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変わらない価値のあるもの

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2011年1月のまとめ

 PSP後継機、コードネーム「NGP(ネクストジェネレーションポータブル)」についてはmixiの日記の方に書いていると思うので……(この文章を書いている時点ではまだノータッチなんですが、きっと明日の自分は書いていると思うので)ここでは触れずに。


 発売まで1ヶ月を切った「ニンテンドー3DS」について。
 本体と同時発売のソフトや、3月までの発売予定ソフトなんかを見ても……


 ニンテンドーDSにおける『脳トレ』とか、Wiiにおける『Wii Sports』のように、“そのハードを象徴するようなソフト”はありませんでした。『脳トレ』はロンチじゃなかったんですけどね。でも、「脳トレの位置に来るようなソフト」には僕も含めて多くの人が注目していたと思います。「次は任天堂、何で驚かせてくれるんだろう?」と。

 なのに、シリーズソフトばっかりじゃねえか!と。
 今まであったゲームを立体視にしただけで「どう?新しいでしょ?」とか言ってんじゃねえよ!と。



 自分は前に散々それを批判していましたが、先日の任天堂の決算説明会でそうした不満に対する回答のようなものが言われました。なので、ちょっと引用させていただきます。


<以下、引用>
 ニンテンドー3DSには、『ニンテンドー3DSカメラ』『ARゲームズ』『顔シューティング』など、多くの内蔵ソフトが用意されています。
 これらの内蔵ソフトは、お客様ご自身でお楽しみいただけるのはもちろんですが、ニンテンドー3DSを持ち歩いていただいたお客様が、周囲の方々と一緒にニンテンドー3DSを楽しんでいただけるような内容になるように仕上げたつもりです。
 これによって、実際に体験しないとわからない裸眼立体視の魅力も自然に伝わっていくことを、私たちは期待しています。「本体発売と同時期に発売されるソフトの中に、幅広いお客様にアピールするソフトが足らないのではないか」という声があることも耳にしておりますが、私たちは、それらを最初に実現するソフトを本体に内蔵させて全員にお渡しすることで、ニンテンドー3DSを自然と、周囲の方と一緒に楽しんでいただける流れを生み出すということを目指しています。
</ここまで>

※ 改行、強調は引用者の手で行いました


 つまり……海外版のWiiには『Wii Sports』が同梱されたとか、海外版のファミコン(NES)には『スーパーマリオブラザーズ』が同梱されたみたいな話で。一番遊んで欲しいソフトは本体に最初から入れちゃいましたよ、ということだそうです。

 日本でもニンテンドーDSiLLには最初から『ちょっと脳トレ』や『楽引辞典』が内蔵されていましたものね。
 『Wii Sports』の価格も「Wiiを買った人全員に遊んで欲しいのでなるべく安くした」みたいなことも言っていたように記憶していますし、“ソフトでハードを売る”任天堂の戦略なんだろうなあと思います。


 実際、3DSの体験会に行かれた人のレポートだとこれらの内蔵ソフトの評判は良かったですし。
 ステージイベントで『ARゲームズ』が遊ばれる様子を見せたり、公式サイトでも「はじめからソフトが入っています」とアピールしていたり。実は“ここ推し”なんだろうなぁと思います。

 恐らく、3DS本体の発売が近づいたらコレらの内蔵ソフトも含めたTVCMが始まるんじゃないですかね。嵐のみなさんの「顔シューティング」とか、インパクトが凄そうですw




 えーっと……あれだけ「自分には関係のないゲーム機」と言っていましたが、
 ぶっちゃけ欲しくなってきました(笑)。

 フレンドリストの仕様とか、ゲームを一時中断してインターネットブラウザを起動出来るとか、「Wiiに抱いていた不満点」を解消しているところもポイントが高いです。
 ただまぁ、立体視の問題もありますし、5月末までダウンロード販売ソフトのサービスが始まらないそうなので、「急いで買わなくてもイイかなぁ」というスタンスは変わりないです。待っていれば新色も出そうですしねぇ。


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 「2011年1月のまとめ」は私事・創作活動の報告などが大半なので、今月も読みたい人だけ「続きを読む」か「記事URL」をクリックして下さいな。

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| ひび雑記 | 18:12 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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漫画を1500冊持ち歩けるという革命――電子書籍への期待

 ちょっと前の話ですが……
 昨年末の『キラ☆キラ』で神足裕司さんが電子書籍についての話をされていました。詳しい人にとっては「今更」なことですが、神足さん自身も勉強している最中らし「電子書籍なんてちんぷんかんぷんだ」という超初心者の人には分かりやすい話をされています。
 WEBからもポッドキャストで現在も(もちろん無料で)聴くことが出来るので興味ある人は是非。


 2010年12月21日(火)神足裕司 ペラ☆ペラ


 キンドルには1500冊も本を入れられる。

 「でも、1500冊も本を読めます?」という神足さんの談。
 神足さんは「日本では電子書籍は流行らないと思う」と締めくくっていますし、自分もそうした主張は分からなくはないです。果たして電子書籍の恩恵を受ける人というのはどういう層なのか、その恩恵を受ける人というのはごく一部の人に限られているんじゃないか。




 しかし、活字の本1500冊はなかなか読めないけれど、手元にある漫画は1500冊くらい軽く越えているって人はこのブログを読んでいる人の中には1人や2人ではないと思います。自分はもう置き場所がないのでペースが止まりましたけど、一時期は毎年200冊ペースで所有漫画が増えていました。1500冊なんてそんな大変な量でもないと思います。
 電子書籍なら置き場所にも困らないので、欲しい漫画が全て電子書籍でも出るようになったらまた散財する日々に戻りそうです(笑)。




 置き場所については、多分同意して下さる人が多いと思うので……
 別に僕が書かなくてもイイかなと、今日はこっちの話にします。



 「1500冊の漫画を1つの端末に入れて持ち運べる」ことで漫画読みライフはどう変わるのか?


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○ 外出先で漫画読んでいますか?
 学生時代、片道1時間以上通学電車に乗っていた僕ですが……
 すげー漫画好きだったにも関わらず、電車の中ではあまり漫画を読んでいませんでした。漫画って1冊を30分もかからずに読み終わってしまうので、時間つぶしにはちょっと持たないんですよね。

 何冊も持つというのも手なんですが、カバンの中にそんなに何冊も入れるほどのスペースはありませんし。一応、「本業」のために教科書やらジャージやらを持っていかなきゃなりませんからね(笑)。


 なので、(漫画ではなく)1冊を読むのに時間のかかる活字の本を読むことが自分は多かったです。
 文庫本なら省スペースだし、片手で持てるから吊革つかまりながらでも読めますし。



 あと、意外に「読もうと思っていたけど気分じゃないなぁ」ということもありますよね。
 これは漫画でもそうですし活字の本でもそうなんですが、学校ですごくイヤなことがあった帰り道に鬱な漫画とか頭を酷使するような本とか読みたくないですもの。気分に合わせて読む本は選びたい。でも、カバンのサイズに限りがある以上は、出来て「数冊のレパートリー」でした。



 1500冊持ち運べるというのは、そういうメリットなんです。
 自分の部屋で自分の本棚から好きな漫画や本を選べるように、世界中の何処ででも「今読みたい本」を選ぶことが出来る――――
 「家でしか読まない」のならメリットはあまりなくて、むしろそうした人に「外出先でも漫画や本を楽しく読める」という魅力を提供するのです。


 例えば、“名作”と呼ばれる旧作漫画の「全巻パック」みたいのを用意して、ボタン1発で全巻ダウンロード購入が出来てしまえば。読んでみたかったけど「全40巻」とかは物理的にしんどいなぁと思っていた人も、移動の空き時間にチョコチョコと読み進めることが出来ますよね。

 というか、「ダウンロード販売のゲーム」で一番のキラーソフトが『スーパーマリオブラザーズ』なみたいな話で、「電子書籍」も過去の名作を全巻パックで売るとかが一番のキラーコンテンツになるんじゃないかと思うのですよ。
 と思ったら、iPadでも読めるイーブックでもそういう「往年の名作」特集をやっていました(笑)。ちょっと値段が高めなのがネックかな……



 こんな記事を書いておきながら実機触ったことがない僕なんでフワッとした「こういう機能があったら便利だなー」くらいの話で申し訳ないのですが(笑)。
 1500冊の蔵書をタイトル検索ですぐにひっぱり出してこれるとか、その本にそれぞれタグ付けたりとかリストに入れたり出来るとかとか、しおり挟んでおいてすぐに続きから読めるとかとかとか、こっちにしおり挟んでいる間にこっちの本を読むとかとかとかとか、「この本を読んだ回数ランキング」が表示されるとかとかとかとかとか―――(機能的には実現がさほど難しくない)そういう機能があるだけで、漫画読みライフは変わると思うんですよ。





 これ以外にも色々あるんで何回かに渡って書くつもりですけど……
 基本的には、「紙の本」と「電子書籍」の関係は、前回の記事で書いた「パッケージソフトのゲーム」と「ダウンロード販売のゲーム」の関係と一緒だと思うんです。「紙の本」によるビジネスが構造的に抱えていた不満点を「電子書籍」は解決してくれるので、「紙の本」に不満を持っている人ほど「電子書籍」の革命による恩恵を沢山受けるのだと。


 「電子書籍」はすっごく(今までの)本が好きな人が喜ぶのだとか、
 「ダウンロード販売のゲーム」はすっごく(今までの)ゲームが好きな人が喜ぶのだとか、ではないと自分は思っています。むしろ今までのそれらに不満を持っている人が、「本って面白いんじゃん」「ゲームって面白いんじゃん」と思い直せる可能性があるんだと思うのです。


 「本好き人口の拡大」「ゲーム人口の拡大」



 ……と、ここまで書いてきましたけど。
 ネックなのは「1500冊漫画を持っている人」でも、「キンドルを買ったばかりの状態では1冊も入っていない」ということなんですよね。1500冊入るというのはポテンシャルの話なので…1500冊買い直す財力や、“自炊”して手持ちの本を1500冊電子化する労力のことを考えると。「別に紙のままでイイんじゃん…?」と思わなくもないですよね(笑)。

 iPodに代表されるデジタルオーディオプレイヤーの勝因って、「手持ちのCDをそのまま入れられる」にも関わらず「手持ちのCDが失われるワケではない」ところにあると思うので。音楽が電子化に成功したからとって、書籍も成功するかというとそうでもないですよね。
 「手触り」というのも大きいですし(個人的には「紙の本はめくるのが面倒くさい」という潜在的な需要もあると思っていますけど)。


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| 漫画読み雑記 | 17:57 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ダウンロード専用販売のゲームは、どうして軽視されてるん?

 約1年前に書いたこの記事について。

 「中古ゲームは利用しない」宣言から1年半が経った


 2008年の秋頃にこのブログにて「中古ゲーム屋の利用は悪か」論争が白熱しまして、賛否両論まっ二つな結果として、自分は実験的に「じゃーとりあえず自分は中古でゲーム買わないし、中古にゲームを売らないことにするよ」と宣言しまして。
 んで、上の記事が2010年の春。その結果として「1年半パッケージソフトを買っていない」という事態になっていました。理由はまー上の記事を読んでもらうとして、当時これを書いたことでものすごく非難されました。


 「オマエのようなヤツはゲーム業界の客じゃない」
 「オマエのようなヤツにゲームを語る資格はない」
 「オマエのようなヤツがいるからゲーム業界の人たちが苦しんでいるんだ」




 僕のことはともかく。自分が驚いたのは、こっちでした。



 パッケージソフト以外はゲームソフトだと思っていない人がこんなに大勢いるんだ。

 パッケージソフトというのは、ゲーム屋さんなどで買う“形のあるゲームソフト”ですね。ディスクメディアだったり、カートリッジだったりするアレですね。
 対するダウンロード(販売)ソフトというのは、インターネットを通してデータだけを購入するソフトです。バーチャルコンソールやゲームアーカイブスなどといった旧作もあれば、WiiウェアやDSiウェアなどの新作ソフトをダウンロード専用で販売しているサービスもあります。同様のサービスはPS3・PSP・Xbox360にもあります。

 自分はあの記事で「パッケージソフトを」と敢えて限定して書きましたし、ダウンロードソフトは購入しているとちゃんと明記しました。それでも「ゲーム業界の客じゃない」と言われるということは、ダウンロードソフトはゲームとして認めていない人がいるってことなんだと思うのです。



 「それはその人一人だけの問題なんじゃない?」と思うかも知れませんが、同じようなことは色んな人から言われたことがあります。

 Wiiウェアのサービスが始まった時、Wiiを持っている人でインターネットを自宅に繋いでいるにも関わらず「データだけ買うのには抵抗あるからパッケージでも販売して欲しいですよ」というコメントを頂きました。
 『フォトファイターX』をウチのブログで猛プッシュした時も、あるフォロワーさんからTwitterで「面白そうだけどDSiウェアだからなぁ…」と言われました。


 パッケージソフトとして売ってくれたら買ったんだけど、ダウンロードソフトだから買わない――という意見って結構見るんですよ。
 現に、最初はダウンロードソフト(DSiウェア)で出て、後にパッケージソフトでも発売された『絵心教室』は(大した追加要素もないのに)パッケージソフトとして20万本以上売り上げていました。DSiウェア版のユーザーが「当時は見向きもされてなかったのに、パッケージで出た途端に話題になるのかよ!」と嘆いている書き込みも見ました。




 どうして、同じ“ゲーム”のはずなのに区別されてるん?


 今日はその辺のことを考えていこうと思います。
 自分が詳しいWiiウェアとDSiウェアを中心に語らせていただきますが、ある程度は他の機種にも共通して言えることだと思います。

 あ、あと……PS3やPSPなどにある“「パッケージソフト」と「ダウンロード販売ソフト」を同じ内容で発売するケース”はまた別の話だと思うんで、今日は考えないことにします。悪しからず。


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○ ダウンロード販売ソフトの良いところ
× ダウンロード販売ソフトの悪いところ



 こんなカンジでバシバシ列挙していきます。フリースタイル!!


○ 定価が安い
 Wiiウェアは500~1000円が中心、DSiウェアは200~800円が中心です。
 パッケージソフトの定価が4000~7000円くらいなのと比べると、遥かに安いです!手を出さないのが勿体ないですよ!


× 定価から値下がりしない
 とは言え、パッケージソフトを定価のまま買うことってあまりないですよね。
 発売日ですら10%オフとかで買えますし、在庫がさばけなかったら値崩れしますし、さばけ過ぎても中古で戻ってきたら安くなっているし、中古対策で廉価版が出たりするし。

 「中古は悪か」みたいな話は今日は置いときますけど。
 例えば、パッケージソフト『428』が現在では廉価版2800円で買えるのに、ダウンロードソフト『レッツキャッチ』がずっと1000円ということを考えると。必ずしも割安とは言えないなぁとも思います。


○ 在庫切れにならない
 発売からちょっと経ってしまったマイナーソフトの場合、パッケージソフトだとそもそも売っていないことが多くて、各地を探し回ってようやく見つけて買えるかどうか。見つかっても中古ソフトしかなくて「中古を買うヤツはゲーム業界の敵だ!」と言われそうでビクビクして買うのやめたり。
 ダウンロード販売ソフトだと、自宅でコタツに入りながらササッと買うことが出来ます。ダウンロードに時間はかかりますけど。

 「マイナーソフトでも在庫が切れない!」
 これ重要。


 まー、稀に『人生ゲーム』とか『LONPOS』みたいに配信停止になるものがあって、そうするともうどんなに足を使っても絶対に買えなくなってしまうんですけどね……


◎ マニアックなソフトでも(バーチャルの)店頭に並ぶ
 これは上の「在庫切れ」と繋がる話。
 パッケージソフトには形があるので、「在庫がある=倉庫の場所を占拠する」んですよね。そりゃーまぁどんな商品でもそうなんですが。加えて新品のゲームソフトは非常に利益率が低いので、ゲーム屋さんは「売れないゲーム」はあまり入荷したがりません。

 「1万人に1人だけが買いたいと思うゲーム」を、週に500人しかお客さんが来ないお店に置いても売れない確率の方が高いですよね。そんなゲームを入荷して赤字になって倉庫を圧迫するよりかは最初から入荷しない方がイイ、と普通は考えます。


 しかし、ダウンロード販売ソフトの場合、ゲーム機をネットに繋いだ人全員がお客さんですから。
 Wiiの場合、本体普及が1千万台でネット接続率が4割ですから400万人のお客さんが来店するという計算になります(計算上は)。「1万人に1人だけが買いたいと思うゲーム」でも400本売れるんですよ!

 マニアックなゲームは、ダウンロード販売にこそ生きる道が残されているんです!


 400本ってあんまり多くないだろと思ったアナタ、それはそれだ!(笑)



× 売れなければメーカーには1円も入らない
 上の話の裏返しですが……
 パッケージソフトは「なかなか店頭に置いてもらえない」というハードルがある一方で、店頭に置いてもらった時点でメーカーさんにお金が入るんです。お客さんに買われるかどうかはあまり関係がない。ということで、この辺の夢がない話はネット上でよく見かけますよね。「○○をたくさん入荷するためには、××も入荷しなくちゃならなかった」みたいな。

 逆に、ダウンロード販売ソフトはその辺をすっ飛ばしていますから、「お客さんに買われるかどうか」の一点勝負です。営業や宣伝が不必要な反面、買われなかったら1円にもならない。なので、結局は宣伝を頑張らなければならないという矛盾。社長自ら宣伝ブログをやっていた『王だぁ』なんかは分かりやすい例ですよね。


 そのため、ある程度の資本力・営業力・宣伝力がある大手メーカーはあんまりダウンロード販売ソフトに乗り気じゃないんですよね。メリットが少ない。Wiiウェア初期こそ大手メーカーの名前も沢山見かけましたが、最近の新作はWiiウェアもDSiウェアも「ここでしか名前聞かないな!」というマイナーメーカーがほとんどです(任天堂はもちろん例外ね)。

 この辺……小売店の力が強いアメリカ市場だとまた事情が違うって話を聞いたことがあるんですけど、どうなんだろう。
 そういう海外のソフトも日本で出てくると面白いのですが、海外のメーカーも日本のパブリッシャーを通さないとWiiウェアを出せないらしい(「ワールドゲームパレード」の時にマーベラスの人が言っていました)ので。あんまり盛り上がれないなーというところ。



◎ 「安い」から許されるゲームが出せる
 人数や資本力がない会社であっても、アイディア勝負のゲームを出せる!
 これがWiiウェアの理念であることは以前に書きました。Wiiウェアに限った話ではなく、ダウンロード販売ソフトにはそういうメリットがあるんです。

(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その1.アイディア勝負のWiiウェア


 例えば、Wiiウェアの『珍道中ポールの大冒険』の定価は500円です。
 もし、Wiiウェアが存在しなくて「『珍ポ』をパッケージソフトで出そう!」とした場合、そのまんまWiiのパッケージソフトの平均価格4800円で出しても売れないでしょう。『ラストストーリー』が6800円で出ているワケですからね(笑)。

 なので、『珍ポ』にストーリーを付けたりムービーを付けたりマルチルートにしたりやりこみ要素を増やしたり対戦モードを付けたり―――4800円に相応しいゲームに仕立てて売ろうとした結果、最初のコンセプトはどんどん薄まってしまいます。

 実際、『珍ポ』の続編の『珍スポーツ』はパッケージソフトで5040円で発売されて売上げ測定不能になっています。Wiiウェアの成功例をパッケージソフトに持って来ようとして失敗した例。というか、アレのどこが続編なんだ!




 逆に言うと、「何千円も出してパッケージソフトで買うのもなぁ……」というゲームは、ダウンロード販売ソフトとして500円とか800円で出す道があるんです。

 任天堂は分かりやすくWiiウェアやDSiウェアにパズルゲームを沢山投入していましたものね。パズルゲームというのは、なかなか今の御時世で何千円も出して買ってもらうには厳しいジャンルなんですが。500円や800円ならば需要があると踏んだのでしょう。
 『ロックマン』『グラディウス』『ソニック』などの、昔の人気作品の復刻新作も「ダウンロード販売ならば…」で成功した例ですよね。しかし、こう考えるとセガはダウンロード販売に積極的ですね。今日名前が出るゲームはセガ率高いす。



× 「マニアックなゲーム」でみんなが喜ぶワケではない
 少しずつ核心に近づいてきました。
 ダウンロード販売ソフトにはたくさんメリットがあると書いてきましたよね。ちょっとまとめてみると…


【ダウンロード販売ソフトのメリット】
・安い
・「安い」なりのアイディア勝負のゲームが出せる
・在庫切れがないので、アイディア勝負のマニアックなゲームもいつでも買える


 パッケージソフトでは出来なかった「アイディア勝負のゲーム」「マニアックなゲーム」が出せるというのがダウンロード販売ソフトの魅力なのですが、「アイディア勝負のゲーム」「マニアックなゲーム」をみんなが求めているワケじゃないですよね。


 「みんなが求めているワケではない」からマニアックなゲームなんですし!



 もちろん何を持って「マニアック」かは時代によるもので……
 『どうぶつの森』や『脳トレ』は最初に出てきた時は「マニアックなゲーム」だったのに、いつしか400万本売れるソフトになっていたので。スタートは「マニアック」でも広く受け入れられる可能性があるよ!という夢がある市場とも思うのですが。


 「Wiiウェアはマニアックなゲームがたくさんあって楽しいな!」と言っている自分が、
 「Wiiウェアはどうしてマイナーなんだろう?」と疑問を持っていたのって、「答えはずっと自分の近くにあったんじゃないか」感が半端ないです。


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○ ゲーム以外にも言える話
 ゲームにおける「パッケージソフト」と「ダウンロード販売ソフト」は、出版業界における「紙の本」と「電子書籍」にも置き換えられますし。ひょっとしたらテレビやラジオの未来にも言えることなんじゃないのか―――と、思うのですが。


 ひとまず。
 この記事を書きながら「ダウンロード販売ソフトの良さって何なんだろう?」と考えてみた結果、構造的に「パッケージソフトが抱えていた不満点を解消してくれる」ところにあると思いました。アイディア勝負のゲームも、マニアックなゲームも、安価なゲームも、パッケージソフトには出来なかったことが出来る魅力なんです。



 従来のパッケージソフトに不満を持っていた人は「ダウンロード販売ソフト」に魅力を感じますし

 従来のパッケージソフトに満足している人は「ダウンロード販売ソフト」に魅力を感じないんです。



 そして(ここ重要!)
 ゲーム機を持っている人というのは、「従来のパッケージソフトに満足している人」の方が圧倒的に多いんです。だって、不満を持っていたらゲーム機なんて買いませんもの。普通は。僕らみたいなひねくれもの以外は。


 従来のゲーム機を中心にしたビジネスを続ける限り、「ダウンロード販売ソフト」=「非パッケージソフト」が軽視されるのも仕方ないんじゃないかと思えてきました。
 客層とかネット接続率のせいにしても問題は解決しない気がするのです。ネットに接続されているWiiが400万台って、ゲームキューブの普及台数と大差ない数字ですよ。それでビジネスにならないのならもう道がないんじゃないの?
 3DSが何千万台売れても、この状況は変わらないんじゃないかと予想しています。PSP2はこのビジネスモデルを変えるんじゃ?という噂があるので保留。



 GREEとかモバゲーとか、ゲーム機を必要としない携帯電話によるソーシャルゲームが人気な理由ってそう考えると説明がつくんじゃないかと思いますよ。
 ゲーム好きな人(従来のパッケージソフトに満足している人)が、「あんなものにお金を払わされて…!」と、そうしたゲームを楽しんでいる人達をあたかも詐欺の被害者であるかのように語っているのをよく見かけます。まぁ、そういう「騙された!」という人がいないとは言いませんけど。

 「従来のパッケージソフトに不満を持っていた人」がそっちに流れただけなんじゃないかって思うのです。別に“形あるゲームソフト”なんていらない、“豪華なグラフィック”もいらない、“最初にソフト買うのに何千円も払いたくない”って人が、ソーシャルゲームに流れたんじゃないかと思いますし。



 そういや、Wiiウェアのランキング1位が『人生ゲーム』でランキング2位が『ペンギン生活』だということを考えると、Wiiウェアの層ってソーシャルゲームの層に近かったんじゃないかという説も言えそうですね。


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| ゲーム雑記 | 18:03 | comments:18 | trackbacks:0 | TOP↑

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放送前のアニメの「期待値」はどこで決まるのか?

 自分がここ数ヶ月、日参して読んでいるブログに、元バンダイナムコで『もじぴったん』シリーズのプロデューサーを務めていた中村さんのブログがあります。どの記事も興味深く、「これはゲーム以外にも言えることだよなぁ」と非常にタメになるブログです。

 ちょっと前の記事ですが、今日はその中村さんの記事からの話。


 クリエイターブランドは通用するか

 ゲームというのは「遊んでみて面白かったから買われる」のではなく「買われてから遊ばれる」ので、まず手にとってもらうために“ブランド力”が重要で、ゲームにおけるブランド力とは何か?というお話。



 この話も考えていくのが面白そうなのですが、ちょっとウチでは毛色を変えまして……


 アニメにおけるブランド力とは何か?を考えてみようかなと思います。

 この1月からも多数の深夜アニメが始まっていまして、アニメ好きの人達は「どれを観るか」に悩み、「どれを残すか」に苦慮した半月だったんじゃないかと思います。大体現在が3週目辺りで、視聴ラインナップが固まってくる頃じゃないでしょうか。


 どんなにアニメが好きな人でも、始まるアニメ全部をチェックできるワケじゃないですよね。
 今季の自分の場合、まず「第1話だけでもチェックしよう」という作品を4つにしぼり、その中から「最終話までは追いかけよう」とする作品を2~3つ選ぶことにしました。
 こうやって厳密に「幾つ!」と決めない人でも、多くのアニメ好きの人達は多かれ少なかれ取捨選択をしているんじゃないかと思います。


 では?どうやって「第1話だけでもチェックしよう」という作品をしぼるのか?
 第1話が始まる前から「コレは期待できるな!」と思える作品を、どうやって選んでいるのか?



 アニメをあまり観ない人はその辺が疑問でしょうし、
 「アニメをあまり観ない人」にアニメを観てもらうためには、そうしたことを考えていく必要があるんだと思います。




1.原作の知名度
 一番分かりやすいのがコレかな。
 元々人気があってファンがついている漫画・小説などをアニメ化することで、待望のアニメ化!と話題になるケースです。原作のファンはもちろん、原作のファンではない人も「名前は聞いたことあるな」と入り口になることが多いですし。
 作り手サイドからしても「ある程度の集客力」を最初から期待出来ますよね。


 ただ、個人的なことを言いますと……自分は「原作を知っていると原作との違いが気になって楽しめない」人なので、原作ファンのアニメ作品はほとんど観ません。また、ここ数年のアニメ業界は原作モノが多くなって、「オリジナルの企画」が通りにくくなっているという逆説的に深刻な状況が指摘されていたりしますよね。


 それと、ちょっと面白い現象というか……2009年の『けいおん!』にしても、2010年の『イカ娘』にしても、(失礼な表現かも知れませんが)アニメ化の前はそれほど知名度があったワケじゃない原作が、アニメ化によって大注目→大ヒットするケースも最近は多いですよね。

 そういう意味では、アニメ好きにとって原作の知名度はさほど重要じゃないのかもとも思うのです―――



2.続編もの・シリーズもの
 ゲームでも「マリオの新作」「ドラクエの新作」「ポケモンの新作」というだけで大注目されるように、続編やシリーズものは“前作のファン”をそのまま引き継げるという大きなキラーコンテンツになります。アニメ業界でも然り。

 ユーザーは「あの作品の続編!」と期待するし、作り手サイドも計算がしやすい。


 ということで、「○○の2期」という作品は多いですよね。
 自分も昨年『けいおん』2期をプッシュしていましたし。


 しかし、「○○の2期」という作品は「前作ファンのための作品」が多くなってしまうので、先細っていくケースも多いです。理由はこれだけじゃないんですけど、「○○の2期」という作品は石を投げれば当たるくらいに多いのに、「○○の3期」という作品は極少数です。


 アニメ業界は「1本ヒットさせた」からと言って、それをずっと続けていけない業界なんですよね。
 (『ガンダム』や『プリキュア』のような例外もあるっちゃありますけど)



3.スタッフの名前(アニメーション制作、監督、シリーズ構成、キャラクターデザイン等々…)
 アニメ好きの人達は、この辺をチェックすることが多いですね。
 「アニメーション制作」は、ゲーム業界で言えば「デベロッパー」のような感覚で捉えればイイかな。

 自分も『けいおん!』1期の時は「京都アニメーションの新作だから第1話だけでもチェックしようかなー」という動機付けでした。“京都アニメーション”という会社名にそれだけのブランド力があるんですよね。それは、過去に作ってきた作品の実績ゆえに。


 その他にも、スタッフの個人名―――「監督」「シリーズ構成」「キャラクターデザイン」辺りの名前が見られることが多いです。分かりやすく言っちゃうと「演出家のトップ」「脚本家のトップ」「作画のトップ」というところ(例外はあります)。

 これらも最初から名前が知られているワケじゃなくて、「あの作品の監督をしていた人」とか「あの作品の脚本を書いていた人」のように記載されることも多いですね。キャラクターデザインはともかく、演出家は脚本家は作品を実際に観ないと仕事が分からないものですし。



 先ほど、「アニメ業界は原作なしのオリジナル作品の企画が通りにくくなっている」と書きましたが―――今季始まったアニメで話題になっているオリジナル作品があって。
 『魔法少女まどか☆マギカ』と『フラクタル』、前者は『ひだまりスケッチ』『化物語』の新房監督、後者は『涼宮ハルヒ』『かんなぎ』の山本監督の作品ということで、実績のある監督によるオリジナル作品ということで注目を集めていました。新房監督は「久々のオリジナル作品」、山本監督は「初のオリジナルアニメ作品」だったはず。


 しかし、コレって「コアなファンにしかアピールできない」アピールポイントだとも思うんですよね。
 ゲームに詳しくない人に「『スマッシュブラザーズ』という作品を作った桜井さんの新作『新・パルテナの鏡』だよ!楽しみだよね!」と言うとか、サッカー詳しくない人に「ボルシア・ドルトムントで大活躍した香川選手がアジアカップに出るんだよ!楽しみだよね!」と言っても、「出てきた名前3つとも分かんねえ!」と言われるような話。



4.キャストの名前
 声優さんが好きで詳しい人は、結構ここを重視すると思います。
 「アニメ好きと声優好きは別物」だというのが僕の持論なんですが、重なっている人も多いからあまり賛同はされないんだろうなとも思います(笑)。


 声優さんがキャラクターに命を吹き込むので当然この役割も重要なんですが……
 キャラクターソングを歌ったり、オーディオコメンタリーをしたり、ネットラジオで宣伝したり、イベントをしたり。声優さんが最前線に立って“商品の広告塔”になることが最近は多いです。こういう言い方はアレなんですけど、一番お金出してくれる消費者はこういう層なんですよね。

 自分も声優さんのラジオが大好きなんで、それを否定する気はもちろんないんですけど……
 こっちの方向にばかり進むと、「声優好きの人しか残らなくなる」怖さはあります。



5.“放送枠”が持つブランド力
 実は結構重要じゃないかと自分が思っているのがコレ。
 テレビドラマにおける“月9”のように、作品自体には一貫性がなくても“その放送枠”自体にブランド力を持たせる―――


 フジのノイタミナ枠なんかは顕著ですよね。関東だと木曜深夜放送。
 かつてフジの深夜アニメは「平気で途中打ち切りする」とアニメ好きには評判が悪かったのですが、“あまりアニメを観ない層に向けた作品”のためのこの枠を作ったことにより、逆にアニメ好きの人からの支持も回復したという。

 『海月姫』の主演を務めていた花澤香菜さんが、「海月姫はやたら友達から「観ているよ!」と言われる。ノイタミナってすごいんだね」と以前ラジオで話されていました。
 ノイタミナ枠立ち上げの際の「連ドラのような」路線の作品ばかりではなくなっていますが、それでも比較的「アニメをあまり観ない人に向けた作品」が多いようにも思いますし、他の枠よりも注目されているように思います。



 ここまで分かりやすい成功例ではなくとも、「この曜日のこの時間帯」ということで前の番組の視聴者層をそのまま引き継げたりしますよね。
 自分も『けいおん!』は『CLANNAD』の後番組だったので「あ、来週からはけいおんなんだ」と観ていましたし。『とある魔術の禁書目録』→『とある科学の超電磁砲』→『とある魔術の禁書目録II』は各放送局が「なるべく同じ曜日」に放送が続くようにしてあります(流石に全部の局ではムリだったっぽいですが)。

 アニメの最新情報をチェックしていない人も、「何気なく」決まった時間帯にテレビを付けて習慣化していることがあって、それがアニメだからそのまま観るかーってケースもありますしね。深夜は他に観るものないからとかで。


 それこそ日曜朝の枠とかも、「安心の時間帯」として継続されているワケで。
 同じテイストの作品を続けて放送することで“枠”のブランド力を育てていくというのも手かなぁと思います。いや、こういうのは色んな会社の色んな思惑がぶつかり合っているもので、言うほど簡単じゃないんでしょうけど。


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 ふむ……ということで、というか「当然の結論」になるんですけど。
 「期待値」というのは「過去の実績」で決まるんですよね。

 それは「前作が面白かったから」「この監督の作品は面白かったから」「前にやっていた番組が面白かったから」と、注目している部分は様々だけれども―――根っこにある部分は一緒なんです。
 沢山観ている人の方がそういう判断材料が多くて、逆にあまり観ない人にはなかなか判断できないんだろうって思います。



 これは他の娯楽作品にも言える話。
 「最初の1本」を如何にして生むのか―――

| アニメ雑記 | 17:22 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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年賀状当選者をガチでアミダで決める2011

 「1枚余った年賀状を欲しい人」募集企画2011の結果発表です。

 3年前にもやった企画の復活祭。
 3年前の母は『おいでよ どうぶつの森』をやっていたらしいです。現在は『二ノ国』をやっています。3年間でこんなに変わったというか、何にも変わっていないというか!!


 応募総数:3名


 3年前より1名増えました!
 長く続けてきて良かったよね、3年間で1人も増えたんですもの!継続は力!30年続けたら12人にもなりますよ!サッカーチーム作ろうぜ!!



 阿弥陀-1

 下らない戯言はここまでだ。
 ここからは真剣にアミダの勝負である。




 今回は応募が早かった順に「1」「2」「3」と割り振って左から順に並べました。

 「俺、応募したんだけど何番だろう?」とみなさん分からないでしょうから、メールの受信時間を載せておきます。

「1」の人:1月 11日(火)10:12 pm受信
「2」の人:1月 11日(火)10:12 pm受信
「3」の人:1月 19日(水)2:46 pm受信


 待って!!「1」の人と「2」の人、メールの受信時間が分単位で一緒なんですけど!
 何これどういうこと。この二人は同棲でもしてんの?


 原因は分かりませんけど、さぁどうしたものか。
 とりあえず「1」の人は「アムエラとユナをリクエストしたいです!」と送って下さった方で、「2」の人は「漫画頑張ってください!」と送って下さった方とさせていただきます。




阿弥陀-2

 ちなみに、この紙の裏は『朝が来る』のネームです。
 地球に優しいリユース!!



阿弥陀-3

 サクッと線を引いてみました。
 当然これは仮の線です。僕が引いただけだと、僕が当てたい人に当てたというやらせ疑惑が生まれてしまいます。たかが年賀状ですが、アミダというのは常に真剣勝負ですから妥協は許しません。


阿弥陀-4

 DSiの「ゆがみカメラ」を使ってみました。
 特にイミはありません。


阿弥陀-5

 DSiを使われてヒマそうだった母に頼んで線を付け足してもらいました。
 細い線が母が付け足した線です。


阿弥陀-6

 結果発表!!
 当選者は、「1月 19日(水)2:46 pm」にメールを受信した●さんに決まりました!



 参加者の3名様には、追ってメールの返信を行いますんでどうかお待ち下さいな。
 今晩中には……多分……頑張ります……


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○ 蛇足話
 今回、父親がデジカメを持って出かけてしまったので、仕方なくニンテンドーDSiのカメラ機能を使ってみたんですが……まだまだ知らない機能があるんだなあと驚きました。それがフレームカメラ。上の集中線の写真なんかはそれを使ったんですけど……


 「撮った写真をフレームにすることが出来る」


 これ、すなわち「手軽に合成写真が作れる」ってことなんですよ。


 虎

 嫁

 安藤


 いろんな遊び方が出来そうです。

| ひび雑記 | 17:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ゼルダ』と『どうぶつの森』の中間地点、『ペンギン生活』紹介

『ペンギン生活』
 Wii用/ふれあいアドベンチャー
 任天堂/スキップ
 2010.12.21発売
 800円(ショッピングチャンネル専売)
 公式サイト

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 『ゼルダの伝説』シリーズは、“色んなジャンルの色んな要素を総合したゲーム”だと自分は思っています。アクションゲームに分類される要素も、RPGに分類される要素も、アドベンチャーゲームに分類される要素も、パズルゲームに分類される要素も、『ゼルダの伝説』には入っているんです。だから、このソフト1本遊んだだけで色んなゲームを堪能した気分になれるのですし、自分も含めて根強いファンがいるのだと思います。ゲーム業界のデカスロンやー。

 しかし、逆に言うと……「どれか一つでも苦手な要素がある」だけで、クリア不能になってしまう危険性も持っているんです。根強いファンを持つ一方で『マリオ』や『ドラクエ』のような国民的ゲームになれないのは、この辺に原因があるのかなと思います。

(関連記事:「アクションゲームが苦手な人でも安心して楽しめます!」の裏表


 一方、『どうぶつの森』シリーズ。
 このゲームは色んな遊び方を用意して、どれを使ってもイイし、どれを使わなくてもイイという大胆な割り切り方をしています。虫を捕まえても、魚を釣っても、家具をそろえても、服を自作しても、村を区画整理しても、住人と戯れてもイイし。虫を捕まえなくても、魚を釣らなくてても、家具をそろえなくても、服を自作しなくても、村を区画整理しなくても、住人と戯れなくてもイイんです。

 『ゼルダの伝説』のように「これ以上は先に進めない」というポイントがない反面、「何をしてイイか分からない」という戸惑いもよく聞きます。自由度があり過ぎて楽しみ方が分からない――――と。



 『ゼルダの伝説』と『どうぶつの森』は同じ任天堂製のゲームなので非常に似通っている部分が多く、「ゼルダからアクションと謎解きを抜くとどうぶつの森になる」と言う声もあるのですが。楽しまれ方は両極の正反対な位置にある二作品なので、「橋渡しになるようなゲームが出ないかなぁ」と僕は常日頃思っていました。


 そこに現われたるが『ペンギン生活』!

 『ゼルダの伝説』のようにどんどんプレイエリアが広がっていく楽しみ方も出来れば、『どうぶつの森』のようにスローライフな楽しみ方も出来るゲーム。
 なのに、『ゼルダの伝説』ほど複雑でもなければ、『どうぶつの森』のように「何をしてイイか分からなくなる」こともないゲーム。


 2つのシリーズの弱点を解消した“中間地点”のゲームだと思います。
 2つのシリーズのどちらかに挫折した人こそ注目の一作ですよ!


↓ 以下、感想はクリックで。

≫ 「続きを読む」

| ゲーム紹介 | 17:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「1枚余った年賀状を欲しい人」募集企画2011

 原稿がなかなか進んでいないのに、年賀状を描いているとか……
 と、言い訳しておけばクオリティがイマイチでも「忙しいから仕方ないな…」と思ってもらえるよね!


【2011年の年賀状イラスト】

大室清
nenga2011oomuro150.jpg

井上弘務
nenga2011hiromu150.jpg

アムエラ
nenga2011amuera150.jpg

ユナ
nenga2011yuna150.jpg



 うーん……ホントに今年は「時間がない」のがバレバレな絵だと、昨年のと見比べても思います。
 時間プリーズ!サンタさん、まだプレゼント届いていないよ!!






 それはさておき、年賀状が1枚余ったので年賀状が欲しい人を1名募集します。
 3年前にもやった企画ですね。あの時は応募者2名という激戦でしたが、果たして今回は!


【条件】
 ・連絡用のメールアドレスをこちらに教えられる人
 ・(1名に決まった場合)年賀状送付用の住所・氏名・郵便番号をこちらに教えられる人
 ※ どちらの情報も外部に漏れないよう、年賀状送付後に破棄します。

【概要】
 ・年賀状に手描きイラストを描き下ろして送ります
 ・こちらの住所は書きませんが、御了承下さい
 ・イラストは版権の問題もあるのでオリジナル(『ちのしあ』『Re:Survival』『サッカー日和』『朝が来る』『モテない4コマ』『生き生け』)で、その範囲内であればキャラを指定して下さって結構です(ない場合はこちらで決めます)
 ・黒サインペン1本でササッと描くようなものなので、クオリティに関してはさほど期待しないで下さいな
 ・既に余っている年賀ハガキに描くので喪中の方は気をつけて下さい(言ってもらえれば文章を変えることは出来ますが、ハガキそのものは変えられませんからね)
 ・応募者が複数いらした場合は、このサイトらしくアミダで決めます
 ・応募者がいらっしゃらない場合は、この話題を二度としないことでひっそりと幕を閉じます(笑)


 「年賀状が欲しいよー」という方は、こちらのメールフォームから「年賀状の応募であること」と「連絡先のメールアドレス」「連絡用のお名前(ハンドルネームで結構です)」を書いて送って下さい。
 送付用の住所・氏名・郵便番号は、実際に送る1名様が決まってから教えてもらえれば良いので、この時点では書かないで下さいね。

 募集締め切りは1月19日23時59分まで。
 では、沢山のご応募をお待ちしております。


※ 受付は終了いたしました。

| ひび雑記 | 16:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2011年の抱負

 ハッピーニューイヤー。

 1月1日ですけど、普通に原稿描いています。そんなもんです。
 人気者のオイラは元日から年賀状が2通も届いているのだけど、返信用に年賀ハガキを5枚用意しているので、5通届かなかった場合は今年も年賀状プレゼント企画でもやりましょうかね。ガチで「年賀状が5通来るのか」は微妙なラインです。



● 2011年の目標
 mixiにもチラッと書いた話。
 「今年はボードゲームを始めようかな」と思っています。2011年ニンテンドー3DSが発売されますし、PSP2の噂もありますし、キンドルが日本上陸するかみたいな話もあるんですけど……
 敢えて自分はアナログなものの手触りとか、“人間の手の上で行われる”ルールとか遊びみたいなものを見直す時期だなと思っています。漫画を描いていて思うのは、やっぱり「人間が一番面白い」んですよ。


 でも、僕はまぁ友達がいないんで。
 ボードゲームは1人では楽しめないものがほとんどでしょうから、「ボードゲームを始める」という目標の前に


 友達を作るを目標にしようと思っています。


 最終的には「今日ヒマだからみんなで集まってボードゲームやろうぜ!」と言える友達連中を作りたいのですが、1年間でそこまでは辿り着けないでしょうから地道なところから「人と人との繋がり」を大切にしていこうと思います。それこそブログだってTwitterだって、「書く人」と「読む人」のコミュニケーションなワケですしね。


 去年1年間……東京都青少年健全育成条例の件で、「漫画家は面白い漫画を描いていればイイんだ」ではダメなことを思い知りました。何にも悪いことをしていないし、困っている人なんて一人もいないのに、“標的”にされて潰されることがある―――
 今回の件に限らず、ここ数年のこの国の「袋叩き文化」にはそういう恐怖を感じます。マスコミだけが悪いんじゃないですよ、ネット上でだって何百回も見てきたし、僕だって喰らったことがあります。「悪いかどうか」じゃなくて「みんなが石を投げているから俺も」で、潰してしまう。


 そういうことをされたくないし、させたくはないんです。
 こういうことを続けていれば、いつかこの国には死体しか残らなくなりますよ。



 つーこって、今年は「人と人との繋がり方」にもうちょっと向き合っていこうかなと。


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| ひび雑記 | 16:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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