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| 画面内に操作が全部あるということ |
昨日は「美少女の話」なんかを書いていて、裏で起こっていた衝撃的なニュースを拾い上げることが出来ませんでした。いやー、本当ビックリしましたよね。
「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」の発売日と価格が決定
「ロストオデッセイ」は12月6日発売予定。11月には発表会も
DS用『ドラクエ4』は11月22日発売で5490円、Xbox360用『ロストオデッセイ』は12月6日発売の7140円。国民的RPGの『ドラクエ9』が延期したことで、今年の年末商戦のRPGはこの二つが主役になることは間違いないでしょう。ん?政治の話?何ソレ、美味ぇのか? もちろん分母が全然違うので売上げは『ドラクエ4』の圧勝になると思うんですが、『ロストオデッセイ』は『ブルードラゴン』以上にXbox360のユーザー層とマッチしている印象なので発売後の評判が楽しみです。逆に言うと、『ブルードラゴン』ほど本体購入を牽引する力はなさそうなんですが……(Xbox360はラインナップが豊富過ぎてユーザーが分散する可能性も大きいですね)
にしても、『ドラクエ4』の5490円は再リメイクにしては高いですね。PS版のリメイクをやった人にはそれだけの価値を見出せないんじゃないかと思うので、PS版をやっていない人達を狙っているということなのか……続いてリメイクされる『5』『6』と価格を合わせるつもりなのか(だとしたら、初リメイクの『6』は安い気もするな……) 個人的には激戦区の11月なのでスルー確定です。友達が買うと言っていたので来年以降借りてプレイするかも知れませんが、セーブシステム次第だよなぁと思います。このご時世に教会でしかセーブ出来ないのだとしたら、正直キツイです。
今日の本題はこちら。All About田下さんの記事です。
タッチパネルの時代
iPod touchがタッチパネルを採用したことなどを、DSのタッチパネル採用などと絡めてインターフェースの変化とかうんぬんかんぬん。てゆうか、ACE3の操作方法を読んだだけで酔った……すげーな、これをマトモに操作出来るのが日本中に16万人もいるのか(買った人全員が操作できるかは別なのかも知れませんが)。
この話を読んでパッと思いついたのは、実はゲームとは全く関係ない話でした。ゲームというかデジタル機器とも関係のない話。
このブログを読んで下さっている人は、「遠藤保仁」という人をご存知でしょうか? ガンバ大阪所属のプロサッカー選手で、日本代表の監督がオシム監督になってからは中村俊輔とともに攻撃的MFの二枚看板を担っている選手です。まぁ、この選手の凄さとか生い立ちとかガチャピンに似ているとかは置いといて―――
この遠藤選手、PKが凄く面白いんですよ。
普通PKを蹴る選手というのは、自分の得意なコース・練習したコースに目掛けて思いっきり蹴りこむもので。防ぐキーパーの方は、そのコースを左・右・真ん中と予想して飛んで防ぐものなんですが…… 遠藤選手の場合は、ボールに向かってトボットボッと歩いて「蹴るぞー蹴るぞー」と見せかけて、キーパーがジレて先に飛んでしまったのを見計らって、キーパーが飛んだ方向と逆っ側に弱いボールをポーンと蹴りこむんです。
キーパーを小馬鹿にしているとしか思えない憎らしいプレイで。こないだのオーストリア遠征でも、敵方であるオーストリアのサポーターが遠藤選手のPKに笑っている姿(失笑とも言えるんですけど)が映っていました。 もしコレでキーパーに止められたら赤っ恥だし、頭の堅い指導者なら「マジメにやれ!」と怒るだろうし、そもそもコレって対戦経験がほとんどない国際試合だから出来ることだよなーとか色々思うんですが(ガンバでPK蹴る時はどうしているんですかね?今度しっかりとチェックしてみよう)。
この遠藤選手のPKに関して、オーストリア戦の解説をしていた相馬さんと小倉さんがこんなことを仰っていました。「遠藤選手はよほど自信があるんでしょうね」「PKを蹴っている様子を見ると、ボールを全く見ていないんですよ」と。
僕は逆に驚きました。 えっ?このレベルの選手でも、ボールを見ないで蹴るのが難しいの?と。
だって、PKのボールは自分で置くんですよ。そこから歩幅を自分に合わせて助走を取るのだから、別に遠藤選手じゃなくてもボールを見なくても蹴れるんじゃないかと思うのですよ。フリーキックのように完璧なキックをする必要はないのですし。 でも、ほとんどの選手は「狙ったコースに」「思いっきり」「完璧に」蹴ろうとするので、ボールと足をしっかりミートさせることを心がけてボールを見るのかなぁと考えました。
「ゲームと全然関係ない話じゃねえか」と思われたでしょうが、ウチの母がDSで『どうぶつの森』をやっているのを見ると“ボールを見ながらPKを蹴っている選手”と同じだと思っちゃうんですよ。
極端な例をすると、「Aボタンで出来る操作はこれで、Bボタンで出来る操作はこれで―――よし覚えた!えーっと、Aボタンはどこだっけ…」ってなカンジに説明書とボタンと画面の3つを見ながら操作していたんですよ。 ゲームに慣れている人ならば、AボタンとBボタンの操作を間違えることなんてしょっちゅうで慣れっこだと思えるんですが、ゲームに慣れていない人は「間違えること」「失敗すること」を異常に恐れる。ゲームに慣れていない人の方が“たかがゲーム”と割り切れないものなんですよ。
『どうぶつの森』はタッチペンのみの操作も、ボタンのみの操作のどちらにも対応しているのですが……家具やら花やらの配置はタッチペンだけだと難しいらしく、何ヶ月間もかけて母もボタン操作を覚えました。でも、普通の“ゲームに慣れていない人”がそこまで上達するほど時間をかけられるかと言ったら微妙な気がしますねー。
DSのタッチペン操作が「直感的」「誰にでも操作が出来る」と言われているのは今更語ることでもないんですが、「何故直感的なのか」「何故誰にでも操作が出来るのか」という議論は実はあまり行われていないと思うのです。 DSのタッチペン操作の一番凄いところって、“画面さえ見ていれば大概の操作が出来る”ことなんです。 それまでのコントローラだと、説明書を読んで・ボタン配置を覚えて・画面を見ながら操作をしなければならなかったのですが。タッチペン操作だと画面を見て、画面内に表示されるものをタッチするだけで良いんですよ。3分の1の作業で済んでしまう。
DSの『脳トレ』を作った河本さんが次に作ったWiiの『写真チャンネル』『お天気チャンネル』『ニュースチャンネル』も、基本的には同じですよね。ポインタとAボタンだけでほとんどの操作ができるから……「このボタンは何の操作だっけ」と覚える必要がない(この辺は「社長が訊く」を参照)。 それは別に“ゲームに慣れていない人”にだけ対応しているワケではなくて、久々に起動してみた人でも操作を覚え直す必要がないとか、複数のソフトを同時並行していてもボタンがゴッチャにならなくて済むという利点があって―――実はゲーマーにとっても嬉しい仕様のはずなんですよね(ソフトに興味が持てるかは置いといて)。
この違い、任天堂自身も完璧に把握しているワケでもなくて――― 喩えば『フォーエバーブルー』は操作の大半がポインター&ABボタンですが、ところどころで+ボタンとか1ボタン2ボタンを押さなきゃならず、僕も頻繁に押し間違えてしまいます。てゆうか、Wiiリモコン縦持ちだと1ボタンと2ボタンって間違えやすくない??
ここのところ父親が毎日使っているインターネットチャンネルも、ツールアイコンが下部に表示されるので基本的にはポインター&Aボタン、上下スクロールに十字キーを使うくらいで操作出来て、その程度ならば父もすぐに覚えられたのですが――― +ボタン−ボタンで拡大縮小というのは、なかなか覚えてもらえず。小さな字を目を細めながら読んでいました。「+ボタンで拡大出来るよ!」と説明しても、「+ボタンってどこだ」と。
そういや……『Wii Sports』のゴルフの操作を友達に説明する際に、「Aボタンってどこ?」と訊かれたっけ。一番目立つところにあるボタンなのに。 僕もプレステ系のゲームを友達に「その操作は△ボタンだよ」と説明された時に、「△ってどこだよ!ABXYで言ってくれ!」と文句を言ってたっけ。コントローラのどこに何ボタンが付いてるかすぐに分かる人なんて、実はそれほど多くないんじゃないでしょうか。
別に全てのゲームがそうであれと言うつもりはなくて、ボタン操作でしか出来ないこと・ボタン操作でしか味わえない楽しさもあるとは思います。DS版『FFCC』のようにボタン操作に+アルファでタッチパネル活用というのも、(指紋が付きそうだけど)面白そうだなと思いました。 ですが、それは逆もまた然りなんです。タッチペンでしか出来ないこと、タッチペンでしか味わえない楽しさもあると思うし……それは決してライトユーザーだけの特権ではないのです。
ええっと……今となっちゃ、どうして遠藤選手の話を持ち出したのだかよく分からないのですが(汗)。 遠藤選手のような“巧い選手”ばかりを集めたジーコ時代の日本代表よりも、技術はなくとも“体を張れる選手”や“走り回れる選手”も集めた現在の日本代表の方が個人的には好きだよなー、ゲームも同じように色んなソフトがあった方がイイよなーとムリヤリな結論付けをしておきます。
逆に言うと……『脳トレ』や『写真チャンネル』を作った河本さんに“ゲーマー向けゲーム”を作らせたらどんな作品になるのか非常に興味深いです。『脳トレ』2本の後にWiiチャンネル3つを作らせたくらいなんだから、岩田社長ならば現在も戦略的に重要な作品を作らせていると思うんですけど……それがRPGとかだったら面白いのになぁ。
※ 22時15分、何箇所か言い回しを直しました
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テーマ:任天堂系 - ジャンル:ゲーム
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