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やまなしなひび−Diary SIDE−
hinnyu is the best!
原作付きアニメは原作を読んでいることが前提なのか?
 「ネタバレ」という言葉に過剰反応するやまなしがやって来ましたよ。

 ANIMEではオープニングで後の話のネタばれを平気でするのはどうして
 (情報元:ふぇいばりっとでいずさん)


 実を言うと、僕はネタバレが嫌だからオープニングは極力観ないようにしています。
 この記事のコメント欄を見れば僕みたいな人間が少数派なのは一目瞭然ですけれど……オープニングを見てネタバレてしまったら、僕は本編をつまらなく感じてしまうのだから仕方がないじゃないですか。「つまらないように観る」と「楽しめるように観る」ならば、後者を選ぶのが当然の権利じゃないですか!

 喩えば、Aという敵キャラがまだ本編で使っていない必殺技(載っていないロボットとかでも可)をオープニングで使っていたとすると―――その後、本編でAがやられそうになったとしても「ここでは死なないんだな」「あの必殺技を使って切り抜けるんだろうな」と思ってしまうから、例えその僕の予想が外れていたとしても、全然ワクワク出来ないんです。

 「いや、その考えはおかしい」という人が大多数派なのは分かっていますよ。
 「じゃー、W杯のサッカーの試合とかはビデオに録画しておいて、試合が終わってからスコアだけ聞いた後に再生して観ろよ」という僕の反論が的外れなのも承知しています(つーか、そういうサッカーの放送ってホントにあるんですよ。信じられない話ですが)。

 でも、僕はオープニングを観ると本編が楽しめなくなる―――
 ドラマも映画も予告を観ると楽しめないし(以前、ドラマの予告だけ観るという楽しみ方をしたこともあったなぁ……)、興味のある漫画やゲームの感想は絶対に読まないようにしています。それはもう仕方がないことです。僕は自分が楽しむために必死になっているだけなんですから。



 それはまぁ良いです。
 突き詰めていくと、「伏線とネタバレの境界線はどこ?」という問題になってしまいますから……軽はずみに触れていいものではないのでしょう。
 

 今日、僕が取り上げるのはこの一文です。

 「日本ではANIME視聴者は大抵は原作MANGAの方も先に目を通していて、ANIMEの方がこの先どう進んでいくのかは心得ているのが普通です。」


 僕は上述したようにネタバレを過剰なまでに嫌う人間ですし、僕は恐らく「漫画を楽しく読む能力」が人より優れていると思っているので(これが「楽しい漫画を描く能力」と反比例しているのが切ない)、原作を読んだ漫画(小説)のアニメは観ないことにしています。
 いや……本当の理由はそこじゃないですね。アニメをちゃんと全話観るのって膨大な時間がかかりますから、視聴するアニメは数を絞りたい。「原作を読んでいるアニメ」と「原作を読んでいないアニメ」では後者の方が新鮮な気持ちで楽しめるだろうってのが本音です。


 そんな僕からすると、この説には「そういうもんかなー」と思えたんですが……
 そう言えば、同じ時期に気になった話がありました。


 僕が現在視聴している『図書館戦争』というアニメは、女子パート男子パートに分かれてネットラジオをやっていて僕も聴いているのですが―――このどちらのラジオでも「みなさん原作はもう読んでいますよねー」「まだ読んでいないって人は今すぐ買ってきましょう!」と言っているんですよ。
 コレ……「原作を読んだ漫画(小説)のアニメは観ないことにしている」僕からすると、「さっさと原作読んで今後一切アニメは観るな!!」と言われているのと一緒なのです。何故わざわざアニメの宣伝番組でそんなアピールをしているんだ!?


 ……まぁ、この「原作をみなさん読みましょう!」は半分宣伝・半分ネタというところでしょうから、さほど気になることでもないのですが。
 実際問題、パーソナリティの人がナチュラルに「原作では○○だったもんね」とアニメではまだ放送されていない先の展開を話したりすることもあるので………そんな時は、文字にならないような奇声を発して忘れることしか出来ないのです。

 でも、ネットラジオ全般がそういうことでもなくて。今季僕が聴いているもう一つのアニメラジオの『紅』ラジオは逆に「原作?何ソレ?」と言わんばかりだったりします。原作本の存在は告知コーナーくらいでしか出てこないですからね。
 これは監督自身が「原作そのままにするつもりはない」みたいな発言をしたことと繋がっているのかも知れませんが……他のアニメラジオはどうなんでしょうね?



 ラジオ番組の話は置いておいても……アニメの感想サイトなんかを回ると、原作ネタバレは普通にされてしまうのが関の山。そのサイトで「これくらいならネタバレじゃないだろう」と思われていることが、僕にとっては「それ!ネタバレですから!」ということだったりするので仕方がないっちゃー仕方がないんですけどね。
 「このシーンが後々の伏線になるんだよね」とか書かれると、先の展開を書いたのと一緒じゃん!と僕なんかは思ってしまうのです。

 なので、僕はアニメの感想サイトを回らなくなりました。これが一番無難。
 「原作未読」という人が書いている感想でも、「ネットで見たところ、原作ではこの後○○になるらしいんだけど……」とかフツーに書く人もいますしね。そういや、感想サイトのコメント欄に「原作ではこの後○○になりますよ」とか書き込んでいる人も見かけたことがあるな……何あのネタバレテロ。



 まぁ……大半の場合、ネタバレは「親切心」でやっているんでしょうけどね。
 「先の展開を教えてあげればこの人は喜んでくれるだろう!」ってな具合に。本当の問題は「ネタバレをするか/しないか」じゃなくて、「相手が喜ぶこと/怒ることをイメージする訓練が出来ているのか/いないのか」だと思う今日この頃。


 結局のところ、僕は「色んな人間がいるから世界は面白い」と思って生きているので―――原作好きでアニメも観る人も、原作好きだからこそアニメを観ない僕のような人間も、原作観ていないでアニメを観ているから原作ネタバレして欲しくない人も、原作観ていないでアニメを観ているから原作ネタバレして欲しい人も、原作観ていないでアニメを観ている人にネタバレをしてあげたい人も、いて当然なんだよなぁと思うのです。


 そう考えると……原作付きアニメのオープニングで先の展開のネタバレがされるのも、アニメラジオで「原作はみんな読んでますよね」が前提となっているのも、感想サイトでナチュラルに原作ネタバレされるのも、“原作好きでアニメも観る人”や“原作観ていないでアニメを観ているから原作ネタバレして欲しい人”が対象になっているだけなんでしょうね。

 それは、冒頭の記事のコメント欄で、僕のような考えの人間が少数派だったことが裏付けています。
 これでビジネスが成り立っている以上は、これはこれで上手くいく形なのかも知れませんね。そもそも深夜アニメなんかは一度観た話をDVD売って何度も観てもらって成り立つビジネスですし、そういった層をターゲットにしていくのは当然っちゃ当然か。



 でもね。僕のように「原作のネタバレやめてー!」と思っている人間にとっては肩身が狭いですよね。ネタバレしないように怯え続ける日々。
 「そんなこと思っているのはオマエだけだよ」と言われればそうなのかも知れませんし、そうでないかも知れません。明日雨が降るかも知れませんし、降らないかも知れません。切り捨てていったところで、ビジネスとしては何ら問題がないのかも知れません。


 まぁ、色んな人がいるよね。という話。


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「原作レイプ」
 漫画や小説などをアニメ・映画・ドラマにメディアミックスした際、大幅なシーンカットや設定変更をして原作ファンの怒りを買うことをインターネット上では「原作レイプ」と呼んでいると思うのですが……
 違法コピーやパクリの問題と違って、メディアミックスは事前に原作者の同意をもらった上でやっているんだから「レイプ」という表現は適切じゃないですよね。

 同意の元でやっておきながら、それが稚拙なものだったり期待外れなものだったりしたからといって「あれはレイプだ!」と言われたら溜まったもんじゃないと思います。



 なので、正確に事象を表現したいのなら、「原作レイプ」じゃなくて「原作粗チン」という言葉の方が相応しいんじゃないかと思い、この場を借りて提案させてもらいました。



 どうでも良いけど、僕は高校時代に友達(だと思っていたヤツ)に「俺のチ○コがオマエのチ○コくらいだったら、多分自殺してるだろうな」と言われたことがあります。

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メインヒロインの条件
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 『CLANNAD』で一番好きなキャラは渚たんです。こんにちは、やまなしです。
 捻くれもの&天邪鬼&趣味がマニアックな僕としては、メインヒロインが一番好きだというのは珍しいことなんですが………僕が好きだというコトは、ひょっとしたら世間では渚って人気がないんじゃないかと不安になったりもします。


 もちろん『ドラクエ5』ではフローラを選びましたけど、何か?
 ということで、今日の話題はこの記事から。

 「マクロスのヒロインはリン・ミンメイ」について一言言っておくか『カイ士伝』さん

 僕が『マクロス』を観たのは数年前にケーブルテレビで放送されていたのを飛び飛びでくらいだし、劇場版とテレビ版ではキャラの立ち位置が違うし、ところどころの記憶が間違っていたら申し訳ないのですが……

 『マクロス』を観たことがない人に説明するならば……ミンメイは華があって作中でも人気があるアイドルヒロインで、未沙は地味で主人公と衝突する上司だけど考えを共有していく内に惹かれあっていく等身大ヒロイン、ってなカンジだったと思います。
 『ターンエーガンダム』で言うディアナ様とソシエに似ている?……という喩えですら既に10年近く前だということに、軽い衝撃を受けたりします(笑)。



 要は、どちらにも(対極的な)役割が与えられていたということです。

 アニメ史においてリン・ミンメイというキャラは「歌を唄うヒロイン」の先駆者ですし、ロボットアニメに美少女要素を融合させる流れを作った張本人ですし、「萌え」の源流はミンメイにあるという説まであるほどのキャラですから。
 当時はともかく、ミンメイと未沙のどちらに人気があるのかを今調べたら、恐らくミンメイになるんじゃないかなーと思うのです。


 ただまぁ……カイさんが仰る通り、『マクロス』作中では“等身大ヒロイン”の未沙の方がメインヒロインとして描かれていたように記憶していますし。ミンメイは不遇のヒロインとして作中では幸せになれなかった上に、アイドルキャラの枠を飛び越えて作品内外で神格化までされてしまったという。

 流石にキャラ配置の時点でココまで計算していたとは思えないのですが、二人のスタート地点から考えるとこの結末は凄いものがあったなーと今更ながらに震え上がります。



 『マクロス』についてコレ以上語るのは化けの皮が剥がれそうなので、この辺で。
 僕が思ったのは、当然のことだけど「人気があるキャラ」と「メインヒロインである」ということは別なことだし、「メインヒロインになれる条件」は時代によって違うんじゃないかなーということでした。

 多分、今『マクロス』を深夜アニメで作るとしたら「ヒロインは等身大の未沙」なんて企画は通らないと思うんですよね。ミンメイの方が今の時代の(アニメ界の)ヒロイン像に近いので、カイさんが愚痴っていた「ヒロインはミンメイ」と誤解している人がいるのも僕は分かるのです。


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 喩えば、『ガンダムZZ』で一番人気の女性キャラと言えばエルピー・プルで間違いないと思います。
 でも、プルがメインヒロインかと言われると微妙ですよね。

 キャラ配置からすると、相棒のルー・ルカか、幼なじみのエル・ビアンノがメインヒロインの位置にいるっぽくて……キャスト表とか、『スパロボ』の登場人物一覧でもプルは後の方に書かれていたように記憶しています(これは出番の問題もありますが)。


 「人気があってもメインヒロインになれるワケではない」
 翻って、「メインヒロインになれる条件は人気以外のところにある」―――そして、20年前の『マクロス』の例から見ても、どうやらこの条件は時代・流行によって微妙に変化していっているんじゃないかと思うのです。その辺を今日は考えていこうかなと。


条件1.主人公の恋愛対象になれること
 上の『ガンダムZZ』の例もそうですし、最近の作品で言えば『ひぐらし』の梨花&沙都子なんかもそうかな。年齢に差があったり、血縁関係があったりすると“メインヒロイン”とは別のカテゴリーに入れらられると思います。

 これはあくまで「その条件を満たす」可能性があればイイだけで、喩えば『ドラゴンボール』のブルマのように何もないまま終わるケースでも“メインヒロイン”になれますよね。
 もちろん、この年齢差というのは時代によって変化していると思われます。主人公とメインヒロインの年齢差のデータを集めて、作られた年代ごとに統計を出してみるだけで面白い記事が書けそうですよね。誰かやってくれ。

 この「血縁関係があると“メインヒロイン”になれない」という常識を逆手にとって、敢えて実妹をヒロインに置く作品とかもあるのですが……あらゆるセオリーは「そのセオリーを敢えて無視してみる」というチャレンジがなされるということなんだろうと思います。


条件2.出番がそれなりにはないと困る
 これは……少年漫画とかだと無視されるケースが多いか(笑)。
 上のエルピー・プルの例で言えば、初登場がそもそも遅いというのがありますね。作品の中盤まで登場しないキャラというのは、やはりメインヒロインとは呼びにくいんじゃないかと推測が立ちます。

 『エヴァ』のアスカでギリギリくらい?(アスカがメインヒロインかはさておき)
 ハーレムアニメの場合は第1話で登場していないと絶望的な気もします。

 登場が早くても途中で出番を失うというケースもありますが………出番を“溜め”ているケースも多いので、一概に何話中何話出ていればイイという話でもなさそうです。


条件3.特徴がないのが特徴
 これは卵か先か、鶏が先か分かりませんが―――

 キャラ配置の際に、メインヒロインを基準値として他の女性キャラを置くという方法があります。分かりやすい例で言えば……「<巨乳>みくる−ハルヒ−長門<貧乳>」みたいなカンジで(笑)。おっぱいはともかく、背丈とかではよく使われるんじゃないかと思います。

 もちろん、そうなると「普通の乳のハルヒよりも貧乳の長門の方がコアな人気が出てくる」ということもあり、メインヒロインよりもサブヒロインに人気が集まるケースもありますし。そこから、他の作品のキャラ配置では「最近は貧乳キャラが人気だから、貧乳のコをメインヒロインにしよう!」となることもあるでしょうね。

 多分、昔のヒロインに比べて、今のヒロインは色んなところを特徴が付けられていると思います。今はヒロインの人気が作品の人気に直結しますし、「どこにでもいそう」よりも「どこにもいなさそう(=この作品にしか登場しない)」の方が目を引きますからね。この辺が、『マクロス』の例で「今の時代ならミンメイの方がメインヒロインっぽいよね」と書いた理由でもあります。


条件4.特別な存在
 主人公とメインヒロインが出会うところから物語が始まるとか、主人公にとってメインヒロインが特別な存在であるとか(士郎とセイバーみたいな例)、シンプルに幼なじみ特権を持っているとか、過去を共有しているとか……まぁ、色々。

 そうした設定面だけでなく……クレジットで主人公の次に名前が出てくるとか、表紙やジャケットに真っ先に描かれるとか、主題歌を歌っているとか、待遇面の方が分かりやすいかも知れませんね。ハルヒの例で言えば、タイトルに『涼宮ハルヒの〜』と書いてあるのだからハルヒがメインヒロインだろうとか。


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 『CLANNAD』では渚が一番好きだと言った僕ですが、『ガンダムOO』ではクリスティナが一番好きだし、『どき魔女』ではれんげ、『よつばと!』だと恵那派だし、『Fate』だと桜が好きです。普通に考えればマイナー思考ですよね。

 でも、実際、僕のように「メインヒロインよりも二番手・三番手のコの方が好き」と言う人も少なくないと思います。作っている側も、それを見越して女のコを沢山配置しているのでしょうから―――
 単にマイナー思考というだけでなく、「メインヒロインは主人公とくっ付く」可能性から考えれば、独り身で幕を閉じる他の女性キャラに傾倒したくなる気持ちは非常に論理的ですよ。ミンメイが神格化された理由もそうですし、その他にも報われなかったからこそ人気が出た二番手ヒロインというのは沢山います(ネタバレになるので具体名は出しませんが)。


 しかし……「そもそも誰がメインヒロインだ?」という作品もありますよね。
 上で挙げた「恋愛対象」「出番」「基準値」「待遇」という視点から、それらを考えていくのは面白いかも……と考えてみました。



○ 『エヴァンゲリオン』
 何か……この議論は荒れそうな気がするので、軽めに。
 シンジとミサトさんが出会うところから物語が始まるのでミサトさんがヒロインという見方も出来るのですが、この二人は年齢が離れすぎていますし、どちらかと言うとシンジとミサトさんの二主人公制という方が僕にはシックリ来ます。

 そうすると綾波かアスカか、なんですが……
 綾波もシンジの恋愛対象としては考えづらいという気もするので、消去法でアスカ?でも、アスカは一人登場が遅いですし、メインヒロインかと言われると微妙な気も。ゲンドウがヒロインと考えると全ての納得がいくんですけど……ダメ?


○ 『WORKING!!』
 1巻の表紙は種島、背表紙も種島、1話から登場するのも種島、ドラマCD等のキャストでも真っ先に書かれていたのは種島、ドラマCDでの出番も種島―――でも、全くメインヒロインという感じがしないのが種島(笑)。

 種島よりも伊波の方が主人公と恋愛描写がされているのが大きいんでしょうが、やっぱりキャラ配置の「基準値」として背が低いキャラというのはメインヒロインの風格を持てないのかなぁと思ったりもします。
 あー、でもそれを言ったら伊波も胸が……(以下略)


○ 『どきどき魔女神判!』
 ルルを隠しヒロインだとすると、メインヒロインはまほで間違いないんですが……(ジャケットもまほだし)
 よくよく考えてみると、まほの正体ってアクジの恋愛対象としては微妙ですよね。僕はぶっちゃけ孤独エンドにしかなったことがないので分からないのですが、ヒロインごとのエンディングはどう決着つけているんでしょう。

 あと、同級生のマリアやあやめを出し抜いて、後輩のまほがメインヒロインというのも……スタッフは分かっていますね!(笑) 作中でもルルに「後輩萌えなのですか?」とからかわれるシーンがありますし、多分狙っているんでしょうね。


○ 『ガンダムOO』
 群像劇の場合は難しい……
 刹那を主人公と考えれば、アザディスタンのお姫様がヒロインで間違いないんですが(まだ名前覚えていないのか)。サジを主人公として見るとルイスがヒロインになるし、“視聴者の感情移入先”という視点ならサジを主人公として解釈する手も余裕でありだと思いますしねー。

 キャスト表の順番だと、ガンダムマイスター4人の次に来るのはスメラギさんなんですが……スメラギさんがヒロインというのはミサトさんがヒロインというくらいシックリ来ない気も。そもそもあのキャスト表って、所属組織順に出てくるような……

 「ロックオンが主人公で、ヒロインが刹那」ならスゲー分かりやすいのになぁ。


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 そろそろタイムリミットなので、この辺で。
 これまでもヒロインのキャラ配置について色々語ってきた僕ですが、「メインヒロイン」ということに限定して時代ごとに「メインヒロイン」に求められている役割を考えていくだけで楽しいんじゃないかなーと思って、この記事を書きました。結論がグダグダなのは、いつものこと。

 「(ロボットアニメを除けば)アニヲタ歴が短い」というのは自分にとっては“新鮮な目で見れる”という意味で誇るべきところだったのですが、時代時代の流れを分析する際にはネックになってしまうものですね。こればっかしは仕方ない……誰か、詳しい人が書いて下さいな。


 もっと範囲を狭めて。「ギャルゲーのメインヒロインの変遷」とか「RPGのメインヒロインの変遷」とかでも面白いかも知れませんね。
 『FF』のメインヒロイン論とかも面白そう。考えてみると……「レナとファリス」「ティナとセリス」「ティファとエアリス」と、『5』『6』『7』が連続でWヒロイン制にしているのはそういう時代だったんでしょうか(対照的に『8』〜『10』はメインヒロインが明確)。あと、何か名前が似てる(笑)。

[記事URL]
『ガンダムOO』における新キャラの存在意義
 何を書こうかと迷いましたが、今日は久々に『ガンダムOO』の話にします。
 2話ほどビデオ録画を忘れるポカをしてしまいましたが、Gyaoでの1週遅れの配信に助けられ、今のところ全話欠かさず視聴出来ています。ありがとう、Gyao。最高だぜ。いつかWiiのインターネットチャンネルでも観られるようにしてもらいたいぜ。


 最新話(先週のテレビ放送分)までのネタバレを含むので、「続きを読む」か「記事URL」をクリックして下さいな。
 昨日たまたま『CLANNAD』の原作ネタバレと『スマブラX』の隠しキャラネタバレに遭遇してしまい、昨夜は何もかものやる気を失って、2時間くらいずっと『スマブラX』やってました。ネタバレは怖いね。人を殺すにはナイフも銃も要らない、楽しみにしているもののネタバレをするだけで生きていく気力を失えるのだから。
[続きを読む]
[記事URL]
テレビって“ちゃんと観ていない人”もいるメディアなんだよね
 以前に書いたような、書いてないような……どちらの記憶もあるのですが、一応「当時は迷ったけど書かなかった」という体で今現在の僕の意見をここに書き残しておきます。

 先月、アニメ版『ひぐらしのなく頃に』第2期が最終回を迎えました。
 僕は原作をプレイしていないので、第1期から通して楽しませてもらいました。お話としては一区切り付いているので第3期がどうなるのかは分からないのですが、そちらも素直に楽しみにしたいと思います。


 『ひぐらし』第2期と言えば、ちょうどタイミング悪く“作品を連想させてしまうような”凶悪事件が起こってしまったことにより、予定していた放送を中止するテレビ局が出てきたことでも話題になってしまいました。
 僕が住んでいる神奈川県ではTVKが最終話まで放送してくれたので騒動の蚊帳の外でして、ストーリーの途中で放送を取りやめられたことに怒る声も尤もだと思いましたし、悪影響だけをカウントして良い方向の影響をカウントしないのは減点主義でしかモノを考えられない日本社会がどーのこーのとか感じていたのですが……


 そうした怒りの声の中に、ちょっと「ん?」と思う意見がありました。
 『ひぐらし』放送中止に怒る声があるのは物凄く同意なんですけど、その意見だけはどうなんだろうなーと思ったのが……


1.「『ひぐらしのなく頃に』は殺人行為を肯定する話ではなく、殺人行為ではない解決策を模索する(殺人行為を否定する)話である」
2.「そんなことも分からずに放送を取りやめるテレビ局は愚かしい」


という論理展開でした。

 1に関しては、まぁその通りではあります。
 『ひぐらし』の中で描かれる殺人行為は、恐らくは普通の漫画・アニメ以上に「やってはいけないこと」として描かれている……こんなことは、このアニメ(原作ゲームでもそうでしょう)をちゃんと観ている人ならば10人が10人分かって当然だと思います。

 でも、テレビって“ちゃんと観ていない人”もいるメディアなんですよ。
 たまたまテレビの電源を付けた人が事件を連想させるようなシーンを目撃してしまったなら、「何だコレは!不謹慎だ!」と思うかも知れない。その時に「いやー1話から最終話までちゃんと観れば殺人行為を否定する話だって分かるんすけどねー」とはテレビ局は言えないので、“触らぬ神に祟りなし”と放送を自粛した気持ちも分からなくはないのです。


 もちろん……それ以後の『ひぐらし』アニメには事件を連想させるシーンはほとんどなかったので(虐待シーンはちょっとキツかった)、僕が上で述べたような事態にはなりにくかったと思いますし、そうした視点から放送中止に怒る気持ちには大いに同意したいのですが……



 漫画好き・アニメ好きの人達は、どうにも「しっかりと作品の本質を理解しようとちゃんと観ること」が正しいことだと思っているような気がします。
 確かにその気持ちは分からなくはないですし、そうしたファンの思想が作品を育てている側面も確実にあるとも思うのですが……テレビには、「ちゃんと観る」人だけではなく「たまたま観ている」人もいるということは忘れてはならんと思うのです。


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 元々僕はテレビよりもラジオ派な人間ですから、「たまたま観ている人」に向けて瞬間瞬間の面白さだけに走るのはあまり好きじゃないですし。深夜アニメのように、何週間に渡って視聴を継続しないと真意が分からない媒体の方が好きなのは確かです。

 ですが、テレビが提供する「瞬間瞬間の」「分かりやすい」娯楽というのも、まんざらバカに出来たものじゃないなーと最近は思うようになりました。1時間の番組を最後の10分だけ「たまたま観ても」面白いというのはスゴいことです。それはそれでその分野に特化した一級品であって、どちらが優れているということじゃないんですよね。
 どちらの方がお金になるのかというのはありますが、どちらにも需要があるのは間違いないと思います。それがアニメヲタク向けの深夜アニメであっても、テレビでやる以上は「瞬間瞬間の」「分かりやすい」娯楽に寄ってしまった方が裾野は広がるんじゃないかと頭の片隅で思ったりもするのです。


 僕が以前投稿作品として『Re:Survival』をとある漫画賞に出した際、「読者がアナタのファンだと思ってはいけません」というコメントを頂きました。「何度も読めば意味が分かるようなことも、一度しか読んでくれない読者にとっては意味不明なのです」ということだったのですが……
 よくよく考えれば……自分が漫画雑誌を読む時は、読みきりの漫画なんて「ほとんど読まない」か、せいぜい「絵柄が気に入ったから一度は読んでみる」くらいなんですよね。まずはページをパラパラめくっているその手を止めることが一番大事だという。ぶっちゃけ内容は二の次なんじゃないかとすら思ってしまいます。


 ………まぁ結論を言ってしまえば、「瞬間瞬間の面白さ」にも「分かる人には分かる面白さ」にも両方の良さがあって、そのバランスが大事なんでしょうし、その舵取りに創作の醍醐味があるんでしょうが。
 これは別にテレビとかアニメとか漫画に限った話じゃなくて、人生で触れ合うもの全てに当てはまることだよなーと思うのです。食だとか観光だとかでもそう。


 ありとあらゆる分野で「分かる人には分かる面白さ」を分からないことを「愚かだ」とぶった斬っちゃう人ってよく見かけますし、『ひぐらし』アニメの放送を自粛をしたテレビ局への批判でそうした意見も見かけたのですが……それもまたバランス感覚を欠いた一方的な意見であって、世界を「分かる人」だけだと勘違いしてしまうのは危険じゃないかと思ったりするのです。


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[記事URL]
『ガンダムOO』の女性キャラ、現時点での印象メモ
 『パンヤ2』はキャディにロロが雇えるようになったので、現在はエリカ&ロロのコンビで進んでいます。ロロのピョコピョコ動く髪(耳?)が可愛いです。
 しかし、つい2〜3日前まで雇っていたピピンの声が中原麻衣さんだったことを知って激しく衝撃を受けました。マジでか……これまで「中原さんの声は全部中原さんに聞こえるからなー」とかほざいていたくせに、キャスト表見るまで気付きませんでした。もう一回ピピンを雇い直してみようかなー。


 「キャスト表見るまで気付かなかった」と言えば、『ガンダムOO』のルイスの声が斎藤千和さんだと知った時も驚いたっけ。この人はホントどんな役でもこなしますよねぇ。声優界の阿部勇樹?ちなみにどちらも81年生まれ、超どうでもいいトリビアでした。

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 「『ガンダム』と言えば群像劇」
 「群像劇と言えば沢山キャラが出てくる」
 「沢山キャラが出てくるということは女性キャラも沢山出てくる」
 「女性キャラが沢山出てくると、好みのキャラに当たる可能性も高い」

 これは“女性にとっての男性キャラ”にも当てはまることですが、商業的に群像劇が好んで作られる背景にはこういうことが多いのかなーと思います。現時点ではまだAmazonにないみたいですが(取り扱い店が限られている?)、女性キャラのフィギュア展開なんかも行われるみたいですしね。(情報元:怪人の集会所IIさん)。


 僕はアニメを観る際に事前情報を入れない主義ですし、今回の『ガンダムOO』は特に「テレビ画面以外から情報を入れずに楽しもう」と思っているので―――正直、序盤はキャラの多さに四苦八苦して名前も覚えられなかったのですが。
 流石に1クール近く経過してきて、(まだ名前を覚えられていないキャラも多いけど)各キャラに対して印象が見えてきました。“キャラ立ち”という意味では、分かりやすい描写が心がけられているようですし。この辺は黒田脚本の力なのかな?


 ということで、現時点での女性陣の印象をまとめてみました。
 テレビ画面以外からの情報を入れていない上に、僕は何度も観直したりが出来ない人間なので、「オマエ全然解釈違ぇよ」というところもあるでしょうが。僕はそんな“解釈のズレ”や“名前を覚えられないこと”も含めて楽しさだと思っているので、優しいキモチで読んで下さいな。


【ソレスタルビーイング勢】
 ○ チャイナ
 いきなり名前分からない……(笑)
 中国人っぽい名前だったのは確かだと思いますし、スメラギさんが頻繁に名前を呼んでいたはずなのですが。外国人の名前って日本人には覚えにくいんですよねー。

 高貴な身分っぽいキャラでありながら、探検家スタイル&お姫様抱っこで地上に降りてきたりするワケの分からなさが素敵。最近はちょっと出番が少なめですね。
 スメラギさんと比較して“ソレスタルビーイングの思想に忠実”という描写があったので、どこかで現実に直面させて裏返してくるのか、それとも超越者のポジションを貫くのか……物語が加速した頃に彼女がどういった役割になるのかで、この作品の落としどころが見えてきそうです。


 ○ スメラギさん
 艦長のポジションではあるけれど、“戦術予報士”という役職らしい。
 こぼれそうなおっぱいと、ワケありな過去、ユニオンのチョンマゲメガネから情報を引き出そうとするなど……大人なエロイ女性として描かれるのかと思いきや、最近では作戦失敗のウサを酒で晴らして「あっしはこれがないと生きられないのでガスよ」(意訳)的なことを言っていたり、意外にスキだらけなことを露呈しているような。こういうのもギャップ萌え?

 『SEED』『DESTINY』ではこのポジションは軽視されていたと思うんですが……今回は全ヒロインの中で先行してフィギュア展開がされるなど、かなりの気合の入りよう。


 ○ クリスティナ
 オペレーターコンビの一人。
 古くはセイラさんのポジションから、最近では『DESTINY』のメイリンなど……ガンダムシリーズの歴代オペレーターは意外にメインに絡んでくる法則があるのですが、その役割はフェルトに奪われそうな気がします(笑)。

 「私たちが活躍すると物価が上がるんだから今の内にショッピングに行こう!」と言ったシーンで、個人的に作中で一番好きなキャラがこのコになりました。
 刹那とティエリアに挟まれて気まずくなったり、人助けをしたアレルヤを庇う発言をしたり、同僚の男に仕事を代わってもらいながら後でその失敗を責めたり、ピンチに錯乱したり―――非常に普通っぽい女のコなのがイイですよね。何気にハッキングやら情報操作やらでムチャクチャ仕事しているんだけど。


 ○ フェルト
 オペレーターコンビの一人。
 クリスティナとは対照的に寡黙で仕事にマジメ、ピンチにも動じない芯の強さを持ったコです。徹底的にクリスティナと対照的なキャラにするのなら、巨乳と貧乳で分けてくれれば良かったのに……と思わなくもないです。

 声が三木眞のデュナメスのパイロットとイイカンジだったりしたのだけど、男女カプには萌えない自分としては是非クリスティナとの百合エンドになってもらいたい。ガンダムシリーズで百合エンドってほとんど例がないような気もしますけど。
 ポジション的には、どっかで重要な役割を担わされそうな位置にいると思うんですが……どう使ってくるのかはまだ分かりませんね。


【人革連】
 ○ 真ん中分けのコ
 セルゲイの名前は覚えているのに、コッチのコの名前は忘れちゃった……
 確か「少尉」と呼ばれていたような気がします。

 ガンダムシリーズと言えば改造キャラ!と言わんばかりの強化人間ポジションらしく、アレルヤとフラグ発生中……アレルヤの方からは“感覚”で個体認識が可能で、セルゲイもアレルヤとこのコの関連に気付いているのだけど、このコ自身は気付いていないことがポイントですかね。


【一般人】
 ○ ルイス
 ルイス……あれ、ルイズだっけ?どっち?
 AEUから経済特区トーキョーに留学中の金髪美少女。
 声は斎藤千和。天真爛漫かつツンデレという詰め込まれたキャラなのにも関わらず、現時点ではどう本筋の話に絡んでくるのが分からないというのが気になります。現時点だと毎週コスプレをして母親にゴマすっているだけだし(笑)。

 ちなみに彼氏(サジ)の声は入野自由。


 ○ ルイスママ
 娘を溺愛するあまりに、娘の彼氏を敵視するというツンデレな母親キャラ。この娘にしてこの母親ありというところか、地味に人気あるんじゃないかと思ったりもします。
 というか、ルイスやサジが本筋のストーリーに絡んでくるためには、この人の動きが重要になると思うんですが……


 ○ サジのお姉さん
 テレビ局だか新聞社だか忘れたけど、マスコミの立場からソレスタルビーイングを追いかけるという重要な役のはず。「志村、うしろーうしろー」ばりに隣に住んでいる刹那に気付かないという描写が、群像劇の面白さでもあります(視聴者だけが真実に気づいている)

 シナリオ的には重要なキャラでしょうが、デザイン的には……うーん。


【その他の国】
 ○ 姫様
 この人も名前忘れた……
 刹那と(すげー強引に)フラグ発生させたことからも、一応は正ヒロインっぽい。『ガンダムW』で言うところのリリーナ・ピースクラフトだろうから「俺、リリーナ嫌いなんだよなー」とテンション上がらなかったのですが、どちらかというと“弱さから始まる権力者”ということで『DESTINY』におけるカガリのようなポジションなのかな。

 どっちにしろテンション上がらん。


 ○ その秘書みたいな人
 姫様を言葉責めでイジメ抜くドSなメガネ秘書。
 というか、何でこの人はこんなに偉そうなの?(笑)。見てて面白いからイイのだけど、偉そうな上に国連の人の真意に気付きつつあったり。実はこう見えて全てを裏から操っているラスボスだったりするんじゃないだろうか。

 冷静になってみると、ルイスママとキャラ被っているという気も。




 以上、10人。
 ところどころでキャラ被っているという人もいるのだけど、敵味方シャッフルで新たな組み合わせが出来ると逆にこういうところも面白くなりそう。クリスティナと人革連の女とか、フェルトとルイスとか。

 どのキャラにもそこそこ魅力があって、どういう話になるのか非常に楽しみなのですが……全体的に巨乳率が高いのが個人的にはネック(笑)。
 後はまぁ群像劇をやるからには宿命でもあるんですけど、アニメ視聴に慣れていない人にとっては誰が誰だかごっちゃになってしまったり、どこにポイントを置いて観ればいいのか分からなくなったりしそうですね。それは別にこの作品だけのウィークポイントじゃないんですが。



 個人的にはクリスティナのキャラが見えてきた辺りで作品視聴のテンションが俄然上がってきたので、やっぱり女性キャラは重要だよなーと思ったものなのですが。
 「とりあえずガンダム沢山出しておけば良いんだよー」的なメカデザインを批判している割に、「とりあえず美少女沢山出しておけば良いんだよー」的なキャラ配置を絶賛している自分に気付いた時………なんか、アレだよね。群像劇を見ると、自分の愚かさまで見えてくるものだよね。


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「一度観ただけでは理解できない」はアニメDVDの販売促進に繋がるのか?
 先週、アニメ『電脳コイル』が最終回を迎えました。

 アニメの中盤辺りは「専門用語の多さ」と「その専門用語が「誰も本当の意味は知らない」と謎のまま進むこと」により、相当テンションが下がってしまい視聴が億劫になったところもあったのですが……
 ところどころの演出はそりゃ目を見張るものがありましたし、ヤサコとイサコの友情物語として見ると最後はキレイにまとまっていて楽しかったです。群像劇フェチの僕の正直な気持ちとしては、「あのキャラもあのキャラも、イイトコなしで終わっちゃったな……」と言いたいことはありますけどね。



 『電脳コイル』は、今週土曜から同じ時間で第1話から再放送だそうです。
 専門用語が多くて「1回観ただけじゃ理解できない!」という意見も多そうですし、嬉しい人も多いんじゃないですかね?終盤明らかになった用語の意味を踏まえた上で、第1話から観返すのも面白そうですしね。


 そう言えば、『電脳コイル』でちょっと思い出したことがありました……
 最初の数話には登場しない“オバチャン”というキャラが、実は第1話の時点でチラッと映っていることをコメント欄にて指摘してもらったことがありまして。
 人によっては「そんな誰も気付かないところに伏線を仕込むなんて芸が細かい!」と思うのかも知れませんが、僕みたいに根性が捻くれすぎて折れてしまっている人間は「2周観ないと分からないようなシーンを入れるなんて、DVDを売りたいんだろうな」と思ってしまいました。人間の器の大きさが垣間見えますね。


 別にこれは『電脳コイル』に限った話ではなくて、多くのアニメで行われていることだったりします。(僕は2周目を観たアニメが少ないので思いつく事例も少ないのですが……)
 『舞-乙HiME』のアニメ版の2周目を観た際に、序盤のプールの回にて既に「アリカとニナの出生の秘密」がキッチリと描かれていたのを知った時にも同じようなことを思いました。「コレ、1周目じゃ絶対イミ分からないシーンだよなぁ」と。実際、1周目をオンタイムで観ていた時には、1週間後にはすっかり忘れていましたしね。

 こっちは真っ当に「今後の伏線だな」と受け取った人もいましたが、『コードギアス』の「研究所をナリタに移せ」も1周目観た時はチンプンカンプンでした。
 ただでさえアニメの序盤は覚えなきゃいけないこと(キャラの顔と名前、関係、専門用語……などなど)が多いので、序盤数話の伏線なんて頭に入らないんですよ。1話を繰り返し何回も観るような人はまた違うのかも知れませんが……



 で、こういう「一度観ただけでは理解できない」描写を何故入れてくるのか?
 僕はそれを「DVDの販売促進のためだろうな」と思っていました。だって、「一度で十分、二度は観るな」(by『スナッチ』)という作品だったら、テレビで観て満足しちゃってDVDを買おうなんて思わないじゃないですか。

 でも、ちょっと自分の身に置き換えてみると……疑問が出てきました。
 「一度観ただけでは理解できない」アニメと、「一度観ただけで凄く面白くて大満足!」のアニメ―――どっちのDVDを買うかと問われたら、果たして理解できなかった方を選ぶのかと。


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 既に終了してしまったアニメを、もう1周見返したい場合―――

・再放送を観る
・放送時に録画しておいたものを観る
・バンダイチャンネル等のネット配信サービスを使う
・ビデオ・DVDのレンタル
・ビデオ・DVDを買う

 動画共有サイト等の違法コピーに関しては、僕は立場上認めるワケにはいきませんし、観たこともなければどういうものかも知らないので省きます。ここに対してツッコミを受けても、返答しかねますので御了承下さいな。


 パッと思いつくのは、上記の5つ。
 「再放送」は、よほど人気の作品でもない限りしてもらえないですよね。CSやGyaoなどで放送してもらうのを待つにしても、タイミングや人気や、恐らくは権利関係なんかで、都合よく自分が観たい作品が放送されるとは限りません。

 「録画しておいたものを観る」は環境次第で、“どの程度の番組を録画するのか”が分かれそう。僕みたいに未だにVHSしか録画機器がない人間は、アナログがどうこう以前に場所を取るのでほとんど録画しませんね。HDDレコーダーとか買えばまた違うのでしょうが……先立つものがなくてねぇ。

 「ネット配信サービス」は…あんまり詳しくないのですが、権利関係次第?
 個人的には『舞-HiME』のアニメ版はコレで全話視聴したのでありがたいサービスですし、全話パックなんかがある作品はかなりリーズナブルな値段で視聴できると思うのですが。PCの環境なんかもありますし、快適に観れるか心配で使ったことがない人も多そう。ちなみに僕が『舞-HiME』観た時は、相当カクカクしてました(汗)。

 「レンタル」は、近所のラインナップ次第ですね。
 ウチの近所のレンタル屋には『舞-HiME』はなかったけど『かみちゅ!』は全巻揃ってました。その線引きが分からん。『ガンダム』系は多くのレンタル屋に揃っているので、後から追いかける立場としてはありがたいですね。(CSでの再放送も多いけど)

 最近、「アニメのDVDはセルよりレンタルの方が収入源になっている」というのをどっかでチラッと読んだ気がするのですが……レンタルはモロに違法コピーの被害を受ける業種なので、恐ろしいペースで潰れまくっているという話も聞きます。それが本当なら、「DVDを売ってナンボ」というアニメのビジネスモデルもいつまで続けられるのかという気がしますね。


 で、最後に「DVD購入」
 一番確実ですし、一番手っ取り早い。ですが、かかるお金も一番高い。

 上の4つの手段を取れるか取れないかは人それぞれケースバイケースだと思いますが、いずれにせよそうした網を越えて“DVDを買おう”と思える作品ってよほどの愛着がないとムリじゃないですかね?

 僕もアニメのDVDは何本も持っていますけど、それはやはりその時その時に自分にとって大きな影響を与えた作品だったり、励ましてくれた作品だったりに限定されています。
 だってさー、そのアニメDVDが最終巻まで出る前に、また新しいアニメが山ほど始まるんですよ?それでも放送が終わったアニメにお金を払い続けられるのって、やっぱりよほどの愛着がないとムリだと思うんですよ。

 何を基準にして“愛着が湧くのか”はそれこそ人それぞれでしょうが……「何だかよく分からない」に愛着を持てる人ってそれほど多くないと思いますし、そこにお金を払える人がどれだけいるんでしょう。



 もちろん……
 『舞-乙HiME』だって『コードギアス』だって、「一周観ただけで面白い」からこそDVDが売れたんだと思います。『電脳コイル』だって決して「一周観ただけじゃ面白くない」作品ではなかったと思います。

 重要なのは比率なんでしょう。
 喩えば『舞-乙HiME』の面白さを「一度観ただけで分かる楽しさ:二度観ないと分からない楽しさ」に10分割するとしたら、せいぜい「8:2」くらいだと思います。

 これがもし、「3:7」とか「2:8」とかだったらDVDを売るのが難しいんじゃないかというのが僕の考え。そもそも、そういう状況で最後まで観てくれる視聴者自体が貴重でしょうしね。

 逆に言ってしまうと、DVD販売に頼ったビジネスモデルをしている限り、これくらいの比率のアニメは大赤字になっちゃうんじゃないでしょうか。赤字になるからそうした作品はその内に減ってしまい。分かりやすい面白さ+2周目を観るとちょっと発見がある……みたいな作品ばかりになる。
 という未来予測をしてみたけど、推測に推測を重ねて飛躍させただけなのであんまり真に受けないで下さいな。


 正確なデータがあるワケじゃないのですが、「電脳コイル 売上げ」でググってみたところ『電脳コイル』のDVD売上げはイマイチらしいです。
 もちろん売れない理由はこれだけじゃないでしょうし、僕は業界の人間ではないのでどういうお金の動きがなされているかは知りませんし興味もありませんが……『電脳コイル』の一周目を観た人の内の何割が、今週土曜からの再放送で二周目を観るのかは気になります。


 話は更に脱線&飛躍しますが……NHKが民放化されて視聴率最優先になったなら、『電脳コイル』はまた違った形で放送されていたかも知れませんね。再放送なんてもってのほか。
 それがイイことか悪いことなのか、僕には分かりませんが……


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