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| 信者なので、不具合連発の任天堂を擁護してみる |
PS2一強時代にはアンチソニーになって、DS&Wiiが絶好調で売れまくっていた時期には「流行っているという理由だけで買ってから文句言われてもなぁ」とイマイチ乗り切れず、最近の不具合連発で任天堂バッシングが止まらないと「そこまで言わなくても…」と擁護に走る……
分かった、俺ってただの捻くれ者なんだ。
さて、状況のおさらい。 7月12日にDS用ソフト『がんばる私の家計ダイアリー』が発売。発売元は任天堂で、開発はsyn Sophiaです。ゲーム作りの内部事情はよく知りませんが、任天堂ブランドで発売するからには任天堂だってチェックはしているはず。開発会社だけの責任ではありませんよね。
不具合の公式発表があったのは8月1日でした。 詳しくはこちら。家計簿ソフトで計算が正しく行えないことは、購入者の間でも「どうも計算間違えが多い気がする」と話題になっていたそうです。分かりにくい不具合だったとは言え、どうにも対応が遅かった印象ですね。 その上、DSソフトはカートリッジ=セーブデータなため、ソフトの交換対応はこれまでのデータを全部消してしまうのと一緒。「面倒臭かった家計簿を、DSで楽しくしましょう!」がコンセプトだったソフトでこんなことをしでかしてしまえば、購入者にとっては「所詮ゲーム会社はこんなもんだ」という失望に繋がってしまってもおかしくないです。
続いて、8月2日にWii用ソフト『フォーエバーブルー』が発売。発売元は任天堂、開発はアリカです。アリカは『エバーブルー』シリーズを作り続けてきた会社ですね。 『家計ダイアリー』と違ってネット上でも発売前から話題になっていた(ターゲット層がゲームブログに近い)ソフトでしたし、フリーズという分かりやすい現象だったために、発売日の時点で「フリーズすんぞっ!」とネットでは話題になっていたそうです。
フリーズが起きる原因がハッキリしていたこともあり、任天堂はその日に回避方法を発表。『家計ダイアリー』の対応が遅かった反省もあるのでしょう。そして、8月7日に交換対応を決定しました。 個人的には、アクアリウムはあまり楽しそうではなかったので……回避方法さえ分かれば、それほど重要なバグではないと思ったのですが。不具合があったことは確かですし、叩かれても仕方ないですね。
更に、8月7日にWii本体がバージョン3に更新できるようになりました。Wii発売日以来の大型バージョンアップで、細部が変更された(詳しくは『ALL Wii Need』さんにまとめがあったので参照下さい)のですが……大規模なバージョンアップだったからこそ不具合も起こってしまったそうで、『インターネットチャンネル』中にリセットボタンを押すとフリーズする不具合が話題になっていました。 本日8月9日朝早くに、Wii伝言板に任天堂からメッセージが送られてきました。フリーズが起こる操作と、そこからの復旧操作が書かれていました。対策はまだ未定ですが、バージョンアップで直せそうですね。この不具合は“フリーズする理由さえ知っていれば”回避できる話なので、『家計ダイアリー』のソレと同じレベルで語るには抵抗があります。
不具合を起こしたのはメーカーですし、消費者には1ミリの責任もないのは間違いありません。文句を言うのも正統な権利だとは思います。 しかし、今回「任天堂、不具合ばっかじゃないかよ!」と声高に叫んでいる人達って、つい最近まで「Wiiってやるゲームねえよ!」「さっさとソフト出せよ!」「(PS陣営のように)頻繁にバージョンアップしろよ!」と叫んでいた人達のような気がします。
別にそうした主張をしていた人に責任があるとは思いませんよ。しかし、自分が主張していた通りに「さっさとソフトが出た」結果、「不具合が出てしまった」のなら―――僕だったらあまり大きな声で「不具合なんか出してんじゃねえよ!!」とは怒れないなぁ……という話。
個人的には遊ぶゲームが多すぎてクリアが追いつかない現状なので、ソフトの発売ペースはもうちょっと緩めで構わないと思いますし。その分、完璧なソフトを出してくれよって思います。
ただ……これはあくまでイチ消費者でしかない自分の意見なので、メーカーからすると「この時期に出さなければならない商品だ!」と急いで作らなければならなかった理由もあるんでしょうね。
『フォーエバーブルー』は分かりやすく、夏向けのソフトです。 これが1ヶ月遅れて9月2日発売だったのなら「オイオイ、1ヶ月発売が遅いだろう」と言われてしまったことでしょう。どうにかして8月に間に合わせる必要があって、その結果として不具合が出て、売上げがどうこうという話ではなくなってしまった。
まぁ、納期までに不具合なしで完璧に仕上げるのがゲーム会社のお仕事なんでしょうから、同情はするけど文句も言いますけどね。
で、実は“Wiiのバージョン3”と『家計ダイアリー』も時期が絡む話だったりします。恐らくは8月のお盆の時期を意識してのスケジュールだったのでしょう。 現状はどうだか分かりませんが、任天堂側の理想としては「おじいちゃん・おばあちゃんの家にもWiiを置いて、伝言板でやり取りをしましょう」だったはず。インターネットの回線という大きな問題はありますが、それ以外のセットアップを一度やってしまえば、デジタル機器に不慣れな人でも手軽に操作できますからね。
Wiiが発売されて、年末があって、ゴールデンウィークがあって、今度のお盆休みがある。昨年末にはWiiはなかなか手に入らない状態でしたから、今回が初めて「実家に帰ってWiiをセットアップしてあげよう」という時期だという人も多いはず。 だからこそ、今回のバージョンアップによって「Wiiを便利に」しておかなければならなかった……お盆休みに間に合わなかったら、次に実家に帰るのはいつだろうって人もいるでしょうしね。そういう意味では、この時期のバージョンアップに関しては好印象を持っています。任天堂はWiiのコンセプトを忘れていないぞって。
なので、任天堂にとっては“お盆までに修正バージョンを用意できるか”が勝負でしょうね。もし用意できたのだとしたら、(世間でのバッシングはともかく)僕は彼らを見直します。
『家計ダイアリー』も、目指すところはお盆休みだったんじゃないかと思っています。 一昨年のお盆休みに『脳トレ』が注目され始めたというのは有名な話ですが、その後にDSと『脳トレ』を買った(or買ってもらった)老年層に「最近DSやってる?DSって家計簿もつけられるんだよ」と再度注目し直してもらう意図があったのだと思います。
家計簿ソフトは2〜3日で結果が出るものじゃありませんから、お盆の1ヶ月前に発売したというのも分かりやすいです。もちろん交換対応になってしまったので、1か月分のデータも全部なくなってしまったんですけどね……台無しになってしまったとは言え、発売時期を焦った理由も分からなくはないです。
何と言うか………これらの不具合って「DSが飽きられるんじゃないか」「Wiiが飽きられるんじゃないか」という焦りから、どうしても夏までに仕上げなきゃと急いだ結果な気がします。いやまぁ、デバッグチームの内部のことなんては知りませんけどさ。
「危機感がないから不具合なんか出るんだよ」というよりは、「危機感が強すぎて不具合が出た」印象なんです。もちろん現場と上とでじゃ、危機感の強さは違うでしょうけどね……
でもさー、何をそんなに焦ってるんだよって思っちゃいますよ。 数字の上ではDSもWiiも絶好調じゃないですか。メーカーとしては「ライトユーザーは飽きるのが早い」と戦っているつもりなんでしょうが、飽きやすいライトユーザーを一度ならず二度までも取り込んだ自分達の実績を忘れたんでしょうか。仮に今、多くの家庭でWiiやDSがホコリを被っていたとしても、消費者が望んだソフトを出せば売れるって土壌は作ったじゃないですか。
もうちょっと、ドッシリ構えて横綱相撲をしたって良いじゃない。 冬にダイビングのゲームが出ても良いと思うし、家計簿を付けてくれる人は年末まで付けてくれるじゃないですか。バージョンアップだって、ソフトのラインナップ強化だって、Wiiの寿命が尽きるまでじっくりやれば良いじゃないですか。
せっかく「PS3やXbox360とは競合しない」ゲーム機なんだから、シェア争いに捉われないで自分たちのペースで進めていけばイイのだと思います。
[記事URL]
テーマ:任天堂系 - ジャンル:ゲーム
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| 対戦ゲームの感想ってムズかしい |
以前に『ドラゴンクエストソード』の評判から思うことという記事を書いて、色んなニュースサイトさん達に紹介して頂いたことがあったのですが…… その反応を見ると、僕が思ったよりも「賛」の声が多かったのが印象的でした。何となく、ニュースサイトを運営している&ニュースサイトでWEBニュースを細かくチェックしているような方々には、『ドラクエソード』ってやっぱり「こんなのドラクエじゃねえよ」と思う人が圧倒的に多いんじゃないかなぁと想像していたので意外でした。
まぁ、別に「賛」の方が多かったワケでもないんですけどね(笑) 「ゲームが面白いか/面白くないか」なんて人それぞれですから、雑誌のレビューもネット上の評判もあくまで“自分以外の評価”と考慮しないとならんと思うのですよ。特に新しいジャンルのゲームは「触ってみなければ分からない」ですし、それはゲームというメディアの良さでもありますしね。
にしても……賛否両論あって中古への流れが多い割に、『ドラクエソード』の売上げは依然として好調みたいですね。『ゲームの裏話』さんの記事によると、40万本を突破して50万本も視野に入ったほどだとか。
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』『スーパーペーパーマリオ』が40万を超えたところで失速し、任天堂据置機でのサードソフトが50万本を超えたのはスーファミ時代にまで遡らなきゃならないそうなので……二つの意味でWiiにとっては、この壁を超えるかどうかが大きな分岐点になりそうです。 もちろん。普及台数300万台のハードで40万本のソフトが売れるってだけでも、立派に凄いことだと思うんですけどね。
……流石に100万本は厳しそうですかね。 「Wiiでミリオン到達するソフトを3本予想しよう」と野安さんのブログで話題になっていたことがありましたが(予想エントリ、予想結果)、『Wii Sports』『はじめてのWii』に続くミリオンソフトはなかなか出ませんね。年末商戦辺りに、1本は出そうですけど……
そんな中、Wiiの夏商戦の目玉として発売された『マリオパーティ8』は初週25万本だったそうです。果たして、このソフトは50万本・100万本を超えるのか――― ということで、今日は『マリオパーティ8』の評判から思うこと。そうです、二番煎じ記事です(笑)
まず、僕が巡回しているサイトorブログなんかの評判をチェックしてみると……
そもそも、購入した人がいませんでした。
注意して欲しいのは、僕は別に「マリオパーティ売れてねー!ププ−ッ」と言いたいワケではありません。むしろ初週25万本は恐ろしい数字ですよ。Wii自体が300万台なのですから、Wiiユーザー12人に1人は購入した計算になります。 加えて……『マリオパーティ』と購買層が被っていると思っていた『Wii Sports』が発売された時は、(賛否両論はあったけど)感想を書かれているサイトorブログが多かったのですから。そうしたサイトorブログで評判をちっとも聞かないというのは意外でした。 『Wii Sports』は新しい操作への興味で購入したけど、『マリオパーティ』はシリーズものだから大体想像が付くわーって人が多いということなのかな。同時期に発売された他のソフトのラインナップというのもあるか。
とりあえず、個人ブログの評判は後で検索して調べたのですが…… その前に、Wii mk2の評判を見てみると……『マリオパーティ8』を楽しんでいる人は読まない方が良さそうですね(笑)
8月8日午後11時現在で、16件のレビューで48点のE判定。 mk2に投稿している人は全体的にゲーマー寄りだと思いますが、『Wii Sports』はB判定ですし(発売直後はC判定だったのに上がってきましたね)、ゲームキューブの頃の『マリオパーティ』シリーズはオールC判定。高くはないけど、そこまで低くもないですね。
mk2だけ見ると『マリオパーティ8』が地雷ゲーのようにも思えるのですが… 喩えば、mixiのWiiコミュニティのレビューなんかを見ると……8月8日午後11時現在、(5段階中)4を付けている人が36%で一番多いですね。次いで3、5の順で、1と2は足しても12%しかいません。
Amazonの商品ページのレビューはと言うと… こちらも8月8日午後11時現在、27件のカスタマーレビューの平均が(5段階中)星4つ。 まぁ、個人的にはAmazonのカスタマーレビューってあまり信用していないんですけどね。『マリオパーティ』に「ミニゲームばっかでつまらない」とか書いている人いるし(笑)。何を目的で買ったんでしょう、この人は……
検索してみて読んでみた個人ブログの反応なんかも、まずまずなものが多かったですね……
注意してもらいたいのは、僕は別に「mk2信用ならねー、ププーッ」などと言いたいのではなく。僕個人としては、なるほどこういう意見もあるのかと参考になることが多くて重宝しています。自分が好きなソフトの評判は怖くて読めませんけど(笑)
要は、情報を集める側が“自分にマッチした情報を探せるか”にかかっているんだと思いますよ。mk2だって個人ブログだってmixiだってAmazonカスタマーレビューだって、使い方次第なんですよね。それを忘れて一つの情報だけに振り回されてしまうと、本来の目的(面白いソフトを探す、とか)が上手くいかなかったりするのです。
他人の意見の一つ一つはもちろん大事だけど、他人の意見は他人の意見でしかないことを忘れてはいけないのです。
ところで……どこの感想にも「ワイドに対応していない」「ロードが長い」などの不満点は書かれていたのですが、肯定派の人は「それでも子どもと一緒に楽しめているから満足♪」という人が多かったです。
要は、肯定派の人と否定派の人では「何が良いゲームの基準か」の優先順位が違うってことなんでしょうけど………そう言えば、対戦がメインのゲームの評価ってバラバラになるのが当然なんですよね。
喩えば僕のケース。先週末に友達が遊びに来たので、WiiのバーチャルコンソールでDLしていた『パワーリーグ4』を3人対戦しました(ホントは4人まで対戦できるんだけど、コントローラがなくて……)。 91年のプロ野球データなので、僕らにとってはうろ覚えの選手ばかり。しかも実名じゃないから「コレ?誰?」という話題だけで盛り上がり、野球ゲームなのに協力プレイだから誰が誰を操作しているのか分からないだけで盛り上がり、巨人:木田(多分)の156km/hのシュートボールに「ありえねえだろ!」と盛り上がり、こちらの代打デストラーデに思いっきりデッドボールをぶつけられて盛り上がり。
すっげー楽しかったけど、多分この友達以外では盛り上がらなかったと思いますよ。同じゲーム好きでも、兄貴とだったらこんなに大笑いは出来なかったんじゃないかな。 対戦ゲームって「どういう人と一緒に遊ぶのか」が重要なんです。なので、対戦ゲームの感想って「一緒に遊んだのはどういう人か」が分からなければ、真意は伝わらないのです。このブログを読んでいる人は僕の友達がどういう人間かを知らないのしょうから、イマイチ感情移入できなかったことでしょう。
「家族や友達と一緒に遊ぶと楽しいこと間違いなし!」 ゲーム雑誌にはこんな風に書かれていることが多いです。ですが、ゲーム雑誌を作っているような人達と集まって遊んだ『マリオパーティ』と、幼稚園児の娘とイチャイチャしながら遊んだ『マリオパーティ』では同じ感想を持つワケがありません。
ゲームが面白い/面白くないは「人それぞれ」と、この記事の始めの方に書きました。 対戦ゲームの場合はプレイヤーその「人それぞれ」に加えて、「一緒に遊んだのはどういう人なのか」もまた重要な要素の一つ。Wiiの発売直後に色んなブログで『Wii Sports』の感想を見た時、多くの人が「誰と遊んだのか」を書いていました。皆さん、本能的に“自分がどうして面白かったのか”伝える術を悟っていたのかも。
そういう意味で、個人ブログというのは「対戦ゲームの魅力を伝える」には最適なメディアなのかも知れませんね。
もちろん個人ブログは(よほどのことがない限り)文字数に限りがないのに対して、ゲーム雑誌は文字数の制限がシビアですし、ゲーム雑誌に個人ブログのようなことをしろというのもムリな話です。ゲーム雑誌の購買層に合わせれば、一人用ゲームの話題がメインになるのも分かります。
要は“ゲームマスコミ最大手”みたいに言われているゲーム雑誌も、mk2や個人ブログやmixiやAmazonカスタマーレビューと同様に、使い方次第だってことですね。どれがなくなっても僕は困ります。
※ 8月10日追記: IT mediaの『マリオパーティ8』のレビューは、子ども達にゲームを遊ばせてその様子を観察するというものでした。最後に不満点もしっかり書いているし、WEB媒体であることをしっかり活かしながらマスコミとしてのプライドのある良いレビューですね。 IT mediaは以前にも『しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル』のレビューで女性記者に花嫁修業(という名目の料理作り)をさせたり、ソフトの特徴を活かしたレビューを書いていて好印象です。個人サイトも負けてられないなー。
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テーマ:▼ゲームの話 - ジャンル:ゲーム
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