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「昔のゲーム」は「グラフィックが粗い」から「想像力を働かせて楽しめる」、に対する私の考え

 先月末、こんな記事がTwitterのタイムラインで話題になっていました。

 スーパーファミコン100台、ソフト2本付きで無償提供…日本レトロゲーム協会・石井豊理事長「親子で楽しむ時間にしてくれたらうれしい」

 この記事の終わりの方に書かれている「今のゲームだと映像がきれいだから、想像力を使うことがない。ドット絵のゲームは、十分感情移入ができる。想像力を働かせて楽しめるのが魅力だと思う。」が取り上げられて、Twitterで怒っている人をたくさん見かけたのです。
 「最近のゲーム」vs.「昔のゲーム」という構図に落とし込んで、「最近のゲーム」を批判しているかのように見えるコメントは、そりゃ「最近のゲーム」が好きな人は怒るだろうと思うのですが……

 正直なところ、これ……記事の編集に問題があるんじゃないのと思うんですね。


 スーパーファミコン100台自腹プレゼント 仕掛人が伝えたかったこと

 ほぼ同じことをもっと詳細に取り上げているwithneswの記事では、「昔の粗いドット絵のゲームは、そこから世界を想像する楽しみがあり、想像力を豊かにしてくれる」と「最近のゲーム」を批判している部分はありません。もちろん相対的に「最近のゲームに比べて昔のゲームのイイところ」を語っていますが、それはスーパーファミコンをプレゼントするという企画なのだから語っても当然でしょう。


 実際に「今のゲームだと映像がきれいだから、想像力を使うことがない。」と言ったのかは定かではありませんが、長々と語ったインタビューの中からどのコメントを文面に載せるのかを考えるのは「この記事を書いた記者」です。
 仮にそう言っていたとしても、「最近のゲームじゃなくて昔のゲームをプレゼントするのは何故ですか?」と聞かれたなら想像力うんぬんのコメントが出てきてもおかしくないし、それをわざわざ文章の末に載せて「こういう意図があってやってるんですよー」とまとめるなど“編集”したのは記者ですよね(新聞記事の場合はインタビューを受けた人がどんな記事になるのかチェックすらできないと言われています)。


 この記事に限らず、編集されたインタビュー記事だけを見て「この人がこんなことを言っていた」と分かった気になるのは危険じゃないかと思うんですね。「この人が言ったことを記事になるようにこの記者が編集した」だけのことで。




 ということで、私は上述の企画や発言について批判するつもりはありません。
 でも、「今のゲームだと映像がきれいだから、想像力を使うことがない。ドット絵のゲームは、十分感情移入ができる。想像力を働かせて楽しめるのが魅力だと思う。」みたいなコメントって、これまでに10000回くらい繰り返し聞かされた&読まされた“テンプレートのようなコメント”だと思うんですね。最近のゲームと比べて昔のゲームが良いって語る人は大体これを言うってくらいに。

 「最近のゲーム」も「昔のゲーム」も同等に大好きな私はこれが不思議だったんですね。どうしてこんな“テンプレートのようなコメント”が出てくるのか、果たしてこの“テンプレートのようなコメント”は正しいのか、ちょっと考えてみたくなりました。



◇ そもそもスーパーファミコンのゲームって、むっちゃグラフィックきれいじゃない?
 ついさっき、上述の企画や発言を批判するつもりはないって書いた直後で申し訳ないんですけど(笑)。最近のゲームは映像がきれいだとか、昔のゲームはドットが粗いけど想像力を働かしてたみたいな話をしながら、じゃあその企画はスーパーファミコンのどのゲームをプレゼントしているのかというと――――


 『ファイナルファンタジーVI』『スーパードンキーコング』ですって。

 オイオイオイオイオイ!
 その2本って、スーパーファミコンの中でも屈指の「むちゃくちゃグラフィックがきれいな2本」じゃないか! 「想像力を働かせる」必要もないくらい、精細で緻密でリアルなグラフィックが売りのゲームじゃないか!

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<画像はWiiバーチャルコンソール版『スーパードンキーコング』より引用>


 これが、ファミコンの『ボコスカウォーズ』とか『たけしの挑戦状』とかなら「なるほど、昔のゲームは想像力で補っていたもんな」だと思えるんですけど、当時リアルなグラフィックでみんなを圧倒した『ファイナルファンタジーVI』と『スーパードンキーコング』に対してそのコメントは出てこないでしょ? いや、全国の小学生に『たけしの挑戦状』を送り付けたらただの嫌がらせだと思いますけど!

 だから私、本当にこのコメントを言ったのか?って思ったんですよ。懐古厨がどうのとかじゃなくて、1994年当時にこの2本のゲームを遊んだオッサン世代ほどこんなコメントは出てこないでしょ。本当の懐古厨なら「昔のゲームも、最近のゲームに負けないくらいグラフィックがきれいなんですよ」くらい言うでしょ!少なくとも俺は言う!

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<画像はWiiバーチャルコンソール版『たけしの挑戦状』より引用>


 もちろん、「最近のゲーム機」に出来て、「スーパーファミコン」に出来ない表現はたくさんあります。
 例えば、「最近のゲーム機」のゲームの主流は、3Dモデルで作ったCGのキャラを動かす「人形」や「ジオラマ」のような表現です。そのおかげで3D空間を自在に動き回ったり、カメラをグルグルまわすような映像を見せたりできるのに対して……「スーパーファミコン」の時代はドット絵という「イラスト」を2D空間の中でアニメーションのように動かすことしか出来ません(『スターフォックス』みたいな例外は一部にはありましたが)。

 つまり、表現方法の方向性が全然違うんですね。
 かたや「超精密な人形」、かたや「細かく描かれたイラスト」。

 フィギュアの丸山彩ちゃんと、イラストの丸山彩ちゃん―――どっちが可愛いかと聞かれても「そんなものは比べられない」としか言えないでしょ! だから、そもそもの「スーファミに比べて最近のゲーム機はグラフィックがきれい」という言い回しがピンと来ないんですね。その2つは比べるものじゃないでしょう。

 


 動かせるものが「人形」か「イラスト」かが違うので、「最近のゲーム機」に出来て「スーパーファミコン」に出来ないゲームって―――グラフィックがどうのこうのじゃなくてそもそもゲームシステムが全然違うんですよ。超広大な3Dフィールドを自由に歩き回ったり、飛び回ったり、ガケをよじ登ったりできる『ブレス オブ ザ ワイルド』をスーパーファミコンで作ることはできないし。3D空間でバトルする『Splatoon』や『フォートナイト』もスーパーファミコンでは作れません。


 だから私、「ジャンルの違い」による「昔のゲームは良かった……」という意見は分からなくもないんですね。
 ゲームが3Dになった64~PS2くらいの時代は猫も杓子も3Dでゲームを作ろうとしていたため、スーパーファミコンの時代にはたくさんあった「横スクロールの2Dアクションゲーム」とか「見下ろし視点の2DRPG」が好きな人にはかなりつらい時代でした。そんなカンジに「昔は人気だったジャンルを懐かしむ気持ち」は、分からなくもないんですね。

 ただ、「横スクロールの2Dアクションゲーム」はDSの『Newマリオ』以降は完全に復権して(3Dのキャラで2Dアクションゲームを作るようになった)、Nintendo Switchには『マリオ』も『ドンキー』も『カービィ』も『ヨッシー』も2Dで出ているし、インディーゲームにはごまんとあふれているし。「見下ろし視点の2DRPG」も、数はそこまででもないですがそこそこは出ているし。

 ダウンロードゲームがたくさん販売されている現状、「昔は人気だったけど今はなくなったジャンル」ってあんまりないんですよね。そのせいで「スーファミのころは良かった」と言う時には、想像力がうんぬんくらいしか言うことがなくなったんじゃないかと思わなくもない。




◇ どうして昔のゲームには「想像力」が必要なのか
 冒頭の記事が話題になった際、「昔のゲームを遊んでいる人も別にそこまで想像力を働かせてたワケじゃないだろう」「最近のゲームだって想像力を働かせて遊んでいるだろう」と怒っている人をたくさん見かけました。納得できる意見もあれば、反論したくなる意見もありました。

 そもそもが「最近のゲーム」←→「昔のゲーム」という二項対立で考えるのが間違いだと私は思います。
 想像力うんぬんの話って、「ディフォルメ表現」の話だと思うんですね。CGで作られたゲームはディフォルメ表現を少なくできるけど、ドット絵で作られたゲームはどうしてもディフォルメ表現をしなければならないので想像力で(自動的に)補う部分も多かった―――でも、「昔のゲーム」であってもなるべくディフォルメ表現をしないで作ろうとしたゲームもあるし、「最近のゲーム」であってもディフォルメ表現をしているゲームもたくさんあります。

 だから、「最近のゲーム」←→「昔のゲーム」という二項対立ではピンと来ないのです。



 「ドット絵は想像力で補わなくてはならない」の例を一つ出しましょう。


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<画像はNintendo Switch版『ライザのアトリエ』より引用>

 CGで表現されたキャラクターの代表として、ライザちゃんに出てきてもらいました。かわいい。どっからどう見てもかわいい。ありとあらゆる角度から見てもかわいい、奇跡の造形。

 ただし、このライザちゃんを見て「俺、ヒンヌー好きだからライザちゃんもヒンヌー美少女に見える!」って思える人はいませんよね。想像力を働かせる余地もないくらいに、ライザちゃんのおっぱいは大きく表現されているのです。


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<画像はNintendo Switch用ソフト『オクトパストラベラー』より引用
 ©2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.>


 一方の、最近のゲームでありながらドット絵で表現されたキャラクター代表として、『オクトパストラベラー』のトレサちゃんはどうでしょうか。おっぱいが大きく見えますか、小さく見えますか? 私には、私好みのヒンヌー美少女にしか見えません!私がヒンヌーが好きならヒンヌーに見えるという「想像力の余地」が残っているのです。



 私は前項で『ファイナルファンタジーVI』のことを “「想像力を働かせる」必要もないくらい、精細で緻密でリアルなグラフィックが売りのゲーム”と評しましたが、それは主に背景のグラフィックのことで、あのゲームに出てくるキャラクター達もトレサちゃんと同じようなドット絵のキャラです。

 ぶっちゃけドット絵のキャラなんてスクショだけ見てもかわいいだなんて思えませんが、ゲームの中で動いて、喋って、一緒に冒険していると、それが生きているキャラクターに見えるもので―――リルムは天真爛漫なロリっこだったし、ティナは薄幸の美少女だったし、セリスの拷問シーンで性に目覚めた男子も少なくなかったでしょう。

 それはやっぱり「ドット絵のゲームには想像力を働かせる余地があった」と言えるものだと思います。冒頭の記事のコメントも「今のこども達にもライザちゃんの大きなおっぱいでシコシコするんじゃなくて、ドット絵で描かれたトランス状態のティナを見てオナニーできるくらいに想像力を養ってほしい」と言っておけば共感は得られたんじゃないですかね!別の炎上をしていたと思いますけど!



 実際この「ゲーム機のスペックが上がってCGのキャラを動かせるようになったことで、プレイヤーの想像力をかきたてることを忘れてしまう」問題は、NINTENDO64の頃に宮本茂さんも仰っていたんですね。MOTHER3の開発中止に伴う、糸井重里さんと岩田聡さんとの鼎談このページで語られています

<以下、引用>
糸井「いま、山奥でコツコツ「ガソリンで走る自動車」ってものを一人で開発したひとがいても都会に出てきたらすでに自動車乗っているひとがたくさんいた、なんていうことになっちゃう。コンピュータがらみのものってぜんぶ、いま、そうですよね。そういう意味で、時期の問題というのはすごく大きいですよね。
 ところで、『マリオ64』の影響というのはいろんなところで語られるけれど……」
 
岩田「『マリオ64』の功績と、罪。」
 
糸井「いいオトコすぎたんで、ほかのタレントが出られなくなっちゃった。
 あの動きでロールプレイングゲームができたら最高だろうな、ってみんな思うわけですよ。宮本さんはゼルダとマリオで実際にできるんだ、ってことを一人で証明しているわけですよね。」
 
岩田「……じつは違うんですよね。
 じつは違うんですけれど、でも、そう言わしめるだけ、やってますよね。」
 
糸井「で、あこがれちゃうんですよね。
 ロールプレイングゲームというのは記号と記号が出会って何かが起こったとき、また記号で表現されるみたいなシステムですよね。そこに対する欲求不満がいつもあって、記号以上のものに見せていきたい、となったときに、マリオ(64)の中にものすごくいいヒントがあったりする。こんなに、生理的に体感できるドラマになる、ということを、入れられるんじゃないかって。」
 
岩田「映画的な手法を、上手に使って、ロールプレイングというものの刺激を強められるんじゃないかというのをみんなが思っていることですからね。」
 
宮本「N64のはじめの頃、ドラクエの堀井さんにマリオの試作品を見せたんですよ。堀井さんも、一気に3Dに走るんですよ。この感じでドラクエがやれたら全然違うって。
 でもやっぱりまともにここに入ってくるとドラクエじゃなくなるから、まだまだですよ、って止めたんですが、止めたせいでPSへ行っちゃったかもわかりませんけど(笑)。正直すぎたかも。
 あの冷静な堀井さんでさえもほとんど現実に近い感じのところに自分のキャラクターを全部置いてみるということにすごく興味を持っていました。」
 
糸井「したいんですよ、たぶん。」
 
岩田「たぶん、シナリオを書くひとの本質的な欲望だと思いますよ。」
 
宮本「僕は、逆に、あれを見せないから堀井さんの筆が面白いんやないか、って。
 
岩田「それは第三者だから分析できることじゃないですかね。」

</ここまで>
※ 改行や強調、補足など引用者が一部手を加えました


 記号と記号で成り立っていたRPGというジャンルのゲームが、3Dで表現できるCGの世界を手に入れた時「映画のようなRPGが作れるんじゃないか」と思ってしまった―――ディフォルメ表現をしなくて済むとみんなそっちに行きたがったけど、宮本さんは「ディフォルメ表現だからこそ堀井さんのシナリオは面白いのに」と思ったという。

 ゲームがみんな3Dの方向に進んでいた時期の、最前線でゲームを作っている人達の貴重なナマの声だと思います。





 さて、そこから更に約20年が経過してしまいました。
 「最近のゲーム機」はCGが主流で、「スーパーファミコン」はドット絵がほとんどだったという雑な説明をしましたが、最近のゲームでも敢えてドット絵で表現しているゲームもインディーゲームにはたくさんあります。中には、『Undertale』のように世界中で大ヒットしたドット絵ゲーもあります。それこそさっき例に出した『オクトパストラベラー』だってそうですよね。

 最近のゲームだって、必ずしもCGを使って3Dのキャラで表現するワケでなく、想像力を働かせる必要のある「ディフォルメ表現」の強いドット絵のゲームがたくさんたくさんあるんです。

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<画像はNintendo Switch版『Undertale』より引用>

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<Nintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』より引用>

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<画像はNintendo Switch版『Stardew Valley』より引用>



 また、ディフォルメ表現のあるゲームはドット絵ゲーに限った話ではありません。
 例えば、現在の主流と言われている「スマホ用のソーシャルゲーム」の会話パートは、大体が「キャラクターの立ち絵」と「背景」と「台詞」だけの組み合わせで出来ています。『バンドリ』だって『FGO』だって『アズールレーン』だってそうです。Live2Dを使おうかなんだろうが、キャラの動きとかはプレイヤーが想像で補完しているんですね。

ついに気付いてしまったか
<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』より引用>



 「昔のゲーム」と「最近のゲーム」を比較すると、私達はついつい『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のようなバリバリの3D空間を歩き回るゲームを「最近のゲーム代表」として考えてしまいがちですが……2Dのゲームも、ドット絵のゲームも、立ち絵だけのゲームもたくさん出ていますし、ノベルゲーだってありますからね。

 更に、これを言っちゃうと元も子もないんですが、Nintendo Switchでもスーパーファミコンのゲームが遊べますしね。


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<画像は『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』メニュー画面より引用>

 『スターフォックス』みたいな例外はありますが、ほとんどがドット絵のゲーム、2Dのゲーム、想像力を働かせるゲームですよ! 「最近のゲーム機」でも想像力を働かせながら遊べるじゃないですか! スーパーファミコンを送ってもらわなくても、お手元のNintendo Switchの月額有料会員になるだけで遊び放題ですよ!


 というのを知らないワケでもないので、恐らくは(まだ)『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』に入っていない『ファイナルファンタジーVI』と『スーパードンキーコング』を送ったのだと思いますし。このスーパーファミコンを送って欲しいと応募してくるような家庭は、Nintendo Switchどころかバーチャルコンソールなどが動くゲーム機を持っていない家庭じゃないかと思われますし、重ね重ねこの企画自体を批判したいワケじゃないんですよ。

 「Nintendo Switchを買ってもらえない家庭のこども達に、せめて自分達が大量に保管しているスーパーファミコンを送って遊んでもらえたらイイなと考えました」なんて正直に言っちゃったら角が立ちますし、“どういう家庭が応募に殺到したのか”を考えると「教育の問題」「貧困の問題」に関わってくると思うんですね。
 そう考えると「最近のゲーム機じゃなくて、昔のゲーム機にもイイところがあるんだよ」というコメントは応募してくれた家庭を傷つけない絶妙なバランスのコメントで、唯一傷ついたのは「最近のゲームのことをなんも知らねえんだな」とボロクソに言われた自分達だけだったというおとぎ話のような展開を見せたワケで。


 結局、一番「想像力を働かせる」必要があったのは、このニュース記事を読む私達だったのでした―――ちゃんちゃん、というオチで逃げ切ることにしよう。

 

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『どうぶつの森』は「自由度の高いゲーム」だったか―――そもそもゲームにおける自由度とは?

 発売1ヶ月が経ったので、そろそろ『あつまれ どうぶつの森』について語っておきたいのですが……その前に、これまでの『どうぶつの森』シリーズを語っておきます。でないと、『あつまれ どうぶつの森』がシリーズの中でどういう立ち位置の作品になるのかを説明できなさそうなので。


 『どうぶつの森』シリーズは2001年にNINTENDO64用ソフトとして1作目が発売されて、以後ゲームキューブ、ニンテンドーDS、Wii、ニンテンドー3DSと展開されてきました。正統続編に入れるかは微妙ですが、スマホ版も出ていましたね。
 私はこの『どうぶつの森』シリーズを「自由度の高いゲーム」「自分なりのプレイスタイルで遊べるゲーム」と評してきました。しかし、3DS版が発売された半年後くらいに、このブログのコメント欄でこんなカンジのことが書き込まれたんですね。

「私はこのシリーズは今作(3DS版)が初プレイですが、このゲームは“自由度の低いゲーム”だと思いました。どの家具が手に入るかは運頼みだし、それが置けるのも1軒の家の中だけだし。」

 このコメントを書き込んでくださった人は「それでも楽しんでいるんですけど(笑)」と締めくくったのですが、私の中でこのコメントはずーーーーっと忘れられませんでした。「言われてみればそうだ」と思いつつも、どこかしっくり来ていない、何か噛み合っていないカンジがずっとしていたのです。


 その理由が分からず、悶々として数年……
 2017年に、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイして「あ、そういうことか」とようやく分かったのです。

 オープンワールドのようなゲームになった『ゼルダ』最新作は、当時「何でもできる!」「圧倒的な自由度」と言われていました。私、それがすごくしっくり来なかったんですよ。「何でもできる」か、このゲーム? いや、むしろこのゲームの自由度って「チュートリアル以降はクリア必須のイベントが一切ない」ことじゃないのかって思って、そこでようやく気付いたのです。

 「ゲームの自由度」って言葉、人によって意味が全然ちがっているぞ―――と。


 ざっくり言うと、「何でもできる自由度」「何も強制されない自由度」に分かれていて。この2つは似て非なるものというのが今日の記事です。



◇ 「何でもできる自由度」とはどういうことか
 若い世代の人がもしこのブログを読んでいたならピンと来ない話でしょうが、スーファミ~PS・PS2時代くらいの日本のゲーム好きにとって「自由度」という言葉は“呪い”だったと思うんです。ファミコンの『ドラゴンクエスト』のころは自分で考えてフィールドを冒険する「自由度」があったが、スーファミ以降のRPGは決められたルートとストーリーを追うだけの「一本道」ゲーになってしまった―――的なヤツです。

 んで、その流れで海外のオープンワールドゲーが日本にやってきて、「日本の一本道ゲーとはちがう!」「何でもできる自由度がある!」「これが最先端のゲームだ!」ともてはやされていった結果、右へならえで日本のゲームも次々とオープンワールドになっていったじゃないですか。


 ただ、「何でもできる」は言い過ぎじゃないかと思うのです。
 「何でもできる」というからには性犯罪とかも好き放題できるんですよね?と以前ブログに書いたら、「そんなワケねーだろ!ヴァーカ!」「性犯罪者予備軍め、さっさと死ね!」と非難轟轟・罵倒の言葉を浴びせられまくったこともありました。「何でもできる自由度」を信奉するのに、俺には言論の自由すら与えてくれない人々め!


 要は、「何でもできる自由度」というのは「与えられた選択肢の中から好きなものを選べる」「その選択肢が多い」くらいの意味なんです。
 『ブレス オブ ザ ワイルド』以前、「すべてのゲームはオープンワールドに集約される」「今時オープンワールド以外のゲームを遊んでいるヤツは老害」と言っている人がコメント欄に現れたことがありました。その人が、私のことと私の好きなゲームを罵倒しまくってくれたので、「じゃあオススメのオープンワールドゲーを教えてください」と聞いてそのゲームを遊んでみたところ……メインストーリーは一本道だけど、横道に面白くもないミニゲームややり込み要素が大量にあるだけのゲームで、「これのどこが“自由度が高い”んだ?」と呆れたのですが。

 でも、今なら分かります。
 メインストーリーを進めてもイイし、それを無視して大量のサブクエストを遊んでもイイ―――その選択肢の多さを、「自由度が高い」とみなす考え方があるんですね。


肝に銘じます
<画像はニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』より引用>

 そのゲーム自体はクソつまんなかったんで「金返せ」という記憶しかないんですが、そのおかげで(3DS版までの)『どうぶつの森』を「自由度が低いゲーム」と評された意味が分かりました(※1)
 『どうぶつの森』ってむっちゃ選択肢の少ないゲームですもんね。日課となっている木の実の収穫と岩叩きと化石掘りが終わると、毎日日替わりで売っている数種類の家具と服を買って、「あー、○○が欲しいんだけど出ないなー」と言って、残りの時間は魚を釣るか、虫を取るか……マイデザインを使って村を舗装したりし始めると選択肢は増えますが、3DS版まででそれをやっている人は少数だったでしょうし。確かに「自由度の高いゲームって言われてたから始めたけど、やれること少ねえ!」って思われても仕方ないかもです。

(※1:この流れだと誤解されそうなので言っておきますと……『どうぶつの森』を「自由度が低い」と言った人と、「オープンワールドゲー以外のゲームを遊んでいる人は老害」と言ってきた人と、私を「性犯罪者予備軍」と罵ってきた人は全員別の人ね)


 じゃあ、何故私は(私以外の人も)『どうぶつの森』を「自由度の高いゲーム」と評してきたかというと……このゲームには「やらなければならないことがほとんどなかった」からなんです。その、「自由度の高いゲーム」にはもう一つの定義があるのだろうという話が次の項です。



◇ 「何も強制されない自由度」とはどういうことか
 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』というゲームは、「オープンワールドのゲームの中でどういう立ち位置なのか」で語るよりも、「ゼルダシリーズの中でどういう立ち位置なのか」で語った方が分かりやすいゲームだと私は思っています。

 ゼルダシリーズはいくつかのダンジョンがあって、それらをすべてクリアすると最後のボスが待ち構える最後のダンジョンに入れるようになる――――「いくつかのダンジョン」の攻略順が一本道だったり自由だったりは作品によって様々ですが、最後のダンジョンまでの道のりは初代から『神トラ2』まで通して大体こんなカンジです。
 しかし、「すべてのダンジョンをクリアしないと最後のダンジョンに入れない」という仕様のため、一箇所でも解けない謎・倒せない敵がいると先に進めなくなってしまうのがゼルダシリーズの宿命だったんですね。だから、ゲーム好きな人達の間では評価が高くても、(特に日本では)ライト層にはあまり売れないみたいに言われていたんですが……


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<画像はNintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 なので、『ブレス オブ ザ ワイルド』は、主要アイテムが手に入る最序盤のチュートリアルの祠を除けばクリア必須の場面はなく、チュートリアルが終わったら即ラスボス戦に向かうこともできるようにしたのです。もちろんアイテムも揃っていなければリンクも強化されていないのでクソ難しくなっちゃいますけどね。

 広大なフィールドにはダンジョンももちろんあるし、イベントも、ストーリーも、サブクエストもあるのだけど、それらを全部「やってもイイし、やらなくてもイイ」としたのが『ブレス オブ ザ ワイルド』なのです。私は結局全部のダンジョンをクリアしてからラスボス戦に向かいましたが、祠は全然見つけられなかったし、見つけたものの中でもクリアできなかったものもたくさんあります。それでもラスボスと戦えるようになっているのです。

(関連記事:『ブレス オブ ザ ワイルド』は、どの「ゼルダのアタリマエ」を見直したのか



 やってもイイし、やらなくてもイイ―――これが私の思う「ゲームの自由度」なので。
 長年ずっと「初代の『ドラゴンクエスト』には自由度があった」にしっくりこなかった理由も分かりました。あのゲーム、確かにラダトームを出た直後に「北に行っても東に行っても南に行ってもイイ」という選択肢はたくさんあるのですが、逆に言うと「最終的には北にも東にも南にも行かなくてはならない」のです。全部やらなくちゃいけないんですね(まぁ、それでもあの中ボスは倒さなくてもイイとかはありますが)。

 だから私、初代の『ドラゴンクエスト』とか、あと初代の『ゼルダの伝説』とか、ちっとも自由度の高いゲームに思えないんです。「結局全部やらなくちゃダメじゃん」と。でも、それは「自由度」の捉え方が人によってちがうってだけなんですね(※2)

(※2:もちろん「自由度が高くないゲーム」=「ダメなゲーム」ではないので、初代の『ドラクエ』も『ゼルダ』も名作だと思いますよ。)


 「やってもイイし、やらなくてもイイ自由度」で言えば、私が何度かブログに書いて、誰にも同意されないどころか「その程度を自由度が高いとか言っているからオマエはレベルが低いんだよ、ヴァーカ」と罵倒されたりもしたのですが……私、『スーパーマリオブラザーズ』シリーズってすごい自由度の高いゲームだと思うんですよ。

 例えば、初代の1-1。
 通常ルートをクリアするのが難しい人も、地下のルートを進めば簡単にクリア出来るようになっています。一つの面をクリアするのに複数のルートがあって、苦手な場所も別ルートを通ることで「やってもイイし、やらなくてもイイ」と出来るのです。

 それのもっと大がかりなヤツになると「ワープ土管でワールドごとすっ飛ばす」とか、『3』以降の「コースを選ぶ段階で複数のルートを選べる」とかになっていくという。『ワールド』なんかは序盤でいきなり最終面に行けちゃいますもんね。「やってもイイし、やらなくてもイイ究極の形」だと私は思います。

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<画像は『スーパーマリオワールド』(Wii Uバーチャルコンソール版)より引用>


 しかし、多分「選択肢が多い=自由度が高い」と思う人からすると「地上ルートと地下ルートの2つしか選べなくて何が自由度だ!」となるのでしょうし。そういう人からすると、ステージを攻略する順番を最初から6つ(『2』以降は8つ)から選べる『ロックマン』とかの方が自由度の高いゲームになるのかなと思います。
 「やってもイイし、やらなくてもイイ」を自由度と捉える私にとっては、結局全部のステージをクリアしなくちゃいけない『ロックマン』はあまり「自由度が高いゲーム」とは思えませんが―――――




 で、ようやく『どうぶつの森』の話です。
 『どうぶつの森』シリーズは、この「やってもイイし、やらなくてもイイ」だけで出来たゲームなんです。むしろ「やらなくちゃいけないこと」がほとんどないのです。

 シリーズの慣例として、一応「たぬきちに背負わされた借金を返していく」という目的があるのですが……どうやってお金を稼いで借金を返すかは人それぞれです。ひたすら魚を釣る人もいれば、カブで一攫千金を狙う人、レアな花を育てる人……いろんな手段があって、んで、重要なのは「自分が取ったことのない手段」はまったく知らなくても別にイイんですね。

 シリーズを熱心に遊んできた人の中でも「カブ全然買ったことなかった(Twitterでみんなが話題にしているから今回初めて買った)」という人も見かけましたし、私は花の交配システムは今までほとんど手をつけてきませんでした。「やってもイイし、やらなくてもイイ」ことだから、同じゲームを遊んでいても全く手を付けない要素が結構あるんですね。


 さっき「借金を返すためにお金を稼ぐ手段は様々」と書きましたが、極端な話「借金は返さなくてもイイや」という人もいました。ゲームキューブ版の頃は「家の中にファミコン家具を並べてずっとファミコンしている人」とか、Wii版や3DS版のころは「マイデザインでいろんな服を自作する人」とか、「マイデザインで道路を作って村を舗装する人」とか、一つの要素だけをずっと遊ぶ人もたくさんいたんですね。
 『スーパーマリオワールド』や『ブレス オブ ザ ワイルド』も「ラスボスを倒さないとエンディングにならない」けれど、『どうぶつの森』にはそのラスボスすらいません。チュートリアル以降は完全に自由なのです。



 「取れる選択肢はさほど多くない」かも知れないけれど、「やらなくちゃいけないこと」がほとんどない自由―――それが『どうぶつの森』の自由度なんです。噛み合わなかった「自由度」についての話を、7年後に回答できて良かったです。そのコメントを書き込んでくださった人が、今もこのブログを読んでいるとは思えないがな!

 さて、しかしですね……
 『どうぶつの森』シリーズ最新作『あつまれ どうぶつの森』は、今の話とかなり逆行していて「取れる選択肢が多い」けど「やらなくちゃいけないことが増える」方向に進んだと思うんです。

 「取れる選択肢が多くなった」のは、言うまでもなく“島クリ”のシステムです。
 前作までは一部のガチ勢しかやっていなかったであろう「道路の舗装」を誰でも簡単にできるようにしただけでなく、川や崖などの地形を自由にイジれて、更に住宅や施設も場所を動かせるようになりました。また家具が外に置けるようになったので、島全体を自分の好きなようにコーディネート出来るようになったんですね。


 ただし、DIYシステムによって「やらなくちゃいけないことが増えた」印象もあります。
 例えば「釣りだけがしたい人」であっても、釣り竿を自分で作らなくちゃいけませんし、頻繁に釣り竿は壊れます。釣り竿を作るためには木をゆすって枝を集めなくちゃいけないし、丈夫な釣り竿を作る鉄鉱石は岩を叩かないと出てきません。岩を叩くためのスコップを作るには木材が必要で、木材を手に入れるためには斧が必要で、斧を作るためには―――――てなカンジに、「一つの要素だけを遊びたい人」に「他の要素もしなくてはならない」と押し付けているところがあるんですね(一応、一番ショボイ道具はお金で買うことも出来るけど)。

 私が今回顕著だと思ったのは「借金返済」と「収納システム」です。
 DIYシステムによっていろんな素材をキープしておかなければならない割に、収納できるアイテムは少なく、その代わり借金を返済して家を大きくすると収納数がどんどん増えていく仕様になっています。その結果、みんな「早く収納数を増やしたくて」お金をたくさん稼いで借金を返済していくプレイに走る傾向があって、歴代『どうぶつの森』シリーズの中でもこんなに熱心に借金を返済されたものもないんじゃないかと思うほどでした。たぬきち、やったな!?

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<画像はNintendo Switch用ソフト『あつまれ どうぶつの森』より引用>

 なので、このゲーム―――
 一つの視点では「シリーズで最も自由度の高いゲーム」に思えるのに(選択肢が多い点では)、もう一つの視点では「シリーズで最も自由度の低いゲーム」に思える(やらなくちゃいけないことが多い点では)という、不思議な立ち位置の作品になったなぁと思っています。


 「じゃあ、つまんないの?」と聞かれると「ムチャクチャ楽しんでいます」と答えますが、シリーズの方向性がガラリと変わったということは前作も前々作もこのシリーズについて語ってきたブログとしては無視できない話だなぁと思ったのと……あと、私の推しキャラ:まいごちゃんが出てこないのが不満です!

 この辺の旧キャラは、アップデートで追加されて登場したりするんですかね。
 前作が出た2012年から今作が出た2020年の8年間の間で、任天堂が変わった一番の大きなポイントは「継続的なアップデートで遊びを追加することによって1本のゲームを長く遊んでもらう」ことで、『Splatoon』なんかはまさにその象徴的タイトルだったと思うのですが。

 今作はインターネットに繋げないと季節イベントが遊べないようになっているなど、ゲーム機がインターネットにつながっていることが前提の仕様なので……アプデでいろんなものを追加していって1年間遊んでもらう狙いがあるように思えるんですね。ずっと出ていた旧作キャラも、ぺりこ達とか、旧村長とか、美容院の人とか、カフェの人とか、かっぺいとか、たくさんいますし。


 ということで、今のタイミングではレビューは書けない!
 その代わりにこのコラムをここに残しておきます。


 

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Nintendo Switchで今まで遊んだ全ソフトを簡易レビュー(3周年おめでとう)

 3月3日で、日本でNintendo Switchが発売されて3年になりました。
 この3年間で私がNintendo Switchで遊んだすべてのゲームの簡易レビューを書きます。

 去年も同様の記事を書いたので、それに「この1年間で遊んだゲームのレビューを書き足せば3年分のレビューになるぞ」と軽い気持ちで始めました。去年書いたレビューは31本、今年新たに追加されるのは……12本でした。
 ここで「うわ! 軽い気持ちで始めたのに多いじゃないか!」と言うつもりが、あんまり多くないですね。1ヶ月1本くらいしか遊べていなかったのかー。来年はもうちょっとペース上げてたくさんのゲームを遊びたいですねぇ(既にあらかじめダウンロードしてある『あつまれ どうぶつの森』から目を逸らしながら)。


 ※ クリックすると、そのソフトの簡易レビューに飛びます
Uurnog Uurnlimited
Ultimate Chicken Horse
UNDERTALE
オクトパストラベラー
おじいちゃんの記憶を巡る旅 New!

神巫女-カミコ-
ケロブラスター
ゴルフストーリー
ゴロゴア(Gorogoa)
サバクのネズミ団!改。 New!

シークレットゲーム KILLER QUEEN New!
The Escapists 2
シノビリフレ -SENRAN KAGURA-
じんるいのみなさまへ New!
スーパーファミコン Nintendo Switch Online New!

スーパーマリオメーカ-2 New!
Stardew Valley
スチームワールドディグ2
Splatoon2
Splatoon2 オクト・エキスパンション

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
Celeste
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
Downwell New!
テトリス99

Nintendo Labo Toy-Con 01:Variety Kit
Nintendo Labo Toy-Con 04:VR Kit New!
熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls New!
白衣性愛情依存症
バトルスポーツ めく~る

PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~
Firewatch(ファイアー・ウォッチ)
Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
フォートナイト バトルロイヤル

プチコン4 SMILE BASIC New!
マニュアル サミュエル ~死神との約束~
Mr. Shifty
Minit
Yoku's Island Express New!

Yono(ヨノ)
ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ New!
1-2-Switch


 昨年書いたレビューは基本的にそのまま載せてあります。その後にアップデートなどでゲーム内容が変更されたゲームもあるかもですが、あくまで私がプレイした時のバージョンの感想になっていることをご容赦ください。

 メジャーなソフト、マイナーなソフト、基本無料のソフト……色んなものがごった煮になっているリストだと思うので、「へーこの人、こんなゲーム遊んでいるんだ」と楽しんでもらえたら幸いです。
 また、「私がNintendo Switchで遊んだソフト」なので、当然「他の機種でも遊べるソフト」もあります。公式で日本語にローカライズされていることが確認できたものは出来るかぎりリンクを張っていこうと思うので、Nintendo Switchを持っていないという人にも得るもののある記事なれたらイイですね。


↓Uurnog↓

◇ 『Uurnog Uurnlimited』
 <Nintendo SwitchSteam
 <2Dジャンプアクション+アクションパズル+探索>
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<画像はNintendo Switch版『Uurnog Uurnlimited』より引用>

 最初がコレかー(笑)。
 Wii Uダウンロードソフトで出ていた『クニットアンダーグラウンド』『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』を開発したNifflas’ Gamesのゲームです。タイトルの読み方は分からないので、私は勝手に『アーノッグアーンリミテッド』と呼んでいます。

 ゲームとしては、無数の扉でつながっているエリアを探索していく2Dジャンプアクションです。「メトロイドヴァニア」っぽいところもありますが、最大の特徴は「拠点」が「オートセーブされるセーブポイント」でもあり「アイテムを持ち帰る倉庫」にもなっているところです。様々なエリアで見つけたアイテムをここに持ち帰ることが目的なのだけど、アイテムだけじゃなく敵とか爆弾とかも持ち帰ってこれちゃうので、うっかりすると貴重なアイテムや宝石も破壊されちゃったりするという。

 『スーパーマリオUSA』のように敵やアイテムを持ち上げることが出来て、銃を持ち上げれば弾を撃てるし、鳥を持ち上げれば空中飛行が出来ます。それらを使って進めないところを突破していくアクションパズルの要素もあるのだけど、解法は一つじゃなくて、強引な突破も出来ちゃうのが『ブレス オブ ザ ワイルド』っぽいところでもありますし、「解法を閃くこと」よりも「貴重なアイテムをどのタイミングで使うのか」のリソース管理が楽しいゲームだと思います。

こういう人にはオススメ!
 自分なりに「どこを探索するか」「どのアイテムを使うのか」を考えるのが楽しい人。

こういう人にはオススメできない!
 アイテムやお金を「ロスト」することにストレスを感じる人。


(動画:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『Uurnog Uurnlimited』の冒頭だけ実況プレイ
(動画:【超絶ネタバレ配信】『Uurnog Uurnlimited』の最終ステージに挑む実況プレイ


↓UCH↓

◇ 『Ultimate Chicken Horse』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteam
 <2Dジャンプアクション+(オンライン)対戦+ステージ作成&共有>
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<画像はNintendo Switch版『Ultimate Chicken Horse』より引用>

 オンラインもしくはローカルプレイでの対戦専用2Dジャンプアクションです(ステージによっては黙々とタイムアタックで遊ぶことも出来るけど……)。
 4人までのプレイヤーが「スタート地点」から「ゴール地点の旗」まで競争することを繰り返すゲームなのですが、各ラウンドの前に各プレイヤーが一つずつ「ステージのパーツ」を追加することが出来るので、ステージがどんどんどんどん変化していくのが特徴です。自分がクリアしやすいように足場を設置する人もいれば、凶悪なトラップで他プレイヤーを殺しに来る人もいて、遊ぶ人の性格が出ますね!

 また、ルールのカスタマイズも可能な上、ステージの自作も出来るので、「楽しい遊び方」を考えつく限り永遠に遊べてしまうゲームだと言えます。
 逆に言えば、「楽しい遊び方」を思いつかないと同じような遊びしか出来なくてすぐに飽きてしまったり、オンラインで出会ったメンバー次第で面白くなったりつまらなくなったりするゲームで―――ゲームが面白くなるかどうかは、面白い人間であるかどうか次第なんだと思い知らされるゲームでもあります。

こういう人にはオススメ!
 「楽しい遊び」を考えるのが得意な人、もしくはそういう友達がいる人。

こういう人にはオススメできない!
 ゲームは一人で遊びたいという人


(記事:『Ultimate Chicken Horse』紹介/これぞ対戦&協力型『マリオメーカー』の形!
(動画:ゲームが下手な人が『Ultimate Chicken Horse』の初プレイを実況配信
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ3:Ultimate Chicken Horse編


↓UNDERTALE↓

◇ 『UNDERTALE』
 <Nintendo Switchプレイステーション4プレイステーションVitaSteam
 <コマンドバトルRPG+アクションアドベンチャー+テキストアドベンチャー>
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<画像はNintendo Switch版『UNDERTALE』より引用>

 世界中で大ヒットしたインディーRPGの代表作です。
 「ネタバレ絶対厳禁!」「黙って遊べ!」と言われるゲームなので、なるべくネタバレにならないように紹介すると……1990年代の日本のRPGが好きだったアメリカ人が、「そういうクラシカルなRPGにはもう飽きちゃったよね」と日本のRPGを批評的に再構築したようなゲームです。

 なので、コマンドバトルRPGの形を取りながら、弾幕シューティングが始まったり、テキストアドベンチャーみたいなところもあったり、色んなジャンルの要素が混じったようなアクションアドベンチャーのようなゲームでした。
 個人的にはパロディやメタフィクションが好きではないこともあって、あまりこのゲームを楽しめなかったのですが……ゲームの歴史を考えると、「日本のRPG」を外国人が批評的に捉えた作品ということで、『菊と刀』的な意義はあるのかなと思います。

こういう人にはオススメ!
 コマンドバトルRPGにはもう飽きちゃったぜ!という人。

こういう人にはオススメできない!
 パロディやメタフィクションが好きじゃない人。


(記事:『UNDERTALE』紹介/コマンドバトルRPGに飽きちゃった人達に向けた「ポストJRPG」


↓octopath↓

◇ 『オクトパストラベラー』
 <Nintendo SwitchSteam
 <コマンドバトルRPG+圧倒的な自由度>
octopath-1.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『オクトパストラベラー』より引用
 ©2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.>


 スーファミ時代に様々なRPGを発売していたスクウェアが、「スーファミ時代の2Dドット絵+コマンドバトルRPG」が現代まで進化し続けていたらこうなると考えて作った、懐古主義のようで全く新しいコマンドバトルRPGです。

 その最大の特徴は「自由度」です。
 プレイヤーは8人いる主人公の中から1人を選んでそのキャラのストーリーを進めるのですが、選ばなかった7人も仲間にすればそのキャラのストーリーを見ることが出来ます。ですが、敢えて仲間にしないで1人旅でクリアすることも可能です。主人公に選んだキャラのメインストーリー以外は「やってもやらなくても自由」なんです。

 従来のRPGだったら「ここは○○の村です」と言うだけだったモブキャラも、フィールドコマンドを使って「戦いを仕掛けたり」「アイテムを買い取ったり」「設定を見たり」することが出来て、ちゃんと生きたキャラだというのが分かるのですが……これも別に「やってもやらなくても自由」。
 戦略性の高いコマンドバトルも含めて、「自分だけの仲間」「自分だけの旅」「自分だけの戦い方」をプレイヤーが考えてイイのがこのゲームの魅力なのです。

 難点を挙げると、バトルの戦略性が高いために雑魚戦でもちゃんと考えて戦わなくてはならず、オート戦闘なんかにも出来ないから結構な時間がかかってしまうところ(そのためダンジョン自体は短くしてある)。
 また、「自由度」を優先したせいで「世界地図が変化するようなダイナミックなストーリー」には出来なかったり、「味方キャラクター同士の会話シーン」も少なかったりなので、ストーリー重視・キャラクター重視の人には物足りないかも。

こういう人にはオススメ!
 「自分だけの冒険」にワクワク出来るという人。

こういう人にはオススメできない!
 RPGはストーリーを楽しむために遊んでいるという人。


(記事:『オクトパストラベラー』紹介/スクウェア時代のDNAを受け継いだ、でも2018年にふさわしい新しい冒険のRPG!


↓ojiichan↓

◇ 『おじいちゃんの記憶を巡る旅』
 <Nintendo SwitchPS4XboxOneSteamiOSAndroid
 <ポイントクリック型アドベンチャーゲーム+仕掛け絵本>
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<画像はNintendo Switch版『おじいちゃんの記憶を巡る旅』より引用>

 とある手紙をもらって旅に出るおじいちゃんが、旅をしながら過去を回想していくアドベンチャーゲームです。英語も日本語も使われない「絵だけで語られるストーリー」と、地面を動かして道をつなげるなど「画面全体を動かすゲーム性」で、アドベンチャーゲームというより「仕掛け絵本」といった方がイイかも。描き込まれた絵本のようなマップが見事でした。

 2~3時間で最後まで行けると思うし、難易度も高くはないと思うので、「短い時間でサクッと楽しめるゲーム」を求めているならそこそこオススメ出来るのですが……ゲーム機版を買うと1000円前後なのにスマホ版は370円とかなので、『ゴロゴア』同様「どうしてもゲーム機じゃなきゃイヤだイヤだ」というワケでもなければスマホ版の方がオススメですかね。

こういう人にはオススメ!
 絵本のような優しい絵柄に魅力を感じられる人。

こういう人にはオススメできない!
 激しいゲームを求めている人。



↓kamiko↓

◇ 『神巫女-カミコ-』
 <Nintendo SwitchPS4XboxOneSteam
 <2D見下ろしアクションゲーム+アーケードライク>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『神巫女-カミコ-』より引用>

 Nintendo Switch本体発売の翌月である2017年4月に発売されたアクションゲームです。
 当時はまだ『ファミコンOnline』もなかったし、ダウンロード専用ソフトもそれほど多くなかったため「短時間で遊べる500円のアクションゲーム」としてヒットしました。膨大なボリュームの『ブレス オブ ザ ワイルド』の息抜きに『神巫女-カミコ-』を遊ぶ―――みたいなカンジでね。

 ステージ数は4とかなり少ない上に、その4ステージもあまり変わり映えしないのが難点。しかし、使えるキャラクターが3人いて、操作感覚がまったく違うのが楽しいのです。「様々なステージを攻略する楽しさ」よりも「操作感覚のちがうキャラで敵を倒していく楽しさ」が重視されているのかなと思います。
 「タイムアタック」や「探索要素」もあって、その2つは相反してませんかと思わなくもないのだけど(笑)、500円の新作ゲームとして考えるとなかなか頑張っていると思います。ドット絵の立ち絵も可愛いし!

こういう人にはオススメ!
 アクションゲームは「キャラを操作する」のが楽しいという人

こういう人にはオススメできない!
 アクションゲームは「様々なギミックのステージを攻略する」のが楽しいという人


(動画:ゲーム下手が実況で『神巫女-カミコ-』の冒頭をプレイ-1(ログ)


↓kero↓

◇ 『ケロブラスター』
 <Nintendo Switchプレイステーション4SteamPLAYISMiOS
 <2Dアクションシューティング+ステージクリア型>
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<画像はNintendo Switch版『ケロブラスター』より引用>

 伝説のフリーゲーム『洞窟物語』の作者が手掛けた2Dアクションシューティングです。操作感覚は似ていますが、今作はステージクリア型のゲームになっています。

 社畜のカエルがお仕事として敵を倒していくストーリーなのだけど、今作はお金を使って武器を強化できるため、どうしてもクリアできない場面は何時間も稼ぎプレイをしてゴリ押しすることも可能です。というか、自分くらいの腕だと何時間も稼ぎプレイをしてフル強化してもなお難しかった……プレイ時間の大半は、雑魚を倒して画面切り替えて雑魚を倒して画面切り替えての繰り返しだったので、「労働、とは」と考えさせられなくもない。

 ネットのレビューを見ると「クリアだけなら簡単、その後のやりこみ要素が難しい」「難易度が絶妙」と言われているゲームなので、あー今の自分にはもうアクションシューティングが向いていないんだなぁと気付かされてしまいました。『洞窟物語』は聖域クリアまでやったんですけどね。今の自分にはもうムリです。

こういう人にはオススメ!
 まだまだアクションゲームに「上手くなってやるぜ!」と思える人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームに一生懸命になると肩を痛める人


(動画:『ケロブラスター』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ


↓golf↓

◇ 『ゴルフストーリー』
 <Nintendo Switch
 <ゴルフゲーム+アクションアドベンチャー>
golf.jpg
<画像はNintendo Switchソフト『ゴルフストーリー』より引用>

 ファミコン時代から続く「ボタンを3回押してショットを打つタイプのゴルフゲーム」にストーリーを加えたようなゲームです。公式では「ゴルフ+RPG」と言われていますが、成長要素や育成要素にさほど自由度はなく、全ステータスをマックスまで上げてもなお難しいので「ゴルフゲームが苦手な人でも経験値を貯めれば何とかなる」みたいに思ってはいけません。ゴルフゲーム部分はガチです。

 ただ、ストーリーはなかなか面白かったですし、プレイヤーが歩き回れるエリアとゴルフのコースが同じ縮尺な上、歩き回れるエリアでの遊びも充実しているので、エリアを歩き回る楽しさもなかなかでした。「ゴルフ+RPG」というより「ゴルフ+アクションアドベンチャー」といった方がイメージしやすいかなぁ。

 ドット絵のキャラクターやフィールドも可愛い。
 一応、ローカルプレイでの2人対戦も可能です(やったことないけど)。

こういう人にはオススメ!
 ドット絵のキャラが動き回ってストーリーを進めるのを見るのが好きな人

こういう人にはオススメできない!
 「タイミングを合わせてAボタン」を押すと肩を痛める人


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『ゴルフストーリー』の冒頭だけ実況プレイ


↓Gorogoa↓

◇ 『ゴロゴア(Gorogoa)』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteamiOSAndroid
 <じっくり考える系パズル+脱出系アドベンチャー?>
gorogoa.jpg
<画像はNintendo Switch版『Gorogoa(ゴロゴア)』より引用>

 正方形4つのスペースに描かれた「絵」を、別のスペースに移動させて並び変えたり、別の「絵」の上に重ねたり、拡大したり、逆に引いてみたり……最初は「どうつながるのか分からなかった絵」を正しく組み合わせるとストーリーが進んでいくというパズルゲームです。
 「なるほど、こうやるとつながるのか」が分かった時の気持ち良さは、『ゼルダの伝説』などで謎が解けた時のような気持ち良さがあります。

 クリアまでの時間は個人差があるといっても「1~3時間」くらいと短いのですが、それ故に「ハイハイ、またこのパターンね」といったカンジに謎解きがワンパターンになる前に終わるので、最後まで飽きずにプレイできるゲームと言えます。クリアまでのプレイ時間が長い=ボリュームがあるワケじゃないですからね。延々と水で薄められて味のしないものを飲まされるゲームより百倍好感が持てます。

 難点は価格です。
 ゲーム機用やSteamなどでは大体1500円前後の価格なのに対して、スマートデバイス版は600円前後で買えてしまいます。調べてみたけど違いはよく分からず……私はNintendo Switch版をセールの時に買って遊びましたが、この価格差ならばスマートデバイス版でもイイ気がしますし、どうしてもゲーム機やPCで遊びたいという人はセール待ちでもイイのかも。

こういう人にはオススメ!
 「謎解き」だけをじっくり考えて遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 1本のゲームで長時間遊びたい人



↓sabaku↓

◇ 『サバクのネズミ団!改』
 <Nintendo SwitchPS4Steam
 <建設シミュレーション+素材を拾ってクラフト>
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<画像はNintendo Switch版『サバクのネズミ団!改』より引用>

 2016年にニンテンドー3DSで発売されたゲームのパワーアップ移植版です。
 『シムシティ』で好きな建物を並べていくみたいなカンジで、巨大な船の好きなところに好きな部屋を建設していくシミュレーションゲームで。更に、その船でマップを冒険していって、ここの地域だとこの素材が手に入るので、それでアイテムを作って新たな部屋を作ったり、お金に換えたりしていくという流れになります。

 私は多分まだ中盤くらいまでしか進めていないと思うのですが……序盤から好きな部屋を作れる「自由度」がある反面、キーになる部屋を作っていないとこのアイテムが手に入らないのでこっちの部屋も進化させられないみたいなことが起こって、なかなか苦戦しています。
 移動するたびに燃料が減り、時間経過で食糧がガンガン減っていく上に、敵も出てくるので難易度は結構シビア。

 でも、素材を集めてアイテム作って、それでパワーアップして、というサイクルはやっぱり楽しいし。自分なりの船を建設していくのも愛着が出てきます。シミュレーションゲームが不得意な私ですが、このゲームはちゃんとクリアまで遊びたいなぁと思っています。

こういう人にはオススメ!
 素材を集めて、それを加工してアイテムにして……というゲームが好きな人

こういう人にはオススメできない!
 たくさんの文字や選択肢を見ると「うげーっ」ってなっちゃう人



↓secret1↓

◇ 『シークレットゲーム KILLER QUEEN』
 <Nintendo Switch
 <一本道ノベルゲーム+デスゲームもの>
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<画像はNintendo Switch版『シークレットゲーム KILLER QUEEN』より引用>

 元々は2006年の同人(アダルト)ゲームです。
 2008年にシナリオや設定を大幅に変えた一般向けのPS2版(CEROはD)が出て、Switch版も基本的にはこれを踏襲しています。

 恐らくですが『ひぐらしのなく頃に』の影響下にあるゲームだと思われ、ゲームは選択肢のない一本道のノベルゲーですが、「エピソード1」をクリアすると「エピソード2」、「エピソード2」をクリアすると「エピソード3」と新たなエピソードが出てきます。それらのエピソードは“続き”ではなく、主人公が最初に出会ったのが誰だったのかで変化するシナリオをパラレルに描いていくのです。
 なので、「エピソード1」で重要だった人物が「エピソード2」ではあっさり死んだり、逆に「エピソード1」では出会わなかったキャラに「エピソード3」では出会えたり、といったルートごとのちがいを楽しめます。


 ストーリーは“何者かに拉致されて巨大な建物に閉じ込められた13人が、3日以内に首輪を外さないと殺される”というデスゲームものです。デスゲームものとしての特徴は、13人それぞれのクリア条件がちがうため「全員の条件を同時に満たすことが出来ない」ところかな。
 非常に練られた設定と、豊富な一枚絵、主人公以外のキャラの台詞はフルボイス―――と、PS2で出た際はフルプライスのパッケージソフトだったので当然と言えば当然ですが、1600円くらいのダウンロード用ソフトだと考えるとかなりのクオリティだと思います。

 難点は「絵柄」。
 私は割とどんな絵柄でも受け入れる方ですし、このゲームの絵が嫌いというワケではないのですが……「初対面の老若男女が集められたデスゲームもの」という設定なのにそれが描き分けられていなくて、「中年女性」や「中年男性」も「10代の女子高生」と大体同じように描かれてしまっています。個人的にはそこが残念でした。

こういう人にはオススメ!
 壮絶なストーリーを体験したい人

こういう人にはオススメできない!
 アドベンチャーゲームは「絵」を重視するという人



↓Escapists↓

◇ 『The Escapists 2』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+脱獄シミュレーション+(オンライン)対戦・協力も可能>
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲーム、色んな機種で出ていると思ったのですが……どうやらNintendo Switch版以外は公式には日本語化されていないみたいですね。どうしてNintendo Switch版だけがと言いたいけど、Nintendo Switch版もところどころ日本語が怪しいのでそもそもローカライズに積極的ではなかったのかも。

 ゲームとしては見下ろし視点の2Dアクションアドベンチャーです。
 「刑務所からの脱獄」が主な目的で、どうやって脱獄するかはプレイヤー次第、方法も幾つか用意されているみたいですね。1ステージ=1刑務所となっていて、全部の刑務所からの脱獄を目指すと結構な時間がかかりそう。

 「どうやって脱獄するかはプレイヤー次第」と言ってもイメージ出来ないよ―――という人に分かりやすく説明すると、要はこのゲームは「脱獄に必要なアイテムを、看守に見つからないように用意するゲーム」なのです。穴を掘って地中から脱出するためにはシャベルが必要、看守をぶん殴って鍵を奪うには武器が必要、でも当然そういったものは刑務所の中では手に入りません。
 なので、「点呼」や「食事」「シャワー」などの刑務所のタイムスケジュールに従いながら、看守に見つからないように材料を集めていくのです。シャベルを作るのだったら「グリップ」「ガムテープ」「鉄板」が要るので、他の囚人の机から盗んだり、他の囚人から買ったり(そのお金を得るために労働したりクエストをこなしたり)。

 また、ステージによっては「刑務所からの脱獄」ではなく、「列車が駅に着く前に逃げ出す」みたいなステージもあって、こちらはステルスアクションゲームと言えますね。私はステルスゲーム苦手なんですけど、同じようなステージばかりにしたくないという狙いはよく分かります。アクセントとしてはアリかな。
 オンラインでの協力・対戦プレイも可能で、ステルス面はサクッと終わるのでフレンドとワイワイ言いながら遊ぶのもイイですね。「脱獄の方法はプレイヤーの自由」だし、「どう遊ぶのかもプレイヤーの自由」なんです!

 難点は、文字が小さいこと。
 海外のゲームは文字が小さくて読みにくいものが結構ありますが、このゲームはその中でも特に「小さっ!」と叫びたくなるほど小さいです。テレビ画面が小さい人や、携帯モードで遊びたい人には、これはなかなか厳しいかも。

こういう人にはオススメ!
 自分なりの「脱獄へのプラン」を考えるのが楽しい人

こういう人にはオススメできない!
 小さな文字が読みづらい人


(記事:初心者のための『The Escapists 2』講座
(動画:『The Escapists 2』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ
(動画:ステルスゲーム苦手な人が『The Escapists 2』のステルス面に挑む!
(動画:ステルスゲーム苦手だけど『The Escapists 2』のステルス面にフレンドの力を借りて挑む!


↓refre↓

◇ 『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』
 <Nintendo Switch
 <美少女+コミュニケーション>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』より引用>

 大きなおっぱいを揺らしながら女のコ達が戦うゲーム『閃乱カグラ』シリーズのスピンオフ作品ですが、ストーリーとかあったものじゃないし、私は本編は『Burst』しかやっていないんですけど「本編はこんなキャラじゃなかっただろう」としか思わなかったので、本編は知らなくても問題ないと思います。

 Nintendo SwitchのHD振動を活かして「女体の感触をHD振動で再現!」という人類の夢を目指したビッグプロジェクトでしたが、流石にコントローラでおっぱいの柔らかさを感じるのはムリゲーでした。
 結果的に、『ラブプラス』のスキンシップモードだけを切り取ったようなゲームになっていて、キャラが好みだったら着せ替えしたり髪型変えたり写真撮影したりでそれなりに楽しめるんじゃないかなと思います。飛鳥以外のキャラは有料DLCなので、その点はご注意ください。というか、有料DLCでキャラを売るなら1人くらいひんぬー枠がいても良かったんじゃないですかね!?

こういう人にはオススメ!
 キャラの見た目や声が好みだという人

こういう人にはオススメできない!
 本気で「エロイもの」を探している人


(動画:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』の冒頭だけ実況プレイ


↓jinrui↓

◇ 『じんるいのみなさまへ』
 <Nintendo SwitchPS4
 <アドベンチャー+探索+百合>
ちゃんと考えた方が良い気もするんだけど、すっごく眠い
<画像はNintendo Switch版『じんるいのみなさまへ』より引用>

 『AKIBA'S TRIP』『AKIBA'S BEAT』など、秋葉原を舞台にしたゲームを作ってきたアクワイアの新作アドベンチャーです。今作にはバトル要素などはなく、女の子達が秋葉原を舞台に自給自足のサバイバル生活をしていく様を描くゲームとなっています。「アドベンチャーゲーム」という呼称だと『ゼルダ』とか『バイオ』みたいなアクションアドベンチャーをイメージしちゃうかもですが、ノベルゲームに近いと思った方が分かりやすいかも。

 題材となっているのは「ライトな百合」です。
 女の子しか登場しない世界で、女の子だけで協力し合って生きていく中、女の子同士に特別な感情が生まれていく……という様をライトに描いています。プロデューサーさんのインタビューによれば、『ゆるゆり』とか『けいおん!』とか『ゆるキャン△』辺りのユーザー層を意識しているみたいです。

 そして、“女の子しか登場しない世界”なので、何故かこの秋葉原には主人公達5人(有料DLCを買うと6人)以外の人間が存在しません。これなら「途中で男が出てきて最終的にNTRになるのでは?」なんて心配はしなくてイイですよね!
 百合ヲタに都合がイイ世界です! 「建物とか荒廃してない?」なんて気にしてはいけませんよ!


 フルプライスのゲームですが「低価格で作られているなー」と思うところは少なくないですし、「秋葉原を探索するパート」がイマイチ「女の子達の会話パート」と噛み合っていないと思ったりもするのですが……キャラクターとストーリーは魅力的で、声優さんも頑張っているので、「ライトな百合を描くゲーム」という狙いは成功していると思います。
 有料DLCを買うと遊べる2周目のストーリーは、1周目と8割くらい同じ内容なので「1周目の内容を忘れたころに遊んだほうがいいよ!」とは言っておきたいですが。

こういう人にはオススメ!
 女の子と女の子がイチャイチャするのを見るのが好きな人

こういう人にはオススメできない!
 完成度の高いゲームを求めている人


(記事:『じんるいのみなさまへ』紹介/満点ではないけれど、唯一無二の「日常系アニメの中に入れる」ゲーム
(動画:本日発売になったばかりの百合ゲー『じんるいのみなさまへ』の冒頭だけ実況プレイ


↓sfc↓

◇ 『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』
 <Nintendo Switch
 <ゲーム集>
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<画像は『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』メニュー画面より引用>

 Nintendo Switch Onlineの「会員特典ソフト」で、有料会員は収録されているソフトがすべて遊び放題になります。ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online同様、丸ごとバックアップが各ソフト4つまで保存できて、オンラインでフレンドと一緒に遊ぶことも出来て(アプリを使えばボイスチャットも可能)、更に「巻き戻し」機能も追加されました。

 ラインナップの追加は不定期で、(2020年3月現在)24本とそれほど多くはないものの往年の名作が遊び放題で、アクションゲームだけでなく、RPGやレースやスポーツなど幅広いジャンルをカバーしているのは嬉しいですね。欲を言うと、スーファミを象徴する「格闘ゲーム」が1本は欲しいところなんですが、ストIIシリーズやSNK系はそれぞれ既にNintendo Switch用に復刻ソフトを発売しているし、版権モノはなかなか厳しそうなので、出せそうなソフトもあまりないんですかね。


 しかし、この24本を遊ぶだけで1年は軽く吹き飛んでしまいますよね……
 こんなにたくさんゲームがあってもどれから遊んでイイか分からないという人は、とりあえず『神々のトライフォース』を遊んでおきましょう!

こういう人にはオススメ!
 スーファミの名作をまだあまり遊んでいない人

こういう人にはオススメできない!
 最新のゲーム以外には興味がない人


(動画:『スーパーファミコン Nintendo Switch Online』をフレンドの人達とDiscordでワイワイ喋りながら遊ぶ配信


↓maker2↓

◇ 『スーパーマリオメーカー2』
 <Nintendo Switch
 <2Dアクションゲーム+コース作成・アップロード+オンライン協力・対戦>
mariomaker2-2.png
<画像はNintendo Switch用ソフト『スーパーマリオメーカー2』より引用>

 2015年にWii U用ソフトとして発売された『スーパーマリオメーカー』の待望の続編です。「キャラマリオ」など前作からなくなった要素もゼロではないのですが、オンラインプレイの導入など前作にはなかった要素も多数組み込んでパワーアップした続編となっていました。

 「コースを作る」方は、私は前作で作りたいものはあらかた作っちゃってもうアイディアも出てこなかったので1コースも作っていないのですが……
 「コースを遊ぶ」方は、2Dマリオシリーズ初のオンラインでの同時プレイを実現したのが楽しすぎて、こればかりやっちゃっています。1人では難しすぎるコースを「みんなで協力プレイ」で遊んでクリアするのも良し、1人では簡単すぎるコースを「みんなで対戦プレイ」で競争するのも良し。2Dマリオで出来る遊びを全部用意して、「あとはオマエらの好きに遊べ!」とこちらに任せてくれる“遊び場”みたいなゲームです。

 難点というか、みんながプレイしてイラっとしたこと間違いなしなのは……1人用のストーリーモードで数回ミスしただけで「お困りかい、兄さん?」と顔を出してくるルイージ(笑)。『NewスーパーマリオブラザーズU』(Wii U版)で「ミスした今の気分をMiiverseに投稿しましょう」と言ってきたり、ちょくちょくマリオスタッフはミスしたこちらの神経を逆なでしてくるところありますよね!

こういう人にはオススメ!
 今までになかったマリオの遊び方を求めている人

こういう人にはオススメできない!
 そもそも2Dマリオが嫌いな人


(記事:『マリオメーカー2』のオンラインが楽しすぎて、これまでの『マリオ』が頑なにオンライン対応しなかった理由も分かる
(動画リスト:週刊『スーパーマリオメーカー2』にゲームが下手な人が挑戦!


↓Stardew↓

◇ 『Stardew Valley』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteamiOSAndroid
 <牧場シミュレーション+オンライン協力プレイ可能>
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<画像はNintendo Switch版『Stardew Valley』より引用>

 海外の人が「久々に『牧場物語』を遊びたくなったけどPC用に出ていないのか、じゃあ自分で作っちゃえ!」と、1人で作ったジェネリック牧場物語です。PCだけでなくNintendo Switchにも当時は『牧場物語』がなかったため、こちらでも大ヒットしました。マーベラス的には「助けて~、ドラえもん」と言いたくもなるわ。

 『牧場物語』を知らない人もいると思うので簡単に説明すると、高速で過ぎていく1日の間に「畑の作物に水をやったり」「家畜の世話をしたり」「魚を釣ったり」「鉱山に鉱石を採りに行ったり」と忙しなく働くゲームです。やることが、やることがたくさん…!
 一応戦闘もするので『ルーンファクトリー』の方が近いのかも知れませんが、アクションゲームとしても爽快感抜群の『ルーンファクトリー』と比べてはなりません。こちらはあくまでオマケ程度の戦闘要素です。

 『牧場物語』『ルーンファクトリー』にない特徴としては、畑や家畜小屋を作れるエリアが広大で「自分の好きなところに好きなように作ってイイ」点と、アメリカの社会問題が見えてくる住民達です。『牧場物語』のほのぼの空気を期待すると、あまりの閉鎖性にビックリするかも。
 あと、私がプレイした頃にはなかったのですが、現在はオンラインでマルチプレイが可能になったみたい。ただでさえ「時間を忘れて黙々と没頭してしまうゲーム」なのに、更に長く遊べてしまう無料アップデートを持ってくるとは。

こういう人にはオススメ!
 長時間黙々と遊べるゲームを探している人

こういう人にはオススメできない!
 スローライフを求めている人


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Stardew Valley』の冒頭だけ実況プレイ


↓swd2↓

◇ 『スチームワールドディグ2』
 <Nintendo Switch
 <2Dジャンプアクション+探索+アクションパズル>
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<画像はNintendo Switch版『スチームワールドディグ2』より引用>

 前作は良くも悪くも尖ったインディーゲームという印象だったけど、今作は万人向けメトロイドヴァニアに超進化、主人公キャラをガンガン強化して広大なフィールドを探索していくゲームになりました。
 最初は土でほとんどが埋まっているので、自分の好きなところをどんどん掘って道を作る、そうするとアイテムも手に入るのでそれを持ち帰って強化―――「道を作る」のと「アイテムを入手する」のが同じアクションなので、探索すれば探索するほど自分が強くなって、更に探索できるところが増えていくという好循環!

 前作は「一度掘ったところは回復しない」ことを活かして「自分なりのダンジョンに作り替えていく」という感覚だったのだけど、今作は自キャラのパワーアップも早いし、パワーアップが進むと自由自在に動けるようになるし、フィールドが広大なのでガンガン新しいところを目指すという印象です。個人的には前作のチマチマしたカンジが非常に好きだったのだけど、「続編としてパワーアップさせる」にはこの方向しかないとは思います。ただ、応援していたマイナーなバンドがメジャーになっちゃったような寂しいカンジは否めない。

こういう人にはオススメ!
 探索できるエリアがどんどん広がっていくのが楽しいって人

こういう人にはオススメできない!
 シビアなゲームを遊びたい人


(動画:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『スチームワールドディグ2』の冒頭だけ実況プレイ


↓Splatoon2↓

◇ 『Splatoon2』
 <Nintendo Switch
 <3Dアクションシューティング+オンライン対戦・協力>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 任天堂の歴史の中でも「黒歴史」になりかねないほど大惨敗に終わりそうだったWii Uにおいて、まさかの国内ミリオンセラーを達成した新星の続編です。
 ジャンルとしては「三人称視点のアクションシューティング」で、普通のTPSが銃で「敵」を攻撃するのに対して、『Splatoon』はインクを発射する銃で「敵」を攻撃するだけでなく「床」を塗って援護することも可能です。4人vs.4人で戦うナワバリバトルは「最終的に床を多く塗っていたチームの勝ち」というルールなので、一つのアクションで「敵への攻撃」「味方への支援」「得点を重ねる」という複数の効果を生むのが特徴ですね。

 ポップな見た目から「誰でも楽しめるパーティゲーム」のように勘違いしてしまうかもですが、中身はガチの対戦アクションシューティングなので、「初心者が上級者にラッキーで勝つ」みたいなことは起こりません。一応1人用の「ヒーローモード」も入っていますが、基本的にはオンライン対戦専用ゲームですし、家族で遊ぶ用のモードみたいなものは入っていません。家族で遊びたいなら人数分の本体とソフトが必要です。
 こんなガチ寄りのゲームは日本じゃ売れないだろうなーと『1』の発売前は思っていたのですが、まさかまさかの大ヒット―――「このゲームでしか味わえない新しい体験」があれば、こういうゲームでもちゃんと売れるんだなぁと思ったものです。

 『1』→『2』への変更点は数多くあるのですが……
 マッチングシステムが変わったこと、そういう構造のマップが多いこと、試合間に装備の変更が出来るようになったので戦力を均衡させたチーム分けにしづらいこと、マニューバーやシェルターなど「対人戦」に特化したブキが増えたことなどで―――ナワバリバトルは前作よりも大差がつきやすく「リスタート地点から降りることすら出来ない」みたいな試合が多くなった印象です。ナワバリバトルは前作の方が楽しかった。

 しかし、4人で協力してコンピューターのシャケ軍団と戦う「サーモンラン」という新モードや、ガチマッチの評価がルールごとに分かれるようになったなど、『1』になかった魅力を持った『2』であるのも確か。まぁ、全体的に「塗り合う」より「殺し合う」方向の楽しさにシフトしている感は否めないですね。

こういう人にはオススメ!
 「オンライン対戦で真剣に遊べるゲーム」を探している人

こういう人にはオススメできない!
 家族で一緒に遊べるパーティゲームを探している人


(記事:『Splatoon2』紹介/前作の不満点を手堅くつぶして、新たな面白さを加えた進化作
(動画リスト:ゲームが下手な人が実況する『Splatoon2』


↓Splatoon2oct↓

◇ 『Splatoon2』オクト・エキスパンション
 <Nintendo Switch
 <3Dアクションシューティング+有料DLC+1人用>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 こちらは「1本のソフト」ではなく、『Splatoon2』を持っている人にモードを加える「有料DLC」なんですが……ダウンロード専用ソフト1本分くらいの価格とボリュームがある「有料DLC」なので別ソフト扱いにしました。『Splatoon2』を持っていなければ遊べないので、この「有料DLC」だけ買っても遊べませんからね。

 『Splatoon』『Splatoon2』に入っている1人用のモード「ヒーローモード」をマニアックにしたようなモードです。1人でタコ軍団と戦うのは「ヒーローモード」と一緒なのだけど、ステージが「レールの上を移動しながらチャージャーで全部のマトを撃つ」とか「ジェットパックで敵の攻撃を避けまくる」みたいな変なものが多く、『Splatoon2』のシステムを使ったミニゲーム集といった方がイイのかも。
 ストーリーも「『1』のヒーローモード」の続編というか、「そうそう!これが見たかったんだよ!」という展開がてんこ盛りで「『2』のヒーローモード」より好きです。本編に出来なかった理由も分からなくはないくらいダークではあったと思いますが。

 ただ、難易度は高いです。
 色んなブキで色んなシチュエーションをこなさなくちゃいけないことは仕方ないとしても、単純に得意なブキを使って殺し合う「ジョシリョ区」や、立体構造をしっかり把握しなくちゃいけない「ラスボス戦」の難易度はシャレにならないレベルでした。「ラスボス戦」は50回くらいやり直して何とかクリアしたけど、「ジョシリョ区」は100回くらい挑戦しても未だにクリア出来ていません。

こういう人にはオススメ!
 『Splatoon2』の操作やブキで高難度ミッションに挑みたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームが下手な人



↓bow↓

◇ 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
 <Nintendo Switch、Wii U
 <3Dアクションアドベンチャー+オープンワールド>
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<画像はNintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 シリーズとして行き詰まり傾向のあった『ゼルダの伝説』の「アタリマエを見直す」をコンセプトに、完全に生まれ変わった新生『ゼルダ』です。
 これまでの『ゼルダ』シリーズは「Aのダンジョンに行く→Aのダンジョンで1のアイテムを手に入れる→1のアイテムを使うとBのダンジョンに入れるようになる→Bのダンジョンで2のアイテムを手に入れる→2のアイテムを使うとCのダンジョンに入れるようになる」といった一本道に沿って進むゲームだったのだけど、これだと「一つの敵が倒せない」「一つの謎が解けない」だけでそこから先に進めない構造だったんですね。

 そのため、『ブレス オブ ザ ワイルド』はチュートリアルが終われば後はどこにどういう順番で進んでもイイ、何ならいきなりラスボスの待つ城に突撃してもイイというゲームになりました。「ストーリーの筋道が決まっていない」どころか、「ストーリーを無視しても構わない」ゲームデザインになったのです。

 「何でも出来る自由」というだけでなく、「やりたくないことはやらなくても自由」。
 
 それでいて、広大なフィールドには遊びがみっちり詰め込まれていて、祠を「探索」する楽しさ、祠の「謎を解く」楽しさ、敵と戦う「アクション」、活き活きとした「キャラクター達」と―――寄り道すればしただけ嬉しいことが起こるのです。まぁ、なので「いきなりラスボスを倒しに行ってもイイ」とは言っても、少なくとも50時間くらいはガッツリ遊ぶ時間が取れる人じゃないとオススメしづらいかな。


 個人的には、こういう思想のゲームならばラスボスはもうちょっと弱くても良かったんじゃないかと思わなくもないです。私がへっぽこだからと言われたら反論できないんですけど、「やりたくないことも全部やって」主人公を出来る限り強化しまくった上でもラスボスには大苦戦したので、「やりたくないことはやらなくてもラスボスは倒せる」とは言いづらいなと。

こういう人にはオススメ!
 「まだ行ったことのない場所」がたくさんあればあるほどワクワク出来る人

こういう人にはオススメできない!
 時間のない人


(記事:『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の自然なチュートリアルが素晴らしい!
(記事:『ブレス オブ ザ ワイルド』は、どの「ゼルダのアタリマエ」を見直したのか
(動画:ゲームが下手な人が実況で『ゼルダの伝説 BotW』の冒頭をプレイ-1(ログ)


↓Celeste↓

◇ 『Celeste』
 <Nintendo SwitchPS4XboxOneSteam
 <2Dジャンプアクション+死に覚えゲー>
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<画像はNintendo Switch版『Celeste』より引用>

 インディーゲームではよくある「凶悪なトラップでガンガン死ぬ」けど「すぐ手前から再開できる」から、ガンガン死んでも1回でもクリアできたら先に進める系の2Dアクションゲームです。「ジャンプ」「壁にしがみつく」、そして「空中ダッシュ」を駆使して山の頂上を目指すのが特徴です。

 しかし、「死んでもすぐ手前から再開になるから大丈夫だよ」というゲームは、終盤「死んでもすぐ手前から再開にならず、うんと前に戻される」ことで難易度調整することが多く、このゲームもボス戦なんかはそんなカンジでした。だからまぁ、「アクションゲームが苦手な人でも大丈夫!」みたいなことは私は言いたくないのですが……

 プレイヤーが出来るアクションは「ジャンプ」「壁にしがみつく」「空中ダッシュ」くらいしかないのに、チャプターごとに異なるギミックが用意されていて飽きさせず、「こんなとこどうやって行くの?」というところをギミックを駆使して突き進んでいくアトラクション感は『マリオギャラクシー』っぽいなと思いました。
 私はA面をクリアしたところでお腹いっぱいになってやめてしまいましたが、裏面的なものも豊富にあるのでアクションゲームに自信のある凄腕ゲーマーならば長く楽しめるゲームになるんじゃないかと思います。

こういう人にはオススメ!
 アクションゲームは「様々なギミックのステージを攻略する」のが楽しいという人

こういう人にはオススメできない!
 何度も何度も同じ場面をやり直して挑戦するのがつらい人


(動画:本日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Celeste』の冒頭だけ実況プレイ


↓smasp↓

◇ 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
 <Nintendo Switch
 <2D多人数対戦アクション+(オンライン)対戦+豊富なコレクション要素>
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<画像はNintendo Switchソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』より引用>

 格闘ゲームが「覚えゲー」になっていたころ、そのアンチテーゼとして「4人対戦」「ダメージ蓄積量でふっとぶ距離が変わる」「様々なギミックのステージ」「ランダムで現れるアイテム」といったカンジに偶発的な要素を多分に含んだ「アドリブゲー」として生まれた乱闘ゲームの第5弾です。

 今作は「全員参戦」をキーワードに過去作に登場したファイターが全員使えるようになり、過去作のステージも多数収録、ローカルプレイならその全てのステージで8人対戦が可能になりました(オンラインでは4人対戦まで)。
 また、『Splatoon』のイカちゃんや『どうぶつの森』のしずえさん、『悪魔城ドラキュラ』のシモンやリヒターなどの人気キャラに加え、早期購入特典(現在は有料DLC)として『スーパーマリオブラザーズ』のパックンフラワーも使えるようになりました。だ、誰得!


 更に今作は1人用のモードが長く遊べるようになっていて、歴代任天堂作品+参戦シリーズのキャラの「スピリッツ」を収集するモードが収録されています。これはWii版『X』のシールに近いのだけど、単に収集して装備できるだけでなく、「『スマブラSP』のファイターで疑似的に再現」した夢の対決が1つ1つの「スピリッツ」に用意されているのが熱いのです。

 例えば、『斬撃のレギンレイヴ』の「フレイ&フレイヤ」のスピリッツ戦は、「こちらが巨人になって相手を蹂躙する」という戦いになっていたり。『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の「マリア・ラーネッド」のスピリッツ戦は、相手が「原作のサブウェポン四聖獣を従えてくる」という戦いになっていたり……元ネタを知っている人がニヤリと出来るシチュエーションになっているのです。


 ただし、アクションゲームとしては「ガチ」です。
 『Splatoon』同様にポップな見た目で「パーティゲーム」と誤解してしまうかも知れませんし、実際「大乱闘」は偶発的な要素も多いので初心者が上級者に勝つこともあるのですが……『スマブラ』には『スマブラ』の「勝つコツ」がありますし、1人用の「アドベンチャーモード」なんかは運だけではどうにもならない難易度でした。
 正直なところ、“絶対倒さなければならないボス”はここまでの強さにしなくても良かったんじゃないのと思わなくもないですし、ラスボス戦は長すぎると思いました。『ブレス オブ ザ ワイルド』でも思ったことなので、世界的にこういうものが好まれているという統計データでもあるのかなぁ……

 あと、『ファイナルファンタジー』シリーズのスピリッツ戦がないのは明確に不満です。
 他のナンバリングタイトルが無理でも、『VII』のキャラだけでも「夢の対決」をしたかったですよ!エアリス戦とかエアリス戦とかエアリス戦とか!(酷い)

こういう人にはオススメ!
 「色んなゲームのキャラが集まった夢の競演」にワクワク出来る人

こういう人にはオススメできない!
 このゲームを格闘ゲームだと思っている人


(動画リスト:『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をゲームが下手な人でも楽しく遊ぶ配信


↓Downwell↓

◇ 『Downwell』
 <Nintendo SwitchPS4XboxOneSteamiOSAndroid
 <2Dジャンプアクション+下スクロール+自動生成>
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<画像はNintendo Switch版『Downwell』より引用>

 世にも珍しい下スクロールアクションゲームです。
 横スクロールアクションゲームは黎明期の『パックランド』や『スーパーマリオブラザーズ』の頃から「走る=ダッシュする」ことが可能で、それはやはり広大になったマップを一気に駆け抜けられる爽快感のためだと思うのですが……当然、ダッシュをすると緻密な操作が難しくなってミスするリスクも背負うので、『スーパーマリオブラザーズ』なんかは「Bダッシュをすることのリスクとリターンの切り替えのゲーム」と言えるのですが……

 この『Downwell』は常に下に重力がかかっているため、何もしないとダッシュ状態のような高速スピードで下に落ちていってしまいます。その高速落下をガンブーツを発射して緩めるということで……『スーパーマリオブラザーズ』が「アクセルを踏み込むゲーム」なら、『Downwell』は「(常にアクセルは全開なので)ブレーキでスピードを緩めるゲーム」なのです。

 それ故に「マリオはBダッシュをしない方が簡単」とか言っている自分のような人間には難しく、結局ラスボスまでたどり着くことも出来なかったのですが……自動生成+死んだら最初から+プレイする度に手に入るアイテムなんかが変わるローグライクのシステムとの相性が抜群で、ついつい死んでも「もう1回!」と遊んでしまうゲームでした。

こういう人にはオススメ!
 高難度のアクションゲームと聞いてテンションが上がる人

こういう人にはオススメできない!
 高速の2Dアクションには目と指が追い付かないという人


(レビュー漫画:『DOWNWELL』週イチゲームがたり(ない)


↓tetris99↓

◇ 『テトリス99』
 <Nintendo Switch
 <落ちものパズルゲーム+オンライン対戦専用+バトルロイヤル>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『テトリス99』より引用>

 Nintendo Switch Onlineの有料会員特典で配布された、オンライン対戦専用『テトリス』です。

 『テトリス』とは、落ちてくるブロックをプレイヤーがコントロールして狙ったところに落として「横一列」が全部埋まっていたら消えるというパズルゲームなんですが……これを今流行りの「バトルロイヤル」のゲームのシステムに落とし込んで、99人対戦を実現したのがこのゲームです。
 ちゃんと「バトルロイヤル」のゲームらしく、「序盤は目立たないように潜む」とか「中盤は武器(バッジ)をたくさん持っているプレイヤーを攻撃して武器を奪う」とか「終盤は集めた武器(バッジ)の火力がモノを言う」といったバトルロイヤルゲームの文法に従っているのが面白いです。

 Nintendo Switch Onlineの有料会員なら誰でも遊べるゲームだから99人の対戦もさっと実現できるのだし、「基本無料の課金ゲーム」にはしづらい『テトリス』ですし、この方式以外では成功しなかったと思いますね。発想の勝利ですわ。

 気軽な対戦に特化したことで「フレンドに合流」みたいな要素はないし、キーコンフィグは「これしか変更できないのなら変更できなくても構わないレベルなのでは?」と思わなくもないのですが……要素を拡大すれば面白くなっていくゲームでもないだろうし、それが不満とも思いません。

こういう人にはオススメ!
 気軽に遊べるオンライン対戦のゲームを求めている人

こういう人にはオススメできない!
 BPSが発売したファミコンの『テトリス』の操作(Aボタンで落下)しか認めない人



↓Labo↓

◇ 『Nintendo Labo Toy-Con 01:Variety Kit』
 <Nintendo Switch
 <ペーパークラフト+ミニゲーム集+ラジコン+ゲーム作成>
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 Nintendo Switchのコントローラには「HD振動」や「IRカメラ」といった様々な機能が組み込まれているのに全然使われていない―――と言っていた人達を唸らせた突然変異のゲーム。ゲーム、なのかこれは……?

 一言で言えば、「段ボールを組み立ててNintendo Switchのコントローラをセットして遊ぶ体感ゲーム」なのだけど、その段ボールを組み立てる過程も遊びにしてしまい、出来上がったコントローラで遊ぶのももちろん遊びだし、何なら自分で遊びを考えるのも遊びだよねと、「あぁ、任天堂はこういう会社だったぜ……」と懐かしく思い出させられる商品でした。
 この『Nintendo Labo』が思ったようなヒットにならなかったみたいに言う人もいるんですが、こういう商品ってファミコンのロボットとかスーファミの『マリオペイント』みたいな異質な商品であって、これが『マリオ』や『ゼルダ』ほど売れなかったから失敗だというのは違うと思うんですよ。『Wii Fit』が例外中の例外なだけであって。

 段ボールを組み立てるのはムチャクチャ楽しかった一方、完成したコントローラで遊ぶにしては「入っているゲーム」があまり面白くなく、自分でゲームを考えるのも面倒くさくて私はそこでやめちゃったんですけど……コンテスト上位の人達の楽しそうなムービーを見ると、この商品が「失敗だった」なんて断じて思わないです。
 個人的に好きなのは「視力検査」「トイレットペーパーゲーム」「ARルイージマンション」あたり。「テレビゲーム4」もズルイ(笑)。

こういう人にはオススメ!
 ゲームとは「遊ばせてもらう」のではなく「自分で遊ぶもの」だという人

こういう人にはオススメできない!
 家が狭い人


(動画リスト:ゲームが下手な人が作る『Nintendo Labo』


↓Labo4↓

◇ 『Nintendo Labo Toy-Con 04:VR Kit』
 <Nintendo Switch
 <ペーパークラフト+ミニゲーム集+VR+ゲーム作成>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Nintendo Labo Toy-Con 04:VR Kit』より引用>

 「任天堂はVRをやらないのか」と数年前から言われていた回答が、まさかの「段ボール組立てて自分で作れ」!
 
 私個人の体質の問題で「3D酔いが半端なくてつらい」「視力が極端に低い右目がとても疲れる」と長時間プレイするのは難しかったのですが、“感触のするコントローラ”を作る『Nintendo Labo』との相性は抜群でした。私が一番好きだったのは「風Toy-con」で、自分で起こした風+VRの画面の合わせ技で本当に宙を舞っているような感覚が味わえるんですよ。ミニゲーム集としても、1年前の『Variety Kit』と比べてじっくり遊べるものがちゃんと用意されている印象でした。

 VRを体感させるためのVR動画も収録されているので、ゲームには興味ないけどVRは見てみたいという家族なんかにも手渡してみられるのも良かったです(懐かしのアレが入っているのは嬉しかった)。


 ちなみに、このゲームで作ったVRゴーグルは他のゲームでも使用可能で、『ブレスオブザワイルド』で早速使ってみたら「ぐわああああ、酔うー!」と悲鳴をあげました(笑)。こちらが首を振ると、カメラがリンクの周りをグルリと回る仕様、どう考えてもおかしいでしょ!

 『スマブラSP』での使用は、CPU同士の対戦にして「ステージをじっくり眺める」のは良かったです(何度もやるものでもないけど)。

こういう人にはオススメ!
 任天堂の「VRゲーム」を体感してみたい人

こういう人にはオススメできない!
 『ブレス オブ ザ ワイルド』での使用目当ての人


(動画:本日発売になったばかりの『Nintendo Labo VRキット』を組み立てて遊ぶ様子をただただ眺めるだけの配信


↓rivercitygirls↓

◇ 『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』
 <Nintendo SwitchPS4XboxOneSteam
 <ベルトスクロールアクション>
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<画像はNintendo Switch版『熱血硬派くにおくん外伝 River City Girls』より引用>

 シリーズが消滅したワケじゃないだけマシだけど、どうしても「ファミコン時代の延長」のような作品しか出せていなかった『くにおくん』シリーズを、『シャンティ』シリーズを作っているWayForwardが一から再構築!

 ゲーム自体は昔と変わらずベルトスクロールアクションなんですが、主人公は女の子達(くにおたちの挽歌のヒロイン達)で、ポップなグラフィックに明るいノリのストーリーと雰囲気は一新されました。
 キャラクターの性格なんかも随分と変わっちゃったので「原作への冒涜だ」という声もあったみたいですが、私は「パラレルワールドのつもりでこれくらい大胆に変えてくれた方が面白い」と大賛成でした。欲を言えば、メジャーどころのキャラはもうちょっと登場させて欲しかったですけど……


 難易度はなかなか高めで1面のボスのみすずすら倒すのが超大変なんですけど、原作を考えれば「みすずが強い」のは嬉しい再現だと言えるし……中盤以降は回復アイテムを買いまくってゴリ押しも出来るし、イザとなったら2人協力プレイで仲間を生き返らせながら戦うのもアリだと思います。

 この路線の続編を出してくれないかなぁ。次は日本語音声を付けて欲しいです。

こういう人にはオススメ!
 頭の悪いノリノリなストーリーが大好きな人

こういう人にはオススメできない!
 原作のイメージを大事にしたい人


(記事:『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』紹介/海外製だからこそのリブート(再起動)とリビルド(再構築)成功!
(動画:本日発売になったばかりの『熱血硬派くにおくん外伝 リバーシティガールズ』の冒頭だけ実況プレイ
(レビュー漫画:『River City Girls』週イチゲームがたり(ない)


↓hakuai↓

◇ 『白衣性愛情依存症』
 <Nintendo SwitchプレイステーションVitaSteam、Windows 7/8/10>
 <恋愛アドベンチャー+百合>
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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 老舗のゲーム会社:工画堂スタジオが送る、ゲーム機用ソフトでは珍しい百合ゲーです。「百合」というのは「女性同士の恋愛を題材にした作品」という意味ですね。
 現在では百合モノのアニメなんかも増えているのでそれなりに市民権を得ていると思うのですが、そうした数多ある百合作品の中でもこのゲームが特殊なのは「どうやら男というものが完全に絶滅した世界っぽい」ところです。メインキャラが全員女性なのは言うまでもなく、「父親」や「弟」みたいな単語も出てこなくて、「ナンパ男」とか「酔っ払い」とか「○○の売人」のポジションのキャラも女性です。この世界ではiPS細胞によって女性同士で子供を作るのが普通なので、男性が存在しなくても全く困らないんですね。

 主人公達は「看護師を目指す看護学校の生徒」で、前半はその看護学生としての日常が描かれ、後半はそれまでの好感度によって各ヒロインごとの個別ルートに進むというカンジです。
 個人的には「看護学生としての日常」の描写がすごく好きだったので、それを後半の個別ルートにも活かして欲しかったなとは思うのですが……個別ルートに入ってからの展開も「オイオイ、何だったんだよアレは」と人と語りたくなるようなものが多くて、とても記憶に残るゲームでした。
 
こういう人にはオススメ!
 キャラの絵柄が気に入った人

こういう人にはオススメできない!
 刺激の強いものにはメンタルが耐えられない人


(記事:『白衣性愛情依存症』紹介/なんだか…想像してたのと全然ちがうぞっ!


↓meku-ru↓

◇ 『バトルスポーツ めく~る』
 <Nintendo Switch
 <(オンライン)対戦アクション>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『バトルスポーツ めく~る』より引用>

 旧ハドソンの人達を中心に設立されたベンチャー企業OVER FENCEが、Nintendo Switchの影も形もない頃から「恐らくWii Uの後継機はこういう機種になるだろうから、それに合わせたゲームを作ろう」と予想して開発した結果、Nintendo Switch本体発売翌々月に早くも出てきた(オンライン)対戦アクションゲームです。

 使う操作は「左スティックで移動」と「ジャンプ」の2つだけ。
 「ジャンプ後の着地でパネルをめくる」「めくられているパネルの上に相手が乗っていると吹っ飛ぶ」という仕様のおかげで、シンプルな操作でも熱いバトルを実現したゲームになりました。パネルの色を取り合う陣取り合戦の要素は『Splatoon』っぽいところもありますが、4人までの対戦が出来る点やパワーアップアイテムでガンガン強化していく様は『ボンバーマン』っぽいなとも思いました。これが旧ハドソンのDNAなのだろうか。

 2人対戦だとちょっと微妙だけど、3人対戦・4人対戦はムチャクチャ面白いです。
 1月の福袋EVOで「やった!とうとうたかまるさんに勝った!」とガッツポーズをしてたら負けてたという伝説を作りましたが、最後の最後の1フレームで逆転ということがありえるゲームなんですよねぇ。

 欠点は「対戦相手がいないとどうにもならない」ことです。
 CPU戦はゲームが下手な私からしてもあまりに弱いと思うほどですし、オンライン対戦したくても野良ではまずマッチング出来ません。ストーリーモードのようなものもないので、オンラインでもローカルプレイでも「一緒に遊ぶ友達」がいないとかなりつらい。

 このゲームが売れなかったからなのかは分かりませんが、OVER FENCEは後に破産。今だったらSteam版なども出してクロスプラットフォームで対戦できるようにする手もあると思うんですが、それも叶わず。ゲームとしては間違いなく面白いのに、「オンラインに特化したゲームが売れないとこんなことになる」と痛感させられました。哀しい。

こういう人にはオススメ!
 オンラインでもローカルプレイでもイイから「一緒に遊ぶ友達」が2人以上いる人

こういう人にはオススメできない!
 友達がいない人


(記事:『バトルスポーツ めく~る』は「パーティゲームの定番」になれそう!だけど……
(動画:ゲーム下手が実況で『バトルスポーツ めく~る』を初見プレイ-1(ログ)
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ2:バトルスポーツ めく~る編
(動画:第1回福袋EVO2日目『バトルスポーツ めく~る』1回戦の第1グループ(のアーカイブ)


↓panpan↓

◇ 『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』
 <Nintendo SwitchSteamiOS
 <謎解きアドベンチャー+雰囲気ゲー>
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<画像はNintendo Switch版『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』より引用>

 一言で言うと、「500円で遊べる戦闘のない『ゼルダ』」です。
 『ゼルダの伝説』の謎解き部分だけを遊べるようなゲームで、『ゼルダ』は大好きだけど敵との戦闘が大嫌いな自分にとっては「そうそう!これが遊びたかったんだよ!」というゲームでした。

 宇宙船が墜落したので、未知なる惑星を歩き回ってパーツを集めていく―――というストーリーなのだけど、文字による説明はなく、ポップな絵柄と幻想的なBGMに浸れる作品ではあります。移動はちょっと遅いと思うけど、操作性は良好です。
 個人的にはそれを短所とは言いたくないのだけど、ヒント機能のようなものはないので謎解きに詰まったりどこに行けばイイのか分からなくなったりするとどうしようもないです。「そこをうんうん唸って考えるのが楽しいんじゃん」という人か、「それはキツイなー」と思う人かで評価は分かれちゃうんでしょうね。

こういう人にはオススメ!
 じっくりと解法を考えてうんうん唸るのが楽しい人

こういう人にはオススメできない!
 サクサクとゲームを進めたい人


(動画:やまなしさんが『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』の冒頭だけ実況プレイ


↓Firewatch↓

◇ 『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』
 <Nintendo Switchプレイステーション4SteamiOS
 <1人称視点アドベンチャー+ウォーキングシミュレーター>
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<画像はNintendo Switch版『Firewatch』より引用>

 海外で絶賛された1人称視点のアドベンチャーゲームです。
 FPSのように「主人公の目線=カメラ」で歩き回るゲームですが、敵との戦闘などはなく、地図を見ながら指定された場所に行くことによってストーリーを進めていきます。

 主人公は妻の介護に断念して、人間のいない森林公園の監視員になった中年男性です。監視塔を「秘密基地」のようにして、トランシーバーで話す女上司とちょっとだけイイカンジになって、森を守るために走り回るのだけど得体の知れないことが起こって―――といったカンジの話です。
 クリアした直後は「なんじゃこりゃ、なんでこれが海外で絶賛されてるんだ?」と私にはピンと来なかったのですが……「妻の介護に挫折した中年男性が主人公」という設定だったり、エンタメ性の欠片もないある意味でリアルなストーリーだったり、「主人公以外誰もいない森」を1人称視点で歩き回るゲームにしたことで人間のモデリングをしなくて済んでいるところだったり、こういうゲームも存在していいんだという「新たな表現方法としてのインディーゲーム」の道筋を作ったことでの絶賛だったのかなと思いました。

こういう人にはオススメ!
 敵が出てこない森の中をただ一人で歩き回りたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームにエンタメ性を求める人


(動画:今日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』の冒頭だけ実況プレイ(のアーカイブ)


↓fog↓

◇ 『Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)』
 <Nintendo SwitchSteam
 <2D対戦格闘ゲーム+ネタゲー>
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<画像はNintendo Switch版『Fight of Gods』より引用>

 2017年にPC向けに「アーリーアクセス版」として登場した格闘ゲームが、2018年の年末にNintendo Switchで登場です。キリスト、仏陀、天照大御神などの世界中の神々が戦う2D格闘ゲームで、賈船がローカライズしたNintendo Switch版は天照大御神に日本人声優を起用するなど気合の入ったローカライズとなっていました。

 が、つい数日前の2月26日にSteam版がアップデートされて、Steam版のみ「オンライン対戦」が可能になりました。
 いや、うん……このゲームで「オンライン対戦」が可能になったところで『めく~る』と同じように野良でマッチングできるのかとは思うんですけど、Nintendo Switch版はどうも発売したきりアプデもなさそうなのに比べて、Steam版はバランス調整などもアプデでされているみたいという。

 まぁ、Nintendo Switch版ならおすそ分けプレイで外出先で友達と遊べるという利点があるので、必ずしもSteam版の方が絶対優れているとは言いませんけどね。外出先で敢えてこのゲームを遊ぶ人、チャレンジャー過ぎませんか?
 ゲームとしては「馬鹿ゲー」のようで「ちゃんと2D格闘ゲームとして遊べる」みたいです。「アケアカNEOGEO」など、Nintendo Switchで遊べる格闘ゲームはたくさんありますが、完全新作の格闘ゲームは貴重ですからね。

こういう人にはオススメ!
 完全新作の格闘ゲームを遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 オンライン対戦があった方がイイと思う人(にはSteam版がオススメ)


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)』の冒頭だけ実況プレイ


↓fnso↓

◇ 『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』
 <Nintendo Switch
 <ゲーム集>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』より引用>

 収録されているファミコンソフトが遊び放題になるNintendo Switch Onlineの「会員特典ソフト」です。ラインナップは不定期で追加されていて、減ることはありません。

・『どうぶつの森』のファミコン家具
・ゲームボーイアドバンスの「ファミコンミニ」
・Wii、3DS、Wii Uのバーチャルコンソール
・ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ


 と、任天堂が展開してきた「過去ソフトの復刻」の最終形態とも言えるもので、丸ごとバックアップが各ソフト4つまで保存できて、オンラインでフレンドと一緒に遊ぶことも出来て(アプリを使えばボイスチャットも可能)、一部のソフトは「最初からお金MAX」や「ボスの直前から始まる」といった特別バージョンも配信されています。
 特に「オンラインでフレンドと一緒に遊ぶことが出来る」のは悲願とも言えて、『スーパーマリオブラザーズ3』をフレンドと一緒にクリアしたのは無茶苦茶楽しかったですねぇ。

 しかし、その反面ラインナップがアクションゲームに偏っていて、ファミコン後期を象徴するRPGは(2020年2月時点では)1本も入っていません。それはまぁ、「オンライン対戦などがしたくて有料会員になっている人に向けたソフト」だからなのかも知れませんが、幅広いラインナップとは言い難いですし。ファミコンのアクションゲームは難しいものが多いので、当時を知らない若い人なんかは「なんじゃこりゃ!」とぶん投げてしまってもおかしくないんじゃないかと思います。

 個人的には「バーチャルコンソールで買わなかったようなソフト」をちょっと遊んで「やっぱ難しー!無理ー!」とギブアップするだけでも楽しいんですけど、目当てのソフト以外は遊びたくないという人には魅力的ではないのかもなぁと。

こういう人にはオススメ!
 色んなゲームをちょっとずつでも遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 アクションゲームが嫌いな人


(動画:【フレンドと一緒に】『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』のテスト配信
(動画リスト:【フレンドと一緒に】『スーパーマリオブラザーズ3』は本当にBダッシュを使わない方が簡単なのか


↓fort↓

◇ 『フォートナイト バトルロイヤル』
 <Nintendo Switchプレイステーション4PCiOSAndroid
 <3Dアクションシューティング+オンライン対戦・協力専用+バトルロイヤル>
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<画像はNintendo Switch版『フォートナイト バトルロイヤル』より引用>

 『PUBG』の大ヒット以降に現れた「バトルロイヤル」ゲームの1つで、基本無料のゲームなこともあって世界中でたくさんの人に遊ばれている大人気ソフトです。サッカーW杯の決勝でゴールを決めた選手がこのゲームのダンスを踊って話題にもなりましたね。
 基本無料のアイテム課金のゲームなので、Nintendo Switch Onlineの有料会員になっていなくてもオンラインで遊ぶことが出来ます。アイテム課金も見た目が変わるなどの要素なので、「課金しなければ勝てない」みたいなゲームではないですね。

 「バトルロイヤル」ゲームとは、100人のような大人数が同時にオンラインに接続して、1つの島で最後の1人になるまで戦う―――といったゲームジャンルなのですが。『フォートナイト』の特徴は、カートゥーン調のポップな見た目に代表される「明るさ」と、集めた素材を使って壁や階段を作れる「建築」のシステムかなと思います。
 
 また、シーズンごとに大型アップデートをしていて、遊びがガラリと変わるのも特徴ですかね。「最後の1人になるまで戦う」のがバトルロイヤルゲームの基本ですが、時期によっては「50人vs.50人」のサバゲーみたいなモードがあったり、自由に建築をしてフレンドと一緒に遊んだりできる「クリエィティブモード」が追加されたり。儲かっているゲームはこんな大がかりなことが出来るんですねぇ。久々に起動したら突然飛行機が飛んできて蜂の巣にされた時は何かと思いましたよ。

こういう人にはオススメ!
 「今まさに勢いのあるゲーム」を見ておきたい人

こういう人にはオススメできない!
 1位になれないことが許せない人


(動画:初めての『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ
(動画:『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ-2
(動画:『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ-3
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ1:フォートナイト バトルロイヤル編


↓petitcom↓

◇ 『プチコン4 SmileBASIC』
 <Nintendo Switch
 <プログラミングツール+ゲーム&ツールのアップロード>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『プチコン4 SmileBASIC』より引用>

 用意された画像とツール、そしてBASIC言語によってプレイヤーが自由にゲームを作れるソフトです。
 とは言え、自分のような完全初心者が「作る」には流石にハードルが高すぎました。200時間プログラミングしてから自分に向いていないか判断すると言ったものの、「プログラミング初心者でも出来そうなゲーム」を企画してはそれすらも上手く作れず……を何度も繰り返して、気持ちが切れてしまって半年くらい止まってしまっています。試行錯誤できる時間と、切れないやる気、学習できる環境がなければ完全初心者が「作る」のは難しいと思います。

 しかし、「遊ぶ」方は初心者だろうが関係ありません。
 世界中の猛者達が作って、日々アップロードして増え続けるゲームを自由に遊びまくることが出来ます。アクションゲームやシューティングゲームはもちろん、対戦格闘ゲーム、リズムゲーム、麻雀、様々なジャンルのゲームであふれ、そこには「絶対に市販されないような尖ったゲーム」もたくさん並んでいるのです。いや、マジでこの天才どもは『プチコン』が現れる前はどこで何をしていたの……(魔界統一トーナメント前の黄泉の気分)

 製品版を買えばそれらのゲームを好きなだけダウンロードして片っ端から遊ぶことが出来ますが、無料体験版でも「8時間に1作品だけダウンロード可能」だそうです。何その太っ腹具合。
 過去のオススメ作品は、私の動画リストでも見てださい! 化け物みたいなゲームと、「バカだなぁ…」というゲームが混じっているカオス具合が分かると思うので。

こういう人にはオススメ!
 「変なゲーム」が大好きな人、色んなゲームを片っ端から遊んでいきたい人

こういう人にはオススメできない!
 自分が好きになれるゲームを探すのが面倒な人


(動画リスト:月刊『プチコン4』報告会


↓manual↓

◇ 『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+ネタゲー>
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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 このゲームも公式に日本語化されているのはNintendo Switch版だけみたい。
 言葉が分からないとちっとも面白くないゲームだと思うので、ローカライズしてくれたテヨンジャパンに感謝です!

 このゲームは、生き返らせてもらうために死神と契約して「1日だけマニュアル操作で生活する」ハメになった主人公のゲームです。
 普通のゲームだったら左スティックを倒すだけで主人公キャラは移動してくれると思うのですが、このゲームの場合「ZRボタンを押すと右足を前に出す」「ZLボタンを押すと左足を前に出す」とイチイチ片足ずつ操作しなくては歩けません。それどころか「Yボタンを長押しして息を吸う」「Aボタンを長押しして息を吐く」とか、「Bボタンを押してまばたき」とか、普段の私達の生活では無意識に行っていることも全部ボタン操作でやらなくてはならないのです。

 当然それでは思ったような動きが出来なくて、あべこべな動きをキャラクターがしてしまうのでそれをゲラゲラ笑うというゲームですね。やることは「朝起きて歯を磨く」「シャワーを浴びる」「服を着る」みたいなことなのに、それが難しいのが面白い!


 ただ、決して難易度が高いゲームではありません。
 「全部の操作をプレイヤーがしなければならない」という説明だとむっちゃ難しいゲームのように思えてしまったのか、日本だとあまり売れなかったみたいなのですが……「ゲームオーバーになってコンティニューポイントからやり直し」みたいなのがなく、その場で何度も何度も挑戦できる仕様なので、頑張っていればいつかはクリア出来ます。

 クリアまでの時間は長くありませんが、このゲームは「操作に慣れて思ったように動かせるようになる」と普通のゲームになってしまいますし、このくらいのボリュームのおかげで「飽きる前に終わる」のは正しい判断だったと思います。
 決して手抜きなゲームというワケではなく、モード選択画面のアートワークとか、ストーリーをスキップしようとすると嫌味を言われるとか、細部までむっちゃ作りこんでいるゲームだと思います。2人協力プレイも面白いですよ!

こういう人にはオススメ!
 「短くても濃密な体験」を求める人

こういう人にはオススメできない!
 主人公がボロボロになっていくギャグが苦手な人


(記事:『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』紹介/「服を着て家から出る」だけでも冒険になる愉快なマニュアル生活へようこそ!
(動画:ゲームが下手な人が『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』の初プレイを実況配信
(動画:ゲームが下手な人が『マニュアル・サミュエル』の2人プレイを友達と一緒に実況配信


↓Shifty↓

◇ 『Mr. Shifty』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteam
 <2D見下ろしアクションゲーム+バイオレンスアクション+死に覚えゲー>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Mr.Sifty』より引用>

 壁をもすり抜ける「瞬間移動」が出来るのだけど、敵の攻撃には一撃で死ぬ主人公を操作して、わんさか湧く敵を倒していくバイオレンスアクションゲームです。
 よゐこのインディーでお宝探し生活で濱口さんがシフティのコートを学ランと見間違えて「『熱血硬派くにおくん』みたいなゲームかな」と仰っていましたが、当たらずとも遠からずで、「昔のベルトスクロールアクションゲーム」のようなゲームでした。たくさん敵が出てくる!殴って倒す!木刀が落ちてる!拾ってそれで敵を殴って倒す!みたいなゲームです。

 しかし、「ベルトスクロールアクション」とちがうのは、主人公が一撃でも喰らったら死ぬことです。そのため、「瞬間移動」を駆使して敵の攻撃が当たらない壁の向こうに逃げたり、壁の向こうから突然現れて敵を殴って倒したり、といった地形を使った戦略が求められるという。


 基本的には「やられてもすぐ手前から再開」なので、『Celeste』同様に“ガンガン死んでも1回でもクリアできたら先に進める系の2Dアクションゲーム”と言えると思うのですが……後半は相当難易度が高い上に、最終面はリトライポイントが少なくて「8連戦を一撃でも喰らったら最初からやり直し」という鬼畜仕様で、「死んでもすぐ手前から再開になるから大丈夫だよ」というゲームは終盤「死んでもすぐ手前から再開にならず、うんと前に戻される」ことで難易度調整するといういつものパターンに閉口するしかないという。

こういう人にはオススメ!
 地形や落ちているものを活かして大暴れしたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームに求めるのは「爽快感」であって「高難度」ではないという人



↓Minit↓

◇ 『Minit』
 <Nintendo Switchプレイステーション4Steam
 <2D見下ろしアクションアドベンチャー>
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<画像はNintendo Switch版『Minit』より引用>

 「白と黒だけの画面」と「1分で主人公が死んでしまう」ことが特徴のアクションアドベンチャーです。
 しかし、その特徴を特に活かそうとすることもなく、「白と黒だけの画面」なことに理由はありませんし、「1分で主人公が死んでしまう」のはただ単にプレイヤーに枷を付けているだけという印象でした。もうちょっとこの設定を活かしたゲームデザインになっていればなぁ。

 「1分で主人公が死んでしまう」というのは、要は「1分経つと強制的にコンティニューポイントに戻される」ってだけなので、ゲームジャンルは『ゼルダの伝説』のようなアクションアドベンチャーなのですが、プレイ感覚は『牧場物語』みたいな「高速で過ぎていく1日の間にやらなければならないことをこなすゲーム」に近いなと思いました。

 逆に考えると、「全ての行動が“コンティニューポイントから1分の間に行える”ように配置されている」とも言えるので……短時間でクリアまで行ける「コンパクトな2Dゼルダ」を遊びたい人には向いているかな。

こういう人にはオススメ!
 アクションアドベンチャーに興味はあるけど時間がなくて手が出せなかった人

こういう人にはオススメできない!
 「斬新なゲーム」を期待している人


(記事:『Minit』紹介/白黒の世界を冒険する、お手軽『ゼルダ』!
(動画:『Minit』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ


↓Yoku↓

◇ 『Yoku's Island Express』
 <Nintendo Switchプレイステーション4Steam
 <2D探索アクションアドベンチャー+ピンボール>
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<画像はNintendo Switch版『Yoku's Island Express』より引用>

 フンコロガシが主人公のメトロイドヴァニア風ピンボール……と書いた時点で8割の人が「フンコロガシが主人公とかイヤだな」「メトロイドヴァニア難しそう」「ピンボール興味ないし」と、自分には関係ないゲームと思っていそう! 私としては大好きなゲームなのに、私以外このゲームのことを話題にしている人をまず見かけないのでここを読んでいる人は興味を持ってください!

 絵本のような美しいグラフィックの世界を、隅から隅まで「探索する」2Dアクションアドベンチャーですが……「戦闘」はボス戦くらいで、それにもゲームオーバーなどはありません。メトロイドヴァニアにありがちな「新しいエリアを探索するのは楽しい」けど、「厄介な敵がうようよ湧いてきて憂鬱になる」みたいなことはありません。要はこのゲーム、「敵との戦闘」を極力なくしたメトロイドヴァニアなのです。

 じゃあ、あっという間にマップの隅から隅まで踏破できちゃうのでは?と思うかもですが、そこにピンボール要素が上手く絡んできます。フンコロガシ君の巨大なフンをボールに見立てて、フリッパーで弾いて上のエリアを目指す! といったカンジに、移動もボス戦も頼まれごとも全部ピンボールで解決していくんですね。

 シンプルな操作でゲームオーバーもなく、それでいてピンボールをクリアした時の達成感もある―――奇跡のような融合を果たしているのです。日本語翻訳も悪くないし、もっと評価されるべきゲームだと思います。

こういう人にはオススメ!
 「敵」にやられることのないメトロイドヴァニア(探索アクション)を求めている人

こういう人にはオススメできない!
 ヒリヒリするような難易度をゲームに求める人


(記事:『Yoku's Island Express』紹介/移動もクエストもボス戦も、全部ピンボールで解決だ!


↓Yono↓

◇ 『Yono(ヨノ)』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+アクションパズル+クォータービュー>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Yono』より引用>

 かわいいゾウが主人公の、クォータービュー『ゼルダ』。
 クォータービューのゲームは「完全3Dのゲームは作れないけど、奥行きと高さは表現したい」時期(スーファミ~プレステ・サターン辺り)に多かったと思うんだけど、あの頃のコントローラでクォータービューのゲームは遊びづらくて苦手でした。今はアナログスティックがあるので思った方に移動できるから、普通に楽しめるもんですね。

 ゲームとしては「パズル」要素の強いアクションアドベンチャーってところですかね。敵とのバトルもありますが、主人公がゾウなためほぼ負ける気がしません。そりゃ最強の動物ですもんね。反面、フィールドの移動が遅いのが気にかかるのだけど、しょうがない。キビキビ走ったらゾウじゃなくなりますもの。
 全体的に難易度は低く、かわいい見た目通り、小さな子供でもクリア出来そう。終盤は「パズル」「バトル」ともにちょっと難易度が高くなりますけどね。

 しかし、ストーリーは何気に深く作られていて、「政治問題」「外交問題」などがテーマになっています。それを外からやってきた「無邪気」なゾウの視点で描くので、それが理解できなくても楽しめるゲームだと思いますが、大人がプレイすると「かわいいだけではなかった!」と驚かされるという。

こういう人にはオススメ!
 アクションアドベンチャーに興味はあるけど難しそうで手が出せなかった人

こういう人にはオススメできない!
 かわいい動物が嫌いな人


(動画:本日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Yono(ヨノ)』の冒頭だけ実況プレイ


↓ryza↓

◇ 『ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』
 <Nintendo SwitchPS4SteamDMM
 <コマンドバトルRPG+アイテム調合>
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<画像はNintendo Switch版『ライザのアトリエ』より引用>

 およそ1年に1本のハイペースで発売されている『アトリエ』シリーズが、心機一転を目指してキャラクターデザインやシステムを一新した意欲作でした。
 今までの「都会的」で「ガーリー」なイメージが強かった主人公達とは対照的に、「田舎的」で「わんぱく坊主的」でかつちゃんと美少女というライザちゃんのデザインは神がかっていると思います。そして、シナリオもちゃんとそれを活かしたものになっていました。「閉鎖的な島」で、自分の価値にすら気付かずに日々を過ごしていた少年少女が、ひと夏の出会いをきっかけに大冒険をして大きく成長していくストーリーは往年のジュブナイル作品的な魅力がありました。

 ライザちゃんのキャラデザだけ見て「こんなエロイ体しているんだからエロイゲームなんだろうな」なんて思っちゃいけませんよ。ストーリーはむっちゃ健全で、こどもにも遊んでほしい作品です!


 ゲームジャンルはシンプルな「メインストーリーは一本道で、サブクエストなんかを大量に受けられるコマンドRPG」ですが、戦闘システムや、アイテム調合システムなんかに独自性があって最初は戸惑うかもです。それらを理解できるようになる中盤あたりからグンと面白くなるのだけど、恐らく難易度を「誰にでもクリアできるように」と下に合わせた結果、終盤は「ザコ戦もボス戦も同じパターンを繰り返しているだけで勝てる」ようになっちゃうのは物足りなかったかな……
 アイテムや魔法の独自システムは「普通のRPGでありがちな“もったいないから温存しよう”という消極的な戦い方をしなくて済む、積極的に色んなアイテム・色んな技を使いたくなる仕様にしたかった」のだと思うのですが、その結果どの敵も同じ大技連発で倒すようになっちゃうという。

 1年に1本ペースで発売されているシリーズなだけあって、システム面は「まだまだ作り込みが足りないような」と思わせるところは多かったです。グラフィックやストーリーは申し分ないし、サブクエストなんかも「あの島に暮らす人々」をしっかり描いていてすごく良かったんですけどね。

 恐らく今年も『アトリエ』シリーズは発売されるのでしょうし、通例ならこの『ライザ』と同じ世界の数年後を舞台にした作品になると思うのですが……この悪ガキどもが数年後にどう成長しているのか楽しみです。

こういう人にはオススメ!
 少年少女のひと夏の大冒険に胸が躍る人

こういう人にはオススメできない!
 独自システムのない「普通のRPG」が遊びたい人


(記事:『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』紹介/スーパー美少女と送るひと夏の冒険譚!
(動画:本日発売になったばかりの『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』の冒頭を実況プレイ!


↓1-2↓

◇ 『1-2-Switch』
 <Nintendo Switch
 <対戦専用パーティゲーム+ミニゲーム集>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 ジャイロセンサー、HD振動、モーションIRカメラ、そしておすそ分けプレイといったNintendo Switchのコントローラー:Joy-Conを活かしたミニゲームが28コ入っているゲーム集です。基本的には「対戦専用」だと思いますし、2人対戦とはいっても「同じ人と何十回と遊ぶ」だけならすぐに飽きてしまうでしょうから、ホームパーティや親戚の集まりなどで「大人数の中から交代交代で遊ぶ」ことが想定されたゲームだと思われます。

 その最大の特徴は「テレビ画面を見て遊ぶ」のではなく、「対戦相手を見て遊ぶ」ことにあります。Wii Uが「2画面を活かしたゲーム」を出してきたと思ったら、次のNintendo Switchではまさかの「0画面のゲーム」ですよ(笑)。
 でも、ゲームという「遊び」は、「ゲーム画面の中」ではなく「画面の前に集まっている人達の間」にあるんだという横井軍平さんのイズムを感じられたのは嬉しかったです。「ソーダ」みたいに勝ち負けも何もあったものじゃないゲームも入っているのが好きです。パーティゲームとはこうじゃなければ。

こういう人にはオススメ!
 大人数が集まって一緒に何かを遊ぶという機会のある人

こういう人にはオススメできない!
 1人で遊ぶゲームを探している人


(記事:『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』全28ゲームを動画付きレビュー!
(動画:ゲームが下手な人が、友達と『1-2-Switch』を真剣対戦!-1(ログ)



 以上です。
 今年は12本しかプレイしていないので、書くのはそんなに大変じゃなかったですね!(書くのに3日かかったけど、去年は1週間かかったので)

 そう言えば昨年末の私はパソコンが壊れてしまい、Excelで作っていた「自分が持っているゲームのリスト」「積んでいるゲームのリスト」も消失してしまいました。でも、この記事を書くためにNintendo Switchのゲームだけでもリストを作り直したところ……私、現在「買ったけど一度も起動していない」Nintendo Switchのゲームが20本あるらしいです。
 しかも、その20本の中には割とメジャーな有名どころのタイトルも多くて、そういったタイトルを遊んでいないからレビューが書けないのは良くないとは思っているんですね。来年の4周年記事までに、なるべくメジャーどころの積みゲーはクリアしてレビューを書けるようにしたいですね!(既にあらかじめダウンロードしてある『あつまれ どうぶつの森』から目を逸らしながら)


| ゲーム雑記 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

どうして私はゲームを遊ぶのだろうか

 1月1日から続けてきたブログの毎日更新は2月いっぱいで終わりにします。
 そうすると、明日(2月28日)は『バンドリ』の感想を書く曜日だし、明後日(2月29日)は最終回だしで、自由なことを書けるのは今日が最後なんですね。だから、普段は書かないようなことを書いて終わろうかと思います。もうアクセス数とか気にしても意味ないですしね。


 どうしてゲームを遊ぶのか?

 これって考え始めると不思議じゃありません?
 そりゃ「遊ぶ」んだから「楽しむ」ためでしょ―――と考えた人がいると思うのですが、その割にはゲームって苦しかったり、悔しかったり、落ち込んだり、つらかったりすることが多すぎだと思うんですよ。

 イジワルなほど難しいステージ、勝てない対戦、上達しない腕、強いられる作業……「そうしたものを乗り越えた時にこそカタルシスがあるんだ」とは思うものの、私は結局『DOWNWELL』はクリアできなかったし、『Splatoon2』はB-のままだし、未だに『バンドリ』のHARDもフルコン取れないし、今現在『サバクのネズミ団』で電池40コ作る作業に「んげー」ってなってるし。ゲームの苦しみなんて大抵は乗り越えられないまま終わるものですよ。


 「楽しい」だけをゲームに求めるなら、1つ「楽しいゲーム」を見つけたらそれだけずっと遊んでいればイイとも思うんですね。ずっと『スマブラ』だけ毎日遊んでいてもきっと「楽しい」し、ずっと『どうぶつの森』だけ毎日遊んでいてもきっと「楽しい」です。実際、1本のゲームだけをずっと遊ぶ人もいますもんね。

 「他のゲームは難しいかも知れないから手を出さない、ずっとこのシリーズだけ遊ぶ」
 そうして『ドラクエ』だけは新作が出たら遊ぶ人、『Dr.マリオ』だけずっと遊んでいる人、今でもファミコンのゲームしか遊ばない人―――そういう人達も、私は立派に「ゲーマー」だと思います。



 でも、私はそうではありません。
 私、多分「見たことのない景色」が見たいんですよ。

 「お、とうとうやまなしさんもオープンワールドのゲームの魅力に気が付いたんだな」という話ではなくてですね(笑)。見たことのないもの、初めて遊ぶゲーム、言語化されていない未知の感情、そういうものに出会いたくて片っ端からゲームを遊んでいるんだと思うのです。

 「楽しい」だけを求めるのなら、ぶっちゃけ『ROOMMATE~井上涼子~』なんて今遊ぶものじゃないでしょう。グラフィックとかゲームシステムとかは最近のゲームの方が洗練されているし、時計(カレンダー)と連動したゲームなんて今や珍しくもなんともありません。
 でも、その洗練されていない、粗削りで試行錯誤していた「時計と連動したゲーム」の黎明期に作られた『ROOMMATE~井上涼子~』には、「楽しい」だけではないいろんな感情が湧いてくるんです。私はそれを体験したくて、いろんなゲームを遊んでいるんです。


 『Dの食卓』とか『巨人のドシン』を実況したときにも思いましたよ。これらのゲームより「楽しいゲーム」を遊びたいのなら、選択肢なんてごまんとあるでしょう。でも、あれらのゲームにはあれらのゲームでしか見られない「景色」があったと思うんです。
 今ちょっと例えに古いゲームが続いちゃいましたが、最近のゲームだってそうです。『マニュアル・サミュエル』だって、『Yoku's Island Express』だって、あのゲームにしかない景色がありました。インディーゲームだけじゃないです。『Nintendo Labo』もそうでした。『じんるいのみなさまへ』だってそうでした。

 「どうやって遊ぶのか」で見える景色も変わるもので、『The Escapists 2』をオンラインでワイワイ言いながら遊んで脱走したのは他では味わったことのない体験でしたし、『パーティクイズMEGA Q』をMixerの超低遅延を活かして視聴者全員で一丸となってクリアした景色は多分あのメンバーにしか見たことのない景色だったと思います。



 ゲームって、いやゲーム以外の娯楽全部もそうだと思うんですが。
 「楽しい←---------→楽しくない」って一軸の評価では収まらないものだと思うんです。

 でも、それって意識しないと忘れてしまいがちなことで……
 例えば私が「『ROOMMATE~井上涼子~』は楽しくはないが、他では味わえない景色を見せてくれる」なんてレビューを書こうものなら、「やまなしがゲームを“楽しくない”と批判したぞー! 殺せー!」と言われてしまうという。“楽しくない”は別に批判じゃないし、“楽しくないゲーム”があったってイイと思うんですけどね。



 でも、私も「遊んだことのないゲームのレビュー」を読んで、そのゲームを買うか買わないか判断しようとしたら、どうしても「絶賛している」か「酷評しているか」という一軸の評価で見てしまうし……そもそも「見たことのない景色」なんて、その人の人生や娯楽遍歴で変わってしまうので、一般化できるものでもないんですよね。

 その辺が、まぁ……私には「レビュー」があまり向いていない理由なのかなと。
 ああいうものが向いている人って、もうちょっと客観的にモノが見える人というか、「自分の好み」を押し殺して作品を楽しめる人というか、「世間一般と同じくらい」にはゲームが上手い人じゃないとなれないと思うので……私とは真反対なんですね。それを言い出すと「私に向いているもの」が何なのかが未だに分からなくて、野垂れ死にかかっているワケですが……


 「向いている/向いていない」の話で言うと、私は未だに「自分に向いているゲーム」というのが分からなくてずっとそれを探して旅をしているという側面もあります。
 『マリオメーカー1』の実況をやっていた頃、「やまなしさんが一番得意なゲームって何ですか?」と聞かれて「マリオだよ」と言おうと思ったのですが、簡単なはずのコースでボコボコにやられてみんなからゲラゲラ笑われている真っ最中だったので「何も得意なゲームなんてないね……」と答えたことがありました。

 まぁ、ズル(丸ごとバックアップ)をしないと『スーパーマリオブラザーズ1』クリアできない人間が「一番得意なゲームはマリオです!」と言うのは抵抗あるし、アクションゲームは大抵クリアできないし、RPGは数字が理解できないし、シミュレーションは好き勝手遊ぶのは楽しいけどそのせいでクリアできないし、アドベンチャーはフラグ管理が苦手だし、シューティングとレースは「覚えゲー」だから記憶力が保てないし、ギャルゲーの中ですらモテないし、格闘ゲームはコンボの概念すら未だに分からないし、音ゲーはリズム感ぜろおなんでマトモにプレイ出来ないし、パズルゲームはせいぜい二手先くらいまでしか考えられないし、クリエイト系のゲームは完成までこぎつけられたことがないし、ガチャゲーで強キャラを引き当てても使いこなせずにボコボコにやられるだけだし、


 こんな自分にも、いつか「自分に向いたゲーム」と出会えるときが来るんじゃないかといろんなゲームを片っ端から遊んでいるところがあります。それもまた、見てみたい景色なんですよ。「このゲームが自分にとっての運命のゲームだ」と言える瞬間を。

 あ、今の発言……ものすごく「モテナイ男」っぽかった。
 これは今度「モテナイ男」を主人公にした小説を書いた時に使うことにしよう(笑)。

| ゲーム雑記 | 21:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

格闘ゲームのDLCキャラの相場は何円なのか、ザックリ調べてみました

 こないだ兄貴に会ったとき、(甥っ子がやっていた)『スマブラSP』の有料DLCファイターについて「高くない? 1人キャラ作るのそんなに大変なの?」と聞かれました。「そりゃそうだよ! ムチャクチャ大変なんだよ!」とその場では言ったものの、私別にゲームを作ったことなんてないし、何をえらそうに言っているんだと思い……

 一般的な格闘ゲームの有料追加キャラの相場はどのくらいなのか調べてみようと思いました。それに比べて『スマブラSP』が高いか低いかが分かれば、また同じ質問をされた際に「大体の平均価格はね……」と説明できますからね! こういう理屈っぽいところが、俺がモテナイ理由なんだろうな!


 実際、格ゲーに限らず「有料DLCの相場」ってよく分からないじゃないですか。
 『アイドルマスター1』のスクール水着は1200マイクロソフトポイントしていたんですけど、当時『アイマス』やっていた人達は「これは安い!」って言っていたんですよ。その世界で認識されている「相場」って外から見ると「えぇ!?」ということはよくあるので、ちゃんと調べてみようと思ったのです。

 基本的には消費税10%での「税込価格」での比較になります。


 『スマブラ』は格ゲーではないのでは?という話は面倒くさいので無視します!


◇ 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』(任天堂)
 有料DLCの紹介はこちら

 追加ファイターは、1人「662円(税込)」です。税抜だと「602円」かな。
 ファイターズパスの5人セットだと「2500円+税」、6人セットの第2弾は「3000円+税」と……どうして単品販売とセット販売で税込・税抜を分けるんだよと思いますが……1人辺り「550円(税込)」、税抜だと「500円」に下がります。1キャラ100円ずつくらい安くなるってカンジですね。

 ただし、『スマブラSP』の場合は実はファイターだけの金額ではありません。ファイターとステージがセットで、更にそのステージ用のBGMが10曲前後も付いてきます(テリーなんか50曲くらい付いてきます)。また、個人的には「スピリッツボード」という原作キャラをスマブラキャラで再現して戦えるモードも追加されるのが嬉しくて、それら全部を合わせた価格が「662円(税込)」なんですね。

 では、ファイターだけ単品で買うといくらなのかというと、『スマブラSP』は恐らく料金体系を複雑にしないためにファイターだけでの販売は行っていません。前作『for』はその辺すごくややこしかったですからね。
 ただし、実は一人だけステージもBGMもスピリッツボードも追加されない、ファイターだけ販売しているキャラがいるのです。



 それがコイツ。
 早期購入特典で無料ダウンロード出来た「パックンフラワー」、特典の期限が終わった後に購入すると「560円(税込)」だそうです。とすると、ステージやBGMやスピリッツボードの価格が100円ってこと? それは安すぎるような……



◇ 『ドラゴンボールファイターズ』(バンダイナムコ)
 有料DLCの紹介はこちら

 大人気『ドラゴンボール』の格闘ゲームも、有料DLCでキャラを追加しています。
 相場は1人「500円+税」、「550円(税込)」ってことですね。パックンフラワーとほぼ同じ値段ということか。

 ファイターズパスだと8人セットで「3000円+税」、6人セットで「2500円+税」なので……割引率が第1弾と第2弾でちがうのがややこしいな! いずれにせよ、『スマブラSP』のファイターズパスよりかは安いですね。
 ただし、上述したように『スマブラSP』はステージやBGMとのセット販売で、『ドラゴンボールファイターズ』はBGMは別に販売しているんですね。こちらは11曲セットで「1400円前後+税」と、実質100円で10曲入っていた『スマブラSP』よりは高め。とは言っても、アニソンをそのままBGMに出来る『ドラゴンボールファイターズ』のBGMパックは比較にならない価値があるようには思いますが……


 まとめ:キャラだけ買う感覚だと『ドラゴンボールファイターズ』の方が若干安い。BGMもセットと考えると『スマブラSP』の価格破壊っぷりが分かる



◇ 『グランブルーファンタジー ヴァーサス』(Cygames)
 有料DLCの紹介はこちら

 今月6日に発売されたばかりの最新の格ゲーです。
 大人気スマホゲーのキャラが、家庭用ゲーム機にやってきました。

 キャラ単品で購入する場合は、最初の「ベルゼバブ」のみ「330円(税込)」で、2~5人目は「880円(税込)」だそうです。何故「ベルゼバブ」さんだけ安いのかというと、このキャラは有料DLCを買わなくてもRPGモードをクリアすることで(アプデ後に)使えるようになるそうなんですね。これはどう計算すればイイのか分からなくなるやーつ!

 ファイターズパスだと5人セットで「3465円(税込)」、1人辺り「693円(税込)」という計算になります。
 ただし、こちらにも特典があって、追加クエストだったり、スマホ版『グラブル』の報酬武器を先行入手できたりするらしいです。『グラブル』やっていないからその価値がよく分からない……!


 まとめ:単純に価格だけ比較すると『スマブラSP』『ドラゴンボールファイターズ』より高め。ただし、特典もついてくるのでそれに価値を見出すなら……ってとこ?



◇ 『ストリートファイターV』(カプコン)
 有料DLCの紹介はこちら

 こちらのゲームは、説明が難しい……
 現在『ストV』を買おうとすると、今までのDLC全部込みの『チャンピオンエディション』が今月14日に発売されています。また、『ストV』の有料DLC自体も「お金を払って買う」だけじゃなく「ゲーム内通貨を貯めて交換する」ことも可能だったそうなんですが、私はやっていないのでそれがどのくらい時間がかかることなのかよく分かりません。ザっと検索したら「1キャラならともかく2キャラ以上欲しいならさっさと買っちまった方が良い」というコメントが出てきました。

 シーズンパスはシーズン1~2は6人セットで「1528(税込)」みたいですが、シーズン3は6人セットで「3056円(税込)」と倍の値段になっています。しかし、これ……どうも時間が経つにつれて価格を下げていく方針だったらしく、この辺のニュースリリースを見る限り元々はどれも6人セットで「3300円(税込)」だったみたい。つまり、1キャラ辺り「550円(税込)」こっちのページを見ると、単体の価格は「660円(税込)」か。


 まとめ:相場的には『スマブラSP』とほぼ変わらないが、時間が経つごとにどんどん安くなっていく上に、ゲーム内通貨でも交換できた



◇ 『THE KING OF FIGHTERS XIV』(SNK)
 有料DLCの紹介はこちら

 今回思ったんですけど、今の格闘ゲームって「追加キャラクター」と同じくらい「追加コスチューム」をたくさん作って売っているんですね。セット販売にはコスチュームも含まれることが多いので、こういうのをどう計算していいのか迷います。それこそ『アイマス1』のスクール水着を買っていた人のように、好きな女性キャラの可愛い服だったらそれだけでお金を払えるって人は多そうですし。

 とりあえずキャラ単体での販売は「612円(税込)」みたいです。特典抜き、セット販売じゃなくて個別販売の場合は、どのゲームも大体この辺りの相場になるんですかね。
 Steamのセット販売だと4人のキャラで「2480円(税込)」みたいです。一人辺り「620円(税込)」で、上がっているじゃねえか!と思われるかもですが、コスチュームとかアートブックとかサウンドトラックが付いての価格になります。


まとめ:1キャラ辺りの単体販売は『スマブラSP』なんかとほぼ一緒ですが、セット販売はいろんな特典が付いてくる分ちょっと高めになる



◇ 『SAMURAI SPIRITS』(SNK)
 有料DLCの紹介はこちら

 公式サイトにはシーズンパスの値段しか書いていないみたいですね……4キャラ合計で「2200円(税込)」、1キャラ辺り「550円(税込)」です。
 Nintendo Switch版の商品ページには1キャラごとに買える値段も書いてあったのでそちらを参照すると、「660円(税込)」でした。キャラクター紹介ページをクリックすると追加キャラには追加ステージも付いてくるものもいるみたいですが、DLC購入のページにはそれは特に書かれていませんね。


 まとめ:個別に買った場合、シーズンパスで買った場合、ともに『スマブラSP』とほぼ同価格。ステージが付いてくるのかはよく分かりませんでした。



◇ 『鉄拳7』(バンダイナムコ)
 有料DLCの紹介はこちら

 長く続いているゲームだと、追加キャラクターのシーズン3とかシーズン4とかになっていて公式サイトを読んでもどこに何が書いてあるのかよく分からない……
 シーズンパス第3弾の情報が書かれているページがあったので、これを参考にすると……キャラ単体で買うと「550円(税込)」みたいです。

 シーズンパスで買うと……4キャラ+1ステージ+フレームデータディスプレイが込みで「2750円(税込)」、4キャラで割ると「688円(税込)」。あれ!? やっぱり高くなってる? ステージの価格がそれだけ高いってことなのか。


 まとめ:キャラ単体ではやはり『スマブラSP』なんかと同じくらいですが、ステージも込みになるシーズンパスは高くなる印象。というか、『スマブラSP』はステージとセットであの価格なのがおかしいのか。



◇ 『SOULCALIBUR VI』(バンダイナムコ)
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 キャラクリエイトが大盛り上がりの格闘ゲームで、有料DLCには「プレイアブルキャラ」もありますが、「クリエイションパーツ」もあります。キャラもパーツも個別に買うと「660円(税込)」で、シーズンパスは4キャラ+2パーツセットで「3300円(税込)」ですから6で割ると「550円(税込)」になりますね。

 バンナムだからみんな同じ値段というワケではなくて、『鉄拳7』ともちょっとちがうお値段という。


 まとめ:キャラ個別、シーズンパスともに『スマブラSP』とほぼ同じ価格



◇ 『DEAD OR ALIVE 6』(コーエーテクモ)
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 こちらの作品はキャラクターによって価格がちがうみたいですね。
 例えば、レイチェルは「660円(税込)」という標準的な価格ですが、不知火舞は「880円(税込)」とちょっとお高め(XboxOneだけ何故か864円)。他社キャラは権利の関係があるのか、不知火舞は安くない女ということなのか。

 では、シーズンパスはどうなのかというと……シーズンパスは1キャラクター+大量のコスチュームのセットらしく、不知火舞が含まれているシーズン1は「11000円(税込)」、レイチェルが含まれているシーズン3は「8800円(税込)」と。「やまなしさん、間違えて0を一つ多く打っちゃったのかな?」と思われそうな価格となっています。
 確かに衣装が50着とか付いてくるのだけど、1キャラ50着増えるワケじゃなくて、例えばサンタビキニが16人分増えるのを「16着」扱いにしているので……値段の割にあまり増えた気がしないような。

 コーエーテクモのシーズンパスは恐ろしい値段というのは『ライザのアトリエ』をプレイした時にも思っていたので、むしろ「キャラ単体で買うのは普通の値段なんだな」と思ったくらいですけど。


 まとめ:キャラ単体で買うなら『スマブラSP』と同じくらいの価格。コスチューム全部入りのシーズンパスは恐ろしい値段なので、全部買うと新型ゲーム機が買えるくらいの価格になりそう。




 これくらいでイイですかね。
 「○○が入ってねえじゃねえか!」とか怒り出す人は、とりあえず今すぐ3回射精して、賢者タイムになってからこのブログを読むことをオススメします。

 大体どの作品も「1キャラあたり500~699円」の範囲の中に収まっていて、その中にいろんな特典を付けてお得感を出しているという印象でした。
 こうして比べてみると、『スマブラSP』のファイターの価格は「高くもないけど安くもない」のですが、ステージが付いてくるのとBGMが10曲前後も付いてくるのでお得感を出そうとしているのかなと思いました。ゲームにもゲームミュージックにもあまり興味がない、ウチの兄貴なんかには「高い」と思わせるのも仕方がないですかね。


 個人的には、格ゲーの「キャラクターを有料DLCとして売っていく」のは悪くないと思っています。格ゲーは「オンラインでの対戦相手がいなくなってしまうと魅力が下がる」ゲームなので、常に誰かが遊んでいる状況にするためには新キャラクターを投入し続ける必要があって、そのためにはソフトの発売後もキャラクターを作り続けて売っていくのは「長い目で見ればプレイヤーのためになる」ことだと言えます。

 ただ、「有料DLCで売れるキャラ」がいるというのは、長く続いているシリーズとか、いろんなキャラが出せる『スマブラ』なんかの特権なので……ポッと出の完全オリジナル格ゲーには出来ないことなんですよね。いや、そもそも完全オリジナル格ゲーって今どれだけあるんだよって話ですが。


 

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『バンドリ!ガールズバンドパーティ』3周年で、新キャラ&新バンド追加確定っぽい

※ 今日の記事は『バンドリ!ガールズバンドパーティ』(ゲーム版)のシーズン2のメインストーリー20話までのネタバレを含みます。


 『バンドリ!ガールズバンドパーティ』は2017年の3月16日に配信開始になったアプリです。つまり、もうすぐで3周年で4年目に突入します。
 昨年の2周年の際には「シーズン2」に突入し、全キャラの学年が一つ上がりました。アニメ3期も放送中のタイミングですし、3周年のタイミングで今年も何か大きな動きがあるかな―――と思っていましたが。


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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 ハイ、来ました。
 これは新キャラ確定でしょう。


 『バンドリ』のゲームをやっていない人には「それがどうしたの?」としか思われていなさそうなので、じっくり説明しますと……『バンドリ』のゲームって仲間になるキャラは5人×5バンド=25人しかいなかったんですね。3年間ずっとそれでやってきたんです。

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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 ストーリーに登場するキャラは、香澄の妹だったり、りみりんのお姉ちゃんだったり、オーナーだったり、まりなさんだったり、25人以外にも存在するのですが……仲間になってバンド編成できるのは25人のみで、ガチャで手に入るのはこの25人の衣装ちがい(能力ちがい)だったんですね。
 UIも「キャラクターは25人しかいない」という前提の設計になっています。


 ソシャゲによくある「他作品コラボ」の話をすると……
 例えば『マギアレコード』の中で『化物語』のキャラが使えるようになるとか、『アズールレーン』の中でキズナアイが使えるようになるとか、他作品のキャラがそのまんま仲間になるというコラボがよくありますが。『バンドリ』の場合は、他作品とコラボしても「他作品のキャラの衣装を着る」だけなんですね。

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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 『Re:ゼロ』コラボの際に、レム(ラム?)の服を着た紗夜さん。


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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 『ごちうさ』コラボの際に、チノちゃんの服を着たりみりん。



 そんな『バンドリ』が4年目にしてとうとう新キャラを導入する(っぽい)という!
 『ストII』、『ストII'』、『ストII'ターボ』とずっと同じメンバーでやってきたのに、『スーパーストII』でいきなり4人加わったみたいな衝撃ですよ!キャミィのお尻!エロイ!

 私はランキング上位を目指せるようなガチ勢ではないので(大体いつも10万位くらい)えらそうなことは言えませんが……『バンドリ』のイベントは指定された「キャラクター」と「属性」の能力が上がるという仕組みのため、3年も続けていると「もうこの属性のこのキャラは☆☆☆☆持っているからガチャ回さなくてイイや」となってしまう人も多いのかなって思います。

 また、ストーリー的にも最初からいる25人はみんなもう苦難を乗り越えて成長してしまって、物語的にはゴールにたどり着いているキャラも少なくありませんでした。昨年末の「千聖さんと薫さんの過去編」以降、「モカちゃんがリサ姉に恩返しするイベント」、「ロゼリアがFWFに挑むイベント」「花音さんが再びストリートライブに挑むイベント」と3年生組は卒業しちゃうの??と心配になるくらい、最終回間近っぽいイベントが続いていましたし。


 新キャラ投入は、理にかなったものなのかなと思われます。
 では、その新キャラは誰なのかというと……もう一度最初の画像を見ましょう。

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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 左はどう考えても、RASのチュチュですよね。
 「アニメ2期」では敵役のように登場し、「アニメ3期」では実質主人公のように扱われているRASのプロデューサーです。RASのメンバーの中で六花だけは既にLive2D付きでイベントストーリーにも登場していましたが、とうとう仲間になるときが来たか!

 「アニメ2期」の中でRASのメンバーが揃わなかったことが当時はかなり消化不良だったのですが、「ゲーム版」の方での実装に合わせて「アニメ3期」で全員が揃うビジョンだったと考えれば納得できます。先ほども書いたように「ゲーム版」は25人しかいないことが前提で設計されているところが多々あるので、これを30人なり35人にするためには大型アップデートが必要だったでしょうからね。



 では、右は?
 というのが、今回の話です。

 実はゲーム版のシーズン2・メインストーリーに出てくるキャラっぽいんですね。
 なので、ここから先はシーズン2・メインストーリー20話までのネタバレを含みますんで、気をつけてね。

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<画像はiOS版『バンドリ!ガールズバンドパーティ』より引用>

 ほら、この子。髪型も一緒だし、香澄が手を取っているのも象徴的です。
 シーズン2のメインストーリーは、シーズン1でガールズバンドパーティを開催した5バンドが再び集まって「このライブを観た子達が自分達もバンドを始めたいと思わせるようなライブをしたい」という話でした。んで、このましろちゃんはそのライブを観に来た子―――ざっくり言うと、主人公達に感化されてバンドを始める後輩ポジションなんです。

 RASも、レイヤとマスキングは微妙ですが、チュチュは元々ロゼリアに感化されていたし、パレオはパスパレのファンだし、六花はもちろんポピパのファンと―――最初の5バンド・25人を「第一世代」とすれば、ここで追加される2バンド(?)は第一世代に憧れる「第二世代」と言えるのです。


 元々『バンドリ』は何十年と続くコンテンツにするため、キャラクターが年を取って代替わりしていくかも知れないという話でしたしね。むしろ「3年生組は全員卒業しちゃうのでは……」と不安だったので、チュチュやましろちゃん以上に「良かった!友希那さん(ロゼリア)が卒業したりはしないんだ」と安心した気持ちの方が大きかったです(笑)。



 それはそうと、ちょっと気になること。
 「第一世代」の25人は「花女」か「羽丘」のどちらかの学校に通っているという設定だったため、学校行事で他のバンドの人と絡むみたいなことが結構ありました。しかし、RASは(恐らく)5人全員がバラバラの学校に通っていて、また新キャラとして実装されそうなましろちゃんの着ている制服は「花女」でも「羽丘」でもありません。

 学校のちがう「第一世代」と「第二世代」をどう絡めてくるんでしょう?
 「花女」「羽丘」に続く第三の学校がマップに追加されるとか、実はましろちゃん達がパレオ辺りと同級生だとか、そんなカンジかなぁ。マップで他愛もない会話が聞けるのが『バンドリ』の魅力の一つだと思うので、マップ廃止だけはやめてください!お願いします!


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『あつまれ どうぶつの森』ダイレクトで発表されそうなことを事前に書いておく

 ニンテンドーダイレクトが来ないって記事を書いていたら、こっちが来ちゃいましたよ!



 今日(2/20)の23時から『あつまれ どうぶつの森』のダイレクト。

 元々ブログを18時更新→21時更新に変えたのは、ニンテンドーダイレクトみたいな大きな発表があった際に次の日の夜に感想を記事に出来る―――という目論見だったのですが、よりによって『バンドリ』のアニメの真裏で!金曜日は『バンドリ』アニメの感想を書かなくちゃいけない日だっ!


 ということでダイレクト翌日に感想を書くことは出来ないので、開き直ってダイレクトを見る前にダイレクトを見た気分で「ダイレクトで発表されそうなこと」を記事にしておこうと思います。この記事を読んでいる人の中には「既にダイレクトを見た人」もいるでしょうから、「やまなしさんが書いたことが実際に発表されてた!すごい!天才!抱いて!」なんて考えながら読めばイイんじゃないでしょうか。



◇ 前作までにあった機能の継承・バージョンアップ

○ 「夢見の館」
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<画像はニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』より引用>

 3DS版で好評だった「他の人が作り込んだ村に遊びに行ける機能」夢見の館ですが、似たような機能は今作にも実装されるんじゃないかと思われます。
 それまでの『どうぶつの森』シリーズは「フレンドの人と同時にインターネットに繋いで村に遊びに行ける」だけだったのですが、夢見の館によって「フレンドじゃない有名人の村に好きなタイミングで遊びに行ける」ようになったため、“ネットで話題になったあの村に行こう”的に盛り上がったんですね。

 Nintendo Switch版は「家の外にも家具が置ける」ようになったため、村を作り込む自由度は跳ね上がるでしょうし、前作以上に盛り上がる可能性は大です。個人的には、『スーパーマリオメーカー2』みたいに更に「知らない人の村にフレンドと一緒に遊びに行ける」とかだったら最高なのになぁと妄想しています。

 ちなみに前作で大きな話題になったアイカ村の作者さんは、Nintendo Switch版でもアイカ村を作る予定で、「夢見がありますように」とつぶやいていました。そりゃ、もし夢見がなかったら村を作りこむモチベーション上がりませんものねぇ。



× 「ハッピーホーム展示場」
 前作で「すれちがい通信」を使った遊びでした。
 「夢見の館」が村全体に遊びに行けるのに対して、こちらは家のデータのみを通信して遊びに行ける機能なのですが……

 Nintendo Switchには「すれちがい通信」の機能がないので、多分ないですー。
 


△ 「QRコードでのマイデザインの配布」
みずいろビキニ
<画像はニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』より引用>

 『どうぶつの森』シリーズには、自分で描いた絵を服にしたり、床に貼ったり、家具の模様にしたりといったことが出来る「マイデザイン」という機能があります。これは最新作でも引き継がれることは間違いないでしょう。これがなかったら「夢見の館」がどうのとかのレベルじゃなくなっちゃいますからね。

 ただ、3DS版にあった「人が作ったマイデザインをQRコードを撮影してもらっちゃう」ことは出来なくなると思われます。何故ならNintendo Switchには、3DSとちがってカメラ機能がありませんから。せっせと服を作って、それをブログに載せてみんなに配っていた自分みたいな人間には大打撃だ!

 じゃあ、完全になくなっちゃうかというとそうではないと予想します。
 スマホアプリと連動するのか、はたまた『スマブラSP』みたいに「みんなの投稿」コーナーをゲーム内で見られるのかは分かりませんが……作った服をインターネット上に投稿して、それをダウンロードできるみたいな仕組みはあるんじゃないかなぁ。それを、『どうぶつの森』だったら「古着屋さんで取り寄せる」みたいな上手い変換にしそうですよね。

 まぁ……あまり便利にしすぎると「フレンドの村に行ってマイデザインをもらって帰ってくる」みたいな遊びもなくなっちゃうんですけどね。
 そういえば、スマホ版の『ポケットキャンプ』ではマイデザインは実装されていないそうで、その理由を「卑猥な服とか作るヤツがいるから」と言っている人を見かけました。どこのどいつだ!そんな服を作るヤツは!でも、そんなのは通報機能とかである程度制限が出来ると思うし、その辺のノウハウだったら任天堂には一日の長があると思われます。『マリオメーカー2』だって自由にお絵描き出来ちゃうワケですもんね。そんな理由でマイデザインの機能自体をなくすことはないでしょう。


 ………

 ……私の方が通報→ BANされないように気を付けなくては。


○ 「オンラインで一緒に遊べるミニゲーム」
オンラインでドヤ顔!
<画像はニンテンドー3DS用ソフト『とびだせ どうぶつの森』より引用>

 前作『とびだせ どうぶつの森』には、オンラインで集まったフレンドと「フレンドの村」だけでなく「南の島」に行って一緒に遊ぶことが出来ました。ここでしか出来ないミニゲームがあって、更にフレンドがいない人でも野良で集まった人と一緒に遊ぶことも出来ました。
 今でこそ「そんなの普通やん」と思われるかもですが、2012年時点での任天堂は「フレンド以外の人とのオンラインプレイ」で出来ることを厳しく制限していたので結構驚きました。Miiverseの導入など、任天堂もこの頃からオンラインでのやり取りを積極的に導入して、それが『Splatoon』や『マリオメーカー』につながったと考えることが出来ますね。

 この路線……「南の島」ではなくなるでしょうが(舞台となるのが無人島なので)、オンライン越しにいろんな人が集まっていろんなミニゲームを遊ぶ場所は用意されているんじゃないかと予想します。「南の島」とは逆に「都会」で遊べるようになりそうって考えると、『街へいこうよ どうぶつの森』だそれじゃ!

 ミニゲーム継続を予想する根拠なんですが、今回オンラインで一緒に遊べる人数が前作までの4人→ 8人に倍増したんですね。人数が4人と8人では遊べるゲームの幅がうんと変わります。ミニゲームのバリエーションを増やすという狙いもあって、オンラインで遊べる人数を8人にしたのかもとすら考えられます。



△ 「ゲームが遊べる家具」
 この話題、「いつからどうぶつの森を遊んでいたか」で意見が分かれそうですが……
 『どうぶつの森』初期の64版やゲームキューブ版には「ファミコン家具」という実際のファミコンのゲームが遊べてしまう家具があって、最近で言えば『龍が如く』とか『JUDGE EYES』のゲームセンターでセガの昔のゲームがまるまる遊べてしまうみたいなカンジで、『どうぶつの森』もファミコンのゲームがまるまる遊べたんですね(ちなみに『どうぶつの森』の2年前に『シェンムー』が出ているのでそっちの方が先だと言えますが、元祖はよく分からん)。

 しかし、DS版やWii版ではこの機能はオミットされます。
 『どうぶつの森』のファミコン家具を経て、ゲームボーイアドバンスのファミコンミニ、Wiiのバーチャルコンソール、ミニファミコン、そしてファミコンOnlineと……ファミコンのゲームは様々な商品展開をしていくので、『どうぶつの森』の中でタダで配るワケにはいかない―――ってことだと言われていたのですが。

 3DS版『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』でまさかの「ゲームが遊べる家具」は復活するのです。3DSの家具ではパネポンが遊べて、Wii Uの家具ではWii U用ソフト『amiiboフェスティバル』に収録された「無人島脱出ゲーム」が遊べました。そう考えると、Nintendo Switch版にも復活ワンチャンあるのでは??

 そもそもNintendo Switchはオンラインの有料会員はみんなタダで遊べる『ファミコンOnline』があるので、「有料会員限定でどうぶつの森の中でもファミコンOnlineが遊べる家具」が出てきてもおかしくないと思うんですね。個人的には、それを「自分の島に遊びにきたフレンド7人と代わりばんこに遊べる」のなら神だと思うんですが……『ファミコンOnline』でやれって言われそう(笑)。



◇ Nintendo Switchの機能を使った新しい遊び

○ 定期アップデートで追加されていく機能
 「Nintendo Switchの機能か?」と言われそうですが……

 前作3DS版が出た2012年頃の任天堂は「オンラインアップデートで遊びを追加していくこと」の方針がまだ定まっていなくて、『とびだせ どうぶつの森』の追加要素って新たな家具が追加される程度だったんですね。
 んで、2013年以降になるとWii Uの深刻なソフト不足なんかもあって、「一度出したゲームを長く遊んでもらうために有料DLCで遊びを追加する」と『New スーパールイージ U』だったり、『スマブラfor』の追加ファイターだったりで、遊びを拡張する有料DLCを展開するようになっていきました。

 2015年になると『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』の1作目が出て、継続的なアップデートによって「ステージが増える」「ブキが増える」「機能が追加される」と―――無料アップデートで長く遊んでもらうための追加要素を最初から考えているゲームになっていて。
 2017年以降のNintendo Switchのソフトは「無料アップデートによるモードの追加」+「有料DLCで追加ステージなどの販売」といったカンジの二本柱で長く遊んでもらおうとする傾向が見られます。『Splatoon2』で言えば、前者は「ブキ・ステージの追加」で、後者は「オクト・エキスパンション」のことです。


 最近「あつまれ どうぶつの森にも有料DLCがあるのでは?」と噂されましたが、年単位で長く遊んでもらうために、例えば1年後・2年後に有料DLCで何かを追加することはあるかなぁと思います。『どうぶつの森』の場合、有料DLCで売ってまで追加するものって難しいんですけどね。アクションゲームじゃないので「ステージ追加」ってワケにはいかないし。
 逆に、全員が無料アップデートで受けられる遊びの追加は最初から計画されているんじゃないかと予想されます。それこそ「夢見の館」なんかは最初から展開されるんじゃなくて、3ヶ月後くらいにアプデで追加された方が盛り上がりそうですもんね。


○ VR対応
 そう言えば、そんなものも出ていた……!
 昨年の春に『ニンテンドーラボ』で発売されたVRキットのおかげで、『ゼルダ』や『マリオ』や『スマブラ』にもVRのモードが追加されたのですが……元々VRを想定して作ったワケじゃないゲームを、無理矢理ヘッドセットで遊べるようにしただけなので「オマケ」レベルだったと言っても過言じゃありませんでした。

 ただ、この『どうぶつの森』はVRキットが既に出た後のゲームです。
 「最初から最後までVRで遊ぶことが出来る」なんてものは期待しませんが(遊びづらいですし)、「自分の部屋の中だけでもVRで自由に見回すことが出来る」機能くらいは入れてくるんじゃないかと思っています。ぎゃあああああ、VRでリアルなGの動きがああああああ!とならないように、せっせと起動しなくては。



× HD振動ならではの遊び
 『Splatoon』→『Splatoon2』でブキの反動が細かく感じられるようになったみたいに、『どうぶつの森』でも例えば「木を斬り倒した時の振動」なんかが細かくなりそうな気がしますが……
 HD振動を使わないと解けないミニゲームみたいなことはやらないかなぁと思います。何故なら、携帯モード専用機Nintendo Switch LiteにはHD振動がないからです。機種のバリエーションが増えることはイイのだけど、そうすると「こっちのバージョンにはこの機能はないからこの機能はオマケ程度でしか入れられない」となってしまうんですよね。

 それは、今後出るであろう『ゼルダ』新作とかでもそうなんですよね……





 さて、時間もないのでこの辺で。
 前作『とびだせ どうぶつの森』の時は「予想もしていなかったくらいにガラリと変わった」ことが発売1ヶ月前のダイレクトで発表されて、その勢いのままゲームは大ヒットしたんですね。長々と書いてきましたけど、今作のダイレクトもこんな記事の予想なんて遥かに超える新たな遊びが提供されることを期待しています。



 

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