やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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あなたは、「同じゲーム」を何回も買えますか?

 この記事を書いた際に、書こうと思っていたのに忘れていたことがありました……

 あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?

 要約すると……「ゲーム好き」と一言で言っても、「一つずつのゲームはそこそこに、次から次へとたくさんのゲームを遊びたい」宇宙飛行士タイプ「一つのゲームを何周も遊んで遊んで遊びつくしたい」天文学者タイプがいる、という話でした。
 私は宇宙飛行士タイプなので「長いゲーム」や「難しいゲーム」が好きじゃないのだけど、天文学者タイプにとってはそういうゲームこそが嬉しいのだろう―――みたいな話にもなりましたね。


 んで、ですね。
 書き忘れていたというのは、「移植版」とか「リメイク版」とか「リマスター版」のことです。ひょっとしたら「完全版」も含めちゃってもイイかな。

 昔のゲームを最新機種で遊べるように移植したり、最新機種にふさわしいように作り直したり、追加要素を加えて再発売したりすることってあるじゃないですか。
 これからのゲームの発売予定表を見ても、例えばPS4&Vitaの『慟哭そして…』はセガサターンソフトのリマスターですし、PS4&Vitaの『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』はPCやPS2で出たゲームのリメイクですし、PS4の『英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civilwar-』はPS3&Vitaで出たゲームのグレートアップ版ですし、Nintendo Switchの『ドンキーコング トロピカルフリーズ』はWii Uで出たゲームの完全版ですし。

 過去に出たゲームの再発売がズラッと並んでいるじゃないですか。




 宇宙飛行士タイプの私は、この傾向がずっと疑問だったんです。
 こんなの、そんなに売れるもんなんかなーと。
 何故なら、宇宙飛行士タイプは「一つのゲーム」を1周しか遊びませんから。

 もちろん「過去に出た」ときに遊ばなかった人が、新たに手に取る可能性もありますんで……別にそうした商品展開に反対なワケじゃないんですけど。
 例えば、私も大好きだったWii UのRPG『幻影異聞録 #FE』というゲームに対して「あのゲーム大好きだったんで、Nintendo Switchに移植して欲しい」という人がいて、驚いたことがありました。もちろん私も大好きでした。もし仮にNintendo Switch版が出たなら「面白いからWii Uで遊んでいなかった人はオススメだよ!」と言うと思います。でも、私自身は買いません。だって、Wii Uで1回クリアしているし……

 追加要素があるよとか、追加エンディングがあるよとか言われても、そのために70時間とかかけてプレイする気にはなれないなぁ……というか。いや、誤解なきように繰り返しますけど、むっちゃ大好きなゲームで超オススメのゲームなんですよ。でも、2周する気にはなれないから、仮に完全版が出たとしても遊ぼうとは思えないのです。



 この傾向、実はバーチャルコンソールみたいな「過去に出たゲームの安価なダウンロード販売」でもそうなんですね。
 人生トップ10に入れるくらいに大好きだった『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』とか『ファイナルファンタジーV』とかも、バーチャルコンソールで買ったのだけどまだ起動していません。同じく大好きだった『ファイアーエムブレム 紋章の謎』も30円キャンペーンで買って途中まで遊んだけど、「港町ワーレン」を超えたあたりで燃え尽きてしまいました。

 マリオはそうでもなかったですけど、くにおくんですらなかなか起動する気が起きずに生配信で遊ぶことでモチベーションにしたくらいですし。


 過去の名作が最新機種で遊べるというのはすごくいい試みだと思うのですが、自分の場合バーチャルコンソールもゲームアーカイブスも「過去に好きだったゲーム」よりも「過去に遊び逃していたゲーム」を遊ぶことの方が多くて。
 だから、期待している人がかなり多いであろう「Nintendo Switchでもバーチャルコンソールが始まってほしい」というのも、最近ちょっと自分は「始まったところで出てくるソフトが同じなら別にイイかな」と思ってしまっています。WiiでもWii Uでも3DSでも出ていないソフトが出てくるのなら嬉しいんですけどね。




 しかし、前回の話で「天文学者タイプの人にとっては、リメイク版とか完全版とかもありがたいのかも」とも思ったんですね。
 彼ら・彼女らは一つのゲームを何周も遊びます。遊びつくします。その度にいろんな工夫をして「今回は前回とここがちがったぞ」というちがいまで楽しむのですから……追加要素とか追加エンディングが加わるのはむちゃくちゃ嬉しいことなんじゃないのかって思うんですね。

 もちろん「資金」面の問題で、いちいち買い直すかと言ったらアレかも知れませんが……「時間」とか「労力」の面では、遊び直すことに抵抗がないんじゃないかと思うんです。
 そして、ゲームを作る側・売る側からしても天文学者タイプの人が多いと思うから、こんなにたくさん「移植版」とか「リメイク版」とか「リマスター版」とか「完全版」とかが発売されるんじゃないのかと思うのです。

 『ファイナルファンタジーIV』とか、移植されるたびに各機種で全部買って、全バージョンのちがいとかも把握して、その上で「○○の要素は××版がイイが、△△版の機能がまだ実装されていないので、それらの要素と機能を統合した真なる決定版の発売が待たれる」とまだ新しいバージョンが出てほしいと言っている人とかもいますもんね(笑)。『FFIV』ソムリエである。




 みなさんは、「同じゲーム」を最大何回買ったことがありますか?
 私は「Wiiのバーチャルコンソール→ Wii Uのバーチャルコンソールを優待価格で買う」を除けば、恐らく2回が最大なんですよね……実機で1回目、バーチャルコンソールで2回目。
 元バージョンを既に遊んでいるのにリメイク版とかリマスター版を買ったケースは……多分、1回もないかなぁ。あ、『逆転裁判(1)』はDSリメイク版と、3DSの『1・2・3』セット版を買ってる。これも2回目をプレイする気にならずに、まだ起動してないですけど。


 でも、それは「私が宇宙飛行士タイプだから」であって、「天文学者タイプの人はそうではない」のかなぁと思って聞いてみたくなったのです。


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| ゲーム雑記 | 17:56 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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私が『Nintendo Labo』の発売にワクワクする3つの理由

 初報からずっと「開発者のインタビュー」が出てくるのを待っていました!

 開発者INTERVIEW |Nintendo Labo |任天堂

 いよいよ今週の4月20日に発売予定の、Nintendo Switch用ソフト『Nintendo Labo』の開発者のインタビューです。
 私は初公開映像を観た時からずっと「このアイディア、絶対に河本さんだろ!」と思っていたんですが、実際には河本さんはプロデューサーで、アイディアは阪口翼さんのものだったみたいですね。



 阪口さんは、なんといっても『Splatoon(1)』のディレクターの一人です。
 初公開映像の後、何故か水族館でインタビューされてる映像が流れて「Wii Uゲームパッドを活かしたゲームである」ことを語っていた人です。



 その阪口さんが『Splatoon2』のスタッフに名前を連ねていないことは以前から話題になっていて、「任天堂にとって今一番大事なタイトルである『Splatoon』から離れて何を作ってるんだ」と私は思っていたのですが、まさか段ボールを作っていたとは……(笑)。



 『Nintendo Labo』が生まれていく流れを読むと、まずは“「インターフェイス」が好き”という前提があって、「Nintendo Switchでしかできないこと」を考えていった結果“ジャイロセンサー付きのコントローラが2個ある”ことを活かしたゲームでこれが生まれたという。

 まず「工作ありき」とか、まず「段ボールありき」じゃなくて、「コントローラを活かしたゲーム」から生まれたというのは驚きでした。しかし、よくよく考えてみると『Splatoon』だって、当時「Wii UってWii Uゲームパッドを活かしたゲームが1本もないよね」と言われていたところから「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」として生まれたソフトですもんね。これが任天堂のゲームの作り方なんでしょう。


 もちろん私は予約済です(『Variety Kit』の方を)。
 当日は、開封からとりあえず1コだけでも組み立てて遊ぶまでを生配信するつもりです。発売がむっちゃ楽しみ!


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 しかし、こういう「今までにないゲーム」には否定的な声は出てくるもので。
 「子どもがいる家庭なら一緒に作れて楽しいだろうけど、独り身のオッサンが遊ぶものじゃないだろう」とか、「どうしてそんな話題にするのか分からない」みたいに言ってくる人もいます。もちろん「俺には興味がない」と言うのは自由だけど、楽しみにしている人に向かって「オマエも興味を失え」と言ってくるのは何なの!?


 私は「独り身のオッサン」ですから、子どもと一緒に作ったり、子どもと一緒に遊んだりなんて予定はありません。「甥っ子いるやん」と思われるかもですが、甥っ子はベイブレードに夢中で今もうあんまりゲームに興味ないみたいですからね。ベイブレードvs.リモコンカーとかやると興味持つかも知れませんが(笑)。

 私は、「私が遊ぶ」という純粋な目的のために『Nintendo Labo』の発売を楽しみにしているのです!

 では、何故「独り身のオッサン」である私がこのゲームを「面白そう」と思うのかを今から書いていこうと思います。




1.「自分にも出来そう」
 まずはこれです。
 というかですね、『脳トレ』とか『Wii Sports』とか、さっきも名前を出した『Splatoon』もそうだったんですけど……任天堂が「今までにないゲーム」を発表したときのワクワク感の根源にこれがあると私は思っています。

 「任天堂のゲームは簡単だ」なんて言っているワケじゃないですよ。
 「今までにないゲーム」ということは、これまでのゲーム経験値に関係なく楽しめるゲームではないかという期待が持てるんです。

 「ゲームの上手い/下手」とか、同じゲームを「難しいと思う人/難しいとは思わない人」とかって、結局のところゲーム経験値の有無だと思うんですね。
 例えばレースゲームをたくさん遊んでいる人なら、レースゲームの「コツ」とか「ツボ」のようなものが分かるので、初めて遊ぶレースゲームでもすんなり遊べる―――みたいなことが、どのジャンルにも言えると思うんですよ。「経験値」というよりかは、「どのスキルポイントに割り振っているのか」と表現した方がイイかもですが。

 「レースゲームの経験値がたくさん貯まっている人」の言う適度な難易度のゲームは、「レースゲーム経験値ゼロの私」には死ぬほど難しくてなんじゃこりゃあとなってしまってマトモに遊べないみたいなことが頻発していくのです。だから、「今までの延長線上のゲーム」だと、自分にはきっと遊べないな……としか思えなくなっていくのだけど。


 「今までにないゲーム」だったら、全員同じスタート地点に立っているワケだから、自分でも楽しめそうと思えるのです。

 もちろん「スタート地点が同じ」というだけですから、『Splatoon』みたいに「毎日欠かさずプレイして、プレイしていない時も情報収集&研究しているようなガチ勢」と「週に1回しかプレイできない人」ではどんどん格差が開いていくケースもありますけどね。
 『Nintendo Labo』も、第3弾・第4弾……と続いていけば、第12弾くらいの時にはもうガチ勢だけのゲームになっていって「作るのに500時間くらいかかる横浜駅の模型」とかになってるかも知れませんが。


 んで、任天堂ってこういう「このゲームは今までにないゲームですよー」という見せ方がすごく上手いんですよ。『脳トレ』以前から知育ゲームはあったし、『Wii Sports』以前から体感ゲームはあったのですが、DSのタッチパネルを活かすとかWiiのモーションセンサーを活かすとかすることで「この新しいゲーム機でしか実現できない体験」に思わせてしまうという。
 この辺、10年経ってから「10年前にあんなことやってたんだ」「今考えるとすごいね」と言われるセガとは対照的というか。

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 『Variety Kit』の場合は、目安の組み立て時間が「10分」のリモコンカーから「150~210分」のピアノまでと、簡単なものから複雑なものへと徐々にステップアップして作っていけるみたいですし。
 料理が出来ない人でもワンステップずつ料理を作る楽しさに気づけた『お料理ナビ』みたいに、普段は工作なんてしない自分でも段ボール工作の楽しさを一つずつ味わえる商品になっているんじゃないかなぁと期待しています。



2.久々の任天堂の「1人用ミニゲーム集」
 「ミニゲーム」という言葉だと語弊があるかも。
 要は、たくさんのゲームがつめこまれたゲームということね。

 「ミニゲーム集」自体はファミコンの時代からあったジャンルですが、セールスの中心に来るのは2000年前後の『マリオパーティ』や『メイドインワリオ』あたりからで、そこから『脳トレ』や『Wii Sports』『Wii Fit』につながっていきます。2000年代の後半は、こういった「軽く遊べるゲームがたくさん詰まったゲーム集」が猛威を振るっていた時代でした。

 しかし、2010年代になると、例えば3DS内蔵のARゲームズや顔シューティングは本体の売上にはあまり貢献してくれずスタートダッシュに失敗。Wii Uの『ニンテンドーランド』や『ゲーム&ワリオ』、『Wii Fit U』『Wii Party U』『Wii Sports Club』なども売り上げが伸びずにWii U失敗の象徴のようになってしまいます。
 3DSが売れたのは『マリオ3Dランド』や『モンハン』の力ですし、Wii Uで売れたのは『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』でした。「軽く遊べるゲームがたくさん詰まったゲーム集」が猛威を振るった時代は終わったのです。


 これにはいろんな理由があると思うのですが……スマホのゲームを含む「ダウンロードのゲーム」が普及したことで、「軽く遊べるゲーム」はそっちでイイじゃんってなっていったのかと思うんですね。5000円のパッケージソフトに10本のゲームが入っているより、500円のダウンロードゲームを1本ずつ買っていけばイイやというか。


 しかし、私は結構「ミニゲーム集」って好きだったんですよ。
 「天文学者タイプ」か「宇宙飛行士タイプ」かで言ったら、私は断然「宇宙飛行士タイプ」です。一つのゲームを何百時間と遊ぶよりも、色んなゲームをちょっとずつ遊びたいと思うタイプのゲーム好きなんですね。そういう人には「ミニゲーム集」って、1本買っただけでいろんなゲームが遊べる福袋みたいなゲームだったと思うんです。

 だから、『1-2-Switch』も発売日に買いました。
 しかし、あちらはあくまで「2人以上で遊ぶと超楽しいゲーム」ですから、「1人用のミニゲーム集も出してくれないかなぁ」と1年間ずっと思っていました。そこにようやく来た『Variety Kit』ですよ。


 『Nintendo Labo』なんて、すぐに飽きるに決まってるでしょ?なんて言う人がいます。
 恐らくそういう人は「天文学者タイプ」の人なんだろうなと思います。1つのゲームを何百時間と遊びたい人。でも、そういう人のためにNintendo Switchだけでも『ブレスオブザワイルド』だったり『Splatoon2』だったりがあるし、今後『スマブラ』だって出るし、『ポケモン』だって出るじゃないですか。何百時間と遊べるゲームに溢れすぎなんですよ!

 だから、私……『Nintendo Labo』は「ずっと遊ぶゲーム」じゃなくてイイと思うんですね。
 段ボール工作をして、完成させて、ソフトをちょっとイジって、「あー楽しかった」で終わりでイイと思うんです。んで、ちょっと経ってからネットで「Toy-Conガレージでこんなん作ってみた」みたいなことが話題になって、「自分もちょっとやってみようかな」とやってみるくらいでイイと思うんですよ。

 「宇宙飛行士タイプ」にとっては、プレイ時間の長さ=満足度ではないんですよ!!



3.「自分以外の人がどう遊ぶのか」が気になる
 「1.」と「2.」は、「難しいゲームが嫌い」「長いゲームが嫌い」という私自身が遊ぶ好みの話でしたが……「3.」は、私以外の人がどう遊ぶのかという話です。
 私も「発売日に生配信をやる」と言っているように、『Nintendo Labo』を買った人の多くが「自分(達)の遊んでいる姿」をTwitterとかYoutubeとかニコニコで公開していくと思うんですね。写真でだったり、動画でだったり、生配信でだったり、方法は人によってちがうでしょうが。


 何故なら、このゲーム……「すげえ人に見せたくなる」ように作っているから。
 「段ボールを自分の好きなようにデコレーションしよう」というコンセプトもそうですし、「Toy-Conガレージで自分だけの遊びを作ろう」という機能もそうですし、こんなの人に見せたくなるに決まっているじゃないですか!

 んで、そうして何十万人という人が「自分はこうやって遊んでいるぜ」と見せつけていくと、その中にはトンデモナイ人達が現れると思うんですね。『とびだせ どうぶつの森』でアイカ村を作ったような人とか、『Splatoon』のプライベートマッチをオリジナルルールで遊ぶ人達みたいに、『Nintendo Labo』を使った予想外の遊びを発明する人が絶対に現れると思うんですね。私はそれが見たいのです。

 ここで「予想」しちゃったら「予想外」ではなくなるので程々にしておきますが……
 「リモコンカーじゃなくて、100円ショップで買ってきたものに脚付けてジョイコン突っ込んで相撲をとらせたらどれが一番強いか対決」とか、「バイクのデザインを『ゆるキャン△』の志摩リンが乗っているビーノ風に改造してみた」とか、「Toy-Conガレージで『1-2-Switch』のゲームを作ってみた」とか―――今、私がテキトーに5分で考えただけでもこんなポンポン出てくるくらいですから。

 世界中の何十万人(ヒットしたら何百万人?)が、ガッツリと面白いことを起こそうと考えたなら……きっとすごいものが出てくると思うんですね。



 そして、極めつけはコレですよ。
 ゲームを自作できる『プチコン』シリーズを各機種で展開していたスマイルブームが、Nintendo Switch版『プチコン』に対応したいといった発言をされていました。どういう形での対応になるかは分かりませんが、「自分だけの遊びができるNintendo Labo」に「自分だけのゲームが作れるプチコン」が交わったら、そりゃもう無限の可能性が出てきちゃうんじゃないのかと!



 しかし、逆に考えるとコレ……Miiverse辞めておいて良かったのかもって初めて思いました。スクショとイラストとコメントしか載せられないMiiverseの仕様では、『Nintendo Labo』のいろんな遊びって広げられないと思いますからね。
 任天堂がMiiverseに期待していた「楽しさの共有」って、恐らくYoutubeとかTwitterとかがもっと上手い形でできるからこそ、Miiverseもその役割を終えたのかもなぁなんて思ったりもして。


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【よく分かる三行まとめ】
・ゲームが下手でも関係なく楽しめそう
・宇宙飛行士タイプにとっては楽しみなミニゲーム集
・『Nintendo Labo』を使った面白いことを考える人が現れそう


 段ボール単体も任天堂パーツ販売のページで買えるようになるみたいなんですけど、中古対策を考えるとそんなに安くはならないかなぁ。
 未来のNintendo Switchソフト福袋には、スーファミソフトの福袋でスーパースコープは入っていないのに『スーパースコープ6』が入っているとか、Wiiソフトの福袋でバランスWiiボードは入っていないのに『Wii Fit』と『Wii Fit Plus』が入っているみたいな話で、「段ボールは入っていないのに『Nintendo Labo』のソフトだけが入っている」のが定番という未来が見えなくもない……!

| ゲーム雑記 | 17:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリア出来ないゲームを「一番好き」と言えますか?

 昔のアーケードゲームやファミコン初期のような「クリアされることを前提に作っていないゲーム」とか、オンラインゲームや『どうぶつの森』みたいに「クリアという概念がないゲーム」ではなく。
 スタートとゴールがあって「ゴールまでたどり着けばエンディングになるゲーム」での話です。



 ちょっと前に友人とゲームの話をしていて、その友人が「今まで遊んだゲームの中で一番好き」と公言している『とあるスーファミのRPG』を実はこれまでに一度もクリアしたことがないと言っていて驚いたことがありました。
 私はそのゲームを遊んだことがないのでその友人の話を鵜呑みにするしかないのですが、ラストダンジョンまでは行ったのだけどクリア不能になってしまい、そこから引き返そうとしてもラストダンジョンから出ることが出来なくなっていてギブアップしたままなのだとか。

 もちろん、ギブアップした後にリベンジのための2周目を始めたり、その後にWiiのバーチャルコンソールで買ったり、レトロフリークで遊ぶためにソフトを買い直したりしたのだけど……毎回途中でやめてしまうのだとか。でも、「人生で一番好きなゲーム」と言っているのです。



 この話を聞いて、私はすごく衝撃を受けたんですね。
 言ってしまえば、友人は「最後(エンディング)までそのゲームをプレイしていない」ワケじゃないですか。映画で言えばラストシーンを観ていないとか、漫画で言えば最終巻だけ読んでいないとか、推理小説で言えば犯人が誰だか分かっていないとかで、それで「人生で一番これが好きです」と言うのは“あり”なのかと。


 私はゲームを語る際には、「そのソフトを最後(エンディング)まで遊んでないといけない」と思っていました。だから、がんばってがんばってがんばってクリアを目指してプレイしてきたし、1つの面で何十回とコンティニューしてでもクリアしようとしてきたし、その結果いつしか「難しいゲームが大嫌い」になってしまいました。
 だから、私にとって「好きなゲーム」は「血反吐を吐く前にクリアできるゲーム」ですし、クリア出来なかったゲームを「好きなゲーム」に挙げるのには抵抗があります。

 実際、「このゲームは自分には難しくてクリア出来なかった」とレビューに書いたら“批判”と受け取られてむっちゃ叩かれたこともありますし、「クリア出来ない」を肯定的に捉える人はいないでしょう。遊んだことがないゲームを買うかどうか考える際、多くの人は「自分にもクリア出来る難易度かどうか」を気にするんじゃないかと思います。

(関連記事:ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです



 しかし、発想を逆転して「無理にクリアしなくても一番好きと言ってもイイじゃないか」と考えると選択肢はむちゃくちゃ広がるとも思うんですね。
 ゲームなんて娯楽作品なんですから「一番楽しいところ」だけ遊んで、そこで終わりにしちゃってもイイじゃないですか。後半の難易度が高いゲームなら、前半だけ遊んでそこでやめちゃってもイイはずなんですよね。難易度に心が折れて、そのゲームを嫌いになってまでクリアを目指す必要はないんです!

 映画や漫画や小説でもよく考えればそう言えて、例えば「冒頭のシーンだけが超好き」だから他のシーンを一切観ないのだけど「そのシーンだけで一番好きな作品と言える」という考え方も面白いですよね。必ずしも「全体」で評価しなくてはならないなんて決まりはありませんから、「一部」で評価したって良いのでしょう。
 ゲームの場合は更に「プレイヤーの腕」によってコレ以上は進めないというところも出てきてしまいます。そこから先を見ていない人間には「好き」という資格がないと言うのは、お金を出して商品を買った人に対してあまりに失礼じゃないかと思うのです。

(関連記事:ゲームを「ギブアップした」かどうかの境目はどこか



 みなさんはどうでしょう?
 「一番好きなゲーム」とまで言うとアレなんですけど、「人生でトップ10に入るくらいに好きなゲーム」にクリア出来なかったゲームを入れられますか?もしコメントを下さるのなら、具体的に何というゲームなのかを教えてもらえたら面白いかもですね。

 クリア出来なかったゲームを「好きなゲーム」にカウントしてこなかった私が、じゃあ今までギブアップしてきたゲームで「一番好きなゲーム」は何かを考えると……
 うーん、ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ3』とかはクリア出来なかったけど好きなゲームかなぁ。でも、「クリア出来なかった」という理由でシリーズの中では上位に来ないかも。マリオシリーズでは、自分にもクリア出来る難易度の『スーパーマリオワールド』が一番好きです。
 シミュレーションゲームは「下手だけど好きなジャンル」なので、クリア出来なくても好きと言えるかなぁ。『カルチョビット』とか、いつかリベンジしたいと思っているけど、アレはアレで楽しかったです。でも、じゃあ「人生トップ10」に入れるかというと、うーん……


 あと、みなさんは自分が「好きなゲーム」を「クリア出来なくてやめた」と言われたら、どう思いますか?「クリアするまで諦めずにやれよ!」って思いますか?


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| ゲーム雑記 | 17:51 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?

 今日の話は「ゲーム以外の話」に持っていっても面白そうなのですが、一つの記事には収まりきらないと思ったので「ゲーム以外の話」は別の記事に書くとして、今日は「ゲームの話」に限定して書きます。

ゲームの話をしよう〈第3集〉 (ファミ通Books)
ゲームの話をしよう〈第3集〉 (ファミ通Books)

 バレンタインのプレゼントでもらった『ゲームの話をしよう』という本の第3集を読み終わりました。この本は、ファミ通の編集委員だった永田泰大さんがファミ通に連載していたインタビュー記事をまとめた本です。ゲームについて色々な人にインタビューをするのだけど、その相手が宮本茂さんや堀井雄二さんといった超大物有名ゲームクリエイターから、ただの小学1年生まで様々なのが面白い!

 この本一冊で語りたいことが山ほど出てくるのですが……その中でも、これは今の自分が語らなくてはならないと思ったことがあるので取り上げます。



 それは、ゲーム好きで知られる小説家の宮部みゆきさんのインタビューです。
 宮部さんと永田さんは、ゲームの遊び方がものすごく正反対というところから話が始まります。

 曰く、宮部さんは「一つのゲーム」を何周も何周も遊ぶそうなんです。
 1周目をクリアしたら、その日の内に2周目を始めて、後日詳細な攻略本が発売されたらそれを片手に3周目を始める―――と、よほど合わないゲームでなければ「少なくとも3周」遊ぶのが普通だそうなんですね。一番多くクリアしたゲームはなんと15周半も遊んだとか、しかも短いアクションゲームとかじゃなくて『タクティクスオウガ』をですよ!

 攻略本もじっくり読むし、大好きなシリーズ作品が出るときは他の作品をまた引っ張り出してきて遊んだりするそうな。とにかく「一つのゲーム」を骨の髄までしゃぶりつくすように遊ぶそうなんです。


 それに対して永田さんは、どんなに好きなゲームも1周で終わりだそうです。自分が観たのとはちがうエンディングがあるからもう1周するかと言われても、やらない。1周が終わったらもう次のゲームに行ってしまう。それは別に「好き度合いが足りない」とかではなくて、「好きだからこそ封印する」カンジにもう遊ばなくなるそうです。



 この二人のスタンスのちがいを、宮部さんはとある映画から拝借して「天文学者タイプ」「宇宙飛行士タイプ」と表現していました。
 前者は一つのものをとことん観察するタイプで、「条件が変わるとどう変化するだろう」みたいなことを全部調べるのが楽しい&調べないと気がすまないそうで。
 後者は次から次へと「自分が知らないところ」に行きたがるタイプで、月に着いたら次は火星、火星に着いたら次は木星、その次は土星と旅に出る一方、一つのところにはあまり留まらないという。


 つまんない日本語で表現しちゃうと「狭く深く」か「広く浅く」かの二分化となっちゃうのですが、「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」と表現するとロマンがあるし実感も湧きますよね。
 オマエは「広く浅く」の人間だな!なんて言われたら悪口言われてるみたいに思うけど、キミは「宇宙飛行士タイプ」なんだね!と言われたらなんだか褒められている気分になれます。そうなんだ、私達はゲームという無限にある星から星へと渡り歩く宇宙飛行士なんだ!




◇ 何故、私は「2周目」が楽しめないのか

 ということで、私は「宇宙飛行士タイプ」です。
 昨年作った「今までに遊んだゲーム」リストによると、私はこれまで338本のゲームをクリアしているそうなんですが、最初から最後まで2周以上クリアしたゲームは数えるほどです。『脳トレ』みたいに同じトレーニングを繰り返すゲームとか、格ゲーみたいに毎回最初から始まる対戦を何回も遊ぶものとか、周回プレイを重ねることで新しいルートが開けるノベルゲームとかは別としてね。

 2周クリアしたゲームで一番最近出たゲームは……Wii Uの『クニットアンダーグラウンド』で、これは1周プレイしただけだと分からなかったストーリーを確認するためにMiiverseに記録しながら2周遊びました。
 その次が多分、DSiウェアの『ラビ×ラビ』『ラビ×ラビ2』です。これはDSiウェアを3DSに移すとセーブデータが消えてしまうため、仕方なく2周クリアしたんだったはず。
 あとはDSの『Newマリオ』は、実機で1回クリアして、最近になって生配信で「Bダッシュ&壁キックなし」という検証プレイをしました。

 その次が……多分『ファイナルファンタジーIX』なので。
 21世紀になってからのゲームでは4本だけですね、私が2周クリアしたゲームって。



 この話を「天文学者タイプ」の人が読んだら、「ゲームに対する愛が足りない」とか、「何にも一生懸命になれない中途半端なやつ」とか、「ヲタクはそうやって嫁をとっかえひっかえするような生き方をしているからモテナイんだ」とか、ボロクソに言うかも知れませんけど……それは「宇宙飛行士」と「天文学者」のどちらが宇宙を愛しているのかという話で、愛し方がちがうだけだと私は思います。

 「一つのゲームを何周も遊ぶ時間がない」とか「107本も積みゲーがあればそりゃ2周遊ぶ余裕もないよね」とかも言えるんですけど、私これって子どもの頃からそうだったんですよ。時間を持て余していて、ゲームなんて半年に1本くらいしか買えなかった子ども時代から、私は「ゲームの2周目」が楽しめませんでした。
 RPGとか、2周目は「別のキャラ使ってみよう」とか「別の育て方をしてみよう」とか始めてはみるのだけど……1周目に比べて全然楽しくなくて、途中で飽きてやめてしまうのです。

 一つ目の理由としては、「この先起こることが全部ネタバレされている」ので新鮮な楽しみがないということがあります。ただ、じゃあ「2周目は全然ちがうプレイをすれば楽しいんじゃない?別のキャラを使うとか、別の育て方をするとか」というと、そうでもなくて……二つ目の理由として、「1周目のプレイをなかったことにしたくない」というのがあるんです。

 例えば、「とある味方キャラが死んでしまう」のだけど「プレイによっては生き残らせることもできる」RPGがあったとして―――1周目で死なせてしまったら、私にとっては「死なせてしまった1周目」が正史なのです。2周目をやり直して「生き残らせた」としても、それは所詮ifの歴史というカンジがしてしまうのです。
 『ガンダム』のゲームで「ガルマ・ザビが死ななかったルート」とか、『ダンバイン』のゲームで「ショウ・ザマがドレイク軍についたままのルート」が体験できても、でもそれは正史じゃないよねみたいな感覚なのです。


 例えば、私「ギャルゲーの2周目」ってあまりやりたくないんですよ。
 1周目、たくさんいる女のコの中から「一番好みのコ」を悩んで選ぶじゃないですか。んで、無事にそのコと結ばれるエンディングを迎えるじゃないですか。その次に、2周目を始めて「じゃあ次は二番目に好みだったコを攻略しようっと」なんて思えないんですよ!1周目で結ばれた「一番好みのコ」が、すっかりモブになっちゃうと「あれ?俺達こないだ結ばれたはずなのに、なんでもうそんなそっけないの?」となっちゃうんですよ。「一番好みのコ」と元カノみたいな疎遠な関係になってまで、「二番目に好みだったコ」を攻略なんかしたくないですよ!

 「全ヒロインを攻略しないと真のエンディングへのルートが解放されないんですよ」とか言われても、俺は真のエンディングなんかよりも「一番好みのコ」と幸せな未来を築きたかったんだ――――!


 という話だと、割と理解してくれる人もいるかなと思うのですが。
 私の場合は更に厄介なことに、「1周目が誰とも結ばれない孤独エンディング」で終わってしまっても、2周目をあまりしたくないんですね。何故なら「誰とも結ばれない孤独エンディング」がこのゲームの正史になってしまうから。
 2周目をやり直して「一番好みのコ」と結ばれるエンディングに到達しても、タイムリープを繰り返して自分の都合のイイように歴史を改竄しているような感覚になってしまうのです。

 俺が歴史を改竄して幸せになったことで、どこかの誰かが不幸せになってしまったのかも知れない……!



 「ということは、テメーはコンティニューとかもしねえんだろうな!」とイジワルなことを言ってくる人もいそうですが、実はそういう気持ちもちょっとあります。RPGの終盤とかでものすごい盛り上がったイベントシーンの後のボス戦で負けてゲームオーバーになると、コンティニューしてまた同じイベントシーンを観るの申し訳なくなるんですよ。「本当はもう負けたのに死に戻りして勝つまでやり直すなんて卑怯だよな」みたいな気分になります。

 だから、本音を言うと「1回でもゲームオーバーになったらその場でそのゲームをやめたい」のです(笑)。そうするとほとんどのゲームが序盤で終わってしまうので、仕方なくコンティニューするんですけど。


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◇ 一つの星に留まれない「宇宙飛行士タイプ」の遊び方

 「2周目」を遊べるかという話はこの辺にしておくにして……
 この「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」という考え方は、「ゲームの遊び方」についていろんなことを説明できるなあと思いました。

 「宇宙飛行士タイプ」の私は、いろんな星に行きたいんですね。
 だから、あまり1つの星には留まりたくありません。

 「1周」遊んだら、もうすぐに次のゲームに移りたいくらいなので……やりこみ要素とか、何周も遊ばないと出てこない要素とか、そういうものはほとんど無視します。だって、そんなに長い時間をかけて「月」を堪能していたら、「火星」に向かう時間がなくなっちゃうじゃないですか。
 だから、「一つのゲームを延々とプレイして極める」みたいなことは出来ません。能力とか性格とか以前に、ゲームにそれを求めていないというか、最初から立っている土俵がちがうのです。旅人に定住を求めるんじゃない!

 という考え方なので、「クリアまでに時間がかかるゲーム」が嫌いです。膨大なプレイ時間をかけなくてはならないゲームとか、難しいゲームとかに出会うと、「この時間があればあと星を3つは回れたのに!」と思ってしまうのです。私が何度もこのブログに書いてきたことも、「私が宇宙飛行士タイプだから」で説明できるんですね。

(関連記事:「クリアにかかる時間=ゲームのボリューム」ではないと思うんですよ!
(関連記事:ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです


 ですが、世の中には「天文学者タイプ」の人もいます。
 「一つのゲーム」を骨の髄までしゃぶりつくしたい人からすれば、やりこみ要素とか、何周も遊ばないと出てこない要素とか、膨大な時間をかけなければクリアできないのとか、難しいのとかも、むしろ大歓迎なんじゃないのかなと思うのです。「こんなにしゃぶりつくしてもまだ味が出るぜ!」と。


 「宇宙飛行士タイプ」の私は、これまでは「天文学者タイプ」という人を認識できていなかったので、クリアまでにやたら時間のかかるゲームを「どうしてこんな風に作るんだろう?」と思っていました。昔は中古ゲーム対策でクリアまでの時間を引き延ばしているんだろうと思っていましたが、ダウンロード販売しかしてないようなゲームでもやたらプレイ時間を引き延ばすゲームが多くて疑問でした。

 でも、「天文学者タイプ」も「宇宙飛行士タイプ」もいると考えれば分かるんですね。一つのゲームを長く楽しみたい「天文学者タイプ」の層があって、そうした人達に向けて作られたゲームならば、クリアまでに時間のかかるゲームを作るのも当然だと思うのです。



 あと、次から次へと星を転々としたい「宇宙飛行士タイプ」の私の特徴として、「面白かったゲームの続編」よりも「なんだかよく分からない新しいゲーム」とか「1本も遊んだことのないシリーズ」の方がテンションが上がるというものがあります。

 見知ったものは「確実に面白い」ということが分かっている分だけ、あまりワクワクしないんですね。「果たしてこれは面白いのか…?」という未知の惑星に向かう時が一番ワクワクします。
 色々文句を言いましたけど、「Wiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるゲームの中からオススメされたものをかたっぱしから遊ぶ」配信は、自分だけでは手を出さなかったであろうシリーズやジャンルに触れる良い機会になったと思います。その結果、恐ろしい難易度に打ちのめされて「もう二度と2Dシューティングゲームは買わない」とか「もう二度とドラキュラシリーズは買いたくない」と思っているのですが……(笑)。まぁ、未知の惑星への旅をしたからにはそういうこともありますよね。




 私が生配信で挑戦するゲームも、「名前は聞いたことがあるけど実際にはプレイしたことがないゲーム」を中心に選んでいるのはそういう理由です。『スペランカー』とか『たけしの挑戦状』とかが顕著ですけど。未知の惑星にたどりついて「なんじゃこりゃあああああ!」と慌てふためく姿を、ドキュメンタリーとしてそのままお届けしたいと思っているのです。つまり、私がやっているのは旅番組なんですよ。

 でも、「天文学者タイプ」の人がゲーム実況をするのなら、恐らく「RTA」とか「縛りプレイ」とか極めつくしたゲームの達人プレイを見せると思うんですね。これはもう研究結果の発表というか、論文というか……同じゲーム実況でも方向性が全然ちがうんですね。
 「天文学者タイプ」の人から「どうして下手くそなヤツのプレイを見なくちゃいけないんだ」と言われたこともあるんですけど、そりゃ旅番組に「碌にこの町のことも知らないでコメントすんじゃねえ」と言うようなものじゃないかと思います……けど、そういう人もTwitter見るといっぱいいるな。



 「○○タイプ」「××タイプ」と名前をつけて、ラベル入りの瓶に分けることは偏見とか差別につながりかねないリスクもあるとは思うんですけど……「自分とはちがうところに楽しみを見出す人がいる」ことを認識するためにも、「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」という分け方は面白いんじゃないかなと思います。

 それは、逆に言えば「宇宙飛行士タイプの自分には楽しめないけど、これはきっと天文学者タイプの人に向けたゲームなんだな」といったカンジに、「自分には楽しめない作品にも価値がある」ことが分かるということですからね。


 あなたは「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」のどちらですか?


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| ゲーム雑記 | 17:56 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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Nintendo Switch版『スマブラ』にありそうなこと



 3月9日のニンテンドーダイレクトにて、『大乱闘スマッシュブラザーズ』の新作がNintendo Switchで発売されると発表されました!しかも、2018年発売予定!

 ということで、今日はNintendo Switch版『スマブラ』がどんなゲームになるのかをマジメに考えていこうと思います!THE YOSOUよりもガチよりのマジメな考察です。



◇ どうしてこの時期の発表だったのか
 とは言え、Nintendo Switch用に『スマッシュブラザーズ』が作られていることは恐らく全世界の人が予想していたでしょうし、その場合は『Splatoon』のキャラが参戦するだろうことも多くの人が予想していたんじゃないかと思います。

 あとは「いつ発表するのか」というところで、実際には2018年3月に発表されたワケですが……私はこの規模の大型タイトルなら、6月にアメリカで行われるE3で発表かなと思っていました。例えば、『Splatoon』1作目の初報は2014年のE3でしたしね。

 しかし、よくよく考えてみると……ここ数年の任天堂はE3を「大型タイトルや新型ゲーム機のサプライズ発表の場」というより、「目玉ソフトのプレイアブル出展の場」と捉えている傾向があります。2017年は『マリオオデッセイ』、2016年は『ブレスオブザワイルド』と、既に発表済の大型タイトルをE3のプレイアブル出展から後の大ヒットにつなげたとも見えますからね。

 そう考えると、『スマブラ』のこの時期の発表もE3でのプレイアブル出展に向けてあらかじめ発表しておいたのかなと思えます。E3に行く予定の人からすると「スマブラでのイカちゃんがどんなキャラなのか、実際に触って確かめなくちゃ」と、今からワクワクできるでしょうしね。


 しかし、そうするとイカちゃんとはまた別の「E3で発表されるサプライズ枠」の参戦キャラクターがいるのか……?と期待したいのだけど、有料DLCも含めて『for』でとてつもないラインナップのキャラが参戦してしまった以上、「サプライズ枠」なんてものがあるのかと思わなくもないです。まー、その辺は後で。



◇ Nintendo Switchならではの新要素
 Nintendo Switchには、『マリオカート』や『ポッ拳』など「Wii Uで出ていたゲームに新要素を足したDX版」なソフトが出ていました。「完全版商法」とも揶揄される売り方なのですが、幸か不幸かWii Uが商業的に大失敗したおかげで、Nintendo Switchの『マリオカート8DX』なんかは新作といって問題ないくらいの大ヒットになりました。

 『スマブラ』もそういう売り方をすればイイんじゃないか――――と思っていたのですが、『スマブラ』の場合「前作のキャラとステージ」に「有料DLCで売ったキャラとステージ」を足して「Splatoonなどのキャラとステージ」を加えただけではダメだったんですね。それはつまりWii U版をそのままNintendo Switchに出しても成功しないだろうという見方が出来たんです。


 というのも、Wii U版は同時開発のニンテンドー3DS版との差別化のため「据置ゲーム機で遊ぶスマブラ」という部分に力を入れてあって、「大画面」で「8人対戦」まで出来るように「広大なステージ」を用意したことが一つの売りになっていました。つまり、Wii U版は大きなテレビで遊べば面白いってゲームになっていたんですね。
 それをそのままNintendo Switchに移植した場合、おすそ分けプレイをしようとしてもNintendo Switchの6.2インチのディスプレイをみんなで覗きこまないとなりません。これで「広大なステージ」を遊んだら大変ですよ。24インチのテレビでもキャラが豆粒みたいだったのに!

 その広大なステージも「テレビモードで遊んだ時」用に収録されている可能性は高いですが、Nintendo Switch版ならではの要素として「テーブルモードで遊ぶ時」用に逆に狭いステージを幾つか用意してステージランダムのときもそういったステージだけが選ばれる仕様にしてくるとか、「テーブルモードで遊ぶ時」用にキャラの表示を見やすくできるとかの新要素があるのかなと予想します。


 Nintendo SwitchのJoy-Conはボタン配置が『スマブラ』にピッタリですし、おすそ分けプレイで気軽に遊べるようになったら、今までとまたちがう広がりが出来ると思うんですね。
 あと、「おすそ分けプレイ」用に、気軽に「ちょっと一緒に遊んでみない?」と誘える協力プレイのモードが増えていれば個人的には嬉しいです。対戦だとどうしても、「初めて遊ぶ人」がなかなか楽しめないところがありますから……




◇ 参戦キャラはどの辺になる?
 『スマブラ』の新作が発表されると、ここ数年の任天堂(やサード枠)のヒット作の中から「あの作品のあのキャラが出てくるのでは」といったワクワクする声がたくさんあがってきます。
 今回も「『ゼノブレイド2』のあのキャラを出して欲しい」という声をTLでたくさん見かけましたし、「いやいやサード枠から全世界で大ヒット中の『モンハン』のキャラを」とか「『Nintendo Labo』の段ボールが変形しながら戦うの面白そう」とかいろんな期待ができるとは思うのですが……


 前作『スマブラ for Wii U』の発売は2014年11~12月です。
 その後に有料DLCとして追加キャラや追加ステージが販売されて、それが一区切りついたのは確か2016年2月だったと思います。

 そのあたりの時期からNintendo Switch版の開発が始まったとしたら……桜井さんは『スマブラ』を作る際には、基本的には「まず最初に参戦させるキャラクターを決める」と仰っています。全部のキャラが出揃っている状態でバランスなどを考えていくため、「開発期間が余っているからあと2キャラ足そう」みたいなことは基本的にはしない作り方なんですね。

 そう考えると、ここ数ヶ月のヒット作・話題作みたいなのは反映されないと思うんですね。2016年の前半に、例えば2018年1月に発売される『モンスターハンターワールド』が全世界的な大ヒットをするだなんて予想できるワケがないでしょうし、カプコンも開発しているという情報を渡さないでしょうし。
 それは『ゼノブレイド2』や『Nintendo Labo』にも言えることだと思いますし、こうした作品のキャラが参戦するには『for』の時と同様に有料DLCという形になるのかなぁと予想しておきます。


 ということで、ここから書く「私の予想」は「発売の時点で入っているキャラクター」を――――言うなれば今年のE3で参戦キャラとして発表されそうなあたりを予想していきます。あくまで「予想」なんで、「実際に発表されたのと全然ちがうじゃねえか!」みたいな文句は受け付けません。その程度で怒る人はブロックしまーす。



本命:アイスクライマー
アイスクライマー
 ポポとナナ。
 GC版『スマブラDX』とWii版『スマブラX』に参戦した、「2人1組」という異色のファイターです。そのため『for』ではニンテンドー3DSでのスペックでは動かすことができずに断念したという経緯があるので……Nintendo Switch版では復活するのは間違いないでしょう!

 元々『DX』『X』で人気のキャラでしたし、それ故に『for』で外れたことに失望したファンも多かったキャラです。Nintendo Switchのスペックなら「アイスクライマー」で8人対戦できますよ!とかなら、ものすごいインパクトですし(画面見づらそう!)、新作の見所の一つとして発売前に発表してくる可能性も高そうです。



対抗:スプリングマン
ARMS  - Switch

 Nintendo Switchの新作タイトル『ARMS』より参戦予想。
 「おめー、さっき2016年の前半にキャラ決めているから最近のキャラは出ないとか言ってたじゃねーかよー」と思っている人、あれは嘘だ!

 『スマブラDX』の時のロイは、原作『ファイアーエムブレム 封印の剣』発売よりも先に参戦していましたし。『for』のゲッコウガは、原作『ポケモンX/Y』が発売される前にイラストをもらって作成されたという話ですし……ロイはまぁ、マルスとのコンパチで採用されたという理由も大きいのでしょうが、任天堂内部で「新作スマブラに出すために発売前のゲームの情報のやりとりをする」ことは結構あるんですね。

 んで、『ARMS』なんですが……任天堂久々のオリジナル新作格闘ゲームですし、Nintendo Switchならではのゲームとして本体発売前から猛プッシュされていたソフトですし、『スマブラ』チームに言っていないワケがないと思うんですね。「あのー、ウチでもNintendo Switchでオリジナルの格闘ゲームを作っているんですけど」と。
 伸びる腕というのは他のキャラにはない絶対的な個性ですし、必殺技として様々なアームを使えるのも面白そうです。『ARMS』たくさんキャラいるから、参戦するのなら女の子キャラかもみたいなことはあるかも知れませんが、誰かしらの参戦はあるんじゃないかと予想します。



穴:マインクラフト
MINECRAFT: Wii U EDITION

 サード枠として、初の「インディーゲーム」出身として、まさかの参戦予想です。
 様々な武器・アイテムを使いこなせるだけじゃなく、「ブロックを積む」みたいなことが出来ると『Splatoon』の「インクを塗る」操作との上手い食い合わせになりそうですし、カービィが吸い込んでコピーするとキュービィになるみたいなネタもできそう(笑)。

 言うまでもなく全世界で大ヒット中のゲームですし、「インディーゲーム」出身のキャラは『マインクラフト』か『ショベルナイト』あたりを任天堂も出したいんじゃないかと思うんですね。Wii U版発売時にもプッシュしていましたし、その時期(2015年の年末~2016年の前半)はまさにNintendo Switch版『スマブラ』の開発が始まった時期だと予想できますし。

 もし参戦したらものすごいインパクトになりそうなので、E3で大々的に発表するかも。唯一最大の問題は今権利を持っているのがマイクロソフトだということですが(笑)。むしろそこ以外には障害はない!マイクロソフトの偉い人に上手いこと催眠術をかけて首を縦に振らせれば……



大穴:トランプ
任天堂 トランプ ナップ 818 赤

 現役アメリカ大統領ではありません。
 『スマブラDX』のゲーム&ウォッチ、『X』のロボット、『for』のダックハントと……任天堂の歴史を語る側面が『スマブラ』の参戦キャラクターにはあると思いますし、最近の任天堂は「IPの認知度を上げる」という取り組みを積極的に行っています。

 任天堂の歴史を語る商品で、現在も販売し続けているものと言えば……花札、そしてトランプでしょう!


 キャラクターとしては、「キング」「クイーン」「ジャック」のイラストのまんま登場して(クッパJr.みたいに色変えでキャラが変わるのがイイですね)……「ポーカー」とか「ババ抜き」とか「神経衰弱」といったトランプルールをモチーフにした必殺技を使う、と思いきや、持っている剣でそのまま斬りつける!

 だって、「トランプルールをモチーフにした」と言ったって……国や地域によってメジャーな遊び方はちがうじゃないですか。「コントラクトブリッジ」をモチーフにした技とか言われても、日本では「なんだそれ……」ってなっちゃうじゃないですか。逆に日本では超有名な「ズン」をモチーフにした技とか言っても、ヨーロッパの人には「ニホンジンワケワカンナイデース!」って思われちゃうじゃないですか。

 その点、剣は安心の世界共通ですよ!
 「剣で斬られれば痛い!」
 全世界で知られていることですからね。あと、子どものころからずっと「この剣は使わねーのか」とずっと思っていたので、ようやく「トランプのキングが持っている剣で直接敵を攻撃できるゲームが出る!」と、これはE3でサプライズ発表されたら大盛り上がりになるに違いないですね!誰だよ、今日の記事はマジメに書くとか言ってたヤツ!


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| ゲーム雑記 | 17:53 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです

 私がゲーム実況をする際に「ゲームが下手な人の~」という看板をつけていることで、「ゼルダやスペランカーをクリアできたくせにゲームが下手な人とか名乗るんじゃない!」と言われたことは一度や二度じゃありません。気持ちはよく分かります。私も自分よりチ●コが大きい人が「俺、粗チ●だからさー」とか言っているのを見ると、じゃあ交換してくれよ!と思いますもの。

 正直なことを言うと、私自身も「ゲームが下手かどうか」って微妙だと思っているんですね。「上手」ではないです、それは間違いない。ただ、ゲラゲラ笑えるほど「下手」でもない。もっと「下手」な方がきっとエンターテイメント性が高い配信ができたと思うので、私は「私よりゲームが下手な人」が羨ましいのです!あなたがゲーム実況を始めたら、きっと一躍人気者になれますよ!




 ということで、私が「ゲームが下手かどうか」は微妙なのですが……ただ一つ、確実に言えることがあるとようやく最近気付きました。というか、これに気付かずにいたことで、これまでのゲームライフは随分と損をしていたと思います。人生の半分を損していた!

 「私は、難しいゲームが嫌い」なんです。


 これを書くのは本当に勇気がいることなんですけど……
 一昨年くらいに「10時間以内に終わるオススメの3DSダウンロードソフトを教えてください!」という企画をやったり、去年から「Wiiショッピングチャンネル終了で買えなくなってしまうソフトの中からオススメのものを教えてください!」という企画をやったり、私へのオススメのものでなくても「ネット上での評価が高かったゲーム」を買って遊んだり、ブログのコメント欄でオススメされたゲームを買って遊んだりして。

 どうしてこんな「ちっとも面白くないゲーム」を俺にオススメorネット上で絶賛しやがったんだ……?と怒りに震えたことは一度や二度や三度や四度も五度も六度も七度でも済みません。むしろ八割くらいはそんなカンジです。全盛期のイチローですら四割に届かなかったのに、その倍くらいの打率で「ちっとも面白くないゲーム」ばかり打ててしまうのです。


 もちろん「グヘヘヘ……やまなしを困らせるために敢えて面白くないゲームをオススメしてやるぞ!」とわざと面白くないゲームをオススメしている人は……1人もいないと信じています、多分、きっと、おそらく、それなりに。
 オススメしてくれる人&ネット上で絶賛している人は、本当に心から「このゲームは超面白いから間違いなくみんなも楽しんでくれるはずだー!」と確信を持っていて、なのにそれが私には「ちっとも面白くない」―――つまり、その人にとっての「面白い」と、私にとっての「面白い」がちがうんです。


 じゃあ、なんでその人が「面白い」と楽しめるものが、私には「ちっとも面白くない」と楽しめないのか……今まであーだこーだと理由を考えてきました。「3Dアクションゲームだからダメなんじゃないか」とか「ステルスゲームだからダメなんじゃないか」とか「プレイ時間が長くなるゲームだからダメなんじゃないか」とか、いろいろな記事を書いてきましたけど。

 答えはきっともっとシンプルなんですよ。


 ネット上でゲームを熱く語るような人は、大抵「難しいゲーム」が大好きだけど。
 私はそんな中でも異端で、「難しいゲーム」が大嫌いなんです――――





 恐らくこれを読んだ大多数のゲーム好きは、「難しいゲームが嫌いだなんて甘え。みんなそこから努力して何度も何度もコンティニューしてクリアできるようになって好きになっていくんだ。すぐに諦めるようなヤツはゲーム好きを名乗るな」と憤っているんじゃないかと思います。だからホント、この記事を書くのは勇気が必要だったんですけど……

 「諦める」ワケじゃないんですよ。
 「努力」もするんですよ。
 「何度も何度もコンティニュー」もするんですよ。
 そんでもって「クリア」もするんですよ。

 その上で「ちっとも面白くない」んですよ。



 どうも、私はみんなより「がんばってがんばってがんばって何かを成し遂げて得られる達成感」による快楽が弱いみたいで、難しいゲームを何十回とコンティニューしてやっとの思いでクリアしても「やった!これでもう二度とこのゲームをやらなくて済む!」という解放感しか感じないんですね。私にとって「難しいゲームをクリアすること」は、おしっこを限界まで我慢してギリギリの状態でトイレに駆け込むようなカンジなんです。じゃあ、おしっこで良くない?お金かからないし。



 「難しいゲーム」って、「からい料理」に似ていると思うんですね。
 「からい料理」もがんばれば食べられます。でも、自分の好み以上の「からい料理」は美味しくはありません。「美味しい」とか「美味しくない」とかのレベルじゃなくて、「からい」もしくは「つらい」としか思えないんです。

 でも、頼んじゃったからには食べるしかないじゃないですか。作ってくれた人に申し訳ないし、料理を食べずに捨てるのはものすごく悪いことだと思いますから。がんばってがんばって食べきるじゃないですか(もちろん限界を超えた「からい料理」はギブアップしますが)。
 そうすると、「からい料理」が大好きな人は「それが食べられたってことは、次はこれを食べてみなよ!」と「もっとからい料理」を薦めてきたりするのです。だって、「からい料理」が大好きな人は「からければからいほど美味しい!」と思っているから。でも、「からい料理」を食べ終えた私の率直な感想は「やった!これでもう二度とこのからい料理を食べなくて済むぞ!」なのです。「もっとからい料理」を薦められても困るのです。



 「難しいゲーム」も一緒だと思うんです。
 「難しいゲーム」もがんばればクリアできます。でも、自分の好み以上の「難しいゲーム」は面白くはありません。「面白い」とか「面白くない」とかのレベルじゃなくて、「難しい」もしくは「つらい」としか思えないんです。

 でも、買っちゃったからにはクリア目指して遊ぶしかないじゃないですか。作ってくれた人に申し訳ないし、ゲームを遊ばずに積むのはものすごく悪いことだと思いますから。がんばってがんばってクリアするじゃないですか(もちろん限界を超えた「難しいゲーム」はギブアップしますが)。
 そうすると、「難しいゲーム」が大好きな人は「それがクリアできたってことは、次はこれを遊んでみなよ!」と「もっと難しいゲーム」を薦めてきたりするのです。だって、「難しいゲーム」が大好きな人は「難しければ難しいほど面白い!」と思っているから。でも、「難しいゲーム」をクリアした私の率直な感想は「やった!これでもう二度とこの難しいゲームを遊ばなくて済むぞ!」なのです。「もっと難しいゲーム」を薦められても困るのです。





 もちろんもちろん、この話は「からい料理」や「難しいゲーム」がダメだという話じゃないですし、「からい料理が好きな人」や「難しいゲームが好きな人」が悪いという話じゃないですよ。人それぞれ好みがちがう、「からい料理」や「難しいゲーム」を好きな人がいるのだからその商品にはそれだけで価値があると思います。
 そんな中、私は「からい料理」や「難しいゲーム」が好きではないというだけの話なのです。アナタが好きなものを、私が好きではないとしても、それは決してアナタを全否定しているワケではないのですよ。


 「じゃあ、わざわざそんなことを書く必要はないだろう。この記事は、からい料理が好きな人や難しいゲームが好きな人を不快にさせるだけの記事だ」と思われるかも知れません。だからホント、私もこの記事を書くべきか悩んで……実は2ヶ月前から「書こう!」「いや、やっぱやめよう……」「書こう!」「いや、やっぱやめよう……」「書こう!」「いや、やっぱやめよう……」と3回ボツにしたくらいなのですが。

 今まで「難しいゲームが嫌い」としっかり文章化してこなかったからこそ、良かれと思って「○○、超面白いから遊んでみてくださいよー」とクソ難しいゲームを薦めてくる人が後を絶たないのですよ!


 ここでまた文章化することを断念したら、これからもずっとクソ難しいゲームを薦められ続けるのですよ!
 そして、「ちっとも面白くない……」と素直な感想を書いて、「俺が薦めたゲームを楽しめないなんて許せない!」と怒られて、また炎上するのですよ!「こんなに面白いゲームを楽しめないなんてコイツは人格に問題があるにちがいない!」とかまた言われるんですよ!

 単に、俺は「難しいゲームが嫌い」なだけなんだよおぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!


 だから、1回書いておかなければと思ったのです。
 別に同意してほしいワケではないですし、私は私が多数派だとも思いません。ネット上でゲームを熱く語るような人の中では、私は異端なんだろうと思います。

 だからこそ書いておかなければならないのです。
 今までは「ブログでゲームについて熱く語っているくらいなんだから、この人は難しいゲームが大好きなんだろうな」と思われて、クソ難しいゲームを薦められてきたんだと思うんですね。名前は出しませんけど、そうしてネット上で絶賛されている「みんなが大好きなゲーム」を私が「何が面白いかサッパリ分からん」と酷評して炎上してきたアレやコレやも、理由はシンプルに「私は難しいゲームが嫌いだから」で全部説明がつくんですよ。


 逆に言えば、私は自分で「難しいゲームが嫌い」ということを自覚していなかったので、そうしたゲームを買って、クリアまで遊んで、その上で「何が面白いかサッパリ分からん」と言って炎上して、お金と時間と人望をドブに捨ててきたのです。
 例えば私、子どもの頃に親から「野菜嫌いな子ども」と思われていて、自分でもそう思っていたんですね。でも、実際は親が野菜を出すときに必ずかけていたマヨネーズが嫌いなだけだったんです。大人になってそれに気づいてからは、ドレッシングをかけて野菜を食べるようになりました。

 「嫌いなもの」が自分で分かれば、「嫌いじゃないもの」も分かるのです。
 だから、敢えて文章化しておくのです。「私は難しいゲームが嫌い」なだけだったのです。


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◇ 余談
 ここから先は言い訳めいた蛇足なので、カットしても良かったのですが……一応書いておきます。「難しいゲームが嫌い」と言われたら、「じゃあ“難しい”って何だ?」と言いたくなる人も多いと思うので。


 まず、「難しいゲームが嫌い」と私が言おうものなら「じゃあゲームが嫌いなんですね」と誤解する人がいるかも知れません。「難しいゲーム」が大好きな人は「ゲームとは難しくあるべきだ」という価値観で生きていますから、「難しいゲームが嫌い」=「全てのゲームが嫌い」くらいに受け取るかも知れません。

 だから、言っておきます。
 世の中には「難しくない楽しいゲーム」もあるんですよ!


 というかですね……これ、ずっと前から疑問だったことで。
 私は「私は難しいゲームが嫌いだ」と気付いてようやく合点がいったのですが。

 ネット上でゲームのレビューとかを読むと「簡単すぎてつまらない」とか「難易度が低いので☆マイナス2つです」とか書かれていることがあるじゃないですか。私、アレがよく分からなかったんですね。私のゲーム人生において、ゲームに対して「簡単すぎてつまらない」と思ったことなんてただの一度もないんですもの。

 つまりですね。
 「難しいゲーム」が大好きな人は、「簡単なゲーム」というだけでマイナス評価を下すし。
 私は「難しいゲーム」が大嫌いなので、「簡単なゲーム」というのはプラス評価ですし、むしろ「難しいゲーム」というだけでマイナス評価になるのです。

 「難しいゲームが好きな人」も「難しいゲームが嫌いな人」もいる―――と考えると、いろんなことに納得がいきますし。インターネット上にゲームのレビューを書く人の多くは大抵「難しいゲームが好きな人」なので、ネット上の評判を参考にゲームを買っても私が楽しめないワケです。



 一つのゲームの中にも「簡単な場面」も「難しい場面」もあるじゃないですか。ほとんどのゲームは「序盤は簡単」で、「中盤あたりに難しくなってきて」、「終盤は激ムズ」だったりするじゃないですか。私は「序盤は簡単」の部分を遊ぶのが一番楽しいんですね。だから、どんなゲームも最初はみんな楽しいんです。そして、「中盤あたりに難しくなってきて」アレ?と思い始めて、「終盤は激ムズ」となるとうんざりしながらプレイしているという。

 今日の記事――――「私は難しいゲームが嫌いなんです」とだけ書くと共感してくれる人はあまりいないかも知れませんが、「ゲームの序盤は楽しいんだけど、終盤になるとつらくなってきて投げちゃうことがよくある」と書くと共感してくれる人は結構いるんじゃないかと思うんですね。
 私の場合、そこで投げ出さずに根性で何十回とコンティニューしてでもクリアするから、「こんなつらいゲームを作ったヤツと俺に薦めたヤツは誰だああああああああ!」と無駄に怒りを貯めこんじゃうんですけど(笑)。


 ブログにゲームレビューを書くのをやめた理由も実はここにあって……
 ゲームを始めたばかりに書く「ファーストインプレッションの記事」は「序盤は簡単」のあたりしか遊んでいないからニコニコ書けるんですよ。でも、ゲームをクリアした上で書く「ゲームレビューの記事」は「終盤は激ムズ」を血反吐にまみれながらなんとかクリアした状態で書くワケですから、ゲームへの恨みと怨念と呪いの言葉しか出てこないんですね。





 そんでもって、最後にこういう「根底を覆すこと」を書くのもアレなんですけど……
 そもそもゲームに対して「難しい……」とウンザリする時、本当に私達が思っていることは「難しい」なのか?という問題もあるんですね。

 私の大好きな任天堂の前社長:岩田聡さんの話で、「料理店でお客さんが“多い”と不満を言ったとしても、本当の問題は“まずい”だったりする」といったような話があるのですが――――お客さん(ゲームの場合はプレイヤー=私達)自身ですら、自分の持つ不満点を分かっていないことがあると思うのです。

 極端な話、触っているだけで超面白いゲームだったら、そのゲームが難しくて100回とか200回とかコンティニューさせられたとしても「ずっと遊んでいられる!」となると思うんですね。100回とか200回とかコンティニューしていることにウンザリしているというのは、そのゲームは「難しい」だけじゃなくて「つまんない」んですよ。


 例えば、ですね……
 冒頭で書いた「ゼルダやスペランカーをクリアできたくせにゲームが下手な人とか名乗るんじゃない!」という話があるじゃないですか。私がゲーム実況しながらクリアした『ゼルダの伝説』も『スペランカー』も『ロマンシング サ・ガ』も『サイレントデバッガーズ』も『リンクの冒険』も『俺の屍を越えてゆけ』も決して簡単なゲームじゃないと思いますし、客観的に見れば「難しいゲーム」にカテゴライズしてもイイと思うのですが。

 ゲーム実況しながら配信で遊んでいると、「みんなでワイワイ言いながら遊んでいる」というだけで楽しいので何十回とコンティニューする羽目になってもそれはそれで楽しいんですね。こう言っちゃうとアレなんですけど、「おいしい展開だ」というか「配信が盛り上がってきたぞ!」くらいの気持ちなので。



 だから、これらのゲームはプレイしていて「難しい…」とあまり思いませんでした。……まぁ、ゲームオーバーになった直後は「難しいー!」と唸っていたとは思いますが(笑)、ゲーム実況をしているとコンティニューすることはそれほど苦じゃないので、あまりウンザリしなかったんですね。

 ゲームを楽しめていれば、何十回コンティニューしていても「難しい…」とウンザリはしないんです。

 もし、それらのゲームを一人でプレイしていたら……何十回もコンティニューすることにうんざりして「ちっとも面白くない!」となっていたと思いますし、実際『ゼルダの伝説』と『サイレントデバッガーズ』はそれで積んでいましたからね。



 ということで、今日の記事タイトルを私は“ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです”としましたけど、正確には“ようやく分かりました、「私はつまんないゲームが嫌い」なんです”なんです。そりゃそうだろって話ですが(笑)。


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オリンピックと「ながらゲーム」

 開会式は9日(金曜日)、競技自体は8日(木曜日)から、いよいよ平昌オリンピックが始まりますね。

 冬季のオリンピック&パラリンピックは夏季のそれに比べて地味な印象を持っている人も多いかも知れませんが、私はスポーツ中継を観るのが大好きなのでものすごく楽しみにしています。今回はスキージャンプにしろフィギュアスケートにしろ、日本勢にとって大会前の状況が「苦境に立たされている」とも言える状況なので、ここからのドラマチックな大逆転を期待しています。


 ……と、それと同じくらい。
 今回のオリンピックは、オリンピック中継を観ながらNintendo Switchで『Stardew Valley』をプレイするのを楽しみにしています。



 「オマエは何を言っとるんだ」とスポーツ好きな人達から石を投げられてそうですけど、オリンピック中継って待ち時間が長いじゃないですか。サッカーのW杯とかなら目当ての試合の開始時間が予め分かっていますが、オリンピック中継は目当ての競技・目当ての選手が出てくるまでの時間が読めず、ずっとテレビを点けっぱなしにしなければなりません。
 その間はテレビを他のことに使えないので、アニメの録画を消化したり、映画を観たりすることも出来ません。据置ゲーム機ももちろん遊べないので、携帯ゲーム機を遊ぼう―――ということで、2年前のリオデジャネイロ五輪の合間に遊んだ3DSの『THEテニス』で「スリープモードにしても電池がゲームをプレイし続けたのと同じくらい減り続ける」という信じられないバグをピンポイントで喰らったことがありましたが。


 Nintendo Switchは据置ゲーム機でありながら、携帯ゲーム機のようにテレビ画面を使わずに遊ぶことが出来るので、オリンピックの待ち時間に遊ぶのにめっちゃ向いているのです!なかなか進められなかったゲームを進めるチャンスですよ!

 とは言え、Nintendo Switchならどんなゲームでも「オリンピックの待ち時間に遊ぶのに向いている」ワケではありません。例えば『Splatoon2』みたいなオンライン対戦ゲームだと、ガチホコを獲って敵陣に突っ込まなきゃならないタイミングで高梨沙羅ちゃんがジャンプしてしまうかも知れません。「あ、ゴメン。テレビ観たいから一旦止めるねー」とはいかないのがオンラインゲームなのです。
 そもそもアクションゲーム自体が「佳境なところでスリープにして後日続きからプレイする」みたいなのに向いていないとも思いますからね。「今オレ何してたんだっけ……あ、死んだ」となりかねませんから。

 かと言って、ストーリーにのめりこむゲームもあまり向いているとは言えません。ノベルゲームなどで哀しいシーンをプレイ中に、テレビ画面では「日本が金メダル獲得しました!」と喜んでいたら、私は哀しめばイイのか喜べばイイのか……

 テレビを点けっぱなしにしなければならないため、音楽に集中できずに音ゲーもあまり向いているとは言えませんよね。「私はテレビの音とゲームの音を聴き分けられる!」という聖徳太子なら出来るかも知れませんが、その才能はもっと他の何かに活かせないものか。


 そう考えると、「オリンピックの待ち時間に遊ぶのに向いている」のはRPGのレベル上げみたいな「時間がかかる単純作業」だと思うんです。いつでもポーズがかけられる、アクションゲームのように一瞬の油断で死んだりはしない、ストーリーが勝手に進んだりしない、ゲームの音に集中しなくてもイイ―――私が今プレイしている『Stardew Valley』というゲームは、この条件にピッタリ合っているのです!

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<画像はすべてNintendo Switch版『Stardew Valley』より引用>


 農作業!動物の世話!洞窟探索!
 結構な時間がかかることを、このオリンピックの間に進めてしまおうと思います!

 ありがとうオリンピック!積みゲー消化がはかどる!

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文藝春秋 2018-02-01
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| ゲーム雑記 | 17:51 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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