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やまなしなひび−Diary SIDE−
ロリ貧乳もいいが、貧乳お姉さんも捨てがたい
逆に「全くネタバレをしない」方法ってどういうものだろう?
 つい最近の記事もそうですし、前々サイトを潰しかけた時もそうですし、僕にとって「ネタバレ」の話は鬼門なんだろうなと思います。“理解をされない”“人と意見が違う”“少数派である”ことにおいては、貧乳が好きだったり、全裸をエロく思わなかったり、『脳トレ』を「ゲームらしいゲーム」と言ってみたりで毎度のことなんですが……

 こと「ネタバレ」に関しては、僕の方が攻撃的になってしまいますし、攻撃された側からすると「表現の規制」のように思えてしまうのですから―――確かに「やまなしウゼエ」と批判されるのも仕方がないとは思います。
 当然ながら世界は僕を中心に回っているワケじゃないですからね。郷に入れば郷に従えというか、郷に従いたくなければ郷に入るなというか。



 しかし、世界中で一人ぼっちだとしても悲観的になる必要はないのです……
 過剰なまでにネタバレに反応する僕のこの特性を活かせば、炭鉱のカナリアのように「やまなしが無事だということはネタバレはないんだな」という予防線になるんじゃないのかとポジティブに考えてみました。


 きっかけはネタバレに関して書いた記事のコメント欄にて「やまなしさんに作品を説明するには、タイトルすらもネタバレになってしまいますね」のような意見を頂いたからです。


 ひょっとしたら「ネタにマジレス」なのかも知れませんが……真面目に回答をするなら、僕は「場合によってはネタバレになる」と思っています。

 喩えば、既に単行本が出ている漫画を僕にオススメする場合、タイトルすら教えられなかったら僕はその単行本を探すことは出来ませんよね。表紙の絵も同様。中身を見る前に目に入ってしまうものは、どんなに情報を入れたくなくても入ってしまいますからね。これを「ネタバレだ!許せない!」と怒るほど短絡的ではありません。
 帯の内容は超ネタバレだと思いますけどね。作中の台詞が書かれているケースとかあるじゃないですか。なので、僕は読み終えるまで帯は見ないことにしています。


 しかし、コレは「原則としては」という話。場合によっては作品タイトルですらネタバレになることもあります。
 『最終兵器彼女』なんかは、雑誌連載1話目のラストまでタイトルを隠すことでどんな作品になるかを読者に伏せていました。雑誌連載1話目に限って言えば、あの作品のタイトルを言うことはネタバレだったのです。あの週に「今週からスピリッツで始まった『最終兵器彼女』が超面白いから読んでみてよ」と言うのはネタバレ、「今週からスピリッツで始まった漫画が超面白いから読んでみてよ」ならばネタバレではないという線引きが出来るのです。
 単行本になってしまえば……というか、2週目以降はもうタイトルを隠すことも出来ないので、現在ではタイトルを言うことがネタバレになるとは思いませんけどね。


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 では、こんなカンジで「どこからがネタバレか」「どこまではネタバレにならないか」を考えていきましょう!

 まずはジャンル―――
 喩えば、単行本の表紙でバスケットボールを持っている主人公が描かれている場合、「バスケ漫画だよ」と言われるのはOKでしょう。
 あと、『ヒカルの碁』みたいにタイトルにジャンルが入っているものとかも、「囲碁の漫画だよ」と言われても気にならないかな。途中で将棋指しが出てきても、「あれ?ひょっとしてこの漫画って将棋漫画?」とは思いませんよね。まぁ……『南国アイスホッケー部』みたいなケースもありますけど。


 てか、基本的にジャンルはあまりネタバレにならないかな。
 「これは○○の漫画だよ」という予備知識が、作品本編を楽しめなくさせることはないと思いますし。

 もちろん例外はあって、浦沢漫画のように「次がどうなるか分からない」漫画を今から読み始める人にジャンルで説明してしまうのは野暮だと思いますし。途中で路線変更する漫画を「それ、後で○○漫画になるよ」と言っちゃうのはデリカシーがないとは思います。




 次にストーリー―――
 「これは論外だろ」と思うんですけど、割かしナチュラルに書いちゃう人が多いですよね。「序盤はちょっと展開が遅いんですけど、4〜5巻辺りから一気に面白くなるんですよ!」とか、もう1〜3巻読む気なくなるわ。
 「○○編までは面白いですよ」とかも書く人いますよねー。その時点で「○○」という単語がその作品の中で「○○編」と呼ばれるまでの大きな意味になるんだ!って分かっちゃうじゃん。街の名前ならそこに行くだとか、敵の名前ならそれがスゴい強い敵だとか、分かっちゃうじゃん。「この後どうなるんだろう」というワクワクは削がれてしまうんですよ。

 トーナメント戦の漫画で「決勝戦が熱いんだよな」とか「○○戦が面白いよね」とか言われるのも、そこまで勝ち上がることが分かっちゃう(=それ以前の試合は絶対に負けないことが分かってしまう)から勘弁してもらいたいんですけど。
 サッカーの録画放送2分前に「日本代表は最高の試合をしたそうです!」と言ってから放送始める国ですからね……「どっちが勝つんだろう!」「この後どうなるんだろう!」というワクワクは、求められていないんですかねぇ。

 「推理小説の犯人を書いちゃう」のは多分100人中80人以上は「ネタバレだ」と賛同してくれると思うんですけど、「推理小説で殺されてしまうキャラを書いちゃう」のを「ネタバレだ」と賛同してくれる人は100人中40人くらいに減っちゃうのかなと思います。
 「このキャラ、犯人なのかな?なのかな?」→「ええ!?犯人どころか殺されちゃったよ!」という驚きを奪われても構わないのでしょうか……



 グレーゾーンなのがキャラクターかな―――
 「主人公が男か女か」も知らずに読み始めた方が僕は楽しいとは思いますけど、“ジャンル”についてと同じように「主人公が可愛い女のコなんだよ」とオススメしてくれた方が食いつきはイイでしょうし。紹介されるメリットも分からんでもないです。

 グレーなのは、キャラの説明によってストーリーが垣間見えてしまうケースの場合。
 途中から出てくるキャラの名前を挙げちゃうとかね。「え?このキャラ、チョイ役だと思ったらそんなに人気出るんだ」とかね。「このキャラのエピソードが泣けるということは、現在ピンチのこの状況でも死なないんだな」とかね。



 で、最後……感想―――
 意外かも知れませんが、僕は別に感想自体は気になりません。「超面白いから!絶対気に入る!間違いなし!コレ、最高傑作!!」みたいにオススメされると、どんだけハードル上げるんだよとは思いますし、そうしてオススメされた作品は大抵ガッカリなものが多いですけど。
 「面白い」とか「好きだ」とかのシンプルな感想こそが、実は一番興味を惹かれるものですからね。

 ただ、ネットで感想を書く・読むということが主流になってからなのか、僕がそういうことをやってきたからなのか―――どこどこの何何というシーンが素晴らしかったですね、的など真ん中で「ネタバレ」を送られることが多くなったなぁと思います。
 別に感想サイトの類は「もうネタバレではない人」「ネタバレを気にしない人」に向けて書かれているので当然のことなんですけど……

 メールとかで「○○という作品がオススメですよ。特に××が△△に◇◇と言うシーンが最高なんです」みたいなオススメをしてくる人がいて、それ誰のためのネタバレなの?と思うことがよくあります。



【結論】
 「ストーリー展開」を想像させなければ、「タイトル」も「表紙」も「キャラクター」も「感想」も別にネタバレにはならない



 まぁ、要は想像力の話ですよ。
 今回の記事を読んで、「え?やまなしもフツーにやってんじゃんコレ」と思った人も多いんじゃないかと思います。そうですよ、フツーにやってます。ネタバレを死ぬほど嫌がる僕でも、割かしフツーにネタバレすることがあります。

 というか、紹介するということは多かれ少なかれネタバレしちゃうものなんですよ。
 その「ネタバレすることによって失われるワクワク」と「紹介して手にとってもらえる可能性」のバランス調整を、皆さんギリギリの領域で行っているのです。作品を紹介する・オススメすることってそれくらい大変なんですよ。


 プレゼントをあげる際に「コレは相手に喜んでもらえるかな」と想像するのと同じようなことです。相手の趣味をガン無視して、自分が好きなものをあげても喜ばれませんよね。触手モノのエロ同人誌とか。
 ネタバレもそう。自分が許せるものと、相手が許せるもののラインが違うことを想像することが大事という話です。


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