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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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結末を考えてからストーリーを考えますか、結末を考えずにストーリーを考えますか

 もはや遠い昔のように思えますが、先月1ヶ月をかけてLINEノベルで新作小説『だれもカノジョのカオをしらない』を毎日更新して公開していました。

 んで、2週間後には「初めて長編小説を書いたこと」を踏まえたブログ記事をいくつか書きたいので、「まだ読み終わっていない」という人は2週間の間に最終話まで読んでおいてください!という話を書いていて、既に2週間が経過しました。ここから何回かに分けて「初めて長編小説を書いたこと」を踏まえたブログ記事を書こうと思います。

 だから、決定的なネタバレはしないようにしますが、小説を事前に読んでおいてもらった方が面白い話が続くと思います。まだ読んでいない人は、今すぐ読みに行こう!




 「漫画を描いている人」界隈ではあまりこういう議論を見かけたことはないのですが、自分自身で小説を書き始めて「小説を書いている人」の創作論みたいなのを目にするようになって、度々こういう議論を見かけました。小説を書く人の中には、「ストーリーの結末」を決めて書き始める人と、「ストーリーの結末」を決めずに書き始める人がいる―――みたいな話。


 この話題が出ているのを見て、私はビックリしたんですね。
 「結末を決めずにどうやって小説を書けるの?」と。

 私は典型的な「ストーリーの結末」を決めて書き始める人です。
 というか、新しい作品を書き始めるまでに、ネタ出しというかアイディア出しで5本とか10本とか考えて、その中で「これはイケる!」と思ったものだけを書くのですが……「これはイケる!」と判断する条件に、「ストーリーの結末」が上手い着地をしているかどうかがあるのです。

 例えば、『カカない』の場合はまず「終盤(24話)で準稀くんが取った決断」から始まっています。
 元々、「イラストのない小説」を書くのに「ヒロインが透明人間なので主人公(読者)には見えない」というアイディアがあって、最初は一人暮らしの男(大人)のところにヒロインの女性(大人)が転がりこむ同棲ものだったんですね。んで、そのストーリーの最後が「終盤(24話)で準稀くんが取った決断」だったのです。

 そちらの方は中高生に向けたラノベの賞に出す割にはエロくなっちゃいそうだと没になったのだけど、「透明人間のアイディア」と「ラストシーン」はなかなか良かったのでどこかでサルベージ出来ないかなぁ……と思ったところ、バトルもので使ってみたら面白いんじゃないかと『カカない』が生まれたのです。

 「ラストバトルにこれを持ってくるためには……」と透明人間の設定を詳しく決めて、その設定でも健全に成立するメイン2人のキャラクターを考えていって、テーマを浮き彫りにするためのキャラ配置をしていって―――『カカない』はラストバトルから逆算する形で、キャラクターもストーリーも世界設定も考えていった話なんですね。


 その他の作品で言えば、今まで書いた短編小説は「推理小説」なのでもちろん結末ありきでしたが、漫画も大抵は結末を考えた上で描き始めたものばかりです。短編はもちろん、長編である『その日 世界は…』も一応ラストまで考えた上で「コレはイケる!」と思ったから描き始めたのです。ラストまで描ききるのはいつかは私にも分かりませんが……
 “「漫画を描いている人」界隈ではあまりこういう議論を見かけたことはない”と最初に書きましたけど、そもそも漫画は小説とちがって「アマチュアの人間が長編を最後まで書ききる」のが非常に難しいですからね。プロの場合も人気が出なかったら打ち切り、出すぎたら延命と、望んだ結末を迎えられる作品の方が少ないでしょうから。だから、あまりこういう議論になりにくいのかなと。

 あ、『オレは貧乳が好きなんだ!』だけは別だ。アレは元々ブログ記事があって、それに合わせて1~2ページ漫画を描いていったので、最後どうなるのかは描きながら考えていきました。



 ということで、ここからは“「ストーリーの結末」を決めずに書き始める人”の話です。
 この形式だと「作者すら最後がどうなるのか分からない」ため、予定調和のストーリーになりづらく、作者自身も書いていて楽しいし、読者も先が予想できなくて楽しいみたいなところがあるのかなと。
 例えば、漫画『ドラゴンボール』なんかは「あの時の伏線がきっちりここにハマった」みたいなタイプのストーリーではありませんでしたが、それ故に毎週毎週「この後どうなるかサッパリ分からねえ!」みたいなライブ感があったんですよね。

 あと、アマチュアの小説書きの場合、それでお金がもらえるワケでもないし、「面白いです!」という声もなかなかもらえないワケで……そんな中でも苦しんで小説を書き続けるモチベーションとして、「自分すら分からないこの作品の結末を見たい」みたいなのが必要な人も多いのかなと。結末を先に決めてしまうと、それをなぞるだけじゃん―――みたいな気持ちも分からなくはないです。


 いや、ホント……「作品を書き続ける」のって、大変なんですよ。
 「なんでおれこんなことやってるんだろう。わーい、ちょうちょだー。おへやのなかにちょうちょとんでるー」みたいな極限状態がずっと続きますからね。それだったら苦労して最後まで書き上げて人に見せなくても、「俺の脳内では完成した!もう終わり!一文字も書いていないけどこれでイイや!」ってなる気持ちもよく分かります。

 というか、ブログ記事は割とそういうとこありますね。
 よく「長ぇんだよ、最初に結論を書け」みたいに言われることあるんですけど、結論なんて決めずに書き始めて、書きながら自分でも結論を探す記事がほとんどで―――逆に書き始める前に「結論」にたどり着いた記事は、もうそこで満足して書き始めることすらしなかったりします。


 ほら、この記事もそうです。
 最後がどうなるのかなんて分からずに書き始めていて、「誰からも褒められずに小説を書き続けるのつらいもんな……」という気持ちになっていって、どんどんどんどん愚痴っぽくなっていくという。こんなもの最初から予定していたら書き始めたりせんわ!


結論:こんな「結論」のブログ記事、書かなければ良かった。『カカない』だけに。


| 小説創作 | 17:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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LINEノベルで『だれもカノジョのカオをしらない』最終話「一条 鴎-9」を公開開始!

 毎日の夜9時に1話ずつ公開していく予定です。
 LINEノベルアプリはiOS版と、Android版が揃いました!

 『だれもカノジョのカオをしらない』

表紙

 ↑ LINEノベルのアプリを入れている端末でクリックすると作品ページに飛びます。作品を「お気に入り」に入れて、エピソードごとに「いいね」を押してくれたらありがたいです。



■ 一条鴎という主人公について
 約1ヶ月間、27日という長丁場にお付き合いくださった皆様、お疲れさまでした。
 今日でとうとう『だれもカノジョのカオをしらない』も完結ですし、ミニコラムも最終回です。


 まずは、昨日の話の続きから。
 「挿絵のない小説」として考えた幾つかのアイディアの中に、「記憶を操作できる超能力者に次々と主人公達が挑む話」と、「透明人間のカノジョと同棲する話」があって、いずれもボツにした―――という話を、昨日は書きました。そして、その後に『だれもカノジョのカオをしらない』につながる三作品目が出来たんだよというところで昨日は「続く!」としたのですが。



 こちらはこの2月の記事が伏線でした。

 男性作家が、女性キャラを「ブス」と描くことは許されるのか

 これ、実は「挿絵のない小説」のアイディアだったんですよ。
 漫画のヒロインが「ブス」だとビジュアルのせいで手に取ってもらえないだろうけど、小説のヒロインが「とんでもないブス」であってもそれは読者の想像力に任せるものです。典型的なヒロインポジションが「とんでもないブス」だったらライトノベルはどうなるだろうという挑戦的な作品を考えていました。

 ボツにした理由は記事に書いた通りです。
 3割弱の女性が「腹が立つ」のなら、やめておこうと思ったのです。最終的に「ブスでもいいんだ」という結末を迎える話であったとしても、恐らく腹を立てた人は最後まで読んでくれません。最初の1章だけ読んで「やまなしってブス差別している作家だろ」みたいに言われかねないので辞めました。


 が、逆に「最後にブス」と明かすのはどうだろう?
 と考えたのが、『だれもカノジョのカオをしらない』が生まれた瞬間でした。


 つまりこの作品、「ヒロインがブスでもライトノベルは成り立つのか?」がスタート地点の作品なんです。「透明人間」「街を守るために戦う」要素は、それを活かすためにそれまでのボツアイディアから引っ張ってきたものなんですね。
 んで、「ヒロインがブス」なことを活かすために、「クラスのアイドル」だったり「世界一かわいい妹」だったりという典型的なヒロインを配置していこう―――と、菱川さんが生まれ、他の作品のアイディアとして考えられていた秋由汐乃を持ってきて、という流れでした。



 ライトノベルへの反逆――――
 作品公開開始前に言っていたことは、まさにこのことでした。
 ライトノベルの本には「挿絵」があって、「表紙」に絵が描いてあって、そこに描かれている絵によって手に取るかが選ばれます。この作品は、そうした外見至上主義では選ばれなかったであろう女のコを主人公にした作品なんです。読者が、作者が、出版社が、「かわいい女のコの表紙の本」を選んできたことに対するアンチテーゼを突きつける作品なんです。


 その結果、あまりPVが伸びなくて「やっぱり表紙にはかわいい女のコの絵を描くべきだったか……」と後悔した話は、ひとまず置いておいて(笑)。



 ということで、この作品―――「一条鴎というキャラクター」ありきの作品なんですね。
 彼女というキャラクターが生まれなかったら、準稀や菱川さんも生まれなかったでしょうし、ストーリーのほとんどは鴎さんが引っ張ってくれて出来たものだと思っています。だから私は、この作品の主人公は鴎さんだと思っているんですよ。準稀くんはただの語り部。


 この後の彼ら・彼女らの人生がどうなるのか気になる人もいるでしょうが、とりあえず物語としてはここが幕引きです。27日間、全26話、お付き合いくださった皆様、ありがとうございました!

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| 小説創作 | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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【大事なお知らせ】9月1日から新作小説『だれもカノジョのカオをしらない』をLINEノベルにて、1日1話ずつ公開していきます!

 この記事がアップされるころにはもう全話書き終わって推敲の時期に入っていると思うので、告知します。

 9月1日から、毎日夜9時ごろに新作小説を1話ずつ公開していきます。
 全26話+途中でキャラクターの情報をまとめたオマケ回が1回の27日間です。

 LINEノベルは、現在iOSのスマートフォン&タブレット端末用の専用アプリしか出ていません。AndroidOS用のアプリは9月に配信開始予定なので、Androidの人は配信をお待ちください。リアルタイムでは読めなくても後から一気に読めるようにしておきますんで。

 PC用の閲覧サイトは、今のところは予定も発表されていません。

 専用アプリのダウンロードも、私の作品を読むのも、もちろん両方無料で出来ますよ。
 毎日夜の9時に予約投稿をセットするので、アプリの方で「お気に入り」に登録しておいてもらえればすぐにチェックが出来ます。また、手作業でするのでちょっと時間は遅れるかもですが、Twitterとブログにも毎日更新のお知らせを書きます。Twitterにはその回のハイライトシーンのスクショを付けて、ブログの方には簡単なコラムというか裏話みたいなものを付ける予定です。

表紙

 さて、肝腎の内容。
 タイトルは『だれもカノジョのカオをしらない』です。

 私は自分の作品をジャンルで説明したり、あらすじで説明したりするのが苦手なんですが……今回は後半まで書いたところで、自分の中にしっくりとする言葉が生まれました。これは「青春バディもの」ですわ。

 得意なことも好きなこともちがう凸凹な二人が相棒(バディ)になって、様々な事件に立ち向かう「バディもの」に―――「青春もの」のテイストを合わせたような作品だと思います。「青春もの」は漫画で何作か描いたことはありますが、「バディもの」は今まで描いたことがなかったと思うので新鮮な体験でした(強いて言うなら『200vs1×1』か?)(バディか、あれ?)


 LINEノベルという未知の媒体であること、ライトノベルの賞に応募することもあって……今まで自分が描いてきた作品より、若干ターゲットの年齢層を低く設定しているところはあります。『その日 世界は…』は大学生以上、『名探偵時間』は高校生以上、今回の『だれもカノジョのカオをしらない』は中学生以上のイメージです。

 「若者言葉を使う」とかじゃなくてね、必要以上に難しい漢字は使わないとか、なるべく分かりやすさを優先して書いたつもりです。『名探偵時間』なんかは「構造ありき」で「ストーリー(というか仕掛け)」を考えて、そこに相応しいキャラクターにご登場いただくという順番で出来上がりましたが……今作はライトノベルらしく、「魅力的なキャラクターとは?」をまず必死に考えて、そこからストーリーを考えていきました。

 奇をてらわない「ライトノベルらしいライトノベル」になったと思います。

 しかし、その一方で「ライトノベルへの反逆」も仕込んであるので、大人の読者の方であったり、「けっ!ライトノベルだって?そんなの小説だと認めらんねえよ!」なんて人だったりにも楽しんでもらえるんじゃないかと思います。是非、最後まで目を通していただけたら幸いです。




 やむなしレイ先生も仰っていましたが、WEBへの作品投稿は「読者のみなさまからの応援」がすべてです。ページビュー(PV)だったり、お気に入り登録数だったり、いいねの数だったり、そういったものがなければ続きません。「オレにはこれは向いていなかったんだな」と、この道は見切るだけです。

 私がまた次も小説を書くかどうかは「この作品がどのくらい応援されるのか」次第なので、面白いと思えてもらえたのなら応援よろしくお願いします。

| 小説創作 | 17:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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一次創作をしていて地味に悩む、“キャラクターの名付け”について

 現在、LINEノベルにて公開する予定の小説のプロットを大急ぎで作っています。
 無事に8月だけで10万文字を書くことが出来たなら9月1日から毎日1話ずつ公開する予定ですが、7月も終わるというのにまだプロットがまだ終わっていない!LINEノベルの賞の期限が9月30日なので、これは9月29日あたりに「1時間ごとに1話ずつ公開します」みたいな状況になるかも知れない!


 さて、そんな小説制作で地味に悩んでいるのが「キャラクターの名前」です。
 「いやいや、そこを考えるのが一番楽しいんじゃないですか」という人もいらっしゃるでしょうし、確かにキャラクターに「名前」が入ったときの「新しい命が生まれた」感覚は創作活動ならではの喜びだと思うんですが……私の場合、漫画も小説も短編を中心にものすごい数を書いているので、自分でも過去にキャラクターに付けた名前かどうか忘れちゃっているんですね。

 いや、流石に主人公とかヒロイン級のキャラの名前なら覚えていますよ? 5分くらいかければ思い出すと思いますよ? イザとなった押し入れに資料があるはずですし!
 でも、例えば「『ちのしあ』の海ちゃんのお父さんの名前は何だったっけ?」と訊かれても全然思い出せません。それを忘れたまま例えば新作の主人公に同じ名前を付けちゃったら、「これはまさか!『ちのしあ』の海ちゃんのお父さんが若かった頃を描いたスピンオフ作品なのか!渋いとこ持ってきたな!」と勘違いされてしまうかも知れないのです。


 得てして、「作者より読者の方がよく覚えている」もので。
 『吠えろペン』にもそういうネタがありましたね。素性を隠して漫画カルトクイズの番組に出たら、自分の作品についての問題だけ答えられなかった―――みたいな回。

 というのも、“キャラクターの名前”って最初に付けたもののまま行かないで、世に出す前に変更することも多いので、決定稿よりも第1稿の方を覚えているってことがあるんですよ。『絵のない世界』の「ミリアム」は最初「サッシャ」という名前だったし、『Re:Survival』の死神の名前は最終的に「チナリー」と「チナミー」のどっちにしたのか記憶が曖昧だし。


 また、作中には出てこない「設定だけの名前」を作っていることも多いので、例えば『サッカー日和』なんかは登場する全部のキャラのフルネームを考えていたんですね。でも、キャラ数が多すぎてそれは作中では出てこないのです(その設定があったので、それを流用して書いたのが『オレは貧乳が好きなんだ』だったりするのですが)。
 そういう「設定だけの名前」であっても、被るのはイヤなんです!ろくに覚えていなくても、もしふと思い出して「あー、新作の主人公の名前は『サッカー日和』で相撲部だったヤツと同じ名前じゃないかー」ってなったらショックじゃないですか!私しか気が付かなかったとしてもイヤなんです!

 さらにさらに厄介な話だと、「構想はしたけど描かなかった作品」とかもあって、そうした作品のキャラとも名前が被ったらイヤなんです!だって、いつか描く機会があるかも知れないじゃないですか!
 『コマンド?→A/B/C』の登場人物の名前は1月から3月までをモチーフにした名前でしたが、その続きをいつか描けたらイイなと4月から12月までのキャラクターも考えてあったのですよ!いつかまた描く機会があるかも知れないから、これも使いたくない!ちなみに私のお気に入りは6月のコでした!


 流石に今はもう時間がないんですが、この小説が書きあがったら「今まで自分が描いた漫画・小説の全キャラクターの名前」をリスト化しておこうかな……自分が気付いていないだけで、実はすでに被っている名前とかありそう。



 そしてそして、これを気にするのは私だけなのか、一次創作をしている人に是非訊いてみたいんですけど……「有名人」とか「有名な漫画・アニメ・ゲームなどのキャラクター」とか「好きな漫画・アニメ・ゲームなどのキャラクター」と名前が被らないようにって気を付けません?

 例えば、「まどか」って名前の女のコを出したら、どうしたって魔法少女のあのコを連想してしまうじゃないですか。
 「よくある苗字」「よくある名前」ならしょうがないけど、その響きで連想される人物が限りなく少ない場合は特に避けたいと思うんですね。分かりやすい例を挙げると、「江頭」って苗字はお笑い芸人のあの人を連想してしまうから、ヒロインの苗字に付けづらいみたいなことです。

 あ……そんなことを言いつつ、『サッカー日和』の岸くんとか、『モテ学』の南野さんは、野球選手とかサッカー選手から付けてたわ(笑)。でもまぁ、元ネタの彼らはイケメンなんで、主人公やヒロイン格に付けてもイメージが損なわれることはないかなぁ。



 あと、自分や家族はもちろん、友達とか、「昔好きだった女のコ」の名前とかも使うのは抵抗がありますね。
 だってほら、「昔好きだった女のコと同じ名前のキャラ」と主人公が結婚する話とか描いていたら、なんかヤバイヤツなカンジしませんか(笑)。万が一同級生とかに知られたら「やまなしって自分の漫画の中で○○さんと結婚したらしいぜ」「ストーカーよりも怖いわ」って陰口叩かれそうじゃないですか!

 あと、1回付けた名前が「どうにもどこかで聞いたことある響きな気がする……」と考えたら、自分の娘の名前だった(『トモダチコレクション』での)ので没にしたこともあります。だってほら、自分の娘と同じ名前をヒロインに付けて主人公と結婚する話とか描いたら、ド変態野郎だと思われかねないじゃないですか!



 そう言えば、『海猿』の主人公の名前は「作者の弟の名前」で、ヒロインの名前は「作者の姉の名前」と1巻のカバーに書かれてて、この2人が後にセックスするシーンとか出てくるんですけど、弟と姉(と同じ名前のキャラ)がセックスするシーンなんてよく描けるなぁと思ったことがあります。


 あ……でも、これ面白いネタかも知れない。
 ものすごい良いアイディアが降ってきたので、ここには書かずに、今後の小説で使うかも!(笑)


| 小説創作 | 17:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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小説に挿絵があることは、プラスかマイナスか

 漫画(『その日 世界は…』の2巻)のネーム作業が終わったので、続いて小説のプロット作業に移行中です。やることが…やることが多い…!


 元日に書いた今年の抱負「ストーリーを多く届ける」でしたが、それを書いた時点では「春に小説短編集をキンドルで出す」「秋~冬くらいにもう1本新作の小説を書けたらイイ」くらいに思っていました。

 そのタイミングに渡りに船だったため、次回作は夏にオープンするLINEノベルに投稿しようと思います。
 9月30日まで「令和小説大賞」という賞金300万円のコンテストを受け付けているので、これに間に合わせるつもりで書きます。300万円もらえたらレトロフリーク買います!(夢が小さすぎる)

 8万~20万文字がどれくらいなのか分からなかったので、キンドル本で出した短編集の5本目『待つことしか俺には出来ないのか』をWordにコピーして文字カウントしてみたところ、スペースを含まないで5万4千文字でした。スケジュール的には1ヶ月でその倍を書くのか……まぁ、ラクショーラクショーですよ。


 LINEノベルという新しいプラットフォームに投稿することで「どれくらいの人が読んでくれるのか」分かりませんし、どうも現時点で出ている情報を見る限りは「投稿された小説を読むには専用アプリが必要」みたいで、小説を読んでもらうためにわざわざアプリを入れてもらうことをお願いするのは心苦しいのですが……
 いろんな小説投稿サイトに投稿していたらパブーとtaskeyが消滅するという経験を味わった身としては、新しく始まる小説投稿サイトをなるたけ応援したいなと思ったのと。「知る」欲求の強い自分としては、全部の小説投稿サイトをとりあえず経験しておきたいなと思ったので、今回はLINEノベルに投稿することに決めました。


 300万円とレトロフリークは夢物語ですが、締め切りがあることでモチベーションが保てるというのもありますしね。小説公開の際にはまたブログで告知するので、最低でも普段ブログを読んでくださっている皆様は読んでくださいね!マジで!冗談抜きで!死ぬ思いで執筆しているんで!



 さて、ここからが本題です。
 キンドル本で出した小説短編集は挿絵を付けたのですが、次回作の小説は挿絵を描かないつもりです。

 「挿絵を描く時間がものすごくかかるので、いちいち挿絵を描いているとストーリーが量産できない」と考えたのが最大の理由なのですが、そもそも以前から「挿絵があることが自分の小説にとってプラスになっているのか」は疑問だったんですね。


 例えば、みなさんが読んでいる小説の中に「絶世の美女」が出てきたら、みなさん思い思いの「絶世の美女」を頭の中で作り出すと思うんですね。人それぞれ好みはちがいますから、Aさんの思い描く「絶世の美女」、Bさんの思い描く「絶世の美女」、Cさんの思い描く「絶世の美女」はてんでバラバラだと思うのですが、それでも全員が「絶世の美女」を共有体験することが出来るのが小説という媒体だと思うのですね。


 もっと分かりやすい例を挙げると―――
 「彼女は理想的なおっぱいをしていた」という一文が書かれていたら、巨乳好きは「大きなおっぱい」を想像するし、貧乳好きは「小さなおっぱい」を想像するのだけど、両方とも「理想的なおっぱい」を頭の中に思い浮かべることが出来るのです。

 しかし、そこに挿絵があると……貧乳好きの私が書く理想的なおっぱいは「小さなおっぱい」なので、「小さなおっぱい」派の人は嬉しいかも知れませんが、「大きなおっぱい」派の人は「これのどこが理想なんだよ」となってしまうのです。何という分かりやすい説明!天才か!



 本来なら「読者が自由にイメージできる」小説という媒体を、自分が挿絵を描くことで「読者のイメージを限定している」んじゃないかと以前から思っていたんですね。
 もちろん挿絵の付いているライトノベルを全否定したいワケではなくて、プロのイラストレーターさんが凄いのは、「読者が自由にイメージした絶世の美女」を超える「読者がイメージできないほどの絶世の美女」を描いてしまえるからなんですけど……私の絵ではそれはムリじゃー!


 それは別に「私の絵なんて……」と卑下することで、「そんなことないですよ!」と慰めてもらいたくて書いているワケじゃなくて。
 「絵柄の合う合わない」で読む気にならない人だって世の中にはいるじゃないですか。読者の立場としての私は絵柄に関しては好き嫌いをあまりしないのですが、世の中には「どんなにオススメされてもその漫画は絵柄が合わないから読む気にならない」って人も多いじゃないですか。私の大好きなあの漫画とかあの漫画とか!何十回、何百回オススメしても「絵が好きじゃない」って言われて手に取ってもらえなかったのですよ!




 “読者の立場としての私は絵柄に関しては好き嫌いをあまりしない”と書きましたが、そんな私でもエロ漫画とかエロ同人ゲームとかでは絵柄が好みでないとエロく思えないし、さっきの例とは逆で「とてつもなく大きなおっぱい」の絵を見せられるとこれのどこが理想なんだよ」となってしまいます。
 エロビデオだって内容が良くても女優さんが好みじゃなかったらちっともエロく感じないし……最終的に、自分の理想を頭で思い浮かべられるエロ小説が一番だなと改めて思い至った2019年・夏!



 いや、別にLINEノベルにエロ小説を投稿するワケじゃないんですけど(笑)。
 今回は「挿絵がない」ことで、読者にそれぞれ「理想」をイメージさせる作品にしようと考えています。

 なので、例えばLINEノベルに挿絵なしで投稿した後、挿絵を追加してキンドル本で発売する―――みたいな予定はありません。私の中でイメージがブレないように一応キャラクターデザイン設定みたいなものは作りますが、それを公開することはないだろうと思います。みなさんが思い描く「絶世の美女」のイメージを崩さないためにも。



  

| 小説創作 | 17:55 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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小説を書きながら、小説って読めますか?

 プロだろうがアマだろうが「小説を書く人」がどうなのか気になるんですが、「自分の小説」を書きながら「他人の小説」って読めますか?

 あ、えーっと……
 「書きながら」という表現だと「右手で小説を書きながら、左手で小説を読む」みたいな奇人変人を想像されそうですが、私が言いたいのは「小説を書いている合間、休憩時間とかに他の人の小説を読む」ことが出来るかという話です。




 私はどうやらこれが著しく苦手みたいで、「ストーリーを考えている」と「他のストーリーが頭に入ってこない」傾向があることに最近気が付きました。漫画もそうで、作画中はそうでもないんですけど、ネーム中は「脳のキャパシティ」をストーリーに全振りしてしまっているみたいで、漫画も小説もまったく頭に入ってきません。

 これが、私が春アニメをあまり楽しめなかった一因なんじゃないかと思ったりもしますし。
 ゲームも、ストーリー性の強いアドベンチャーゲームとかRPGとかはちょっと遊ぶ気にならず、最近はストーリーも何もない『Downwell』をずっと遊んでいます。ずっと楽しみにしていた『じんるいのみなさまへ』が今週発売になるのだけど、どうしよう……



 しかし、漫画やゲームはそうでもないかも知れませんが、小説って「面白い作品を書く人」ほど「たくさん他の人の作品も読んでいる」イメージがあります。昔の作品だけじゃなくて、最近の作品もチェックしているのを見ると、「脳のキャパはどうなっているんだ?」と聞きたくなります。
 例えば、「自分で小説を書く時期」と「他人の小説を読む時期」をキッパリと分けているのか、それとも「小説を書いている合間、休憩時間とかに他の人の小説を読む」ことが出来るのか―――


 「ストーリーを考えている間は他の人の作品が読めない」ことの何が困るって、創作活動を熱心にやればやるほど世の中にある「面白い作品」との出会いが減るワケですよ!しかし、「面白い作品」との出会いを優先すれば創作活動が疎かになる!

 この「インプット」と「アウトプット」のバランスって、みんなどうしているんですかね……
 漫画を描いている時は「作画の時間」が長かったのでその隙に「インプット」していたんですけど、小説の場合は常にストーリーのことを考えていなくちゃいけないので「インプット」の余裕がないと思うんですよ。完成までに時間のかかるメディアの方がむしろ「インプット」している余裕があるってことか……?

| 小説創作 | 17:49 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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キンドル本を「最新データに更新」するのは、やり方さえ分かれば5分もかからなかった

 キンドル本の新刊、小説短編集『待たされている間は名探偵時間』が発売中です!
 定価250円!よろしくお願いします!




 さて……実はこの『待たされている間は名探偵時間』なんですが、iOS端末のキンドルアプリで読んだ場合に一部の表記がおかしくなるという報告がありまして。私の方でも確認しました。例えば、このシーン……という例を出すので、スクショには1作品目のネタバレがあるのはご容赦ください。 ↓クリックすると拡大するようにしてあります。

iOSban.jpg

 「………!?」の位置がおかしいのと、「かわいい」「ソーメン」「ジョッキ」「インテリ」の文字が何故か一文字にまとめられています。iOS端末で読んでいた人は「変わった演出だなー」と思っていたかも知れませんが、これは作者の意図しない不具合です。申し訳ありません。


Screenshot_2019-06-06-10-49-33.png
 
 キンドル系の端末……↑これはAmazonが出している「Fire」というタブレット端末ですが、こちらだと「かわいい」「ソーメン」「ジョッキ」「インテリ」がちゃんと表記されていることが分かると思います。


PCban.jpg

 PC版のアプリでもちゃんと表記されていますね。
 今のところ妙な表記が確認されたのはiOS版だけです。



 理由を調べてみたのですが、これは別にAppleが悪いワケではありませんでした。
 「!?」のように、本来は2文字である言葉を縦書きの1マスに収めることを「縦中横」というのですが、キンドル本を作成する時にはこれを「span class="tcy"」というタグで設定できるのです。

edita.jpg

 こんなカンジね。「!?」の前後に「span class="tcy"」というタグと「/span」というタグがありますね。


 iOS版の表記がおかしくなった原因は、この「/span」という閉じる側のタグの位置がズレてしまっていたからみたいです。「この文字だけ縦中横で表示してね」と設定するところ、「ここからず~~~~~~~~~っとその章の最後まで縦中横で表示してね」と設定してしまったため、「かわいい」「ソーメン」「ジョッキ」「インテリ」といった文字まで縦中横で表示されてしまったのです。


 しかし、厄介なことにこの縦中横で表示できるものがiOS版のキンドルアプリと、キンドル系端末の読書アプリと、PC版のキンドルアプリとで全部ちがっているみたいで、キンドル系端末の読書アプリやPC版のキンドルアプリでは問題なく表示されたのです。んで、発売前に「キンドル系端末の読書アプリ」で最終チェックをしていた自分は、タグの位置がズレていることに気付かずに発売してしまったという……

 申し訳ないです。今後はこのようなことがないように、ちゃんと発売前に念入りにタグをチェックしようと思います。




 さて、ここからが本題です。
 とは言え、「紙の本」とちがって「電子書籍」なら修正データを提出すれば解決するだろうと思っていました。あとから「最新データに更新」できるのが電子書籍の良さだろうと思っていました。
 急いで修正データを提出して、それがちゃんと反映されて、現在Amazonで買えるキンドル本はこの「修正版」になっているはずなのですが、私のiPadに入っているキンドル本は「修正版」になっていなかったのです。一旦端末から削除して再ダウンロードしてもダメですずっと無修正です。


 というのも、私、今までずっと勘違いしていたのですが……
 内容が抜本的に変わるみたいなことがない限り、キンドル本って「購入者が購入した時点のバージョン」で固定されて、端末から削除→再ダウンロードしても「最新のバージョン」ではなく「購入者が購入した時点のバージョン」がダウンロードされるんですって。

 ものすごく分かりやすい例えで説明すると、現在『JUDGE EYES』を新たに買おうとするとその中にピエール瀧さんはいないのですが、ピエール瀧さんがいる時期に『JUDGE EYES』ダウンロード版を買った人は、再ダウンロードしても「ピエール瀧さんがいるバージョン」がダウンロードされる―――みたいなことです。うむ、分かりやすい!


【著者&読者対象】購入済みKindle版書籍の更新方法・最新版の再ダウンロード方法

 「じゃあ、早期に購入した人はずっと「かわいい」が一文字で表示されるような珍妙なバージョンを読み続けなくちゃいけないの?」というと、面倒くさいですが解決方法はあります。↑の記事の「【著者&読者対象】購入済みのKindle書籍をAmazonにお願いして再ダウンロードする方法」という場所に書かれている通りにして、カスタマーサービスにEメールを送ると「最新バージョン」に差し替えてくれるみたいです。


 自分もやってみようとしたところ、この記事は2年前に書かれた記事だそうですから細かいところが現在は変更されていたりするみたいですね。なので、私がやった順番を改めて書きます。

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 時間帯とか曜日に依るのかも知れませんが、私が開いたときは「Eメール」での問い合わせはなかったので「チャット」での問い合わせにしました。普段ROM専の人は「えー、チャットー?」と思うかも知れませんが、予め文面を用意しておいてそれをコピペで送れば、あとは「お願いします」とか「ありがとうございました」とかだけで大丈夫です。

 今回の場合の文面は、先ほどのサイトを参考にこんなカンジにしました。

<文面>
以前に以下のKindle電子書籍を購入しました。
改めて最新版を再ダウンロードしたいので、ご対応をお願いいたします。

識別番号:ASIN: B07SMMTLLB
書籍名:待たされている間は名探偵時間: ーやまなしレイ小説短編集ー

再ダウンロードすると、現在のハイライト、ブックマーク、メモ、最後のページ番号等がが削除されることを十分に理解しており、それらを了解したうえで、最新版のダウンロードを申請します。

</ここまで>

 これをコピー&ペーストしてチャットを開始すると、あちらの方が迅速に手続きをしてくれるのであっという間に終わります。早期にダウンロードしてくださった人には手間をかけて申し訳ありませんが、5分もかからずに終わるので参考にしていただけたら幸いです。

iOSban2.jpg

 ハイ直った、かんぺきー!


 もちろん「別に表記がおかしくても問題ない」という人は最新版に更新しなくても読めなくはないですし、今のところiOS版以外では表示がおかしくなることは確認されていないのでiOS端末以外で読んでいるという人には関係がない話です。


 重ね重ね、みなさんにはご迷惑をおかけしました。

| 小説創作 | 17:52 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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