やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

≫ EDIT

『Wiiの間』ファーストインプレッション

 時任三郎のMiiはアレでイイのだろうか。
 『Miiコンテストチャンネル』のMii職人に頼んだ方がイイのではないだろうか。


 それはさておき、5月1日より配信が始まった『Wiiの間』―――
 前日の4月30日に公式サイトがオープンし、Wii.comにて岩田社長の会見映像や関連企業などのインタビュー映像が公開されました。


 特に地上波のテレビ番組とは違う路線だと強調されている印象ですね。

・観た人の数(視聴率)ではなく、観た人の“満足度”で評価される
・何度でも繰り返し観てもらえるコンテンツを目指せる
・口コミなどで、周りの人にオススメしてもらえるコンテンツを目指せる



 地上波のテレビ番組というのは、基本的にリアルタイムで“流れっ放し”のものですから。「今のは面白かったな」と思っても、それを繰り返し観たり、友達にオススメしたりは出来ないものでした。
 ……いや、ビデオとかはありますけどさ。ビデオで観た場合は視聴率にはカウントされないので(CMをカットされることも多いでしょうし)、番組を配信する側からすると「観ていない」のと一緒だったんですよね。動画共有サイトなんかも然り。


 なので、リアルタイムに流すタイプでない映像コンテンツの場合―――
 喩えばGyaoなんかは「カット不可のCM」を強制的に入れることで、好きな時に番組が観られるようになっているんですよね。これはこれで一つの手段だと僕は思っています。



 で、『Wiiの間』はどうかと言うと―――
 映像コンテンツは映像コンテンツとして独立していて、その間にCMは挟まれません。その代わりに、映像を観た後に“会社の間”でスポンサー企業の部屋に行くことが出来たり(任意?会社の間にしか行けないケースもある?)、新着映像の中にスポンサー企業の映像も一緒に含まれていたりするという。


・視聴者は、任意でスポンサー企業の情報を得ることが出来る
・スポンサー企業は、TVCMと違って15秒・30秒という時間制限がない自由な広告映像を見せられる


 「新着映像」を検索すると、広告映像が多いこと多いこと(笑)。
 ですが、広告映像というのも見せ方次第というか、「LUXのCM」のショートフィルムは非常に面白かったです。検索してみたら、これはTVCMで流されている映像の“完全版”のようなもので。『Wiiの間』のシステムならば、6分間もの広告映像をまるまる流せるという。


 喩えば『みんなのニンテンドーチャンネル』で流れている映像なんかも宣伝のための広告映像なワケですし。広告映像ばかりだと視聴者はゲンナリしてしまいますが、「広告映像の面白さ」が重要になるのかなぁと思います。



 あと、その他で興味深かったところを挙げると……

・新サービス開始時だから、「Wiiの間でしか観られない新着映像」にこだわった
・だから、サービス開始当初は映像の数が少ない(言い訳)
・テレビ局と協力して、テレビ局のコンテンツを配信する予定もある(サービスが浸透した後かな?)


 と、他媒体との連携も予定にあることも会見映像の中に含まれていました。
 『Wiiの間』が生まれた背景には『テレビの友チャンネル』があったそうですし、任天堂が一生懸命テレビとの協力関係を築こうとした結果が少しずつ出てきているのかも知れませんね。テレビ局側からしても、DVD化などが出来ないタイプのコンテンツ(クイズ番組とか)の再放送を流してもらえば番組の宣伝になりますものね。


B000V2EZBCラックス カラーシャイン リッチダークブラウン シャンプー 500ml

LUX(ラックス) 2007-06-25
売り上げランキング : 15860

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 映像コンテンツの話はひとまず置いといて。

 ソフトの使い心地の方は、流石に任天堂はWiiチャンネルを作り慣れているなーという印象です。当たり前な話ですけどね。分かりやすい画面配置や快適な操作性は地味だけど大切な部分ですから。

 チャンネルをダウンロードした直後はWiiの間に誰も住んでいないので、Wiiメニュー上の画面からも誰もいない部屋しか映りません。Miiを住まわすことで、Wiiメニュー上からも誰が住んでいるかとか、どんなコンシェルジュMiiが訪問したのかが分かるようになっています。



 初回起動時には「同意する」「同意しない」やら、Miiの設定(生年と血液型)、インターネット回線によって高画質か標準画質かの選択をします。これらは後からでも変更可能です。貧弱ケーブルテレビ回線の我が家ですけど、高画質でもストレスなく観れていますねー。

 設定が終わると、Wiiの間にMiiが住むようになります。
 部屋は十字ボタン(もしくは画面端のカーソルを押す)で4方向に回転、家具をポイントすると様々な機能が使えます。


・テレビ……映像を選んで観ること出来ます
・カレンダー…その日の情報や画像、オススメ映像、『お天気チャンネル』と連動して1週間の天気予報も合わせて表示されます
・ポスター…ポスターです。今は『Wii Fit』ですけど、その内に新作ソフトのポスターになったりするのかな?
・額縁…「一期一会」。これも後から文章が変わったりしそうですね。
・メッセージボード…最近やってきたコンシェルジュMiiにもう一度来てもらったり、フレンドや家族のオススメを確認したり出来ます。
・観葉植物…パートナー企業(スポンサー)の一覧で、会社の間に移動することが出来ます。


 インターネットによって“情報が最新のものに変わる”ことを意識した部屋になっていますね。
 特に『お天気チャンネル』との連動は地味だけどありがたい機能ですよね。わざわざ『お天気チャンネル』を起動するよりは、『Wiiの間』を起動したついでに週間天気を確認できるのがイイです。

 あと、時間や季節によって、テレビの画面や外の様子、家具などが変わるみたい。





 映像の数は、とにかく広告映像が多いですね。
 あと、クッキング映像。ウチの母は「結構イイかも」と気に入った様子でした。

 数多い映像の中から、「コレがオススメだよ!」と紹介してくれるのがコンシェルジュMii。
 初日は時任三郎さんが「アフリカゾウ」の映像をオススメしてくれて、2日目は石坂浩二さんが「写真を治す職人」の映像をオススメしてくれました。これらは『Wiiの間』のメインコンテンツだけあって、非常に面白かったです。

 ただ、こういう路線ばかりだとNHKには勝てませんし、民放のテレビ局では作れない本当に作りたかった映像ってNHK的な映像なのかよという気もしますし。なるべく幅広いジャンルの映像が出てきて欲しいですね。ジャンル検索で「楽」とか「好」とかで出てくるような映像に期待しています。

 余談ですけど、映像をナビゲートしてくれるMiiのお姉さんが、ジャンル検索に合わせたポーズをしてくれるのが可愛いと思いました。




 映像の数もさることながら、「クーポンをDSiに保存して割引してもらう」とか「サンプル品を自宅に届けてもらう」などのサービスもまだ始まっていないみたいですし、まだまだこれから先に期待というカンジですね。
 自分は気付いていなかったんですけど、Wii本体に住所登録する機能なんかあったんですね。『デジカメプリントチャンネル』が始まった時に付いたのかな?『Wiiの間』でサンプル届けてもらったり、『出前チャンネル』で出前を注文したりするのにも必要なので、使う予定がある人はこの機会にどうぞ。



 ちょっと気になるのは……我が家の場合、最初に自分と母のMiiを登録し、後から父や(実際には一緒に住んでいない)兄貴夫婦のMiiを登録したんですが。5人全員が部屋に集まることがないんですよ。交替で2人か3人しか部屋にいないんです。
 紹介映像なんかでは6人が同時にちゃぶ台を囲んでいたりしていたので、そういうのを期待していたんですけど。ひょっとして最初の設定をマズった?それとも、デフォルトでこういうものですかね?

 今のうちならデータ消して最初からやり直せるので、4人以上のMiiを登録しているって人は、同時に何人までMiiが出てくるか教えて下さるとありがたいです。


B000A3DX0Q動物ソフト人形シリーズ1 アフリカゾウ

ハピネット
売り上げランキング : 12600

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 本文とは関係のない話。
 岩田社長の会見映像の中で、「2009年前半には予定していたソフトを発売することが出来ずユーザーの期待を裏切ってしまった」的な発言がありました。ネット上で語られている「ソフト不足」「任天堂の失速」についての反応なんでしょうね。


 「発売することが出来なかったソフト」というのは、『Wii Sports Resort』とWiiモーションプラス?
 市場としては『ドラクエ9』延期が大ダメージでしたけど、岩田社長が『ドラクエ9』の延期を責められる立場ではないでしょうしね。任天堂ソフトと考えるのがフツーかな。

 今後の機会で発表するということは、E3で発表するであろう未発表のビッグタイトルという気もするか。
 E3では『Wii Sports Resort』にある程度の時間は割くでしょうが(1年でどれだけ変わったかは注目しています)、年末商戦&クリスマス商戦に向けての商品もお披露目するでしょうからね。ゲーム人口拡大型ソフト(『Wii ○○』)と、ゲーマー向けソフトの両輪を見せられればイイのですが。

 ゲーマー向けソフトで言えば、松野氏の新作とか(しつこい?)『ゼルダ』『ピクミン』辺りもそろそろ形を見せそうで、大穴で『スターフォックスWii』とか?
 うーん……でも、そのメンツであっても、セールスということでは『マリオギャラクシー』『スマブラX』『マリオカートWii』と比べると見劣りしそうな。やっぱりスタートダッシュ頑張りすぎたんだなぁ、Wiiって。


B000FSELOS大乱闘スマッシュブラザーズX

任天堂 2008-01-31
売り上げランキング : 153

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| 1stインプレッション | 17:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『Wiiの間』にどんな映像を期待します?

 『みんなのニンテンドーチャンネル』にて、「やぐちのあじみ」として矢口真理さんが『珍道中!ポールの大冒険』をプレイする映像が流れています。
 日本ステージのキノコ取るところでどんなリアクションをするのかな…グヘヘヘと観ていたのですが、日本ステージまで辿り着けずにゲームオーバーでした。仮に辿り着いていたとしても、あのシーンはカットされるか(笑)。


 わざわざ「やぐちのあじみ」というコーナー名を付けているのだからシリーズ化するのかも知れませんが、『ニンテンドーチャンネル』にはコーナー名付けたけどシリーズ化しなかったものも沢山ありますからね。Wiiは体験版を配信していないのだから、こういう体験映像のコンテンツを大事にして欲しいのですが……果たして。



 それはさておき。この映像はTVCMとしても流れているらしく。
 矢口さんの『珍ポ』(Wiiウェア)体験プレイ、有野課長の『スターフォース』(バーチャルコンソールアーケード)体験プレイ、『Wiiの間』のお知らせ―――と、任天堂はTVCMでダウンロードコンテンツの存在を広く認知させようとしているみたいですね。Wiiを持っているけどそういうものに手を出したことがないって人も多いでしょうし、こういうアピールも大事ですよね。

 単にパッケージソフトを発売していないからダウンロードコンテンツしかCMするものがない、という気もしますけど(笑)。自社ソフトを出していないなら、5月に発売される『ウイニングイレブン プレーメーカー2009』辺りをプッシュして下さいよ、任天堂さん!


B001IDYW8Eウイニングイレブン プレーメーカー 2009

コナミデジタルエンタテインメント 2009-05-14
売り上げランキング : 119

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 そんなこんなでダウンロードコンテンツです。
 元々任天堂は『Wii Fitからだチェックチャンネル』『Wiiの間』『出前チャンネル』をこの春からスタートするとアナウンスしていましたし、SDカードメニューやバーチャルコンソールアーケードなどもありましたし、パッケージソフトの数不足をダウンロードコンテンツで補う予定だったのかも知れませんね。


 『Wiiの間』―――
 配信開始日を告知せずに突然スタートが慣例化していたWiiチャンネルにおいて、5月1日スタートが事前告知されました。Wiiチャンネルでありながら、『Wiiの間チャンネル』ではなく、『Wiiの間』という名称なのもポイントですね。公式サイトはこちらWii.comはこちら

 Wiiの間という“部屋”にMiiを置くと、その空間でMiiが生活し始め。
 配信される映像コンテンツを眺めたり、芸能人や有名人のMiiに訪問されたり出来るそうな。


 PS3の『まいにちいっしょ』や『Home』っぽくもありますが、任天堂としては『みんなのポケモン牧場』や『トモダチコレクション』の流れということかな。特に『ポケモン牧場』の“時折、芸能人のMiiが訪問する”要素はそのまんま引き継いでいますし。



 「映像配信」という大きな括りで言うと、『みんなのニンテンドーチャンネル』とかぶっているんじゃないかと心配していたのですが……紹介映像を見た限り、『みんなのニンテンドーチャンネル』はあくまで“ゲームソフトの宣伝のための映像”を流し、『Wiiの間』では“ゲームには関係のないオリジナルコンテンツ”を流す、みたいな棲み分けになるっぽいですね。

 感覚的には、Gyaoとかに近い?
 公式サイトには「テレビや広告に携わっている人たちが作ってみたかった新しい視点からのいろんな番組」ということが書かれていて、地上波のテレビ番組とは違う方向に進みたいということなんでしょうけど、サテラビューの時代と違って今はケーブルTVやらインターネットTVやら色々ありますからねぇ。『Wiiの間』ならではのオリジナルコンテンツをユーザーに認知させるのは、至難の業じゃないかなと思います。



 まぁ、長い目で見守る必要はあるでしょうね。
 『Wiiの間』の一番の意義は、「お金を出す企業が増えた」ことにあると思いますし。

 『みんなのニンテンドーチャンネル』の映像は「ゲームソフトを売るための宣伝」ですから、任天堂やソフトメーカーがお金を出して作っていたんだと思います。芸人やらアイドルやらを出したり、国立競技場を貸しきったりというのも、ゲームソフトの広告費の一部でと考えればそれほど高い出費ではないでしょうしね。
 『Wiiの間』の場合、ゲーム業界以外の企業にスポンサーになってもらって作った映像をゲーム機を通して配信させるということで(見本映像ではハンバーガーショップがスポンサーになっていました)。ゲーム機のコンテンツでスポンサー企業の利益を生むことを目指しているワケです。


 この流れが成功すれば、今世代なのか次世代なのかは分かりませんけど……ゲーム業界以外の企業がスポンサーになった安価ゲーム(もしくは無料ゲーム)が配信、みたいなことも起こるかも知れませんね。
 永谷園と『マリオブラザーズ』の例もありますし、低予算&低価格のWiiウェアとかではありえる話だと思うんですけどねー。




【まとめ】
●『みんなのニンテンドーチャンネル』
…ゲームソフトの宣伝映像を流すチャンネル←ゲームメーカーの宣伝費で映像を作成
●『Wiiの間』
…ゲームとは関係のない映像を流すチャンネル←ゲームメーカー以外の企業がスポンサーに


 もちろん「大まかに分けて」という話ね。
 『みんなのニンテンドーチャンネル』で築いた関係性で言えば、吉本芸人が出てくるお笑い系の映像なんかは確率高そう。逆に、見本映像で流れた「大自然の動物」的な映像は、解像度やら回線やらの問題で地デジの画質に見劣りしちゃうから難しいんじゃないかと。

 Gyaoのようなコンテンツと考えれば、旧作アニメの再放送とかはフツーにありそうなんですが……『みんなのシアターWii』が可哀想な気もしますね。あっちは有料コンテンツですもの(ノンスポンサーだからなんでしょうけど、観ている側にはあまり関係ない話ですし)。

 できれば「~~のようなコンテンツ」ではなく、「Wiiならではのコンテンツ」が欲しいんですが。「Wiiならではの映像コンテンツ」で「ゲームに関係のない映像コンテンツ」って何だ??生放送の配信でないから、即時性のあるコンテンツも難しいし。うーん……?



 この辺は、フタを開けてみてのお楽しみということで。
 TVCMで自ら「まだ番組は少ないのですが…」と言っているくらいですし、長い目で見守りますか。有料コンテンツも始まる夏くらいから本格化するとも思えますしね。


B001HN6G2Uトモダチコレクション

任天堂 2009-06-18
売り上げランキング : 439

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ゲーム雑記 | 17:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |