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NX(仮)の発売で、バーチャルコンソールの今後はどうなる?

 御存知ない人もいらっしゃると思うので、「バーチャルコンソール」の説明から始めます。
 「バーチャルコンソール」とは、任天堂がWii、ニンテンドー3DS、Wii Uで行っているサービスで、ファミコンやスーパーファミコンなど「過去に発売されていたゲーム機」用のソフトをダウンロード販売するというものです。Wiiの中にファミコンやスーパーファミコンなどのゲーム機を仮想的に再現するから「バーチャルコンソール」という名称になったのだと思います。


 私は「ありとあらゆる娯楽作品は、インターネットを通して気軽にデジタル配信で楽しめるようになって欲しい」と思っているので……任天堂の「バーチャルコンソール」に限らず、プレステの「ゲームアーカイブス」や、過去の名作をスマホに移植する試みとか、ゲーム以外の分野で言えば「電子書籍」や「映像コンテンツのストリーミング配信」なんかも心の底から応援しているし、もっともっと利用者が増えればイイなと思っています。

 特に「過去に発売されたゲーム」は、現物を入手しようとすると「中古ゲーム屋」や「ネットオークション」に頼らざるを得ないので、小額ではあってもメーカーにお金が入るデジタル販売を利用したいと思っていますし、ラインナップがもっともっと増えて欲しいです。



 さて、その中から今日は「バーチャルコンソール」の話です。
 任天堂は今年の6月に開催されるE3で、新型ゲーム機「NX(開発コードネーム)」の詳細を発表するだろうと言われています。それ自体も非常に気になるのですが、現行機(3DSとWii U)のユーザーで、「買ってはいるけどまだプレイしていない積みゲー」をたくさん抱えている自分が気になるのは後方互換機能です。3DSやWii Uで買っているダウンロードソフトはNX(仮)に引き継げるのだろうか?

 特に「バーチャルコンソール」のソフトは、「ゲームの歴史のアーカイブ」という側面も持っていると思うので……既に購入済のバーチャルコンソールのソフトは引き継げるのか、そもそもNX(仮)でも「バーチャルコンソール」は継続されるのか、されたとしてまた『ドンキーコング』などのお馴染みのソフトから配信開始されるのか―――とても気になっています。

 なので、今日はその辺のことを「ザ・YOSOU」していこうかなと思います。



◇ Wii・3DS・Wii Uにおけるバーチャルコンソール
 任天堂がバーチャルコンソールのサービスを始めたのはWii本体発売と同時で、本体発売前からそのサービスは告知されていました。大々的な売りにはしていなかったと思いますが、私は『Wii Sports』などの新しいゲームと同じくらいバーチャルコンソールを楽しみにしていました。

 それまでにも「過去の名作をパソコン等で遊べるサービス」はあったと記憶していますが、参加するメーカー&機種の数が段違いでしたからね。
 日本では2006年12月から始まり、「ファミコン」「スーパーファミコン」「NINTENDO64」「メガドライブ」「PCエンジン」の5機種のソフトが並びました。もちろん全ての過去ソフトが販売されたワケではなく、「来月に販売開始になるのはコレ!」と徐々にラインナップが増えていったのですが、それ故に追加されるラインナップに一喜一憂する日々でした。

 2007年9月には「ネオジオ」、2008年2月には「マスターシステム」、2008年5月には「MSX」、2009年3月には「アーケード」が加わり―――Wikipediaのページを参照したところ、675タイトルがWiiのバーチャルコンソールで配信されたそうです。


 次々と色んなメーカーや機種が参加していったのはWii本体の普及台数と、実際に売れた本数が多かったからだろうと予想するのですが……サードメーカーが2013年4月までラインナップを追加していたのに対して、任天堂は2010年11月の『マリオパーティ2』を最後にそれ以降はソフトを追加しませんでした。

 当時の私は「4年もラインナップを追加していったから、任天堂にはもう配信できるソフトがなくなったのかな?」と思っていたのですが、よくよく考えると2011年の2月にニンテンドー3DSが発売されるワケですから、このタイミングで任天堂のバーチャルコンソール担当チームがWiiから3DSに移行したのかなとも思えます。




 ということで、Wiiから引き継がれるようにニンテンドー3DSのバーチャルコンソールが始まります。日本では、本体発売から3ヵ月後の2011年6月に「ゲームボーイ」および「ゲームボーイカラー」のソフトが並びました。

 私はこの頃はまだ、「Wiiはファミコンやスーパーファミコンなど据置機のバーチャルコンソール」「3DSはゲームボーイなど携帯機のバーチャルコンソール」に棲み分けるのかなと思っていました。
 しかし、今となっては懐かしい話ですが、ニンテンドー3DSは本体価格を25000円という強気の価格に設定したためにスタートダッシュに失敗、2011年8月に15000円に値下げする代わりに、値下げ前に本体を買ってくれていた人にはお詫びのような形で「ファミコンのバーチャルコンソールソフト10本」と「ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールソフト10本」を配るというアンバサダー・プログラムを実施しました。思わぬ形で、「3DSでも据置機のバーチャルコンソール」が始まってしまったのです。

 アンバサダー・プログラムでの「ファミコン」用ソフトの配信は2011年9月に行われ、2011年12月から正式に「ファミコン」のバーチャルコンソールも3DSで始まります。
 当時はまだNNIDがありませんでしたから、ダウンロードソフトの購入履歴は本体に紐付けされていてユーザー単位で管理することは出来ませんでした。なので、Wiiで既に買っている人も3DSで遊びたい場合は「買い直し」になってしまい、同じソフトをWiiと3DSの両方で買っているという人も出てきてしまいました。これ……「NX(仮)にバーチャルコンソールは引き継げるのか」を考えると厄介な問題だと思うんですね。『スーパーマリオブラザーズ』をWiiと3DSの両方で買っている人がNX(仮)に引き継ごうとしたら、2本になっちゃうじゃんみたいな。

 しかし、その後も3DSのバーチャルコンソールは少しずつラインナップを増やしていき、2012年3月には「ゲームギア」、2013年12月には「PCエンジン」のソフトが追加されます。Wikipediaのページによると、2016年2月1日現在、配信が発表されたタイトルも含めれば229本が3DSでのバーチャルコンソールのラインナップに並んだそうです。


 任天堂も2013年7月までは毎週ペースでソフトを追加していたのですが、それ以降はガクッとペースが落ちます。最近では「3DSのバーチャルコンソールはどうしたんだよ!」と言われるのが定番になってしまいましたが……
 後述するWii Uのバーチャルコンソールが2013年4月に正式スタートしたことで任天堂のバーチャルコンソール担当チームが3DSからWii Uに移行したとも思えますし、2013年9月の『ジョイメカファイト』を最後にファミコンのソフトを追加しなくなり、それ以降は2013年12月の『ヨッシーのパネポン』、2014年4月の『スーパードンキーコングGB』『ドンキーコングランド』、2014年5月の『ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング』、2014年12月の『ポケモンカードGB』、そして今月配信される『ポケットモンスター』4作と全てゲームボーイ(カラー)のソフトとなっています。「同じソフトをWii Uと3DSの両方で買っている」ということが起こらないように、ラインナップを棲み分けているように私には思えます。



 ということで、現在のバーチャルコンソールの主流はWii Uに移っています。
 Wii Uのバーチャルコンソールが始まったのは、日本では本体発売1ヵ月後の2013年1月、「ファミコン生誕30周年記念 Wii U バーチャルコンソール 体験キャンペーン」として1ヶ月に1本ずつ30円でソフトを販売するという試みが行われました。2013年4月に正式サービス開始。この辺の後手後手っぷりは、3DSのアンバサダー・プログラムを思い出しますね。

 当初は「ファミコン」と「スーパーファミコン」の2機種でしたが、2013年12月に「PCエンジン」「MSX」が、2014年4月に「ゲームボーイアドバンス」が、2015年4月に「NINTENDO64」と「ニンテンドーDS」が追加されました(DSは2014年6月に『脳トレ』が先行配信されていました)。

 Wikipediaのページによると2016年2月1日現在、配信が発表されたタイトルも含めれば388タイトルがWii Uでのバーチャルコンソールのラインナップに並んだそうです。この数はこれからも増えていくと思われます。


 Wii Uは全世界的に見ても本体普及が上手くいかなかったゲーム機なんですが、バーチャルコンソールのソフトは順調に増え続けています。普及台数では圧倒的に勝っている3DSでは配信がほぼ止まっているのに、Wii Uでは出続けるのは何故か―――「3DSは持っているけれどWii Uは持っていない」という人がこの状況を不満に思っているという話をよく聞きますが、ビジネスとして考えても普及台数の少ないWii Uを優先するのは不可解に思います。

 なので、これが「NX(仮)」に繋がる鍵なんじゃないのかと私は思うのです。



◇ NX(仮)のバーチャルコンソール

 今度こそ任天堂の次世代機「NX(開発コードネーム)」を大胆予想する!

 これは、2016年の実質1本目に書いた記事で、「どうせお正月なんて誰もブログ読みに来ないんだから普段書いたら炎上しそうなことを書いてやるぜ!」と踏み込んだ予想(ザ・YOSOU)を書いています。この時点でNX(仮)の販売価格まで予想していますからね!

 この予想が当たるかどうかは正直どっちでも構わないんですが、この記事を書いた後にTwitterでもらった反応で面白いものがありました。それは「3DSのバーチャルコンソールが(ほぼ)止まっていて、Wii Uのバーチャルコンソールがどんどんラインナップを追加しているのは、Wii UのバーチャルコンソールならNX(仮)にそのまま引き継げるからではないかと予想しています」というもの。


 上述の記事でも引用した、2014年1月の「経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会」質疑応答(A5)での岩田さんの回答をどうぞ。

<以下、引用>
 世代をまたぐときにも、これまでは技術の進歩の段階が非常に激しかった関係で、コストの制約の中でビデオゲームに最適な技術を選ぶと、毎回ハード自体が全く違うものになりました。全く違わなかったのは、ゲームキューブからWiiに行ったときだけです。ゲームキューブからWiiは、ある意味コントローラーは全面的に変えましたが、コンピューターやグラフィックチップは、かなり共通の考え方でつくりましたのでスムーズでしたが、それ以外のハードは全部ゼロからつくり直しの状態でした。

 ただ、今は、もうそのようなことをしなくてもできるだけの前提が整ったのではないかと思います。
 ですから、その意味で言いますと、この次にハードをご提案するときからになりますが(※ 恐らくNXのこと)そこでは「Wii Uでやってきたことをいかに的確に活かすか」ということがポイントになります。これはWii Uと全く同じアーキテクチャーにするという意味ではなくて、十分に吸収できるだけの仕組みをつくり上げるという意味ですが、一旦そうなりますと、コンソール機と携帯機というのは全く別々の二つのものではなくて、もっと近い兄弟のような存在になると思います。

</ここまで>
※ 改行・強調など一部引用者が手を加えました


 ここでの質問の主題は「据置機(コンソール機)と携帯機の統合について」なのですが、ついでのように「Wii UとNX(仮)の繋がり」についても語られています。もちろん当時は「NX(仮)」なんて言葉は使われていませんが、この時点で「NX(仮)」にあたるもののコンセプトは既に定まっているように読み取れます。

 Wii U→NX(仮)の繋がりは、「DSでゲームボーイアドバンスのソフトも遊べる」とか「Wii UでWiiのソフトも遊べる」といった単純な後方互換機能ではなく、「Wiiはゲームキューブ用ソフトの開発ノウハウがそのまま使える」に近い繋がり方になるように思えます。
 元々はゲームキューブ用に開発されていた『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』が、「Wiiリモコンの操作」に対応したWii版との同時発売になった―――とか。ゲームキューブ用に発売された『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の続編『ファイアーエムブレム 暁の女神』が、早い段階でWii用ソフトとして発売された―――とか。

 NX(仮)がどういう特徴を持ったゲーム機になるのかはまだ分かりませんが、例えば『ゼルダの伝説』最新作はWii U版とNX版の二つが同時発売されるとか、Wii Uで大人気だった『Splatoon』の続編が早い段階でNX(仮)でも発売されるとか、そういう可能性が予想(ザ・YOSOU)できます。



 んで、話をバーチャルコンソールに戻しますと……
 Wii UのアーキテクチャをNX(仮)が吸収できるのならば、「Wii U用に増え続けているバーチャルコンソールのラインナップは、そのままNX(仮)に引き継げるんじゃないのか」とも思うのです。

 買い直しになるかとか、優待価格で買えるのかとか、Wii Uから引っ越せば追加料金は発生しないのかとか、NNIDを提携させればクラウドからそのまま即ダウンロードできるのかとか……我々ユーザー側にかかる負担はまだ分かりませんが、恐らくラインナップはそのまま引き継げるからこそWii Uのバーチャルコンソールはソフトが追加されつづけているのだろうと思うのです。


 そう考えると、色々と合点がいくところがあります。
 例えば「どうしてWii Uのバーチャルコンソールで、ゲームボーイアドバンスやDSのソフトが出るのか?」という点。据置機で携帯機のソフトを遊ぶのは不便だし、そもそもDSのソフトは3DSを持っていればそこで遊べてしまうワケで、バーチャルコンソールを始めるほどのことか?と疑問もあったんですね。

 しかし、前述の記事で私が予想した「NX(仮)は携帯機と据置機の両方が出て、遊べるソフトは一緒」説と組み合わせると……今Wii Uで追加されているバーチャルコンソールのソフトは、将来的に携帯機でも据置機でも遊べるようになるのだから、携帯機で発売されたソフトも据置機で発売されたソフトもWii Uのラインナップに追加していこうと考えられているのかなと思います。
 恐らく「NX携帯(仮)」では、DSのソフトを挿して遊べる後方互換機能は付いていないでしょうから、バーチャルコンソールでカバーしたいという狙いものあるのでしょう。そう考えるとDSのソフトももっともっとラインナップ増やして欲しくなります!特にサードのソフトよろしく!


◇ Wii Uで出ていないバーチャルコンソールのソフトは?
 ここまで書いてきたことはあくまで予想に過ぎませんが、「Wii UのラインナップをそのままNX(仮)で引き継げる」という予想はかなりいい線をいっているんじゃないかなと思っていますし。
 そして恐らく、「Wii U→NX(仮)の引越し作業をすれば追加料金なしで購入済ソフトも移せる」ようになるんじゃないかと予想しています。希望を言えば、「同じNNIDを登録すれば引越し作業せずにWii Uで買ったソフトをそのままダウンロード出来る」のが一番ですが、コピー問題の温床になりそうなので難しそうだなと。


 さて、では「Wii Uで出ていないバーチャルコンソールのソフト」はどうなるのでしょう?

<Wiiでは出ていたけど、Wii Uには出ていないソフト>
・メガドライブ
・ネオジオ
・アーケード
※ その他、「ファミコン」「スーファミ」「64」「PCエンジン」「MSX」にも「Wiiでは出ていたけど、Wii Uには出ていないソフト」はたくさんあります


 サードの機種およびソフトは、「本体がどれだけ普及しているか」次第で参加するかどうかが決まると思うので……もしNX(仮)が全世界で爆発的に普及したらこれらのソフトも復活されるかも知れません。しかし、そうなった場合「Wiiで買った」「Wii Uでは出ていない」「NX(仮)で新たに出た」ソフトを買うとしたらどういう扱いになるのでしょうか。

 Wii→Wii Uで引越し作業をすると「購入履歴」が引き継がれ、Wiiで買ったソフトは優待価格で買えるようになるのと同様に。恐らく、Wii→Wii U→NX(仮)で引越し作業をすれば「Wiiの購入履歴」も引き継がれ、Wiiで買ったソフトをNX(仮)でも優待価格で買えるようになるんじゃないかと予想しておきます。


 Wii時代のバーチャルコンソールを引っ張った「メガドライブ」はWii Uでは出ていませんし、「PCエンジン」もコナミとハドソンのソフト以外は数えるほどしか出ていないので、この辺もNX(仮)では復活して欲しいなーと思っています。


<3DSでは出ていたけど、Wii Uには出ていないソフト>
・ゲームボーイ(カラー)
・ゲームギア
※ その他、「ファミコン」にも「Wiiでは出ていたけど、Wii Uには出ていないソフト」はあるかなと思います


 アンバサダー・プログラムで配布されたゲームボーイアドバンスのソフト10本は全てWii Uのバーチャルコンソールにも出ているんですね。

 「Wii U→NX(仮)」の引継ぎに比べて、「3DS→NX(仮)」の引継ぎに関しては話題になっているところを見かけないので、3DSソフトの互換機能も搭載されるかはかなり微妙だと私は思っています。なので、今年に入ってから「3DSで遊べる10時間以内に終わる面白いゲーム」を片っ端からプレイし始めているのですが……

 気になるのは「バーチャルコンソール」の引継ぎです。
 新型ゲーム機となるNX(仮)で「ゲームボーイ」や「ゲームギア」のバーチャルコンソールを行うことはそんなに難しくないと思います。ただ、アーキテクチャを吸収するからラインナップを引き継げると予想したWii Uとは違うので、3DSのラインナップはそのまま引き継ぐことは出来ずにまた作り直しになるんじゃないかと予想されます。3DSのバーチャルコンソールのラインナップ追加が(ほぼ)止まっている理由もこれで説明できます。

 「購入履歴」自体は、3DSにNNIDを登録していればチェックできるはずなので……「3DSで購入したソフトはNX(仮)でもダウンロードできる(もしくは優待価格で買える)」ということも可能だとは思いますが、逆に言うと儲けがほぼ出ない「ゲームボーイ」のNX版バーチャルコンソール化にどれだけ労力を割いてくれるかという問題も出てきますね……


 「ありとあらゆる娯楽作品は、インターネットを通して気軽にデジタル配信で楽しめるようになって欲しい」と思っている自分としては、3DSが役目を終えた後でも、「ゲームボーイ」のソフトがバーチャルコンソールで気軽に遊べるようになって欲しいので、是非NX(仮)には1本でも多く引き継いで欲しいと思いますが。



<これまでどの機種でもバーチャルコンソール化されていないゲーム機のソフト>
・ゲームキューブ
・Wii
・Wii U
・ニンテンドー3DS
・バーチャルボーイ
・セガサターン
・ドリームキャスト
・PC-FX
・ワンダースワン(カラー)
・ネオジオポケット
・カセットビジョン
・ピピンアットマーク
・3DO


 プレステやXbox系統のソフトは可能性は限りなくゼロに近いと思ったのでそれらを除いて、有名どころの歴代ゲーム機を列挙してみました。列挙したところで出そうにないものばかりだな!

 気になるところを言えば……
 「Wii U」はアーキテクチャうんぬんの話もあったように、バーチャルコンソールという形にはならないと思いますが「Wii Uソフトのダウンロード販売」が行われてそのまま遊べる可能性は極めて高いかなと思います。
 逆に、危ういのは「Wii」のソフトです。現状Wii Uでは「Wiiソフトのダウンロード版」が販売されていますが、これはバーチャルコンソールという形ではなく「Wii UのWii互換機能」を使ったものです。NX(仮)がWii Uのアーキテクチャを引き継いでもWiiのアーキテクチャは引き継がないと思われるので、「Wiiソフトのダウンロード版」は切り捨てられる可能性が高そうです。

 そうなると、Wii Uのソフトを全てNX(仮)に移行した後も、Wiiソフトを遊ぶためにWii Uは片付けられない……?ややこしいな……いっそのこと「Wii」のバーチャルコンソールも始めてくれたら嬉しいんですけどね。

 「3DS」も互換機能がなかったとしたらバーチャルコンソールでカバーして欲しいんですけど、バーチャルコンソールで動くのなら互換機能付けろよと言われそうですね。
 「バーチャルボーイ」は、ないかな………

 「セガサターン」のバーチャルコンソール化は技術的に超難しいとは以前から言われていますね。ドリームキャストがセガサターンの互換機能を持てなかった理由でもあるので、バーチャルコンソール化は絶望的に難しそうです。
 「ドリームキャスト」は逆にPS3やVita、Xbox360で一部のソフトがダウンロード販売されているので、NX(仮)も普及さえすればバーチャルコンソール化もなくはないと思っています。

 「PC-FX」「3DO」は18禁タイトルの配信を是非期待したいですね!

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 「バーチャルコンソール」ってWiiの頃は夢いっぱいだったと思うんですね。確かに「あれもない、これもない」という不満もなくはなかったのですが、少しずつ少しずつラインナップが増えていくことにワクワク感がありました。

 しかし、3DSでまた一から「ファミコン」のソフトを配信し始めた時には「はぁ…」と思いましたし、Wii Uのラインナップは当初「ファミコン」と「スーファミ」のソフトしかなかったのにはガッカリしました。Wiiの時のラインナップを引き継げず、また一からラインナップが揃っていくのを見なければならないのか……と。


 NX(仮)はその反省からWii Uのラインナップを引き継いでくれると予想(期待)していますし、NX(仮)は単体のゲーム機というよりかはこれから先の任天堂機に共通のアーキテクチャになるんじゃないのかと思われるため、NX(仮)用のバーチャルコンソールのラインナップは任天堂がゲーム機事業を続ける限りは維持されるんじゃないかと期待しています。

 また、バーチャルコンソールのサービスそのものを見ても、3DSで「まるごとバックアップ」が加わり、Wii Uで「キーコンフィグ」が加わり、Wiiの時よりも使い勝手は向上していると思うので……この機能を維持したままラインナップが増え続けていったらなぁと思っています。
 あと要望があるとしたら、「ゲームボーイ」「ゲームボーイアドバンス」「ニンテンドーDS」のソフトは(今月の『ポケモン』を除いて)通信機能を再現していないため、対戦プレイなどが出来ないのを何とかして欲しいですねぇ。NX(仮)はWii Uの機能をそのまま引き継ぐという話からすると、通信機能を後から足すのは難しそうではあるのですが。

| ゲーム雑記 | 17:55 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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新規IPのゲームは本当に減っているのか?(任天堂編)

※ 6月5日:『瞬感パズループ』と『ブタメダル』を修正しました

 タイトルに「任天堂編」と付けましたが、他のメーカー編もやるかどうかはこの記事のアクセス数次第です。


 こんな記事を読みました。

 <任天堂が久々の新規タイトル「スプラトゥーン」>既存の人気シリーズに依存しないことがゲーム業界の未来を切り開く

 今週いよいよ発売されるWii U期待の新作ゲーム『Splatoon』について、「マリオやポケモンといった有名キャラクターに頼らない作品」と紹介している記事です。
 自分も1年前に『Splatoon』を初めて見た際の記事「新しい「ゲームの遊び」を提案するためだけに生まれたキャラクター達」という表現を使って絶賛していました。このゲームがマリオやMiiにインク銃を持たせているゲームだったら、こんなにも「新しいゲームが来た!」とは思えなかったことでしょう。

 任天堂自身もこのことを意識しているらしく、「社長が訊く」にて「情報開発本部としては(『ピクミン』以来)14年ぶりくらいに生まれた新しいキャラクター」という話をされています。『Splatoon』も『ピクミン』も「あの遊び」にマッチした「新しいキャラクター」を生み出したゲームということで、通じるものがあるように思えます。


 さて。
 任天堂に限らず「最近のゲーム業界は新規タイトルが減った」という話は定期的に出てきます。確かに家庭用ゲーム機用のソフトで言えば新規タイトルのゲームが減ったような印象がありますし、ヒット作と言ったらしばらくの間見ていないような気さえしてしまいます。今世代だと『妖怪ウォッチ』くらいですかねぇ……。

 しかし、それは本当に「最近」に限った話なのだろうか?

 ふとそんなことを思ったのです。
 割と昔からゲーム業界はそういうところがあったんじゃないのかと確認してみたくなりました。流石に世に出ている全てのゲームソフトを網羅することは不可能ですが、『Splatoon』が「任天堂にとって久々の新規タイトル」と言われているタイミングなので、「任天堂一社」に絞って調べてみるのならそんなに労力はかかりません。
 2年前に書いた「まだバーチャルコンソールに出ていない任天堂ソフトまとめ」の記事を流用すればイイだけですし、そこから配信開始されたバーチャルコンソールのソフトもついでにまとめてしまえばイイや。


 しかし、問題となるのは「新規タイトル」の定義です。
 以前この記事に書きましたが、「新規タイトル」と一言で言っても定義が人によって違っていて。「既存のブランド名やキャラクターを使わない作品」という意味で「新規タイトル」と言っている人もいれば、「既存のゲームシステムの延長線に則っていない作品」という意味で「新規タイトル」と言っている人もいるのです。


 なので、この記事では両方カウントすることにしました。

 今回の『Splatoon』が「マリオやポケモンではない新しいタイトル」と言われているように、「既存のブランド名やキャラクターを使わない作品」は「◎」表記+赤い字にしています。これは、今回の話題のきっかけが「ブランド名」や「キャラクター名」の話から始まっているからです。

 しかし、例えば『スーパーマリオ64』や『新パルテナ』のように、「既存のブランド名やキャラクターを使っているけれどゲーム体験は全く新しいジャンルを開拓している作品」は「○」表記にしています。アニメ作品のゲーム化なんかも、第1弾はここに入れています。

 「既存のブランド名やキャラクターを使っていて、ゲーム体験も前作の延長線にある作品」は「●」表記にしています。

 ややこしいのは「移植作品」ですが、「家庭用ゲーム機への移植が初めての作品」は「新規タイトル」としました。
 例えば『ドンキーコング』は1981年にアーケードゲームとして世に出ていて、1983年にファミコン版が出た際には「あの『ドンキーコング』が家ででも遊べる!」と話題になったので「新規タイトル」として呼ぶのには抵抗があるのですが……「アーケード版」自体は「新規タイトル」で間違いないのだから、そこは「新規タイトル」としてカウントしないとファミコン初期のゲームなんか「新規タイトル」がほとんどなくなっちゃいますからね。

 また、『サッカー』のように既に有名なスポーツなどをゲーム化しているのは「新規タイトル」なのかという問題もありますが、今回の記事では「それをどうゲームに落とし込むのか」が発明なのだから「新規タイトル」としています。じゃないと、「『Splatoon』は水鉄砲という既に人気の玩具をゲーム化しただけなので新規タイトルとは呼べない」とか偏屈言ってくる人が出てきそうですから。
 ただし、それが何作も続けばそれはもちろん「続編」ですし、『マリオのピクロス』のように「既存のブランド名やキャラクターを使っている」ものは「○」表記にしています。


 とりあえず予め書かなきゃいけないのはこんなとこですかね……
 まとめていく間に例外はいっぱい出てくると思うので、その辺は臨機応変に自分の判断で定義付けていこうと思います。異論がある人は、貴方もまとめを作ってトラックバックを送ってください。

 ついでなので、「新規タイトル」と「シリーズ作品」のヒット作の傾向もまとめることにしました。Wikipediaにはミリオンセラーのゲームソフト一覧というページがあって、「国内100万本」か「全世界500万本」を売り上げたソフトがまとめてあるのでこれを使わせてもらいます。このリストに入っているソフトは「太字」で表記することにしました。


 リストは2015年5月までに発売されるソフトで、それ以降に発売されたソフトを追加していく予定はありません。
 それぞれのリストはWikipediaのタイトル一覧を元にしています。株式会社ポケモンから発売のソフトも含めています。「モンハン同梱Wii U本体」のような商品は任天堂から発売になりますが、流石にこういうのを任天堂のゲームとするのは違うと思うので含めていません。

【ファミリーコンピュータ】
※ 「W」はWii、「3」は3DS、「U」はWii Uでバーチャルコンソール配信されているソフト
※ 「ア」は3DSアンバサダー・プログラムで配布されたソフト


◎ ドンキーコング(W3U
● ドンキーコングJr.(W、ア、3U
○ ポパイ ※版権モノ
◎ 五目ならべ 連珠(WU
◎ 麻雀
◎ マリオブラザーズW3U
● ポパイの英語遊び ※版権モノ
◎ ベースボールWU
● ドンキーコングJrの算数遊び(WU
◎ テニスWU
◎ ピンボール(WU
◎ ワイルドガンマン ※光線銃専用
◎ ダックハント ※光線銃専用(U
◎ ゴルフU
◎ ホーガンズアレイ ※光線銃専用
◎ ファミリーベーシック
○ ドンキーコング3(W3U
◎ デビルワールド(W3U
● 4人打ち麻雀
◎ F1レース
◎ アーバンチャンピオン(WU) ※3DSには3Dクラシックス
◎ クルクルランド ※ディスクシステム版が配信されている
◎ エキサイトバイクWU) ※3DSには3Dクラシックス
◎ バルーンファイト(W、ア、3U
◎ アイスクライマーW、ア、3U
● ファミリーベーシックV3
◎ サッカーWU
◎ レッキングクルー(W、ア、3U
○ スパルタンX ※映画を題材にしている
◎ ブロックセット ※ロボット専用
○ ジャイロセット ※ロボット専用
○ スーパーマリオブラザーズW、ア、3U
◎ マッハライダー(W3U)
◎ ゼルダの伝説W、ア、3U
※ WiiはGC版、3DSはROMカセット版、Wii Uはディスクシステム版を再現している

◎ 謎の村雨城(W3U
● スーパーマリオブラザーズ2W3U
◎ バレーボールWU
◎ メトロイドW、ア、3U
◎ プロレス
◎ 光神話 パルテナの鏡WU ※3DSには3Dクラシックス
○ リンクの冒険W、ア、3U
● ゴルフJAPANコース
● スマッシュピンポン(WU)※ MSXで先に出ている
● ゴルフUSコース
○ 夢工場ドキドキパニック ※メディアミックス商品、『マリオUSA』と同内容
◎ ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島(W3U) ※これは新規IPでイイですよね…?
○ ファミコングランプリ F1レース
○ マイクタイソン・パンチアウト!!
※ マイクタイソンが出ないバージョンは配信済(W3U
○ 中山美穂のトキメキハイスクール ※タレントもの
● 銀河の三人 ※元はエニックスのPCゲーム『地球戦士ライーザ』 ※MSX版が先に出ている
◎ アイスホッケー(WU
○ ファミコングランプリII 3Dホットラリー
◎ ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者(W3U
◎ ファミコンウォーズ(W3U
● スーパーマリオブラザーズ3W3U
● アイスクライマー(ディスクシステム版)※ アーケード版に準拠
● 帰ってきたマリオブラザーズ ※ゲーム内に広告が入っている
● VS.エキサイトバイク
● ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女(W3
◎ MOTHER
○ ふぁみこんむかし話 遊遊記
◎ ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(W3U
◎ ナイトムーブ
○ Dr.マリオU
◎ バックギャモン
● 新4人打ちマージャン 役満天国
◎ タイムツイスト 歴史のかたすみで…
● マリオオープンゴルフ(W、ア、3U
○ ヨッシーのたまご(W、ア、3U
○ ファイアーエムブレム外伝(W3U
● クルクルランド(ディスクシステム版)(W3U
○ スーパーマリオUSAW3U
○ ヨッシーのクッキー(W
● 星のカービィ 夢の泉の物語WU )※3DSには3Dクラシックス
◎ ジョイメカファイト(W3U
● テトリスフラッシュ
○ ワリオの森(W3U

【全77作品】
◎:39作品(51%)
○:18作品(23%)
●:20作品(26%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト24作品】
◎:15作品(63%)
○:5作品(21%)
●:4作品(17%)

 『五目ならべ』や『バックギャモン』を「新規タイトルのゲーム」と言い張るのは流石にアレな気もする……(笑)。
 悩むのは『マリオブラザーズ』や『レッキングクルー』。どちらもマリオが主人公がゲームなのだけれど、『マリオブラザーズ』の頃にはまだ「マリオ」という名前の付くゲームがなくて、むしろ「ドンキーコング」の方がブランド化していた時期だと思うので、悩みましたが「既存のブランドに頼っていないゲーム」として「◎」にしました。
 『レッキングクルー』は逆にマリオが主人公ながら「マリオ」というタイトルを付けなかったので「既存のブランドに頼っていないゲーム」として「◎」にしました。そうしないと、『テニス』とかもマリオシリーズなのかって話になっちゃいますし。

 当然のことながら、ファミコン初期というのはまだ「人気シリーズ」が確立されていないので「新規タイトル」ばかりと言えますね。『ドンキーコング』シリーズと、スポーツゲームやテーブルゲームを中心にしたソフトが並んでいます。後期になると続編モノや「マリオ」や「ヨッシー」を使ったゲームが増えてきますが、それでも全体の過半数が「新規タイトル」という結果になりました。
 ヒット作品も「新規タイトル」が過半数越えです。スポーツゲームやテーブルゲームが中心なだけではなく、マリオ、ゼルダ、メトロイド、パルテナと現在も任天堂の顔として活躍するシリーズがこの時期に生まれてヒットしています。



【ゲームボーイ】
※「3」は3DSでバーチャルコンソール配信されているソフト

◎ アレイウェイ(3
● スーパーマリオランド3
● ベースボール(3
● 役満
● テニス…3
● テトリス ※ファミコン版が先に出ている ※VCの配信は終了
● ゴルフ(3
◎ ソーラーストライカー
● クイックス(3)※ Atari 5200など様々な機種で出ているので…
○ ドクターマリオ3) ※ ファミコン版と同時発売
◎ 海戦ゲーム レーダーミッション(3
● F1レース ※版権モノ
● ゲームボーイウォーズ
○ ヨッシーのたまご ※ ファミコン版と同時発売
● メトロイドII RETURN OF SAMUS(3
◎ 星のカービィ3
◎ X(エックス)
◎ カエルの為に鐘は鳴る(3
● スーパーマリオランド2 6つの金貨3
○ ヨッシーのクッキー ※ ファミコン版と同時発売
● ゼルダの伝説 夢をみる島
● カービィのピンボール3
○ スーパーマリオランド3 ワリオランド3
● テトリスフラッシュ ※ ファミコン版が先に出ている
○ ドンキーコング(3
○ マリオのピクロス(3
● 星のカービィ23
● スーパードンキーコングGB3
○ カービィのブロックボール(3
◎ ポケットモンスター 赤
◎ ポケットモンスター 緑

◎ モグラ〜ニャ(3
● ポケットモンスター 青
● ピクロス2(3
● ヨッシーのパネポン
● ドンキーコングランド(3
○ カービィのきらきらきっず(3
● ゲームボーイギャラリー(3
● ゲームボーイギャラリー2(3
◎ ポケットカメラ
● ポケットモンスター ピカチュウ
● テトリスDX
● ワリオランド2 盗まれた財宝(3
● ゼルダの伝説 夢をみる島DX(3
○ ポケモンカードGB3
● ゲームボーイギャラリー3
○ ポケモンピンボール
● マリオゴルフGB(3
● ポケットモンスター 金
● ポケットモンスター 銀

● ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング(3
◎ トレード&バトル カードヒーロー(3
● ワリオランド3 不思議なオルゴール(3
○ バルーンファイトGB(3
○ コロコロカービィ ※動きセンサー搭載ソフト
○ とっとこハム太郎 ともだち大作戦でちゅ ※版権モノ
● ポケモンでパネポン
○ 怪人ゾナー ※ 版権モノ
● マリオテニスGB(3
◎ モンスタータクティクス
● ポケットモンスター クリスタルバージョン
● ドンキーコング2001
● ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 ~時空の章~(3
● ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 ~大地の章~(3
● スーパーマリオブラザーズデラックス ※ ニンテンドー3DSのニンテンドーネットワークID取得者に無料で先行配信
● とっとこハム太郎2 ハムちゃんず大集合でちゅ ※版権モノ
● モバイルゴルフ

【全67作品】
◎:12作品(18%)
○:14作品(21%)
●:41作品(61%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト21作品】
◎:3作品(14%)
○:4作品(19%)
●:14作品(67%)

 ゲームボーイは前半と後半で全く印象の変わるハードです。
 初期の頃は、マリオや麻雀やスポーツゲームなど「既にファミコン等で定番化しているソフトが外でも遊べる」ということを売りにしたラインナップになっています。なので「新規タイトル」は少な目。『カービィ』はちょっと例外だと思いますが、全体的にラインナップが渋いですよね。『クイックス』『レーダーミッション』『X』……

 しかし、『ポケモン』の超特大ヒットで市場がガラッと変わり、それ以降はポケモン、カービィ、ドンキー、ワリオといった人気キャラクターを使ったゲームが増えていきます。『とっとこハム太郎』のゲーム化もその流れかなと思うのですが、ここから『トモダチコレクション』が生まれるというのはまた別の話。

 ということで、ソフト自体は「続編モノ」「シリーズモノ」が非常に多い結果となりました。それでもまぁ、『カービィ』と『ポケモン』という超大型「新規タイトル」を生んでいるんだから数ではないとは思いますけど。


 『ポケモン』は赤と緑で2タイトル同時発売なので、このように「発売日が同じソフト」は両方を「新規タイトル」としたのですが……これが後に大変なことになっていくとはこの頃には想像もしていなかったのでした。



【スーパーファミコン】
※ 「W」はWii、「U」はWii Uでバーチャルコンソール配信されているソフト

● スーパーマリオワールドWU
◎ F-ZERO(WU
◎ パイロットウイングス(WU
◎ シムシティ(W
● ゼルダの伝説 神々のトライフォースWU
○ マリオペイント ※マウス専用
○ スーパーマリオカートWU
◎ スターフォックス ※スーパーFXチップ使用
◎ スーパースコープ6 ※スーパースコープ専用
◎ スペースバズーカ ※スーパースコープ専用
● ヨッシーのクッキー ※ ファミコン&ゲームボーイ版が先行発売
○ ヨッシーのロードハンティング ※スーパースコープ専用
● スーパーマリオコレクション ※Wiiディスク版が出ている
○ マリオとワリオ ※マウス専用
● ファイアーエムブレム 紋章の謎(WU
● スーパーメトロイド(WU
◎ ワイルドトラックス ※スーパーFXチップ使用
● MOTHER2 ギーグの逆襲(U
○ カービィボウル(WU
○ スーパードンキーコングWU
○ スーパーマリオ ヨッシーアイランド ※スーパーFXチップ使用
● マリオのスーパーピクロス(WU
◎ パネルでポン(WU
● スーパードンキーコング2 ディディー&ディクシーWU
○ スーパーマリオRPGW
● 星のカービィ スーパーデラックスWU
● ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(WU
◎ マーヴェラス~もう一つの宝島~(U
● スーパードンキーコング3 謎のクレミス島WU
○ 糸井重里のバス釣りNo.1 ※版権モノ?
● 星のカービィ3(WU
● 平成 新・鬼ヶ島(W、U
● レッキングクルー'98
● カービィのきらきらきっず(WU) ※ ゲームボーイ版が先に出ている
● スーパーパンチアウト(WU
● ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女(WU
● スーパーファミコンウォーズ(WU
● ドクターマリオ
◎ Zooっと麻雀!
◎ すってはっくん(WU
● ダービースタリオン98 ※版権モノ?
● POWERロードランナー
● POWER倉庫番
● ピクロスNP Vol.1
● ピクロスNP Vol.2
◎ ファミコン文庫 はじまりの森(WU
● ピクロスNP Vol.3
● ファイアーエムブレム トラキア776(WU
● ピクロスNP Vol.4
● ピクロスNP Vol.5
● ピクロスNP Vol.6
● ピクロスNP Vol.7
● ピクロスNP Vol.8
● メタルスレイダーグローリー

【全54作品】
◎:12作品(22%)
○:9作品(16%)
●:33作品(61%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト10作品】
◎:0作品(0%)
○:4作品(40%)
●:6作品(60%)

 「続編モノ」の割合を上げようかと画策されたかのような、最後に来て『ピクロス』ラッシュ(笑)。ゲームボーイの初期タイトルがテニスや麻雀といった定番タイトルだったのと比較すると、スーパーファミコンは初期に『F-ZERO』『パイロットウィングス』『シムシティ』といった新規タイトルを立ち上げて「ファミコンには出来ないことをやれるゲーム機」を印象付けたと思います。『シムシティ』はPC版がもちろん先にありますが、これが初の家庭用移植でイイのかな……?とにかく当時は衝撃的でしたね。

 しかし、「ヒット作」というとこれらの作品ではなく、『スーパーマリオカート』や『スーパードンキーコング』と言った「既存のキャラクター・ブランド名を活用した新しいシリーズ」がスーパーファミコンを代表するヒット作となりました。
 もちろん『スーパードンキーコング』のドンキーコングと『ドンキーコング』のドンキーコングは別人(別ゴリラ)なのだけど、名前を引き継いでいるのだから「新規IP」とは呼べないと思うんですね。よって「新規IP」によるヒット作は0本。


【バーチャルボーイ】
◎ ギャラクティックピンボール
◎ テレロボクサー

○ マリオズテニス
○ マリオクラッシュ
● バーチャルボーイワリオランド アワゾンの秘宝

【全5作品】
◎:2作品(40%)
○:2作品(40%)
●:1作品(20%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト0作品】
◎:0作品(-)
○:0作品(-)
●:0作品(-)

 一応、リスト化しないと文句言われそうだったので!
 自分は視力の問題で立体視ができないんで、どれもプレイしたことがないのですが……同じような立体視対応のゲーム機であるニンテンドー3DSが「既存のゲームに立体視を加えるとどうなるのか」というラインナップだったことと比べると、こちらは「新しいゲームを提案している」んですね。この違いはなかなか興味深いけれど、私にはプレイできないので語るのはここまで。


【NINTENDO64】
※ 「W」はWii、「U」はWii Uでバーチャルコンソール配信されているソフト

○ スーパーマリオ64WU
● パイロットウイングス64
○ ウェーブレース64(W)※ 日本で未発売のゲームボーイ版が前作
● マリオカート64W
◎ ブラストドーザー
● スターフォックス64(W
○ スター・ウォーズ 帝国の影 ※版権モノ
○ ゴールデンアイ 007 ※版権モノ
○ ディディーコングレーシング
● ヨッシーストーリー(W
◎ テン・エイティ スノーボーディング(W
● F-ZERO X(W
○ ポケモンスタジアム
○ ゼルダの伝説 時のオカリナW
○ マリオのふぉとぴー
◎ バンジョーとカズーイの大冒険
○ ピカチュウげんきでちゅう ※マイク必須
● F-1 World Grand Prix ※様々な機種で発売されている
○ マリオパーティ
○ ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズW
○ ポケモンスナップ(W
● ポケモンスタジアム2
● マリオゴルフ64(W
● オウガバトル64(W
○ スター・ウォーズ エピソード1 レーサー ※版権モノ
○ スター・ウォーズ 出撃!ローグ中隊 ※版権モノ
◎ スターツインズ
◎ カスタムロボ
○ ドンキーコング64U
◎ 巨人のドシン1 ※64DDソフト
● マリオアーティスト ペイントスタジオ ※64DDソフト
● マリオパーティ2W
● シムシティー64 ※64DDソフト
◎ ランドネットディスク ※64DDソフト
◎ マリオアーティスト タレントスタジオ ※64DDソフト
● 星のカービィ64W
● 糸井重里のバス釣りNo.1 決定版! ※版権モノ
● ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(W
● 巨人のドシン 解放戦線チビッコチッコ大集合 ※64DDソフト
○ エキサイトバイク64
◎ マリオアーティスト コミュニケーションキット ※64DDソフト
● マリオテニス64W
○ マリオストーリー(W
◎ マリオアーティスト ポリゴンスタジオ ※64DDソフト
● 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!
◎ パーフェクトダーク
● カスタムロボV2(W
◎ 罪と罰 ~地球の継承者~(W
●バンジョーとカズーイの大冒険2
● マリオパーティ3
● ポケモンスタジアム金銀
○ ミッキーのレーシングチャレンジUSA ※版権モノ
◎ どうぶつの森

【全53作品】
◎:13作品(25%)
○:18作品(34%)
●:22作品(42%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト12作品】
◎:0作品(0%)
○:6作品(50%)
●:6作品(50%)

 64DDのソフトをカウントしていくのはどうなんでしょうね……
 最後の最後、後に任天堂の看板を背負うタイトルへと成長する『どうぶつの森』が生まれたハードではあるんですが……それを除くと、実は「新規IP」がなかなか生まれなかったのが64だと言えます。
 新しい遊びの提案という意味では、3D箱庭空間を遊び場にしてしまった『マリオ64』、アナログスティックを活かした大乱闘ゲーム『スマブラ』などが生まれているのですが……それらのソフトも「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめているというカンジなんですよね。この流れはスーパーファミコン時代の『スーパーマリオカート』や『スーパードンキーコング』を引き継いでいるかなぁと思います。

 そう考えると……「新規IP」を立ち上げて「新しい遊びの提案」をして、それが第1作からちゃんとヒットするというのはもうこの時期の時点で難しくなっていたと言えるんじゃないかなぁと思います


【ゲームボーイアドバンス】
※ 「W」はWii、「3」は3DS、「U」はWii Uでバーチャルコンソール配信されているソフト
※ 「ア」は3DSアンバサダー・プログラムで配布されたソフト


● F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE(ア、U
◎ くるくるくるりん(U
● スーパーマリオアドバンス(U) ※『スーパーマリオUSA』のリメイク
◎ ナポレオン(U
● タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis
● マリオカートアドバンス(ア)
◎ 黄金の太陽 開かれし封印(U
● ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝(ア、U
● どこでも対局 役満アドバンス
◎ マジカルバケーション
● スーパーマリオアドバンス2U)※『スーパーマリオワールド』のリメイク
◎ トマトアドベンチャー
○ どーもくんの不思議てれび ※版権モノ
◎ コロコロパズル ハッピィパネッチュ! ※動きセンサー搭載ソフト
● ファイアーエムブレム 封印の剣
● とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ ※版権モノ
● 黄金の太陽 失われし時代(U
○ さくらももこのウキウキカーニバル ※これは版権モノか?
● カスタムロボGX
● ミッキーとミニーのマジカルクエスト ※版権モノ ※ スーファミソフト『ミッキーのマジカルアドベンチャー』のリメイク
◎ 伝説のスタフィー
● スーパーマリオアドバンス3(ア、U) ※『ヨッシーアイランド』の移植
● 星のカービィ 夢の泉デラックス(U)※ファミコン版のリメイク
● ポケットモンスター サファイア
● ポケットモンスター ルビー

● くるりんパラダイス
● メトロイドフュージョン(ア、U
○ ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
※『神トラ』はスーファミの移植で、『4つの剣』はDSiウェアで出ていた
○ メイド イン ワリオ(ア、U
● ファイアーエムブレム 烈火の剣(U
● とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ ※版権モノ
● MOTHER1+2 ※ファミコン版とスーファミ版の移植
● スーパーマリオアドバンス4 ※『スーパーマリオブラザーズ3』のリメイク
● ポケモンピンボール ルビー&サファイア
● 伝説のスタフィー2
● オリエンタルブルー 青の天外 ※『天外魔境』シリーズの外伝
● マリオ&ルイージRPG(U
● F-ZERO ファルコン伝説(U
● スーパードンキーコング
● ポケットモンスター ファイアレッド
● ポケットモンスター リーフグリーン

● 星のカービィ 鏡の大迷宮(ア、U
● マリオゴルフ GBAツアー(U
● メトロイド ゼロミッション(U
○ マリオvs.ドンキーコング(ア、U
● スーパードンキーコング2
○ とっとこハム太郎 ハムハムスポーツ ※版権モノ
● 伝説のスタフィー3
○ スーパーマリオボール(U
● ポケットモンスター エメラルド
● ファイアーエムブレム 聖魔の光石(ア、U
● まわるメイド イン ワリオ ※回転センサー搭載ソフト
● F-ZERO CLIMAX
● ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(ア、U
● ゲームボーイウォーズアドバンス1+2(U
○ ヨッシーの万有引力 ※傾きセンサー搭載ソフト
● マリオパーティ アドバンス
◎ 千年家族
● ザ・タワーSP
○ ぶらぶらドンキー(U
○ のののパズルちゃいリアン
● ドクターマリオ&パネルでポン
● マリオテニスアドバンス(U
◎ スクリューブレイカー 轟振どりるれろ
● 通勤ヒトフデ ※DSソフトの移植
○ ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊
● スーパードンキーコング3
● アイシールド21 DEVILBATS DEVILDAYS ※版権モノ
● MOTHER3
◎ サッカーチーム育成シミュレーション カルチョビット
◎ bit Generations DIAL HEX
◎ bit Generations dotstream
◎ bit Generations BOUNDISH

○ bit Generations ORBITAL
○ bit Generations COLORIS
○ bit Generations Soundvoyager
○ bit Generations DIGIDRIVE
◎ リズム天国

【全78作品】
◎:14作品(18%)
○:15作品(19%)
●:49作品(63%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト8作品】
◎:0作品(0%)
○:0作品(0%)
●:8作品(100%)

 来たぜ、扱いが難しい「bit Generations」。
 今回の記事では、このように「それぞれ独立したゲームに共通のタイトルを付けることでブランド化していくシリーズ」も一つのシリーズとして考えることにしました。Wiiウェア&DSiウェアの「Art Styleシリーズ」や、Wiiの『Wii ○○』とかです。

 『Wii Sports』『Wii Fit』『Wii Music』『Wii Party』はそれぞれ全然違うゲームですが、『Wii ○○』という名前が付いていることで『Wii ○○』シリーズと認識されていたと思うので、「マリオ○○」と同じ扱いで構わないと思うのです。例えば『Wii Music』は国内40万本を売り上げていて、全く新しいゲームと考えれば立派な大ヒットと言えると思うのですが……『Wii ○○』という名前が付いていたことで、「『Wii Sports』や『Wii Fit』に比べて売れなかったな…」と言われていたのですから。

 ただし、同時発売ソフトはそれぞれ「新規タイトル」として認識するというルールなので、最初に出た3本はそれぞれ「新規タイトル」扱いです。それでも「新規タイトル」18%は過去のハードと比べて若干数字を落としていますね。作品数で考えるとそうでもないのですが、ゲームボーイアドバンスはソフトの数が多いので割合で見れば「新規タイトル」が少なくなってしまうという。

 ゲームボーイアドバンスって任天堂の歴史を考えると面白い時期のハードだと思うんです。据置機ではPSとPS2にシェアを奪われながら、携帯機では『ポケモン』パワーで圧倒的王者だという。なので、新規IPを立ち上げたり、『ファイアーエムブレム』『メトロイド』『F-ZERO』といったシリーズソフトを集中して発売したり、アグレッシブなことが行われていたと思うのです。それがまぁ、この次のDSに繋がるのかなぁと。


【ゲームキューブ】
● ウェーブレース ブルーストーム
○ ルイージマンション
◎ ピクミン
● 大乱闘スマッシュブラザーズDX
● どうぶつの森+
◎ 動物番長
● 巨人のドシン
● NBAコートサイド2002※ 日本では未発売の64版が前作
● スーパーマリオサンシャイン
○ ミッキーマウスの不思議な鏡
○ スターフォックスアドベンチャー
◎ エターナルダークネス ~招かれた13人~
● マリオパーティ4
● ゼルダの伝説 風のタクト
● ニンテンドーパズルコレクション
○ メトロイドプライム
◎ ギフトピア
○ ポケモンボックス ルビー&サファイア
● どうぶつの森e+
○ カービィのエアライド
○ ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜
● F-ZERO GX
○ ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル
● マリオゴルフ ファミリーツアー
● あつまれ!!メイドインワリオ
● マリオカート ダブルダッシュ!!
○ ポケモンコロシアム
● マリオパーティ5
○ ドンキーコンガ
● テン・エイティ シルバーストーム
● カスタムロボ バトルレボリューション
● ゼルダの伝説 4つの剣+
● ピクミン2
○ ワリオワールド
● ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード
● ペーパーマリオRPG
● くるりんスカッシュ!
● マリオテニスGC
● マリオパーティ6
○ ドンキーコングジャングルビート
● スターフォックス アサルト
● ドンキーコンガ3 食べ放題!春もぎたて50曲
● ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
● メトロイドプライム2 ダークエコーズ
◎ ちびロボ!
○ Dance Dance Revolution with MARIO
○ スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール
● ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア
○ 突撃!!ファミコンウォーズ
● マリオパーティ7
◎ 伝説のクイズ王決定戦
○ スーパーマリオストライカーズ
● バテン・カイトスII 始まりの翼と神々の嗣子
◎ 大玉
● ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス


【全55作品】
◎:7作品(13%)
○:16作品(29%)
●:32作品(58%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト3作品】
◎:0作品(0%)
○:0作品(0%)
●:3作品(100%)

 数・割合ともに随分減ってしまった「新規タイトル」。
 普及台数を考えると任天堂にとって一番苦しいハードだったと言えるのですが、それを象徴するように「新規タイトル」もなかなか生まれませんでした。『ピクミン』の印象があるんで、これは意外でした。

 スーパーファミコン→NINTENDO64でも行われていた“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”流れは、『スターフォックスアドベンチャー』『メトロイドプライム』『カービィのエアライド』『ドンキーコンガ』『突撃!!ファミコンウォーズ』などがあり、「○」のソフトの割合はさほど下がっていないのも特徴ですかね。

 こう見ると、「新規タイトル」が生まれないのは最近どころか10年以上前からという気もするのですが……↓みたいなモンスターハードがあるから、説明が困るという(笑)



【ニンテンドーDS】
※ 「U」はWii Uでバーチャルコンソール配信されているソフト

● さわるメイド イン ワリオU
● スーパーマリオ64DS
◎ 大合奏!バンドブラザーズ
◎ 直感ヒトフデ
○ ポケモンダッシュ
○ キャッチ!タッチ!ヨッシー!
◎ アナザーコード 2つの記憶
○ タッチ!カービィ
● 役満DS
◎ エレクトロプランクトン
◎ nintendogs 柴&フレンズ
◎ nintendogs ダックス&フレンズ
◎ nintendogs チワワ&フレンズ

◎ 東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング※ 先行配信は終了
◎ DS楽引辞典
● ファミコンウォーズDS
◎ やわらかあたま塾U
◎ 押忍!闘え!応援団
○ ジャンプスーパースターズ
○ スーパープリンセスピーチ
○ ポケモントローゼ
◎ だれでもアソビ大全
◎ 大人のDSゴルフ
○ ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊
● おいでよ どうぶつの森
● とっとこハム太郎 ナゾナゾQ 雲の上の?城※ 版権モノ
● マリオカートDS
● 東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング
● マリオ&ルイージRPG2
○ メトロイドプライム ピンボール
◎ 英語が苦手な大人のDSトレーニング えいご漬け
○ アイシールド21 MAX DEVILPOWER!
● 瞬感パズループ
○ ポケモンレンジャー
● 漢字そのまま DS楽引辞典
● 伝説のスタフィー4
◎ 旅の指さし会話帳DS DSシリーズ1 タイ
◎ 旅の指さし会話帳DS DSシリーズ2 中国
◎ 旅の指さし会話帳DS DSシリーズ3 韓国

● テトリスDS
● 旅の指さし会話帳DS DSシリーズ4 アメリカ(任天堂)
● 旅の指さし会話帳DS DSシリーズ5 ドイツ
◎ まわしてつなげる タッチパニック
● New スーパーマリオブラザーズU
● メトロイドプライム ハンターズ
● マジカルバケーション 5つの星がならぶとき
◎ プロジェクトハッカー 覚醒
◎ しゃべる!DSお料理ナビ
◎ ニンテンドーDSブラウザー(ニンテンドーDS用)
◎ ニンテンドーDSブラウザー(ニンテンドーDS Lite専用)

○ マリオバスケ 3on3
● スターフォックス コマンド
◎ 超操縦メカ MG
○ もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
● Wi-Fi対応 役満DS
● ポケットモンスター ダイヤモンド
● ポケットモンスター パール

● 激闘! カスタムロボ
◎ 監修 日本常識力検定協会 いまさら人には聞けない 大人の常識力トレーニングDS
● 星のカービィ 参上! ドロッチェ団
◎ マジック大全
● ジャンプアルティメットスターズ
○ 健康応援レシピ1000 DS献立全集
◎ タッチで楽しむ百人一首 DS時雨殿
● 怪盗ワリオ・ザ・セブン
◎ ウィッシュルーム 天使の記憶
● ピクロスDS
◎ ジェットインパルス
● ヨッシーアイランドDSU
● 英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け
● マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進!
● Wi-Fi対応 世界のだれでもアソビ大全
● パネルでポンDS
● 燃えろ!熱血リズム魂 押忍!闘え!応援団2
◎ くりきん ナノアイランドストーリー
◎ 見る力を実践で鍛える DS眼力トレーニング
◎ 数陣タイセン
● ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
● 咲かせて!ちびロボ!
◎ がんばる私の家計ダイアリー
◎ スライドアドベンチャー マグキッド
◎ フェイスニングで表情豊かに印象アップ 大人のDS顔トレーニング
● ドンキーコング ジャングルクライマー
◎ シータ
● ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊
● ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊
◎ ASH -ARCHAIC SEALED HEAT-
◎ タシテン たして10にする物語
◎ DS文学全集
● マリオパーティDS
● 高速カードバトル カードヒーロー
● マリオ&ソニック AT 北京オリンピック
◎ ソーマブリンガー
◎ DS美文字トレーニング
● ポケモンレンジャー バトナージ
◎ ぼくらはカセキホリダー
● ヘラクレスの栄光 魂の証明
● 大合奏!バンドブラザーズDX
● 伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団
● リズム天国ゴールド
● ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣
● ポケットモンスター プラチナ
◎ わがままファッション ガールズモード
◎ 歩いてわかる 生活リズムDS
● 星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
● 世界のごはん しゃべる!DS お料理ナビ
◎ DS占い生活
● マリオ&ルイージRPG3!!!
○ 立体ピクロス
● ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊
○ メイドイン俺
◎ トモダチコレクション
● おかえり!ちびロボ! ハッピーリッチー大そうじ!
● いろづきチンクルの恋のバルーントリップ
◎ 日本経済新聞社監修 知らないままでは損をする「モノやお金のしくみ」DS
● ポケットモンスター ソウルシルバー
● ポケットモンスター ハートゴールド

● マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック
● ゼルダの伝説 大地の汽笛
● ラストウィンドウ 真夜中の約束※ 『ウィッシュルーム』の続編
◎ 大人の恋愛小説 DSハーレクインセレクション
● ポケモンレンジャー 光の軌跡
● 絵心教室DS※ DSiウェア版が先行発売している
● ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 ~光と影の英雄~
● ポケットモンスター ブラック
● ポケットモンスター ホワイト

● 黄金の太陽 漆黒なる夜明け
● スーパーカセキホリダー
● マリオvs.ドンキーコング 突撃!ミニランド
○ えいごで旅する リトル・チャロ
○ バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS
○ あつめて!カービィ
○ ポケモン+ノブナガの野望
● ポケットモンスター ブラック2
● ポケットモンスター ホワイト2

◎ クルマでDS


【全136作品】
◎:48作品(35%)
○:19作品(14%)
●:69作品(51%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト31作品】
◎:10作品(32%)
○:0作品(0%)
●:21作品(68%)

 来ましたよ!スーパーモンスターゲーム機!
 任天堂タイトルだけの比較でも、ファミコン(ディスクシステム含む)の全タイトルが77作品、ヒット作が24作品だったことを考えると……ニンテンドーDSの全タイトルが136作品、ヒット作が31作品というのはとてつもない数字です。まさにファミコン以来の超社会現象を起こしたゲーム機と言ってイイでしょう。

 「新規タイトル」の比較でも、家庭用ゲーム機の黎明期のファミコンが39作品(その内ヒット作が15作品)だったのに比べて、この時期のDSは48作品(その内ヒット作が10作品)というのも悪くない数字です。ソフトも多い、ヒット作の数も多い、新規タイトルも多ければ、新規タイトルのヒット作も多いという異次元っぷりが分かります。

 ただ、このリストは“Touch!Generations”を別々のシリーズとしてカウントしています。『Wii ○○』と違って、“Touch!Generations”はタイトルに付いていないことで消費者もそれほどそこを見て買っていたワケではなかったと思いますし、比較対象になっていなかったと思うのです。例えば「『もっと脳トレ』が500万本売っているのに『お料理ナビ』や『常識力』は100万本しか売れなかった」みたいに言う人はいませんでしたしね。

 ちなみに新規タイトルのヒット作10作品の内、9作品が“Touch!Generations”です(笑)。実を言うと、“Touch!Generations”以外の新規タイトルのヒット作は『トモダチコレクション』しかないんですね。


 まぁ……この「ヒット作」の定義が厳しすぎるので、「現在でもシリーズが続いている作品」で考えるならば『バンドブラザーズ』『ガールズモード』『カセキホリダー』がありますし、「続編が出たゲーム」ならば『アナザーコード』『応援団』『パズループ』なんかがあるんですけどね。
 でも、「『スマブラ』に参戦するような作品」は実はDSからは生まれなかったと考えると……これだけたくさんのソフトが出て、たくさんの新規タイトルが生まれて、ヒット作も数多かったのにも関わらず、任天堂IPとして定着したシリーズは少ない印象はありますね。不思議なハードでした。


【ニンテンドーDSiウェア】
● ニンテンドーDSiブラウザー
◎ うごくメモ帳
● 鳥とマメ
● 紙ヒコーキ
● ちょっとマジック大全 3つのシャッフルゲーム
● ちょっとマジック大全 ファニーフェイス
● ちょっとマジック大全 恐ろしい数字
○ Art Styleシリーズ: AQUARIO
○ Art Styleシリーズ: DECODE
● ちょっとDr.MARIO
● うつすメイド イン ワリオ
● ちょっとアソビ大全 おてがるトランプ
● 東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 文系編
● 東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 理系編
◎ ニンテンドーDSi時計 フォトスタンドタイプ
◎ ソリティアDSi
○ ほぼ日路線図 2009
○ Art Styleシリーズ: PiCOPiCT
○ Art Styleシリーズ: SOMNIUM
● ちょっとパネルでポン
● ちょっと数陣タイセン
● ちょっとアソビ大全 じっくりトランプ
○ ニンテンドーDSi電卓 ファミコンマリオタイプ
○ ニンテンドーDSi電卓 どうぶつの森タイプ
○ Art Styleシリーズ: nalaku
○ Art Styleシリーズ: HACOLIFE
● ちょっとアソビ大全 おなじみテーブル
● ちょっとDS文学全集 世界の文学20
● 井出洋介の健康麻将DSi
● ニンテンドーDSi時計 ファミコンマリオタイプ
● ニンテンドーDSi時計 どうぶつの森タイプ
● ちょっとマジック大全 スキ・キライ発見器
● がんばる私のおさいふ応援団
◎ 囲んで消して ワクグミの時間
● くるくるアクション くるパチ6
● フォトスタンド付き バンブラDXラジオ
● ちょっとマジック大全 デート占い
◎ あつめる笑顔帳
◎ いつでもプリクラ☆キラデコプレミアム※ 家庭用初?ちょっと自信ない
○ 東北大学加齢医学研究所川島隆太教授監修 ちょっと脳を鍛える大人のDSiトレーニング 数独編
● うごくメモ帳 Version2
● どこでも Wiiの間
● ちょっとマジック大全 念写カメラ 任天堂
○ パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.1
○ ポケットるるぶ東京
○ ポケットるるぶ京都
○ リズムで鍛える 新しいえいご漬け やさしい会話編
○ できすぎチンクルパック
● リズムで鍛える 新しいえいご漬け ネイティブ会話編
● パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.2
● エレクトロプランクトン トレーピー
● エレクトロプランクトン ハネンボン
● エレクトロプランクトン ナノカープ
● エレクトロプランクトン ツリガネムシ
● ゲーム&ウオッチ ボール
● ゲーム&ウオッチ フラッグマン
● ゲーム&ウオッチ バーミン
● ゲーム&ウオッチ ジャッジ
● エレクトロプランクトン レックレック
● エレクトロプランクトン ヒカリノワ
● うごくメモ帳 Version2.1
● ゲーム&ウオッチ ヘルメット
● ゲーム&ウオッチ シェフ
● パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.3
● ポケットるるぶ北海道
● ポケットるるぶ沖縄 任天堂
● カードヒーロー スピードバトルカスタム
● エレクトロプランクトン ルミナリアン
● エレクトロプランクトン タイヨウチョウ
● ゲーム&ウオッチ ドンキーコングJR.
● ゲーム&ウオッチ マリオズセメントファクトリー
● ゲーム&ウオッチ マンホール
● エレクトロプランクトン マリンスノー
● エレクトロプランクトン ボルボイス
◎ ニンテンドーDSiメトロノーム
◎ ニンテンドーDSi楽器チューナー

◎ あぁ無情 刹那
● 懸賞付 パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.4
● 今日からはじめるフェイスニング 顔トレミニ1 すっきり小顔コース
● 今日からはじめるフェイスニング 顔トレミニ2 ステキな笑顔コース
● 今日からはじめるフェイスニング 顔トレミニ3 若々しい顔コース
● 今日からはじめるフェイスニング 顔トレミニ4 目と口の健康コース
● 今日からはじめるフェイスニング 顔トレミニ5 顔のリフレッシュコース
○ あそべる絵本 マインド テン
● 懸賞付 パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.5
◎ 睡眠記録 めざまし時計
◎ カメラもつかえる 日英仏独西伊まとめて単語翻訳辞典
● マリオvs.ドンキーコング ミニミニ再行進!
● ポケットるるぶ大阪
● ポケットるるぶ横浜鎌倉
● 懸賞付 パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス Vol.6
○ Art Styleシリーズ: DIGIDRIVE
◎ パネル連結 3分ロケット
◎ わりと本格的 絵心教室 前期
◎ わりと本格的 絵心教室 後期

◎ ねらってスポっと!
● 明鏡国語楽引辞典
◎ あと何日?かぞえる ニンテンドーDSiカレンダー
◎ 回転イラストパズル ぐるぐるロジック
◎ かっぱ道
◎ 写真で格闘!フォトファイターX
● ポケットるるぶ神戸
● ポケットるるぶ名古屋
◎ リフレクトミサイル
◎ 燃やすパズル フレイムテイル
● ほぼ日路線図 2010 全国7エリア+新幹線マップ
◎ スターシップディフェンダー
● ポケットるるぶ箱根伊豆
● ポケットるるぶ信州
◎ 立体かくし絵 アッタコレダ
◎ 書いて覚える 英単語帳
◎ 書いて覚える 写真単語帳

◎ DSココロぬりえ
◎ ほぼ日の健康手帳
◎ つくってうたう さるバンド
● X-RETURNS
◎ カメラであそぶ 顔グライダー
● タッチで覚える百人一首 ちょっとDSi時雨殿
◎ スカイジャンパーソル
◎ じぶんでつくる ニンテンドーDS ガイド
● ゼルダの伝説 4つの剣 25周年記念エディション

【全121作品】
◎:31作品(27%)
○:17作品(14%)
●:73作品(60%)

 まだまだ終わらないニンテンドーDSのターン!
 ニンテンドーDSのマイナーアッパー機とも言えるニンテンドーDSi専用のダウンロードソフトとして展開されていたのがDSiウェアです。見ての通り、任天堂初期のラインナップは「パッケージ版のばら売り」や「実用ソフト」なんかがほとんどなんですね。
 確かこの時期は「スマホの台頭」や「電子書籍の夜明け」の時期なので、実用アプリのようなソフトを出したり、『クロスワード』や『るるぶ』のような雑誌的なソフトを出したりしていたのだと思われます。正直この頃の任天堂のDSiウェアはそれほど魅力を感じませんでした。

 後期になると赤い字だらけになりますよね。
 DSiウェア後期は空前の「新規タイトル」ラッシュになって、一番面白かった時期と言えるかもしれません。『睡眠記録』『絵心教室』『フォトファイターX』『アッタコレダ』……非常に意欲的な新しいソフトが次々と出ていました。


【パッケージソフト+DSiウェア=全257作品】
◎:79作品(31%)
○:36作品(14%)
●:142作品(55%)

 それらを全部まとめるとこんなカンジ。
 「新規タイトル」79作品とは恐ろしい。これと比較しちゃうと、3DSもWii Uも「新規タイトルが少ない」と言われても仕方ないと思います(笑)。


【Wii】
※ 「U」はWii Uでダウンロード販売されているソフト

◎ Wii Sports
● おどるメイド イン ワリオ
● ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
◎ はじめてのWii
● ポケモンバトルレボリューション
◎ エキサイト トラック
● ファイアーエムブレム 暁の女神
● アイシールド21 フィールド最強の戦士たち
● スーパーペーパーマリオ
● Wiiでやわらかあたま塾
○ ドンキーコング たるジェットレース
● マリオパーティ8
● FOREVER BLUE※ EVERBLUEと同じ開発会社なので
● マリオストライカーズ チャージド
● スーパーマリオギャラクシー
○ マリオ&ソニック AT 北京オリンピック
○ Wii Fit
● 大乱闘スマッシュブラザーズX
● みんなの常識力テレビ
● メトロイドプライム3 コラプション
● マリオカートWii
○ リンクのボウガントレーニング
● 突撃!!ファミコンウォーズVS
● スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール
● ワリオランドシェイク
● 零 月蝕の仮面
◎ キャプテン★レインボー
◎ DISASTER DAY OF CRISIS
○ Wii Music
● 街へいこうよ どうぶつの森
● Wiiであそぶ ドンキーコングジャングルビート
● Wiiであそぶ ピクミン
● Wiiであそぶ マリオテニスGC
● アナザーコード: R 記憶の扉
● Wiiであそぶ メトロイドプライム
● Wiiであそぶ ピクミン2
● タクトオブマジック※ DSソフト『ロストマジック』の続編
● Wiiであそぶ ちびロボ!
● Wiiであそぶ メトロイドプライム2 ダークエコーズ
● Wii Sports Resort
● パンチアウト!!
● FOREVER BLUE 海の呼び声
● Wii Fit Plus
● 罪と罰 宇宙の後継者(U
● マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック
● New スーパーマリオブラザーズ Wii
○ ポケパークWii ~ピカチュウの大冒険~
○ NHK紅白クイズ合戦
◎ 斬撃のREGINLEIV(U
◎ 安藤ケンサク
● スーパーマリオギャラクシー2U
◎ ゼノブレイド
○ Wii Party
● メトロイド アザーエム
○ 毛糸のカービィ
● スーパーマリオコレクション スペシャルパック
◎ たたいて弾む スーパースマッシュボール・プラス
○ MARIO SPORTS MIX
● ドンキーコング リターンズU
◎ ラストストーリー
◎ パンドラの塔 君のもとへ帰るまで(U
● ゴールデンアイ 007
● Wiiリモコンプラス バラエティパック
● みんなのリズム天国
○ ディズニー エピックミッキー ~ミッキーマウスと魔法の筆~
● JUST DANCE Wii※日本では未発売の前作がある
● 星のカービィ Wii(U
● ゼルダの伝説 スカイウォードソード
● ポケパーク2 ~Beyond the World~
● マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック
◎ キキトリック
● マリオパーティ9
● 零 眞紅の蝶
● 星のカービィ 20周年スペシャルコレクション
● JUST DANCE Wii 2

【全75作品】
◎:12作品(16%)
○:11作品(15%)
●:52作品(69%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト19作品】
◎:2作品(11%)
○:4作品(21%)
●:13作品(68%)

 赤い字で見ると分かりやすい。
 実を言うと、Wiiというゲーム機は「新規タイトル」が多いゲーム機ではなかったんですね。『Wii Sports』はヒットしたけれど、逆に言うと『Wii ○○』というブランドで様々なことをやらせるソフトを出していったワケで、『マリオ○○』と『Wii ○○』の二本柱で支えられていたようなゲーム機でした。
 そう考えると、スーファミ以降の“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”流れに沿って、ただ『Wii ○○』というブランドを確立できただけだったとも言えるのかも。

 前期はさほど「新規タイトル」がないのですが(『エキサイトトラック』は悩んだのだけど『エキサイトバイク』の続編だと思って買った人はそれほどいないと考えて新規タイトルにしました)、後期は忘れていたかのように次々と「新規タイトル」を生み出しています。この時期がDSiウェアの時期と重なるような気もするのですが……何かがあったんですかね。

 しかし、Wii後期の「新規タイトル」は売上の面では苦しく、続編が作られたソフトは今のところ『ゼノブレイド』だけですね。こう見ると、スーファミ以降の据置機の任天堂ソフトには「新規タイトルではなかなかヒット作にならない」「既存のIPを使った新しい遊びの提案でヒットする」という流れがあるように思います。


【Wiiウェア】
● Dr. MARIO & 細菌撲滅
○ みんなのポケモン牧場
● みんなでパズループ
● 役満Wii 井出洋介の健康麻将
◎ 通信対局 早指将棋三段
◎ 通信対局 囲碁道場2700問
◎ 通信対局 ワールドチェス※ 海外のパッケージソフトのDL版
◎ カタチのゲーム まるぼうしかく
◎ あそべる絵本 とびだスゴロク!
◎ きみとぼくと立体。
◎ グーの惑星
● あそぶメイドイン俺
◎ Art Style CUBELEO
○ Art Style ORBITAL
○ Art Style DIALHEX
○ 乱戦!ポケモンスクランブル
● ポケモン不思議のダンジョン すすめ!炎の冒険団
● ポケモン不思議のダンジョン いくぞ!嵐の冒険団
● ポケモン不思議のダンジョン めざせ!光の冒険団
◎ ロックンロールクライマー
◎ 530エコシューター
● エキサイトバイク ワールドレース
◎ アクアリビング ~テレビでながめる魚たち~
◎ 盆栽バーバー
◎ ラインアタックヒーローズ
◎ すりぬけアナトウス
◎ ペンギン生活
○ Art Styleシリーズ:Lightstream
○ Art Styleシリーズ:PENTA TENTACLES

【全29作品】
◎:15作品(52%)
○:6作品(21%)
●:8作品(28%)

 実を言うと、Wiiの「新規タイトル」はダウンロード専売ソフトの方が多いのでした。
 アイディア勝負のソフトであっても、ダウンロード専売ソフトならばマリオなどの既存のキャラクターに頼らずに売ることが出来る―――というのが岩田社長の悲願だったこともあり、Wiiウェアは通して「新規タイトル」が多いです。『きみとぼくと立体。』は飯野さんの遺作になってしまいましたね。


【パッケージソフト+Wiiウェア=全104作品】
◎:27作品(26%)
○:17作品(16%)
●:60作品(58%)

 ということで、合計するとこんなカンジです。
 ダウンロード専売ソフトも含めると、Wiiは任天堂の据置機の中では「新規タイトル」が非常に多いゲーム機になるんですね。


【ニンテンドー3DS】
● nintendogs + cats トイ・プードル & Newフレンズ
● nintendogs + cats フレンチ・ブル & Newフレンズ
● nintendogs + cats 柴 & Newフレンズ
● パイロットウイングス リゾート
◎ スティールダイバー
● ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D
● スターフォックス64 3D
● スーパーポケモンスクランブル
◎ 花といきもの立体図鑑
● スーパーマリオ 3Dランド
● マリオカート7
○ 心霊カメラ ~憑いてる手帳~
● マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック
○ 新・光神話 パルテナの鏡
● ファイアーエムブレム 覚醒
● マリオテニス オープン
● カルドセプト
● ポケットサッカーリーグ カルチョビット
● New スーパーマリオブラザーズ 2
● 東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング
● 新 絵心教室
● わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!
● とびだせ どうぶつの森
● ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮
● ペーパーマリオ スーパーシール
● ルイージマンション2
● トモダチコレクション 新生活
● ドンキーコング リターンズ 3D
● マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー
● ポケットモンスター X
● ポケットモンスター Y

● 大合奏!バンドブラザーズP
● ゼルダの伝説 神々のトライフォース2
● 星のカービィ トリプルデラックス
● カセキホリダー ムゲンギア
● マリオパーティ アイランドツアー
● わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言! トキメキUP!
● マリオゴルフ ワールドツアー
○ ポケモンアートアカデミー
● ヨッシー New アイランド
● 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
● ポケットモンスター オメガルビー
● ポケットモンスター アルファサファイア

● ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D
● レゴシティ アンダーカバー チェイス ビギンズ
● マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド
● ゼノブレイド
● GIRLS MODE3 キラキラ☆コーデ
◎ Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン

【全49作品】
◎:3作品(6%)
○:3作品(6%)
●:43作品(88%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト11作品】
◎:0作品(0%)
○:0作品(0%)
●:11作品(100%)

 黒ばっかりだ!!
 正直、ここまで極端だとは思っていませんでした。「新規タイトル」はほとんどありませんし、定義が難しいんですけど“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”作品も多くありませんでした。既に出ているソフトの正統続編が多いゲーム機で、なるほどこれは「最近のゲーム業界は新規タイトルが減った」と言われても仕方がない気もします。

 久々の完全新規タイトルな『リンカーンVSエイリアン』も、売上げは「……」な状況みたいですし。それは卵が先か鶏が先かって話なんですが、「続編しか売れない」のと「続編しか発売されない」のが最近の任天堂の状況だったんだなーと思います。


【ニンテンドー3DSダウンロードソフト】
● 3Dクラシックス エキサイトバイク
● 3Dクラシックス ゼビウス
○ ポケモン立体図鑑BW
◎ いつの間にテレビ
● 3Dクラシックス アーバンチャンピオン
◎ ニンテンドービデオ
● 3Dクラシックス ツインビー
◎ いきものづくり クリエイトーイ
◎ 引ク押ス
● 疾走すりぬけ アナトウス
◎ ひらり 桜侍
◎ いつの間に交換日記
● とびだすプリクラ☆キラデコレボリューション
● 3Dクラシックス 光神話 パルテナの鏡
◎ ザ・ローリング・ウエスタン
◎ 美人時計※ 家庭用ゲーム機向けには初みたいなんで…
● 3Dクラシックス 星のカービィ 夢の泉の物語
○ ポケモンARサーチャー
● ポケモン全国図鑑Pro
● 行列ナゲループ
◎ リズムハンター ハーモナイト
● 引ク落ツ
◎ ぐるっとスプラッシュ!
○ ひつじのショーン3D 第1巻
○ ひつじのショーン3D 第2巻
○ ひつじのショーン3D 第3巻
● 大盛り!いきものづくり クリエイトーイ
● ザ・ローリング・ウエスタン 最後の用心棒
○ いっしょにフォト スーパーマリオ
● ひつじのショーン3D 第4巻
● ひつじのショーン3D 第5巻
● 実写でちびロボ!
● マリオ & ドンキーコング ミニミニカーニバル
● うごくメモ帳 3D
◎ だるめしスポーツ店
● 大合奏!バンドブラザーズP しもべツール
● いっしょにフォト どうぶつの森
○ ニンテンドー3DSガイド ルーヴル美術館
● いっしょにフォト ピクミン
○ ポケモンバンク
○ STEELDIVER SUBWARS
● ポケモンバトルトローゼ
○ とうぞくと1000びきのポケモン
● デデデ大王のデデデでデンZ
● カービィファイターズZ
○ PIKMIN Short Movies 3D
◎ バッジとれ~るセンター
◎ ハコボーイ!
● ポケとる
● 役満 鳳凰
● みんなのポケモンスクランブル
● 引ク出ス ヒッパランド

【全52作品】
◎:13作品(25%)
○:11作品(21%)
●:28作品(54%)

 では、ダウンロード専売ソフトはどうかというと……こちらはもうちょっと「新規タイトル」が出ています。『引ク押ス』は4作品、『クリエイトーイ』は2作品、『ザ・ローリング・ウエスタン』も2作品と、ダウンロード専売ソフトでもシリーズ化するような作品が出てきたのですが……逆に言うと、ダウンロード専売ソフトであっても「続編偏重」の流れになりつつあるんですね。

【パッケージソフト+ダウンロード専売ソフト全101作品】
◎:16作品(16%)
○:14作品(14%)
●:71作品(70%)

 なので、ダウンロード専売ソフトを合計すると新規タイトルが「27作品(26%)」になったWiiと比較すると、3DSはダウンロード専売ソフトを合計しても新規タイトルがそれほど多くないのです。数字にしないとこの現状は実感できませんでした。


【Wii U】
● New スーパーマリオブラザーズ U
○ Nintendo Land
○ ゲーム&ワリオ
● New スーパールイージ U
● ピクミン3
○ レゴシティ アンダーカバー
◎ The Wonderful 101
● ゼルダの伝説 風のタクト HD
● レイマン レジェンド
● Wii Party U
● スーパーマリオ 3Dワールド
● マリオ&ソニック AT ソチオリンピック
● Wii Fit U
● ドンキーコング トロピカルフリーズ
● JUST DANCE Wii U
● ファミコンリミックス 1+2※ ダウンロード版が先行配信
● マリオカート8
● Wii Sports Club
● ベヨネッタ2
● 零 ~濡鴉ノ巫女~
○ 進め!キノピオ隊長
● 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
● タッチ!カービィ スーパーレインボー
● マリオパーティ10
● マリオvs.ドンキーコング みんなでミニランド
● ゼノブレイドクロス
◎ スプラトゥーン

【全27作品】
◎:2作品(7%)
○:4作品(15%)
●:21作品(78%)

【国内100万本or全世界500万本達成ソフト2作品】
◎:0作品(0%)
○:0作品(0%)
●:2作品(100%)

 『レゴシティ アンダーカバー』は、キャラクターもゲームシステムも新しいゲームなので「新規タイトル」と呼ぶべきなのかも知れませんが……『レゴ』のゲームとしてブランドが出来ていると思うので、『Wii ○○』と同じような扱いにしました。

 こう見ると『Splatoon』が「任天堂にとって久々の新規タイトル」と言われてもおかしくないって思いますね。3DSもWii Uも「新規タイトル」のパッケージソフトは非常に少ないですもの。全部足して5本!しかも、その内の2本は今月発売のソフトだ!

 『Nintendo Land』は任天堂の据置機の伝統である“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”作品の究極のようなソフトでした。しかし、そのやり方も限界が来ているなーと思うソフトでもありました。「マリオチェイス」ってマリオのコスプレして走っているだけで、原作全然関係ないじゃねえか!
 『Splatoon』は『Nintendo Land』のスタッフも多く関わっているようなので、“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”作品の限界から、新しいキャラクターが生まれたのかなぁと思ったりもします。


【Wii Uダウンロードソフト】
○ Wii Street U powerd by Google
● ポケモンスクランブル U
◎ Wii U Panorama View 予告編
◎ Wii U Panorama View ロンドンバスでいこう
◎ Wii U Panorama View 京の町ゆく人力車
◎ Wii U Panorama View 鳥の飛行隊
◎ Wii U Panorama View リオでカーニバル!

● 絵心教室 スケッチ
○ どうぶつの森 こもれび広場
● Wii Sports Club
○ ファミコンリミックス
○ Dr. LUIGI & 細菌撲滅
● TRINE 2 三つの力と不可思議の森
● ファミコンリミックス2
● 引ク押ス ワールド
◎ 任天堂ゲームセミナー2013 受講生作品
◎ ブタメダル
○ PIKMIN Short Movies HD
● 役満 鳳凰
◎ Little lnferno
◎ THE SWAPPER
○ タッチ!amiibo いきなりファミコン名シーン

【全22作品】
◎:9作品(41%)
○:6作品(27%)
●:7作品(32%)

 最後に来て『Wii U Panorama View』無双!!
 『ポケモン』の赤と緑をそれぞれ「新規タイトル」としてカウントした時は、まさかこんなオチが来るとは思っていませんでした……5本同時配信とは。『任天堂ゲームセミナー2013 受講生作品』も、4本に分けて配信されなくて良かったですね(笑)。


【パッケージソフト+ダウンロード専売ソフト全49作品】
◎:11作品(22%)
○:10作品(20%)
●:28作品(57%)

 ということで、結果的にWii Uの「新規タイトル」率が上がってしまいました!
 イイのかコレで!?


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 据置機・携帯機に分けて並べてみましょうか。

【ファミリーコンピュータ】
 ◎:39作品(51%)、○:18作品(23%)、●:20作品(26%)
【スーパーファミコン】
 ◎:12作品(22%)、○:9作品(16%)、●:33作品(61%)
【NINTENDO64】
 ◎:13作品(25%)、○:18作品(34%)、●:22作品(42%)
【ゲームキューブ】
 ◎:7作品(13%)、○:16作品(29%)、●:32作品(58%)
【Wii(パッケージソフトのみ)】
 ◎:12作品(16%)、○:11作品(15%)、●:52作品(69%)

【Wii(ダウンロード専売ソフト含む)】
 ◎:27作品(26%)、○:17作品(16%)、●:60作品(58%)
【Wii U(パッケージソフトのみ)】
 ◎:2作品(7%)、○:4作品(15%)、●:21作品(78%)

【Wii U(ダウンロード専売ソフト含む)】
 ◎:11作品(22%)、○:10作品(20%)、●:28作品(57%)

 ファミコンは例外として……
 スーファミ、64、GC、Wiiのパッケージソフトの「新規タイトル」の数は大体同じくらいなんですね。GCがちょっと低いくらい。ただし、Wiiはダウンロードソフトも含めると「新規タイトル」の数が一気に増えます。

 Wii Uはまだまだこれから先もソフトが出るでしょうから「数」よりも「割合」で見ると、パッケージソフトは確かに「新規タイトル」の割合が低く、ダウンロード専売ソフトを含めてかつての「パッケージソフトしかなかった時代」の割合に届くというカンジですね。『Wii U Panorama View』を1作品として考えたとしても16%になるので、GCよりちょっと高くなる数字です。


【ゲームボーイ】
 ◎:12作品(18%)、○:14作品(21%)、●:41作品(61%)
【バーチャルボーイ】
 ◎:2作品(40%)、○:2作品(40%)、●:1作品(20%)
【ゲームボーイアドバンス】
 ◎:14作品(18%)、○:15作品(19%)、●:49作品(63%)
【ニンテンドーDS(パッケージソフトのみ)】
 ◎:48作品(35%)、○:19作品(14%)、●:69作品(51%)

【ニンテンドーDS(ダウンロード専売ソフト含む)】
 ◎:79作品(31%)、○:36作品(14%)、●:142作品(55%)
【ニンテンドー3DS(パッケージソフトのみ)】
 ◎:3作品(6%)、○:3作品(6%)、●:43作品(88%)

【ニンテンドー3DS(ダウンロード専売ソフト含む)】
 ◎:16作品(16%)、○:14作品(14%)、●:71作品(70%)(55%)

 DSは見るな。アレは例外中の例外だ。
 3DSのパッケージソフトは確かに「新規タイトル」が少ないのですが、ダウンロード専売ソフトも含めて考えると……ゲームボーイが「12作品(18%)」、アドバンスが「14作品(18%)」、3DSが「16作品(16%)」と大体同じくらいの数字になるんですね。当然3DSはまだこれからもソフトが出るでしょうから、作品数は増えるかも(割合は下がるかも)知れませんが。

 ちなみに「○」印だけを見ると、64はちょっと多めですが、その他はどのゲーム機も15~20%付近になっているのが分かると思います。なかなか興味深い結果です。



 では、最後に「国内100万本or全世界500万本を達成ソフトしたヒット作」に限定して並べると……

【ファミリーコンピュータ】
 ◎:15作品(63%)、○:5作品(21%)、●:4作品(17%)
【ゲームボーイ】
 ◎:3作品(14%)、○:4作品(19%)、●:14作品(67%)
【スーパーファミコン】
 ◎:0作品(0%)、○:4作品(40%)、●:6作品(60%)
【バーチャルボーイ】
 ◎:0作品(-)、○:0作品(-)、●:0作品(-)
【NINTENDO64】
 ◎:0作品(0%)、○:6作品(50%)、●:6作品(50%)
【ゲームボーイアドバンス】
 ◎:0作品(0%)、○:0作品(0%)、●:8作品(100%)
【ゲームキューブ】
 ◎:0作品(0%)、○:0作品(0%)、●:3作品(100%)
【ニンテンドーDS】
 ◎:10作品(32%)、○:0作品(0%)、●:21作品(68%)
【Wii】
 ◎:2作品(11%)、○:4作品(21%)、●:13作品(68%)
【ニンテンドー3DS】
 ◎:0作品(0%)、○:0作品(0%)、●:11作品(100%)
【Wii U】
 ◎:0作品(0%)、○:0作品(0%)、●:2作品(100%)

 「◎」印の新規タイトルをヒットさせるのは非常に難しいんですね。
 ゲームボーイの『ポケモン』以降、そんな作品は任天堂からはほぼ生まれていないんです。唯一の例外がDS&Wii時代なんですが、この12本の内の11本が“Touch!Generations”だというと「何故例外にしたくなるのか」が分かると思います。ちなみに、唯一の例外の中での例外である1本は『トモダチコレクション』です。『トモダチコレクション』ってすげえ。

 んで、注目は「○」印。
 任天堂は“「既存のIP」を使って「新しい遊びの提案」に当てはめている”作品を昔から作っているという話は繰り返ししてきました。言っちゃえば『スーパーマリオブラザーズ』だってそうですしね。しかし、この「○」印のヒット作も減っているのが分かると思います。
 「新規IP」のヒット作を生み出せていないのは「任天堂には元々の人気キャラクターがいっぱいいるから必要ないんだよ」と言えるかも知れませんが、「○」印のヒット作が減っているというのは「新しい遊びの提案」が受け入れられていないということです。

 ヒット作は「続編」ばかりで、「新規IP」のヒット作はしばらく出ていなくて、「新しい遊びの提案」のヒット作もしばらく出ていない――――という流れから考えると、完全新規IPで「新しい遊びの提案」をしている『Splatoon』の重要さも分かってくると思うのです。



【よく分かる三行まとめ】
・DS時代を除けば、「新規タイトル」も「新しい遊びの提案」も数はそんなに変わらない
・3DSとWii Uはダウンロードソフトが最初からあるので、「新規タイトル」はそちらが多い
・ヒット作に限ると「新規タイトル」も「新しい遊びの提案」も減ってきているのがヤヴァイ


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≫ EDIT

豪華フルコースの功と罪。『スーパーマリオギャラクシー2』紹介(6.5点)

【三つのオススメポイント】
・Wiiでしか出来なかった、Wiiリモコン+ヌンチャクの操作に特化したマリオ
・非常にバラエティ豊かなステージ達
・「ゲーム」部分以外もブラッシュアップして遊びやすくなっている


『スーパーマリオギャラクシー2』
 Wii用/3Dアクション
 任天堂
 2010年5月27日発売
 5524円(税別)
 セーブデータ数:3
 公式サイト
 Wii U用ダウンロード版
 2015年1月15日配信開始
 2500円(税別)
 公式サイト

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◇ Wiiでしか出来なかった、Wiiリモコン+ヌンチャクの操作に特化したマリオ
 この作品は2010年にWii用ソフトとして発売された3Dマリオシリーズ第4弾です(※1)
 2015年にWii Uで遊べるダウンロード版が配信開始されたので、私はそちらをプレイしました。基本的には同じ内容だと思いますし、バーチャルコンソールのような「どこでも中断」や「まるごとバックアップ」などの追加機能はありません。Wiiのパッケージソフトがディスクなしで遊べるというだけですね。逆に言うと、Wiiのパッケージソフトに同梱されていた解説DVDは付いてきません。

(※1:DSで発売された『スーパーマリオ64』のリメイク作品を加えると5作品目になりますね)


 さて、この記事を書いている2015年5月の時点では、3Dマリオシリーズは

・NINTENDO64用ソフト『スーパーマリオ64』
・ゲームキューブ用ソフト『スーパーマリオサンシャイン』
・Wii用ソフト『スーパーマリオギャラクシー』
・Wii用ソフト『スーパーマリオギャラクシー2』
・ニンテンドー3DS用ソフト『スーパーマリオ3Dランド』
・Wii U用ソフト『スーパーマリオ3Dワールド』


……と、6作品が発売されています。私がプレイしたことがあるのは、シリーズ1作目の『マリオ64』、この作品の前作『マリオギャラクシー』、この作品の次回作『マリオ3Dランド』の3つで、今回の『マリオギャラクシー2』が4作品目になります。なので、この次の『マリオ3Dランド』をプレイした上で、『マリオギャラクシー2』が何だったのかを語っていければなと思います。


 “3Dマリオ”という言葉で一括りにしましたが、実は最初の『マリオ64』と最近の『マリオ3Dランド』では全然違うゲームです。

 『マリオ64』は「3Dで作られた箱庭空間を探索してスターを探す」ゲームです。
好きなスターを獲得しよう!
<写真は『スーパーマリオ64』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>

 獲得できる順番に多少の制約はありますし、こっちのスイッチを押しておかないと獲れないスターなんかもあるのですが……1つのステージに大体7~8コくらいのスターが用意されているので、基本的にプレイヤーはそれを好きな順番に獲得していきます。「ステージのボスを倒してもらえるスター」「ノコノコと競争をして勝つともらえるスター」「ステージに置かれている赤コインを全部集めると出てくるスター」……と、条件は様々です。
 次のステージに進むには「スターを幾つ獲っているとこの扉が開くぞ」といった条件があるので、プレイヤーはステージを何度もプレイしてスターを探索していくんですね。3Dアクションの悩みの種であるカメラアングルも、なのでこの頃は「自動操作+プレイヤーが操作して補う」となっていて、カメラも自分で操作してステージを探索していくのです。


 これが、最近の『マリオ3Dランド』になると……
 「スター集め」ではなくなり、画面の右か奥に進むと待っている「ゴールポール」にたどり着くとステージクリア→次のステージに進むことが出来るゲームになりました。カメラアングルも斜め上からほぼ固定で、時間制限も出来て、2Dマリオに奥行きを足したようなゲームになっているんですね。


 ザックリした分け方をするのなら……『マリオ64』は「探索」のゲーム、『マリオ3Dランド』は「到達」のゲームと言えますね。この辺の考え方は、『色々水平思考』のhamatsuさんの影響を受けております私。

任天堂失敗列伝〜第四回〜「マリオ64の巻」
三次元のマリオの歩み マリオ3Dランドレビュー



 んで、その間にはさまれている『スーパーマリオギャラクシー』及び『スーパーマリオギャラクシー2』はどうなのかと言うと……この2作は「スターを探す」ゲームです。そのスターを獲得できる条件も、「頼みごとを聞く」「シルバースターを5つ揃える」「ミニゲームで条件以上のスコアを出す」など『マリオ64』同様に様々なのですが……一番多いのは「ゴール地点=スターまでたどり着く」というものです。
 そのコースも球状の惑星から惑星へと一方通行で進んでいったり、とにかく上に登るのだと分かりやすかったりするので、「どっちに行けばイイのか分からない」ことにはなりにくくなっています。つまり、『マリオ64』同様に「スターを探す」ゲームでありながら、プレイヤーがやることは『マリオ3Dランド』同様の「到達」のゲームなんですね。カメラアングルは状況によって変わりますが、基本的には作り手の決めたカメラアングルでの操作になって、プレイヤーがカメラを動かすことは出来ません。

 『マリオ64』が『マリオ3Dランド』になる間の“過程”に生まれたゲームと言えますし。
 どちらの魅力も兼ね備えたゲームとも言えると思います。


 ということで……実は「“3Dマリオ”が好き」という人の中には、『マリオ64』が好きな人もいれば『マリオギャラクシー』が好きな人もいれば『マリオ3Dランド』が好きな人もいるのです。『ファイアーエムブレムif』の白夜王国/暗夜王国どころの騒ぎではありません。全員を満足させるためには、こちらは3作同時に作らねばなりません(笑)。
 実際、『マリオ3Dランド』の次の作品が同系統の『マリオ3Dワールド』だと発表された際は、「『マリオギャラクシー3』が良かったぁ!」と嘆いたファンもいましたし、任天堂からも「今後『マリオギャラクシー3』を作らないワケではない」というコメントが出ていましたからね。



 さてさて、そんなわけで『マリオ64』とも『マリオ3Dランド』とも微妙に似てて微妙に違う『マリオギャラクシー』シリーズ。もう一つ大きな特徴として、このシリーズはWii専用ゲームとして作られたのでWiiの象徴とも言えるWiiリモコン+ヌンチャクで操作する“3Dマリオ”となっています。
 Wii U用のダウンロード版であっても、ゲームパッドやクラシックコントローラでは操作できません。このゲームはあくまでWiiリモコン+ヌンチャクで操作するために作られたゲームなんです。

 操作は、ヌンチャク側のアナログスティックで「移動」。
 ヌンチャク側のZボタンで「しゃがみ」。
 Wiiリモコン側のAボタンで「ジャンプ」。
 Wiiリモコンを振ると、「スピン」をして敵を攻撃することが可能です。


 操作方法は『マリオ64』に近いですね。Bボタンで「パンチ」していたのが、Wiiリモコン振って「スピン」に変わったくらい。

スピン
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 操作に使うボタンは多くありませんが、これらを組み合わせることで多彩なアクションが可能となっています。

・ジャンプ中に「スピン」することで空中で微調整が可能
・ジャンプをテンポ良く重ねると三段跳び
・「しゃがみ」の状態でジャンプするとバック宙
・ジャンプ中に「しゃがみ」でヒップドロップ
・走りながら「しゃがみ」→ジャンプで幅跳び
・ジャンプして壁に張り付いた状態でジャンプボタンを押すと壁キック


 この辺の多くは『マリオ64』から受け継がれている“3Dマリオ”の伝統ではありますね。


 「Wiiリモコン+ヌンチャクで操作する“3Dマリオ”」という話はここから。
 上で説明したマリオの操作にプラスして、Wiiリモコンのポインターを使って「スターピースを集めて」「スターピースを敵に発射してぶつける」ことが出来るのが『マリオギャラクシー』シリーズの特徴です。

ポインターを動かしてスターピースを回収
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 こんぺいとうのようなスターピースを、Wiiリモコンのポインターで回収(ボタンは特に押す必要はありません)。

ポインターを敵に合わせてBボタンで攻撃
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 Wiiリモコンのポインターを敵に向けてBボタンで発射!
 スターピースを敵にぶつけて気絶させることが可能です。


 言ってしまえば、普通のゲームコントローラーの右スティックで行っているエイムをWiiリモコンのポインターで行っているだけなんですが……自分の手の動きで直接介入できる感覚が独特で、Wii発売前のWii Previewにて松野泰己さんが「(Wiiリモコンならば)より直感的にゲームの世界に触ることが出来る」と表現していたくらいです。

 ただ……前作『スーパーマリオギャラクシー』をプレイして思ったのは、スターピースは敵を気絶させることしか出来ず、倒せないんですね。『マリオ』というゲームはマリオが生身でジャンプして敵をやっつけなきゃならないので、スターピースだけでは敵を倒せません。
 「直接ゲームの世界に触れる」のに、介入できる効果が限定的で物足りなかったんですね。


ポインターを敵に合わせて敵を飲み込む
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 しかし、今作はヨッシーが登場します。
 ヨッシーは登場するステージが限られてはいますが、ヨッシーに乗っている間は「ポインターを合わせてBボタン」で敵や果物をバンバン食べてくれます。敵を一撃でやっつけられるんですね。アナログスティックで移動しながら、Wiiリモコンのポインターを使って敵をやっつけていくのが非常に楽しく、今度こそ完全な形で「直接ゲームの世界に触れる」と感じました。


◇ 非常にバラエティ豊かなステージ達
 皆さんは、「マリオ」シリーズにおける「マリオらしさ」って何だと思いますか?
 人の数だけ答えは違うでしょうし、色々な「マリオらしさ」が集まって「マリオ」シリーズは出来ていると思うのですが……私が思う一番の「マリオらしさ」とは、「マリオを使ってバラエティ豊かなステージを冒険するゲーム」だと思っています。『スーパーマリオブラザーズ』1作目の説明書には「ファンタスティックアドベンチャーゲーム」と書かれていたそうですしね。

 マリオのデビュー作となる『ドンキーコング』からしてそうです。
 「1つのゲーム辺り1面で十分」だった時代に、宮本さんが「4面つくるということは4つのゲームをつくることなんですよ」と言われながらも実現させた全4面は―――マリオという一人のキャラクターを操作しながらも、それぞれの面に違った4つの遊びが詰め込まれているという作品でした。

(関連記事:マリオのジャンプは如何にして「多機能」になっていったのか


 『マリオブラザーズ』は横井軍平さんの色が濃いので例外だと思いますが……
 『スーパーマリオブラザーズ』は、『ドンキーコング』のスーパーグレードアップバージョンと言えるでしょう。「地上」「地下」「水中」「空」「敵城」と、バラエティ豊かな様々なステージを駆け抜けてピーチ姫を助けに行くゲームです。まさに「大冒険!」というゲームだったんですね。

 『スーパーマリオブラザーズ3』になると、「草原の国」「砂漠の国」「海の国」といったカンジにワールドごとに特色を持たせてあって世界中の不思議な国を冒険している感覚がありましたし。
 『スーパーマリオワールド』は、地続きの恐竜ランドを舞台に「このエリアはバニラドーム」「このエリアはまよいのもり」といったカンジにエリアごとに特色を持たせてありました。マップにある巨大な湖を突っ切るには水中面をクリアしなければならない―――といったカンジに、マップとステージが連動しているのが特徴でしたね。

 『スーパーマリオ64』になると、前述した通り「ゴールに到達する」のではなく「スターを獲得する」のがクリア条件ですから、色んなステージが舞台になっているだけでなく色んな遊びが詰め込まれたゲームになりました。
 大きな山のあるステージならば「頂上までノコノコと競争して勝ったらスター獲得」とか、雪山のステージならば「迷子のペンギンを親ペンギンに届けたらスター獲得」とか。「4面つくるということは4つのゲームをつくることなんですよ」と言われた『ドンキーコング』同様に、各ステージに合わせた色んな遊びを詰め込んだのが『スーパーマリオ64』と言えます。


 『スーパーマリオギャラクシー』シリーズもそれに準じた形になっています。
 色んな惑星を舞台にしたアクションゲームで、多くのステージは「ゴール=スターにたどり着くこと」がクリア条件なのですが、そこに至るまでの道筋がステージによって「横スクロールアクション」になったり、「水中」を通ったり、「溶岩の上」を通ったり、「空」を飛んだりと様々です。
 また、前述した通り「ゴール=スターにたどり着くこと」以外がクリア条件のステージも幾つかあって、「敵を特定地点まで誘導したらクリア」になったり、「シルバースターを5つ探して集めたらクリア」だったり、「ミニゲームで○点以上を獲れたらクリア」だったりというステージもあります。『マリオ64』同様に、色んな遊びをさせてくれる様々なステージが詰め込まれているんですね。

 私が好きだったステージを列挙すると……

スライダー

 木をくりぬいたスライダーを滑り降りるステージ。

もぐらたたき

 氷上をスケートで滑りつつ、もぐらたたきをするステージ。

キラーvsキラー

 次々と撃ち込まれるキラーをヨッシーで飲み込み、逆に吐き出して弾丸のようにして敵にぶつけていくステージ。

未来少年コナン

 とうがらしを食べて走り続けてしまう暴走ヨッシーを制御して、重力に逆らって壁まで走るステージ。

ライン取りが大事

 こちらもとうがらしで暴走するヨッシーを制御して、コースに並ぶパープルコインを回収していくステージ。

テンポ良く進まないと落ちる
<写真は全てWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 回転し続ける足場から落ちないように進むステージ。このステージは「通常面」と「いたずら彗星の面」がそれぞれ違ったバランスになっていて、単なる高難度化に留まっていないのが好きでした。



 各ステージごとに、「舞台」も「クリア条件」も「カメラアングル」も変わり、幾つかのステージでは「操作方法」も違っていて―――
 「マリオを使って様々なアトラクションを遊ぶゲーム集」と言えますし、そういう意味では「タッチペンを使った脳を鍛えるゲームを集めた『脳トレ』」や「バランスWiiボードを使ったゲームを集めた『Wii Fit』」とかとゲームの構造としては変わらないんじゃないかと私は思っています。



 しかし、色んなゲームを集めて1つのパッケージにすると、どうしたって「俺はこのゲームが好きじゃない!」というものが収録されてしまうものです。私は『脳トレ』の「三角暗算」が好きじゃなかったし、『Wii Fit』の「踏み台リズム」はどうしてもリズムが合わなくて嫌いでした。

 『スーパーマリオギャラクシー2』も、「好きだったステージ」もたくさんあるのですが、「遊ぶのがつらくて二度とやりたくないステージ」もたくさんあってそっちの印象の方が強くなってしまいました。
 「遠近感のつかめない空中を飛んで、空中に浮かんでいるメダルを獲るステージ」は100回くらいやり直しました。タイミングを合わせてAボタンが出来ない私は「バネマリオ」の面で案の定右肩を傷めました。「高速チカチカブロック」の面は本当に泣きながらプレイしていましたし……“真の最終面”の出現条件のとてつもない作業感には本当にゲンナリしました。同じステージを何度も何度もクリアしなければならないのは苦痛でした。

 『脳トレ』や『Wii Fit』ならば「様々なゲームを収録しているけど、好きなゲームだけ遊んでくれればイイよ」で済んだ話です。全部のゲームを極める必要はありません。
 しかし、こちらのゲームの場合は、ある程度は嫌いなステージもクリアしなければ先に進めませんし、“真の最終面”を出すためには全てのステージをクリアしなければならないのです。


 特につらかったのは終盤のステージのカメラアングル。
 段差があって「高さの把握」が重要なステージでは、カメラアングルが真上からになって「高さ」が把握出来なかったり。敵との距離を考えて「間合いの把握」が重要なステージでは、カメラ位置が低くなって「間合い」が把握出来なかったり―――カメラアングルがとにかく遊びづらくて、プレイヤーはそれを変更出来ません。
 これが並のゲームならば「作り手が無能なんだな」「3Dアクションゲームが嫌いな人の気持ちが分からないんだな」と諦められるのですが、このゲームの場合は「3Dアクションゲームを食わず嫌いしている人達にも遊んでもらいたい」と言っていて、実際に序盤は本当に計算されていて遊びやすいカメラアングルでした。

 それが、終盤になるとカメラアングルが遊びづらくなってしまうので、「カメラアングルの悪さ」で難易度調整しているように思えて非常に印象が悪かったです。
 実際“真の最終面”とか、カメラの位置を変えて『マリオ3Dランド』のようなアングルでプレイさせてくれたならそんな難しい面じゃなかったと思います。「3Dアクションゲームを食わず嫌いな人にも遊んでもらいたい」と言いつつ、そんなことも分からないのかこのスタッフは!!




 それが分かっているからこそ、このスタッフはこのゲームの次に『マリオ3Dランド』を作ったんですよね。

 『マリオ3Dランド』の「社長が訊く」にて、開発スタッフは前作『マリオギャラクシー2』について以下のように振り返っています。

<以下、引用>
林田「そうです。『ギャラクシー2』は僕の中で、中華料理の“満漢全席”のイメージなんです。」

岩田「はい(笑)。」

林田「「こんなにいろいろありますから、どれでも食べてください!」というゲームですね。
 全部食べるには何時間もかかるし、食べおわるとお腹がいっぱいになる。『サンシャイン』から蓄積していったものをすべて詰め込んだので、それこそ「何でもあります!」というゲームを『ギャラクシー2』でつくったつもりだったんです。」

岩田「次はもっと、次はもっと、とした結果、どんどん大きく、豪華になっていった、ということですね。
 でも一方で、「それはお客さん全員にとっていいことなのか」という課題が生まれたわけですよね。」

林田「ええ。ですから、今度は“満漢全席”じゃなくて、手軽にサクサク食べられる“ハンバーガー”みたいな気軽なゲームを目指そう、と。そこから考えていくことにしました。」

</ここまで>
※ 改行・強調など引用者が一部手を加えました

 「満漢全席」は清の時代の中国における超豪華な宴会様式のことで、国中の様々な豪華料理を膨大な量を集めて数日かけて食べるという意味から、慣用句として「度が過ぎた贅沢さ」みたいなニュアンスも含んでいる言葉だと思います。分かりやすく言うと、「超豪華なフルコース料理」くらいなカンジですかね。

 先ほど私が「好きだったステージ」に挙げたものの中には、『マリオ64』や『マリオサンシャイン』から受け継いだステージがありますし、もちろん前作『マリオギャラクシー』から受け継いだステージもあります。“3Dマリオ”の集大成のような豪華フルコースなゲームを作ったことは確かに凄いのだけど、それゆえに「俺はこれ食べられないんだよなぁ……」というものが出てきてしまったという。
 食の喩えに便乗すると、私も割と偏食家というか「嫌いな食べ物」が幾つもある人間です。まずマヨネーズがニオイだけでも吐いてしまうくらい苦手。そういう人間からすると「フルコースの料理」なんて、「絶対どこかで食べられない料理が出てくる……」と思うだけなのです。それだったら、それこそ食べ慣れたハンバーガーだけを食べている方が幸せだと言えます。


 この作品の次の『マリオ3Dランド』が「ハンバーガーみたいなゲームを目指す」と作られ、各ステージの舞台はバラエティ豊かではあるものの「クリア条件はゴールポールを目指す」「カメラアングルは斜め上から固定」で基本的に統一したことは……
 当時は意味があまり分かっていなかったのですが、『マリオギャラクシー2』をプレイした今ならすごくよく分かりました。私が『マリオギャラクシー2』で嫌だった部分を全部解決していくと『マリオ3Dランド』になる―――と思うのです。


 ただ、逆に言うと、私が『マリオギャラクシー2』で好きだった部分も『マリオ3Dランド』では削られてしまったとも言えるので……
 「すごく好きなところとすごく嫌いなところがあるマリオギャラクシー2」か「最初から最後までそこそこ好きだったマリオ3Dランド」では、どっちが私にとって良いゲームなのかは難しいですね。それこそ今年のE3で「次の“3Dマリオ”」が発表されるかも知れませんが、次回作がどういう形になるのか興味があります。やはり、いっそのこと三作同時に開発するしか……


◇ 「ゲーム」部分以外もブラッシュアップして遊びやすくなっている
 ゲーム部分はもう思う存分に語ったので、ここからはその周りの部分について。
 前作『マリオギャラクシー』に比べて、今作はとにかく「分かりやすく」を心がけているように思いました。

ワールドマップ
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 まずは「ステージ選択」の画面。
 前作『マリオギャラクシー』は、「テラス」「バスルーム」「キッチン」といった部屋に入って、それぞれの部屋で「スターが幾つあるとこのステージに飛べる」とステージを選んでいました。『マリオ64』の「スターが幾つあるとこの扉の中に入れる」を踏襲しているのでしょうが、正直分かりづらかったです。

 今作は『スーパーマリオ3』以降の“2Dマリオ”が採用しているようなワールドマップを取り入れ、ステージで一つでもスターを取ると次のステージに進めるようになりました。それで、ポイントポイントに「ここから先はスターを幾つ集めてから来てね」という箇所が用意されているという。



 ステージごとに用意されているスターも、「通常面」「応用面」「いたずら彗星面」と大体2~3個となっていて(※2)、いたずら彗星は「通常面」に隠されているいたずら彗星メダルを獲ると現れる&一度現れた「いたずら彗星面」はいつでも挑戦出来る―――と、非常に分かりやすくなりました。前作のいたずら彗星の仕組みはエンディングまでプレイしたのに、よく分かりませんでしたからね……

(※2:“真の最終面”を目指すと変わりますが……)

 ただ、個人的には「いたずら彗星」は大嫌いです。
 恐らく『マリオ64』のように「一つのステージに色んな遊び方を詰め込みたい」というコンセプトで生まれたのだと思いますし、そういう「いたずら彗星面」がなかったワケではないのですが……今回の「いたずら彗星面」は、「ライフ1でボス戦を戦う」とか「同じステージを時間制限ありでプレイする」とか「同じステージを影が追いかけてくる状態でプレイする」とか、単に「通常面」の難易度を上げただけの面が多くて非常に残念でした。

 このことについてTwitterで愚痴っていたら「難しいとすぐ文句を言うんですね」と言われたんですけど、そういうことではなくて……単なる高難度の「いたずら彗星面」が全てのステージに用意されていると分かっていると、苦労して「通常面」のボスを倒したとしても「この後またライフ1でコイツと戦わなきゃいけないんだろうな」と分かってしまっているので全然達成感がないんです。
 「いたずら彗星」のせいで、本編であるはずの「通常面」が前座というか前哨戦というか、イージーモードになってしまったと思うんです。低難度ステージと高難度ステージを両方プレイさせて「ボリュームたくさんでしょ?」と言われても、極上のスープを水で2倍に薄めて飲んでいるような感覚で、それぞれの面の達成感を損なっているだけだと思うんですけどねぇ。



 それと、この記事に書いたように……どうも前作から「中間ポイント」を減らして、コンティニューの際のやり直しが長くなったように体感では感じました。1UPキノコの数も減ったことで、アクションゲームが苦手でも1UPキノコを取って何度もコンティニューすればゴリ押しで突破できた前作と違って、確実に上手くならないと突破できなくなったように思えました。

 「マリオ」シリーズは、「プレイヤーに上手くなる快感を味わって欲しいゲーム」だからだとも言えるので、そういう選択をしたのは分からなくはないです。コンティニュー連発で上手くならなくてもクリア出来た前作は正しくなかったと、スタッフは思ったのでしょう。



どう見てもロゼッタ
<写真はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 じゃあ、どうして「クリア出来ない人はスキップできる機能」とか入れるのよ?


 「アクションゲームが苦手な人でも楽しめるよ!」と宣伝する
→ 前作はコンティニュー連発&1UPキノコ大放出で、ゴリ押しで進められた
→ それでは「上手くなる快感」が味わえない
→ 今作はコンティニューポイント減らして、1UPキノコの数も絞った
→ アクションゲームが苦手な人がゴリ押し出来なくなった
→ そういう人に向けて、上手くならなくても先に進めるスキップ機能を入れた


 本末転倒じゃないですかね……
 アクションゲームが苦手な人の立場で考えてみて、「コンティニュー連発してゴリ押しでクリアできる」のと「クリアしなくてもステージをスキップできる」のと、どっちが遊んでいて達成感があると考えるのなら断然前者だと思うのですが。マリオシリーズは後者を選んで「この方が容赦なく難易度上げて上級者も楽しめる」としているのだから、正直私はこのゲームを「アクションゲームが苦手な人でも楽しめるよ!」とは言いたくないです。

 本当に「アクションゲームが苦手な人でも楽しめるゲーム」を目指すのなら、前作のようにコンティニューポイントを増やすとか、1UPキノコを大量に出すとか、むしろ残機を無限にするとか―――色々と手はある思います。実際そういうアクションゲームは世の中にたくさんあります。
 でも、「スキップ機能」という一番(作るのが)楽な方法を入れて「これでアクションゲームが苦手な人でも先に進めますよ」と言い張っちゃうとか、私はこういう考え方が全くもって好きになれません。



 それと、「マリオを使って様々なアトラクションを遊ぶゲーム集」で様々な遊びが詰め込まれているこのゲームなのですが、「マリオのテンプレ」を踏襲してしまっていることで歪さを感じることは少なくありませんでした。例えば、このゲーム……ポーズしても「このステージの最初からリトライ」が出来ないんですよ。レースゲームのタイムアタックのように何回も何回も繰り返し挑戦するステージだってあるのに、「あ……もう今回は無理だ」「最初からやり直したい」って思ってもワールドマップに戻るか、自殺するかのどちらかでしかやり直しが出来ないのです。

 また、私なんかは苦手なステージは100回単位でやり直したのですが、マリオはもちろん「残機が0になるとゲームオーバー」になるので、その度に星船に戻らされる→ワールドマップをテクテク歩いてステージまで戻る→読み込み→読み込み→ゲームスタートと、やり直すのに時間がかかるのが地味に苦痛でした。
 マリオシリーズに「残機を無限にしろよ」って言っても、それやっちゃうと1UPキノコの価値がなくなっちゃうのでそうは出来ないのかも知れないのですが、それだったら「マリオにこだわる理由はないのでは……」と思ってしまいます。

 各国の料理を取り揃えた豪華フルコースなのに、食器が箸ししかないから、箸でステーキ切って食べているみたいなカンジでした。食べられなくはないけどさぁ……もっと良い方法あるでしょうと。


◇ 総括
 「すごいゲーム」なのは分かります。
 作った自分達で「満漢全席」と言っちゃうのも分かるくらい、“3Dマリオ”の色んな遊びを詰め込んだ超豪華なゲームだったと思います。こんなゲームはそうそう作れるものではないと思います。

 ただ、「好きか嫌いか」で言うと、私はあまり好きになれませんでした。
 遊びづらいカメラアングルで難易度を上げるところ、同じコースを何度もプレイさせてボリュームを増やすことで薄味になってしまったところ、上手くならなければクリア出来ないというバランスにしながら「スキップ機能」で初心者救済と言い張っているところ、「色んな遊び」を詰め込みながらそれに合わせた「リトライ機能」などを組み込めていないところ……

 元々、私は「好きなゲームの続編は楽しめない」ので仕方ないのかも知れませんが。
 以前コメント欄で「好きなゲームの続編は楽しめないと仰るのなら『マリオギャラクシー2』をプレイしてから言ってください」と言われたんですけど、申し訳ないですが今回のケースも楽しめませんでした。



 この『スーパーマリオギャラクシー2』は、前作の『スーパーマリオギャラクシー』同様に世界中で大ヒットして高い評価を受けているゲームです。こんなに辛口に評価しているユーザーは世界中で私くらいかも知れませんが……


 でも、作ったスタッフも「このままではダメだ」と思ったから、次に『マリオ3Dランド』を作っているワケで……売上も評価も高いものを残した『スーパーマリオギャラクシー』『スーパーマリオギャラクシー2』に対して、誰よりも厳しい目を向けていたのは任天堂自身だと思うのです。

 もし仮に今年のE3で『スーパーマリオギャラクシー3』が発表されたとしても、『マリオ3Dランド』と『マリオ3Dワールド』を経過してきたスタッフによる『スーパーマリオギャラクシー3』になるでしょうから、より幅広い層を楽しませる作品になると期待しています。

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≫ EDIT

記憶に残るアクションゲームの場面とは

 とある理由のために読み返していたら、ちょうど今語るのに面白そうな話題を宮本茂さんが話されていたので……『スーパーマリオギャラクシー』の「社長が訊く」の引用から今日は始めます。


<ここから引用>
宮本「(略) それに、今回はコースも短めにして、ボスまでわりと近いので、忙しい人にも遊びやすくなってると思います。中間ポイントも置くようにしてますしね。」

岩田「マリオが倒れてしまって、「さあ、もう1回」って引き戻されるのが、かつては、ものすごく長いコースを引き戻されていたわけですよね。」

宮本「ゲームが3Dになり、スケールも大きくなって、どうしてもコースが延び気味になってしまうんです。
 それは見直さなきゃいけないんですけど、ホントは同じところを何度もやるのは楽しいはずなんです。同じコースを何度もやっているうちに、思い入れがどんどん深まっていくと思うんです。
 それが、中間ポイントを置いて、お手軽に次に進めるようにすると、プレイヤーの心の中に残るものが少なくなってしまうんです。たとえば5年後に「あのゲームはどうやった?」って聞かれても、なにも答えられなかったりして。僕は、みんなの心に残るようなものをつくりたいんです。」

岩田「同じことを延々としてもらってるんだけど、お客さんの挑戦意欲がまったく衰えないモノをつくるのが理想ですよね。」

宮本「個人的な話ですが、クラシックの1時間の演奏とかって、メインの曲しか覚えていなかったりするんですけど、たとえばビートルズの曲だと、ほとんどの曲を覚えていたりするんです。曲によっては、それをはじめて聴いたときの情緒とか、そのときの出来事を思い出すようなところがありますよね。
 ゲームにもそういうものがあったら、と思うんです。その意味では、継ぎ足して、継ぎ足して、中間ポイントを置くようなことはあんまりやりたくないんですけど、忙しい時間を割いて、ちょっと遊ぼうと思ってるのに、スターを1個とるのに30分はないやろうと(笑)。
 だから、わりとほどよい距離感に収まったんじゃないでしょうか。実際、体験会では、「ゲームのテンポがいい」とか「アクションが苦手だったのに、楽しめた」という声がたくさん聞かれましたしね。だから、意外な人がゲームを好きになってくれる可能性があって、今作でも、そんな期待もちょっとしてます。」

</ここまで>
※ 改行・強調は引用者が手を加えました

 これは2007年に発売されたWii用ソフト『スーパーマリオギャラクシー』についての話で、私は現在2010年に発売された続編『スーパーマリオギャラクシー2』をプレイしているので、ここの話をとても興味深く読んでいました。本当は宮本さんは「中間ポイント」なんてものは入れたくないのだけど、『スーパーマリオギャラクシー』には仕方なく入れたんだってカンジがしますよね。


 「中間ポイント」とは?
 アクションゲームでミスをした際に、リスタート出来る位置のことです。例えば、『スーパーマリオブラザーズ』はミスをした場所によって「ステージの最初から」やり直しになる場合と、「ステージの途中の中間ポイントから」やり直しになる場合があります。

WiiU_screenshot_GamePad_0106C_2015050416131510a.jpg
<画像は『スーパーマリオブラザーズ』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>

 これは『スーパーマリオブラザーズ』1-1の中間ポイントです。
 これ以降の場所でミスになった場合、ステージの最初からではなく、ここからの再開となります。

WiiU_screenshot_GamePad_0108E.jpg
<画像は『スーパーマリオワールド』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>

 こちらは『スーパーマリオワールド』ヨースター島コース1の中間ポイントです。
 今作から中間ポイントは「中間ゲート」となり、コースに1つ設置され、このゲートを切っておくと再開した時にここから始められると分かりやすくなりました。


WiiU_screenshot_GamePad_01994.jpg
<画像は『スーパーマリオ64』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>

 しかし、『スーパーマリオ64』には原則的に中間ポイントがなく、ミスをしたらステージの最初からやり直しとなってしまいました。
 これは、2D時代の『スーパーマリオブラザーズ』や『スーパーマリオワールド』は「スタート地点からゴールに向かう」ゲームだったためにその中間に「中間ポイント」を置けたのに対して、ゲームが3Dになった『スーパーマリオ64』は「箱庭空間の中を自由に歩き回ってスターを探す」ゲームになったために「中間」というものがハッキリしなくなってしまったからだと思われます。

 そのため、『スーパーマリオ64』はマリオのライフが「8」もあって死亡してやり直しになる回数を減らそうとしたのだと思いますが、相変わらず穴に落ちたら一発で死んでしまうマリオですから、ちょっとの操作ミスで穴に落ちたらこの長い道中をやり直しになってしまうという緊張感の中でプレイしたのを覚えています。
 岩田社長が仰っている「マリオが倒れてしまって、「さあ、もう1回」って引き戻されるのが、かつては、ものすごく長いコースを引き戻されていたわけですよね。」とは、このことだと思われます。



 んで、Wiiの『スーパーマリオギャラクシー』です。
 同じ3Dマリオという括りにされる『スーパーマリオ64』と『スーパーマリオギャラクシー』ですが……『スーパーマリオギャラクシー』は惑星から惑星に飛んでいってゴール地点のスターに向かうゲームと言えるので、実はゲームの構造としては2D時代の『スーパーマリオブラザーズ』や『スーパーマリオワールド』の方に近いんですね。3DSの『スーパーマリオ3Dランド』になると「右」か「奥」に進んでゴールポールに向かうゲームになっていて、更に2D時代に近くなります。

 なので、『スーパーマリオギャラクシー』には「中間ポイント」が置かれるようになりました。
 当時このゲームをプレイした自分はまだ「アナログスティック」にも「3Dアクションゲーム」にも不慣れだったのですが、細かく「中間ポイント」が置かれているので、ミスしてもすぐそこからやり直しに出来ることと、1UPキノコが大量に手に入るのでゲームオーバーになる心配も少なかったことを覚えています。

 アクションゲームが苦手な人でも「ミス」しても「すぐそこの中間ポイントから再開」して、少し進んで「ミス」しても「次の中間ポイントから再開」、とちょっとずつ前に進むことでゴリ押しでクリア出来るようになっていたので。後半は割とキツいかもですが、前半までならアクションゲームをやらないウチの母でもゴリ押しで進めていましたからね。
 宮本さんが仰るとおり「意外な人がゲームを好きになってくれる可能性がある」ソフトだったと思います。



 しかし、宮本さんが 「それが、中間ポイントを置いて、お手軽に次に進めるようにすると、プレイヤーの心の中に残るものが少なくなってしまうんです。たとえば5年後に「あのゲームはどうやった?」って聞かれても、なにも答えられなかったりして。僕は、みんなの心に残るようなものをつくりたいんです。」と仰ったように、『スーパーマリオギャラクシー』から8年が経った現在……「あのゲームはどうやった?」って聞かれても、具体的なステージを私は何一つ思い出せないのです。


 さて、続編となる『スーパーマリオギャラクシー2』を私は現在プレイしているのですが、このゲームは恐らく『1』よりも「中間ポイント」が少ないです。1つのステージに1つか2つくらいが平均で、細かくやり直しが出来た『1』に比べると「引き戻される距離」が長くなったような印象を受けました。
 その続編となる『スーパーマリオ3Dランド』になると中間ポイントは1つのステージに1つとなって、『スーパーマリオ3Dワールド』は私はプレイしていないので分かりませんが、恐らく『スーパーマリオギャラクシー』以降の3Dマリオは「中間ポイント」を減らして同じコースを何度もやり直しさせる傾向にあるのかなぁと思います。


 それがどうしてなのかずっと疑問でした。
 「『マリオギャラクシー』はあんなにプレイヤーに親切だったのに、どうして変わっちゃったんだろうな」と思っていました。『マリオ』以外のアクションゲームの中には、「死んでもすぐその場からやり直し出来る」「残機は無限にあるので何度でもチャレンジ出来る」ゲームは少なくありません。むしろ、海外のゲームを中心にそちらの方が最近では多いんじゃないのかと何となく思うので、時代に逆行している『マリオ』のこの仕様はどうしてなんだろうと疑問だったんですね。

 なので、今回ふと『スーパーマリオギャラクシー』の「社長が訊く」を読み返して納得したんです。むしろ『スーパーマリオギャラクシー』の「たくさんの中間ポイント」みたいなことは、最初から宮本さんは「あんまりやりたくないんですけど」と消極的だったのだと。




 確かに、宮本さんの仰るとおり「同じコースを何度も何度もやり直している」ことは強烈な記憶に残ると思います。「中間ポイント」の少ない(ステージによっては全くない)『スーパーマリオギャラクシー2』をプレイしている自分はその話にとても納得しています。ただ、そんな風にやり直しを喰らっている私の率直な気持ちは「ふっざけんなよ……」「またここからやり直しかよ……」です。
 一つのステージを誇張じゃなく100回とか200回とかやり直している自分は、その度にスタート地点に戻らされるので死んだような目でプレイしながら、最初の内はスタッフへの殺意ばかり頭に浮かんでいましたが、その後は「なんでこんなゲームを遊んでいるんだろう」「なんでこんなゲームを買ってしまったんだろう」という気持ちになって、最近ではもう達観してきていて「これはきっと罰だ」「前世で罪もない人々をやむを得ず殺してしまった罰で延々と同じ箇所をプレイしなければならないんだ」「この苦行を500回繰り返した時にきっと私は新しい境地にたどり着いてあらゆる欲から解放されるはずだ……!」と思いながらプレイしています。

 私はきっと5年後も『スーパーマリオギャラクシー2』のことを忘れていないと思いますが、恐ろしいほどのトラウマになっているか、聖人君子のようになっていて穏やかな顔で「あのゲームのおかげで私は妬みや憎しみを持たなくなりました…」と感謝しているか、どちらかだと思います(笑)。



 この話……考えてみると深い話だと思うんですね。
 アクションゲームって一発でクリア出来てしまったら、一回しかプレイしない面だってたくさんあるワケですよ。私も『スーパーマリオギャラクシー2』の中に楽しかったステージはたくさんありました。でも、「どのステージが好きだった?」と訊かれても何も思い出せません。
 逆に「どのステージが大嫌いだった?」と訊かれたら、「空中に浮かんでいる遠近感つかめないメダルを鳥に乗って取る面!」「バネマリオの面!」「チカチカブロックの高速面!」「高速で動いている段差のある足場を上からのカメラアングルだから全然距離感がつかめなくて落下しまくる面!」「影マリオが追いかけてくる面!」「真の最終面!」「真の最終面の真の最終面!」とわんさか出てきます。


 アクションゲームって「楽しかった面」よりも「つらかった面」「苦しかった面」「二度とやりたくない面」の方が記憶に残りやすいのではないか―――と思ったのです。


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○ 「記憶に残っているゲームの場面とは?」
 ストーリーのあるゲームならば、5年後・10年後と経って「あのゲームはどうだった?」と訊かれても、感動的だったシーンや衝撃的だったシーンを思い出しやすいです。
 恐らく「貴方にとって思い出に残っているゲームのシーンは何ですか?」というアンケートでランキングを作ったら、『ドラクエ』や『FF』のようなRPGや、「泣きゲー」のようなアドベンチャーゲームが上位を占めるんじゃないかと思いますし。それらはきっと「美しい思い出」として語られると思うのです。


 しかし、『マリオ』のようなアクションゲームの場合、「美しい思い出」と言われてもあまり思い出せません。
 楽しかった面のことはあまり覚えていなくて、宮本さんが「同じコースを何度もやっているうちに、思い入れがどんどん深まっていく」と仰ったように何回も何回もやり直しをさせられた面のことを強く覚えているように思います。

 例えば、『スーパーマリオブラザーズ』の1-1と1-2を未だに覚えているのは、あのゲームにはセーブ機能がなかったので必ず1-1と1-2をプレイしなければワープして好きな面に進むことが出来なかったからだと思うのです。通学路みたいなもので、毎回通っていることで記憶していく道中。今の感覚で言えば不便を強制されることで覚えている記憶。なので、1-1と1-2に比べると1-3なんか全然覚えていませんもの(笑)。

 また、一度ではクリア出来ず、何度も何度も挑戦しなければならないステージも覚えています。現在私が100回とか200回とかプレイしている『スーパーマリオギャラクシー2』のステージもきっと5年後や10年後でも忘れていないことと思います。吐き気を催すほどのトラウマになっていなければイイですね。
 「やっとの思いでクリアした」というのも強烈な記憶に残るので、『洞窟物語』の「聖域」とかは今でも思い出して「あんなの二度とクリアできないだろうなぁ……」と遠い目をすることがあります。

 あとは、やはり「精神的にキツイ面」も記憶に残ります。
 『スーパーマリオブラザーズ』で言えば、延々とトゲゾーが降ってくる4-1は、今なら何てことなく楽勝でクリア出来るのですが幼少期のトラウマが今でも残っているせいで思い出されますし。『スーパーマリオブラザーズ3』の太陽が追いかけてくる面も、難易度的にはもっともっと難しい面もあるはずなのに、あのシチュエーションの恐怖で『スーパーマリオブラザーズ3』と言えばで最初に思い出されます。
 『ダウンタウン熱血物語』の五代とか、『ゼルダの伝説』シリーズで言えば追いかけてくる手とか、パッと思い出せるのは大概「ふざけんじゃねえよ」という敵ばかりだ!


・何度もやり直しさせられるステージ
・何度も死んだステージ
・トラウマになるようなステージ


 まとめると、アクションゲームで記憶に残っている場面ってこういうのばかりじゃないかなぁって思うのです。RPGやアドベンチャーゲームの「美しい思い出」に比べると、アクションゲームには「つらい思い出」が多いです。私は別にアクションゲームが嫌いなワケではないのですが、アクションゲームの「美しい思い出」をほとんど思い出せません。

 これは別にアクションゲームに限った話ではなく、カジュアルモードのなかった頃の『ファイアーエムブレム』とか『風来のシレン』で予想外の悲惨な死に様が強烈に記憶に残ってしまっているような話で、ゲームって元々「美しい思い出」よりも「つらい思い出」の方が残りやすいんじゃないかと思うんです。
 セーブデータが消えた記憶とかね、何度目かの挑戦でようやく中ボスを倒した後のイベントを観ている間に雷が落ちて停電になって全部ムダになった記憶とか、絶対不可能だと思われた『鬼トレ』のゲームを何十回目の挑戦でようやくクリア出来ると思った瞬間に3DSの電池が切れた記憶とか、そういうのはすぐ思い出せますもんね(笑)。



 そう考えると、「思い出に残っているもの」ってアテにならないと思うんです。
 例えば5年後に私が「『スーパーマリオギャラクシー2』を遊ぼうか悩んでいるけど、あのゲームどうだった?」と訊かれたとして、その時に思い出せるのは「つらかった面」ばかりです。100回、200回、500回とスタート地点まで戻らされて「またここからなのか……」と死んだ目でプレイし続けて、「あぁ……世間では『Splatoon』が発売されていてタイムラインのみんなは楽しそうに遊んでいるのに、俺は前世で背負った罰のせいでずっと同じ面をプレイしなければならないんだ……」と思った記憶しか残っていないと思います。

 楽しかった面もたくさんあったはずなのに、そうした「楽しかった思い出」は5年後まで覚えていられないと思うのです。


 これ、紹介記事を書く時もそうだと思うんですね。
 私が『スーパーマリオギャラクシー2』を始めたのは3月で、3月末に書いた「3月のまとめ」を読むと「すげえ面白い」って書いているんです。それが4月末に書いた「4月のまとめ」を読むと「やりこみ要素が作業でつらい」と書いていて、恐らく「5月のまとめ」には「ひたすら1つの面を何百回もやり直しているだけなのでこういう地獄に堕ちたみたいだ」と書くことと思います(笑)。

 このゲームを始めた頃の「楽しかった思い出」って、何とか全ステージをクリアした頃には忘れちゃっているんですね。いや、クリア出来るかは知らんけど。出来るとは思えないからつらいのだけど。
 残っているのは「つらい思い出」だけで、この「つらい思い出」だけで紹介記事を書いたらそりゃ辛口のものになっちゃいますよ。



 そう考えると、ゲームのレビューを「クリアしてから書く」というのは、ストーリーのあるRPGとかアドベンチャーゲームにとっては大切なことだと思いますが、アクションゲームにとっては必ずしも正しいことではないのかもと思うのです。


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| ゲーム雑記 | 17:52 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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Wiiから引き継がれた“革命”、引き継がれなかった“革命”

 なんか……唐突に『Wiiの間』のことを思い出したので、『Wiiの間』に限ったことではなく「Wiiが成そうとした“革命”」について語りたくなりました。

 最近ウチのブログを読み始めた人は私のことを「任天堂ファン」だと思っているかも知れませんが、それは誤解です。私は「Wiiのファン」です。
 スーパーファミコン以降は任天堂機に一切触っていなかった私が、2005年の次世代機発表に衝撃を受けて、「任天堂の今の社長って岩田さんって人なのか!」というところから始まり、すっかり任天堂ウォッチャーになって、「Wiiと連動するから」という理由でニンテンドーDS Liteも買ったのです。

 全ては「Wiiというゲーム機」が好きで、「Wiiが成しえようとした“革命”」に共感したからで―――同じ任天堂から発売されるゲーム機であっても、3DSやWii Uの「Wiiっぽくないところ」は別に好きでもなんでもありません。


 革命=レボリューションというのはWiiのコードネームで、実際Wiiというゲーム機は「今までのゲーム機がやらなかったことをやろう」としてきました。
 そうした“革命”には成功したものもあれば、成功しなかったものもあって……それは当時、ウチのブログでも頻繁に話題に出してきましたけど―――任天堂のゲーム機がDS&Wiiから3DS&Wii Uに移行した際、「引き継がれたもの」「引き継がれなかったもの」があるのだから。「成功したけど引き継がれなかったもの」「成功しなかったけど引き継がれたもの」もたくさんあると思うのです。


 時代が3DS&Wii Uに移った現在だからこそ、それらを語っていこうかなと。

(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その1.アイディア勝負のWiiウェア
(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その2.予備知識の要らないゲーム
(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その3.クラシックコントローラの呪縛
(関連記事:ボタンがごっちゃになってしまう病

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・「体を動かすゲーム」→ △
 Wiiを象徴するソフトと言えば、Wiiリモコンを振ってプレイする『Wii Sports』や、バランスWiiボードの上で体を動かす『Wii Fit』でした。もちろんその他にもヒット作はたくさんあったのですが、「今までにないWiiでしか遊べないゲーム」としてこの二作はWiiを象徴するソフトとなっていましたし、アレは紛れもなく“革命”だったと思います。

 そういう一時代を築いた“革命”が、その後どうなったかと言うと……
 任天堂自ら、「Wii Uはそういう路線じゃないよ」と切り捨ててしまったんですね。

 「Wii Uは体感ゲーム機ではない」という任天堂のCM戦略

 『ニンテンドーランド』のように「体を動かすゲーム」が入ったソフトもCMではその姿を見せず、『Wii Sports』や『Wii Fit』の続編よりも『ピクミン』『ゼルダ』『マリオ』を軸にした商品展開で「Wii Uはゲーマー向けのゲーム機ですよ!」というスタートを切りました。


 その結果、ゲーマーからもWiiユーザーからも見向きもされなかったという……
 というのが昨年夏の話で、そこからWii Uは分かりやすくファミリー路線に切り替えた「ファミリーパック」というものを用意して。『Wii Fit U』『Wii Sports Club』でWiiユーザーを取り込もうとしました。正直、それが成功しているのかは分かりませんが……
 ということで、“革命”が引き継がれたかどうかを考えると、「引き継がれたけど当初は軽視されていた」ので△にしました。


 「むしろキネクト2同梱のXbox Oneの方が“革命”を引き継いでないか?」と思っていたのですが、Xbox OneもPS4に対する劣勢でキネクトを同梱しないバージョンを出すことになったので……この路線はどの陣営も上手く引き継げていない感はありますね。


・「片手で動かせるコントローラー」→ ×
 Wiiのソフトを象徴するのが『Wii Sports』や『Wii Fit』だったら、Wiiというゲーム機を象徴していたのが「片手で動かせるコントローラー」Wiiリモコンだったと思います。
 「ゲームを遊ばない人にも怖がられないコントローラ」を目指した結果、片手で持てるコントローラーになり、振る遊びやポインティングでの遊びを提供できるようになった―――それまでにも「片手で動かせる周辺機器のコントローラー」はありましたが、Wiiリモコンは標準搭載だったことが“革命”でした。


 Wii Uはその路線を引き継がず、両手で持つWii Uゲームパッドを前面に押し出したゲーム機です。
 しかし、そこは重要ではありません。重要なのは、片手で操作できるWiiリモコンはWii U本体のセットに同梱されなかったという事実です(※1)

 これは↑で述べた「体を動かすゲームへの決別」への意図もあるでしょうし、コストの問題も大きかったと思うのですが……その結果、Wii UにとってのWiiリモコンは周辺機器にしかならず、「Wiiリモコンを活かしたゲーム」の発売は今後も期待出来なくなってしまいました。

 『Wii Sports Club』はWiiリモコンプラス専用のゲームですし、『Wii Fit U』はWiiリモコンプラス必須のモードが幾つかあります。『ピクミン3』のようにWiiリモコン+ヌンチャクに対応したゲームもあります。
 しかし、『Wii Fit U』の時に「Wiiリモコンプラス持っていないからこのモードが出来ない……」という嘆きをMiiverseで散々見かけたように、周辺機器はみんなが持っているワケではないから遊べない人が出てくるし、遊べない人のことを考えてWiiリモコンを活かしたゲームを発売しづらい状況になるんじゃないかと思うのです。

 それこそWiiでWiiリモコンプラス対応のソフトがそんなに出なくて、Wiiリモコンプラス専用の『スカイウォードソード』があまり売れなかったあの二の舞になりそうだと。なので、Wii UはWiiリモコンには対応していますが全ての内蔵ソフトがWiiリモコンだけで動かせるワケではありませんし、“革命”を引き継いだかどうかは×が妥当だろうと思います。

(関連:Wii後継機は「片手のWiiリモコン路線」か「両手の従来型コントローラ路線」か
(関連記事:『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』はWiiモーションプラス専用ソフトです
(関連記事:Wii UにWiiリモコンプラスは同梱されるのか問題
(関連記事:Wii Uの発売日は12月8日に決定!ベーシックとプレミアムの2種類!

(※1:前述のファミリーパックのように同梱されているバージョンもあるのがややこしい。ニンテンドーネットワークプレミアムの期間終了に合わせて、プレミアムセットを廃止して全セットにWiiリモコンプラス同梱してくれないかなぁと思っているのですが……果たして)


・「バーチャルコンソール」→ ○?
 これは別にWiiだけが始めたことではないので「Wiiが成しえた“革命”」ではないと思うんですけど、Wiiのバーチャルコンソールが凄かったのはラインナップだと思うので、そこは立派に“革命”かなと加えました。バーチャルコンソールとは、過去のソフトを安価にダウンロード販売するサービスです。

 Wiiのバーチャルコンソールが凄かったのは……

・ファミコン(149本)
・スーパーファミコン(104本)
・NINTENDO64(20本)
・メガドライブ(92本)
・PCエンジン(125本)
・NEOGEO(76本)
・マスターシステム(15本)
・MSX(15本)
・バーチャルコンソールアーケード(79本)
※ 本数はWikipedia参照

 という多くの機種のソフトがWii1台で遊べたことです。
 もちろん過去に発売された全部のソフトがダウンロード販売されたワケではないので「バーチャルコンソールには○○がない!」という不満はよく言われていましたが、そんな不満が出てくるほどの期待が持たれたこと自体が凄いとも言えます。


 さて、これが3DSやWii Uにどう引き継がれたかと言うと……

<3DS>
・ファミコン(111本)
・ゲームボーイ(68本)
・ゲームボーイカラー(19本)
・ゲームギア(22本)
・PCエンジン(4本)
※ 本数はWikipedia参照
※ 2014年5月までのラインナップで、3Dクラシックスなどのリメイクものは除いた数字だと思います。


<Wii U>
・ファミコン(87本)
・スーパーファミコン(65本)
・ゲームボーイアドバンス(27本)
・ニンテンドーDS(←まだ正式サービス前:1本)
・PCエンジン(16本)
・MSX(7本)
※ 本数はWikipedia参照
※ 2014年9月17日までのラインナップです。


 もちろん対応している機種のソフトも、Wiiで出ていたもの全てが3DSやWii Uで出ているワケではないのですが。それ以上に「64、メガドラ、ネオジオ、マスターシステム、アーケード」は一体……という不満はあります。Wii U内のWiiモードではもちろん遊べますが、Wii U用のバーチャルコンソールとしては引き継いでくれていないんですね。

 ただ、Wiiでは配信されなかった「ゲームボーイ(カラー)、ゲームギア、ゲームボーイアドバンス」の配信が始まり、DSのソフト配信も予告されていて、例えば『MOTHER2』や『マーヴェラス』など「Wiiでは配信されなかったスーファミソフトの配信」なんかもあって。
 ラインナップそのものはWiiから引き継げていないと言えても、「多くの過去作品をダウンロードして遊べるようにしよう」というコンセプトは引き継がれているとも思うので「?」付きの○にしました。

(関連記事:Wii UのバーチャルコンソールはWiiよりもこんなに進化している!



・「アイディア勝負のWiiウェア」→ ◎
 これも別にWiiだけが行ったことではなく、むしろXbox360やPS3から比べても後発のサービスだったと記憶しているのですが……これが岩田社長にとっての悲願だったのは過去のインタビューからも分かるので、Wiiで成しえようとした“革命”の一つとして考えようと思います。パッケージソフトとは違う、安価なダウンロードソフトの販売を始めることでアイディア勝負のソフトを生み出そうという流れでした。

(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その1.アイディア勝負のWiiウェア


 Wiiウェアではそれが全く狙い通りにいっていませんよねというのが2009年に書かれた上述の記事ですが、Wikipediaのタイトルラインナップのページを見てみると2009年はまだソフトが出ているピークの頃なんですね。むしろ、2010年から一気にタイトル数が減ってしまっています。
 話題性として盛り上がったのは、2008年後半の『ロックマン9』とか2009年前半の『珍道中!!ポールの大冒険』辺りの時期ですかねぇ。


 しかし、Wiiウェアではそれが上手くいかなかったとしても、DSiウェアは「開発費」「売値」をともに低く抑えられるからかパッケージソフトなんてとても出さないような規模のメーカーでも参入していて、DSiショップの不満点を改善したニンテンドー3DSのダウンロードソフトではそれが花開きました。
 この夏の3DSのダウンロードソフトは毎週のように話題作が発売されていて、良い意味で悲鳴が上がっているような状況でしたものね。Wiiウェアがパッとしなかった頃や、DSiショップが酷かった頃の記事を読み返すと、感慨深いものがあります。

 Wiiでは成しえなかった“革命”を3DSでは成しえたということで◎にしました。

 Wii Uは…そうでもないような……
 いや!『クニットアンダーグラウンド』は面白いですよ!

(関連記事:あぁ…DSiウェアのタイトルが酷い
(関連記事:まだまだDSiウェアのソフトが発売されるワケ



・「ゲーム以外の機能の提供Wiiチャンネル」→ △
 「家族みんなが触るゲーム機」を目指したWiiは、「ゲーム以外の機能」をWiiチャンネルとして提供していました。「ゲーム以外の機能」の提供なんて他機種でもやっていることですが、たくさんある「ゲーム以外の機能」をWiiチャンネルと名前を付けて一まとめにすることでパッケージングしたとも言えるので。これもまぁ“革命”かなと。だんだんこじつけくさくなってきたとか言わない!

 Wii Uにはこれを引き継いだ「Wii Uチャンネル」というものはありませんが、Wiiチャンネルが提供していたサービスの後継や代用はある程度出来るようにはなっているんですね。公式サイトを頼りに、Wiiチャンネルをまとめてみましょう。

・写真チャンネル
・似顔絵チャンネル→ Miiスタジオとして引き継がれている
・お天気チャンネル→ インターネットブラウザで代用可
・ニュースチャンネル→ インターネットブラウザで代用可
・インターネットチャンネル→ インターネットブラウザがあります
・Wiiショッピングチャンネル→ eShopとして引き継がれている
・みんなで投票チャンネル
・Miiコンテストチャンネル
・みんなのニンテンドーチャンネル→ eShopとして引き継がれている
・デジカメプリントチャンネル
・きょうとあしたの占いラッキーチャンネル
・Wiiスピークチャンネル→ Wii U Chatとして引き継がれている
・出前チャンネル→ 出前館として引き継がれている
・テレビの友チャンネル→ NintendoTviiとして引き継がれている
・Wiiの間
・YouTube→ Wii U版もあります
・Hulu→ Wii U版もあります

 半分以上は実は引き継がれているんですね。
 「ゲーム以外の機能」はWii Uで新たに加わった『Wii Street U』や、本体に内蔵された『WiiカラオケU』、映像関連では『ニコニコ』『バンダイチャンネル』なんかが加わっています。

 3DSでもサウンドやカメラ等「ゲーム以外の機能」が充実していますしねぇ。

 以前書いたように、私は「Wii伝言板」『写真チャンネル』『Miiコンテストチャンネル』『みんなで投票チャンネル』の復活を望んでいるので完璧に引き継がれたとは言えませんが、路線としては継承されていえるとも言えるので△に。



・「独自の映像配信サービスWiiの間」→ ×
 さて!これだ!
 2009年5月~2012年4月までの期間に提供されていたWii専用の映像配信サービス『Wiiの間』。Wiiの間自身が番組を作るのではなく、任天堂と電通が協力して設立した「Wiiの間株式会社」が仲介役になって、番組制作会社と広告企業をつなげて、作られた番組をWiiの間で配信する―――というイメージだったと思います。

 こうした映像配信サービスは3DSには引き継がれ、『いつの間にテレビ』『ニンテンドービデオ』等がありましたが。現在は全てサービス終了してしまっています。

 まぁ、正直なところ……「わざわざ任天堂がやらなくても」とは当時から思っていました。
 ニコニコ動画のような映像配信サービスが存在している現状、任天堂が『Wiiの間』を作るよりも、3DSやWii Uでニコニコ動画が観られた方が喜ぶ人は多いでしょうしね。


 ただ、『Wiiの間』の「社長が訊く」を読み返してみると結構面白くて、「広告の再定義」「好きな番組をオススメしあう」「視聴者の満足度を把握」などのキーワードが出ていて―――やろうとしていることは基本無料のSNSだったと言えるのかも、と。
 もし、ゲーム機能とWiiの間が切り離されていなくて、「Wiiの間の中で専用ゲームが遊べる」という仕様でフレンドの人達ともっと繋がれる仕組みだったら面白いことになっていたかもと思います。そういう方針に進むには、「知らない人とフレンドにはなれない」という当時の任天堂の方針がネックになるんですけどね。

(関連記事:「フレンド以外との通信プレイ」を解禁した任天堂の未来は

 それはさておき。全く引き継がれていないので×なのは×です(笑)。



・「電源オフでもデータを受信するWiiConnect24」→ ◎
 懐かしい言葉!WiiConnect24
 「24時間眠らないゲーム機」というコンセプトで、電源オフの状態でも豆電球1つくらいの消費電力のスタンバイモードにしておくことでメッセージなどが届くというシステムでした。私がWii購入前に一番期待していたシステムだったのですが、結果的に言えば大して活用はされませんでしたね。

 フレンドからの手紙や、任天堂からの手紙が時々届いているくらいで……


 ということで、私の中の「Wiiのガッカリ機能TOP5」に入る機能だったのですが。
 もう、今や3DSにもWii Uにも欠かせない概念になっていますよね。名称は引き継がれなかったけど、同じような機能は引き継がれています。

 3DSの「いつの間に通信」は分かりやすい。
 3DSをスリープモードにしておくことで、無線LAN経由でデータが受信される機能です。今思うとアレは「Wii伝言板」のスーパーパワーアップバージョンだったと言えるのが『いつの間に交換日記』でした。「Wii伝言板」は一人から一人へメッセージを送信できる機能でしたが、『いつの間に交換日記』は一人からフレンド全員へ日記を送信できる機能でした。

 次第に過疎化していきましたし、色んな問題があって現在はサービス停止状態なのですが……スタート時の盛り上がりは本当に凄くて「俺がWiiConnect24に期待したのはこういうのだったんだよ!」と感涙していましたよ。


 それと、3DSは「すれちがい通信」の方も「ゲーム機を持って出歩くと、帰った時に変化がある」という機能なのでWiiConnect24の方針を引き継いでると言えますし、Wii Uにはこれといった名称はありませんが「スタンバイ時に任天堂からのお知らせや更新データを自動受信する機能」がありますし「Miiverseに送られた情報がゲーム内に反映される」なんかはWiiConnedt24がやりたかったことのように思えます。

 なので、文句なしの◎
 Wiiでは上手く実現出来なかったことの方が、3DSやWii Uに引き継がれているとも思いますね。



・「3秒で起動」→ △
 「何のこっちゃ」とお思いの方もいらっしゃると思うので説明しますと、Wii発売の半年前―――2006年6月の任天堂経営方針説明会にて、岩田社長は「ゲームが生活の中に溶け込むには起動時間の短縮が大事」と仰っていました。N-Stylesさんにその際の書き起こしが残っているので、どうぞ。

 「3秒で起動」はもちろん目標であって公約ではありませんが、当時の自分は「据置機のロード時間」にウンザリしていた時期なので「社長自らこれが大事だと思っているのなら期待できる!」と胸を躍らせたものでした。


 さて、そこから半年後―――
 今度はWii発売直前の『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』の「社長が訊く」からです。

<以下、引用>
岩田「あ、いい機会だから、最初に起動時間についてお話ししておきましょうか。
 Wiiの電源を入れてから『ゼルダ』が遊べるまで、最終バージョンでどのくらいの時間がかかるんですか?」

宮本「ええと、Wiiを起動させると、コントローラの持ち方の解説とかそういう注意文を読んでもらう時間もあるので、一概に何秒というのは言いにくいんですけど、体感的には快適に始まると思います。
 ちょっと試してみましょうか。

 特に最近のゲーム機はメモリーが大きくなった分ロードに時間がかかるのが当たり前になってきてますけど、それに甘えないように作ってるつもりです。」

※ 動画を観ている:ディスクを入れていない状態だとソフトが始まるまでにおよそ60秒かかる

岩田「起動してからディスクを入れるとディスクの認識に少し時間がかかりますが、
 ディスクが入ったまま電源を切って次回に続きを遊ぶための起動では、より快適に起動しますよね。」

宮本「ええ、さっきまで遊んでいたディスクのままで次に遊び始める時は、フラッシュメモリを使って少しでも起動を早くできるようにしたり、スタッフのこだわりを見て欲しいですね。」

※ 動画を観ている:ディスクが入っている状態だとソフトが始まるまでにおよそ40秒かかる

岩田「快適に始まるというのは私も実感しているんです。
 でも、Wiiの開発コンセプトを決めたときから、『3秒で起動することを目指そう』と二人で開発陣に言い続けていましたけど、まだまだ達成できてないですね。」

宮本「そうですね。
 チャンネルからWiiメニューに戻ったり違うチャンネルと行き来するのに思ったより時間がかかっていてテレビのチャンネルを行き来するより遅いやないかって、気になってるとこなんです。」

※ 動画を観ている:『似顔絵チャンネル』からWiiメニューに戻るのに、およそ8秒

  これからシステムをアップデートする機会にもっと快適になるように、詰めていきたいとこですね。今でもパソコンの起動を考えたらすごく快適ですけど僕としてはまだ満足できてないですからね。テレビのチャンネルを切り替えるようなスピードに少しでも近づけていかないと。」

岩田「 はい、このWiiメニューに戻るときの時間は、私も特に気になっているところです。
 今回はインターネットやディスクソフトを通じて、システムをアップデートする機能を用意しましたから、先に買ってくださったみなさんも常に更新してもらえると思います。」

</ここまで>
※ 改行・強調など引用者が一部手を加えています


 全然実現できていなかった……
 3秒と40秒じゃ全然違いますよ!
 この後のアップデートでうんぬんという話がありますが、体感ではそれほど変わったという印象はありませんでした。我が家のWii本体は居間にあるのでちょっと確認できないのですが。



 さて、Wii Uはどうかというと……
 Wii U発売当初の起動の遅さにはビックリしまくりでしたが、やはりそこは任天堂も気になっていたらしく、今度こそ数度のアップデートで起動が早くなり、今年の6月には「クイックスタート」という新機能が付きました。Wii U本体は今手元にあるので、ストップウォッチで測ってみましょうか。

・『スーパーマリオブラザーズ』(バーチャルコンソール)→およそ30秒
・『Wii Fit Uキャンペーン版』(DLソフト)→およそ35秒

 あまり変わっていないような……(笑)
 なので、「起動時間の短縮を目指そう」という心意気は買いますし、実際クイックスタートが導入されてから私のWii U起動率は格段に上がりましたが、「Wii Uは起動時間が短い」とまでは言えないので△にしました。

 聞いた話によるとXboxOneは起動がムチャクチャ早いんですってね。
 そういう意味では、XboxOneこそが真のWiiなのかも知れない!!(謎)

 ちなみに3DSは「電源を切らずにスリープモード推奨」なので、ゲームの途中で蓋閉じて→蓋開けて再開が常態化しています。なので、起動時間は1秒ないくらい。3DSこそが真のWiiかも知れない!



・「体を動かすゲーム」→ △
・「片手で動かせるコントローラー」→ ×
・「バーチャルコンソール」→ ○?
・「アイディア勝負のWiiウェア」→ ◎
・Wiiチャンネル→ △
・Wiiの間→ ×
・WiiConnect24→ ◎
・「3秒で起動」→ △

 こう見ると、「Wiiで成功していた要素」ほど引き継がれていなくて、「Wiiではイマイチだった要素」の方が3DSやWii Uでリベンジされようとしているように見えます。『Wiiの間』はかなり微妙ですけど……前のゲーム機と同じことをするのではなく、前のゲーム機がやり残したことにこそ取り組んでいるとも言えますね。バーチャルコンソールも、Wiiにはなかった機能が追加されているワケですし。

 そう考えると……Wiiリモコン路線を捨てたのも任天堂らしいっちゃらしいし、それこそが“革命”だというのならWii Uもまた「Wii路線からの“革命”」だと言えるのかも知れないとかうんたらかんたら。“革命”の後に“革命”を起こすと『大富豪』だと結局元に戻るんですけどね(笑)。

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何故「Wiiは“勝ちハード”だ」とは思えなかったのか

 「定義が曖昧なものについて語る」のは炎上の元ですが、Wii U、PS4が発売されて、Xbox Oneの日本国内の発売日も決まった今のタイミングだからこそ語っておこうと思います。“ゲームの勝ちハード”とは何なのか、何故ユーザーがそんなものに一生懸命になるのか―――



 もう「前世代機」と呼ぶべきなのか、Xbox360、PS3、Wiiの世代のゲーム機について“勝ちハード”を語る際に「最初はWiiがダッシュしたけどすぐに息切れしたので、PS3が逆転して“勝ちハード”になった」と言っている人をよく見かけます。日本国内の話ですね。
 私はこの意見に完全同意はしないのですが(理由は後述します)、「そう言っている人がいるのも分かる」レベルでは納得します。


 しかし、これって不思議なもので……
 「何故WiiよりもPS3が“勝ちハード”に思えるのか」は、なかなか説明しづらいのです。


 例えば、国内の本体普及台数で比較すると――――
 Wiiは1275万台PS3は956万台だそうです(どちらもWikipediaの数字です)。

 本体の普及台数で言えば、Wiiの方がPS3よりも普及しているのです。


 では、ハードではなくソフトで比較してみると―――
 国内100万本以上を売り上げたミリオンセラータイトルで言うと、Wiiが14本あるのに対して、PS3は『ファイナルファンタジーXIII』の1本のみ(データはゲームデータ博物館さん参照)。

 話題になった大ヒットソフトの数で言っても、Wiiの方が多いように思えます。




 ここまでの流れで誤解されたかも知れませんが、私は別に「Wiiの方がPS3よりも真の“勝ちハード”なんだ!!」と言いたいワケではありません。私は、WiiもPS3もXbox360も“勝ちハード”になれなかったと思っていますし、「据置ハードには勝利者のいない世代」だったと考えています(重ねて書きますけど、国内の話ね)

 “勝ちハード”はニンテンドーDS国内普及台数3296万台、国内ミリオン36本)で。
 それに続いたのはPSP国内普及台数1926万台、国内ミリオン3本)で、WiiとPS3がしていたのはせいぜい「3位争い」だと私は思っていますもの。


 ただ、まぁ……
 私は「Wii Uのライバルは3DS」という記事を書いていたくらいですから、こう考えていますが。
 「据置ハードと携帯ハードは別物」と考えている人もいるでしょうし、「PS3が“勝ちハード”になった」と言っている人は据置ハード三機種の中で、って意味で言っているのでしょうね。それだったらまぁ、分からなくもないです。



 では、再びこの問いに戻ります。
 「何故WiiよりもPS3が“勝ちハード”に思えるのか」

 私はWiiというハードが大好きでしたし、夢中になって遊んでいました。
 しかし、そんな私でも「Wiiは“勝ちハード”だった」とは思いません。一度たりとも思ったことはありません。『Wii Sports』『Wii Fit』で本体が飛ぶように売れまくっていた2007年の時ですら、「Wiiはどうやったら“勝ちハード”になれるんだろうな」と思っていたくらいです。

 本体が売れまくっていても、ソフトが売れまくっていても、“勝ちハード”に思えなかったんですね。2007年のWiiと比較しても、今の3DSや、今のPS3の方がまだ“勝ちハード”に思えますもの。



 それはつまり、私にとっての“勝ちハード”の定義が「本体がたくさん普及するのが“勝ちハード”」でも「ミリオンセラーのソフトがたくさん出るのが“勝ちハード”」でもなくて、「なんとなくソフトが集まってくるのが“勝ちハード”」と考えていたからなんです。


 Wiiは(少なくとも2007年頃は)ハードもソフトも売れまくっていました。しかし、ソフトは集まってきませんでした。なので“勝ちハード”とは思えなかったのです。つまり、私の思う“勝ちハード”の定義は、売上ではなかったのです。

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○ 何故、ユーザーは“勝ちハード”を望むのか
 ネット上でゲームについて熱く語っている人の中には「そんなにゲームが好きなら全機種買えばイイ」と言う人がいます。「モンハン遊びたいけど3DS持っていないからVitaで出せ」とか「ベヨネッタ2のためだけにWii U買いたくないからPS3で出せ」とか言う人に対して、よく言われる言葉なんですけど………

 「遊びたいゲームは持っている機種で出て欲しい」って願うのは普通のことだと私は思います。趣味なんだからなるべく出費は抑えたいし、部屋にゲーム機がどんどん増えるよりかは持っている機種で遊べる方が楽ですもん。



 持っている機種が“勝ちハード”になって欲しい心理は、これが前提だと思います。
・持っている機種が普及する→サードメーカーが「この機種なら売れそうだ」とソフトを出してくれる→遊びたいソフトが持っている機種でバシバシ出てくれる→余計な出費(他の機種を買うとか)を出さずに遊びたいゲームが遊べてハッピー!

 逆に、持っている機種が“勝ちハード”にならなかった時の哀しさと言ったら……
・持っている機種がちっとも売れない→サードメーカーが「ここに出しても売れなさそうだ」とソフトを全く出さない→遊びたいソフトは持っていない機種で出まくる→遊びたいゲームを遊べない!不幸だ!!



 これが基本的な“勝ちハード”の流れ。
 しかし、実際には「普及台数」だけでは“勝ちハード”かどうかは決まらないんですよね。


【Wii】
・本体がガンガン売れまくる(2007年頃は)→でも、サードメーカーのソフトはあまり売れない→サードメーカーが「Wiiに出しても売れなさそうだ」とソフトを出さなくなってくる→PSPやPS3はサードメーカーのソフトがどんどん出ている(ように思える)→Wiiでは遊びたいゲームを遊べない!不幸だ!!

【PS3】
・本体普及台数はそれほどでもなかった(2009年までは)→他機種とのマルチや、後発完全版ででもソフトが出る→他機種版よりもソフトが売れる→サードメーカーが「PS3なら売れそうだ」とソフトを出してくれる→遊びたいソフトがPS3でバシバシ出てくれる→PS3なら余計な出費(他の機種を買うとか)を出さずに遊びたいゲームが遊べてハッピー!


 「本体が普及する=“勝ちハード”」だから「ソフトが集まる」のだと私はずっと思っていたのですが、「ソフトが集まるハード」=「“勝ちハード”」だったんです。本体の普及台数は必ずしも関係ないということを、本体が普及してもサードメーカーが次々と撤退していったWiiという特殊なハードが現れたことで気付けました。




 んで、ここからが重要な話なんですが……
 「遊びたいゲームが集まってくるのが“勝ちハード”」という定義で考えると、その人の「遊びたいゲーム」によって“勝ちハード”は変わってくると思うんです。

 例えば、スーパーファミコンよりもPCエンジンの方が性能的に向いているから、2DシューティングゲームはPCエンジンの方がたくさん出ていた―――とするならば、2Dシューティングゲーム好きな人にとってはスーパーファミコンよりもPCエンジンの方が“勝ちハード”なワケですよ。

 例えば、まだパソコンがクソ高くて規制が厳しくなる前の1996年頃までは、ちょっとエッチなゲームが好きな人にとってはプレイステーションよりもセガサターンの方が“勝ちハード”だったワケですよ。パソコンが普及して、ブロードバンドが普及して、海外経由で手軽に無修正エロが見られるような現代からすると、「おっぱいが見たくてゲーム機で必死にゲームしてた」というのは信じられないような話ですが(笑)。



 逆に言うと……Wiiは、いわゆる「普通のゲーム」はあまり売れず、そのためにサードメーカーが次々と撤退していってしまったのですが。「体感ゲーム」や「多人数プレイ用のゲーム」などはたくさん売れて、恐らく同時代のどのゲーム機よりも集まっていたと思うので、「体感ゲーム」や「多人数プレイ用のゲーム」が好きな人にとっては“勝ちハード”だったのかも知れませんね。(※1)

 「Wiiは“勝ちハード”だとは思えなかった」というのは、「普通のゲームも出て欲しい」という私個人の意見であって。「体感ゲーム」や「多人数プレイ用のゲーム」を遊びたくてWiiを買った人はそんなこと気にしていなかったかもなぁ……と、今更ながらに思ったワケですし。

(※1:あと、もちろん「任天堂のゲームが遊べれば満足」という人にとっても)


 ちょっと禁断の話題かも知れませんが。
 スマホは“勝ちハード”になるのか――――というのも、例えば『パズドラ』的な育成RPGが好きな人にとっては、そういうゲームが集まっている現状で既に“勝ちハード”なのかもって思います。
 育成RPG以外でも、スマホの操作方法でも問題ないゲームはたくさんあって、そういうゲームが好きな人達は「スマホがあればゲーム機なんていらない」「スマホがあれば無料でゲームが出来るのに、どうしてゲーム機なんか買うの」と言っていますし。

 逆に、「物理ボタンが絶対に必要なゲーム」が好きな人にとっては、「俺の好きな○○はスマホじゃ操作できねえよ!」と“勝ちハード”とは認められないってことなのかと思います。
 この状況は、ある意味では売れたゲームのジャンルが非常に偏っていたWiiに似ているとも言えますね。「普通のゲーム」が好きな人にとってはWiiは“勝ちハード”になれなかったように、「物理ボタンが絶対に必要なゲーム」が好きな人にとってはスマホは“勝ちハード”になれない、みたいな話。




 “勝ちハード”という言葉からは客観性というか「数字で表せるもの」でジャッジできそうな印象を受けてしまうのですが、結局は「自分の遊びたいゲームが出るか」次第なので、非常に主観的なものなんだって思うのです。

 「ドラクエが出たのが“勝ちハード”」という定義だったら客観的に誰の目で見ても分かりやすかったんですけどね。ドラクエ本編は“勝ちハード”を選んで発売されるから。ただ、それだと『ドラクエ10』が出たWiiもWii Uもパソコンも“勝ちハード”ということになってしまいます(笑)。スマホ&タブレット版もあるんですっけ。もうみんな“勝ちハード”!みんな一等賞だ!!
 それもまぁ、『ドラクエ10』がほぼオンライン専用というイレギュラーなソフトだったこともあるんですけど、「勝者のいない据置ハード」というイレギュラーな世代を象徴しているとも思います。


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≫ EDIT

まだ配信されていない「スクウェア・エニックス」過去ソフトまとめ(2013秋)

 「週刊スクウェア・エニックスか!」というくらい、ここ最近3DSやWii Uにバーチャルコンソールのソフトを立て続けに配信してくれているのがスクウェア・エニックスです。
 若い人はひょっとしたらご存知ないかも知れませんが、スクウェア・エニックスという会社は昔はスクウェアエニックスという別々の会社で、その上現在はタイトーを子会社化していて、クエストのソフトの版権も持っているらしくて。過去のソフトだけでもとてつもない大ヒットソフトを抱えていることになります。


 Wiiや3DSやWii Uのバーチャルコンソールだけでなく、PS1の頃のゲームはゲームアーカイブスにも出ていますし、携帯電話やスマートデバイス用のアプリとして出ているソフトも少なくありません。ちょうどついこないだ、『ドラクエ1』~『ドラクエ8』をスマホ用アプリで発売すると発表して話題になりましたね。


 だから、ちょっとまとめてみようかなと思いました。
 自分も「あのゲームが出ていてあのゲームは出ていないのか」をチェックしてみたいと思いましたし、同じようにあの時代のスクウェアやエニックスやタイトーやクエストが好きな人からすれば「あのゲームは○○でなら今でも遊べるのか」が分かると役に立つかなと思いましたので。




 2013年11月14日時点で発表されているリストです。
 人力でまとめているリストなんで、抜けがあった場合はコメント欄などで知らせてくださるとありがたいです。

 どれかの機種でダウンロード販売(に準ずるものも含む)されているソフトは「★」、まだどの機種でもダウンロード販売されていないのは「×」と分類しました。
 配信済の機種は、Wiiが「W」、3DSが「3」、Wii Uが「U」、PSシリーズのゲームアーカイブスは「P」、携帯電話用のアプリは「携」、iPhone用のアプリは「i」、Android用のアプリは「A」と記しておきます。リンクはそれぞれの公式ホームページです。

 国内売上100万本を超えたことが確認されたソフトは、タイトルを太字にしています。
 今回の“配信”の定義はバーチャルコンソールやゲームアーカイブスのように「安価なダウンロード販売」しているものに限るので、Wiiの『ドラクエI・II・III』のような詰め合わせのパッケージ販売は含みません。



【スクウェア】
 例によって、リストはWikipediaのページを参考にしています。

<ファミリーコンピュータROMカセット用ソフト>
× 『テグザー』※ オリジナルはゲームアーツ開発
★ 『キングスナイト』…W
× 『ハイウェイスター』※ ファミコン3Dシステム対応ソフト
× 『JJ』※ ファミコン3Dシステム対応ソフト

★ 『ファイナルファンタジー』…WUPiA
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
× 『ディープダンジョンIII 勇士への旅』
★ 『半熟英雄』…W3
 ※ 携帯電話用アプリはリメイク版
★ 『ファイナルファンタジーII』…WPiA
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
× 『スクウェアのトム・ソーヤ』
『ファイナルファンタジーIII』WiA
 ※ iOS版、Android版はリメイク版
× 『ファイナルファンタジーI・II』※ 別々に配信されているので



<ファミリーコンピュータディスクシステム用タイトル>
 ※ 発売はDOGブランド
× 『水晶の龍』
× 『ディープダンジョン 魔洞戦記』
× 『とびだせ大作戦』
× 『アップルタウン物語』
× 『ハオ君の不思議な旅』
× 『勇士の紋章 ディープダンジョンII』
× 『磁界少年メットマグ』
× 『クレオパトラの魔宝』
× 『カリーンの剣』
× 『亜空戦記ライジン』
× 『ムーンボールマジック』



<ゲームボーイ用ソフト>
『魔界塔士Sa・Ga』
 ※ 携帯電話用アプリはリメイク版
× 『Sa・Ga2 秘宝伝説』
★ 『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』…
 ※ 携帯電話用アプリはリメイク版
×『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』




<スーパーファミコン用ソフト>
『ファイナルファンタジーIV』WPi、A
 ※ ゲームアーカイブス版、携帯電話用アプリ版はスーファミ版準拠のリメイク版、iOS版、Android版はDS版準拠のリメイク版
× ファイナルファンタジーIV イージータイプ
★ 『ロマンシング サ・ガ』…W
『ファイナルファンタジーV』WPi、A
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
× 『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』
『聖剣伝説2』WUi
★ 『ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエスト』…W
『ロマンシング サ・ガ2』W
× 『アルカエスト』
『ファイナルファンタジーVI』WUP
 ※ ゲームアーカイブス版はリメイク版
× 『ライブ・ア・ライブ』
★ 『フロントミッション』…P
 ※ ゲームアーカイブス版はリメイク版
『クロノ・トリガー』WP携、i、A
× 『聖剣伝説3』
『ロマンシング サ・ガ3』W
★ 『バハムートラグーン』…W
★ 『フロントミッションシリーズ ガンハザード』…W
★ 『ルドラの秘宝』…W
★ 『トレジャーハンターG』…W



<プレイステーション用ソフト>
× 『トバルNo.1』
× 『ファイナルファンタジーVII』
 ※ インターナショナル版はゲームアーカイブスで配信中
× 『プロロジック麻雀 牌神』

★ 『ブシドーブレード』…P
★ 『ファイナルファンタジーIV』…WPi、A
 ※ ゲームアーカイブス版、携帯電話用アプリ版はスーファミ版準拠のリメイク版、iOS版、Android版はDS版準拠のリメイク版
× 『パワーステークス』
× 『トバル2』

『ファイナルファンタジータクティクス』Pi、A
 ※ iOS版、Android版はリメイク版
× 『デジカルリーグ』
『サガ フロンティア』P
★ 『フロントミッションセカンド』…P
★ 『ファイナルファンタジーVII インターナショナル』…P
× 『パワーステークス Grade1』
★ 『アインハンダー』…P
★ 『フロントミッションオルタナティヴ』…P
『チョコボの不思議なダンジョン』P
× 『スーパーライブスタジアム』
★ 『ゼノギアス』…P
★ 『ブシドーブレード2』…P
× 『牌神2』
『パラサイト・イヴ』P
★ 『ファイナルファンタジーV』…WPi、A
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
× 『パワーステークス2』
★ 『双界儀』…P
★ 『ブレイヴフェンサー 武蔵伝』…P
× 『アナザー・マインド』
★ 『エアガイツ』…P
★ 『チョコボの不思議なダンジョン2』…P
× 『IS internal section』
『ファイナルファンタジーVIII』P
★ 『ファイナルファンタジーVI』…WUP
 ※ ゲームアーカイブス版はリメイク版
× 『ファイナルファンタジーコレクション』※ 『IV』『V』『VI』のセット
★ 『チョコボレーシング ~幻界へのロード~』…P
★ 『サガ フロンティア2』…P
× 『サイバーオーグ』
× 『レーシングラグーン』

★ 『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』…P
★ 『フロントミッションサード』…P
★ 『デュープリズム』…P
★ 『クロノ・トリガー』…WP携、i、A
★ 『クロノ・クロス』…P
★ 『パラサイト・イヴ2』…P
★ 『チョコボスタリオン』…P
× 『チョコボコレクション』
 ※ 『チョコボスタリオン』『チョコボレーシング』『ダイスDEチョコボ』を収録
 ※ 『ダイスDEチョコボ』はゲームアーカイブスで出ています

★ 『ベイグラントストーリー』…P
『ファイナルファンタジーIX』P
★ 『ファイナルファンタジー』…WUPiA
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
★ 『ファイナルファンタジーII』…WPiA
 ※ ゲームアーカイブス版、iOS版、Android版はリメイク版
× 『ファイナルファンタジーI・II プレミアムパッケージ』※ 別々に配信されているので


<ゲームボーイアドバンス用ソフト>
× 『チョコボランド』※ 『ダイスDEチョコボ』のリメイク
× 『ファイナルファンタジータクティクスアドバンス』




 実はバーチャルコンソールにもゲームアーカイブスにも携帯電話用アプリやスマホ用アプリにも積極的に過去作品が配信されている旧スクウェア作品達。シリーズ化されていないソフトには徹底して冷たかったりもしますが、人気シリーズはしっかり今でも遊べるようにしてありますね。
 Wii Uのバーチャルコンソールも、RPG等はチェックに時間がかかるので配信するのが遅れるという話もあるので、Wiiで配信されたものは待っていれば配信されるんじゃないかと思います。


 そんな中、人気シリーズなのに未だにどれでも配信されていないのは、スーファミの『半熟英雄』『聖剣伝説2』、ゲームボーイの『Sa・Ga2』『Sa・Ga3』辺りですかね。『ライブ・ア・ライブ』は版権的に無理そうなので、最初から諦めています(笑)。

 『Sa・Ga2』『Sa・Ga3』はDSでリメイク版が出た時に「何故に1を飛ばして2作目からリメイクするんだ?」と思ったのですが、こう見るとオリジナルの『Sa・Ga2』『Sa・Ga3』は権利か技術の問題があって配信することが出来ないので、あのタイミングで3Dリメイクしたということですかね。
 『FF3』も長らく「移植不可能」と言われ、ワンダースワンでも携帯電話でも出ていなかったのですが、DS版で3Dリメイクされて、以後PSPやスマホ等ではDS版がベースの移植版が登場していますからね。同じことを『Sa・Ga2』『Sa・Ga3』でもやりたかったのかなと。


 ゲームボーイの『Sa・Ga』と『聖剣伝説』は携帯電話アプリで出ているけれど、これもリメイクされているらしいので……3DSのバーチャルコンソールに出てくるかは微妙か。



【エニックス】
 例によって、リストはWikipediaのページを参考にしています。


<ファミリーコンピュータ用ソフト>
× 『ドアドア 』
 ※ iアプリで出ているとWikipediaには書かれていますが、確認出来なかったので…

★ 『ポートピア連続殺人事件』…
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版
 ※ ヤス見て「誰だオマエは!」と叫んだ

『ドラゴンクエスト』
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版
 ※ スマホ用アプリも発表されている

『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版
 ※ スマホ用アプリも発表されている

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版
 ※ スマホ用アプリも発表されている

× 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』
 ※ スマホ用アプリは発表されている
× 『ジャストブリード 』




<ゲームボーイ用ソフト>
× 『ダンジョンランド 』
× 『南国少年パプワくん 』
× 『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド 』
× 『ゲームボーイ ドラゴンクエストI・II 』※ 別々に配信されているので
× 『ドキドキ伝説 魔法陣グルグル』
× 『コマンドマスター』

★ 『ゲームボーイ ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 』…
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版
× 『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち』
× 『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 イルの冒険 』
× 『スターオーシャン ブルースフィア 』



<スーパーファミコン用ソフト>
★ 『アクトレイザー』…W
 ※ 携帯アプリ版は現在は配信終了
× 『ソウルブレイダー』
× 『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』
 ※ スマホ用アプリは発表されている
× 『46億年物語-はるかなるエデンへ-』
× 『エルナード』
× 『樹帝戦記』
× 『アクトレイザー2 ~沈黙への聖戦~』
× 『ガイア幻想紀』
× 『ドラゴンクエストI・II』※ 別々に配信されているので
× 『ブレインロード』
× 『いただきストリート2 ~ネオンサインはバラ色に~』
× 『南国少年パプワくん』
× 『スラップスティック』
× 『ワンダープロジェクトJ 機械の少年ピーノ』
× 『熱血大陸バーニングヒーローズ』
× 『魔法陣グルグル』
× 『ミスティックアーク』
× 『@ハーメルンのバイオリン弾き』
× 『常勝麻雀 天牌』
× 『天地創造』
× 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』
 ※ スマホ用アプリは発表されている
× 『魔法陣グルグル2』
× 『ダークハーフ』
× 『スターオーシャン』

『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
 ※ 携帯アプリ版はリメイク版


<NINTENDO64用ソフト>
★ 『ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット 』…
× 『ゆけゆけ!!トラブルメーカーズ』


<プレイステーション用ソフト>
★ 『RIVEN THE SEQUEL TO MYST』…i
× 『バスト ア ムーブ Dance & Rhytum Action』
 ※ 携帯アプリ版は現在は配信終了したみたいです
× 『ハローチャーリー!!』
× 『スターオーシャン セカンドストーリー』

★ 『アストロノーカ 』…P
× 『いただきストリート ゴージャスキング』
× 『グレイトヒッツ』
× 『ユーラシアエクスプレス殺人事件』
× 『グーグートロプス』
× 『トゥームレイダー3』
× 『ミスティックアーク まぼろし劇場』
× 『バスト ア ムーブ2 ~ダンス天国MIX~』
× 『せがれいじり』

★ 『ラクガキショータイム』…P
× 『ポップンタンクス!』
× 『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』
× 『プラネットライカ』
× 『ヴァルキリープロファイル』
× 『KAIKANフレーズ 堕天使降臨』
× 『うたうたウ~ SEIREI-SONGS』
× 『天までジャック オドロキマメノキ大登亡!!』
× 『お見合いコマンドー 〜バカップルにつっこみを〜』
× 『鈴木爆発』
× 『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』
 ※ スマホ用アプリは発表されている
× 『ブレイドアーツ ~黄昏の都ルルイエ~』
× 『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』
 ※ スマホ用アプリは発表されている
× 『ドラゴンクエストモンスターズ1・2 星降りの勇者と牧場の仲間たち』




<ゲームボーイアドバンス用ソフト>
× 『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2アドバンス 不思議のダンジョン』
× 『スナップキッズ』
× 『サムライエボリューション 桜国ガイスト』
× 『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』




 旧スクウェアの作品とは対照的に、ほとんど過去作品の配信を行っていないのが旧エニックス作品です。Wiiのバーチャルコンソールが1本だけ、PSシリーズのゲームアーカイブスが2本だけという有様です。携帯電話用アプリも『ポートピア』と『ドラクエ1』~『ドラクエ3』と『ワンダープロジェクトJ2』だけ。『MYST』はエニックスに権利がないと思うので例外とすると、スマホアプリは1作も出ていません。

 エニックス作品は版権的に複雑なものが多いなんて噂もありますが、果たして。「ドラクエがバーチャルコンソールに出ないのはBGMの権利問題」という説が定説でしたが、だからこそ『ドラクエ1』~『ドラクエ8』のスマホアプリというのは衝撃だったんですね。

 クインテット三部作とか『ヴァルキリープロファイル』とか出して欲しいソフトはまだまだいっぱいあるので、どうにかならんかなーというところです。



【タイトー】
 ※ リストはWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページWikipediaのページを参考にして作っています


<ファミリーコンピュータROMカセット用ソフト>
★ 『スペースインベーダー』…Wi、A
 ※ 恐らくどの機種もアーケード版
★ 『ちゃっくんぽっぷ』…W3
★ 『エレベーターアクション』…W
 ※ 携帯アプリ版はアーケード版のリメイク版
★ 『フロントライン』…W
× 『スカイデストロイヤー』
× 『ジャイロダイン』

★ 『影の伝説』…W
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる
× 『六三四の剣 ただいま修行中』
★ 『たけしの挑戦状』…W
★ 『アルカノイド』…i
 ※ どちらもアーケード版が元になっていると思われる
× 『未来神話ジャーヴァス』
× 『キョンシーズ2』
× 『ミネルバトンサーガ ラゴンの復活』
× 『山村美紗サスペンス 京都龍の寺殺人事件』
× 『タイトーグランプリ』
× 『アルカノイドII リベンジオブドゥ』
× 『不動明王伝』
× 『究極ハリキリスタジアム』

★ 『レインボーアイランド』…
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる
× 『たけしの戦国風雲児』
× 『究極ハリキリスタジアム'88』
× 『AKIRA』
× 『山村美紗サスペンス 京都花の密室殺人事件』
× 『爆笑!!人生劇場』
× 『オペレーションウルフ』
× 『究極ハリキリスタジアム 平成元年版』
× 『中華大仙』
× 『ゴルフッ子オープン』

★ 『タイトー チェイスH.Q.』…W、
 ※ バーチャルコンソール版は恐らくPCエンジン版
 ※ 携帯電話用アプリは内容はオリジナル

★ 『フリップル』…携
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる
× 『ドンドコドン』
× 『パワーブレイザー』
× 『ブライファイター』
× 『インセクターX』
× 『究極ハリキリスタジアムIII』
× 『爆笑!!人生劇場2』
× 『タイトーバスケットボール』
× 『テトラスター』
× 『SD刑事ブレイダー』
× 『JuJu伝説』
× 『爆笑!!人生劇場3』
× 『ドンドコドン2』
× 『究極ハリキリ甲子園』
× 『わんぱくコックンのグルメワールド』
× 『聖鈴伝説リックル』
× 『フリントストーン』
× 『キャプテンセイバー』
× 『バブルボブル2』
× 『ジェットソン Cogswell's Caper!』



<ファミリーコンピュータディスクシステム用ソフト>
★ 『奇々怪界 怒涛編』…W、携
 ※ バーチャルコンソール版はPCエンジン版
 ※携帯電話用アプリはアーケード版が元だと思われる

★ 『BUBBLE BOBBLE』…W3i
 ※ iOS版はリメイク版
× 『レプリカート』
× 『ワードナの森』
× 『キック&ラン』
× 『遊メイズ』

★ 『ハレーウォーズ』…
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる



<ゲームボーイ用ソフト>
★ 『フリップル』…携
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる
★ 『スペースインベーダー』…Wi、A
 ※ 恐らくどの機種もアーケード版
× 『無頼戦士デラックス』
★ 『パズニック』…
 ※ 携帯電話用アプリはオリジナル?
★ 『BUBBLE BOBBLE』…W3i
 ※ Wii版&3DS版はファミコンディスク版、iOS版はリメイク版
★ 『タイトー チェイスH.Q.』…W、
 ※ バーチャルコンソール版は恐らくPCエンジン版
 ※ 携帯電話用アプリは内容はオリジナル

★ 『エレベーターアクション』…W
 ※ Wii版はファミコン版。携帯アプリ版はアーケード版のリメイク版?
× 『ナイトクエスト』
× 『サーガイア』
× 『リングレイジ』
× 『バブルボブルジュニア』
× 『Mr.GOの馬券的中術』
× 『タイトーバラエティパック』
× 『パズルボブルGB』
 ※ 携帯電話用アプリのこれと一緒?

★ 『プチカラット』…P
 ※ ゲームアーカイブス版はプレステ版
× 『かわいいペットショップ物語』
× 『クイックスアドベンチャー』
× 『さるパンチャー』
× 『かわいいペットショップ物語2』
× 『ザ・ブラックオニキス』
× 『エストポリス伝記 よみがえる伝説』
× 『モン★スタートラベラー』




<メガドライブ用ソフト>
★ 『ニュージーランドストーリー』…W
 ※ バーチャルコンソール版はPCエンジン版
× 『ファイナルブロー』
★ 『ラスタンサーガ2』…W
 ※ バーチャルコンソール版はPCエンジン版
× 『スペースインベーダー90』
× 『レインボーアイランド エキストラ』
× 『ダライアスII』
 ※ PCエンジン版『スーパーダライアス2』はバーチャルコンソールで配信されている

★ 『ヴォルフィード』…W
 ※ バーチャルコンソール版はPCエンジン版
× 『ファイアームスタング』
× 『サンダーフォックス』
× 『セイントソード』
× 『マスターオブウエポン』
× 『魔王連獅子』
× 『ルナーク』
× 『スーパーH.Q.』
 ※ PCエンジン版『タイトー チェイスH.Q.』はバーチャルコンソールで配信されている

★ 『ニンジャウォーリアーズ』…W、
 ※ バーチャルコンソール版はPCエンジン版
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版の再現

× 『ナイトストライカー』
× 『フリントストーン』




<ゲームギア用ソフト>
★ 『タイトー チェイスH.Q.』…W、
 ※ バーチャルコンソール版は恐らくPCエンジン版
 ※ 携帯電話用アプリは内容はオリジナル

★ 『ハレーウォーズ』…
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版が元になっていると思われる
× 『ラスタンサーガ』
★ 『パズルボブル』…i
 ※ iOS版の内容はオリジナル



<PCエンジン用ソフト>
× 『究極タイガー』
★ 『ニンジャウォーリアーズ』…W、
 ※ 携帯電話用アプリはアーケード版の再現
× 『バリバリ伝説』
★ 『ヴォルフィード』…W
× 『ヘビーユニット』
★ 『タイトー チェイスH.Q.』…W、
 ※ 携帯電話用アプリは内容はオリジナル
★ 『ニュージーランドストーリー』…W
★ 『スペースインベーダーズ 復活の日』…W
★ 『奇々怪界』…W、携
 ※携帯電話用アプリはアーケード版が元だと思われる
× 『ドンドコドン』
★ 『パズニック』…
 ※ 携帯電話用アプリはオリジナル?
★ 『ラスタンサーガ2』…W
★ 『地獄めぐり』…W
★ 『チャンピオンレスラー』…W
★ 『カダッシュ』…W
★ 『S.C.I.』…W
★ 『パラソルスター』…W
× 『はなたーかだか!?』
× 『ヒット・ジ・アイス』
× 『斬 陽炎の時代』

★ 『ミズバク大冒険アドベンチャー』…W
× 『ぎゅわんぶらあ自己中心派 麻雀パズルコレクション』
× 『極楽!中華大仙』
× 『TATSUJIN』
× 『幻蒼大陸オーレリア』


※ NECアベニューから発売された『スーパーダライアス』『ダライアスプラス』もタイトーからWiiのバーチャルコンソールで配信されています。



<スーパーファミコン用ソフト>
★ 『ダライアスツイン』…W
× 『ハットトリックヒーロー』
★ 『キャメルトライ』…i
 ※ iOS版は完全リメイク
× 『ゆうゆのクイズでGO!GO!』
× 『ソニックブラストマン』
× 『大爆笑!!人生劇場』

★ 『エストポリス伝記』…
× 『大爆笑!!人生劇場 ドキドキ青春編』
× 『ダライアスフォース』
× 『スーパーH.Q.クリミナルチェイサー』
× 『スーパー究極ハリキリスタジアム』
× 『ニンジャウォーリアーズアゲイン』
× 『ソニックブラストマンII』

★ 『スペースインベーダー The Original Game』…W
 ※ スーファミ版とPCエンジン版両方が配信されている
× 『ハットトリックヒーロー2』
× 『フリントストーン トレジャー オブ シェラマッドロック』
× 『スーパー究極ハリキリスタジアム2』
× 『本格派囲碁 碁聖』
× 『大爆笑!!人生劇場 〜大江戸日記〜』

★ 『パズルボブル』…i
 ※ iOS版の内容はオリジナル
× 『さいばらりえこのまあじゃんほうろうき』
× 『エストポリス伝記II』
× 『レディストーカー ~過去からの挑戦~』
× 『大爆笑!!人生劇場 ~ずっこけサラリーマン編~』
× 『カオスシード~風水回廊記~』
× 『エナジーブレイカー』

★ 『アルカノイド Doh It Again』…



<プレイステーション用ソフト>
× 『ツァイトガイスト』
★ 『パズルボブル2』…P
 ※ 携帯電話用アプリのこれと一緒?
× 『タイムギャル&忍者ハヤテ』
× 『東京SHADOW』
× 『サイキックフォース』
× 『スーパーフットボールチャンプ』

★ 『レイストーム』…Pi
 ※ iOS版はリメイク版
★ 『レイ・トレーサー』…P
★ 『ファイターズインパクト』…P
★ 『スペースインベーダー』…Wi、A
 ※ 恐らくどの機種もアーケード版
★ 『アルカノイドリターンズ』…P
× 『サイキックフォースパズル大戦』
★ 『パズルボブル3DX』…P
★ 『まじかるで~と ドキドキ告白大作戦』…P
× 『サイドバイサイドスペシャル』
『電車でGO!』i
 ※ 恐らくどちらも新作?
★ 『Gダライアス』…P
★ 『プチカラット』…P
× 『パズルボブル4』
★ 『ぽっぷんぽっぷ』…P
× 『スペースインベーダー2000』
× 『電車でGO!2』
× 『アルカノイドR2000』
× 『超発明BOYカニパン ~ヒラメキ☆ワンダーランド~』

★ 『サイキックフォース2』…P
× 『サイドバイサイドスペシャル2000』
★ 『ランドメーカー』…P
× 『電車でGO!プロフェッショナル仕様』
× 『電車でGO!名古屋鉄道編』

★ 『CHAOS BREAK』…P
× 『ジェットでGO!』
× 『スペースインベーダーX』
× 『汽車でGO!』

★ 『レイクライシス』…P
× 『コスモウォーリアー零』
× 『RCでGO!』
× 『パワーショベルに乗ろう!!』




<NINTENDO64用ソフト>
× 『スーパースピードレース64』
× 『爆笑人生64 めざせ!リゾート王』
× 『パズルボブル64』
 ※ 『パズルボブル3DX』ならゲームアーカイブスで配信中
× 『電車でGO!64』




<ゲームボーイアドバンス用ソフト>
× 『スーパーパズルボブルアドバンス』
 ※ 携帯電話用アプリで出ているコレは別物?
× 『沈黙の遺跡〜エストポリス外伝〜』
× 『スペースインベーダーEX』
× 『シャーク・テイル』




 まだ自分も生まれる前の話ですが、1978年に『スペースインベーダー』というアーケードゲームを大ヒットさせて社会現象を起こしたのがタイトーです。
 ファミコン(1983年~)以前からゲーム業界を牽引していた会社ですから、その後の商品もアーケードゲームが中心になって、家庭用ゲーム機にはそれらの移植作品を出すというケースが多いんですね。だから、同じアーケードゲームを基にしたソフトが複数のハードで出ていたりするのです。

 携帯電話用アプリやWiiのバーチャルコンソールでは黎明期のアーケードゲームのソフト(の移植品)がプレイ出来ることが多く、それ以後はPCエンジン版がWiiのバーチャルコンソールで配信されているソフトが多いですね。ただ、PCエンジン版のバーチャルコンソール公式サイトはハドソンがあんなことになってしまったので全て消滅してしまったみたいです。


 ゲームアーカイブスにも精力的にソフトを出しているのですが、多くの人が望んでいるであろう『エストポリス伝記』シリーズのバーチャルコンソール等は出していないし、まだまだ切望されているソフトは多いと思います。
 『エストポリス』シリーズは『II』がDSでリメイクされているので、オリジナルには権利的な問題があったんですかねぇ。(携帯電話用アプリも『II』は一部しか出ていない)




【クエスト】
 例によって、リストはWikipediaのページを参考にしています。

<ファミリーコンピュータROMカセット用ソフト>
× 『ダンジョンキッド』
× 『魔天童子』


<スーパーファミコン用ソフト>
★ 『伝説のオウガバトル』…WU
 ※ 携帯電話用アプリ版は幾つかの新要素が追加されている
★ 『タクティクスオウガ』…W

※ 任天堂から発売されてクエストが開発したNINTENDO64ソフト『オウガバトル64』も、スクウェア・エニックスからWiiのバーチャルコンソールで配信されています


 クエストと言えば『オウガバトル』シリーズで、少なくとも『オウガバトル』シリーズの権利はスクウェア・エニックスが抑えているみたいで現在でもスクウェア・エニックスから配信されています。
 シリーズはこの他に、ネオジオポケットカラーの『伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子』(開発・発売はSNK)、ゲームボーイアドバンスの『タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis』(発売は任天堂)があって―――ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールが始まったら是非配信して欲しいところですね。



【スクウェア・エニックス】
 例によって、リストはWikipediaのページを参考にしています。


<プレイステーション用タイトル>
★ 『フロントミッション ザ・ファースト』…P
× 『フロントミッション ヒストリー』※ 『1ST』~『3rd』のセット


<ゲームボーイアドバンス用タイトル>
× 『新約 聖剣伝説』
× 『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』
× 『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン』
× 『ファイナルファンタジーI・IIアドバンス』※ 別々に配信されているので
× 『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』
× 『ファイナルファンタジーIVアドバンス』
× 『ファイナルファンタジーVアドバンス』
× 『ファイナルファンタジーVIアドバンス』




 スクウェアとエニックスが合併した以後のタイトル。
 時代的にはもうPS2に注力している時期なので、ゲームアーカイブスが出ているPSやバーチャルコンソールが告知されているGBAはリメイクが中心ですね。ゲームボーイの『聖剣』が出ないのなら、こっちの『聖剣』が出て欲しいところ。





 時間的な問題と、全作品を把握するのは不可能だと思ったのと、今後バーチャルコンソールやゲームアーカイブスでソフトが配信される可能性は低いと思ったのとで―――パソコン用ソフト(MSXも含む)、アーケード用ソフト、PS2用ソフト等はリスト化しませんでした。

 また、一つのソフトが様々な機種でリメイク&移植されているものも多くて……例えばファミコン版『FF3』とDSリメイク版『FF3』は別のソフトだと言えて、「俺が遊びたいのはDS版の移植じゃなくてファミコン版なんだよ!!」ということもあると思いますが。
 原則として「同じタイトルのものは載せる」を基準として一まとめに記載して、分かる範囲でどれがリメイク版だよと別記しました。細かいことを言うと、Wiiのバーチャルコンソールですら手が加わっているソフトもありますから完全にオリジナルのものを遊ぶにはオリジナルしか方法はないんですよね。



 さてと……
 まとめてみて分かったのは、元の会社がどこかに依って「過去作品の配信」は随分と方針が違うということでした。

・旧スクウェア作品→ かなり積極的に配信されている
・旧エニックス作品→ ほとんど配信されていない
・旧タイトー作品→ 初期アーケード作品、PCエンジン、PSのソフトは積極的に配信しているが、それ以外は消極的
・旧クエスト作品→ 『オウガ』シリーズはとりあえず配信



 当然ファミコンの頃には「将来安価にダウンロード販売するかも知れないから権利関係をハッキリしておこう」なんてことは考えなかったでしょうし、外部の開発会社との関係によって権利問題が複雑になってしまったものもあるでしょう。それこそクインテット三部作を開発したクインテットは倒産していたという説がありますし。




 それはそうと、スクエニのゲームはWii UのバーチャルコンソールでプレイしてもMiiverseにスクリーンショットを貼り付けられないのをどうにかしてくれませんかね……それを認めてしまうと画像がネット中にバラ撒かれるとか、ネタバレになってしまうとか、理由は分からなくはないんですけど。

 「SNSでプレイ体験を共有していく」今の御時世において、そこを規制していくと命取りになると思うんですけどね……



※ 11/19追記:『チョコボスタリオン』を修正しました

| ゲーム雑記 | 17:40 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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