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2013年9月のまとめ

 どうやら9月は30日までしかないようです。
 1日計算間違っていたために残り時間がありません。急いで今月のまとめを書きます。


 そもそも何のために続けているのか分からないんですけどね、このまとめ……


 「2013年9月のまとめ」は私事・創作活動の報告などが大半なので、今月も読みたい人だけ「続きを読む」か「記事URL」をクリックして下さいな。

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Wii Uのソフトは本当に少ないのか?

 年末年始商戦に向けて超お得なファミリーセットを発表したWii U。
 実質値下げとも見えるこのセットに関しては、ちょっと時間が経ってから話題にするとして……(そろそろニンテンドーダイレクトがあるんじゃないかと予想しているので)
 今日はそんなWii Uのソフトラインナップに関する話です。


 Wii Uが苦戦している要因については、とにもかくにも「遊びたいソフトがない」と思われていることで、ソフトがないんじゃ値下げをしても意味がないんじゃないか―――と言われている一方で、「いや、どんなハードだって初期はソフトがないものだよ。3DSだってPS3だって最初はソフトがないと言われていたじゃないか」という意見もあります。

 確かに3DSも2011年8月の値下げの段階では、「碌なソフトもない現状じゃ値下げをしても効果は薄いだろう」なんて言われていましたものね。



 なので、それらのハードが今のWii Uと同じくらいの時期にどれだけのソフトが出ていたのかを調べたいと思います。Wii Uは昨年12月発売で、12月・1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月と10ヶ月が経過していると考えて、他のハードも発売から10ヶ月時点でどれくらいのソフトが出ていたのかを見てみましょう。正確な日数は計算が面倒なので、月ごとという考え方で。

 集計するのはパッケージソフトのみとします。
 内蔵ソフトやダウンロードソフトやバーチャルコンソールを入れちゃうと「インターネットブラウザはソフトに入るのか」とか、「そもそも互換性があるということはWiiの全てのゲームが遊べるということだ」とワケの分からないことになりそうなので。



【3DSの本体発売から10ヶ月間に発売したソフト】
※ タイトルラインナップはWikipedia参照しました
1.2月26日『nintendogs + cats』※ バージョン違いは1本としました
2.2月26日『ウイニングイレブン 3DSoccer』
3.
2月26日『コンバット オブ ジャイアント ダイナソー3D』
4.
2月26日『スーパーストリートファイターIV 3D EDITION』
5.
2月26日『戦国無双 Chronicle』
6.
2月26日『とびだす!パズルボブル 3D』
7.
2月26日『リッジレーサー3D』
8.
2月26日『レイトン教授と奇跡の仮面』
9.
3月3日『上海3Dキューブ』
10.
3月3日『スーパーモンキーボール3D』
11.
3月10日『ASPHALT 3D:NITRO RACING』
12.
3月17日『スプリンターセル3D』
13.
3月24日『GUNDAM THE 3D BATTLE』
14.
3月24日『ラビッツ タイム・トラベル』
15.
3月31日『ウイルスシューターXX』
16.
3月31日『NARUTO -ナルト- 疾風伝 忍立体絵巻! 最強忍界決戦!!』
17.
3月31日『ニコリの数独3D 〜8つのパズルで1000問〜』
18.
3月31日『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT II』
19.
3月31日『プロ野球 ファミスタ2011』
20.
4月1日『ザ・シムズ3』
21.
4月7日『キュービックニンジャ』
22.
4月7日『空間さがしもの系 脳力開発 3D脳トレーニング』
23.
4月14日『パイロットウイングス リゾート』
24.
4月14日『プロ野球スピリッツ2011
25.
4月28日『DECA SPORTA 3D SPORTS』
26.
5月12日『スティールダイバー』
27.
5月19日『アニマルリゾート 動物園をつくろう!!』
28.
5月19日『ゴーストリコン シャドーウォー』
29.
5月19日『DEAD OR ALIVE Dimensions』
30.
5月26日『ONE PIECE アンリミテッドクルーズ スペシャル』
31.
6月2日『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』
32.
6月2日『数独と3つのパズル~ニコリのパズルバラエティ~』
33.
6月2日『タッチ!ダブルペンスポーツ』
34.
6月9日『FISH ON』
35.
6月16日『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』
36.
6月23日『パックマン&ギャラガ ディメンションズ』
37.
6月23日『Fish Eyes 3D』
38.
6月30日『テイルズ オブ ジ アビス』
39.
7月7日『剣と魔法と学園モノ。3D』
40.
7月7日『ドクターロートレックと忘却の騎士団』
41.
7月14日『アンチェインブレイズ レクス』
42.
7月14日『スターフォックス64 3D』
43.
7月21日『うしみつモンストルオ リンゼと魔法のリズム』
44.
7月21日『ビックリマン漢熟覇王 三位動乱戦創紀』
45.
8月4日『謎惑館 ~音の間に間に~』
   ――本体価格の値下げ――
46.8月11日『スーパーポケモンスクランブル』
47.
8月11日『びっくり! とびだす! 魔法のペン』
48.
8月25日『両目で右脳を鍛える 3D速読術』
49.
9月1日『デビルサバイバー オーバークロック』
   ――ニンテンドー3DSカンファレンス 2011――
50.9月22日『閃乱カグラ -少女達の真影-』
51.
9月22日『フロッガー3D』
52.
9月29日『花といきもの立体図鑑』
53.
10月6日『スーパーブラックバス 3Dファイト』
54.
10月20日『テトリス』
55.
10月27日『豆しば』
56.
10月27日『勇現会社ブレイブカンパニー』
57.
11月2日『スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団』
58.
11月3日『AZITO 3D』
59.
11月3日『スーパーマリオ 3Dランド』
60.
11月3日『ドッグスクール ラブリーパピー』
61.
11月3日『nicola監修 モデル☆おしゃれオーディション2』
62.
11月10日『ジュエルペット魔法のリズムでイェイッ!』
63.
11月10日『ドライバー:レネゲイド3D』
64.
11月17日『ザ・シムズ 3 ペット』
65.
11月17日『Shinobi 3D』
66.
11月24日『薄桜鬼 3D』
67.
11月24日『パチパラ3D プレミアム海物語 〜夢見る乙女とパチンコ王決定戦〜』
68.
11月24日『FabStyle』

 以上68本です。
 その内、任天堂&ポケモンのソフトが8本、サードメーカーのソフトが60本です。

 ちなみにダウンロード専売ソフトもざっと数えてみましたが42本。



 2月~11月の10ヶ月間なので、一番ソフトが集中する12月を入れずにこの数字です(ちなみに12月は17本ほど発売されています)。「碌なソフトもない現状じゃ値下げをしても効果は薄いだろう」と言われた8月11日の値下げ時点で45本のソフトが発売されていました。
 3DSの「ソフトがない」は、「ソフトの数が少ない」ではなくて「キラーソフトがない」って意味だったんですよね。



【PS3の本体発売から10ヶ月間に発売したソフト】
※ タイトルラインナップはWikipedia参照しました
1.11月11日『RESISTANCE~人類没落の日~』
2.
11月11日『GENJI -神威奏乱-』
3.
11月11日『機動戦士ガンダム Target in Sight』
4.
11月11日『リッジレーサー7』
5.
11月11日『宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB』
6.
11月16日『麻雀格闘倶楽部 全国対戦版』
7.
11月22日『麻雀大会IV』
8.
12月14日『MotorStorm ~モーターストーム~』
9.
12月21日『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
10.
12月21日『アーマード・コア4』
11.
12月21日『ニード・フォー・スピード カーボン』
12.
12月21日『Railfan』
13.
12月28日『FORMULA ONE CHAMPIONSHIP EDITION』
14.
1月11日『NBA07【英語版】』
15.
1月25日『ENCHANT ARM』
16.
2月08日『バーチャファイター5』
17.
2月22日『アントールドレジェンド ダークキングダム』
18.
3月01日『ガンダム無双』
19.
3月08日『パワースマッシュ3
20.
3月15日『ファイトナイト ラウンド3【英語版】』
21.
3月22日『ミストオブカオス』
22.
3月29日『ウイニングポスト7 マキシマム2007』
23.
4月01日『プロ野球スピリッツ4』
24.
4月26日『マッデンNFL07【英語版】』
25.
5月24日『NBAストリート ホームコート』
26.
6月14日『コール オブ デューティ3』
27.
6月14日『NINJA GAIDEN Σ』
28.
6月21日『デフジャムアイコン【英語版】』
29.
6月21日『FolksSoul -失われた伝承-』
30.
6月28日『マーベル アルティメット アライアンス』
31.
6月28日『シックス ベガス』
32.
7月05日『ぼくのなつやすみ3 -北国篇- 小さなボクの大草原』
33.
7月05日『ブレイジング・エンジェル』
34.
7月26日『みんなのGOLF 5』
35.
7月26日『メジャーリーグベースボール 2K7』
36.
7月26日『湾岸ミッドナイト』
37.
8月30日『BLADE STORM 百年戦争』


 以上37本でした。
 SCEのソフトは8本、サードメーカーのソフトは29本でした。

 ちなみに配信専用タイトルは13本。


 今振り返ると、記憶していたよりも厳しいラインナップだったんだなという印象です。最初の10ヶ月で国内20万本以上売り上げるソフトは『ガンダム無双』と『みんゴル』くらいで。数も少なければキラーソフトも限られているという最初の10ヶ月でした。
 自分の記憶では初期に発売していたイメージの『メタルギアソリッド4』は2008年の6月発売。『龍が如く』が出てくるのも2008年の3月(『見参!』)。2009年の半ば以降ようやく『ロロナのアトリエ』、本体値下げ、『TOV』や『FF13』とキラータイトルが出てくるようになるという。


 確かにこの状況を見ると、「PS3だって3年目から普及し始めたんだからWii Uだって」という意見も分からなくはないですね。



【Vitaの本体発売から10ヶ月間に発売したソフト】
※ タイトルラインナップはWikipedia参照しました
1.12月17日『BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND』
2.
12月17日『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』
3.
12月17日『真・三國無双 NEXT』
4.
12月17日『F1 2011』
5.
12月17日『ASPHALT:INJECTION』
6.
12月17日『麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版』
7.
12月17日『地獄の軍団 Army Corps of Hell』
8.
12月17日『ロード オブ アポカリプス』
9.
12月17日『忍道2 散華』
10.
12月17日『パワースマッシュ4』
11.
12月17日『アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり』
12.
12月17日『みんなのGOLF 6』
13.
12月17日『モンスターレーダー』
14.
12月17日『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』
15.
12月17日『ドリームクラブZERO ポータブル』
16.
12月17日『魔界戦記ディスガイア3 Return』
17.
12月17日『塊魂 ノ・ビ〜タ』
18.
12月17日『リッジレーサー』
19.
12月17日『ダーククエスト 〜Alliance〜』
20.
12月17日『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスHD』
21.
01月19日『WipEout 2048』
22.
01月26日『テイルズ オブ イノセンス R』
23.
02月02日『ラグナロク オデッセイ』
24.
02月09日『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動』
25.
02月09日『墨鬼 SUMIONI』
26.
02月16日『極限脱出ADV 善人シボウデス』
27.
02月23日『NINJA GAIDEN Σ PLUS』
28.
02月23日『リアリティーファイター』
29.
3月8日『Unit 13』
30.
03月15日『スロッターマニアV BLACK LAGOON』
31.
03月15日『FIFA ワールドクラス サッカー』
32.
03月22日『TOEIC®TEST 実戦特訓』
33.
03月22日『リトルバスターズ! Converted Edition』
34.0
3月29日『@field』
35.
03月29日『王と魔王と7人の姫君たち ~新・王様物語~』
36.
03月29日『プロ野球スピリッツ2012』
37.
03月29日『Let's Try Bass Fishing FISH ON NEXT』
38.
04月12日『ニコリの数独V 珠玉の12パズル』
39.
4月12日『レイマン オリジン』
40.
04月19日『ルミネス エレクトロニック シンフォニー』
41.
04月26日『シェルノサージュ~失われた星へ捧ぐ詩~』
42.
04月26日『ネクレボ 英文法徹底特訓』
43.
05月24日『サムライ&ドラゴンズ』
44.
05月31日『ネクレボ 行政書士試験』
45.
06月07日『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』
46.
06月07日『ハローキティといっしょ ブロッククラッシュV』
47.
06月14日『スーパーモンキーボール 特盛あそビ~タ!』
48.
6月14日『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
49.
06月28日『ネクレボ ITパスポート試験』
50.
06月28日『ネクレボ 基本情報技術者試験』
51.
06月28日『ネクレボ 応用情報技術者試験』
52.
06月28日『メタルギア ソリッド HD エディション』
53.
07月05日『Dokuro』
54.
07月12日『タイムトラベラーズ』
55.
07月12日『RESISTANCE −アメリカ最後の抵抗−』
56.
07月19日『実況パワフルプロ野球2012』
57.
07月26日『ネクレボ FP技能検定試験2級』
58.
07月26日『ネクレボ FP技能検定試験3級』
59.
08月02日『萌え萌え大戦争☆げんだいばーん ++(ぷらすぷらす)』
60.
08月09日『銀星将棋 強天怒闘風雷神』
61.
08月09日『orgarhythm』
62.
08月23日『ネクレボ 宅建試験』
63.
08月23日『ネクレボ 情報セキュリティスペシャリスト試験 ネットワークスペシャリスト試験』
64.
08月23日『特殊報道部』
65.
08月30日『初音ミク -Project DIVA- f』
66.
09月20日『リトルビッグプラネット』
67.
09月27日『イース セルセタの樹海』
68.
09月27日『地球防衛軍3 PORTABLE』
69.
09月27日『信長の野望・天道 with パワーアップキット』
70.
09月27日『DJ MAX TECHNIKA TUNE』
71.
09月27日『ネクレボ 社会福祉士試験』


 以上71本です。
 SCEおよびソニー系列の会社のソフトは9本、サードのソフトは62本です。

 ちなみに配信専用タイトルは30本。

 多い。とにかく多いです。
 試験関係のソフトがどんだけあるんだよとは思いますが、最初の10ヶ月間は3DSより多くのソフトが出ていたというのは驚きです。3DSの10ヶ月は12月が入らなかったので、11ヶ月間ならば3DSが85本・Vitaが76本になるのですけど……それでも、Vitaの初期にこんなにたくさんのソフトが出ていたのかと思います。


 『みんゴル』『ペルソナ4』『初音ミク』は10万本以上を売り上げて本体を牽引しているのですが、逆に言うとリメイクの『ペルソナ4』以上のキラーソフトが未だに出ていないというのがVita最大のネックですよね。


 そういう意味で「Vitaにはソフトがない」と「Wii Uにはソフトがない」は字面は似ているけど意味合いが180度違うんですね。前者は「幅広いソフトはあるがキラーソフトはない」、後者は「キラーソフトはあるがソフトのジャンルが狭い」という。




【Wii Uの本体発売から10ヶ月間に発売したソフト】
※ タイトルラインナップはWikipedia参照しました
1.12月08日『New スーパーマリオブラザーズ U』
2.
12月08日『Nintendo Land』
3.
12月08日『FIFA13 ワールドクラスサッカー』
4.
12月08日『Mass Effect 3 特別版』
5.
12月08日『モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.』
7.
12月08日『NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge』
8.
12月08日『無双OROCHI2 Hyper』
9.
12月08日『鉄拳タッグトーナメント2 Wii U エディション』
10.
12月08日『アサシン クリード III』
11.
12月08日『ZombiU』
12.
12月08日『バットマン:アーカム・シティ アーマードエディション』
13.
12月13日『三國志12』
14.
12月20日『コール オブ デューティ ブラックオプス2(吹き替え版)』
15.
12月20日『SIMPLEシリーズ for Wii U Vol.1 THEファミリーパーティ』
16.
12月20日『スポーツコネクション』
17.
1月31日『真・北斗無双』
18.
2月21日『TANK!TANK!TANK!』
19.
3月20日『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド U』
20.
3月28日『ゲーム&ワリオ』
21.
3月30日『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』
22.
5月23日『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』
23.
6月06日『ラビッツランド』
24.
6月27日『F1 RACE STARS POWERED UP EDITION』
25.
6月27日『インジャスティス 神々の激突』
26.
7月12日『スカイランダーズ スパイロの大冒険』
27.
7月13日『New スーパールイージ U』
28.
7月13日『ピクミン3』
29.
7月18日『スナイパーエリートV2』
30.
7月25日『レゴシティ アンダーカバー』
31.
8月08日『龍が如く1&2 HD for Wii U』
32.
8月24日『The Wonderful 101』
33.
9月05日『スプリンターセル ブラックリスト』
34.
9月26日『ゼルダの伝説 風のタクト H』
35.
9月26日『ディズニー エピックミッキー2:二つの力』
36.
9月26日『三國志12 with パワーアップキット』


 以上36本でした。PS3に1本負けた!
 その内、任天堂タイトルは8本。サードのソフトは28本です。

 ダウンロード専売ソフトは19本ですが、『Wii U Panorama View』が5本も入っているのでこれを一つと考えると15本。パッケージソフトとダウンロード専売ソフトの合計では、PS3に1本勝ちます!


 実を言うと、「Wii U最初の10ヶ月間」は「PS3最初の10ヶ月間」にすごく似ているんです。ソフトの数、サードメーカーのソフトの数も1コ差違いですが、この時期に発売されたキラーソフトの売上げも大差がないんです。
 PS3はその後何年間かの累計ですし、Wii Uのソフトはこれからも売上げを伸ばしていくソフトもあると思いますが……PS3の『みんなのGOLF5』が40万本で、Wii Uの『NewマリオU』が50万本。PS3の『ガンダム無双』が30万本で、Wii Uの『ニンテンドーランド』が30万本。

 PS3はこの時期は「それでもメタルギアソリッド4とファイナルファンタジー13が出れば……!」と言われていたし、Wii Uも現状「それでもマリオカートとスマッシュブラザーズが出れば……!」と言われています。
 ちなみにPS3は発売1年で1万円の値下げ(PS2互換を切ったバージョンの投入)をしているし、Wii Uは発売11ヶ月で1万円以上お得なファミリーパックを投入します。この状況も似ているという。



 「PS3と似た状況なら安心だ!」と思うか、
 「PS3と似た状況ではダメじゃないか!」と思うかは人それぞれだと思いますが(笑)。


 PS3の歴代ソフト売上げTOP30を見るとほとんどが2009年以降に発売されたソフトなので、HD機の1年目に出せるソフトの数はこんなもので、本格的にソフトが揃うのは3~4年目以降ってことなのかも知れませんね。当然2009年に発売されたサードメーカーのPS3ソフトは2009年から作り始めたワケではなくて、ハード発売前やハード普及に苦戦していた1年目から開発が始まったソフトも多いでしょうし。


 ……と考えると「Wii Uも2015年くらいまで買わなくてイイ」ということになりますが(笑)、やっぱり新しいゲーム機を買うのは「遊びたいソフトが出るまで待つ」方がイイと自分は思います。

 「『Wii Fit』の新作が春までには出るし、本体を12月に買ってもそれまでに値下げされることはないだろうな!」と発売日に買った私のような阿呆はもう十分だ。



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リアルタイムに読む楽しさと、完結してから一気に読む楽しさと

 最近、買ったまま読まずにずっと積んでいた『鋼の錬金術師』を最初から最後まで一気読みして考えたことがありました。

(関連記事:今ならばラストまで一気に読める幸せ。『鋼の錬金術師』全27巻紹介



 自分はこの漫画を単行本の14巻までは、単行本が出たら読むという普通の“単行本派”として読んでいたのですが……この漫画は登場人物が多くて、それぞれがそれぞれの目的のために別々に動いているため、新刊が出て読んでも「あれ?なんでコイツとコイツが一緒にいるんだっけ……」と分からなくなってしまうことが多くて。かと言って、新刊が出る度に1巻から読み返すのは大変で。

 「時間が出来たらまとめて読もう」と放置していたら、いつの間にか完結してしまっていたという。



 正直なことを言うと、今もそういう漫画が何本も私の本棚には眠っています。
 「新刊出たけど前の巻の話を覚えていないからどうしよう……」と放置している漫画がいくつもあるのです。



 「完結した漫画」を一気に読むのは、とてつもなく贅沢な楽しみだと思います。
 『鋼の錬金術師』を27冊一気に読んで(15巻以降は初めて読む話)、「次の巻が出るまで待たなくてイイというのはすごく幸せなことだ!」と心底思いました。続きが気になる!→すぐ読めるし、前の話を忘れないでいられるし、時間を効率よく使えているとも思えます。



 “漫画”は比較的、「後からでも楽しみやすい娯楽」ですよね。
 単行本という形になっている作品ならば、完結してから何年かが経っていても後から買って読むことが出来ます。20年くらい前ならば「昔の漫画だから手に入らない!」ってこともありましたが、今ならインターネットで全国の在庫を探せるようになりましたし、“電子書籍”という文化が根付けば今後はますます「昔の漫画だから読めない!」ってことは減るんじゃないかと思います。

 だから、「連載が完結してから一気に読む」のでも問題なく楽しめるし、自分はもう10年くらい前から「完結した漫画を一気に読むのは楽しいよ」と言ってきました。

 作者や出版社の立場からすると「完結する前から応援してくれないと打ち切りになっちゃうんですけど!!」という話なんで。「完結するのを待つ」というのは、本当はあまり良い行為じゃないんですけどね。





 しかし、「完結した漫画を一気に読むのは楽しい」一方で。
 「リアルタイムに追いかけているからこその楽しさ」というものも、絶対にあるのです。

 昔の名作ゲームを今遊んでも100%の面白さを味わえるワケがない


 これは、今年の1月に書いたゲームについての記事です。
 『ドラクエ』だって『マリオ』だって、ゲームは一人で遊ぶものではありませんでした。みんなで情報を共有して「○○はどこどこにあったぞ」とか「無限1UPという方法があるらしい」と模索しているのが楽しかったのです。それは何十年も経ってから攻略サイトを観ながらプレイしても決して味わえない楽しさじゃないか―――という話です。


 これはゲームに限った話じゃないと思います。
 漫画だって、クラスで「今週の○○読んだ?」という話をしていましたもの。
 昔、某漫画雑誌の感想サイトをやっていた頃、雑誌の発売を心待ちにして、一作品一作品を大切に読んで感想を書いて、それをみんなで共有したりあーだこーだ言い合ったりするのが楽しかったです。「来週どうなるんだろう」「○○の出番キターーー!」「俺の大好きな漫画が打ち切りになりそうじゃないか!」と言い合っていた楽しさは、リアルタイムでしか味わえない楽しさですよね。


 “単行本派”は“漫画雑誌派”よりかはリアルタイムではありませんが、それでも人気作品ならば「○○の新刊はどうだった」みたいな話をTwitterで見かけることはあります。『よつばと!』なんかは、特にそういう人を集めてTLを作っているワケでもないのに、自分のTLでも話題に出している人を見かけます。
 そうやって単行本1冊1冊出るのを待ちわびて、やっと出たぞとみんなで共有するのはやはり「完結してから一気に読む」のでは味わえない楽しさだと思います。

 それこそ『鋼の錬金術士』も、リアルタイムで追いかけていた頃は単行本1冊1冊感想を書いていたりしましたね、私。その頃の閲覧者はもうあまり残っていないと思いますけど……





 アニメもそうですね。
 Twitterを見ていると、アニメを文字通りリアルタイムに視聴しながら実況ツイートをしている人がたくさんいる一方で。「とりあえず全作品を録画しておいて、話題になっているのだけ全話終わってから一気に観る」という人も見かけます。

 面白いか面白くないか分からない作品をとりあえず片っ端からリアルタイムに観るよりも、完結してから話題作だけ一気に観る方が効率の良い時間の使い方だと思う一方で―――「みんなで同じ作品を楽しんでいる」感は、やっぱりそれだと薄れてしまうよなぁと思います。


 まぁ、アニメの場合は放送しない地域とか放送が遅れる地域とかもあるんで、それ以前の問題も多いんですけどね。





 それでもやはり時間がなくてリアルタイムに追いかけられないこともあるし、昔の名作を今から触れてみたいって場合はどうしたって「リアルタイムだからこその楽しさ」を味わえませんが。
 そういう作品のレビューなんかを書く時も、「自分は“リアルタイムだからこその楽しさ”を味わえていないんだ」ということは自覚しなくてはならないなと思うのです。その上で、今この時代に楽しめるのかどうかを考えなくてならないな、と。


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「2回作るとゲームは良くなる」けれど、「ゲームを2回売るのは難しい」

 『ゼルダの伝説 風のタクトHD』の社長が訊くで、ちょうど最近自分が考えていることに近いことを話されていました。


<以下、引用>
青沼「そうやって直してみると、やっぱり劇的によくなるわけです。
 「なんであの時、こうしなかったんだ?」 と思うくらい変わるところもあって。」

岩田「宮本さんがよく 「ゲームは2度つくるとよくなる」って言っていますけど、その言葉をかみしめるような話ですね。
 まあ「普通は2度つくれないんですよ」ってわたしは言うんですけど(笑)。」

青沼「本当にそうです。」

――――中略―――――

岩田「もちろん、あのときベストを尽くしてないとはまったく思っていませんし、
 実際、スタッフの情念ともいえる おびただしいエネルギーとアイデアが 注ぎ込まれている作品だとやっぱり思いますよ。
 そうでなければ今回HDに リメイクしようという話も出ないわけで。」

青沼「そこはやっぱり、11年経ったからはじめて振り返れることでもあるんですよね。」

滝澤「こんなふうに冷静な目でもう一回つくり直せる機会って、普通はないですからね。」

一同「(声をそろえて)ないですね。」

岩田「今回は「それができた」っていうことですね。」

青沼「その「前半が神で、後半が・・・」っていうことも、
 ずーっと「痛いなぁ」と思いながら、生きてきてるじゃないですか。
 だからたとえば5年前だったら、機会があってもまだやる気にはなれなかったかもしれないです。」
</ここまで>
※ 改行・強調など一部手を加えました



 自分はプレイしていないので「そう言われているのを読んだことがある」程度の話ですけど、ゲームキューブ版の『ゼルダの伝説 風のタクト』はゼルダファンの間でも「ポテンシャルはすさまじいんだけど後半の詰めを誤った」という評価をよく目にします。
 それは、当時のゲームキューブがなかなか普及しなかったことで、「クオリティ優先」ではなくて「納期優先」で仕上げるしかなかったからだ―――なんて言われていて。その噂の真偽はともかく、青沼さんはそれをずっと後悔しながら生きてきたのかと、改めてゼルダシリーズの重圧のようなものを考えてしまいました。



○ 同じ作品を作り直せば良くなる(リメイク)
 元作品の評価や反省点を受けて作り直された「リメイク作品」は、分かりやすく「良くなる」ことを狙って作られた作品だと思います。元作品に分かりやすい欠点があればあるほど、リメイクで化ける可能性は高くなると思います。

 「ゼルダ」と並ぶ歴史を持つ「ドラクエ」シリーズの『ドラゴンクエスト7』も、奇しくも今年リメイクされていました。こちらもリメイクが発表された際に「序盤にやたら時間かかる神殿部分を直しました」と、元作品の欠点を修正していることをポイントに挙げていたんですね。


 最初から完璧にニーズに応えられる商品なんて、そうそう作れるものではないです。
 ゲームが商品である以上「発売時期」との兼ね合いもあるし、必ずしも作り手が納得した形で出せるワケではありません。
 ならば、一旦市場に出て、評価を受け終わってから作り直すリメイク作品の方が、「元作品よりも市場のニーズに応えられた作品になる」という見方も出来るんですね。




○ それを活かしてもう一本作れば良くなる(続編)
 元々、「ゲームは2度つくるとよくなる」という宮本さんの発言は、Wiiの『スーパーマリオギャラクシー2』の「社長が訊く」の時に仰られたことだったと記憶していたのですが。今読み返してもそういう表現は……特にない……ですね。あれー?


 しかし、ここで宮本さんが仰っていることは「ゲームを2回作るメリット」なので、近からず遠からずですかね。せっかく気合入れて作った作品なんだから、それを活かしてもう1本作っちゃおうよ――――という考え方です。実は、近年の任天堂のゲームは結構こういうパターンが多いんですよね。


・『時のオカリナ』を活かして作った『ムジュラの仮面』
・『脳トレ』を活かして作った『もっと脳トレ』
・『Wii Fit』を活かして作った『Wii Fit Plus』
・『スーパーマリオギャラクシー』を活かして作った『スーパーマリオギャラクシー2』



 キャラクターの動きなどの“素材”を使いまわせることも大きいですが、1作目で作った市場があるので2作目を投入しやすく、予算も組みやすく、1作目からそれほど間を置かずに“同一ハードで”出すことが出来るんですね。


 もちろんこれは別に最近の任天堂ゲームに限った話でもないです。
 『ドラクエ』の後には『ドラクエ2』『ドラクエ3』……と続きますし。
 『ストII』の後には『ストII’』『ストIIターボ』……と続きますし。
 1作目の素材を使って次々に2作目・3作目と投入していくことで、作品としてもどんどんブラッシュアップされていくし、商品としても市場を形成していきやすい――――『レイトン教授』だって『龍が如く』だって『モンスターハンター』だって、そうやって育ったシリーズだと思うのです。


 私の大好きなDSiウェア『ラビ×ラビ』だって、元々は携帯電話用アプリですもんね。元作品の評判はあまり良くなかったみたいですが、その素材を活かしてDSiウェアで新たに作った2作目(『ラビ×ラビ』1作目)で神ゲーになったという例です。

 そう考えると、素材を新たに作らなきゃならなくなった3DSの『外伝』や『3』―――というのは、DSiウェアのようにはいかなかったということなんでしょうかね。値段も3倍に跳ね上がってしまったし。



 具体名は出しませんけど、PS3のゲームとかは、HD機になったばかりの頃は大変だったのか1作目はキャラも少なくて評判悪い→その素材を活かした2作目以降はグンと評価が上がる、みたいなソフトが多かったですよね。
 「シリーズ乱発」なんて言われてしまうけど、1作品だけに集中して作るよりも、1作目・2作目・3作目と出していくことで良くなっていくこともあると思うのです。

 だからさ!最近出たアレだって2作目・3作目と出ればどんどん良くなっていくと思いますよ!!(出るかは知らんし、相当な信頼は失っていると思うけど)





○ 欠点を修正&追加要素を足せば良くなる(完全版)
 突然話が変わりますけど、自分は今『ファンタジーライフLink』をプレイ中です。
 このゲームは、去年の12月に発売した『ファンタジーライフ』の、今年7月に出た完全版なんですが……『ファンタジーライフ』を持っている人は2000円の有料DLCを買うと完全版『ファンタジーライフLink』に変わるという不思議な仕組みになっているのです。もちろんセーブデータは引き継がれます。


 自分はその完全版からプレイし始めたのですが、元作品からずっとプレイしている母からはネチネチと、

・「前のはアイテムを10コまでしか重ねられなかったんだ」
・「アイテム作成の際に素材を倉庫から出さなきゃならなかったのに」
・「ビッグアイテムを受け取る人、前はこんなとこにいなかった」

 「最近の若者は便利になった世の中で楽をしておる」みたいなことを言われています(笑)。そんなこと知るかーーーっ!と思いつつも、それだけ「完全版でゲームが良くなった」ということなんですよね。これも言ってしまえば「2回作ると良くなる」という例です。



 「完全版商法」というのは同じゲームを2回買わせる酷い商売だとか、不完全版を売っていたのかとか、批判される対象になりがちですけど。「同じゲームを2回作る」ことで完成度が高くなる、という見方も出来るんですよね。
 この『ファンタジーライフ』のように、元作品を持っている人は有料DLCでアップグレード出来てこれからも長く遊べるor元作品を持っていない人は『Link』パッケージ版を買って最初から完全版が楽しめる――――というのは、ファンは長く遊べるし、メーカーは新たな顧客と収入源を得られるしで、理想的な形じゃないかと思うのです。


 『ブレイブリーデフォルト』も、「完全版ではない」とは言っていますけど(笑)、今度出る完全版のような作品は元作品を持っていた人には優待価格でDL版が買えてセーブデータも引き継げるなんて書かれていますね。
 この作品も元作品発売後の要望などを聞いて、問題点を修正していることをポイントに挙げられています。こちらも「ゲームを良くするために2回作る」例ですよね。


 さっき「続編」の例に出したけど、『Wii Fit Plus』もこっちの「完全版」かもですね。
 元作品を持っている人は2000円でバージョンアップ出来て、持っていない人は9800円で新しく買うことが出来た。




 ……ということで、「リメイク」「続編」「完全版」と「2回作るとゲームは良くなる」例を挙げさせていただきました。これだけ書くと「「リメイク」「続編」「完全版」は素晴らしい!全部の作品は2回作るべきだ!」と言っているように思えるかもですが、当然そういう話ではないです。

 冒頭に紹介した岩田社長のこの言葉を思い返してみましょう。


 「まあ「普通は2度つくれないんですよ」ってわたしは言うんですけど(笑)。」



 2回作られるゲームなんて、相当に幸運な作品でしかないんです。





 「リメイクされるゲーム」は、単に「欠点のあるゲーム」というだけではダメです。そりゃそうです(笑)。リメイク作品もそれなりに売れなくては赤字になってしまいますから、元作品もそれなりにヒットしていなくてはならないし、知名度もある作品でなくてはなりません。


 歴史のあるシリーズの場合―――『ドラクエ』も『ゼルダ』も、「9からドラクエ始めたから7やったことない」とか、「夢幻の砂時計はやったけど風のタクトはやっていない」という人もいるでしょうし。逆にリメイク作品からシリーズに入る人も多いでしょう。そうしたシリーズはリメイク作品を出すメリットが大きいんです。

 『ドラクエ』なんかは分かりやすく、「ナンバリングタイトルを出すハードにリメイク作品を」出すしますよね。『ドラクエ7』をプレステで出した1年後に『ドラクエ4』のリメイク作をプレステで出して、『ドラクエ8』をPS2で出す半年前に『ドラクエ5』のリメイク作をPS2で出して、『ドラクエ9』をDSで出す前後に『4』『5』『6』のリメイク作をDSで出して、『ドラクエ10』をWiiで出す前に『1・2・3』のリメイク作をWiiで出す。

 それは、過去作品を使って「そのハードでドラクエを売れる下地を作る」狙いと、「新作だけじゃなくてリメイクもあるからとそのハードを買ってもらえる」狙いがあるんだと思います。




 逆に言えば、売れてもいないし知名度もないしシリーズとして新作も出ない作品なんて、「ここを直せば傑作になるのになー」なんて分かっていてもリメイクなんてされませんし。
 そもそも一度クリアしたゲームのリメイク作品を遊びたいって思う人がそんなに多いとは思いませんしね。ナンバリング本編は300~400万本は売れる『ドラクエ』ですら、リメイクは100万~200万の間ですからね。半減以下なワケです。元がデカイからそれでも大ヒットなんですけど(笑)。

 加えて、そのハードのユーザー層に合っていなければ売れませんし、時代に合っていなければ売れません。
 『時オカ3D』は据置機→携帯機のリメイクだから売れたけど、『風タクHD』は据置機→据置機のリメイクだから正直厳しいんじゃないかなぁって思います。それでも、Wii Uソフトラインナップ拡充のためには必要な商品ではあるんでしょうけど。





 「続編が作られるゲーム」も、もちろん元作品が売れていなければなりません。
 前作がこれだけ売れたから続編はこれくらい売れると見越して予算を組むぞーってなるワケですからね。どんなに声の大きなファンが要望していても、元作品が売れていなければファンも少ないワケで、なかなか続編は作れませんよね。

 それと、“同一ハードで”続編を出すには……当然ハードの末期ではどうしようもないのです。
 『ラストストーリー』を遊んだ人は大抵「素材はイイのに調理の仕方で失敗しただけ。続編が出れば傑作になるだろう!」と思うのですが、あのゲームが発売されたのは2011年です。そこからWiiで続編を作っても完成する頃にはWii Uが出ているし(※1)、じゃあWii Uで続編をと考えるとHDグラフィックで作り直さなければなりません。それでは『ムジュラ』や『マリギャラ2』のように「素材が使えるから短い期間で続編が完成できる」とはいきませんよね。

(※1:サードーメーカーならWii Uが出てもWiiのソフトを出し続けてもイイだろうけど、任天堂はそれだとWii Uの普及を妨げるからやらないと思います)



 また、いくら素材が使いまわせると言っても「続編」を作るからには、「新しいストーリー」「新しいマップ」「新しい要素」がないと成り立ちませんから作るのにもちろん労力はかかるし。
 新しいものを足した結果、「1作目は良かったけど2作目はダメになっちゃった」って可能性だって余裕であるワケで。言うほど楽な話ではないんですよね。




 「完全版が出せるゲーム」も、もちろん元作品が売れていないとならないと思いますが。
 例えばストーリーメインのRPGとか、完全版が出たからと言って「また同じストーリーを遊ぶのかよ」って思っちゃいますよね。リメイク作品のように10年とかの年月が経っているワケでもなければ、続編のように「新しいストーリー」があるワケでもありませんし。「2回作ってゲームは良くなった」としても、元作品も完全版を買うって人はよっぽどのファンしかいないと思うのです。

 なので、元作品はXbox360で出したけど、完全版はPS3で出します―――みたいなことをして、余計な火種になってしまうという。あの手口、Xbox360ユーザーからすると「ふざけんじゃねえ」って話だと思うんですが。実際PS3で後から出した完全版が同等かそれ以上に売れてしまっているのを見ると、「ゲームを2回売るのはこの手口が最適解だ」と考えるメーカーが多くても仕方ないかなと思ってしまいます。

 せめて、『ファンタジーライフ』のように有料DLCでイイから、Xbox360で元作品を買ったユーザーには数千円で完全版にバージョンアップさせるみたいなことをすれば良かったと思うんですけどね……





 で、こんな風に「リメイク」「続編」「完全版」が増えて、「2回作ったからゲームは良くなったぞ」というソフトが増えると。今度は「「リメイク」「続編」「完全版」が出るまで待とう」という人が増えて、そもそもの1作目が売れない(なので2作目も作られない)――――なんてケースも出てくると思います。

 いや、流石に新作に対して「10年後にリメイクされるかも知れないから10年後まで待とう」なんて人は少ないと思いますが(笑)、完全版商法は新作を買おうという心にブレーキをかけてしまっているところはあると思います。


 また、そもそもの話なんですが。
 「2回作るとゲームは良くなる」と思って「リメイク」「続編」「完全版」を作った結果、元作品より悪くなるケースだってたくさんあるワケで(笑)。
 売れていないゲームは「リメイク」「続編」「完全版」が出ないけど、欠点のない完璧な作品は「リメイク」「続編」「完全版」を出しても良くなる余地は少なかったりで。「元作品の方が良かったな」「前作の方が良かったな」「完全版は蛇足だったな」という可能性もあるんですよね。



 「まあ「普通は2度つくれないんですよ」ってわたしは言うんですけど(笑)。」

 この岩田社長の言葉は、作り手はもちろん、ゲームファンとしても覚悟しておかなければならない言葉なんだと思うのです。「2回作る」機会が与えられること自体が幸運なんだ。


| ゲーム雑記 | 17:53 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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『モテない4コマ』をパブーにて無料公開しました!

 2010年にPixivやここに掲載した『モテない4コマ』16ページと、2012年にペンタブ購入時の練習用に描いた『モテない6コマ』2ページを合わせて1冊の電子書籍にしました。パブーにて無料公開中です。


 無料なのでパブーのアカウントを持っていない人でも、インターネット上からの閲覧&PDFファイルにてダウンロード保存してPCやスマホやタブレット端末などで読むことが可能です。
 たくさん閲覧&ダウンロードされるほど、新たにより多くの人に読んでもらえる機会が広がるので、多くの人に閲覧orダウンロードしてもらえると嬉しいです。

(関連記事:電子書籍のマンガを読むのに、タブレット端末は必須ではない




 せっかくパブーのアカウントを作ったんだから、『春夏秋冬オクテット』以外にもラインナップを並べたいなーというのが最初の目的でしたが。どうせならば過去に描いた作品もちゃんと電子書籍化しておきたいなという目的に変わっていきました。

 例えば、漫画を公開している自分のサイトが明日閉鎖される可能性だってゼロじゃないし、Pixivなどのサイトも未来永劫ずっと続くとは思えません。いつかは終わるのがインターネットサービスです。
 そうすると自分の漫画が誰にも読めなくなってしまうんですね。だから、自分の作品を応援してくれている人の手にちゃんと残す形にしておきたいなと、今回サイズ調整やら台詞やらをコレ用に合わせて作成しました。



 全部の作品をやるつもりはありませんけど(初期の作品は自分でも直視できない)、時間のある時に少しずつ電子書籍化していけたらなって思います。

| それ以前の短編漫画 | 17:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キンドルで電子書籍を出版する際の最低価格が変更されていた件

 今日は「「キンドル」での電子書籍出版を諦めた自分が「パブー」に救われた件」という記事を書くつもりだったのですが、書きながら調べてみると……自分がキンドルでの出版を諦めた7月の頃と違っていて、どうも規約が変わっていた模様です。


 変わっていたのは「最低価格」。
 5月に「キンドルで自作漫画を出版する際に注意したい「容量」と「最低価格」について」という記事を書いた際の規約は以下の通りでした。7月に自分が出版しようとして諦めた際も同じでした。



「35%のロイヤリティオプション」を選択した場合
• 3MB以下の本の最低価格は「99円」
• 3MB以上10MB以下の本の最低価格は「200円」
• 10MB以上の本の最低価格は「300円」



 「70%のロイヤリティオプション」については説明が面倒くさいんで5月の記事を読んでくださいな。




 それが、今回9月21日に調べてみたところ、ヘルプのページにこう記述されていたんですね。

「35%のロイヤリティオプション」を選択した場合
• 3MB以下の本の最低価格は「99円」
• 3MB以上の本の最低価格は「200円」




 つまり、10MB~50MBの本を出版する際の最低価格が「300円」から「200円」に変更になったみたいなんです。


 だからなんだと思われるかも知れませんが。
 漫画の本をキンドルで出版する際、MOBIファイルを50MBに収めるというのはすごく大変なんです。自分が7月に断念した時の話をすると――――画像サイズにもよるのかも知れませんが、120ページ前後が限界でした。150ページの漫画を出そうとすると、どんなに画像を圧縮しても51.4MBから減らずににっちもさっちもいかなくなってしまったのです。

 一説によると、1月くらいの段階では「50MBを超えたMOBIファイルもアップロードできた」という話なんですが、7月の時点でも9月現在でも試したところ、51.4MBのファイルはアップロードできませんでした。



 要するに……7月の段階では「120ページ300円」で売るしかなかったところ。
 現在では「120ページ200円」で売れるようになっていたということです。





 自分がキンドルで出版したかった『春夏秋冬オクテット』は全290ページなので、これを120ページごとに分けると上中下巻に分けなくてはなりません。7月の段階では300円×3冊=900円で出すしかなかったのですが、現在は200円×3冊=600円で出せるようになったということです。

 出すかは微妙ですけど(笑)。
 3冊に分けて出すということは、表紙と目次と後書を3通り用意しなくちゃならないので……時間のある時にしか作業出来ません。どれだけ需要があるかも分かりませんしねぇ。




 ちなみに「パブー」なら。

・本全体の容量制限はなし。
・1ページごとに使える画像ファイルは2MBまで(キンドルは800KBまで)
・設定できる販売価格は10円~3000円
・無料公開も可能
・こっちの本を買った人はこっちの本は幾ら、みたいなことも出来る
無条件で売上げの70%がロイヤリティになる
・売上げの振込手数料はパブーが負担
・試し読みページも作者が自由に決められる
18禁作品でも可



 と……キンドルに比べて、作者にとってとてつもなくありがたい仕様なんですけど。キンドルに比べてメジャーにはならないし、パブーで出しても「キンドルだったら買ってたのに」と言われちゃうんですよねぇ。まぁ理由は分からなくもないし、いつかそのことも記事に書くつもりですけど。

 もっと多くの人がパブーで出版してくれればイイのになぁと思います。



| 漫画作成 | 17:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『Wii Sports』も『Wii Fit』も基本無料ソフトになった

 9月18日、自分が期待していた「Wii Fit U Direct」の映像が公開されました。
 この映像の中では『Wii Fit U』だけでなく、『Wii Sports』の新作『Wii Sports Club』も発表されました。前世代機Wiiの象徴だった『Wii Sports』と『Wii Fit』の新作が一緒に公開されたということですね。





 色々と思うことがあってTwitterにも愚痴愚痴書いていましたけど……
 一日経って冷静になって考えてみると、自分が不満に思っていることの根本は「あんまり面白そうじゃないな……」というだけの話で。
 これは『Wii Sports』も『Wii Fit Plus』も大好きだったために、前作にオンライン対戦を足したとか前作にフィットメーターを足したとかの情報に「俺が好きだったのはそういうとこじゃなかったんだけどなぁ」とガッカリしてしまっだだけの話で。結局のところ「好きなゲームの続編は楽しめない」といういつもの私の我侭で。

 こういう話は誰にも同意されないことは分かっていますし、皆さんも興味ないでしょうから……今日は私の感想なんかは置いといて、「この二つのソフトで任天堂は何をしたいのか」「任天堂にとってはこのソフトはどういう位置付けなのか」を考えていこうと思います。一日経って、冷静になったところもあるので。



 まずは二つのソフトの説明。
 『Wii Sports Club』は10月30日よりダウンロード専用ソフトとして発売されます。
 このソフトのダウンロードは無料です。

 2006年に発売された『Wii Sports』に収録されていた「テニス」「ボウリング」「ベースボール」「ゴルフ」「ボクシング」を、それぞれWii U用にリニューアルしたソフトです。Wii U用にリニューアルしてあるので、HDグラフィック・モーションプラス専用・オンライン対戦対応になりました。

 10月30日に遊べるのは「テニス」と「ボウリング」。
 残りの種目は随時追加されていくんだと思います。


 このソフトの最大の特徴は、その料金体系です。
 まずは普通のダウンロードソフトのように、各種目を一つずつ1000円で購入するという方法があります。『すれちがいMii広場』で追加の4つのゲームを買うとか、『だるめしスポーツ店』で野球ゲームを買うのとかと同じ方法ですね。



 もう一つは200円で「24時間利用券」を買うという方法です。
 200円を払えば、その時に配信されている種目全てが24時間遊べるということで―――『WiiカラオケU』に近い方法ですね。「友達が遊びに来たから、200円払ってみんなで遊ぼう!」という接待ゲーム向けの方法なのです。

 また、『Wii Sports Club』は最初に起動した時から24時間は全ての種目が遊び放題ということで――――「最初の200円はサービスだよ」ってことですね。記事タイトルに“『Wii Sports』も基本無料ソフトになった”と書きましたが、正確には「『Wii Sports』も基本無料ソフトになった(ただし24時間だけ)」です。



 現在のところはパッケージ版は発表されていません。
 完成した種目からダウンロード配信して5種目全てが配信されたら全部入りのパッケージ版を出すって可能性はあると思いますし、本体に最初から5種目入っている本体内蔵版とかも出る可能性もありますが……
 現時点で発表されているのは、Wii Uをインターネットに繋いでいる人だけが買えるダウンロード版だけですし、恐らく“ダウンロード版の新しい形”を多くの人に体験してもらいたいために(少なくとも最初は)パッケージ版は出さないんだと思います。パッケージ版が出たら、みんなそっちを買っちゃうでしょうからね。





 次に『Wii Fit U』
 ダイレクトの映像ではフィットメーターの話ばかりで、フィットメーターに興味のない自分はガッカリするだけだったのですが。公式サイトによると随分と前作からパワーアップしているところもあるみたいです。

 Wii Uゲームパッドの内カメラを使って、「ヨガ」「筋トレ」「ダンス」をしている自分の姿を映し姿勢チェックが出来る―――とか。
 『Wii Fit』は全48種類のトレーニング、『Wii Fit Plus』は21種類追加されて全69種類のトレーニングでしたが……『Wii Fit U』はその内の58種目+新作19種目で全77種類のトレーニングになっているとか。

 「前作までのトレーニングが11種類削られている」けれど、重複しているトレーニングもあったので整理されているのはそんなにおかしくないかな。「ながら○○」もゲームパッドの画面があるからなくなっていると思われますし。

 

 新作19種目の中で既に発表されているのは「足踏み水鉄砲」「ウェイター」「ボブスレー(スケルトン?)」「レガッタ」「フラダンス」「スキューバダイビング」「トランポリン」……2012年時点の情報も入っているので、没になったのもあるかもですが。



 ソフトの正式発売は来年の2月1日。
 ソフト単体のダウンロード版は3500円。
 ソフトのパッケージ版とフィットメーターのセットは5985円。
 バランスWiiボードとソフトのパッケージ版とフィットメーターのセットは9975円。



 しかし、このソフトは10月31日からダウンロード版の先行キャンペーンが行われます。
 バランスWiiボードを持っていないと遊べませんが、Wii Uをインターネットに繋いでいる人ならば誰でも無料でダウンロードすることが可能です。そして1ヶ月間は遊び放題です。

 1ヶ月以上遊びたい人は、2485円のフィットメーターを買って登録すればその後もずっと遊び続けることが出来ます。バランスWiiボードを持っていて、Wii Uをインターネットに繋いでいる人限定ですが、周辺機器を買えば『Wii Fit U』は無料で楽しめるということです。


 前作『Wii Fit Plus』もバランスWiiボードを持っている人は定価2000円のパッケージ版で遊べたので、フィットメーター一つ2485円で遊べるというのは前作に引き続いて嬉しい価格設定ですね。家族全員分フィットメーターを買いますって人は大変でしょうけど(笑)。





 自分はWii U本体を発売日に買いましたし、任天堂以外のメーカーからもWii U用ソフトがたくさん出て欲しいと思っています。そのためにはWii U本体がたくさん売れて、たくさん普及しなければ―――と思っていたので、『Wii Sports』の新作や『Wii Fit』の新作にはWii U本体を普及させる役目を期待していました。

 『Wii Sports』も『Wii Fit』も国内だけで300万本以上売り上げた超キラータイトルだというのもあるのですが、それ以上にこの二つのシリーズは「3DSでは絶対に出来ないソフト」だからです。
 Wii Uのキラータイトルとして期待されている『Newマリオ』も『マリオ3D』も『マリオカート』も『スマッシュブラザーズ』も『どうぶつの森』も、「でも、それって3DSでも出ているよね」という現状ですから。「3DSでは出ない、Wii Uならではのソフト」は、『Wii Sports』や『Wii Fit』や『Wii Party』が最後の砦になると思っていたのです。



 ですが、蓋を開けたら「ダウンロード専売ソフト」「ダウンロード版を実質3ヶ月先行」です。ダウンロード専売ソフトを応援し続けていた私ですら、というか私ですから、これは無謀極まりないと思います。
 パッケージソフトが品切れだった『とび森』や『モンハン4』は例外として、『トモコレ』なんかの例でもダウンロード版は全体の10分の1という比率だそうです。その状況で、Wii U最後の希望の光だった両ソフトをダウンロードソフトとして売っていくというのは――――「あぁ……これでWii U普及の可能性は完全になくなった」と落胆してしまいました。




 しかし、一日経って冷静になってみると、その意図がなんとなく分かりました。
 『Wii Sports』や『Wii Fit』がキラーソフトだからこそ、「新しいビジネスモデルの模索」に当てはめてみようという試みなんじゃないかと思うのです。パッケージ版で手堅く売るのは後回しにして、インターネットを使った新しい売り方を見つけようと。


 『Wii Sports Club』の「24時間200円」という売り方は、今日初めてプレイしてもそこそこ楽しめる『Wii Sports』ならではだと思います。もしこれを『Newマリオ』シリーズのように「上手くなることが楽しい」ゲームに当てはめてしまったら、楽しくなる前に終わってしまいます。

 『Wii Fit U』の「最初の1ヶ月は無料」という売り方は、長く続けることに意味のある『Wii Fit』ならではだと思います。もしこれを『ゼルダの伝説』シリーズのように「クリアを目指す」ゲームに当てはめてしまったら、無料期間の間にクリアしてしまうと思います。




 任天堂はもちろん私達より多くのデータを持っています。
 以前に書いた3DSやWii Uの基本無料ソフトのダウンロード数と売上げ数のデータ等から、『Wii Sports Club』や『Wii Fit U』は「この方法で行こう」と決めたのでしょうし。

 もしこの二つのソフトがビジネスとして成功したのなら、任天堂はもちろん他のメーカーさんからもこういう売り方のソフトが出てくるかも知れませんよね。その礎として300万本クラスのソフトを投入するというのは、逆に考えるとそれほど大きな覚悟があるということなのかも知れません。



 そう!これはつまり『安藤ケンサク2』のフラグだったんだよ!!
 ってなワケはないと思いますが……

 パーティゲームやボードゲームは「24時間○○円」という売り方はアリだと思います。
 バンダイナムコから『TANK!TANK!TANK!』が既に出ていることを見れば、任天堂はサードメーカーにもこのやり方を開放するのだと思われますし、今までの「売り切り」のビジネスモデルでは成功していなかったソフトが出てくる可能性はあるんじゃないかと期待しています。

 eShopの項目で「友達が遊びに来た時向け24時間○○円ソフト!」みたいな特集をすればイイだけですしね。






 こういうことを書くのは気が引けるんですけど。
 『Wii Sports Club』の「1種目1000円」は高いですよ。
 『Wii Sports』が同じ5種目で定価4800円だったことを考えると、お値段アップしています。追加要素のモーションプラス対応も「ボウリング」と「ゴルフ」は既に『Wii Sports Resort』で対応されていますし、オンライン対戦もボイスチャットはないみたいですしね。
 「Miiverseで簡易メッセージが送れます」って言われても、Wiiリモコンプラス振り回して「テニス」している傍らにゲームパッドに書き込むような余裕あるかよ!って思ってしまいます。


 でも、「24時間200円」という方法もあることを考えると、この価格設定は任天堂としても「ユーザーは高めでも買い切りを選ぶのか、時間限定だけど安い方を選ぶのか」を知りたいのかなーと。




 パッケージ版も後から出すかも知れませんが……
 DSの時に『絵心教室』をDSiウェア版→パッケージ版という順番で出してもパケ版は売れた経緯があるので、「パッケージ版は後回しでも売れる」って見方も出来なくはないんですね。もちろん当時と今ではダウンロードソフトの認知率が違うとは思いますが。




 ということで、最後は「私の感想」で締めくくろうと思います。
 「大好きなゲームの続編」としては正直あまりテンションが上がりませんでしたし、少なくともこの年末商戦でWii Uが普及するのは難しいだろうとは思いました。その点はガッカリなんですけど、任天堂が300万本クラスのソフトを投入してまで「新しい方法」を提案していることで、これから面白いソフトが出てくるんじゃないかと期待できました。

 Wii Uの記事は毎回最後に「これから面白いソフトが出てくるんじゃないかと期待できました」って書いている気がするんで、「それはいつだよ!」って話なんですけど(笑)。
 今回の二つのソフトは、このブログで今まで書いてきた「Nintendo Web Framework」や「Unity」の話や、「Free to Play型のソフト」の話の流れに沿ったソフトとも言えて―――ようやくそれが形になって見えてきたってことかも知れませんね。


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自分が期待している2013年の秋アニメラインナップ

 またこの季節が来ましたよ!
 10月から始まる(主に)深夜アニメの中から、自分が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品をリストアップするだけの記事です!ネタ不足に悩むウチのブログにとっては救世主!!


 アニメ初心者の人は「たくさん作品があってどれを観てイイか分からない……」と絶望してしまうかも知れないので、その目安の一つになれればイイかなと思います。
 しかも、今季は原作なしのオリジナルアニメが多くて、アニメファンの間でもどれを観るべきか悩んでしまう季だと思います。自分も何とか8つにしぼって、第1話は8本とも観ますが、最終的に2~3本に絞る予定です。

(関連記事:超初心者のための“深夜アニメの楽しみ方”講座
(関連記事:超初心者のための“深夜アニメの選び方”講座
(関連記事:超初心者のための“深夜アニメの切り方”講座



 今回も『脳とアニメーション』さんの一覧記事を参考にさせていただきました。
 皆さんもそちらを読むとイイと思いますよ。



○ 『のんのんびより』
 <公式サイト
のんのんびより 1 (MFコミックス)
のんのんびより 1 (MFコミックス)

 初っ端にコレを選ぶ辺り、ガチだと思ってもらいたい(笑)
 原作は月刊コミックアライブに連載中のコメディ漫画です。全校生徒たった5人の分校を舞台に、田舎で過ごす少女達の日常を描く作品だそうです。原作漫画は読んだことがないんですけど、表紙が美麗ですね。アニメにハマったら原作も手を出してみよう。


 「女のコだらけの日常アニメ」なんて毎季に何本かは出てくるものなので、正直「良し悪し」なんて分からずにスルーすることが多いのですが……このアニメは、シリーズ構成が『けいおん』『たまこまーけっと』の吉田玲子さんで、登場人物の中に「姉妹」がいる!これは見ねば!!と選びました。


 えぇ、そうですよ。
 この記事のラインナップは「私が期待しているラインナップ」ですから、「姉妹萌えなんか知るかボケェ!」とか言われても知りませんよ。だって、私にとって「登場人物の中に姉妹がいるか」が一番重要なんですもの。



 最速放送は10月7日の月曜日のテレビ東京(26:05~)です。
 AT-X、テレビ愛知、テレビ大阪が続きます。



○ 『境界の彼方』
 <公式サイト
境界の彼方
境界の彼方

 京都アニメーションの発行するKAエスマ文庫の小説が原作―――ということで、『たまこまーけっと』のノベライズの時に書いたように、KAエスマ文庫の本は取扱店以外では買えないので、↑でリンク貼ったAmazonのページは定価以上の値段がする転売屋からしか買えません。

 それでも原作の絵を見せないと、分からないと思ったので……


 カリスマアニメ制作会社の京都アニメーションの新作です。
 京アニのアニメを観ていると、TVCMとして京都アニメーションのCMが流れることがあると思うんですが、その際の一バージョンで『境界の彼方』が出ていたこともありましたね。

 「異界士と呼ばれる特殊な能力を有する存在が、人間に害を及ぼす妖夢と戦うダークファンタジー作品」ということで……今回はバトルモノみたいですね。何気に京アニのバトルモノって久々というか珍しいというか、一周回って楽しみな作品です。


 最速放送は10月2日水曜日ののTOKYO MX(24:30~)です。
 『Free!』の後番組ですね。
 ABC朝日放送、テレビ愛知、BS11、アニマックス、BSアニマックスが続きます。




○ 『サムライフラメンコ』
 <公式サイト

 今季の「ノイタミナ」はどちらもオリジナル作品。
 こちらはその「後に放送する方」のアニメです。

 「大人になりたくない“大人たち”へ贈る、愛と正義 (せいぎ)の物語―――」というIntroductionから想像出来るように、真っ直ぐに正義 (せいぎ)の味方を描くヒーローモノのアニメみたいです。

 シリーズ構成は倉田さんか……倉田さんのアニメは原作・監督関係なく毎回「最初の3話は半端なく面白い」けど……という今までの印象があるので、不安6割・期待4割で第1話は迎えようと思います。ちなみに2クール(半年)放送らしいですね。


 最速放送は10月10日木曜日のフジテレビ(25:20~)です。
 ノイタミナ枠(今なら『あの花』の再放送)がやっているところなら放送すると思います。



○ 『ガリレイドンナ』
 <公式サイト

 ノイタミナのオリジナルアニメのもう一つ。
 こちらはその「先に放送する方」の作品です。

 メインキャラは三姉妹で、ガリレオ・ガリレイの末裔で、なのに名前は星月・神月・葉月と漢字で、苗字はフェラーリで、謎の組織から襲われるバトルアクションアドベンチャー――――ってなんじゃそりゃあああ!とツッコミたくなる設定のアニメですが。「メインキャラが姉妹」だから観ます!(笑)


 アニプレックスの今季のプッシュ作品でしょうしね。
 ちなみに、こちらは1クール(3ヶ月)作品だそうです。


 
 最速放送は10月10日木曜日のフジテレビ(24:50~)です。
 ノイタミナ枠(今なら『銀の匙』)がやっているところなら放送すると思います。



○ 『凪のあすから』
 <公式サイト
 凪のあすから (1) (電撃コミックスNEXT)
凪のあすから (1) (電撃コミックスNEXT)


 今季のP.A.WORKS作品。
 電撃大王とのタイアップ作品だそうで、漫画が連載中で9月27日にはコミックス第1巻が発売されます。漫画1巻が発売→アニメ開始という順番なんですね。


 海に住む人々と陸に住む少年少女を描くファンタジー作品みたいです。
 P.A.WORKSの作品は背景も含めて絵作りがとてもキレイなので、幻想的な絵が見られそうなこの設定にはワクワク出来ますね。ただ、季節が冬へと向かう中で海を主題にした作品はどうなんだろうとは思わなくもないですが(笑)


 最速放送は10月3日木曜のBSアニマックス(22:00~)
 TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、福井テレビ、石川テレビ、富山テレビが後から続きます。ネット配信も既に発表されていて、ニコニコ動画とdアニメストアの配信が予定されていますね。



○ 『弱虫ペダル』
 <公式サイト
弱虫ペダル コミック 1-28巻セット (少年チャンピオン・コミックス)
弱虫ペダル コミック 1-28巻セット (少年チャンピオン・コミックス)

 原作は週刊少年チャンピオンに連載中のロードレース漫画です。
 原作は気になっていたんですけど、長期連載の漫画はコミックス置く場所と読む時間が……と躊躇している間にアニメになってしまったので渡りに船。深夜アニメには珍しい3クール(9ヶ月)での放送が決まっているみたいですね。3クールか……

 シリーズ構成は吉田玲子さん……ってこっちもかよ。
 こちらは特に姉妹萌えは期待出来なさそうですが、王道の青春部活モノとして期待しておきます。


 最速放送は10月7日火曜日のテレビ東京(25:35~)、『のんのんびより』の前の番組になりますね。
 続いて、テレビ大阪、テレビ北海道、テレビせとうち、テレビ愛知、TVQ九州放送、AT-Xで放送されます。




○ 『キルラキル』
 <公式サイト

 『天元突破グレンラガン』や『パンティー&ストッキング』の今石洋之監督のオリジナルアニメです。ガイナックスに所属していた人達が設立したトリガーがアニメ制作で、トリガーにとっても初のテレビアニメだそうです。世間的な注目も熱く、『脳とアニメーション』さんではトップにこの作品を持ってきていますね。

 キルカ、キラレルカ―――ということでバトルものみたいです。


 自分は『グレンラガン』は観ていなくて、『パンティー&ストッキング』は肌に合わなくて第2話で脱落してしまったので、「世間では評判だけど自分はあまりよく分かっていない」という枠だったりします。なので、「よく分からないけど話題になりそうだから観てみよう」という位置付けで選びました。


 最速放送は10月3日木曜日のMBS(26:05~)です
 TBS、CBC、BS-TBSがそれに続いていますね。ニコニコ動画での配信も決まっています。



○ 『ガンダムビルドファイターズ』
 <公式サイト
HG 1/144 ビルドストライクガンダム フルパッケージ (ガンダムビルドファイターズ)
HG 1/144 ビルドストライクガンダム フルパッケージ (ガンダムビルドファイターズ)

 深夜アニメではないけど、一応こちらもチェックします。
 第2次ガンプラブームが起きている近未来が舞台の、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)で戦う新作ガンダムです。登場するプラモデルは今までの全てのガンダム作品からということで、子ども達がGP-02サイサリスで核攻撃を仕掛けたり、ターンエーガンダムの月光蝶で人類の文明を崩壊させたりするんですね。胸熱。


 というのは冗談ですけど。
 一応、話の種として序盤だけでも観てみようかなと思っています。


 放送は10月7日の月曜日にテレビ東京系6局ネット(18:00~)です。
 AT-X、BS11でも放送されます。





 ということで、とりあえず8本選びました。
 最初にも書きましたが、今季の特徴は「オリジナル作品が多い」ことです。
 ノイタミナの『ガリレイドンナ』『サムライフラメンコ』、『キルラキル』、漫画とタイアップしていますが『凪のあすから』……『境界の彼方』も半分くらいオリジナルと言えなくもないですし(笑)。『ガンダムビルドファイターズ』もオリジナルか。



 今回早めに記事にしたのは、「他にもオススメ作品があったら早めに教えて欲しい」からです。他にもオススメ作品があったら早めに教えてください。
 「面白いか分からないから第1話をちゃんと観て面白かったからオススメする」って人もいるんですけど、1話の放送が終わってから観ると「1週間限定のネット配信」をギリギリのタイミングで観なきゃいけないんで大変なんです。放送前に言ってもらえればHDDレコーダーに録画して後で観ることも出来るんで、「面白いか分からない」状態でイイんで早めに教えてもらえると助かります。




 とにもかくにも、アニメファンにとってはこの時期は楽しい時期です。
 今観ているアニメはクライマックスを迎え、これから始まるアニメに期待を膨らませる――――来季も楽しいアニメライフが送れそうでワクワクしています!

| アニメ雑記 | 17:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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『ぷよぷよテトリス』は、対戦ゲームのジレンマを壊してくれるか

 期待しています。

 パズル界の異種格闘技戦? 「ぷよぷよテトリス」発売決定!

 セガは2014年にPS3/Wii U/Vita/3DSの4機種で『ぷよぷよテトリス』を発売すると発表しました。落ちモノパズルゲーム界の二大巨頭『テトリス』と『ぷよぷよ』が合わさった商品で、「テトリスだけで対戦」「ぷよぷよだけで対戦」はもちろん、「1Pはテトリス、2Pはぷよぷよで対戦」なんてことも出来るそうです。俺らが子どもの頃に夢見た『ぷよぷよvsテトリス』が実現するとは……っ!



 ゲームの歴史も長くなったので、こういう「有名ゲーム同士が一つの商品に合わさるコラボレーションタイトル」も増えてきました。
 『マリオ&ソニック』『レイトン教授VS逆転裁判』『ストリートファイター X 鉄拳』等々……「たくさんのゲームのキャラクターが登場するゲーム」ならば、『スマブラ』『PXZ』(リンク先 音注意)、『プレイステーション® オールスター・バトルロイヤル』等々……(※1)

(※1:『プレイステーション® オールスター・バトルロイヤル』は英語表記だと「PlayStation All-Stars Battle Royale」なせいか、攻略Wikiにすら「プレイステーション オールスターズ バトルロイヤル」と誤記されているという豆知識)



 しかし、これらのタイトルと『ぷよぷよテトリス』は決定的に違います。
 これらのタイトルは基本的に「ゲームキャラクターの競演」なのに対して、『ぷよぷよテトリス』は「ゲームシステムの競演」です。マリオもピカチュウもカービィも「スマブラのシステム」で戦う『スマブラ』と違って、『ぷよぷよテトリス』は「ぷよぷよのシステム」と「テトリスのシステム」がそのまま入ってそのまま対戦出来るのです。

 これが、「対戦ゲーム」がずっと抱えてきたジレンマを解消してくれる一つの手になるんじゃないかと期待しています。





 「ゲーム」という娯楽の何が楽しいのかを考えると、「上手くなる」のが楽しいんだと思うのです。

 『スーパーマリオブラザーズ』の何が楽しいかと言うと、「さっきはこのクリボーに殺された」けど「今度はクリボーを避けられた」と“さっきより上手くなっている自分”にカタルシスを覚えられるからなんです。右に進むしかないステージも「どこまで自分は進んだか」の指標になれるという利点があるんですね。
 『脳トレ』の何が楽しいかと言うと、折れ線グラフで自分の記録が残るために「昨日の成績」と「今日の成績」を比べられて「今日は昨日より頑張ろう!」と思えるからなんです。これは「ハイスコア」を競い合ったシューティングゲームブームの文化に似ている楽しさだと思います。


 『ドラゴンクエスト』のように「プレイヤーではなくキャラクターが強くなる」ジャンルのゲームもありますし、アドベンチャーゲームのように「プレイヤーが上手くなりもしないし、キャラクターが強くなりもしない」ジャンルもありますが――――基本的には「ゲーム」とは“上達”や“成長”でカタルシスを覚える娯楽だと私は思います。

(関連記事:RPGにレベルアップ制度は必要ですか?
(関連記事:プレイヤーが成長するゲームと、キャラクターが成長するゲーム





 なので、「ゲームをプレイし続ける」と「上手くなる」ものです。
 それが楽しいのですし、それがなければプレイし続けられません。「ゲーム」の根底にある楽しさと言ってイイものです。




 しかし、これが「対戦ゲーム」になると話が厄介になってしまうのです。
 友達が遊びに来た。「みんなでゲームやろうぜー!」とゲームを出す。そのゲームを持っている持ち主は毎日このゲームをやっているから超絶上手い。でも、そのゲームを初めてプレイする残りのメンバーは当然下手くそ。これでは勝負になりません。



 「ゲーム」はプレイし続ければ「上手くなる」ものです。
 だから、実力差が生まれるのは当然です。
 でも、実力差のあるゲームでは「対戦ゲーム」は盛り上がらないんです。



 「ゲーム」とは上手くなる娯楽だから、「日常的にプレイしている持ち主」と「初めてプレイする人」が対戦すれば、「日常的にプレイしている持ち主」が勝つ確率の方がどうしても高くなってしまうものです。

 『スマブラ』でも『マリオカート』でも『Wii Sports』でも『安藤ケンサク』であったとしても、「初めてプレイする人」は「日常的にプレイしている持ち主」に勝つのは難しいのです。むしろ、そうでなければ「ゲーム」は楽しくありませんからね。




 だから、対戦ゲームというのはずっとこのジレンマを抱えているのです。
 「上手くなる楽しさ」「上手くない人と対戦しても問題ない楽しさ」が共存するにはどうすればイイのか――――


 『Wii Sports』のように「操作方法」と「ルール」を限りなくシンプルにするというのも一つの手ですが、そうすると「単純すぎる!」「上手くなる余地が小さくて奥が浅い!」みたいに言われてしまいます。なので、続編『Wii Sports Resort』は前作より複雑なゲームになってしまいました。

(関連記事:『Wii Sports Resort』の憂鬱


 『マリオカート』や『安藤ケンサク』の「パネル9」のように、負けている人ほど終盤に大逆転チャンスが訪れるというのも一つの手です。でも、そのルールに慣れてくると「序盤は敢えて順位を落とす」だけでイイじゃんと気付くので、結局のところ「そのゲームをやりこんでいる人ほど勝つ確率が高い」のは変わらないと思います。

 100%勝てるワケではないのは確かなんで、これはこれで有効な手ではあるんですけどね。



 『スマブラ』の「オートハンデ」のようなのも一つの手です。それこそ『ぷよぷよ』も『テトリス』も対戦時には「ハンデ」をつけて実力差を矯正するのが普通の遊び方ですよね。「上手い人は最初からダメージを喰らっている」仕様

 しかし、私はこれは最適解だとは思わないんです。
 ハンデつけて負けても「まぁ、ハンデつけてやってんからな」と思っちゃうんです。『スマブラX』を私一人経験者、残り全員初心者でプレイしたら―――オートハンデで私のダメージが最初から200%くらいで始まるようになっちゃって。正直「この状態で負けたところで悔しくねえな」と思ってしまうのです。




 「ハンデ」をつけることなく平等に楽しめる対戦ゲーム――――
 『ぷよぷよテトリス』にはそれを期待するのです。

 「落ちモノパズルゲーム」は『テトリス』の超絶ヒット(1988~89年)の後に雨後の筍状態で各メーカーから発売されました。マリオはドクター(90年)、ヨッシーはたまご(91年)、へべれけはぽぷーん(93年)、くにおくんはおでん(94年)、ボンバーマンはぱにっく(94年)……


 しかし、「落ちモノパズルゲーム」は同時並行で遊べるゲームじゃないですよね。『ぷよぷよ』をプレイした直後に『Dr.マリオ』をプレイすると、連鎖の狙いが上手くいかなくて思わぬ苦戦をしてしまいます。「落ちモノパズルゲーム」はファンがバラバラになりがちなジャンルだと思うのです。



 『ぷよぷよ』は得意だけど、『テトリス』はやったことのないA君。
 『テトリス』は得意だけど、『ぷよぷよ』はやったことのないB君。

 A君とB君が『ぷよぷよ』で対戦したらA君の圧勝でしょう。
 A君とB君が『テトリス』で対戦したらB君の圧勝でしょう。

 じゃあ、A君は『ぷよぷよ』でB君は『テトリス』で対戦したら―――真の勝者はどちらになるのか。ガチンコの対決が観られると思うのです。



 もちろん「ぷよぷよもテトリスもやったことのない人」は相変わらず初心者ですし、異種格闘技はバランス調整が難しいので後から「このルールだと○○の方に有利じゃないか!?」と言われがちですし、セガが気合を入れると碌なことが起こらないという歴史もありますし(笑)。



 でも、このゲームがちゃんとバランス取れてて、『テトリス』ファンも『ぷよぷよ』ファンも満足のいく一本になったなら―――対戦ゲームのエポックメイキングになれるんじゃないかと期待しているのです。


 「落ちモノパズル」は比較的こういうコラボがしやすいジャンルだと思うので、次は野球ゲーム界で『パワプロvsファミスタ』とか、サッカーゲーム界で『ウイニングイレブンvsイナズマイレブン』とか、レースゲーム界で『グランツーリスモvsマリオカート』みたいなコラボが見たいですね!見たいですか?


| ゲーム雑記 | 18:05 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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何のためにレビューを書くのか

 「レビュー記事」と「紹介記事」は別物だと思っていたのだけど、「そもそもレビューって何だ……?」と思って検索してみたらWikipediaの「ブックレビュー」のページには「刊行された書物を読者に“紹介する目的で”論評や感想などを記す文芸評論の一形式」と書かれているので……実はその二つは似たようなものなのかも知れませんね。


 何のためにレビューを書くのか。
 自分の場合は頑なに「紹介記事」と宣言することで、記事の目的を「この商品の良し悪しを目利きのワシが鑑定してやろう!ガハハハハ!」とするのではなく、あくまで「商品をまだ知らない人にこんなものがあるんですよと紹介する」ために書いてきました。


 でも、恐らく「レビュー」というものを書いている多くの人の目的は、自分の「紹介する」目的と大して変わらないと思うのです。「購入の参考になる指標」を読者に提供しようという意図。
 最近話題のファミ通のクロスレビューも「発売前のゲームソフトを10点満点×4人でレビュー」することで、読者にゲームソフトの購入の参考にしてもらおうというコーナーですし。Amazonの商品レビューも、商品を買うか迷っている人が参考にするために商品のページに表示されるようになっています。

 恐らく、ゲームでも漫画でも映画も音楽でも、個人ブログにて多くの人が行っているレビューもそういう意図で書かれているものが多いんじゃないかと思います。「この作品はとても素晴らしいから、一人でも多くの人に買って欲しい!」という。


 そういう意味では、「レビュー記事」も「紹介記事」も言葉が違うだけで内容も目的も大して変わらないのかもですね。





 さて、このブログでは何年にも渡って「ゲーム紹介」の記事を書いてきました。
 んで、この夏から「漫画紹介」の記事を書き始めました。本当のことを言うと、ずーーーっとずーーーーっと昔には「漫画紹介」の記事を書いていたこともあるんですけど、自分で漫画を描き始めるようになってからは「俺ごときが何偉そうに漫画紹介するとか言ってんの」と思っちゃって辞めていたんです。


 「この漫画はストーリーは文句なしだが、作画に関してはデッサンが乱れるところが多い」とか書いたら、「やまなし、テメーの漫画なんて全部デッサン狂ってんじゃねえかよ!」と思われるんじゃないかと不安で食事がのどを通りませんし。
 「この漫画は構成をこう変えたらもっと面白くなったんじゃないか」とか書いたら、「やまなし、テメーの漫画なんて構成ムチャクチャじゃねえか。偉そうなこと言ってんじゃねえよ!」と思われるんじゃないかと不安で夜も眠れません。



 だから、この夏に再開した「漫画紹介」は「大絶賛できる漫画」しか紹介するつもりはありません。
 「漫画紹介の記事、楽しみにしています!」と言われるのは嬉しいんですけど、なので第1弾第2弾第3弾に続く第4弾がいつになるのかなんて分かりません。だって、そうそう「大絶賛できる漫画」なんて出会えるものじゃありませんもの。


 紹介される立場からしても、「この漫画はここがイマイチ!」とか「この漫画は面白くないんでオススメしません!」みたいな漫画を紹介されても嬉しくないだろうし。「大絶賛できる漫画」だけ「紹介記事」を書くというのは、理に適っているかなと思うんです。



 んで、そうすると自分自身への疑問が出てくるのです。
 俺、ゲームの紹介記事には「このゲームはここがイマイチ!」とか書いていたな……と。あれは何のために書いていたんだ?と。




 まず前提として、人間の数だけ「優先するもの」は違うのだから、私がイマイチだと思うものを誰かは素晴らしいと思うことがあるんです。
 だから、何千円もするゲームソフトを買って、自分がイマイチだと思ったものも「こういうところがイマイチなんだけど気にならない人は買ってもイイと思う」と書く意味はあると思うんです。


 『Wii Sports』の続編というよりは『脳トレ』の体バージョン、『Wii Fit』紹介

 これは2007年に書いた初代『Wii Fit』の紹介記事です。
 読んでもらえば分かりますけど、読むには長いんで説明しますと、あんまり絶賛していないんですよ。むしろダメなところを列挙しているし、こういう人にはオススメ出来ないと書いているし、CMは詐欺だとも書いています。アグレッシブですね、当時の自分(笑)。

 でも、当時これを読んだ人から「ダメなところは私はあまり気にならないので買おうと思います」というメッセージを頂いて、すごく励まされたんです。あぁ、これで良かったんだ、と。



 自分も逆の立場だった思いますもの。
 買おうか悩んでいる商品のレビューを読んだら「大絶賛しかされていない」時――――逆に不安ですもの。
 「ステマじゃないか」とまでは思いませんけど、そこまで絶賛されるとこの人が狂信的にその商品を愛しているだけであって、「この人はすげー好きみたいだけど、きっと俺はこんなに好きにはならない」と思ってしまうのです。

 もうちょっと分かりやすい例えを出すと……
 『スターウォーズ』の新作が公開されたとします。「今までスターウォーズ作品全部観てきたけど、今回のが最高傑作!すごい!これを観ていない人は人生損している!」みたいなレビューを見たとしても、それは「筋金入りのスターウォーズファンにとっては最高」であって「スターウォーズに愛着がない俺には楽しめそうにないな」と思えてしまうのです。


 だから、大絶賛されているレビューよりも、ダメなところをしっかり書いてくれているレビューの方が信頼出来るし。この「ダメなところ」を自分は気にするかどうかが、自分に合うかどうかの参考になるのです。




 自分はゲームの「紹介記事」を書く際に、そう心がけようと思い。
 以後はそういうスタンスにしているつもりです。



 しかし、そういう「基本的には良いんだけど、ちょっとだけダメなところがある」商品ならイイんですけど、中には「ダメなところしかねえ!」という商品もあって。そういう商品はどう紹介すればイイのか、悩み苦しむのです。

 悩んだ結果、最近の私は「紹介記事を書かない」という手に出ています。
 「紹介記事」じゃない記事で「何が面白いんだか分からない」という感想を書いてコメント欄が炎上したこともありますけど、「紹介記事」は基本的には「この商品をまだ知らないけど、実際に触ったら好きになる人はいるはず」という自信のあるものだけを紹介しています。

 だから、「うわっ、これは誰にもオススメ出来ねえ」という商品は「紹介記事」を書けないので、今年に入ってからなかなか「ゲーム紹介の記事」が書けていないという(笑)。今年書いたのは『MOTHER2』『トモコレ』だけですからね。


 せっかく時間とお金をかけてプレイしたのだから、「クソつまんなかった」としてもそれをブログのネタにしなければ気が済まないとも思いますしし。
 もう二度とこんな被害者が出ないように「こんなゲームはみんなは買うんじゃない!」という「ゲーム紹介の記事」も書くべきなのかも知れないのですが。それをちゃんと説得力をこめて書く自信がないんです。


 「オレにとってクソつまんねえゲームだけど、この世界の何処かにはこのゲームを面白いと思う人がいるのかも知れない」


 そう考えてしまうと、「クソつまんなかった」って「紹介記事」は書けないし。
 ゲームに限らず、漫画でも映画でもアニメでも小説でも、インターネット上では大絶賛されているものに手を出して、「ええええええ!クソつまんねえんだけどおおおおお!」ということがしょっちゅうある自分にとって。自分が面白くなかったからって、「みんなにもオススメ出来ない!」とは言えないというか。




 もちろん、「面白くない商品が如何に面白くないかを面白く紹介できる人」がいるのは分かります。ライムスター宇多丸さんの映画評論とかね。

 でも、そういう人達は「良い商品」も「悪い商品」もたくさん触ってきて、それでいて他の人の評論とかもチェックして、その商品が生まれた背景とかもしっかり調べて―――そういう幅広い“知識”と“経験値”のある人だから出来ることであって。自分には絶対に出来ないんです。





 だから、多分「何のためにレビューを書けるのか」は人によって違います。

 私は「面白くない商品が如何に面白くないか」を書く自信はありません。
 「その商品の良し悪しを判定する」ことなんか出来ません。

 自分が面白いと思ったものを、「こういう人にはオススメ!」と紹介していくことしか出来ないんです。それしか出来ないんです。だから、それを続けるしかないんです。


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| ひび雑記 | 17:54 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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『レゴシティ』が進行不能になってしまった件の続き

 以前ブログにも書いて、Miiverseにも書いて、Twitterでも散々愚痴っていた――――

 『レゴ® シティ アンダーカバー』のセーブデータが進行不能になってしまった件。
 今日とりあえず進展、というか「どうしようもないことが確実になった」ので詳細を書いておきます。結構心配してくださっている人もいらっしゃったみたいなので。
 自分も正直「もうWii U戻ってこないかも知れない」と不安だったので、精神的にも参っていました。

 事前に言われていた対応の時間より更に時間がかかったことと、それなのに途中連絡もなかったことで不安になりましたし正直「不誠実だなあ」と思いましたけど。電話をかけてきた任天堂の人に「時間がかかったこと」を繰り返し謝られたんで、まぁ……しゃあない。




 『レゴ® シティ アンダーカバー』は7月25日に発売されたWii Uのソフトです。
 海外のTT Fusionという会社が開発して、任天堂が日本向けにローカライズしました。オープンワールドのゲームですが、オープンワールドという定義もよく分からない自分でも「ゼルダみたいで楽しい!」と絶賛するくらい面白いゲームで、7月28日は一人でも多くの人に知ってもらいたいとファーストインプレッションの記事を書きました。

(関連記事:『ゼルダ』を待ちきれない人へ 『レゴ®シティ アンダーカバー』1stインプレッション


 この記事を書いた後も「たっのしーーー!」と1日1時間の高橋名人ペースでプレイしていたのですが。8月11日、進行不能バグにハマります。ストーリーのネタバレがありますが、8月11日のMiiverseにそれが投稿してあります。

 実を言うと、この時点では深刻さが分かっていませんでした。
 「リセットすれば直るだろう」くらいに思っていて、だからのんきにシャインの絵なんて描いていました。『春夏秋冬オクテット』発売中!買ってね!


 翌日8月12日、ようやく事態の深刻さに気付きます。
 「リセットしても直らない」ことに……
 なので、Miiverseに投稿して、どうにかして進行不能状態から抜け出せないかお知恵を拝借することに。しかし、頂いたアドバイスは全て試して全て上手くいきませんでした。


 その日の晩、日付変わって8月13日の0時11分、任天堂のサポートセンターにメールを送ります。「解決策はないのか」と「解決策がないのならセーブデータ修復プログラムを用意してくれないか」と。

 だがしかし、当時はちょうど「お盆休み」の週。任天堂のサポートセンターも8月18日まで夏季休業中ということで、『レゴシティ』は凍結となりました。ブログにそのことを書いたのもこの時期(8月14日)ですね。





 夏季休業明けの8月19日―――の一週間後の8月26日に、ようやくサポートセンターから返信のメールが返ってきます。この時点でも「お困りのところ回答が遅くなり、誠に申し訳ございません。」と言われています(笑)。
 ここのメールの内容を簡単に要約すると、「同じような手順を実行してみたけど進行不能バグは再現できませんでした。なので、よろしければWii U本体を保証書同封して任天堂まで送ってください」とのこと。


 翌日8月27日に日本郵便から発送しました(着払い)。
 しばらくして「8月28日の8時~12時の間に、確かに届けましたからね!」という日本郵便からのお届け通知が届きました。


 「ご対応には1週間~10日ほど頂戴しております。」とのことだったので、8月28日の一週間後の9月4日か、10日後の9月7日には何らかの連絡があるかなと待っていたのだけど何もなし。7日は土曜日だから……と待っても、9日の月曜日にも何もなし。



 ひょっとしてこれは罠か!?と思いました。

 本体と保証書と領収書を同封して送っているので、これを任天堂に握りつぶされたら「レゴシティの進行不能バグなんかなかったしアナタWii Uを持っていないじゃないですか」と言われても何も言い返せない状況です。
 手元には「デカイTVリモコン」の役目にしかならないゲームパッドと、スタンドと、ケーブルしか残っていません。ダウンロード購入したソフトも当然全てWii U本体の中に入っています。


 あー、そうか。E3の時に「Wii Uは「任天堂のいつものシリーズ」専用機になってしまうんじゃないか」とか書いて、「そんなに文句言うなら買うなよ!」とか「もうゲーム辞めれば」とか「はちまや刃と同類ですね」とか散々言われたし。
 任天堂自ら我が家のWii Uを破壊するためのプログラムを『レゴシティ』の中に組み込んで、我が家のWii Uにだけそれが発動して、サポートセンターにメールを送ると「Wii U本体を保証書と一緒に送れ」と返ってきて、何も考えずに送ったら二度と戻ってこないで「狙い通り!」ってそういうことか!そう考えれば全ての辻褄が合うぞ!!とか落ち込んでいました。



 今日、9月11日に任天堂から電話がかかってきました。
 「何ーーーーー!握りつぶされたワケじゃなかったのかーーー!」と驚いて、「進行不能になったセーブデータはどうしようもありませんでした」「今からWii U本体を送り返します」と言われても「やったー!二度と戻ってこないと諦めていたWii Uが戻ってくるぞー!」と嬉しくなってしまいました。


 問題は何も解決していないのになっ!!



 「進行不能状態になっているのは確認した」
 「手を尽くしたけどセーブデータはどうにもならなかった」
 「一旦送り返すけど、もし解決策が用意出来たら再度連絡をするのでまたWii U本体を送ってください」
 「時間がかかって申し訳ありませんでした」


 こんなかんじ。
 一応質問したのだけど、自分以外にはこういう症状になっている人は確認できていないとか。これはガチで我が家のWii Uだけを意図的に破壊するプログラムというのもあながち妄想じゃないかもなっ!

 マジメな話をすると、自分以外にもこういう症状になっている人がいたら、ファーストインプレッション記事まで書いて大絶賛&布教に努めていた自分としても申し訳ない気持ちでいっぱいだったので。しばらくWii Uが手元からなくなったとしても、このセーブデータを元に修復プログラムが作られるかも知れないな―――と思ったんですよ。


 そしたら、俺以外にこんな目にあっている人なんていないでやんの。
 ウェーーーーーーイ!!





 とりあえずWii Uは明後日くらいには戻ってきそうです。
 『レゴシティ』を1からやり直すにしても、答えの分かっている探索ゲームの二周目なんてタルイだけですし。ひょっとしたら数ヵ月後に修復プログラムが用意されるかも知れませんし。二年くらいは凍結したままでイイかなーと思って放置しておきます。

 だってほら!二年後には、Wii Uのソフトなんて1本も出ていないかも知れないじゃないですか!その時にやるゲームを取っておかないとね!



 ということで、今日から別のゲームを始めます。
 1ヶ月ぶりにようやくゲームが出来るぜ。


| ゲーム雑記 | 19:47 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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まだバーチャルコンソールに出ていない任天堂ソフトまとめ(2013夏)

 バーチャルコンソールとは、任天堂が行っている「昔のゲームソフトを最新機種でダウンロード購入して遊べるようにするよ」というサービスです。

 Wiiは2006年~2013年の6年半。
 3DSは2011年~2013年の2年。
 Wii Uは2013年4月~9月の5ヶ月弱。


 これだけの時間をかけて、少しずつ少しずつ充実してきたラインナップ。
 今ではたくさんのソフトが配信されています。

 でも、まだまだ配信して欲しい「未配信のソフト」もありますよね?


 なので、どんなソフトが既に配信されていて、どんなソフトがまだ配信されていないのか―――それをまとめてみました。今回は任天堂発売のタイトルに限定したため、Wiiで配信されている「ファミコン」「スーファミ」「64」、3DSで配信されている「ファミコン」「ゲームボーイ」、Wii Uで配信されている「ファミコン」「スーファミ」と予定されている「ゲームボーイアドバンス」のソフトです。

 「バーチャルコンソールアーケードは?」とか、そういう質問は岩田社長に直接訊いてください(笑)。



 2013年9月8日時点で発表されているリストです。
 人力でまとめているリストなんで、抜けがあった場合はコメント欄などで知らせてくださるとありがたいです。

 3DSかWii Uでも配信済のソフトは「★」、Wiiでのみ配信済のソフトは「○」、まだどの機種でも配信されていないのは「×」と分類しました。
 配信済の機種は、Wiiが「W」、3DSが「3」、Wii Uが「U」と記しておきます。リンクはそれぞれの公式ホームページです。

【ファミリーコンピュータ】
★ ドンキーコング…W3U
★ ドンキーコングJr.…W3U
× ポパイ※版権モノ
○ 五目ならべ 連珠…W
× 麻雀
★ マリオブラザーズ…W3U
× ポパイの英語遊び ※版権モノ
○ ベースボール…W
○ ドンキーコングJrの算数遊び…W
○ テニス…W
○ ピンボール…W
× ワイルドガンマン ※光線銃専用
× ダックハント ※光線銃専用
× ゴルフ
× ホーガンズアレイ ※光線銃専用
× ファミリーベーシック

★ ドンキーコング3…W3
★ デビルワールド…W3
× 4人打ち麻雀
× F1レース

★ アーバンチャンピオン…W ※3DSには3Dクラシックス
× クルクルランド ※ディスクシステム版が配信されている
★ エキサイトバイク…WU ※3DSには3Dクラシックス
★ バルーンファイト…W3U
★ アイスクライマー…W3U
× ファミリーベーシックV3
○ サッカー…W
★ レッキングクルー…W3U
× スパルタンX ※映画を題材にしている
× ブロックセット ※ロボット専用
× ジャイロセット ※ロボット専用

★ スーパーマリオブラザーズ…W3U
★ マッハライダー…W3
★ ゼルダの伝説…W3U
※ WiiはGC版、3DSはROMカセット版、Wii Uはディスクシステム版を再現している
★ 謎の村雨城…W3
★ スーパーマリオブラザーズ2…W3U
○ バレーボール…W
★ メトロイド…W3U
× プロレス
★ 光神話 パルテナの鏡…WU ※3DSには3Dクラシックス
★ リンクの冒険…W3U
× ゴルフJAPANコース
○ スマッシュピンポン…W
× ゴルフUSコース
× 夢工場ドキドキパニック ※メディアミックス商品、『マリオUSA』と同内容

★ ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島…W3
× ファミコングランプリ F1レース
× マイクタイソン・パンチアウト!!
※ マイクタイソンが出ないバージョンは配信済(W3U
× 中山美穂のトキメキハイスクール ※タレントもの
× 銀河の三人 ※元はエニックスのPCゲーム『地球戦士ライーザ』

○ アイスホッケー…W
× ファミコングランプリII 3Dホットラリー
★ ファミコン探偵倶楽部 消えた後継者…W3
★ ファミコンウォーズ…W3
★ スーパーマリオブラザーズ3…W3
× アイスクライマー(ディスクシステム版)※ アーケード版に準拠
× 帰ってきたマリオブラザーズ ※ゲーム内に広告が入っている
× VS.エキサイトバイク

★ ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女…W3
× MOTHER
× ふぁみこんむかし話 遊遊記

★ ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣…W3
× ナイトムーブ
× Dr.マリオ
× バックギャモン
× 新4人打ちマージャン 役満天国
× タイムツイスト 歴史のかたすみで…

★ マリオオープンゴルフ…W3
★ ヨッシーのたまご…W3U
★ ファイアーエムブレム外伝…W3
★ クルクルランド(ディスクシステム版)…W3
★ スーパーマリオUSA…W3
○ ヨッシーのクッキー…W
★ 星のカービィ 夢の泉の物語…WU ※3DSには3Dクラシックス
★ ジョイメカファイト…W3
× テトリスフラッシュ
★ ワリオの森…W3


 Wiiのバーチャルコンソールは『五目ならべ』や『ピンボール』まで出していて、版権モノ・周辺機器が必須なモノ・Wiiウェアなどでネット対戦可能版が出ているもの等を除けばほぼ網羅されているというような状況でした。そんな中でも出なかった『MOTHER』『遊遊記』『タイムツイスト』辺りは、何だったんでしょうね……3DSでは是非出て欲しいんですけど、権利的な問題があるんですかね。

 3DSのバーチャルコンソールは、Wiiで配信されているものの中からメジャーどころを優先的に配信されている模様。『五目ならべ』『ピンボール』はまだ配信されていません(笑)。

 Wii Uのバーチャルコンソールは、3DSのラインナップの後を追っているってカンジですね。現在のところ、3Dクラシックスになっているソフトを除けば「3DSで出ていないでWii Uで出ているファミコンのソフト」はありません。



【スーパーファミコン】
★ スーパーマリオワールド…WU
★ F-ZERO…WU
★ パイロットウイングス…WU
○ シムシティ…W
○ ゼルダの伝説 神々のトライフォース…W
× マリオペイント ※マウス専用
★ スーパーマリオカート…WU
× スターフォックス ※スーパーFXチップ使用
× スーパースコープ6 ※スーパースコープ専用
× スペースバズーカ ※スーパースコープ専用
× ヨッシーのクッキー
× ヨッシーのロードハンティング ※スーパースコープ専用
× スーパーマリオコレクション ※Wiiディスク版が出ている
× マリオとワリオ ※マウス専用

★ ファイアーエムブレム 紋章の謎…WU
★ スーパーメトロイド…WU
× ワイルドトラックス ※スーパーFXチップ使用
★ MOTHER2 ギーグの逆襲…U ※Wiiでは配信されていないソフト
★ カービィボウル…WU
× スーパードンキーコング ※レア社開発、Wii版も配信終了
× スーパーマリオ ヨッシーアイランド ※スーパーFXチップ使用

★ マリオのスーパーピクロス…WU
★ パネルでポン…WU
× スーパードンキーコング2 ディディー&ディクシー ※レア社開発、Wii版も配信終了
○ スーパーマリオRPG…W
★ 星のカービィ スーパーデラックス…WU
★ ファイアーエムブレム 聖戦の系譜…WU
× マーヴェラス~もう一つの宝島~
× スーパードンキーコング3 謎のクレミス島 ※レア社開発、Wii版も配信終了
× 糸井重里のバス釣りNo.1 ※版権モノ?

★ 星のカービィ3…WU
○ 平成 新・鬼ヶ島…W(
× レッキングクルー'98
★ カービィのきらきらきっず…WU
○ スーパーパンチアウト…W
★ ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女…WU
○ スーパーファミコンウォーズ…W
× ドクターマリオ
× Zooっと麻雀!

○ すってはっくん…W
× ダービースタリオン98 ※版権モノ?
× POWERロードランナー
× POWER倉庫番
× ピクロスNP Vol.1
× ピクロスNP Vol.2

★ ファミコン文庫 はじまりの森…WU
× ピクロスNP Vol.3
★ ファイアーエムブレム トラキア776…WU
× ピクロスNP Vol.4
× ピクロスNP Vol.5
× ピクロスNP Vol.6
× ピクロスNP Vol.7
× ピクロスNP Vol.8
× メタルスレイダーグローリー



 Wiiのスーファミラインナップの話で欠かせないのは「スーパーFXチップ搭載のソフトは出なかった」ことと「レア社開発のソフトはもう望み薄だ」ということ。Wiiの時代に出ていた『スーパードンキーコング』すら配信終了になってしまったので、今後もレア社のソフトは難しそうです。

 その他のラインナップで言えば……『MOTHER2』はWii Uで出たとして、『ヨッシーのクッキー』(ファミコン版よりこっちが自分は好きでした)、『マーヴェラス』辺りを切望ですかね。『メタルスレイダーグローリー』もファミコン版とどう違うのか一度見てみたい。


 Wii Uのラインナップは『MOTHER2』を除けば、Wiiで出ているラインナップを追いかけているカンジです。『神々のトライフォース』は3DS版『2』の販売促進のタイミングで出るんじゃないかと思われます。




【NINTENDO64】
○ スーパーマリオ64…W
× パイロットウイングス64
○ ウェーブレース64…W
○ マリオカート64…W
× ブラストドーザー ※レア社開発、コントローラパック前提?
○ スターフォックス64…W
× スター・ウォーズ 帝国の影 ※版権モノ
× ゴールデンアイ 007 ※版権モノ、レア社開発
× ディディーコングレーシング ※レア社開発

○ ヨッシーストーリー…W
○ テン・エイティ スノーボーディング…W
○ F-ZERO X…W
× ポケモンスタジアム ※ゲームボーイとの連動作品
○ ゼルダの伝説 時のオカリナ…W
× マリオのふぉとぴー
× バンジョーとカズーイの大冒険 ※レア社開発
× ピカチュウげんきでちゅう ※マイク必須
× F-1 World Grand Prix ※版権モノ
× マリオパーティ

○ ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ…W
○ ポケモンスナップ…W
× ポケモンスタジアム2 ※ゲームボーイとの連動作品
○ マリオゴルフ64…W
○ オウガバトル64…W
× スター・ウォーズ エピソード1 レーサー ※版権モノ
× スター・ウォーズ 出撃!ローグ中隊 ※版権モノ
× スターツインズ ※レア社開発
× カスタムロボ
× ドンキーコング64 ※レア社開発
× 巨人のドシン1 ※64DDソフト
× マリオアーティスト ペイントスタジオ ※64DDソフト

○ マリオパーティ2…W
× シムシティー64 ※64DDソフト
× ランドネットディスク ※64DDソフト
× マリオアーティスト タレントスタジオ ※64DDソフト

○ 星のカービィ64…W
× 糸井重里のバス釣りNo.1 決定版! ※版権モノ?
○ ゼルダの伝説 ムジュラの仮面…W
× 巨人のドシン 解放戦線チビッコチッコ大集合 ※64DDソフト
× エキサイトバイク64
× マリオアーティスト コミュニケーションキット ※64DDソフト

○ マリオテニス64…W
○ マリオストーリー…W
× マリオアーティスト ポリゴンスタジオ ※64DDソフト
× 風来のシレン2 鬼襲来!シレン城!
× パーフェクトダーク ※レア社開発

○ カスタムロボV2…W
○ 罪と罰 ~地球の継承者~…W
× バンジョーとカズーイの大冒険2 ※レア社開発
× マリオパーティ3
× ポケモンスタジアム金銀 ※ゲームボーイとの連動作品
× ミッキーのレーシングチャレンジUSA ※版権モノ
× どうぶつの森



 Wiiのバーチャルコンソールの64ソフトも、版権モノやレア社開発のもの、周辺機器必須のものを除けばほぼ網羅されているという状況でした。その中でも『パイロットウィングス64』『エキサイトバイク64』『シレン2』などは出ていないくて、特に『シレン2』はシリーズファンの中でも評価の高い作品なので切望している人は多いと思うのですが、権利関係が難しいんですかねぇ。


 64のバーチャルコンソールはWiiでのみ配信されていて、3DSはもちろん、Wii Uでも配信されていません(Wiiモードでは買える&遊べますけどね)。自分はWiiで配信されている64ソフトで遊びたいものは全部Wiiで既に遊んでいるので構いませんけど、「作品を後世に残す」という意味ではここで途切れてしまったら惜しいなぁと思うのです。
 「まるごとバックアップ」とか「いつでも中断」の機能で難しいのかも知れませんが、そういう機能がなくても配信を待っている人は多いんじゃないですかね。




 ここからはWiiでは配信されていない「携帯ゲーム機ソフトのリスト」です。既に配信されているものは「★」、今後の配信がありそうなものは「○」、版権モノなどの事情で配信が難しそうなものは「×」を、正直出そうにないけど可能性はゼロじゃないよなぁと思うものには「△」を記しています。

 ゲームボーイアドバンスソフトのバーチャルコンソールは2013年夏の時点では始まっていませんが、3DSのアンバサダー・プログラムで配布されたソフトには「ア」という表記をしています。バーチャルコンソールで配信される可能性は高いんじゃないかと思いますので。

 それと、発売元が「株式会社ポケモン」になってからの『ポケモン』シリーズは外しました。恐らく『ポケモン』シリーズはバーチャルコンソールには出ないと思いますしね。権利の問題うんぬん以前に、ゲームボーイ&ゲームボーイカラーのバーチャルコンソールは通信プレイには非対応なので、『ポケモン』はバーチャルコンソールでは出てこないと予想します。



【ゲームボーイ】
★ アレイウェイ…3
★ スーパーマリオランド…3
★ ベースボール…3
× 役満 ※任天堂は麻雀ソフトをVCには出していないので
★ テニス…3
★ テトリス…3
★ ゴルフ…3
○ ソーラーストライカー
★ クイックス…3
★ ドクターマリオ…3
★ 海戦ゲーム レーダーミッション…3
× F1レース ※版権モノ
○ ゲームボーイウォーズ
○ ヨッシーのたまご ※ファミコン版が3DSでも配信済
★ メトロイドII RETURN OF SAMUS…3
★ 星のカービィ…3
○ X(エックス)
★ カエルの為に鐘は鳴る…3
★ スーパーマリオランド2 6つの金貨…3
○ ヨッシーのクッキー
× ゼルダの伝説 夢をみる島 ※ゲームボーイカラー版が出ているので
★ カービィのピンボール…3
★ スーパーマリオランド3 ワリオランド…3
○ テトリスフラッシュ
★ ドンキーコング…3
★ マリオのピクロス…3
★ 星のカービィ2…3
× スーパードンキーコングGB ※レア社開発
★ カービィのブロックボール…3
× ポケットモンスター 赤 ※多分出ない(笑)
× ポケットモンスター 緑

★ モグラ〜ニャ…3
× ポケットモンスター 青
★ ピクロス2…3
○ ヨッシーのパネポン
× ドンキーコングランド ※レア社開発
★ カービィのきらきらきっず…3
★ ゲームボーイギャラリー…3
★ ゲームボーイギャラリー2…3
△ ポケットカメラ ※今更出ないんじゃないかなぁ
× ポケットモンスター ピカチュウ
○ テトリスDX
★ ワリオランド2 盗まれた財宝…3
★ ゼルダの伝説 夢をみる島DX…3
△ ポケモンカードGB ※これはどうだろう…
○ ゲームボーイギャラリー3
○ ポケモンピンボール
★ マリオゴルフGB…3
× ポケットモンスター 金
× ポケットモンスター 銀
× ドンキーコングGB ディンキーコング&ディクシーコング ※レア社開発

★ トレード&バトル カードヒーロー…3
★ ワリオランド3 不思議なオルゴール…3
★ バルーンファイトGB…3
△ コロコロカービィ ※動きセンサー搭載ソフト
× とっとこハム太郎 ともだち大作戦でちゅ ※版権モノ
○ ポケモンでパネポン
× 怪人ゾナー 版権モノ
○ マリオテニスGB
○ モンスタータクティクス
× ポケットモンスター クリスタルバージョン
× ドンキーコング2001 ※レア社開発

★ ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 〜時空の章〜…3
★ ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 〜大地の章〜…3
× とっとこハム太郎2 ハムちゃんず大集合でちゅ ※版権モノ
△ モバイルゴルフ ※通信部分をどうするかだな……

★ Kid Icarus: Of Myths and Monsters…3 ※日本では未発売のソフト



 『ポケモン』シリーズと、レア社開発の『ドンキー』シリーズは出ないと考えると、実は有名どころは出尽くした感のあるゲームボーイソフト達。『X(エックス)』はDSiウェアで続編まで出たのにバーチャルコンソールには出ていないというのは、性能的な問題でもあるんですかね。





【ゲームボーイアドバンス】
★ F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE…ア
○ くるくるくるりん
△ スーパーマリオアドバンス ※『スーパーマリオUSA』のリメイク
○ ナポレオン
○ タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis ※今版権持っているのスクエニだろうけど
★ マリオカートアドバンス…ア
○ 黄金の太陽 開かれし封印
★ ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝…ア
× どこでも対局 役満アドバンス ※任天堂は麻雀ソフトをVCには出していないので
○ マジカルバケーション
△ スーパーマリオアドバンス2 ※『スーパーマリオワールド』のリメイク
○ トマトアドベンチャー
× どーもくんの不思議てれび ※版権モノ
△ コロコロパズル ハッピィパネッチュ! ※動きセンサー搭載ソフト
○ ファイアーエムブレム 封印の剣
× とっとこハム太郎3 ラブラブ大冒険でちゅ ※版権モノ
○ 黄金の太陽 失われし時代
△ さくらももこのウキウキカーニバル ※これは版権モノか?
○ カスタムロボGX
× ミッキーとミニーのマジカルクエスト ※版権モノ
○ 伝説のスタフィー
★ スーパーマリオアドバンス3…ア ※『ヨッシーアイランド』の移植
△ 星のカービィ 夢の泉デラックス ※ファミコン版のリメイク
○ くるりんパラダイス
★ メトロイドフュージョン…ア
△ ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣
※『神トラ』はスーファミの移植で、『4つの剣』はDSiウェアで出ていた
★ メイド イン ワリオ…ア
○ ファイアーエムブレム 烈火の剣
× とっとこハム太郎4 にじいろ大行進でちゅ ※版権モノ
△ MOTHER1+2 ※ファミコン版とスーファミ版の移植
△ スーパーマリオアドバンス4 ※『スーパーマリオブラザーズ3』のリメイク
○ 伝説のスタフィー2
○ オリエンタルブルー 青の天外 ※『天外魔境』シリーズの外伝
○ マリオ&ルイージRPG
○ F-ZERO ファルコン伝説
× スーパードンキーコング ※レア社開発
★ 星のカービィ 鏡の大迷宮…ア
○ マリオゴルフ GBAツアー
○ メトロイド ゼロミッション
★ マリオvs.ドンキーコング…ア
× スーパードンキーコング2 ※レア社開発
× とっとこハム太郎 ハムハムスポーツ ※版権モノ

○ 伝説のスタフィー3
○ スーパーマリオボール
★ ファイアーエムブレム 聖魔の光石…ア
△ まわるメイド イン ワリオ ※回転センサー搭載ソフト
○ F-ZERO CLIMAX
★ ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし…ア
○ ゲームボーイウォーズアドバンス1+2
△ ヨッシーの万有引力 ※傾きセンサー搭載ソフト
○ マリオパーティ アドバンス
○ 千年家族
○ ザ・タワーSP
○ ぶらぶらドンキー
○ のののパズルちゃいリアン
△ ドクターマリオ&パネルでポン
○ マリオテニスアドバンス
○ スクリューブレイカー 轟振どりるれろ
○ 通勤ヒトフデ
× スーパードンキーコング3 ※レア社開発
× アイシールド21 DEVILBATS DEVILDAYS ※版権モノ

○ MOTHER3
○ サッカーチーム育成シミュレーション カルチョビット
○ bit Generations DIAL HEX
○ bit Generations dotstream
○ bit Generations BOUNDISH
○ bit Generations ORBITAL
○ bit Generations COLORIS
○ bit Generations Soundvoyager
○ bit Generations DIGIDRIVE
○ リズム天国


 自分はゲームボーイアドバンスの時代は家庭用ゲームをやっていなかったので、「ゲームボーイアドバンスってアレでしょ?ポケモンとマリオのリメイクくらいしかソフトないんでしょ?」なんて思っていて、確かにソフト売上げランキングTOP10とかを見るとそんなカンジなんですが……


 リストをまとめてみると、『黄金の太陽』『マジカルバケーション』『トマトアドベンチャー』などの新規RPGがあって、『タクティクスオウガ外伝』や『ファイアーエムブレム』などのスーファミ時代のSRPGを復活させようとしていて、今に続く『マリオ&ルイージRPG』もあって。
 『F-ZERO』や『メトロイド』をシリーズとして盛り上げようとしていたり、『伝説のスタフィー』なんかの新規シリーズもあったり、『メイドインワリオ』や『リズム天国』なんかの「ゲームを根本から見直す」シリーズが始まっていたり。

 任天堂にとっては凄くアグレッシブな時期だったのかもと思わなくもないです。
 自分はどのソフトも未プレイなので、バーチャルコンソールの開始が楽しみになりました。




 無茶苦茶疲れました。
 サードメーカーのリストも作るかどうかは、この記事のアクセス数次第にします(笑)。


 わざわざこのタイミングでこんな記事を書いたのは、もちろん意図があって。
 今月は東京ゲームショウのある月なのでゲーム関連の発表が多くて、任天堂はWii Uの大型アップデートを「夏」から「9月下旬~10月上旬」に延期しているので、そのタイミングで色々発表&開始する可能性はあるな―――と思い、その前にこうやってリストをまとめました。

 この記事を読んでおくと、今後バーチャルコンソール関連で何か動きがあった時にその意味が違って見えるでしょうしね。「なーーーにーーー!Wii Uのバーチャルコンソールに『五目ならべ 連珠』が出ただとーー!まだ3DSで出ていないのに!?」みたいなことがあるかも知れませんし。



| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:5 | trackbacks:1 | TOP↑

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キンドルファイアHDでPerfect ViewerがPDFファイルを認識しなくなった件

※ 9月6日追記:どうやら9月5日の夜にPDFプラグインがアップデートされたことにより、最新バージョンのPerfect Viewerでも問題なくPDFファイルが読めるようになったそうです。この記事の存在意義が全くなくなってしまいました(笑)


 検索しても同じような症状になっている人が数人しか見つかりませんでしたので、ひょっとしたら全員が起こるワケではなくて何か条件があるのかも知れませんし、そもそもキンドルファイアHDを持っている人なんてそんなにいないのかも知れませんが(笑)。



 同じような状況に陥って困っている人がいるかも知れませんから。
 自分がどういう事態に陥って、どうやって解決出来たのかをここに書いておこうと思います。ただ、私のとった解決策はいつまでも使えるとは限りませんので、「2013年9月5日の時点では解決出来た」だけというのを注意事項として書いておきたいと思います。




 まず状況。
 自分はキンドルファイアHDというタブレット端末に、Perfect Viewerというアプリを購入して入れて「自炊した本」や「パブーの本」を読んでいました。このアプリの対応ファイルはJPEG、PNG、BMPなどの画像ファイルや、ZIP、RAR、LZHなどの圧縮ファイルとのことですが――――「Perfect Viewer PDFプラグイン」というアプリを別途入れることによって、PDFファイルも読むことが出来ました。

 「パブーの本」はPDFファイルでダウンロード可能ですし、「自炊した本」もPDFファイルが読めるのだからとPDFファイルで保存していたのですが………これがある瞬間から全て認識しなくなったのです。本棚には1冊も本がない状況。




 どうも、Perfect Viewerは2013年8月31日にバージョンアップ(バージョン 2.0.4.1)していて―――自分のキンドルファイアHDは何も考えずに「自動アップデート:有効」にしていたため。知らず知らずの間に、9月4日に最新バージョンに自動アップデートされていました。

 この最新バージョン(バージョン 2.0.4.1)がキンドルファイアHDだと、「PDFファイルを認識しない」というバグ(?エラー?)を起こすらしいです。


 なので、何も知らずに「さーて!自炊した本でも読もうかなっと!」と起動してみたら、「あれ?勝手にアップデートしてくれてる。ご苦労さん」と思ったのも束の間、全ての自炊本が本棚から消えてしまっていたとさ!という昨日の夜でした(※1)

(※1:自炊したデータが端末から消えたワケではありません。データは残っているんですけど、それをアプリが認識出来なくなったという)





 そこからあらゆる手を尽くしたんですが……どうにも戻りませんでした。
 TwitterやAmazonのレビュー欄を見ると、「アプリ削除、再起動、アプリ再DL、再起動でPDF読めるようになった」という人や、「1mobileで無料版をダウンロードしたらそっちでは読めた」という人がいるんですが。自分はそれらの手では上手くいきませんでした。

 PDFプラグインの方も削除、再DLしたのが良くなかったのかな……この辺はよく分かりません。




 ということで、解決策。
 製作者(?)のホームページにバージョン2.0.2.3のPerfect Viewerが置いてあったので、それをダウンロードして使ったらPDFファイルを認識するようになりました。



 要は、バージョンアップ後のアプリは削除して、バージョンアップ前のアプリをダウンロードして使うようにしたってことですね。
 放っておくとまた最新バージョンという名のバグバージョンに自動アップデートされかねないんで、キンドルファイアの上部からスクリーン下げて「設定」→「アプリケーション」→「アプリ」→「自動アップデート」で「無効」にしておくのを忘れずに。他のアプリも自動アップデートしてくれないのは困るけど、しゃあない。


 ひょっとしたら初期設定だとウェブ上からアプリダウンロード出来ないかも知れないんで、「設定」→「端末」→「アプリケーションのインストールを許可」を「オン」にしておきます。この辺は自己責任で。事前にセキュリティソフトは入れておいた方がイイと思います。

(関連記事:初心者の自分がキンドルファイアHDで実用アプリを使ってみた




 Perfect Viewerは以前にもこういうことがあったそうで、どうにもキンドルファイアHD上では不安定なところがあります。バージョンアップで逆効果なんて話はちょうど同じ時期に『PSO2』の地獄絵図があったので、こちらはすっかり霞んでしまったのですが……
 危うく今まで自炊した本が全部ムダになるところで(PC上では読めるけどさ)、これもシャレになっていないバージョンアップでしたよ。



 同じように困っている人がいらしたら、「こういう方法で自分は改善出来たよ」という例が参考になればなと思います。
 また、一旦アプリを削除するので、ツールバーカスタマイズの設定などが全て初期状態に戻ってしまいます。「設定ってどうやるんだっけ!?」という人のために説明した記事を以前に書いているので、そちらもどうぞ。

(関連記事:初心者のための「Perfect Viewer」の使い方講座

| 漫画読み雑記 | 20:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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みなさんは「みんなが買っているのと同じゲーム」を買いますか

 はじめに。
 この記事で語るのは「私の体験」を基にした話です。世代とか地域とかクラス内のコミュニティとかによって、みなさんそれぞれ違う体験をなさっているでしょうから。「みんながそうだよね!」とか「ゲーマーはみんながこう思っているんだ!」なんて言いたいワケではありません。

 ただ「違う」という話がしたいのです。
 「違うからけしからん!」とか「違うのは直さなくてはならん!」とかそういう話をしたいワケではありません。「違うのが面白い」というか「違う、ということに気付くのが面白い」と自分は思っているので、ここに「私の体験」から「私が思うこと」を書き残しておきます。



 有名なゲームだから買うor皆買ってるから俺も買う現実ゲームさん)

 まず前提として。
 有名なゲーム―――例えば『どうぶつの森』とか『モンハン』“だけ”を買う人に向かって「みんなが買っているからって同じゲームを買うんじゃねえよ!」と言ったところで、『The Wonderful 101』や『エクストルーパーズ』の売上げが伸びるワケではありません。

 もし、“マイナーで知名度はないけど面白いゲーム”が売れて欲しいと思うのなら、やるべきことは「売れているゲームを批判すること」でも「売れているゲーム“だけ”を買う人を批判すること」でもなくて、「『どうぶつの森』が好きな人はこのゲームもオススメだよ!」とか「『モンハン』の次に遊ぶのはこのゲームがオススメ!」と「売れているゲームの“次の1本”としてオススメしていくこと」だと思うんですよ。




 しかし……この1さんの主張は置いといて、このスレッドで話されていることは“自分には全くない考え方”が多くて新しい景色の見方を知ったような感覚でした。
 そもそもね、私自身は「みんなが買っているから」という理由でゲームソフトを買ったことがないんですよ。物心ついてから、ただの一度も。


 「みんなとゲームの話題をする時」の話も語るつもりだったんですが、それは掘り下げても面白くなかったのでカットするとして―――実はこの話、「どうゲームと接していたか」というルーツの違いがあるんじゃないかと思うのです。





 私が子どもの頃――――ファミコンとかスーファミの頃ですが。
 ゲームは「貸し借り」をするもの、だったんですよ。

 でね。これは私もすっかり忘れていた感覚なんですが、
 「貸し借り」をするものという感覚でゲームを捉えると、この話に別の角度が見えてくるんです。「みんなが買っているのと同じゲーム」を買うと「貸し借り」が出来ないんです。



 「ゲームを借りて遊びました」なんて言うと、ゲーム会社さんに1円も入らないし、ゲーム屋さんにも1円も入らないし、ひょっとしたら「中古ゲーム問題」以上に「ゲームを借りて遊ぶだなんて何事だ!貴様はゲーム業界の敵だ!今すぐブログを閉鎖して二度とネットに現れるな!」とコメント欄がまた炎上するかも知れませんが……子どもの頃の話だから、大目に見てください。



 20~30年前でもゲームソフトは何千円もしましたから、子どもの財力ではそうそう毎月新作ソフトを買うことは出来ませんでした。1年に1本とか、半年に1本とか、クリスマスやら誕生日やらお年玉やら何やらを組み合わせて買うのがやっとというカンジでした。

 しかし、「1年に1本」くらいのペースでしか買えないゲームも、ファミコン時代のアクションゲームなんかはボリュームもありませんから、1時間でクリアしてしまったり、何時間かけても1面もクリアできないほど難易度が高かったり(笑)で。とてもじゃないけど、1年間をこの1本で遊び続けられるようなものでもありませんでした。


 なので、「貸し借り」です。
 オッサン達がファミコン時代の思い出話をすると「借りパクされた」とか「借りパクされないようにカセットにマジックで名前を書いた」とか「その書かれた文字をシンナーで消した」とかの話が必ずと言ってイイほど出てくるように。
 ゲームソフトをただで貸すとパクられるかも知れない――――だから、「俺は○○を貸す」「じゃあ僕は××を貸すよ」と互いのゲームソフトを交換に貸し合うという制度があったのです。少なくとも私のクラスでは、それが普通でした。


 で、この「互いのゲームソフトを交換に貸し合う制度」から考えると、「みんなが買っているのと同じゲームを買わない」という私の発想は不思議じゃないですよね。だって、「みんなが持っているゲーム」は貸し借りに使えないんですもの。

 『スーパーマリオ』を持っている友達に「俺のスーパーマリオ貸すからお前のロックマン2貸してよ」と言っても、「いや、俺持っているし……」と言われるだけじゃないですか。「みんなが持っているゲーム」はトレードに使えないんです。



 だから、「1年に1本」買えるゲームソフトを選ぶ時も、「自分が遊びたいソフト」というのは前提ですけど、「みんなが持っていないソフト」「みんなが興味を持ってくれそうなソフト」という「貸し借りに使えるのか」という基準も大事で。
 「俺がFF5を買うから、お前は半熟英雄2買いなよ。んでクリアしたら貸し借りしようぜ」という事前交渉をしたり、「マリオワールドは持っている奴がいっぱいいるから、誰かから借りればイイや。俺はストII買おう」と当てにしたり。



 子どもの財力では「1年に1本」しかゲームが買えないけれど、友達が10人集まれば「1年に10本」ゲームを貸し借りして遊べるワケで。私が遊んだファミコン・スーファミのソフトの内、自分で買ったのは1割もなくて、残りの9割以上は友達の家で遊んだり友達に借りたりしていたなーって思うのです。

 でも、逆に考えると……だからこそ色んなゲームが遊べたって思うんですね。





 冒頭の記事で多かった意見で、「みんなでマルチプレイで遊ぶゲームは“みんなが買っているのと同じゲーム”を買うしかないじゃないかよ」というものがありました。
 確かにその通りです。A君は『モンハン』を買いました、B君も『モンハン』を買いました、C君も『モンハン』を買いました、D君は『エクストルーパーズ』を買いました―――ってなったら、D君をハブってA君・B君・C君の3人で『モンハン』やりますもんね。


 携帯機が主流になって、「みんなで持ち寄って遊ぶ」ことが遊びの一つとして確立したことで―――こういうゲームは「全員が1本ずつ買わないとならない」ため「貸し借り出来ない」んですよね。
 『モンハン』もそうですし、『ポケモン』とか、DSや3DSの『どうぶつの森』もそうですね。『ドラクエ9』のようにセーブデータが1つしか作れないゲームもそうかな。そうしたゲームは「貸し借り出来ない」分、ヒットすると400万本とかのとてつもないヒットをする一方で(※1)自分が子どもの頃のような「みんなが違うゲームを買って貸し借りして遊ぶ」行為は減っているんじゃないかって思うのです。

(※1:ファミコン・スーファミ時代に国内400万本以上売り上げたのは初代『スーパーマリオ』の1本だけです)




 私が子どもの頃の「ゲームの遊ばれ方」と、今の「ゲームの遊ばれ方」は違うんじゃないかな―――というだけの話なので。それがけしからんとか、直さねばならないとか、諸悪の根源は『ポケモン』にあるとか、そういう話ではありません。

 ただ「違う」という話。
 「違う」からには「売れ方」は違うし、「売り方」も違うし、「売れる商品」も違いますよね。メーカーはそんなことはとっくに気付いているでしょうけど、一ファンとしてもそれは意識しておいて損はないと思うんです。


 じゃないと、冒頭で紹介した記事の1さんのように「みんなが買っているのと同じゲームを買うヤツは馬鹿だ」とか言い出しかねませんし。
 自分もあの記事で色んな人の意見を読むまで、「えっ?普通は、みんなが買っているのと違うゲームを買うもんでしょ?」と思っていましたし。


 「違う」ということに気付くだけで、色んなものが見えてくると思うし。
 ウチのブログでは、そういうことを大事に書いていきたいと思います。



 あ、ちなみに。
 小学生の頃は友達とゲームを貸し借りしていた私ですが、携帯機が主流になって「みんなで持ち寄って遊ぶゲーム」は「みんなが買っているのと同じゲームを買う」んじゃないのか―――と言われるかもですが。現在は友達がいないので、「みんなが買っているのと同じゲームを買いますか」どころか「みんな」がいません。この広い世界で私は一人ぼっちです。



○ 余談
 「ゲームの遊ばれ方」が今と昔では違う―――という話で言えば、やっぱり主流が据置ゲーム機から携帯ゲーム機に変わったところがポイントだと思います。据置ゲーム機の場合はみんなで集まって一つの画面を見ながら交替で遊ぶってのが普通でしたもんね。


 自分の場合は結構特殊な例かも知れませんが、クラスの中のリーダー的なヤツがいて、ソイツん家にクラスの男子半分くらいが毎日のように遊びに行ってゲームしていました(もちろんゲーム以外の遊びもするんだけど)。
 そうすると、10人くらいの子どもが一台のファミコンとテレビで遊ばなくちゃならなくて――――自然と「1機交替」で遊ぶワケですよ。

 実はこの「1機交替」の文化って、当時のゲームを語る上で忘れちゃいけない要素だと思っていて。多くの人がコントローラを回しながら遊ぶワケですから、「すぐ死ぬゲーム」の方が順番がガンガン回ってきて重宝するんですよ。
 『スペランカー』みたいのは特殊ですけど、LIFEが潤沢にあるゲームよりも、1~2発でガッと死んじゃう残機制のゲームの方が交替で遊ぶ分には受けがイイんですよ。



 後は、「1プレイ」の短いゲームね。
 『ストII』のような格闘ゲームや、『ぷよぷよ』のような落ちモノパズルゲームは、1回の勝負が数分で終わるために、ガンガン順番が回ってきて楽しめました。『スマブラ』なんかは今もそうやって遊ばれているゲームでしょうし、わざわざそういうモードもありますよね。『Wii Sports』が接待ゲームとして大ヒットしたのもこういう理由ですね。

 逆に、一人でじっくりと遊ぶゲームはそういう場ではあまり受けませんでした。RPGはもちろん論外だけど、同じくにおくんシリーズでも『熱血物語』よりも『熱血行進曲』の方が10人で遊ぶには向いているんです。1競技ごとにコントローラをまわせるし。



 今の日本のゲーム市場は圧倒的に「携帯ゲーム機>据置ゲーム機」になってしまいました。Wii U・PS4・Xbox Oneの時代になると、Wii・PS3・Xbox360時代以上に据置ゲーム機の市場は縮小してしまうんじゃないかと思います。日本のサードメーカーは発売予定のソフトすら発表していませんからね。

 そうすると……ファミコンやスーファミ時代のような「1機交替」とか「1プレイごとに交替」みたいなゲームはどんどん減っていくのかもなぁと。
 先に書いた『スマブラ』とか『Wii Sports』のような「みんなでコントローラを順番に交替しながら遊ぶゲーム」は、今後はなかなか生まれなくて。「一人でじっくりと遊ぶゲーム」がますます多くなっていくのかもなぁと。



 もちろん、それがけしからんとか、直さねばならないとか、諸悪の根源は『ポケモン』にあるとか、そういう話ではなくて――――ただ「違う」という話で。
 それを考えると、ファミコンやスーファミの頃のゲームを、DSや3DSで復活させようとしても上手くいかないってのも「そりゃそうだろうな」というか。ファミコン時代以上に売れる『マリオ』さんは何者なんすかというか。


| ゲーム雑記 | 17:57 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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今ならばラストまで一気に読める幸せ。『鋼の錬金術師』全27巻紹介

 この夏から「自分が読んだ漫画をオススメする」ということを始めるとは言ったものの、まさかこんなドメジャータイトルを紹介するだなんてと自分でも思うんですが。


鋼の錬金術師全27巻 完結セット (ガンガンコミックス)

 この作品は2001年から2010年まで月刊少年ガンガンで連載されていた漫画で、大ブームになった1度目のアニメ化は2003年~2004年に放送されていました。2009年~2010年に2度目のアニメ化はされてはいるものの、若い世代の中には2003年頃の大ブームを知らない人も多いんじゃないかと思ったことと。

 あれだけ大ブームになったからこそ、「後から入りにくい……」と躊躇した人もいるだろうし。作品自体は観たことないけどイメージで「中二っぽい作品なんでしょ?」とか「同人人気の高いヲタクっぽい作品なんでしょ?」という偏見を持って手を出していないって人もいるだろうし。


 長期連載がゆえに、「最初の頃は追いかけていたんだけど途中で脱落しちゃったわー」という人も多いんじゃないかと思ったのです。というか、私がそうでしたし。



 この漫画は、たくさんの登場人物が別々に行動して事態が予測不能な方向に展開していくため「前の巻の内容を覚えていないとサッパリ分からない」ところがあって。新刊が出る度に1巻から読み返していたのですが、10巻を超えた辺りから「1巻から読み返す時間が足りない!」ということになって……
 結局、14巻で脱落して15巻以降は読んでいませんでした。「時間が出来たら一気に読もう」と全巻購入はしていたんですけどね。



 でも、同じ作者の作品である『銀の匙』がこの夏にアニメ化されて。
 これが凄く面白くて。やっぱり自分はこの作者が描く“世界”がすごく好きなんだなーと思い、本棚に置いてあった全27巻を一気に読んだのです。すげー面白かった!3年遅れくらいの話題なんだろうけど、すげー面白かった!


 この作品を全く知らない人も、この作品を知っているけど敬遠していた人も、この作品を読んでいたけど途中で脱落してしまった人も―――完結した今なら一気に最後まで読めますんで、そういう人達に向けて紹介記事を書こうと思います。




1.「錬金術」とはなんぞや
 この作品は「バトル漫画」です。
 この作品における「錬金術」は、他のバトル漫画における「魔法」とか「超能力」とか「スタンド」とか「念能力」みたいなものです。もちろん元々は学問なのだけど、それを応用してバトルに使い、このキャラは炎を練成して戦う「焔の錬金術師」とか、このキャラは人体を分解して破壊する「破壊する者」だとか、キャラによって得意な能力が違うとなっているのです。

 タイトルだけ聞いた人から「学問とか研究所とかを舞台にした学術漫画なのかい?」と言われたことが(昔に)あったので……一応。



 んで、多くのバトル漫画の「能力」には「ルール」とか「制限」のようなものがありますよね。
 スタンドを攻撃されるとスタンド使いもダメージを喰らうとか。電撃使いは電撃以外の能力を使えないとか。強化系の能力者は変化系の能力をマスターしづらいとか。それぞれの作品によって、異なる「ルール」や「制限」があるものです。

 『鋼の錬金術師』の「錬金術」は一見すると何でも出来る魔法のように思えてしまうのですが、彼らに出来るのは「変化」のみであって、「無から有は作れない」等価交換の法則や、「元あるもの以上のものは作れない」質量保存の法則などの「制限」があって―――彼らは万能でも最強でもないのです。

 登場人物の大半は「錬金術師」じゃないですしね。銃を持って戦う者も剣を取って戦う者もいるし、戦わない者もたくさん出てきますし。





 そして、自分がこの漫画を大好きなのは……
 バトル漫画における「能力」である「錬金術」の「制限」が、この作品が描かれている“世界”や作品が描いている“メッセージ”と密接に結びついているところなのです。
 「錬金術」が等価交換の法則や質量保存の法則などの「制限」を持って万能ではないように、この“世界”で生きていくためにも等価交換の法則や質量保存の法則などを守らなければならないと描いているのです。

 食事をしなければ人間は生きていけないし、その食事は動物や植物の命をもらうことだし、しっかり寝ないと体は回復しないし、死んでしまった命は決して生き返らないし、命が生まれるためには父親と母親がいて母親のお腹の中で280日かけて成長しなければ生まれてこれないし――――この作品はそういう「当たり前なこと」を愚直に描くし、魔法のように見える「錬金術」もその「当たり前なこと」に則っていると描くんです。


 だから、この作品における「錬金術」はバトルを盛り上げるために用意された「能力」だけでなくて、この作品自体が描こうとしているものを体現しているとも言えて―――その「取って付けてない」感が自分は好きなのです。



 この漫画の主人公エルリック兄弟は、死んでしまった母親を「錬金術」で生き返らせようとしたのだけど、それは自然の摂理に反することなので「肉体を失う」という大きな罰を受けてしまうところから始まります。
 機械鎧の手足を持つ兄と、全身鎧の弟という主人公は、「自然の摂理に逆らった」という過去をその体で表しながら生きて。それでかつ、自分達の肉体を取り戻すという「自然の摂理を超える」目的で旅をしていることがその姿で説明できて。
 (キャラクターデザインの時点で「過去」と「目的」が読者に提示されるというのも凄い)


 では、「無から有は作れない」「元あるもの以上のものは作れない」この作品世界で、どうすれば自分達の肉体を取り戻せるのか―――というのは、この作品の一番重要な結末なので是非作品をお読みください(笑)。




2.色んな人間がいるから作品は成り立っている
 「この漫画の主人公はエルリック兄弟」と書きましたが、自分達の肉体を取り戻すための旅をしているエルリック兄弟だけでなく、色んな登場人物がこの作品には出てきます。
 軍事国家のトップを目指す若き将校マスタング大佐、国家錬金術師のみを狙って暗殺している“傷の男”、国を裏から操っているホムンクルス、不老不死の法を求めて異国の地にやってきたシンの国の皇子、その皇子と対立する部族の皇女……などなどなど。


 列挙しきれないくらいたくさんの登場人物が出てきて、それぞれに別の目的があって、それぞれがそれぞれの目的のために動いていくので―――明確な主人公がいるので定義に当てはまるかは微妙なんですが、「群像劇」のような面白さが強い作品なんです。
 脇役だと思っていたキャラが実は重要なことをしたり、何のために出てきたんだと思っていたキャラが後々に活きてきたり―――自分は14巻までしか読んでいなかったので、今回全27巻を一気に読んで感動するところがいっぱいでした。あのキャラがちゃんと活躍してる!!とか、まさかあのキャラに最後泣かされるだなんて!!とか。


 この作品にまだ興味を持ってもらえていない人に、敢えて他の作品を例に出して「○○みたいな作品」と説明すると―――「少年誌版 浦沢直樹漫画」みたいな。『MONSTER』とか『20世紀少年』みたいな構造の作品を、少年誌で“ちゃんと”作るとこうなるという例のような。


 「“ちゃんと”」の部分に含意があるようなないような(笑)。




 「オレもアルも、その大きい流れの中のほんの小さなひとつ。全の中の一。
 だけど、その一が集まって全が存在する。
 この世は想像もつかない大きな法則に従って流れている。
 その流れを知り、分解して再構築する…それが、錬金術」



 これは子どもの頃のエドが「錬金術とは何か」を理解するシーンなのですが。
 これはこの作品における“登場人物達”にも言えることで。

 エルリック兄弟も、たくさんいる登場人物の中の一人でしかなくて。
 でも、そんな一人一人が集まって作品は成り立つんです。


 『銀の匙』でも思うことなんですが、この作者さんは本当に心から“登場人物”達が大好きなんだと思うのです。メインキャラもサブキャラも、良いことをする人も悪いことをする人も、人間も人間以外も、生き残るキャラも死んでしまうキャラも。
 一人一人のキャラをとてもとても愛情をこめて描いているのは、「そんな一人一人が集まって作品は成り立つ」と分かっているからでしょうし、「世界はそうやって成り立っている」と理解をしているからでしょう――――


 そうして様々な思惑を持ったたくさんの登場人物が一つの点に集中するクライマックスは「圧巻」の一言でした。
 さっきの「“ちゃんと”」の部分がここに繋がってしまうんですけど(笑)、クライマックスの「ああそうだ。俺が欲しかったのは」辺りは号泣を禁じえないレベルでした。

 まさか、あのキャラに泣かされるとは……!




 この作品における「錬金術」とは―――
 バトル漫画における「能力」でもあり、
 作品を形作る「世界観」と「メッセージ」でもあり、
 色んな人間がいるから成立する「群像劇」でもあり、

 そして最後にエドがたどり着いた「真理」でもあるんだろうって思います。




 見事な作品でした。
 あれだけの大ブームになった作品でありながら、その喧騒を「我関せず」とマイペースに描き続け、見事な完結まで着地したというのは本当に凄いことだと思います。
 欠点があるとすると「話が壮大になり過ぎてなかなか進まない」ところだと思うのですが、完結した今ならば一気に読めますし、「途中までしか読んでいないなー」という人は特に最後までどうぞ。




 ちなみにたくさんいる登場人物の中で私が一番好きなキャラはメイ・チャンでした。
 私、ロリコンの気がありますから。




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