FC2ブログ

やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

2008年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

このブログを書いているのは誰なんだろう

 金曜日に放送された『僕らの音楽』にて、ミスチルの桜井さんと伊集院さんの対談を観ました。
 桜井さんが伊集院ラジオの熱烈なファンということで、桜井さんから「ラジオとテレビではキャラが違うけれど、どう使い分けているんですか?」みたいな“踏み込んだ”質問がされたのが面白かったです。


 「最初はラジオの自分が素の自分で、テレビの自分はよそ行きの自分だったんだけど……最近は、ラジオの自分は素の自分よりも更に酷いことになっていると気付いた」

 伊集院さんの答えはこんなカンジ。
 なるほど。「酷い」というのは単に「毒舌」というだけではなく、必要以上に「弱音」を吐いたり「愚痴」をこぼしたり、本人すら気付かなかった情けない自分を曝け出しているとも言えて。“情けない自分を曝け出す”伊集院さんのラジオに、“情けない自分だって良いじゃない”を歌にしている桜井さんが惹かれる(本人曰く、影響を受けているとも)のは凄くよく分かる話だなーと思いました。




 「素の自分のつもりが、いつの間にか“素の自分”以上の素になっていた」

 ここからは僕の話。偶然にも今まさに僕が悩んでいることです。
 僕はこのブログを書くにあたって唯一「思っていないことは書かない」ことをルールにしていて、ウソ偽りない“素の自分”を曝け出しているつもりでいたのですけど。最近はそんな“素の自分”なんて、本当はどこにもいないんだと思うようになりました。


 僕はブログには「思っていること」をそのまま書きますけど、普段は「ストライクゾーンは14~16歳」とか「三次元には興味がありません」とか「恵那は俺の嫁」みたいに思ったことを口に出したりはしません。ヲタクであることは極力隠していますし、このブログもリアル知り合いは両親以外誰も読んでいないはずです。

 ブログに書いていることは(時々、たしかに誇張が入る時はありますが)まず間違いなく「僕が考えたこと」で「僕が書いていること」なのですが、でもこのブログに表れているような人格は何処にも存在しないことも確かで。やまなしレイって誰なんだろう?と、ふと疑問に思うことがあります。



 それでも僕は「思っていること」をそのまま書き続けることには意味があると考えていて――
 僕は自分が“変なヤツ”であることは自覚しているのだから。その「思っていること」をそのまま書くことによって、もしかしたら世界のどこかにいるかも知れない「こんなこと考えているのは自分だけだと思っていたよ」という人や、「自分とは違う考え方だけど、こんな変なヤツが生きているのも面白いな」と思ってくれる人がいるかも知れないし。
 それは巡り巡って、自分にとっても嬉しいことじゃないかと思ってきたのだけれど。



 喩えば、当時自分の周囲では唱えている人が少なかった「貧乳女性が好きだ」を思ったまま書き続けてきて、全然別の場所で同じように「貧乳女性が好きだ」と語っていた人達と交流することが出来て「俺達は一人じゃなかったんだ」を実感することが出来たのだけれど……

 逆に、貧乳女性からはスッゲー嫌われるようになってしまって。




 「貧乳女性が好きだ」と思っているのは僕だ。
 「貧乳女性が好きだ」と書いているのも僕だ。
 でも、「貧乳女性が好きだ」という言葉はいつの間にか、やまなしレイのものになっていて。
 「俺達は一人じゃなかった」と共感しあっていたのはやまなしレイで。
 貧乳女性から嫌われているのは、やまなしレイ?僕?それとも両方?



 分からない。本当に、本当の自分って何なんだろう。誰なんだろう。
 もしやまなしレイが僕でなくて、別の形でどこかで出会っていたのなら、腹を割って喋れる友人同士になれたのか、思ったままを語ってしまう怖さを知らない彼を憎むのか、果たしてどっちだろう。

 ふと、そんなことを思う。


B001H0GBZ0SUPERMARKET FANTASY [通常盤]
Mr.Children

TOY'S FACTORY Inc.(VAP) 2008-12-10
売り上げランキング : 6

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
B001G9U54A伊集院光のばんぐみのでぃーぶいでぃー Vol.2 [DVD]
伊集院光

ポニーキャニオン 2008-11-19
売り上げランキング : 585

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ひび雑記 | 18:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |