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やまなしなひび−Diary SIDE−
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9年前に発売された「Wiiっぽいゲーム」:『ポケモンスナップ』紹介
『ポケモンスナップ』
 NINTENDO64用/カメラアクション
 任天堂/HAL研究所(ジャックアンドビーンズ)
 1999.3.21発売
 64版公式サイト
 Wiiバーチャルコンソール用
 2007.12.4配信開始/1000ポイント
 公式サイト

 ※ このレビューはWiiバーチャルコンソールにてリメイクされたものをプレイして書かれたものなので、オリジナルの64版とは内容が異なっている可能性があります。
B0000645MKポケモンスナップ

任天堂 1999-03-21
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→ ファーストインプレションの記事はこちら


 このゲームが生まれた経緯については、当時の『ほぼ日』のインタビュー記事に詳しく書かれています。
 岩田聡、糸井重里、宮本茂、中村光一と言った超豪華メンバーが中心となって、「組織に縛られない自由なゲーム作りをしたい人」を公募して立ち上げたプロジェクト(ジャックアンドビーンズ)が始まりだったそうです。

 逆算していくと、当時は95年か96年?
 NINTENDO64が発売される以前で、任天堂としては『マリオ64』を始めとした大作ゲームをガシガシ作っていた時期です。その時期に「大作ゲームだけじゃダメだよね」「違った土俵のソフトを作ってくれる人達にいて欲しいよね」と、新しい芽を生やしていたことに今更ながらに驚きました。だって、その95〜96年頃なんて(少なくとも任天堂内部では)任天堂がソニーに敗北する未来なんて予想していなかったでしょうよ。


 もちろんソフトが出るまでに3年半もかかっているのだから、プロジェクトは大成功というワケではないでしょう。
 途中からキャラをポケモンに置き換えてキャラクター商品にしたというのは苦肉の策のように思えますし、それでも当時は相当な投売りを喰らったそうですからビジネスとしては失敗だったのかも知れません。上述のインタビューでも、岩田さんや宮本さんの「あの時ああしておけば良かった」が垣間見えましたしね。


 ただ……それから10年。
 もちろんジャックアンドビーンズがそのまま繋がっているワケではないのですが、『ポケモンスナップ』のような「全く新しいソフト」というのは任天堂の主戦場になりました。公募によるスタッフでのゲーム作りという意味では、(このソフトに直接関わったワケではないのでしょうが)『スマブラX』で桜井さんが選んだ手段に通じているのかも知れません。
 そういう意味で、90年代後半ジャックアンドビーンズと『ポケモンスナップ』が切り拓いた道というのは、今に繋がっているように思うんですよね。

 『ポケモンスナップ』をプレイしていると、非常に「Wiiっぽいゲームだな」と感じます。
 もちろん99年に発売された64のソフトですし、クラコン・GCコンでしか操作出来ませんし、今のゲームに比べるとグラフィック・インターフェースは劣っているのは間違いないのですが。ゲーム性の割り切り方・ユーザーに遊び方を任せる自由度・写真を共有することの楽しみ……などなど。最近の任天堂ソフトに通じるものを強く感じます。
 このゲームがWiiのバーチャルコンソールで復活したというのは、凄く意味深いことなのかも知れませんね。

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