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「本心ではないボケ」と「それを指摘するツッコミの不在」と

 小説投稿サイトを探しているという記事を書いてコメントで教えてもらったのですが、今はこんなサイトがあるんですね!

 トークメーカー

 どういうサイトか分からないという人は、こちらのページをご覧ください。
 アイコン付きの「キャラクターのセリフ」を載せることによって、「対談形式でのキャラクターの会話」を作れるサイトなんですね。地の文を入れたり、画像を入れたりも出来るので、作者の裁量次第で小説っぽくも漫画っぽくも出来そうです。自分が投稿者として利用するかは置いといて、面白いサイトだなと思います。



 このことを知っている人も、もう恐らく片手の指で数えられるくらいの人数になっちゃったと思うんですが……私は前の前のサイトで、「対談形式で漫画の感想を書く」ということを毎週やっていた時期がありました。
 それがまぁ、当時はボロクソに言われていまして。「自分の感想」を「キャラクターに言わせている」、「しかもそれが2人分」ということで、「寒い」「キモイ」「つまらない」「閉鎖に追い込んでやる」と散々言われてその内に辞めちゃったんですけど……よく考えたら、今ブログやってて言われていることとあんま変わらないな!


 ブログの進退は置いといて、そこまでボロクソに言われてもなんで私は「対談形式」で感想を書いていたかというと……「ボケ」役と「ツッコミ」役を分けることで、「これはボケなんですよ」と分かりやすく出来たからなんです。



対談2

 こんなカンジに。
 もしこれを「対談形式」ではない、「普通の感想」として書いちゃうと↓のようになります。


 今週始まった新連載は熱かった!
 本誌初掲載の新人だから不安もあったのだけど、これは来週以降も楽しみだ。ネットでの評判も良かったみたいね。僕としては、妹が貧乳で、幼なじみが標準的で、その親友のメガネが巨乳で、敵の幹部にも貧乳スレンダーとロリ巨乳が一人ずついて、盤石な布陣なのが良かったと思う(笑)。



 「対談形式」だと「おっぱいしか見ていない」というのが冗談だと分かると思うのですが、「普通の感想」だと私が本当に「おっぱいしか見ていない」ド変態なように思えてしまいますよね。実際の私は人類が戦争から解放されることと、絶滅の危機に瀕している動物達を保護することしか考えていない崇高な人間だというのに!



ツッコミ2


 つまり、ツッコミが入ることで「ここはボケで書いているだけで本心ではないですよー」と読んでいる人にも分かりやすくなりますし。
 読者目線が「ボケ」側ではなく「ツッコミ」側にあると分かりやすくなると思うんですね。さっきの例で言えば、読者は「おっぱいしか見ていないのかよ!」の方に共感して欲しいのであって、「わーい!おっぱいがいっぱいだー」と言う方に共感して欲しいワケではないのです。



kyonyu1.jpg

 もういっちょ。
 発売済のキンドル本『オレは貧乳が好きなんだ!』から1ページ抜粋しました。

 えーっと……キャラの名前を忘れてしまったのですが。
 黒髪の男の「オマエは……推定Eカップの~~」というセリフが「ボケ」で。
 茶髪の男の「個人情報の最初がアルファベットって」というセリフが「ツッコミ」です。

 巨乳好きの彼は、女子生徒を「おっぱいのサイズ」で覚えているという、しょうもないセリフなんですが……これ、もし「ツッコミ」がなかったらこんなカンジになっちゃうんですよ。


kyonyu2.jpg

 「ツッコミ」がないと「ボケ」が放置されたままなので、“女子生徒を「おっぱいのサイズ」で覚えている”のが当たり前かのように話が進んでしまうのです。これでは酷いセクハラ漫画です。



ツッコミ3
ツッコミ4





 ちょっと前にTwitterを眺めていたら、「今テレビで○○ってお笑い芸人が、こんなヒドイことを言っていた!」というツイートが流れているのを見かけたことがありました。それが結構な数RTされてて、「それはヒドイ」「本当にヒドイ奴だ」「コイツは元々こういう奴なんだよ」みたいに賛同するツイートも多数流れてて。

 たまたま私はその番組を録画していたので、数週間後に観ることになったのですが……その「ヒドイこと」というのは、番組の流れ上どうしても触れないと不自然なことで、そのお笑い芸人さんは敢えてそれをヒドく言って、「そんなヒドイこと言うんじゃねえよ!」と相方からツッコミが入って笑ってその場が終わるというものでした。

 もちろん、そういう笑いに好き嫌いはあると思うんですが。
 「失礼なことを言うボケ」と「それを否定するツッコミ」というワンセットの芸を、「失礼なことを言うボケ」の方だけ切り取って「コイツこんなヒドイ奴なんだぜ」と拡散させるのって――――「ボケ」と「ツッコミ」のことが何一つ分かっていないのか、批判のために都合の悪い情報はなかったことにしたのか。

 どっちにしろ、「ボケ」=「本心」だと思われたら溜まったもんじゃないなぁと思いました。



 例えば、今日の記事を読んで「やまなしさんは人類が戦争から解放されることと、絶滅の危機に瀕している動物達を保護することしか考えていない崇高な人間なんだ」と信じ込まれたら困るワケですよ。そこは「それはウソでしょ」と読者にツッコんでほしくて書いている「ボケ」ですからね。

 でも、今日の記事はツッコミを入れているから「これはボケなんですよ」というのがまだ分かりやすい方で、普段の記事はツッコミを入れていないから「これがボケだって伝わっているかな……」と毎回毎回不安なんですよ。
 言ってしまえば、それはツッコミ役を読者に委ねる行為なワケで。「対談形式」の感想をやっていた時は「自分で自分にツッコミを入れているとか寒い」「もっと読者を信じろ」と言われて、それ以降はずーーーーーっと一人語りで書いてきたのですが。やっぱりそれだと「ボケ」を「本心」だと勘違いして、「何オマエ、自分のことを崇高な人間とか言ってんの?頭おかしいんじゃねえの?」と言ってくる人もいるんですよ。



 もうこれからの記事は全部、海ちゃんにツッコミを入れてもらうことにしようかしら。
 それならもっと時間かけて可愛く描けば良かった。


ツッコミ5

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| ひび雑記 | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「あとがき」を最初に読む人は、何のためにそうしているのか

 まだ全巻読み終わっていないのでネタバレ防止のために作品名は書きませんが、とあるライトノベルを読んでいてすごく気になることがありました。

 その作品は、「本編」と言える小説の後に、作者がコメントを書く「あとがき」が毎巻入っているのですが……その「あとがき」に、「本編より先にこのあとがきを読んでいる人もいると思うので」と書いてあって驚いたのです。


 そんな人いるの!?と。
 そんなことしたら「本編の結末」を知ってしまうかも知れないので、ネタバレ絶対にしたくない派の自分としては衝撃でした。


 世の中には、「ネタバレをして欲しい人」がいるという大切な事実

 しかしまぁ、以前に「推理小説を結末から読む人」の話を書いたことがあるように、むしろ「事前にネタバレを読んでから読み始めたい人」もいます。「自分の嫌な結末の作品を回避できる」「ハラハラしたくない」、そういった理由でどういう結末になるかを知ってから作品を手に取る人もいるのです。最初に「あとがき」から読むのも、事前にWikipediaで「あらすじ」を読むようなものなのかなとも思ったのですが。
 その作者さん、「あとがき」に「本編より先にこのあとがきを読んでいる人もいると思うので本編の内容には触れません」と書いていて、ネタバレも書いてないの!?と二度目の衝撃を受けました。


 よくよく考えてみたら、さっきは「あとがきから読んだら本編の結末を知ってしまうかも知れない」と書きましたが、小説の場合は特に「あとがきにネタバレは書かれていない」ような気もします。今までほとんど気にしたことがなかったので、確信は持てませんが。


 そうすると、逆に「あとがきって何が書かれているんだ?」と思いますし。
 「あとがきを最初に読む人は何のためにそんなことしているんだ?」が分からなくなりましたし。
 そもそも「本当にあとがきから読み始める人なんているのか?」という疑問が湧いてきました。




 本を買う前に「あとがき」を読む人に共通する傾向とはしらべぇ

 検索したらこんな記事が出てきました。
 「最初にあとがきから読む人」ではなく「本を買う前にあとがきを読む人」の割合ですが、男性が11.5%、女性が17.7%とのことです。私が思っていた以上に多いですし、それ以上にハッとしたのは「本を買うかどうかの判断材料であとがきが読まれている」ということでした。

 書店で本を買うかどうか悩んで手に取った際、私は小説なら特に絶対1ページ目から読み始めるんですけど、小説って書き出しだけ読んでもよく分からんことも多いんですよね。
 後々の伏線のために主人公じゃないキャラがなんかしてますみたいなところから始まったり、逆に主人公が見ている夢から始まったり、主人公の過去から始まったり……「本編」の前の「序章」とか「プロローグ」とか、抽象的すぎて全然面白くないことも多いし、「買うかどうか」の判断材料にならんという気持ちはよく分かります。


 んで、上の記事にも書かれていますし、検索して出てきた他の記事を読んでもそういう意見がチラホラ出ていたのですが、「あとがきは小説本編とちがって作者がどういう人なのかが分かる」「小説を読む前に、書いている人がどんな人か分かった上で読みたい」という目的があるみたいです。

 確かに、今の時代ならTwitterなどで私生活を語る作家さんも多いですが、そういうものがなかった時代は「好きな作家さんの近況を知れるのはあとがきだけ」だったワケですもんね。「本を買うかどうかの判断材料にする」だけでなく、「作家さんの熱心なファンだからあとがきから読む」って目的もあるのかも知れませんね。



 「作品」よりも「作者」に興味がある場合は、「本編」より先に「あとがき」から読む――――ってことが一つ言えるのかなと思いました。
 それで、私が「そんな人いるの!?」と驚いた理由も分かりました。私ってあんまり「作者」に興味がないんだなと思ったんです。もちろん「この作品が面白かったから、この作者さんの次の作品を読みたい」とは思いますが、「この作品が面白かったから、この作者さんの近況を知りたい」とはあまり思わないんです。私が興味あるのはあくまで「作品」であって、「作者」の人間性とか私生活には興味がないというか。

 Twitterとかでも、最近なるべく漫画家さんでも小説家さんでもアニメ監督さんでも声優さんでもゲームクリエイターさんでもAV女優さんでも、「好きな作品を作った人」はフォローしないようにしています。作品がすっげー好きだからフォローしたら、差別的な発言を連発していたりして、その作者さんだけでなく大好きだった作品のことも微妙に思えてきてしまったことが多くて……「作品」と「作者」は切り分けて考えなければならないんだなと思うようになって。

 以前に話題にしたこともありますが私はオーディオコメンタリーの類が好きじゃありませんし、作り手のインタビュー記事とかもなるべく読みたくないんですけど、それは「作品」に対して「作り手がこういう人だ」という情報をあまり入れたくないというのもあるんですね。純粋に「作品」が楽しめなくなってしまうんです。
 「小説を読む前に、書いている人がどんな人か分かった上で読みたいからあとがきを最初に読む」という人の、正反対なんです私は。だから、「あとがき」から読む人がいるということに「そんな人いるの!?」と驚いたのです。



 しかし、この話を突き詰めると……
 私がこのブログやTwitterを続けている理由である、自分の作品(漫画やキンドル本)を読んでもらう宣伝のためにやっているという理由がブーメランのように飛んでくるので複雑ではあります(笑)。
 「マンガは大好きだったのに貴方のことが大嫌いになったので二度と読みません」と言われたことも何度かあるので、ひょっとして逆効果なのでは……


 それはさておき、自分もキンドル本を出す際には「あとがき」を書いているんですけど……「あとがきを最初に読む人がいる」だなんて考えたこともなかったので、ネタバレどころか「本編から話が続いている」みたいなあとがきも書いたことがありました。あれって、「あとがきを最初に読む人」からすれば意味不明ですよね……
 そもそもキンドル本の場合、購入前に読める「無料お試し部分」は冒頭と決まっているので、「あとがきを読んで買うかどうかを決める」って人には判断材料にならんのですよね。その仕様を決めた人も、恐らく私と同じで「そんな人いるの!?」って人ですね、きっと。


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| ひび雑記 | 17:51 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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You Tubeにアップした動画が、関係ない会社から「著作権」を主張されて広告収入が奪われる件についてまとめました

 何気なくTwitterにつぶやいたら、大きな反響があっただけでなく、私以外にもこういう事態になっている人が多いことが分かったのでブログにまとめることにしました。




 Nintendo Creators Programとは、任天堂が対象としているソフトを使った動画をYou Tubeにアップすると、その広告収入を「任天堂」と「自分」で分けられるというサービスです。

 始めに言っておきますと、私のアップしている動画の再生数だと広告収入なんて微々々々々々々々たるものです、具体的な数字を書くと怒られるかも知れないので何となくで説明しますけど、全部の動画を足して1ヶ月かけても駄菓子が買えないレベルです。
 なので、私「広告収入が奪われる」ことにも何となく気づいていたのですが放置していました。わざわざ時間をかけて異議申し立てをしても、その分だけの見返りは得られないだろうと。

 ただ、私以外にも「こういう被害」に合っている人がたくさんいるとなると話は別です。
 塵も積もれば山となりますし、たくさんの再生数があるにも関わらず異議申し立てをする勇気がなくて「たくさんの広告収入が奪われている」人もいるかも知れません。


 なので、ちゃんとブログにまとめようと思います。


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<クリックで拡大します>

 これらの動画は『スーパーマリオメーカー』の実況動画です。
 『スーパーマリオメーカー』はNintendo Creators Programの対象ソフトなので、映像も音楽も任天堂が権利を抑えているんじゃないのかと思います。緑色の$マークが付いている動画は何の問題もなく「収益化対象」となっていて、広告収入を得ることができます。

 しかし、一部の動画に、任天堂ではない会社から「著作権」の主張が来ました。
 Cのマークが付いて「著作権保護されたコンテンツが含まれています」となっている動画がソレです。「著作権所有者が、お客様の動画に含まれている素材を申し立てました。」というメールも来ました。


igi-2.png
<クリックで拡大します>

 試しに「Dangerous Train(Hard)」の方を見てみましょう。
 著作権が主張されているのは、8:30~9:19の間の楽曲で15件の申し立てが届いていました。「著作権」を主張しているのは一人じゃないんですね。どういうことなんだ。

 念のため、自分でもその時間を再生してみました。
 実況動画なんで、ゲームの音楽自体は『スーパーマリオメーカー』の音楽で任天堂に権利があるとしても、あまりにクリアできない私が怒って何かの曲を熱唱している可能性もありますし。『スーパーマリオメーカー』の場合、「自動音楽再生」のコースもあるので、それが引っかかった可能性もありますし。

 再生してみたら、ただ私が呻いているだけでした。
 ということで、「異議を申し立てる」をクリックです。



igi-3.png

 私はNintendo Creators Programに登録しているので、恐らく「正当な権利所有者(=任天堂)から、このコンテンツ(=スーパーマリオメーカー)を使用するライセンスまたは許可を得ています。」で合っていると思います。多分。

 今回はその過程を省きましたが、不安な人はNintendo Creators Programの「お問い合わせ」から「対象のソフトの動画をアップしたら、こことこことここから著作権の申し立てが来ました。任天堂に関係のある会社なのでしょうか?」と質問をしてみてもイイかも知れませんね。私は、1件目はそうしました。

 「異議申し立ての理由を簡単に説明してください」の欄は、
 この動画でプレイしているゲームソフトは、任天堂がニンテンドークリエイターズプログラムの対象作品にしている『スーパーマリオメーカー』というソフトです。映像および楽曲の権利は任天堂が所有しているものと思われます。
 私はニンテンドークリエイターズプログラムに登録していて、任天堂の許可を得てこのソフトの映像を投稿しています。よって、任天堂以外の方からの著作権の主張は誤りではないかと異議を申し立てます。
と書きました。


igi-4.png
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<クリックで拡大します>

 「異議申し立て」が終わるとこんなカンジになります。
 この「異議申し立て」は、You Tubeが審査をするワケではなくて、著作権を主張した人達に「間違いじゃありませんか?」と確認をするための機能みたいですね。


igi-6.png
<クリックで拡大します>

 前回は30日間ギリギリまで粘られたのですが、今回はあっさりと引き下がられました。
 「Dangerous Train(Hard)」の動画から、「著作権保護されたコンテンツが含まれています」の表示がなくなりましたね。

 ただし!このままだと「収益化対象」のマークも付いていません。
 Nintendo Creators Programに登録しているのに、第三者からの著作権の主張があったため、それが取り下げられても「収益化対象」にそのまま戻れないみたいなんですね。Nintendo Creators Programのお問い合わせの欄から、「この動画が「収益化対象」にならないんですけど……」と登録を催促したら迅速に対応してくださいました。

igi-7.png
<クリックで拡大します>


 これにて解決!!




 さて、ここからが大事なお話です。
 この件は、別にNintendo Creators Programに限った話ではありません。

 私はNintendo Creators Programに登録していたから、「え?このソフトの権利って任天堂が抑えているはずなんだけどなぁ」とおかしいことに気づいただけで。
 Nintendo Creators Programに登録する前、他のゲームの動画(現在はもう削除してしまいました)をアップした時もよく分からない会社から「著作権の主張」が来たことがありました。その時は、そういうもんなのかなーと放置していたのですが……今回Twitterで色んな人の話を教えてもらったところ、「他の会社のゲーム」だとか「ゲームとは関係のない動画」にも、明らかに著作権者ではない人達から主張が来て、異議を申し立てたらあっさり引き下がられたというケースが頻繁にあるみたいなんですね。


 つまり、本来なら「権利なんて持っていない会社(?)」が、個人の動画に対して著作権を主張して、「異議を申し立て」られたらあっさり引き下がり、「異議を申し立て」られなかったらそのまま広告収入を奪えるというケースが頻発している―――みたいです。狙いが「広告収入」かどうかは推測ですけど。

 本来なら、動画に対して著作権者が権利を主張できる制度は素晴らしいと思うんです。ゲーム実況に使う「ゲーム」にしても「音楽」にしても、私達は“使わせてもらっている”だけなんですから、「広告収入」が著作権者に渡るのは当然なことだと私は思います。
 今回の記事で誤解して欲しくないのは、You Tubeの動画に「著作権の主張」が来たらなんでもかんでも「異議を申し立て」ろ!ってことではなくて。ちゃんと正当に権利を所有している人から来た場合は、「ハハーッ、言う通りにします!」と従うべきだと思うんですが。


 こうやって制度を悪用して、著作権者でもないのに広告収入を奪おうとする行為は許せません。

 いや、私の場合は駄菓子にも満たない額ではあるんですが……
 だから、面倒くさくて放置していたのですが……

 こういうことが横行しているということは、この行為がそれなりに利益になっているということだと思うんですね。私の場合は、先ほど書いたように「え?このソフトの権利って任天堂が抑えているはずなんだけど」という確信があって、任天堂に確認が取れたから異議を申し立てられたのですが。
 そうでないケース……どこに権利があるか分からないゲームを実況したり、権利者に確認を取らずにこっそりやっているゲーム実況だったりなら、よく分からないところから「著作権の主張」が来ても従っちゃうと思いますしねぇ。


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| ひび雑記 | 17:47 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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2017年5月の活動報告

 原因不明の顔面痛は、まだ原因がハッキリしていないから「原因不明」と書いているのですが……現在のところ「歯の噛み合わせ」が原因じゃないかということで、マウスピースを付けた生活をしています。これでしばらく様子を見て、痛みがなくなったら歯を削って噛み合わせを調整する予定です。

 その際に「痛みが出る数日前に、歯を食いしばるくらい必死に何かしませんでした?」と訊かれて、「『リンクの冒険』の第六神殿」とすぐに思いつきましたが言いませんでした。


 ゲームを遊んでいて「タイミングを合わせてボタンを押す」ことで肩を痛めたことがありましたが、とうとうゲームを遊んでいて「歯を食いしばるほど必死にプレイして顔面の神経をおかしくしてしまう」ことになるとは……



<2017年5月の購入金額>
2017-5-1.jpg

 今月は体調不良の時期も長かったため、散在する余裕もありませんでした。
 しかし、月の後半キンドルが唐突に大型ポイント還元キャンペーンを行い(eBookJapanへの追撃キャンペーンだったらしい)、買う予定のなかった漫画も実質40円~50円くらいならポンポンと買ってしまって一気に積み本が増えてしまいました。でも、出費はこんなもん。キャンペーン恐ろしや!



<2017年5月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):27冊
 紙の本:0冊
 電子書籍:24冊
 電子書籍(無料の本):3冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):.2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

 キンドルのポイント還元キャンペーンで購入した漫画は18冊でした。
 その内のほとんどは「元々買う予定のなかった作品」なのですが、この機会に色んな人がオススメの作品を紹介していたこともあって、そういうきっかけで知った作品も何かの縁だと積極的に購入していきました。
 キャンペーンになっているのは1巻だけというものがほとんどでしたから、面白かったら2巻以降は普通の価格で買えばイイだけですしね。



<2017年5月の読了数>
2017-5-2.jpg

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):43冊(再読3冊)
 紙の本:18冊(再読0冊)
 自炊した本:0冊(再読0冊)
 電子書籍:25冊(再読3冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):6本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):1本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

<積み電子書籍:漫画236冊、小説23冊、その他7冊
 → 積み電子書籍の合計は現在266冊です>
<積みゲー:Switchが2本、Wii U&Wiiが29本+6本、3DS&DSが18本+3本、PSが8本、PCが9本、アプリが2本→ 積みゲーの合計は現在77本です>


 今月は積み電子書籍消化・積みゲー消化にかなり積極的に取り組んだのですが……先月もここの欄に書いたように『うしおととら』は兄から借りた本なので全巻読破しても積み電子書籍は1冊も減らせず、キンドルのポイント還元キャンペーンで18冊購入したこともあって、積み電子書籍は先月より5冊アップの266冊となってしまいました。

 積みゲー消化の方はかなり順調だったのですが、原因不明の顔面痛のためにゲームプレイをストップしたこともあって、今月中にクリアする予定だったゲームもクリア出来ず……先月より4本減らした77本に留まりました。9月までに50本くらいにはしたいと言っていたのに!!
 しかし、その反面……3月からずっと続けていた『BanG Dream!ガールズバンドパーティ!』ですが、顔面痛のためそれまで皆勤だったイベントを走れなかったため、何かの糸が切れてしまって現在はもう起動すらしなくなりました。これでまぁ、他の積みゲー消化に時間が使えるとも言えるのですが、結局「好きなキャラがピックアップガチャに来た時のために貯め込んでいたスター」は使わないまま終えてしまいましたね。50連ガチャ出来たのに……


【今月のピックアップ】
我らひとしくギャルゲヒロイン<我らひとしくギャルゲヒロイン> (角川コミックス・エース)
我らひとしくギャルゲヒロイン<我らひとしくギャルゲヒロイン> (角川コミックス・エース)

 今月のピックアップは、キンドルのポイント還元キャンペーン対象作品で、カワチさんがオススメしていたので購入した『我らひとしくギャルゲヒロイン』です!ポイント還元キャンペーンはもう終わっちゃいましたけどね!
 「1巻」の表記はありませんが、これは「コミックスが売れなかったら打ち切り」「コミックスが売れたら続きも描けるし2巻も出るかも」ということで、とりあえず完結はしていないけど「1巻」の表記もないという非情すぎる理由からだそうです!せちがらい!

 内容は「ここがギャルゲーの世界なんだと自覚してしまったギャルゲーのヒロイン達が、ギャルゲーの世界観やプレイヤーの節操のなさにツッコミを入れていく」4コマ漫画となっています。架空のギャルゲー世界を舞台にしていますが、男主人公が主人公ではなく、ヒロイン達が主人公で“男主人公に攻略されないようにしている”のが特徴ですね。


waroin.jpg
<画像は『我らひとしくギャルゲヒロイン』 EPISODE 02より引用>

 こんな風に「ギャルゲーでは当たり前なこと」に、ヒロイン達が「今まで気づいていなかったけど、何なんだこの設定は!」とメタ的にツッコミを入れていくのが面白いです。
 また、学園モノ4コマ漫画として考えても、荒唐無稽な設定や、永遠に続く学生生活、次から次へと現れる女性キャラ、突然壮大な展開に進むストーリーなど……本来なら「リアリティがない」と言われそうなものも、「まあギャルゲーってこんなカンジだよね」とギャグにすることで全部許されるのがズルイ(笑)。

 ギャルゲーにどっぷり浸かっていない人でも、「ギャルゲーってこんなカンジかな」という何となくのイメージを持っているだけでも十分に面白い作品だと思います。


 コミックウォーカーでは、スピンオフ作品とも言える『我らひとしくソシャゲヒロイン』が全話無料公開されています。これは『ギャルゲヒロイン』とキャラが共通の架空のソシャゲを題材にしていて、ヒロイン達も同じキャラですが「別のゲームのキャラ」という扱いなので記憶は共有していません。
 こっちも面白いんですけど、『ギャルゲヒロイン』を先に読んでいた方が『ギャルゲヒロイン』のキャラがたくさん出てきて面白いんじゃないかと思います。

 また、『ギャルゲヒロイン』の方もコミックウォーカーで、第1~3話が無料公開されているだけでなく、コミックス1巻に収録されていない第13話も無料公開されています。第13話もすごい面白いんですけど、コミックス1巻に12話まで収録されているので、出来ればコミックスを買って全話読んでから第13話を読んでもらいたいなーと思っています。

 というか、ずっと最新話が第13話ということは……1巻で打ち切りになったということなんでしょうか。Amazonのレビューとか大絶賛されているのだけど、それでも目標の売上には達しなかったのでしょうか。つい最近キャンペーンでこの作品を知った新参者の私ですけど、続きが読みたいなぁと願っています。



<2017年5月のブログ>
【創作】
「イラスト付きの小説」を投稿できるWEB小説サイトを探しています

【漫画】
『百万畳ラビリンス』上下巻紹介/全2巻に詰め込まれた大冒険!

【アニメ】
「男女カップル」のキャラを見るとき、アナタの目線はどこにありますか
「原作が既に完結済み」作品のアニメ化であっても、不満は持たれる

【ゲーム】
「ダウンロードでゲームは買いたくない」という人は、今どれくらいいるのだろうか
『ゼルダの伝説』はどうして「JRPG」とはされないのか
Nintendo Switchのバーチャルコンソールはいつ始まるのか
『バトルスポーツ めく~る』は「パーティゲームの定番」になれそう!だけど……
ネットでしか交流のない人とボイスチャットできますか?

【その他】
「好きな映画は何ですか?」の質問が苦手
被害超拡大中のマケプレ詐欺を、Amazonの「ほしい物リスト」公開を利用している人は気をつけてください


 今月のTwitterでの告知ツイートの「RT数1位」はこちら。




 次に、「付いたコメント数1位」は――――
 『ゼルダの伝説』はどうして「JRPG」とはされないのかでした。付いたコメント数は14。

 続いて、「はてなブックマーク数1位」は――――
 『ゼルダの伝説』はどうして「JRPG」とはされないのかでした。付いたブクマ数は187。


 そして、堂々のアクセス数1位は――――

 『ゼルダの伝説』はどうして「JRPG」とはされないのかでしたっ!


 当然のように、4冠達成。
 しかし、今月は『ゼルダ』の記事の影響なのかその他の記事のアクセス数もかなり高く、充実した月だった……と言いたいのですが、原因不明の顔面痛のために一週間弱休んだことで再びアクセス数が下降してまた元の水準に戻ってしまったのでした。ちゃんちゃん!

 『ゼルダ』について記事を書くのは今回が初めてではもちろんなくて、何年か前に集中的に書いて「ゼルダを広めよう!」と頑張った時期があったのですが……その時はアクセス数は散々だったんですね。「ドラクエとちがって数字持ってねーな、ゼルダ」と当時は思ったのですが(笑)。
 最新作『ブレス オブ ザ ワイルド』が話題になったことと、今回の記事は「JRPG」というナショナリズムを刺激されるワードが入っていたこともあって、『ゼルダ』自体にさほど興味のない人にも注目してもらえたのかなと思います。


 それと、マケプレ詐欺についての注意喚起の記事は、色んなところで紹介してもらったおかげで今月のアクセス数2位になるくらいたくさんの人に読んでもらえました。紹介してくださった皆様、ありがとうございました。


<2017年5月の創作活動報告>
・電子書籍用新作漫画4話、全ページ完成
・短編小説2本目、完成
・5月のカラー絵練習はオリジナルキャラを描きましたー

 昨年秋に書いた短編小説1本目はものすごい時間がかかったのですが、今回の2本目はビックリするくらいサクッと書き終わりました。それは別に「小説を書くスキルが上がったから」とかそういうことではなくて、単にボリュームが全然ちがっただけです。
 キンドル形式で出力して手持ちの端末で読んでみたところ、昨年書いた1本目は「この本を読み終わるまで」が40分くらいだったのですが、今回書いた2本目は「この本を読み終わるまで」が15分でした。同じ短編でも全然ちがうという……

 まぁ、別に私は「○ページ以内で」とか「○文字以内で」みたいに誰かに指示されているワケではないのでコレで全然構わないと思っているのですが、漫画も「描きたい話を指定されたページ数に収める」のが一番難しいので、小説もそれをしなければならないと考えたら大変だなーと思いました。

縮小

 5月のカラー絵練習は、オリジナル(電子書籍用の新作漫画)のキャラで今まで使ってきた技術をフル動員して1枚描いてみました。塗りは肌以外は透明水彩がほとんどで、そこに影レイヤー・光レイヤーで陰影を付けて、オーバーレイで様々な色を混ぜていく……というカンジです。
 絵のクオリティは置いといて、塗りの方向性としては個人的には気に入っているんで、ひとまずはこれをメインにしていこうかなと思っています。

 来月も故あってオリジナルキャラを描く予定です。新作ではなく、昔の自分のキャラ。
 塗りはどうするかなぁ。同じツールばかり使うのもアレなんで、来月はまた別のものを試してみるかなぁ。

| ひび雑記 | 17:59 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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「男女カップル」のキャラを見るとき、アナタの目線はどこにありますか

 話題になっていたツイートは「転載お断り」だったので、似たようなイラストを自分でも描いてみることにしました。画力に関しては責任をとれません。絵が描けなくてもマンガは描けるんですよ!

IMG_0632.png

 一つの「男女カップル」が好きな人にも、「1.男キャラの目線で女キャラを見る」のが好きな人と、「2.女キャラの目線で男キャラを見る」のが好きな人と、「3.第三者視点で男女カップルを見る」のが好きな人の三通りがあって――――「1」と「2」の場合は「出来ることなら自分がそのキャラになりたい!」と思うこともあると。

 元のツイートの人は女性だったため、「女オタクはみんな「2」だと思われがちだけど「3」な人もいるんだよ」という主張でした。ふむふむ、分かる分かる……と思って読んでいたのですが、それに対するリアクションで「いやいや!ちょっと待てよ!」と言いたくなるものがありました。

 それは――――
 「男オタクは大抵「1」だから、女オタクもみんな「2」だと勘違いしちゃうんですよねー」というもの。


 いやいやいやいやいやいや!
 男オタクでも、「3」の人は結構いるでしょう!?

 私は「私が男日本代表でございます」なんて言うつもりはないですけど、少なくとも私はほぼ「3」ですよ!「男オタクは大抵1」なんて言説を初めて聞いたくらいですよ!むしろ、今回初めて「1という人がいる」ことを認識してようやく合点がいったところがあったくらいですよ!


 ヒロインは誰のもの?

 こちらは9年も前にウチで書いた記事です。
 話題になっている作品が『CLANNAD』なあたりに時代を感じますね(笑)。

 簡単に説明すると、『CLANNAD』のヒロインと共同生活を送れるMMOが始まったことに対して、「俺達は主人公と結ばれるヒロインを観ていたかったんであって、俺達自身がヒロインと結ばれたかったワケじゃないんだ」と書いていました。

 まさに今日の話に通じる話で、ゲームを企画した人からすれば「男オタクは大抵「1.男キャラの目線で女キャラを見るのが好きな人」でしょ?」と思って企画されたのでしょうが、私や元の記事を書いた人は「3.第三者視点で主人公とヒロインのカップルを見るのが好きだった」んだよ!と思ったのです。

 私は逆に「1」の視点がなかったので、今日まで「なんでこんな企画を通したんだ?」と思っていたのですが、今回の話で初めて「1な考えの人からすると夢のようなゲームだったのか」と思ったのです。9年越しの疑問解決。そのMMOは2011年に終わってしまったし、紹介している記事のブログもほぼ閉鎖してしまっていますが……




 話を戻すと、この「1の人」なのか「3の人」なのか問題―――
 「1の人に向けた作品」と「3の人に向けた作品」はちがうという問題にもなります。

 私が今季観ているアニメ作品で言えば、冒頭でイラストを描いた『エロマンガ先生』、『月がきれい』、『サクラダリセット』、『アリスと蔵六』はこの中に加えるとちょっと倫理的に問題がありそうな気がしますが(笑)、あとは2期を観ている『進撃の巨人』なんかもそうなんですけど……私は「男主人公」と「ヒロイン」のイチャイチャ具合が好きで観ているところがあります。

 まさに「3.第三者視点で男女カップルを見る」感覚なので、「マサムネになりたい」とか「小太郎になりたい」とか「ケイになりたい」とか「蔵六になりたい」とか「エレンになりたい」と思って観ているワケではありませんし。どの作品を好きになるかの判断材料に、「ヒロイン」だけじゃなくて「男主人公」がちゃんと魅力的なキャラなのかどうかが大きく関わってくるのです。

 「同じ男として格好イイと思うか」とか、「好感が持てるか」とか、「応援したくなるか」とか……どこに魅力を感じるのかはキャラによりけりですが、「男主人公」を魅力的に思えてこそ「男主人公とヒロインのイチャイチャ具合が好き」になれるのです(※1)

(※1:分かりやすくするために「男主人公」に限定して語っていますが、「女主人公」が「男キャラ」とイチャイチャするのが好きな作品もしっかり両方のキャラを魅力的に思えるかが重要ですし、自分にとっては主人公が男だろうが女だろうがどっちでもイイです)




 しかし、「1.男キャラの目線で女キャラを見る」感覚の人からすると、男主人公のキャラはそんなに立っていなくても構わないんじゃないかと思うんですね。どちらかというと「感情移入しやすいキャラ」である方が良くて、没個性的で、平均的で、誰もが「これが自分だ」と思える最大公約数的なキャラが好まれるんじゃないかと思います。

 ハーレムものとかで「誰が本命かをハッキリしないで全ヒロインにいい顔をしている男主人公」とかも、「3」の私からすると「誰が好きかハッキリさせないと他のヒロインが可哀想だろ!」と思ってしまって好きではないのですが、「1」の人からすると本命が誰かをハッキリされちゃうと「これは自分ではない」と感情移入できなくなってしまうのかなーと思うんですね。



 この切り口、色んな謎を解決させる突破口になるような……
 「俺TUEEEEEEE」問題も、「1」の人からすると「こんなに強いと主人公に感情移入できない」と思っちゃうけど、「3」の人からすると「主人公、強くて格好イイ!」と特に不満ではない―――とか。
 「百合に男が混じるのは許せない」問題も、「1」の人からすると「自分の目線になるキャラが欲しい」ということで、「3」の人からすると「百合カップルをイチャイチャ眺めているだけで何故満足できないんだ!」と理解不能―――とか。
 「ドラクエはロールプレイだけどFFはロールプレイじゃないよ」問題も、「1」の人からすると「主人公が自分だと思えるか」が重要だけど、「3」の人からすると「主人公もキャラが立っていた方がイイよ」―――とか。



 私は基本的に「3」の人間なんで、『ドラクエ』も『ゼルダ』も、『どうぶつの森』とかでも「主人公は自分だ」と思えたことがないんです。「リンクになってゼルダ姫とイチャイチャするぞ!」じゃなくて、「リンクとゼルダ姫がイチャイチャしているのを画面越しで眺めるぞ!」ってカンジです。

 だから、長年の疑問だった……ゲームで主人公の性別を自由に選べるときに、私が男でありながら「女主人公」を選択するとドン引きされたり「女のコになりたい願望があるんですね」とか言われたりするのは何故かというのも、これで説明できますね。
 「1」の人からすると「自分=主人公」だから、どうしてわざわざ自分とちがう性別にするのか理解できないんでしょう。「本当は女のコになりたいんだな」みたいな素っ頓狂な推理をしてしまうのです。
 でも、「3」な私からすると「自分=神の視点」なので、主人公はあくまでキャラクターの一人でしかないのです。だから、自分とは全然ちがう「きよはら」とか「デストラーデ」とか「G.G.さとう」みたいな名前を付けたりもするし、マンガのキャラの名前を付けたりもするし、『どうぶつの森』とかで主人公を女のコにすることにも全然抵抗がないのですよ。



 ですが、言われてみれば「1の人に向けた作品」とか「1の人に向けた配慮をしている作品」ってたくさんあって。
 そう言えば、『ウルトラマン』にも『ガンダム』にも「主人公」とは別の「主人公にあこがれる子ども」がレギュラーキャラにいて、それは「子ども視聴者」が「これが自分だ」と置き換えて観られるようにそういうキャラを入れているという話を聞いたことがあります。
 そう言えば男友達に「女が主人公の漫画は読む気にならない」と言われたことがありましたし、『舞-乙HiME』のコミカライズの時に脚本の吉野さんが「少年漫画は読者に近い男主人公にしなければならないのだけど原作のアニメは女のコばっかしの作品なのでどうしようか悩んだ。だから、発想を逆転させて男のキャラを女装させることにした」と書いていたのを思い出しました。

 『けいおん!』は登場人物のほぼすべてが女性キャラなのだけど、これだと「1」の人からすると「自分の目線となるキャラがどこにもいない」という問題が起こるので。『ごちうさ』は男性目線のキャラが入っているんですね。それは「うさぎになってしまったおじいちゃん」という(笑)。
 可愛いものしか存在してはならない世界に、俺達目線のキャラを入れるために、おじいちゃんをうさぎにする―――というのは、少年漫画で女のコだらけの作品を描くために、原作で女のコだったキャラを「女装している男のコ」に変えるくらいの逆転の発想だと思います。



 みなさんはどうですか?
 「1」「2」「3」のどれに当てはまりますか?



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◇ 余談中の余談
 とまぁ……ここまで敢えて「1の人」「3の人」といったカンジに、人それぞれちがうみたいに書いてきたのですが。実際には同じ人間でも「この作品は1」「この作品は3」とか、「このジャンルは1」「このジャンルは3」と、何を対象にするかで自分の目線も変わると思うんですね。

 例えば「普通の一人称小説は1」だけど「主人公のキャラが立ってるライトノベルは3」みたいな。


 記事の序盤で私は“少なくとも私はほぼ「3」”と書いたのですが、“ほぼ”と書いたからには例外もあって―――私、エロは「1」なんですね。エロ漫画でも(not エロマンガ先生)、エロビデオでも、エロ小説でも、エロ同人ゲームでも、「これが自分だ!」と思える投影先が欲しいのです。だから、男側は無個性でイイし、いっそのこと『名探偵コナン』の犯人みたいに全身黒タイツで構いません。

 逆に、男側がイケメンだと「これは自分じゃない!」と思えてしまいます。
 アレですね。「俺TUEEEEEE」作品を「こんなに強いと主人公に感情移入できない」と批判する人と一緒ですね。今度から「俺TUEEEEEE」作品が批判された時は、「分かる分かる。俺もエロビデオで男優がイケメンだと萎えるもん」と言うことにしましょう。しましょう?

 男が複数いると、「自分はどれだ?」となってしまうので好きではないです。
 前にゲーム実況をしている際に「やまなしさんは触手モノは好きじゃないんですか?」と訊かれたのですが(どんな生放送だよ)、昔はエロも「3」だったので好きだったのですが、ある瞬間からエロは「1」になったので、ダメになっちゃいました。触手ってほら、いっぱい生えてるじゃないですか。「どの触手が俺だ!?」ってなっちゃうんですよ。

 「百合」も実はそうで、エロ目当てでなければ「3」なのでエロ目当てではない百合漫画は「第三者目線で女のコと女のコがイチャイチャしている」だけで満足なのですが、エロ目当てだと「1」になるのでエロ目当てで観るレズもののAVとかだと「俺がいない!」となって苦手なことに最近気づきました。
 さっきもチラッと書いた「百合に混じりたいとか言う男は死刑」という話がよくTwitterで上がりますけど、あれも「1の人」と「3の人」の意識の差なんですよ。「1の人」からすると“自分を投影させる男キャラ”が欲しいだけなのに、「3の人」にはそれの意味が分からないという。




 んで、この話でややこしいのが……「3」で楽しんでいたものが「1」になるケースです。
 具体的に言うと……非エロのアニメで楽しんでいたものを、二次創作でエロ同人誌が描かれたら楽しめるのかという問題です。昔このブログでも盛り上がった「好きなキャラ」と「エロ同人誌を読みたいキャラ」は別という話ですね。

 例えば、私は『エロマンガ先生』の紗霧ちゃんが世界で一番かわいいと思うのですが、私が好きなのは「マサムネとイチャイチャしている紗霧ちゃん」なのです。
 でも、仮に誰かが「マサムネと紗霧ちゃんがセックスするエロ同人誌」を描いたとして、それを私が読みたいかというと「そこに俺はいない」から楽しめないし。仮に誰かが「マサムネではない全身黒タイツの男に紗霧ちゃんが凌辱されるエロ同人誌」を描いたとしたら、それを私が読みたいかというと「俺が観たいのはマサムネとイチャイチャしている紗霧ちゃんなんだよ!」となってしまうのです。

 難しいですね。
 でも、私は「私が好きな男女カップル」以外のキャラのエロなら何の問題もなく受け入れられるので、山田エルフ先生とか智恵とかめぐみんが全身黒タイツの男に凌辱されるエロ同人誌なら是非読みたいです。出来上がったらご連絡ください。


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| ひび雑記 | 18:00 | comments:20 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

被害超拡大中のマケプレ詐欺を、Amazonの「ほしい物リスト」公開を利用している人は気をつけてください

 先月後半あたりからネット上を震撼させている話です。

 Amazonマーケットプレイスで詐欺業者が大量発生中。その見分け方と対処法のまとめ

 Amazonで購入できる商品には、「Amazonが販売しているもの」だけでなく「Amazon以外の業者が販売しているマーケットプレイスの商品」というものがあります。それによって「流石のAmazonですら売っていない商品」だとか、「Amazonが取り扱っていない古本」なども購入できるありがたいサービスなのですが……これを利用した大規模詐欺が拡大中です。

 簡単に言うと、
 「詐欺業者が捨てアカを取得」
→ 「その捨てアカで売る気のない商品をマケプレに出品」
→ 「そうとは知らない消費者が、“普段のAmazonの買い物”と同じ感覚でそれを購入」
→ 「現金を払っても商品は届かない」
→ 「詐欺業者は捨てアカを大量に持っているので、そのアカウントは捨てて他のアカウントに移行」
→ 「騙された人はAmazonに補償申請すれば現金が返ってくるみたいだけど、詐欺業者に個人情報が渡ってしまう」



 冒頭に紹介した記事とほぼ同じ内容になりますが、「リンク先なんか読む気にならない」という人もいらっしゃるかも知れないので、ここでも「うっかり詐欺業者から購入しないための見分け方」を簡単に説明します。「見分け方」とは言うものの、「その可能性がそこそこ高い」と判断するだけなんですけどね……


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 これは実際に私がAmazonで買おうと「ほしい物リスト」に入れていたとある商品のページです。勘違いされて商品や「正規に販売しているマーケットプレイス業者」への風評被害にならないように加工してあります。
 この商品の場合は「Amazonが販売・発送します」とのことで「カートに入れる」を押しても何の問題もありません。問題が起こる可能性があるのは、「Amazonが販売していない商品」や「Amazonも販売している商品だけどAmazon以外の業者から買おうとしたとき」です。



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 注目するのはオレンジの○で囲った部分。
 ここを押すと、この商品を販売しているすべての業者が表示されます。マーケットプレイスでAmazon以外の業者から商品を購入する場合は、その業者の過去の取引による評価を読む必要があります。

 確認しなくてはならないのは「商品の評価」ではありません。「業者の評価」です。

 当たり前ですが、「商品の評価」というのは商品自体の評価で、「業者の評価」とはそのお店の評価です。
 コンビニに行って商品を買う際、「うまい棒は美味い!」とか「少年ジャンプは面白い!」という商品の評価と、「しかし、このコンビニはいつも変なニオイがする」「ここのコンビニの照明は暗い」というお店の評価は別ですよね。だから、「商品の評価」とは別に「お店の評価」を見なければならないのです。



1.同じ「新品」なのに、Amazonよりも安いのは怪しい……?
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 これは先ほどの商品の“この商品を販売しているすべての業者が表示されます”というページです。
 Amazonは「新品」でこの商品を1492円で販売していますが、とある業者は同じ「新品」を218+78=296円で販売していて、別の業者は同じ「新品」を652+340=992円で販売しています。

 例えば定価が約3万円のNintendo Switch本体を2200円で売っている業者があったら誰が見ても怪しいと思うでしょうが、詐欺業者だって馬鹿じゃないのだから(むしろ半端に賢いから詐欺なんてやりやがる)怪しまれない価格に上手いこと設定してくるものです。

 そこで基準にするべきは「Amazonの価格」なのです。
 Amazonが1492円で売っている商品を、この業者は296円で販売する―――「Amazonより安い価格で販売するだなんて、とても頑張っている業者さんなんですなー」なんて思う人もいるかも知れませんが、長年Amazonを使い続けている私から言わせてもらうとこんなことはありえないです。
 だって、Amazonって超えげつないんですよ!他の電子書籍サービスが「身を削ってセールをします!」ってやったら、「へー、じゃあウチも安くするわ」と後追いで同じ本のキンドル版を同じ価格に値下げするセールやるんですもの!資金力があるところはこういうことをやりやがる!おかげさまでたくさん買わせていただきました、ありがとうございます。靴の裏を舐めさせてください。

 「中古品」だったら、Amazonの「新品」より安く売られることもあると思いますし、私も何度も利用したことがありますが……「新品」でここまでハッキリとした価格差でAmazonより安く売られているのは詐欺だとしか思えません。



 じゃあ、Amazonが1492円で売っている商品を、992円で販売する業者さんはどうなのか―――この価格差はありえないことではない、「おっ、ちょっとお得だね」と思えるギリギリの価格ですよね。「652円かと思ったら送料340円プラスされるのかー」と途中で足し算が入るのも巧妙なところ。価格差が分かりづらくなっていますからね。


 企業努力でAmazonより安い価格で「新品」を売っている業者もあると思います。

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 これも実際に私がAmazonで買おうと「ほしい物リスト」に入れていたとある別の商品のページです。Amazonは「新品」でこの商品を4622円で販売していますが、他の業者は同じ「新品」で4270円で販売しています。こちらもAmazonより安い価格で「新品」を販売しているのです。


 ですが、私は前者(992円で売っている業者)は「詐欺業者だ」と疑っていて、後者(4270円で売っている業者)は「詐欺業者ではない」と思っています。
 後者も100%安心というワケではないからちょっと様子を見ますけど、前者は90%の確率で詐欺だと思うので私ならここから商品を買うことはしません。つまり、価格だけを見ても「詐欺業者」かどうかは判断できないんですね。

 そもそも「Amazonが販売していない商品をマーケットプレイスで買いたい」ってケースだと、「Amazonと比べて安いか」という基準そのものがありませんし。



2.「評価数」の少ない業者は警戒する
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 ということで、「業者の評価」を見なくてはならないのです。
 見るのはオレンジで囲った部分です。

 私が先ほど「詐欺業者」だと断定した“296円で販売している業者”ですが、「新規出品者」なので1件も評価されていないんですね。もちろんもちろん「新たにビジネスを始めようとしている誠実な業者」の可能性もあるのですが、詐欺業者の捨てアカの可能性も相当高いです。もし「新たにビジネスを始めようとしている誠実な業者」さんだったら申し訳ないのですが、詐欺に合わないためにも警戒はしましょう。

 「じゃー、1件でも高い評価が入っていたらイイの?」というとそういうワケでもなく、数件の評価なら「偽の取引を自作自演する」とか「数件はちゃんと取引をしてから詐欺をする」とかでっちあげる方法は幾らでもありそうなので要警戒対象です。



3.「過去の評価」が古い業者は“乗っ取られている”可能性あり
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 こちらは先ほどのオレンジで囲った部分をクリックして見た、「Amazonが1492円で売っている商品を、992円で販売する業者さん」の評価欄です。私が「90%の確率で詐欺だと思う」と書いた業者さんですね。パッと見、問題ないように見えるかも知れませんが……「評価が付いた日付」を見てください。

 最新の評価が「2012年5月30日」、その前が「2011年11月4日」、「2011年9月13日」……と、5年間評価が付いていないのです。もちろんもちろん「たまたま」な可能性もありますし、事情があってしばらく休眠していたアカウントで営業を再開しようと思ったという可能性もあります。しかし、しばらく使っていないアカウントが詐欺業者に乗っ取られて利用されているという可能性も高いのです。

 誠実な業者さんだったら申し訳ないのですが、万が一にでも詐欺に合わないように警戒するのならこういう業者さんから焦って買わない方がイイでしょう。



4.「詐欺業者のアカウント」はしばらく待つと消える
 実を言うと、この記事……何週間か前から書きかけていたのですが、スクショを撮るタイミングが上手くいかなくて頓挫していました。というのも、「これが詐欺業者だ!後でスクショに撮って見分け方を説明しよう!」と思っても、1時間後には影も形もなくなっていなくなっているんです。

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<クリックで拡大>

 これはさっきまでと全く同じ商品の“この商品を販売しているすべての業者が表示されます”というページです。
 この記事を書いている1時間の間に、296円で販売していた業者も、992円で販売していた業者も、キレイさっぱりいなくなっています。

 「安く販売しているからあっという間に売れたのかな?」ということではありません。業者のアカウントで検索しても、もう出てこないのです。しっぽをつかませないように逃げおおせたのか、Amazonが対策をしたのかは分かりませんが、業者のアカウントごと消滅してしまったのです。

 逆に言うと、「おっ、この商品が安く売っている。でも、詐欺業者か見分けつかないな……」と迷った時は、1日待ってみるというのも手です。翌日に消滅していたら詐欺業者確定です。
 「それじゃーせっかく安く売っていたのに他の人に買われてなくなっちゃうじゃないか!」と思われるかもですが、詐欺というのはそういう「自分だけが得できる」と思った心のスキを突いてくるものです。「自分だけが得できる」と思った時は、冷静になる必要があります。



5.Amazonが販売もしくは発送している商品しか買わない
 究極的な対策はコレ(笑)。
 自力で「詐欺業者かどうか」を判断する自信がないのなら、Amazon以外からは買わないというのが最も無難な手です。

 しかし、それだと「まじめにマーケットプレイスで商売をしている業者さん」も利用するなということですし、マーケットプレイスそのものを否定することなんですよね。この詐欺……騙された消費者は個人情報を奪われますし、Amazonは補償金を消費者に払わなければならないし、マーケットプレイスそのものの信用を失わせるしで、詐欺業者以外は全方位的に「LOSE-LOSE-LOSE」になるのがヤバイです。

 マジメな話、「無敵だったAmazonの凋落はここから始まるのであった……」と後に振り返られる歴史のターニングポイントになるんじゃないかというくらい私は心配しているんですけど。Amazonは早急に対策を取れんものですかね。





 さて、実は今日の記事で私が書きたかったのは「ここから」なのです。

 ここまでの話は冒頭で紹介した記事をはじめとして、色んなところで言われている話なので「もうその話は何度も読んだよ!」という人もいたかと思います。そういう人はここまでの話は読み飛ばして結構です。今更遅いですか、どうもすみません。

 Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと
 Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!

 今年の1月~2月に、私は“ブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないか”と提案する目的で「Amazonのほしい物リスト」を公開するという企画をやりました。
 その結果なのかは分かりませんが、Twitterを見ているとブログや生配信をしている人で「自分も公開してみよう」「公開したらコレが送られてきた!」とAmazonの「ほしい物リスト」を公開してくれる人がポツポツいて、「応援したい人」と「応援されたい人」のイイ循環が出来たんじゃないかと私は喜んでいたのですが……


 この記事に書いた「マケプレ詐欺」、Amazonの「ほしい物リスト」公開と合わさるとすごい厄介なことになると思うんですね。
 「マケプレ詐欺」の被害に合った人がどうしてそのことに気づくかというと、「商品を注文したのに届かない」からです。当然ながら「商品を注文した人」と「商品を受け取る人」が同じなんですね。
 しかし、「ほしい物リスト」を公開してプレゼントを受け取るときはちがいます。「商品を注文した人」と「商品を受け取る人」が別なので、「商品を注文したのに届かなくても気づかない」可能性があるのです。

 だから、「ほしい物リスト」を公開している人は、「ほしい物リスト」を通してもらったものは「○○が届きました!」と報告することと。
 「ほしい物リスト」経由でプレゼントを贈った人は、何日経っても届いた気配がなければ「荷物が届きませんでしたか?」と訊くことを推奨したいです。



 また、「ほしい物リスト」経由でプレゼントを贈ろうとしても、それが詐欺業者に引っかかった場合……詐欺業者に渡る「個人情報」は、恐らく“プレゼントを贈られる側”の住所・氏名になります。
 応援したいと思ってお金を払ってプレゼントを贈ろうとしたのに、応援したい相手の個人情報を詐欺業者に渡してしまうという事態が起こりかねませんし。“プレゼントを贈られる側”は知らない間に自分の住所・氏名が詐欺業者に渡っているという事態になりかねません。

 これからプレゼントを贈ろうとしている人は、この記事などを読んで「詐欺業者を見分けてそこからは買わない」「不安だったらAmazon以外の業者からは買わない」ように心がけてください。
 また、「ほしい物リスト」を公開している人は、「第三者の出品の商品の発送同意書」のチェックを外して、Amazon以外の業者からは贈れないようにするというのも自衛の手です。これをすると古本とか中古ゲームとかは贈ってもらえなくなるので、「昔のゲーム」なんかを贈ってもらえなくなっちゃうとは思うんですけど。



 いずれにせよ現時点では「詐欺に合わないためにはマーケットプレイスを利用しないのが一番」と言うしかない状況なので、Amazonさんにはちゃんと対策をとって欲しいですね。「マーケットプレイスに出品するには住所確認が必要」とかで防げそうなものなのに、今まで必要なかったんかいと正直思いましたよ。

| ひび雑記 | 17:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「好きな映画は何ですか?」の質問が苦手

 そう言えば、自分でもすっかり忘れていたんですけどニコ生でゲーム実況を始めたのは「人前で喋るのが苦手なので特訓したい」という理由もあったのでした。友達とか相手に馬鹿話をするのは好きなんですけど、知らない人が多数集まった場でかしこまった話をしなきゃならないというのが子どもの頃から苦手で―――それを克服するために、という理由もあったのでした。

 ニコ生を始めて1年2か月が経過して、克服できたかというと……うーん。



 現在挑戦中の『リンクの冒険』はレベル上げの作業時間がそれなりにあるため、ネットで見つけた「フリートークのテーマを選んでくれるルーレット」を回してそのテーマについて喋っています。ある意味では、トークスキルを磨くチャンスですね!ゲームの腕を磨きなさい!
 んで、そのルーレットで出てきたテーマに「オススメの映画は?」というものがあったのですが、これが咄嗟に何も出てこないまま終わってしまったのです。なので、今日はその話をします。



 生放送中には「オススメの映画って言われても、誰にオススメするかに依るし……」と言いました。これは「オススメの漫画」でも「オススメの小説」でも「オススメのアニメ」でも「オススメのゲーム」でもそうなんですけど、私は万人を楽しませられる作品なんて存在しないと思っているので、「オススメの作品」は誰に向けてのものかによって変わるのです。

 アクション映画が好きな人にはアクション映画を、サスペンスが好きな人にはサスペンスを、泣ける映画を求めている人には泣ける映画を―――と考えていった結果、何も言えなくなってしまいました。



 しかし、恐らくこのトークテーマの狙いはそういうことではないですよね(笑)。
 もっと気楽に「好きな映画について語ろう」みたいなことだったと思うのです。

 だがしかし、私はこの「好きな映画」について訊かれるのが一番苦手なのです。
 「おちんちんの大きさは何cm?」という質問にすら嬉々として答えるくせに、「好きな映画は何ですか?」という質問はいつも何て答えてイイか分からず絶句してしまうのです。



 「好きな映画は何ですか?」「○○です」というやりとりで注目されているのは、「○○という映画」じゃなくて「○○という映画を選ぶ人間性」ですよね。例えば面接のときに「貴方の座右の銘は何ですか?」と訊いてくるのは、面接官が「それはイイ言葉ですね」と名言をメモしたいから訊いているのではなく、「この人は何を座右の銘に選ぶような人なのか」を見たいから訊いているワケで。

 迂闊な作品を「好きな映画」に挙げると、自分の人間としての薄っぺらさが露呈してしまうんじゃないかと躊躇してしまうのです。


 すっごい駄作を挙げると「センスないね」と思われそうだし、有名作品を挙げると「ありきたりだね」と思われそうだし、最近の作品を挙げると「にわかかよ」と思われそうだし、昔の映画を挙げると「カッコつけてんじゃねえよ」と思われそうだし、マイナー作品を挙げると「知らねえよ、話が盛り上がらねえよ」と思われそうだし。

 例えば「好きな映画は何ですか?」と訊かれて「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐です!」と私が答えたら、多分みんな私のこと馬鹿にすると思うんですね。超有名シリーズだし、その中でもあんまり評判よくない作品だし、「この人あんまり映画に詳しくないんだな」と思われることでしょう。面接受けも良くなさそうです。



 ネット上で頻繁に見かけるネタで……
 「私、マンガ好きなんですよー」と言われたから何が好きかを訊いてみたら『ワンピース』挙げられてガッカリしたとか、「私、アニメ好きなんですよー」と言われたから何が好きかを訊いてみたらジブリ作品を挙げられてガッカリした―――みたいな話があるじゃないですか。

 私はああいう話が好きじゃないんですけど、どうして好きじゃないかというと「その人が好きだと言った作品」でその人のことを値踏みしているのがヒドイと思うんですね。『ワンピース』好きな人がマンガ好きを自称してもイイだろうし、ジブリ作品を好きな人がアニメ好きを自称してもイイじゃないですか。そこで「いやー、『ワンピース』好きな人はマンガ好きとは認めませんよ」とか「ジブリ作品しか観ないような人はアニメ好きを名乗るな」みたいな反応をしていたら、「マンガ好き」「アニメ好き」を自称する人が減っていくだけですよ!



 私も仮に「好きなマンガは何ですか?」と訊かれたとしたら困ると思いますもの。
 「『ワンピース』みたいなメジャーなマンガを挙げるとガッカリされるということは、どのくらいメジャーだとマズイんだろう……『三月のライオン』とかじゃダメなのかな。映画にもなったから大メジャーか。女のコがいっぱい出てくるヤツだと、相手によっては「あー、萌え系っすか。キモヲタなんですね」と思われるかも知れないし、本当にマイナーなヤツだと「うわっ、ガチヲタクじゃないか」とドン引かれるかも知れないし、“このマンガがすごい”とかで上位に入っているのを選べば無難かな・・・・…」とか考えちゃいますよ。

 それは本当に「私 の 好きなマンガ」か?


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 あと、根本的な話として……
 娯楽の媒体としての「映画」が、私は語れるほど好きじゃないんじゃないかと最近どうも気付きました。

 というのも、「映画」って基本的にその1本の中で完結しているので、それを観ている約2時間の間は楽しくても、観終わったら半日後にはもう忘れちゃうんです。だってほら、現代人って超忙しいじゃないですか。Twitterも見なきゃいけないし、積んでる本も読まなきゃいけないし、プレイ中のゲームも進めなきゃいけないし、放送中のアニメも毎日観ないと溜まっていっちゃうし、DL Siteも毎日チェックしなくちゃいけないし。観終わった映画のことを思い出す余裕なんてなかなかなくて。

 これが「マンガ」だったら「次の巻」が出るまでの期間とか、「アニメ」だったら「来週の放送」までの期間とか、続きが気になる時間が「その作品のことを考える時間」になって記憶にも残るんですけど……「映画」は良くも悪くも1本で完結してしまうので、「その作品のことを考える時間」があまりないというか。
 「好きな映画はスターウォーズ エピソード3 シスの復讐です!」というのは割とマジな話で、『スターウォーズ』シリーズみたいに映画だけど続きものの三部作とかだと「次はどうなるんだろう?」とか「どうやってエピソード4につながるんだろう?」とかを作品を観終わった後にも考えるので記憶に残りやすいと思うんですね(まぁ、かといって語れるほどの『スターウォーズ』ガチ勢ではないので好きな作品に挙げるのはやっぱり躊躇してしまうのですが)。



 そう言えば、今突然思い出したんですけど……
 私は昔「好きな映画は何ですか?」と訊かれたら、ガイ・リッチー監督の『スナッチ』と答えることに決めていました。リアルタイムに見てすごく面白かったのと、そこまで大メジャーではないのと、ガイ・リッチーとかブラッド・ピットの名前はもちろん有名だから会話のとっかかりにもなるし、「泣ける映画」とかではなくて「楽しい映画」なのが自分らしいだろうと思って挙げていたのですが。

 リアルタイムに1回しか観ていないので、今はもう内容は何にも覚えていないんですね(笑)。
 それを「好きな映画」「オススメの映画」に挙げるほど責任は持てないし、当時の自分と今の自分の感性はちがうだろうから、今もう1回観たら「全然面白くねえ!」と思っちゃうかも知れないのが怖いですし。


 マンガとかゲームもそうなんですけど、昔好きだったものを「好きな作品」に挙げるのってちょっと怖いんですよね……「好きな作品に挙げておいて、今見返してみたら全然面白くなかった」みたいな可能性がありますし。
 Amazonを見たらブルーレイが1500円で売っているし、Amazonビデオならレンタル300円ですぐに観られるので、もう1回見直すのも手だけどなぁ……面白くなかったら、私いよいよこの世界から「好きな映画」が1本もなくなっちゃうワケだしなぁ……


 あと、ドキュメンタリー映画で言えば『ボウリング・フォー・コロンバイン』とか『ビン・ラディンを探せ!』とかが好きだったんですけど、これも1回しか観ていないので今見たらどうなのか不安ですし、ドキュメンタリー映画は時代を切り取ったものなので10年・20年経ってから観ると楽しめるかどうか分からないというのもありますね。




 そう考えると……映画とかマンガとかゲームの話をしたいのなら、「人生ベスト1」を訊くんじゃなくて「最近観た映画は何?」とか「今何のゲームやっている?」みたいに「最近触れたもの」の方が記憶も鮮明だから盛り上がるんじゃないかと思いますね。「好き」とか「オススメ」とか断言しなくてイイから気が楽ですし。

 それでも思い出話をしたいのなら、例えば「少年ジャンプのマンガで一番好きだったのは何?」とか「ジブリ作品で一番好きなのは何?」みたいに条件を限定した中からそれぞれ選ぶとかだとやりやすいですね。これなら「観たのは子どもの頃だから今だとどうか分からないけど」という言い訳も出来ますし。



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