やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

RTする前にパクツイかどうかを見極めよう!

 気になったので、こんなアンケートを取ってみました。


 パクツイというのは「パクリなツイート」、他人の文章や他人の画像・動画をあたかも「自分のですよ」と出典も表記せずにパクッてツイートすることです。

 実数を計算してみると……

・パクツイだとしても気にせずRTする 1人
・パクツイかは気になるが調べる手段がないのでRTする 7人
・パクツイなのか調べられる限り調べてからRTする 8人
・面倒くさくなってもうRTしない 22人



 回答数が38だと大したデータとは言えないかも知れませんが、1人を除けば「パクツイをRTするのは悪いこと」という意識が大勢なんだなと少し安心しました。これで「パクツイの何が悪いんだ!」とか「面白いツイートをRTしてやってるんだから、それがパクツイだって構わないだろう!」という人が大多数だったら、インターネットで何かを発信する時代ももう終わりでしょうからね。


 ちょっと見方を変えて、「パクツイをRTするのは悪いこと」という意識の元で、「でもどうしようもないからRTしちゃうんだよな」という7人と「面倒くさいからもうRTしなくてイイや」という22人を足せば29人で76%にも及びます。4分の3以上ですよ!4分の3以上の人が、「パクツイは悪いことだけど調べる方法が分からないor調べるのが面倒くさい」と考えているということですよ。

 ということで、今日は「その面白ツイートがパクツイかどうか」を見極める方法を書いていこうと思います。



1.ツイートしている人のアカウント名を見よう
 基本中の基本。
 アカウント名を見るだけだから手間もかかりません。

 Twitterのアカウント名に「実際の本名」を使っている人は有名人でもなければほとんどいないと思いますが、それでも「ハンドルネーム」とか「ペンネーム」とかそういうものを使うのが普通ですよね。私のアカウント名は「やまなしレイ」というハンドルネーム兼ペンネームを使っています。
 そうした「ハンドルネーム」を考えるときに、「よし!俺の名前は“かわいい動物画像集”にしよう」なんて考える人はいませんよね(笑)。斬新と言えば、斬新ですが。


 「かわいい動物画像」とか「面白写真」とか「心にしみる名言」とか……アカウント名からして、「ネット上から拾ってきたものを紹介しますよ!」的な堂々とパクツイだと宣言しているアカウントも結構あります。
 そんなものを誰がRTするんだ?それをRTするだなんてよっぽどモラルが崩壊しているのか?と思ってしまうかも知れませんが、Twitterって「誰かがRTしてきたツイート」は中身は見てもアカウント名って案外見ないもので……ついうっかりRTしてしまうことも結構あるんじゃないかなと思うのです。


 ということで、まずは「RTする前にアカウント名を見る」です!
 まぁ、「パクツイと分かるアカウント名は(ネタでない限り)100%パクツイ」ですけど、「パクツイとは分からないアカウント名は100%パクツイではない」とは言えないのが難しいんですけどね……普通のアカウントに見せかけているパクツイアカウントも多いので。




2.ツイートしている人のその他のツイートを見よう
 「たくさんRTされているそのツイート」だけでなく、普段その人が何をつぶやいているのかを調べてからRTしましょう。

 例えば、とってもかわいいにゃんこの写真がRTされてきた場合、「かわいい!これはRTしなきゃ!」とRTボタンを押す前に、その人の普段のツイートを見てみましょう。さっきとはちがうにゃんこ、わんこ、とり、ハムスター、フェレット……えとせとらえとせとら、アナタが住んでいる家はどんな動物王国なんですか?と言いたくなるくらいたくさんの動物が出てきたら、それらは全部拾ってきた写真という可能性が高いです。

 考えてみれば分かると思うんですが、普通に「ウチで飼っているにゃんこかわいいよー、写真見てよー」とペット自慢をしたくなる飼い主さんの場合、「同じにゃんこ」とか「同じわんこ」の写真を何枚も何枚も載せるでしょう。同じにゃんこの写真を1枚ずつしか載せないなんて、「本当に飼い主さんかな?」と疑わしいですよね。


 パクッているのが画像や動画ではなく、文章の場合も―――
 過去のツイートを見れば、「コイツ日常のことを何も呟いていないな」とか「ツイートによって文体とか、年齢とか、職業がバラバラだ」とか、その人の人間性が見えてこないアカウントはかなり怪しいです。もちろん中には「俺はたくさんRTされるために、プライベートなことは一切書かず、面白ツイートしかしないぞ!」みたいに決めている人もいるのかも知れませんから、100%の確信は持てませんが。

 とりあえず、「RTする前にその人の他のツイートを見る」のが大事です!




3.そのツイートに来ているリプライを見よう
 アナタのところにRTでまわってきたその面白ツイートが、既に何百・何千といったRT数になっていた場合……RTの数だけたくさんの人の目に止まっているので、それがパクツイだった場合にパクツイだと気付く人も多くなるのです。長年Twitterをやっていると、「このツイート既に何度か見ている気がするのだが、投稿されたの今日だな……」とか「またこのツイートがRTされてる!毎回ちがう人!」みたいなことがしょっちゅうありますからね。


 そういう場合、その「RTされまくっているツイートのリプライ欄」を見れば「黙れこのパクツイ野郎」「またパクツイか」「元のツイートはこちらですよね? → 以下URL」と指摘している人が既にいたりするのです。親切な人になると、パクられた方のツイートのURLを載せてくれている人もいるのでそちらをRTすることにしましょう。

 パクったものが何百・何千とRTされるのを見ると「インターネットというのは人間の愚かさだけが露呈する場所なんだな……」と絶望してしまいがちですが、たくさんRTされることによってちゃんと「パクツイだと気付く人」「それを咎める人」にもちゃんと届くという側面もあるのです。集合知をなめるな!


 まぁ、たまにパクツイでもないツイートに「パクツイですよね?」とリプして「ちがいますよ」と言われている人もいるので、「パクツイだと指摘されている」=「パクツイ確定」ではないのもややこしいのですが(笑)。でも、パクツイではないのにパクツイと指摘された場合は「ちがいますよ」と言うけど、パクツイでパクツイと指摘された場合は無視する人がほとんどなので、そこで見極めることも出来るとも言えますね。




4.そのツイートを検索してみよう!
 これはかなり面倒ではありますが……
 文章の場合は「全文」もしくは「一部」を検索、画像の場合は画像検索をしてみましょう。
 個人的には、イラストの検索はGoogleより「二次元画像詳細検索」の方がお気に入りです。これで作者のTwitterやPixivのアカウントに一発でたどり着けて、そのままフォローしたことが何度もあります。お世話になっています!

 こうして出てきたツイートやイラストの投稿日時を見て、今RTされてきたものの投稿日時と見比べれば……少なくとも新しい方のはパクリ確定です。Twitterは一度した投稿は削除はできても修正は出来ませんから、日付の古いものがオリジナルの可能性が絶対的に高いのです!

 ただ、何度もパクられているようなツイートの場合、検索で出てきたそれもパクツイだって可能性もあるんですけどね……「パクリなことを見極める」には高確率な方法ですが、「元ネタにたどり着ける」かはまた別だという。
 それと、つい最近話題になったツイートをパクっている場合は検索で元ネタが出てこなかったり、最近Twitterも力を入れている「動画」は検索が難しかったり、この方法ですべてのパクツイを暴けるワケでもないというのも確かですね。


森永 パックンチョ<ちょこ> 47g×10個森永 パックンチョ<ちょこ> 47g×10個

森永製菓
売り上げランキング : 5620

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

◇ しかし、実際にこれらのこと全部をするのは難しいですよね……

 実は、ここからが本当に私が書きたかったことです。

 100%ではないにしても、上に書いたような方法を使えばある程度の割合で「パクツイをRTしてしまう」ことは防げると思います。しかし、それらを毎日ちゃんと実践するのは難しく、ついうっかりそうしたチェックを怠ってRTしてしまうこともあるんじゃないかとも思うのです。
 というのもですね……上に書いたような方法、PCからなら簡単に出来るのですが、スマホやタブレット端末からやろうとすると使っている機種やアプリによっては出来なかったり時間がかかったりしてしまうのです。みんながみんな高性能なスマホやタブレット端末を使っているワケじゃありませんしね……自分が以前使っていた初期型キンドルファイアHDは、Twitterアプリからブラウザに切り替えるのに2分くらいかかったし。

 「パクツイかどうかを調べる」のに時間と手間がかかればかかるほど、「調べなくても大丈夫だろー」とついうっかりRTしてしまうことも多くなると思うんですね。かくいう私も、PCでTwitterを見ている時は調べますが、そうでない時は「大丈夫だろー」とRTしてしまったり、「後でPCでパクツイか調べてからRTしよう」と思ったまま忘れたり。




 んで、私考えたんですけど……冒頭のアンケートで大多数の人が「パクツイをRTするのは悪いこと」という意識を持っているという結果も出たことですし、もし自分のフォロワーさんがパクツイをRTしていたら「それパクツイですよ」「そのアカウントはパクツイばっかやってるアカウントですよ」と指摘してもイイですかね?
 咎める気はないし、「ついうっかりやってしまう」のも分かるのだけど、それを今後繰り返さないためにも優しく教えるのはアリじゃないかと思うのだけど……どうですかね。

 ゲーム系迷惑サイトの記事について、「そのサイトの記事は有害なのでRTしない方がイイですよ」と指摘してブロックされたこともありましたけど……ゲーム系迷惑サイトの読者は「ゲーム系迷惑サイトのファン」だから指摘しても怒りを買うだけだったのに比べると、パクツイをRTしちゃうのは別に「パクツイアカウントのファン」ということでもなくて「ついうっかり」だと思うので、指摘されても怒りは買わないんじゃないかと思うのですが。


 今までは「カドが立つ」かなと思って、「パクツイ」ではなくて「元ネタのツイート」の方をRTしてそれとなく気づかせようとしたこともあるのですが、そんな回りくどい方法じゃ気づかれないよなーと最近思いまして(笑)。



 あと、今この文章を書きながら思ったんですけど、パクツイじゃなくて自分の「画像」や「動画」を投稿している人は「画像」にしろ「動画」にしろ投稿者の名前をサインのように入れておくのは重要かなと思いました。
 私も絵を描く身として「自分みたいな下手くそな絵をパクるヤツなんていないだろうに、名前を入れておくなんて自意識過剰だと思われないかな……」と考えちゃう気持ちは分かるんですけど、「画像」や「動画」の中に投稿者の名前が入っていれば「これはパクツイじゃない」というのが分かるので、見た人が気軽にRTしやすくなると思うんですね。

 まぁ、そうして入れた名前も、パクった人が加工して消しちゃってその上から別の名前を入れちゃうみたいな可能性もあるんですけど……


amiibo パックマン (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)amiibo パックマン (大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ)

任天堂 2015-04-29
売り上げランキング : 2050

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

そもそも「18歳未満はエロ本を読んではいけない」というゾーニングに僕は賛成できない

※ 「エロ本」というアイテムが今の時代に即していないと思った方は、「エロ動画」でも「エロサイト」でも「エロ漫画」でも「エロ小説」でも「エロGIF画像」でも、みなさんのお好きなワードに置き換えて読んでください。



 「表現の自由」と「ゾーニング」は現在では切り離せない関係にあって、「表現の自由」を大事にする人達にも「ゾーニング」があるから「表現の自由」は守られるんだという考えの人は多いです。エロにしてもグロにしても「こっちは全年齢向け」「こっちは18歳以上の人だけを対象に」と棲み分けるからこそ、振り切った表現が許されるという考え方ですね。

 私も、「見たくない人には見せない」というゾーニングには大賛成です。
 この記事に書いたことにも通じますが、「色んな作品があってもイイ」と思えるのは「見なくてイイ自由」が担保されているからだと思うんですね。



 しかし、18歳になっているかどうかという年齢だけで区切って「見たい人にも見せない」というゾーニングは、私は昔から疑問でした。
 「なんでこんな制度なの?」かが分かりません。大昔に誰かが決めたルールに「慣例だから……」と従うだけで現実をまるで見ていないんじゃないかと思いますし、この「18歳未満はエロ本を読んではいけない」というワケの分からないルールを前提にして「ゾーニング」うんぬんを語っても大事なことが抜け落ちているんじゃないかと思ってしまうのです(※1)

(※1:あ、「俺は18歳になる前からエロ本を読んでたぜ」とか「そんなルール律儀に守っているヤツいないだろ」みたいなことを言いたくなる人もいるかも知れませんが、それこそ「年齢によるゾーニングは機能していない」ってことになっちゃうし、引いては「ゾーニング」によって守られている「表現の自由」も脅かす発言なんで黙っててください)




 私の体感で言うと、人生で一番性欲が強かったのは13~17歳くらいの時期でした。中学生~高校生くらいですね。多少の個人差はあるかと思いますが、「10代のころが一番性欲が強かった」というのは(少なくとも男性の間では)あるある話としてよく言われます。
 つまり、一番性欲が強くて「エロ本が読みたい!」「エロ本が読みたい!」「エロ本が読みたい!」とムラムラしている時期にこそ、「エロ本を読んではならない!」と規制しているのが現在の年齢によるゾーニングなんですよ。



 私はその時期のことを今でも明確に覚えていますが……
 「性欲」と「エロ本」がどっちが先だったかというと、間違いなく「性欲」が先でした。
 「エロ本を読んだから性欲に目覚めた」のではなく、「性欲に目覚めてしまったからエロ本というものを読みたくなった」のです。

 男子の場合、第二次性徴が起こるのは10代の前半で、精通の時期は平均して中学生くらいです。現在の年齢によるゾーニングでは18歳未満ではエロ本は読んではいけませんから、「エロ本を読んだから性欲に目覚めた」のではなく「性欲に目覚めてしまったからエロ本というものを読みたくなった」というのも割と一般的な話かと思います。


 性欲は高まる、ムラムラする、何もしていなくても陰茎が勃起する―――
 しかし、年齢によるゾーニングによってエロ本は読んではいけないし、エロ本も読んだことがないからセックスというものがどういうものなのかも分からない―――



 こういう状況で、中学生だか高校生だかひょっとしたら小学生がムラムラしまくってどうするかと言えば……妄想をオカズにオナニーするしかないのです。

 だって、エロ本は読んじゃいけないって言うんだから、最終的にはそれしかないんですよ。脳内だけは誰にも規制されないし、他人にゾーニングされることなんてない!



 最近Twitterのタイムラインで毎日のように見かけるんですけど……
 「アダルトビデオを観て、これが正しいセックスのやり方なんだと誤解する男がいる」とか、「エロ漫画みたいにすぐに気持ちよくなる女なんて現実にはいないのにヲタクはそれを鵜呑みにしている」とか、挙句の果てには少年ジャンプの漫画について「女性キャラが恥ずかしがって頬を染めるのはセクハラ」「こういうものを読んで育った男子は歪んだ女性観を持ってしまう」みたいに――――フィクションが現実とはかけ離れていることで、男性にとっての女性観やセックス観が歪んでしまうんだという話題がひっきりなしに出てくるんですが。


 エロ本が読めなかった年頃に、妄想のみをオカズにオナニーしていた自分からすると「ちゃんちゃらおかしいぜ!」ですよ。
 アダルトビデオにしろ、エロ漫画にしろ、他人が作ったものは「自分の理想通りにはなりません」し、商業作品の場合は特に「ある程度の数を売るために“欲しい人がそこそこいる”作品にしなければならない」という制約があります。そこにはある程度のブレーキがあるんですね。しかし、自分の妄想というのは、100%「自分の理想通り」なものですし、他人に見せるものでもありませんから恥や体裁なども気にしません。こっちにはブレーキなんかないのです。

 しかも、セックスがどういうものなのかも分からないし、エロ本も読んだことがなかった年頃の妄想だと――――アダルトビデオやエロ漫画なんかとは比較できないくらい、現実とは大きくかけ離れて、相手への気遣いなど欠片もない自分勝手なものを想像してオナニーするしかないんですよ!



 ちなみに、私が中学1年生くらいの頃によくお世話になっていたエロ妄想は、「自分」と「女のコ」が密着してしまうくらいの狭いスペースしかない「棺桶」に一緒に入れられて、絶対に中から開けられないように封印されて地中奥深くに埋められる―――というものでした。


 ……

 ………


 ……………


 「何を言ってんの?」と思われるかも知れませんが、しょうがないじゃないですか。
 セックスがどういうものなのかも知らないし、エロ本も読んだことがない、でもムラムラが抑えきれない当時の自分がありったけの妄想力を駆使して考えついた最強のエロシチュエーションがコレだったんですから!
 その数年後、初めてアダルトビデオを観てセックスというものを知った時の私の感想は「俺が妄想していたヤツよりエロくない!」ですよ!「棺桶も出さないでエロイと思ってんの?」ですよ!正直ガッカリしましたよ!


 まぁ、「棺桶に封印されて地中奥深くに埋められる」妄想はぶっとびすぎかも知れませんが、「性欲に目覚めた」けど「セックスがどういうものなのか知るより前」は、みんなある程度こういうワケの分からない妄想をして発散させていたんじゃないかと思いますよ。第二次性徴の時期と、エロ本が読めるようになる時期には4~6年のタイムラグがあるワケですからね。



 性欲に目覚めている中学生や高校生からエロを遠ざけて、「ウチの子どもは健全に育っている」と思われても、エロ本を読んでいなくたってムラムラはするワケですから、ひょっとしたらアナタの子どもも「棺桶に封印されて地中奥深くに埋められる」妄想でしかオナニー出来なくなっているかも知れませんよ!
 それをアナタは健全だと言うのですか!大人になった今でも、棺桶(和のものより、どちらかというとドラキュラが入っていそうな洋なものが好みでした)を見るとちょっと興奮するような私みたいな大人にしたいのですか!



 だから、私はアダルトビデオやエロ漫画だけが人間を歪めるとは思いません。
 むしろ、自分一人で、自分に都合のいい妄想ばかりしている方が歪みは大きいんじゃないかと思います。

 「18歳未満はエロ本を読んではいけない」というゾーニングは、(少なくとも男性にとっては)人生で一番性欲が高まっている時期を、「自分に都合のいい妄想」のみのオナニーで乗りきれと言っているようなものなので、私は全く賛成できません。


棺桶型 小物入れ 鏡付き 十字架 JB-094 棺おけ アクセサリーケース ジュエリーケース コスメケース ピルケース棺桶型 小物入れ 鏡付き 十字架 JB-094 棺おけ アクセサリーケース ジュエリーケース コスメケース ピルケース

デイコレクション
売り上げランキング : 282952

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 どうして「18歳未満はエロ本を読んではいけない」のでしょうか?

 例えば、ご両親に扶養してもらっている中学生・高校生の時期に、そういうものにお小遣いを使うのはけしからん!という親御さんもいらっしゃるかも知れません。なら、完全無料のエロサイトを立ち上げて、「無料だから18歳未満の人でも観られるエロサイトだよ!」と言えばOKなのでしょうか?多分ダメですよね。



 あとは、割とよく聞く意見としては「18歳未満の人はまだ分別がついていないので、エロ本の中のことが正しいと思い込んでしまうかも知れない」というものがあります。
 18歳以上なら分別がつくの?とは思いますが……一番性欲が強い時期だからこそ、強姦ものとか痴漢ものとかを観ちゃって「自分もやってみよう」みたいに歯止めが効かなくなるかも知れないと考えると、一理あるようにも思えます。性欲を溜めこんだ男ほど何するか分からん生き物はいませんからね(だからこそ、エロ本などで発散させる必要があるのですが)。

 では、あまりこういう方針は私の好みではありませんが……「現実に即した」「相手を傷つけず」「法にも触れず」「衛生面や避妊なども気を付けた」セックスを学べて、なおかつちゃんと「オナニーのオカズ」に使えるエロ本やエロ動画を作ったら18歳未満にも見せてイイのでしょうか?多分ダメですよね。
 「正しい性知識を学ぶ」だけの本ならばそれこそ保健体育の教科書だってもちろん中学生・高校生が読んでイイわけですし、たくさん出ている「正しいセックスのやり方」的なハウツー本なんかは全年齢向け対象です。同じように「裸」が描かれても芸術的なものなら中学生・高校生でも読むことが許されるのですが。「オナニーのオカズ」に使えるとなった途端に18歳未満は読んではダメとなるのなら、「18歳未満はオナニーが禁止されている」のか「18歳未満は妄想でのオナニーが推奨されている」のかのどちらかだってことだと思うんです。

 そんなにみんな、中高生に棺桶で埋められる妄想をしてもらいたいのか!
 そんなのを中高生に押しつける大人こそが、よっぽどのド変態じゃないのか!?




 発想を切り替えて、禁止したいのは「オナニー」ではなくて「セックス」の方だという考えも出来るかも知れません。
 エロ本を読んだことがなかった中学1年生の頃の私が棺桶で埋められる妄想をしていたように、エロ本さえ読まなければセックスのやり方が分からないから中学生・高校生が後先考えずにセックスしたりはしないはずだ!みたいな考え方です。経済力のない中学生・高校生の時期に子どもが出来てしまったりしたら大変ですし、一番性欲の強い時期だからこそ歯止めが効かなくなるものです。セックスのやり方を知らなければセックスしないはず、というコロンブスの卵的な逆転の発想もありえるかも知れません。

 ただ、それだと「棺桶で埋められる妄想」をする中高生を量産するだけですよ!
 棺桶は冗談だとしても、間違った性知識が暴走していくことは逆に危険だとも思います。それこそ避妊のこととか感染症予防のこととか、セックスをする前に知っておかなければならないことはたくさんあるのに、そっちだけ知らないでセックスをしちゃうという可能性もありますからね。それならば最初から「セックスはこうやるんだ」「絶対にコレだけは守れ」と教えた方が良いような気もします。
 その役割がエロ本であるべきなのかはよく分かりませんが(笑)。
 しかし、強姦もののアダルトビデオなどでも、強姦するような男なのにしっかりコンドームを付けて射精も外に出しているのを見ると「外道な割にこういうところはしっかりしてるんだな……」と思ったりもしますけど(何の話)。



 自分の通ってた学校だけなのかも知れませんけど、私が中学1年生の頃、まだエロ本も読んだことがなければセックスのやり方も知らなかった頃に、学校で体育館に集められて性感染症になるとこんなことになるんだ的なビデオを見せられたことがありました。セックスのやり方も知らないし、感染症予防の方法も教えられず(※2)、ただただ性感染症の恐ろしさだけを見せつけられました。
 保健体育の授業で、男女の体のしくみを教わって「どういう流れで子どもが生まれるのか」を何となく知ったのは確か中学3年生の頃だったと思います。避妊具について教わったのは高校1年生でした。

(※2:教えられた可能性もありますが、当時の自分はセックスのやり方も知らなかったので理解できなかったのかも知れません)

 順番が無茶苦茶じゃない?と、今でも思いますが……
 性欲が高まって高まって仕方がない中学1年生にまず性感染症の恐ろしさを見せつける学校の目論見は、見事に成功したとも言えますかね。ほら、そこで「どうやるのか分からないけどセックスというのは怖いんだ、迂闊にやってはいけないんだ」と学んだ私は、その後ずっとセックスに縁のない青春時代を送るワケで……









 死にたい。



 筆者が死にたくなってしまったのでそろそろ記事もまとめますけど、「18歳未満はエロ本を読んではいけない」というゾーニングは「18歳未満には性欲が存在しない」みたいな間違った認識に基づいたルールになってしまっていますし、その結果そのルールを厳密に守っている人ほど「棺桶に封印されて地中奥深くに埋められる」みたいな現実から大きく離れたセックス観を形成していってしまうワケで。

 私には、このルールによって「何が守られているのか」がサッパリ分かりません。
 例えば20歳未満がタバコを吸っちゃいけないというのは、体が成熟する前の体を守るためとか。未成年者はギャンブルしちゃダメというのは、分別がつかないせいで取り返しがつかない損害を出してしまわないようにとか。理由が何となく分かるんですけど。「18歳未満はエロ本を読んではいけない」というゾーニングで、誰の何が守られているのか私には分かりません。

 18歳を超えた大人は、自分が18歳未満の頃に性欲があって毎日ムラムラしていたということを忘れてしまうからこういうルールにしているのでしょうか。もしくは「俺だって毎日ムラムラしてたけどエロ本を読まずに我慢して妄想でオナニーしていたんだから、お前らも我慢して妄想でオナニーしろ!」的なことなんでしょうか。


 だから私、「表現の自由」うんぬんを語る際に「18歳未満はエロはダメだよね」というゾーニングが前提にされている時点で、「なんで?」と思ってしまうのです。
 もちろんエロを見たくない人に見せないとか、それこそもっと小さい子ども(小学校低学年とか)はエロが何だかわかっていないだろうからうっかり見ちゃったりしないようにするのは「義務」だと思うんですけど……エロが見たくて見たくて仕方がない人に見せちゃいけないルールって、何のためにあるんですかね。


完全実用版 おんなのこのからだのひみつ (一迅社ブックスDF)完全実用版 おんなのこのからだのひみつ (一迅社ブックスDF)
ポストメディア編集部・編

一迅社 2017-05-31
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

マンガでわかる男が知るべき女のカラダ 本当に正しい知識で女性を理解する (サイエンス・アイ新書)マンガでわかる男が知るべき女のカラダ 本当に正しい知識で女性を理解する (サイエンス・アイ新書)
河野 美香

SBクリエイティブ 2012-10-15
売り上げランキング : 28687

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サンワムック 本当に正しいセックス 基本編サンワムック 本当に正しいセックス 基本編
鳥山仁 bee

三和出版 2011-12-17
売り上げランキング : 1821

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サンワムック 本当に正しいセックス 覚醒編サンワムック 本当に正しいセックス 覚醒編
鳥山仁 bee

三和出版 2012-05-31
売り上げランキング : 6730

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

サンワムック 本当に正しいセックス 複数プレイ編サンワムック 本当に正しいセックス 複数プレイ編
代田弘 紫月秋夜

三和出版 2013-05-28
売り上げランキング : 12229

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

身体も心もボクのもの はじめてのSMガイド (一迅社ブックスDF)身体も心もボクのもの はじめてのSMガイド (一迅社ブックスDF)
三葉

一迅社 2013-05-18
売り上げランキング : 7900

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

はじめてのスローセックス イラスト図解でコツを伝授 (クラップ・まとめ文庫)はじめてのスローセックス イラスト図解でコツを伝授 (クラップ・まとめ文庫)
アダム 徳永

CLAP 2013-07-11
売り上げランキング : 1629

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:56 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

自分の嫌いな作品が「あってもイイ」という考え方

 表現規制の件がまた話題になっているので、改めて自分の考えを書いておきます。



 漫画もアニメもゲームも映画も小説も好きな私ですけど、そうした娯楽の中の「全ての作品」が好きというワケではありません。私にだって「嫌いな作品」はあります。「面白くない作品」とか、「世間で絶賛されているほどには自分が楽しめない作品」みたいなレヴェルではなく、「ひたすら不快になる作品」とか「触りたくも関わりたくもない作品」というものがあります。

 その中でも、特に「差別的な作品」とか「弱者を侮蔑するような作品」の場合は、それをゲラゲラ楽しんでいるような人達に対しても「アレを楽しめるような人とは仲良くなれないなぁ」と思うこともあります。


 ですが、そうした作品が「なくなればイイ」とは思いません。
 私にとっては「嫌いな作品」ですけど、それを「好きな作品」という人がいるかも知れません。
 中には、「その作品を楽しみに生きている」とか「その作品を生きがいにしているから日々の生活に耐えられている」という人がいるかも知れません。私にとっては「嫌いな作品」ですし「その人とは仲良くなれない」のかも知れませんが、そういう人が一人でもいる限りはその作品には存在する価値があるのです。


 「作品がなくなればイイ」と一つの作品を潰すことは、その向こうにいる「その作品のファン」に対して「オマエの楽しみなんてなくなればイイ」「オマエの生きがいなんてなくなればイイ」と潰していくことなんです。

 表現規制とは、言ってしまえば「人間の楽しみ」とか「人間の生きがい」を奪う行為なんですよ。





 抽象的な話だと分からないという人のために、小学生にも分かるように「身近な話」に置き換えて説明します。

 私は「マヨネーズ」が嫌いです。
 「美味しくない」とか「なくても困らない」みたいなレヴェルではなくて、「においを嗅いだだけで吐く」くらい苦手です。なるべく自分の人生には関わらせたくないと思っています。

 でも、世の中にはマヨネーズが大好きで、ご飯にまでマヨネーズをかけて食べる人が実在するそうです。申し訳ないですが、私はそういう人とは結婚できません。「マヨネーズのにおいを嗅いだだけで吐く人」と「何にでもマヨネーズをかけて食べる人」が、一つ屋根の下で暮らすのは難しいでしょう。


 ですが、マヨネーズが「なくなればイイ」とは思いません。
 私にとっては「吐くほど嫌い」ですけど、それを「大好き」な人がいるかも知れません。
 中には、「マヨネーズを楽しみに生きている」とか「マヨネーズを生きがいにしているから日々の生活に耐えられている」という人がいるかも知れません。私にとっては「吐くほど嫌い」ですし「そういう人とは結婚できない」のかも知れませんが、そういう人が一人でもいる限りはマヨネーズには存在する価値があるのです。


 「○○がなくなればイイ」と一つの何かを潰すことは、その向こうにいる「その○○のファン」に対して「オマエの楽しみなんてなくなればイイ」「オマエの生きがいなんてなくなればイイ」と潰していくことなんです。



 だから、私は「嫌いな作品」も「マヨネーズ」も世の中に「あってイイ」と思うのです。
 私は関わりたくないですけど、私の見えない場所で誰かを救っているのなら、ただ私が見なければイイだけの話なのです。


キユーピー マヨネーズ 450g×2個キユーピー マヨネーズ 450g×2個

キユーピー
売り上げランキング : 2715

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 ちょっと話がズレますが……
 「色んな考えの人間がいるから世の中は面白い」的なことを書くと、「そんなこと言っている割にはオマエ、人の意見に耳を貸さないじゃないか」と言ってくる人がいます。
 そりゃそうです。「色んな考えの人間がいるから世の中は面白い」というのは、「自分とは相容れない考えがあることを認める」だけであって「アナタの考えの言いなりになる」ワケではありません。

 「私の考え」「Aさんの考え」「Bさんの考え」「Cさんの考え」「Dさんの考え」「Eさんの考え」「Fさんの……と、人の数だけ考えはちがっていて、「私の考えはAさんの考えとはちがう」し「Aさんの考えは私の考えとはちがう」のが当然だし健全だというのが私の考えなのです。


 「たった一つの正解の考えがあって、すべての人間がその考えを持つべきで、そうでない人間は間違っている」的な考えの人とは、そもそもの世界の見方がちがうのです。でも、私はそういう「私とは相容れない考え」な人がいるのは当然だと思いますし、そういう人に私の考えを押し付ける気もないです。




 表現規制の件も、これと同じ話なのです。
 表現規制に反対している人は、必ずしもその作品が好きだから守ろうとしているワケではないのです。「自分の嫌いな作品」だって存在することが当然だし健全だという考えから、「自分の嫌いな作品」も守らなければならないというのが「表現を守ること」なのです。

 よく「表現の自由は大切だけど、流石にこういうのは目に余るから規制するべきだ」みたいなことを言っている人がいますが、それは「表現の自由」じゃないです。アナタの好き嫌いで「守るべき作品」と「守らなくてイイ作品」が決められるのだとしたら、それはアナタ基準の表現規制を訴えているだけです。




 つい最近、少年ジャンプのとある漫画が卑猥でけしからんという話がTwitterで話題になり、新聞などでも取り上げられる事態になっていました。
 私はその作品を読んでいないので好きも嫌いも論じることは出来ませんし、読んだ人が「私はこの作品が嫌いだ」と言うのも思うのも自由だと思うんですね。私だって「マヨネーズが嫌いだ」って書いていますしね。

 でも、「そういう作品を世の中からなくそう」って言い出されたら話は別です。私はその作品に何の思い入れもありませんが、「そういう作品を楽しみに生きている人」や「そういう作品を生きがいにしているから日々の生活に耐えられている人」から楽しみや生きがいを奪うことには反対です。誰にも迷惑をかけていない、ただ漫画を読んでいるだけの人から楽しみや生きがいを奪うんですよ!




 ということを書いたところで留めておけば……漫画好きな人から「そうだ!そうだ!やまなし、イイこと言った!」と思ってもらえて、人気者になって、来年のバレンタインにはAmazonの「ほしい物リスト」経由で女性からわんさかチョコが贈られてくること間違いなしなのですが。
 ですが、その少年ジャンプの話題が盛り上がるちょっと前のTwitterは、某テレビ番組で「旦那のガンプラを奥さんと娘が捨てる(捨てようとする?)シーン」のスクショを貼り付けて、「こんな番組はヒドイ!」「こんな番組を放送するテレビ局に抗議しよう!」って盛り上がっていたんですよ。

 私はその番組を観ていないからどういう前後の流れなのかを観ないと何とも言えませんが、ガンプラを捨てるという行為自体が旦那の楽しみや生きがいになっているものを奪おうとしている行為なのでややこしいですし、私もそういう番組は「観る気も起きない」くらい好きじゃないですけど……好きじゃないからってテレビ局に「こんな番組を放送するな!」と抗議するのって、立派な「表現規制」じゃないの?と思うんですよ。「そういう番組を楽しみに生きている人」や「そういう番組を生きがいにしているから日々の生活に耐えられている人」だっているかも知れないじゃないですか。


 ややこしいことに、「少年ジャンプのけしからん漫画」の件に対しては「けしからんと言って排除してしまうのは表現の自由への侵害だ!」と怒っていたのと同じ人が、「旦那のガンプラを捨てようとする番組」の件に対しては「こんな番組を放送するな!」と堂々と規制する側にまわって怒っていて―――結局そういう人の言っている「表現の自由」って、「自分の好きな作品だけは認めてやる自由」でしかないんだなと。

 もちろんそれを自覚してやっているのなら「そういう考えの人もいるんだな」と納得するんですけど、自覚せずに「守るべき作品」と「守らなくてイイ作品」を分別して表現の自由を主張するのなら気づいてほしいなと思うのです。それはアナタ基準の表現規制を訴えているだけですよ、と。





 私にだって「嫌いな作品」はあります。
 不快になる漫画、嫌悪するようなアニメ、イライラするゲーム、腹が立つ映画、破り捨てたくなるような小説、観ていると気持ち悪くなってしまうテレビ番組……においを嗅いだだけで吐いてしまうマヨネ-ズ、決して賛同できない意見、関わりたくない人、エトセトラエトセトラ。

 でも、そうしたものも「あってもイイ」と思っています。
 そうしたものは、ただ私が見なければイイのです。私の知らないところで誰かを楽しませているのなら、それでイイじゃないかと思うのです。インターネット&多チャンネル化の現代は「連載される漫画の枠」や「放送されるテレビ番組の枠」が決まっているような時代でもありませんし、「嫌いな作品」を潰したところで代わりに「好きな作品」が生まれてくるワケじゃありませんしね。

 それらを「嫌い」と言うのも別にイイと思います。
 私は炎上したくないからなるべく言いませんけど、どうしても許せない気持ちになったら声を挙げてしまうのも仕方がないでしょう。


 ですが、それらを「潰そう」とするのなら話は別です。
 アナタが「潰そう」としている作品の向こうにはたくさんのファンがいて、そうした人達の「楽しみ」や「生きがい」になっているのです。「楽しみ」や「生きがい」を奪われた人間がその後どうなるのか―――その責任をアナタは背負う覚悟はあるのですか?


禁じられた生きがい禁じられた生きがい
岡村靖幸

SMD 2012-02-14
売り上げランキング : 109792

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

◇ 余談
 この話……本当は別の記事に書くつもりだったのですが、この流れで書いた方が伝わりやすいかなと思ったのでついでに書いてしまいます。

 「表現の自由」と「ヘイトスピーチ」について。
 「表現の自由」は「何を言ってもイイ」「何を書いてもイイ」のだから、「ヘイトスピーチ」のように差別的な表現や誰かを傷つける表現だってイイのか―――という議論があります。「表現の自由」を守ろうとすることと、「ヘイトスピーチ」を許せない気持ちは、矛盾している、みたいな。


 ですが、今日の記事に書いたことを踏まえると、「表現の自由」を守りながら「ヘイトスピーチ」が許せないことなんて別に矛盾していないと思うんですね。
 自分の嫌いな作品もあってもイイ「表現の自由」というのは、自分の嫌いな作品は「見なくてもイイという自由」とセットだから成り立つんですよ。

 不快になる漫画、嫌悪するようなアニメ、イライラするゲーム、腹が立つ映画、破り捨てたくなるような小説、観ていると気持ち悪くなってしまうテレビ番組、においを嗅いだだけで吐いてしまうマヨネ-ズ、決して賛同できない意見、関わりたくない人―――これらを私が「あってもイイ」と思えるのは、私に「それらを見なくてもイイ自由」が与えられているからです。

 私が大嫌いなマヨネーズを「あってもイイ」と思えるのは、私に「マヨネーズを食べなくてもイイ自由」があるからなんです。これがもし、秘密結社:全人類がマヨネーズを主食するべき機構みたいな人達の手によって、マヨネーズを食べなきゃ処刑されるみたいな世の中にされてしまったのなら、私はマヨネーズを撲滅するための抵抗運動を命がけで行わなければならなくなります。もうそこには「色んな人がいるから世の中は面白いよねー」なんて言ってる余裕はありません。


 不快になる漫画は読まない。
 嫌悪するようなアニメは切る。
 イライラするゲームはさっさとギブアップして中古屋に売る。
 腹が立つ映画は途中退席をする。
 破り捨てたくなるような小説は破り捨てる。
 観ていると気持ち悪くなってしまうテレビ番組はチャンネルを変える。
 においを嗅いだだけで吐いてしまうマヨネ-ズはそもそも買わない。
 決して賛同できない意見には賛同しない。
 関わりたくない人はブロックをする。

 こうした自由があるから「表現の自由」も守られるのです。
 「表現の自由」は、「関わらなくてもイイ自由」とワンセットなのです。


 んで、ということは……なんですが。
 嫌いな人が「関わらなくてもイイ自由」を守るためには、嫌いな人に届かせてはならないという「義務」が発生するとも思うのです。

 マヨネーズが嫌いな私が、マヨネーズを買わなくてイイ暮らしをしているから「私とは関係のないところにならあってもイイ」と思えているのに、そこにAmazonの「ほしい物リスト」経由で大量のマヨネーズを贈ってきたりはしてはならないのですよ。フリじゃなくて、マジで。贈られてきたら開封配信をゲロまみれにしかねない大参事になりますよ!

 そういや……ニコ生ってゲロ吐いたらBANされるんですかね?
 それは「ゲロ」に対する表現規制だ!ということではなく、「ゲロ」を見たくない人には「ゲロ」を見なくてイイ自由が与えられるべきだから、「ゲロ」を見たくない人には「ゲロ」を見せないようにしたり「ゲロ」を見せることを事前に告知してゲロを見るかどうかの選択をしてもらったりする義務が発生するということです。


 「ヘイトスピーチ」は、差別する対象にその「ヘイト」をぶつけようとする行為だから許されないんですよ。見たくない人に届かせてはならないという「義務」を無視して、見たくない人の「見なくてもイイ自由」を侵害する行為ですから、言ってしまえば「表現の自由」を脅かす行為でもあるんですね。


 分かりやすく説明すると……
 「このブログを書いているやまなしって奴、早く死ねよ」とみなさんが思ったとして、それを御自身のブログに書くのは好きにやればイイと思いますけど、わざわざこのブログのコメント欄に書いたらそりゃブロックするよって話です。実際、そういうコメントに嫌気がさしてコメント欄そのものを閉鎖して、自由に意見を書き込める場だったコメント欄がなくなったブログをいくつも見てきましたしね……


 この「見たくない人に届かせてはならないという義務」の話を突き詰めていくと、ゾーニングの話だったり、NG項目の話だったり、ナマモノの話だったり(※1)になっていくのですが。余談にそんなに時間をかけて語るくらいなら、また別の記事に書いた方がイイと思うので今日はこの辺で。

(※1:アニメのキャラを題材にエロ漫画を描いたとしても、それをアニメのキャラ本人に読まれることはないけれど。存命する実在の人物を題材にエロ漫画を描いた場合、それが本人に知られてしまって大きな問題になる可能性がある――――みたいな話)


ドラゴンボールヒーローズGM9弾/HG9-56/Dr.ゲロ SRドラゴンボールヒーローズGM9弾/HG9-56/Dr.ゲロ SR

バンダイ
売り上げランキング : 149582

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:53 | comments:19 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

この積みは明日への希望!

 ちょっと自分を見つめなおしたくなるツイートでした。


 私には、「買ったけどまだ読んでいない本」がたくさんあります。
 紙の本もたくさんありますし、電子書籍もたくさんありますし、紙の本を自炊して電子化したものもあります。紙の本の積み本はもう「どの本を読んで、どの本を読んでいないのか」さえも分からなくなっているので数えられませんが、積み電子書籍は現在240冊、自炊してまだ読んでいない本は現在29冊でした。

 私には「買ったけどクリアしていないゲーム」、積みゲーもたくさんあります。
 現在のところ69本です。一時期は80本を超えていたことを考えると、これでも随分減りました。

 「テレビで放送していたから録画しておいた映画」、積み映画もあります。
 これも一時期はハードディスクを圧迫していたのですが、『Wii Fit』をしながら観まくって現在は4本まで減りました。が、Amazonプライム会員になったことで「プライムビデオで観られる観たい映画」をリストアップし始めたらキリがなくて、これもある意味で積み映画と言えるのかも知れません。



 私はこれらを「早く読まなきゃ」「早く遊ばなきゃ」「早く観なきゃ」と、積み本・積みゲー・積み映画を「0にしなければならない」というプレッシャーの元に「作業のように消化している」感覚になってしまっていたところもあったのですが……椎名先生のツイートを読んで、ハッとしました。

 “「いつか作ることもできる」「その楽しい時間も詰まっている」箱”

 自分が本を買ったのも、ゲームを買ったのも、映画を録画したりリストアップしたりしたのも、「いつか読みたい」「いつか遊びたい」「いつか観たい」と思ったからなのです。その「いつか」は今すぐではないかも知れないけれど、それまでの間「楽しみだな」と思っていられるために買ったり録画したりリストアップしたりしたのです。


 言ってしまえば、
 「これからの自分」が、「いつかアレを読むために今を頑張ろう」と思える糧なのです。


 よく「そんなに積みゲーあっていつ遊ぶの?」「定年後にでも……」「その頃にはもっとすごいゲームがいっぱい出てるんじゃない?」みたいなネタがありますけど、「遊びたいゲームがある」からつらいつらい仕事も定年まで頑張れるのだし、そうした希望がなければ仕事なんて続けられないということだと思うんですね。

 「積み」とは、明日を生きようとする私達の希望なのです。



 なんだか、「現世でどんなにつらいことがあっても死後に私達は救済される」みたいな話になってきましたが……信じる神も信じる宗教もない人にとっては、「本を読む時間」や「ゲームを遊ぶ時間」こそが唯一無二の救済だったりするのだから、実は結構近いものなのかも知れませんね。

 そう言えば、「積み本」や「積みゲー」や「積み映画」を崩して読んだり遊んだり観たりする場合、“一番楽しみな作品”は敢えて後回しにしたりすることがあります。
 いや、もちろん積んでいる作品はどれも「楽しみ!」と思って積んでいるんですけど、その中にも期待値の差はあって、“一番楽しみな作品”がなくなっちゃうと「明日から何を楽しみに生きればイイんだろう」となってしまいます。だから、「絶対これは自分にハマるはず!」という作品は敢えて積んだままにするのです。


 アニメの最終回だけ観ない人とかもいますよね。
 すっごい大好きなアニメだったから、全部観るのがイヤで「最終回だけとっておく」人。

 私は「そんなことしたら内容忘れちゃうじゃん」と思うのですが(笑)。
 意味合いとしては、「“一番楽しみな作品”は敢えてとっておく」私のそれと一緒なんだと思います。



 しかし、制作者サイドからすれば「なんじゃそりゃ」って思われちゃいそうですよね。
 例えば何かの拍子に、私が“一番楽しみな作品”として積んでいる漫画や小説の作者さんに会うことがあったとして……

やま「○○先生!私、アナタの本を全巻持っています!」
○○「そうなんですか!どのシーンが好きでした?」
やま「いや、読んではいないんですよ」
○○「えっ」
やま「読んではいないんですけど、アナタの本を読むのを楽しみに生きています」
○○「えっ」
やま「アナタの本があるから私は生きていられるのです」
○○「読んだことないのに?」


 作者さんからすれば「さっさと読めよ!」と思われることでしょう(笑)。
 でも、「まだ読んでいない」からこその楽しさってあると思うんですね。


[まとめ買い] 絶対可憐チルドレン(少年サンデーコミックス)[まとめ買い] 絶対可憐チルドレン(少年サンデーコミックス)
椎名高志


売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:51 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

2017年6月の活動報告

 『マンガは描ける!』のセールは6月いっぱい!
 通常250円のところが139円!あとちょっとで終了してしまいますよ!

マンガは描ける!絵が描けない人でも


<2017年6月の購入金額>
2017-6-1.jpg

 今月はあまりお金を使わなかったので、30日に発売になる本の購入金額も6月分に入れちゃいました。来月は『Splatoon2』などゲームも買うから出費も増えそうですしね。デジタル販売は夏休みのセールとかもありそうだなぁ……ガクガクブルブル。

 「お金を貯めてハイスペックPCを買いたい」と計画しているので、出費は若干抑え気味の傾向にあります。欲しい本や欲しいゲームもたくさんありますが、まずは積み本・積みゲーを消化していくことを優先しようと。


<2017年6月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):8冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:4冊
 電子書籍(無料の本):4冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 ということで、購入数は少なめ。
 今月は積み本・積みゲーの消化に勤しみました。その結果、どれくらい減ったのかというと……↓


<2017年6月の読了数>
2017-6-2.jpg
◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):44冊(再読4冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:7冊(再読1冊)
 電子書籍:37冊(再読3冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):7本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):2本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

<積み電子書籍:漫画211冊、小説24冊、その他5冊
 → 積み電子書籍の合計は現在240冊です>
<積みゲー:Switchが1本、Wii U&Wiiが28本+6本、3DS&DSが15本+3本、PSが8本、PCが9本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在72本です>


 積み電子書籍は怒涛の消化で、先月の266冊から240冊に減りました。このペースなら1年もあれば積み電子書籍がなくなっちゃいそうですね。まぁ、今月は「読むのに時間がかからない内容の薄い漫画」をバシバシ消化していったという事情もあるんですけど!

 積みゲーは4ヶ月間かかった『ブレスオブザワイルド』と、3ヶ月間かかった『リンクの冒険』と、2年以上かかった『クラブニンテンドーピクロス+』を終えたのと、PS福袋から出てきた某ゲームを序盤でギブアップしたのとでかなり減った印象だったのですが……先月の77本から5本減っただけの72本ですか。

 積みゲーってホント減りませんね!
 自分の予定としては、50本にまで減ったら「次の福袋を買ってイイ」、30本にまで減ったら「ハイスペックPCを買ってイイ」とスケジュールを組んでいるのですが。それは一体いつになるのやら……


【今月のピックアップ】
【合本版】円環少女 全13巻 (角川スニーカー文庫)
【合本版】円環少女 全13巻 (角川スニーカー文庫)

 検索してみたら、どうやら買ったのは2年前の10月だそうです。
 その頃、キンドルで「ライトノベル全巻セット」の90%オフというワケの分からないセールをやっていて、『スレイヤーズ』などが対象になっていて話題になったのですが。そのセール対象の1作品である『円環少女』を「人生ベストワン」と評している人をタイムラインで見かけて買ってみたのでした。

 そういやこの作品、『エロマンガ先生』のアニメの中で智恵のオススメコーナーにも置いてありました。「シャナや大河は知っているけど、メイゼルって誰……?」と言われていたのがこの作品です。


 しかし、合本版は「全13冊(実はオマケもある)の本を1冊の電子書籍に押し込んだもの」なので、読み始めたら「この本を読み終えるまで:56時間08分」という表示が出て震えあがり、当時こんな記事を書いたのでした。
 流石に13冊一気に読むのはしんどいので、「1ヶ月1冊ペース」で読むことにして、読み終わらなかったら翌月にまわして……としていたら全巻読み終わるのに1年4ヶ月かかりました。


 全巻読み終えた感想を言うと、文章が「読みづらい」と言われるのも分かるんですけど、ストーリーがすげえ面白かったです。1巻の段階では、専門用語が多いし、グロイシーンもあるので「うっわ……きっつ……」と思いながら読んでいたんですけど、3巻あたりからグイグイ引き込まれていきました。

 この作品、「現代」に「魔法使い」が登場するファンタジー作品なんですけど、作者がどちらかというとSF畑の人なので「設定」がものすごく凝っているんですね。
 舞台は「私達一般人が住む世界」なのですが、この作品にはそれとは別の「魔法使いの住む世界」が幾つもあって私達の知らないところでそこからたくさんの魔法使いがやってきています。しかし、「魔法使いの使う魔法」は「この世界に住む一般人」に知覚されると消滅してしまうので、たくさんの魔法使いがいても私達には魔法が見えないんですね。

 言ってしまえば、「俺達みんなが上条当麻さん」ですよ。
 だから、魔法使いも魔法だけで戦うのではなくて銃などの武器も駆使します。

 主人公の武原仁は「この世界に住む一般人」なのだけど、理由があって唯一「魔法を消滅させてしまう」スイッチのオンオフを切り替えられるという特技があります。
 それを活かして、例えば敵から魔法攻撃を受けそうな時は「魔法消去」を使って魔法を消滅させ、こちらから攻撃する時は「魔法消去」をオフにして相棒のメイゼルちゃんに魔法を撃ってもらう―――という戦いをしていくのです。これにより実力が百段階くらい上の相手とも戦うことが出来るという。

 「魔法使いの使う魔法」は「この世界に住む一般人」に知覚されると消滅してしまうという設定が、バトルでもストーリーでもすごく活用されていて、その後に作者がSF畑の人だと知って納得したり。


 グロ描写も多いし、映像化されたとしても目を覆いたくなるだろう場面も多いし、万人に受ける作品ではないと思うんですけど。自分としては相当楽しんだので、2年前に絶賛していたもう誰かも覚えていないフォロワーの方に「ありがとう」と言いたいです。



<2017年6月のブログ>
【ヒンヌー】
考察:原作でヒンヌーのキャラを、二次創作で巨乳に描くのはアリか?

【アニメ】
自分が期待している2017年の夏アニメラインナップ
アニメ『エロマンガ先生』各話感想メモまとめ(1話~最終話)

【小説】
「あとがき」を最初に読む人は、何のためにそうしているのか

【ゲーム】
『F-ZERO』の復活を期待している人は、どんな新作を望むのだろう?
後方互換がなかったからこそのNintendo Switchのソフトラインナップ
『スーパーマリオオデッセイ』に見える、任天堂の情報発信方法の現在
『ブレス オブ ザ ワイルド』は、どの「ゼルダのアタリマエ」を見直したのか

【ゲーム実況】
『THEギャル麻雀』配信告知用の記事
超初心者のための「麻雀」の楽しみ方講座

【その他】
You Tubeにアップした動画が、関係ない会社から「著作権」を主張されて広告収入が奪われる件についてまとめました
「本心ではないボケ」と「それを指摘するツッコミの不在」と


 今月のTwitterでの告知ツイートの「RT数1位」はこちら。



 次に、「付いたコメント数1位」は――――
 『F-ZERO』の復活を期待している人は、どんな新作を望むのだろう?でした。付いたコメント数は7。

 続いて、「はてなブックマーク数1位」は――――
 You Tubeにアップした動画が、関係ない会社から「著作権」を主張されて広告収入が奪われる件についてまとめましたでした。付いたブックマーク数は119。


 そして、堂々のアクセス数1位は――――
 You Tubeにアップした動画が、関係ない会社から「著作権」を主張されて広告収入が奪われる件についてまとめましたでした!


 まぁ、そりゃそうですね。
 You Tubeのこの記事は、別に私の記事が面白かったからアクセスをたくさんされたというワケではないのですが……Twitterに書いたのも、ブログに書いたのも、ねとらぼさんに取材してもらったのも、情報が広まることでみんなが対策を取るようになって、詐欺業者が「こんなこと続けてても儲からないな」と辞めてくれるのを願ったからなので。たくさんの人に広めていただいたことに、心から感謝をしています。


 その後、いろんな人の話を聞いて分かったことなのですが……
 You Tubeには「これは自分の曲だから、この曲を使って動画を作った人がいたら広告収入を自分に下さいね」と予め登録して置けるコンテンツIDという仕組みがあるそうです。例えば、私が『A』という流行の歌を熱唱する動画をアップして、それが大人気になってたくさん再生されたとしても、広告収入は私ではなく『A』の権利者(作詞作曲者とかレコード会社とかかな?)に渡るというものなのです。

 このシステム自体は著作者の権利を守るとても良いシステムだと思います。
 んで、あの記事に書いた「著作権の主張」をしてきた人達はみなコンテンツIDという仕組みを使って主張してきたので、彼らは前もって『スーパーマリオ』シリーズのBGMを「これ、自分の曲だよ」と登録していたということなんですね。
 はてブのコメントで「AIによる誤認であって、意図的な申し立てではない」という人もいました。例えば『スーパーマリオ』シリーズのBGMに似た曲を登録していて、それがたまたま『スーパーマリオメーカー』の曲に引っかかったという可能性もなくもないんですが。

bgm.jpg

 任天堂でもない会社が『SUPER MARIO WORLD』って名前の曲を登録しているのは、おかしくないですか?これはもう故意犯以外の何物でもないだろうって私は思います。




 まぁ、この話は胸糞悪くなるだけなんでこの辺にして。
 アクセス数2位は『ブレスオブザワイルド』の記事でした。頑張って書いたけど、こういう記事はアクセスしてもらえないんだろうなーと半ば諦めつつ書いた記事だったので、たくさんの人に広げてもらって嬉しかったです。ありがとうございました。


<2017年6月の創作活動報告>
・電子書籍用新作漫画番外編1、コンテ終了
・電子書籍用新作漫画番外編1、キャラデザ終了
・電子書籍用新作漫画番外編1、ネーム終了
・電子書籍用新作漫画番外編1、下描きは4ページ目まで終了
・電子書籍用新作漫画番外編1、ペン入れは3ページ目まで終了
・6月のカラー絵練習は『マンガは描ける!』の宣伝絵を描きましたー

 「電子書籍用新作漫画番外編」って、ここまで漢字が連なるとちょっとした圧がありますね。
 どうするかはまだ悩んでいるんですけど、一応今の考えとしては「電子書籍用新作漫画」はキンドル本で発売するのですが(オンデマンド印刷も対応させるかはまだ未定)―――発売から半年後とかから、1話ずつ期間限定でWEBでの無料公開もしようと思っています。
 もちろん私としてはお金を払って買ってほしいんですけど、ブログの読者には「ブログは無料だから読んでいるんであって、お金を払いたくはない」という人も多いと思うんですね。残念ながら。

 だから、本編の方は「無料公開」もするけど……
 「本を買ってくれた人しか読めない」番外編も収録しよう、というのを今は描いています。本編より過去の話だったりするので読まなくてもストーリーは通じるけど、読むとキャラの過去を知ることが出来るみたいなカンジで。


6monthcolor
 6月のカラー絵練習は『マンガは描ける!』の宣伝も兼ねて、先月までと打って変わって「線を太く」「塗りも単色」にしてポップな絵になるかなーと試してみました。裏表紙にはこういう絵を使いたいなと思ったので。

 ですが、評判はあまり良くなかったのでもう辞めようと思います(笑)。
 自分としては「これはこれで」気に入っていたんですけど、カラー絵はホント「自分の評価」と「見てくれた人の評価」に差があるので難しいですね。

| ひび雑記 | 17:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「本心ではないボケ」と「それを指摘するツッコミの不在」と

 小説投稿サイトを探しているという記事を書いてコメントで教えてもらったのですが、今はこんなサイトがあるんですね!

 トークメーカー

 どういうサイトか分からないという人は、こちらのページをご覧ください。
 アイコン付きの「キャラクターのセリフ」を載せることによって、「対談形式でのキャラクターの会話」を作れるサイトなんですね。地の文を入れたり、画像を入れたりも出来るので、作者の裁量次第で小説っぽくも漫画っぽくも出来そうです。自分が投稿者として利用するかは置いといて、面白いサイトだなと思います。



 このことを知っている人も、もう恐らく片手の指で数えられるくらいの人数になっちゃったと思うんですが……私は前の前のサイトで、「対談形式で漫画の感想を書く」ということを毎週やっていた時期がありました。
 それがまぁ、当時はボロクソに言われていまして。「自分の感想」を「キャラクターに言わせている」、「しかもそれが2人分」ということで、「寒い」「キモイ」「つまらない」「閉鎖に追い込んでやる」と散々言われてその内に辞めちゃったんですけど……よく考えたら、今ブログやってて言われていることとあんま変わらないな!


 ブログの進退は置いといて、そこまでボロクソに言われてもなんで私は「対談形式」で感想を書いていたかというと……「ボケ」役と「ツッコミ」役を分けることで、「これはボケなんですよ」と分かりやすく出来たからなんです。



対談2

 こんなカンジに。
 もしこれを「対談形式」ではない、「普通の感想」として書いちゃうと↓のようになります。


 今週始まった新連載は熱かった!
 本誌初掲載の新人だから不安もあったのだけど、これは来週以降も楽しみだ。ネットでの評判も良かったみたいね。僕としては、妹が貧乳で、幼なじみが標準的で、その親友のメガネが巨乳で、敵の幹部にも貧乳スレンダーとロリ巨乳が一人ずついて、盤石な布陣なのが良かったと思う(笑)。



 「対談形式」だと「おっぱいしか見ていない」というのが冗談だと分かると思うのですが、「普通の感想」だと私が本当に「おっぱいしか見ていない」ド変態なように思えてしまいますよね。実際の私は人類が戦争から解放されることと、絶滅の危機に瀕している動物達を保護することしか考えていない崇高な人間だというのに!



ツッコミ2


 つまり、ツッコミが入ることで「ここはボケで書いているだけで本心ではないですよー」と読んでいる人にも分かりやすくなりますし。
 読者目線が「ボケ」側ではなく「ツッコミ」側にあると分かりやすくなると思うんですね。さっきの例で言えば、読者は「おっぱいしか見ていないのかよ!」の方に共感して欲しいのであって、「わーい!おっぱいがいっぱいだー」と言う方に共感して欲しいワケではないのです。



kyonyu1.jpg

 もういっちょ。
 発売済のキンドル本『オレは貧乳が好きなんだ!』から1ページ抜粋しました。

 えーっと……キャラの名前を忘れてしまったのですが。
 黒髪の男の「オマエは……推定Eカップの~~」というセリフが「ボケ」で。
 茶髪の男の「個人情報の最初がアルファベットって」というセリフが「ツッコミ」です。

 巨乳好きの彼は、女子生徒を「おっぱいのサイズ」で覚えているという、しょうもないセリフなんですが……これ、もし「ツッコミ」がなかったらこんなカンジになっちゃうんですよ。


kyonyu2.jpg

 「ツッコミ」がないと「ボケ」が放置されたままなので、“女子生徒を「おっぱいのサイズ」で覚えている”のが当たり前かのように話が進んでしまうのです。これでは酷いセクハラ漫画です。



ツッコミ3
ツッコミ4





 ちょっと前にTwitterを眺めていたら、「今テレビで○○ってお笑い芸人が、こんなヒドイことを言っていた!」というツイートが流れているのを見かけたことがありました。それが結構な数RTされてて、「それはヒドイ」「本当にヒドイ奴だ」「コイツは元々こういう奴なんだよ」みたいに賛同するツイートも多数流れてて。

 たまたま私はその番組を録画していたので、数週間後に観ることになったのですが……その「ヒドイこと」というのは、番組の流れ上どうしても触れないと不自然なことで、そのお笑い芸人さんは敢えてそれをヒドく言って、「そんなヒドイこと言うんじゃねえよ!」と相方からツッコミが入って笑ってその場が終わるというものでした。

 もちろん、そういう笑いに好き嫌いはあると思うんですが。
 「失礼なことを言うボケ」と「それを否定するツッコミ」というワンセットの芸を、「失礼なことを言うボケ」の方だけ切り取って「コイツこんなヒドイ奴なんだぜ」と拡散させるのって――――「ボケ」と「ツッコミ」のことが何一つ分かっていないのか、批判のために都合の悪い情報はなかったことにしたのか。

 どっちにしろ、「ボケ」=「本心」だと思われたら溜まったもんじゃないなぁと思いました。



 例えば、今日の記事を読んで「やまなしさんは人類が戦争から解放されることと、絶滅の危機に瀕している動物達を保護することしか考えていない崇高な人間なんだ」と信じ込まれたら困るワケですよ。そこは「それはウソでしょ」と読者にツッコんでほしくて書いている「ボケ」ですからね。

 でも、今日の記事はツッコミを入れているから「これはボケなんですよ」というのがまだ分かりやすい方で、普段の記事はツッコミを入れていないから「これがボケだって伝わっているかな……」と毎回毎回不安なんですよ。
 言ってしまえば、それはツッコミ役を読者に委ねる行為なワケで。「対談形式」の感想をやっていた時は「自分で自分にツッコミを入れているとか寒い」「もっと読者を信じろ」と言われて、それ以降はずーーーーーっと一人語りで書いてきたのですが。やっぱりそれだと「ボケ」を「本心」だと勘違いして、「何オマエ、自分のことを崇高な人間とか言ってんの?頭おかしいんじゃねえの?」と言ってくる人もいるんですよ。



 もうこれからの記事は全部、海ちゃんにツッコミを入れてもらうことにしようかしら。
 それならもっと時間かけて可愛く描けば良かった。


ツッコミ5

オレは貧乳が好きなんだ!オレは貧乳が好きなんだ!
やまなしレイ

やまなしレイ 2016-09-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「あとがき」を最初に読む人は、何のためにそうしているのか

 まだ全巻読み終わっていないのでネタバレ防止のために作品名は書きませんが、とあるライトノベルを読んでいてすごく気になることがありました。

 その作品は、「本編」と言える小説の後に、作者がコメントを書く「あとがき」が毎巻入っているのですが……その「あとがき」に、「本編より先にこのあとがきを読んでいる人もいると思うので」と書いてあって驚いたのです。


 そんな人いるの!?と。
 そんなことしたら「本編の結末」を知ってしまうかも知れないので、ネタバレ絶対にしたくない派の自分としては衝撃でした。


 世の中には、「ネタバレをして欲しい人」がいるという大切な事実

 しかしまぁ、以前に「推理小説を結末から読む人」の話を書いたことがあるように、むしろ「事前にネタバレを読んでから読み始めたい人」もいます。「自分の嫌な結末の作品を回避できる」「ハラハラしたくない」、そういった理由でどういう結末になるかを知ってから作品を手に取る人もいるのです。最初に「あとがき」から読むのも、事前にWikipediaで「あらすじ」を読むようなものなのかなとも思ったのですが。
 その作者さん、「あとがき」に「本編より先にこのあとがきを読んでいる人もいると思うので本編の内容には触れません」と書いていて、ネタバレも書いてないの!?と二度目の衝撃を受けました。


 よくよく考えてみたら、さっきは「あとがきから読んだら本編の結末を知ってしまうかも知れない」と書きましたが、小説の場合は特に「あとがきにネタバレは書かれていない」ような気もします。今までほとんど気にしたことがなかったので、確信は持てませんが。


 そうすると、逆に「あとがきって何が書かれているんだ?」と思いますし。
 「あとがきを最初に読む人は何のためにそんなことしているんだ?」が分からなくなりましたし。
 そもそも「本当にあとがきから読み始める人なんているのか?」という疑問が湧いてきました。




 本を買う前に「あとがき」を読む人に共通する傾向とはしらべぇ

 検索したらこんな記事が出てきました。
 「最初にあとがきから読む人」ではなく「本を買う前にあとがきを読む人」の割合ですが、男性が11.5%、女性が17.7%とのことです。私が思っていた以上に多いですし、それ以上にハッとしたのは「本を買うかどうかの判断材料であとがきが読まれている」ということでした。

 書店で本を買うかどうか悩んで手に取った際、私は小説なら特に絶対1ページ目から読み始めるんですけど、小説って書き出しだけ読んでもよく分からんことも多いんですよね。
 後々の伏線のために主人公じゃないキャラがなんかしてますみたいなところから始まったり、逆に主人公が見ている夢から始まったり、主人公の過去から始まったり……「本編」の前の「序章」とか「プロローグ」とか、抽象的すぎて全然面白くないことも多いし、「買うかどうか」の判断材料にならんという気持ちはよく分かります。


 んで、上の記事にも書かれていますし、検索して出てきた他の記事を読んでもそういう意見がチラホラ出ていたのですが、「あとがきは小説本編とちがって作者がどういう人なのかが分かる」「小説を読む前に、書いている人がどんな人か分かった上で読みたい」という目的があるみたいです。

 確かに、今の時代ならTwitterなどで私生活を語る作家さんも多いですが、そういうものがなかった時代は「好きな作家さんの近況を知れるのはあとがきだけ」だったワケですもんね。「本を買うかどうかの判断材料にする」だけでなく、「作家さんの熱心なファンだからあとがきから読む」って目的もあるのかも知れませんね。



 「作品」よりも「作者」に興味がある場合は、「本編」より先に「あとがき」から読む――――ってことが一つ言えるのかなと思いました。
 それで、私が「そんな人いるの!?」と驚いた理由も分かりました。私ってあんまり「作者」に興味がないんだなと思ったんです。もちろん「この作品が面白かったから、この作者さんの次の作品を読みたい」とは思いますが、「この作品が面白かったから、この作者さんの近況を知りたい」とはあまり思わないんです。私が興味あるのはあくまで「作品」であって、「作者」の人間性とか私生活には興味がないというか。

 Twitterとかでも、最近なるべく漫画家さんでも小説家さんでもアニメ監督さんでも声優さんでもゲームクリエイターさんでもAV女優さんでも、「好きな作品を作った人」はフォローしないようにしています。作品がすっげー好きだからフォローしたら、差別的な発言を連発していたりして、その作者さんだけでなく大好きだった作品のことも微妙に思えてきてしまったことが多くて……「作品」と「作者」は切り分けて考えなければならないんだなと思うようになって。

 以前に話題にしたこともありますが私はオーディオコメンタリーの類が好きじゃありませんし、作り手のインタビュー記事とかもなるべく読みたくないんですけど、それは「作品」に対して「作り手がこういう人だ」という情報をあまり入れたくないというのもあるんですね。純粋に「作品」が楽しめなくなってしまうんです。
 「小説を読む前に、書いている人がどんな人か分かった上で読みたいからあとがきを最初に読む」という人の、正反対なんです私は。だから、「あとがき」から読む人がいるということに「そんな人いるの!?」と驚いたのです。



 しかし、この話を突き詰めると……
 私がこのブログやTwitterを続けている理由である、自分の作品(漫画やキンドル本)を読んでもらう宣伝のためにやっているという理由がブーメランのように飛んでくるので複雑ではあります(笑)。
 「マンガは大好きだったのに貴方のことが大嫌いになったので二度と読みません」と言われたことも何度かあるので、ひょっとして逆効果なのでは……


 それはさておき、自分もキンドル本を出す際には「あとがき」を書いているんですけど……「あとがきを最初に読む人がいる」だなんて考えたこともなかったので、ネタバレどころか「本編から話が続いている」みたいなあとがきも書いたことがありました。あれって、「あとがきを最初に読む人」からすれば意味不明ですよね……
 そもそもキンドル本の場合、購入前に読める「無料お試し部分」は冒頭と決まっているので、「あとがきを読んで買うかどうかを決める」って人には判断材料にならんのですよね。その仕様を決めた人も、恐らく私と同じで「そんな人いるの!?」って人ですね、きっと。


マンガは描ける!絵が描けない人でもマンガは描ける!絵が描けない人でも
やまなしレイ

2015-07-23
売り上げランキング : 223

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

オレは貧乳が好きなんだ!オレは貧乳が好きなんだ!
やまなしレイ

やまなしレイ 2016-09-03
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 17:51 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT