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【告知】5月25日(月曜日)20時頃~Discordの画面共有テスト兼『あつまれ どうぶつの森』実況やります!

【お知らせ】5月25日(月曜日)20時頃~YouTube Liveで、Discordの画面共有テスト兼『あつまれ どうぶつの森』で視聴者の中から「ウチの島に遊びに来てもイイよ」という人を募集して、そこにみんなで押しかける実況をします!


配信ページはこちら


 前半はDiscordの画面共有テストをやります。
 元々は6月に出る『アソビ大全』の実況に向けて、「私の手札だけ見せるのではなく、対戦相手のフレンドの手札も見せられたら面白いんじゃないか」というところから始まりました。それだと『アソビ大全』買ったけどキャプチャーボードないから参加できないって人が出かねないので、それをやるかは保留中なんですが……

 技術的に(回線速度やマシンスペックで)、フレンドの画面も配信に載せられるのかを調べてみたくなったのでやってみます!キャプチャーボード等を持っていてゲーム画面をPCに映せる&Discordでボイスチャットをやっている人は、協力して下さるとありがたいです。

 ちなみに、自分の環境で試してみたところ「アマレコtv」の画面はDiscordには載せられませんでしたが、「アマレコtvの画面を載せているOBS」の画面は載せられました。テスト配信に協力してくださる人は参考にしてください。


 後半は、先月やっていたような『あつまれ どうぶつの森』実況です。
 視聴者の中から「ウチの島に遊びに来てもイイよ」という人を募集して、そこにみんなで押しかけます。もし誰もいなかったら、またウチに来てもらってもイイですが……ウチはもう壁もなくなって、何の変哲もない普通の島になっちゃったので見るところがないです!

 もし画面共有テストが上手くいっていたら、画面四分割同時中継みたいなことをしてもイイかもですね。

 Discordでボイスチャット繋ぎますけど、後半はボイスチャットは「入っても入らなくても自由」というスタンスです。


【現在、登録されている効果音コマンド】
・あけましておめでとうございます
・ええーっ、すごい!
・ごごごごめんなさーい
・しつこいなぁ
・スタジアムの大歓声
・マーベラス!
・また遊んでね!
・やっほー
・よ、よろしくお願いします
・頑張って!
・結果を発表します
・残念~
・不合格です


 生配信中にコメント欄でこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。


 この記事は『あつまれ どうぶつの森』の実況をまとめた記事です。
 生配信の告知や、動画のログの格納などに、使いまわしていきます。

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| ゲーム実況 | 20:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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2020年3月19日~4月28日に遊んでいたゲーム-あつまれ ガールズバンド島物語-

 発売前から、というかソフトが発表される前から、もっと言うとNintendo Switchが出るよりももっと前の3DS版『とびだせ どうぶつの森』を遊んでいるころから―――あぁ、きっと『どうぶつの森』次回作が出たら、その時もしばらく他のゲームを遊ぶ余裕なんてなくなるんだろうなと思っていました。


 案の定そうなっちゃったワケですが……
 集中的なプレイはここまでにして、今日からは中断していたゲームや積んでいたゲームの消化にまた戻ろうと思います。



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<画像はNintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』より引用>

 というワケで、3月後半~4月『あつまれ どうぶつの森』実況をしていました。
 今作の特徴は、やっぱり今の時代に合わせた“ゲーム実況映えするどうぶつの森”だと思うんですね。島クリや家具が外に置けることで個性的な島を作りやすい、オンラインで一緒に遊べる人数が4人→8人に倍増した、フレンドにならなくてもパスワードを入力するだけで島に来られるようになった(これはTwitterなどのSNS向けの要素でもありそう)、等々。

 昨年秋からDiscordでのボイスチャットを導入していたこともあって、みんなでワイワイ遊べて、楽しい1ヶ月間でした! 今後も月イチくらいでゆったりと実況するレギュラー枠にしていきたいかな。


 ここからは「私がどういう島を作ったのか」の話をするので、「えー、まだアーカイブ観ていないよー」という人は先に実況生配信のアーカイブを観てね!

 私、実は『どうぶつの森』シリーズの部屋作りってイマイチどうやって楽しむものなのかピンと来ていなかったんですね。というのも、そもそもの「センスのある部屋」みたいなのがよく分からなくて、膨大な量の家具が手に入ってもそれをどう使っていけばイイのかに迷ってしまうんです。

 なので、序盤にドラムセットが手に入った時点で「バンドリに出てきたライブハウスSPACEを作ろう」とコンセプトを決めることにしました。「センスのある部屋」が分からないから、「何かを再現する」模倣から入ろうと。
 しかし、そのまま部屋を増築していったらライブハウスのステージとなる1階奥の部屋がめっちゃ狭い、どうやら2階や地下室まで増築していけばその部屋は広いらしいぞ、じゃあ地下室をステージにしようか―――と考えたところで、SPACEからCiRCLEに変更になったのです(※1)

(※1:SPACEはバンドリアニメ1期の舞台となるライブハウス、CiRCLEはバンドリゲーム版の舞台となるライブハウス。CiRCLEは1階が練習スタジオで、地下がステージになっている)

 ということで、マイデザインを駆使して外にテラスを作ったり、『ガルパ☆ピコ』のネタである温泉ネタを盛り込んだり、一部手に入らずに再現できなかった家具もあったものの、それなりに自信のある家が出来たぞ―――――と思ったところで気が付いたのです。あ、これを生配信でお披露目しても、視聴者のほとんどは『バンドリ』を知らないぞ、と(笑)。


 そんなことを考えながら、1週間前の配信でアラリックさんとチーフの村に遊びに行った回―――2人とも、自分より島クリを入手したのは遅かったはずなのにめっちゃ島を作りこんでいて、ネタにあふれていて、ムチャクチャ楽しい島で。この流れで1ヶ月超にわたる『あつまれ どうぶつの森』実況のトリを飾る自分の島が、『バンドリ』ネタ1本は寒いんじゃないかと不安になってきました。
 そこで、何か大がかりなネタを仕掛けられないか、生配信でみんなを驚かせられる「そこまでやるぅ?」というギミックを作れないかと考えた結果―――既にCiRCLEの再現で作っていた「女子トイレだけで男子トイレがない」「女湯だけで男湯はない」ネタを使い、「男だけのエリア」「女だけのエリア」が大きな壁で東西に分断されている島を作ることにしたのです。

 「フータはメス」「たぬきちもメス」ネタは、実は準備期間が6日間しかなかったため、住民の家や施設の場所を移せる限界だったんですね(1日1施設しか移設できないため)。

 ベルリンの壁とか『進撃の巨人』のイメージもありますが、元ネタ的には『プリンセス・プリンシパル』で、夜中にみんなで男に変装してスパイに潜り込むのはその辺から出てきたアイディアです。殺伐とした雰囲気を出すため、有刺鉄線とか看板とかを立てまくった結果―――「家具」や「柵」をたくさん設置したということで、なんとあの島で初の「五つ星」を獲得したという(笑)。あの荒野みたいな西側地区にポツンとスズランが咲いていたらしいので、なんという皮肉。


 そんなカンジに「生配信で受けそうな島」を作っていくため、ちょっと川の形を変えるくらいにしか使っていなかった「島クリエイター」をフル活用して、このゲームを堪能しました。あんな島を作れるくらい、今作の『あつまれ どうぶつの森』はやれることが多いんです。おかげでもう、お腹いっぱいでしばらく何もしたくないのですが(笑)。

 アプデで何か機能が追加されたり、イベントが始まったりしたらまたガッツリ遊ぶかも知れませんが、とりあえずはしばらくは「カブの売買」と「お店の品チェック」くらいの1日30分プレイになると思いますから……(またいつか再開するかもしれない)引退扱いにしておきます。

→ 引退!



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<画像はセガサターン用ソフト『七つ風の島物語』より引用>

 2月~3月に生配信で実況していて、それでも終わらなかったので続きを実況動画にしていた『七つ風の島物語』もようやく終わりました。

 このゲームに対してかなり辛口な評価をしてきた私ですけど、クリア後しばらくして冷静になって振り返ってみると……1997年に出たゲームを、2020年の感覚で「テンポが悪い」と言ってきたのは作品に対して失礼だったかなと反省しました。スマホどころかインターネットすらそこまで普及していない時代ですから、娯楽の消化スピードが今ほど速くなかったと思うんですね。

 そういう時代の「ゆったりとしたゲーム」を、せかせかとプレイしちゃったのは失敗だったかなと。
 家庭用ゲームの歴史で「昔のゲーム」を思い浮かべると、どうしてもファミコン・スーファミくらいのイメージになっちゃって、そうしたゲームは限られた容量の中で作られていたからボリュームが少ない分テンポは良くなるもので(鬼エンカウントのRPGとかは除く)。
 私の中で、「昔のゲーム=シンプルだけどテンポが良い」という固定概念が出来ていたんですが。プレステ・サターンの時代は大容量メディアを採用したゲーム機ということで、「テンポを犠牲にしてでも大ボリュームに」「長く遊べるゲームが良いゲーム」という風潮があったと思うんですね。

 だから、プレステ・サターンのゲームを遊ぶときは、「むしろ今のゲームよりもテンポが遅い」「ボリュームが死ぬほどある」くらいの感覚でプレイした方がイイのかなと。


 そんなカンジでハードルを三段階くらい下げた上でも、終盤の記憶力クイズは相当ヒドイと思います! 私は実況のアーカイブを確認できたからイイものの、普通にプレイした人は最後の最後で詰んでギブアップするしかなかったんじゃなかろうか。あればっかしは攻略本や攻略サイトを見たところでどうにもならないし。

 リアルタイムでプレイした人は、ちゃんとクリア出来たんでしょうか……

→ クリア!




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<画像はiOS版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』より引用>

 アニメ3期も無事に放送終了となった『バンドリ』のゲーム版『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』も、引き続きプレイ中です。新バンドMorfonicaが加入して、6月にはRASも加入するのだけど、もしこの新バンド加入がなかったらそろそろモチベーションが保てなくなっていた頃かと思います。

 アニメ3期放送のタイミング&3周年のタイミングで「課金したスターでしか引けないガチャ」が何度か来て、お布施の意味も込めて結構な額を課金したのですが……お目当ての「私がこのゲームをプレイしていなかった時期の、牛込りみちゃん最高レア」は、引き換えチケット付きの課金ガチャで幾つか手に入って、引き換えチケット付きのガチャじゃなければ当たらないと身に染みました。今後は引き換えチケット付きじゃなければ課金しないと思いますし、全属性の牛込りみちゃんが既に手に入ったのでもうあまり目的がなくなってきちゃったんですね。

 加えて、楽しかったリズムゲームパートも、「強いキャラを揃えないと入れないオンライン上位部屋」は同じような曲を選ぶ人が多く……この「天下トーイツ A to Z☆」という曲を、ものすごい頻度でプレイさせられるハメに。どうも調べてみたらこのゲームには「スコアの取りやすい効率曲」というものがあって、上位部屋ほど効率曲を選ぶ人が多いんですって。

 「リズムゲームは覚えゲーですよ」と言われたことがあるのですが、私には「何回練習しても出来ないものは出来ない」「どうすれば出来るのかがそもそも分からない」ので「天下トーイツ A to Z☆」は毎回ライフギリギリのボロボロのスコアでいつも落ち込みます。対バンイベントでは出来ないけど、普段のオンライン協力ライブなら敢えて中位くらいの部屋に入るのも手かも知れませんね……

 とりあえず、早くRASを実装してもらって旧メンバーと絡むところを観たいです!

→ プレイ継続中



<現在の進行状況>
・Nintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』……島の作り込み&お披露目&五つ星到達したので、一旦引退します
・セガサターン『七つ風の島物語』……エンディング到達!
・iOS『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』……プレイするモチベーションが落ちてきて悩み中


| ゲームプレイ日記 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『どうぶつの森』は何故Wii Uで発売されなかったのか

 2019年のNintendo Switch期待のソフトと言えば、何と言っても『どうぶつの森』の新作でしょう。これまでのケースに倣うのならば、6月のE3近辺で詳細が発表され、11~12月あたりに発売ですかね。



 『どうぶつの森』シリーズは、2001年にNINTENDO64用ソフトとして1作目が発売されました。ハード末期での発売にも関わらず、「これまでにないゲーム」と普段ゲームを遊ばない層にも口コミで広がっていったことを受けて……
 前作からわずか8ヶ月後に、64版に様々な追加要素を加えた『どうぶつの森+』がゲームキューブ初期に発売されました。そして、その『どうぶつの森+』の海外版をベースにした国内版『どうぶつの森e+』が2003年に発売された後――――

 完全新作『おいでよ どうぶつの森』が2005年にニンテンドーDS用ソフトとして発売され、国内500万本以上、全世界1100万本以上の大ヒットとなりました。ローカルプレイやオンラインプレイで、友達の村に遊びに行って一緒に走り回ったり出来るのが特徴でしたね。

 その後、2008年にWiiで『街へいこうよ どうぶつの森』が発売されたのだけど、DS版からあまり変わり映えしなかったこともあって思った以上のヒットにならず。

 2012年に思い切った変化を加えたニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』を出して、国内400万本以上、全世界1200万本以上の大ヒットとなりました。


 ということで、初代、『+』、『e+』は追加要素を加えたアレンジ版と一括りで考えると―――
・2001年 NINTENDO64『どうぶつの森』
・2005年 ニンテンドーDS『おいでよ どうぶつの森』
・2008年 Wii『街へいこうよ どうぶつの森』
・2012年 ニンテンドー3DS『とびだせ どうぶつの森』


 3~4年周期で新作が発売されてきたことが分かるかなと思います。
 このペースならば、2015年の年末か、2016年の年末にWii U版『どうぶつの森』の新作が発売されるにちがいない!と、2013年頃には思っていました。しかし、実際に出てきたのは「Miiverseに書き込むためだけのソフト」である『どうぶつの森 こもれび広場』と、「amiiboを使ったすごろくゲーム」である『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』だけで、『どうぶつの森』本編はWii Uでは発売されませんでした。


 どうしてWii Uで『どうぶつの森』本編が発売されなかったのか―――それを考えることがNintendo Switch版『どうぶつの森』がどういう形になるかを解き明かすヒントになるのではないかと思い、今日はこの記事を書くことにしたのです。




仮説1:Wii U本体が売れなかったから、「作るだけ無駄だろ」と開発されなかった
 恐らく今日の記事タイトルを読んだ時点で、こう考えた人が多かったんじゃないかと思います。
 Wii Uなんて大失敗に終わったゲーム機なんだから、開発を始めていたとしても見切りを付けて途中でやめただけじゃねーのと。人が一生懸命考えて長々と文章を書いているのに、タイトルだけ読んで浅はかに「俺の方がよく分かっているぜ」みたいに上から言ってくる人、大嫌い!私は「そこから先」を考えたくてブログやってるんですよ!


 「Wii Uが売れなかったから『どうぶつの森』は発売されなかった」というのはある程度は正しいと思うのですが、それだけでは説明のつかないことがあります。

 まず、2013年8月に『どうぶつの森 こもれび広場』という無料ソフトがWii Uで配信されます。これは前述したように『どうぶつの森』のキャラについてMiiverseで盛り上がろうというだけのソフトなのですが、HDグラフィックに描き直されたどうぶつ達がフィールドをテクテク歩いているのです。あの数のキャラクターのHDグラフィックをこのソフトのためだけに作ることは考えにくいので、恐らく2013年8月の時点ではWii Uの『どうぶつの森』本編は計画されていて、そのグラフィックを流用することで『どうぶつの森 こもれび広場』を無料配信することが出来たんじゃないのかと思うのです。


 また、Wii Uは確かにスタートダッシュに失敗したゲーム機でしたが、だからと言ってゲームソフトが出なかったワケではありません。任天堂は2014年~2016年前半は月1本弱のペースでソフトを発売していて、特に2015年のラインナップは『マリオパーティ10』『ゼノブレイドクロス』『Splatoon』『ヨッシー ウールワールド』『デビルズサード』『スーパーマリオメーカー』『幻影異聞録♯FE』と大型タイトルがズラリと並んでいました。
 これらのソフトは発売されたのに、『どうぶつの森』だけが「Wii Uなんて大失敗に終わったゲーム機なんだから開発を始めていたとしても見切りを付けて途中でやめただけじゃねーの」と考えるのは筋が通りません。


 そして、こっちの方がもっと重要な話なんですが……
 2015年の年末までには間に合わなくて、2016年の年末までに完成が延びてしまうペースだったとしたら―――『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のように、Wii U版とNintendo Switch版のマルチで発売するという手だってあったと思うんですね。もしくは、Wii U版の開発はやめてNintendo Switch版だけに移行するとか。
 Nintendo Switchというゲーム機はWii Uとアーキテクチャが似ているので移植がしやすく、『ゼルダ』はマルチで発売されましたし、『マリオカート』『ポッ拳』『ドンキー』『キノピオ隊長』『NewマリオU』とWii Uのソフトは数多くNintendo Switch版が出ています。『スマブラSP』で「全員参戦」が実現できたのはWii U版で作っていたものの移植から始められたからだと桜井さんも仰っていますし、『Splatoon2』があんなに早い段階で発売出来たのもWii U版の資産を引き継げたからでしょう。

 こないだ64DDについて色々書いたこともあって、私たまたま最近『MOTHER3』の64版開発中止の鼎談を読み返していたんですけど……どうして『MOTHER3』が開発中止になってしまったかというと、すごく簡単に説明すると「NINTENDO64というゲーム機を売る期間内にゲームが完成しなかったから」なんですよね。
 「あと1~2年あれば完成するかも知れない」「任天堂にはその開発資金力はある」、だけど「もうその頃には任天堂はゲームキューブを売らなくちゃいけないんだ」ということだったのです。ゲームキューブの時代に64のソフトを発売するワケにはいかないし(互換機能もないし)、64のソフトをゲームキューブに移植するのは簡単ではない―――

 ミニスーファミでまさかの復活を遂げた『スターフォックス2』も似たような理由ですよね。完成はした。しかし、完成するのに時間がかかりすぎて、もう半年後にはNINTENDO64が出るタイミングになってしまった。こんな時期に、わざわざスーファミの3Dポリゴンのゲームを出す意味はあるのか―――


 つまり、任天堂のゲームが「開発中止」や「発売中止」になる時って、ゲーム機のサイクルに間に合わなかったからという理由がままあるんですね。これは「ゲーム機とゲームソフトを両方売る会社」のジレンマでもあると思うんですが……

 なので、ゲームキューブ→Wiiの時はそれを防ぐために、意図的にアーキテクチャをそのままにすることでゲームキューブ用に開発していたソフトをWii用ソフトとして発売しました。『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』はマルチでしたし、『ドンキーコング たるジェットレース』や『スーパーペーパーマリオ』はゲームキューブ用ソフトとして発表していたものをWii用ソフトに変更して発売していました。『ファイアーエムブレム 暁の女神』がWii初期に発売されたのも、ゲームキューブの『蒼炎の軌跡』で作った資産を活かせたからですよね。

 Wii U→Nintendo Switchも同様で、Wii U用に開発した資産をNintendo Switchに移植させやすいようにアーキテクチャを近くしたのだから……もしWii U用に『どうぶつの森』を開発していて、「やっべーWii Uがあまりに売れていないぞ、どうしよう」となったとしたら、「じゃあ、ここまで作ったものをNintendo Switchに移植してNintendo Switch1年目に発売しよう」と考えると思うんですね。しかし、Nintendo Switch版『どうぶつの森』もNintendo Switch3年目まで出てきませんでした。
 

 何が言いたいのかというと……
 Wii U版『どうぶつの森』は恐らく「開発は始まっていた」と思うのですが、「開発が中止になった」理由は「Wii U本体が売れなかったから」だけではない「他の理由」との合わせ技での開発中止じゃないかと私は考えるのです。



仮説2:任天堂のIP戦略の犠牲になった
 現在の『どうぶつの森』最新作であるニンテンドー3DSの『とびだせ どうぶつの森』が発売されたのは、2012年11月です。

 その翌月(海外では当月)、2012年12月にWii U本体は発売されて大苦戦することになります。売れない理由はたくさんあったのですがそこは置いといて……
 同じようにスタートダッシュに失敗した3DSは「本体発売半年後に1万円値下げ」という強行策を取って、最初の年末商戦に『マリオ3Dランド』『マリオカート7』『モンハン3G』を揃えたことで持ち直したのに対して。Wii Uはソフト2本とWiiリモコンなどが付いた「Wii U すぐに遊べるファミリープレミアムセット」を発売したり、『Wii Sports』や『Wii Fit』の新作を基本無料の形で配信したりしたのですが、挽回することは出来ませんでした。

 任天堂は恐らく、この「2013年の年末商戦」までは巻き返せるかも知れないという希望を持っていたと思うのですが、そこで挽回出来なかったことを受けた2014年1月の「経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会」のプレゼンテーション資料を読み返すと、「Wii Uがトップシェアを獲るのは恐らくムリだろう」という方針転換が垣間見えて、実はそれが現在につながっていると分かるのです。

 「任天堂のゲーム機を持っていない人も、任天堂の顧客になりえる」―――任天堂のスマホゲーム参入が発表されるのはここから更に1年2ヶ月後ですが、『ポケモンGO』や『ファイアーエムブレムヒーローズ』で大成功している未来を知っていると「なるほどそういうことだったか」と思えますし。
 「任天堂が持っている豊富なキャラクターIPをゲーム以外にも積極的に展開していく」―――というのは、この半年後のE3で発表されるamiiboへの前フリだったことが分かります。



 amiiboをご存じない人も読んでくださっているかも知れないので説明しますと、任天堂が発売している「ゲームと連動する安価なフィギュア(もしくはカード)」です。連動要素はゲームによって様々ですが、基本的にはコレクション要素の方が強いと私は思っています。

 業績的に苦戦していた当時の任天堂からすれば、amiiboは「任天堂のゲーム機を持っていない人でも鑑賞目的で買ってくれるかも知れない商品」であり、どんなヘビーユーザーであっても1本ずつしか買ってくれないゲームソフトとちがって「ヘビーユーザーが幾つも買ってくれるかも知れない商品」だったのでしょう。2014年の年末商戦以降、amiiboは断続的に発売されています。



 ということで、ようやく『どうぶつの森』に話が戻ります。
 任天堂は2014年から「キャラクターIPの活用」として様々な展開をしていき、その第1弾がamiiboでした。本編が2012年の3DS版以降発売されていない『どうぶつの森』シリーズですが、2014年以降は積極的にスピンオフ展開をしているんですね。

・2015年7月 ニンテンドー3DS『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』
・2015年11月 Wii U『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』
・2016年11月 ニンテンドー3DS『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』
・2017年11月 スマートデバイス『どうぶつの森 ポケットキャンプ』


 『ハッピーホームデザイナー』は「どうぶつの森 amiiboカード」と同時発売ソフトで、部屋作りに特化したスピンオフ作品です。amiiboカードを使うと、そのどうぶつに営業電話をかけることができます。
 『amiiboフェスティバル』はamiiboがないと遊べないすごろくゲームで、amiiboが同梱された上に、これを機にフィギュア型の『どうぶつの森』キャラのamiiboが次々と発売されます。
 『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』は3DSで大ヒットした『とびだせ どうぶつの森』に追加要素を加えたような完全版で、『とびだせ どうぶつの森』を持っている人ならば無料アップデートが可能です。追加要素は様々あるのですが、amiiboを使ってキャラを呼び出せる的なヤツです。

 ということで、『ポケットキャンプ』以外はamiiboを使ったゲーム、もっと言うと「amiiboを売りたい!」というゲームなんです。
 恐らくですけど、2014年に「キャラクターIPの活用」を会社の方針にすると任天堂が決めた時から、amiiboを売りたいシリーズの代表格として『どうぶつの森』の名前は挙がったと思うんです。多数の人気キャラクターがいるシリーズですし、客層としてもピッタリですから。
 しかし、『どうぶつの森』最新作は2012年に3DS版が発売され、(開発していたとしても)Wii U版が完成するのは当分先です。amiiboは売りたいけど、それに対応したソフトがないのでは「ゲームのためにamiiboがある」という言い分が崩れてしまいます。しかし、Wii U版が完成する数年後まで『どうぶつの森』のamiiboは発売できないとなったら、amiiboというビジネスモデルもコケてしまうかも知れません(この時点ではまさか『Splatoon』みたいな大人気タイトルが生まれるとは思っていなかったでしょうし)

 つまり、「amiiboを売る」ための戦略的タイトルとして『どうぶつの森』のスピンオフ作品が必要だったんじゃないかと考えられるんですね。
 『とびだせ どうぶつの森』や『どうぶつの森 こもれび広場』で作ったものを活用するので比較的短期で開発できる一方、当然ここに開発人員を割くのだから『どうぶつの森』本編の開発はストップしてしまった―――これが、Wii Uで『どうぶつの森』本編が発売されなかった一つの可能性だと思います。





 そして、「キャラクターIPの活用」として任天堂が展開しているもう一つの柱が、スマートデバイス用アプリです。分かりやすいように、ここから先は「スマホ版」と表記させていただきます。
 任天堂がDeNAと業務・資本提携を結んで「スマホ版」のゲームを出すと発表したのは、2015年の3月です。その第1弾『Miitomo』が出てきたのは1年後の2016年3月で、その翌月である2016年4月にはスマホ版のゲームとして『ファイアーエムブレム』と『どうぶつの森』が開発中であることが発表されました

 発表された時点では2作品とも「2016年秋に配信開始を目指しています」と言われていたのに、どちらも間に合っていない……というのは、いつものことなので気にしないようにして。先述したように、スマホ版である『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は2017年11月に配信開始となりました。

・2015年7月 ニンテンドー3DS『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』
・2015年11月 Wii U『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』
・2016年11月 ニンテンドー3DS『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』
・2017年11月 スマートデバイス『どうぶつの森 ポケットキャンプ』


 その結果、上手いこと「1年に1本ペース」で『どうぶつの森』関連作品が世に出ていることになっているんですよね……


 『どうぶつの森』シリーズは「1つのソフトがあればずっと遊べてしまうゲーム」だと言われています。ハマる人は何年も何年もそれだけを遊び続けるゲームなんですね。それは本編もそうですし、『ポケットキャンプ』もそうでしょう。故に、スマホ版とゲーム機版を同時期に出してしまうと食い合いになってしまうとも言えるのです。

 任天堂は「両者が連動するような要素が~~」と言っていましたが、プレイヤーからすると両方をプレイするのは大変ですし、Nintendo Switchは持ち運びが出来るゲーム機ですからスマホ版のプレイ時間と食い合いにもなるでしょう。そう考えると、ゲーム機用の『どうぶつの森』本編はスマホ版『ポケットキャンプ』にみんなが飽きてきた頃に発売するのがベストだと考えられて、2019年の後半というのは上手い時期だと言えます。
 もちろん、それまで『ポケットキャンプ』を続けてきたプレイヤーはNintendo Switch版にその成果を持っていけるみたいな連動要素があれば、Nintendo Switch版の販売促進にもなるでしょうからね。



 要点をまとめますと、任天堂が「キャラクターIPの活用」を会社の方針にして「amiibo」や「スマホ版」を展開していくと決めた段階で、『どうぶつの森』は人気タイトルであるがゆえに戦略的タイトルとして選ばれ、皮肉にも本編が長らく発売されなくなった―――ということなのかなと思われます。

 こうやって振り返ってみると、Wii Uって不遇なゲーム機だったと言えると思いますし、時代にほんろうされたゲーム機だったのかなぁと思います。こんな中から生まれた『Splatoon』が大ヒットタイトルになるのだから何が起こるか分からないものですが、それを言うと『どうぶつの森』自体も64DDという超不遇な周辺機器が間接的に生み出した産物ですもんね。



仮説3:新作にふさわしい「新しい遊び」が提案できなかった
 「仮説1」と「仮説2」は続きものというか、ワンセットの考え方ですが……
 「仮説3」はまた別のアプローチで、Wii U版『どうぶつの森』が発売されなかった理由を考えます。

 3DS版『どうぶつの森』は2012年の年末に発売されて大ヒットしますが、それ以降のゲーム業界のトレンドと言えば―――なんと言っても『Minecraft』の大ヒットだと思うんですね。
 『Minecraft』が生まれたのは2009年ですが、家庭用ゲーム機に進出したのは2012年(Xbox360)で、2014年になるとPS3、PS4、Xbox One、PS Vitaと様々な機種で遊べるようになります。特にVita版は国内だけで100万本を超える大ヒットとなりましたものね。

 『Minecraft』というゲームは「フィールドを自由にイジくりまわせる」サンドボックスというジャンルを定着させて、多くのフォロワーを生みました。『フォートナイト バトルロイヤル』みたいな全然別のジャンルのゲームにもそれっぽいモードが追加されたりもしましたし、『スーパーマリオメーカー』もある意味ではサンドボックス的なゲームと言えるのかも知れません。


 『どうぶつの森』の開発者が、『Minecraft』の大ヒットに危機感を抱かなかったワケがないと思うんですね。
 アプローチはちょっと違うのだけど、どちらも「フィールド内で自分の好きなように遊べるゲーム」ですし、3DS版『どうぶつの森』は家具のリメイクが出来ることで「アイカ村」のように作りこまれた村が話題になったりしました。しかし、その後にもっと自由な建築が出来たりもっと大人数のマルチプレイが出来たりする『Minecraft』に触れた子供達からは……「『Minecraft』なら色んなことが出来るのに、『どうぶつの森』ってこんなことしか出来ないの?」と思われかねません。その不自由さが『どうぶつの森』の魅力でもあるとは思うんですけど……


 あくまで「可能性の一つ」ですけど、Wii U版『どうぶつの森』は「サンドボックス系のゲームの大流行」に対しても負けない目新しさを押し出せずに開発中止になったということも考えられるのかなぁと思います。特に、据置ゲーム機だと『どうぶつの森』は苦戦傾向にありましたしね。

 逆に言うと、「サンドボックス系のゲームの大流行」を経てから開発が始まったであろうNintendo Switch版『どうぶつの森』は、その流行に対する回答を見せてくれるんじゃないかなと期待しています。今までのシリーズとはちがって「自由な村作り」が出来るのか、もしくは逆に「不自由を楽しませる」ようになるのか。
 『ハッピーホームデザイナー』や『ポケットキャンプ』を経た後の本編という意味でも気になります。



 それと、『Minecraft』とはまた別の考え方で―――
 「仮説1」で私は「Wii Uで開発していたなら、そのままNintendo Switchに移植して出せばええやん」と書きましたけど、もしWii U版『どうぶつの森』がWii Uというハードに特化した遊びを組み込んでいた場合、安易にそれは出来ないんですね。つまり、Wii Uゲームパッドを使った二画面のゲームだった場合、Nintendo Switchには移植できません。

 もう流石に時効だと思うので書いちゃいますけど、確かWii版の『街へいこうよ どうぶつの森』が発売された際のクラブニンテンドーのアンケートで「1台のゲーム機とテレビで家族と一緒にプレイしたいですか?」といったカンジの質問があったように記憶しています。
 64版の頃から『どうぶつの森』は「家族が交代で遊ぶ」というプレイを提案してきましたが、DS版でローカルプレイが出来るようになったことで「複数のDSとソフトがあれば一緒に遊ぶことが出来る」ようになりました。「交代で遊ぶ」のも楽しいけれど「同時に遊ぶ」のはもっと楽しいのは、『Newマリオ』とかでも実感されていますものね。

 なので、私……Wii U版『どうぶつの森』は「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」を使って、2人のプレイヤーを家族がそれぞれ操作できるゲームになるんじゃないかと予想していたんです。Wii Uのスペックなら難しくはなさそうですし、今までにないプレイ体験になるでしょうし。


 そしたら、まさかのWii U版『どうぶつの森』は発売されない!というね……(笑)。
 もしそうしたものを作っていたとしたらNintendo Switchには移植出来ませんし、根本から考え直さなければならないでしょう。Wii U版が出なかった理由の一つとして、なくはないかなと思います。

 逆に、「Nintendo Switchの機能を活かしたどうぶつの森」を考えると……おすそ分けプレイで、やはり2人同時プレイが出来るとか?(笑) 「画面分割の2人同時プレイ」だとメッセージとかを調整しなくちゃいけなくなるから難しいんですかねぇ。
 タッチペンがなくなったのでマイデザインがしづらくなるとか、カメラがなくなったのでQRコードでの交換が出来ないとか、その辺がどうなるのかも心配です。逆に期待できるのはオンラインマルチプレイ方面で、従来の「村に遊びに来られるのは同時に3人まで」なのを何とかしてくれると願っています。



結論:

 6月のE3が楽しみですね!



 『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『スーパーマリオオデッセイ』が、長く続いてきたシリーズの「アタリマエ」を見直してきたのだから……『どうぶつの森』も「アタリマエ」を見直すのか、それとも「変わらない良さ」に磨きをかけるのか、7年越しの新作を楽しみに待とうと思います。

| ゲーム雑記 | 17:54 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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スマホ進出で『どうぶつの森』シリーズの今後はどうなる?

 先月末、任天堂は『Miitomo』に続くスマートフォン&タブレット端末向けアプリとして『ファイアーエムブレム』シリーズと『どうぶつの森』シリーズを使ったものを2016年秋に配信予定と発表しました。

 任天堂が何故スマホ&タブレット端末の市場に飛び込むのかは以前に記事に書いているので、そちらを読んでください。

 『Miitomo』と『Pokémon GO』から見えてくる任天堂のスマホ展開


 今日はその内の『どうぶつの森』シリーズの話です。
 「どうぶつの森ですらとうとうスマホアプリになっちゃうのか……」「もうゲーム機用では出ないのか」「Wii U終わったwww ゲラゲラwww」という書き込みを見かけて、「どうぶつの森のアプリがスマホで出る」という部分しか拡散されず、社長がその狙いを語っても全然読まれていないんだなと思ったので話を整理しつつ今後の展開を予想していこうかなと思います。


 まずはシリーズのおさらいから。

 『どうぶつの森』1作目はNINTENDO64用ソフトとして2001年に発売されました。
 当時は64の次のゲームキューブが控えている時期だったため爆発的なヒットとはいきませんでしたが、口コミでじわじわと浸透して「今までになかったこんな新しいゲームが出てきたよ」と話題になっていたのを覚えています。

 2作目『どうぶつの森+』はその人気を受けて2001年の年末にゲームキューブ用ソフトとして発売されました。前作から8か月後のスピード発売ということで、前作をベースに様々な要素を追加して新しいゲーム機の初期に投入されたというカンジですね。

 3作目『どうぶつの森e+』は海外版をベースにSDカードアダプタやカードeリーダー+などにも対応したバージョンとして2003年にゲームキューブ用ソフトとして発売されました。カードeリーダー+は今で言うamiiboカードのようなもので、何気に『どうぶつの森』も『ファイアーエムブレム』と並んで「新しいビジネスモデルが試されるソフト」なんですよね。

 4作目『おいでよ どうぶつの森』は2005年にニンテンドーDS用ソフトとして発売され、全世界1100万本以上、日本国内だけでも500万本以上を売り上げたという超特大ヒットになりました。初の携帯ゲーム機専用ソフトということでみんなでソフトと本体を持ち寄って通信したり、インターネット通信ができるようになったり、ゲーム機の機能を活かした新しい遊びを提案できたというのが大きかったですね。

 5作目『街へいこうよ どうぶつの森』はその人気を受けて2008年にWii用ソフトとして発売されたのですが、DS版を強化しただけ&据え置きゲーム機用のソフトなので持ち寄れないという部分がネックになり、売り上げは期待ほどにはなりませんでした。後の3DS版の展開を見るに「Wii版は失敗だった」と任天堂自ら反省するきっかけになったみたいですね。

 6作目『とびだせ どうぶつの森』はその反省を活かしたソフトとして2012年にニンテンドー3DS用ソフトとして発売されました。メインスタッフが若返り、キャラクターの頭身が上がったり、プレイヤーが村長になったりといった様々な変化がありました。3DSの機能を使って、すれちがい通信での遊びの強化、インターネットに自分の村をアップデートする「夢見の館」などの新要素もありました。全世界1000万本以上を売り上げ、日本国内だけでも450万本以上を売り上げています。


 メインシリーズはここまで。
 シリーズの変遷として興味深いのは、何気に「ゲーム機の進化に合わせて様々な通信による遊びを取り入れている」シリーズだと思います。ローカルプレイ、インターネット通信プレイ、すれちがい通信……逆に、そうした新しい遊びを取り入れられなかったWii版は「失敗だった」とその後も繰り返し言及されていて、シリーズの反省点となっているのがポイントです。


 この後、『どうぶつの森』シリーズは本編とは違うスピンオフ作品を展開していきます。

 2013年はWii Uダウンロードソフトで『どうぶつの森 こもれび広場』
 これはソフト不足に苦しむWii UでMiiverseの魅力を伝えるために期間限定で配信された無料ソフトで、各どうぶつに向けた投稿なんかをすることが出来ました。

 また、2015年にはニンテンドー3DS用ソフトとして『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』が発売されました。従来の「村で気ままに暮らす」というゲームではなく、どうぶつからの依頼を受けて「部屋作り」をすることに特化したゲームです。amiiboカード対応。本編より自由にストレスなく部屋作りが出来る一方、「スピンオフでこれだけ自由に部屋作りが出来ちゃったら次の本編どうするんだろう……」とも思いました。

 もう一つ、2015年にはWii U用ソフト『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』も発売されました。amiiboをコマにしたすごろくゲームと、amiiboカードを用いたミニゲームが収録されています。あっという間に値崩れして、現在ではしずえさんのフィギュアを買うと弟とミニゲームが付いてくるみたいな価格になっていますね。




 ということで、最近はスピンオフとして本編とは違う作品が展開されている『どうぶつの森』ですが、カードやフィギュアなどのamiibo展開に代表されるように「キャラクター推し」のスピンオフが展開されているように思えます。



 さて、いよいよスマートフォン&タブレット端末向けアプリの話です。
 2016年秋に配信を予定しているというこの『どうぶつの森』のアプリですが、君島社長は「ゲーム専用機向けの『どうぶつの森』シリーズと、何らかの形で連携し、両方を遊んでいただくことで、より楽しみが増えるような、ゲーム専用機とは異なる新たな遊びをご提供したいと考えております。スマートデバイスならではの価値を感じていただける新しい遊びを提供しながら、当社のスマートデバイス事業において目的としている、ゲーム専用機事業との相乗効果を生み出すアプリとして、開発を進めていく予定です。」社長説明にて語っています


 まず重要なのは、「スマホ&タブレット向けの『どうぶつの森』は、今までゲーム専用機で遊んでいた『どうぶつの森』とは違った‟スマートデバイスならでは”の遊びを提案するよ」ということです。つまり、『どうぶつの森』本編がスマホ&タブレットで出るワケではなく、スピンオフのようなものがスマホ&タブレットで出るということ。

 次に、任天堂がスマホ&タブレットの市場に参入した目的である「任天堂IPに触れる人を増やす」「そうした人が任天堂のゲーム専用機を欲しくなるようにする」ため、「ゲーム専用機の『どうぶつの森』と、スマホ&タブレット向けの『どうぶつの森』の両方を遊びたくなるようにするよ」と仰っているのです。


 つまり……


 分かりますかね……?



 ゲーム専用機の『どうぶつの森』(恐らく本編)が、近いうちに発売されるよってことなんです。

 もしも、2016年秋にスマホ&タブレット向けの『どうぶつの森』を配信開始します、それと両方遊びたくなるようなゲーム専用機の『どうぶつの森』も出します、でもゲーム専用機の『どうぶつの森』の発売は1年後の2017年末です―――ってスケジュールだとしたら、ゲーム専用機の『どうぶつの森』が発売された頃にはもうみんなスマホ&タブレット向けの『どうぶつの森』にすっかり飽きている頃で相乗効果も何もあったもんじゃないでしょう。

 相乗効果を狙うのなら、同時期、もしくは前後の時期にゲーム専用機の『どうぶつの森』を発売しなければならないんです。


可能性1.2016年夏にゲーム専用機の『どうぶつの森』の発売
 まさかの(笑)。
 可能性はゼロではないですが、「可能性はゼロではない」レベルだと思います。

可能性2.2016年秋にゲーム専用機の『どうぶつの森』の発売
 スマホ&タブレット端末用の『どうぶつの森』と同時期発売です。
 どの程度の連携具合かにもよりますが、完全連携で「二つそろって完全な面白さ」を目指す場合にはありえる話だと思います。

 思います……が、その場合は「Wii U用」ソフトとして発売することになりそうな割に、任天堂は今期Wii U本体をほぼ出荷する気がないみたいなので可能性はちょっと低いかなと思います。かと言って「3DS用」ソフトとして発売すると、あまり変わり映えしない内容になりそうですし……

可能性3.2017年春にゲーム専用機の『どうぶつの森』の発売
 ということで、私の本命はこれ。
 新型ゲーム機NX(仮)と同時発売、もしくはNX(仮)初期に『どうぶつの森』の投入です。秋に配信開始されたスマホ&タブレット端末用の『どうぶつの森』で稼いだお金とか仲良くなった住民を、春に発売されるゲーム専用機の『どうぶつの森』に持ち越せる……とかだと、このくらいの時期が空いていた方が良いでしょうしね。
 問題は新型ゲーム機の最初に『どうぶつの森』を出されたら、これ1本で何百時間と遊べちゃうのだから他のゲームが売れなくなっちゃうんじゃないかというところですが……そんなことよりNX(仮)が売れないと任天堂はいよいよ持ってヤヴァイので、死に物狂いでキラーソフトを並べてくるんじゃないかと思います。

可能性4.2017年夏にゲーム専用機の『どうぶつの森』の発売
 開発が間に合わなかった場合(笑)。
 何気に可能性が高そう。


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 さてさて、ということで「現在『どうぶつの森』は(最低でも)2本同時に作られている」というのは間違いないでしょうから、この2本がどういう内容で、どう差別化して、どう連携していくのかを予想することにしましょう。

 その前に……「スマホ&タブレット端末用の『どうぶつの森』」「ゲーム専用機の『どうぶつの森』」と記述すると、正確ではあるんですが長くて読みづらいですよね。なので、この記事ではこの記事だけの略称をつけて2つのソフトのどちらについて語っているのかを分かりやすくしようかなと思います。
 「スマホ&タブレット端末用の『どうぶつの森』」は、頭の方の文字を取って『どうぶつの森スマタ』。「ゲーム専用機の『どうぶつの森』」は、あくまでこちらが本編なんだよと分かりやすくするために『どうぶつの森・本編』と略すことにします。この略称はこの記事の中だけで使うものであって、任天堂公式のものではありません。




予想1.「家で寝ている据置ゲーム機」と「外に持ち歩くスマホ」の差別化
 NX(仮)がどういうゲーム機になるかはまだ分かりませんが……ゲーム専用機が据置ゲーム機だった場合、『どうぶつの森・本編』と『どうぶつの森スマタ』の差別化は簡単です。スマートフォンは「外出先でも遊べる」のを活かすのです。

 また、この記事の冒頭でシリーズの歴史をわざわざおさらいしたのは、『どうぶつの森』シリーズの歴史は新しいゲーム機の通信機能を活かした歴史だったことを振り返るためです。
 DSではローカルプレイやインターネット通信・すれちがい通信に対応したり、Wiiではボイスチャット対応したり、3DSでは夢見の館に自分の村をアップロード出来たり、QRコードに対応したり、amiiboに対応したり……

 なので、『どうぶつの森スマタ』もスマートデバイスの通信機能を活かした‟ゲーム専用機では出来ない”遊びを提案してくるのではないかと思います。
 例えばGPS機能を使えば「自宅から出た」ことが分かりますから、プレイヤーがスマホを持って外出している間、キャラクターも(自宅に置きっぱなしの)『どうぶつの森・本編』の村から外出して、それを『どうぶつの森スマタ』で追えるとかね。GPSの贅沢な使い方(笑)。

 家に帰ってきただけで、『どうぶつの森・本編』の方で住民から「今日は朝早く出かけてたね。お疲れさまー。村ではこんなことがあったんだよ」と言ってもらえるとか。
 『どうぶつの森スマタ』では、例えば「街」に出て他のプレイヤーと交流したりおみやげを買えたり、逆に「村」の住民に連絡して木の実を獲ったりカブを売ったりを頼めるとか――――

 『どうぶつの森スマタ』を持って外出先で遊んだり遊ばなかったりという成果が、インターネット経由で自宅の『どうぶつの森・本編』に転送され、帰ってきたらその結果が反映されているみたいのが分かりやすい連携かなと思います。
 DS版で爆発的なヒットをして、Wii版ではそうでもなく、3DS版では再び爆発したあの経緯を思い出すに……据置ゲーム機では売れにくいこのシリーズの弱点を補うために、スマホ版を出すという可能性はありそうです。

 ただ、あまりにも「連携要素」が強すぎると、ゲーム機を持っていないけどスマホは持っているから『どうぶつの森スマタ』だけ遊んでみるかーという人には「結局ゲーム機を持っていないと本番は楽しめないってことかよ!」とすぐに投げられてしまう危険性もあります。
 あくまで『スマタ』だけでも満足できる内容になっているかが鍵になりそうですね。




予想2.キャラ一人一人とのコミュニケーション&ストーリーに特化
 『どうぶつの森』がスマホ&タブレット端末用に出ると発表された際、「しずえさんとイチャイチャできる『ラブプラス』のようなアプリ」を想像した人も多かったんじゃないかと思います。しずえさん相手ならば『ラブプラス』というよりも『nintendogs』なんじゃ……と思わなくもないですが(笑)、『ポケモン』や『ファイアーエムブレム』でも採用されているのだから『どうぶつの森』でもって思いますよね。

 近年の『どうぶつの森』の「キャラクター推し」を考えると、キャラクター一人一人(一匹一匹?)にフィーチャーした展開はかなり可能性がありそうです。ガチャで出てきたキャラクターとミニゲームで仲良くなると好感度が上がって、そのキャラクター固有のストーリーが読めるようになる……とかね。「しずえさんが出ない……!」とガチャを回し続ける重課金者が現れたり、イースターの日にしか現れないぴょんたろうを入手するために重課金者が現れたり、これは任天堂の株価も上がりそうだぜ!!

 まぁ……ガチャでキャラをゲットするのは冗談ですけど。
 キャラクターやストーリーに特化するという方向性は、スローライフという縛りのある本編で展開されてきたのとは違う『どうぶつの森』シリーズの新たな可能性を見せてくれそうだと思います。

 もちろん、『どうぶつの森スマタ』で仲良くなっておいたキャラとは、『どうぶつの森・本編』の方では「○○さん、この村に引っ越してきたんですね!」と最初から仲良くなっていて色々してくれるみたいな特典も出来そうですし、『どうぶつの森・本編』の方で住民になっているキャラは『どうぶつの森スマタ』の方でも仲良くなってストーリーが見られるみたいにすれば相乗効果も生まれそうです。



予想3.たくさんいるキャラクター達でチーム編成できるスマホ版
 『どうぶつの森スマタ』と『どうぶつの森・本編』での相乗効果と言っても、『どうぶつの森・本編』は様々な遊び方が出来る分だけ、『スマタ』が『本番』を台無しにしかねない恐れはあるんですよね。
 例えば、毎回本編に対して「お金稼ぐのが面倒くさい」と文句を言っていた人達のために、『どうぶつの森スマタ』はミニゲームで気軽にお金が稼げてそれを『本編』に持ちこめますよとかしてしまったら、「のんびり魚釣ったりしてお金稼ぐのが好きだったのに、『スマタ』の方が楽に稼げるとかやらないで欲しかった!」という不満を持つ人が出てきてしまうと思うのです。

 なので、『どうぶつの森スマタ』は『どうぶつの森・本編』の遊びを代替するものではなく、今までの『どうぶつの森』では出来なかった遊びを提案するものにしなければならないと思います。


 そうして、色々考えたのですが……「会社経営」というのはどうだろうか。
 いや、『どうぶつの森』なのだからややこしいお金の計算なんかをするのではなく、『どうぶつの森』のキャラクター達を従業員として雇えるゲームです。キャラクターによって得意な事業内容が違っていて、例えば力仕事をさせるにはマッチョ系のキャラが役立つけど、お店屋さんとかをさせるにはアイドル系のキャラが役立つ―――みたいに、どのキャラクターを従業員にさせるかにプレイヤーの個性と有利不利が出るようにするとか。


 任天堂が『Miitomo』の次にスマートフォン&タブレット端末で展開する『ファイアーエムブレム』と『どうぶつの森』は、任天堂の様々な人気シリーズの中でも「キャラクター数が多い」のが特徴です。あと、『ポケモン』もそうか。

 恐らく『ファイアーエムブレム』のアプリは、これまでのシリーズ作品に出てきたキャラクター達を作品の垣根を越えて編成できるゲームになるんじゃないかなぁと予想します。
 前衛のアーマーナイトは『聖戦の系譜』のアーダン、弓兵は『暗黒竜と光の剣』のカシム、騎馬兵は『幻影異聞録』の赤城斗馬だ!よーし、バイクで轢き殺すぞー!!みたいな自由な編成が出来たら、まあ『エムブレム』ファンはお金がいくらあっても足りなさそうですよね(笑)。

 しかし、『どうぶつの森』はキャラクターこそ多いものの、『ポケモン』や『ファイアーエムブレム』のように自由にチームを編成して誰かと戦うみたいなことは出来ません。戦いを嫌っているような人にも受けているシリーズですからね。
 それじゃユニットを組ませてリズムゲームみたいなことも予想しましたが、リズムゲームなら任天堂に専門のシリーズがたくさんあるのに『どうぶつの森』にやらせるのもどうかなと思います。おーえんだーん!


 なので、キャラクター達をまとめて雇って仕事をさせる緩いシミュレーションゲームなんかが落としどころかなぁと考えました。
 もちろんこれも『どうぶつの森・本編』と連動させて、従業員になっているキャラは「最近仕事が絶好調なんだー」みたいに言うとか、実際に給料が上がっているキャラは羽振りが良くなるとか、経営が順調だと街か商店街が発展していくとか、解雇された住民は「仕事を探すから別の村に引っ越すね」と言い出すとか(笑)。せちがらい!


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 ということで、『どうぶつの森』のスマホ進出は、今までのゲーム機用『どうぶつの森』を愛してきた人達を失望させるものではなく、むしろ新しい可能性が開けそうな展開なんだと思います。ゲーム機だけでは出来なかったこと、スマートフォン&タブレット端末だからこそ出来ることが、あると思いますからね。


 まぁ……そうは言っても、「連動してゲームの新たな可能性を開いてくれるに違いない!」と期待していたamiiboがただのDLCのアンロックキーになっていることを思い出すに、大した連携要素もないただの課金ゲーになる可能性も十分にあると思いますけどね(笑)。
 いや、ホントamiiboの広がらなさ具合は何だったのだ。買っているけどさ、これからも買うんだろうけどさ、任天堂の経営を支えているのかも知れないけどさ!もうちょっと「これでゲームが面白くなる」みたいな仕掛けを用意できなかったものなのか。


 ともかく。
 『どうぶつの森』の次回作は、『スマタ』も『本編』も両方合わせて任天堂の命運を握るソフトになるであろうことは間違いないと思います。スマホの市場で存在感を示せるのか、それがゲーム機事業にちゃんとつながるのか、そのゲーム機事業で復権するのか―――その命運を握る大事なキラーソフトになることでしょう。

 どうしよう、これでゲーム機用に出てくる『どうぶつの森』が、本編じゃなくてまたすごろくだったら(笑)。

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『とびだせ どうぶつの森』で作ったマイデザのQRコードを晒すよ!(オリジナル編)

 ということで宣伝記事です。
 この記事の、「自分の漫画」版。
 『春夏秋冬オクテット』という漫画短編集を電子書籍で発売したので、その記念&宣伝を狙って、そこに登場するキャラクター達の服を『とびだせ どうぶつの森』で作っていたのでそれをまとめて晒そうと思います。

 もちろん、漫画読んでいないよー&買っていないよーという人も御自由に持ち帰ってくださいな。たくさんの人に使ってもらえた方が嬉しいです。



【shine】
【シャインのふく】
shine_20130723202007.png
HNI_0059 (6)

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



【いぬつかいのふく】
Kristen.png
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QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4


【shining】
【シャインのふく2】
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QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



【エロ本を買いにいこう!】
【にしたかじょし・なつふく】
souko.png
HNI_0025 (19)

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4


【そうこのしふく】
奏子(メガネ)200
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QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



【アタシハ許サレマスカ】
【しにがみのふく】
死神ちゃん200
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QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4


【コマンド?→A/B/C】
【みなみこうじょし・あき】
maa.png
HNI_0029 (8)

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



【コンティニュー?→Yes/No】
【まあちゃんのコート】
真亜@犬耳完成
HNI_0059 (9)

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4


【絵のない世界】
【ジェットあし】
yamaka.png
HNI_0075 (16)

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



【たのしみのない家族】
【やえつじょし・ふゆ】
結200
HNI_0100_201308051835000e7.jpg

QRコード1
QRコード2
QRコード3
QRコード4



 春夏秋冬様々な季節を舞台にした漫画短編集なので、それぞれの季節にあった服をお使いくださいな!


とびだせ どうぶつの森とびだせ どうぶつの森

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| 春夏秋冬オクテット | 18:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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そろそろ『とびだせ どうぶつの森』に飽きてきた人へ

 昨年11月に発売されて、現在でも毎週の売上げランキングで平然と1位をキープしている怪物ソフト『とびだせ どうぶつの森』。Amazonだと未だに定価より高い販売価格ですね。ダウンロード版なら定価で買えるのに!


 さて、「売上げランキングで1位をキープ」ということは、毎週新たにこのゲームを始める人が数万人規模でいるということなんですが。しかし、発売日付近に買って遊んでいた人達はそろそろ飽きてきた頃かなと思います。

 それは別にこのゲームが「すぐに飽きるゲーム」というワケでなくて、どんなゲームだって3ヶ月間も遊んでいればクリアしてしまったり上達を自覚できないレベルになってしまったりすると思うんです。「自分の自由なスタイルで遊べる」「クリアという明確な目的がない」このゲームも、そろそろ「ゲーム内に変化がなくなったな……」という時期に達してしまっている人も多いんじゃないかと思います。



 しかしこれ、逆に言うと……
 このゲームって「自由に遊べるゲーム」ですから、「プレイスタイルを変える」「今までやらなかったことを始めてみる」だけでまだまだ新しいことが起こったりもするのですよ。

 任天堂もそれが分かっているから、ニンテンドーダイレクトTVCMで「みなさん御存じないかも知れませんが、このゲームはこんなことも出来るんですよ」と紹介しているんですね。「あなたが遊びつくしたと思っているこのゲーム、まだまだ奥が深いんですよ!」と。




 ということで、今日は「もうこのゲームもやることなくなってきたかなぁ……」という人に向けて「こういう遊び方はどうですか?」と提案していく記事です。「プレイヤーの数だけ遊び方があるゲーム」なので、他のプレイヤーの遊び方を読むだけで新しいものを感じられると思いますし。



1.バッジを集める
 tobimoriaki1.jpg
 プロフィールカードの欄から左下のボタンをタッチすると……

 tobimoriaki2.jpg
 こんな風に、今までもらった「バッジ」が閲覧できます。

 この「バッジ」システムは、いわゆる「実績」的なシステムで。
 ゲーム内で行った回数や達成回数が一定数以上になると、「銅のバッジ」「銀のバッジ」「金のバッジ」がもらえるという仕組みになっています。これを全部集めるのを目指すというのはどうでしょうか?

 もちろん「全種類の金のバッジを目指そう」とすると、とてつもなく大変です。
 そういうのは一つのゲームに恐ろしいほどの情熱を注げる人にしか出来ないので、迂闊な気持ちでそれを目指したらズタボロになって帰ってきてしまいます。おすすめはしません。


 なので、「全種類の銅のバッジを目指す」というのはどうでしょうか?
 というのも……この手の「実績」システムって、ゲームを恐ろしくやりこむ廃人ゲーマーのためだけにあると思われがちなんですけど、実際のところは「このゲームをどう遊べば良いのか分からない」初心者のためにもあるんです。

 今まで面倒くさそうでやっていなかった要素も、「銅のバッジ」目当てにとりあえず始めてみたら「意外に面白いじゃんコレ!」となる――――そういう目的で入っている側面もあるんです(じゃなければ、金・銀・銅なんて三段階にする必要がない)。

(関連記事:やりこみ要素があるから初心者でも安心して遊べるね!


 しかし、一般的な「実績」システムと違い、このゲームの「バッジ」システムは達成条件が予め提示されていません。目指しようにも条件が提示されていなければ目指せないじゃねーかと思いきや、それを知る方法があるんです。
 「すれちがった人」か「ベストフレンドに登録した人」の「バッジ」は見られるので、「こういうことをすればバッジがもらえるのか!」と分かるのです。攻略サイトなどを見たくないという人も安心ですね!


 ……で、済ませると流石にクレーム来そうなんで書いておきます(笑)。
 「自分は自力で探したいんだ!」という人のために、文字色を消しておきますんで、読みたい人だけ反転させて読んでください。

<以下、ネタバレ>
・たくさんの数の虫を捕った
・たくさんの数の魚を釣った
・たくさんの数の海洋生物を素潜りで捕った
・たくさんの種類の虫を捕った
・たくさんの種類の魚を釣った
・たくさんの種類の海洋生物を素潜りで捕った
・たくさんの数の風船を破壊した
・南の島のツアーでたくさんのメダルを獲得した
・ガーデニングをたくさんやった
・たくさんの雑草を抜いた
・貯金総額がたくさん
・カブでたくさんのお金を儲けた(売った価格の総額かな?)
・いい買い物をたくさんした
・Rパーカーズでリメイクをたくさんした
・カタログに入っている商品がたくさん
・ハッピーホームアカデミーの点数がたくさん
・とたけけのライブにたくさん通った(1日に複数回リクエストしてももらえる)
・住民の頼まれごとにたくさん応えた
・たくさん手紙を書いて送った
・すれちがい通信でたくさんの人とすれちがった
・人の村にたくさん遊びに行った(ローカル通信でもネット通信でも可っぽい)
・自分の村にたくさん人を呼んだ(ローカル通信でもネット通信でも可っぽい)
・夢見の舘でたくさん夢を見た(インターネット環境必須?)
・たくさんの時間を遊んだ

</ここまで>


 やろうとすれば(銅のバッジなら)すぐに達成できるものから、達成するには(ゲーム内時間で)かなりの時間がかかるものまで幅広くあります。ある程度は村を発展させないと出ないものも幾つかありますね。


 「何をしてイイか分かんなくなっちゃった」と飽きてきた人は、とりあえずこれらの「銅のバッジ」を目指してみるのはどうでしょうか?銅だけに。



2.カブに手を出す
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 やっている人は「どうぶつの森はカブゲー」というほどだけど、やっていない人は全くやっていないから仕組みも分からない、それが「カブ」。
 自分もDS版でもWii版でも全く手を出していなくて、3DS版でも最初は手を出していませんでした。なのに、Twitterでフレンドの人達が話しているのを見て、「飽きてきたからちょっとやってみようかな」と手を出したらズブズブとハマってしまいました。


【どうぶつの森のカブのルール】
・日曜の午前中のみやってくるカブリバから購入できる
・幾らでも購入できる
・月曜~土曜の間に、Rパーカーズで売却できる
・売値は「月曜午前」「月曜午後」「火曜午前」「火曜午後」「水曜午前」「水曜午後」「木曜午前」「木曜午後」「金曜午前」「金曜午後」「土曜午前」「土曜午後」と、変動する
・日曜までに売らないと腐ってしまう(ただのゴミになる)



 日曜の午前中に来るカブリバは大体1カブ100ベル前後(90~110ベルくらい)で売ってくれるのですが、Rパーカーズの買値は更に幅があって「自分が見た一番低い数字は17ベル」で「自分が見た一番高い数字は596ベル」でした。
 当然高いタイミングで売れればぼろ儲けです。90ベルで買って、596ベルで売れれば、1カブ辺り506ベル分の儲けが自分の手元に残るのです。


 自分は毎週100万ベル分くらい購入しています。
 そのためにタンスを開けていて、BとCの欄の120マス分を「カブを保管するためのスペース」としています。90ベルで120マス分を購入すると108万ベル、これを596ベルで売り抜ければ715万2千ベルの売上げになり、一週間で607万2千ベルの利益を上げてくれるのです。



 596ベルなんて、滅多にありませんけどね(笑)。
 毎日の午前と午後で12回カブの売値は変動するのですが、12回全部チェックすると大抵の場合は「1回くらいは買った額より高く売れるタイミングがある」みたいです。稀に1回も上がらない時もあるんですが……まぁ、それは置いといて、12回全部チェックできる人はそうそう損はしないと思います。

 でも、平日の午前中に大量のカブを売れる人ってそうは多くないですよね。
 何せ100万ベル分もあると、自宅とRパーカーズを往復するだけでかなりの時間になってしまいます。学生にも会社人にもそんな余裕はないと思います。



 ということで、このゲーム―――「カブが高騰している村」を探して訪問するゲームなんです。
 インターネットで繋がっているフレンドの人や、リアルの友人と、「カブどう?」「うちもう今週は上がりそうにないわ」「私、明日あたり上がりそう」みたいな会話をして、「596ベルキターーーーー!!!みんなも来いーーーー!」となるのです。

 ちなみに自分が596ベルで売れたのは、Twitterで仲良くしてもらっているフレンドの村で知り合った人とフレンドになってその人の村でなんで。「友達の友達の村でカブが高騰していたので押しかけて売った」という(笑)。


 そういうゲームなので、ものすごく面白い要素なんですが、インターネット上のフレンドがそれなりの数いる人じゃないと厳しいかもですね。もしくは「午前」「午後」両方のカブ価をチェックできるように時間操作するとか。



3.サブキャラクターを作る
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 『牧場物語』でも『とびだせ どうぶつの森』でも男キャラクターを女のコの髪型・服装にして遊んでいたし、『ゴーバケーション』でも『ファミリーフィッシング』でも女のコのキャラで遊んでいたため、「やまなしさんって女装が好きなんですね!」と言われたことあるんですけど!!


 そうですけど何か!!!


 ………


 マジメな話ですよ。
 世の中には男性と女性がいて、「男性用の服や髪型」もあるし「女性用の服や髪型」もあるじゃないですか。その両方が魅力的だし、「男性用の服や髪型」しか楽しんでいないのは世界の半分しか楽しんでいないと言えるんじゃないですか。だから、私がゲームの中でくらい女装をするのも、それは「世界への愛」なのです!何もおかしいことはないのです!


 つーこって、自分は『どうぶつの森』では毎回「男性キャラのメインキャラ」と「女性キャラのサブキャラ」を作っていますー。最初は男性キャラだけで初めて女装とかさせるんですけど、やることなくなったら女性キャラを作ってそのコに可愛い服とかを買ってあげるの。セルフ援助交際!作中では絶対に出会わないメインキャラとサブキャラだけど!
 男性キャラだけだとやっぱり着ても気持ち悪い可愛らしい服とかもあるし、マイデザインで女性用の服とか作りにくいですからね。「もうやれることなくて飽きてきたなー」って人は、性別を変えたサブキャラクターを作るってのも手ですよ!ついついサブキャラの女のコの方が可愛くてそっちばっか起動しているということにもなりかねませんけど!



 「サブキャラを作る利点」は他にもあります。
 持てるアイテム・タンスに入れられるアイテム・郵便局に預けられる手紙(に付けて保管できるアイテム)・保持できるマイデザイン・服屋に保存できるマイデザインの数が人数分だけ倍になっていくということなのです。

 夢見の舘で色んな村をまわっていると、「荷物を保管する倉庫のためのキャラ」や「地面に貼り付けるマイデザインのためのキャラ」を作っている人は結構多いですね。


 また、「とたけけからもらえるレコード」とか「雪だるまのビンゴ」など、複数のキャラでプレイした方が効率よく集められるものも多いです。1人1コしかもらえない系のアイテムも4つまで集められるということにもなりますしね。
 ただし、マネキンだけは他人には譲渡できず、「1キャラ3コまで」と決まっているみたい。12コのマネキンが並ぶ部屋を構想していたのに残念!



4.ギャルゲーとして楽しむ
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 ※ この部屋は私の部屋ではありません

 「任天堂はヲタク受けするギャルゲーをさっさと出せばいいのに」と言っている人をたまに見かけるんですけど、何を言っているんですか!『どうぶつの森』という500万本売れるギャルゲーを出しているメーカーに何を言っているんですか!

 しかも、このゲーム―――女のコキャラどころか男のコキャラも攻略できるし、一人に絞らないハーレムプレイも出来るし、そもそも自分以外全員「人外」というマニアックにも程があるギャルゲーなんですよ!このゲームが500万本も売れる国ということは、日本というのは既にマニアックギャルゲー天国なのかも知れぬ!


 とか言うバカな話は置いといて……(笑)。
 このゲームの住民には「仲良し度」みたいな内部パラメータがあって、それが上がっていくとどんどん親密になって、あるところまで達すると「写真」を送ってくれるという仕組みになっています。前作までは「引っ越す時にくれた」と思うんですが、今作は「村にいる時に何枚でもくれる」みたいですね。

 「みたいですね」と書いたのは、私は前作までも今作も、住民の「写真」を一度ももらったことがないからです!伊達にキングオブモテナイを名乗ってはいない!!ゲームの中ですら好かれないからこそ「日本一モテナイ男」を自称してんだよバッキャローーーー!!



 ということで、一人一人の住民を攻略するのはそれなりに難しいんです。
 相手の好みを熟知して、そのコが気に入るプレゼントを贈ったり。待ち合わせ時間にはちゃんと遅れないようにそのコの家に行ったり。そのコの頼まれごとをせっせとこなしたり。病気になったら毎日お見舞いに通ったり。引っ越したいと言うコを引き止めたり。そのコに着て欲しい服を贈ったり。相手に好かれるために、占い屋にせっせと通って恋愛運が上がるアイテムを調べたり。

 これがギャルゲーじゃなくて、何だって言うんですか!!!


 「このゲーム、もう何をしてイイか分かんない」という人は、「住民の写真を集める」を目標にしていくのはどうでしょうか。
 ちなみに住民以外のキャラクターも、キャラごとの特定条件を達成することで「写真」がもらえるのがシリーズの伝統です。自分は攻略サイトを見たくない人なんで調べていませんけど、今回も多分そうだと思います。「まいこちゃんの写真」は自分も持っています。だからイイんだ、住民全員から嫌われていても、まいこちゃんさえ俺の嫁ならば……



5.やりこんでいる人の村を「夢見の舘」で訪問する
 今作の目玉機能「夢見の舘」―――
 フレンドになっていない人の村にも気軽に遊びに行けるという新要素で、ものすごく可能性のある新要素だけど、イマイチその凄さが伝わっていないかもなぁと思うのです。「夢見の舘出来たけどイマイチじゃない?」とか「人の村に遊びに行っても面白くなくない?」という声も目にしたことがあります。


 それは半分は正しいと思います。
 「オマカセで」で選んでもらった村は、正直「面白い村にぶつかる」可能性は低いんですね。自分はほとんど「オマカセで」使っていないんですけど、使った人の話を聞くと、半分くらいは「夢見の舘が出来た日に更新したっきり」の村らしいです。後は時間操作して、先の行事でしか手に入らない家具をコンプして置いてあるだけの村とかね。


 やっぱり「オリジナリティ」がないと!
 知り合いの村だったらそれだけで「ここは○○さんの村かー」と思える楽しさがあるのですが、知らない人の村に行くからには「この人はここにこんな情熱を注いでいるのか!」というものを見たいし、そういうものを見ることで「自分もこういう村を作ろう!」って思えるんですね。



 ということで、ネット上で話題になっている村、Twitterでオススメされた村、有名人の村などを実際にまわってみて、「ここは是非みんなにも見てもらいたい!」という村を9つ紹介したいと思います。昨日・一昨日で全部で35コの村をまわりました。しかも、全部「凄い村」という評判の村ですよ。正直疲れた!!

 選んだ9つの村は、私自身が「とびだせ どうぶつの森を持っているのにこの村を訪れていないのは勿体ない!」と自信を持って言える村です。ただ、一度に9つ全部まわるとクタクタになると思うので、1日1つくらいずつのペースでイイと思いますけど(笑)。


 私が確認したのは2013年2月8日~10日の間なので、これ以後に更新されてすっかり変わってしまっている可能性もあることを御了承ください。また、中には「時間操作」をして先の季節に進めないと手に入らないものを置いてある村もあるので、確認が取れているものはそれも記載したいと思います。



○ アイカ村(アイカ村長)夢番地:2600-0218-7298
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 ※ 時間操作をしている村です。

 言わずと知れた超カリスマ村。
 ゲームの仕様を熟知して作りこまれた村の「凄さ」や、そこで描かれるサイコホラーとしての「怖さ」もさることながら―――35コの村を連続訪問した自分が、この村がオンリーワンだと思うのはやっぱり「ストーリーが描かれている」からだと思うんです。
 家具や木やマイデザインを配置することでしか表現できないこのゲームで、見事に「ストーリーを描いた」。だからこそ、この村にはカルト的な人気があるのだし、今でもファンアートみたいなものが出来ていると思うのです。

 時間操作している村やホラーが苦手な人にはオススメしませんが。
 「凄い村」を見たい人は是非訪れるとイイと思いますよ!



○ しがたけ村(シガタケ村長)夢番地:1000-0117-7298
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 日本のゲーム開発会社ヴァニラウェア所属のプロのイラストレーター、シガタケさんの村。「ハバネロたん」の人、とか、『くまたんち』の人、と言えば分かりますかね。
 TwitterPixivでも大人気の人なので御存知の方も多いと思われますが、御存じない人に分かりやすく説明すると「ものすごく可愛い絵を描くのに本人はド変態」という人です。何だろう、この「身も蓋もない」説明は(笑)。

 夢見の舘で訪れられるこの村も、流石にプロのイラストレーターが作った村なだけあってものすごいドット絵で満ち溢れているのに、「くっだらねwwwwwww」が誉め言葉になるようなネタが満載の村で一つ一つ見てまわるのが物凄く楽しいのです。
 アイカ村とは180度違う意味で「来た人を楽しませてやるぞ!」というサービス精神に満ち溢れた村で、すごく好きです。自分は地味に「トイレ」が凄いと思いました。アレをこう使うとそういう演出になるんだ!と。

 ただまぁ、下ネタもかなりあるので下ネタ嫌いな人にはアレかも(笑)。

 また、セイイチを探せば、マイデザインを持ち帰ることも可能です。女のコ用の可愛い服も多いし、あのゲームを連想させるドット絵もあるし。ガハハと大笑いをして、お土産のマイデザインも持ち帰れる、テーマパークの様な村です。

ハバネロたんハウス ~激辛真版~[同人PCソフト]
ハバネロたんハウス ~激辛真版~[同人PCソフト]


○ きのこ村(りるの村長)夢番地:2200-0200-5272
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 これまでの『どうぶつの森』の中で「憎まれキャラ」と言えば、頼んでもいないのに借金背負わせてくるたぬきちとか、偽物の絵を売りつけてくるつねきちだったと思うのですが―――
 今作ではこの二人にはそんなに理不尽さを感じなくなった代わりに、序盤の「憎まれキャラ」だったのが園芸店のレイジでした。「消耗品のオノを売ってほしいのに、既に持っているジョウロばっか置きやがって!!」と。


 この村は、そんなレイジを「村民が一丸となって村から追放しよう」と決起している村です。
 もうこの時点で面白そうですよね?(笑)


 自分は「凄い」と言われている村を35コも訪問したんで、「自分なりの個性が出る」ゲームなのに、ある程度の傾向というか「こういう部屋を作る人いっぱいいるよね」みたいのが見えてきてしまったんです。分かりやすい例を出すと、女のコの人形とオノの組み合わせとか何回見たことか。
 そういうアイディアが被った場合は、どうしたって「手間と時間と労力をかけた」クオリティ勝負になっちゃうし。そうしたら「サイコホラー系の村ならアイカ村には勝てない」んです。あれを上回るのは至難の業ですもん。


 そこを言うと、この村――――「誰もこんなことやんねえよww」ということを思いついて、そのための村にきっちり作りこんであるのです。私は今回だけで35コの村をまわりましたけど、「村民が一丸となってレイジを追放しようとしている村」なんて他にはありませんでしたもの!あってたまるか!(笑)




 ……とまぁ、こうやって「凄い村」を次々と見てまわって「どれをブログで紹介するべきか」と選んでいると、漫画賞の選考をしている編集者さんの気持ちが分かってきました。
 「面白いけど、こういう話はみんなが描くから明日にはキミのこと忘れちゃうなー」とか「ウチのカラーには合わないなー」とか「○○を主人公にしている漫画って今ウチでも連載しているから要らないんだよねー」とか言ってきた編集者さんの気持ちも分かる!ちくしょう!



○ やるお村(るるこ村長)夢番地:1100-0372-0736
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 ※ 時間操作している村です

 今度は逆に「クオリティ」がとてつもない村。アイカ村とタメ張れるレベルだと思います。
 35コも「凄い村」を見ると、道路を舗装して「どうぶつの町」にしている村は珍しくないです。信号機とかもありますし、やっぱりみんな思いつくことなんでしょう。そのどれもが凄いことなんですけど、ずっと見ていると慣れてきちゃうんですね、申し訳ないけど。

 でも、そんな中でもこの村は飛びぬけてトンデモナイと思います。
 行ってみて、地図を見れば一目瞭然で。
 住民(どうぶつ)の家が一区画に集中していて、「住宅街」が出来ているんです。もちろん間のスペースなんかもちゃんと全部舗装されています。キレイに住宅が並んでいる計画都市を彷彿とするその町並みに度肝を抜かれて、こんな風にきっちり村を管理している村長の家はどんなだろう……と思って訪れると、というのは見てのお楽しみ!


 「アイカ村は凄かったけど、その他に大した村はないんでしょ?」とか思っている人は今すぐ行けばイイ!世の中にはとてつもない人がまだまだいるんだって思い知りますから!




○ ゲバルト村(EXCEL村長)夢番地:1700-0177-9037
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 こちらもアイカ村同様にネット上で超有名な村ですね。
 改札を開けっ放しにして放置していたところ、遊びに来たフレンドの方々に村を好き勝手にイジられた結果、とてつもなく荒廃してしまった村―――と、Twitterで話題沸騰していました。ほのぼのしたゲームだと思っていた『どうぶつの森』があっという間に戦場に!!

 夢見の舘で遊びに行けるゲバルト村は、木が1本も生えておらず、そこら中に落とし穴が仕掛けられていて身動きが取れず、ノンキに歩いている住民達が次々と落とし穴に落ちて「助けてくれー!」と叫んでいるという地獄絵図になっています。


 この村をマネして「自分もやってみよう!」というのはオススメしません(笑)。
 でも、やはり“観光地”として「こんなに荒んだ村が作れるのか!」と一見の価値はあると思います。



○ たけのこ村(がしん村長)夢番地:2800-0140-5359
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 どの世界においても「天才」は存在する―――
 「才能は努力を凌駕するのか」とか「努力は才能を凌駕するのか」とか、そんな自問自答がバカらしくなるくらい、圧倒的なセンスの差を見せ付けられた瞬間。私達はただ単にこう思う。「一生かかってもこの人には適わない」と。


 例えばスクショに撮った「教室風の部屋」というのは、多くの人が作ってみる定番の部屋だと思います。自分もWii版で作りましたし、夢見の舘で訪問した35コの「凄い村」の中にもたくさんありました。しかし、その中でもこの人の作る「教室風の部屋」が一番「教室」だと思いました。

 「教室風の部屋を作ろう!」と考えた時、机や椅子や教壇を置くのは普通ですよね。「教室にありそうなもの」を考えて置く―――それが普通だと思います。でもこの人、パチンコとか置いているんですよ。ハリボテとか置いているんですよ。びんせんとかその辺にブン投げているんですよ。


 リアルとは違っていても、何となく「○○っぽく見える」ためにはこういうノイズ的なものがあった方がイイと分かっているんです。この村は外も内装もものすごく作りこまれているんですが、単に「忠実な再現」ではなくて、「え?ここにこんなもの普通ある!?」という雑多なものを置くことでそれっぽく見えるように全部作ってあるんです。

 「雰囲気を作る」というセンスは35コの村の中でもピカイチでした。
 1つの家は「まだ作りかけ」というコメントがあったので、今後更にブラッシュアップするつもりなんですかね。楽しみ!時間が経ったらまた行きたい村です。応援しています!私は天才でなくても構わん!ファンです!(私信)



○ レーベの村(スライムA村長)夢番地:1800-0117-6654
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 見ての通り、『ドラゴンクエスト』風の村。

 恐ろしい数のドット絵を打ち込んで再現された『ドラクエ』風の村というだけでも凄いんですが、部屋の内装もRPGの世界観に準拠していてRPG好きならば「道具屋っぽい!」とか膝を打つクオリティです。
 また、セイイチを探せばドラクエキャラの服のマイデザインも持って帰ってこれるというサービス精神も素晴らしい!スクショでは自分、頂いたトルネコの服を着ております。



 御本人から反応がもらえたのでブログが見つかりました。御自身のブログで膨大な量のマイデザインを公開なさっています。『ドラクエ』だけでなく『ポケモン』のマイデザインも、とてつもないクオリティ!!



○ ぜんいんJS村(いかお村長)夢番地:3300-0129-6017
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 『P.S.すりーさん』で有名なIKa先生の村。
 キュートかつ自然な敷石や、マイデザインを地面に貼り付けて4コマ漫画を描いているところも流石なんですが……やはりこの村と言えば、ジャンスカ!大量のジャンスカを飾って崇めていたり、たくさんのジャンスカをマイデザインで作って配布などをしていたり。ここの村を訪れる時は、是非女のコのキャラクターで行って、片っ端からジャンスカを持って帰りたいですね!

 IKa先生はブログでもQRコード配布しているんですけどね(笑)。(ここここ
 でも、部屋の作りこみもなかなかなので是非夢見の舘で訪れてもらいたい村です!

P.S.すりーさん (GAME SIDE BOOKS)
P.S.すりーさん (GAME SIDE BOOKS)



○ パッセル村(ソノコ村長)夢番地:1800-0118-2815
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 大トリを飾るのはこちら。
 Eテレ(NHK教育テレビ)をモチーフにした村です。自分はあまりテレビを観ない人間なので、正直元ネタが何となくでしか分からないのですが、一部屋ごとに「あの番組っぽい部屋」と作られているので、まわって歩くのが物凄く楽しいのです。

 キミ達ロリコンどもが夢中になった、あのコとかあのコの部屋を再現した部屋もありましたよ。

 また、この村で自分が一番気に入っているところは、実はスタート地点。
 夢見の舘で訪れると毎回広場から始まるんですが、この村はそこからポツンポツンと落ちているプレゼントが見えるんですよ。それを拾って歩いていくと、幼稚園児っぽい帽子に、幼稚園児っぽい服に、幼稚園児っぽい靴と―――それを1つ1つ着ていくだけで、自分がEテレの世界に入り込んでいくような演出がされているんです。

 スタート地点に服を置いてある村は結構あるもんなんですが、それが「この村の世界観に入り込ませる演出」に使われているのはここしか見たことがありません。お見事。






 とりあえずは以上で。
 ハッキリ言ってこの9つの村以外にも「とてつもない村」はたくさんありましたし、35コ全部載せた方がイイんじゃないかとも思ったんですが。35コも書かれていたら、多分みなさん「こんなに行くの面倒くせー」と1つも行かないと思うんで。

 自分は今回35コをまわるまで気付かなかったんですが……
 「広場のシンボルツリー」って、時間操作をしているか分かるためにあるんですね。2013年の2月であっても、一旦時間を進めて戻しているのかスタートの時期を戻しているのか分かりませんが、ものすげー木が成長している村があって。「時間操作している村には行きたくないな」という人はすぐに引き返せるようになっていたんです。

 また、マイデザインを配ってくれているセイイチはメガホンで呼び出せるので、マイデザインを配るつもりのある人はメガホンを置いてくれることが多いです。自分は大した村じゃないけど、とりあえずメガホンは広場に置くことにしました。

 35コもまわるとね、セイイチがいるかどうかを探す時間が一番厄介でね……


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 自分が『どうぶつの森』を初めてプレイした時はDS版の時で、何も分からずに遊んで「まー、こんなもんかな」と思ってそろそろ辞めようと思ってから、攻略サイトを見たら自分がこのゲームの1割も遊べていないことを知って驚いたことがありました。

 物凄くたくさんの要素が詰め込んであって、「色んな遊び方が出来るよ!」としてあるため、残り9割を知らないまま「こんなもんかな」と辞めてしまう人も多いゲームだと思うのです。


 辞めてしまうことは自由ですが、「自分はもっと遊びたいのにどう遊んでイイか分からない!」という人もいると思ったのでこの記事を書きました。もちろんこの他にもたくさんの遊び方があると思いますし、飽きずに遊んでいる人達は独自の遊び方を見つけて遊んでいると思います。それを見つけることもまた遊びなんです。


 というワケで、未だにプレイ時間が減らないので「2012年中に全部終わらせる」と言っていた積みゲーが全く崩せません!何とかしてくれませんか任天堂さん!


(関連記事:はじめて『どうぶつの森』を遊ぶ人に向けた記事
(関連記事:『とびだせ どうぶつの森』で作ったマイデザインのQRコードを晒すよ!
(関連記事:悪しき慣例をぶっ飛ばせ!『とびだせ どうぶつの森』紹介

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悪しき慣例をぶっ飛ばせ!『とびだせ どうぶつの森』紹介

『とびだせ どうぶつの森』
 ニンテンドー3DS用/コミュニケーション
 任天堂
 2012年11月8日発売
 4800円(税込)
 セーブデータ数:1(作れる村は1つですが、住民は4人まで作れます)
 公式サイト

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※ 12/13現在、Amazonでは新品・中古ともに定価以上の価格で販売しています。
※ 個人的には常に定価販売のダウンロード版をオススメします。


※ このソフトはニンテンドー3DSの立体視機能に対応していますが、自分は視力の問題で立体視が出来ません。なので、この紹介記事内では立体視機能については言及しないことを御了承ください。

 『どうぶつの森』は第1作が2001年にNINTENDO64用ソフトとして発売されたゲームで、ハード末期のソフトでありながら「3Dアクションゲームが多かった64のソフトとしては異色のタイトル」「当時注目され始めていたスローライフという考え方にマッチしていたゲーム」ということで口コミで広がり、20万本以上を売り上げたヒット作となりました。

 その後このシリーズは、正統進化のゲームキューブ版を経て、携帯ゲーム機との相性の良さを発揮したニンテンドーDS版『おいでよ どうぶつの森』で国内500万本を売り上げるという超ヒットシリーズへと成長しました。
 ちなみに国内で500万本を売り上げたゲームは、他には『2Dマリオ』シリーズと『ポケモン』シリーズしかありません。1作だけの比較で言えば、『ドラゴンクエスト』シリーズよりも『モンスターハンター』シリーズよりも売れているということになります。


 その大人気シリーズが、とうとうニンテンドー3DSで発売!
 案の定、発売直後から大人気でパッケージ版は品切れ状態が続いているほどです!流石『どうぶつの森』です!安定の人気シリーズになりましたね!



 ……という話では、済ませたくないのです。
 というのもですね、この500万本を売り上げたDS版『おいでよ どうぶつの森』(2005年発売)と、現在大人気で品切れ中の3DS版『とびだせ どうぶつの森』(2012年発売)の間に、Wii版『街へいこうよ どうぶつの森』(2008年発売)というソフトがありまして。このWii版は、評判としても売り上げとしてもイマイチなものに終わっていたのです。

 グラフィックのキレイさや、Wiiスピークによるボイスチャット、PROデザインで服作りが楽しくなったことなどの良さもありましたが……「アイテム選択やマイデザインがポインター操作でしか出来ない」「たぬきちの店の閉店時間が恐ろしく早い」「インターネット常時接続のWiiなのにほとんど活用できていない」「そもそもDS版と大差がなさすぎる」という評判で。

 売り上げは一応100万本は売り上げましたが値崩れを起こしての100万本達成で、後に岩田社長が「『Wii Music』と『街へいこうよ どうぶつの森』は期待したようなロングセールスにならなかった」と語ったほどでしたし、この2本の失敗による2008年年末商戦の失速はWii市場にとっては大きな痛手になったように思います。




 しかし、当時ファンの間では「どうぶつの森は携帯ゲーム機向けのソフトだし……」「据置ゲーム機には向いていなかったんだよ」みたいなことが言われていました。『街へいこうよ どうぶつの森』が失敗したのは、中身が原因ではなく、「Wiiで出したこと」自体が原因―――なのだと。


 ですが、任天堂はそうは思っていませんでした。
 少なくとも3DS版『とびだせ どうぶつの森』を作っているメインスタッフはそうは思っていないはずです。
 表立ってそういう発言をすることはないと思いますが(前作のスタッフやファンに失礼ですから)、『街へいこうよ どうぶつの森』の失敗は、据置機か携帯機かの問題ではなく、「どうぶつの森とはこうあるべき」「任天堂のゲームはこうあるべき」という慣例に縛られすぎたからだと考えたんじゃないかと思います。

 Wiiで出すならもっとやり方があったんだけど、今まで支持されてきたものを変える決断が出せず(&納期も短く)その「Wiiに向いたやり方」を出来なかったことこそが問題だったのだろうと。


 今回の3DS版は、Wii版の失敗から学び、ディレクターに若い人を起用して、「今までのどうぶつの森」の慣例を壊すことを意識して作られているように感じられます。その結果、今までの『どうぶつの森』では仕方ないと諦められていた「ここが遊びにくいんだけど、このシリーズはこういうゲームだもんなぁ……」という部分が徹底的に直されているのです。



 ということで、この紹介記事では「DS版やWii版と比べて、3DS版はどこが変わったのか」を中心に書こうと思います。「シリーズを1本も遊んだことないけど、どうぶつの森ってどんなゲームなの!?」という人もいらっしゃるでしょうから、そういう人は3DS版発売前に書いたこちらの記事を読んでくださいな。

(関連記事:はじめて『どうぶつの森』を遊ぶ人に向けた記事



 では、ここからは「3DS版でどうぶつの森がどう変わったのか?」を書きます。

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