
どうして、こう「当たっても面白くない予想」ばかり当たるかなぁ……
『忍之閻魔帳』さんによるとDSの『眼力トレーニング』の売上げが好調らしい。 買った人の評判はともかくとして、今回ばっかしは任天堂のプロモーションの上手さが光ったと思うし、バンナム発売だったらここまでいかなかったのは間違いないでしょうね。 僕はTVをほとんど観ない人間なのでTVCMはTouch-DSでしか確認していないのですが、発売前には「眼力って知ってる?」的なCMに抑えておいて→発売と同時にストレッチ&トレーニング画面解禁という流れだったみたいです。
覚えている人も多いでしょうが、Wii本体発売の時と似たような手法ですね。「何だ、このリモコンは?」と思わせておいて、何週間もかけて『Wii Sports』の画面まで到達するCM。Wii.comで今でも観れるので、懐かしい気分になりたい人はどうぞ。このCMが流れてた頃は、ホントに自分がWiiを買えるのか不安で仕方なかったなぁ……
この『眼力トレーニング』も、英語教材としてDSソフトが注目されたことで甦った『もっとえいご漬け』も、どこが「“Touch!Generations”の不調」やねんって感じですよね。 結局のところ、“Touch!Generations”が飽きられたんじゃなくて、目ぼしい“Touch!Generations”ソフトが出ていなかっただけだったのかも知れませんね。
ここからが今日のポイントなんですけど……今回の『眼力トレーニング』のヒットって、「これまでにDSに触れたことがある人が多かった」ことが大前提なんですよね。 みんな『脳トレ』を知っているから、『眼力』にもちょっと手を出してみようかなと思える……そりゃ『もっと脳トレ』は400万本超えているんですから、その内の40分の1が興味持つだけで10万本のヒットになるんですよね。
折りしも、こないだの決算発表会で任天堂の岩田社長が「一度でもWiiリモコンに触れたことがある人を増やしていきたい」と仰っていたのに繋がってきました。 それが『Wii Sports』であれ『お天気チャンネル』であれ『みんなで投票チャンネル』であれ、一度でもWiiリモコンに触れている人は、WiiソフトのCMを「自分でも出来るかどうか」の土俵にあげてくれる――――――『眼力トレーニング』はあくまで序章であって、これは秋の『ヘルスパック(仮)』に向けた布石なんじゃないかと思いました。
まぁ……その割には『眼力』購入者の評判が微妙っぽいんですけど。
前置きが超長くなった!ここからが今日の本文です。 数日前に僕が何気なく書いた「100万本を超えるWiiソフト」について、カイ氏伝さんが反応を下さいました。
「スマブラ出るころまでにはWiiの出荷台数も増えているのでもうちょいいい数字見込めそうですが、今Wiiを買っている層は64やGCユーザーとは明らかに異なるだけに、64やGCで成果を上げたソフトがその実力を出し切れるかというとちょっと疑問。」(スマブラXはWiiで100万本を達成できるのか)
うわっ、しまった! 皮肉でもおべっかでもなく、この洞察力は尊敬に値します。これまで「優れている作品・面白い作品が必ずしも売れるワケではない」と言い続けてきた僕なのに、何か『スマブラX』だけは「面白そうだから売れるはず」みたいな無根拠な論理になっていたのがすっかり見透かされていました。すげえ。
僕は『スマブラ』未経験ですし、同じように3D『ゼルダ』未経験だったのに「『トワプリ』は絶対に面白いはず!」と無根拠に発売前から期待をして買ってみてマトモに操作出来なかった過去もありますし―――『スマブラX』も、買ってみたは良いけどマトモに動かせないという可能性もなきにしもあらずなんですよね。
まぁ……僕が下手くそなことはどうでも良いです。 『スマブラX』がWiiで100万本を超えるためには“前作経験者”“前作は知らないゲーマー(Wiiで任天堂に戻ってきた人)”“ゲーム初心者”の3方向にバランスよくアピールしなければなりません。
僕はシリーズものは続けて買わない人間なので、64・GCで『スマブラ』を楽しんだ層がどれだけ「スマブラのためにWiiを買うか」は疑問なんですが…… 前作から6年が経過していますし、Wi-Fi対戦に惹かれてくる人も多いでしょう。加えて、桜井さんが関わる『スマブラ』はこれが最後っぽいというムードも、ゲーマーにとっては後押しになるかなと。
問題は、『Wii Sports』だけを目当てにWiiを買ったような“ゲーム初心者”にどれだけアピールできるかということですよね。 ライト層には「ゲームらしいゲームは売れない」ことは全くなくて、『脳トレ』目当てでDSを買った人でも『Newマリオ』や『どうぶつの森』を買っているのですから、『Wii Sports』を買った人も『スマブラX』を買う可能性は十分にあると思います。
『スマブラ』ほどCMを作りやすいソフトもないでしょうしね。 マリオとピカチュウが殴り合っている絵を流すだけで、前作を知らない人は「何じゃこのゲームはっ!!」と思うことでしょう。ここで、前置きに書いた「一度でもWiiリモコンに触れている人は、WiiソフトのCMを「自分でも出来るかどうか」の土俵にあげてくれる」に繋がってきます。
……ただ、ウィークポイントがないワケでもない。 『スマブラX』はどうやら「Wiiリモコン+ヌンチャク」スタイルが基本で、「クラコン」「GCコン」にも対応って形になると思っていたんですよ。 Wiiリモコンに触れたことがある人は増やせても、「ヌンチャク」に触ったことがある人はそう多くないと思います。『Wii Sports』でも『はじめてのWii』でもヌンチャク使うゲームは一つしかありませんしね。
そもそも「多人数で楽しめる」と言っても、複数のコントローラがなければ遊べないワケです。『はじめてのWii』を買った130万人は2個目のWiiリモコンを持っていますが、2個目のヌンチャクを持っている人はそう多くはないでしょう。これだと対戦が出来ません。 対戦人数を一人増やすには、旧世代のGCコンを2625円を買うか、Wiiリモコン+ヌンチャク/クラコンのセットを3800円+1800円=5600円で買うかしなければならない……これじゃ対戦プレイの敷居が高すぎるよ!
ってな文章を、お昼ゴハンを食べながら漠然と考えていたんですが…… その数時間後に、『スマブラ拳!!』が更新されていました。
コントローラは4種対応
「Wiiってのは、困ったハードです。 フツーのコントローラの持ちかただって、4種類もあるようじゃないですか。
仕方がないので、全部対応にしました!!」
桜井さん、グッジョブ!!! 遊び方のアイコンがWiiリモコン横持ちだったから「もしや…」とは思っていましたが、まさかWiiリモコンのみにも対応してくれるとは。これで少なくとも『はじめてのWii』を買った130万人のお家では『スマブラX』の対戦が出来ることが確定しました。
……これで全てが解決したワケではありませんが、これで『スマブラX』成功への一歩目が踏み込めたかなと思います。あとは投入時期とプロモーション次第でしょう。ということで、熟考した上で僕は「スマブラXはミリオン超える」と予想しますよ!!
でもまぁ……冷静に考えれば、『スマブラX』よりも先に秋に出る『ヘルスパック(仮)』が3本目のミリオンソフトになるかも知れないんですけどね(笑)
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テーマ:Wii(ウィー)総合 - ジャンル:ゲーム
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