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「原作通り」を再現するアニメと、「原作とは違う物語」を描くアニメ

※ 今日の記事は、なるべくネタバレしたくないけれど「具体的なネタバレをしないと伝わらない箇所」も多いので……ネタバレ箇所は文字色を隠すことにしました。ネタバレ部分は読みたい人だけ反転させて読んでください。


 1年前、このブログに「アニメの後に原作を読むススメ」という記事を書きました。
 原作至上主義者の自分は、原作→アニメの順に観ると「カットされた台詞」とか「原作とちがう展開」とか「読み言葉と書き言葉のちがいによるテンポの差」とかが気になって文句を言ってしまうのです。しかし、アニメ→原作の順に読むと「元々はこうだったものをああ再構成したのか」とか「アニメではよく分からなかったけど原作ではここが伏線になっていたのか」と後から分かるので面白い―――という記事でした。


 さて、そこから1年が経ちまして。
 この1年間で私は実際に「アニメが面白かったから原作も読んでみよう」と、『とある科学の超電磁砲』『銀の匙』『のんのんびより』『境界の彼方』『いなり、こんこん、恋いろは。』『未確認で進行形』の原作を読みました。
 ただし、あくまで「アニメ→原作」の順に読みたいので、2期があることを期待して読んだのはアニメになった巻まで――――『とある科学の超電磁砲』は7巻まで、『銀の匙』は9巻まで、『のんのんびより』は最新刊6巻まで、『境界の彼方』は1巻まで、『いなり、こんこん、恋いろは。』は5巻まで、『未確認で進行形』は最新刊5巻までしか読んでいませんが(※1)

(※1:ちょうど都合よく巻の区切りがイイことばかりでないので、アニメになっていないエピソードを読んでしまうこともあるんですけどね。『のんのんびより』の6巻なんかはアニメになったエピソードは1話だけでしたし)



 んで、今更なんですけど……
 一言に漫画や小説が原作のアニメと言っても、「原作通りの物語に進むアニメ」「原作とは違った物語が描かれるアニメ」があるんだなと思いました。


 『のんのんびより』のアニメは、割と「原作を忠実に再現しているアニメ」でした。
 第1話と最終話に“アニメとしての区切り”をカンジさせる描写がありましたし(以下ネタバレ:第1話で桜まで歩くシーンや、最終話で蛍が「ここに来て良かった」と言うシーンはアニメオリジナルのシーン)、ところどころにエピソードを強化する描写が足されていたりもするのだけど……
 基本的には「細かいギャグも含めて原作通りに再現したエピソード」を、並び替えて再構築している―――というアニメ化だったんですね。

 「この場面は原作では○○と××しかいなかったけど、アニメでは△△が加わっている」みたいなことはやらなかったんですね。例えば『未確認で進行形』では原作では2巻のラストまで出てこない末続このはが、アニメでは序盤から顔を出している―――みたいなことがありましたし、他のアニメでもよくあることだと思うのですが。『のんのんびより』ではこういうことは行われませんでした。
 アニメを観た際の自分は、第4話で夏休みにひかげが帰ってくるのに、その後れんげとほのかちゃんの話には全く絡まないことがすごく不思議だったのですが……原作だとあの話は別々の二つのエピソードなんですよね。だから、ほのかちゃんの話にはひかげは登場しないという。




 対照的に「原作とは違った物語が描かれるアニメ」だったのは『境界の彼方』でした。
 京アニにとってKAエスマ文庫の小説は「原作」ではなくて「原案」である――――という揶揄をどこかで見たことがありますが、それも分かるくらい原作とは全くちがうストーリー展開でした。どのくらいちがうかと言うと、一応原作通りに進んでいるなと言えるのは「第1話のAパート」までで、それ以降はほぼオリジナル展開でした。

 というか、栗山さんの設定も、秋人の設定も、美月の設定も、原作から大きく改変していますし……妖夢を倒して妖夢石を換金するという設定もアニメオリジナルですし。ビックリするくらいの別物でした。
 特に栗山さんは原作だと最初から凄腕の戦士なのですが、アニメでは妖夢を倒したことがない上にトラウマ持ちという最弱キャラに変わっていたので……原作ファンはアニメの栗山さんをどう思ったのだろうと私気になります。


 それでも「原作の魅力は会話劇」というアニメスタッフのインタビュー通り、原作の会話劇をアニメでは全くちがうシチュエーションで使ったりしていて。「アニメ→原作」の順に観ると「元はこんなシーンの台詞だったのかよ!」と驚けるので、アニメを好きだった人にも原作は結構オススメですが。

(関連:『境界の彼方』アニメでキャラを好きになった人達へ、原作小説その他のススメ




 この記事のサンプルとして面白そうなのは『とある科学の超電磁砲』でした。
 というか、『とある科学の超電磁砲』の原作を読んだ半年前にこの記事を考えたと言いますか……『とある科学の超電磁砲』のアニメは1期が「原作とは違った物語が描かれるアニメ」で、2期が「原作を忠実に再現しているアニメ」だったのです。

 『とある科学の超電磁砲』のアニメ1期が放送された2009年の段階だと、原作はシスターズ編の途中だったため、アニメでシスターズ編を描くことは出来ませんでした。なので、アニメ前半の1~12話で原作1~3巻に該当するレベルアッパー編を描き、アニメ後半の13~24話はアニメオリジナルエピソードを描くことになったのですが……
 アニメオリジナルエピソードになる後半を「表主人公:美琴/裏主人公:佐天さん」の物語にするために、原作のある前半のレベルアッパー編もところどころ改変されているんですね。銀行強盗とのバトルなんか、原作では美琴と黒子と初春の3人しかいないのですが、アニメでは佐天さんも含めた4人が遭遇して、アレが佐天さんの物語のスタートになっているという。


 なので2期もそういうカンジになるんだろうなーと思いきや……2期はアニメ1~16話が原作4~7巻のシスターズ編になるのですが割と「原作のまま」なんですね。
 一応、アニメ1期を受けて「ただ黙って待つ黒子や初春や佐天さん」の描写が足されてはいるのですが、本編『とある魔術の禁書目録』との矛盾を起こせないので、メインのストーリーラインは原作から大きく変えることも出来ず。17話以降のアニメオリジナルエピソードも、その後始末のような印象は正直受けました。

(関連記事:1期と2期は別物だった。アニメ『とある科学の超電磁砲S』感想


 ちょっとついでに語っておきたいこと。
 前の記事で「原作が連載中の漫画のアニメ化だと、アニメの中で伏線が回収されずに終わってしまう」ということを書きましたが、『とある科学の超電磁砲』のアニメ1期は“伏線をまるごとカット”しているのです。
 原作ではレベルアッパー編→シスターズ編という順番なので、レベルアッパー編のラストにシスターズ編の伏線が張られるのですが(以下ネタバレ:レベルアッパーのアイディアはシスターズのミサカネットワークからヒントを得たと木山先生が言うシーンが、アニメではなくなっている。それと、初春がレベルアッパーのワクチンを学園都市中に流している際に、原作ではアイテムの4人の台詞があるのだけど、アニメでは一瞬映るだけで台詞はなくなっている)、アニメ1期では前述した通りシスターズ編を描けなかったのでシスターズ編の伏線をカットしているのです。

 2期があるか分からないアニメ化の場合、「思わせぶりな伏線を張って終わる」のではなく、こうやって「回収できない伏線はカットする」方が自分はイイんじゃないかと思います。まぁ……残している作品も「気になる人は2期のためにブルーレイ買ってね」ということではなく、ストーリー上どうしても残さなくてはいけないから残しているだけだと思うんですけど。





 閑話休題。
 『とある科学の超電磁砲』1期のように「原作とは違った物語が描かれるアニメ」の方が自分はアニメとして好きだなと思っていて、例えば『けいおん!』の1期なんかも「原作とはちがう少女達の成長物語」として再構築されたアニメだからこそ大好きだったのですが――――

 1期が「原作とちがった展開」をしてしまったせいで、2期が「1期と矛盾した展開」になってしまうことがあるんですよね。『とある科学の超電磁砲』の2期でも、『けいおん!!』の2期でも、それを思いました。
(以下ネタバレ:『超電磁砲』の1期最終回で「自分一人ではできないことも仲間とならできる!」と言っていた美琴が、2期のシスターズ編では「これは私だけの問題」と一人で戦ってボロボロになってしまうとか。『けいおん!』1期では花火などを使って「この輝きは一瞬の輝き」「いつかはみんな離れ離れになる」と見せていたのに、2期のラストでは「みんなで一緒の大学に行く」という結末になってしまうとか


 制作会社も製作委員会も出版社も原作者もファンも、「アニメがヒットしたら2期」を期待していると思うのですが。「原作とは違った物語が描かれるアニメ」として1期がヒットしてしまった場合、2期を描く際にこんな落とし穴があるという。
 『境界の彼方』くらいぶっとんで最初から原作無視で進んでいる場合、2期で原作との矛盾なんか気にしないと思いますけど(笑)。




 そう考えると……残りの3つ『銀の匙』『いなり、こんこん、恋いろは。』『未確認で進行形』は、「原作を忠実に再現しているアニメ」でありつつ、終盤の山場はオリジナル展開やオリジナルの構成にすることで「アニメとしてきっちりまとめる」作品になっていたと思いました。

 『銀の匙』は原作を読んでみて「アニメは思った以上に原作そのままなんだなぁ……」と思ったのですが、1クール目も2クール目も終盤は“盛り上がるところ”を作るためにエピソードの順番を変えていました。
(以下ネタバレ:御影が家族に夢を打ち明けるシーン、原作では時系列通りなのですが、アニメではその部分を後回しにして八軒が実家に帰る際に回想するという構成になっています。八軒のおかげで御影は一歩踏み出せたのだけど、そんな彼女を見て八軒は父との対峙に一歩を踏み出せた、という流れになっている


 『いなり、こんこん、恋いろは。』は、原作が元々ものすごく密度の高い漫画なのに、コミックス5冊分をアニメ10話に押し込めなくてならないので……カットされたエピソードがものすごく多いんですよね。
 特に、クラスの男子どもが「墨染さん」と「墨染さん以外」を区別している描写とかホント丁寧で(笑)。アニメだと尺の問題でカットされてしまった分、いなりと墨染さんの関係が描ききれていなかったなぁと思わなくもないんですね。だから、みんな!原作を読むんだ!!というのは置いといて……

 こちらも最終話に山場を持ってくるため、起こっている出来事は一緒なのですが展開を多少変えていました。(以下ネタバレ:原作ではいなりが神通力を返すと決めた時点で、天照様がうか様のところまでいなりをワープさせている。アニメではいなりが天岩戸まで走って飛んで狐達と一緒にこじ開けようとしている。


 “原作の途中で終わってしまうアニメ”ですから、最終回は「原作と矛盾しない範囲でアニメとして山場を作る」というのは現実的な手法かなと思います。


 『未確認で進行形』もアニメ最終話の展開は原作にない展開でした。同じ台詞も、ちがうシチュエーションになっていることで、よりドラマチックになっていました。アレも「原作と矛盾しない範囲でアニメとして山場を作る」ということかなと。
 『未確認で進行形』の原作は4コマ漫画なのですが、ストーリー性を強くしたいところでは4コマ漫画の枠をぶち壊して描かれているため。元々原作からしてストーリー性の強い原作ですし、アニメも「原作を忠実に再現しているアニメ」だったかなと思います。

 ただ、アニメは放送の時期に合わせて作中の季節を1~3月にしているので、バレンタインやホワイトデーのくだりはアニメオリジナルですし、どうやら紅緒達の年齢を変えているみたいです。原作には小紅と紅緒は2歳差という台詞があるのですが、アニメだと1学年差になっているみたいですからね。
 また作中の季節が1~3月になっていることで「雪」が効果的な演出アイテムになっているのも特徴でした。(以下ネタバレ:第1話の冒頭で街に雪が積もっているシーンから「非日常」が始まり、その雪はずーっと積もったまま。最終話で季節が春になって雪が融けるのだけど、白夜や真白がいる生活は「非日常」ではなく「日常」になったんだという演出監督もインタビューで、「雪を印象的に見せるためにキャラクターデザインに白いハイライトを入れている」と話されていましたしね。


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 ここまで書いてきたように、「漫画や小説のアニメ化!」と一言で言っても実は色んなタイプのアニメ化があるのです。「原作通りの物語に進むアニメ」と「原作とは違った物語が描かれるアニメ」―――――


 「原作通りの物語に進むアニメ」は以前の記事に書いたように、ストーリーの途中で終わってしまうという物足りなさがどうしてもあります(原作が既に完結しているものとかは別ですけど)。

 しかし、「原作とは違った物語が描かれるアニメ」は2期が作られる際に原作との矛盾が生まれてしまうことがありますし、原作ファンから「原作ではこうだったのにアニメだと改悪されている!」と叩かれる原因になることもあります。
 私はそれが不毛だと思うから「アニメ→原作」の順で観るようにしているのですが、好きな原作がアニメ化されたから観たいって人が多いのも分かりますし……「原作通りの物語に進むアニメ」と「原作とは違った物語が描かれるアニメ」のどちらが正しいみたいな簡単な話ではないんですね。




 個人的には、「アニメ→原作」の順で観ているのでアニメと原作の差が大きいほうが「2回楽しめる」感覚ができて好きです。『境界の彼方』のように別物のストーリーでも好きですし、『いなり、こんこん、恋いろは。』のようにアニメ化できなかったエピソードがたくさんあるのも好きです。

 アニメから入るとキャラの声が声優さんの声で脳内再生されるので、アニメ化されていない台詞も声優さんの声で聴こえてくるものですし―――と書いたら「なにそれキモイ」って言われそうですね(笑)。でももう、いなりの声は大空さんで脳内再生されるし、小紅の声は照井さんで脳内再生されるなぁ。



 ということで、みなさん。
 「好きだったアニメ」の「原作」も読んでみようぜ!


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| アニメ雑記 | 17:57 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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『とある科学の超電磁砲』アニメ1期&2期で出てきた能力、欲しいのはどれ?

※ この記事はアニメ版『とある科学の超電磁砲』全24話と『とある科学の超電磁砲S』全24話のネタバレを含みます。

 1期が終わった時にも書いた記事の第2弾です。
 アニメ『とある科学の超電磁砲』には様々な超能力が出てくるので、その能力のどれが欲しいかなーなんてファミレスのノリでみんなでアレコレ語ろうという記事ですね。

 あくまで『超電磁砲』の記事なので『禁書目録』でのみ出てきた能力については触れませんが、原作小説『禁書目録』の方で詳しい説明が出ている能力もあるのでその辺も調べて書いています。




【レギュラーメンバー】
○ 御坂 美琴:電撃使い<エレクトロマスター>レベル5
・学園都市に7人しかいないレベル5の第3位
・電撃を放つ能力
・電磁誘導により金属を弾丸にした超電磁砲<レールガン>を撃つことが可能
・電気によって磁場を操り、金属にへばり付いたり、振動させた砂鉄の武器を作ったり
・1期の頃は大して応用性のない能力だと思っていたけど、2期はハッキングやら防犯カメラの無効化やら電子的な記録の改竄やら応用力の高さを発揮していた。流石レベル5

○ 白井 黒子:空間移動能力者<テレポーター>レベル4
・自分及び触った物体を空間移動させる能力
・黒子曰く「11次元」の能力だそうな
・空間移動させられたものはそこにあるものを押しのけるので、ぶっちゃけ無敵の能力
・他の能力よりも複雑な計算が必要なため、集中が乱れると使えない

○ 初春 飾利:定温保存<サーマルハンド>レベル1
・触っているものの温度を一定に保つ能力
・あまりに熱いものやあまりに冷たいものは初春が持てない。ので、使えない

○ 佐天 涙子:空力使い<エアロハンド> ※レベルアッパー使用
・元の能力レベルは0
・能力の系統としては光子と同じで、1期で葉っぱを動かしてた際には手から風を噴射させていたそうです。

○ 固法 美偉:透視能力<クレアボイアンス>レベル3
・相手の所有物を透かして見ることが出来る能力
・どの程度の透視が出来るかは不明だけど、1期最終話で道路の下から出てくる敵を透視していた

○ 婚后 光子:空力使い<エアロハンド>レベル4
・触れたものに空気の噴射点を作り、ミサイルのように飛ばす能力
・アニメ2期最終話では、湾内さんと泡浮さんと力を合わせたとは言えロボットを成層圏まで打ち上げていた

○ 湾内 絹保:能力名不明 レベル3以上(?)
・水流操作系の能力、プール掃除に便利
・常盤台にはレベル3以上の能力者しかいないので、レベル3以上の能力者だと推察される

○ 泡浮万彬:能力名不明 レベル3以上(?)
・浮力操作の能力
・常盤台にはレベル3以上の能力者しかいないので、レベル3以上の能力者だと推察される

○ 春上 衿衣&枝先 絆理:精神感応<テレパシー>レベル2
・特定波長下でのみ相手の心の声を受信できる能力
・2期1話ではどうしてこの能力を使わないんだろうと思っていたら、2期最終話できっちり使ってきました。こういうところは流石

○ 上条 当麻:幻想殺し<イマジンブレイカー>レベル0?
・全ての能力を無効化してしまう能力
・学園都市の能力測定機械では計測不能なため、レベル0とされている


 まずはメインキャラ勢。
 何といっても2期は美琴の能力の応用力の高さを見せつけられました。電子機器には自由にハッキングできて記録を改竄できるし、防犯カメラや赤外線センサーにも引っかからず、警備ロボも操れる―――1期では「黒子の能力の方が便利」と言っていたけど、いやいやお姉さまの方がやっぱり凄いですよ。

 元々DNAマップを提供した理由は生体電気で筋肉を動かす研究でしたし、2期終盤では神経を麻痺させられても体を動かすという荒業を発揮、最終話では『ハンター×ハンター』のキルアの“神速”みたいな技まで見せていました。



【サブキャラクター達・1期】
○ 丘原 燎多:発火能力者<パイロキネシスト> ※レベルアッパー使用
・炎を使う能力者
・黒子曰く「(レベルアッパーを使った能力は)レベル3といったところ」とのこと
・原作だと特にレベルアッパー使ったという話はないのに、アニメだとレベルアッパーを使ったとされてしまった可哀想な人(笑)

○ 重福 省帆:視覚阻害<ダミーチェック>※レベルアッパー使用
・対象物を見ているという認識そのものを阻害する能力
・元々のレベル(2)だと完璧に姿を消すことは出来ないが、レベルアッパーによって完璧に姿を消していた
・でも、鏡に映っちゃうのだから……

○ 郵便局強盗:絶対等速<イコールスピード>
・投げたものが破壊されるまで進み続ける能力
・“人”を投げられるんだったら、すげー厄介な能力な気がする

○ 介旅 初矢:量子変速<シンクロトロン>※レベルアッパー使用
・アルミを爆弾に変える能力。原理は何度聞き返してもよく分からん
・元々のレベルは2だけど、レベルアッパーによりレベル4相当の力を得ていた
・時限爆弾なのか遠隔操作で爆発させられるのかは不明なのだけど、「ジャッジメントだけを狙えた」のだから後者かな

○ 姉御:フラックスコート ※レベルアッパー使用
・アスファルトの粘性を自在に変えてコントロールする能力
・道路工事なんかに便利そうだ

○ トリック:偏光能力<トリックアート> ※レベルアッパー使用
・名前のやっつけ具合が泣ける(EDクレジットにこう表記されていた)
・周囲の光をねじ曲げることで、相手に虚像を見せる能力
・しかし、これって「肩に矢を撃ち込もうとしたら心臓に直撃しちゃいましたわ」ってことにならないか…?

○ アケミ・むーちゃん・マコちん:能力名不明 ※レベルアッパー使用
・ヘアピンがアケミ、Tシャツがむーちゃん、おさげ髪でおっぱい大きいのがマコちん
・アケミの能力は“ものを持ち上げる”能力。
・むーちゃんは素早く移動していたからそういう能力かと思いきや、別のシーンで“ものを持ち上げる”能力を使っていた
・マコちんは完全に不明


 1期が終わった際の記事で大人気だったのは「イコールスピード」さんでした。
 ただ、正直……あの状況で彼が能力の弱点を言うワケがないんで、そんなに万能な能力ではないんじゃないかなぁと思います。「大きなものは投げられない」とか「射程距離が短い」とか。じゃないと、郵便局強盗なんかに手を出さないんじゃないかなぁと(笑)。





【サブキャラクター達・2期】
○ 食蜂 操祈:心理掌握<メンタルアウト>レベル5
・学園都市に7人しかいないレベル5の第5位
・リモコンを使うことで催眠・洗脳・記憶操作を大多数の人間に同時に出来る
・記憶の改竄もお手の物なので、美琴とコンビを組めばどんな事件ももみ消せる
・ただし、リモコンを使うためか電磁バリアを持つ美琴には効かないし、恐らくアクセラレータにも効かないと思われる

○ 御坂妹:電撃使い<エレクトロマスター>レベル2~3
・御坂美琴のクローン
・あくまでクローンなので能力は平均してレベル2程度
・しかし、全クローンが同じ脳波を持つため、全クローンが「ミサカネットワーク」で情報・知識を共有することが出来るので、1万人近い頭脳を使ってスーパーコンピューター並の計算も可能
・「2万回コンティニューすればアクセラレータも追い詰められる」ってことか

○ アクセラレータ:一方通行<アクセラレータ>レベル5
・学園都市に7人しかいないレベル5の第1位
・全てのベクトルを操る能力者で、普段は「反射」に設定してあるためにあらゆる攻撃を跳ね返す
・触れただけでその者の生体電気を逆流して殺すこともできる
・(右手以外)触れることが出来なかった上条当麻に追い詰められた際には、触ることもなく攻撃する方法として大気を操り圧縮させてプラズマを発生させた

○ 麦野 沈利:原子崩し<メルトダウナー>レベル5
・学園都市に7人しかいないレベル5の第4位
・電子を操る能力で、粒機波形高速砲という光線を放つことが出来る
・理屈を解説したサイトを読んでも文系の私にはサッパリ分からない……
・電子を操る能力故に、電撃使いの美琴には光線を捻じ曲げられた

○ 滝壺 理后:能力追跡<AIMストーカー>レベル4
・一度見たAIM拡散力場を記録して検索・捕捉する能力
・能力者ならば一度見ればどこにいるかが分かるということ
・ただし、能力体結晶を服用して能力を暴走させなければ使えない

○ 絹旗 最愛:窒素装甲<オフェンスアーマー>レベル4
・空気中の窒素を自在に操る能力
・アニメで銃弾を受けてもビクともしていなかったのは、アクセラレータの「反射」と同様に、窒素の壁を展開した「自動防御」を行っているため
・射程範囲は短いが、圧縮した窒素を制御することで重いものを持ち上げたりパワードスーツを踏みつけたりしていた。

○ ジャーニー&フェブリ:ディフュージョンゴースト
・髪の毛を媒介にしてAIM拡散力場を仮想物質化して操る能力
・簡単な命令のみを与えることで、一度に大多数のものを操れる
・美琴曰く「レベル5級の力」


 レベル5がわんさか出てきたアニメ2期。
 どうも「アイテム」の連中は元々『禁書目録』の方で出てきたキャラだそうで、彼女らの本格的な出番は『禁書目録』アニメ3期(あったら)になりそう。今回この記事を書く際に検索していたので、色々とネタバレ読んでしまったでげす。


 それはそうと……2期で出てきた能力では「心理掌握<メンタルアウト>」がダントツで欲しい能力です。恐らくみなさんもそうでしょう(笑)。
 アクセラレータとかメルトダウナーとかは凄いけど、別に私らの生活には大して役に立ちそうにないですもの。それに比べて「心理掌握<メンタルアウト>」があれば、その辺の人に「600円ちょうだい」と言って600円もらうことまで出来ます。世界を牛耳る能力と言っても過言ではない!!

 マジメな話、こんな能力があったら性格が歪みまくりですよね……
 「レベル5は人格破綻者の集まりだ」という台詞が原作漫画にはあるんですけど、食蜂さんはあんな能力を持っている割にはまだまだマトモな性格だと思いますよ。食蜂さんは『超電磁砲』アニメ3期があったら本格的な出番になるでしょうから、楽しみです!!(まだ2期終わったばかりだけど)





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1期と2期は別物だった。アニメ『とある科学の超電磁砲S』感想

※ この記事は原作漫画版『とある科学の超電磁砲』1巻~7巻までのネタバレと、テレビアニメ版『とある科学の超電磁砲』全24話と『とある科学の超電磁砲S』全24話のネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。

 自分が第1期のアニメを「人生ベスト」と評するくらいに大好きだった『とある科学の超電磁砲』の、第2期『とある科学の超電磁砲S』の放送が先月最終回を迎えました。

 自分は以前に書いたように「アニメ→原作漫画」の順に観るのが好きなので、アニメ1期→原作漫画1~3巻(アニメ1期相当分)→アニメ2期→原作漫画4~7巻(アニメ2期分)という順番で観ました。
 アニメ3期があることを期待して原作漫画の続きは読まないつもりですが、原作漫画7巻は最初の3話までが「シスターズ編」で、その後は新章が始まってしまってて続きが気になってしまっているという(笑)。



 さて、そんな風に第1期が大好きだった自分のアニメ第2期の感想です。
 結論から言っちゃうと、「1期と2期は別物」でした。それは悪い意味だけでなく良い意味でも。スタッフとしても1期と同じことはしない(出来ない)と割り切っていたのだと思います。


 アニメは観ていたけど原作漫画は読んでいない――――という人もこのブログを読んでいると思うので解説しますと、『超電磁砲』のアニメは1期も2期も「原作漫画のエピソード+それを補完するアニメオリジナルのエピソード」という構成になっています。

 アニメ1期で言えば、第1~12話までが原作漫画1~3巻までのエピソードで。第13~24話はアニメのオリジナルエピソードです。原作者がストーリー作りに関わっているなんて話も聞きましたが、とりあえず第13~24話は原作漫画にはない話なんですね。
 アニメ2期も基本的には第1~16話までが原作漫画4~7巻までのエピソードで。第17~24話はアニメのオリジナルエピソードです。



 じゃあ、前半は「原作漫画のエピソード」そのまんまか―――というと、そうでもなくて。第1期はかなり大胆に原作からアレンジ&再構成されていて、描かれているのは同じエピソードでも原作にはないストーリーの意味が加わっていたのです。

 具体的に言うと……「アニメ→原作漫画」の順で観た自分が一番衝撃的だったのが。
 原作だと佐天さんはメインキャラじゃないってとこでした。

 出番がないワケではないんですが、「レベルアッパー事件の被害にあった初春の親友」みたいな描かれ方で。アニメでは当たり前のように「美琴・黒子・初春・佐天」の4人で行動していますけど、原作漫画にはそういうシーンはほとんどないんです。
 1期のアニメ第1話の「銀行強盗に立ち向かう佐天さん」はアニメで追加されたエピソードですし(原作だと美琴・黒子・初春の3人しかいなくて、美琴はクレープを台無しにされた恨みでレールガンをぶっ放すという・笑)、第3話で「初春と佐天さんが学舎の園を訪れる話」はアニメオリジナルのエピソードですし、第7話でセブンスミストから避難させられるシーンはアニメだと佐天さんが「自分は役に立てない」という顔をするのですが原作ではそういう描写もありませんし、第9話で美琴が佐天さんに「レベルなんて気にすることじゃない」というシーンもアニメで追加されたエピソードです。

 1期アニメ後半は全てアニメオリジナルエピソードなので、原作にはない話です。
 第14話の「特別講習」もないし、第23話で「一人で戦いに向かう美琴を止める佐天さん」もないし、第24話の「私の友達に手を出すな」ももちろんありません。個人的にアニメ1期のラストで好きなシーンである、最終決戦の後に黒子が佐天さんに「助かりましたわ」と言うシーンももちろんありません。あの台詞は9話のトリックアート戦で黒子が佐天さんを一方的に助けたシーンのアンサーだったというのに!(トリックアート戦は原作にもある)


 もちろんこれは「アニメに比べて原作はダメだ」という話ではありません。
 『けいおん!』のムギちゃんの話を書いた時にも触れましたが、「アニメのオリジナルで付け足されたシーンにこそ、アニメスタッフがこのアニメで描きたかった“何か”がある」のだと思うのです。


 アニメ第1期『とある科学の超電磁砲』は原作のエピソードに手を加え、「レベルアッパーにまで手を出してしまった佐天さんが、その罪と向き合い、美琴や黒子や初春と“同格の仲間”になるまでのストーリー」と再構成したアニメだったと思います。だから、第1期の真の主人公は佐天さんだったのだろうと。



 こういう「原作で起こったエピソードを再構成してアニメオリジナルの意味を加える」アニメ化は珍しくないと思いますし、それこそ先ほど例に出した『けいおん!』の第1期だってそうでした。「女子高生のゆるい日常を描いた4コマ漫画」を「少女達の成長物語」にしてしまったのですから。

 原作ファンの中には「原作をそのままアニメ化して欲しい」「余計なオリジナルエピソードを足さないで欲しい」という人もいると思いますが、自分はアニメはアニメとして別物と描き直すアニメ化の方が好きなんです。だから『超電磁砲』1期も『けいおん!』1期も大好きなんです。




 では、2期はどうだったかというと……
 アニメ2期『超電磁砲S』でややこしいのは「シスターズ編」だったということ。
 「シスターズ編」は元々の本編『とある魔術の禁書目録』でも人気のエピソードで、既に『禁書目録』1期でアニメ化されているエピソードです。原作漫画『とある科学の超電磁砲』は、この事件を“美琴視点”で描き直すというものだったのですが……

 なので、アニメ化の際に自由に変えられるものではないんですよね。

 2万人のシスターズが生まれてしまっていること、その内の1万人以上は既にアクセラレータに惨殺されていること、美琴ではアクセラレータには適わず誰にも頼れなかった彼女は自分が死ぬことを選んでしまうこと、それを上条当麻が止めて上条さんがアクセラレータをぶっ倒すこと―――これはもう確定してしまっているんです。


 だからか、1期では原作のエピソードを大胆に再構成した『超電磁砲』のアニメでしたが、2期の「シスターズ編」はほとんど原作漫画そのまんまなんです。展開も台詞も演出も、構図すらそのまんまアニメ化しているシーンもあって。アニメオリジナル要素はほとんどなかったんです。

 いや、原作と違って布束さんが美少女になっていたり、滝壺が巨乳になっていたりはしていましたけど(笑)。


 もちろん「原作そのまんま」のアニメ化が悪いワケではないのですが……
 原作漫画では「レベルアッパー編」→「シスターズ編」という順に話が進んで美琴はどちらでも一人で戦っているので何の違和感もないのですが……アニメだとその間に「ポルターガイスト編」が入って、「仲間って素晴らしいね!仲間がいれば何にも負けないね!」という1期最終回を迎えたので。「誰にも頼れなかった美琴が自分が死ぬことを選ぶ」展開はやっぱりムリを感じたし。

 スタッフも当然そんなことは分かっているので、ところどころに手を加えていました。ついさっき「2期はアニメオリジナル要素はほとんどなかった」と書きましたが、「美琴を待つ黒子達のエピソード」(2期7話のクローバーを探す話)はアニメオリジナルのエピソードでしたし、美琴が「みんなには頼れない」と考えてしまう場面が幾つか追加されていたと思います。
 もちろん、アニメ2期終盤の「フェブリ編」は美琴が仲間を頼るためのオリジナルエピソードです。1期のラストで「仲間って素晴らしいね!仲間がいれば何にも負けないね!」と言っていた美琴が2期では「誰にも頼れず自分が死ぬことを選ぶ」しかなかったのを、やっぱり最後は「仲間って素晴らしいね!仲間がいれば何にも負けないね!」と戻ってくるエピソード。



 ということで、「1期と2期は別物」というのは。
 2期は「原作の縛り」と「1期からの縛り」でがんじがらめになってしまって、原作をアレンジ&再構成して新たなストーリーの意味を付け加える余地が残っていなかったと観ていて思ったのです。もちろんそれが悪いこととは言いませんが、1期とは違ったなぁと。



 あと、単純に1期終盤のアニメオリジナル展開と2期終盤のアニメオリジナル展開では脚本家が違ったというのもありますね。1期の終盤はシリーズ構成の水上さんが脚本を主に書いていましたが、2期の終盤は『舞-HiME』の吉野さんが主に脚本を書いていたので。「舞-HiME3だ、これ!!」と思いながら観ていました(笑)。

 たくさんいるキャラクターを全員動かしてちゃんと全員活躍させてどのキャラのファンでも嬉しい―――というエンタメっぷりは流石の吉野さんだと思いました。逆に、敵の描写が小者すぎてイマイチ緊迫感がないというのも流石の吉野さんだとも思いましたが(笑)。

 個人的には、「最強のレベル5でありながら更なる高みを目指したアクセラレータ」と「最高の頭脳を持ちながら能力者ではないことで学園都市に反逆したSTUDY」を描くんだったら、「力に憧れてレベルアッパーに手を出してしまった佐天さん」をもうちょっと上手く使えなかったかなぁとは思うんですけどね。そういうのは1期の水上さんの方が上手かったと思うので、物足りなさは正直ありました。



 でも、『超電磁砲』もアニメ化されて何年も経っていて、キャラクターも増えているのだから、最後はこうやってお祭り的に終わるというのも分からなくはないし。頭空っぽにして見る分には、極上のエンターテイメントになっていたと思います。


 「(これはこれで)面白かったです!」




○ 余談
 ここからは原作漫画を読んだ感想。
 私は原作漫画の絵柄の方が好きです。
 アニメの絵柄はちょっと大人っぽすぎて、中学1~2年生にはあまり見えないんですが。原作漫画は年齢相応に見えるし、目が大きすぎないし、自分の好みの絵柄ど真ん中です。そういう意味では、「アニメ以上に原作漫画好きかも」なのです。



 それと、結構面白いなと思ったことに。
 恐らく原作漫画もアニメも原作者が関わっているからだと思うんですが、「アニメオリジナル展開」が後から原作漫画に反映されているところが幾つかあるんです。前述したように1期終盤のアニメオリジナル展開である「ポルターガイスト編」は原作漫画には描かれていない話なのですが、どうも原作漫画の世界でも起こっていたことみたいなんですね。

 美琴は春上さんとのプリクラ写真を持っているし、当麻の見舞いに行くシーンで「見覚えのある病室」と言っているし(アニメ1期23話でテレスティーナに敗れた美琴が寝ていた病室が、いつも当麻が入院している病室というネタ)。
 1期のアニメオリジナルキャラだった婚后光子が、原作漫画では2学期から転入してきて加わっているし。



 アニメがオリジナル要素を加えて大ヒットしても我関せずと突き進んだ『けいおん!』の原作漫画とは対照的に、アニメオリジナル要素をガンガン取り入れているのは面白いなぁと。原作漫画しか読んでいない人は意味不明かも知れませんが(笑)。
 『禁書目録』で起こった「レムナント事件」も『超電磁砲』では描かれていないので、何故か突然黒子が入院→車椅子化しているし。アニメ2期で散々台詞で出てきた「広域社会見学」も『超電磁砲』の中では描かれていなくて、どうやら『禁書目録』原作小説版では描かれているっぽい……?


 その辺、もしアニメ3期があるのなら描いて欲しいですね。
 『超電磁砲』には魔術の話が出てきていないのをどうするのかという問題はありますが。

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『とある科学の超電磁砲』アニメ、「2期からでも!」のススメ

 久々に「2期からでも!」の記事を書きます。
 『けいおん!』2期が始まる時にも書いたのですが、『けいおん!』が「基本的に1話完結」「全話通して観なくてもそれなりに楽しめる」作品なのに対して。
 『とある科学の超電磁砲』は「ガッツリ続きもの」「長いスパンでの伏線も結構多い」という作品なので、「1期を観ていなくても2期からでも楽しめるよ!」と言える自信はありません。だって私、まだ2期を観ていないから内容を知りませんし(笑)。



 でも、逆に考えると「1期はキッチリとストーリーがまとまって終わっている」「2期は新章からのスタート」なのだから、1期と2期を別物と考えて、2期から観るってのもアリなんじゃないかなぁと思えてきたのです。1期から3年もブランクがあるのでスタッフも「1期を観ていない人も多い」ということは分かっているでしょうし。

 自分は『とある科学の超電磁砲』の1期が大大大好きだったので、「1期も観てね!」と言いたい気持ちもあるんですけど、今から1期を観始めても1週間後の2期開始までに間に合うのは難しいでしょうし――――「2期からでも観てみようかな……」という人の背中を押す記事を書こうかなと思うのです。


 「2期を観てみたら面白かったから、1期も観てみようかな」って順番でもイイと思いますしね。なので、今日の記事は「なるべく1期のネタバレは書かない」ようにしますけど、「2期から観る上で知っておいた方が良さそうな事前情報」を書いていきますんで……
 本当に真っ更な状態で楽しみたいって人は読まない方がイイかもですね。「2期に間に合うように、今必死で1期を観ています!」なんて人はもってのほかだ!



 あ、ちなみに。
 テレビで放送しない地域の人でも、ネットでの無料配信があるみたいですよ。ニコニコ動画でのページはこちら。ニコニコ動画の使い方とかは私は詳しくないんで、各自で何とかしてください!


 あと、シリーズを全く観たことがない人に向けてなるべく噛み砕いて&ネタバレなく紹介する記事を目指すんで、シリーズファンの人からすると「なんでこのことを書かねえんだよ!バカかよ!」と思われることもあるかと思いますが御了承ください。




1.メインキャラクターは、4人の女子中学生
御坂美琴
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白井黒子
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初春飾利
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佐天涙子
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 学年も学校も違う4人の女子中学生がメインキャラです。
 美琴だけが中学2年生で、あとの3人が中学1年生だったかな。

 美琴と黒子は、学園都市でも有名な“優秀な人しか入学できない”お嬢様学校の常盤台中学の先輩・後輩で、寮では同じ部屋です。
 初春と佐天さんは平凡な中学校の同級生で親友同士。

 んで、黒子と初春は(後述します)“ジャッジメント”という組織に属していてコンビを組んでいて、その縁で4人は知り合って仲良し―――というそんなカンジです。美琴と佐天さんは「後輩の相棒の同級生」というなかなか遠い知り合いだったんだな、最初は。



 始めに断ってきますと、百合分は薄いです。
 「黒子→美琴」は同性愛的な関係性なのかも知れないけど、コメディタッチで面白おかしく描かれているので、ガチな百合展開とはちょっと違うと思います。女のコ同士で仲良くしている描写は多いけれど、友情ベースで、「仲間ってイイよね!」くらいのラインだと思われます。



2.ジャンルは「超能力バトル」
 Twitterでフォロワーさんがこのアニメの第1話だけを観て「学園女子捕物帖」と表現していて、すごく上手いなと思いました。正確に言い直すと「学園都市での女子捕物帖」かな。

 このアニメの舞台は、日本中から「超能力者(候補)」を集めて科学の力で研究している学園都市です。この世界では「超能力」というのは科学で研究されている「科学的なもの」なんですね。なので、この作品のキャラクターは中学生だろうが高校生だろうが、基本的にみんな親元を離れて寮暮らしや一人暮らしをしているんです。


 んで、日本中から「超能力者(候補)」を集めるとどうなるかと言うと……
 当然その中からは「そうだ!この力を悪いことに使おう!」と思っちゃう人が出てくるんですね。警察みたいな組織もあるにはあるんですが、彼らだけでは手に負えないので―――学生の中から、「悪いことをしている人達」を取り締まる人達を募集・特訓・選抜しているんです。それが風紀委員(ジャッジメント)。

 黒子と初春は中学1年生ながらジャッジメントとして、学園都市の平和を守っているのです。
 美琴と佐天さんはジャッジメントではないのですが、何か「友達がやっているから」とちょくちょくジャッジメントの支部に遊びに来る―――という(笑)。



 ということで、基本的な構造としては「悪いことをしている超能力者」を「正義の主人公達が超能力でやっつける」お話です。基本的には……ね。
 監督の長井さんは『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『あの夏で待ってる』等、青春ラブコメに定評のある監督さんなのですが、バトル描写を見せるのもカッコよく、単純に「なんかすげーバトルアニメが観たいなあ」という人にもオススメです。



3.「レベル0」から「レベル5」に序列化される学生達
 さて、ここからが真髄です。
 ここまでの話だと、「可愛い女子中学生達が超能力で戦うだけのアニメ」と思われるかも知れませんし、「それは面白そうだ!」と思えたのならそれで全然構いません。


 でも、「それってその辺によくあるアニメだよね」と思った人がいるのなら、そうではないと声を大にして言いたいです。自分がどうしてこのアニメを、他の作品とは違って、わざわざ「2期からでも観ようぜ!」とオススメしているかというと―――この部分にこそ、自分が一番大切にしているものがあるからなんです。



 日本中から集められた「超能力者(候補)」達は、その能力が伸びるような授業を受けて、その能力によって「レベル0」「レベル1」「レベル2」「レベル3」「レベル4」「レベル5」という評価を受けます。この学園都市に集められた学生は“「超能力者(候補)」だから”集められた学生ですから、自分の存在価値が“評価”という形で突きつけられてしまうんです。

 ここで再びメインキャラ4人の話。
 私は先ほど、美琴と黒子の通う学校を“優秀な人しか入学できないお嬢様学校の常盤台中学”と書きました。これにはお嬢様ということもさることながら、この学校は「レベル3以上」でないと入学できないんです。つまり、超能力者としての優秀さによって通える学校まで変わってしまう世界なんです。


 この世界の中で、主人公の御坂美琴は最高ランクの「レベル5」。
 学園都市に7人しかいないスーパーエリートの一人なのです。だから有名人。初春や佐天さんも知り合う前から「常盤台のレベル5」と言っていたくらいの有名人なんです。

 黒子は「レベル4」。

 初春は「レベル1」。

 佐天さんは「レベル0」。



 仲良し4人組だけど、超能力者としての評価は「レベル5」の人もいれば「レベル0」の人もいるというのがこの作品の肝です。

 この作品世界では、学生はみんな一律の“超能力者”として優劣を評価されてしまう。
 でも、「レベル5」にはレベル5の物語があって、「レベル0」にはレベル0の物語があるよね―――という作品なのです。


 先ほど自分はこの作品を“「悪いことをしている超能力者」を「正義の主人公達が超能力でやっつける」お話”と敢えて書きました。でも、「悪いこと」って何ですか?「正義」って何ですか?「悪いことをしている人」だって生まれながらに悪人だったワケでもないし、「正義の主人公」だって常に正しいことをしているワケではありません。

 この作品を自分が大大大好きなのは―――「レベル5」の人間も、「レベル0」の人間も、「敵」も、「味方」も、みなそれぞれ必死に生きて悩んで苦しんでいる姿を描いたからなんです。カッチョ良いバトルアニメとしてのエンターテイメントと、「敵」も「味方」もちゃんと優しく描こうとした姿勢と、両方あるからこそのこのアニメなんです。




 現実世界の私達だって、みんなどこかに「レベル0」を抱えて生きているじゃないですか。
 例えば、勉強は「レベル5」だけど野球をやらせたら「レベル0」だとかさ。
 ルックスは「レベル5」だけどカラオケでマイクを持たせたら「レベル0」だとかさ。

 みんなどこかに劣等感を持っていて、どこかの分野に「勝てない自分」を経験しているじゃないですか。だから、「レベル5」にも「レベル0」にもちゃんとドラマがあるんだよと描いてくれるこのアニメは心に響くんです―――――




 というのは第1期の話なので。
 第2期もそうなるかは分かりませんけどね(笑)。

 でもきっと、第1期と同じメインスタッフの皆さんなのだから「勝てない自分」を大切に描いてくれるんじゃないかと期待しています。
 

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○ 余談
 さて……
 シリーズを全く観たことがない人は、ここから先は混乱するから今は読まなくてもイイです。ここまでの文章で「じゃあ2期からでも観ようかな!」と思ってもらえたのなら、それで私の目的は達成されました。ヤッターーー!



 ただ、そのおかげで2期から観始めて、「面白かった!」と思ってもらえたのなら。
 今後知っておいてもらった方がイイかもなーということを書きます。その時にまたこの記事を開いて読んでもらえたならって思います。



4.『とある魔術の禁書目録』って何?
 実はこっちが本編です。
 『とある科学の超電磁砲』という作品は、『とある魔術の禁書目録』という作品の外伝なんです。『とある魔術の禁書目録』に出てくる人気キャラクター御坂美琴を主人公にしたスピンオフ作品なんです。


 『とある魔術の禁書目録<インデックス>』は元々は小説で、アニメも第1期が2008年10月~2009年3月、第2期が2010年10月~2011年3月に放送されていて、つい最近の2013年2月にも劇場アニメ版が公開されました。
 主人公は上条当麻という男子高校生で、美琴達と同じように「超能力者(候補)」として学園都市で暮らしています。このキャラがインデックスを始めとした色んな美少女や美女と出会いつつ、世界を揺るがすような戦いをしていくのがこの作品で――――“たくさんいる美少女キャラ”の中の一人が御坂美琴なのです。


 『とある科学の超電磁砲<レールガン>』は、その御坂美琴を主人公にした漫画で。アニメ第1期は2009年10月~2010年3月まで放送されて、来週にアニメ第2期が始まるということです。
 こちらは前述した通り、美琴を始めとした女子中学生達が主人公で、どっちかというともっと生活感とか日常感の中でバトルが多いです。『ジョジョ』で言えば4部っぽいというか。この例えで伝わるのだろうか。



 『禁書目録』と『超電磁砲』は「同じ世界観の物語」なのだけど、前者は上条当麻視点の話で、後者は御坂美琴視点の話で―――基本的には交わらないんだけど、上条当麻も学園都市で生活しているのでたまにエンカウントして美琴とケンカになるという。


ヴァイスシュヴァルツ 【 上条 当麻 】 IDW10-011-U 《 とある魔術の禁書目録 》

↑ この人が上条当麻。


 例えて言うなら、『機動戦士ガンダム』と『機動戦士ガンダム0080』かな。
 二つとも別々の話なので、本編だけ観ても、外伝だけ観ても、もちろん楽しめるのだけど―――両方観てみると、「このシーンはここに繋がっているのか」とか「アイツらがあんなことになっている間にコイツらはこんなことをしているのか!」と分かるというか。


 なので、『禁書目録』を全く観ていなくても『超電磁砲』は楽しめます。
 というか……自分はもう既にどっちも観ちゃっているんで遅いんですけど、美琴視点の『超電磁砲』を楽しむには、当麻視点の『禁書目録』は観ていない方が、より美琴に近い気持ちで観られるんじゃないかと思うのです。『超電磁砲』2期が終わってから『禁書目録』を観始める―――でも良いと思いますしね。


 というか、『禁書目録』は……別に、自分はそんなに…だったりする……
 スタッフも違うし……スケールがデカ過ぎて手に負えないところが……





 そんな話はさておき。
 『とある科学の超電磁砲』2期は来週の4月12日から色んな局だったりネット配信だったりで放送開始します。放送情報はこちら。すげー楽しみだぜ!


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『とある科学の超電磁砲<レールガン>』に出てきた能力、欲しいのはどれ?

※ この記事はアニメ版『とある科学の超電磁砲<レールガン>』全24話のネタバレを含みます。
 原作漫画版、及び本編である『とある魔術の禁書目録<インデックス>』はブログ執筆主が未読&未視聴のためにネタバレには触れないと思いますし。コメント欄でのネタバレはお控え下さい。時間が出来たら読む&観るつもりなので。



 4月スタートのアニメがぼちぼち始まっている頃ですが、ウチではマイペースに『レールガン』話。
 リアルタイムに追いかけていた頃は「作品の解釈」みたいなもので盛り上がっていたのだけど、最後まで観るとやっぱりこの作品は「それぞれの人が思ったこと」が全てな気がしました。
 この作品、“自分だけのパーソナルリアリティ”を描いた作品でしたからね。どの解釈が正しいかとかはあまり重要じゃないんじゃないかなぁという、解釈を押し付ける矛盾(笑)。


 ということで、この記事では頭をからっぽにして「この能力が実際に使えたら便利だよなー」「この能力ってこう使えばイイんじゃね?」的なことを語ろうかなと思います。ウチのブログは中二のファミレストークが基本!
 アニメ版に出てきた能力をまとめる意味も含めて。ちなみにキャラ名・能力名・漢字なんかは、アニメに出てきたのと公式サイトに記載されているもののみ載せてあります。





○ 御坂 美琴:電撃使い<エレクトロマスター>レベル5
・電撃を放つ能力
・電磁誘導により金属を弾丸にした超電磁砲<レールガン>を撃つことが可能
・電気によって磁場を操り、金属にへばり付いたり、振動させた砂鉄の武器を作ったりも出来る

○ 白井 黒子:空間移動能力者<テレポーター>レベル4
・自分及び触った物体を空間移動させる能力
・黒子曰く「11次元」の能力だそうな
・空間移動させられたものはそこにあるものを押しのけるので、ぶっちゃけ無敵の能力じゃね?

○ 初春 飾利:能力名不明 レベル1
・触っているものの温度を一定に保つ能力
・あまりに熱いものやあまりに冷たいものは初春が持てない。ので、使えない

○ 佐天 涙子:能力名不明 ※レベルアッパー使用
・元の能力レベルは0
・風を操る能力?
・正直、「こんな能力でも嬉しいのか…」と切なくなった

○ 固法 美偉:透視能力<クレアボイアンス>レベル3
・相手の所有物を透かして見ることが出来る能力
・どの程度の透視が出来るかは不明だけど、最終話で道路の下から出てくる敵を透視していた

○ 婚后 光子:空力使い<エアロハンド>レベル4
・触れたものに空気の噴射点を作り、ミサイルのように飛ばす能力
・第1話のやり取りを見る限り、「狙ったところに落とす」だけなら黒子より精度が上っぽい?

○ 湾内 絹保:能力名不明 レベル3以上(?)
・水流操作系の能力、プール掃除に便利
・常盤台にはレベル3以上の能力者しかいないので、レベル3以上の能力者だと推察される



 まずはメインキャラ勢。
 能力自体はシンプルでも使い方に工夫があるのが『禁書目録』の特徴らしく、美琴や黒子の能力は最初のイメージと違って「こんな使い方するのか!」と驚かされました。だからこそレベル5やレベル4ってことなんでしょうけど。

 特に美琴の“磁場を操る”能力は便利ですよね。
 最終話とか、走っている車に飛び乗ったり、金属アーマー着ている人をブン投げたり。ビックリ人間みたいでした。

 黒子の能力は最初「どこでもドア」的に色んなところにワープ出来るのかと思っていたのですが、想像以上に射程範囲は狭いみたい?だけど、引越しの荷物を運ぶなど、“便利さ”で言えばトップクラスか。ただ、ちょっと精度を誤るとビルを倒壊させかねないんですけど(笑)。
 最終話で敵の手だけ打ち抜いていたのだけど、本気になって頚動脈だけ打ち抜くとか、脳に直接攻撃とかすると無敵なんじゃないのかこの能力……


 “羨ましい”で言うと、固法先輩の能力も世界中の男子の夢ではありますよね
 「服が透けて裸が見える」かは不明なんですが……もし仮にそうだったとしてもその能力はバンクに登録されているのだから、もし僕みたいなキモイ男がその能力を持っていたら「アイツ透視能力らしいぜ」「うわー近寄りたくないー」「きっとこっそり透視して家帰ってオナニーしてんだよ」と陰口叩かれるに決まっているしにたい。


 個人的には光子の能力がカッコ良くて好きなんだけど、幾ら精度が高くてもアレじゃ引越しには使えそうにないしなぁ…・・・



【サブキャラクター達】
○ 丘原 燎多:パイロキネシスト ※レベルアッパー使用
・炎を使う能力者
・黒子曰く、「(レベルアッパーを使った能力は)レベル3といったところ」とのこと

○ 重福 省帆:視覚阻害<ダミーチェック>※レベルアッパー使用
・対象物を見ているという認識そのものを阻害する能力
・元々のレベル(2)だと完璧に姿を消すことは出来ないが、レベルアッパーによって完璧に姿を消していた
・でも、鏡に映っちゃうのだから……

○ 上条 当麻:幻想殺し<イマジンブレイカー>レベル0?
・全ての能力を無効化してしまう能力
・おかげで運にも見放されている

○ 強盗:イコールスピード
・投げたものが破壊されるまで進み続ける能力
・“人”を投げられるんだったら、すげー厄介な能力な気がする

○ 介旅 初矢:量子変速<シンクロトロン>※レベルアッパー使用
・アルミを爆弾に変える能力。原理は何度聞き返してもよく分からん
・時限爆弾なのか遠隔操作で爆発させられるのかは不明なのだけど、「ジャッジメントだけを狙えた」のだから後者かな
・元々のレベルは2だけど、レベルアッパーによりレベル4の力を得ていた

○ 姉御:フラックスコート ※レベルアッパー使用
・アスファルトの粘性を自在に変えてコントロールする能力
・道路工事なんかに便利そうだ

○ トリック:トリックアート ※レベルアッパー使用
・名前のやっつけ具合が泣ける(EDクレジットにこう表記されていた)
・周囲の光をねじ曲げることで、相手に虚像を見せる能力
・こういうシンプルな能力が意外に厄介だという好例

○ アケミ・むーちゃん・マコちん:能力名不明 ※レベルアッパー使用
・ヘアピンがアケミ、緑の変なTシャツがむーちゃん、おさげ髪でおっぱい大きいのがマコちん
・アケミの能力は“ものを持ち上げる”能力。
・むーちゃんは素早く移動していたからそういう能力かと思いきや、別のシーンで“ものを持ち上げる”能力を使っていた
・マコちんは完全に不明

○ 春上 衿衣:精神感応<テレパシー>レベル2
・特定波長下でのみ相手の心の声を受信できる能力
・相手は枝先絆理のみ



 “敵”として出てくるキャラクターの場合、どうしたって攻撃に使う能力が多くなるのだけど……
 自分の能力が「アルミを爆弾に変える能力」だった場合、テロリストにでもならない限りは使い道がないんじゃないかと落ち込みそうな気が。イコールスピードも不便そうだなぁ。カツアゲにあった時とかは便利か……?

 視覚阻害<ダミーチェック>は『ドラえもん』の石ころぼうし的な使い方をすれば便利かも知れん。色んなところを入場料なしで入ってしまうとか。ただ、鏡や監視カメラには映るので無茶は禁物。そうか!この能力を使えば女湯にも入り放題なのか!つくづくこのアニメが女子多めの作品で良かったこと。


 よくよく考えたら、一番“羨ましくない”のは上条さんの能力ですよね。
 何故なら周りに能力者がいないから、無効化出来てもイミがない(笑)


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○ 蛇足
 冒頭に「どの解釈が正しいかとかはあまり重要じゃない」と書いておいてアレなんですけど、ちょっと自分の解釈を今からここに書きます。えぇ、まぁ、「そういう解釈もあるんだな」と楽しんでいただけたら幸いです。


 この作品のサブキャラクターの能力って、その回で描かれているものの暗喩になっているんですよね。以下まとめ。こじつけっぽいところもありますが、「これは狙っているんだろうな」というところもちゃんとあります。



◇ 第1話:パイロキネシスト=炎を使う能力
 燃えたぎる美琴や佐天さんの想いを暗喩

◇ 第3話:視覚阻害<ダミーチェック>=見えるはずのものが見えなくなる能力
 ハッキリとは見えないけれど、「学園都市の異変」がそこかしこに表れていることを暗喩

◇ 第4話:幻想殺し<イマジンブレイカー>=全ての能力を無効化する能力
 「常盤台のお嬢様」「お姉さま」「頼りになるレベル5」という美琴のイメージを無化してしまう暗喩
 というか、そのままか(笑)

◇ 第5話:イコールスピード=投げたものが進み続ける能力
 黒子の「想いを貫き通す意志」、初春の「どんな困難にもめげない誓い」を暗喩

◇ 第6~7話:量子変速<シンクロトロン>=アルミを爆弾に変える能力
 身近にある“蓄積された不平不満”が大爆発を起こすという暗喩

◇ 第8話:フラックスコート=アスファルトの粘性を変える能力
 脚が付いていたはずの地面が、簡単にグニャグニャになってしまう
=永遠に続くと思っていたはずの友情も、ふとしたことで崩れ落ちてしまう暗喩

◇ 第9話:トリックアート=実像とは違う虚像を見せる能力
 見えるもの(友達)ではなく、見えないもの(まだ自分にはない能力)に惑わされる佐天さんの心情を暗喩

◇ 第20~24話:精神感応<テレパシー>=親友の声だけが聴こえる能力
 病室での佐天さん→美琴、高速道路上での美琴→黒子、最下層ブロックでの初春→佐天さん、中央管制室からの佐天さん→美琴――“友の声”によって人は「一人では成し遂げられないことも成し遂げられる」という暗喩



 第1話のパイロキネシストがいきなりこじつけっぽくてアレなんですけど(笑)。
 3話、5話、8話、9話とか、春上さんの能力とかは、狙ってそうしているんじゃないかと思われます。特に春上さんの使い方というのは観返してみると非常に面白く、21話のスイカ食べているシーンの時点でその後の美琴や初春達が直面する問題、及びその解決方法をしっかり提示しているんですよ。


 自分は『超電磁砲<レールガン>』のこういうところが大好きなのです。


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アニメ『とある科学の超電磁砲<レールガン>』各話感想メモまとめ(13~24話)

 3ヶ月前にも実施した、mixi日記に書いていた『とある科学の超電磁砲<レールガン>』感想メモのまとめですよー。1~12話のまとめはこちら。


 過去に書いた自分の文章を並べて、そこに現在の自分がコメントを付けていくという作業は想像以上に楽しかったです。全部のアニメにこういうことをしようとは思わないんですけど、条件が揃ったなら今後もやっていきたい企画です。


<ルール>
・13話から24話までの感想メモをコピペ
・“全24話まで観終っている”現在の自分のコメントを赤字で補足
・なので、基本的にアニメ版全24話のネタバレを含みます
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな
・自分は原作未読でアニメ完結するまでは読まないつもりだったので、原作の情報をコメント欄などでくれたりはしないで下さいね
・自分は『とある魔術の禁書目録<インデックス>』をバンダイチャンネルでアニメ版6話までしか観ていなくて、続きはいずれ観るつもりなので、『禁書目録』の情報をコメント欄などでくれたりはしないで下さいね


 自分は『超電磁砲』アニメ→『禁書目録』アニメ→『超電磁砲』漫画→『禁書目録』小説の順に観ていくつもりだったのだけど、4月以降の視聴スケジュールがアップアップなのでとりあえず予定は凍結中です。去年同様、『けいおん!!』終わった7月以降に真っ白になるだろうからそこで『禁書目録』アニメをダダーッと観ようかな。



 ということで、今回の記事も超長くなることが予測されるので格納しました。
 続きは「続きを読む」か「記事URL」をクリックにて表示です。ではでは。

≫ 「続きを読む」

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考察:膨らむ前・膨らみかけ・膨らみ終わってなお貧乳

 2010年最初の貧乳話いきますよー!

 もう1年3ヶ月も前の記事だということに驚愕するのですが、「貧乳好きな男」=「ロリコン」説を唱えているのは誰だ?という記事を書いた際に、「ロリコン」という言葉の定義が広がっている問題を指摘したことがありました。貧乳好きだとカミングアウトしただけで犯罪者予備軍扱いされるのが、哀しいかなネットでの現実だというお話。


 しかししかし……それ以前に、同じように「貧乳好き」を名乗っているAさんとBさんとレイさんでも実は同じイミで使っていない可能性も高いよねと最近は考えるようになりました。すなわち「貧乳」という言葉の定義と、「好き」という言葉の定義がそれぞれ違うままに「貧乳好き」を名乗っていることも混乱を生んでいるじゃないかと思ったのです。



 まず「貧乳」について。

・膨らむ前のおっぱい ←第二次性徴前
・膨らんでいる最中のおっぱい ←第二次性徴中
・膨らみ終わっても小さいおっぱい ←第二次性徴後


 この3つは全然違うものなのに、同じように「貧乳」って言葉で片付けられてしまんですよね。
 大まかに女性の年齢を分類すれば、「~10歳」「10~16・7歳」「18歳~」ってカンジでしょうか。第二次性徴の時期は個人差があるそうなんですが、大体平均は10~15歳くらいだとWikipediaに書いてありました。


 多分、貧乳好き=ロリコン説を唱える人って上2つのケースを想定していると思うんですけど。
 当然ながら全ての女性が18歳になった途端に貧乳を卒業なさるワケではありませんし、3つ目のカテゴリー「膨らみ終わってなお貧乳」が好きな貧乳好きも沢山います。つか、貧乳モノのAVに出ている女優さんは皆18歳以上の方ですよね。
 おっぱいの大きさで年齢を判定することは不可能です。それこそ男だって大人になっても子どものチ●コの人は沢山いるじゃないですか。(自分のことを棚に上げた発言)


 だからホント、自分は“貧乳好き=ロリコン説”は論理的に破綻しているように思えるのですが。
 ただ、「膨らむ前」や「膨らみかけ」が好きな人に対して「このロリコン野郎!」と罵るのは、分からんでもないよねと。ちなみに、この「膨らむ前」と「膨らみかけ」についても物凄い隔たりがあると思うのだけど主題からズレてしまうので割愛させてもらいます。



 僕は「膨らみかけのおっぱい」と「膨らみ終わっても小さいおっぱい」のどちらも好きです。
 だから僕は「オマエはロリコンだな!」と言われても「ハイソウデスヨ?」としか思わないです(笑)。
 でも、貧乳好きの人みんながみんなそうではないよと言いたいのです。もっと言うと、「膨らむ前のおっぱい」が好きな人に対して、自分と違うからって迫害しちゃいかんと思うのです。もちろん犯罪に手を染めるとかは良くないけど、誰にも迷惑をかけないのなら、どんな趣味・性癖を持っていたってイイじゃないかと思うのですよ。



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○ 貧乳を「好き」なのは、どういうイミでの「好き」なのか?
 この記事では、「貧乳好き」の「好き」の部分を敢えて「性的に好き」という意味で書いてきましたけど―――実際にはそういう人ばかりではないですよね。


 多分、「属性として好き」な人もいれば、「ビジュアル的な美しさとして好き」な人もいれば、自分のように「性的に好き」という人もいるかと思います。自分のように「性的に好き」という人間は、ロリコンだとか犯罪者予備軍だとか言われても半分くらいは仕方ないのかなと諦めていますが―――それ以外の人を巻き込むのはどうなのかなと思うんですよ。


 喩えばですけど。
 女のコの中にも、女のコのグラビアを眺めるのが好きな人って結構いるじゃないですか。
 男のコの中にも、男性スポーツ選手のポスターとかを部屋に貼っている人っているじゃないですか。

 そういう人は別に「性的に好き」なワケじゃなくて、「レズ」でも「ホモ」でもないじゃないですか。
 何かを「好き」だと言っただけで「性的に好き」のことを言ったと決め付けるって、頭の中がどれだけ性のことでいっぱいなんだろうって思うんですよ。




 特に、「属性として」というのは分かりやすいですよね。
 二次元にも三次元にも言える話だけど、まずは分かりやすく二次元の話から。

 『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の御坂美琴にとって、そのキャラクターの人格形成において「貧乳」という要素は欠かせないものだと思うのです。とてつもない努力家でありながら、そこだけはどうにもならない部分で、だからこそ子ども扱いされることに反発するという。

 自分はそうした美琴の人間性が凄く好きだけど、別に美琴を「性的に好き」なワケではないです。
 つか、『超電磁砲<レールガン>』は大好きだけど「性的に好き」なワケではないので、『超電磁砲<レールガン>』のキャラはエロ目線では見られません。インデックスは見れるけどね!

(関連記事:男だって、男同士に萌えるよね!



 貧乳コンプレックスは分かりやすい事例として扱われやすいですが、他にも貧乳で表現される「属性」は沢山あって……
 喩えば、アニメ版『けいおん!』の平沢唯の貧乳は「無邪気」だとか「前に突き進む力」だとかの表現になっていますよね(対照的に妹は「母性」の表現のために胸が大きく描かれるようになった)。律っちゃんは「活発」だとか「躍動感」。梓はそれこそ「未成熟」か。

 『超電磁砲<レールガン>』でも、美琴は「貧乳コンプレックス」だけど、初春は「未成熟」で、佐天さんは「サバサバした性格」の表現になっていると思います。黒子は……なんだろう。「見た目と性格のギャップ」とかか。



 これは別に二次元に限った話じゃなくて、三次元でも貧乳から“受ける印象”はありますよね。
 もちろんファッションにも依りますけど……「爽やかさ」だとか「健康的」だとか「スタイリッシュ」だとか「露骨な性のにおいがしない」とか、巨乳には感じられない属性を貧乳は持っていると思いますし、そういう部分が好きだって人も多いと自分は考えています。





 ふむ……ちょっと話を整理してみます。
 「貧乳」と一言で言ってもそこには「膨らむ前」「膨らみかけ」「膨らみ終わってなお」という3種類があって、「好き」と一言で言っても「性的に好き」なのか「それ以外で好き」なのかは全然違っていて―――少なくとも3×2=6種の「貧乳好き」がいるのに、全て一緒くたに「貧乳好きはロリコンだ!」とまとめるのはムリがあるんじゃないかというのが僕の考えです。



 時々自分は何のためにこんな記事を書いているんだろう?と思ったりもするんですが(笑)。

 貧乳好き=ロリコン説って、決して少なくはない「膨らみ終わってなお貧乳」の女性達に凄く失礼な言い回しだと思うのです。貧乳女性に嫌われまくっている僕が言うのもアレですけどね。どれだけの貧乳女性が自分を激しく嫌悪していても、自分は貧乳を嫌いになんかなってやらんからな!やーい、ざまーみろ!!


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| ヒンヌー | 17:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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