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変わらない価値のあるもの

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2017年2月の活動報告

 2014年からテレビにつなげっぱなしのハードディスクが、時々「オマエが接続を外したから録画停止させといたぜ」みたいなメッセージで録画してくれていないことがあって(もちろん接続は外していない)。
 そろそろ寿命なのかなー、3月末の改編期に合わせて新しいハードディスクに替えようかなー、そうだ次に録画失敗したら替えよう、と思った途端に録画失敗しなくなるのです。そして、恐らく改編期後も使い続けた5月くらいに録画失敗するパターンだコレ!

 みんな、録画用のハードディスクってどのくらいの周期で取り換えているのでしょうか?


<2017年2月の購入金額>
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 今年から「積み本・積みゲーを無闇に増やさないようにしよう」と消費を抑制していて、これでもセールになっていたゲームなども買わずに我慢したのですが……何故かこのタイミングで電子書籍の大型セール(ポイント還元キャンペーン)が行われて、またたくさん本を買ってしまっているという。
 これでもまだ「すぐに読まない本はセールだからと言っても今買わなくてもイイはずだ!」と我慢したんですけどね。



<2017年2月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):19冊
 紙の本:2冊
 電子書籍:16冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):1本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:0本
 スマートデバイス用ゲーム:1本

 ということで、購入本数もほぼ大半が電子書籍という。
 ゲームは……来月どかっと使う予定なので自制しました。ゲーム機本体を買いますからねー、とか言いつつiPad Proの価格に比べれば3分の1くらいの値段ですけど。


<2017年2月の読了数>
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◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):24冊(再読4冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:4冊(再読0冊)
 電子書籍:20冊(再読4冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):8本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:2本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

<積み電子書籍:漫画225冊、小説23冊、その他6冊
 → 積み電子書籍の合計は現在254冊です>
<積みゲー:Wii U&Wiiが23本+6本、3DS&DSが20本+3本、PSが9本、PCが11本、アプリが4本→ 積みゲーの合計は現在76本です>


 今月はかなり読了数が多めで「さぞかし積み数も減ったことだろう」とワクワクして数えてみたところ……積み電子書籍は先月の253冊から1冊増えて254冊、積みゲーは先月の74本から2本増えて76本と、ともに微増していました。な、なんで!?

 カラクリを説明すると、「電子書籍」の方はこの記事に書いたとおりに「新刊が出ても1巻から読み返す」ために再読が多くなって、再読では積み本は減らないのでその分だけ微増。
 「ゲーム」の方は、今までカウントし忘れていたゲームがあることに気付いたり、バレンタインのプレゼントでもらったり、兄貴から譲り受けたWiiからWii Uに移したりした結果―――数えてみたら先月より微増していたというオチです。まぁ、バレンタインでいただいた『俺屍』なんかは特に「いつかはやりたい」と思っていたゲームですし、よくよく考えれば本来の「積みゲー」の数を正確にカウントしただけとも言えます。前向き!


【今月のピックアップ】
LEGO(R)ムービー [Blu-ray]
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 今月のピックアップは、バレンタインのプレゼントでいただいた映画『レゴムービー』です。「プレゼントでもらったから気を遣って」とかではなくて、自分が今までに観たCGアニメ映画の中で一番好きな作品だと言えます!

 この作品の何がイイって、主人公が「没個性の平凡なキャラ」というのが、レゴの世界だから本当に「大量生産されている何の変哲もないキャラ」として説得力を持っているところです。これといった特徴もない、ただの作業員で、こういうキャラはごまんといる――――


↑ これが映画の主人公のエメット。


↑ これが普通に売っている「名もなき清掃作業員」

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<画像はWii U用ソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>
↑ これがチェイス・マケインが「現場作業員」に変装したところ


 ディティールはちょっとちがうところもあるけれど、パッと見ではエメットは「どこにでもいるモブみたいなキャラ」なんですね。実際すっごく冴えないし、主人公らしいところが何もありません。この作品に出てくるキャラはレゴだからこそ共演が実現できた超豪華なキャラクター達という中で、敢えてコイツが主人公というのが熱いのです。


 アメリカのCGアニメ映画って、「主人公が序盤はイヤなやつ」→ 「事件に巻き込まれつつ、“誰か”と出会って徐々に考え方が変わる」→ 「最後は人間的にも成長して事件も解決してハッピーハッピー」というストーリーが多いし、それはまあ王道ではあると思うのですが。
 自分はこの「主人公が序盤はイヤなやつ」というのがあまり好きじゃなくて、その後に改心したといっても第一印象が悪いから「それって不良が子犬を助けたからイイやつと勘違いしちゃうのと一緒じゃねえの?」とイマイチ応援する気になれなくて。

 そこを考えると、エメットは「どうしようもないやつ」だけど「イヤなやつ」ではないし、やっぱりどこか「どこにでもいる」「俺らみたいなやつ」に思えて最初から憎めないんですね。だから応援したくなるし、このキャラが主人公で良かったと思います。


 この映画に出会えて本当に良かったですし、プレゼントをくださった方には感謝です。


<2017年2月のゲームプレイ時間>
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 積みゲーを崩しまくれた今月は、ゲームのプレイ時間もかなり多めになりました。まぁ、Wii Uは『Wii Fit U』と『Amazonビデオ』が結構な時間だったりはしますが……ここにカウントしていないWiiモードの『ドラクエIII』と『サイレントデバッガーズ』が加わると、かなりの時間になりそうです。

 Nintendo Switchにはこういう「プレイ時間ランキング」みたいな機能はあるんですかね?『Nintendo みまもり Switch』で自分の記録を管理するというのも手ですが……





<2017年2月のブログ>
【漫画】
『三ツ星カラーズ』1~3巻が面白い!/クソガキ女子小学生ってやっぱりかわいくて面白い!
【アンケート】漫画の新刊が発売されたら、すぐにその巻から読めますか?

【アニメ】
シリアスな社会的テーマを、ファンタジーというクッションをはさんで描くこと
「好きな作品」と「好きなキャラがいる作品」はビミョーに違う
初心者のための“深夜アニメの追いかけ方”講座

【ゲーム】
アナタがオンライン対応で遊びたいファミコン・スーファミのソフトは何ですか?
Miiverseとは何だったのか
Wii Uが完全には成しえなかった「TV画面を使わなくても遊べる据置機」を実現したNintendo Switch

【ゲーム実況】
ゲーム下手ながら実況プレイで『サイレントデバッガーズ』をクリアしました!【跡地】
『スーパーマリオメーカー』告知用の記事

【その他】
Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと
Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!

 ↑の記事に書いた通り、アクセス数至上主義から脱却するために毎月書いていた「今月のアクセス数トップは~~」はもう辞めようかなと思っているのですが。そうすると何を基準に「自分の書いた記事」を評価して良いものか判断が難しいんですね。ちなみに今月のアクセス数トップはMiiverseの記事でした(笑)。

 付いたコメント数とかはてなブックマークの数で判断すると、「炎上した記事」の方が圧倒的に付くのでアクセス数で判断するのと変わりませんし。例えば「死ね」「糞」「ゴミ」みたいに書かれたコメントを数えて、「今月一番評判良かった記事はこれだー!」って言うのも違う気がしますしね。
 そこまで極端ではないにしても、コメントは「面白かったです」とは書き込まれにくくて、「ここ間違っていますよ」みたいな指摘の方が多くなりやすいですし。はてブとかは「自分も意見を語りたい」記事に付きやすいですし。これらも記事が評価されている基準として考えるのには向いていないと思います。


 「読んだ人の満足度の指標」としては、TwitterのRT数がそれに近いかなーとは思ったものの。Twitterをやっていない人の満足度は測れませんし。RT以外の方法で広めてくれている人もいますし。全体をカバーすることは出来ていないようにも思えます。「この記事をTwitterで言及している人が何人います」と表示された頃なら良かったんですけどね……

 ちなみに「RT数1位」もMiiverseの記事でした(笑)。


 コメント数1位は、『スーパーマリオメーカー』のコース募集の記事
 はてなブックマーク数1位は、Wii Uの「TV OFF-PLAY」の記事でした。


 こんな風に複数の基準での1位を見ていくってのが、まずは現実的ですかねぇ。




<2017年2月の創作活動報告> 
・電子書籍用新作漫画4話の下描きは16ページまで終了
・電子書籍用新作漫画4話のペン入れは16ページまで終了
・2月のカラー絵練習は『三ツ星カラーズ』の絵を描きましたー

 2月は日数が少ないこともありますが、カラー絵に時間が喰われて漫画の方があまり進みませんでした……「短い時間で仕上げる」ことも大事にしなきゃいけませんね。基本的に「漫画」じゃない「イラスト」を描くのって苦手なんですよねぇ、精神的に。漫画は話で勝負するという言い訳ができるけど、イラストは「絵が下手なくせに何イラストなんか描いてんの?思いあがってんの?」という声が聞こえてくるようで。

縮小2

 まぁ、ここにも載せるんですけどね。
 この1年間のカラー絵練習のテーマは「背景も描く」「トレースは使わない」です。背景付きのカラー絵を描けるようになるために1年間ガンバルつもりなのですが、この絵は早速「キャラはそれなりに描けたけど背景がイマイチ」という自己評価になりました。思ったよりも地味……な背景になってしまったのですが。

 怪我の功名というか、何というか、
 私、この絵を描いてようやく「自分が何故カラー絵が苦手なのか」が分かった気がします。


 普段白黒の漫画を描いているせいで、その延長線にカラー絵を考えているところがあったんですね。

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 私は漫画もイラストも、実際に描き始める前に必ず同じサイズの紙にコンテを描きます。ここで「どういうアングルで」「どういう構図で」「どういう大きさで」「どういう表情で」みたいなことを試行錯誤して、何度も描き直して、最終的に「これだー!」と思ったものが出来てから原稿用紙に描き始めます。

 しかし、このコンテでは「どういう色で」出来上がるのかが考えられていないんですね。
 白黒の漫画ならばそれで問題がないのだけど、カラーのイラストでは「全部塗り終わったけど思ったより地味だな……」となってしまうのです。ちゃんと描き始める前に、完成形の色が見えるコンテを描くことが自分には大事なのかなと思いました。3月はそれを踏まえて、iPad Proで色付きのコンテを描こうかと思います。


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初心者のための“深夜アニメの追いかけ方”講座

 この記事が公開される予定の日曜日夕方には既に終わってしまっていると思うのですが、2月24日の正午から今季話題のアニメである『けものフレンズ』1~6話の48時間限定無料配信がGyaO!で行われていました。
 「なんだよ、ヤマナシ!もっとはやくいってくれよ!まったくつかえないやつだな!」と、『サイレントデバッガーズ』のレオンみたいなことを言う人は、ニコニコ生放送で3月3日の夜から1~8話一挙配信があるのでそちらをチェックするとイイと思います。あと、レオンは自分で戦ってください。



 超初心者のための“深夜アニメの楽しみ方”講座
 超初心者のための“深夜アニメの選び方”講座
 超初心者のための“深夜アニメの切り方”講座

 今から5年前の2012年にこんな記事を書いていました。
 2012年の夏アニメ『TARI TARI』に感動して、でもTwitterのタイムラインを見てもあまり観ている人がいなくて、アニメを観る人がもっと増えたらイイのにと思って「初心者のためのアニメ講座」を始めたのでした。こういった記事は2015年までは書いていたのですが、まあ色々あって書くのを辞めていました。その傷は未だに癒えていないし、この記事もまた色々言われるのかも知れませんが。



 Twitterなどで話題になっている今季のアニメと言えば、なんといっても『けものフレンズ』です。

 自分がTwitterでフォローしている普段アニメを観ない人が、「話題になっているから」とニコニコ動画の有料動画で配信されている回を全部観てハマっていたのを見て衝撃を受けましたし、率直な気持ちを言えば「悔しい」と思いました。
 というのも、私は毎季アニメが始まる前に「注目のアニメ」を7本選んで紹介しているのですが、『けものフレンズ』は完全にノーチェックだったんですね。「なにをやってるんだ、ヤマナシ!オマエがえらんだ7ほんのなかにはけものフレンズがはいっていなかったぞ!まったくつかえないやつだな!」とレオンに思われているにちがいありません。レオン、オマエこそジャンプユニットとオートチャージャーを早くよこせ。

 自分が期待している2017年の冬アニメラインナップ


 ですが、何十本とある新アニメの中から放送前に「話題になるアニメ」を予想するのは本当に難しいんです。『けものフレンズ』だけでなく、この5年間の間に逃してきた話題作は数え切れません。
 自分が観ていないアニメが世間で話題になっている時、川向うのお祭りが盛り上がっているのをただただ眺めているような寂しさがあって……そこで「途中からでも祭りに参加するぜー!」と川を泳いで向こう岸に行くみたいに、「5話からでも構わないから観るぜー!」という人もいるのですが。私は漫画の新刊が出るたびに1巻から読み返す人なので、それも出来ず。そもそも毎季「注目の作品」と紹介している身としては、話題の作品を紹介できていなかったことがただただ申し訳なくて。


 だからこそ今、「深夜アニメを後からでも追いかける方法」を語ろうじゃないかと思いました。
 『けものフレンズ』の例のように、普段アニメを観ていない人も「話題になっているから」と観たくなるケースがあるのだと思いますし。そういう時に「1話から観ていないしな……」「ヤマナシが7さくひんのなかにえらばなかったからな……」と諦めるのではなく、話題になってからでも追いかける方法を書きます!





1.「一挙配信」をやってくれるのを待つ
 今回の私のケースはこれ。
 この記事を書き始めている木曜日夜の段階ではまだ観られていませんが、GyaO!の金曜日正午~日曜日正午までの期間限定無料配信で私は『けものフレンズ』の1~6話を観終わって、この記事は日曜日夕方に公開されていると思います。この無料配信があることが分かっていたので、7話はテレビ放送を録画しておきました。

 話題性だったり資本力だったりスポンサーだったりによって「作品による」のですが、深夜アニメにはこんな風に「見逃していた人が後からでも追いかけられるための期間限定の一挙無料配信」を行う作品が結構あります。ニコ生が多くて、GyaO!はたまに、最近はAbamaTVでもあるってカンジですかね。


 「なにをいってるんだ、ヤマナシ!そんなきかんげんていのはいしんなんて、きづかないままおわっていたりするぞ!まったくつかえないやつだな!」というレオンの言うことも尤もで、例えばGyaO!のこの『けものフレンズ』の配信も知らないまま終わってしまったという人もいると思うんですね。

 どうやってそういう期間限定配信を知るのかというと……作品の公式Twitterとか、作品の公式サイトの「お知らせ」欄を小まめにチェックするのが一番確実です。


 『けものフレンズ』は2月15日の時点で、2月24日の6話までの無料配信と、3月3日の8話までの一挙配信を告知していました。公式Twitterを見ていれば分かるんですね。








 自分が観ている作品はどうなのかなーとチェックしたところ、『小林さんちのメイドラゴン』は3話終了時点でニコ生で、5話終了時点でAbemaTVで一挙配信をしていたみたいですね。「4~7話上映会」というのは、後から追いかける用途にはちょっとアレかと思いますが。

 また、これはいつから始まったのか公式Twitterを見てもよく分からなかったのですが、GyaO!なら2月28日まで全話無料配信中みたいですね。まだ、まだ何とか今からでも追いかけられますよ!!


 ただ、個人的な話をすると「ニコ生の一挙配信」ってあまり得意じゃないんですね、私。何時間もモニターを観ていると目が疲れちゃうし、生で観ていると途中トイレとかにも行けないし、セリフがよく聞き取れなくても巻き戻してもう一度聞いたり出来ないし。なので、1番に紹介しておきながらあんまり使ったことがなかったりします(笑)。



2.「有料会員は見放題」で観る
 こちらは私にもなじみの方法。

 こちらも対象になるのかは「作品による」のだけど、観たい作品が対象ならば(生放送とちがって)時間に縛られることなく気楽に観ることができます。色々なサイトでやっていると思いますが、私が過去にブログで紹介したことのあるバンダイチャンネルとdアニメストア、そこから急激に勢力を伸ばしてきているAmazonプライムビデオの3つを紹介します。

 「見放題」対象の作品は、有料会員になっていれば全話好きなだけ観ることが出来ます。
 これらのサービスは「過去の名作」が全話見放題だけでなく、「現在放送中の作品」も配信された回までは全話見放題になったりするんです。対象の作品は限られていますし、「テレビ放送」よりかはちょっと遅れての配信になることが多いですけどね。


Amazonプライムビデオ(年会費:3900円)
亜人ちゃんは語りたい
昭和元禄落語心中(2期)
青の祓魔師 京都不浄王篇
クズの本懐
この素晴らしい世界に祝福を!2
政宗くんのリベンジ
鬼平
ガヴリールドロップアウト
セイレン
南鎌倉高校女子自転車部
CHAOS;CHILD
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
霊剣山 叡智への資格
ハンドシェイカー
BanG Dream!
ピアシェ~私のイタリアン~

 今季の作品で言えば、全部で16作品。
 Amazonのプライム会員は「他の用途で有料会員になっている」人も多いでしょうから、感覚的には「無料でこれらの作品が見放題」と言えるかも知れませんね。『亜人ちゃん』なんかもそうですが、最近は「ネット配信はAmazonプライムビデオ独占」という作品も出てきているので、気付けばAmazonプライムがないと生きていけない体になっていそう。

(関連記事:黒船に飲み込まれるアニメのインターネット配信サイトとサムライたち



バンダイチャンネル(月額:1080円)
あいまいみー~Surgical Friends~
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期
エルドライブ 【ēlDLIVE】
ACCA13区監察課
政宗くんのリベンジ
南鎌倉高校女子自転車部
アイドル事変
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
けものフレンズ
セイレン
ガヴリールドロップアウト
TVアニメ「Rewrite」2nd シーズン
ちるらん にぶんの壱
ピアシェ~私のイタリアン~
うらら迷路帖
ハンドシェイカー
One Room
BanG Dream!

 今季の作品で言えば、全部で18作品。
 アニメ見放題サービスの中では月額1080円というのは高額なのですが、「ここでしか見放題になっていない作品」があるのが魅力のサービスですね。というか、『けものフレンズ』見放題対象なのかよ!!

 みんなが「けものフレンズのためにニコ動に課金した」「けものフレンズのニコ動での再生数が○○を越えた」みたいなことを言っていたので見放題はどこででもやっていないのだと勘違いしていました。まぁ、バンダイチャンネルに月額1080円払うよりニコ動に1話216円払った方が、ある段階まではお得ではあるんですけどね(この辺は後述します)。

 1080円はちょっと高く思えるかもですが、例えば「3月だけ有料会員になって3月の間に全話観ちゃう」と考えるとレンタルDVDなどが出るのを待つよりも早いし安いです。注意としては、バンダイチャンネルの有料会員は「カレンダーの月ごと」なので月が替わったばかりの3月1日とかに有料会員になることをオススメしますが。

(関連記事:初心者のための“アニメ見放題”講座(バンダイチャンネル編)



dアニメストア(月額:432円)
政宗くんのリベンジ
ガヴリールドロップアウト
SPIRITPACT スピリットパクト
TVアニメ「Rewrite」2nd シーズン
アイドル事変
この素晴らしい世界に祝福を!2
SUPER LOVERS 2
風夏
うらら迷路帖
ちるらん にぶんの壱
セイレン
あいまいみー~Surgical Friends~
ナンバカ
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 第2期
にゃんこデイズ
エルドライブ
ハンドシェイカー
けものフレンズ
ACCA13区監察課
One Room
MARGINAL#4 KISSから創造るBig Bang
ピアシェ~私のイタリアン~
AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-
南鎌倉高校女子自転車部
霊剣山 叡智への資格
CHAOS;CHILD
スクールガールストライカーズ Animation Channel
BanG Dream!


 今季の作品で言えば、全部で28作品。
 『小林さんちのメイドラゴン』のような「各話期間限定の配信」の作品は除きました。

 というか、『けものフレンズ』はこっちでも見放題対象じゃないですか!
 バンダイチャンネルは価格の差があるとしても、dアニメストアは「2話分」観れば元が取れるのにどうしてみんなニコ動で観るのだろう……コメントがあるからなのだろうか(自分はアニメ観る時はコメント消しちゃいます)。お気に入り数を見ても、『けものフレンズ』は他と比べても特にすごいというワケでもないんですね。『けものフレンズ』ブームの層と、dアニメストアの会員の層はあまりマッチしていないということか。

 それはそうと、今季のアニメに限って言えば「バンダイチャンネルの完全な上位互換」じゃないですか……「ここでしか見放題になっていない作品」なんかバンダイチャンネルにはなくて、バンダイチャンネルで見放題な作品はdアニメストアでもすべて見放題で、更に作品が多くて、価格が半額以下。どうしたんだバンダイチャンネル、もっと頑張れよ!dアニメストアはもっと話題になれよ!

(関連記事:初心者のための“アニメ見放題”講座(dアニメストア編)



3.1話ごとに課金して観る
 「一挙配信」も「見放題」もやってくれない作品を観たい時や、例えば1話だけ見逃しちゃったんだけど……という時は、1話ごとに課金して観るという手もあります。
 記事の序盤に書いた『けものフレンズ』を後から追いかけるためにニコニコの有料動画で観たという人は、これにあたります。ニコニコ以外でも1話ずつの有料配信はやっていますが、ここではニコニコを例に出して紹介しますね。

 けものフレンズ [第1話無料] - ニコニコチャンネル:アニメ

 『けものフレンズ』は第1話は無料。
 第2話以降はニコ生で観れば無料ですが、今日の記事で話題にしている「過去回を観たい」場合は1話ごとに216円ですね(未来永劫見られるわけではなくて視聴期間は2日間)。話数が進むと、2~6話の5話で864円(14日間)というお得パックも出ていますね。

 バンダイチャンネルは月額1080円、dアニメストアは月額432円ですから……例えば7話まで配信されている今から『けものフレンズ』全話観ようとしたら「見放題」で観た方が得なのですが、まだ3話放送前とかなら「1話は無料配信で観て、2話は216円払って観て、3話はニコ生で観よう」とした方が得ではあるんですね。

 つまり、話数が少ない段階で追いかけたい時ならば、「見放題」よりも安く追いつけるんです。




4.いっそのこと、最初から全部録画しておく
 これは今季のアニメには今からでは使えない手です。実行するなら来季から。

 アニメファンの中には、リアルタイムに追いかけるのではなくて、始まるアニメは片っ端からハードディスクに全部毎週録画にして保存しておいて、話題になっているもの・評判のいいものだけを後から追いかけて観るという楽しみ方をしている人もいます。
 これならば「今季は『けものフレンズ』が話題だからコレ観るかー」と追いかけることが出来ますし、評判のいい作品だけを観るので時間の無駄にならないという考え方も出来ますね。

 ハードディスクの容量をものすごい使うので、生半可な覚悟では出来ない究極の手段とも言えます。


 私は1回これをやろうとしたんですけど、私は「ハードディスクに未視聴の番組が恐ろしい勢いで溜まっていく」のが性格的に耐えられなくて1回でやめました(笑)。「観ないで消す」のももったいない気がして、結局ほとんどの作品の第1話を観てクタクタになりましたしね……そのおかげで『ごちうさ』のような普段だったら観ないようなアニメに出会えた恩恵はありましたが。


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1.「一挙配信」をやってくれるのを待つ
 メリット:無料で視聴できる
 デメリット:視聴できる時間・タイミングが限られている、やってくれる作品も一部

2.「有料会員は見放題」で観る
 メリット:観たい話数が多い場合はお得、時間に縛られずに観られる
 デメリット:少額とは言え有料、全ての作品が「見放題」になっているワケではないし、配信されるサイトもバラバラ

3.1話ごとに課金して観る
 メリット:1話観るだけならリーズナブル、多くの作品が対応
 デメリット:話数が多くなるとお得ではなくなる、最近は「見放題独占」で1話ごとに配信しない作品も増えている

4.いっそのこと、最初から全部録画しておく
 メリット:放送されている全作品を網羅できる、時間にも縛られない、機器が揃っていれば無料で出来る
 デメリット:アニメが放送されない地域ではキツイ、ハードディスクの容量を圧迫するし、ハードディスクの不調で録画できていないこともなくもない


 メリット・デメリットを考えて、それぞれの「性格」と「資金力」と「観たい作品」と「話数」とを考えて手段を選ぶとイイと思います。あと、自分で自分に反対意見を言いたいときはレオンに「なにいってるんだ、ヤマナシ!」と言わせるとイイということを学びました。これは便利だ。

(関連記事:ゲーム下手ながら実況プレイで『サイレントデバッガーズ』をクリアしました!【跡地】

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【アンケート】漫画の新刊が発売されたら、すぐにその巻から読めますか?

 恐らく「作品によるよー」「出ている巻数によるよー」と思われるでしょうから、「続き物のストーリー漫画」で「発売された新刊は5巻」で「まだまだ完結しそうにない」という“架空の作品”に条件を統一しましょうか。

 楽しみにしている漫画の新刊が発売された際――――
 アナタはそれを心待ちにしていて、発売日に買って、「さあ読むぞ!」という時に、すぐに5巻から読み始めますか?それとも1巻から通して読み返しますか?


※ 投票の受付は終了しました



 私は、自分が少数派だと予想しているのですが、私は「1巻から通して読み返さないと気が済まない」んです。何故なら「前巻までの内容を覚えていられない」から。
 一番キツイのはキャラクターの名前で、当然知っているでしょというテンションで語られるキャラの名前が一体誰だか分からないまま読み進めて「その内また出てくるだろう」と思ったらその後に出ないままその巻が終わっちゃって「結局誰だったんだ、ソイツは!」と悶々としてしまったり。

 こういうことを書くと、「おじいちゃん、おひるごはんはもう食べたでしょ?」とか「本当に頭が悪いんですねー、早く死んでください」とか言われそうですが。
 今、自分の本棚(電子書籍も含む)にある「まだ完結していない漫画」でかつ「続きを買う意志のある漫画」を数えてみたら、全部で44作品ありました。その上、現在観ている今季のアニメが6本、Amazonプライムで観ているアニメ・特撮が3本、ハードディスクに溜まっている映画も観なきゃいけないし、積みゲーが70本以上あるし、続きものの小説も読んでいるし。


 そんなにたくさんのストーリーとかキャラとか、覚えていられないんですよっ!!

 メディアマーカーに感想をメモっておけば、1つ前の巻までの記憶がよみがえるかなと思ったのですが……「感想をメモする」ことに時間を割けないので、感想がどんどんどんどん「面白かった」「次も読みたい」と簡略化していって、数か月後にそれを読み返しても全く内容が分からなくて(笑)。


 だからもうイイや!と覚悟を決めて、新刊を読む際には1巻から読み返すことにしました。
 例えば『ダンジョン飯』の4巻は2月15日に発売ということが分かっていたので、2月13に1巻から読み返してちょうど2月15日に4巻が読めるように調整していました。そのおかげで「あぁ!あの時のあのキャラがここでこうなってこうなっているのか!」と分かって、1巻から読み返して本当に良かったなーなんて思ったのですが。

 しかし、当然のことながら1巻から読み返すのは時間がかかるので……電子書籍版が2月17日に発売された『かぐや様は告らせたい』の4巻は、買ったはイイけど1巻から読み返す時間がないのでまだ読んでいません。刊行ペースの早い作品なので、今ではもう「5巻が発売された時に1巻から読み返せばイイかなー」なんて考えていて。


 4巻とか5巻ならまだマシな方で……連載が続いていって20巻や30巻と出てしまっている作品は、1巻から読み返すには1か月まるまる費やすくらいの時間がかかってしまうので容易に読み返せず、新刊が出て買っても読まないことが続いて、最終的に「俺は何巻まで読んだんだっけ」「ここに並んでいるのは最新刊までそろっているんだっけ」が分からなくなって。

 もういっそのこと完結したら1巻から全部一気に読もう!と考えて――――
 それで実際に完結したのに、全巻揃えてはいても、読む時間がなくて読めていない作品も多くて。




 こんな風に悩んでいる人は世の中にどれくらいいるのかな、と思ってアンケートを取ってみたくなったのです。

 私とは逆に「すぐにその巻から読み始める」という人は、長期連載の作品の細かい伏線とかを覚えていられずに読んでいることも多いと思うんですね。古い話ですけど、『20世紀少年』が完結した際、最後に明かされた真相に「え……?誰?」とキョトンとした人が多かったという話を聞いて「やっぱそうなのかー」と思ったことがありました。私は巻数が増えた辺りから「1巻から読み返す時間」がなくて追いかけられなくなって、完結してから1巻から全部一気に読んだので「あー、やっぱりあの時の○○が真相だったかー」と思ったのですが、最終回だけとか最終巻だけを読んだ人はそんな伏線を覚えていなかったのだろうし。

 「全巻一気に読む人」と「最新刊だけ読む人」では、評価が変わるってことがあるのかなーなんて思ったのです。


※ 3月15日追記:
 結果が出たので、記事を書きました。

 【アンケート結果】漫画の新刊が発売されたら、すぐにその巻から読めますか?


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Wii Uが完全には成しえなかった「TV画面を使わなくても遊べる据置機」を実現したNintendo Switch

 この話はNintendo Switchの発売後、実際に何週間か遊んでから書いた方がイイかとも迷ったのですが……「Wii Uの総括」として書いておかなければならないと思ったので、Nintendo Switch発売直前のこのタイミングで書きます。



◇ Wii U前の「据置ゲーム機」
 DSを遊ぶのに相応しいのは外?それとも自宅?
 据置ゲーム機のメリットって何なんだろう?

 これらの記事を書いたのは2009年3月―――
 Nintendo Switchどころか、Wii Uもまだまだ影も形もない時期の記事です。
 国内ゲーム市場の話題としては、この前の年末商戦で『Wii Music』と『街へいこうよ どうぶつの森』が振るわずにWiiが失速、PS3も『FF13』発売前でまだ浮上せず(この年の9月に値下げをして12月に『FF13』発売)、「据置ゲーム機どうすんのこれ……」という時期でした。


 家でゲームを遊ぶ場合でも、携帯ゲーム機はホント便利です。テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能です。
 それに比べて据置ゲーム機は、テレビに線を繋いで、テレビ画面を占拠して、テレビの前にドカッと座りながらでしか遊べませんでした。

 携帯ゲーム機と据置ゲーム機、どっちを遊ぶ?……と考えたら、携帯ゲーム機のメリットが多すぎて、据置ゲーム機は不自由極まりないじゃないか!というのが、2009年3月の記事でした。



 Wii Uが挑む相手は「据置型ゲーム機不要論」である

 そして、2011年6月にWii Uが発表されます。
 巨大な画面がドンと構えているコントローラが“顔”となり、コンセプト映像は「テレビ画面でマリオを遊んでいたけど、家族が野球を観たいと言うのでゲームパッドの画面に切り替えて続きを遊ぶ」シーンから始まりました。
 ゲームの画面を「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられることによって、据置ゲーム機でありながら“テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能”になると思ったのです。


<以下、セルフ引用>
 『ドラクエ』だったら「ながらレベル上げ」
 『どうぶつの森』だったら「ながら果物拾い」
 『ゼルダ』だったら「ながらミニゲーム」


 もちろんソフトによって色んな使い方があると思います。
 でも、まず僕が真っ先に嬉しかったのは、「据置型ゲーム機だと遊ぶのが苦しくなってきたソフト達」に救済の道を見せたことです。時間のかかる箇所はテレビのチャンネルを変えて液晶コントローラで「ながらプレイ」、大画面で遊びたい箇所はテレビの大画面でプレイ。

</ここまで>

 しかし、それは……今にして思えば「勝手にそう期待してしまっただけ」だったように思えます。「このゲーム機ならこんなこともこんなこともこんなことも出来ますよ」という幾つかのコンセプトの中の一つが全部そうなると思い込んで、実際に出てきたものはそうではなくて失望してしまったというか。



 実際には、Wii Uのゲームって「テレビ画面がないと遊べないゲーム」も結構あったんですよね……



◇ 発売されたWii Uの現実
 Wii Uが発売されてからの4年間で、私が「TV画面を使わないでゲームパッドの画面だけで遊んだゲーム」はそれはもうたくさんありました。
 『Wii Fit U』、『トライン2』、『ブタメダル』、『クニットアンダーグラウンド』、『役満 鳳凰』、『THE 密室からの脱出2』、『リトル インフェルノ』、『スーパーマリオメーカー』……バーチャルコンソールのソフトや、Wiiモードでのソフト、Miiverseやeショップやブラウザなどなど。

 「最初から最後までゲームパッドの画面のみで遊んだ」のではなく、例えば『スーパーマリオメーカー』は「コース作りはテレビのニュースをつけっぱなしにしてゲームパッドの画面でプレイ」して、「他の人が作ったコースに挑戦するときはテレビ画面でプレイ」というカンジに使い分けていました。
 時間のかかる作業的なところはゲームパッドの画面で、真剣にやりたいところはテレビ画面で―――と、Wii U発売前に夢みたとおりのことが出来ていました。




 しかし、こうやって“「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられる”ゲームばかりではなくて、「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」の二画面をフル活用したゲームは、両方の画面を使うため、テレビなしで「ゲームパッドの画面だけで遊ぶ」ということが出来なかったんですね。

 『ニンテンドーランド』の幾つかのゲーム、『レゴシティアンダーカバー』、『Splatoon』、『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』、『幻影異聞録 #FE』……私が遊んだゲームの中だけでも、これらのゲームは二画面をフル活用したゲームだったため、「ゲームパッドの画面だけで遊ぶ」ことが出来ませんでした。


 「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」とは何だ?

 これは2014年2月に書いた記事です。
 Wii Uの発売が2012年12月ですから、Wii U発売から1年3か月が経過したタイミングの記事ですね。

 私はそれまで「今までのゲームがWii Uゲームパッドがあったから遊びやすくなった」のならそれは立派に「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」と言えると思っていました。他機種では右スティック操作なのがWii Uならばタッチペンで操作できるとか、他機種とちがってテレビを使わないで遊べるとかが立派に魅力になると思っていました。

 しかし、任天堂自身は、「それでは新しいゲーム機を買ってはもらえない」「Wii Uでしか実現できないゲームがないと買ってもらえない」「Wii Uゲームパッドがなければ実現できないゲームがないと買ってもらえない」と考えて……そこから出てきたのが『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』だったんですね。
 まぁ、『Splatoon』は続編がNintendo Switchで、『スーパーマリオメーカー』は3DS版が出ているので、Wii Uゲームパッドなしでも実現できてしまっているような気もしますが(笑)。


 『Splatoon』なんかは「二画面をフル活用したゲーム」で、ゲームパッドの画面にリアルタイムの勢力図が表示されるだけでなく、「ここにトルネードを撃つ」とか「ここのビーコンにジャンプする」など大きなタッチパネルに常に勢力図が表示されていることを活かしたウェポンがありました。
 『Splatoon 2』は二画面ではなくなるので、勢力図はボタンで切り替えることで代用していますが、トルネードやビーコンは出せないためスペシャルウェポンやサブウェポンは入れ替えになるみたいですね。『Splatoon 2』が面白いゲームになることはもちろん期待していますが、『1』の上位互換というワケにはいかなくて、きっと「あー、トルネードやビーコンのあった『1』が懐かしいなー」みたいに懐古する人も出てくるんだろうなーと思います。私はどちらも使いこなせなかったので別にイイです!



 しかし、『Splatoon』のように「二画面をフル活用したゲーム」はテレビ画面を使わなければ遊べません。せっかくWii Uは「画面付きコントローラ」を持って、テレビ画面の前に拘束されることから解放されると思ったのに、「Wii Uならではのゲーム」を作ろうとしたらテレビ画面の前にまた拘束されてしまうのです。

 流石に『Splatoon』のオンライン対戦をテレビを観ながら遊ぼうとは思わなかったので『Splatoon』は別にイイのですが、『レゴシティアンダーカバー』とか『幻影異聞録 #FE』の「ブロック探し」や「ダンジョン探索」は時間がかかるのでゲームパッドの画面だけでも遊べるようにして欲しかったとも思いました。
 でも、『レゴシティアンダーカバー』も『幻影異聞録 #FE』も、「主人公が持っている端末」をWii Uゲームパッドに見立てていることで「ゲームの主人公」とプレイヤーをシンクロさせているゲームなので「Wii Uならではのゲーム」を作ろうとした結果なんですよね……『レゴシティアンダーカバー』は他機種に移植されますけど、あの演出はどうするんでしょう。


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<画像はWii Uソフト『レゴ®シティ アンダーカバー』より引用>

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WiiU_screenshot_GamePad_0131D.jpg
<画像はWii Uソフト『幻影異聞録♯FE』より引用>


 先日Miiverseについて“「色々な機能」を持たせたが故に、それぞれがそれぞれの足を引っ張ってしまったところが多かったと思う”という記事を書きましたが、実はWii Uゲームパッドも同様のことが言えると思うのです。

 どうしてWii Uに「画面付きのコントローラ」を付けたのかという話は、2011年のE3で公開された「社長が訊く」に詳しく書かれています。

・テレビの電源が入っていなくてもすぐに中身の情報が見られる
・だれかが家のテレビを見ていても、ゲームパッドの画面だけでも遊べる
・「相手に自分の画面を見せずに遊ぶ」と「みんなが同じ画面を見て遊ぶ」を組み合わせられる
・情報画面とゲーム画面が両方映っていることで、かなり便利に遊べるゲームがある
・テレビ画面に近づかないと見えないようなものも手元で見られる
・ジャイロセンサーが入ったのでザッパーと組み合わせられる
・文字入力が快適になる
・「自分が絵を描く画面」と「人に見せる画面」に向いているサイズはちがう


 たった1ページに「画面付きのコントローラがあればあれも出来る、これも出来る」と語られていて、宮本イズムと言われる「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」を実現させたアイディアだったと思うのですが……しかし、それらの複数の機能がお互いに干渉しあってうまく作用しなかったのはMiiverseと似ていて。


 「Wii Uゲームパッドがあれば、あれも出来る、これも出来る」という使い方の筆頭だった、「テレビ画面を使わなくてもゲームパッドの画面だけで遊べる」と「テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びが出来る」の二つは相反していて――――

・テレビ画面を使わないでゲームパッドの画面だけで遊びたい人にとっては、『Splatoon』や『幻影異聞録』や『レゴシティアンダーカバー』がテレビ画面必須だったのが不満で、
・テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びを期待していた人にとっては、二画面を活かしたゲームが少なかったのが不満で、

 「両方できる」ようにしたせいで、どちらの人にも不満を持たれてしまったように思うのです。




 Wii Uというゲーム機は結局のところ、「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」という考えに捉われすぎたゲーム機だったんじゃないのかと思います。




◇ そこからのNintendo Switch
 さて、ここからは未来の話です。
 Wii Uは「テレビ画面を使わなくてもゲームパッドの画面だけで遊べる」と「テレビ画面とゲームパッドの画面の二画面の遊びが出来る」の両方ができるゲーム機で、その二つが相反してしまったのですが……Nintendo Switchは「二画面の遊び」の方は切り捨てて、「テレビ画面を使わなくてもNintendo Switch本体の画面だけで遊べる」方に特化したんですね。


 もちろんWii UとNintendo Switchでは仕組みがちがいます。
 Wii Uは本体が据置ゲーム機で、そこからゲームパッドに電波を飛ばして「あたかも携帯ゲーム機のように」遊べるゲーム機でした。なので、本体からの電波が届く範囲内でしか遊べませんでした。
 Nintendo Switchは本体がタブレット端末のような板で、言ってしまえば「携帯ゲーム機そのもの」なのですが、ドッグに格納することでテレビに出力することも出来ます。だから、世界中のどこにだって持ち運んで遊べることが出来るのですが。


 想定されている遊ばれ方としては、「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べるというものなので、Wii U発売前に私が期待した“ゲームの画面を「テレビ画面」と「ゲームパッドの画面」のどちらにも自由に切り替えられる”を引き継いでいるとも思うのですね。

 しかも、今回は「二画面の遊び」を切り捨てました。
 「二画面の遊び」がなくなってしまったことには少しの寂しさがありましたし、「二画面だからこそ遊びやすくなるゲーム」はたくさんあったろうにとは思うのですが……切り捨てたおかげで、今回は恐らくすべてのゲームが「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べるんです。

 Wii Uでは不完全だったものが、Nintendo Switchでは完全になるのです。






 任天堂が公開しているNintendo Switchの映像やTVCMは、恐らく「Wii Uとの差別化」を図るために、「家ではテレビ画面を使って遊ぶ」「外ではNintendo Switchの画面で遊ぶ」といったカンジに家と外での使われ方を分けて見せています。


 しかし、実際に発売されて使ってみたら、私はWii Uのように「家の中でも「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊べる」ことが大きな長所になると思っています。
 “テレビを使わなくても遊べるから「テレビをつけっぱなしにして観たい番組が始まるまでの合間にプレイ」とか、画面が自由に動かせるから「ベッドで寝ころびながらのプレイ」とか、水回りにさえ気を付ければ「お風呂やトイレでのプレイ」だって可能”といった携帯ゲーム機のような使い方はもちろん。例えば、文字入力が続くところは本体を取り出してタッチパネルで文字を入力するとか、パーティゲームだったら例えば一人の人が携帯モードで(他の人に見せずに)隠したアイテムを残りの全員がテレビの大画面で探すみたいなことも出来ると思うんですね。









 2017年2月現在、任天堂が公開しているNintendo SwitchのTVCMの内の幾つかには、冒頭に「テレビ画面に映っていたゲーム画面が、ドックから本体を引き抜いた途端に本体の方に続きの画面がシームレスに移行する」シーンが入っています。任天堂の開発者のインタビューなどを見ると、この「シームレスに移行する」ことは重視していたみたいなのですが……

 この「シームレスな移行」って、単に「家ではテレビモードで遊べて、外では携帯モードで遊べる」というだけなら特に必要もない技術だと思うんですよ。TVCMのようなシチュエーションで「遊んでいたゲームを中断して外に持ち運ぼうとする」のなら、むしろスリープモードに入ってくれた方が嬉しいはずですもの(笑)。
 この「シームレスな移行」がありがたいのは、むしろ家の中で「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊ぶ時だと思うんですね。ずっとテレビ画面でゲームを遊んでいたけど、そろそろ野球の試合が始まるからNintendo Switch本体の画面に切り替えて遊びたいとか。逆に、レベル上げ作業はベッドで寝転がりながらプレイしていたけど、ボス戦に挑むときはテレビの大きな画面に切り替えて遊びたいとか。『どうぶつの森』のマイデザインのところだけ、テレビ画面からNintendo Switch本体の画面に切り替えてタッチパネルで操作したいとか。

 Wii Uのように“家の中で「テレビ画面」と「Nintendo Switch本体の画面」を自由に切り替えて遊ぶ”ことを想定しているから、「シームレスな移行」になるように作ったのだろうし、映像やTVCMで繰り返し見せているのでしょう。



 そういう意味では、Nintendo Switchは「Wii Uを否定するもの」ではなくて「Wii Uのコンセプトを正統に引き継いで完璧にしたもの」と言えると思うのです。




 「二画面の遊び」の方は切り捨ててしまいましたけどね……
 コストを考えると難しそうではあるのですが、「二画面の遊び」はスマホ連動と上手く合わせて復活しないかなーと妄想しています。例えば『幻影異聞録』はイツキ君がスマホを取り出したらWii Uゲームパッドに「イツキくんが見ているスマホの画面」が映るようになっているのですが、それを本当に「自分のスマホ」に映せるようになったら面白そうじゃないですか。

 一つ一つのゲームごとにアプリを用意するのはコストを考えると採算が取れなさそうですけど、例えば『どうぶつの森』みたいに「ゲーム機用のソフト」も「スマホ用のアプリ」も両方ヒットすることが見込めるシリーズは、「スマホ用のアプリに、ゲーム機用ソフトのセカンドスクリーンになる機能がある」みたいな仕込みができると思うんですね。


 まぁ、Wii Uの時も「Wii Uで『どうぶつの森』が発売されたらこんなことが出来るにちがいない!」と本体発売前から妄想していたら結局ソフトは出なかったので、Nintendo Switchでも『どうぶつの森』が出るかは分かりませんけどね!


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| ゲーム雑記 | 17:59 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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「好きな作品」と「好きなキャラがいる作品」はビミョーに違う

 バレンタインで忙しくて(こう書くとすごくモテる男みたいだ)ブログで取り上げるのが遅くなってしまったんですが、先週Twitterでこんな話が話題になっていました。







 これ、とてもとてもとてもよく分かります。
 「作品が好き」と「その作品に出ているキャラが好き」が同一視される傾向があるけど、「好きな作品」はあくまで「作品として好き」なだけであって「好きなキャラがいる作品」とは限らないんですね、私の価値観では。

 例えば、私は毎年3月末に「この1年間で観てきたアニメの中で好きな作品」をトップ5形式で書いてきましたけど、昨年1位に選んだ『響け!ユーフォニアム』(1期)も、一昨年1位に選んだ『SHIROBAKO』も、特にすごい好きなキャラがいるワケではありません。ストーリーが好きだとか、作品に込められているメッセージが好きだとか、画面がキレイだから好きだとか、「もう、みんながんばれ」と応援したくなるから好きだとかってだけで、特に好きなキャラがいたワケじゃないんですね。

 これ、実は『きんモザ』とか『ごちうさ』みたいな「日常系アニメ」でもそうです。特に誰が好きだというワケではなくて、あの空間というか「優しい世界観」が好きで観ていました。今季で言えば『メイドラゴン』もそんなカンジです。

(関連記事:“悪意”が存在しないアニメを観たい時
(関連記事:やっぱり僕は『ごちうさ』に癒される


 でも、「作品が好き」と「その作品に出ているキャラが好き」をついごっちゃにしてしまうことってあると思うんですね。自分ではそうではないのに、例えば誰かがTwitterにしょっちゅう『ラブライブ!』のにこちゃんの絵を描いて投稿していたら、「この人は『ラブライブ!』が好きなんだな」と思ってしまうと思うんですね。その人、実は「にこちゃんは好きだけど作品として『ラブライブ!』は好きではない」可能性だってあるのに。

 ウンザリするような話なので、もうあまり語りたくないんですけど……「アニメが好きだ」と言うと「アニメ観ながらオナニーしているんだね」と思う人がいるって話もコレにつながると思います。
 作品としての評価が「キャラが好き」「キャラでシコれる」くらいしかない人には、私達がどんなに「ストーリーが」「演出が」「画面のキレイさが」「世界観が」「空気感が」という話をしても納得してくれないんですね。「作品が好き」と「その作品に出ているキャラが好き」が一緒な人には、それが一緒でないというのが理解できないんでしょう。

 「アニヲタは3か月ごとに嫁をコロコロ変える」とかもそうで、新番組が始まったからそれを観ているだけなのに「嫁を変えた」と外から言われるという。嫁探しのためにアニメ観ているワケじゃねえよ!!



 ただ、「作品が好き」と「その作品に出ているキャラが好き」が同一でない私でも、「出てくるキャラが全員嫌いな作品」を好きになるかというと精神によほどゆとりがある時でないとなれないし、「好きなキャラがいる作品」はストーリーがそこそこでも許せてしまうところがあるので、ハッキリと線引きがしづらいところもあります。

 『ユーフォ』とか『SHIROBAKO』とか『きんモザ』とか『ごちうさ』とか『メイドラゴン』は、私にとっては、アイドルファンの使う「箱推し」とか「DD」に近いのかなぁと思います。
 「俺、ももクロ好きなんだよね」「へぇ、誰推し?」「いや、別に誰を推してるとかなくて、純粋に歌っている曲が好きなんだけど」「嘘つけよ!好きなコがいなければユニットを好きになんてならないだろう!」みたいに理解してもらえないのに近いのかなと。アイドルにだって「そのユニットとしての物語」があってそれが好きな人もたくさんいると思うんですけど。



 それと逆の話で、「好きなキャラがいる作品はストーリーがそこそこでも許せてしまう」例を挙げると、『ラブライブ!サンシャイン!!』なんかは「ストーリーはほぼ旧作と一緒」だったのでそれほどのめりこんだワケじゃなかったのですが、キャラが好きだったから毎週楽しみに観ていました。これは「推しのコが一人いれば曲がイマイチでもCD買っちゃう」みたいなことなのかなーと。ちなみに私は「曜×千歌」推しです。

 そもそも「キャラが好き」というのにもいろんな種類があるものです。男である私から見た女性キャラへの「好き」も、「かわいいからずっと眺めていたい」「人間的に尊敬する・かっこいい」「応援したい・幸せになって欲しい」「このキャラとこのキャラでイチャイチャして欲しい」と様々な種類の「好き」がありますし。
 「性的にも好きかどうか」はそれぞれのキャラでちがうし、性的に好きなキャラでも「このキャラは百合キャラなので男と絡むエロ同人誌は読みたくない」みたいなキャラもいます。


 例えば私、『SHIROBAKO』がものすごく好きだったんですけど、あのキャラ達でエロイことを考えられるかというと難しくて……放送終了後に公式から発売されたエロイ画像の抱き枕カバーとかは、「いや……『SHIROBAKO』ってそういうアニメじゃないじゃん」とヒいちゃうところがありました。





 もちろんコレは「私の捉え方」なので、人によっては『SHIROBAKO』のキャラをエロイ目で見られるのだろうし、それが悪いという話ではないです。
 私がこの記事で言いたかったのは「同じ“好き”という言葉でも、その意味は使う人によってビミョーに違う」ということと、「それを踏まえないと「そのアニメが好きだってことはそのキャラでオナニーしているってことですね!」というトンチンカンなことを言ってしまいかねない」ということです。





 そう言えば、どうして「作品が好き」と「その作品に出ているキャラが好き」が同一視されるのかって話なんですけど……
 同じ作品の「ストーリーが好き」という人と「キャラが好き」という人を比較すると、例えばイラストなり漫画なりコスプレなりの二次創作をする人は「好きなキャラ」で(を)表現することが多いでしょうし、グッズなんかも「好きなキャラ」のものが買われやすいのかなーと思います。フィギュア、トレーディングカード、キーホルダー、抱き枕カバーなどなどはキャラごとに発売されますしね。

 つまり、「ストーリーが好きな人」は目に見えないけれど、
 「キャラが好きな人」は可視化されやすいし、グッズを売る対象にもなりやすいからかなと。


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| アニメ雑記 | 17:54 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゲーム下手ながら実況プレイで『サイレントデバッガーズ』をクリアしました!【跡地】

1月7日~2月18日の間に、ニコニコ生放送でゲーム実況プレイを行い、『サイレントデバッガーズ』を最初から最後までプレイしました!





【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・えい
・えー
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ドラゴン
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・爆発
・万歳


 ニコニコ生放送中にこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。

 この記事は「『サイレントデバッガーズ』の告知用の記事」でした。
 次のソフトからはまた別の記事を用意するつもりです。

↓ ログは「続きを読む」で。

≫ 「続きを読む」

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!

 詳しい経緯はこちら。

 Amazonの「ほしい物リスト」を公開しようかと考えています
 Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと

 Amazonには一つ一つの商品を「今はまだ買わないけど、忘れないようにリストに加えておこう」という機能があるのですが、このリストを公開リストに設定することで他の人に買ってもらうことが出来る上に、なんならリストに入っていない商品も贈れるため「貴方のおすすめの商品を贈ってください」みたいな使い方も出来るのです。

 これを使えばいわゆる「福袋開封配信」みたいなことが出来て面白いなと思ったのと、「リア充のためのイベント」「だから爆発しろ」みたいに言われがちなクリスマスとかバレンタインを妬むんじゃなくてもっと面白いイベントに出来ないかと考えたのと、後でまた詳しいことを書きますがブログとか配信とか創作活動をしている人達はもっともっとAmazonの「ほしい物リスト」を公開した方がイイんじゃないかと布教するためにこの企画を考えました。


 あとまぁ、ブログ開設してから2017年1月1日で10年経ちましたからね。
 「10年も頑張ったんだから、何かくれよ!!」という気持ちも正直ありました(笑)。


 ということで、いつもの通り開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。




 ↓ テキスト版はこの後です。

≫ 「続きを読む」

| ひび雑記 | 17:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと

※ 生配信終了に伴い、「記事タイトル」を変えて、格納していた文を「本文」にして文章を再構成しました。

 Amazonの「ほしい物リスト」を公開しようかと考えています

 昨年10月に書いたこの記事の通り、今年は2月14日のバレンタインデーに向けてAmazonの「ほしい物リスト」を公開にして「TENGA」とか!「TENGA以外のジョークグッズ」とか!「リストに入っていないオススメのもの」とか!をバレンタインデーのプレゼントにくださいという企画をしました。

 その結果を書くのは別の記事にするとして、この記事では「Amazonの「ほしい物リスト」を公開しようと思っている人」が気を付けたいこと、及び「Amazonの「ほしい物リスト」を公開している人にプレゼントしようと思っている人」が気を付けたいことを書いていたので、それを記録として残しておこうと思います。



◇ 「ほしい物リスト」を使って“贈る側”が気をつけたいこと

 匿名・住所非公開でアマゾンのほしい物リストからプレゼントを送る方法[2016年版]レインボートイボックスさんの記事)

 「ほしい物リストを使ってプレゼントを贈ったり贈られたりしたいけど、個人情報が知られちゃうんじゃ……」と不安な人も多いんじゃないかと思います。私もぶっつけ本番で公開することになってしまったので不安ですが、一応調べたことをメモ代わりに載せておきます。

・「ギフトの設定」のチェックを外す
・お届け先がちゃんと“贈られる側”になっているか確認する
・クレジットカードではなく、Amazonギフト券などで料金を支払う


 「ギフトの設定」にチェックを付けると「ギフトメッセージ」を添えることが出来るのですが、“贈る側”の住所・氏名も載ってしまうらしいんですね。なので、匿名で贈りたい人は「ギフトメッセージ」を諦めて、「ギフトの設定」を外しましょう。

 また、クレジットカードで決済をした場合は明細書に“贈る側”の住所・氏名が載ってしまうケースがあるそう。コンビニで売っているAmazonギフト券など、Amazonのポイントで決済をするとどうも“贈る側”の住所・氏名は載らないとの情報です。

 まぁ、この辺の仕様は日々変化もするのでインターネットを検索しても情報が錯綜しているところもあります。「実際に使ってみないと分からない」というのが正直なところです。中にはAmazonに登録している住所をデタラメな住所に書き換えてしまえばOKという情報も出てきたのですが、それはそれでAmazonから荷物が届かなくなるような……(笑)。


 私にプレゼントを贈ってくださるときは、住所・氏名が記載されていてもすぐにマジックで塗りつぶして読めないようにするつもりです。当然、ニコ生で開封配信をするときにも、そうした個人情報は見えないように配慮します。なので、私相手にはそんなに気にしなくてもイイかな……と言って信じてもらえるかは、これまでの私がどれくらい信用されているか次第なのでみなさんに任せます。

 個人的には「ギフトメッセージ」が付いていたらそれはそれでうれしいですし、そっちはニコ生の開封配信で読み上げたら盛り上がるかなと思います。もちろん読める範囲のものだったら、という話ですが。





◇ 「ほしい物リスト」に入っていないものを“贈る”方法

 アマゾンでカラーコーン“だけ”を贈る方法(Togetterまとめ)

 これは別に「僕にもカラーコーンを贈ってね!」ということではありません。
 プレゼントを贈りたいけど、この人が公開している「ほしい物リスト」には贈ってあげたいものがない―――みたいなこともあると思うんですね。「オススメの哲学書を贈りたいのに、コイツのリストにはTENGAしか入ってねえな」みたいな。

 なので、私の場合も「ほしい物リスト」に入っていないものを贈ってもらっても構いませんよっと。ニコ生で開封配信をするということは、そういう「予期しないもの」を贈ってくれたら面白いなと思いますんで。
 オススメの本、漫画、DVD、ゲームソフト、ボードゲーム、お菓子……何でも構いません。ただし、贈ってもらえるのは「Amazonが販売しているもの」に限ります。Amazonにある商品であっても、Amazon以外の会社が販売している商品は贈れない設定にしてあるからです(これは後で説明します)。


 やり方としては……
・「ほしい物リスト」から、“贈られる側”が欲しい商品をカートに入れる
→ “贈る側”が贈りたい商品もカートに入れる
→ レジに進んで、お届け先がちゃんと“贈られる側”になっているか確認する
→ 配送方法を選ぶ画面で、「数量を変更または削除する」をクリック
→ “贈られる側”が欲しい商品をカートから削除
→ 次に進んで、注文確定


 ただし、これは2015年の情報らしくて、2016年にやってみたらAmazon側が対策して出来ないようになっていたという説もあります。私も試してみて追記しようと思いますが、もし対策されていた場合は「“贈られる側”が欲しい商品」と「“贈る側”が贈りたい商品」をセットで贈ることにしましょう。


※ 1月22日追記:ほかの人にプレゼントを贈る際に試してみました。
 「カラーコーン」ではありませんでしたが、「ほしい物リスト」に入っていない商品“単独”で贈ることも出来ました。普通にオススメ商品だけを贈ることが出来るということですね。





◇ 「ほしい物リスト」を使って“贈られる側”が気をつけたいこと

 ここまで「私にTENGAをー!TENGAを買ってくりー!」と私だけが贈ってもらう話を書いてきましたが、この企画は“Amazonの「ほしい物リスト」を使ってバレンタインデーにTENGAを 贈 り 合 う 風習が出来たらいいな”という企画です。これを読んでいる人にも、バレンタインデーに合わせてAmazonの「ほしい物リスト」を公開して欲しいのです。


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 私が“贈る側”に立って注文するとき用のギフト券も買ってきました。
 予算に上限はあるので無尽蔵にというワケではありませんが、足りなくなったらまた追加で買ってくる予定です。

 だから、みなさんもTENGAの入ったAmazon「ほしい物リスト」を公開してください!
 ブログなどをやっている人は私と同じようにブログで公開してもイイですし、「ブログやっていないよー」「ブログやっててもアクセス数が0だから誰も買ってくれないよー」という人はこの記事のコメントやトラックバックで教えてください。私も日参しているブログは注意深く探しますが、それでも見落とすことはあるかもなので、トラックバックを送ってもらえたら確実です。

 「私は女だからTENGAもらってもうれしくないんだけど……」という人はirohaを「ほしい物リスト」に入れてください!そして、ホワイトデーの日に開けてください(笑)。


 TENGAやiroha、もしくはそれと同カテゴリーのジョークグッズが入っている「ほしい物リスト」が、この企画の参加条件です。それで贈られてくるのが、カラーコーンだとか、オススメの哲学書だとかって可能性もありますけどね!


 住所・名前バレなし!Amazonのほしい物リストを匿名で公開する方法嗚呼、学習の日々さんの記事)

 んで、Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際に気を付けたいのがこの辺りです。

・氏名は「ハンドルネーム」にする
・住所の最後に「○○様方」と自分の本名を書く
・第三者の出品の商品の発送同意書はチェックを外す(Amazon以外の業者からほしいものを贈る場合、住所氏名を知る裏技みたいなものがあるので、Amazon以外からは発送しないようにする)
・「リンクをシェア」に設定して、「シェアする」ボタンを押して出てきたURLをコピペ


 これで多分OKなはず。
 先ほど「贈ってもらえるのは「Amazonが販売しているもの」に限ります。」と書いたのはこれが理由です。Amazon以外の業者が販売しているものをプレゼントしてもらうと住所・氏名がバレる可能性があるので、私はAmazonが販売しているもの以外は贈れない設定にしてあります。「リストに入れた時はAmazonが販売していたのに、その後にAmazonでは品切れになって他の業者からしか買えなくなった」みたいなこともあるかと思いますが、その時はゴメンナサイ。そちらの商品は贈れません。
 まぁ、これも「匿名にして贈ってもらいたい」場合に気を付けたいという話なので、「別に住所がバレても困らないやー」という人は気にしなくてもイイでしょう。ちなみに「都道府県」はどうあがいても非公開には出来ないそうです。




 とりあえず、書いておかなければならないことは以上かな。
 「ほしい物リスト」を公開するのも、「ほしい物リスト」を利用して誰かにプレゼントを贈るのも、私は初めてですし……ネットで調べた情報はあくまで「以前の話」なので、その後にAmazonの仕様変更があった可能性もあります。実際にやってみて気付いたことなどがあったら、どんどんこの記事に追記していこうと思います。

 また、「やってみたけど出来なかったよー」とか「ここがよく分からないんだけどどうすればイイの」みたいな質問がありましたら、コメントで書いてください。私はこの企画で、Amazonの「ほしい物リスト」を公開する人が増えて欲しいので、「分からない」という情報も共有して解決させていきたいです。

| ひび雑記 | 20:00 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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Miiverseとは何だったのか

 今年3月3日にいよいよ発売されるNintendo Switch。
 海外からの情報ではチラホラ言われていましたが、先週の4Gamer.netさんの『Splatoon2』プロデューサー野上恒さんへのインタビューで「Nintendo SwitchはMiiverseに対応していない」と明言されました。国内でこの情報が出てくるのは、恐らく初めてかな……?



【Nintendo Switch 5週連続インタビュー(1)】「Splatoon2」編。あれから2年が経った“イカの世界”で,また新たな戦いの日々が始まりそうな予感

<イカ、引用>
4Gamer「前作だとフェスのときにはMiiverseに投稿されたイラストがゲーム内でも表示されたりしていて,すごく楽しかった記憶があります。ああいった機能は用意されるのでしょうか? というか,Nintendo SwitchにMiiverseはあるんでしょうか?

野上氏「Miiverseはないんですよね……。
 ただ前作のフェスって,おっしゃるとおりMiiverseの投稿機能がうまくマッチしたんですよね。こちらから提示したお題に対して,皆さんが大喜利のように盛り上げてくださって。ああいった形で,僕らとプレイヤーの皆さんが一緒に盛り上がれるような機能を用意しようと思っています。」

</ここまで>
※ 改行・強調など一部引用者が手を加えました



 「Nintendo SwitchはMiiverseに対応していない」理由は幾つかあると思いますが、一番分かりやすいのは「Nintendo Switchは(標準では)お絵描きに向いていないから」という理由があります。

 任天堂のタッチパネル付ゲーム機はDSも3DSもWii Uも感圧式(抵抗膜方式)のシングルタッチでした。ザックリ説明すると「パネルにかけられた圧力を検知する」ため、指だろうがタッチペンだろうがつまようじだろうが、何でタッチしても反応してくれるんですね。
 一方、Nintendo Switchは一般的なスマホやタブレット端末と同じ静電容量方式のマルチタッチになると発表されています(このページの「主な仕様」参照)。これは「電流変化を感知して位置を検出する」もので、複数地点のタッチを検出できる代わりにタッチできるものが「人間の指」や「専用のタッチペン」と限られています。


 スマホやタブレット端末用のタッチペンは100円ショップなどにも売っていますが、電流変化を起こせる素材が使われていて「先が太く丸く」なっています。「同じ素材のまま細くすればイイんじゃ?」と素人目には思えてしまいますが、それだと反応が悪くなってしまうんですって。結果、こうしたタッチペンは3DSやWii Uのタッチペンよりも太くなってしまって細かい絵が描きづらいという。

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 ここまで読んで「え?スマホやタブレット端末でも、細いタッチペンを使って絵を描いている人っているよね?」と思われた人もいるかも知れません。私もApple Pencilを使っています。こういった「スマホやタブレット端末でも使える細いタッチペン」は電流変化を検出させるためにタッチペン側が電気を起こすので、電池やバッテリーを使いますし、高額になります。
 定価1万円越えのApple Pencilは極端だとしても、安価なものでもAmazonで検索したところ3000円とか5000円くらいが現在の相場みたいですね……

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 試しにiPad Proの「メモ」アプリを使って、「100円ショップで買ってきたスマホ用のタッチペン」と「1万円したApple Pencil」で絵を描いてみました。まず「青い鉛筆」で下描きをして、その上から「黒いペン」で清書をしました。そのズレ具合から「狙ったところに線が引けるかどうか」を比較しようと思ったのですが……

 それ以前に線の太さが全然ちがくなっちゃうんですね。同じアプリの同じ「鉛筆」「ペン」というツールを使っているのに……
 「左の絵の方がイイ!」という人もいるかも知れませんが、描いた本人の手ごたえとしては「右の絵の方がイイ」と思いますし、100円ショップのタッチペンはやはり思ったところに線が引きづらい上に引っかかるような素材でイマイチでした。100倍値段がちがうということはこういうことなのか。




 閑話休題。
 Nintendo SwitchにApple Pencilのようなタッチペンを付けたら定価がその分だけ上乗せされてしまいますから、Nintendo Switchにはタッチペンが付いてきません。標準でタッチペンが付いてきたDSや3DSやWii Uと違うんですね。
 今後『絵心教室』などを出す際に専用のタッチペンを発売する可能性はゼロではありませんが、標準で付いていないということはタッチペンを持っている人・持っていない人が分かれるということですし、「みんながお絵描き出来るMiiverse」がNintendo Switchに対応していないのも仕方がないことなのかなーと思います。


 逆説的に言えば、3DSはまだまだMiiverseに対応していますし、もし仮にNintendo Switchとは別の「感圧式(抵抗膜方式)のシングルタッチの3DS後継機」が発売されることがあればそちらはMiiverseに対応するだなんてこともないこともなくはないのかも知れなくもない気もしなくもないのですが。
 Wii Uの目玉機能として立ち上げられたMiiverseが、Wii Uが生産終了してその役目を終えて、その後継機となるNintendo SwitchがMiiverseに対応していないというのだから……一つの区切りとして、ここで「Miiverseとは何だったのか」を振り返っておこうかなと思います。

Wii Uの新機能「MiiVerse」でゲームはこんなに面白くなれる!
Miiverseと『いつの間に交換日記』とTwitterの違い
Miiverseを実装した任天堂の未来は
『ファイアーエムブレム 紋章の謎』こそが「Miiverseのためのゲーム」になるだろう
Miiverseの「ネタバレ防止機能」は、もっともっと知れ渡って欲しい
サービス開始から1年が経ったMiiverseの現在は
とうとう見えたMiiverseの真価。『クニットアンダーグラウンド 』紹介


 なんせ私、Wii U発売前から発売後もずっとMiiverseについての記事を書いてきましたからね……「Miiverseとは何だったのか」をここで語っておかないといけないと思うのです。



◇ Miiverseは何のために用意された?
 Miiverseを一言で簡単に説明すると、「任天堂が自前で用意したSNS」です。

 Miiverse以前の任天堂はオンラインでのつながりを「実際に知り合っている人同士」でのみのつながりになるように、インターネット上でのやりとりしかない人とフレンドになることを推奨していなかったんですね。しかし、インターネット上でフレンドコードを交換する人は後を絶たず、(時間軸は前後しますが)出会い系のような使われ方をされたことによって『いつの間に交換日記』が終了してしまうなんて事態にもなりました。

 そのため、任天堂はMiiverseという自前のSNSを作り、「知らない人同士でも繋がれる」「ただし、何かマズイことが起こらないように通報・監視システムを徹底した」場所にしました。下ネタとか誹謗中傷はすぐに削除されますし、繰り返した人には警告がいきます。ディストピア感が満載のSNSですが、子にゲーム機を与える親御さんからの評判は良かったみたいな話は聞きますね。
 後述する「自分の活動」が終了した際、「私はTwitterなどはやっていなくてMiiverseだけなんです!これからはどこにプライベートなことを書き込めばイイんですか!」と怒っていた人がたくさんいて、「Twitterでも始めればイイんじゃ……」と私は思ったのですが(笑)、逆に考えれば他のSNSはやっていないけどMiiverseだけはやっているという人が結構いたってことなんですね。


 Miiverseの目的はもちろん「知らない人とフレンドになる」ことだけでなく、「同じゲームを遊んでいる人と繋がれる」ことが最大の目的でした。そのため遊んでいるゲームのスクリーンショットを貼り付けられて、それぞれの進行具合を共有したり、攻略情報を交換したりということが出来ました。言うなれば「そのソフト専用の掲示板」を任天堂が作って提供していたってカンジですね。

 自分の4年間の投稿を振り返ってみたら、『ニンテンドーランド』、『スーパーメトロイド』、『Wii Fit U』、『TRINE2』、『マーヴェラス』、『クニットアンダーグラウンド』、『スマブラ for Wii U』、『THE 密室からの脱出2』、『The Wonderful 101』、『U-EXPLORE』、『ガンヴォルト』、『レゴシティアンダーカバー チェイスビギンズ』で「ここはどうすればイイんですか?」とMiiverseに質問を書いて、その回答通りにプレイして突破できたという経験をしていました。
 「質問は書きこまなかったけど他の人の投稿を見てクリア出来たゲーム」もたくさんありますし、Miiverseのおかげでクリア出来たゲームの数を考えるとMiiverseのなくなるNintendo Switchで私はやっていけるのかちょっと不安になりますね……




 また、Miiverse最大の特徴は「文字入力」だけでなく「手描き入力」が出来ることでした。「手描き」が出来るということはこうやってお絵描きが出来るということで、手軽に気軽にイラストを投稿したり、イラスト職人達の芸に圧倒されたりということもありました。



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<写真はWii Uソフト『Splatoon』より引用>

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<写真はWii Uソフト『スーパーマリオメーカー』より引用>

 そして、Miiverseで忘れちゃいけないのは「ゲームとの連動」機能です。
 対応しているゲームは、Miiverseのページを開かなくてもゲーム内に他の人のMiiverse投稿が表示されるので、例えば『Splatoon』の「フェス」では両陣営に分かれた書き込みがそこら中に表示されたり、例えば『マリオメーカー』ならコース内の特定地点を指定して書き込みが出来たりしました。

 『Splatoon』がブームになっていた頃、Miiverseという名前も知らないような人がTwitterなどの盛り上がりに触発されたからなのか「お絵描きがしたいからWii Uと『Splatoon』を買ってきた」と言っているのを見かけた時、Miiverseが夢みた世界はココだったのかと感慨深いものがありました。



 整理しますと……Miiverseの機能には以下のようなものがあったのです。

・知らない人とも(安全な形で)繋がれるSNSの機能
・同じゲームを遊んでいる人同士で情報を共有できる掲示板の機能
・簡単・手軽にお絵描きができてそれを公開できる機能
・ゲーム内にほかの人の投稿を表示して「みんなで遊んでいる」感覚を強めてくれる機能


 一つ一つは「Twitterでやればイイじゃん」「2chでやればイイじゃん」と言われるようなものだったかも知れませんが、それを任天堂が自前で用意して、しっかりと自分達で管理して、Miiverseという一つの場所に複数の機能を持たせることで……「アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ」という言葉の通り、それ以前の任天堂が抱えていた問題を同時に解決しようとしたのです。

 狙いは、間違っていなかったと思います。
 Wii U発売から4年間ずーーーーーーっとMiiverseを見てきて、Miiverseがあったから楽しかったことをたくさんたくさん経験してきましたし、Miiverseがあったからこそ面白くなったゲームも『Splatoon』や『マリオメーカー』などなどたくさん見てきた自分としては、Miiverseがやろうとしていたことは正しかったと断言できます。


 しかし、「Miiverseは良かったよね」と全肯定できるかというとそうでもなく、Nintendo SwitchがMiiverseに対応しないと聞いた時に「あー、やっぱりね」と思ってしまったのも事実です。やろうとしたことは正しかったと思うのだけど、それが出来ていたかというとそうでもなかったと思うのです。



◇ Miiverseが歩んだ4年間の「変化」
 多くのインターネットサービスがそうであるように、Miiverseも日々「更新」をすることで機能が追加されたり削減されたりしました。
 その歴史を分かりやすくまとめたサイトでもないかなぁと思って検索したのですが見つからなかったので、自分で作っちゃいました。Miiverseの「運営からのお知らせ」を投稿してくれるケイさんの投稿一覧を遡って、「主な仕様変更」をまとめてみました。


・2012年11月~12月 各地域でスタート
2013年2月 各コミュニティで「プレイ済みの投稿」にしぼって表示できるようになる、ブロックしたユーザーの投稿やコメントが表示されなくなる
2013年3月 自分が「共感」した投稿の一覧が見られるようになる
2013年4月 WEBブラウザ版がスタート、この時点では閲覧とコメントのみが可能
2013年4月 手描きの際に「一つ戻す」機能の追加、手描き以外ならばゲームパッド以外のコントローラでも操作が可能になる
2013年5月 コメントにも画面写真が付けられるようになる、ブロック機能の強化
2013年5月 WEBブラウザからMiiverseへの投稿やフォローなどが出来るようになり、投稿したURLを直接貼り付ければMiiverseユーザーじゃなくても投稿が見られるようになる
2013年6月 Miiverseの投稿をFacebookやTwitterなどのSNSに共有できる機能が追加
2013年6月 1回の投稿で使える文字数が100文字から200文字に倍増
2013年9月 「ゲームに関係のない話題」が出来る「自分の活動」への投稿が可能に
2013年10月 ユーザーを探す際に「ニックネーム」から探せるようになる
2013年11月 コミュニティ内の初期表示が「プレイ済の投稿」に
2013年12月 3DSもMiiverseに対応、ユーザー数が激増して様々な問題も起こるように
2014年2月 『初音ミク Project mirai』のコミュニティに不適切な画像投稿がされたため、スクリーンショットの投稿が出来なくなる(続編では対策されて可能になった模様)
2014年3月 人気の投稿の過去ログが見られるようになる
2014年3月 「自分の活動」への投稿にもスクリーンショットが付けられるようになる
2014年5月 コメントにも「共感」が出来るようになる
2014年6月 1回の投稿で使える文字数が200文字から400文字に倍増、他の人が「共感した投稿」がみんなの活動に表示されるように
2014年6月 Miiverseの投稿をWEBサイトに埋め込めるようになる
2014年7月 文字入力をした際に「改行」が出来るようになる
2014年12月 3DSのフレンドコードを交換しようとする人が後を絶たないため、『妖怪ウォッチ2』のコミュニティではコメントが出来ないようになる
2015年2月 投稿一覧の画面にコメントの一部が表示されるようになり、おすすめユーザーが表示されるように
2015年2月 フォローしている人が最近フォローした人が表示されるように
2015年5月 みんなの活動で表示される投稿数が、一人一件ずつになる(連続投稿すると見てもらえなくなる)
2015年7月 大型リニューアル「ゲームに関係のない話題」が出来る「自分の活動」の廃止、投稿が「プレイ日記」「お絵描き」「トピック」に分かれる、アルバム機能の追加、チャット的な使い方を防止するため1日の投稿数が30までに
2015年10月 WEB版に広告が表示されるようになる
2015年10月 YouTubeコミュニティで「ゲームに関係のない話題」をする人が多いので、コメントが出来なくなる


 Miiverseの更新の歴史を振り返ってみると、2015年2月までは「SNSとしての機能を拡張させている」更新が多いように思えます。投稿できる文字数が100文字から200文字、200文字から400文字に増えたり。WEBブラウザ版のスタートや3DSへの対応、更には他SNSでの共有が出来るようになったり、他のWEBサイトに貼り付けられるようになったり。
 「正直要らんわー」という声が大多数でしたけど、「おすすめユーザー」の表示や「あなたの仲の良い人はこの人をフォローしましたよ!」と教えてくれる機能は非常にSNS的ですよね。


 しかし、その一方でMiiverseの歴史は「ゲームに関係のない話題」とどう折り合いをつけていくかの歴史であることも見えてきます。
 Miiverseは元々は「ゲームの話をしてもらう場所」として立ち上げたのだけど、YouTubeコミュニティなどに「ゲームに関係のない話題」を投稿する人が後を絶たなかったため、2013年9月に「ゲームに関係のない話題」が出来る「自分の活動」への投稿が可能になりました。今にして思えばなんですが、しっかりとマネタイズしていればMiiverseがSNSの天下を獲っていた未来もあったんじゃないかと思うんですよ。ほら、今Twitterが潰れそうになっているワケですし。

 ですが、2015年7月に「自分の活動」が廃止されます。その理由が「ゲームとは無関係な投稿がどんどん増えてきたから」って、いやいや!「ゲームとは無関係な投稿」を隔離するために「自分の活動」を作ったのに、それを廃止したらまた元の木阿弥じゃねえの!?と思いますよね。そして、案の定YouTubeコミュニティに「ゲームとは無関係な投稿」が多くなったため、2015年10月YouTubeコミュニティにコメントが出来なくなります。


 こう振り返ってみると、「Wii Uを普及させようとしていた時期」には頑張ってどんどん機能を拡張させてSNSとして充実していったのだけど、「Wii Uの早期撤退が決まった」辺りからMiiverseとしても「終わらせ方」を意識して、なるべく赤字を出さないように「投稿の制限」と「広告収入でのマネタイズ」を始めたのかなぁと邪推してしまいます。
 なので、Nintendo SwitchがMiiverseに対応しないと聞いたときに「やっぱりね」と思ったのです。



・知らない人とも(安全な形で)繋がれるSNSの機能
・同じゲームを遊んでいる人同士で情報を共有できる掲示板の機能
・簡単・手軽にお絵描きができてそれを公開できる機能
・ゲーム内にほかの人の投稿を表示して「みんなで遊んでいる」感覚を強めてくれる機能


 Miiverseには以上の4つの機能があると書きましたが、1つ目の「SNSの機能」はコレにて終わりました。
 『Miitomo』などの任天堂スマホ向けタイトルがそうであるように、Nintendo SwitchではMiiverseに対応しない代わりに「Twitterなどの既存大手のSNSで相互フォローしている人と繋がれる」仕組みになると思われます。自前でSNSを用意したWii Uとは対照的に、既にあるSNSを活用していくのだろうと。

 Miiverseに夢を見た自分としては、夢の終わりがかなり寂しいですね……



◇ Miiverseは何がダメだったのか
 しかし、「自分の活動」を廃止して「Miiverseはあくまでゲームの話題をしてもらう場所」なのだと任天堂が言うのならそれはそれで従うしかありません。SNSが本業のTwitterだって大赤字で潰れそうなのだから、同じような負担をゲームが本業の任天堂に押し付けるのもあんまりだと思います。「ゲームに関係のない話題はしないでください」と言うのなら、そうしましょう。


 ですが、私は「他の3つの機能」でMiiverseを考えてみても及第点は与えられません。「ここを直して欲しい」「最低限欲しい機能がどうしてないのか」と4年間ずっと思っていたところがたくさんありましたが、今日まで改善されることはありませんでした。それはもう、申し訳ないのだけどスタートからMiiverseの設計は間違っていたと言わざるを得ません。



× 同じゲームを遊んでいる人同士で情報を共有できる掲示板の機能
 Miiverseに何度も「ここはどうしたらイイの?助けて!」と質問をして、そのおかげでクリアできたゲームがたくさんある私ですが、Miiverseは「ゲームに詰まった人が質問を投稿する」ことを一切想定していない設計だと思っていました。


 Miiverseって「投稿の検索」が出来ないんですよ。
 例えばとあるゲームの「5面」で私が詰まったとします。過去に同じように「5面」で詰まった人がいないか確認したいのですが、それを検索する術がありません。過去にいろんな人がした投稿をスクロールして一つ一つ確認するしかないのです。

 Miiverseには「ネタバレ」を防止する機能として「この投稿はネタバレですよー」と表示を隠せる機能があるのですが、過去にいろんな人がした投稿を探す際にコレがすごくネックになります。自分は「5面」の情報を知りたいのに、「ネタバレを表示する」を押したことで「10面のラスボスが誰なのか」を知ってしまったりするのです。

 じゃあ過去ログをチェックせずに質問をすればイイじゃんと思って質問をすると、「その質問は過去に出ているのでそっちを読んでください」と怒られたり、運営のケイさんも「質問をする前に同じような質問をしている人がいないか探してください」と書いています。発売直後のゲームならともかく、発売からしばらく経ったゲームは膨大な数の投稿がされているのに?


 「攻略情報の交換」を目的とするのならあって当然な「検索機能」がない理由は分からなくもなくて。Miiverseは「手描き入力」が出来てしまうため、「文字での検索機能」を付けても投稿を網羅できないんですね。「5面の進み方が分かりません!」と文字で投稿している人は「5面」で検索して引っかかるけど、「5面の進み方が分かりません!」と手描きで投稿している人は「5面」で検索しても引っかからないのです。

 手軽に気軽にお絵描き出来るように「手描き入力機能」を付けたせいで、攻略情報の交換がしづらくなってしまった……
 しかし、2015年7月の大型リニューアルによって、質問などを投稿する「トピック」では手描き入力が出来なくなったので、「これでとうとう検索機能が追加されるのかな!」と期待したのですが2017年2月になった現在でもその機能は追加されていません。大型リニューアルの時点ではもう撤退戦に入っていて、こういう「使いやすくなる機能の追加」は出来なかったってところですかね。



 では、2015年7月の大型リニューアルで「自分の活動」を廃止してまでMiiverseが推していた「プレイ日記を付けることでゲーム体験を共有する」ことはどうだったのかというと……そのために、プレイ中のゲームをHOMEボタンを押して中断して、長い接続時間を経てMiiverseを開いて、スクショと文章を打って投稿していたら、さっきまで熱中していたゲームも冷めるわ!って思います。

 PS4とかもそうですし、Nintendo Switchでもそうですけど、スクリーンショットや動画を撮るのは「今遊んでいるゲームを中断させずに撮れる」必要があるのです。Wii Uで一番人気だった『Splatoon』なんかはメインモードがオンライン対戦だったため、その最中はHOMEボタンも押せませんしMiiverseへの投稿もできません。
 Nintendo Switchはボタン1発でスクリーンショットが撮れて、後に動画記録も出来るようになるそうですが、逆に言えばそれが出来なかったWii UのMiiverseは「やりたいことは立派だったけどそれが可能ではなかった」と言わざるを得ません。


 そもそも「プレイ日記を付けよう!」と言われても、Miiverseの投稿ってただ1列に並ぶだけで過去ログを振り返るのが超大変なんですよ。例えば「2013年の自分の投稿を振り返りたい」と思っても、ひたすら下にスクロールして読み込んで、ひたすら下にスクロールして読み込んで、を繰り返すしかありません。たくさん投稿している人はそれだけ無茶苦茶時間がかかります。
 その人がそれまでしてきた投稿の中から、「投稿された月を指定して表示できる」とか「投稿されたゲーム(コミュニティ)を指定して表示できる」みたいな、ブログだったらあって当然な機能がMiiverseにはありません。自分のゲームプレイを記録する用途にはハッキリ言ってすっごく不向きです。Miiverseを開発した「はてな」はそういうことに無関心なのかも知れませんが、「その人の投稿の中からゲーム(コミュニティ)を指定して表示できる」機能があったらほかの人の投稿一覧を眺めるのも楽しかったろうになーと思います。



× 簡単・手軽にお絵描きができてそれを公開できる機能


 では、「お絵描き掲示板」としてはどうかというと……
 これはいろんな考えがあるとは思いますが、私の好みを言えば最初から最後までずっと「横長のキャンパスは描きづらい」と思っていました。好きなキャラの絵を描きたくても、顔を描いたらもう上下が残っていないんですもの。

 「弘法筆を選ばず」のようにセンスのある人はこの横長のキャンパスの中で様々な表現をしていたので、私が「横長のキャンパスは描きづらい」と言っても「それはオマエが下手だからだ、ばーか」と言われておしまいかも知れませんが……もうちょっとキャンパスを上下に広げてくれれば描けるものも増えるのになぁとずっと思っていました。

 Miiverseが始まって4年間、様々な変更もあったのにどうしてこの「横長のキャンパス」だけは頑なに守られていたのかというと……Miiverse開始時は「文字で投稿する場合は最大文字数が100文字」「なので、フキダシはそれに合わせて横長」「手描き投稿もそのフキダシと同じ形状」となったのだと思います。
 文字での投稿は最大文字数が100文字→200文字→400文字と増えていったのですが、ゲーム内や投稿一覧の画面で表示されるのはその内の前半部分だけだったりして……


 Miiverseの最初の設計で「文字で投稿する場合は最大文字数が100文字」としたことの弊害が、その後ずーーーーっとノドに刺さった小骨のようにMiiverseを使いづらいものにしていたと思うのです。もし仮に最初から200文字にしていて、ゲーム内でも200文字表示できるようにフキダシが上下にもうちょっと広くなっていて、絵を描くキャンパスも広くなっていたら、またちがう可能性があったと思うのです。



× ゲーム内にほかの人の投稿を表示して「みんなで遊んでいる」感覚を強めてくれる機能
 これはMiiverseにしか出来なかったことで他では代用できないものだと思いますし、『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』の活用方法は見事でしたし、『Splatoon2』を初めとして今後出てくるゲームにもどうにかして似たような機能を入れて欲しいと思うのですけど……

 4年間を振り返れば必ずしもイイ思い出ばかりというワケでもなくて。
 「Miiverseとの連動」を無理矢理ねじ込んだようなゲームも多く、「ゲームを遊ぶとMiiverseに自動投稿されるソフトによる連続投稿」はその最たるものでした。「みんなの活動」を開いたら『Wii Fit U』で誰がどのトレーニングをしたのかがズラッと並んでいたこともありましたっけ。『ソニックロストワールド』の「このアイテムを使ってね!」とかもありました。ああいうものがタイムラインを占拠することのウザさって言ったら!


 そのため……なのかは分かりませんが、Miiverseは2015年5月から「みんなの活動」に表示される投稿を一人一件ずつに変更しました。連続投稿している人も、最新の一件しか表示されなくなったんですね。その分、たくさんの人の投稿を見られるようになったとも言えるのですが。
 「ひとつ前の投稿が見てもらえなくなった」ことにより、毎日のようにお絵描きを投稿しても「見てもらえるのは最新の一件だけ」になってしまい、私はここでかなりMiiverseへのモチベーションが下がってしまいました。Miiverseの「ゲームとの連動機能」が、Miiverseの「SNS的機能」や、Miiverseの「お絵描き掲示板的な機能」を殺してしまったというか……



 長い記事になってしまったのでそろそろまとめますが、Miiverseって「色々な機能」を持たせたが故に、それぞれがそれぞれの足を引っ張ってしまったところが多かったと思うのです。

・知らない人とも(安全な形で)繋がれるSNSの機能
← 「ゲームとの連動機能」のせいか、表示が一人一件ずつになる
← 「ゲームと関係ない話題の禁止」

・同じゲームを遊んでいる人同士で情報を共有できる掲示板の機能
← 「手描き入力」のせいで過去の投稿が検索できない
← ゲーム中断しないとスクショ撮れない上に、後から投稿を読み返すことを想定していない

・簡単・手軽にお絵描きができてそれを公開できる機能
← 「最大文字数100」の初期設計に合わせたせいで、ずっと横長のキャンパス

・ゲーム内にほかの人の投稿を表示して「みんなで遊んでいる」感覚を強めてくれる機能
……これを活かせたソフトの登場が2年遅かった



 最初から「お絵描き」と「トピック」を分けて、「トピック」を検索できるようにしておけば……
 最初から「最大文字数200文字」にしてフキダシ=キャンパスを大きくしておけば……
 最初からマネタイズをして、「自分の活動」も投稿できるSNSを目指しておけば……
 Wii Uに「ボタン1発でスクショを撮ってアルバムに保存する機能」があれば……

 やっぱりMiiverseは「最初の設計」を失敗したんじゃないかと思ってしまうのです。




◇ Nintendo Switchではどうなるのか?
 Nintendo SwitchがMiiverseに対応しないことは記事の冒頭に書きましたが、それではMiiverseが担っていた機能をNintendo Switchではどうするのかが気になります。




 以前にも紹介した『Splatoon2』に関するツイートですが、気になるのは「フレンドやSNSで招待した仲間と待ち合わせて」の部分です。SNSというのはTwitterだったりFacebookだったりのことだと思うのですが、そうした既存SNSでやり取りのある人をそのままオンラインプレイに招待できるということなんですね。

 任天堂のスマートデバイス向けアプリ『Miitomo』や『スーパーマリオラン』にもあったので、「Twitterで相互フォローになっている人にはすぐにフレンド申請が出来る」機能なんかもあるんじゃないかと思うのですが……どうでしょうね。『ファイアーエムブレムヒーローズ』ではフレンドコードを入力させられたのでちょっと不安ですが(笑)。


 まぁ、とにかく。Miiverseという「任天堂が管理している(安全な)SNS」ではなく、TwitterやFacebookといった既存SNSを活用してスクリーンショットの投稿などもそちらに投稿させるそうなので……子にゲーム機を与える親御さんの立場からの意見はどうなのかちょっと心配ですね。Twitterだと「おっぱい揉みたい。もしくは死にたい」みたいなことを言っている人がいっぱいいますから、子どもにはTwitterやらせたくないって人も多いんじゃないかと思うんですけどね。

 あと、Nintendo Switchは発売日の時点ではWEBブラウザが搭載されていないそうなので、WEBブラウザがないのにどうやってSNSに投稿するんだろうというのは気になります。まさか、microSDカードに保存して、電源切って、microSDカードを抜いてパソコンに挿して、そこからSNSに投稿する―――みたいなことではないですよね。そうではないと信じたい。私、microSDカードをまだ買っていないので!



 「お絵描き掲示板としての機能」は、冒頭にも書いたようにNintendo Switchにはタッチペンが付いていなくてお絵描きに不向きなのですが……『Splatoon2』ではMiiverseに代わる機能を用意してくれそうなので、「ゲームとの連動要素」はソフトによっては引き継いでくれるのかなと期待しています。

 「カルチョビットWEB」とか、「イカリング」とか、「スーパーマリオメーカーブックマーク」みたいに、1つ1つのソフトごとにWEBサイトを立ち上げてそこで投稿などの記録が見られる方がイイんじゃないかなとも思います。
 『Splatoon2』の「フェスでのお絵描き」も、専用サイトを立ち上げてそこに画像を投稿するみたいな方法ならそんなに難しくなく出来そうですしね。それなら各自で好きな画材を使って描けますし(手軽さはなくなっちゃいますけど)。



 しかし、ちょっと話が変わるんですけど……
 TwitterなどのSNSで「相互フォローしている人」とフレンドになれる仕組みが一般的になると、Twitterでの「相互フォロー」に意味が出てきてしまうんですよね。私は全く「相互フォロー」にこだわってこなかったので、フォロー返しとかリムーブとかを「その時の気分」でやってきたし、「相互フォローになっているかどうか」なんて気にしていなかったんですけど。今後はちゃんと考えなきゃいけないのかなーとちょっと思いました。

 まぁ、私とNintendo Switchでのオンラインフレンドになったところで、特に得もないと思いますけどね!


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≫ EDIT

シリアスな社会的テーマを、ファンタジーというクッションをはさんで描くこと

※ この記事はテレビアニメ版『亜人ちゃんは語りたい』第5話 「雪女ちゃんは冷たい」までのネタバレテレビアニメ版『小林さんちのメイドラゴン』第4話「カンナ、学校に行く!(その必要はないんですが)」までのネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。


 久しぶりに書きましたね、この注意文。
 調べてみたら、感想メモまとめ以外ではどうやら2015年8月の『がっこうぐらし!』の記事以来1年半ぶりらしいです。それ以降、放送中のアニメについて語る記事は書いていなかったのか……


 今季の私の推しアニメは『亜人ちゃんは語りたい』『小林さんちのメイドラゴン』です。
 毎季、新アニメの第1話はたくさん観るのだけど、全部を観続けることは時間的に無理なので「どれが気に入って」「どれを残すのか」を選別しなくてはならなくて……その時にどんな作品を残すのかで「今の自分がアニメに求めているもの」が分かるし、それは言ってしまえば「今の自分の精神状態」が分かるんじゃないかと思うのです。

 私が推している『亜人ちゃんは語りたい』と『小林さんちのメイドラゴン』は、まさに1月の自分の精神状態を反映していたというか……この二作品、とにかく「前向きになる」作品だったんですね。2017年に入ってから落ち込むことばかりだった自分に前を向かせてくれるパワーがあって、この二作品を楽しみに一週間を乗り切っていました。



 冬アニメが始まる前の12月の時点で、私は「来季は日常+ファンタジーな作品が多いですね。最近のトレンドなのかしら」みたいなことを書いていました。この二作品はまさにそういう作品ですよね。

 『亜人ちゃんは語りたい』は男性教師を主人公にした学園モノでありながら、バンパイアやサキュバスといった亜人(デミ)がヒロインとして登場するファンタジー要素が強く。
 『小林さんちのメイドラゴン』は疲れ気味の独身OL小林さんの家に、人間に変身できるドラゴン少女が訪れてきて、人間とドラゴンの同居生活が始まるという“日常+ファンタジー”の象徴のような作品で。


 もちろんこれは2017年に突然現れたジャンルというワケではなくて……
 例えば『ドラえもん』のような藤子・F・不二雄先生の作品は、普通の子どもの「日常」に未来から来た猫型ロボットとかエスパーとか発明品とかのような「非日常」を加えるSF(すこしふしぎ)というジャンルを確立していました。

 “日常+ファンタジー”って、言ってしまえば古典的というか超王道なジャンルなんですね。



 しかし、この『亜人ちゃんは語りたい』と『小林さんちのメイドラゴン』がその中でも私に響いたのは……この二作品が描いているものってバンパイアやドラゴンがいない私達の世界にもある「社会的な問題」だと思うんですね。
 でも、そういうシリアスな題材をバンパイアやドラゴンといったファンタジー要素をクッションとしてはさむことで重くなりすぎないようにしつつ、主人公である高橋先生や小林さんがそこに向き合ってそこから前に向かおうとすることで、私達の世界にもまだまだ希望があるように思えたからなのかなぁと思います。


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 『亜人ちゃんは語りたい』の世界では、バンパイアやサキュバスといった亜人は遺伝(親がそうだから子もそうなる)ではなく突然変異でなることが多く、ヒロインの一人である小鳥遊ひかりはバンパイアだけど双子姉妹の妹のひまりは普通の人だったりします。
 んで、どの亜人も「普通の人」の中で生活していくには不便もあるので、『亜人ちゃんは語りたい』の世界では社会福祉でサポートされていて、例えばバンパイアのひかりは国から「血液」が支給されているといった描写があります。


 これって、私達の世界での「どうすれば障害者と共生していけるのか」という問題に近いと思うのです。
 車椅子の人が通れるようにスロープにしたり、目の不自由な人でも読めるように点字で案内をしたり、私達の世界にも「障害」を持つ人がしっかりと生きられるような社会福祉のサポートがあります。かつては差別があって、現在ではそういう人も生きられるような様々な制度もあるのだけど、それでも偏見だったり逆に気を遣ってしまったり「迂闊に話題にするのはタブー」だとする空気もあります。


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<画像はテレビアニメ『亜人ちゃんは語りたい』第1話より引用>

 『亜人ちゃんは語りたい』の第1話にも、デュラハンの町京子がクラスメイト達から「デュラハンであること」の話題を避けられていることに気付くシーンがあります。クラスメイト達は別に悪い人達ではないし、特に町京子に対して悪気があるワケではないのだけど、どこまで触れてイイのか分からずに戸惑って話題を避けてしまったのです。これって私達の世界での、「障害について迂闊に話題にするのはタブーだ」というあの距離感にすごく近いと思うのです。


 先ほどから私は「亜人」ではない人を「普通の人」と書いてきましたが、この言い方だって差別的というか「亜人」に対して失礼な表現だと思いますし、でもじゃあ「何が失礼で何が失礼じゃないかが分からないので話題を避ける」のだったらそれはそれで相手を傷つけることになるワケですし。


 しかし、『亜人ちゃんは語りたい』の「亜人」は私達の世界にはいないあくまでもファンタジーな存在です。故に、この「迂闊に話題にするのはタブーだ」という感覚を“作中の人達”は持っていても“読者・視聴者である私達”は持っていないので、デリケートでシリアスな題材を俯瞰的に見ることが出来ているのだと思うのです。
 例えばこれが車椅子の人だったり視覚障害者だったり聴覚障害者だったりを描いた作品だったのなら、私達のすぐ近くに確かにいる存在なので、距離はそれぞれ違っても「当事者意識」が生まれてしまって「他人事」では見られなかったと思うのです。私の周りにはバンパイアもデュラハンもサキュバスもいないので、『亜人ちゃんは語りたい』は適切な距離で見られるのです。






 では、もう一作品『小林さんちのメイドラゴン』はどうかというと……
 私は当初この作品を「頭からっぽにして観られる日常コメディ」だと思って観ていて、別にそういう楽しみ方をしていても良いと思うし、カンナちゃん可愛いカンナちゃん可愛いだけでも十分楽しいアニメだと思うのですが。

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<画像はテレビアニメ『小林さんちのメイドラゴン』第4話より引用>

小林「これでイイの。こういうのはみんな同じにしておかないと」
トール「どうしてですか?」
小林「……差異をなくすためだよ。男子も女子も日本人も外国人も関係なく、みんな一緒。それが大事」
トール「みんなとちがうとどうなるんですか?」
小林「排除される……こともある。ドラゴンにはそういうのないかも知れないけどね。人間は異物を好まないんだ」
トール「ふーん……愚かですね」
小林「うん、愚かだと思う。でもみんな怖いんだよ、普通とちがうものって」
トール「なんか、分かります……」



 でも、この作品の根底にあるのは「異種族の共生」なんですよね。
 人間はドラゴンを恐れるし、ドラゴンであるトールだって(小林さん以外の)人間を見下していましたが。それでも小林さんとトールは一緒に暮らし始めたし、カンナは人間の学校に通い始めたし。「みんなとちがうと排除される」世界の中で、みんなとはちがうドラゴンと一緒にどう生きていくのかを描くというのなら。

 これもまた、ドラゴンのいない私達の世界が今まさに直面している「様々な人を受け入れる多様性」か「“みんな”を守るために異物を受け入れない排他主義」かという問題に近いと思うんですね。アメリカの大統領令の件もそうですし、イギリスのEU離脱の件もそうですし、日本だって他人事ではない話です。


 でも、そういう政治的な話を漫画やアニメで描こうとすると、すぐに左か右かみたいな話にされたり、作品で描いているものは作者の思想の押し付けだみたいな話にされたりして、フィクションをフィクションと思えない人達が群がってくるので。最初からどう考えてもファンタジーな存在なドラゴンをヒロインにしておくことで、難しい題材を「ま!カンナちゃん可愛いから深く考えるのはやめよう!」とライトに観られるようになっているのかなと思います。




 漫画やアニメにおけるファンタジー要素って、「タケコプターで空が自由に飛べたらとても楽しそうだ」と思わせたり「超能力バトル燃えるぜええええ!」とワクワクさせられたりするだけじゃなく、私達の世界の中の“描きづらいもの”や“描くと重くなってしまうもの”を取っつきやすく描ける効果もあるんだなとハッとさせられました。今までファンタジー要素をこんな風には見ていなかったので。

 そして、『亜人ちゃんは語りたい』と『小林さんちのメイドラゴン』の主人公達は難しい問題に直面してもめげずに前を向こうとするので、これらの作品はあくまでフィクションだしファンタジーだし私達の世界とはちがうのだけど、私達は私達で私達の世界と向き合って前を向いていかなくちゃならないんだと思わせてくれて―――その前向きさが今季の私を元気づけてくれたのです。


 あと、『小林さんちのメイドラゴン』はナチュラルに百合が描かれているのがイイと思います!


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| アニメ雑記 | 17:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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アナタがオンライン対応で遊びたいファミコン・スーファミのソフトは何ですか?

 この記事にもチラッと書きましたが、任天堂はNintendo Switchでのオンラインプレイは有料になると発表しています。詳細なスケジュールとしては……

・2017年3月~ オンライン無料
・2017年夏~ スマホアプリの機能限定版を先行配信、まだ無料
・2017年秋~ オンラインサービス正式スタートで、ここから有料


 こんなカンジになる予定です。
 日経新聞の報道だと、オンラインの会費は年額2000~3000円くらいになるなんて話ですね。

 ポイントは2017年夏から先行配信されるというスマホアプリで、Nintendo Switchではなくスマートフォン(や多分タブレット端末)を使うことでフレンドとの待ち合わせやボイスチャットが出来るようになるということです。任天堂はWiiの頃からXbox360などと比較されて「OSが弱い」「マルチタスクが出来ない」と言われていましたが、こういう形で解決させてくるとはWiiの頃には想像していませんでした。

 Wiiチャンネルはマルチタスク化してこそ真価を発揮すると思いました

 2017年夏というのは、期待の新作ソフト『Splatoon2』の発売時期です。
 恐らく『Splatoon2』の発売に合わせたタイミングで、このアプリも配信されるんじゃないかと思います。ということは、『Splatoon2』は最初からプライベートマッチが出来るってことなのかな。




 1月のプレゼンテーション後に発表された情報だけだと「単なる通話アプリなのかな」と思っていたのですが、『Splatoon』のTwitterアカウントによるとしっかりゲームと連動して「試合中に通話できるのは仲間にチーム分けされた人だけ」みたいなことも出来るみたいですね。
 個人的にはボイスチャットは「我が家は声を出せる時間帯が限られている」ために最優先で必要というワケではなかったのですが、『Splatoon』を変則ルールで遊んでいる時などは流石にボイスチャットが欲しくなりましたし、ボイスチャットがあるからこそ出来る遊びもあると思うので……Nintendo Switchのオンライン対応タイトルは全てボイスチャットに対応して欲しいなーと思いました。




 さて、今日の本題は実はここから。
 「Nintendo Switchでのオンラインプレイは有料になる」代わりに、お金を払ってもらった人だけ「発売当時にはなかったオンラインプレイにも対応させた、ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを、月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができます。」というサービスを始めるそうです。

 言ってしまえば、PS Plusにおけるフリープレイみたいなことだと思うのですが、あちらが発売からちょっと経った準新作というか旧作というかを選んでいるのに対して、Nintendo Switchはファミコン・スーファミのソフトという20年~30年前の作品を「ここでだけオンライン対応にして」遊べるようにするという違いが面白いですね。

 Nintendo Switch用のバーチャルコンソールの仕様はまだ発表されていませんが、「月替わりのソフトは毎月入れ替わってしまうが気に入ったソフトは購入して翌月以降も遊べる」というレジーのインタビューもありました。「月替わりのソフト以外の、購入したソフトもオンライン対応するのか」がとても気になるのですが、この辺はバーチャルコンソールなどの仕様が正式発表された時に明らかになりますかね。



 現実的な「ザ YOSOU」をするのなら……「月替わりのソフト」と言っても任天堂のソフトが中心になるだろうし、ファミコン・スーファミの任天堂ソフトで「対戦・協力プレイが出来るゲーム」は限られています。
 ファミコンなら『バルーンファイト』『アイスクライマー』『マリオブラザーズ』『Dr.マリオ』あたりの定番タイトル、スーファミなら『スーパーマリオカート』とか『パネルでポン』あたりですかねぇ。バーチャルコンソールでも定番なタイトルが毎月1本ずつ月替わりで遊べるだけなら、いくらオンライン対応したところで新鮮味がなくてそれほど魅力はなさそうなんですが、権利的なことを考えると任天堂以外のソフトを特典にするのは難しいんじゃないかなぁと悲観的な「ザ YOSOU」になってしまいます。



 でも、それでは夢がないじゃないですか!
 だから、この記事では現実になりそうな「ザ YOSOU」ではなくて、自分が出て欲しいソフトを語る「ザ KIBOU」の記事にしようじゃないかと思いました。みなさんの「ザ KIBOU」も是非教えてください。
 別にこの記事のコメント欄に書き込んだところで任天堂の人まで届かないと思いますが(笑)、もしも万が一でも「ザ KIBOU」に挙げられたソフトがオンライン対応で配信されたら「おおおおお!あの時、○○さんが言ってたあのソフトが今月は遊べるのかー!」と盛り上がれると思いますんで。




 記事冒頭に書いたように、Nintendo Switchはスマホアプリと連携させフレンドと待ち合わせしたりボイスチャットをしたりが出来ます。当然それはこの「月替わりで遊べるファミコン・スーファミソフトのオンライン対応版」でも使えるのでしょう。
 ファミコンのソフトをボイスチャットで喋りながらオンライン協力プレイが出来るなんて夢のようなサービスですし、巷では「レトロフリークがあればバーチャルコンソールなんてオワコンだよね」という意見もありましたがレトロフリークには出来ないことを公式でやってやろうという志にも思えます。

 昨年末に自分も『Splatoon』のオンライン対戦をニコ生で配信しながらプレイしてすごく盛り上がりましたが、「オンラインプレイ」と「生配信」は視聴者と一緒にゲームが遊べることで相性が抜群ですし……Nintendo Switchのこのサービスは「既に知名度のあるファミコン・スーファミソフト」がオンラインで一緒に遊べるだけでなく、オンラインの会費を払っている人は誰でも遊べるので気軽に参加できるというハードルの低さがあります。『Splatoon』の配信でも「一緒に遊びたいけど『Splatoon』持っていないんですよー」って人がいましたからね。

 ということで、このサービスが始まったら「ゲームが下手な人が挑戦する~」シリーズとは別に、「視聴者のみんなでボイスチャットでワイワイ遊ぶ」配信をやってもイイかなーなんて考えています。なので、私の「ザ KIBOU」するファミコン・スーファミのソフトは「生配信でみんなで遊んだらワイワイ盛り上がりそうなソフト」という基準で選びました。





私の希望1:『ドカポン3・2・1 ~嵐を呼ぶ友情~』(スーファミ)
ドカポン3・2・1〜嵐を呼ぶ友情〜
ドカポン3・2・1〜嵐を呼ぶ友情〜

 という前フリで最初に選んだのがコレ(笑)。
 スーファミの定番ボードゲームと言えば、『いたスト』は今でも新作が作られているし、『桃鉄』も最近復活しましたし、オンライン対戦が可能なシリーズも幾つか出ました(『桃鉄』なんかは今後オンライン対応の新作が出るんじゃないかと思います)。しかし、この『ドカポン』シリーズは新作が久しく出ていませんし、オンラインは既にサービス終了してしまったPC版しか対応していなかったはず。
 そもそもボードゲームのオンライン対戦をフレンドとやりたい場合、「全員がソフトを持っている」という条件を満たすのがなかなかに難しいんですよね。オンラインの会費を払っている人なら1か月遊び放題というこのサービスには、こういうソフトが向いていると思うのですよ!


 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 ボードゲームにRPG風の概念を加えて、プレイヤー同士で殺しあうことが出来るというのが特徴です。『いたスト』なら自分のお店に相手が止まるのを待ったり、『桃鉄』なら貧乏神をなすりつけたりしますが、このゲームはそんなまどろっこしいことはせずに直接相手をぶっ殺すのです!故に「友情破壊ゲーム」としてその地位を築き上げました。

 まぁ、このゲームをボイスチャットで遊んだらすげえ大喧嘩になりそうですけどね!
 その大喧嘩を生配信したらすごく盛り上がりそうですが、続ければ続けるほどコミュニティのメンバーが減りそうですね!




私の希望2:『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』(メガドライブ)
幽☆遊☆白書~魔強統一戦~ MD 【メガドライブ】
幽☆遊☆白書~魔強統一戦~ MD 【メガドライブ】

 んで、二番目がこれ(笑)。
 任天堂の公式文章を読み返してください。「発売当時にはなかったオンラインプレイにも対応させた、ファミコンやスーパーファミコンなどのソフトを、月替わりで1ヵ月制限なく遊ぶことができます。」となっています。「ファミコンやスーパーファミコンなどなんです!

 ということは、メガドライブとかPCエンジンとかネオジオとかMSXとかマスターシステムとかアーケードとかのゲームが配信される可能性もゼロではないということじゃないですか!ここはやはりメガドライブで「4人同時対戦」が出来る名作ゲームとして、これを選ばないワケにはいきません。

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 当時人気絶頂だった漫画『幽☆遊☆白書』を原作に、これまた当時人気絶頂だった格闘ゲームにしたゲームなのですが、4人同時対戦が可能な上に簡単なコマンドで必殺技が出せる―――ということで『スマブラ』を先取りしたようなゲームだったんですね。『幽☆遊☆白書』のゲームは様々な機種でたくさん出ていますが、この作品がずば抜けて評価が高かったです。

 まぁ、私メガドライブ持っていなかったんでやったことないんですけどね。だからこそやってみたいのだけど、当然のことながら版権ソフトはバーチャルコンソールで配信されづらいので今日までプレイしたことなく、これをボイスチャットでみんなで遊べたら楽しいだろうなーと夢みています。




私の希望3:『ハイパーオリンピック』(アーケード、ファミコン等)
ハイパーオリンピック(ソフト単品) ■ 遊ぶには別途専用コントローラーが必要です(ハイパーショット)
ハイパーオリンピック(ソフト単品) ■ 遊ぶには別途専用コントローラーが必要です(ハイパーショット)
ハイパーショット
ハイパーショット

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 100m走や走り幅跳びといった誰もが知っている陸上競技を、「連打で走る」「タイミングを合わせてジャンプする」というシンプルな操作に落とし込むことで誰もが遊べた体育会ゲームです。

 ボイスチャットでオンライン対戦が遊べるのなら、こういう相手の息遣いが分かるようなゲームこそが面白いと思うのです。生配信でも盛り上がりそう。唯一の難点はクソ高いジョイコンを連打でぶっ壊すのが怖いため、やはりここは専用コントローラであるハイパーショットに対応して欲しいのだけど……「有料会員なら月替わりで誰でも遊べる」というサービスだったはずが、本末転倒感が半端ない。




私の希望4:『イチダントアール』(アーケード、メガドライブ等)
イチダントア~ル MD 【メガドライブ】
イチダントア~ル  MD 【メガドライブ】

 またしても私はやったことのないメガドライブのソフトですが、今日挙げたラインナップの中ではまだ可能性が高い方だと思います。何てったってWiiのバーチャルコンソールで出ていますからね!

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……
 短いゲームを連続でプレイさせるミニゲーム集の草分け的存在だった『タントアール』の続編で、メガドライブ版は4人対戦まで可能です。『タントアール』以降こういうミニゲームを集めたゲームは多く登場して、それこそ『マリオパーティ』シリーズのようなパーティゲームにつながっていくのかなぁと思います。

 こういうゲームはボイスチャットでワイワイ盛り上がりながら遊びたいですね!
 別に『マリオパーティ』シリーズでもイイですけど(笑)



私の希望5:『4人将棋』(スーファミ)
4人将棋
4人将棋

 最後はコレ!
 ごめんなさい、この記事を書くまで全く知らなかったゲームなんですが……「4人対戦可能なスーファミゲームって何があるかなー」と検索していたらこれが出てきて「これだーーー!」と選びました。

 このゲームを知らない人に簡単に説明すると……というか、私も知らないんですけど(笑)。
 『四人将棋』という遊び自体は1993年に島根県平田市の太田満保市長(当時)が考案したもので、この作品はそのゲーム化らしいです。『将棋』という「多くの人が基礎的なルールは知っているが、極めようとすると道が果てしない」テーブルゲームを、4人対戦にすることでストイックさを排しているという点では『スマブラ』に通じるものがありますね。もう全ての道は『スマブラ』に通じているんじゃなかろうか。

 申し訳ないけど、自分一人だったらまったく遊ぶ気がおきませんが、ボイスチャット付のオンライン対戦でワイワイ言いながら遊ぶには超面白そうじゃないですか!1人ずつの対戦だけでなく、2人vs.2人というダブルスも可能だとか!これは是非オンライン対応にして遊ばせて欲しいです。発売メーカーはPow!(プランニングオフィスワダ)という会社らしいのだけど、ググってもほとんど情報が出てこない!!




 以上、私が「ザ KIBOU」するオンライン対応して欲しいファミコン・スーファミなどのソフトでした。これらのソフトが配信される可能性は何%くらいありますかね!

 これは私の場合はですけど、「今でも新作が出ているソフト」ならば新作の方をプッシュした方がイイんじゃないかと思って選びませんでした。例えば、ファミコンの4人対戦定番ゲームの『ダウンタウン熱血行進曲』とかはPS3でオンライン対応版が既に発売されていますしね。『いたスト』とか『桃鉄』を選ばなかったのもそういう理由だったりします。

 もちろんこの記事を読んでくださっている人には「いやいや、俺はファミコン版をオンライン対戦したいんだ!」という人もいらっしゃるでしょうし、そういう考え方の違いも含めてみなさんが「オンライン対応して欲しいファミコン・スーファミなどのソフト」を教えてくださったら面白いかなと思います。コメント欄にでもどうぞ。



 それはそうと、ファミコン・スーファミのソフトに限らずボイスチャット付のオンラインプレイに対応したら普通に面白そうな任天堂のシリーズってたくさんありますよね。『マリオパーティ』とか『マリオ&ソニック』とかはオンライン対応にはすごく消極的でしたけど、オンライン有料化に伴ってオンライン対戦導入とかしてくれませんかね。ニコ生でみんなで遊んだら盛り上がりそうですよね。『ハイパーオリンピック』配信を待ち望むよりかは現実的だと思います(笑)。
 『マリオカート』とか『スマブラ』とかも、これでボイスチャットに対応してくれるのでしょうか。『スマブラ』は新作(移植版でも)出るのか微妙ですが。『どうぶつの森』はWii版でボイスチャット対応していたので、新作では普通に対応しそう。


 ただ、特に日本では「ボイスチャットはしたくない」って人も多いんですよね。
 自分も、隣の部屋で親が寝ている時間帯はボイスチャットが出来ないので、出来る時間は限られています。アパートなんかの集合住宅だと夜中にそんなに大声は出せないでしょうし、あとまぁ子どもとか女性の場合は「声で子どもとバレる」「声で女性とバレる」怖さもあるでしょうし。
 例えば私が「ニコ生で『○○』のオンラインプレイの配信をします。みなさんも一緒にやりましょう!」というだけなら『Splatoon』の時みたいに参加してくれる人はたくさんいるでしょうけど、「ボイスチャットで喋りながらやりましょう」とすると「それはちょっと……」と躊躇する人も多いんじゃないかと思いますね。

 そういう状況でのNintendo Switchのボイスチャット対応が、ユーザーにどう受け入れられるのかはすごく興味深いです。

| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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『三ツ星カラーズ』1~3巻が面白い!/クソガキ女子小学生ってやっぱりかわいくて面白い!

 2017年一発目の漫画レビューはこちらです!
 「買ったままずっと読んでいなかった」のだけど、このタイミングでこの作品を読めて本当に良かった!


【三つのオススメポイント】
・上野の街を舞台に、女子小学生3人が走り回る!
・クソガキだけど、女子小学生ってやっぱりかわいい!
・大人たちも楽しそうでワクワクする!


【紙の本】
三ツ星カラーズ (1) (電撃コミックスNEXT) 三ツ星カラーズ (2) (電撃コミックスNEXT) 三ツ星カラーズ3 (電撃コミックスNEXT)

【キンドル本】
三ツ星カラーズ1<三ツ星カラーズ> (電撃コミックスNEXT) 三ツ星カラーズ2<三ツ星カラーズ> (電撃コミックスNEXT) 三ツ星カラーズ3<三ツ星カラーズ> (電撃コミックスNEXT)


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×
・恥をかく&嘲笑シーン:×
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×


◇ 上野の街を舞台に、女子小学生3人が走り回る!
 この作品は、月刊コミック電撃大王にて2014年からカツヲ先生が連載しているショートギャグ漫画です。

 『ひとりぼっちの○○生活』1~2巻が面白い!/作れ!友達ハーレム!

 カツヲ先生の作品と言えば、このブログでも猛プッシュしている『ひとりぼっちの○○生活』が有名ですが、作品としての方向性は対照的です。

・『ひとりぼっちの○○生活』は4コマ漫画、『三ツ星カラーズ』は普通のコマ割りの漫画
・『ひとりぼっちの○○生活』は笑いあり涙ありな総合力が魅力、『三ツ星カラーズ』はギャグ一点突破
・『ひとりぼっちの○○生活』は友情賛歌であり“良い子”たちの話、『三ツ星カラーズ』は“クソガキ”たちのいたずら話
・『ひとりぼっちの○○生活』はどんどん友達を増やしていく話なのでキャラが増えていくけど、『三ツ星カラーズ』はずっと同じメンバーでの日常が描かれる


 「女のコの可愛さ」とか「ちょっとブラックなギャグ」とか「オチに対するフリの構成が何気にしっかりしている」とかの共通点ももちろんあるので、そこが作者ならではの“個性”となっているのですが……その“個性”以外の部分は見事なまでに対照的なのが面白いですし、その作風の“幅”はすごいなと思います。普通なら「4コマ漫画」と「普通のコマ割りの漫画」の両方を描くのですら難しいのに。

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<画像は『三ツ星カラーズ』3巻25話「クリーンアッププロジェクト」より引用>

 この作品をスーパー分かりやすく説明するのなら、『苺ましまろ』のキャラで描く『よつばと!』です。憎たらしいクソガキ感あふれる女子小学生3人が、街中を走り回って「面白いもの」に出会っていく作品です。

 一つの作品を紹介するために他の作品を引き合いに出すのは私はあまり好きではないですし、レビューなどを見るとやはりその2作品からの影響とかパクリだとかと指摘する人が多くてイヤんなるのですが……この作品は、『苺ましまろ』や『よつばと!』と同じ雑誌で連載されている作品なので、恐らく編集部レベルでポスト『苺ましまろ』・ポスト『よつばと!』を意識して企画していると思うんですね。

 「雑誌の色」として意図的に企画された作品をパクリだって言っちゃうと芳文社の日常4コマとかも全部パクリになっちゃいますし、ここは「電撃大王の伝統的な系譜」と言っておくべきじゃないかなぁと私は思います。



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<画像は『三ツ星カラーズ』1巻6話「どうぶつえん」より引用>

 しかし、もちろんこの作品には“この作品ならではの魅力”もあって、その一つが「上野」という街を舞台にしているところだと思います。

 アメ横、上野動物園、不忍池、そしてごくごく稀に秋葉原……などなど。
 東京になじみのない人でも名前くらいは聞いたことがあるであろう場所が舞台になっていて、“どこかは分からない県”が舞台になっている『よつばと!』や“静岡県”が舞台になっている『苺ましまろ』とちがって“都会”が舞台だし、この子たちは“都会っこ”で、放課後の遊び場所がアメ横とか上野公園とかなんです。


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<画像は『三ツ星カラーズ』2巻17話「大佐撮ってるカー」より引用>

 “都会”が舞台でも子どもたちは元気に走り回り、商店街には活気があって、大人もいっぱい笑顔で――――読んでいると、どんどんこの街が好きになっていくんですね。あくまで「家」を中心に描かれる『よつばと!』や『苺ましまろ』とちがうのは、こんな風に「街」を中心に描いているところかなぁと私は思います。

 あと、上野が舞台ということもあって「パンダ」がモチーフになっているものも多々出てくるので、パンダが好きな人にもオススメ!



◇ クソガキだけど、女子小学生ってやっぱりかわいい!
 同じ作者の『ひとりぼっちの○○生活』が「登場人物みんな良い子」なのとは対照的に、こちらの作品の主人公となる女子小学生3人組“カラーズ”は基本的にやかましくていたずらばかりするクソガキ集団です。

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<画像は『三ツ星カラーズ』3巻25話「クリーンアッププロジェクト」より引用>

 結衣は3人の中では比較的マジメだけど、こんな風に「しょうがないなぁ」と言って一緒になって色々やってしまうコです。“カラーズ”の中では赤担当で、リーダー。


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<画像は『三ツ星カラーズ』2巻12話「花よりベビーカステラ」より引用>

 さっちゃんは3人の中で一番「クソガキ」感が強くて、やかましくて行動力のあるコです。どことなく『苺ましまろ』の美羽っぽい。果物屋の娘で、“カラーズ”の中では黄色担当です。


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<画像は『三ツ星カラーズ』1巻4話「かくれんぼ」より引用>

 私の推しキャラは琴葉です。黒髪ロングで、いつもオシャレな帽子とポーチとワンピースで「お嬢様」っぽいルックスなのに、3人の中で一番「ブラック」で「残虐的なものが大好き」で「携帯ゲーム機で遊んでいる」というコです。でも、「ゲームのせいで性格が歪んだ」のではなく「元からこう」という本人談(笑)。この子がたまに子どもらしい表情を見せる時がかわいい。“カラーズ”の中では青担当です。




 とまぁ、ここまでいつも以上に引用する画像を多めにさせてもらったのですが、ここまでの画像を見てもらえば分かるように女子小学生達の服が毎回ちがっていて、どれもかわいいのです。それでいて服装がキャラごとに個性があって(結衣は優等生っぽい服、琴葉はお嬢様っぽいワンピースが多いなど)、琴葉に至っては毎回帽子とかポーチとかも凝っていて、見てて飽きません。

 中身はどーしようもないクソガキどもなのに、すんごいかわいい服をオシャレに着こなしているために「あー、やっぱり女子小学生ってかわいいなぁ」と思わされてしまうあたりは、確かに『苺ましまろ』っぽくはあります。



 それじゃー「ロリコン御用達マンガ」なのかっていうと、パンチラなどの性的な描写は一切ないし、『苺ましまろ』の伸ねえのような「かわいい女のコを愛でるロリコン風のキャラ」もいないし、徹底して性のにおいが排除されている漫画だと思います。そもそもこの子らが何年生なのかもよく分かりませんしね。

 この辺は『よつばと!』のよつばや恵那が「性の連想をさせないデフォルメされた子ども体型」として描かれているのに近いですね。そこが逆に興奮するという人もいるかもですが(笑)、『三ツ星カラーズ』は「エロくてかわいい」ではなく「子どもらしくてかわいい」を追及した作品じゃないかなと思います。


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<画像は『三ツ星カラーズ』2巻12話「花よりベビーカステラ」より引用>

 それは、さっちゃのお母さんのこのシーンにも見て取れます。
 この作品の「かわいい」はあくまで母親が娘に対して思う「かわいい」なんだ……というか、さっちゃんあんなクソガキなのに、母親からすればやっぱり「かわいーねぇ」という存在なんですね(笑)。



◇ 大人たちも楽しそうでワクワクする!
 この作品の主人公たちは“カラーズ”という女子小学生3人組ですが、上野という「街」を舞台にしていることもあって大人たちもサブキャラクターとして登場します。


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<画像は『三ツ星カラーズ』1巻9話「まんなかのめさがし」より引用>

 まずはアメ横でなんかよく分からないものを売っている「おやじ」。
 上野の街を守りたい“カラーズ”に事件を提供してくれたり、おもちゃをくれたりする、“カラーズ”の一番の遊び相手です。毎回変なサングラスを付けているのが特徴。


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<画像は『三ツ星カラーズ』2巻14話「ミジン子」より引用>

 次に“カラーズ”の宿敵である「斎藤」。
 交番勤務のおまわりさんなので、上野の街を守りたい“カラーズ”の目の上のたんこぶです。“カラーズ”のいたずらは主にこの斎藤に向けられたもので、斎藤も斎藤で子ども相手に本気で応戦するのでいつもバトルをしています。


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<画像は『三ツ星カラーズ』3巻27話「バイトっす」より引用>

 そして、パン屋の娘「ののか」。
 かわいい。友達がバイトしているというので多分高校生、セーラー服にエプロン姿がかわいいです。“カラーズ”をかわいがっているのだけど、ちょっと抜けているところがあるので“カラーズ”からはなめられています。そこもかわいい。



 とまぁ……
 言ってしまえば、「ジャンボ」「ヤンダ」「風香」なんですが(この他に「あさぎ」っぽいキャラもいる)、先ほども書いたように同じ雑誌のポスト『よつばと!』を意識している作品だと思いますし、子どもを主人公にキャラ配置していくと似たような配置になってしまうのはある程度は仕方ないのかなとは思います。ののかがかわいいので、イイじゃないですか!

 これは『よつばと!』もそうなんですが、大人のキャラがいて、大人の中で子どもである主人公たちが日常を過ごしている姿が描かれると、読者は大人の目線で子どもたちを見られるんですね。『よつばと!』でよつばが悪いことをしたら読者はとーちゃんの目線で叱りたくなるし、よつばがジャンボと一緒に遊んでいる時はジャンボの目線で甘やかしたくなるし。

 『三ツ星カラーズ』も、“カラーズ”がひどいイタズラをしている時は「斎藤」の目線で「このクソガキどもめ!」と思うし、“カラーズ”が誰にも迷惑かけずに楽しそうに走り回っていると「おやじ」の目線で「よーし、次はこのおもちゃをやろう」と思うし、大人キャラがいるからこそ子どもたちの行動にワクワク出来るんですね。




 私は2017年に入ってからどーも落ち込むようなことばかりで、何も上手くいかないなーと心が病みつつあったのですが、買ったまま読んでいなかったこの作品を一挙に読んだおかげで「そうだそうだ!世界ってこんな楽しいんだった!」とすっかり元気になりました。

 こういう作品は貴重なので、雑誌としても大切に育ててほしいし、一人でも多くの人に手に取って欲しいと思います。


 2017年2月1日現在、作者さんのPixivで「1巻の最初の3話」と「2巻の3話」が無料公開されています。この記事を読んで興味を持たれた人は是非どうぞ。

第1話「カラーズ」
第2話「チュカブる」
第3話「お宝さがし」

第10話「特務!隠密行動」
第11話「公園の真ん中で昼寝した子供」
第14話「ミジン子」

 今見ると、最初の頃は頭身が低いですね。サザエさん時空の作品か思いきや、実はこの子たちって成長している……?
 この6話の中では私のオススメは第14話「ミジン子」です。続きを知らないと楽しめない作品でもないと思うので、どの回からでもどうぞ。

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