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2015年3月のまとめ

 今年もこの時期が来ました。

 毎年3月末に書いている「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」を、今年も書きます。「面白かった」順でも「素晴らしかった」順でもなく、「好きな作品」順だということと。あくまで“この1年間で自分が「最終回まで観たアニメ」”が対象なので、アニメ業界全般を総括するつもりだとかそういうことではありません。

(関連記事:「好きな作品」と「面白い作品」と「素晴らしい作品」は別


 過去5年間のTOP5はこんなカンジ。


【2009年度】
1.『とある科学の超電磁砲<レールガン>』 175点(ジェネオン/J.C.STAFF)
2.『けいおん!』 160点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3.『かなめも』 75点(スターチャイルド/feel.)
4.『青い花』 65点(メディアファクトリー/J.C.STAFF)
5.『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 60点(アニプレックス/A-1 Pictures)


【2010年度】
1.『魔法少女まどか☆マギカ』 145点(アニプレックス/シャフト)
2.『けいおん!!』 90点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3.『四畳半神話大系』 85点(東宝/マッドハウス)
4.『放浪息子』 70点(アニプレックス/AIC Classic)
5.『屍鬼』 55点(アニプレックス/童夢)


【2011年度】
1.『ちはやふる』 150点(バップ/マッドハウス)
2.『花咲くいろは』 75点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
3.『あの夏で待ってる』 70点(ジェネオン/J.C.STAFF)
4.『シュタインズ・ゲート』 60点(メディアファクトリー/WHITE FOX)
5.『テルマエ・ロマエ』 55点(東宝/DLE)


【2012年度】
1.『TARI TARI』 95点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
2.『たまこまーけっと』 92点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3.『琴浦さん』 80点(フライングドッグ/AIC Classic)
4.『氷菓』 75点(角川書店/京都アニメーション)
5.『まおゆう魔王勇者』 50点(ポニーキャニオン/アームス)


【2013年度】
1.『銀の匙 Silver Spoon』155点(アニプレックス/A-1 Pictures)
2.『境界の彼方』120点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3.『ガンダムビルドファイターズ』85点(バンダイビジュアル/サンライズ)
4.『未確認で進行形』80点(東宝/動画工房)
5.『進撃の巨人』65点(ポニーキャニオン/WIT STUDIO)


 自分で見返しても「えっ、この作品がこの点数なの……?」と思います(笑)。
 一応書いておきますが、点数は100点満点です。100点が満点ですってば。

(関連記事:レビューに点数を表示したくなる気持ち……分かります!
(関連記事:レビューの点数は「絶対評価」ではない


 では、今年度のTOP5。
 対象は2014年4月~2015年3月までに最終回を迎えたアニメで、自分がちゃんと全話観たものです。このブログの過去ログ漁って確認してみたところ、どうやら12作品が該当するみたいです。去年より1作品減りました。バンダイチャンネルやdアニメストアの「見放題」で全話観た過去作品は含みません。

 その12作品の中からTOP5を決める―――という限定したランキングということですね。なお、各作品評には多少のネタバレが含まれることを御了承下さい。




 5位『ハナヤマタ』。73点。
 この1年間のトレンドとしてあったのは「ポスト2011年」だったと思います。様々なアニメがヒットした2011年が終わった2012年頃に企画が始まった作品が世に出てきたからか、2011年のヒット作の“更に向こう”を描こうとした作品が多かったと思います。

 『ハナヤマタ』は、『けいおん!』(2009~2011年)の向こう側を描いた作品でした。
 『けいおん!』のキャラクター達のようにはなれない女のコ達が集まり、自分達にしか出来ない物語としてYOSAKOIを始める―――ポスト『けいおん!』とも言える話でしたし。独自の演出、色彩豊かな画面、役者陣の熱演などなど、単なる『けいおん!』の後追いではないこの作品ならではの魅力を持ったアニメに仕上がっていたと思います。

 なる役の上田麗奈さんのことを自分は名前くらいしか認識していなかったんですけど、第1話を観た時「こんな人がいるのか!」と驚きましたもんね。その後に『てさ部』を観て、「こんなことやらせてたんか」と驚きましたけど(笑)。

(関連記事:『けいおん!』の更に向こうへ。『ハナヤマタ』第1話が素晴らしかった!
(関連記事:アニメ『ハナヤマタ』各話感想メモまとめ(1話~最終話)
(関連記事:『ハナヤマタ』は「踏切」に始まり「踏切」に終わる「踏切アニメ」だった!



 4位『アルドノア・ゼロ』。91点。
 2011年の大ヒット作『魔法少女まどか☆マギカ』の脚本を担当していた虚淵さんをストーリー原案に迎えたオリジナルロボットアニメです。一躍超売れっ子ライターになった虚淵さんですが、“『まどか☆マギカ』のような作品”というイメージばかりが付いてしまったことで、そこから一転して「王道のものも作れるんですよ!」という意地を見せた作品だったと思います。

 『まどか☆マギカ』のように「来週はどうなっちゃうんだ」とどんどん引き込んでいく怒涛のストーリーなのに納得の展開になるところはそのままに、『まどか☆マギカ』とは正反対の「視聴者だけが全てを知っている」群像劇を見せてくれたこと、空想科学読本のノリでスーパーロボットを撃退していくという新しいロボットアニメの形を見せてくれたと思います。

 1クール目は激ハマリして個別の記事もバンバン書いていたのに対して、2クール目は割と普通のロボットアニメになっちゃったかなーというのが自分のテンションではあったのですが……終盤のキャラクター達が何故そういう行動を取っていったかという部分には感動しましたし、あれはあれで自分がこれまで観たことがない新しいタイプの結末だったかなと思います。

(関連記事:「視聴者だけが全てを知っている」というシチュエーションに私は弱い
(関連記事:『アルドノア・ゼロ』における「通信」の意味
(関連記事:『アルドノア・ゼロ』はリアル系ロボアニメ?スーパー系ロボアニメ?
(関連記事:アニメ『アルドノア・ゼロ』各話感想メモまとめ(1話~12話)
(関連記事:アニメ『アルドノア・ゼロ』各話感想メモまとめ(13話~最終話)



 3位『四月は君の嘘』。125点。
 100点満点でです。100点満点中で125点なんですってば!

 まず原作愛に溢れたアニメスタッフと、アニメ化への理解が強かった原作者&編集サイドの力によって、原作の結末から逆算して第1話から作られた連載中の漫画の“理想的なアニメ化の形”だったと思います。アニメの終盤に、アニメの監督が「原作最終巻の発売を楽しみにしている人はまだ観ない方がイイと思います」と言っていたくらいですからね。

 もちろん内容も素晴らしかった!
 1クール目の後半は演奏シーンが続いて正直つらかったところもあるんですが、2クール目に入ってからの怒涛の展開、凪をああやって使うのかという見事なキャラクターの動かし方に、予想外の終盤、「モノクロ」と「カラフル」が対比された作品だからこその色鮮やかな画面―――と、最後の最後までテンションを落とさずに楽しませてもらいました。

 日本の漫画・アニメって本当凄いんだと思わせてくれる大傑作でした!

(関連記事:アニメ『四月は君の嘘』各話感想メモまとめ(1話~11話)
(関連記事:アニメ『四月は君の嘘』各話感想メモまとめ(12話~最終話)



 2位『結城友奈は勇者である』。130点。
 この作品も言ってしまえば、『まどか☆マギカ』のフォロワーだと思うのですが……『まどか☆マギカ』が描かなかったものに果敢に挑戦した作品と言えます。「死よりも辛い絶望がある」と描いたし、「大切な人がいるからこそ修羅の道に墜ちる」と言った過酷なものを描いていたし、でも単に悲惨なものを描いているだけではなくてその絶望から人を立ち上がらせるものを描いていた作品だったと思うのです。

 終盤は号泣の嵐でした。
 樹の歌と風の咆哮、夏凛の背中と勇者部の口上―――この作品をどうして自分がこんなに好きなのかを考えるに、一番の理由は「人間の成長」を描いているからかなと思います。樹だったり夏凛だったり、普通だったらサブキャラクターのポジションのキャラクターが、ちゃんと成長した姿を見せてくれたのがすごく好きでした。

 それこそ、『まどか☆マギカ』はそのストーリー構成上「成長」を描く余裕はありませんでしたものね(強いて言えば、杏子とまどかくらいで)。そういう意味では、やはりこの作品も『まどか☆マギカ』の更に向こうを見事に描いた作品だと思います。


 あと、こういう不遜にも「大傑作達に順位を付ける」ことの心苦しさの中で思ったことなんですけど、最終的に自分にとって何が「好きなアニメ」の基準になるのかと言うと……よくこんなもの作ろうとしたなーという作品を自分は好きなんだと思いました。
 こういう作品を作るのって勇気がいると思うんですよ。だって、絶対「序盤だけ観て観るのやめちゃう人」が出てきますもの。序盤では作品の全容が見えないので、「あぁ、ヌルくなった『まどマギ』ね」としか思わない人も多かったんじゃないかなぁ。でも、最後まで観るとヌルいと思った序盤も全部意味が分かるという。こういう作品を作る勇気に敬意を払いたくて、2位にしました。

 この作品を作ったスタッフ達こそが勇者ですよ!

(関連記事:アニメ『結城友奈は勇者である』各話感想メモまとめ(1話~最終話)
(関連記事:「序盤で視聴をやめられること」と「ネタバレしてでも続けさせたい」ジレンマ



 1位『SHIROBAKO』。195点。
 ハイ、「100点満点の定義とは何だ」と言いたくなる点数。
 しかし、自分の中でこの点数にはちゃんと意味があって、毎年TOP5を選ぶようになって6年目にして初めて1年目の『超電磁砲』を超えた点数を付けた作品です。だって、どうしてこんなTOP5を選ぶようになったかって、5年前『超電磁砲』が大好きで始めたことですからね。言ってしまえば、『超電磁砲』を基準にして始めた毎年のTOP5で、その基準を超えるほど大好きな作品にようやくめぐり合えたのです。

 超絶クオリティな画面を仕上げられるP.A.WORKSに、たくさんのキャラクターの魅力を詰め込める水島努監督が加わり、かつやりたい放題できるオリジナルアニメで―――毎週毎週色んな方向で楽しませてもらいました。
 ただ会議室で喋っているだけなのに笑ったり、クリエイターの情熱に涙させられたり、単なるパロディに収まらず元ネタへの理解とリスペクトで本編の意味が補足されていたり、キャラクターの成長に勇気をもらったり……好きなところを次から次へと挙げていってもキリがないくらい。


 でも、やっぱり。
 自分がこの作品が大好きだったのは、「色んな立場」のたくさんのキャラクターを使って人生の色んな面を描いていたことが大きかったと思います。

 例えば、宮森とタローの対比は。片方は「エース」で、片方は「お荷物」なんだけど……誰だってみんな「宮森な部分」と「タローな部分」の両方を抱えていると思うんですね。得意なことと苦手なことの両方が人間にはあるので、例えば「仕事はバリバリ出来る」けど「料理は出来ない」みたいな側面が誰にだってあると思うのです。

 「CGの台頭に焦るアニメーター」と「アニメーターの能力に嫉妬するCG班」とか、「ベテラン」と「若手」とか、「業界に夢を持てる者」と「業界に夢を持てなくなった者」もそうです。みんなそれぞれ両方の側面をどこかで経験していると思うのです。


 だから、私は「宮森には絶対に出来ない、タローだからこそ出来たこと」を見せられた時点で、もうこの作品に2億点を付けたい気分でした。来年から点数付けるのが大変になるので抑えましたけど(笑)。
 アニメ制作はチームワークで、チームに“エース”は欠かせないけど、“エース”ではない人間も必要なんだと描いたからこそ私はこの作品を人生ベスト級に大好きになったのです。


 とは言え……どうして200点を付けなかったかというと、各話感想のまとめに書いたように「どうしても腑に落ちないところ」があってそこだけは残念だったから-5点で195点にしました。
 私は「悪役」はいてもイイと思うし、そこに文句を言っているワケではないです。作劇上最も重要な「悪役」だったのだから、もうちょっとしっかり掘り下げて描いて欲しかったと思うのです。ギャグに落とし込もうとした結果、薄っぺらいキャラになっちゃったと思うんですね。


 まぁ、そういう意味では「全てにおいて文句なしで自分が大好きになれる作品なんてものにはまだ出会えていない」ということで、これからは『SHIROBAKO』を超えて200点を付けたくなるくらい大好きな作品を追い求めていこうと思います。

(関連記事:『SHIROBAKO』第1~2話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第4~6話に登場する元ネタ解説
(関連記事:『SHIROBAKO』第7~10話に登場する元ネタ解説
(関連記事:アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(1話~12話)
(関連記事:『SHIROBAKO』第11~14話に登場する元ネタ解説
(関連記事:アニメにつながる彼女達の人生!『SHIROBAKO』漫画版&小説版
(関連記事:『SHIROBAKO』第15~19話に登場する元ネタ解説
(関連記事:アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(13話~最終話)


1位:『SHIROBAKO』195点(ワーナー・ブラザース/P.A.WORKS)
2位:『結城友奈は勇者である』130点(ポニーキャニオン/Studio 五組)
3位:『四月は君の嘘』125点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『アルドノア・ゼロ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures + TROYCA)
5位:『ハナヤマタ』73点(エイベックス・ピクチャーズ/マッドハウス)


 以上、「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」でしたー。

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 「2015年3月のまとめ」は私事・創作活動の報告などが大半なので、今月も読みたい人だけ「続きを読む」をクリックして下さいな。

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| ひび雑記 | 17:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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アニメ『アルドノア・ゼロ』各話感想メモまとめ(13話~最終話)

 思えば、この各話感想メモまとめを始めたのは、『アルドノア・ゼロ』の1クール目が「これは各話の感想をまとめて読むと面白そうだな」というストーリーだったからでした。そんな軽い気持ちで始めて、自分が全話感想を書いた作品は全部まとめるようにした結果、3ヶ月に1回こうして忙しすぎて死にそうになる時期が出来たワケですが……

 その『アルドノア・ゼロ』を最終話を迎えるまで追いかけてこれて、感慨深い気持ちは強いです。
 2クール目は1クール目とはちょっと違う方向性のストーリーになっていたとは思います。それも1クール目のまとめから通して読むと違いがよく思い出せるかなと。



 アニメ『アルドノア・ゼロ』各話感想メモまとめ(1話~12話)


 では、2クール目のまとめ行きます!

<ルール>
・13話から最終話までの感想ツイートを貼り付け
・“最終話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に最終話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
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| アニメ雑記 | 21:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(13話~最終話)

 半年間、ものすごく楽しませてもらっていた『SHIROBAKO』も完結。
 このブログとしても元ネタ解説記事でお世話になりましたし、元ネタ解説記事を書くことで今まで知らなかったたくさんのアニメを知ることも出来ました。元ネタ解説記事はあと1回残っていますが、その前に自分の感想メモまとめ行きます!


 アニメ『SHIROBAKO』各話感想メモまとめ(1話~12話)

<ルール>
・13話から最終話までの感想ツイートを貼り付け
・“最終話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に最終話までのネタバレを含みます
小説版、漫画版1巻も読んでいるのでそちらのネタバレも含まれると思います
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
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| アニメ雑記 | 22:23 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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コントローラの多機能化→高価格化がつらい

 修理に出していたWii Uのゲームパッドが帰ってきました。
 修理明細票によると、「アナログモジュールL」という部品の交換を行い、部品代と技術料と消費税で修理費は4320円でした。京都への送料と、貼り直さなくちゃならない保護シート代を足すと、新作のパッケージソフトが1本買えてしまう額の出費です。ぐぬぬ……


 Wii Uのゲームパッドは「単品販売」を行っていないので、故障したら修理に出さなくてはいけません。だから背に腹は替えられないのですが……もし単品販売を行っていたとしても、ゲームパッドは単品で売ったら1万円前後のラインは軽く超えるだろうと言われているので、4320円での修理ならまだマシですかねぇ。


 この話……「だからWii Uはダメなんだよ」みたいな任天堂だけの批判と思われたくないので、太字&赤字で目立つように書きますけどWii Uに限らず最近のゲームのコントローラって高くなっているじゃないですか。

 PS4のコントローラは、公式サイトによると定価が税込6458円。
 XboxOneのコントローラも、公式サイトによると定価が税込6458円。

 PS4でPS3のコントローラは使えない(サポート対象外)そうですし、XboxOneでXbox360のコントローラは使えないとのことです。

 Wii UはゲームによってはWiiで使っていたコントローラがそのまま使えるものもあるというのは前の記事で書きましたが、単品販売を行っていないゲームパッド必須のゲームも多いですし、ゲームパッド以外のコントローラもPROコントローラは税込5184円、Wiiリモコンプラスは税込3908円します。


 いつの間にか、ゲームのコントローラは5000円~6000円するのが当たり前になってしまっているんですね。それこそパッケージソフト1本買えてしまう価格です。

 公式サイトにはもう情報が残っていませんが、検索して調べてみたところPS2のコントローラは定価で税込2940円だったそうですし(消費税が5%の時代)。公式サイトが残っているゲームキューブのコントローラは定価で税込2625円(消費税が5%の時代)だったそうです。
 PS2やゲームキューブの頃から価格が倍になっていますし、検索してももう情報が出てきませんでしたがアナログスティックや振動機能がなかったPS初期やスーファミの頃はもっと安かったんじゃないかなと思います。



 値段が高くなっている理由は分かります。
 ゲームのコントローラはどんどん多機能化していますもの。
 「ワイヤレス」なのはもう当たり前で、機種によっては「ジャイロセンサー」が付いていたり、「タッチパネル」が付いていたり、「振動機能が4軸」だったり、「スピーカー」が付いていたり、「マイク」が付いていたりしますからね。だから、「ぼったくりだ!」とは言いません。

 でも、これ……本当にユーザーが望んだ形なんですかねぇ。
 だって、コントローラが多機能化した結果、価格が跳ね上がり、それを負担するのはユーザーなワケですよ。


 ゲーム機本体にはコントローラが必ず1コ付いてきますし、その本体も“逆ザヤ”と言われるメーカーが赤字覚悟で売っている価格なのは分かります。でも、コントローラって消耗品だと私は思うんですね。何年間も遊んでいれば、今回の私のように修理に出したり、調子が悪いからと新しいコントローラに買い換えたりすることはあるでしょう。その時に負担をするのはユーザーです。


 もちろん私はムキになってゲームをしていたら肩を痛めてしまったこともあるくらいですから、一般的な人よりも力を入れてボタンを押してしまうところはあると思います。

 しかしね。ゲームパッドのアナログスティックが壊れた私ですが、私は3Dアクションゲームをほとんど遊ばないので、この2年間でアナログスティックってそんなに使っていないんですよ。恐らく『スマブラ』を買った日に、試しにゲームパッドだけでプレイしてみようと思い、「うっひょー!楽しいいいいい!」と思いっきりアナログスティックを弾いたらぶっ壊れたんじゃないかと思います。
 ちなみに、携帯ゲーム機の話は後にしますが、3DSも『スマブラ』の体験版をプレイしたらスライドパッドのカバーが裂けました(笑)。

 前機種で言えば、Wiiの本体に付いてきた&同時に買ったWiiリモコン2本も使いすぎでAボタンの「反応」が悪くなって、現在は新たに買ったWiiリモコンプラスを使っていますからね。


 逆に言うとそれだけ熱中して遊んでいたとも言えますし、こんな記事を書いたら「コントローラが壊れるほど力入れて遊ぶとかバカかよwwww」と言われそうですけど、私からは「コントローラが壊れないように力を加減できるくらいにしか夢中になれなかったんですね」と先に言っておこう!!


 だからまぁ、コントローラが壊れることはある程度仕方がないと思っています。
 しかし、壊れた時にかかる金額が2000~3000円なのか、5000~6000円なのかは大きな違いだと思うのです。金銭的な負担ももちろんありますが、何よりコントローラが壊れることを恐れて思いっきり遊べなくなってしまうのです。



 価格が高くなってもワイヤレスなコントローラを望む人がいるのは分かります。大多数の人はコントローラを壊すまで熱中してゲームを遊ばないとも思いますから、本体同梱するコントローラはそれでイイです。
 でも、私は有線式で構わないから2000~3000円くらいの安いコントローラも売ってくれないかなぁと思うのです。それならばコントローラが壊れてもイイから思いっきりボタンをガチャガチャ押せますし。実際、私がWii Uの『スマブラ』をGCコンで遊んでいるのはそういう理由ですしね。


 据置ゲーム機が携帯ゲーム機に勝っている数少ない利点ってこれだと思うんですよ。
 携帯ゲーム機はコントローラと本体が一体になっているため、ボタンやタッチパネルが壊れたら本体ごと修理に出さなくてはなりません。私の3DSはスライドパッドのカバーが裂けていて、タッチパネルが補正できないくらい狂っちゃっているので、new3DS LLに欲しい色が出たら本体ごと買い換える予定です。定価は税別20304円です。どんなコントローラよりも高く付きます。

 コントローラと本体が分離されているから、思いっきり遊ぶことが出来る―――これが据置機の数少ないメリットだと思うのですが、コントローラが高価格化していくと、その数少ないメリットすら失うことになります。



 また、据置ゲーム機の数少ない利点をもうちょっと語ると、(本体を持っていない人でも)1台のゲーム機で一緒になって遊ぶことが出来るという点もあると思います。
 WiiやWii Uは言うまでもありませんが、PS3だって『ダウンタウン熱血行進曲』のリメイクが3DSではなくPS3で出た理由には「ファミコンの頃のようにみんなで一つの画面にかじりついて遊んで欲しい」という思惑があったからでしょう。

 でも、コントローラが5000~6000円もしたら、友達が来た用のコントローラなんて買えません。スーファミやPSのように1家に1台クラスに普及したゲーム機ならば「ウチ来るなら家からコントローラ持ってきてよ」と言えますが、日本の据置ゲーム機は「持っている人がレア」な普及率です。WiiやPS3はまだ何とかなっても、Wii UやPS4やXboxOneは絶望的な普及率です。
 Wii UはまだWiiリモコンが使えますが、PS4やXboxOneは前機種のコントローラも使えないワケですからね。「友達が遊びに来た時に一緒に遊ぶ」ことすら難しいのです。もう、この御時勢に据置ゲーム機を遊ぶ人には友達なんているワケがないと、そういう需要は無視していくということなのかも知れませんが。



 繰り返しになりますが、コントローラの多機能化=高価格化を望むユーザーもいるだろうことは分かります。だから本体同梱するコントローラはそれで構わないと思います。
 でも、2台目3台目のコントローラとして買いやすい価格のコントローラが欲しいのです。ワイヤレスじゃなくて構いませんから。


(関連記事:据置ゲーム機のメリットって何なんだろう?

| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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アニメ『四月は君の嘘』各話感想メモまとめ(12話~最終話)

 冬アニメもちらほらと最終話を迎える作品が出てきましたね。
 なので、感想まとめ始めます!

 無事に走りきれたらイイけど、スケジュール的に3月中には終わりそうにないですね……


 アニメ『四月は君の嘘』各話感想メモまとめ(1話~11話)

<ルール>
・12話から最終話までの感想ツイートを貼り付け
・“最終話まで観終っている”現在の自分のコメントを補足
・なので、基本的に最終話までのネタバレを含みます
・「まとめ」という記事タイトルですけど、まとめるのは「私の感想」だけです。「みんなの感想」をまとめるのが目的の記事ではありません
・思うがままに書いた感想なので、ところどころに間違いがあったりするでしょうが優しく許して下さいな


 今回の記事も長くなることが予測されるので格納しました。
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| アニメ雑記 | 18:05 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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自分が期待している2015年の春アニメラインナップ

※ 3月21日、『俺物語!!』『長門有希ちゃんの消失』『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』の紹介を追記しました。
※ 3月25日、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の紹介を追記しました。
※ 3月28日、『ミカグラ学園組曲』の紹介を追記しました。



 またこの時期が来ましたよー!

 4月から始まる(主に)深夜アニメの中から、自分が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品をリストアップするだけの記事です!
 アニメ初心者の人は「たくさん作品があってどれを観てイイか分からない……」と絶望してしまうかも知れないので、その参考情報の一つになれればイイかなと思います。ここまでがテンプレ!

(関連記事:超初心者のための“深夜アニメの楽しみ方”講座
(関連記事:超初心者のための“深夜アニメの切り方”講座
(関連記事:初心者の自分が、インターネットの無料配信で深夜アニメを観てみました
(関連記事:たくさんあるアニメ作品を「食わず嫌い」すること


 今回も、今まで同様に「7作品をピックアップ+コメント欄やTwitterでオススメしてもらった作品も追記で紹介していく」方針で行こうと思います。
 来季始まるアニメを全部網羅したいという人は、『脳とアニメーション』さんの一覧記事『あにめも』さんのアニメチェックのページを見ると分かりやすいと思います。

 参考情報の一つとして各作品のPVを載せておきますが、PV観るとネタバレになってしまう部分もあるのでそこは気をつけてください。全体的な傾向としては、PVは大体3~4話までの内容をまとめたものが多いですね。


○ 『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』
 <公式サイト
 <女女女女女

やっぱりStand Up!!!!!/色彩crossroad
やっぱりStand Up!!!!!/色彩crossroad

 まさかの一枠目に選びました!!
 でも、しょうがないんですよ!dアニメストアの「見放題」で何となく観始めたら1期・2期とドハマリしてしまって、時間が出来たら円盤も揃えようと思っているくらい大好きな作品になってしまって、今季間違いなく一番楽しみにしているアニメなんですもの!
 今作は事実上の「3期」ですが、ストーリーなんてあってないようなものだから今作から観始めても問題ないと思いますよ!

 『てさぐれ!部活もの』は2013年に1期、2014年に2期が放送されたオリジナルのフルCGアニメです。監督は『gdgd妖精s』の脚本、『直球表題ロボットアニメ』の監督を務めた石舘光太郎さん(現在は石ダテコー太郎に名義変更)。何かを始めたいと思って高校に入った新入生:田中心春のために、てさぐり部の4人で新しい部活を考える作品でした。

 『みならい女神 プルプルんシャルム』は、文化放送の超A&G+の帯番組『Lady Go!!』と講談社の月刊少年シリウスによるクロスメディアプロジェクトで、『Lady Go!!』のパーソナリティ5人の声優(上坂すみれさん、小松未可子さん、大久保瑠美さん、高森奈津美さん、三上枝織さん)が女子高生のみならい女神たちになって登場する日常系4コマ漫画だそうです。

 今作はこの2作品のコラボタイトルということですね。


 『てさぐれ!部活もの』を知らない人に向けてもうちょっと説明しますと……
 フルCGアニメと聞くと『シドニアの騎士』みたいな時代の最先端を進む作品だとか、『セハガール』のようにCGキャラを活かしてゲームの中に入り込むアイディアの作品なんかを連想する人もいるかもですが、『てさ部』は方向性としては正反対です。
 「CGアニメなので絵を作る時間を短縮できる」ことを活かして、収録は完全プレスコ&アドリブで、役者さん達の演技を受けてから絵を作るし、役者さん達の演技を受けてキャラが出来上がってから残り話数の脚本を作るということで―――より“生っぽい”“演劇っぽい”アニメになっているんですね。石ダテ監督はこの後に『みならいディーバ』という生アニメを作るくらいなのだから、そこにこだわりもあるんじゃないかなと思います。

 『gdgd妖精s』や『直球表題ロボットアニメ』同様に、「みんなで雑談をするパート」「大掛かりなアクションをするパート」「声優さん達にアドリブで大喜利させるパート」の3つで構成されているのですが―――
 何でもありだった『gdgd妖精s』や、設定をきっちり決めてしまった『直球表題ロボットアニメ』からの反省で、『てさ部』は「女子高生が部室に集まってただ喋っている」日常系部活アニメのテンプレに当てはめて、より“生っぽさ”を出しているのだと思います。登場人物4人の姓と名が「よくある名前」の組み合わせで出来ているように、「どこにでもいる女子高生」の実在感を出しているのだと言えますね。

 やっぱり圧巻は「アドリブでの大喜利パート」。
 ただ単に面白いことを喋ってもらうだけではなくて、細かい笑い声や動きなんかもそのままアニメに反映されて、「キャラクターの名前を間違える」とか「お腹が鳴っちゃう」みたいなハプニングも描かれて、それによってキャラクターが確立されていったりもするので―――どんな日常系アニメよりも、「実際に存在する部室を覗いている」感覚が生まれているんです。


 で、今回の『プルプルんシャルム』とのコラボ。
 私はこういう「作品と作品のコラボレーション」みたい作品はあまり好きじゃないというか「面白くなるワケがない」と斜に構えてしまうのですが。今回のこれは、非常に「ラジオっぽい面白さ」を持った『てさ部』というアニメと、超A&G+で帯番組を担当しているラジオパーソナリティ5人との組み合わせがものすごく相性がイイだろうし、予想も付かないことが起こるんじゃないのかと期待しているのです。


 ちなみに、このタイミングで『てさ部』1期&2期の全話を1枚のブルーレイに収録した「おためしばん」が発売されるそうです。映像特典や音声特典は大部分がカットされていたり、過去商品よりもビットレートが落ちていたりもするそうなんですが、こういう売り方も「アリ」なんですね。ブルーレイの大容量を活かした全話収録、とかこういう作品がもっと増えればイイのに。ただ、私は映像特典や音声特典が欲しいので通常版を買いたいですけど!

てさぐれ!部活もの おためしばん [Blu-ray]
てさぐれ!部活もの おためしばん [Blu-ray]

 放送日程は、
 日本テレビでは4月4日~(土曜日深夜)

 『てさ部』1期・2期はニコニコ生放送や日テレオンデマンドで最新話無料配信されていたそうなので、今回もそうなると思うのだけど……まだ発表はされていませんね。


○ 『響け!ユーフォニアム』
 <公式サイト
 <女女女女女

【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫 『日本ラブストーリー大賞』シリーズ) 【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 (宝島社文庫)

 恐らく、世間的には今季最大の注目作でしょう。
 原作は武田綾乃さんの小説で、吹奏楽部を舞台にした青春小説だそうです。制作は京都アニメーション、監督は『涼宮ハルヒの憂鬱』『CLANNAD』『中二病でも恋がしたい!』の石原立也さん、シリーズ構成を『ラブライブ!』や『境界の彼方』の花田十輝さん、キャラクターデザインは『涼宮ハルヒの憂鬱』の池田晶子さん、シリーズ演出を『けいおん!』『たまこまーけっと』の山田尚子さんが担当。

 音楽を題材にした部活モノを京アニが制作で、メインキャストに平均年齢の若い女性声優を揃えているところなど、2009年の『けいおん!』を彷彿とさせるところも多いのですが……PVを見たり、原作の評判だったりを聞くところ、『けいおん!』よりも正統派の部活アニメっぽいですね。


 正直なところ、2015年に『けいおん!』と同じようなことをやられても「まだそこやってるのか」と思ってしまうだけでしょう。日常系は『きんモザ』にしろ『ごちうさ』にしろ突き詰められた完成形まで行ってしまいましたし、音楽を題材にしたアニメはアイドル系は言うまでもなく、クラシックも『坂道のアポロン』や『四月は君の嘘』など演奏シーンに力の入ったアニメも多く出てきました。

 京アニにはやっぱり過去の作品に縛られて欲しくはないので、新しくまた時代を切り開いていくようなアニメを作って欲しい―――という期待をこめて第1話を楽しみに待ちたいと思います。



 放送日程は、
 TOKYO MXでは4月7日~(火曜日深夜)
 サンテレビでは4月7日~(火曜日深夜)
 KBS京都では4月7日~(火曜日深夜)
 テレビ愛知では4月7日~(火曜日深夜)
 BS11では4月8日~(水曜日深夜)
 AT-Xでは4月10日~(金曜日深夜)

 京アニ作品は東京MXだと水曜放送が長く続いていましたが、今回は火曜日なんですね。ネット配信はどうだろう……京アニ作品はネット配信で観るのが難しい作品も続いていたのだけど、まだちょっと分からないです。



○ 『アルスラーン戦記』
 <公式サイト ※音が出ます
 <男男男男男

アルスラーン戦記(1) (講談社コミックス) アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス) アルスラーン戦記(3) (講談社コミックス)

 原作は、元々は田中芳樹さんのファンタジー大河小説として1980年代から刊行されているもので、1990年代には中村地里さんの手によって漫画化、1991年~1995年には劇場版アニメやOVAにもなっていました。
 その後、2013年から『鋼の錬金術師』や『銀の匙』の荒川弘さんによって別冊少年マガジンで再び漫画化の連載が始まり、今回の初のテレビアニメ化はこちらをベースにしているみたいですね。制作はライデンフィルムとサンジゲンの共同制作です。

 国を追われた王子が騎士と共に王国を取り戻していく――――という話だそうです。
 深夜アニメではない「日5」枠ですが、超有名作の小説が原作&荒川弘先生の新作が原作ということで、これはやっぱり見逃せないなとチェックしていこうと思います。



 放送日程は、
 MBS/TBS系列で、4月5日~(日曜日夕方)

 同じ枠の『七つの大罪』はニコニコ動画やGyaOで最新話無料配信されたそうなので、今回も期待したいけどどうでしょうね。



○ 『プラスティック・メモリーズ』
 <公式サイト
 <男女女男女

 アドベンチャーゲーム 『シュタインズ・ゲート』などのシナリオ担当で知られるMAGES.(5pb.)所属のシナリオライター:林直孝さんが原作・脚本を務めるオリジナルアニメです。監督は藤原佳幸さんで、制作は動画工房と、『未確認で進行形』の組み合わせですね。

 林直孝さんの代表作は「科学ADV」シリーズと呼ばれていますが、この作品も「人間と同じような見た目で人間と同じような心を持ったアンドロイドが普及した世の中」を舞台にした作品です。そのアンドロイドのメーカーに勤めている主人公が耐用時間を迎えたアンドロイドを回収するお話―――
 って、もうこれを読んだだけで泣けそうな設定ですが、林さんがわざわざ原作を書いているのだから単純に「泣けて終わり」な作品には留まらないんじゃないかという期待を持っています。



 放送日程は、
 TOKYO MXでは4月4日~(土曜日深夜)
 チバテレビでは4月4日~(土曜日深夜)
 群馬テレビでは4月4日~(土曜日深夜)
 とちぎテレビでは4月4日~(土曜日深夜)
 テレ玉では4月4日~(土曜日深夜)
 tvkでは4月4日~(土曜日深夜)
 BS11では4月4日~(土曜日深夜)
 AT-Xでは4月4日~(土曜日深夜)
 三重テレビでは4月7日~(火曜日深夜)
 岐阜放送では4月7日~(火曜日深夜)
 ABC朝日放送では4月8日~(水曜日深夜)

 ニコニコ動画、GyaO、バンダイチャンネル、dアニメストアでの配信も発表されています。


○ 『パンチライン』
 <公式サイト
 <男女女女女>

 今季のノイタミナ枠。
 元々の企画の始まりとしては、『Ever17』や『極限脱出 9時間9人9の扉』などのアドベンチャーゲームを手がけていたシナリオライター:打越鋼太郎さんのゲームの企画をMAGES.のプロデューサーに見せたところ、「これはゲームだけじゃなくて、絶対にアニメ化したほうがいい」と、『ロボティクス・ノーツ』のアニメ化の際のプロデューサーに売り込んでもらうことになり―――

 結果として、ゲームはMAGES.によって作られ、アニメは(『ロボティクス・ノーツ』と同じように)フジテレビのノイタミナ枠で放送されるという……ゲームとアニメを同時並行に作るプロジェクトとなったみたいですね。しかし、MAGES.の関わったアニメ作品が同時期に同じアニプレックス枠で放送されるとは……


 ストーリーは、幽体離脱をしてしまった主人公が興奮すると人類が滅亡してしまうのだけど、周囲の女のコがやたらパンチラをしてくるので危険がいっぱい―――という話みたいです。なんだそりゃ(笑)。
 本当に単なるパンツアニメになるのか、そこに深みがあるのかは分かりませんが、PVを見たところアクションシーンなんかも気合入っている印象は受けたので7作品の中に入れました。エロ分高めのハーレムアニメは苦手な自分なのだけど、様子見してみようかなと。



 放送日程は、
 フジテレビでは4月9日~(木曜日深夜)

 今まで通りのノイタミナだったら、ネットでの無料配信はなくて、dアニメストアで月額会員は「見放題」ってパターンが多かったのだけど……今回はどうでしょうね。



○ 『ハロー!!きんいろモザイク』
 <公式サイト
 <女女女女女

きんいろモザイク (1) (まんがタイムKRコミックス) きんいろモザイク (2) (まんがタイムKRコミックス) きんいろモザイク (3) (まんがタイムKRコミックス) きんいろモザイク (4) (まんがタイムKRコミックス) きんいろモザイク (5) (まんがタイムKRコミックス)

 大人気日常アニメの第2期!
 原作は原悠衣さんの4コマ漫画で、テレビアニメ第1期は2013年7月~9月に放送されました。外国のことが大好きな日本人の女子高生:大宮忍と、日本のことが大好きなイギリス人の女子高生:アリス・カータレットの二人を中心に、女子高生達の日常を描くアニメでした。

 現在、自分はdアニメストアで第1期を観ていて、この記事を書いている段階でまだ5話までしか観ていないんですが……5話まで観た感想としては、「日常アニメの中でも百合分が強めかなぁ」というところです。
 日常アニメは女のコ同士のイチャイチャを描いていくものですが、あくまで友情の枠組みの中での嫉妬だったりするもので。この作品における、綾→陽子や、アリス→忍はそれ以上のものを感じて、百合好きの自分としてはこれくらいがベストととても気に入っています。

 dアニメストアの月額会員ならば1期全話「見放題」ですが、ニコニコ動画でも1期1話は無料配信されています
 「1期を観ていないんだけど、2期からでも大丈夫かなぁ」という人は、とりあえず1期1話だけでも観てみるとイイと思います。この第1話、原作ではちょこっとしか描かれていなかった部分を原作者からもアイディアをもらって作り上げたそうで、「アニメの第1話」としてすごくよく出来ているんです。



 放送日程は、
 AT-Xでは4月5日~(日曜日深夜)
 サンテレビでは4月6日~(月曜日深夜)
 TOKYO MXでは4月6日~(月曜日深夜)
 KBS京都では4月6日~(月曜日深夜)
 テレビ北海道では4月7日~(火曜日深夜)
 テレビ愛知では4月8日~(水曜日深夜)
 BS11では4月9日~(木曜日深夜)

 1期はニコニコ動画で最新話無料だったそうなんで、2期もそうなるかなーと思うのですが、まだ発表はありませんね。


○ 『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』
 <公式サイト
 <男男女女女

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1 ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上2 ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上3 ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上4

 今季の7枠目はこちら!
 名前はもちろん聞いたことがあったけれど、どういう経歴の作品なのかはイマイチよく分かっていませんでした。元々はアメリカ人コンビによるSF小説なんですね。2010年、作者から翻訳権を正式に取得した「翻訳メンバー」がTwitterにつぶやく形で翻訳の連載を開始―――
 そこから書籍版や漫画版などへの展開もされているのだけど、核としてはTwitterによるファンとの交流やファンの活動が盛んな作品だということ。ファンの平均年齢は高めだろうけど、「カゲロウプロジェクト」なんかにも通じるネット文化が育んだ新時代の作品ってカンジがしますねー。

 さて、そのアニメ化が今作。
 制作が『キルラキル』のTRIGGERということで、『キルラキル』が「世間で絶賛されているのは分かるけど自分は楽しめなかった」身としては今回も楽しめないかなーという不安の方が大きいですし。テレビ放送されるのではなく、まずはインターネット配信のみ、テレビ放送は来年というスタイルも不安が強いです。

 でも、こういう「自分はちょっと不安だけどみんなが注目しているから自分も観てみよう」枠が7枠目なので、今季はこの作品を選びました!



 配信日程は、
 ニコニコ動画他では4月16日~(木曜日深夜)



 以上、7作品をチョイスしました。
 『シンデレラガールズ』が分割2クールなこともあって、今季の私のスケジュールはかなり余裕があります。4作品くらいは選べそうだけど……『てさ部』と『きんモザ』はよほどのことがない限り脱落はしないだろうから、残り2枠を選ぶってカンジになるかなぁ。


 今回も見落としている作品もあるかも知れないので、他にもオススメ作品があったら教えてください。
 今回もブログのコメント欄やTwitter等でオススメされた作品も追記で紹介していこうと思います。ただまぁ、数が多すぎると私の負担も大きくなっちゃうので、紹介するのはその中で「自分が観る気になったもの」に限らせていただきます。なので、気楽にオススメしてくださると助かります。

 それでは、よろしくお願いします。




○ 3月21日追記:コメント欄やTwitterでオススメしてもらった作品
 ここからは、コメント欄やTwitterでオススメしてもらった作品も紹介していこうと思います。


◇ 『俺物語!!』
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俺物語!! 1 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 2 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 3 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 4 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 5 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 6 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 7 (マーガレットコミックス) 俺物語!! 8 (マーガレットコミックス)

 原作は別冊マーガレットにて連載中の少女漫画で、少女漫画の登場人物らしからぬ男くさい主人公の剛田猛男と、その親友の少女漫画のキャラクターらしいイケメンの砂川誠を軸に恋愛模様を描いていく作品みたいです。制作はマッドハウスで、監督:浅香守生さん、キャラクターデザイン:濱田邦彦さんと、『ちはやふる』と同じ布陣ですね。

 元々人気の原作ですし、このスタッフならば間違いなさそう。



 放送日程は、
 日本テレビでは4月8日~(水曜日深夜)
 BS日テレでは4月15日~(水曜日深夜)
 静岡第一テレビでは4月22日~(水曜日深夜)
 南海放送では4月24日~(金曜日深夜)
 テレビ信州では5月7日~(木曜日深夜)
 広島テレビでは5月13日~(水曜日深夜)


◇ 『長門有希ちゃんの消失』
 <公式サイト
 <女男女女女

長門有希ちゃんの消失 (1) (角川コミックス・エース 203-5) 長門有希ちゃんの消失 (2) (角川コミックス・エース 203-7) 長門有希ちゃんの消失 (3) (角川コミックス・エース 203-8) 長門有希ちゃんの消失 (4) (カドカワコミックスAエース) 長門有希ちゃんの消失 (5) (カドカワコミックス・エース) 長門有希ちゃんの消失 (6) (カドカワコミックス・エース) 長門有希ちゃんの消失 (7) (カドカワコミックスAエース) 長門有希ちゃんの消失 (8) (カドカワコミックス・エース)

 2006年のアニメ化が大ヒットした『涼宮ハルヒ』シリーズのスピンオフ漫画が原作で、『涼宮ハルヒの消失』をベースにしたラブコメ漫画だそうです。これまでのシリーズのアニメ化は京都アニメーションが行っていましたが、今作はサテライトが制作です。キャストは京アニ版から引き継いでいるみたいですね。

 自分はまだ『涼宮ハルヒの消失』を観ていなくて(dアニメストアで観る予定ではいます)、今回の7作品の中に入れることはしませんでしたが……とりあえず薦められたからにはチェックしてみようと思います。


 放送日程は、
 TOKYO MXでは4月3日~(金曜日深夜)
 AT-Xでは4月4日~(土曜日深夜)
 BS11では4月4日~(土曜日深夜)
 チバテレビでは4月5日~(日曜日深夜)
 テレビ神奈川では4月5日~(日曜日深夜)
 テレ玉では4月5日~(日曜日深夜)
 サンテレビでは4月5日~(日曜日深夜)
 TVQ九州放送では4月5日~(日曜日深夜)
 信越放送では4月6日~(月曜日深夜)
 岐阜放送では4月7日~(火曜日深夜)
 三重テレビでは4月8日~(水曜日深夜)


◇ 『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』
 <公式サイト
 <女男男男男

攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 1 [Blu-ray] 攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 2 [Blu-ray] 攻殻機動隊ARISE (GHOST IN THE SHELL ARISE) 3 [Blu-ray] 攻殻機動隊ARISE 4 [Blu-ray]

 『攻殻機動隊』は士郎正宗さんの漫画を原作として、劇場版アニメ・テレビアニメなどのメディアミックスも多数行われている作品です。
 劇場版は監督を押井守さんにして、1995年には『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2004年には『イノセンス』が公開。
 テレビ版は監督を神山健治さんにして、2002年~2003年に『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(地上波では2004年に放送)、2004年~2005年に『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(地上波では2005年に放送)、2006年にはその続編として長編作品『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』としてパーフェクト・チョイスで放送(後にOVA化)されました。

 この『ARISE』は『攻殻機動隊』の新プロジェクトとして、元々は2013年から全4部として公開された映画で、原作(士郎正宗さん)、劇場版(押井守さん)、S.A.C(神山健治さん)に続く『第4の攻殻』と呼ばれているそうです。そのテレビ版となる今作は、全4部の作品を2話ずつに分けた上で完全新作エピソードを2話加えて全10話に編集しているみたいです。

 ということは……今までのシリーズを知らなくても楽しめる、ってことですかね。
 私は押井版2本とS.A.Cの最初のシーズンは観ているはずなんですが、如何せん観たのが昔すぎて何にも覚えていなくて「もうシリーズには付いていけないなぁ」と思っていました。ここで新たに入口を作ってくれるのなら、イイ機会なので入り直そうかなと。



 放送日程は、
 TOKYO MXでは4月5日~(日曜日夜)
 KBS京都では4月5日~(日曜日夜)
 サンテレビでは4月5日~(日曜日深夜)
 テレビ愛知では4月5日~(日曜日深夜)
 北海道テレビでは4月7日~(火曜日深夜)
 仙台放送では4月8日~(水曜日深夜)
 静岡放送では4月9日~(木曜日深夜)
 TVQ九州放送では4月9日~(木曜日深夜)
 BS11では4月14日~(火曜日深夜)


 以上、追加で3作品を紹介しました。



○ 3月25日追記:コメント欄やTwitterでオススメしてもらった作品

◇ 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3 (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (4) (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 5 (GA文庫) ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 6 (GA文庫)

 原作は大森藤ノさんによるライトノベルで、タイトルから分かるようにファンタジーを舞台にした作品だそうです。タイトルからすると可愛い女のコがたくさん出てくるハーレムものなのかなと思っていたのですが、主人公の少年の成長物語として熱い作品だそうです。とりあえずどんなものか第1話だけでも観て確認しようと思います。



 放送日程は、
 TOKYO MXでは4月3日~(金曜日深夜)
 KBS京都では4月4日~(土曜日深夜)
 テレビ愛知では4月4日~(土曜日深夜)
 AT-Xでは4月5日~(日曜日夕方)
 BS11では4月5日~(日曜日深夜)
 サンテレビでは4月5日~(日曜日深夜)

 以上、追加で1作品を紹介しました。



○ 3月28日追記:コメント欄やTwitterでオススメしてもらった作品

◇ 『ミカグラ学園組曲』
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 <女女女女男

ミカグラ学園組曲1 放課後ストライド (MF文庫J) ミカグラ学園組曲2 無気力クーデター (MF文庫J) ミカグラ学園組曲3 我楽多イノセンス (MF文庫J) ミカグラ学園組曲4 十六夜シーイング (MF文庫J) ミカグラ学園組曲5 不条理ルーレット (MF文庫J) ミカグラ学園組曲6 絵空事スパイラル (MF文庫J)

 原作はニコニコ動画で活躍するボカロP「Last Note.」による楽曲シリーズ「ミカグラ学園組曲」の世界観をベースにしたライトノベルで、そこからコミックス化、アニメ化とされていっているメディアミックスプロジェクトだそうです。
 引きこもり気味の少女が、高校は文化系の部活しかない『私立ミカグラ学園』に進学したところ―――その学校は各部活の代表者が特殊な能力でバトルしていたという異能力学園バトルものだとか。

 ヒロインを演じるのは『SHIROBAKO』の宮森あおいで脚光を浴びた木村珠莉さんなので、PVを見るとものすごく『SHIROBAKO』っぽい雰囲気(笑)。



 放送日程は、
 テレビ愛知では4月6日~(月曜日深夜)
 AT-Xでは4月7日~(火曜日深夜)
 TOKYO MXでは4月8日~(水曜日深夜)
 サンテレビでは4月8日~(水曜日深夜)
 KBS京都では4月8日~~(水曜日深夜)
 BS11では4月11日~(土曜日深夜)

 以上、追加で1作品を紹介しました。

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≫ EDIT

ゲームパッドなしのWii Uに何が出来るか検証してみました!

 この記事にチラッと書いたように我が家のWii Uはゲームパッドのアナログスティックが故障したっぽいので、ゲームパッドだけ修理に出しています。
 本体も送らなくてイイのかなと思ったのですが、サポートセンターに電話してみたところ「ゲームパッドだけで大丈夫だと思いますよ」と言われたのでゲームパッドだけ送り付けました。


 ということで、現在の我が家のWii Uにはゲームパッドがないのです。

 最近ではあまり聞きませんが、Wii Uが発売されてから1年経った辺りまでは「ゲームパッドなんか要らないからゲームパッド抜きにして安くしてくれたら買うよ」と言っている人をネット上でよく見かけました。
 私は、そういう人は「買わない理由」をメーカー側に押し付けたいだけなので実際にゲームパッド抜きのWii Uが発売されたからと言って買うワケではないだろうと思っていますし。任天堂の方針としては「ゲームパッド抜きのWii Uを発売する」のではなく「Wii Uにゲームパッドは欠かせないと思わせるソフトを作る」と明言されているので、ゲームパッド抜きのWii Uが発売される可能性は低いと思うのですが。

 ニンテンドー3DSだって、海外では裸眼立体視機能抜きのニンテンドー2DSが安く展開されていますし。「ありえない」と決め付けるのではなく、「本当にありえないのか」を考えた方が面白いかなと思ったのです。


 ちょうど、現在の我が家のWii Uにはゲームパッドがありません。
 ゲームパッドのないWii Uには「何が出来て」「何が出来ないのか」を見ていくにはイイ機会だと思うのです。本体機能+私の持っているWii Uソフトが「ゲームパッドなし」でも問題なく使えるのかを見ていくことにしました。なお、こういう記事なので「私の持っていないWii Uソフト」は検証できないことを御了承ください。


○ →問題なく使える
△ →使えないことはないが、機能の一部が制限されている
× →使えない


 こういう分類にしました。
 本体設定は全て済ませてありますし、Wiiリモコンプラス、センサーバー、ヌンチャク、クラシックコントローラを持っていてWiiリモコンプラスはWii U本体に予め登録してあります。


【基本機能編】

○ 起動
nogamepado1.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 クイックスタートは使えませんが、問題なく起動できます。
 ゲームパッドから電源を入れると「テレビ画面はわらわら広場」「ゲームパッドの画面にWii Uメニュー」と表示されるのですが、Wiiリモコンから電源を入れると「テレビ画面がWii Uメニュー」になるんですね。知りませんでした。しかし、これだとわらわら広場の存在意義って……


○ Wii Uメニュー
nogamepado2.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 こちらも問題はなさそうです。
 Wiiと同じようにWiiリモコンのポインターで操作出来ますし、Wiiでは確か出来なかった十字キーでの操作も可能です。ソフトの位置の入れ替えもWiiリモコンのBボタンで可能です。クラシックコントローラで操作する場合は、アナログスティック+Bボタンでソフトの位置の入れ替えが可能ですね。


× 本体設定
nogamepado3.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 画面設定やインターネット設定、データ管理なども一括して行える「本体設定」の項目ですが……起動すら出来ません。
 本体メモリと外付ハードディスク間でソフトを移動させたかったのだけど、移動できなかったか。移動させてから修理に出せば良かったです。私がWii Uに付けた外付ハードディスクは回転音がうるさい上に読み込みが遅いみたいで快適じゃないんですよね……

 というか、ということは初期設定とかもゲームパッドなしじゃ出来ないんですね多分。もちろんゲームパッドなしのWii Uを発売するということに万が一なった場合は、ここはアップデートで修正するのでしょうけど。


× Miiスタジオ
nogamepado4.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 Miiというアバターを作成して本体に登録するソフトです(公式サイト)。
 こちらも起動出来ません。
 Wiiリモコンの操作に対応していないものは起動すらできないみたいですね。


○ フレンドリスト
nogamepado5-2.jpg
<画像はWii U「フレンドリスト」より引用>

 アカウントごとに管理されたWii Uのフレンドの一覧を表示したり、新たなフレンドを追加したりするソフトです。問題なく使えます。新規のフレンド登録もWiiリモコンだけで出来るみたいですね。


△ Miiverse
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<画像はWii U版「Miiverse」より引用>

 任天堂が提供しているハードの枠を超えたSNSです(公式サイト)。現在はWii Uと3DSに対応していますが、恐らくは今後はQOLなどの任天堂の新事業にも対応していくんじゃないかと予想しています。

 利用は出来ます。
 閲覧も、「そうだね!」ボタンを押すのも、文字での投稿も問題なく出来ます。


nogamepado7.jpg
<画像はWii U版「Miiverse」より引用>

 ただし、手描きでの投稿は出来ません。
 お絵描きツールとして使っていた自分にとってはこれはかなりの痛手なので、△としました。まぁ、Wiiリモコンのポインターで絵を描かされても溜まったものじゃありませんが。

(関連記事:Miiverseを実装した任天堂の未来は
(関連:『ファイアーエムブレム 紋章の謎』こそが「Miiverseのためのゲーム」になるだろう
(関連記事:サービス開始から1年が経ったMiiverseの現在は


△ ニンテンドーeショップ
nogamepado8.jpg
<画像はWii U版「ニンテンドーeショップ」より引用>

 ダウンロードソフトを購入したり、ソフトの紹介映像などを視聴したりできるソフトです。
 基本的には使えます。試してはいませんが、ソフトの購入や引き換えも問題なく出来るみたいです。

 少し前は「ゲームパッドで操作してください」と表示された気がするので、どこかのアップデートでWiiリモコンの操作に対応したのだと思われます。なので……実は「Wiiリモコンの操作に対応」が間に合っていないところがあって。


nogamepado9.jpg
<画像は「amiibo × 進め!キノピオ隊長」の紹介映像より引用>

 動画再生した際に「シークバー」や「再生・一時停止ボタン」などが表示されないんです。Aボタンでの再生・一時停止、Bボタンで再生終了が出来るので、動画が観られないことはないんですが……操作方法などが一切表示されない上に、「シークバー」が使えないのはつらいなと思ったので△にしました。
 

× インターネットブラウザ
nogamepado10.jpg
<画像はWii U版「インターネットブラウザ」より引用>

 Wii UでWEBページの閲覧を行うソフトです(公式サイト)。
 フレンドリストやMiiverseなどと同様に、ゲームを遊んでいる最中にゲームを一旦停止して起動することが可能なのですが……

 あれ……ゲームパッドなしだとずっとこの画面ですね。
 Wiiリモコンでの操作にも対応していたはずなので、ゲームパッドがあると「Wiiリモコンでの操作に切り替える」ことが出来たと思うんですけど。
 ゲームパッドがないとずっとこの画面で、私に似たイケメンが変なことをし続けるのを延々と眺めることしか出来ません。ボタンもHOMEボタン以外は受け付けず、クラコンなどを接続してもダメでした。


 「PCとかタブレットでWEBページ見られるんだから別にイイじゃん」と思われるかもですが……実を言うと、Wii UのインターネットブラウザからFC2ブログにログインするとそのままスクリーンショットが保存できるので、紹介記事などを書く際には何気に重宝していました。これが使えないのはちょっとキツイですね。


× NintendoTVii
nogamepado11.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 テレビの番組表を閲覧できて、番組ごとにタグ付けされたMiiverseへの投稿などが出来るソフトです(公式サイト)。
 起動すら出来ません。


△ 毎日のきろく
nogamepado12.jpg
<画像はWii U「毎日のきろく」より引用>

 アカウントごとにWii Uをどれだけ遊んだかが閲覧できるソフトです。
 起動は出来ます。
 しかし、「詳しいことはゲームパッドを見ろ!」だってさ!!

 ゲームパッドの画面には、どのソフトをこの日に何分遊んだかが表示されるのですが……ゲームパッドがないと全体のプレイ時間とプレイ本数しか表示されません。ソフトごとのプレイ時間を見ることも出来ませんね。
 機能の半分未満しか役立たないので×に近い△というところ。



【ゲーム編】

○ バーチャルコンソール
nogamepado13.jpg
<画像は『熱血高校ドッジボール部』(Wii Uバーチャルコンソール)より引用>

 懐かしのゲームをWii Uで遊ぶ機能です(公式サイト)。
 問題なく遊べます。

nogamepado14.jpg
<画像はWii U「VCメニュー」より引用>

 不安だったのは、「まるごとバックアップ」や「キーコンフィグ」などのVCメニューが開けるかどうかでしたが……Wiiリモコン横持ちの場合はAボタン(2ボタンじゃなくて十字キーの横にあるヤツね)で開くことが出来ました。



nogamepado15.jpg
<画像はWii U「VCメニュー」より引用>

 スーファミソフトの場合はクラコン必須なので、クラコンのZRボタンがVCメニューになっていました。

nogamepado16.jpg
<画像はWii U「VCメニュー」より引用>

 VCメニューを開くボタンはキーコンフィグで自由に設定出来ます。



nogamepado17.jpg
<画像はバーチャルコンソール起動時の画面より引用>

 それはそうと……
 以前の記事のコメントで、「Wii Uのバーチャルコンソールはキーコンフィグが出来るようになったので、Wiiのバーチャルコンソールと違ってWiiリモコンのみでもスーファミのソフトが遊べるようになった」という情報を頂いたのですが。実際にやってみようと思ったら、2015年3月現在は出来ませんね。

 当時は出来たけど、今では出来なくなった……ってところですかね。

(関連記事:Wii UのバーチャルコンソールはWiiよりもこんなに進化している!
(関連記事:3DSやWii U等で、「昔クリア出来なかったゲーム」へのリベンジのススメ


○ Wiiソフト
nogamepado18.jpg
<画像はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 今年の1月に始まったWiiソフトのダウンロード版です(公式サイト)。
 問題なく起動できました。

 しかし、どうもウチのWii Uの調子が悪いのか、外付けハードディスクの問題か、まさかゲームパッドがないからかは分かりませんが、起動にものすごく時間がかかってしまうのです。ストップウォッチのアプリで測ってみたら、Wii UメニューからWiiソフトのタイトル画面まで2分19秒かかりました。

wiikidou1.jpg
<画像はWiiソフト『スーパーマリオギャラクシー2』より引用>

 Twitterで他の人に様子を聞いてみたところ、外付けハードディスクに保存したWiiソフトも25秒で起動出来たということで、我が家だけの問題っぽいのですが。ひょっとしたら「ゲームパッドがないから」かも知れないので一応。

(関連記事:WiiソフトのDL版をWii Uで出す意味


× 『Nintendo Land』
Nintendo Land [オンラインコード]
Nintendo Land [オンラインコード]

 2012年12月8日発売。
 任天堂が提供するWii U本体と同時発売ソフトで、ゲームパッドを活かした12種類のゲームが収録されています(公式サイト)。ということで……

nogamepado19.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 まぁ、出来ませんよね。
 「ゲームパッドを活かした12種類のゲーム」なのだから、ゲームパッドがないと意味ありませんし。起動すら出来ないのも納得です。

(関連記事:これが新しいゲーム機だっ!『ニンテンドーランド』紹介
(関連:『ニンテンドーランド』は、『Wii Sports』のようなパーティゲームではないですよ


× 『タンク!タンク!タンク!(DL版)』
 2012年12月26日配信開始。
 バンダイナムコゲームスの基本無料ソフトで、1日3回までは無料で遊べて、追加コンテンツを一つでも買うとずっと遊べるようになるというソフトでした(公式サイト)。戦車を操作して、怪獣と戦ったり、戦車同士で戦ったりする3Dアクションゲームです。

nogamepado27.jpg
<画像はWii Uメニューより引用>

 出来ませんかー。
 自分は1回しかプレイしていないのでもう覚えていないんですが、クラシックコントローラなどの操作には対応していないんでしたっけ。


× 『レゴ®シティ アンダーカバー』
レゴ(R)シティ アンダーカバー
レゴ(R)シティ アンダーカバー

 2013年7月25日発売。
 海外のTT Fusionが開発したレゴのソフトを、任天堂がローカライズして発売したソフトです。様々な職業のコスチュームに変装できる警察官チェイス・マケインを操作して、オープンワールドの街を探索する3Dアクションアドベンチャーゲームです(公式サイト ※音が出ます)。

 作中で主人公が「Wii Uゲームパッドみたいな機械」を使うなど、ゲーム内とゲーム外が連動している演出もあるので難しいかなと思っていたのですが……

nogamepado20.jpg
<画像はWii Uソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>

 あれ……起動できるの?


nogamepado21.jpg
<画像はWii Uソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>

 ただし、進めるのはここまで。
 ゲームパッドがないのでゲームを始めることもHOMEボタンを押してWii Uメニューに戻ることも出来ません。本体の電源を押して電源を切ってやり直すことしか出来ません。


 そう言えば……
 自分は事情があってクリア出来ないまま放置していたのですが、2周目をやり直すよりも先に3DS版をプレイしようかなと思っています。ストーリー的にもゲームのボリューム的にも、3DS版を先に遊んだ方が良さそうですしね。ただし、私の3DSは3DSでスライドパッドとタッチパネルが壊れているので、new3DS LLに欲しい色が出てそちらに移行してからかな……

(関連:『ゼルダ』を待ちきれない人へ 『レゴ®シティ アンダーカバー』1stインプレッション
(関連記事:『レゴシティ』が進行不能になってしまった件の続き


× 『レイマン レジェンド』
レイマン レジェンド
レイマン レジェンド

 2013年10月17日発売。
 海外ではUBIソフトから発売されたソフトを国内では任天堂が販売したのですが、UBIの路線変更によって色々あって任天堂もほとんど宣伝しなかったために、「隠れた傑作」になってしまったソフトです(公式サイト ※ 音が出ます)。

 ゲームとしては5人まで協力プレイが可能な2Dアクションゲームです。
 「え?やまなし、このゲーム持ってたの?」と思われた方がいたら鋭い。買ったけど開封すらしていなくて、この記事を書くために初めてパッケージから取り出しました!クラニンのシート入っているじゃねえか!危ねえ!

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<画像はWii Uメニューより引用>

 まぁ、起動出来ないんですけどねー。
 自分は未プレイなのですが、Twitterで教えてもらったことによると「協力プレイではWiiリモコン横持ちが使える」けど「一人プレイはゲームパッドでしか操作出来ない」んですって。なるほど。


△ 『Wii Sports Club』
 2013年10月30日配信開始。
 Wiiで大ヒットした『Wii Sports』シリーズ3作目です。後にパッケージ版も発売されましたが、我が家のWii Uに入っているのは無料のダウンロード版です。24時間200円、もしくは1種目ごとに1000円でずっと遊べるようになるのだけど、最初の24時間は無料で遊べるというもの。

 なので、「いつか友達が遊びに来た時のためにとっておこう」と起動していなかったのですが、この検証記事を書くためにその「最初の24時間」を使いましたよ!どうせ今の我が家は友達を家に呼べるような環境でもありませんし。

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

 ということで、起動できました!

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

 ただし、遊べるのは「テニス」「ボクシング」「ボウリング」の三種目だけです。

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

 「ゴルフ」「ベースボール」はゲームパッドを使う操作がある(らしい)ので、始めることが出来ませんでした。

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<画像はWii Uソフト『Wii Sports Club』より引用>

 また、「テニス」「ボクシング」「ボウリング」もインターネット対戦時の「一言メッセージ」の編集はゲームパッドが必要なので、この画面になってしまいます。デフォルトのメッセージしか使えません。


 ただ、「ゲームパッドを使うところがあるからソフト自体が起動できない」よりも「ゲームパッドを使うところだけ遊べない」としてくれているのはありがたいです。↓のソフトと対照的なのは、こちらは段階を踏んで徐々に種目を足していったからだと思います。

 それにしても、久々に『Wii Sports』やったら肩痛くなっちゃいました……
 ペン入れ中にやるもんじゃないな……


× 『Wii Fit U(キャンペーン版)』
 2013年10月31日配信開始。
 Wiiで大ヒットした『Wii Fit』シリーズ3作目です。後に正式版も発売されましたが、我が家に入っているのは期間限定で配信された無料キャンペーン版です。1ヶ月間無料で体験できて、別売りのフィットメーターを買って登録すればそれ以降も継続してプレイ出来るというものです(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 こっちは起動出来ない!
 「からだ測定」や、今作で新たに収録されたバランスゲームなどはゲームパッドを活用するのでムリだと思っていましたが……そもそもゲームパッドがないと起動すら出来ないようになっていたとは。これは困りました。

 私は現在dアニメストアの「見放題」でアニメを観まくっているのですが、その間は『Wii Fit U』でトレーニングだったりながらジョギングだったりをしていたんですね。肩凝り対策にもなりますし。しかし、ゲームパッドを修理に出している間は起動すら出来ないとは意外でした。どうしよう、このままじゃ肩が痛くなってしまうかも知れない……


 と思ったので、『Wii Fit U』なしで同じ筋トレやジョギングをすることにしました。
 エア『Wii Fit』。これで全然問題がないので、もはや『Wii Fit』とは何なのかを考えざるを得ない。

(関連:便利にはなったけれど行き詰まりも感じる。『Wii Fit U』ファーストインプレッション


○ 『トライン2 三つの力と不可思議の森』
TRINE 2 三つの力と不可思議の森 [オンラインコード]
TRINE 2 三つの力と不可思議の森 [オンラインコード]

 2014年1月22日配信開始。
 海外では多機種で展開されているダウンロードソフトを、任天堂がローカライズした作品です。魔法使い、騎士、盗賊の3人を使って進む2Dアクションアドベンチャーで、1人プレイの時は3人を使い分けて遊びますが、オンライン・オフラインともに3人までの協力プレイが可能です。配信日に右も左も分からずオンラインに飛び込んでボイスチャットしながら遊んだのは楽しかったなぁ。

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<画像はWii Uソフト『トライン2』より引用>

 やっとちゃんと遊べるゲーム来た!
 操作はクラシックコントローラで出来ました。Wiiリモコンだけだと操作出来ないので、クラコンとかヌンチャクとかPROコンとか接続しろやボケエ的な表示は出ます。

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<画像はWii Uソフト『トライン2』より引用>

 ただし、当然のことながら「タッチペン操作」は使えません。
 攻撃は通常クラシックコントローラだと恐ろしく押しにくい位置にある「ZRボタン」ですし、アマデウスは更に右スティックで正確な図形を描かなきゃいけないから難易度跳ね上がり。Wii Uのためだけに作られたゲームではないので元々はこういうゲームだというのは分かるのですが、私にはクリア出来るとは思えません。

(関連記事:「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」とは何だ?) 


○ 『D.M.L.C.-デスマッチラブコメ-』
 2014年4月9日配信開始。
 ケムコのスマートデバイス向けアドベンチャーゲームを、DLCなどを全部込みでWii Uに移植したものです。こないだのセールで買っていたのですが、今回初めて起動しました。腰を据えてじっくり遊びたいので今回はタイトル画面だけ。

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<画像はWii Uソフト『D.M.L.C.』より引用>

 Wiiリモコン縦持ちで問題なく遊べるみたいですね。カーソルを選ぶのは十字キーです。


× 『脳を鍛える大人のDSトレーニング』
 2014年6月4日配信開始。
 DSソフトのバーチャルコンソール化の正式スタートの前に、試験的に期間限定で無料配信されたもの……だったと思います。「Wii Uにゲームパッドは欠かせない」と思ってもらうために、タッチパネルを活かしたDSソフトをWii Uで展開していく狙いだったので……
 
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<画像はWii Uメニューより引用>

 もちろん起動すら出来ませんよね(笑)。
 しかし、DSソフトのバーチャルコンソールの正式スタートはいつになるんだ……地味に楽しみにしているんですけどねぇ。

(関連記事:ニンテンドーDSソフトのバーチャルコンソール化への期待



× 『任天堂ゲームセミナー2013受講生作品』
 2014年6月19日配信開始。
 任天堂のゲームセミナーの生徒達が作った作品を4つまとめて無料配信し、感想を募ったソフトです(公式サイト)。自分は『しまながめ』が好きでした。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 ゲームパッドを活かしたゲームなので、そりゃこうなります。


○ 『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』
 2014年8月6日配信開始。
 ディースリー・パブリッシャーがDSソフト『SIMPLE DSシリーズ Vol.45 THE 密室からの脱出2』をWii U向けに移植したソフトです。密室に閉じ込められた主人公を操作して脱出させるアドベンチャーゲームです(公式サイト)。

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<画像はWii Uソフト『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>

 Wiiリモコンのポインターで操作出来ます。
 ゲームパッドがある時はどう起動してもWiiリモコンでの操作は「2コン」扱いになってしまったので、紹介記事には「Wiiリモコンだけで遊べます」とは書かなかったのですが……ゲームパッドがないとWiiリモコンが「1コン」扱いになりますね。

 あれ……でも、そうするとWiiリモコンのポインターで図形を描いたりしなくちゃならないということでは……が、がんばればなんとか!

(関連記事:Wii U向けに手堅く再利用。『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』紹介(5点)


○ 『クニットアンダーグラウンド』
 2014年8月20日配信開始。
 スウェーデン人の開発者が作ったPC用のインディーゲーム『Knytt Underground』を、フライハイワークスが日本向けにローカライズした作品です。広大な地下空間を探索する2Dアクションパズル+探索アドベンチャーゲームといったところですかね(公式サイト)。

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<画像はWii Uソフト『クニットアンダーグラウンド』より引用>

 イェイ!
 クラシックコントローラでプレイしました。Wiiリモコンのみだと何の反応もありません。クラコンでも全然問題なくプレイ出来そうですねー。一画面しかないとマップの確認のためにわざわざ画面を切り替えなくちゃいけないのが面倒っちゃ面倒ですが……

(関連記事:とうとう見えたMiiverseの真価。『クニットアンダーグラウンド 』紹介


○ 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U [オンラインコード]
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U [オンラインコード]

 2014年12月6日発売。
 任天堂を中心とした様々なゲームのキャラクターが一同に介して大乱闘をする大人気シリーズ4作目のWii U版です(公式サイト)。

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<画像はWii Uソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』より引用>

 ゲームパッドでの操作だけでなく、GCコン、クラコン、Wiiリモコン横持ち、ヌンチャク、PROコンと多種多彩なコントローラに対応したゲームなので、ゲームパッドなしでも問題なく遊べますねぇ。


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<画像はWii Uソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』より引用>


 Wiiリモコン横持ちでも1位!GCコンは修理に出していないんだから、普通にそっち使えば良かったのに!それにしても、やっぱ面白いなぁ『スマブラ』……


× 『役満 鳳凰』
 2015年2月18日配信開始。
 基本無料の麻雀ゲームで、無料でも1日1回の対戦(コンピュータ戦でもオンライン対戦でも)が遊べるけど、税別1000円の会員券を買うと180日間全ての機能を使うことが可能です(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 あれ?出来ないんだ?
 公式サイトの説明書を読んでみたらゲームパッドでの操作にしか対応していなかったんですね。

 プレミアム会員にはなっていないので別に構いませんが、プレミアム会員になっていたら「ゲームパッドを修理に出して起動できないこの間も会費を払っていることになっている……!」と発狂していたかも知れないくらい自分は月額課金のようなシステムが苦手です。




【ゲーム以外のソフト編】

× 『WiiカラオケU』
 本体内蔵ソフトです。
 チケットを購入することで、自宅がカラオケルームになるソフトです(公式サイト)。

 起動したことないです!自宅で好き勝手歌えるような環境って、どんな家に住めば実現できるんすか!


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<画像はWii Uメニューより引用>

 まぁ、起動すら出来ないんで関係ないですけどねー。


× 『ニコニコ』
 2012年12月8日配信開始。
 ニコニコ動画やニコニコ生放送を楽しめるソフトです。アップデートで機能が地味に追加されていって、ゲームパッドの画面だけでも映像が視聴できるのがありがたい(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 まぁ、起動出来ないんですけどね。



× 『You Tube』
 2012年12月8日配信開始。
 動画共有サイトYou Tubeの映像を視聴できるソフトです(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 起動出来ませんでした。



○ 『Hulu』
 2012年12月8日配信開始。
 月額933円(税別)を払っている月額会員は、登録されている映画・ドラマ・アニメを好きなだけ観ることが出来るソフトです。これも今回初めて起動しました(公式サイト)。

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<画像はWii Uソフト『Hulu』より引用>

 観られるだと……!
 他の映像ソフトが起動すら出来ないものばかりだったので意外でした。私は会員になっていないので無料映像ですけど、しっかり映像も再生されたところを確認しました。


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<画像は「Huluガイドツアー」より引用>

 eショップでは表示されなかった「シークバー」も出ます。ポインターではなく十字ボタンでの操作になりますが、慣れれば全然問題なさそうです。


× 『Wii Street U』
 2013年2月7日配信開始。
 Googleのストリートビューを、Wii Uのゲームパッドを使って直感的に表示させるソフトです。既存のコンテンツをWii Uに当てはめるとこんな面白いことになるんだという例で、自分は結構お気に入りでした(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 まぁ、もちろん起動出来ないんですけどね。
 今更だけど、この写真……1枚1枚律儀に撮影するんじゃなくて、1枚の画像を使いまわした方が容量的にも手間的にも良かったんじゃなかろうか。


× 『Wii U Panorama View予告編』
 2013年4月27日配信開始。
 ロンドンバスや京都の人力車などに乗った映像を、ゲームパッドで360度見渡しながら再生できるというソフト―――の無料体験版です(公式サイト)。

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<画像はWii Uメニューより引用>

 ゲームパッドを活かしたソフトは、ことごとく起動できませんね。
 そりゃそうだって話なんですが。


× 『バンダイチャンネル』
 2013年8月1日配信開始。
 税別1000円の月額費を払っている月額会員は、「見放題」に登録しているアニメを全て見放題というソフトです。昨年の11月にバンダイチャンネルの月額会員になった際にはお世話になりましたねー。しょっちゅうフリーズするので大変でしたけど(公式サイト)。

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<画像はWii Uソフト『バンダイチャンネル』より引用>

 おっ、起動できる……と思ったら、この画面以降は操作不能です。
 『レゴシティ』と違ってHOMEボタンは使えるのですが、その他のボタンは何も受け付けません。クラシックコントローラを付けてもダメです。

(関連記事:初心者のための“アニメ見放題”講座(バンダイチャンネル編)



× 『出前館』
 2013年8月8日配信開始。
 インターネットを通して出前が注文できるソフトです(公式サイト)。
 
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<画像はWii Uメニューより引用>

 起動出来ませんでした。


× 『楽天SHOWTIME』
 2015年2月25日配信開始。
 楽天が提供している映像配信サービスを、Wii Uで表示できるというソフトです。月額会員ではなく、個別課金で映像を観ることが出来るのが特徴だと思うのですが……(公式サイト

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<画像はWii Uメニューより引用>

 起動できないので分かりません。


× 『YNN』
 よしもとネタネットワークの略で、吉本興業が運営する映像配信サイトYNNの映像を観るソフトです。

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<画像はWii Uソフト『YNN』より引用>

 そもそも始まっていませんでした。

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【まとめ】

 疲れた……体験版を除く持っている全てのソフトを実際に試さなくちゃいけなかったので、地味に時間と体力を使いました。

 こうやって一覧にしてみれば分かるように……
 「Wii Uのゲームパッドに合わせて作られたゲーム」は全滅ですね。

 逆に、元々「他の機種でも展開されていた」ソフト―――PCでも出ていた『TRINE2』や『クニットアンダーグラウンド』、スマホ用ソフトだった『D.M.L.C.』などはゲームパッドなしでも遊べるようになっているし。
 『スマッシュブラザーズ』のように様々なコントローラに対応していて「貴方の好きなコントローラを選んでくださいね」ってソフトの場合はゲームパッドがなくても起動できるゲームが多いんじゃないかと思います。自分は持っていないので確認出来ませんが、『マリオ』とか『マリオカート』とかもそうじゃないかなぁ。



 「ゲームパッドなんか要らないからゲームパッド抜きにして安くしてくれたら買うよ」と言っていた人達は、もしゲームパッドなしのWii Uが発売されたら、それでも買うんですよね?
 だってほら……貴方のその発言を任天堂の偉い人が読んで真に受けて「そうか!ゲームパッドなしで安くしたら買ってくれるのか!」と、ゲームパッドなしのWii Uを出すかも知れないじゃないですか。その時に「遊べないソフトがいっぱいあるならやっぱ買わない」って言っちゃったら任天堂は困っちゃいますよ。ちゃんと責任とって買いましょうね!



 という皮肉は置いといて。
 これだけたくさんのソフトが「ゲームパッドなしだと起動すら出来ない」状況だと、ゲームパッドなしのWii Uが発売される可能性は限りなく0%だろうなって思います。遊べないソフトが多すぎるし、サードメーカーのソフトも含めた大多数のソフトのアップデートで対応するというのは現実的ではありません。
 ただでさえ少ないソフトが更に激減したらもしゲームパッド抜きで本体1万円値下げしても誰も買わないでしょうし、「今後ゲームパッドを活かしたゲームは出ないかも知れない」という不信感が強まって既に所有している人達からの信用も失うと思います。




 さて、ここまでは分かりきった話という気もするので、もう一歩踏み込んだ話。
 「Wii Uの次世代機ってどうなるんですかね?」

 私はもう任天堂は据置機は出さないんじゃないかと覚悟していて、以前にこんな記事を書いたこともあるのですが……その記事にも「そんなワケはない。Wii Uの次世代機こそが勝負だ」というコメントはたくさんいただきました。もちろん可能性としてはありえるとも思います。

 しかし、その“Wii Uの次世代機”……
 Wii Uと同じようにゲームパッドを付けると、Wii Uと同じ結果になりかねませんし。
 Wii Uと違ってゲームパッドを付けなければ、後方互換をカバーすることが出来ず、「“Wii Uの次世代機”ではWii Uのソフトは遊べない」ということになるでしょう。いや、むしろ今後一切「Wii Uのソフトが遊べる機械」は出てこないかも知れません。

 Wii U本体のセットだって当初はWiiリモコンが付いていなくて、「Wiiのソフトを遊びたい人はWiiリモコンを別に買ってね」としていましたが……4000円弱で買えるWiiリモコンよりも、Wii Uのゲームパッドは明らかに高価なものになるでしょう。「Wii Uのソフトを遊びたい人はゲームパッドを別に買ってね」というのは現実的ではありません。


 任天堂は、Wiiでは「Wiiでしか出来ないこと」、Wii Uでは「Wii Uでしか出来ないこと」を提案しようとしていましたが……後方互換ということを考えると、「どのゲーム機でも出来ること」の方が楽なんですよね。

 『ニンテンドーランド』や『レゴシティ』はゲームパッドでの操作に特化したゲームだからゲームパッドなしでは遊べないけど、多機種で展開されている『TRINE2』や『クニットアンダーグラウンド』や『D.M.L.C.』はゲームパッドなしでも遊べるし。
 WiiソフトのDL版のWii U展開を見ても、Wiiリモコン+ヌンチャクに特化した『スーパーマリオギャラクシー2』よりも、クラコンでも遊べる『パンドラの塔』のようなゲームの方が「ゲームパッドだけでのプレイ」に対応していたりするワケですし。



 今から“Wii Uの次世代機”の話を考えるのも鬼が笑いそうな話ですが、“Wii Uの次世代機”が出ても出なくても、「ゲームパッドでの操作に特化したゲーム」はWii U以外のゲーム機で遊べる可能性が低いと考えるのなら……今の内に遊んでおいた方が悔いが残らんかなーと思いました。今、我が家にゲームパッドありませんけど。

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| ゲーム雑記 | 17:54 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

考察:子どもを好きだからといってロリコンというワケではありません!

 ふと思い出したこと。
 自分がTwitterを始める前だから、2007年~2009年頃だったかにこんな話をインターネット上で読みました。

 その男の部屋に恋人が遊びに来た際、部屋に『よつばと!』のコミックスが置いてあって、それを見た彼女にロリコンなんだと思われてドン引きされた―――という話でした。

よつばと! 1 (電撃コミックス)
よつばと! 1 (電撃コミックス)

 どこの誰かも知らない「男」と「女」の話だし、その二人の関係性によってはそういうこともあるのかなとも思ったのですが……私がショックだったのは、その書き込みに対する反応でした。掲示板のやりとりなのか、ブログのコメント欄なのか、まとめサイトなのかは忘れちゃいましたけど。


 「そりゃそうだろ。ヲタクは『よつばと!』を一般向けだとか言い張っているが、ヲタクではない一般人からすると『よつばと!』なんかロリコン漫画にしか見えねーよ」

 こんなカンジの反応でした。
 『よつばと!』という漫画の是非はこの際は置いておきましょう。ドン引きした彼女は『よつばと!』を読んだことがないからロリコン漫画だと思ってドン引きしたんでしょうからね。

 私がショックだったのは、一般人がよく知らない漫画の表紙を見て「この持ち主はこの小さな女のコをオナニーのオカズにするためにこの漫画を所有しているに違いない」と思うという意見です。漫画は全て「オナニーのオカズ」と思う人がいるのか……と。



 私の部屋にもし仮にヲタクではない一般人が遊びに来たら、『吼えろペン』とか『バガボンド』とか『ARMS』の表紙を見て、私がこのキャラ達をオカズにオナニーしていると思われるのでしょうか。どんな玄人だよ!

吼えろペン(1) (サンデーGXコミックス)
吼えろペン(1) (サンデーGXコミックス)
バガボンド(1)(モーニングKC)
バガボンド(1)(モーニングKC)
ARMS(1) (少年サンデーコミックス)
ARMS(1) (少年サンデーコミックス)


 いや、別に『よつばと!』のよつばでオナニーする人がいても、『吼えろペン』の炎尾燃でオナニーする人がいても、『バガボンド』の宮本武蔵でオナニーする人がいてもイイとは思いますけどね。何にエロスを感じるのかは人それぞれですし、我々は自分で自分の性志向を選べるワケではありませんから。

 しかし、一般的に考えて……『よつばと!』の表紙を見て、「ほのぼのした漫画なのかなー」と思う私よりも、「この漫画の持ち主はこの小さな女のコに性的な興奮を覚えてオナニーのために読んでいるに違いない!」と思う人の方がエロマンガ脳じゃないですか?
 下半身でモノを考えすぎじゃないですか?


 そう言えば、自分の漫画の宣伝みたいで申し訳ないんですけど。
 私が『shine』描いた時も、「この主人公は、幼女にエロイことをしようと企んで幼女を助けたように見えたので、それ以降の展開を集中して読めませんでした」って感想をいただいて。どんなエロマンガ脳だよ!!と思ったことがありました。




 どうしてこんな話を今になって思い出したかと言うと……
 アニメの話題を書くと、どんなに熱弁をふるって「感動的な話なんだよ!」とか「熱血なんだよ!」とか「色んな人を励ましてくれる作品なんだよ!」と語っても、「そんなのは嘘だ。大多数のアニメヲタクはオナニーのオカズを探すためにアニメを見ている。ストーリーなんか本当はどうでもイイはずなのに、それを誤魔化すためにこんな記事を書いているだけだろ」ってコメントが付くんです。

 アニメに対して理解を持ってくれる人を増やそうと書き続けても、どうしてもそういう偏見に満ち溢れた差別的なコメントがなくならない現状―――ふと、記事冒頭に書いた『よつばと!』の話を思い出したんですね。


 世の中には、漫画やアニメは「オナニーのオカズのためだけに読まれている&観られているに違いない」と考えるエロマンガ脳な人がいるんだ。


 それが大多数だとは思いませんけど、世の中にはそういう下半身中心に考える人もいるんだと思い出したのです。



 こんな話をするのもアレなんですけどさ。
 オナニーなんて1回やっちゃうとしばらくはもうどうでも良くなってしまうものだし、どうでもよくなっている賢者タイム中に「どうです?エロイですよー、これ!」と突きつけられても、満腹な状況でカツ丼出されているみたいに「もうそういうの勘弁してください」と思っちゃうものですよ。

 そんなに、24時間365日「オナニーのオカズのため」に生きられませんよ私ら。
 そもそも検索一発で無修正のエロビデオのサンプル動画が無料で観られるこの時代において、敢えてオナニーのオカズのためだけに乳首すら映らない深夜アニメを観るだなんてどんだけコストパフォーマンス悪いことすると思われてんのよ。




 今、私はdアニメストアの「見放題」で『うさぎドロップ』を視聴していて、感動しまくってボロボロ泣きながら観ていて、大好きな作品なんですけど。
 私が「とてもイイ作品だよ!」と熱弁しても、「6歳児をエロイ目で見るだなんて酷いロリコンだ!ボロボロ泣いているというのも、きっとコイツの涙はチンコから出る精子のことに違いない!ド変態め!」と思う人がいるんだろうなーと考えてしまいます。


 確かに、『うさぎドロップ』のりんは可愛いけど。
 別に性的な目で見た可愛さじゃないし。この可愛い生物を「性的な目で見ているに違いない」って思う人がいるというのは、自分の感覚ではよく分からないんです。

 子どもを「好き」と言うのには、守ってあげたいとか見ていたいとか頑張ってる姿に感動してしまうとか色々あるのに、「子どもを好きと言っているからにはコイツは子どもをオカズにオナニーしているに決まっているし、二次元だけじゃなくて三次元にも手を出しかねない犯罪者予備軍に違いない!」って言われてしまうのは哀しいものがあります。

 まさに『うさぎドロップ』にはそういう台詞がありますものね。
 子どもにまず「知らない人を信用するな」と教えなくちゃならないなんて―――という。




 もちろん何にエロスを感じるのかは人それぞれですから、りんを性的な目で見ている人がいたとしてもそれはその人の個人の自由だと思いますが、『うさぎドロップ』を観ている人の大半がそうだとは思いません。


 こういう機会なので、私個人の嗜好を書いておきますと……



 私個人としては、初潮前の女性を性的な目で見ることは出来ません!

 それ以前の女性は「男」でも「女」でもない「子ども」という性別と捉えています。
 だから、私はロリコンじゃないですよ!
 初潮を迎えたら起こしてください。

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| ヒンヌー | 17:45 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Wii U向けに手堅く再利用。『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』紹介(5点)

【三つのオススメポイント】
・DSソフトを、しっかりとWii U用ソフトに再調整
・定番から奇抜まで楽しめる多彩なステージ
・Miiverseの可能性を感じる「みんなの手がかり」機能



『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』
 Wii U用/脱出
 ディースリー・パブリッシャー/開発:インテンス
 2014年8月6日発売
 1000円(税込)※Wii U eShop専売
 セーブデータ数:1(ユーザーごとに作成できます)
 公式サイト

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◇ DSソフトを、しっかりとWii U用ソフトに再調整
 まさか自分がこの説明を書く日が来るとは思いませんでしたが……

 SIMPLEシリーズとは、1998年10月から続いているディースリー・パブリッシャーの低価格ソフトのシリーズです。フルプライスで発売したソフトを安くして再発売するのではなく、最初から定価1500円や定価2000円といった低価格で発売していくシリーズなのです。

 SIMPLEシリーズが始まった頃の日本のゲーム業界と言えば、NINTENDO64で言えば『ゼルダの伝説 時のオカリナ』とか、プレイステーションで言えば『ファイナルファンタジーVIII』といった超大作のソフトが発売される一方で、開発期間の長期化で斬新なアイディアの提供が難しくなっていると言われていた時期です。
 SIMPLEシリーズはその時代において、「何でも詰め込んだ超大作」ではなく、『THE麻雀』のように一つのアイディアをシンプルに仕上げて低価格で提供という逆方向の路線に進んだんですね。その結果、『THE麻雀』のような定番ソフトや、『THE 地球防衛軍』のようなアイディア溢れるソフトが生まれたのです。


 この路線は時代を先取りしていたとも言えて、例えば2005年の『脳トレ』や2006年の『Wii Sports』のような任天堂の「大作ではないアイディア勝負のソフトを低価格で提供」路線に通じていますし。現在のダウンロード専売ソフトで各社が提供しているアイディア勝負の路線を、パッケージソフトしかなかった時代からやっていたのがSIMPLEシリーズだったとも言えますね。

(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その1.アイディア勝負のWiiウェア


 SIMPLEシリーズは1998年にプレイステーション用ソフトで始まり、ドリームキャスト、プレイステーション2やゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、PSPなどなど、多機種に展開していて、今でもパッケージソフトで出ていないこともないのですが……先ほど書いたように現在だと「一つのアイディアをシンプルに仕上げて低価格で提供する」路線は各社がダウンロード専売ソフトで展開しているため、SIMPLEシリーズもダウンロード専売ソフトが主流になっています。

 特に3DSのダウンロード専売ソフトでは、SIMPLEシリーズというか「密室からの脱出」シリーズじゃねえのかこれというくらいに「密室からの脱出」を展開していて、それなりの人気になっているみたいですね。


 ようやく本作の話に入ります。
 このゲームは、2008年にニンテンドーDS用のパッケージソフトとして発売された『SIMPLE DSシリーズ Vol.45 THE 密室からの脱出2』公式サイト※音が出ます)をWii U用のダウンロード専売ソフトとして移植したものです。
 言ってしまえば、「元々ダウンロード専売ソフトっぽいパッケージソフトだったSIMPLEシリーズ」の中でも「近年ダウンロード専売ソフトで人気の脱出ゲーム」を、ダウンロード専売ソフトとして再利用したというカンジなんですね。



 自分はDS版は未プレイなのですが、DS版の攻略サイトなんかを見る限りゲーム自体は大きく変わっていないみたいですね。公式サイトのスクリーンショットと見比べてもらえば分かりますが、グラフィックや文字などはWii U向けに見やすくなっています。

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<画像はWii U版『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>


 Wii Uなので、-ボタンを押すと「ゲームパッドの画面のみでのプレイ」に切り返ることが可能ですし、テレビ画面との二画面で遊びたい時もYボタンで表示される画面を入れ替えることが可能です。操作はタッチペンでもアナログスティックでも可能で、コントローラが二つあれば2人同時プレイも可能です。

 この手のゲームで「2人同時プレイ」を活用する人がいるのかは分かりませんが……
 バーチャルコンソールのような「そのままの移植」ではなく、しっかりとWii U用に再調整している辺りは好感が持てます。



 ただ、ゲームを起動した直後の「ステージ選択画面」でやたら「ステージ1:改札」を選ばせたがる仕様は閉口ものでした。

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 MiiverseをONにして、

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 通信中にもカーソル(オレンジ色の枠)が動かせるのですが……

WiiU_screenshot_GamePad_015ED_20150311203429d5e.jpg
 カーソルは動いているのに画面は切り替わっていないので、このままAボタンを押すと「ステージ1:改札」が始まるという謎仕様!よりによって「ステージ1:改札」は冒頭の長い主人公のモノローグを読まないとメニューに切り替えられないので、間違えて「ステージ1:改札」を選ぶと死んだ目でモノローグが終わるのを待たねばなりません。


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<ここまでの画像はWii U版『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>

 また、他のステージのセーブデータがある場合、「ステージ1:改札」を始めてしまうと他のステージのセーブデータが削除されてしまうのですが……「あ!間違えた!このままじゃセーブデータが消えちゃう!」と気付いて反射的にBボタンを押すと、セーブデータが消えて「ステージ1:改札」が始まるという。ここ、AボタンとBボタンが逆じゃないの……?


 私はセーブデータを間違えて消してしまったことは1度だけでしたが、他のステージを始めたいのに「ステージ1:改札」を始めてしまったことは6~7度ありました。その度に、死んだ目で主人公の長いモノローグをスキップし続ける日々でした。


◇ 定番から奇抜まで楽しめる多彩なステージ
 「そもそも脱出ゲームって何?」という人もいると思うので、そこから説明します。
 恐らく、ジャンルの系譜としては『ポートピア連続殺人事件』とか『逆転裁判』といったテキスト型アドベンチャーゲームの一種だと思います。プレイヤーが何もしないと状況は変わらないのだけど、“正解の行動”を取ることで状況が変わってストーリーが進むというゲームです。

 『逆転裁判』なんかは特に「ストーリーを楽しむ」部分に比重が置かれていてそのためのテンポや演出が考え抜かれているため、“正解の行動”を考える難易度はそれほど高くないですが……
 脱出ゲームは、ストーリー部分はそれほど重視されていなくて、“正解の行動”を考える部分に比重が置かれているのが特徴だと思います。テキスト型アドベンチャーゲームの中から、ストーリー面を強化したのが『逆転裁判』で、ゲーム面に特化したのが脱出ゲームというカンジですかね。なので、難易度はかなり高いです。


WiiU_screenshot_GamePad_015ED_20150311204338a59.jpg
<ここまでの画像はWii U版『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>

 特定の場所に閉じこめられてしまった主人公を、そこにあるアイテムを使ったり、対象物を動かしたりして脱出させるとステージクリアです。


 「コマンド総当り」でクリア出来たかつてのテキスト型アドベンチャーゲームと違い、タッチできる場所は多く、アイテムを組み合わせたり、タッチペンをスライドさせて対象を動かしたりする必要もあるのでしっかり考えなくてはなりません。DS版発売当時の開発者のコメントによると「誰でもクリア出来るような難易度にはしない」という思いで作られたゲームだそうなので、難易度は相当高いです。

WiiU_screenshot_GamePad_015ED_201503112054285a1.jpg
<ここまでの画像はWii U版『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>


 閉じ込められる場所は、「飛行機」や「電車」など身近な場所から、こんなとこまでというトンデモないところまであるし、シチュエーションも凝っています。ゲームとしてもただ単に同じことを続けさせるだけでなく、アクション要素とかスライドパズルとかシミュレーションっぽいところなんかもあって盛りだくさん。

 まぁ、そこはね……賛否両論あるかなとは思いますけど。
 色んな要素を詰め込むと「こんなに色んなことが出来て嬉しい!」とは思われず、「これだけはやりたくなかったのに!」と思われてしまうものですから。かくいう私もシミュレーションっぽいところは大好きでしたが、スライドパズルが大嫌いなので、パズルが何度も出てきたのは本当に辛かった……何十回やっても上手く行かなかったので、結局攻略サイトに頼ることになりました。

(関連記事:「アクションゲームが苦手な人でも安心して楽しめます!」の裏表



 あと……ホントもうこれは「個人の好み」だからどうしようもないですし。
 「みんなもそうでしょ?」なんて言う気はなくて、あくまで「私の好み」でしかない話を書くんですけど。

 私は、脱出ゲームが嫌いなんだとつくづく痛感しました。

 これまでも何本か脱出ゲームをプレイしてあまり楽しめなかったのですが、それらのゲームは脱出ゲームとしても評判が良くないものだったのでそのゲームの責任だと思っていたんですね。しかし、このゲームは元のDS版は相当の評判の高さだったゲームです。
 脱出ゲームの決定版とも言えるこの作品ですら、私は楽しめなかったのです。それはもうこのゲームの責任じゃなくて、「脱出ゲーム」というジャンルそのものが私に合っていないだけだと思うんです。



 例えば、『ゼルダの伝説』シリーズとか『ラビ×ラビ』シリーズのようなアクションパズルゲームも「正解の行動を取らなければ先に進めないゲーム」です。私はそちらは大好きなので、この脱出ゲームも楽しめるかなと思っていたのですが……この二つのジャンルは似たジャンルどころか、むしろ正反対のジャンルなんだと今回思い知りました。

 アクションパズルの場合、基本的にどのステージでも「キャラクターの出来ること」は共通です。どのアイテムを使うのかとか、どのアクションを使うのかという選択肢は決まっていて、その選択肢の中からどうやってステージを解いていくのかを“思いつく”ゲームだと思うのです。
 なので、「正解が分からない」場面に遭遇してゲームが進まなくなったとしても、ゲームを起動していない時も一日中「アレをこうすれば……」「ひょっとしてこっちを使うのか?」と考えることが出来ますし。寝ようと思って布団に入った瞬間に「閃いた!」となったりします。


 一方の脱出ゲームはというと、アイテムは基本的に現地調達ですし、状況によって「キャラクターの出来ること」は違います。キャラクターに何をさせるのかというよりかは、そのステージに隠されている正解を“見つける”ゲームだと思うのです。
 なので、ゲームを起動していない時に正解を思いつくのは難しいですし、どうしても「開発者の考えた正解ルートを探すだけ」のゲームに思えてしまったのです。


 もちろんこれは「二つのジャンルは正反対だ」というだけの話です。
 どちらが優れているという話ではなく、私はアクションパズルが大好きだけど脱出ゲームが好きになれないし、逆に脱出ゲームが大好きだけどアクションパズルが嫌いな人もいるだろうし、両方好きな人もいるだろうし、両方嫌いな人もいるだろうって思います。

 ただ、同じような「正解の行動を取らなければ先に進めないゲーム」であっても楽しみ方は正反対なことを書いておきたかったのです。



 そもそも、ここをツッコんだらキリがないじゃんって話なのかも知れませんが……あと、どうしても気になってしまうことがありまして。

 ネタバレにならないように、なんかそれっぽいものを考えて例として書くんですけど。
 「金庫のキーナンバーが分からない!」→「車輪に書かれている数字と、雑誌にはさまっているメモに書かれた数字と、黒板に書かれた記号を鏡に反射させて見えた数字を合わせたものがキーナンバーだ!」みたいなことが脱出ゲームではよくあります。

 どうして?

 なんでそんなとこにナンバーが書かれているの?誰が書いたの?何のために書いたの?
 状況の不自然さに納得がいかないんですね。出題者の意図に合わせた回答をしなければ正解にならないので、自分で脱出方法を考えるんじゃなくて、出題者の意図を探すゲームになっていて……自分はこれが好きになれませんでした。脱出ゲームが好きな人には申し訳ないですけど、自分の肌には合いませんでした。
 

◇ Miiverseの可能性を感じる「みんなの手がかり」機能
 とは言え、自分には何にも響くところがなかったゲームかというとそうでもなくて……
 Wii U版で新たに追加された「みんなの手がかり」機能はすごく面白くて、色んなゲームもこれを応用していけばイイのにと思ったほどでした。言ってしまえば、Miiverseを利用したヒント機能です。


WiiU_screenshot_GamePad_015ED_20150312155345538.jpg
 メニュー画面左端の、「?」マークが「みんなのヒントを表示」で、「豆電球」マークが「自分でヒントを投稿」です。

WiiU_screenshot_GamePad_015ED_20150312155458f5b.jpg
 投稿できるのは20文字だけと短く、イラストの投稿は出来ません。

misshitsu.jpeg
<ここまでの画像はWii U版『@SIMPLE DLシリーズ for WiiU Vol.2 THE 密室からの脱出2 ~消された19の記憶~』より引用>


 Twitterに「この機能は面白い!」と書いたところ、「自力で解く気のないヤツは嬉しい機能だろうな」と皮肉を言われたんですけど……この機能、ただのヒント機能ではないんです。ただヒントが欲しければ攻略サイトを見ればイイだけです。この機能の面白いところは、ヒントが欲しいのに「ノイズ」に邪魔されてしまうところなのです。

 この投稿は各ステージごとに紐付けされて、一度に表示されるのは4つだけ。しかも表示される時間は短いです。「自分は既に通過してしまったところ」のヒントが書き込まれていたり、逆にまだ「自分はそこまで到達していないところ」のヒントが表示されたりするので、絶妙に自分の欲しいヒントがなかなか出ないもどかしさもあります。


 また、上のスクリーンショットを見れば分かるように、ヒントを書き込む欄だというのに「ここが分からない!教えて!」と質問する人が多いのです。更に、それを注意するように「ここは質問を書き込むところじゃない!ヒントを書き込むところだ!」的な投稿も多く、上のスクリーンショットの場合は4つの投稿の内2つがヒントでも何でもない「ノイズ」だという。

 その上……こういう有志のヒント機能だから、面白がって敢えて“嘘”を書き込む人もいるんですね。
 自分が経験したことがあるワケじゃなくて、どこかで聞いた話ですけど……推理小説を古本で買ったら、前の持ち主が序盤に「コイツが犯人です」と書きこんでやがって、うわー台無しだよーと思って読んでたのだけど。中盤辺りからどうも様子がおかしくて、実は犯人は別な人で、前の持ち主が面白がって“嘘”を書き込んでいただけ―――という話があります。

 この「みんなの手がかり」はそれに似た面白さがあります。


 『クニットアンダーグラウンド』の紹介記事には、Miiverseが「冒険者達の情報交換の酒場」みたいだったと書きました。Miiverseの特性上、相手のアカウントの顔が見えるので顔を突き合わせて情報交換している感覚があったのですね。
 こちらは逆に、アカウント名も相手の顔も分かりません(※1)。たった数秒、20文字の4つの投稿が表示されるだけですから……擬似的な匿名性の感覚があって、便所のラクガキのように敢えて“嘘”を書く人が出てくるというのが面白かったです。

(※1:Miiverseのコミュニティで過去の投稿を探していけば分かりますけどね)


 脱出ゲームを“「開発者の考えた正解ルートを探すだけ」のゲーム”と書いた私ですけど、Miiverseのヒント機能がこんな風に使われるのは想定していなかったでしょうし、大量のノイズの中から自分の欲しいヒントを厳選するという新感覚の楽しさが味わえました。

 また、ステージが後半になればなるほど投稿する人も減っていって、自力で解かなくちゃならなくなっていくのも、ストーリー展開とも相まって盛り上がっていく要素にもなっていました。



 これは過去に発売したソフトの再利用だから許された仕様なのかも知れないし、今のままだと問題もあるのかも知れませんが、こういうSNSを活用したアドベンチャーゲームはまだまだ新たな可能性があるなぁと思いました。


◇ 総評
 私自身が脱出ゲームというジャンルが好きではなかっただけなので、ちゃんとした評価みたいなことが出来なくて申し訳ないのですが……
 1000円のダウンロード専売ソフトとして考えると、元々がパッケージソフトなだけあって大ボリュームで色んな遊びを詰め込んでいて、Miiverseを利用した新感覚の遊びも生まれていて、脱出ゲームが好きな人にはオススメできる一本なんじゃないかなと思います。ただし、難易度はかなりのものなので覚悟はしてください。



 「好きではないジャンルのゲームに手を出して、好きじゃないからというだけで酷評をする」のは誰も喜ばない行為だというのは分かっています。ただ、このゲームをプレイするまで自分は脱出ゲームが嫌いだということを自覚していなかったんですね。アクションパズルが大好きだし、『逆転裁判』のようなアドベンチャーゲームも大好きだし、嫌いになる要素なんてないと思っていたんです。

 「じゃあ紹介記事を書かないという手はどうだ」とも考えましたけど、昨年散々書いたように「どうしても好きになれなかった」経験も書いていかないと自分の好みが伝わらないなと思うのです。
 好きな人には申し訳ないし、作った人達にも申し訳ないですが、このブログはあくまで私個人の好みを書く場所なので「コメント欄が炎上するのがイヤだから、本当は5点だけど7点を付ける!」とかやっちゃいけないと思います。御理解いただけたらありがたいですし、いただけなくても今後もこういうスタンスでいくつもりです。

(関連記事:レビューに点数を表示したくなる気持ち……分かります!
(関連記事:レビューの点数は「絶対評価」ではない
(関連記事:面白くなかったゲームにも、「レビュー」を書くべきか

SIMPLE DSシリーズ Vol.45 THE 密室からの脱出2SIMPLE DSシリーズ Vol.45 THE 密室からの脱出2

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| ゲーム紹介 | 17:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アニメのインターネット配信を観るのなら、どのサイト?(2015年・冬)

※ インターネット配信サイト対応表の完全版は本家サイトの方に作ってあったのですが、本家サイトの閉鎖に伴い公開も終了しました

 夏アニメ秋アニメに続く第3弾の記事です。

 とてつもない数が作られて放送されている日本のテレビアニメは、テレビだけじゃなくて各インターネット配信サイトでも配信されています。
 深夜アニメは特に「全国放送」なんかされませんから「放送される地域・放送されない地域」という格差の問題もあって、公式のインターネット配信が盛んになる前の10年前とかだと「放送されない地域」の人達の嘆きの声は大きかったですし、故に違法コピーのアップロードなんかも増えてしまって、今でもアニメのテレビ放送時には「ネットにアップロードしたヤツは殺す」的なテロップが出ますもんね。

 なので、インターネット回線さえ繋がっていれば日本のどこからでも観られる「公式のインターネット配信」をプッシュしていこうと、このブログでは夏アニメの頃から「各作品がどのインターネット配信サイトで観られるのか」を表にまとめて公開してきました。


 冬アニメ全作品のインターネット配信サイト対応表を作りました。


 どうもHTMLタグで表を挿入しても、このブログのテンプレだとレイアウトが崩れてしまうみたいなので……ブログには画像を貼り付けるだけにしました。各作品のリンクをちゃんと入れているバージョンを使うには上述のページに飛んで利用してください。


 対象とした動画配信サイトは、「ニコニコ動画」「バンダイチャンネル」「dアニメストア」「GyaO!」「楽天SHOWTIME」の5つのサイトです。

 それでは、分類の説明から。


■ 最新話無料……有料会員になっていない人でも、期間限定で最新の回が観られるというものです。「期間」は作品によって違って、「1週間限定無料配信」の作品が多いですが、「2日間限定無料配信」や「2週間限定無料配信」などの作品もあります。

 ニコニコ動画やGyaO!はこの配信スタイルが多いです。
 ニコニコ生放送での配信も無料で観られるものはこれに分類しましたが、タイムシフト予約で後から観ることが可能なニコニコ生放送と違って、ライブ視聴しか出来ないバンダイチャンネルのライブ配信はこれに含めませんでした。詳しくはバンダイチャンネルの項に書きます。


■ 有料会員は最新話無料……月額いくらの有料会員に登録してお金を払っている人のみ最新の回が観られるというものです。様々な「有料会員のサービス」の一つなので、有料会員のシステムがあるところでしかやっていない配信スタイルですね。

 バンダイチャンネルやdアニメストアにはこの方式も多いです。


■ 有料会員は見放題……↑の上位互換。
 月額いくらの有料会員に登録してお金を払っている人のみ、その時点で配信されている“その作品の全話”を見放題というサービスです。このサービスは元々「過去作品が見放題」というサービスから始まったんじゃないかと思うのですが、現在放送中のアニメでも見放題対象の作品が結構あるんですよね。

 バンダイチャンネルやdアニメストアが有名。
 楽天SHOWTIMEの「特選アニメパック(月額) 」も、これに加えました。


■ 有料……「1話あたりいくら」という形式で有料配信されているもの。
 買えば未来永劫観ることが可能なのではなく、購入から「何日間」という期限があります。感覚的にはレンタルビデオとかに近いですね。

 「最新話無料」の作品は、最新話以外は「有料」になることがほとんどですが……「最新話無料」や「見放題」ではない作品のみ「有料」に分類しました。


 「第1話無料配信」という作品もありますが、それは無視しています。
 「配信時期」や「視聴できる端末」「視聴できる画質」「月額会員の料金」などの差はあるんですけど、とりあえず表を作るにあたってはその辺は無視して、後述することにします。

 また、3月8日現在の時点で配信時期が発表されていないものは省きました。具体的に言うとGyaO!の『探偵歌劇 ミルキィホームズ TD』です。まだ配信は始まっていないけど時期が予告されているdアニメストアの『ぱんきす!』は入れました。
 

fuyuanime1.png
fuyuanime2-2.png
fuyuanime3.png
※ 情報は2015年3月8日時点で発表されているものに基づいています

 冬開始アニメとしてカウントできたのは39作品
 夏開始アニメが45作品、秋開始アニメが50作品だったので、冬開始アニメはやはり数が減っていますね。秋開始の2クールものが多い分だけ、冬開始の新番組は減るということだと思います。


◆ ニコニコ動画
 39作品中27作品を配信で、カバー率69%です。
 「最新話無料(ニコニコ生放送のみ配信も含む)」が26作品で、「有料配信のみ」が1作品です。夏がカバー率82%、秋がカバー率74%でしたから、徐々に下がってはいるのですが……全体の3分の2の作品が「最新話無料」で観られるのは流石の横綱です。

 無料会員だと時間帯によっては画質がかなり厳しいことになりますが、ニコニコ動画の場合は「アニメを観るために月額会員になるだなんてトンでもない!」と言っている人でも有料会員になっていたりするので、そういう人にとってはかなりありがたい存在じゃないかと思います。

 プレミアム会員は月額500円+消費税です。
 プレミアム会員になれば「対象動画が高画質になる」「生放送から追い出されない」「終わった生放送も(期間内なら)タイムシフト視聴できる」などの特典がたくさんありますね。


◆ バンダイチャンネル
 39作品中24作品を配信で、カバー率61%です。
 「最新話無料」は……何と、2作品まで減ってしまいました。ライブ配信の3作品を加えても5作品で、夏の8作品、秋の10作品から比べてガクンと数字を落としています。
 「有料会員は最新話無料」は6作品、「有料会員は見放題」も6作品―――夏と秋は9作品と7作品だったみたいですが、全体の作品数が減っているから比率としてはそんなに下がっていないと思います。
 「有料配信のみ」が8作品と、夏が13作品、秋が14作品だったことを考えると有料配信も減っていますね。


 全体的に「有料会員に向けたサービス」を強めているかなぁという印象です。
 有料会員は月額1000円+消費税で、「見放題」サービスを使ったレポート記事は以前に書いているんでそちらをどうぞ。

 ライブ配信については秋まではカウントしていなかったのですが、今季は『シンデレラガールズ』『黒子のバスケ』『純潔のマリア』とバンダイナムコグループのキラーコンテンツをライブ配信にしていたために加えました。
 このライブ配信は、ニコニコ生放送のようにタイムシフト予約をして好きな時間に観るということが出来ないので、インターネット配信のメリットがあまりない配信だとは思うのですが。無料会員でも、それなりの画質で、追い出されることなく観られるみたいなので……考え方によってはニコニコ生放送よりも優れているところはありますね。『シンデレラガールズ』の第1話という、恐ろしく混雑しそうな時でも(無料会員で)問題なく観られたのは確認しました。


 「最新話無料」の数は激減してしまって、「有料会員に向けたサービス」はdアニメストアの方が充実しているため……数字だけ見るとかなり寂しいのは否めませんが。ただ、それでも今季の話題作『シンデレラガールズ』がテレビ最速放送の30分後にライブ配信&翌日の昼に見放題入りというのは大きいですね。戦いは数ではなく、1本のキラーコンテンツとも言えますし。

 『黒子のバスケ』や『純潔のマリア』も同等の配信だったらかなり存在感が増したと思うのですが、こちらはライブ配信のみなんですよね。バンダイナムコグループのコンテンツはバンダイチャンネルで観るのが一番、くらいになると他社には出せない魅力が出ると思うのですが。


◆ dアニメストア
 39作品中24作品を配信で、カバー率61%です。
 dアニメストアは有料会員のみに向けたサービスだったのですが、今季は『艦隊これくしょん -艦これ-』を「有料会員は各話を6週間配信」「会員以外には最新話を1週間配信」としていたそうです。なので、「最新話無料」が1作品。
 「有料会員は最新話無料」は9作品、「有料会員は見放題」が15作品―――秋は前者が11作品、後者が20作品だったのですが、前述したように全体の作品数が減っているので比率的にはそんなに落としていないと思います。

 今季最大の注目作とも言える『艦これ』の最速無料配信や、『暗殺教室』『冴えない彼女の育てかた』『幸腹グラフィティ』などテレビ局が製作に入っている作品も「有料会員は見放題」で配信していて、他のサイトにはない魅力は今季も安定していますね。

 ただ、蓋を開けてみたら……dアニメストアがプッシュしていた『艦これ』が賛否両論で、バンダイチャンネルの「見放題」に入っている『シンデレラガールズ』が話題沸騰している状況なので。数は揃っているけど、今季のdアニメストアは地味な印象はどうしても受けちゃうかなと思います……


 現在の自分はdアニメストアの有料会員になって「見放題」を観まくっています。レポート記事は4月になったら書けたらイイなぁ……というカンジですが、豊富なラインナップとシンプルだけど欲しい機能は揃っている手堅さでまずまずの使い心地です。
 有料会員は月額400円+消費税で、docomo IDを取得すればドコモユーザー以外でも利用出来るし、PCからの視聴も可能です。ただし、docomoユーザー以外だとクレジットカードが必要みたいです。その辺はレポート記事に書けたらイイなぁ……


◆ GyaO!
 39作品中27作品を配信で、カバー率69%です。
 配信作品数でニコニコ動画に並びました!とは言え、秋は追い抜いていたのでどっちかというとGyaO!が微減というカンジなんですけどね。

 「最新話無料」が18作品、「有料配信のみ」が9作品。
 夏が前者が28作品、後者が8作品、秋が前者が28作品、後者が12作品―――ということを考えると「有料配信のみ」の比率が高まっている感はありますね。

 とは言え、ニコニコ動画では無料配信をしていない『夜ノヤッターマン』『新妹魔王の契約者(テスタメント)』『ISUCA』などを「最新話無料」で配信していて、有料会員のシステムがないので無料会員でも結構な画質で楽しめるサイトですし、相変わらずニコニコ動画とは違う魅力のあるサイトだとは思います。dアニメストアの有料会員と組み合わせると、互いに補完しあってカバー率が上がるカンジですね。


◆ 楽天SHOWTIME
 39作品中24作品を配信で、カバー率61%です。
 「最新話無料」が11作品、「有料配信のみ」が13作品、「特選アニメパック(月額) 」での見放題作品が2作品となりました。

 今季はGyaO!では配信されていない『蒼穹のファフナーEXODUS』を最新話無料で配信していたり、「特選アニメパック(月額) 」での作品が2作品に増えたりと、地味に前季よりは存在感があるとは思いますが……「この作品が最新話無料で観られるのは楽天SHOWTIMEだけ!」という作品がなくなってしまったので、使わない人にとっては使う必要のないサイトになっちゃいましたね……

 このタイミングでWii U向けアプリを配信したので使ってみようかと考えたのですが、楽天IDが必要とのことで面倒くさくてまだ1度も起動していません。





 ということで、5つのサイトを見てきました。
 全体的な傾向としては、「ニコニコ動画が横綱」「dアニメストアがニコニコ動画には出来ないことをやっている」という二強で、「バンダイナムコグループのコンテンツを抱えているバンダイチャンネル」「無料会員でも高画質で楽しめるGyaO!」がそこに続いているというカンジかなと思います。

 楽天SHOWTIMEは……うん。
 全体のリストのページだと、本来「最新話無料」の『シンデレラガールズ』に「最新話無料」の表記を忘れているとか。他4つのサイトと比べると、どうしてもサイト全体で気合が抜けているカンジがあるんですね……


 とは言え、利用者からすると「どれだけ数が揃っていても、観たいアニメが配信されていなければ意味がない」ので―――ニコニコ動画とdアニメストアが二強とは書きましたが、今季の話題を集めた『シンデレラガールズ』が「テレビ最速放送の30分後にライブ配信」「有料会員は全話見放題」のバンダイチャンネルが強い存在感を見せた季だったかなぁと思います。

 自分は以前から、「豊富な資金力で集めた豪華なラインナップを安価に提供するdアニメストア」と「価格競争では勝てないけど自社(関連会社)に強力なコンテンツを抱えているバンダイチャンネル」は、初代プレステとNINTENDO64の対決を髣髴とさせると書いてきたのですが―――その文脈で言うと、今季の『シンデレラガールズ』は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』みたいな位置だったかなと思います。

 とすると、『艦これ』は『ファイナルファンタジーVIII』か?



 さて、大事なお知らせ。
 夏アニメ、秋アニメ、冬アニメと新番組の「インターネット配信サイト対応表」を作り、結果を発表してきたワケですが……今回で最後にするつもりです。春アニメでは作りません。楽しみにしてくださっている人がもしいらしたら本当に申し訳ないですが、どうしてももう無理です。

 正式な時期はまだ決めていませんが、4月になったら病気療養のためにブログの更新も止めるつもりです。この対応表のように毎日パソコンにかじりついて最新の情報を更新する必要のあることは出来ないんですね。正直、自分以外に使っている人がいるのか、とも思っていましたし……これがイイ機会だと考えて、ここで一区切りとさせていただきます。

 半年間、ありがとうございました。


――3月11日22時35分追記――
 私事ですが、追記ごめんなさい。
 私としては、今まで定期更新していたブログを1~3週間更新停止させるというつもりで「ブログの更新も止める(とめる)」と書いたのですが、「ブログの更新も止める(やめる)」と読んでしまった人もいらしたみたいで。紛らわしくてゴメンなさい。

 新番組が始まる一番必要な時期にパソコンに張り付けないので「インターネット配信サイト対応表」を作ることは出来ませんが、1~3週間経ったらブログの更新は再開するつもりです。「ブログの更新も休む」と書いておけば良かったですね。

| アニメ雑記 | 17:56 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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『Zガンダム』のラストがどういう意味だったのか、ようやく分かった

※ この記事はテレビアニメ版『機動戦士ガンダム』全43話テレビアニメ版『機動戦士Ζガンダム』全50話劇場アニメ版『機動戦士Ζガンダム』三部作のネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。


 現在の自分はブログにレポート記事を書くために、dアニメストアの「見放題」サービスでアニメを観まくっているのですが……『機動戦士Ζガンダム』の劇場版三作品を観終えたので、今日はその話を書こうと思います。先にスタンスを書いておきます。私は「すげえ面白い!」と思いました。テレビ版の『Zガンダム』が好きでなかった自分が、劇場版を観て初めて「Zガンダムってこういう話だったんだ!」とも思いました。


 ガンダムシリーズを全く知らない人も、このブログを読んでいると思うので説明します。
 『機動戦士ガンダム』は1979年~1980年に放送されたテレビアニメで、本放送の時は色々あって打ち切りとなってしまいましたが、再放送やプラモデルの発売が爆発的な人気を生み、社会現象化して1981年と1982年には総集編の映画が三本公開されました。

 『機動戦士Ζガンダム』は、その人気を引き継ぐ形で企画されたガンダムシリーズ第2弾のテレビアニメで1985年~1986年に放送されました。以後、ガンダムシリーズは『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』『F91』……と続いて現在でもまだ新作が続く長寿シリーズとなったのです。

 劇場版の『機動戦士Ζガンダム』は、その20周年に合わせて企画された総集編映画で、2005年~2006年に三部作という形で公開されました。基本的には総集編なのだけど新作カットも多く、自分の感覚では“リメイク”と言ってイイくらいに作り直されたものだと思いました。



 私個人の好き嫌いの話をしますと……
 最初の『機動戦士ガンダム』はとても大好きです。通して5~6回観ていると思いますが、未だに新しい発見がありますし、それでいて「構造が分かりやすい」ところが自分の好きなところです。
 『機動戦士ガンダム』をものすごく噛み砕いて説明すると、たまたまホワイトベースという戦艦に乗り込んだ素人集団が、次々とやってくるジオン軍の追っ手と戦いながら成長していく話だと思うんです。バックボーンには深い設定があったりもするのですが、基本的には「追いかけっこ」と「少年少女の成長物語」だと私は思っています。


 それに比較して、『機動戦士Ζガンダム』はあまり好きではありませんでした。
 好きになれなかった理由を今回改めて考えてみると「何をやっている話なのかが分からなかった」からなのかなと思いました。“難解”というと私の読解力の問題ですが、そもそも“何も考えずに作っている話なんじゃないのか?”と私はずっと思っていたんですね。

 分かりづらいというのは、敵・味方がハッキリしないエゥーゴ・ティターンズ・アクシズの三つ巴の勢力だというのもあるのですが……
 私が思うに、『ガンダム』のホワイトベースの乗組員は素人集団だったために成長物語になったけど、『Zガンダム』のアーガマの乗組員は(カミーユ達一部のキャラ以外は)元々の軍人だというのが大きいと思うのです。ブライトやクワトロ大尉は言うまでもなく、エマさんもレコアさんも元々軍人で、カミーユの方が「プロの軍人の中に入った素人」という特殊なケースなのです。

 じゃあ、そうした歴戦の勇者達に囲まれたカミーユが一人成長していく話なのか―――と思って『Zガンダム』を観ちゃうと、よく分からない話になってしまうのです。
 カミーユって最初から無茶苦茶強いし、序盤からジャブロー攻略みたいな大掛かりな作戦に参加しているし、成長の余地があまりないキャラだと思うのです。人間性の成長としては、攻撃的だった性格がアムロやフォウとの出会いによって丸くなっていったところはあるのですが、それ以降のカミーユは「言うことを聞かないカツ」とか「思い通りにいかないサラ」とか「もうワケが分からないロザミィ」とかに苦しめられて報われることがないし。
 最終話のラストシーンまで行くと、結局カミーユは精神が崩壊してしまうワケで……「戦って戦って成長した先にあるものがコレかよ」というのが私の『Zガンダム』の感想でした。


 なので、『Zガンダム』の劇場版が公開されても10年間観ていませんでした。
 『Zガンダム』が元々好きじゃない、テレビアニメの総集編映画が好きじゃない、の二倍掛けで全然興味がなかったのですが……タイミング良くdアニメストアの「見放題」に入っていた(※1)ので、じゃあ話のネタにもなるだろうし観てみようかなーと視聴したのです。

(※1:3月31日までです。バンダイチャンネルの「見放題」も同様)


 そしたら、すげえ面白いの。

 元からテレビ版の『Zガンダム』が好きな人は正反対な感想を持つかも知れませんが……
 テレビ版の『Zガンダム』が好きではなかった自分にとっては、割と有名なシーンでも無駄なシーンは容赦なくカットして、逆にさり気なく追加されたシーンも多くて、とても分かりやすく再構成されていて。『Zガンダム』という作品が何を描いていた作品だったのかが、ようやく分かった気がしました。


 この記事を読んでから「じゃあ劇場版『Z』も観てみようかな」と思ってくださる人もいると信じていますから、決定的なネタバレは書きませんが……テレビ版からものすごく変わってしまったシーンも劇場版にはあって、当時それが宣伝として結構言われていたように覚えているのですが。
 私個人の解釈だと、確かに「起こっている出来事は違う」けど、「そのシーンが意味しているもの」はテレビ版の頃と一緒でそれを分かりやすくしただけかなと思っています。『エヴァンゲリヲン』の旧テレビ版と新劇場版が、「起こっている出来事が全然違う」けど「描かれているものには通じるものがある」リメイクなのと同じようなカンジかなと。



 『Zガンダム』って、『ガンダム』と裏表のような話だと思うんです。

 カミーユ・ビダンは、「アムロ・レイの再来だ」「アムロ・レイの再来だ」と言われていたけどアムロ・レイとは違う最後を迎えます。つまり、アムロになれなかった主人公がカミーユで、『ガンダム』になれなかったのが『Zガンダム』だったのだと思うのです。劇場版によって分かりやすくなったから私は今回初めて分かったのですが、元々そういうストーリーだったことに私が気付いていなかっただけじゃないかなと思います。


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○ アムロ・レイになれなかったカミーユ・ビダン
 ということで、『Zガンダム』のラストを説明するには『ガンダム』のラストから説明するのがイイのかなと思います。

 『機動戦士ガンダム』という物語は、たまたま住んでいたコロニーがジオン軍に攻撃されたアムロ・レイがガンダムに乗り、ホワイトベースの面々と共にジオン軍に追われながら逃げ続ける話です。
 故郷を失ったアムロは逃げ続ける旅の中で母に再会しますが、ジオン軍との殺し合いを続けている自分と母とはもう住む世界が違うのだとアムロは母の元を去ります。また、その後に宇宙に上がったアムロは父とも再会しますが、父はもう「尊敬できる父」ではなくなっていました。

(関連記事:アムロ・レイは誰を殺すのか
(関連記事:アムロが父との再会で見たもの

 「帰るべき故郷」も「帰るべき家庭」も失ったアムロは戦い続けるしかないのですが、戦場で出会った「帰るべき場所」になってくれたかも知れないララァ・スンのことも殺してしまいます。ずっと傍にいて見守ってくれていたフラウ・ボゥも、自分ではなくハヤトを選んだのだと知り、最終決戦ア・バオア・クーではガンダムも破壊され、ホワイトベースも沈みます。

 正真正銘全てを失ったアムロは「死」を受け入れますが、最後の最後にララァの声を聞いたアムロは、ホワイトベースのみんなを導き、自分も生き残ろうとします。「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。」と。


 『機動戦士ガンダム』という物語は、戦争によって「故郷」も「家族」も「愛する人」も奪われた登場人物達に「それでも生きていいんだ」と希望を与えるストーリーだったのです。

(関連記事:帰る場所を探すストーリー。 『機動戦士ガンダム』全話を視聴し直して



 さて、では『機動戦士Zガンダム』はというと……
 『機動戦士ガンダム』の第1話と『機動戦士Zガンダム』の第1~2話は意図的に似せて作られていると思うのですが、似せて作られているからこそ決定的に違うことが分かります。
 『ガンダム』のアムロは住んでいるコロニーがジオン軍によって攻撃されたことで「帰るべき故郷」を失い、自分も生き残るためにガンダムに乗って戦うしかなくなるのですが。『Zガンダム』のカミーユは戦争とか関係なく、ティターンズの人をぶん殴ってしまったから帰れなくなって、エゥーゴの潜入による混乱に乗じてガンダムMk-IIを強奪、コロニーに潜入した側のエゥーゴに付いて逃げていくのです。

 戦争によって故郷を失ったアムロと、自分のせいで故郷に帰れなくなったカミーユ―――実はこの二人の始まり方は正反対なんです。

 しかし、初めて乗り込んだガンダム(Mk-II)を乗りこなしたことで「アムロ・レイの再来だ」「アムロ・レイの再来だ」ともてはやされて、(自分がティターンズぶん殴ってガンダム強奪したせいだけど)帰る場所も失ったのでなし崩し的に戦争に参加していくのです。



 『キャプテン』で言えば、アムロは最初は大した実力もなくて周囲からもなかなか認められなかったけど、努力が実って急激な成長を遂げたことで周囲の信頼も得てカリスマ化していく谷口タイプで。
 カミーユは最初からとてつもない才能を見せていたことで、扱いにくい性格でありながら即戦力で試合に投入されて、徐々に周囲をかき乱すこともなくなっていくイガラシタイプってところかなと思います。


 アムロが戦争の中で全てを失っていったように、カミーユもまた戦争の中で様々なものを失っていきます。(自分がティターンズぶん殴ってガンダム強奪したせいだけど)故郷にはもう帰れず、両親も死んでしまい、旅の果てで出会い惹かれあったフォウ・ムラサメも死んでしまいます。

 そして、アムロとは決定的に違うことに……アムロには、まだ最後の最後に「ホワイトベースで一緒に戦ったみんな」が残っていて、「まだ僕には帰れる所があるんだ」の台詞に繋がるのですが。
 カミーユの場合、共に戦った仲間も次々と死んでいってしまうのです。アポリーが死に、カツが死に、ヘンケン艦長らラーディッシュの乗組員は全滅し、レコアさんが死に、エマさんが死に、クワトロ大尉も生死不明―――アムロには残っていた「帰れる場所」がカミーユには残っていなかったのです。


 カミーユとシロッコの最後の対決で、カミーユは死んでしまった人達の想いを乗せてシロッコに特攻をかけて見事に倒します。しかし、勝ったカミーユに何が残るのか。故郷もない、両親は死んだ、愛したフォウも死んだ、共に戦った仲間のほとんどが死んだ。
 精神崩壊というラストは、初めて観た時は子どもながらにショックでしたが……「精神が崩壊した」ことはあまり重要ではないのかなと、『ガンダム』のラストから繋げて観ると思うのです。


 大人達に「アムロ・レイの再来だ」「アムロ・レイの再来だ」ともてはやされて戦場に送り込まれたカミーユ・ビダンは、『ガンダム』最終話で全てを失ったと思っていたアムロに最後に残った「帰れる場所」すら残っていない、正真正銘「戦争によって全てを失ってしまった主人公」だったんじゃないのか――――

 それはつまり、カミーユ・ビダンはアムロ・レイになれなかったということなんじゃないのか―――



 ここまで読んでくださった人の中で、『Zガンダム』のラストを知っている人は「え?」と思われていることでしょう。敢えてここまで私は一切触れないように書いてきましたからね。それは、「カミーユはアムロになれずに全てを失ってしまった主人公だった」ということを先に書いておきたかったからです。


 しかし、

 全てを失ったカミーユの横に、最後にはファ・ユイリィが残った―――

 これこそが『Zガンダム』という作品が描いていた「希望」だったのだと思います。


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○ フラウ・ボゥにはならなかったファ・ユイリィ
 劇場版を観て改めて思いましたけど、『Zガンダム』という作品にはかなりの数の女性キャラクターが登場します。そして、その女性キャラクターの陰には男性キャラクターが配置されています。

 一番印象に残るのは、「女性を道具のように扱う男性キャラクター」と「男性に道具のように扱われる女性キャラクター」です。これは恋人関係に限らず。
 フォウ・ムラサメを操っていたのはベン・ウッダーでしたし、ロザミア・バダムに指示を出していたのはブラン・ブルタークで後にゲーツ・キャパになります。サラ・ザビアロフは言うまでもなくパプテマス・シロッコの道具でしたし、レコア・ロンドだってクワトロ・バジーナに利用されるだけの立場なのを嫌がってエゥーゴを抜けてしまいます。そこで向かう先がパプテマス・シロッコで、「結局そこでも利用されてるだけでは……」というのは言ってはならない。


 もちろん『Zガンダム』に登場する全ての女性キャラクターが男性に道具のように扱われているワケではなくて、「男性を鼓舞する女性キャラクター」もたくさん登場します。
 アムロ・レイを復活させたベルトーチカ・イルマは作中でもそう公言していましたよね。フラウ・ボゥはアムロを復活させられなかったけど、ベルトーチカ・イルマには出来たというのは象徴的。ジェリド・メサが幾度も立ち上がりカミーユに向かってきた背景には、ライラ・ミラ・ライラやマウアー・ファラオの存在があったからですし。ちょっと変則的な形ですけど、エマ・シーンへの想いがヘンケン・ベッケナーを駆り立てていたところもあると思います。


 ファ・ユイリィは、そういうキャラではないんですね。
 ファはカミーユを鼓舞しないし、カミーユはファのために戦うワケではありません。もちろんカミーユがファを道具のように利用することもありません。


 この辺、『ガンダム』におけるフラウ・ボゥとは対照的だなと思うのです。
 フラウ・ボゥは、戦いたがらなかったアムロを戦場に追い立てたこともあるし、逃げ出したアムロを追いかけてきたこともありました。結果的にそれがアムロを成長させてしまい、自分とは遠い存在になってしまったと思ったフラウ・ボゥはアムロの横から身を引くのですが。

 ファ・ユイリィはどうかと言うと……
 ファ・ユイリィは自分がパイロットとなって、カミーユの横に並ぼうとするのです。

 同じような「口うるさい幼馴染」ポジションで、同じように「母性の強いキャラ」として置かれていたファ・ユイリィですが、フラウ・ボゥとは対照的な行動を取っているのです。
 私はこれまで『Zガンダム』におけるファ・ユイリィの存在があまり好きではありませんでした。ファがパイロットになるってどんだけ人材不足なんだよというか。元から訓練を受けていたワケではない、カミーユのように特別な才能があるワケでもない、カツはまだ「前作のキャラが成長してパイロットになるのって燃えるじゃん」という理由で百万歩譲って認めるとしても、ファがモビルスーツに乗って戦う理由って何だろうとずっと思っていました。


 でも、フラウ・ボゥと対比して考えるとすごくよく分かるのです。
 「アムロ・レイの横にはいられなくなってしまったフラウ・ボゥ」に対して、「カミーユ・ビダンの横にいようとしたファ・ユイリィ」は“フラウ・ボゥのifの姿”だったと言えると思うのです。アムロをおだてて、叱咤して、母親のように接するのではなく、フラウがアムロとともに戦う道を進んでいたなら……ああいうラストにはならなかったというのがファだと思うのです。

 そして、ファのような立ち回りをする女性キャラは、『Zガンダム』の中では他に登場しません。強いて言うならマウアーは近いかも知れないけど、マウアーはジェリドを支えようとしていたのでファとはちょっと違うかなと。
 ファは離れてしまったカミーユに追いつこうとパイロットになって、カミーユの横に並ぼうとします。カミーユに利用される女にも、カミーユを支えるだけの女にもならず、カミーユと対等の立場で共に歩める女になろうとするのです。


 その結果、
 「戦争によって全てを失ってしまったカミーユ」の横に、ファは残れたのです。

 カミーユ・ビダンはアムロ・レイにはなれなかった。
 しかし、ファ・ユイリィはフラウ・ボゥに出来なかったことをやろうとした。


 劇場版は特にこの構造が分かりやすくなるように、カミーユとファのカットの直後に「アムロとフラウのカット」が入るんですね。別々のルートを進んだファとフラウが対比されて見えるように。



 様々な男女の姿が描かれて、ほとんどの女性キャラが死んでいったこの作品のラストにおいて、「男と共に肩を並べて歩めるように自立しようとした女」だけが残った―――というのは象徴的だなと思います。
 実はファ・ユイリィ以外にも戦場で生き残った女性キャラはいて、ハマーン・カーンもまた「シャア・アズナブルと共に肩を並べて歩めるように自立しようとした女性キャラ」と言えるかも知れません。「共に肩を並べて歩める」どころか「百倍速で追い抜いちゃった」くらいの関係性になってましたけど(笑)



 『Zガンダム』という作品を、私はずっと『ガンダム』のような作品として受け取ってしまって、だからこそ楽しめなかったのだと思います。劇場版で分かりやすくなったように、『Zガンダム』は『ガンダム』とは全く違うことをやろうとした作品だったと思うのです。
 「アムロ・レイの再来だ」「アムロ・レイの再来だ」ともてはやされたカミーユ・ビダンがアムロ・レイにはなれなかったように、『Zガンダム』は「『ガンダム』の続編だ」「『ガンダム』の続編だ」ともてはやされながら『ガンダム』のようにはなれなかった人達を描いていた作品だったのかなと。似通っているシーンやキャラ配置は、むしろその二つの差異が分かりやすくなるために描かれていたんじゃないかなと。


 それが分かって、今回劇場版を観てみて本当に良かったです。
 テレビ版から20周年で作られた劇場版を10年後に観て、今更ですけど(笑)。

 『Zガンダム』という作品がどういうものだったのか、ようやく分かった気がしました。


 よし!次は『ガンダムZZ』の総集編映画を作りましょう!
 今の技術でエルピー・プルのお風呂シーンを作り直すのだ!

 でも、アレも再構成することで化ける作品だとは思うんですけどね。来年が30周年ですし。


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| アニメ雑記 | 17:48 | comments:37 | trackbacks:0 | TOP↑

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ルールを覚えたからといって、どうすれば上手くなるのかが分からない

 実は、チマチマとWii Uの麻雀ゲーム『役満 鳳凰』をプレイしています。
 現在プレイしているゲームが行き詰って何も出来なくなってしまったこともあって(※1)、基本無料でプレイできるこちらのソフトを息抜きで始めました。無料だと1日1回という限定だけど、遊びすぎなくて済むので無料の方がありがたいような……

(※1:「攻略サイトを使うか悩んでいる」と以前の記事に書きましたが、結局昨日から使い始めました)


 私の麻雀の実力は、「出来ることは出来る」けど「強くはない」レベルです。
 『役満 鳳凰』のコンピュータ対戦で言えば、難易度「弱い」ならば大抵1位を獲れますが、難易度「普通」ならば2位か3位になるくらいです。


 麻雀をやらない人からすると、麻雀というゲームはまず「覚えなきゃならないルールが多くて大変」というハードルの高さを感じることと思います。
 用語が日本語でも英語でもないので、直感的に何を言っているかが分からないですからね。「ウーピンをポンするよりもチーソウ切ればメンタンピンのイーシャンテンだからリーチかければマンガンくらいはいくかも知れないけどダマテンの方がアガれるかもね」って言われても、麻雀知らない人には何が何やらだと思われます。
 また、「役」がないとアガってはいけないというルールなのに、「役」の種類がたくさんある上にこれも日本語でも英語でもないから覚えるのが大変というのもあるでしょう。初心者からすると、どうすればアガることが許されるのかすら分かりづらいという。

 なので、『役満 鳳凰』もそうですけど、大抵の麻雀ゲームには「初心者でもルールを覚えられるチュートリアルモード」が入っています。最初のハードルを超える手伝いをしてくれているんですね。


 しかし、その最初の「ルールを覚える」というハードルを越えたところでまた新たなハードルが待っているのです。
 私は「ルール」は大体分かります。中学生の頃に兄貴に仕込まれ、高校生の頃は友達としょっちゅう4人で麻雀していました。点数計算は今はもう覚えていませんが、当時は表を見ながらなら計算できました。


 でも、「強くならない」んです。全然「強くならない」んです。
 回数だけはそれなりにやっていると思うんですけど、「強くなる方法」が未だによく分からないままプレイしているから、常に同じくらいの成績しか残せないんです。

 『役満 鳳凰』の難易度「普通」のコンピューター戦でもそうですし、高校生の頃に友達と遊んでいた頃もそうなんですけど、ずっと私は「1位にはならない」けど「ビリにもならない」成績なんです。
 麻雀が分からない人にも分かりやすく説明しますと……自分の捨てた牌で誰かにアガられる(※2)ことはないのですが、自分がアガるよりも先に他の人がアガってしまうことがほとんどなので得点が増えません。その結果、大きく点数を失うこともないのだけど点数を増やすこともないので、ビリにはならないけど1位にもなれないという。

(※2:自分だけが得点を失うのでなるべく避けたい状態)


 どうすれば、他の人より先にアガれるのか―――
 友達と遊んでいた頃は「俺は運がないからだ」と思っていました。しかし、1日1回『役満 鳳凰』をプレイして、これだけ毎日2位か3位を続けているんだから、運ではなく実力なんだ思うのです。私は麻雀が弱い。そう思うようになりました。





 みなさん、得意な分野だったり一生懸命やっている分野だったりに当てはめればよく分かるんじゃないかと思います。「やらなければ上手くならない」と言われたから一生懸命続けても、ガムシャラにやっているだけでは上手くならないものです。以前、自分も「絵が上手くなる」ことをスキルポイントの割り振りで説明したことがあったっけ。

(関連記事:「どれだけ描いても絵が上手くならない!」という人へ


 麻雀だってそうだと思うんですね。
 私は、回数だけなら相当やっていることでしょう。しかし、ちっとも強くなりません。「強くなり方」が分からないんです。現状の自分の何がマズイのかも分からないんです。だって、現状でも私は「これがベストだ!」と思った戦い方をして、それで勝てないんですもの。どこを直せばイイのか、どこに注目すればイイのかもサッパリ分かりません。

 多くの麻雀ゲームには「初心者でもルールを覚えられるチュートリアルモード」が入っていますが、私が欲しいのは「ルールを覚えた初級者が強くなるコツを学ぶトレーニングモード」なのかもと思いました。
 そういうモードの入った麻雀ゲームはないのかなぁと思って前作Wii版の『役満Wii』のページを眺めていたら、あるじゃないですか!でも、WiiのWi-Fiコネクションは終了しているので今から買ってももう問題を受信できない!なんてこった!!

 どうして、最新作にはなくなっちゃったんでしょうね……




 さて、この話。
 当然、麻雀に限った話ではありません。

 例えば、格闘ゲームなんかは分かりやすいですよね。
 麻雀は「役」を覚えたら勝てるワケじゃなくて、「役」を全部知っていることが前提のゲームなように。格闘ゲームは「必殺技が出せる」とか「コンボを全部覚えている」とかが出来たからと言って勝てるワケではありません。
 よく「格闘ゲームというのは言ってしまえばジャンケンと一緒なんだよ」と言われるのですが、私には「どれがグーでどれがチョキでどれがパーなの?」「というか、どこがジャンケンポンのタイミングなの?」と全然分かりません。だから、全然勝ち方が分からないのです。

 『スマブラ』なんかは「必殺技のコマンドがなくて誰でも必殺技が出せるから楽に勝てるゲームでしょ」って言われるのですが、その条件は相手も一緒ですから!「必殺技が出せる」からと言って勝てるワケじゃありませんから!
 麻雀に例えるのなら、普通の格闘ゲームがコマンドを覚える手間が必要な麻雀で、『スマブラ』はコマンドを覚えなくても遊べるドンジャラみたいなもんかな。でも多分、ドンジャラにはドンジャラで「勝ち方」があって、上手い人・下手な人に分かれるんじゃないかと思うのです。私はドンジャラは生涯で1回しかやったことがないので知りませんけど。



 「このゲームは難しくて序盤で投げ出してしまった」なんて言おうものなら、ゲーマーの方々から「そのくらいで投げ出すなんて根性がなさすぎる!」「上手くなろうという意志がなくて、俺TUEEEEとだけ思っていたいのか!」「どんだけ自分中心に世界がまわっていると思ってんだ!」とボロクソに言われてしまうもので(実体験)。
 そう言えば、以前そういうことを書いて「一生懸命ゲームを上手くなろうと努力できない人間は何をやっても上手くいかないので勉強や仕事が出来るワケがない」と言われたことあるんですけど。「一生懸命ゲームやってる人」よりも、その時間だけ「一生懸命勉強している人」や「一生懸命仕事している人」の方が勉強や仕事が出来ると思いますよ。



 閑話休題。
 「投げ出す」ってのは、「上手くなり方が分からない」ってことだと思うんですね。

 例えば、「クリア出来そうだったけどギリギリのところでクリア出来なかった」なら「よし!もう1回だ!」とリトライ出来るじゃないですか。投げ出してしまう状況って「何度やってもクリア出来ないだろうな」とか「これ以上やっても上手くなりそうにないな」と思われているからだと思うのです。

(関連記事:私は(貴方は)そのゲームの魅力をちゃんと把握していますか?
(関連記事:「このゲームはどうやって遊ぶのか」を教えてくれるサイトのありがたさ


 「どうすれば上手くなるのか」が伝わることがゲームにとっては重要で。
 序盤で投げ出されるゲームというのは、「つまらないゲーム」でも「難しいゲーム」でもなくて、「どうすれば上手くなるのかが伝わっていないゲーム」なんじゃないのかと思うのです。

 逆に言えば、そういう人に「どうすれば上手くなるのか」が伝われば「このゲームはこんなに面白かったのか!」と一変する可能性も高いワケで。そういう人にするべきことは「答えを教える」とか「そのステージをスキップして先に進めるようにする」とかではなくて、「どうすれば上手くなるのか」を教えてあげることなのかなぁと思うのです。
 ゲーム内にそういうモードがあってもイイし、ゲーム外にファンが「上達のためのサイト」みたいなものを作るんでもイイですけど、少なくとも「序盤で投げ出される」には「序盤で投げ出される」だけの理由があるんじゃないかなと。


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 しかし、でも……自分に当てはめて考えても「どうすれば上手くなるのか」のお勉強ってあんまりしたくないんですよね……例えば、私は「麻雀が強くなりたい」と言いつつ、「麻雀が強くなるための本」を読んだりとか、「上級者の動画」を見て学習したりってことはやる気になりません。だって、「楽しい」思いをしたくてゲームをやっているのに、「苦しい」勉強なんかしたくないですもの。

 絵も、「色んな角度で100枚描くんだ!」みたいな練習は全然やらないっすね……自分。
 練習する時間があるなら1本の漫画を完成させようよと思ってしまいます。


 なので、初級者に「どうすれば上手くなるのか」を伝えるのも、「お勉強」ではなく「楽しい」と思わせなきゃならないので……難しいですよね。逆に言うと、たくさんの人に愛されているゲームってこれが出来ているってことなのかなぁと。

| ゲーム雑記 | 17:58 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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名作の魅力を現代に届けるためには

 現在の自分は、ブログにレポート記事を書くためにdアニメストアの月額会員になって「見放題」を観まくっています。とにかくもう観まくっています。これまでずっと観たかったのだけど観る機会を作れなかったアニメを片っ端から観まくっています。
 その中でも、1月の後半からチョコチョコと観続けていて、ようやく最終話まで観終わったこの作品の話題を今日は書こうと思います。


 『キャプテン』

 原作は1972年~1979年に月刊少年ジャンプで連載されたちばあきお先生の漫画で、その後に特番アニメや劇場版アニメが作られましたが、私が観たのは1983年1月~7月に放送されたテレビアニメ版でした。dアニメストアだけじゃなくて、バンダイチャンネルの「見放題」にも入っています。(※2015年3月1日現在は)

 私はリアルタイム世代ではないので、原作漫画もテレビアニメも全く観たことがありませんでした。ただ、私より上の世代では「バイブル」として挙げる人も多く、お笑い芸人さんにもこの作品を好きな人が多いですよね。
 確か、ビビる大木さんだったと思うんですけど……ラジオでゲストに来た人に「『キャプテン』で言えば誰派?」という質問を、「AKBで言えば誰推し?」みたいなテンションでしているのを聴いてすごく笑ったのと、ここで「○○派!」と答えられる人間になりたいなと、いつか絶対に読むか観るかしようと思っていたのです。


 で、今回dアニメストアで全話視聴したのですが……
 まず、ベースとしては「面白かった」というのは最初に書いておきたいです。
 特に主人公が「キャプテン」ということで、チーム内の意見の調整などに苦労するのがとても面白かったです。一例を挙げると、即戦力の天才肌の1年生が入ってきて、「1年生はレギュラーにしない」という前例を覆してでもレギュラーにしたいのだけど、そうするとチームを支えてきた2年生をレギュラーから外さなければならないという葛藤があるとか。

 なので、「試合以外の回」はすごく好きだったのですが……
 「試合の回」はそれほどテンションが上がりませんでした。表現としてはあまり良くない言葉だと思うのですが、「よくある展開が続くなー」というものだったんですね。



 これは、『キャプテン』という漫画がダメな漫画だということじゃなくて。
 恐らくなんですけど、『キャプテン』があまりにエポックメイキングで「野球漫画のあり方」を変えてしまったために、『キャプテン』以後に「主人公がとてつもない凡人」「魔球なんかは投げないけど努力と根性で実力を付けていく」「泥臭く、ボロボロになりながら試合に戦っていく」という野球漫画がたくさん生まれるんですね。

 『県立海空高校野球部員山下たろーくん』(1986年~1990年)とか、『名門!第三野球部』(1987年~1993年)とかは、多分そうだったんだと思います。
 前者は史上最低の野球部が、たまたま通りかかった名門野球部を「偵察に来た!」と勘違いして猛特訓をして名門野球部に挑むスタートですし。後者は名門野球部の戦力外だった三軍が一軍に立ち向かうスタートですし。名門野球部の二軍の補欠から転校して、その名門に挑むという『キャプテン』の谷口に通じるところがあると思います。


 私は子どもの頃、先にそちらを読んでいたんです。
 特に『山下たろーくん』は自分が初めてコミックスをそろえていった漫画でしたし、野球のルールも『山下たろーくん』を読んで覚えたほどでした。『山下たろーくん』が自分の中の原点なので、『キャプテン』を観てまず思ったのは「『山下たろーくん』っぽい!」でした(笑)。

 年代を考えればもちろん逆なんですけど。
 これ、迂闊な人だったら脊髄反射でつい「何だよこの『キャプテン』って漫画、『山下たろーくん』のパクリじゃねえかよ」とTwitterに投稿しかねないなーと思いました。


 名作だからこそ薄れてしまう味

 これは2012年に書いた記事です。
 多くの作品に影響を与えたような名作ほど、後の世代は「影響を受けた新しい作品」の方を先に知ってしまうので、「影響を与えた名作」を後から観ても「俺の好きな○○に似てる」くらいにしか思わないという記事でした。
 『ワンピース』の作者が『ドラゴンボール』から影響を受けているのは間違いないけど、『ワンピース』から入った若者が「『ワンピース』に影響与えた漫画なんだって」と『ドラゴンボール』を読んでみて楽しめるかは別の話だ……みたいな。



 私は、「これだけたくさんの漫画やアニメやゲームがあるのだから、アナタが楽しめるはずの作品にも気付かずに過ごしてしまっているかも知れない。だから、新作だけじゃなくて過去の作品に触れる機会も大事なんですよ」と言いたくて、昔のゲームの紹介記事を書いたり、バンダイチャンネルやdアニメストアの「見放題」のレポート記事を書こうとしたりしてきたワケなんですが。

 過去の作品に今から触れても、どうしたって当時の空気みたいなものは分からないんですよね。
 『ゼノグラシア』の記事もコレに通じる話ですけど、2015年の今だと『舞-HiME』『舞-乙HiME』がヒットしていた2005年のあの空気感はなかなか分からないですからね。



 『伝説巨神イデオン』(テレビ版は1980年~1981年、劇場版は1982年)を去年に全部観た際にも、基本的には面白かったんですけど、ラストだけはどうしても「これ、○○っぽいよなぁ……」と思ってしまったんですね。ネタバレになるので具体的には書きませんけど、後にヒットするロボットアニメとか、富野さん自身の後の作品とかにも似たような描写があるので……
 「当時は斬新だった」のかも知れないのだけど、2014年に観た自分は「割とありがちなラストだなぁ……」と思ってしまったんですね。理屈ではそうではないと思えるのだけど、じゃあ当時の人と同じように楽しめるのかと言ったらそうでもないワケで。



 流行に逆行した姿勢が、色褪せない傑作を生む!『クインティ』紹介

 逆に、後の作品に影響を与えもしていないし、続編も出ていないようなものは、何十年経っても「新しい」と思えるのかも知れません。『ドラゴンクエスト』1作目を今遊ぶと「最近のRPG」と比較しちゃって古臭さを感じるけど、『クインティ』は比較する対象がないのでずっと「新しい」という。


 それこそ『キャプテン』における「試合以外」の描写は『山下たろーくん』では描かれなかった話だったのですごく楽しかったですし、『イデオン』のラストに向かうまでの壮絶な展開は他の作品でも観ないような壮絶さだったのでとてつもなく楽しかったです。
 『ガンダム』の1作目がどうして今でも超面白いのかと言ったら、避難民を乗せて戦争でボロボロになった地球を逃げ回るあの埃っぽさは後のシリーズにはない要素だからだと思うんですね。老人が子どもの食事を盗んだりするとことか。逆に、当時は恐らく「斬新」だった「ロボットアニメで戦争を描くこと」は、今ではもう普通のことなのでそこに「新しさ」は感じられません。


 なので、名作であっても「真似されていない部分」は今でも普通に楽しめる――――というのは、何だか不思議な感覚だし、同じ作品を同じように「面白い!」と言っている人でもリアルタイムに楽しんでいた人と何十年越しに楽しんでいる人では観るところが全然違うのかもなーと。

 名作の魅力を現代に届けるためには、「当時斬新だったところ」「多くの作品に影響を与えたところ」だけでなく、「どの作品も真似することがなかった部分」こそ紹介していくべきで。そこにこそ、その名作だけの魅力が残るのかなーと思いました。


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○ 余談
 名作漫画を題材にした漫画『金魚屋古書店』には、12巻に『キャプテン』が出てくるエピソードがありました。『キャプテン』を観終わった後、そのエピソードを読み返してみたら……
 ボロボロになりながらも戦い続ける『キャプテン』のキャラクター達と、ちばあきお先生の生涯とが、村尾と村尾の父との結末にシンクロしている見事な話だったんだなと分かりました。

 『金魚屋古書店』も『テレキネシス』も、「題材になっている作品を知らなくても楽しめるよ」と思っていたんですけど、題材を知る前よりも題材を知った後に読み返した方が面白い回も多くて……
 また、『キャプテン』を楽しんでいた人の人生を見ることで、『キャプテン』という作品の感じ方に奥行きが生まれますし。

 こういうことも「名作の魅力を現代に届ける」行為なのかもなーと思ったり。


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