場合に「無駄な買い物」になるリスクがあります。
 対してスマホはとりあえず試しにやってみて、好みに合わなかったらやめればいいし、好みに合うのなら後から課金することもできて「無駄な買い物」になるリスクが少ないです。
 
</ここまで>
※ 改行・強調など一部引用者が手を加えました

 紫で引用した部分が「私が記事に書いたこと」で、 赤で引用した部分が「いただいたコメント」です。 こうした意見自体は昔から言われているものですし、ひょっとしたら私も以前どこかで同じようなことを書いたことがあるかも知れませんが……文章だけだとちょっと分かりづらいんですよね。

 なので図にしてみました。

kakin1.jpg


 もちろん実際には「ゲーム機用のゲームにも基本無料のゲームはある」し、「スマホ用のゲームにも買いきりのゲームはある」のですが……2017年現在のそれぞれの市場の中心にあるものを考えて、分かりやすくするために「ゲーム機用のゲームは買いきり」「スマホ用のゲームは基本無料」と分類しています。


 図を見てもらえば分かるように、ゲーム機の場合はお金を払うタイミングが「わーい!たのしー!」の前なので、そのゲームがつまらなかった場合は「お金をムダにした…」と思ってしまうんですね。
 一方のスマホは、「わーい!たのしー!」と思った後にお金を払うかどうかを決められるので、つまらないゲームにお金を払って損した気分になることはないのです。


 なるほど、これならゲーム機が廃れてスマホが栄えるのも当然ですね。
 「面白いかどうかも分からないものに“一か八か”お金を払いたくない!」「無駄な買い物をしたくない!」って人は、事前にお金を払わなくてはならないゲーム機のゲームになんてお金を払いたくないでしょう。


 ホントに?

  この理屈……確かに一見すると「分かりやすくゲーム機が廃れてスマホが栄えている原因を説明できている」ように見えるのですが、決定的な穴があるのです。


 現在の基本無料のゲームを支えているのは(日本では)間違いなく“ガチャ”で、“ガチャ”を回すために課金する人がいるから多くのゲームは成り立っています。「無課金の人もいるのでは?」と思う人もいるかもですが、無課金の人がどんなにいてもオンラインゲームは運営できませんから、スマホのゲームは“ガチャのために課金してくれる人”をどれだけ自分のところに持ってこられるかが勝負だと言えます。

 しかし、この“課金してガチャを回す”行為こそが、究極の「欲しいものが出るかどうかも分からないものに“一か八か”お金を払う」し、「無駄な買い物になる可能性も高い」ものじゃないですか。

 ゲーム機用のゲームには「面白いかどうかも分からないものに“一か八か”お金を払いたくない!」「無駄な買い物をしたくない!」という人が、スマホの“ガチャ”には課金して「またSSRが出なかった!」「また同じキャラしか出なかった!」「○○ちゃんが出るのは期間限定なのに幾ら課金しても出ない!」と悲鳴をあげるのか?と思うんですね。


 さっきの図には続きがあるのです。

kakin2-2.jpg


 ゲーム機用のゲームを「面白いかどうか分からないけど一か八か買う」のも、スマホ用のゲームでガチャを「欲しいキャラが出るか分からないけど一か八か課金」して回すのも、一か八かなのは変わらないし、そのゲームがつまらなかったor欲しいキャラが出なかった時の「お金をムダにした……」感は一緒だと思います。

 だから私は、「お金をムダにしなくてイイからスマホのゲームは栄えている」とは思わないんですね。どっちかというと……かつてはゲーム機用のゲームを「面白いかどうか分からないけど一か八か買」っていた人達が、スマホ用のゲームでガチャを「欲しいキャラが出るか分からないけど一か八か課金する」ようになったんじゃないかと思うのです。
 つまり、その二つの層は実は同じ人達で、「ゲームにたくさんお金をかけられる人」の多くがゲーム機からスマホに移ったからスマホのゲームが栄えているんじゃないかと思います。んで、そうした重課金層がいるおかげでゲームが運営できて、無課金層もゲームを遊べるという。






 しかし、この話……「逆もまた真なり」だとも思うんですね。
 元々「ゲームソフトを買う」という行為には、ガチャを回すような“一か八か”という側面があったんだと思います。

 携帯電話用のソーシャルゲームが出てきて、それがスマホになって、そうしたゲームに“ガチャ”が付きものだったことで、ゲーム機用のゲームを好きな人達はそれらを猛烈に批判していました。「あんなのはゲームではなくてギャンブルだ」「射幸心を煽るだけの金儲け装置だ」「金をドブに捨てて生活を破たんさせる人がいるのをどう責任取るんだ」的な。

 でも、それって「ゲーム機用のゲームを買う」ことにも言えることじゃないですか。
 実際に遊んでみるまで面白いかどうか分からないものに、携帯ゲーム機用のソフトなら4000~5000円くらい、据置ゲーム機用のソフトなら6000~8000円くらいを事前に払わされるのなんてギャンブル以外の何でもないでしょう。私はいつもゲームを買うとき「面白いゲームであってくれ……!」と神に祈りながら買っていますよ。
 それで全然面白くないゲームだったとしても、それを中古に売ろうとしたら「中古ゲーム反対派」の人達から「オマエのようなヤツがいるからゲーム会社の経営が苦しくなっているのに、一ゲームファンみたいな顔してブログなんかやってやがって!ゲーム業界が衰退したのはオマエのせいだ!」とか言われるし。何千円もドブに捨てたまま面白くないゲームを抱えて泣き寝入りするしかありません。

 そのくせ、ゲーム会社の方は「発売日に買ってくれないと次につながりません」「出来ればゲーム屋さんで予約してください」「数量限定で特典をたくさん付けた豪華版を出すのでそっちを買ってください」「もう予約を取り消せないタイミングなので情報解禁しますが、有料DLCもたくさんあるのでそっちも買ってください」「シリーズ存続のためにお願いします」とか煽ってくるし!
 それで全然面白くないゲームだったときの「お金をドブに捨てた」感!これも「射幸心を煽るだけの金儲け装置」じゃないんですか!?

 「発売日に買うのをやめて、評判を聞いてから買えばクソゲーをつかまされることもないでしょ?」と思う人もいるかもですが、ゲームに限らず娯楽作品なんて「どんなに世間で絶賛されていても自分には合わないもの」がありますし、ゲームは更に「プレイヤーの力量」とか「そのジャンルの経験値」とかによって楽しめるかどうかが変わるものです。
 「評判聞いてから買えばクソゲーつかまされることもない」というのは、「競馬新聞を読んでいれば必ず儲かる」みたいな絵に描いた餅だと思います。

(関連記事:好きなゲームを「好き」と紹介することに意味があるのか





 人間は歴史を「分かりやすく解釈しようとする」ため、「スマホが普及したからゲーム機用のゲームが廃れた」みたいな分かりやすい物語にしてしまいがちなんですが、実際には「ゲーム機用のゲームが廃れたタイミング」と「スマホが普及したタイミング」はちがっていて、スマホが生まれるよりももっともっと前からゲーム機用のゲームは売れなくなっていたと思うんですね。

 PS2の時代には「シリーズものしか売れない」みたいな風潮がありましたし、DSやWiiの時代には「任天堂のソフトしか売れない」みたいな批判がありました。「こんなに面白いゲームがどうして売れないんだ!これだからライトゲーマーは!」と何故だか“買わない人”を悪者呼ばわりする人もネット上にはたくさんいましたしね。

 でも、「面白いかどうか分からないものに“一か八か”お金を払いたくない」「“一か八か”お金を払ったら全然面白くなくてお金をドブに捨てた気分になった」という人は、なるべく「面白い確率の高いもの」を選ぶようになっていくのが当然の話で。その結果、「前に遊んで面白かったシリーズの最新作」とか「前に遊んで面白かった会社の最新作」とかを選ぶようになっていくだけの話だと思うんです。
 “ガチャ”で言えば「10連ガチャなら、最低でもSRが一人出ます」というのなら10連を回そうとするし、「期間限定で○○ちゃんの出現率アップです」と言われたらその期間に課金しようとしますし。

 “一か八か”になると、人はシビアに「確率の高いもの」を選ぶんですよ。


 現在のスマホゲームが「重課金者が無課金勢を支えている」のと同様に、かつてはゲーム機用のゲームにも「面白いかどうか分からなくても“一か八か”買う人」がたくさんいて、そういう層が市場全体を支えていたから多種多様なゲームが出ていたのかも知れませんが……
 今にして思えば、中古ゲームを“悪”とせず「面白くなかったゲームは中古に売ればイイ」みたいにしていった方が、「面白いかどうか分からなくても“一か八か”買う人」を残せたんじゃないかと思いますが……もう遅い話ですね。



 ただ、ここで価値観が逆転するようなことを書きますと……
 実を言うと、“一か八か”って楽しいんですよ。

 例えば、ゲームソフトが詰め合わされた福袋を開封するようすを生配信するのって、観る方も楽しいですが、実際にお金を払って買って開封する方も楽しいんですよ。目当てのものが入っているか、それともクソゲーばっかりか、究極の“一か八か”はすごく興奮するし病みつきになってしまうのです。
 面白いかどうか分からない新作ゲームを“一か八か”買ってみるのも、欲しいキャラが出るか分からないガチャに“一か八か”課金するのも、それ自体が楽しいのです。ギャンブルみたいなものだし、射幸心を煽られているし、あまりに度が過ぎると生活が破綻しかねませんが、その危うさにこそ興奮するのです。


 ただ、福袋も1500円の福袋なら気軽に買えるけど5000円の福袋は“一か八か”でも買いづらいみたいな話で、“一か八か”に賭けられる金額もシビアに判断されるのかなぁと思います。
 自分は新作ゲームを買うにしても、6000~8000円もするパッケージソフトではもう“一か八か”を冒険する気が起きなくて、安いのは数百円~高くでも2000円前後くらいのダウンロードソフトの方で“一か八か”の冒険をするようになりましたし。“ガチャ”も『デレステ』の「1日1回だけ120円でガチャが回せる」みたいな少額課金のシステムがありますし。

 今後は少額の“一か八か”が人気になっていくんじゃないかと予想しています。


バンダイ公式 ガシャポンマシンバンダイ公式 ガシャポンマシン

バンダイ 2016-08-12
売り上げランキング : 266

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ゲーム雑記 | 17:56 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『サクラクエスト』のヒロインは何故ピンク髪なのか?

 今季のアニメ、ちょっと大豊作すぎてマジヤバくないですか……
 どれもこれも面白くて、「ひょっとして9月くらいに地球が滅亡することが決まっているので、面白いアニメは全部春アニメで放送している」んじゃないかと不安になるほどです。それだと2クールのアニメは最終話まで観られないじゃないですか!滅ぶのは10月にしてください!


 さて、今日はそんな春アニメの中から『サクラクエスト』公式サイト)の話です。
 P.A.WORKSの最新作で、『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続くお仕事シリーズ第3弾とのことで放送開始前から大いに期待していたし、実際にムチャクチャ面白いんですが、今日はネタバレしたくないので内容についてはほとんど書きません。Amazonのプライム会員の方は全話見放題ですよ!今からでも余裕で追いつけます!




 今日書きたいのは「主人公の木春由乃ちゃんのキャラクターデザイン」についてです。
 このコが短大卒業前の就職活動にて32社に落ちるところから物語が始まるのですが、それについてネット上では(ネタ的に)「そりゃピンク髪の学生が来たら落とすわ」と盛り上がっていました。

 もちろん、ここで盛り上がっていた人の大半は「アニメでピンク髪なんてフツーのこと」と分かった上で上手いことネタにしていたんだと思いますし、こういうネタは『サクラクエスト』に限らず昔っからアニメ・ゲームへの野暮なツッコミとしてたびたび言われてきました。「生徒会長がピンク髪のファンキーな学校だ」とか「優等生なのに髪が赤い」とか。

 私も、だから、その頃は「定番のネタ」くらいに思って深くは考えていませんでした。
 P.A.WORKS代表の堀川さんのこのツイートを読むまでは……


 堀川さんの娘さん、鋭い……
 作中に出てくる幼少期の由乃ちゃんはピンク髪なんです。「ピンクに染めている」のなら確かに就活にふさわしくないと言えるかも知れませんが、幼少期から髪を染めていることは考えにくいので、このピンク髪は由乃ちゃんの地毛だと推測されます。生まれ持っての髪の色を理由に採用しなかったというのなら、それは差別ですよ!

 まぁ……そういや、私の大学時代の友達に「地毛が茶色っぽいから、就活に合わせて髪を黒く染めているコ」がいたなあなんて思い出したので、日本人たるもの差別を受け入れて生きなければならないのかも知れませんが。いや、そもそも「染めた髪色」で区別するのも差別か……?



 まぁ、それはさておき。
 由乃ちゃんのピンク髪って不思議ですよね。

 公式サイトのキャラクター一覧を見てもらえば分かるように、この作品のキャラって「黒髪」と「茶髪」をベースにちょっとずつズラした色にとどめられているのです。じーさんが「白髪」だとか、謎の外国人が「金髪」ではあるのですが、由乃ちゃんを除けば全体的に現実にありえそうな髪色をベースにしていると思います。

sakuraquest.jpg
<画像はテレビアニメ『サクラクエスト』第1話より引用>

 例えばここからのシーン、他の通行人はみんな「黒髪」や「茶髪」や「白髪」なのに由乃ちゃんだけが「ピンク髪」なんですね。だから、確かにこれは「なんで君だけピンク髪なの?」とネタにしたくなるのも分かります。


 いや、もちろん世界で一人だけ「地毛がピンク髪な女のコ」がいたとして、そのコを差別してイイかと言ったらそんなことはないのですが……由乃ちゃんはとにかく自分が「普通」なことがコンプレックスで、「普通」じゃない人間になりたいと思っているコなんです。つまり、「一人だけピンク髪」という特別なキャラクターデザインでありながら、「誰よりも普通」という没個性なキャラクター設定を持たされているというのは、デザインと設定がミスマッチじゃないのかと思うのです。


 まぁ、漫画やアニメの主人公が「私は普通な女のコ」と言い出したときって、全然普通じゃないことの方が多いですけどね。『ハナヤマタ』の関谷なるも「何もかもが普通」というコンプレックスを持っていましたが、家が道場で特技が居合って「どこが普通やねん!」ってカンジでしたしね。



 ちょっと話を『サクラクエスト』から広げましょう。
 先ほど『サクラクエスト』のキャラクターデザインについて「由乃ちゃんを除けば全体的に現実にありえそうな髪色をベースにしている」と書きましたが、最近のアニメは「現実にありえそうな髪色をベースにしている」作品が多いと思います。特にファンタジー要素の薄い作品はそういう傾向がありますね。「黒髪」、「茶髪」、あと何故か日本人でも「金髪」の3種類がベースで、老人キャラは「白髪」。

 同じP.A.WORKS作品で言えば、『花咲くいろは』のキャラはそうでした。ピンク髪とか紫髪のキャラはいませんでした。

 『TARI TARI』もそうか。「黒髪」「金髪」「茶髪」がベースですね。

 『SHIROBAKO』も「ムサニ、金髪率高くね?」とは思うものの、「黒髪」「金髪」「茶髪」がほとんどですね。例外のキャラも、小笠原さんはあの髪の毛は染めていると明らかになりますし、平岡も回想シーンはもっと茶髪っぽかったので恐らく染めているのだと思います。
 ずかちゃんは茶髪というよりは「赤髪」で、高校時代からあの髪でものすごくマジメな生徒だったのだから地毛だと思うんですが、ずかちゃんは声優さんという特別な存在なので登場人物の中で唯一の「現実ではありえない赤髪」にしてあるのかなーと思いました。

 ただまぁ、「黒髪」を青色で表現するみたいな話で、「茶髪」を赤色で表現しているだけの可能性もありますけどね……『赤毛のアン』みたいに、茶髪や金髪に赤みがかかったものを「赤毛」と呼ぶこともあるので、それをディフォルメした色という気もしなくもない。

 『クロムクロ』は「オレンジ髪」っぽいものもありますが全体を見れば地球人サイドは現実にありえそうな髪色、宇宙から侵略してくるエフィドルグサイドは「緑髪」や「ピンク髪」のキャラと……キャラクターデザインがキャラクター設定を表現していました。



 P.A.WORKS作品以外の「非ファンタジー」な作品を見てみると……
 『けいおん!』は「茶髪」と「黒髪」がほとんどで、ムギちゃんだけが「金髪」。漫画原作の作品だと「トーン髪」「ベタ塗り髪」「何も塗らない貼らない髪」の3種類で分けることが多いので、(何故日本人なのに金髪なのかは置いといて)あまりカラフルな色にはならないのかもですね。

 『アイドルマスター』は元々は「現実にありえない髪色は避けてデザインされた」と言われていますね。美希は染めているという設定だったはずで、貴音さんは異次元な存在なのでOK!
 「SHIROBAKOでずかちゃんだけが赤髪」なのと同じような理由で、「貴音さんも特別な存在なので銀髪」なんだと思いますが……『アイマス』シリーズも派生作品が増えた今、現実にありえない髪色のキャラも増えたって話ですよね。

 『ラブライブ!』『ラブライブ!サンシャイン!!』はもうちょっとカラフル。花陽ちゃんの初期設定「クラスでも目立たない地味なコ」って、あの髪色で……?とツッコんではいけません。ことりちゃんや曜ちゃんなど、銀髪のキャラも普通にいます。ただ、それでもピンク髪はいませんね。

 そういや、『バンドリ』アニメ版は「黒髪」「茶髪」「金髪」がベースで統一されているんですが、アプリ版だと銀髪・ピンク髪・緑髪・紫髪とカラフルなキャラもたくさん出てくるんですね。
 「アニメ版はどこにでもいそうな女のコの、どこにでもありそうな等身大なお話」にするためにそうしているんじゃないかと思うのですが、そう考えると有咲の「金髪」だけ納得がいきません!質屋の孫で、趣味が盆栽で、なるべく目立たずに生きようと猫被っている優等生って設定なのに、一人だけ「金髪」って!これも『サクラクエスト』の由乃ちゃんと同じで、デザインと設定のミスマッチじゃないのかなぁ。



 今度はちょっと視点を変えまして、『サクラクエスト』のキャラクター原案BUNBUNさんの過去作品で考えます。BUNBUNさんがキャラクター原案を担当されたアニメ作品は、『結城友奈は勇者である』と『終末のイゼッタ』に続いて『サクラクエスト』が3作目です。

 『結城友奈は勇者である』は、友奈がちょっと赤髪っぽい茶髪だとは思うのですが、「茶髪」「黒髪」「金髪」という先ほどまで書いてきた「現実にありえそうな髪色をベースにしている」作品と言えます。
 しかし、(流石にここはもうネタバレを気にしなくてイイと思うので書きますが)『結城友奈は勇者である』のキャラクター達は“敵”と戦うために勇者として変身することがあって……他のキャラはおおよそ元の髪色とほぼ同じ髪色なんですけど、友奈だけは変身後にピンク髪に変わるのです!そう、ピンク髪なんです!

みんなのくじ 結城友奈は勇者である A賞 結城友奈フィギュア



 つまり、『サクラクエスト』の木春由乃ちゃんも勇者なんです!
 思えば、第1話で幼少期の記憶を失っているように取れなくもない描写がありました。あれはきっとかつて勇者として戦った際の散華の影響ですね。間違いないです。「国王」になんてなっている場合ではない!オマエは「勇者」なんだ!!




 という結論(?)が出たところで話を変えますが、
 私が今季推しているもう一つのオリジナルアニメ『月がきれい』にもピンク髪のキャラがいて―――こちらの作品は「リアルな中学生の男女」を描く作品なため、ほとんどのキャラが「黒髪」、ちょっとやんちゃなイケてるグループでも「茶髪」で。そのため画面としては地味で、流石に主人公とヒロインは出番が多いから分かるけど、その他のキャラは自分はあんまり識別できていません。ヒロインの友達の陸上部女子2人とか、クラスのイケてるグループの女子とか、見分けがつかん!

 ですが、主人公……ではなく、主人公の親友の山科ろまんくんだけが「ピンク髪」なんです。だからすっごい目立ちます。他が「黒髪」ばかり、たまに「茶髪」という中、一人だけ「ピンク髪」ですからね。
 『サクラクエスト』は主人公が「ピンク髪」でしたが、こちらは主人公の親友が「ピンク髪」なのが面白くて……『月がきれい』の主人公の男の子は平々凡々でクラスでも地味で目立たないタイプのコなのに対して、親友の山科ろまんくんは主人公とつるむ「イケてないグループ」なようで一部の女子からは人気という“スクールカーストを超越した特別な存在”なんですね。つまり、キャラクターデザインが設定とちゃんと合っているのです。でも、そこまで出番の多くない親友がそんなに目立つ髪色でも……という気もしなくもない(笑)


 『月がきれい』もすごく好きな作品なんで、こちらもプッシュしたい。
 フライングドッグスのYouTube公式チャンネルで最新話を1週間限定無料配信していて、火曜正午までは第1話が観られるので是非!こちらもまだギリギリ追えますよ!



イマココ/月がきれい (アニメ盤)イマココ/月がきれい (アニメ盤)
東山奈央

フライングドッグ 2017-05-24
売り上げランキング : 1058

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「Morning Glory」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』オープニングテーマ)「Morning Glory」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』オープニングテーマ)
(K)NoW_NAME

東宝 2017-06-07
売り上げランキング : 913

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「Freesia」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』エンディングテーマ)「Freesia」【豪華盤】(TVアニメ『サクラクエスト』エンディングテーマ)
(K)NoW_NAME

東宝 2017-06-07
売り上げランキング : 696

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サクラクエスト (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)サクラクエスト (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
原作:Alexandre S. D. Celibidache 漫画:古日向いろは

芳文社 2017-05-12
売り上げランキング : 17423

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| アニメ雑記 | 17:53 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT