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『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の自然なチュートリアルが素晴らしい!

※ この記事はWii U/Nintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の序盤(パラセール入手まで)のネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。

 新作『ゼルダ』の良さを語るにはどうしたイイのか散々悩んだのですが、「序盤」に限定してネタバレしながら思いっきり書きますよーと開き直ることにしました。ネタバレを気にしない人、序盤はもうとっくに過ぎてしまった人が読んでくれたらイイなと思います。


 今回の『ゼルダ』は「ゼルダのアタリマエを見直す」という開発テーマで作られたことで、「オープンワールドのゲームになった」とか「自由度が上がって何でも出来るようになった」と評判です。Twitterの私のタイムラインを見ても、「メインストーリーそっちのけで狩りばっかりやっている」「サブクエストばかりやってて本来の目的を忘れた」と自由に遊んでいる人が多い印象です。発売前のプロモーションなどを見ても、「今度のゼルダは何でも出来る」部分を推しているように思えました。

 そこは間違っていないと思いますし、「自由に遊べるのは面白そうだな。俺も買ってみよう」とTwitterなどの評判を見てから買っている人も多数見かけました。「何でも出来る」からいろんな遊びをスクショや動画に撮ってみんなに見せたくなって、それを見た人が「自分でも遊びたい」と思う好循環になっていると思います。



 ただ、「自由に遊べる」という部分ばかりを強調しすぎると、「今までのゼルダとはちがうのかー」「自由度が高すぎると何をしてイイのか分からない」「オープンワールドって難しそう」と尻込みをしてプレイしていない人もいるかもなぁと思うのです。つい最近まで「オープンワールドのゲームは日本人には合わない」「日本人はレールに沿ったゲームしか出来ない」って論調がありましたしね。

 なので、「自由に遊べる」の部分はもう既に散々言われていると思うので他に任せるとして、私はちょっと毛色を変えてこのゲームが如何に「自由度が高すぎると何をしてイイのか分からない」という人のために導線をしっかり引いているのかを語ろうかなと思います。

 「ゼルダのアタリマエを見直す」という言葉が一人歩きして、今までとはまったく変わってしまったんだと手を出していない人もいるかもですが、私はやっぱりこのゲームの根本は「ゼルダらしさ」をすごく大事にしていると思っています。




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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 こちらは目覚めたリンクが洞窟から出てきた直後のスクリーンショットです。
 友人がプレイしているのを動画に録っておきました。既に×印が付いているのは、思いっきり崖に向かって飛び降りて1回死んだからなのですがそれは置いといて(笑)。

 洞窟から出ると、まずスクショ左上に映っている「たき火をしている老人」の姿が映り、あたかもこっちへ来いと誘導されているようです。道沿いに老人を目指すと、まず「木の枝」が落ちていて、それを拾うと最初の武器が手に入ります。最弱の武器ですが一応コレでゴブリンと戦えます。次に「ハイラルダケ」というキノコが生えているので、それを拾うと最初の回復アイテムが手に入ります。

 その向こうに転がせる岩があって、坂に沿って転がるのが分かり、
 老人の手前には「リンゴ」の生えている木があります。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 更に老人がしているたき火の周りには「焼きリンゴ」が落ちていて、それを拾うと老人から「リンゴは焼いて食べられる」というこのゲームのルールをなんとなく教えてもらえます。ここまでの間に手に入ったキノコやリンゴは調理して食べられるんだと自然と分かるんですね。

 その奥には「たいまつ」があって、老人のたき火の火を他に移せることが分かり、少し降りたところにその火を移せる薪があります。その横には「斧」――――ゲームが始まってすぐに現れる老人に道沿いに会いに行くだけで、これだけのアイテムが手に入るんですね。


 そして、大体の場合はそこから先に進んで初めて「敵」が出てきて、先ほどまでに手に入れていた武器や回復アイテムを使っての戦いが始まるというカンジです。
 こう説明すると、「今まで通りのゼルダだな」「普通のゲームの序盤だな」と思われるんじゃないでしょうか。「自由度が高すぎると何をしてイイのか分からない」という人のために、このゲームは「こう遊べばイイんだよ」としっかりと丁寧に導線を引いているのです。




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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 まぁ、その導線を無視していきなり崖を登ったりも出来るんですけどね!

 これは私がニコ生でプレイしていたログのスクショです。
 ニコ生経由なので画質がちょっと悪いのは勘弁してくださいな。

 もちろん私は「ゲームとしてはあの老人のところに行けってことだよな」と分かった上で、敢えて無視して崖を登りました。そしたらそこに敵がいて、でも私は順路通りに進んでいないから「木の枝」すら持っていないから戦わずに逃げて、


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 そのまま下に降りたら、丸腰のままゴブリンに襲われて大ピンチ(笑)。
 「ちゃんと順路通りに進まないから……」と思いつつも、


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 逃げ回っていたら斧が落ちていて(実際にはたき火していた老人のやつでしたが)、それを手に取った途端にゴブリンが逃げ出すという神展開に。



 ということで、今回の『ゼルダ』――――簡単に説明すると、
 「今までの『ゼルダ』のように順路通りに進んで遊ぶ」ことも出来るのだけど、「敢えてそれを無視することによって筋書きのない“自分だけのドラマ”を楽しむことも出来る」んです。

 後者の楽しみ方ばかりが取りざたされていますが、前者のような楽しみ方も出来るし、「今までのゼルダとはちがうのかー」「自由度が高すぎると何をしてイイのか分からない」「オープンワールドって難しそう」と尻込みをしている人でも楽しめるゲームなんじゃないかと思います。


 『ゼルダ』シリーズの歴史を振り返ると、
 1986年のディスクシステム用『ゼルダの伝説』(初代)は、剣も持たない状態で広大な世界に放り出されるゲームでした。説明書にLEVEL2までのダンジョンの場所が書かれているとか、友達と情報を共有して欲しかったとかってこともありますが、『ゼルダ』シリーズの中では稀有な「自由度の高いゲーム」でした。
 「文字に書かれてもよく分からん!」という人は、私が1年前にプレイしたゲーム実況が残っているのでそちらをどうぞ。


 しかし、1991年のスーパーファミコン用『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』になると、マップが岩や川などで細かく分断されていて、アイテムを取ることでそこを通れるようになるという「一本道を進むゲーム」の方向性になります(この時点ではまだ完璧な一本道ではないんですけどね)。
 例えば、最初のダンジョンで「ペガサスの靴」を取っておかないとこの道が通れないので、2つ目のダンジョンには行けないようになっている……みたいな。以後の『ゼルダ』シリーズは、基本的にはこの『神々のトライフォース』の方向性を引き継ぐことになります。


 今回の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は、1991年から続いたその「ゼルダのアタリマエを見直す」ことで「一本道を進むゲーム」から「自由度の高いゲーム」に戻すことを目指されたそうです。2014年のE3の時点で、青沼さんは「初代のような広大な世界を冒険する遊びを3Dで表現する」と説明していました。




 しかしですよ。
 どうにも「自由度の高いゲームは素晴らしい」「一本道を進むゲームはダメだ」といった論調に偏りすぎているんじゃないのかと思うのです。どうして『神々のトライフォース』が自由度を捨ててまで一本道にしたかというと、「遊びやすくするため」だったはずじゃないですか。
 これは『ゼルダ』に限らず、『ドラクエ』もスーファミ時代に似たような変化をしていました。そうすることによって、攻略本がなくても、情報を交換する友達がいなくても、一人で遊んで万人がクリアまで行けて「あー、面白かった」と言えるゲームになっていったんじゃないですか。その功績を否定しちゃいかんと思うのです。

(関連記事:自由度を捨てて、『ドラクエ』や『ゼルダ』が得た“遊びやすさ”



 ということで、自由度を売りにした『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』発表当初は、正直不安の方が大きかったです。『神々のトライフォース』以降のシリーズが持っていた「遊びやすさ」が失われてしまうんじゃないのかと。


 しかし、実際に遊んでみると「次はどこどこに行け」「その次はどこどこだ」「探すのはこうやるのだ」と親切に指示してくれていて、感覚的には『神々のトライフォース』以降の『ゼルダ』に近いってむしろ思いました。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 ここからは序盤のストーリーのネタバレになりますが……
 『ブレス オブ ザ ワイルド』の最初の目的は、「まずマップに示された場所に行け」と言われます。さっきの「道に沿って進んでもイイし、いきなり崖を登ってもイイ」という話と同様に、「すぐにこの場所に行ってもイイし、寄り道としてそこらを探索してからでもイイ」のですが、この辺は『神々のトライフォース』以降の『ゼルダ』シリーズとあまり変わりないんじゃないかと思います。「そこらを探索」の、探索できるエリアがベラボウに広いだけで。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 そのポイントに着くと、今度は老人から「パラセールが欲しかったらすぐそこにある祠をクリアして来い」と言われます。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 しかし、その祠をクリアすると今度は「この始まりの台地にはあと3つ祠があるから全部クリアしろ」と言われ、その祠を探すために「望遠鏡」と「マップのピン」の使い方を教わります。


 プレイヤーのすることは「あと3つの祠」を探してクリアすることで、これが終わるとパラセールがもらえて、ようやくチュートリアルの終わりです。「チュートリアル」なんて言葉は使われていませんが、この「あと3つの祠」がどこにあるのかを探して、そこまでたどり着いて、クリアする頃には、このゲームの基本的なことをすべて学べているというチュートリアルになっているんですね。



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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 例えば、祠の一つは雪山の中にあります。
 雪山はそのまま入ると寒くてダメージを受けてしまうため、「防寒着を着る」か「体が暖かくなる食べ物を食べる」必要があります。防寒着が手に入るのは恐らく雪山の中だけだと思うので、三つの祠をクリアするためには「体が暖かくなる食べ物を食べる」ことに気づかなくてはならないんですね。



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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 そのため……導線的には「あと3つの祠」の内の1つ目と2つ目の間にある老人の小屋で、「ポカポカ草の実」と「それを使って料理をすれば雪山にも入れる」という情報が手に入るのです。つまり、このゲームにおいて「料理」という行為が非常に重要だと、雪山の祠にたどり着くまでにプレイヤーが自然と気づくようになっているのです。



 ただ、これも最初の「たき火をしている老人を無視して崖に登ってもイイ」のと同様に、この小屋に来てこの情報を手に入れる必要はありません。
 今までの「一本道ゲー」だったら、この情報を手に入れるまではこの料理が作れないみたいな仕様にしてしまっていたかも知れませんが、『ブレス オブ ザ ワイルド』はこの小屋以外で「ポカポカ草の実」を手に入れて、自分で気づいてそれを使った料理を作れればそのまま雪山に入れるのです。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 私はこの小屋とは反対の場所から雪山エリアに入ったのですが、こっちにもちゃんと「ポカポカ草の実」があるんですね。「これを使って料理を作れば雪山入れそうじゃん」と気づいた私はそのまま雪山に入り、クリアして、反対側から降りたら小屋を見つけ、入ったら「ポカポカ草の実を使った料理を作れば雪山に入れる」という情報を見つけて「知ってるわ!」となったのです(笑)。


 これも、「今までの『ゼルダ』のように順路通りに進んで遊ぶ」ことも出来るのだけど、「敢えてそれを無視することによって筋書きのない“自分だけのドラマ”を楽しむことも出来る」という一例なのかなと思います。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 ちなみに、料理のしかたは別の場所(森)で教えてもらえます。
 正直、ここの導線はちょっと弱いんじゃないかなとも思うんですけどね……森は、入らない人もいそうなので。


※ 3月15日追記
 指摘を受けて、友達のセーブデータを使って調べてみたら分かりました。「料理のしかた」は老人の小屋の前でも教えてもらえるんですね。というか、正規ルートはむしろこっちみたい。こっちに進めば木を切って丸太を橋にすることもそれとなく教えてくれます。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 んでもって、防寒着をもらう方法も一つではなく。
 小屋の日記で書かれている「ピリ辛山海焼き」を作って渡すと防寒着がもらえるんですね。私はこの日記を読まずに進んだため、ポカポカ草の実を使った料理を作って自分で食べて雪山に入って山頂で老人に出会って防寒着をもらいました。どっちのルートから進んでも「防寒着をもらうためには料理を覚えなくてはいけない」と、なっているんですねぇ。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>





 「始まりの台地」にある4つの祠はすべて「アイテム」が手に入り、祠をクリアする中で「アイテム」の使い方を自然と学べるというのも『神々のトライフォース』以降の『ゼルダ』の定番ですが。
 アイテムが活用できるのはダンジョンの中だけでなく、今まで走り回っていたフィールドでも大活躍するんだよと教えてくれるため、祠を出たすぐそこにそのアイテムが使える場所が用意されているのも『ゼルダ』らしいですね。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 マグネキャッチ入手後は、すぐそこの池に金属製の宝箱が沈んでいて。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 爆弾入手後は、目の前が爆弾で壊せる壁で。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 アイスメーカー入手後は、すぐそばの冷たい池に(マグネキャッチでは動かせない)宝箱が浮かんでいて。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 ビタロック入手後は、ビタロックを使わないと吹っ飛ばせない岩の下に宝箱があって。




 この辺は非常に『ゼルダ』っぽいですよね。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 そして、極めつけはここ。
 4つの祠をすべてクリアした後、パラセールを受け取るために老人に会うには「とある建物」の上まで登らなくてはなりません。

 そもそも最初の洞窟から出るためにはまず岩を登らないと出られなかったのですが、ひょっとしたらその後は全く壁を登らなかった人もいるかも知れないので(いるかな……)、チュートリアルの最後に「自然と壁を登らせる」操作をやらせて、このゲームは壁が登れるんだと改めて教えるのです。



 『ブレス オブ ザ ワイルド』の「始まりの台地」は、それだけで十分に自由に遊べる場所です。ゲームセンターDXで濱口さんがプレイしていたのも、このエリアの中だけで、それだけでも十分に楽しそうだったのですが。しかし、その自由に遊べる場所が、このゲームにおいて抑えなければならない基本を教えてもらえる場所になっているんですね。

 武器を手に入れること。
 回復アイテムを手に入れること。
 敵と戦うこと。
 祠を見つけること。
 ワープの方法。
 望遠鏡の使い方、マップの使い方。
 アイテムを使うこと。
 料理をすることと、その効果。
 服を着替えること。


 これらを自然と、遊びながら身につけられて、それが身について初めて先に進めるようになっているので。私はこのゲームを「非常にゼルダらしい」と思いましたし、初代『ゼルダ』以上の自由度でありながら、『神々のトライフォース』以降の遊びやすさも兼ね備えたゲームだと思いました。
 「自由度が高すぎると何をしてイイのか分からない」という人も、少なくとも序盤で何をしてイイのか分からなくなることはないと思います(強いて難しいポイントを挙げると、望遠鏡で祠を探すところくらいかな)。



 序盤以降はどうなのか?と聞かれると、私はまだ序盤なので分かりません!(笑)
 10時間くらいはプレイしているのですが、メインストーリーそっちのけで探索していたり、『1-2-Switch』のレビューを書くのに膨大な時間を費やしたり、この記事を書いたり、真実の愛を探求したり『みまもりSwitch』から1日2時間以上遊ぶと怒られたりしていて、全然進んでいません。クリアには3か月くらいは平気でかかりそうですね……

 一説によると中盤以降は「次にどこに行くのか」を教えてもらえなくなるなんてネタバレも見ましたけど、パラセール入手まで進めたような人ならば「それを自分で探す」ことも出来るようになっているんじゃないですかね。





 今にして観返してみると、『ゲームセンターDX』は序盤のチュートリアル部分をすごく丁寧に面白く見せてくれていることが分かりますね。祠の部分は省略されてますけど。
 敵の攻撃をタイミング良くかわすとスローモーションになるとか、雪山では盾をスノーボードのように出来るとかは、普通にプレイしていても分かりませんでした。ゴブリンのアジトをやっつける方法も「そういう手があったのか!」と驚くとともに、私がやった方法を濱口さんが「これやったらダメかー」と事前に気づいてやめていて、実行した私の立場がありませんでした(笑)。




 1月の体験会で青木瑠璃子さんがプレイしているのも、「序盤のプレイ」を見比べるのが面白いですね。青木さんは最初にタルを担いでいたために宝箱に気づかず、ずっと半裸のままプレイしているという(笑)。



 そうそう。
 今回の『ゼルダ』は「オートセーブ」で、道中で死んでしまったとしてもそのすぐ手前からやり直しなので気楽にプレイ出来るのですが、「任意セーブ」も出来ますし、「オートセーブ」のデータも複数残してくれるので万が一進行不能バグが発生したとしても大丈夫なようになっていますね。以前この記事に書いたように、ここが一番不安だったところなので安心してプレイできています。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の画像に文字を加えて投稿したものです>


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『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』全28ゲームを動画付きレビュー!

【三つのオススメポイント】
・『脳トレ』の河本Pによる「どう遊ばれるか」が考えられたゲーム
・28種目のミニゲームは一つ一つが尖りまくり!
・これは、ジョイコンという新しい“おもちゃ”の説明書なんだ


『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』
 Nintendo Switch用/パーティ
 任天堂
 2017年03月03日発売
 4980円(税別)
 公式サイト(※ 音が鳴ります)

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◇ 『脳トレ』の河本Pによる「どう遊ばれるか」が考えられたゲーム
 いよいよ発売された任天堂の新しいゲーム機:Nintendo Switch!
 Nintendo Switchの名称や形やコンセプトなどは昨年10月に発表されましたが、その時にはまだ「HD振動」などの機能は伏せられていて、映像に出てきたソフトも『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や『Splatoon2』などの既存の人気シリーズでした。

 今年の1月13日にネット中継されたプレゼンテーションにて、ジョイコンには「HD振動」や「モーションIRカメラ」が搭載されていることが発表されて、そしてそうしたジョイコンの機能を活かした「誰もが遊べる」新作ゲームとしてこの『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』が発表されたのです。
 言ってしまえば、Wiiリモコンを活かしたゲームだった『Wii Sports』や『はじめてのWii』や、Wii Uゲームパッドを活かしたゲームだった『ニンテンドーランド』のような、新しいゲーム機の新しいコントローラを活かしたゲームなんですね。


 この『1-2-Switch』のプロデューサーは河本浩一さん。
 コアなゲームファンの方々には馴染みのない名前かも知れませんが、ニンテンドーDSの『脳トレ』シリーズのディレクター、Wiiの『写真チャンネル』『お天気チャンネル』『ニュースチャンネル』のディレクター、3DSの『すれちがいMii広場』『ARゲームズ』のディレクター、同じく3DSの『バッジとれ~るセンター』や『Miitopia』のプロデューサーをされてきた人といえば何となく立ち位置がわかるんじゃないかなと思います。

 しかし、私にとってはなんと言ってもDSiウェアの傑作『フォトファイターX』のゲームコンセプトを提案した人なのです。『脳トレ』や『写真チャンネル』の人と聞くと「マジメなゲームばっかり作ってきた人なのかー」と思われるかもしれませんが、それは結果的に『脳トレ』が大ヒットしたからそう思えるだけで、基本的にはこの人のゲームは「ゲーム機の機能を活かした変なゲーム」が多いんです。『脳トレ』だって作っているときは全く手堅いゲームではなくタッチペンとマイクを活かした変なゲームという認識で、「2万本くらいは売れて欲しい」って思って作っていたらしいですからね。

(関連記事:超お手軽な格ゲーツクール『写真で格闘!フォトファイターX』紹介





 また、これはもう当時から散々書いてきたことではあるのですが……
 『脳トレ』をバカにする人は、何故あのゲームが大ヒットしたのかが分からずに「ただTVCMを大量投入したから売れただけだろ」なんて言っていたりします。しかしですよ、ただ単にTVCMで見かけたからと言ってそれまでゲームを遊んだこともないような中高年が1万5000円もする本体と一緒にゲームソフトを買いますかって話です。



 『脳トレ』の真髄は、「お手軽版」なのですよ!

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<画像はWii Uバーチャルコンソール版『脳を鍛える大人のDSトレーニング』より引用>

 『脳トレ』というゲームは「自分のセーブデータ」に毎日スコアを記録して、折れ線グラフでその傾向を眺めることで「脳が鍛えられている」感覚を視覚化するゲームでした。だから、「自分のセーブデータ」を他人にプレイさせるワケにはいかないんですね。

 その代わりにあるのが、「お手軽版」です。
 この「お手軽版」はセーブデータも残りませんし、1種目のゲームをするだけで脳年齢を簡易的に測れるものです。当然「自分のセーブデータ」を記録している人には必要のない機能なのですが、なんでこんな機能があるのかというと「ちょっとやってみなよ」と人にやらせるためにあるんです。

 私は当時、この「お手軽版」を試しに母にやらせてみて、父にやらせてみて、後日遊びに来た兄にやらせてみて……と、家族に遊ばせて「脳年齢いくつだった?」とワイワイ楽しみました。当時はまだ母も父もゲームをほぼ遊んだことがなくて、兄もゲームをやっていない時期でしたが、「お手軽版」があったから「ちょっとやってみてよ」と言えたのです。

 こういうことが当時全国的にあって、初代『脳トレ』は2005年5月に発売されたのですが、同年のお盆の時期にどうも親戚の集まりで遊ばれたことをきっかけにソフトとDS本体が売れていることに気づいた当時の岩田社長が『もっと脳トレ』の開発を指示して、2005年12月に発売された『もっと脳トレ』は『マリオカートDS』や『おいでよ どうぶつの森』との三本柱として年末商戦に大暴れしてDS大ブームが起こったのでした。


 つまり、『脳トレ』というゲームは「ちょっとやってみてよ」と普段ゲームを遊ばない家族や親戚に遊ばせたくなるだろうと考えて、それが出来る機能を入れたが故に口コミで広がっていったのです。TVCMがその後に大爆発を起こしたのは間違いありませんが、最初の火を起こしたのは口コミだったと私は思います。

 任天堂のゲームは比較的そういう傾向があるかと思いますが、河本さんのゲームは特に「このゲームがどう遊ばれるのか」が考えられた上で設計されていると私は思っています。Wiiの『写真チャンネル』は「家族みんなで写真を眺める」ことが考えられていましたし、DSiウェアの『フォトファイターX』は「友達とバカ騒ぎしながら写真を撮り合う」ことが考えられていました。



 『1-2-Switch』もそうです。
 開発の最初のとっかかりは「おすそ分けプレイが出来るNintendo Switchの特徴を活かした2人用のゲーム」だったみたいですが、そこでイメージされていたのは海外でのホームパーティや日本での親戚の集まりなどにNintendo Switchを持っていって「普段はゲームで遊ばない人とも気軽に楽しめる」姿だったそうです。

 【Nintendo Switch 5週連続インタビュー(4)】「1-2-Switch」編。一緒に遊ぶことで,仲良くなれるゲームを目指して4gamer.netさん)

<以下、引用>
4Gamer「収録されている一つ一つのゲームが,アイデア重視の瞬発力勝負だという印象を受けました。そうなると,どれを採用してどれをボツにするかの判断基準が難しいのではないかと思うのですが,そのあたりはいかがでしょう。」

河本氏「分かりやすさを重視しています。というのも,海外ではホームパーティー,日本ではお盆やお正月の帰省のときなどに,普段はゲームで遊ばない人とも気軽に楽しめるものを目指しているんです。
 Wiiの頃も,同じように実家に持って帰って遊んでくれた方が大勢いらっしゃったんですが,Wiiを持って帰るとなると……。」

4Gamer「どうしても荷物が増えてしまいますよね。センサーバーも持って行かないといけないですし。」

河本氏「その点,Nintendo Switchなら簡単に持ち運びできますので,帰省のときなんかにも適していると思うんです。
 で,親戚が集まる場などで,Joy-Conを渡してさっと遊べるようなゲーム。シンプルだったり,ちょっと笑えたりするものを中心に選びました。

4Gamer「なるほど。どのゲームもテンポの良さが印象的です。」

河本氏「そこも重視しています。基本的に2人で遊ぶゲームなんですが,3人以上がいる場で,「面白そうだから僕にもやらせてよ」みたいな声が出たとき,すぐ入れ替われるようにしたかったんです。
 分かりやすく面白ければ,見ている人もやりたくなるでしょうし,そういうときにすっと入れ替われたらいいな,と。」

</ここまで>
※ 強調など、一部引用者が手を加えました

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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 例えばこのゲーム、プレイヤーは「左プレイヤー」「右プレイヤー」と呼ばれるんです。Miiを選んだり、プレイヤー名を入力したりもしないんです。だから、途中で「面白そうだから僕にもやらせてよ」とプレイヤーが入れ替わっても構いません。



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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 すごく興味深かったのは「チームバトル」の仕様です。
 普通こういうパーティゲームを作るとしたら、「遊ぶのは何人?」「みんなの名前を入力してね」「誰誰さんと誰誰さんはこっちチーム、誰誰さんと誰誰さんはそっちチームです」「次のミニゲームで対戦するのは誰誰さんと誰誰さんです!」みたいにしてしまいがちなんですが……

 『1-2-Switch』の「チームバトル」は、「右チームと左チームに分かれてくださーい」「次のミニゲームはこちらでーす」「各チームの誰かがプレイしてくださーい」と、プレイヤーの情報を入力する必要もなければ、誰がどっちのチームに行くかもミニゲームを誰がプレイするかも私達任せなんです。
 パーティゲームで「プレイヤーの名前などを入力している時間」って、ものすごーーーーくみんなつまんなさそうですからね。Wiiですら『Wii Sports』で遊ぶときはものすごく盛り上がるのだけど、その前に『似顔絵チャンネル』でMiiを作っている時間は「早く始めようよ」と言われましたもんねぇ。

 更に、最初に「誰誰さんと誰誰さんはこっちチーム」みたいに厳密に決めないので、途中から「面白そうだから僕にもやらせてよ」とプレイヤーが増えても構いませんし、逆に途中で人が抜けても大丈夫ですし。
 「次のミニゲームで対戦するのは誰誰さんと誰誰さんです!」みたいに強制されないので、「ダンス」のゲームはそういうのが好きな人に任せるとか、ただただ応援するだけの人がチームにいてもイイとか。

 「ホームパーティや親戚の集まり」などの大人数でプレイするには、絶対にこっちの方がイイという仕様になっているのです!




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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 「チームバトル」は右チームと左チームに分かれてのスゴロク形式のバトルです。収録されている全28種目の内の24種目を使って、ミニゲームに勝った方がルーレットを回せる→ 止まったマスのミニゲームで対戦→ ミニゲームに勝った方がルーレットを回せる→ 止まったマスのミニゲームで対戦→ を繰り返してゴールまで先に着いた方が勝ちです。

 一度やったミニゲームはマスにカウントされないので、後から追いかける方が追いつきやすい仕様になっているのが「らしい」ですね。ミニゲームの配置も、「序盤はテンションが高くなくても遊べるもの」「後半は高いテンションが必要なもの」になるように配置されています。

 ただ、どうもマスの配置が毎回同じみたいなので毎回同じマスだと繰り返し同じメンバーで遊ぶには飽きやすいんじゃないかなーというのはちょっと不安かも。





◇ 28種目のミニゲームは一つ一つが尖りまくり!
 さて、このゲームは簡単に言ってしまえば「Nintendo Switchのコントローラ“ジョイコン”を活かしたミニゲームが28種目入っているゲーム」です。Miiなどを入力しなくてイイとか、横で観ている人が「面白そうだから僕にもやらせてよ」と言いやすいとかの仕様であっても、ミニゲーム集で一番重要なのはミニゲーム自体の面白さです。料理となるミニゲームが面白くなかったら、その盛り付け方がどんなにキレイでも食事としては褒められませんからね。


 なので、ここからは28種目すべてを一挙にレビューしようと思います!
 まずは任天堂公式Twitterで公開された各ゲームの説明となるムービー(これはゲーム内でもミニゲームを始める前に観ることができます)を載せます。
 次に「各ゲームに設定されている唐辛子の数」を載せます。これは「遊ぶ人に必要なテンションの高さ」で、例えば唐辛子1つの『電話番』は場があまり盛り上がっていない状況でも遊べますが、唐辛子5つの『コピーダンス』は相当に場が盛り上がってテンション高い状況じゃないとなかなか出来ないという目安です(ゲーム内で獲得できる何かを消費するみたいなことではありません)。
 その次に、個人的な「私のお気に入り度」を5点満点で書いておきます。こういうミニゲームは好みがそれぞれ分かれるものですが、まあ「こんなにたくさんあると何を遊べばイイか分からない!」という時の参考になればイイかなと思います。

 そして、いよいよレビュー本文

 最後に、ニコニコ生放送で実況プレイした動画をミニゲームごとに分割して載せておきます。すべて初見プレイなので、初めてこれらのミニゲームをプレイする人がこういうリアクションをしているという参考になればうれしいです。


1.電話番

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 ジョイコンを机に置き、手は膝の上に構えて、呼び出し音が鳴った途端にジョイコンを取って「はい!もしもし!」と言う速さを競う種目です。シンプルイズベスト。静から動に切り替わるゲームなので、場がまだ盛り上がっていなくても遊べるのがお気に入りです。

 何回か続けると「呼び出し音」が変わり、「正しい呼び出し音」じゃない時に電話に出るとお手付きという別ゲーに変わります。相手に話しかけて「正しい呼び出し音」を忘れさせるのも手段の一つで、駆け引きも重要になるのが面白いです。





2.カウントボール

必要テンション:
お気に入り度:★★

 ジョイコンの「HD振動」を体感させるゲームとして、体験会などでもよく取り上げられていましたね。私もこのゲームを遊びたくてビッグサイトまで行って、『みんなでスペランカー』を遊んで帰ってきました。泣ける。

 アクション的な動きも必要なく、手軽に「HD振動すげー」と思わせられるので、「Nintendo Switchというゲーム機のすごさ」をみんなに知ってもらうには最適なゲームだとは思うんですが。ゲーム的な駆け引きみたいなものはほぼないので、私のお気に入り度は低めです。
 ただ、公式のTipsや「チームバトル」時の説明などによると、「分からなかったら周りの人に渡してみんなで考えよう」と、普通のゲームだったらズルみたいなことが推奨されているんですね(笑)。そのため時間制限もありませんし、大人数で集まった時の「チームバトル」では盛り上がりそうですよね。





3.禅

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 Wiiの『Wii Fit』や『Wii Fit Plus』には「バランスWiiボードの上にただじっと座る」という『座禅』がありましたが、こちらはヨガ的なポーズを取った状態でじっとするゲームになっています。

 「動いたら即負け」ではなくて、「動いたら線香的なライフゲージが減っていって(ただし見えない)、それが尽きると負け」で、終了後に経過が確認できるのが盛り上がります。ポーズが毎回ルーレットで指定されるので連続でプレイしても飽きませんし、相手を如何に動揺させるかという駆け引きもあって私は結構お気に入り。





4.トレジャーボックス

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 『1-2-Switch』のコンセプトは「画面を見ないで、お互いの目を見て遊ぶゲーム」ですが、この『トレジャーボックス』は「画面を見て遊ぶゲーム」です。ジョイコンを宝箱に見立てて、グルグルに巻かれている鎖をほどくためにジョイコンを回転させる速さを競うのです。だから、これは画面を見ないとマトモに遊べません。

 ジョイコンのジャイロセンサーを使ったゲームなので、「ジャイロセンサーなんて今までのコントローラにも付いていたんだからNintendo Switchならではのゲームじゃないんじゃ?」と思う人もいるかも知れませんが……これはジョイコンという恐ろしく小さいコントローラだからこそグルグル回せるのであって、同じことを3DS本体とかWii Uゲームパッドでやるのはしんどいです。そういう意味では、これも立派に「ジョイコンならではのゲーム」と言ってイイでしょう。

 グルグル巻きの鎖も「ほどける緑」と「絡まっている赤」で色分けされていたり、ほどいている時と絡まっている時では音が変わったり、実は結構親切ですし。相手の宝箱も見えるので競争としても盛り上がります。これもなかなかお気に入り。






5.ミルク

必要テンション:
お気に入り度:★★

 前代未聞の体感乳しぼりゲー。
 ジョイコンを縦に持って、牛の乳を搾るように「ジョイコンを下げながら」「LRボタンを上から下の順にタイミング良く押す」のがポイントです。ストラップを付けないとキツイです。HD振動で液体が手の中を通っていく感覚がすさまじいのだけど、握力をめっさ使うので漫画描きとしてはしんどい(笑)。ちょっとした労働感。

 コツをつかむとドバっとミルクが出るのが気持ちいいのですが、まあ基本的には一発ネタのゲームだと思いますです。






6.金庫破り

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 個人的には、収録されている全28種目の中でもトップクラスに好きなゲームです。
 ジョイコンを金庫のダイヤルに見立てて回すと「普通の振動」の中に「違和感のある振動」がHD振動で表現されていて、360度の中からその違和感の場所に合わせることでロックが解除されます。それを先に3回解除した方が勝ち。

 HD振動をうまくゲームに落とし込んでいて「ジョイコンならではのゲーム」になっているだけでなく、画面で相手の進行具合が見えることによって競争に焦るのもまた面白いですし。更に、何より「違和感のある振動」を見つけた時のハマった感が最高に気持ち良いのです。






7.ガンマン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 恐らく『1-2-Switch』に収録されている全28種目の中でも最も分かりやすいゲームなので、プレゼンテーションやPV、また初回起動時などにこのゲームから始まったんだと思います。
 ゲーム内容は恐ろしくシンプルです。ジョイコンを下に向けておいて、「ファイア!」の掛け声が鳴ったら相手の心臓を狙ってジョイコンを起こしてZRボタン(ZLボタン)で引き金を引く―――駆け引きも何もなく、ただそれだけの反射神経勝負のゲームです。ただし、ジョイコンを起こしきらないタイミングでボタンを押してしまうと、地面を撃った扱いで負けとなってしまいます。

 こういうシンプルなゲームは、つかみとしてはアリでしょう。





8.真剣白羽取り

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 後でまとめますが、この『1-2-Switch』には「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」が幾つか収録されています。その中では私はこの『真剣白羽取り』が一番好きです。相手との駆け引きをするのなら、これくらいシンプルで、これくらい分かりやすいゲームがイイだろうと。

 ゲームは先攻と後攻に分かれ、「剣を振り下ろす人」と「それを白羽取りで受け止める人」を交代でやって先に剣を当てた方が勝ちです。ゲームとしてはシンプル極まりないですが、だからこそ「タイミングを外す」ことにポイントがあって、様々なフェイントが生まれるという。

 また、技術的にも「白羽取りをする側はちゃんと手を合わせなくてはいけない」ようになっていて……つまり、ジョイコンは「ただ振って自分の力で止めた」のか「振った後にもう片方の手にぶつかって止まった」のかを区別できるってことなんですね。Wiiリモコンではこれは出来なかったので(モーションプラスでもこれを活かしたゲームはなかったような気がします)、センサーの進化を地味に実感できるところです。





9.ライアーダイス

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 これがちょっと評価の難しいというか……シンプルなゲームが集まっているこのゲームの中では異色で「ちょっとややこしいゲーム」なんですね。

 「サイコロ2つの目の合計を競う」のだけど、「自分の目の合計は分からずに、分かるのは相手の目の合計だけ」。それで先に2回勝った方が勝ち―――そのため、相手にうまくハッタリを聞かせて、相手の合計が大きいときには嘘をついて振りなおさせたりするのがポイントとなっています。振りなおしは3回まで。
 また、ゾロ目が出た場合はポイントが「2倍」になる上に、1のゾロ目は「99」になります。「相手の合計は2か……ヨユー!」って思ってると99ポイントを食らうってことですね。

 うーん……ややこしい。
 一人でためしに「右手vs.左手」でプレイして「左手に勝たせよう」と思っても右手を勝たせてしまったりするくらいに、ややこしいゲームです。ただ、一つくらいこういうゲームがあってもイイと思いますし、「相手とのコミュニケーション」が生まれるゲームではあると思います。






10.旗上げ

必要テンション:
お気に入り度:★★

 ジョイコンを旗に見立てて、「女性の声には指示通りに」「男性の声には指示とは反対に」旗を振るゲームです。後に出てくる『ボクシングジム』とはちがって「早い者勝ち」ではなくて「正解数」を競うゲームみたいですね。咄嗟に判断するのが難しくて、なかなかに難しいです。

 ジャイロセンサーのあるモーションプラス以降のコントローラなら出来たゲームではあるんで、「ジョイコンならでは」という気はしませんが、上下左右に旗を振るのは結構楽しいです。






11.ソーダ

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 これこそが『1-2-Switch』の真骨頂だと思いますわ……
 片方のジョイコンをソーダ瓶に見立てて、振って、隣の人に渡して、振って、隣の人に渡して……を繰り返すゲーム。ゲーム……なのか、これ?

 ハッキリ言って、ゲームとしては成り立っていません。
 振れば振るほど爆発のリスクは高まるのだけど、これと言って得なことはありません。爆発させたくなければちょっとしか振らずに次の人に渡せばイイのです。リスクとリターンが同等じゃないんですね。

 でも、このゲームはそれでイイのです。誰が勝ったとか負けたとかではなく、その場にいるみんなで笑えればイイ。そのためにこのゲーム、ソーダが爆発しても「負け」みたいな表示は出ないんですね。

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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 むしろ、「カンパーイ!」と祝福してくれるのです。HD振動の感触も素晴らしい。
 「ゲームは勝ち負けを決めるもの」という固定概念を吹き飛ばすゲームと言ってイイでしょう!






12.ひげそり

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 ジョイコンを電気シェーバーに見立ててひげを剃るゲーム。
 このゲームは「HD振動を実感する」のに一番最適じゃないかと思います。電気シェーバーの振動とひげを剃ったときのジョリジョリ感が溜まりません!

 ゲームとしては、どうも「ゲーム側が想定している顔の大きさ」と「実際の自分の顔の大きさ」に差があるためか本来の顔より大回りする必要があったり目のあたりまでひげが生えていたりしてどうかなと思ったのですが……何度も一人プレイをして気づいたことに、このゲームの本質は「どこに生えているか分からないひげをHD振動を頼りに剃る」ことにあると思いました。というのも、ひげの生え方が毎回変わっているっぽいんですね。

hige1.jpg
hige2.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 ひげの生えている位置も向きも毎回変わっているみたいですし……
 条件はちょっとよく分かりませんが(高得点を出した次の回?)、何回かやっていると「次は丸刈りにチャレンジだ!」と頭を刈ることも出来ます。

hige3.jpg
hige4.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 だから、厳密に自分の顔に当ててリアルに剃ろうとするよりも、「HD振動を活かしたゲーム」くらいに捉えるのがイイのかなと思います。電気シェーバーを使い慣れている父にプレイさせたところ一発で100%を取ったので、ジョイコンの角度なんかは本物に忠実なのかも知れませんが。
 4人以上で遊ぶ場合は誰かの頭を借りての丸刈りの方が盛り上がりそうなので、「ひげそり」と「丸刈り」を任意で選べればイイのにとは思いました。





13.ジョイコン回し

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 ジョイコンを揺らさないようにゆっくりと持ち上げ、ちょっとずつ回し、限界が来たら置く―――これを交代交代に3回繰り返すことで、合計の回転角度を競うゲームです。揺れが判定されたらその回は0度になってしまいます。

 私は当初このルールがよく分からなかったのですが、基本は椅子かなんかに座って机の上に置いたジョイコンを“同じ位置から”回転させるのが決まりみたいですね。そうすることによって、「次の自分の番に持ちやすい角度にしよう」といった3回通しての作戦が生まれるのですし。
 また、大人数で遊ぶ場合は「3人vs.3人」で遊ぶのも面白そうですし、テーブルゲームとして非常に優秀だと思います。ジャイロ付きのジョイコンでこういう遊ばせ方をするのが任天堂らしいですし、私は結構お気に入りです。


 唯一の注意点は「ストラップを外す必要がある」ということ。
 『1-2-Switch』のゲームは基本的にストラップをつけっぱなしでも遊べて、「ストラップを外してください」というゲームからの指示があっても手首に巻いている紐を抜くだけで問題なく遊べるのですが……この「ジョイコン回し」はストラップをつけたままだと安定しないので外さないとマトモに遊べません。

 慣れれば問題ないんですが、Nintendo Switchを買ったばかりの頃はストラップの着脱に手間取るでしょうし、これと『赤ちゃん』はちょっと注意が必要です。






14.ピンポン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 Wiiリモコンが最初に世に出た時、同時発売のソフトは『Wii Sports』でしたし、任天堂はその中でも「テニス」をプッシュしていました。ボタンを使わずにリモコンを振るだけで遊べるゲームが出たという衝撃は今でも鮮明に覚えています。
 そのバージョンアップとなるジャイロセンサー搭載のWiiモーションプラスと同時発売のソフトは『Wii Sports Resort』で、任天堂はその中でも「ピンポン」を推していたと思います。Wiiリモコンだけでは検出できなかった細かい動きを反映したゲームになっていて、前作からの進化を感じました。

 ただ、私は『Wii Sports Resort』への進化は残念でした。
 誰にでも遊べる『Wii Sports』はゲームを遊ばない両親でも楽しめて、それが後にゲームにハマるきっかけになったのですが、『Wii Sports Resort』は難しくなって両親にはマトモに遊べませんでした。後に当時幼稚園児だった甥っ子が遊びに来た時に遊ばせても、ほとんど打ち返すことが出来ませんでした。

(関連記事:『Wii Sports Resort』の憂鬱


 誰にでも遊べるゲームも進化するとどんどん複雑になっていく……
 そういう中で『1-2-Switch』にも「ピンポン」が入っているのでどうなっちゃうのだろうと思ったら、まさかの「エア卓球」ですよ!球は見えません!だからフォアもバックも関係ありません!重要なのはタイミング!搭載されているジャイロセンサーなんか知るかってスタンスが最高です。

 普通に打てば普通のタイミングですが、L(R)ボタンで打ち上げ、ZL(ZR)ボタンでスマッシュでタイミングをずらせます。球が見えないからこそ駆け引きが引き立つ――――『1-2-Switch』開発のきっかけとなったゲームらしいのですが、それも納得です。






15.赤ちゃん

必要テンション:
お気に入り度:

 『1-2-Switch』に収録されているゲームの中で唯一「テレビモードでは遊べない」種目です。本体にジョイコン二つを装着して、画面に映っている赤ちゃんを泣き止ませるために優しく揺らし、寝入ったらベッドに寝かせるまでの時間を測ります。なので、対戦では遊べません。一人ずつプレイして時間を競いましょう。

 一発ネタとしては面白いし、両親にやらせたら大受けだったんですけど……これ別にジョイコンじゃなくて、Wii Uゲームパッドとかでも出来るんじゃないかとも思うので私のお気に入りとしては低めです。判定がよく分からないのは、それが赤ちゃんらしいと言えばらしいのですが……







16.帰ってきたガンマン

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 7の『ガンマン』と似ているようで別ゲーです。
 「ファイア!」という合図で銃を撃ちあうのは一緒なのですが、Fから始まる様々な単語をフェイントで言ってくるので正確に聞き取らなくてはなりません。「ファイル」と「ファイア」の聞き分けがむっずかしくて笑える……

 「ファイア」以外の単語が出た時は画面にやたら楽しげな写真が映っていて、それが非常におかしいのですが……画面を見ちゃうと「耳でファイアという単語を聞き分けるゲーム」というよりかは「目で画面を見るゲーム」になってしまうので、始める前にお互いに「画面を見ないこと」を確認してから始めるのが良いでしょう。







17.ベースボール

必要テンション:
お気に入り度:★★

 これも基本的には「エア卓球」と同じで、『Wii Sports』にもあった「ベースボール」をむしろもっと簡素化したものです。投手はZL(ZR)ボタンを押しながらジョイコンを振ると速球、L(R)ボタンを押しながらジョイコンを振るとスローボールが投げられて、打者はタイミングを合わせて打つだけです。ボール球はなし、打つ以外の作戦もありません。それで最終回の1回を戦うのです。

 「エア卓球」と同様に嫌いじゃないんですけど、『ピンポン』以上に「もうちょっと相手との距離が開けないとタイミングがつかめない」ところがありました。狭い部屋だとやっぱり卓球くらいの距離感がタイミングを合わせやすいんですね。







18.大食いコンテスト

必要テンション:
お気に入り度:★★

 これも「赤ちゃん」同様に1人用専用でスコアを競うゲームです。
 右のアイコンについている「モーションIRカメラ」を使って、口をパクパクさせることで食べたホットドッグの数を競うのですが……「モーションIRカメラ」を使うゲームで、どうしたらこんな発想が出てくるのか考えた人に聞いてみたいわ!

 これも一発ネタと言えば一発ネタなのですが、試しに「口」以外の部分でも出来ないか「指」とかでもプレイしたところ、「口」が一番速くて「人間って口が一番速く動かせるのか!」と感動しました。だからなんだ。

 1人用専用ではありますが、プレイしている人を見つめるのが楽しく、また笑わせて妨害したりなんかも楽しそうなので、むしろ大人数で遊ぶのが面白そうなゲームです。






19.ビーチフラッグ

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 『ガンマン』に匹敵するくらいにシンプルなゲーム。
 ジョイコンを手に持って、合図が鳴ったら全力ダッシュ!フラッグまでたどり着いたらジョイコンが振動するので腕を振り上げる!これが速かった方が勝ちというゲームです。ものっそいシンプルで、駆け引きも何もありませんが、こういうゲームが入っていてもイイと思います。

 決着後は「2人がどれくらいのスピードで走ったのか」の仮想リプレイが表示されるのも私の好きなところです。






20.魔法使い

必要テンション:
お気に入り度:

 これは正直よく分かりませんでした……
 基本的には『ピンポン』や『ベースボール』同様に「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」なんだと思いますし、説明を読んでも「相手が杖を突きだしたタイミングでカウンターを放て!」というカンジなのですが、相手を見るよりも画面を見て相手のゲージが押してきたタイミングでカウンターを撃った方がいいみたいで。相手を見るメリットがあまりないように思えました。

 終了後にリプレイが流れるところはイイと思うんですけどね。






21.ソードファイト

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 「2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム」の究極です。

 「エアチャンバラ」で、普通に振ると攻撃、ZL(ZR)ボタンを押して構えると防御です。
 向きと振りを検出するジャイロセンサーならではで、Wiiモーションプラスを使ったゲームでもこういうものがありましたが、それを画面を使わずに行っているというカンジですね。もうちょっと広い部屋で遊びたかったとは思いますが、これくらい振り切れているのも私は好きです。5ポイント先取で勝ち。

 これが出るということは、Nintendo Switchでもチャンバラゲーを出せるということなんですよね。
 いよいよ『ドラゴンクエストソード2』を出す時ですね!







22.ボクシングジム

必要テンション:
お気に入り度:★★★★

 『電話番』『ガンマン』『旗上げ』と同様に、音声指示に従って素早く動くゲームです。
 「ストレート」「フック」「アッパー」の3種類のパンチを指示に従って撃ち分けて、最後はスタープラチナのようにパンチ連打して終了です。パンチは「早い者勝ち」で、全部のパンチが終わった後に1回1回のパンチでどちらが早かったのかの判定が出るのが非常に面白くてお気に入りです。

 めっちゃ疲れるけどな!







23.皿まわし

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 ジョイコンをぐるぐる回して皿回しをするだけのゲームなのですが、「2人で対戦する」専用のゲームにしたことで「相手にちょっかいを出して妨害する」ことが目的のゲームになっているのが面白い。一応「いつまで落とさずにいられるか」みたいな楽しみ方も出来るのだとは思いますが、それだと多分そんなに面白くなくて相手へのちょっかいがあってこそのゲームかなーと思います。

 あと、皿の安定具合をHD振動で感じさせているのだけど、このゲームは画面を見た方が分かりやすいです(笑)。







24.コピーダンス

必要テンション:
お気に入り度:★★★★★

 ここからはリズムゲームのターンだ!
 正直『1-2-Switch』のリズムゲームはどれも似たようなもので、「リズムに合わせてジョイコンを振る」「指示に合わせて止まる」といったカンジなのですが……このゲームは「相手のポーズをコピーする」という要素が入っているため、「相手に恥ずかしいポーズを取らせる」「そのために自分も恥ずかしいポーズを取る」というゲームの勝ち負けを超えた駆け引きが生まれるのが最高です。

 長年の付き合いである男友達とやるよりかは、ちょっと距離のある親戚とかクラスメイトくらいの関係で遊んだ方が盛り上がりそうです。こういうゲームを男女でやれたら楽しそうですねとか言うんじゃない!そんなのはフィクションの中の世界の話ですよ!関係ないけど、どうしてフィクションの中の世界ではツイスターゲームが異様な普及率なんですか!あんなの持っている人、見たことないぞ!






25.モデルウォーク

必要テンション:
お気に入り度:

 モデルになりきって腰を振りながら歩いて、ターンして歩いて、最後は2人で観客に向かってポーズを取って終了。ゲーム性がよく分からないのだけど、高得点を狙うなら「ウォーキングの際に腰をすごく振る」「ポージングの際にジョイコンを大きく動かして止まる」のがポイントですかねぇ。

 正直よく分からなかったのですが、例えば5~6人で『1-2-Switch』を遊んでいる状況なら「観客に向かってポーズを取る」のが盛り上がりそうな気はします。2人で遊んでいる状況だと、ちょっと微妙かなー。






26.エアギター

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 リズムに合わせてジョイコンを振ってエアギターだ!
 とにかくテンションを上げて!激しい動きで観客にパフォーマンスだ!

 ゲームとしてはよく分からん!何だかんだ「しっかりとリズムをとる」のが大事みたいですが、マジメに勝ち負けを考えるのもバカらしいぜ!!!そんなのを気にするのはロックじゃねえぜええ!!








27.フリーダンス

必要テンション:
お気に入り度:★★★

 『1-2-Switch』に収録されているゲームは全部で28種目で、「チームバトル」で出てくるのは24種目―――外れたのは1本のジョイコンを使ってプレイするので対戦にならない『ソーダ』『大食いコンテスト』、本体を使う『赤ちゃん』と、そしてこの『フリーダンス』みたいです。このゲームは2つのジョイコンを使って2人同時プレイが出来るのに、何故。

 まぁ、勝ち負けを決めづらいゲームってことなのかも知れません。
 ひたすらリズムに合わせて踊りまくって、ストップの合図でピタッと止まる。プレイヤーは突然ピタッと止まらなければならないので、変なポーズで止まりかねないのが面白いところです。個人的には嫌いではないゲームです。






28.ゴリラ

必要テンション:
お気に入り度:ゴリラ

 ちょっと人類には早すぎたゲームじゃないですかね……
 茂みに隠れたメスゴリラを誘うために、メスゴリラのウホウホを真似してドラミング(のフリ)をするゲームです。ゲームとしては「お手本と同じリズムを刻むリズムゲーム」なんですけど、ちょっと判定がよく分からないのと、結局は最後のアピールタイム次第じゃねえのかという気も(笑)。

 面白いのは「本当に胸をたたく」とケガをしかねないためか、「胸をたたくフリ」をしなくてはならず、「本当に胸をたたく」と怒られるところでした。つまり、ジョイコンのセンサーは「振って止めた動き」と「振って何かに当たって止まった動き」のどちらなのかを判別できるってことなんですね。これは多分、『真剣白羽取り』もそうなんじゃないかと思います。





◇ これは、ジョイコンという新しい“おもちゃ”の説明書なんだ
 言うまでもない話ですが、任天堂は元々“玩具”のメーカーです。
 1889年から『花札』を作り、1902年から『トランプ』を作り、1953年にはプラスチック製の『トランプ』を作り、1960年代からは横井軍平さんによる『ウルトラハンド』『ウルトラマシン』『光線銃』といった大ヒット玩具を次々と発売していきました。


 こうした玩具は、いろいろな遊び方で遊べるものです。
 『花札』には「こいこい」「花合わせ」「おいちょかぶ」といった遊び方がありますし。
 『トランプ』には「ポーカー」「ババ抜き」「神経衰弱」「大貧民(大富豪)」などなどの遊び方がありますよね。

 横井軍平さんが『ウルトラハンド』を発売する際、当時の社長だった山内さんから「ゲームにしろ」と指示されたという話が『任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代』という本に書かれていました。『ウルトラハンド』なんて玩具は子どもが自由に遊べればいいものだと思いがちだけど、説明書に「ウルトラハンドを使ったゲーム」を遊び方の一例として載せる必要があると山内さんは考えられたそうなんですね。

任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)
任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代 (角川新書)

 この方針は、任天堂から発売されるトランプに一応の説明書がついていて「遊び方の一例」が書かれているという話からつながっています。子どもはそんなの無視して自分の遊びたいように遊ぶし、自由に遊べるのが玩具なのだけど、「遊び方の一例」をちゃんと記す―――というのは、コンピューターゲームに参入した後の任天堂にも通じるように思います。
 新作『ゼルダ』はオープンエアーのゲームで自由に遊べるのだけど、でも道沿いに進めばしっかり武器が手に入るようになっているみたいな。



 さて、『1-2-Switch』です。
 このゲーム……任天堂が新しく出したNintendo Switchの、ジョイコンという「新しいおもちゃ」の遊び方の一例を示している説明書だと思うんですね。

 『トランプ』があればこういう遊び方が出来るよと説明書に書かれているみたいに、
 『ウルトラハンド』はこういうゲームで遊べるよと説明書に書かれていたみたいに、
 ジョイコンがあればこんなにたくさんの遊び方が出来るんだよと教えてくれる説明書だと思うんですね。


 28種目のミニゲームは、大別すればこんなカンジになると思います。


【音声指示に従って素早く動くゲーム】
・ガンマン
 …合図に素早く反応する
・ボクシングジム
 …指示されたパンチを相手より早く撃ち込む
・帰ってきたガンマン
 …引っかけの合図に反応せずに「ファイア!」に反応する
・電話番
 …素早く呼び出し音に反応する。後に、引っかけの呼び出し音も鳴るように
・旗上げ
 …女の声には指示通り、男の声には指示とは逆に反応する

【2人で向き合って相手とタイミングを見計らって遊ぶゲーム】
・真剣白羽取り
 …相手の振り下ろす刀を白羽取りでタイミングよく受け止める
・魔法使い
 …相手が押し込むタイミングでこっちも押し込んでカウンターにする
・ベースボール
 …速球、スローボールの2種類にタイミングを合わせる
・ピンポン
 …ストレート、ロブ、スマッシュの3種類にタイミングを合わせる
・ソードファイト
 …相手の動きに合わせて、ガードと攻撃をする

【ジョイコンを活かしたなりきりプレイ】
・ビーチフラッグ
 …ジョイコンを握ってダッシュ!振動したら腕を振り上げる!
・ソーダ
 …ジョイコンを振ってソーダを開けよう!
・禅
 …指定されたポーズで動かないようにする
・皿まわし
 …ただジョイコンをぐるぐる回すだけ…を妨害する
・大食いコンテスト
 …ひたすら口をパクパクさせる
・赤ちゃん
 …ジョイコンを本体に装着して優しく寝かしつける
・ミルク
 …ジョイコンを乳に見立てて搾る
・ひげそり
 …ジョイコンを電気シェーバーに見立ててキレイにひげを剃る
・金庫破り
 …HD振動を頼りにポイントを探る

【ジョイコンの機能を活かしたテーブルゲーム】
・カウントボール
 …HD振動で中に入っているボールの数を想像する
・トレジャーボックス
 …ジョイコンをぐるぐる回して宝箱をほどく
・ジョイコン回し
 …ジョイコンを揺らさずにグルグル回す
・ライアーダイス
 …振動で分かる相手の合計から推理して引っかけて、ダイスの合計を競う

【リズムゲーム】
・エアギター
 …リズムに合わせてギターを弾け!激しくだ!!
・モデルウォーク
 …リズムに合わせて歩く、そしてポーズを取る
・フリーダンス
 …リズムに合わせて踊る、そして止まる
・コピーダンス
 …リズムに合わせて踊るだけじゃなくて、相手と同じポーズを取る
・ゴリラ
 …メスゴリラと同じリズムを刻む



 『ゼルダ』とか、他のゲームをプレイしているときは別にそうは思わないんですけど……『1-2-Switch』をプレイしていると、「ジョイコンってのは新しいおもちゃだなぁ」と実感します。ジャイロセンサー、HD振動、モーションIRカメラ、そしておすそ分けプレイ……それらの機能を活かした「遊びの一例」が提示されて、画面の中ではなく「自分」と「対戦相手」の間にフィールドが生まれている感覚があるのは「ゲーム」というより「おもちゃ」を遊んでいる時のそれに近いと思うのです。

 これは、ゲームの中ではなくて、「何を撮ってキャラクターにするのか」を考えるゲームの外に遊びがあった『フォトファイターX』に通じますし、ファミコンのロボットを作ったり壁に向かってダックハントさせたりした横井軍平さんにも通じると思います。



 正直なところ……このゲームを楽しめるかどうかは、多くの玩具がそうであるように「誰と遊ぶか」「どう遊ぶか」次第なんですね。「ちょっと遊んでみない?」と言える相手がいる人ならば是非オススメですが、1人で遊んで面白いゲームではないと思いますし、家族で毎日遊んで飽きないゲームでもないと思います。
 このゲームを「1人プレイが充実していない!」って言うのは、『トランプ』を「買ったけど1人じゃババ抜きも神経衰弱も楽しくないぞ!」と怒っているようなものというかなんというか……




 ただ、「HD振動とかを確かめたくて『1-2-Switch』を買ったけど1人じゃ全然楽しめない!」という人がいるのも確かです。『トランプ』だって使いようによっては「ソリティア」みたいな1人遊びが出来るワケですから、『1-2-Switch』も1人遊びが出来るようにと「ハイスコアアタックゲームとして遊ぶ」ことを提案します!

 『ピンポン』とか『真剣白羽取り』みたいな「相手ありきのゲーム」はムリですが、このゲームに収録されている少なくないゲームでは「タイム」や「スコア」が出ます。1人で遊んでそれを競い合うゲームにすれば、1人用のゲームとして成立すると思うのです!

 そう考えると、Nintendo SwitchがMiiverse非対応だというのがものすごく痛いんですけどね……



 ということで、Twitterに「#一人で遊ぶワンツースイッチ」というハッシュタグを作りました。1種目ずつ10回プレイして(途中から時間なくて5回に減らしましたが)、その最高記録を残すという遊びです。このページにも自分のハイスコアを載せるんで……まずは私の記録を抜いてください!
 そして、そのスクショをどこかにアップして、またそれを超える記録を目指す人が現れて、そのスクショがどこかにアップされて……と競いあえればイイですね。いや、ホントMiiverseがあればなぁ……


1telephone.jpg
 電話番(引っかけあり):0.91秒

4treasurebox.jpg
 トレジャーボックス:17.31秒

5milk.jpg
 ミルク:12本

6safecracker.jpg
 金庫破り:0分25秒20

7quickdraw.jpg
 ガンマン:0.426秒

12.jpg
 ひげそり:31.48秒

13.jpg
 ジョイコン回し:646°

15baby.jpg
 赤ちゃん:43秒

16fakedraw.jpg
 帰ってきたガンマン:0.487秒

18eating.jpg
 大食いコンテスト:10と1/4個

19beach.jpg
 ビーチフラッグ:5.00秒

25runway.jpg
 モデルウォーク:594pt

26airguitar.jpg
 エアギター:6061Pts

27freedance.jpg
 フリーダンス:9590Pts

28gorilla.jpg
 ゴリラ:3182Pts


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| ゲーム紹介 | 17:58 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

3月3日・4日に20時頃~ニコ生でNintendo Switchの実況プレイを配信しました!

 Nintendo Switchの発売日、3月3日(金曜日)は20時頃~ニコニコ生放送で『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を最初からプレイしました。

 1枠目ー。
 2枠目ー。
 3枠目ー。

 私はこれまで「昔に発売したゲームを最初から最後までクリアを目指してプレイする」様を生配信してきましたけど、今後は最新のゲームも生配信していこうかと考えています。
 『ゼルダ』くらい大メジャーなゲームはアレなんですけど、もっとマイナーなダウンロード専用ゲームとかは「実際に遊んでいる生の声」を届けるのが大事かなと思いますし。例えば『どうぶつの森』みたいにプレイヤーごとにちがった遊びが出来るゲームは、1週間ごとに「今こんなカンジに遊んでいます」と経過を配信するのも面白いかなと思いますし。


 翌日、3月4日(土曜日)は20時頃~ニコニコ生放送で『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』の初見プレイを配信しました。

 1枠目!不具合があったらゴメンナサイ!
 2枠目
 3枠目
 4枠目ー。

 出来れば、収録されている全28種類のゲームをすべて1回ずつだけでも遊びたい。
 どういう配信にするかは現在相談中です。



 ぶっちゃけた話「ゲーム実況の生放送を観る人」も「いやいや、俺もNintendo Switch買うから生放送なんて観ている暇ないよ」って2日間でしょうし、私以外にもNintendo Switchからの生配信をする人はもうそれはもうそれはもうたくさんたくさんいらっしゃると思うので、正直そんなたくさんの人が見に来るワケではないでしょうけど……

 新ハード発売のワクワク感を生放送で共有できる機会は数年に一度しかないので、お付き合いいただけたら嬉しいです。


↓ ログは格納しておきます

≫ 「続きを読む」

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Wii Uが完全には成しえなかった「TV画面を使わなくても遊べる据置機」を実現したNintendo Switch

 この話はNintendo Switchの発売後、実際に何週間か遊んでから書いた方がイイかとも迷ったのですが……「Wii Uの総括」として書いておかなければならないと思ったので、Nintendo Switch発売直前のこのタイミングで書きます。



◇ Wii U前の「据置ゲーム機」
 DSを遊ぶのに相応しいのは外?それとも自宅?
 据置ゲーム機のメリットって何なんだろう?

 これらの記事を書いたのは2009年3月―――
 Nintendo Switchどころか、Wii Uもまだまだ影も形もない時期の記事です。
 国内ゲーム市場の話題としては、この前の年末商戦で『Wii Music』と『街へいこうよ どうぶつの森』が振るわずにWiiが失速、PS3も『FF13』発売前でまだ浮上せず(この年の9月に値下げをして12月に『FF13』発売)、「据置ゲーム機どうすんのこれ……」という時期でした。


 家でゲームを遊ぶ場合でも、携帯ゲーム機はホント便利です。テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能です。
 それに比べて据置ゲーム機は、テレビに線を繋いで、テレビ画面を占拠して、テレビの前にドカッと座りながらでしか遊べませんでした。

 携帯ゲーム機と据置ゲーム機、どっちを遊ぶ?……と考えたら、携帯ゲーム機のメリットが多すぎて、据置ゲーム機は不自由極まりないじゃないか!というのが、2009年3月の記事でした。



 Wii Uが挑む相手は「据置型ゲーム機不要論」である

 そして、2011年6月にWii Uが発表されます。
 巨大な画面がドンと構えているコントローラが“顔”となり、コンセプト映像は「テレビ画面でマリオを遊んでいたけど、家族が野球を観たいと言うのでゲームパッドの画面に切り替えて続きを遊ぶ」シーンから始まりました。
 ゲームの画面を「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられることによって、据置ゲーム機でありながら“テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能”になると思ったのです。


<以下、セルフ引用>
 『ドラクエ』だったら「ながらレベル上げ」
 『どうぶつの森』だったら「ながら果物拾い」
 『ゼルダ』だったら「ながらミニゲーム」


 もちろんソフトによって色んな使い方があると思います。
 でも、まず僕が真っ先に嬉しかったのは、「据置型ゲーム機だと遊ぶのが苦しくなってきたソフト達」に救済の道を見せたことです。時間のかかる箇所はテレビのチャンネルを変えて液晶コントローラで「ながらプレイ」、大画面で遊びたい箇所はテレビの大画面でプレイ。

</ここまで>

 しかし、それは……今にして思えば「勝手にそう期待してしまっただけ」だったように思えます。「このゲーム機ならこんなこともこんなこともこんなことも出来ますよ」という幾つかのコンセプトの中の一つが全部そうなると思い込んで、実際に出てきたものはそうではなくて失望してしまったというか。



 実際には、Wii Uのゲームって「テレビ画面がないと遊べないゲーム」も結構あったんですよね……



◇ 発売されたWii Uの現実
 Wii Uが発売されてからの4年間で、私が「TV画面を使わないでゲームパッドの画面だけで遊んだゲーム」はそれはもうたくさんありました。
 『Wii Fit U』、『トライン2』、『ブタメダル』、『クニットアンダーグラウンド』、『役満 鳳凰』、『THE 密室からの脱出2』、『リトル インフェルノ』、『スーパーマリオメーカー』……バーチャルコンソールのソフトや、Wiiモードでのソフト、Miiverseやeショップやブラウザなどなど。

 「最初から最後までゲームパッドの画面のみで遊んだ」のではなく、例えば『スーパーマリオメーカー』は「コース作りはテレビのニュースをつけっぱなしにしてゲームパッドの画面でプレイ」して、「他の人が作ったコースに挑戦するときはテレビ画面でプレイ」というカンジに使い分けていました。
 時間のかかる作業的なところはゲームパッドの画面で、真剣にやりたいところはテレビ画面で―――と、Wii U発売前に夢みたとおりのことが出来ていました。




 しかし、こうやって“「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられる”ゲームばかりではなくて、「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」の二画面をフル活用したゲームは、両方の画面を使うため、テレビなしで「ゲームパッドの画面だけで遊ぶ」ということが出来なかったんですね。

 『ニンテンドーランド』の幾つかのゲーム、『レゴシティアンダーカバー』、『Splatoon』、『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』、『幻影異聞録 #FE』……私が遊んだゲームの中だけでも、これらのゲームは二画面をフル活用したゲームだったため、「ゲームパッドの画面だけで遊ぶ」ことが出来ませんでした。


 「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」とは何だ?

 これは2014年2月に書いた記事です。
 Wii Uの発売が2012年12月ですから、Wii U発売から1年3か月が経過したタイミングの記事ですね。

 私はそれまで「今までのゲームがWii Uゲームパッドがあったから遊びやすくなった」のならそれは立派に「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」と言えると思っていました。他機種では右スティック操作なのがWii Uならばタッチペンで操作できるとか、他機種とちがってテレビを使わないで遊べるとかが立派に魅力になると思っていました。

 しかし、任天堂自身は、「それでは新しいゲーム機を買ってはもらえない」「Wii Uでしか実現できないゲームがないと買ってもらえない」「Wii Uゲームパッドがなければ実現できないゲームがないと買ってもらえない」と考えて……そこから出てきたのが『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』だったんですね。
 まぁ、『Splatoon』は続編がNintendo Switchで、『スーパーマリオメーカー』は3DS版が出ているので、Wii Uゲームパッドなしでも実現できてしまっているような気もしますが(笑)。


 『Splatoon』なんかは「二画面をフル活用したゲーム」で、ゲームパッドの画面にリアルタイムの勢力図が表示されるだけでなく、「ここにトルネードを撃つ」とか「ここのビーコンにジャンプする」など大きなタッチパネルに常に勢力図が表示されていることを活かしたウェポンがありました。
 『Splatoon 2』は二画面ではなくなるので、勢力図はボタンで切り替えることで代用していますが、トルネードやビーコンは出せないためスペシャルウェポンやサブウェポンは入れ替えになるみたいですね。『Splatoon 2』が面白いゲームになることはもちろん期待していますが、『1』の上位互換というワケにはいかなくて、きっと「あー、トルネードやビーコンのあった『1』が懐かしいなー」みたいに懐古する人も出てくるんだろうなーと思います。私はどちらも使いこなせなかったので別にイイです!



 しかし、『Splatoon』のように「二画面をフル活用したゲーム」はテレビ画面を使わなければ遊べません。せっかくWii Uは「画面付きコントローラ」を持って、テレビ画面の前に拘束されることから解放されると思ったのに、「Wii Uならではのゲーム」を作ろうとしたらテレビ画面の前にまた拘束されてしまうのです。

 流石に『Splatoon』のオンライン対戦をテレビを観ながら遊ぼうとは思わなかったので『Splatoon』は別にイイのですが、『レゴシティアンダーカバー』とか『幻影異聞録 #FE』の「ブロック探し」や「ダンジョン探索」は時間がかかるのでゲームパッドの画面だけでも遊べるようにして欲しかったとも思いました。
 でも、『レゴシティアンダーカバー』も『幻影異聞録 #FE』も、「主人公が持っている端末」をWii Uゲームパッドに見立てていることで「ゲームの主人公」とプレイヤーをシンクロさせているゲームなので「Wii Uならではのゲーム」を作ろうとした結果なんですよね……『レゴシティアンダーカバー』は他機種に移植されますけど、あの演出はどうするんでしょう。


legouc1.jpg
<画像はWii Uソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>

WiiU_screenshot_TV_0131D.jpg
WiiU_screenshot_GamePad_0131D.jpg
<画像はWii Uソフト『幻影異聞録♯FE』より引用>


 先日Miiverseについて“「色々な機能」を持たせたが故に、それぞれがそれぞれの足を引っ張ってしまったところが多かったと思う”という記事を書きましたが、実はWii Uゲームパッドも同様のことが言えると思うのです。

 どうしてWii Uに「画面付きのコントローラ」を付けたのかという話は、2011年のE3で公開された「社長が訊く」に詳しく書かれています。

・テレビの電源が入っていなくてもすぐに中身の情報が見られる
・だれかが家のテレビを見ていても、ゲームパッドの画面だけでも遊べる
・「相手に自分の画面を見せずに遊ぶ」と「みんなが同じ画面を見て遊ぶ」を組み合わせられる
・情報画面とゲーム画面が両方映っていることで、かなり便利に遊べるゲームがある
・テレビ画面に近づかないと見えないようなものも手元で見られる
・ジャイロセンサーが入ったのでザッパーと組み合わせられる
・文字入力が快適になる
・「自分が絵を描く画面」と「人に見せる画面」に向いているサイズはちがう


 たった1ページに「画面付きのコントローラがあればあれも出来る、これも出来る」と語られていて、宮本イズムと言われる「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」を実現させたアイディアだったと思うのですが……しかし、それらの複数の機能がお互いに干渉しあってうまく作用しなかったのはMiiverseと似ていて。


 「Wii Uゲームパッドがあれば、あれも出来る、これも出来る」という使い方の筆頭だった、「テレビ画面を使わなくてもゲームパッドの画面だけで遊べる」と「テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びが出来る」の二つは相反していて――――

・テレビ画面を使わないでゲームパッドの画面だけで遊びたい人にとっては、『Splatoon』や『幻影異聞録』や『レゴシティアンダーカバー』がテレビ画面必須だったのが不満で、
・テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びを期待していた人にとっては、二画面を活かしたゲームが少なかったのが不満で、

 「両方できる」ようにしたせいで、どちらの人にも不満を持たれてしまったように思うのです。




 Wii Uというゲーム機は結局のところ、「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」という考えに捉われすぎたゲーム機だったんじゃないのかと思います。




◇ そこからのNintendo Switch
 さて、ここからは未来の話です。
 Wii Uは「テレビ画面を使わなくてもゲームパッドの画面だけで遊べる」と「テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びが出来る」の両方ができるゲーム機で、その二つが相反してしまったのですが……Nintendo Switchは「二画面の遊び」の方は切り捨てて、「テレビ画面を使わなくてもNintendo Switch本体の画面だけで遊べる」方に特化したんですね。


 もちろんWii UとNintendo Switchでは仕組みがちがいます。
 Wii Uは本体が据置ゲーム機で、そこからゲームパッドに電波を飛ばして「あたかも携帯ゲーム機のように」遊べるゲーム機でした。なので、本体からの電波が届く範囲内でしか遊べませんでした。
 Nintendo Switchは本体がタブレット端末のような板で、言ってしまえば「携帯ゲーム機そのもの」なのですが、ドッグに格納することでテレビに出力することも出来ます。だから、世界中のどこにだって持ち運んで遊べることが出来るのですが。


 想定されている遊ばれ方としては、「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べるというものなので、Wii U発売前に私が期待した“ゲームの画面を「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられる”を引き継いでいるとも思うのですね。

 しかも、今回は「二画面の遊び」を切り捨てました。
 「二画面の遊び」がなくなってしまったことには少しの寂しさがありましたし、「二画面だからこそ遊びやすくなるゲーム」はたくさんあったろうにとは思うのですが……切り捨てたおかげで、今回は恐らくすべてのゲームが「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べるんです。

 Wii Uでは不完全だったものが、Nintendo Switchでは完全になるのです。






 任天堂が公開しているNintendo Switchの映像やTVCMは、恐らく「Wii Uとの差別化」を図るために、「家ではテレビ画面を使って遊ぶ」「外ではNintendo Switchの画面で遊ぶ」といったカンジに家と外での使われ方を分けて見せています。


 しかし、実際に発売されて使ってみたら、私はWii Uのように「家の中でも「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べる」ことが大きな長所になると思っています。
 “テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能”といった携帯ゲーム機のような使い方はもちろん。例えば、文字入力が続くところは本体を取り出してタッチパネルで文字を入力するとか、パーティゲームだったら例えば一人の人が携帯モードで(他の人に見せずに)隠したアイテムを残りの全員がテレビの大画面で探すみたいなことも出来ると思うんですね。









 2017年2月現在、任天堂が公開しているNintendo SwitchのTVCMの内の幾つかには、冒頭に「テレビ画面に映っていたゲーム画面が、ドックから本体を引き抜いた途端に本体の方に続きの画面がシームレスに移行する」シーンが入っています。任天堂の開発者のインタビューなどを見ると、この「シームレスに移行する」ことは重視していたみたいなのですが……

 この「シームレスな移行」って、単に「家ではテレビモードで遊べて、外では携帯モードで遊べる」というだけなら特に必要もない技術だと思うんですよ。TVCMのようなシチュエーションで「遊んでいたゲームを中断して外に持ち運ぼうとする」のなら、むしろスリープモードに入ってくれた方が嬉しいはずですもの(笑)。
 この「シームレスな移行」がありがたいのは、むしろ家の中で「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊ぶ時だと思うんですね。ずっとテレビ画面でゲームを遊んでいたけど、そろそろ野球の試合が始まるからNintendo Switch本体の画面に切り替えて遊びたいとか。逆に、レベル上げ作業はベッドで寝転がりながらプレイしていたけど、ボス戦に挑むときはテレビの大きな画面に切り替えて遊びたいとか。『どうぶつの森』のマイデザインのところだけ、テレビ画面からNintendo Switch本体の画面に切り替えてタッチパネルで操作したいとか。

 Wii Uのように“家の中で「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊ぶ”ことを想定しているから、「シームレスな移行」になるように作ったのだろうし、映像やTVCMで繰り返し見せているのでしょう。



 そういう意味では、Nintendo Switchは「Wii Uを否定するもの」ではなくて「Wii Uのコンセプトを正統に引き継いで完璧にしたもの」と言えると思うのです。




 「二画面の遊び」の方は切り捨ててしまいましたけどね……
 コストを考えると難しそうではあるのですが、「二画面の遊び」はスマホ連動と上手く合わせて復活しないかなーと妄想しています。例えば『幻影異聞録』はイツキ君がスマホを取り出したらWii Uゲームパッドに「イツキくんが見ているスマホの画面」が映るようになっているのですが、それを本当に「自分のスマホ」に映せるようになったら面白そうじゃないですか。

 一つ一つのゲームごとにアプリを用意するのはコストを考えると採算が取れなさそうですけど、例えば『どうぶつの森』みたいに「ゲーム機用のソフト」も「スマホ用のアプリ」も両方ヒットすることが見込めるシリーズは、「スマホ用のアプリに、ゲーム機用ソフトのセカンドスクリーンになる機能がある」みたいな仕込みができると思うんですね。


 まぁ、Wii Uの時も「Wii Uで『どうぶつの森』が発売されたらこんなことが出来るにちがいない!」と本体発売前から妄想していたら結局ソフトは出なかったので、Nintendo Switchでも『どうぶつの森』が出るかは分かりませんけどね!


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| ゲーム雑記 | 17:59 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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アナタがオンライン対応で遊びたいファミコン・スーファミのソフトは何ですか?

 この記事にもチラッと書きましたが、任天堂はNintendo Switchでのオンラインプレイは有料になると発表しています。詳細なスケジュールとしては……

・2017年3月~ オンライン無料
・2017年夏~ スマホアプリの機能限定版を先行配信、まだ無料
・2017年秋~ オンラインサービス正式スタートで、ここから有料


 こんなカンジになる予定です。
 日経新聞の報道だと、オンラインの会費は年額2000~3000円くらいになるなんて話ですね。

 ポイントは2017年夏から先行配信されるというスマホアプリで、Nintendo Switchではなくスマートフォン(や多分タブレット端末)を使うことでフレンドとの待ち合わせやボイスチャットが出来るようになるということです。任天堂はWiiの頃からXbox360などと比較されて「OSが弱い」「マルチタスクが出来ない」と言われていましたが、こういう形で解決させてくるとはWiiの頃には想像していませんでした。

 Wiiチャンネルはマルチタスク化してこそ真価を発揮すると思いました

 2017年夏というのは、期待の新作ソフト『Splatoon2』の発売時期です。
 恐らく『Splatoon2』の発売に合わせたタイミングで、このアプリも配信されるんじゃないかと思います。ということは、『Splatoon2』は最初からプライベートマッチが出来るってことなのかな。




 1月のプレゼンテーション後に発表された情報だけだと「単なる通話アプリなのかな」と思っていたのですが、『Splatoon』のTwitterアカウントによるとしっかりゲームと連動して「試合中に通話できるのは仲間にチーム分けされた人だけ」みたいなことも出来るみたいですね。
 個人的にはボイスチャットは「我が家は声を出せる時間帯が限られている」ために最優先で必要というワケではなかったのですが、『Splatoon』を変則ルールで遊んでいる時などは流石にボイスチャットが欲しくなりましたし、ボイスチャットがあるからこそ出来る遊びもあると思うので……Nintendo Switchのオンライン対応タイトルは全てボイスチャットに対応して欲しいなーと思いました。




 さて、今日の本題は実はここから。
 「Nintendo Switchでのオンラインプレイは有料になる」代わりに、お金を払ってもらった人だけ「発売当時にはなかったオンラインプレイにも対応させた、ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを、月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができます。」というサービスを始めるそうです。

 言ってしまえば、PS Plusにおけるフリープレイみたいなことだと思うのですが、あちらが発売からちょっと経った準新作というか旧作というかを選んでいるのに対して、Nintendo Switchはファミコン・スーファミのソフトという20年~30年前の作品を「ここでだけオンライン対応にして」遊べるようにするという違いが面白いですね。

 Nintendo Switch用のバーチャルコンソールの仕様はまだ発表されていませんが、「月替わりのソフトは毎月入れ替わってしまうが気に入ったソフトは購入して翌月以降も遊べる」というレジーのインタビューもありました。「月替わりのソフト以外の、購入したソフトもオンライン対応するのか」がとても気になるのですが、この辺はバーチャルコンソールなどの仕様が正式発表された時に明らかになりますかね。



 現実的な「ザ YOSOU」をするのなら……「月替わりのソフト」と言っても任天堂のソフトが中心になるだろうし、ファミコン・スーファミの任天堂ソフトで「対戦・協力プレイが出来るゲーム」は限られています。
 ファミコンなら『バルーンファイト』『アイスクライマー』『マリオブラザーズ』『Dr.マリオ』あたりの定番タイトル、スーファミなら『スーパーマリオカート』とか『パネルでポン』あたりですかねぇ。バーチャルコンソールでも定番なタイトルが毎月1本ずつ月替わりで遊べるだけなら、いくらオンライン対応したところで新鮮味がなくてそれほど魅力はなさそうなんですが、権利的なことを考えると任天堂以外のソフトを特典にするのは難しいんじゃないかなぁと悲観的な「ザ YOSOU」になってしまいます。



 でも、それでは夢がないじゃないですか!
 だから、この記事では現実になりそうな「ザ YOSOU」ではなくて、自分が出て欲しいソフトを語る「ザ KIBOU」の記事にしようじゃないかと思いました。みなさんの「ザ KIBOU」も是非教えてください。
 別にこの記事のコメント欄に書き込んだところで任天堂の人まで届かないと思いますが(笑)、もしも万が一でも「ザ KIBOU」に挙げられたソフトがオンライン対応で配信されたら「おおおおお!あの時、○○さんが言ってたあのソフトが今月は遊べるのかー!」と盛り上がれると思いますんで。




 記事冒頭に書いたように、Nintendo Switchはスマホアプリと連携させフレンドと待ち合わせしたりボイスチャットをしたりが出来ます。当然それはこの「月替わりで遊べるファミコン・スーファミソフトのオンライン対応版」でも使えるのでしょう。
 ファミコンのソフトをボイスチャットで喋りながらオンライン協力プレイが出来るなんて夢のようなサービスですし、巷では「レトロフリークがあればバーチャルコンソールなんてオワコンだよね」という意見もありましたがレトロフリークには出来ないことを公式でやってやろうという志にも思えます。

 昨年末に自分も『Splatoon』のオンライン対戦をニコ生で配信しながらプレイしてすごく盛り上がりましたが、「オンラインプレイ」と「生配信」は視聴者と一緒にゲームが遊べることで相性が抜群ですし……Nintendo Switchのこのサービスは「既に知名度のあるファミコン・スーファミソフト」がオンラインで一緒に遊べるだけでなく、オンラインの会費を払っている人は誰でも遊べるので気軽に参加できるというハードルの低さがあります。『Splatoon』の配信でも「一緒に遊びたいけど『Splatoon』持っていないんですよー」って人がいましたからね。

 ということで、このサービスが始まったら「ゲームが下手な人が挑戦する~」シリーズとは別に、「視聴者のみんなでボイスチャットでワイワイ遊ぶ」配信をやってもイイかなーなんて考えています。なので、私の「ザ KIBOU」するファミコン・スーファミのソフトは「生配信でみんなで遊んだらワイワイ盛り上がりそうなソフト」という基準で選びました。





私の希望1:『ドカポン3・2・1 ~嵐を呼ぶ友情~』(スーファミ)
ドカポン3・2・1〜嵐を呼ぶ友情〜
ドカポン3・2・1〜嵐を呼ぶ友情〜

 という前フリで最初に選んだのがコレ(笑)。
 スーファミの定番ボードゲームと言えば、『いたスト』は今でも新作が作られているし、『桃鉄』も最近復活しましたし、オンライン対戦が可能なシリーズも幾つか出ました(『桃鉄』なんかは今後オンライン対応の新作が出るんじゃないかと思います)。しかし、この『ドカポン』シリーズは新作が久しく出ていませんし、オンラインは既にサービス終了してしまったPC版しか対応していなかったはず。
 そもそもボードゲームのオンライン対戦をフレンドとやりたい場合、「全員がソフトを持っている」という条件を満たすのがなかなかに難しいんですよね。オンラインの会費を払っている人なら1か月遊び放題というこのサービスには、こういうソフトが向いていると思うのですよ!


 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 ボードゲームにRPG風の概念を加えて、プレイヤー同士で殺しあうことが出来るというのが特徴です。『いたスト』なら自分のお店に相手が止まるのを待ったり、『桃鉄』なら貧乏神をなすりつけたりしますが、このゲームはそんなまどろっこしいことはせずに直接相手をぶっ殺すのです!故に「友情破壊ゲーム」としてその地位を築き上げました。

 まぁ、このゲームをボイスチャットで遊んだらすげえ大喧嘩になりそうですけどね!
 その大喧嘩を生配信したらすごく盛り上がりそうですが、続ければ続けるほどコミュニティのメンバーが減りそうですね!




私の希望2:『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』(メガドライブ)
幽☆遊☆白書~魔強統一戦~ MD 【メガドライブ】
幽☆遊☆白書~魔強統一戦~ MD 【メガドライブ】

 んで、二番目がこれ(笑)。
 任天堂の公式文章を読み返してください。「発売当時にはなかったオンラインプレイにも対応させた、ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを、月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができます。」となっています。「ファミコンやスーパーファミコンなどなんです!

 ということは、メガドライブとかPCエンジンとかネオジオとかMSXとかマスターシステムとかアーケードとかのゲームが配信される可能性もゼロではないということじゃないですか!ここはやはりメガドライブで「4人同時対戦」が出来る名作ゲームとして、これを選ばないワケにはいきません。

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 当時人気絶頂だった漫画『幽☆遊☆白書』を原作に、これまた当時人気絶頂だった格闘ゲームにしたゲームなのですが、4人同時対戦が可能な上に簡単なコマンドで必殺技が出せる―――ということで『スマブラ』を先取りしたようなゲームだったんですね。『幽☆遊☆白書』のゲームは様々な機種でたくさん出ていますが、この作品がずば抜けて評価が高かったです。

 まぁ、私メガドライブ持っていなかったんでやったことないんですけどね。だからこそやってみたいのだけど、当然のことながら版権ソフトはバーチャルコンソールで配信されづらいので今日までプレイしたことなく、これをボイスチャットでみんなで遊べたら楽しいだろうなーと夢みています。




私の希望3:『ハイパーオリンピック』(アーケード、ファミコン等)
ハイパーオリンピック(ソフト単品) ■ 遊ぶには別途専用コントローラーが必要です(ハイパーショット)
ハイパーオリンピック(ソフト単品) ■ 遊ぶには別途専用コントローラーが必要です(ハイパーショット)
ハイパーショット
ハイパーショット

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 100m走や走り幅跳びといった誰もが知っている陸上競技を、「連打で走る」「タイミングを合わせてジャンプする」というシンプルな操作に落とし込むことで誰もが遊べた体育会ゲームです。

 ボイスチャットでオンライン対戦が遊べるのなら、こういう相手の息遣いが分かるようなゲームこそが面白いと思うのです。生配信でも盛り上がりそう。唯一の難点はクソ高いジョイコンを連打でぶっ壊すのが怖いため、やはりここは専用コントローラであるハイパーショットに対応して欲しいのだけど……「有料会員なら月替わりで誰でも遊べる」というサービスだったはずが、本末転倒感が半端ない。




私の希望4:『イチダントアール』(アーケード、メガドライブ等)
イチダントア~ル MD 【メガドライブ】
イチダントア~ル  MD 【メガドライブ】

 またしても私はやったことのないメガドライブのソフトですが、今日挙げたラインナップの中ではまだ可能性が高い方だと思います。何てったってWiiのバーチャルコンソールで出ていますからね!

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 短いゲームを連続でプレイさせるミニゲーム集の草分け的存在だった『タントアール』の続編で、メガドライブ版は4人対戦まで可能です。『タントアール』以降こういうミニゲームを集めたゲームは多く登場して、それこそ『マリオパーティ』シリーズのようなパーティゲームにつながっていくのかなぁと思います。

 こういうゲームはボイスチャットでワイワイ盛り上がりながら遊びたいですね!
 別に『マリオパーティ』シリーズでもイイですけど(笑)



私の希望5:『4人将棋』(スーファミ)
4人将棋
4人将棋

 最後はコレ!
 ごめんなさい、この記事を書くまで全く知らなかったゲームなんですが……「4人対戦可能なスーファミゲームって何があるかなー」と検索していたらこれが出てきて「これだーーー!」と選びました。

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……というか、私も知らないんですけど(笑)。
 『四人将棋』という遊び自体は1993年に島根県平田市の太田満保市長(当時)が考案したもので、この作品はそのゲーム化らしいです。『将棋』という「多くの人が基礎的なルールは知っているが、極めようとすると道が果てしない」テーブルゲームを、4人対戦にすることでストイックさを排しているという点では『スマブラ』に通じるものがありますね。もう全ての道は『スマブラ』に通じているんじゃなかろうか。

 申し訳ないけど、自分一人だったらまったく遊ぶ気がおきませんが、ボイスチャット付のオンライン対戦でワイワイ言いながら遊ぶには超面白そうじゃないですか!1人ずつの対戦だけでなく、2人vs.2人というダブルスも可能だとか!これは是非オンライン対応にして遊ばせて欲しいです。発売メーカーはPow!(プランニングオフィスワダ)という会社らしいのだけど、ググってもほとんど情報が出てこない!!




 以上、私が「ザ KIBOU」するオンライン対応して欲しいファミコン・スーファミなどのソフトでした。これらのソフトが配信される可能性は何%くらいありますかね!

 これは私の場合はですけど、「今でも新作が出ているソフト」ならば新作の方をプッシュした方がイイんじゃないかと思って選びませんでした。例えば、ファミコンの4人対戦定番ゲームの『ダウンタウン熱血行進曲』とかはPS3でオンライン対応版が既に発売されていますしね。『いたスト』とか『桃鉄』を選ばなかったのもそういう理由だったりします。

 もちろんこの記事を読んでくださっている人には「いやいや、俺はファミコン版をオンライン対戦したいんだ!」という人もいらっしゃるでしょうし、そういう考え方の違いも含めてみなさんが「オンライン対応して欲しいファミコン・スーファミなどのソフト」を教えてくださったら面白いかなと思います。コメント欄にでもどうぞ。



 それはそうと、ファミコン・スーファミのソフトに限らずボイスチャット付のオンラインプレイに対応したら普通に面白そうな任天堂のシリーズってたくさんありますよね。『マリオパーティ』とか『マリオ&ソニック』とかはオンライン対応にはすごく消極的でしたけど、オンライン有料化に伴ってオンライン対戦導入とかしてくれませんかね。ニコ生でみんなで遊んだら盛り上がりそうですよね。『ハイパーオリンピック』配信を待ち望むよりかは現実的だと思います(笑)。
 『マリオカート』とか『スマブラ』とかも、これでボイスチャットに対応してくれるのでしょうか。『スマブラ』は新作(移植版でも)出るのか微妙ですが。『どうぶつの森』はWii版でボイスチャット対応していたので、新作では普通に対応しそう。


 ただ、特に日本では「ボイスチャットはしたくない」って人も多いんですよね。
 自分も、隣の部屋で親が寝ている時間帯はボイスチャットが出来ないので、出来る時間は限られています。アパートなんかの集合住宅だと夜中にそんなに大声は出せないでしょうし、あとまぁ子どもとか女性の場合は「声で子どもとバレる」「声で女性とバレる」怖さもあるでしょうし。
 例えば私が「ニコ生で『○○』のオンラインプレイの配信をします。みなさんも一緒にやりましょう!」というだけなら『Splatoon』の時みたいに参加してくれる人はたくさんいるでしょうけど、「ボイスチャットで喋りながらやりましょう」とすると「それはちょっと……」と躊躇する人も多いんじゃないかと思いますね。

 そういう状況でのNintendo Switchのボイスチャット対応が、ユーザーにどう受け入れられるのかはすごく興味深いです。

| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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Nintendo Switchを楽しむために必須の周辺機器は何?

 Wii Uの時も書きましたが、今回もまた。
 今年の3月に発売を控えた新型ゲーム機Nintendo Switchの予約が始まるタイミングで、「Nintendo Switchを楽しむためには必須の周辺機器が多いのでものすごい出費になる」といったつぶやきがTwitterのタイムラインでRTしまくられていました。その人自体は炎上RT目当ての釣り発言でしょうから無視するのが一番なのですが、タイムラインを見ているとそれを信じている人とか、「この人のことは置いといて、確かに必須の周辺機器は多くて出費が大きい」と言っている人を見かけました。


 だから、私はまた4年ぶりに同じことを書かなければなりません。

 「買わなきゃならない周辺機器」なんてものは存在しません。
 「必要な人だけが買ってね」というのが周辺機器なんです。



 でも、例えばものすごーーーーーーくゲームのことが大好きでゲームを遊ぶためなら金に糸目を付けない人が「アレもコレもソレも買わなきゃ」と言っているのを見て、「Nintendo Switchを遊ぶにはそんなに周辺機器を買わなきゃいけないんだ?」と勘違いしてしまう人もいると思うんですね。

 もちろん「あなたにとって必要な周辺機器」を買うことは悪いことではありませんが、不要な周辺機器を買って使わなかったらもったいないでしょう。友達が一人もいないのに「いつか友達が出来たときのために……」と対戦用のコントローラをたくさん買いそろえる必要はないんです!そういうのは友達が出来たときに考えなさい!

 ということで、今日の記事はNintendo Switchに関して、実際に私がその周辺機器を買うのか買わないのかみたいな話を書くことで、「あなたにとって必要な周辺機器」が何なのかが参考になればイイなと思います。



0.本体+ソフト
 これは「周辺機器」ではないので、0番扱いにしました。
 Nintendo Switchを楽しむためにはまず「ゲーム機本体」が必要です。

Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー
Nintendo Switch Joy-Con (L) / (R) グレー

Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド
Nintendo Switch Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド

 定価は税別で29980円税込で32379円ってところですね。
 画像を見せたかったのでアフィリンクを貼っていますが、この記事を書いている1月27日の時点では品切れでぼったくり業者の価格(定価より10000円くらい高い)になっているので値段が定価以上の場合は買わないでください。
 今回のNintendo Switchは予約分で発売日出荷分の8割が埋まってしまっているなんて噂もありますが、発売からしばらく経てば普通に買えるようになるんじゃないかと思います。夏の『Splatoon2』までは大きなキラータイトルもありませんし。

 Wii Uはベーシックセットやプレミアムセットという価格や同梱物のちがう2バージョンを出してややこしかったのですが、その反省からかNintendo Switchの2バージョンはコントローラの色が違うだけで中身は全く同じですね。私は青・赤バージョンの方を買いました。『1-2-Switch』などコントローラを分け合って遊ぶゲームの場合は、コントローラの見分けが付いた方がイイかなと思いましたんで。


『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』 6980円+税
『1-2-Switch』 4980円+税
『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』 8800円+税
『スーパーボンバーマン R』 4980円+税
『信長の野望・創造 with パワーアップキット』 9800円+税
『いけにえと雪のセツナ』 4800円+税
『ぷよぷよ™テトリス®S』 4990円+税
『魔界戦記ディスガイア5』 6980円+税

『三國志13 with パワーアップキット』 9800円+税
『みんなでワイワイ!スペランカー』 4980円+税
『マリオカート8 デラックス』 5980円+税
『ARMS』 5980円+税

<ダウンロード専用ソフト>
『いっしょにチョキッと スニッパーズ』 1667円+税

 現時点で発表されているソフトの定価はこんなカンジです。
 もちろんこれは定価なので、実際に購入するときの価格はこれより下がると思いますけどね。大体5000円~7000円くらいのソフトが多いので、WiiやWii Uといった据置ゲーム機のソフト価格を引き継いでいるという印象です。個人的には低価格のダウンロード専用ソフトがどのくらい出てくるのかに注目しているのですが、『いっしょにチョキッと スニッパーズ』の税込1800円が基準だとダウンロード専用ソフトとしてはちょっと高いかなーと警戒してしまっています。

 とりあえず私は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のパッケージ版を予約済で、『1-2-Switch』は本体が家に届いてからダウンロード版を買う予定です。


 Nintendo Switchを楽しむために必須なものは以上です。
 ここから先の「周辺機器」は欲しい人だけが買えばイイだけなので、必要のない人は買わなくても構いません。



1.追加のコントローラは買うべき?
 私は今のところ買う予定はありません。
 現在までに発表されているNintendo Switchの追加コントローラは大きく分けて2つ。

Joy-Con (L) / (R) グレー
Joy-Con (L) / (R) グレー

Nintendo Switch Proコントローラー
Nintendo Switch Proコントローラー

 本体に1セット(左右で2つ)付いてくるジョイコン(定価は7480円+税)と。
 「従来型のコントローラ」と言えるProコントローラです。定価は6980円+税。Proコントローラの方は現在Amazonで定価以上の価格になっちゃっていますねー。


 まずジョイコンから説明します。
 先ほども書いたようにNintendo Switchは本体を買うとジョイコンが1セット入っています。このジョイコンは左右くっつければ「1人用のコントローラ」になりますし、別々に持てば「2人プレイ用のコントローラ」になります。

 つまり、Nintendo Switchは本体にコントローラが2つ付いてくるので「2人プレイ」を遊ぶためならば追加のコントローラを買う必要はないんですね。

 『1-2-Switch』、『スーパーボンバーマン R』、『ぷよぷよテトリスS』、『みんなでワイワイ!スペランカー』、『マリオカート8 デラックス』、『いっしょにチョキッと スニッパーズ』はジョイコンの「おすそ分けプレイ」に対応しているので、追加のジョイコンを買わなくても「2人プレイ」が出来ます。


 では、ジョイコンを追加で買っている人達は何故に買っているのでしょう?
 1つには「3人プレイ」「4人プレイ」をしたい人達です。『スーパーボンバーマン R』、『ぷよぷよテトリス』、『みんなでワイワイ!スペランカー』、『マリオカート8 デラックス』、『いっしょにチョキッと スニッパーズ』はオフラインでの4人プレイが出来るので(『スーパーボンバーマン R』は8人対戦まで可能)……3人家族、4人家族だとジョイコンの1セットだけでは足りないんですね。だから、追加のジョイコンを買うのです。

 そして、もう1つには『ARMS』のように「1人で左右のジョイコンを両方使うタイプのゲーム」を「2人プレイ」したい人は追加のジョイコンを買う必要があります。今のところこうしたタイプのゲームは『ARMS』しか発表されていませんが、『ARMS』のオフライン対戦をしたい人はジョイコンをもう1セット買うしかないんですね。

 私の場合「2人プレイ」はまだしも、「3人プレイ」「4人プレイ」をする機会はあまりないでしょうしそれが可能なソフトも現在は買う予定がありません。『ARMS』は体験会で触れなかったので今のところ買う予定はなくて、追加のジョイコンを買っても使う機会がないだろうと思い、購入はしていません。




 次にProコントローラの話を書きます。
 任天堂はWiiの時もWii Uの時も、「標準コントローラが変な形だからゲーマーさんは嫌がるかも知れないのでゲーマーさん向けのコントローラを出しますね」と従来型っぽい形状のコントローラを発売しました。Nintendo SwitchのProコントローラもそういう流れでの商品でしょう。

 逆に言えば、標準コントローラで問題のない人はProコントローラは要らんのです。
 Nintendo Switchが我が家に届いて、標準コントローラとなるジョイコンを触ってみてあまりに使いづらかったりしたら、私もProコンの購入を検討するかも知れませんが……Wii Uの時もProコンなくても困らなかったので、今のところ私は購入するつもりはありません。Nintendo Switchの特徴は「左右のジョイコンをつなげると従来型のコントローラになる」のだから、わざわざProコンを買わなくても……と私は思ってしまいます。




 あと、「追加のコントローラ」ではありませんが、

Joy-Con充電グリップ
Joy-Con充電グリップ

 本体セットだけだとジョイコンの充電は「本体に接続する」ことでしか出来ないらしく、テレビに画面を映してプレイする際に「充電しながらのプレイ」が出来ません。そこで人気な周辺機器が、充電端子が付いているジョイコングリップです。これがあれば、テレビに画面を映してプレイする際でも「充電しながらのプレイ」が可能です。

 が、Amazonでは現在定価の倍近いぼったくり価格になっております。
 定価は2480円+税ですが、1月28日現在のAmazonを見たら最低価格が4300円でした。

 先ほどは説明を省きましたが、Proコントローラが人気な理由の一つに恐らく「充電しながらのプレイ」が可能というのもあるんじゃないかと思います。


 しかし、これも別に私はなくてもイイかなーと思って買っていません。
 ジョイコンの仕様を公式ホームページで見ると、「MAXまで充電するのにかかる時間」が約3時間30分、「MAXまで充電したもので遊べる時間」が約20時間だそうです。「私はゲームは21時間ぶっ続けで遊びます」という人でもない限り、夜寝る前に本体に装着して充電する癖をつけておけば問題がないように思えます。

 ジョイコンをもう1セット追加で買った時には考えますけど、ジョイコンが1セットしかない状況ならばそんなにも「必須」でもないんじゃないかと思います。



2.microSDカードは必須か?
 さあ、いよいよ来たぜ。本丸の話題。
 最初に言っておきますが、私はまだ買っていません。バーチャルコンソール含めたダウンロード専用ソフトがどのくらい発売されるのかを見て判断しようと思っています。

 Nintendo Switch本体の保存メモリーは32GBです。
 しかも、その内の幾つかはシステム領域に使うので、32GBフルに自由に使えるワケではありません。

 これを拡張するためにNintendo Switchは「microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード対応」となっていて、刺したSDカードの容量分だけダウンロードソフトなんかを保存できるようになっているのですが……大容量のmicroSDXCメモリーカードは万単位の価格がするので、「Nintendo Switchを楽しむためには必須の周辺機器が多いのでものすごい出費になる!」という記事冒頭の話題が出てくるのです。


 しかしです。
 そもそもそんな大容量の保存メモリーが必要なのか?という疑問があります。

 パッケージソフト派の人にしてみれば、「アップデートデータ」や「有料DLC」の容量があるにしても32GB全部を使いきることはそうそうないと思うのです。
 「大容量のmicroSDXCメモリーカードを買わなくてはいけない!」と言っている人は、パッケージソフトで出ているゲームもダウンロード版で買おうとしている人達です。その話だけ聞いて「Nintendo Switchは大容量のカードを買わなくちゃダメなんだ!」と勘違いして購入して、碌に容量を使わずに余らせてしまうのはムダな出費と言えてしまいます。


wiiu1.jpg

 ちなみに、Wii Uの時に気合入れて「2TBの外付けHDD」を買った私の余らせっぷりはこちら。Wii Uプレミアムセットの本体保存メモリーはNintendo Switchと同じ32GBでしたが、『Splatoon』は2.3GB以上、『スーパーマリオメーカー』は1.4GB以上と、任天堂のソフトは容量があまり大きくないソフトが多いので32GBでも割と事足りたんですね。

wiiu2.jpg

 『スマブラ』1本が32GB中14GBを使用していたので、もし『スマブラ』をパッケージソフトで買っていたのなら「外付けHDD」自体なくても全部本体保存メモリーの32GBに収まっていたかもと思います。



 そもそも私、複数のゲームを同時平行でプレイすることが出来ないため、ダウンロード版を買うメリットがあまりないんだなーと最近考えるようになりました。3DSの時の『トモダチコレクション』とか、Wii Uの『スーパーマリオメーカー』とか、もうプレイしていないゲームが「ダウンロード版で買ったから」いつまでもHOMEメニューに残り続けることで罪悪感を覚えてしまったこともあって。

 基本的には私、Nintendo Switchはパッケージ版派になろうかなと考えています。ダウンロード専用ソフトが多くなったらそれでも32GBでは足りなくなってしまうかも知れないし、Wii U版の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のようにパッケージ版を買っても一部データをインストールしなければならないソフトがその内に出るかも知れないし、『1-2-Switch』みたいに突発的に「ちょっと遊ぶ?」と言いたくなる複数人プレイ用のゲームはダウンロード版にするつもりですが、1人用のゲームは基本的にパッケージ版を買うつもりなのでまだmicroSDカードは買っていません。



3.キャリングケース+保護シートは要る?
 これは私も普通に買いました(笑)。

Nintendo Switch キャリングケース (画面保護シート付き)
Nintendo Switch キャリングケース (画面保護シート付き)

 これですら現在はぼったくり価格になっていますね……
 定価は1980円+税ですが、現在Amazonで買おうとすると1000円前後高い価格になってしまいます。

 別に任天堂公式の商品でなくてもイイと思うのですが、今までのニンテンドーDS・3DSが折りたためてカバンにポンと入れておけば良かったのに比べると、むき出しの画面のNintendo Switchは持ち運びに若干の不安があります。なので、私は持ち運び用のケースと保護シートを真っ先に買いました。

Nintendo Switch ケース ポーチ ポータブル EVA セミ ハード ストラップ付き
Nintendo Switch ケース ポーチ ポータブル EVA セミ ハード ストラップ付き

【Nintendo Switch対応】貼りやすい液晶保護フィルム ピタ貼り for Nintendo Switch
【Nintendo Switch対応】貼りやすい液晶保護フィルム ピタ貼り for Nintendo Switch

 ぼったくり価格になっていないサードメーカーの商品はこの辺りかな。



 ただまぁ、これらの商品も「外に持ち運ばない」という人にとっては不要なんですよね。あくまでNintendo Switchを据置ゲーム機として使用するという人には必要のない商品です。



4.モバイルバッテリーは必須か?
 Nintendo Switchを持ち運んで遊ぶ人にとってはこれも重要な話。
 Nintendo Switchを携帯モードやテーブルモードでプレイする際、電源ケーブルをつないでいない状態で何時間遊べるのかというと……公式には「約2.5~6.5時間」と書かれています。外でガッツリゲームを遊ぶという人にとっては、かなり心許ない時間に思えるんじゃないでしょうか。

 そのため、Nintendo SwitchはUSB Type-C端子を通してモバイルバッテリーで充電することが可能です。スマホなどに使うために既にUSB Type-C端子対応のモバイルバッテリーを持っている人は、それをそのまま使えるんですね。


 私は数年前にタブレット端末用に入手したモバイルバッテリーを持っていますし(容量は大きくないはずなのでそんなに長時間は使えないと思いますが)、Nintendo Switchが実際に発売されて「どの商品が実際に使えたか」みたいな報告が上がってから考えてもイイかなと思っていますし、そもそも私そんなに外でゲームするのか?がよく分からないので……Nintendo Switch用にはまだ買っていません。必要になってから買えばイイかなーと思っています。



Nintendo Switch ACアダプター
Nintendo Switch ACアダプター

 それよりも「あったら便利かなー」と思っているのが、追加のACアダプターです。
 もちろん本体セットには1つ入っているのですが、そのACアダプターは恐らくテレビの前のドッグに繋ぎっぱなしになるでしょうから、例えば「テレビを観ながら携帯モードで延々とゲームを遊ぶ」みたいな時にはもう1本ACアダプターがあった方が便利かなと思うんですね。

 ただ、これですら3000円するんですね。
 3000円払うくらいなら、面倒でもテレビの前のドッグから引き抜いて1本のACアダプターを使いまわした方が良いんじゃないかと貧乏性の私は思ってしまいます。そもそも大容量のモバイルバッテリーも6000~8000円くらいで買えちゃいますしね。充電しながら給電できるモバイルバッテリーならば、そっちを買う方が得策かも。




5.オンラインは有料?
 自宅にインターネット回線が通っていないので、その契約に月額いくらかかる……みたいな話を「Nintendo Switchを楽しむために必要な経費」と言い始めたらキリがないので省きます。それだと「安心してゲームが遊べる家の家賃」とか、「ゲームを遊ぶ時に着る服のお金」とかも計算し始める必要が出てきますから!

 ここでの話は、Nintendo Switchのオンラインサービスは(ニンテンドー3DSやWii Uの時とちがって)有料になるという話です。2017年秋から正式スタートで有料になるので、それまでは無料で使えるのですが。

 私は月額課金のサービスが好きではないので「任天堂もとうとうオンライン有料にするのかー」と正直思いました。他社はとっくの昔にオンライン有料にしていますが、任天堂は頑なにオンラインを無料で遊べるようにしてきましたからね。


 Nintendo Switchのオンラインサービスの価格はまだ発表されていませんが、競合他社と言えるXBOXとPSの価格は以下のようになっています。
XBOX
・月額 842円
・3か月 2138円(1月あたり713円)
・1年 5378円(1月あたり449円)
PS
・月額 514円
・3ヶ月 1337円 (1月あたり446円)
・1年 5143円 (1月あたり429円)

 月額だとXBOXはちょっと割高に思えますが、1年契約にするとどちらも「月400~450円」あたりが相場ですかね。Nintendo Switchのオンラインサービスも大体この辺りの価格になるかなと思います。


 私さきほど「任天堂もとうとうオンライン有料にするのかー」と思ったと書きましたが、冷静になってみると私そもそもオンライン対戦とかオンライン協力プレイがあまり好きじゃありませんでした。それをするために月額課金が必要だよと言われても「いや別にそれらをしたくないし……」というだけなので、特に不便になることもありませんでした(笑)。

 流石に『Splatoon』みたいなソフトを買ったばかりの時はオンライン対戦に繰り出すとは思いますが、『ゼルダ』とか『マリオ』とか1人用のゲームを遊んでいる期間にはそれらのサービスは使わないでしょうから、私は使う月だけ課金していこうと思います。


 問題は「ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトをオンラインプレイにも対応させて月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができます。」というサービスで、どのあたりのソフトが来るか次第ですが、これにはちょっと魅力を感じます。毎月どのソフトが来るのかを確認して、それで加入するか決めることになるかも。




 ここまで書いてようやく気付いたんですけど、Amazonでは品切れになって定価以上のぼったくり価格になっている周辺機器も、マイニンテンドーストアでは普通に買えるものもありますね。1月28日現在PROコンやキャリングケース(普通の色)は定価で買えます。充電グリップはここでも品切れですね……




○ まとめ
・ジョイコンは「3人プレイ」「4人プレイ」がしたい人、もしくは『ARMS』の「2人プレイ」がしたい人が買うもの
・PROコントローラは「ジョイコンだと操作しにくい!」という人向け
・充電グリップは「私は21時間以上ぶっ続けでゲームを遊ぶ」という人向け
・microSDカードはダウンロード版をたくさん買う予定の人向け
・持ち運ぶ予定の人は、キャリングケースと保護シートは買っておこう
・モバイルバッテリーをNintendo Switch用に買う人は「使用報告」がネットに上がってからでもイイかも
・秋からはオンライン有料


 ということで、私が買ったのは「ゲーム機本体」と「ゲームソフト」を除けば「キャリングケースと保護シート」だけです。ジョイコンもPROコンも充電グリップもmicroSDカードも、今はまだ要らんかなと思って買っていません。モバイルバッテリーは保留。繰り返しになりますが、「周辺機器は必要な人だけが買うもの」なんですね。「必ず買わなくちゃいけないもの」ではありません。


 普通の人は「ゲームに使える予算」は有限だと思うんですね。
 「周辺機器」を買ってしまえば、その分だけ「ゲームソフト」に使えるお金が減ってしまいます。ジョイコンもPROコンも大容量のmicroSDカードも大容量のモバイルバッテリーも、ゲームソフト1本以上の価格が必要です。それならば、そうした「周辺機器」はなるべく我慢して「ゲームソフト」の方をたくさん買いたいなというのが私の考えです。



 と、言いつつ……半年後には「『ARMS』の2人プレイしたいのでジョイコンもう1セット買いました!」「充電グリップも買いました!」「オンライン対戦超楽しいんで有料サービスにも加入します!」とか言っている可能性もなくはないですけどね(笑)。

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≫ EDIT

これまでに書いたNintendo Switchの記事の答え合わせをします!

 任天堂がNX(仮)という新型ゲーム機の開発をしていることを発表したのが2015年3月、今からおよそ2年前です。
 このブログではそこからの2年間でNX(仮)およびNintendo Switchがどんなゲーム機になるのかというTHE YOSOU記事をいくつも書いてきました。バーチャルコンソールのことなどまだ発表されていないことも多々ありますが、Nintendo Switchの詳細が発表された今こそ「2年間の間に書いてきたTHE YOSOU記事の答え合わせ」をするタイミングだと思うのです。

 あの頃あんなこと言ってたけど全然違ったねー、とか。
 ここはこう解釈すれば当たっていたとみることもできなくない、とか。

 そういうあーだこーだを振り返ってみようと思います。
 THE YOSOUの的中率は
 「◎=ピタリ賞」
 「○=概ね方向性はあっていた」
 「△=考えによってはかすっていると言えなくもない」
 「×=こまで外れているとむしろ当たっていると言っても良いのではなかろうか」
 「?=まだよく分からないので当たっていないとは言い切れない」

で分類していきます。


任天堂の次世代ゲーム機「NX(開発コードネーム)」を大胆予想する!(2015.07.16)

>詳細な発表が行われるのは、恐らく2016年6月のE3でしょう。
>発売は最速でも2016年の年末商戦だと思われますが、個人的な予想ではもうちょっと後になるんじゃないかなぁと思っています。

>ムリに年末商戦に間に合わせてOS未完成&ソフト不足に苦しんだWii Uがあったので……「NX」は2016年の年末商戦にムリに合わせるのではなく、2017年の後半辺りに持ってくるんじゃないかと予想しておきます!



 2016年の年末商戦にムリに合わせてこないというのは的中しました。
 が、「詳細発表の時期」と「発売の時期」は外しました。特に詳細発表をE3にしなかったのと、詳細発表の直後(2か月弱後)に発売するのは意外でした。「6月のE3で詳細発表」→ 「その年の11月の北米クリスマス商戦で決戦」というこれまでのゲーム機の発売サイクルではなかったのは、『Wii Sports』のような1本のキラーソフトで勝負を仕掛けるのではなく、3月~11月の半年間で揃えたラインナップで勝負をしようということなのかなと思います。

 ということで……えーっと、「×=外れ」でーす。



「NXってどんなゲーム機だと思う?」と聞かれたのならば、「何かと何かを交差させるゲーム機なんだよ」と予め言っておけば、NXがどんなゲームであろうとも恐らく何となく当てはまるはずです。

 NXという開発コードは、現在の社長である君島さんも「なんでこのコード名になったのかよく分からない」といつか仰っていたことがあったので正式な答えは分からずじまいなのですが……「ゲームが大好きな人」と「普段をゲームをあまりしない人」を交差させる、とか。「ゲーム専用機」と「スマートデバイス」を交差させる、とか。「据置ゲーム機」と「携帯ゲーム機」を交差させる、とか。「任天堂」と「それ以外のゲームを愛するソフトメーカー」を交差させる、とか。「みんなの日常」と「楽しいゲーム体験」を交差させる、とか。というのは、大体当たっていたんじゃないかなと思います。

 コンセプトそのものが“「据置ゲーム機」と「携帯ゲーム機」の交差”でしたし。
 『ワンツースイッチ』と『ARMS』をそれぞれ「普段はゲームをあまりしない人に向けたソフト」「ゲームが大好きな人に向けたソフト」と位置づけた発表をしていましたし。

 これに関しては、「◎=大当たり」でイイでしょう。
 詭弁だとしてもな!


>これまでの13機のゲーム機は「据置機」と「携帯機」が交互に来ていたことを考えると、わざわざ開発コードネームに「14」と(読めなくもないものを)付けるということは、よく言われている「据置機」と「携帯機」の融合辺りはありそうな気もするんですけど。どうでしょうね。

 NXというコード名はさかさまにするとXIVになるので「任天堂にとっての14番目のゲーム機」だという話でした。“「据置機」と「携帯機」の融合”はもちろんその通りになったのですが、プレゼンテーションでの高橋さんが「Nintendo Switchはこれまで任天堂が提供してきた数々のゲーム機のDNAを受け継いでいます」と言っていたので「任天堂のゲーム機の集大成」という見方はピタリ賞と言って良いでしょう!



 動画の5分50秒あたり。
 「◎=大当たり」



>もうその記事は会員以外は読めなくなっちゃったのでリンクは貼らないんですけど……今年(※ 2015年)の3月に掲載された「日経ビジネスオンライン」のインタビュー記事で岩田さんは、DSはタッチパネル、Wiiは加速度センサーを「この技術を使えばこんなことが出来ますよ」と提案したことで、それが今のスマホに繋がっているというようなことを仰っていました。そして、「NX」で提案することも同じように「まだ他が活用していない技術の活用」になるだろうというニュアンスの話でした。

 これは恐らく「HD振動」のことでしょう。
 「HD振動」と全く同じ技術なのかは分かりませんが、Steamのコントローラースマホやタブレット端末には「HDハプティクス」という機能を搭載しているものが既にありましたし、採用しているゲームソフトもあったみたいです。しかし、これらの機能が今日現在まで大きな話題になっているのは見たことがありませんでした。

 「既にある技術」
 「でも、それが評判になることはあまりなかった」
 「それをゲーム機に標準搭載」
 「それを活かしたソフトを作ることで“こんなことが出来ますよ”と提案する」

 まさにDSのタッチパネルやWiiの加速度センサーと同じような「枯れた技術の水平思考」ですよ!
 これも「◎=大当たり」でイイでしょう!


>3DSもWii Uも「出力装置」に新しさはあったものの、「入力装置」は既存のゲーム機の延長線上にあるものだったんですね。それはまぁ、Wiiが「ゲーマーには受けなかった」と思っていたからのことでしょうから間違っていたとは言いませんが……
>そこから考えると、「NX」は「入力装置」の方を「全く新しいコンセプトのゲーム機」として提案してくるんじゃないのかと予想します。「今までのゲーム機」も「スマホやタブレット」も活用してこなかった新たな技術。


 これは「×=大外れ」でしたけどね!





気が早いけど、『Splatoon』の今後のシリーズ展開を考える!(2015.08.11)

1.『Splatoon2(仮題)』はどの機種で出る?
>最初に私の予想を書きますと……私は、NX(仮)用ソフトになると思っています。

>NX(仮)の本体発売から1年以内くらいを目指して投入されるんじゃないかなと予想しています。


 『Splatoon』1作目の発売から2か月半が経った頃の記事です。
 『Splatoon』の続編はWii Uでも3DSでもなく、NX(仮)になるだろうし、本体発売から間もなく出るだろうと書いていました。まだ予定ではありますが、Nintendo Switch専用ソフトとして『Splatoon2』が夏に発売予定なのでこれは「◎=大当たり」でしょう。


>後は、NX(仮)は「携帯ゲーム機と据置ゲーム機の融合なのでは?」という多くの人がしている推測に照らして考えてみれば、みんなでNXパッド(仮)を持ちよって4人協力プレイで巨大な敵を倒す『モンハン』風のモードが入るとか―――さっき私、「小さな画面でジャイロ操作で3D空間を動き回るとか死にそう」だとか書いた気もしますが(笑)。オフラインで複数人で遊ぶモードの充実は結構可能性高いんじゃないかなと思います。

 『Splatoon2』の情報はまだまだ隠された部分が多いとは思いますが、本体を持ち寄っての8人でのローカル対戦は出来るそうです。しかし、現実的に「Nintendo Switch本体と『Splatoon2』を持っている人が8人集まれる」機会はそうそうないと思うので、オフラインで複数人で遊ぶ場合「2人」とか「4人」とかでも楽しめるように工夫してくるのかに注目しています。

 「足りない人数はCPUがやってくれる」とか「4人vs.4人だけでなく3人vs.3人や2人vs2人でも楽しめるモードが追加される」とか「ヒーローモードの協力プレイが出来るようになる」とか、この辺の新要素があるのかないのか……それがまだ分からないので「?=保留」としておきます。




今度こそ任天堂の次世代機「NX(開発コードネーム)」を大胆予想する!(2016.01.03)
>同様に「NX(仮)はWiiやWii Uの後継機ではない」というのは、「WiiやWii Uの市場を引き継ぐものではない」というよりかは「名前が変わるよ」くらいの意味じゃないかなぁと思うのです。ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスと引き継いできた名前を捨てた「ニンテンドーDS」みたいな。

予想1.「Wii ○○」みたいな名前にはならない!


 “NX(仮)は「WiiやWii Uの後継機ではない」”と言われていたのですが、蓋を開けてみたらやっていることはかなり正統派なゲーム機というか、WiiとWii Uのやり残してきたことを今の技術で超進化させて合体させたみたいなゲーム機で。どっからどう見ても「後継機」で、引き継いでいないのは「名前」くらいでした。

 ということで、「◎=大当たり」


>結論を言っちゃうと、現在の私は「NX(仮)」というゲーム機は「NX携帯」と「NX据置」の2バージョンが出ると予想しています。
>先に引用した2014年1月の岩田さんの話に、「iOS」や「Android」が出てきました。例えばiOSは、iPhone、iPod touch、iPad、Apple TVといった複数のデバイスに採用されています。そんな風に「NX」もnxOSとして「NX携帯」と「NX据置」といった複数のデバイスに採用され、基本的には同じソフトが発売されるんじゃないかと予想しています。


 これは現時点ではまだ分からない話で……
 Nintendo Switchはあくまで「外にも持ち出せる据置ゲーム機」であって、それとは別に「ニンテンドー3DSの後継機となる携帯ゲーム機」が作られているんじゃないのかという憶測はあるんですね。何故なら、Nintendo Switch用の発表されているタイトルは据置ゲーム機用のソフトの続編ばかりで、1人1台ゲーム機を持ち寄って遊ぶ携帯ゲーム機用ソフトの続編となる『ポケモン』とか『どうぶつの森』とか『モンハン』は発表されませんでしたから。

 Nintendo Switchでも次の『ポケモン』『どうぶつの森』『モンハン』が遊べるのかどうかが、この予想が的中したかどうかにかかってくると思うのですが……現時点ではまだ分かりません。「?=不明」


>2014年1月の岩田さんの話だと、「Wii U→NX(仮)」の移行もそうしたいみたいですね。NX(仮)はWii Uを十分に吸収できるだけの仕組みをつくり上げる―――つまり、nxOSのゲーム機は「NX携帯」も「NX据置」もWii Uのソフトがそのまま遊べる……?

>「そのまま遊べる」というのは言いすぎだとしても、Wii U→ NX(仮)への移植は比較的簡単で、ロンチは「Wii Uとのマルチ展開」もしくは「Wii U用に開発していたものをNX(仮)用にシフトさせたもの」がズラッと並ぶのかなぁと思います。そう考えると、昨年のE3で2016年以降に発売されるWii U用ソフトをろくに紹介しなかった狙いも分かりますしね。


 Nintendo SwitchでWii Uのソフトが「そのまま遊べる」ということはありませんでしたが(そもそもNintendo Switchには二画面がないので物理的に不可能)、Wii U用に作っていたソフトをNintendo Switch用に動かせるようにしやすい環境なのかなーと既に発表されたラインナップを見ただけで分かります。

・『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』はWii Uとの同時発売。
・『マリオカート8デラックス』はWii Uで出ていたソフトの有料DLC全部入り+新要素追加の完全版。
・『Splatoon2』はWii U版のグラフィックなどをベースにブキもステージも一新した完全新作。

 どれも「Wii U版を開発した資産」がなければ、Nintendo Switch発売から半年以内のリリースなんて不可能だったことと思われます。そう考えると、Wii UのソフトはNintendo Switchでも動かすのは比較的容易で、今後も「Wii U→Nintendo Switchへの移植」とか「Wii U用に開発していたソフトがNintendo Switch用新作ソフトとして発表される」とかが起こるのかなぁと思います。

 「○=そこそこ当たり」でイイんじゃないかと思いますよ!



>この歴史の流れからすると、NX(仮)は「マルチ展開から省かれるWii U」の反省から、マルチ展開のしやすいゲーム機になると予想できます。『ドラクエ10』『ドラクエ11』が「開発を検討している」と早い段階から言われていたのは、恐らくマルチ展開のしやすいゲーム機だからではないかと思うのです。

 「この歴史」というのは、64の失敗以降の任天堂のゲーム機は実は「サードメーカーにソフトを出してもらうために寄り添ったゲーム機になっている」という歴史です。Wii Uは「PS4・XboxOne・PCの三機種マルチ」からハブにされたゲーム機だったため、NX(仮)はこれらの機種とのマルチで開発しやすい機種になっているんじゃないか予想していました。


 それでは……現在までに発表されているサードメーカーのNintendo Switch用ソフトを並べてみましょう。

ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch
※ PS3やPS4などで展開されていたシリーズの合作移植
SUPER BOMBERMAN R
※ 完全新作
信長の野望・創造 with パワーアップキット
※ PCやPS3、PS4などで既に発売済み
いけにえと雪のセツナ
※ PS4・Vita・Steamで既に発売済み
ぷよぷよ™テトリス®S
※ PS4・PS3・Xbox One・Wii U・Vita・3DSで発売済の作品に追加要素を加えたもの
魔界戦記ディスガイア5
※ PS4からの移植
ウルトラストリートファイターII
※ 海外でPS3・Xbox360でDL販売された『Super Street Fighter II Turbo HD Remix』をベースに様々な追加要素を加えた新作ソフト
Project OCTOPATH TRAVELER
※ (現時点では)完全新作
三國志13 with パワーアップキット
※ PCやPS3、PS4、Xbox Oneなどで既に発売済み
みんなでワイワイ!スペランカー
※ PS4・Vitaで出ていた『みんなでスペランカーZ』の買い切り版
ドラゴンボール ゼノバース2(仮称)
※ PS4からの移植
真・女神転生 シリーズ最新作
※ 完全新作だけど、他機種とのマルチになるかはまだ不明

 とまぁ……こんなカンジで、全体的に「PS4からの移植」が多いかなーという印象は受けますね。もちろん卵が先か鶏が先かって話で、サードがこのタイミングでソフトを出せるのは移植ソフトが多くて、サードが出している据置ゲーム機のハードがPS4くらいしかないって理由もありそうですが。


 では、海外ではどうか?ということでアメリカの任天堂サイトをチェックしてみました。上に並べた以外の、サードメーカーのソフトを並べてみましょう。

SKYLANDERS® IMAGINATORS
※ PS4、Wii U、Xbox360、PS3、XboxOneにて発売済
Has Been Heroes
※ PS4、XboxOne、Windowsとのマルチ
Just Dance 2017
※ PS3、PS4、Xbox 360、Xbox One、Wii、Wii Uで既に発売済
LEGO® CITY Undercover
※ 元はWii Uのソフト、リマスター版がPS4・XboxOne・Steamとともにマルチで発売予定
Sonic Mania
※ Windows・PS4・Xbox Oneとマルチで発売予定
NBA 2K18
※ (正式アナウンスなのかよく分からなかったのだけど)PS4・PS3・XboxOne・Xbox360・PS・モバイルとのマルチという情報あり
The Elder Scrolls V: Skyrim®
※ Xbox360・PS3・Windows・XboxOne・PS4にて既に発売済
Project Sonic 2017
※Windows・PS4・XboxOneとのマルチで発売予定
Steep
※ PS4・XboxOneにて既に発売済
FIFA®
※ 多分全機種マルチ
Arcade Archives
※ 現在はPS4向けに展開されているサービス
Farming Simulator
※ 多分、PS4・Xbox One・PCで出ているソフト
Fast RMX
※ 完全新作
Minecraft
※ 既にいろんな機種で出ているヤツ
Minecraft: Story Mode - The Complete Adventure
※ これも?
Rayman® Legends Definitive Edition
※ 元はWii Uのソフトで、海外ではPS3、Xbox360、Vita、Windows、PS4、XboxOneでも発売されたソフト(日本でもVitaでは出ました)
RIME
※ Windows・PS4・XboxOneとのマルチでの発売みたい
Syberia 3
※ 多分、PC・PS4・Xbox Oneで既に発売済みのソフト


 えー、ということで海外の方がより分かりやすいんじゃないかと思います。
 「PS4・XboxOne・PC」とのマルチ展開にNintendo Switchも加えられているソフトがほとんどなんですね。むしろNintendo Switch独占のソフトは『Fast RMX』しかないくらい(笑)。これは、Nintendo Switchがサードメーカーに寄り添って「他機種とのマルチ展開がしやすいハード」になったからの成果だと言えますね。

 ただ、これ……考えると逆もまた真なりで。
 例えば1年後くらいに『モンハン』の新作が発表されたとして、マルチ展開にしやすいハードだとNintendo Switch向けに作ったらPS4やXboxOneやPCでも発売しやすくなるんじゃないのかって思うのですけども。考えるともう頭がこんがらがってくるので、この辺にしておきます。

 マルチ展開のしやすいゲーム機という予想は、現状「◎=大当たり」と言ってイイんじゃないですかね。


予想5.「スマホがまだ活用していないけどこれからスマホが活用する技術」として、タッチパネルの進化がされると予想!
 “「NX」で提案することも同じように「まだ他が活用していない技術の活用」になるだろう”という話から、この時点で私が予想していたのは“物理ボタンのないタッチパネルに、擬似的に物理ボタンを作り出す技術”だったのですが、これは思いっきり外れました。まぁ、そもそもこういうのは大穴狙いの万馬券ですからね……

 ただ、「タッチパネルの進化」は何もなかったワケでもなく、こういう情報も出てきています。

 米イマージョン、任天堂と提携し Nintendo Switch にハプティクス(触感フィードバック)技術を提供

 イマージョン社というのは、この記事の上の方でも紹介した「HD振動をスマホやタブレット端末など用に開発」していた会社でもあって、Nintendo Switchの本体仕様のところには一切情報が出ていないんですが「Nintendo Switch本体にもまたHD振動のような仕組みがある」ということなのかなと思います。

 「△=考えようによってはかすっていなくもない」



ニンテンドーの新型ゲーム機NX(仮)の正式名称をザ・大胆予想する!
(2016.09.02)
>任天堂の全てのゲーム機が「対比」で付けられているワケではないのですが、NX(仮)に関しては「主流との対比」を意識した名称になるんじゃないのかと私は踏んでいます。

>分かりやすいのだと、「ゲーム」というワードが入るとか。
>手軽な「スマホ」と対比させた、「プレミアム」とか「リッチ」とか豪華さを表すワードとか。
>「スマートデバイス」にはないゲーム専用機ならではのメリットで、「ボタン」があることを表すとか。


 「ボタン」ではなくて「スイッチ」でしたねー。
 「ボタン」と「スイッチ」は似てなくもないですが、ここでのYOSOUのアプローチとしてはちょっと違うと思うので……「△=考えようによってはかすっていなくもない」にします。


>そう考えていくと、NX(仮)は―――
>スマホ向けアプリなどで「任天堂IPに触れた人」に買ってもらいたいゲーム機なんだから、「このゲーム機を買えば任天堂のゲームが遊べますよ」と分かりやすくゲーム機の名前に「ニンテンドー」というワードを入れてくる可能性は高いんじゃないかと思うのです。

>「1.」で述べたスマホ等との対比という点でも、「ニンテンドー」というワードを入れることで「これはスマホではなくて任天堂のゲーム機なんだ」と分かってもらえるという利点もありますしね。


 発表された正式名称は「ニンテンドースイッチ」だったのですから、「ニンテンドー」というワードが見事に入っていました。ただまぁコレは馬券だったら恐ろしく配当の低い超ド本命馬券だったとは思いますけど……一応、「◎=大当たり」で。



>NX(仮)がどういうゲーム機になるのかは現時点ではまだ分かりませんが、「スマートデバイス」から「ゲーム機」への誘導と、「携帯ゲーム機」と「据置ゲーム機」の中間のような存在と、「ゲーマー層」も「ファミリー層」も満足させるという狙いを考えていくと……“架け橋”とか“階段”とか“横断歩道”みたいな、本来なら分断されているものをつなぐものみたいな方向性かなぁと予想します。

 これで私の予想した単語は「Over」だったんですが、実際の名称は“切り替えるもの”という意味の「Switch」でした。方向性としては悪くはなかったんですけど、この単語は思いつかなかったですねぇ。割と一般に使う名称でしょうし、これがどの程度浸透していくのか気になるところです。

 「○=方向性はあっていた」




NX(仮)がこんなゲーム機だったらイヤだ!(2016.09.25)
>そう考えると、やはりゲーム機の定価が2億円だとイヤだなーと思います。
>やっぱり2万円とか3万円……高くても4万円くらいが限度ですかね。

>私は相変わらず1月の時に予想した「NX(仮)」というゲーム機は「NX据置」と「NX携帯」の2バージョンが出る説を推したいので、「NX据置」が30000円前後、「NX携帯」が20000円前後と予想しておきます。


 「なんでいきなり2億円?」と思われた方は元の記事をご覧ください。
 「NX据置」と「NX携帯」の2バージョンは現時点では発表されていないんですが、据置ゲーム機の後継機となるNintendo Switchの定価が税抜き29980円ということでほぼピタリ賞と言ってイイんじゃないですかね!「◎=大当たり」



>そう考えると、同時発売のタイトルはせいぜい10本前後がベストかなぁと思います。

ユーザーが求めているのは「1本のキラーソフト」だったり、「これから先もたくさんの会社がソフトを出してくれそうな将来性」だったりなので……興味のないソフトがどんなにたくさん同時発売で出ても、正直「ない」のと一緒ですし。同時にたくさん出すくらいならうまいこと分散させて継続的に出してくれって思います。


 厳密にはこれは「YOSOU」ではなかったのですが、同時発売のソフトはそんなに多すぎても嬉しくないという話を書いていたので引っ張ってきました。現実には、Nintendo Switchの同時発売ソフトは8本です(日本国内では)。ニンテンドー3DSと同じ数なので、ちょうどイイくらいじゃないかなーと思うのですが。

 サードのソフトはこれから先も「続く」かどうか次第なんですよねぇ……



>今の任天堂は、「全員がオンラインに繋がっていること」が前提のスマートデバイス向けアプリである『Miitomo』や『スーパーマリオラン』でソーシャル要素に力を入れていて。その流れをNX(仮)にも引っ張ってきたいと考えているでしょうから、NX(仮)は今まで以上に「オンラインフレンドとのつながり」を重視したゲーム機になるんじゃないかなと予想しています。

>それは別に「全部のゲームにオンライン対戦要素を入れろ!」ってことじゃなくて、「一人で遊んでいるゲームもみんなで遊んでいるように遊べる」Miiverse路線をもっと拡張していくのかなぁと思うのです。


 これは「×=外れ」と言っちゃってイイんじゃないかな。
 MiiverseはNintendo Switchに対応せず、画面キャプチャーなどのシェアはTwitterなど既存SNSを利用したものになり、「オンラインフレンドとのつながり」も現時点ではそれほど重視していない印象があります。
 唯一発表されているのが、夏~秋に徐々に始まっていくオンラインサービス(有料)で、スマートフォン向けアプリで「オンラインロビー&ボイスチャット」対応とのことですが……現時点では必要最低限の機能がようやく付くのかくらいの印象です。

 それよりかは、やはりNintendo Switchは「おすそ分けプレイ」に代表されるオフラインでの交流に力を入れたゲーム機だなというカンジですね。


>NX(仮)が据置機か携帯機かは分かりませんし、両方が出る説を私は相変わらず推しているのですが……いずれにせよ今までにないゲーム機を目指して、かつスマートフォンやタブレット端末との差別化を分かりやすくするために「直方体ではない形状」にしてくる可能性はあるかなぁと思っています。

 これも「×=外れ」です。
 Nintendo Switch本体はむしろスマートフォンやタブレット端末の形状に近く、それを収めるドッグも「直方体」の形状でした。ここはあまり奇をてらうことなくスタンダードなものに落ち着いたというところでしょうか。



>しかし、NX(仮)が「携帯機にしては高性能」だという噂で「でも価格は抑えなくちゃいけない」というジレンマを考えると、NX(仮)本体には最低限の機能だけを持たせて「別売の周辺機器で拡張していく」という手はあるかなぁと予想しています。

 これはまだ「?=不明」ですね。
 現時点で出ている情報では、Nintendo Switchは周辺機器を買わなくても十分に楽しめると思うのですが……Wiiが1年目にバランスWiiボードを出して、3年目にモーションプラスを出したみたいな形で、Nintendo Switchも周辺機器で遊びを拡張していく可能性はありますし、その幅はまだまだ残っていると思います。

 一時期噂されていたVR用のゴーグルとかもそうですね。
 Nintendo Switchが何年も戦えるゲーム機になればなるほど、そういう周辺機器が出てくる可能性は高まるんじゃないかと思います。



初公開されたNintendo Switchに残された謎7つ(2016.10.25)
>タブレット端末のような形状で、タッチパネルなどさほどコストもかけずに付けられるだろうし、DSだって3DSだってVitaだってスマホだってタブレット端末だって「持ち運びできる画面」はほぼみんな当たり前のようにタッチパネルが付いている現在――――このNintendo Switch本体だけがタッチパネルを付けていないと考える方が不自然ではあります。

 「Nintendo Switch本体にはタッチパネルの機能がないのか?」という謎。
 機能としてフィーチャーされることは現状ほとんどないのですが、Nintendo Switchは静電容量方式のタッチパネルを採用していて、『信長の野望』などはタッチ操作にも対応しているそうな。今のところNintendo Switchは「外にも持ち運べる据置ゲーム機」として売り出しているのでそこに言及していないんでしょうが、「タッチパネル付きの携帯ゲーム機」としてもまあ普通に使えるってことなんでしょうね。

 「○=何となく当たり」ではあるかな……


何らかの形で「体感操作」は入っていそうな気はします。
>映像では、敢えてそれを映していないだけで。

>問題はジャイロセンサーがどこに入るのかということで、「本体」なのか「ジョイコン(左右)」なのか「プロコン」なのか……
>初公開された映像の中では『Splatoon』のプレイヤーはみな「プロコン」を使用しているので、恐らく「プロコン」にジャイロセンサーが入っているとして……あとは、ジョイコンにジャイロセンサーが入っていれば、本体に装着して「ジャイロと一緒に画面も動く」操作と、本体から外して「ジャイロとは別に画面が動く」操作の両方が出来るかなーと思います。

>ただ、ジョイコンのような片手コントローラを、例えば『JUST DANCE』で振り回すとすっぽ抜けてテレビを壊したなんだみたいなことが起こりかねません。Wiiリモコンのようなストラップやカバーが現状ではないことを考えると、『JUST DANCE』のような振り回す操作はまた別の方法を使うんですかね……うーむ、謎です。


 Wiiリモコンのような「モーション操作」はあるだろうけど、ジョイコンにはストラップが付いていないのでWiiの時のようなトラブルが起こりかねないと昨年10月の時点では書いていました。まさかあのレール部分にストラップを付けるとは……モーション操作は予想が的中しましたが(しかもジョイコンに付くところまで!)、ストラップに関しては完全に任天堂の手のひらの上で踊らされましたね。

 「○=方向性はあっていたんだけど……」ってとこですかね。


>・ディスクスロットがないだけなので、Wii Uか3DSかのダウンロード版やダウンロードソフトは動く
>・Wii Uか3DSかのバーチャルコンソールが始まるので、そこで買い直してもらえれば動く
>・PS Nowみたいに、クラウドを使って後方互換に対応

 後方互換について。
 Nintendo Switchのオンライン周りについてはバーチャルコンソールなどまだ発表していないことがあるので、発売前から発売直後くらいに情報が出てくるだろうと言われています。Wiiや3DSやWii Uで買っていたバーチャルコンソールは引き継げるのか、噂されているゲームキューブのバーチャルコンソールは始まるのか、その辺の話とこの後方互換の話はつながっているんじゃないかなと思います。

 ということで、まだ「?=不明」です。


>しかし、本体やジョイコングリップに「ジョイコン」を取り付けて操作するのなら、かつてWiiリモコンに「ヌンチャク」や「クラシックコントローラ」や「モーションプラス」を装着して拡張したように、「ジョイコン」以外のコントローラを接続する可能性はないのか?と思うのです。
>いやもう、具体的な要望を言っちゃいますと……「アナログスティックじゃなくて十字キーを搭載したバーチャルコンソール用のジョイコン」を出して欲しいのです。


 これは「YOSOU」ではなく「YOUBOU」ですけど。
 現状のジョイコンの「おすそ分けプレイ」だと、「アナログスティック+(スーファミと同じ)6ボタン」で大抵のゲームはこれで遊べるのですが、くにおくんシリーズのようなゲームがバーチャルコンソールで配信されてもアナログスティックだとちょっと操作しづらいんじゃないかという懸念はあるんですね。

 ジャイロセンサーもHD振動もIRカメラも要らないから、「外でバーチャルコンソールを遊ぶためだけの安価なコントローラ」を発売してくれないかなーと期待しています。



>Wii Uが「Wii Uならではのゲームがない」と言われて買ってもらえなかったように、Nintendo Switchも「据置ゲーム機で遊ばれていた従来型のゲームを外に持ち運びすることが出来る」以外の「Nintendo Switchでしか遊べないNintendo Switchならではの新作ゲーム」を出せなければ買ってもらえないんじゃないかと思いますし、それだけの可能性がNintendo Switchにあるのか今の段階ではかなり微妙かなーと思います。

>DSのタッチパネルとか、Wiiのモーションセンサーやポインティングとか、Wii Uの二画面とか、そういうそのゲーム機ならではの機能を今のところ見せてもらえていないので(あるのか分からないので)「Nintendo Switchならではの新作ゲーム」が全然想像できないんですね。

>逆に言えば……本体同時発売ソフトが発表されれば、そこでNintendo Switchの真価が見えるかなと思います。任天堂がちゃんと「Nintendo Switchならではの新作ゲーム」を用意しているのかどうか。


 今にして思えばなんですが、Nintendo Switchの“そのゲーム機ならではの機能”と言えばジョイコンでしょうし、Nintendo Switchならではのゲームというのは「ジョイコンを活かしたゲーム」になるのでしょうし。モーション操作やHD振動のことをひた隠しにしてからの、『ワンツースイッチ』と『ARMS』の発表というのは上手かったなと思います。

 HD振動と『ワンツースイッチ』のことが仮に昨年のE3で発表されていたとしたら、そこからの半年間の間にどこかから似たような「HD振動を活かしたソフト」が出ていたと思いますし……ひた隠しにしてきたのも納得です。というと、考えの方向性は悪くなかったので「○=方向性は合っていた」で。



果たしてNintendo Switchは売れるのだろうか?(2017.01.03)
なので、Nintendo Switch初期のラインナップは『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』のような1人用のゲームや、『マリオ』や『マリオカート』のような1画面を共有してみんなで遊べるゲームが中心になると私はTHE YOSOUします。

>それで、1年後か2年後か分かりませんけど……『ポケットモンスター』『どうぶつの森』『モンスターハンター』『妖怪ウォッチ』といった「1人1台ずつ持ち寄るタイプのソフト」を出す頃に、3DSにおける2DSみたいな位置づけで、安価な「テレビに出力できないバージョン」とか「ドッグが付いてこないバージョン」のNintendo Switch本体を出すんじゃないかとTHE YOSOUしています。その場合もうNintendo Switchって名前じゃないかも知れませんけどね。


 後半はまだ「?=不明」ですが、前半は「◎=大当たり」と言ってイイでしょう。
 Nintendo Switch用のソフトで発表されたものは『ゼルダ』『マリオカート』『Splatoon』『無双』『マリオ』『ゼノブレイド』といった“1人用のゲーム”や“1画面を共有してみんなで遊べるゲーム”ばかりで。『ポケットモンスター』『どうぶつの森』『モンスターハンター』『妖怪ウォッチ』といった“1人1台ずつ持ち寄るタイプのソフト”はまだ発表されていません。

 これはNintendo Switchの本体価格ゆえに「家族が1人1台買う」のは難しいためで、初期は意図して「家族で1台買えば十分」というソフトをそろえているんじゃないかと思われます。1年後や2年後に『ポケモン』や『モンハン』の新作が出る際に、それらのソフトもNintendo Switchで遊べるのかどうかが気になるところです。



>しかし、この記事はいわゆる「人気シリーズのタイトル」がどのタイミングで出てどのくらい売れるのかを考えて書いてきましたが、私自身はDSにおける『脳トレ』とかWiiにおける『Wii Sports』とかWii Uにおける『Splatoon』みたいな「そのゲーム機でしか体験できない新しいタイトル」に期待しています。
>そんなソフトが全世界で大ヒットしたら今日の記事に書いたことなんか全部吹き飛んでしまいますし、記事の冒頭に書いたようにNintendo Switchは来週から全国各地で体験できる機会を設けるくらいですから、体験会に来て体験しなければ魅力が分からない機能とソフトが用意されているとも思うんですね。3DSやWii Uの延長線上にあるだけのものなら、わざわざ出向いてまで体験するほどじゃないでしょうし。


 体験会を行うということは、体験会でないと魅力が分からないソフトがある―――という「YOSOU」で。東京ビッグサイトの体験会に行った人は分かると思いますが、あの体験会はまず入口のところにドデカく『ワンツースイッチ』のブースが陣取っていて、会場に入った人はまず『ワンツースイッチ』を体験している人を見るようになっていたんですね。

 『ゼルダ』よりも『Splatoon』よりも、目立つ位置に『ワンツースイッチ』が来ていました。
 そう考えると、「◎=大当たり」と言って良いでしょう。


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 こうして振り返ってみると、2年間「NX(仮)はどんなゲーム機になるのか」を考えてきただけでずいぶんと楽しませてもらったんだなと思いますね。「NX」は逆さまにすると14になるとか、「知らないおじさんがついてきたらイヤだ」とかワケの分からない記事もありましたが、得体のしれないゲーム機だったからこそ好き勝手妄想できたように思えます。


 それが、あと1か月ちょっとでもう家に届いてしまうのだから感慨深いような、ちょっと寂しいような。
 うん……「NX(仮)が出るまでに積みゲーをなくす」と言っていたのに、まだ積みゲーが73本あるので、「もう出ちゃうのかよ!」という気持ちもあります(笑)。


 とりあえず、体験会で体験できなかった『ワンツースイッチ』を早く触ってみたいです。
 『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』と『ワンツースイッチ』の初プレイはニコ生で実況しながら始めようと考えています。Nintendo Switchで使えるようにHDMIの使えるキャプチャーボードを買っておいたワケですしね。『ワンツースイッチ』はゲーム画面だけ見せて果たして面白いのか?とは思いますが(笑)。

| ゲーム雑記 | 17:52 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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