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やまなしなひび−Diary SIDE−
hinnyu is the best!
サッカー五輪代表、北京五輪出場決定!
 これまで「別にムリして北京五輪に出たところで得るものはない」と言い続けてきた僕ですが、この苦しい予選を勝ち抜いたことは間違いなく選手たちの経験になったと思いますし、下手に余裕で予選突破なんかするよりもよっぽど大きなものを獲たと思います。

 結果的には、カタール戦の敗戦が全てでしたね。
 あのショックすぎる負け方がチームを変えたし、チームを一つにしてくれたと思います。

 「大人しい」「自分を主張しない」と言われ続けたこのチームがハシャギまくり、反町監督を胴上げする姿は、森島や柏木といった“調子乗り世代”が真にチームに溶け込んだと感じられた瞬間でした。


 元々、個々の力は4年前の世代よりもよっぽど高かった世代だと思うんですよ。
 各ポジションにタレントがいて、様々なオプションが使える戦力がありました。その力を合わせて発揮するのが、サッカーというスポーツはどれほど大変なのかと教えてくれた長い予選でした。

 とりあえずは、お疲れ様。
 そして、また次の戦いがすぐに始まります。北京五輪よりも何よりも、まずはJリーグと天皇杯。北京五輪はこれまで以上に少ない選手枠、しかも恐らくはオーバーエージも使われるでしょうから競争は更に激化します。その次の競争を勝ち上がった選手たちで、本戦も見事な試合をしてもらうことを願います。

[記事URL]
アジアカップに奇跡は起こらなかった
 実を言うと、ちょっとホッとしてしまった。

 「1年前に負けたオーストラリアに勝ったー!日本チョー強くなった!」ってな流れでアジアカップ優勝なんかしてしまったら、3年前と同じようにな勘違いに陥りかねないなぁと……日本代表に勝って欲しい反面、勝ってしまったらマズいような恐怖心もありました。
 もちろん3年前のアジアカップ優勝も、その後のW杯予選も、「運」とか「実力以上の奇跡」でしかなかったとは言いません。「意地」とか「経験」とか「集中力」が相手より勝っていたからこそ、終了間際のゴールだったりしたんでしょう。そして、今大会はそれすらもなかっただけ―――


 大会のレギュレーションでオーストラリアには勝ったとは言え、PK戦での勝利。しかも、PK戦に持ち込もうとしたオーストラリアの企み通り、PKに持ち込まれての辛勝でですよ。それで「1年前より強くなった」なんて思ってはいけません。

 アジアの気候に慣れなかった初出場のオーストラリアを除けば、日本がアジアで4番目というのは極めて妥当な結果だったのかなぁと思いました。上の3チームがどこかは別にしてね。
 守備陣は(深刻な得点力不足に苦しんでいた)韓国以外には全試合失点を喫し、攻撃陣は初戦のカタール戦からずっと“守りを固めた相手を崩せず”の敗退になりました。オーストラリア戦は(高原のナイス切り替えしはあったものの)相手のクリアミスでしたし、サウジアラビア戦はセットプレイの2点。実力が均衡した相手からは、今大会“相手を崩した”得点は1点もありませんでした。


 別に堅守速攻型のチームに戻せというワケではなく、ボールを持てる選手の多い日本がポゼッションサッカーを目指すのは悪くはないと思いますが……ボールを支配しているだけでは勝てないということを学ばせてもらったという意味でも、今大会の4位という結果は妥当だったのかなぁと。
 それは……ドリブラーがいればとか、クロスの精度が高ければとか、選手交代が微妙だったとか、そういうレベルではなく。日本のサッカーにまだ「ボールを支配した状態で相手の守備を崩す」文化が弱いのかもと思いました。ガンバの遠藤とフロンターレの憲剛という、Jリーグの中で攻撃力の高い2チームの主軸がいてコレなのだから、サッカーってホント難しいですね。


 1年間で変われるようならば、世界中のサッカー強豪国がいつまでも強豪国でいられるのは何故なんだと。監督と、スターティングメンバーの11人を変えただけで勝てるほど甘いもんじゃないんだと。
 Jリーグとの日程の兼ね合いも、マスコミの報道の仕方も、スター至上主義・視聴率至上主義の中継も、いつもの通りの精神論な実況&解説も、1年前から何にも変わってないもんね。

 高校野球の地方大会の中継を観ていると、地方局のアマチュアレベルの大会の番組とは言え、実況とかカメラワークとかのレベルの高さに驚きます。何十年と積み上げてきた高校野球の中継の文化がしっかりあったからこそ―――そりゃ、日本がWBCに優勝するのも不思議じゃないよなぁと思いました。
 プロ野球の中継は置いといて(笑)、こうした高校野球の中継を見た子どもが甲子園を目指して野球を始め、プロになって日本代表になる……その繰り返しなんですよね。だから、日本代表ででも「1点を奪う野球」が出来たワケで。


 サッカーはどうよ?
 中継している側が「視聴率を稼いでくれるコンテンツ」としか思っていないのなら、何十年かかったってそれ相応のレベルだろうし、ドイツW杯で起きたようなことは今後も繰り返されると思うぜ。


 正味な話……今大会で「勝つ」だけなら、何とかなったとは思います。
 相手が一人減った試合では、アンカー鈴木啓太を下げて攻撃のオプションを1つ増やすだけで状況は変わっていたと思います。そのために阿部勇樹をDFラインに入れておいたのでしょうから、阿部をアンカーに置いて4バック→3バックにすると。

 でも……それをやっても、次には繋がらないんですよね。
 恐らくはオシムは現行戦力で工夫して相手を崩すことを考えて欲しかったんだと思います。それをピッチ上の選手が出来なかっただけで……それならば、最終戦は水野とか伊野波とか若手主体のスタメンにしろよって思うから、僕は別にオシムの選択肢が正しかったとは思いませんけどね。


 とりあえず、次はU−17のW杯か。
 この世代は小学生低学年の頃に、97年W杯アジア予選突破、98年W杯初出場&中田ヒデのペルージャ移籍を観てきた世代です。W杯で戦うこと、海外に移籍して世界と戦うことが、サッカーを始めた頃から現実的な目標としてあった世代です。

 うーむ……この世代がプロに入ってA代表に入るって頃には、日本のサッカー文化も変わっているとイイんですけどね。

[記事URL]
アジアカップ・チラ裏4
 オーストラリア戦に勝ったので、今日はサウジアラビア戦です。

 オーストラリア戦はなかなか点が入りませんでしたが、前半の「点が入らない」と1−1になった後の「点が入らない」では意味が全然違いました。
 前半は相手の3バックのサイドのスペースを上手く使い、攻撃の形は何本も作っていましたね。象徴的だったのは中村憲剛が中央ちょい右よりを走り、(日本から見て)左に寄っていた3バックの右側から、慌てて右側を守りに来た3バックの反対側の遠藤にクロスを上げたシーン。完全に日本はオーストラリアディフェンスを崩していました。後は精度の問題。

 それが、オーストラリアが退場者を出した後は一変。
 サイドを固めて「カウンター勝負」「セットプレイに」「PK戦でもいいや」と開き直って守りに入ったオーストラリアを崩すことが出来ませんでした。サイド攻撃が出来ないけど、ムリに崩そうとするとカウンターを喰らいそうだし……と、仕方なく上げたアーリークロスを跳ね返されるだけで時間を消費していました。
 これって、初戦のカタールから1点しか取れずに終了間際に追いつかれたパターンと全く一緒ですよ。


 不思議だったのが、この状況を打開するために投入されたのが佐藤寿人と矢野というFWの二人だったこと。特に寿人はスピードからのワンタッチプレイでゴールを狙うタイプの選手ですから、ガチガチに固めた相手を自分で崩すという役割は適任ではない。
 寿人が悪いというワケではなく、何を狙った交代だったのかなと。これが“一人でディフェンスを突破できる”水野でも、“味方の動きに合わせて相手を崩せる”羽生でもなく、FW2枚というのは……スタメンの中盤4人のバランスを大事にしたかったということなのか(その割には憲剛下げているけど)。


 今日のサウジはガッチリ守備を固めたりはしないと思うので、前回のスタメン中盤4人で構わないと思いますが……膠着状態に陥った時に、選手交代も含めてどう打開していくかに注目したいです。
 まぁ……理想を言えば、膠着する前に勝負を決めてしまうことなんですけどね。

[記事URL]
アジアカップ・チラ裏3
 今更僕なんかが書かなくても興味ある方はご存知だと思いますが、アジア杯決勝トーナメント1回戦の相手はオーストラリアに決まりまして。今更僕なんかが書かなくても記憶力のある人は覚えていると思いますが、オーストラリアはW杯で日本を“6分間の大逆転劇”で叩き潰したチームです。

 ブラジル戦でフルボッコにされたことも、クロアチア戦で急にボールが来てビックリしたことも、あの大会での日本にとってはさほど重要ではなかったんですよ。
 「勝たなければならない」「最悪でも引き分けにしなければならない」初戦において負けたこと……しかも、終了間際の逆転負けをオーストラリア相手にしたことで事実上終戦だったのです。体力勝負に持ち込めば終了間際に逆転できるというオーストラリアの策がハマって、日本が何も考えていなかったことが露呈した試合でもありましたしね。


 あれから1年。
 1年間で変われるほどサッカーは甘くないと思っているので、もう1〜2年後に戦いたかったなぁというのが本音ですが。当たってしまったものはしょうがない。今ある力を全て出し切ってぶつかってもらいたいものです。

 しかしまぁ……1年前の敗戦がどうして起こったのかマスコミは全く論じる気もなさそうなのを見ると、広義での日本サッカーは何にも変わっていないんだと思うので。敗北から何も学ばなかったこの国に、サッカーの神様は試練を与えてくれたのかも知れんなーと思ったり。


 とまぁ……このまま説教臭いまま終わってもアレなんで、『ウイニングイレブン』というサッカーゲームについて語っておきます。
 サッカーというスポーツの競技人口・観戦人口からすれば、あのゲームは世界中でキラーソフトとして成り得ますから、据置4機種・携帯2機種での発売になったのは妥当かなと思います。

 では、Jリーグ版の『ウイニングイレブン』は来年以降どの機種で出るんでしょう?

 とりあえず今年はPS2で出ますけど、来年はどうでしょうね?
 当たり前ですけどJリーグのソフトが日本以外で売れるとも思えないので、日本での普及台数が鍵になります。その上で国内限定の販売だということを考えると、あまり多くのマルチ展開をしてしまうと苦しいことになってしまいます。
 喩えば『プロ野球スピリッツ』なんかはPS3とPS2のマルチで出ましたけど、アレは「PS3の技術の進化に合わせておかなければならない」先行投資の意味もあったと思われます……『ウイイレ』の場合はワールド版で進化したのを流用すれば良いだけなので、売れもしないプラットフォームで出す必要はなさそうです(来年になるとPS3のソフトも売れるようになっていると思いますしね)。

 PS2の市場が縮小しているのを見ると、DSが日本国内における最大の市場になっているのは間違いないと思いますが……『ウイイレDS』の出来や、DSのユーザー層と『ウイイレ』のファン層にはズレがあるだろうと考えると。DSはちょっと厳しいかな。
 PSPは“PS2の次”としてはかなり妥当な線ですが、携帯機をメインに市場にしてくるかなぁという気もします。
 Wiiは普及台数としては申し分ないと思うのですが、ユーザー層のズレとはDS以上に大きいんじゃないかと思います。『パワプロ』もWii版はあまり動いていないみたいですし。


 となると……一番現実的なのは「PS3」かなぁ。コナミはPS3とXbox360のマルチを進めていく方針らしいですが、日本国内Xbox360のシェアとユーザー層から考えるとメリットは少なそうですし。


 冬以降に出てくるであろうワールド版が、日本ではどの機種でどの程度売れたのかというのが重要な判断材料になりそうですね。今、ワールド版よりもJリーグ版の『ウイイレ』が欲しい(そしてPS2は動かない)僕としては、その動向を見極めてから動こうかなと思っています。

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[記事URL]
アジア杯・チラ裏2
 テレビ朝日が「絶対に負けられない戦い」というフレーズを連呼し続けたせいで、狼少年のように「ハイハイ、分かりましたよー」と相手にされなくなっている昨今ですが……

 今日ばっかしは「本当に負けるとヤバい試合」でした。
 アジア杯のタイトルなんかはどうでも良いんだ。恐らく今日負けたらオシムは辞めてしまうだろうなという空気の中で、鈴木啓太が痛恨のオウンゴール(記録は相手選手の得点になってたけど…)。この時期の監督交代は路線変更→1年間の強化がムダに、という危機でもありました。


 まぁでも、蓋を開けてみたら4ゴール奪取しての見事な逆転勝利でした。
 実力差からすると(どんなにアウェイの環境でも)日本が負ける相手ではありませんが、同点ゴールお膳立ての俊輔の冷静さは流石だなーと感心しましたよ。伊達に修羅場くぐってねぇよということか。


 このチームのノルマはベスト4だと思うので、次が正念場か。
 えっと……次はグループAの2位チームですね。イラクかタイかオーストラリアか。オーストラリアだったら冗談じゃねえよ。

[記事URL]
南米選手権・チラ裏
 テレビ欄見ていたら、深夜にサッカーの南米選手権決勝と書かれていたので「あ!放送するんだ。今日は伊集院ラジオは録音しておいて、こっちをライブで観ようかな」と思っていたんですけど……

 さっき、mixiの注目ニュースで思いっきり結果見ちゃった……
 そうだよね。「南米」なんだから時差としては、逆(日本の深夜ではなく日本の昼間)の時間帯に試合しているはずなんだよね。学習しないな、自分。

[記事URL]
U−20W杯・チラ裏
 カナダで行われているU−20W杯での日本は、チェコにPK戦の末に敗れてベスト16で散ることになりました。成績はベスト16……2年前と同じ数字ですが、非常に美しく、楽しいサッカーをしてくれたチームを誇りに思います。
 日本vsチェコをカナダでやって(しかもベスト16レベルの試合で)スタジアムが超満員だったんだぜ。もちろんどれだけ地元の人がいたのかは分かりませんが、1つ1つのプレイが観客を沸かせていたのは間違いありません。

 あと……もう個人的にチームのスタイルがモロに僕好みだったんだよなぁ。
 しっかりとポストプレイの出来るフォワードに、サイドを1人で突破出来る上に中にも切り込めるウィング、視野の広さと展開力にワンタッチプレイの美しさも持ってるくせにやたら走る“まさに”司令塔、守備要員でありながら攻撃の一歩目になれるアンカー……前線から守備のプレスをかけている間にDFラインは自分達に有利な高さを保ち、アンカーがサイドに誘い出された後もしっかりと前の選手が埋めている……

 非常によく出来ていたチームだからこそ劣勢時の対処に後手に回り、決定的にオプションが欠けていたのかも知れませんね―――追いつかれた後の怒涛の攻撃も迫力十分だったのだけど、“決めれる人”だけがいなかった。
 チームとしての完成度はここまでとは思わなかったけど、坂田大輔の力でベスト8に入った4年前と対照的だったのかも。残念。でも、胸を張って日本に戻ってきてもらいたい。そして、ゆくゆくはA代表でみんなが再会出来ることを目指してもらいたいです。


 えっと……明けて今日がアジア杯のUAE戦ですっけ。
 まぁ、何ていうかね……梅崎みたいな選手がいてくれたらなぁと思います。水野、出番あるかな。

[記事URL]