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変わらない価値のあるもの

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2017年11月の活動報告

 11月はAmazonプライム会員でいられる最後の月なので、1ヶ月間ひたすらプライムビデオでアニメを観ていました。まだこの記事を書いている時点では観終わっていませんが、残った時間と残った話数を考えても「視聴したかった作品はすべて観られた」んじゃないかなと思います。


 まず、Amazonプライム会員ですけど……
 11月に死ぬほどアニメを観させてもらったし、それがどれも面白い作品だったので、最終的には非常に満足度の高いサービスでした。プライム会員をやめようと思っている理由は、「せっかく課金しているのだから使いたおさないともったいない」と思ってしまう私の貧乏根性がすべてです。Amazonプライムのサービスに魅力がないワケではありません。


 んで、「月額課金の見放題」なんですが。
 3年前にバンダイチャンネルとdアニメストアを試して、今回11月だけ集中的にAmazonプライムビデオを使って、やっぱり自分にとっては「1ヶ月だけ課金して集中して作品を観まくる」のが一番贅沢で楽しい時間だったなと思いました。運営側からすると、そんなお客さんばかりじゃ儲からないよと思われるでしょうけど……
 流石に毎年はキツイので2~3年に1回くらい、こういう1ヶ月を設けるというのもアリかなぁとそれを励みに頑張ります。


<2017年11月の購入金額>
2017-11-1.jpg

 新PC購入のため節約期間中です……が、今月はあんまり節約できなかったですね。
 「本来使う額の13000円-実際に使った9194円=節約したお金3806円」と、先月までに貯まった19458円と、ニコニコのプレミアム会員をやめて浮いた540円を合わせて23804円貯まりました!

 マウスコンピュータで「以前の記事で最低限これくらいは必要だよと教えてもらったスペックのPC」を見積もったところ、税込166752円でした。あれ?先月より上がってる……?元々用意していた予算10万円+23804円で、残り42948円!

 来年の今頃も、変わらずに現在のPCを使っている予感がするぜ……
 しかし、そうなると「新PCを買うまではパッケージソフトのゲームを買ったり、新しい漫画・小説などを開拓したりしない」と決めているのがつらくなってくるなぁ。まぁ、積みゲーや積み本が死ぬほどあるんでそっち消化しろよって話なんですけど、ブログに書く話題として古いゲームや古い本の話題ってあんまり需要がないですからねぇ。



<2017年11月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):3冊
 紙の本:1冊
 電子書籍:1冊
 電子書籍(無料の本):1冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):10本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):3本
 ダウンロード専売のゲーム:5本
 スマートデバイス用ゲーム:2本

 今月の出費で考えると、「出たら絶対に買う!」と言っていたNintendo Switchのダウンロード専用ソフトが最後の週に立て続けに3本発売されたのが大きかったですねぇ。Nintendo Switchのダウンロード専用ソフトは、Wiiウェアとか3DSダウンロード専用ソフトとかよりも全体的に値段が上がっていて、1690円+2000円+1000円と今月の出費の半数に到達しちゃっているんですね。

 これに加えてWiiショッピングチャンネルで買えなくなっちゃうソフトを毎月5本買っているので、全部合わせるとそれなりの数値になっちゃうという……

 12月はなるべく出費を抑えたいですけど、年末年始のセールとかありそうですしねぇ。
 いつになったら新PCが買えることやら……



<2017年11月の読了数>
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◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):1冊(再読1冊)
 紙の本:0冊(再読0冊)
 自炊した本:1冊(再読1冊)
 電子書籍:0冊(再読0冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):6本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):0本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):2本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:3本

 余暇時間をほぼAmazonプライムビデオ視聴にあてていたので、まぁこうなりますよね。
 「ゲーム6本もクリアしてるの?」と思われるかもですが、ほとんどは実況配信でやったゲームですし、『ポケ森』みたいに「時間がないからイイや……」とプレイするのをやめてしまったものも含んでいます。

 『ポケ森』はニンテンドーアカウントとTwitter連携まではやったんですけど、ゲーム内容が「ガッツリ時間のかかるもの」だと思ったのでほとんどやっていません。Twitter連携したのでフレンド申請が結構来ていたんですけど、「ほとんど遊ばない人間がフレンド枠を圧迫するのは申し訳ない」と思ったので一人もフレンド登録せずに終えてしまいました。申請を下さった人には申し訳ありません。



<2017年11月の積み>
【紙の本】
・漫画:所有1072冊、読む気なし236冊、未読48冊
・小説:所有28冊、読む気なし2冊、未読7冊
・その他:所有14冊、読む気なし4冊、未読0冊
【自炊済】
・漫画:所有131冊、未チェック6冊
・小説:所有7冊、未チェック0冊
・その他:所有24冊、未チェック0冊
【電子書籍】
・漫画:所有645冊、未読197冊
・小説:70冊、未読24冊
・その他:27冊、未読2冊
→ 積み漫画251冊、積み小説31冊、積みその他2冊
積み本の合計は284冊

【Nintendo Switch】
・所有10本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ3本
【Wii U】
・所有24本、未起動3本
【Wii】
・所有49本、未起動11本、未クリア&未ギブアップ4本
【ゲームキューブ】
・所有1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スーパーファミコン】
・所有21本、未起動6本
【ファミリーコンピュータ】
・所有34本、未起動4本
【ニンテンドー3DS】
・所有61本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有36本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有4本、未起動2本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有17本、未起動4本
【プレイステーション】
・所有38本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有111本、未起動2本
【PCゲーム】
・所有15本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
→ 未起動51本、未クリア&未ギブアップ12本
積みゲーの合計は63本

 今月から積み本、積みゲーの管理を詳細に載せていくことにしました。
 エクセルで表を作ったら、色んなことに活用してみたくなってくるもので……エクセルって本当に便利ですね!

 ということで、先月までとはカウントの仕方がちょっと変わっていて、「本」の方は「紙の本」も「自炊済」のものも含めるようにしました。ただ、所持リストには入れていない雑誌とか冊子とかゲーム攻略本とかも「自炊」しているので、次回の「自炊」時にはそれらもカウントするのかを考えなければ。
 「ゲーム」の方は、先月までは例えば「Wii Uのバーチャルコンソールで買ったファミコンのソフト」もWii Uのソフトとしてカウントしていましたが、今月からファミコンのソフトとしてカウントするようにしました。こうして見ると、やはり福袋を買ったプレステとWiiがたくさん残っていますねぇ。ちなみに積みゲーが1本もないハードは除外しています。

 参考までに、先月のこの欄では「積み電子書籍の合計が220冊」「積みゲーの合計が59本」でした。カウント方法が変わっているので数が合わないところもありますけど(例えば3DSの『逆転裁判123 成歩堂セレクション』は3本扱いにしていたのを1本扱いに変えたりしたので)、気にしないでください。


 とりあえず来月は、配信で序盤だけプレイしたNintendo SwitchダウンロードソフトやWiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるソフトを「クリア」か「ギブアップ」かするまでちゃんと遊びたいですね。「未クリア&未ギブアップ」のソフトはしばらくプレイしていないと遊び方を忘れちゃうので、早めに終わらせたいところです。
 それでいうと『Splatoon2』も早く再開したいのだけど、それらが済んだ後かなぁ……



【今月のピックアップ】
ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]
ガールズ&パンツァー 劇場版 (特装限定版) [Blu-ray]

 ようやく観られました!
 最終章の第1話公開に合わせて、TV版・OVA版・劇場版がすべてAmazonプライムビデオで見放題になったので(恐らく期間限定)、既に1回観ているTV版・OVA版を観返してそのまま劇場版を観ました!内容を忘れていたワケじゃないんですけど、キャラクターの多い作品なのでTV版は2回観た方がサブキャラの性格なんかも把握できたし、それが結果的に劇場版を何倍も楽しくしてくれたと思います!

 Amazonプライム会員になっていないという人は、12月2日にAbemaTVにて「TV版+OVA版」を2時間でまとめた総集編が放送される上に、TOKYO MX、KBS京都、BS11では12月2日・3日に劇場版の放送があります
 『ガルパン』観たことがないやーという人は、これをきっかけにどうぞ!


 ということで、「これから観る人もいる」でしょうからネタバレは最低限にした感想を書こうと思うのですが……
 『ガールズ&パンツァー』という作品は、とにかく「キャラクターが多い作品」です。メインのあんこうチームは5人ですが、かめさんチームは3人、あひるさんチームは4人、かばさんチームも4人、うさぎさんチームが6人―――と、味方だけでもこんなに数が多い上に、対戦相手にも個性豊かなキャラクターが次々と登場します。そして、そんなにたくさんいるキャラクターの一人一人にファンがいるんですね。

 キャラクターの多さは、尺が限られているアニメの場合は足を引っ張る要素にもなりかねません。全部のキャラを登場させて、全部のキャラに見せ場を作って―――と、ストーリーを作ると「キャラクターを見せるためだけのストーリー」になっちゃうことも多いんですね。人気テレビアニメの劇場版はそうなりがちですし、ファンのための作品なのだからそれでもイイとも言えるんですけど。


 『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、TV版のキャラが総出演する上に新キャラも多数登場して、たくさんいるキャラのどのキャラにも見せ場があるのにちゃんとストーリーとして面白いんですね。
 それは、言うなれば「見せ場とは何ぞや」という話で……TV版→OVA版と通して描かれてきたキャラクターの魅力が、劇場版では「そうそう!これが見たかったんだよ!」と引き続き描かれたものと、「まさかこんなものを見せてもらえるとは!」と新しく描かれたものの両方を見せてもらえるのです。



 大したネタバレにならない場所を選んで紹介すると……

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<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 例えばここ!
 ボコミュージアムを訪れたときの西住ちゃんのはしゃぎっぷり!
 沙織さんに「今までで一番テンション上がってるよ……」と言われるくらいに、満面の笑顔!かわいい!天使か!そして、麻子は途中から寝てる!


gurpan2.jpg
<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 とある理由で、やさぐれてしまう風紀委員!
 やさぐれ方がすごい!タイヤの上に座ってきゅうりを丸かじり!


gurpan3.jpg
<画像は『ガールズ&パンツァー 劇場版』より引用>

 この場所、このシチュエーションは!


 とまぁ、こんなカンジで。
 「視聴者の期待に応えるもの」と「視聴者の予想を裏切るもの」がギュウギュウに詰めこまれていて、大満足な2時間でした!もちろん戦車対戦車のバトルはド迫力ですし、TV版から引き続いて「地形や建物などを活かした攻防」になっているのが面白いですし、映像がむっちゃ豪華!


 今更言うことでもないのかも知れないけど、オススメです!




<2017年11月の創作活動報告>
・プリントオンデマンド(B6判)用のページ完成→ 企画断念
・プリントオンデマンド(A5判)用のページ完成→ 現在チェック中
・短編小説、2作品目の手直しと1作品目に取りかかり中

 電子書籍用の漫画を、紙の本で読みたいという人のために準備しているプリントオンデマンド版ですが……B6判(一般のコミックスのサイズ)での発売は断念しました。見本書が届いたところ、トーンのモアレが酷く。解決するためには「全ページ、全てのトーンを貼り直さなくてはならない」ためです。

 その原因というのは「大きな画像を小さく縮小しているから」なので、B6判でダメだったものもA5判(4コマコミックスくらいのサイズ)なら大丈夫かも知れないと現在試しているのですが……流石にB6判がダメだったショックが大きすぎて、A5判の作業もなかなか進みませんでした。これでA5判もダメだったら、もうプリントオンデマンド版は諦めます。


 というワケで、電子書籍用の漫画の発売も遅れに遅れているんですけど……
 2年前の新年の抱負に書いた「小説を書く」を、そろそろ公開にしようかなと考えています。1作品目はまだ出来上がっていませんが……ちょうど区切りがイイので、2018年に年明けてから「毎週○曜日に1話ずつ公開」みたいな形にするつもりです。つーこって、プリントオンデマンド版の見本書を頼んでいる間に、最低でも1作品目は執筆終わっていないと厳しいんだなー。どうなるかなー。

| ひび雑記 | 17:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『聖戦士ダンバイン』というアニメの面白さを語る

※ この記事はテレビアニメ『聖戦士ダンバイン』中盤くらいまでのザックリとしたネタバレを含みます。閲覧にはご注意下さい。


 大まかなストーリーは『スパロボ』でプレイしていて知っていたし、アニメ自体も昔CSで飛び飛びに観たことがあったのだけど、Amazonプライムビデオで全話見放題になっているので今回初めて全話通して観終わりました。

 観終わっていると思います、多分………
 この記事を書き始めている日曜日の昼の時点では、まだラスト5話が残っていますが。


 この記事をきっかけに興味を持ってくれて「私も見放題サイトで観てみよう!」と考えてくれる人が現れることを願っているので、後半のストーリー展開については触れないようにしますが。中盤くらいまでのざっくりとしたストーリーには触れないワケにいかないので、今日の記事は「私も観てみよう!」と思った時点で読むのを中断した方がイイと思います。
 私は数あるロボットアニメの中でも、1~2番目くらいに『聖戦士ダンバイン』が大好きですし。「ストーリーを何も知らない状態で観られたらもっともっと面白かったんだろうなぁ」と思わずにはいられませんでしたから。




◇ このアニメはどういう位置づけのアニメなのか?
 ここの項目は、あまりネタバレはありません。
 まず最初に『聖戦士ダンバイン』というアニメを御存じない人に説明をしますと……この作品は『機動戦士ガンダム』の監督である富野由悠季さんが、『機動戦士Ζガンダム』を作るまでの間に作ったテレビアニメです。つまり、『ガンダム』と『Zガンダム』のちょうど中間ポイントにあたる作品なんですね。

 この前後の時期に富野さんが原作&監督・総監督をされたアニメを並べてみましょう。

・1977年10月~1978年3月『無敵超人ザンボット3』
・1978年6月~1979年3月『無敵鋼人ダイターン3』
・1979年4月~1980年1月『機動戦士ガンダム』
・1980年5月~1981年1月『伝説巨神イデオン』
 ※ 1981年3月、7月、1982年3月『機動戦士ガンダム』劇場版3部作
・1982年2月~1983年1月『戦闘メカ ザブングル』
 ※ 1982年7月『THE IDEON』劇場版2部作
・1983年2月~1984年1月『聖戦士ダンバイン』
 ※ 1983年7月『ザブングル グラフィティ』
・1984年2月~1985年2月『重戦機エルガイム』
・1985年3月~1986年2月『機動戦士Ζガンダム』
・1986年3月~1987年1月『機動戦士ガンダムΖΖ』
 ※ 1988年3月『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
 ※ 1991年3月『機動戦士ガンダムF91』
・1993年4月~1994年3月『機動戦士Vガンダム』

 働きすぎでは……

 この内、私が観たことがあるのは『ザンボット3』の途中まで(Amazonプライム対象外になってしまって途中で視聴中断)、『ガンダム』と『イデオン』のテレビ版・劇場版、今回の『ダンバイン』、『エルガイム』、『Zガンダム』、『ガンダムZZ』、『逆襲のシャア』、『F91』、『Vガンダム』です。
 ストーリーや世界設定は「ガンダムシリーズ」以外は特につながっていないのですが、作品のスタイルにはつながっている部分も多く、『ザンボット3』から受け継がれているもの、『ガンダム』『イデオン』から受け継がれているもの、逆に『ガンダム』『イデオン』から大きく変わって『ダンバイン』から『Zガンダム』に受け継がれているものが数多くあります。

 昔「ガンダムシリーズ」だけを順番に観ていた頃、『ガンダム』から『Zガンダム』の変化に随分と驚いたことがあります。「全然ちがう作風になっちゃったなぁ……」と。しかし、それは「ガンダムシリーズ」しか観ていなかったからそう思ってしまっただけで、実際にはその間に『イデオン』があって『ザブングル』があって『ダンバイン』があって『エルガイム』があるワケですよ。

 特に『ダンバイン』という作品は、『ガンダム』や『イデオン』とはちがう新しいことに数多く取り組んでいて、言ってしまえば『ダンバイン』でやろうとしたことを「ガンダムの続編」でもやろうとしたのが『Zガンダム』だと思うんですね。ここから『Zガンダム』に受け継がれたものが数多くあって、『Zガンダム』単体で観たときには「なんでこんなことをやろうとしたんだろう」と思ったところが『ダンバイン』を観て「これがやりたかったのか……!」と分かったりもしました。


 『Zガンダム』のファンには是非『ダンバイン』も観て欲しいですし、逆に『Zガンダム』を楽しめなかった人やこれから『Zガンダム』を観ようという人にも『ダンバイン』を観ると『Zガンダム』をより楽しめるようになると教えてあげたいですね。

 2017年に「そうなのか!ちょうど今から『Zガンダム』を観ようと思ってたんだよ!」という人がどれだけいるのかって話ですけど(笑)。



◇ 描かれる人間模様が「味方」から「敵」へ
 ここの項目は中盤までの結構なネタバレがあります。

 『聖戦士ダンバイン』の序盤のストーリーというか、設定を説明すると……
 現代の東京で暮らしていた「ショウ・ザマ(座間祥)」が、ある日突然バイストンウェルという異世界に召喚されます。バイストンウェルのアの国の一領主であるドレイク・ルフトは、地上人(我々みたいな人のことね)を何人も召喚してオーラマシーンという兵器を作らせ、それに乗って戦う「聖戦士」を集めていたのです。
 トッドやトカマクと共に地上から召喚されたショウは、しばらくの間ドレイクの元で「聖戦士」をやっていたのだけど、ドレイクと敵対するニー・ギブンを慕うマーベルやチャムと出会って少しずつ考えが変わっていきます。そして、最終的にドレイク軍から与えられたダンバインとともに脱走して、ニー達と合流、ドレイク軍と戦うことになる――――


 ということで、この作品。
 「敵陣営」から話が始まるんですよ。

 そのため、主人公達が戦っていく「敵」が第1話から惜しげもなく登場します。もちろん最初は「味方」として出てくるんですけど。
 ドレイクはもちろん、戦闘隊長であるバーン・バニングス、ショウとともに地上から召喚されたトッド・ギネス、一足早く地上から召喚されてオーラマシーンを作ったショット・ウェポン……その他、ガラリアやリムルやルーザといったキャラが序盤から登場していて、御丁寧にビショットやミュージィなんかも序盤からチラッと出ているんですね。

 私もたくさんの漫画・アニメを観ている方だと思うのですが、「敵陣営から話が始まる作品」ってあまり思いつきません。
 何も知らない視聴者からすると「味方だと思ったキャラが敵になっちゃう」んですから、どこに感情移入してイイのか分からなくなる危険性があるからなんですかね。「このトッドというキャラかっこいい!私はこのトッド推すことにするわ!」「私はバーンがタイプだわ!」とみんなの推しキャラが決まったタイミングで、それらのキャラが全員敵になるワケですからね(笑)。

 しかし、逆に言うと……「敵キャラ」も「味方キャラ」と同じくらい視聴者に愛着を抱かせるし、時間をかけて描ける手法だとも思うんですね。特にバーン、トッド、ショットの3人は「裏主人公」と言いたくなるほどに、「主人公とはちがう道筋を進んだキャラクター」としてガッツリ描かれます。


○ バーン・バニングス
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<画像は『聖戦士ダンバイン』第1話より引用>

 ドレイク軍の戦闘隊長で、ショウやトッドといった地上から召喚された「聖戦士」の直属の上司でした。また、ドレイクからは娘であるリムルとの結婚をにおわせるような「餌」をまかれていて、言ってしまえばドレイクの後継者の位置に最も近い存在のキャラです。最初は、ね……

 しかし、ショウがドレイク軍を裏切り、トッドはそのショウに撃たれ、自らオーラバトラーに乗って出撃しても場数も踏んでいないからかショウには敵わず、戦闘隊長としても作戦が失敗続きで……笑いものになって、失脚していきます。その彼が後半――――というのは、実際にアニメを見てもらうとして。

 つまり、このキャラは「主人公に負け続けるライバルポジションのキャラがどうなっていくのか」を描いたキャラなんですね。
 ロボットアニメは主人公がロボットに乗って戦って、毎週活躍する姿を描くものです。その姿を描くためには「倒す敵」が毎週必要なのですが、「倒される敵」の側にも当然ストーリーがあるワケで―――富野アニメでは「主人公に倒され続けてどんどん落ちぶれていくライバルキャラ」をじっくり描くことが結構あります。『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブル、『伝説巨神イデオン』のギジェ・ザラル、『機動戦士Zガンダム』のジェリド・メサなどなど。

 正直シャアは「もっとみすぼらしく落ちぶれさせた方がストーリーが引き立ったんじゃないか」と思いますし、ギジェはなかなか理想的な落ちぶれキャラですが終盤の扱いが残念で、ジェリドはもはやギャグ。
 バーン・バニングスはその辺のバランスがとても良くて……シャア・アズナブルでやりたかったけどシャアがカッコ良すぎて上手く描けなかった部分を理想的に描けたのがバーンだと思いますし、それを受け継いだジェリド・メサは調子に乗ってやりすぎてしまったというカンジ(笑)。

 私の中での『Zガンダム』は「ジェリドをもっとしっかり描けていれば大傑作になったんじゃないか」とずっと不満だったんですけど、それが『ダンバイン』なんですね。「主人公に倒され続けてどんどん落ちぶれていくライバルキャラ」が「裏主人公」のように機能した作品なんです。だから私、この作品の中でバーン・バニングスはかなり上位で好きなキャラです。一番好きなのはシーラ様ですけど。


○ トッド・ギネス
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<画像は『聖戦士ダンバイン』第1話より引用>

 ショウとともに地上から召喚された「聖戦士」の一人。
 浅薄な男ではあるのだけど、明るくて裏表のない性格で、言うなれば最初は「主人公の戦友」ポジションなんですよね。本当だったら主人公と衝突しつつも信頼し合える良いパートナーになれたかも知れない、『ザンボット3』における宇宙太とか、『ガンダム』におけるカイ・シデンみたいなキャラになったかも知れないんです。

 が、先に述べたようにショウはドレイク軍を裏切ってニー・ギブンの元へ行き、トッドとは敵同士になります。トッドは功績をあげられない焦りと、ショウへの劣等感から、ダンバインに挑んで敗れ、戦死――――したと思ったら、謎の女の看病によって生きていて、「オマエのせいで地獄を見たんだ!」と復讐心を抱えて戦場に戻ってきます。そこから先は、実際にアニメを見てもらうとして。


 役回りとしてはバーンと近い気がしなくもないのですが、明るくて人間くさいところが受けたのか、当時から結構な人気キャラだったみたいですね。
 そのせいか『スーパーロボット大戦』に出てくるときにはやたら優遇されていて、原作とはちがうストーリーを進む「彼専用とも言えるステージ」があったとか。私は『スパロボF』で『ダンバイン』という作品を知って、その後にアニメを観たので、なるほどあのステージは「原作のif」だったのかと感心しました。


○ ショット・ウェポン
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<画像は『聖戦士ダンバイン』第1話より引用>

 ショウよりも先にドレイクによって召喚されていた地上人。
 オーラバトラーなどの「機械兵器」を作り、それによってドレイクはバイストンウェルの支配をしようとしたのだけれど、ショット自身もドレイクの手駒に留まる気はなく、行く行くはドレイクをも退けて自分が権力のトップに立つ野心を持っていたみたいです。同じ地上人でも技術者として使いまわされていたゼット・ライトとは対照的ですね。

 言うまでもなく、『Zガンダム』におけるパプテマス・シロッコの原型のようなキャラです。
 自らマシーンを作る天才ながら、単なる技術者に留まらずに権力のトップに立とうとする野心に満ちて、そして横に女をはべらせてソイツに戦わせる!これだけで「うわ、イヤな奴だ!」と思わせるのだからすごい。戦場に愛人を連れてきながら戦うのは自分だったランバ・ラルを見習え!

 一応、ショットは「ドレイク」「ビショット」と並ぶ巨悪の象徴のように言われていましたが、『ダンバイン』はドレイクの存在感がすごすぎてショットは敵キャラとしては地味だったかなぁ……と思いますね。ミュージィに戦わせてばっかだったのも「アイツ、自分じゃ何も出来ねえくせに」と思わせたというか。

 パプテマス・シロッコはその反省からなのか、自分でもモビルスーツに乗って戦うし、はべらせる女が2人に増えたし、底知れない悪役として見事に描かれていたと思います。ただ、キャラとしての魅力はともかく、『ダンバイン』という作品の中でのショットの役回りは上手く機能していたと思いますし、個人的にはこっちの方が好み。






 とまぁ……こんなカンジで『ダンバイン』は「敵勢力」を描くのにものすごく時間を割いている作品なんですね。この3人のほかにも、もちろんドレイク、ルーザ、ビショットと言った大物や、ガラリアやゼット、ミュージィ、アレン、フェイ、ジェリルといった敵キャラの人生がしっかり描かれますし。

 様々な勢力の思惑が交錯する群像劇となっているのです。

 対照的に、味方陣営の描写は淡泊で―――味方キャラの数も、ショウ、マーベル、ニー、キーン、チャムの5人がメインで、ここの衝突も序盤でショウとニーがぶつかったくらいで、『機動戦士ガンダム』のホワイトベースや『伝説巨神イデオン』のソロシップが内部のギスギスした関係を延々と描いていたのとは随分と変わったと思うんですね。


 時間をかけて描くものが「味方」から「敵」に変わっていて、これは『Zガンダム』以降のロボットアニメにも影響を与えているんじゃないかと思います。『Zガンダム』も言ってしまえば、カミーユがティターンズと接触するところから始まるストーリーなので「敵陣営から始まる」と言えなくもないですからね。




◇ 「リアルロボットアニメ」なのか、「スーパーロボットアニメ」なのか
 先に述べたように、この作品は「現代」から主人公達が「バイストンウェルという異世界」に召喚されて始まるストーリーです。今で言う「異世界転移モノ」ですね。
 「この作品が異世界転移モノの原典だ!」なんて言うつもりはなくて、古くは『不思議の国のアリス』とか『オズの魔法使い』とかだってそうですよね。「現代」に生きる主人公が、ある日突然「おとぎばなしみたいな世界」に迷い込んでしまう作品は19世紀の頃から存在していました。

 んで、この「おとぎばなしみたいな世界」なんですが……
 今の私達がイメージする『Re:ゼロから始める異世界生活』とか『ナイツ&マジック』みたいな異世界とはちょっと違うんですね。決定的に違うのは、『ダンバイン』の世界には“魔法”がないんです。妖精(フェラリオ)はいるし、妖精は召喚術のようなものを使ったり、エレ様は霊力がどうのこうのなんて言いますが、魔法使いは登場しません。

 この辺はリアルタイムを経験した人でないと分からないのですが、恐らく当時はまだ(少なくとも日本では)「ファンタジー=剣と魔法の世界」という認識は薄かったんじゃないかと思います。『ダンバイン』が1983年、『ゼルダの伝説』や『ドラゴンクエスト』の1作目が1986年ですからね。『ダンバイン』が対抗したのは、当時漫画が連載中だった『風の谷のナウシカ』と言われていて、『ナウシカ』にも超能力と思わせる描写はありますが“魔法”とは呼ばれていませんからね。



 ということで、『ダンバイン』の舞台となるバイストンウェルは、妖精が出てくることを除けば封建制あたりのヨーロッパに近い世界なんですね。その世界に突然「空飛ぶ機械兵器」が持ち込まれていった。だから、多分……ノリとしては『戦国自衛隊』とかに近いんじゃないかなぁと思います。

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<画像は『聖戦士ダンバイン』第14話より引用>

 私がすごい好きなのはここなんですよ!
 「空飛ぶオーラバトラー」を、「投石機」で倒そうとする!

 「リアル」な世界に、ロボットアニメという「非リアル」なものがやってきたら……というのがすごく面白いのです。この他にも「空中を飛べるオーラシップに騎馬隊を乗せて、敵城の前に下して素早く攻撃」とか、この時代にオーラバトラーやオーラシップがやってきたらこういう作戦を考えるよなーというのがカバーされているのです。



 また、封建制の一領主に過ぎないドレイク・ルフトが(なので、ドレイクは王様ではなくお館様と呼ばれる)、国を乗っ取り、他国を侵略してバイストンウェルを支配していこうする姿が描かれていたり。その資金を得るために、ショットが作ったオーラマシーンの技術を他領や他国に売りこんでいったり。
 ロボットアニメでありながら「政治」や「経済」の流れが描かれているのも、後の『Zガンダム』なんかに通じる要素だと思われます。

 オーラバトラーがスーパーヒーローなんかじゃなくて単なる一兵器だというのも、これ以前の『ガンダム』『マクロス』からつながるリアル系ロボットアニメの系譜と言えるのかも知れません。




 が、『聖戦士ダンバイン』には「オーラ力(ちから)」があります。
 以前どこかで「安彦良和は“理屈で説明できないもの”を嫌い、富野由悠季は“理屈で説明できないもの”を好む」という文章を見かけて「分かるわー」と思ったことがあるのですが、富野アニメって「リアル系ロボットアニメの祖」みたいに言われる一方で“理屈で説明できないもの”が最終的には鍵になるんですね。

 『機動戦士ガンダム』における“ニュータイプ”という力だったり、『伝説巨神イデオン』における“イデの力”だったり、この『聖戦士ダンバイン』における“オーラ力”だったり、『ブレンパワード』における“オーガニックエナジー”だったり。



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<画像は『聖戦士ダンバイン』第16話より引用>

 『聖戦士ダンバイン』における“オーラ力”は、『ガンダム』シリーズの“ニュータイプ”にも近いところがあって……戦っている敵が誰なのかを察したり、これから起こることを予知したり、テレパシーみたいなことを起こしたりもするのですが。(“ニュータイプ”にもそういう要素がなかったワケではないのですが)“オーラ力”は、本人にも制御しきれないし、本人にも何が起こるのか分からないのです。
 例えば、敵との決戦中にお互いの“オーラ力”が高まりすぎて、二人とも全然ちがう場所にワープしてしまう―――みたいなこともあるのです。言ってしまえば、一人一人が“イデの力”のような得体の知れないものを持っていて、それを戦争の道具として使うことの危惧と「しかし、使わなければ世界が征服されてしまう」という葛藤があるのです。


 「ガンダムシリーズ」なんかも“理屈で説明できるもの”だけで出来ていると考えると、『Zガンダム』や『ガンダムZZ』のラストを「なんでいきなりこんなオカルトみたいな展開になるのか分からない」と言ってしまう人もいるんですけど。“ニュータイプ”にしろ“オーラ力”にしろ、人間にはそういう得体の知れない力が備わっていて、それが救いにもなるし恐怖にもなると描いているのが富野アニメだと思うんですね。

 それを作品全体として描くことに成功したのが『聖戦士ダンバイン』という作品だと思っていて。
 これと同じようなことをやろうとして、でも「ガンダムシリーズ」という枷ゆえに徹底してはできなかったのが『機動戦士Zガンダム』という作品なのだと私は思います。「なんでいきなりこんなオカルトみたいな展開になるのか分からない」と言われてしまったのが、その象徴だなぁと。

 なので、私は「ガンダムシリーズ」以上にこの『聖戦士ダンバイン』が大好きなんです。



【この記事がよく分かる三行まとめ】
・主人公と戦う「敵」の生き様を描いた群像劇
・「リアルな世界」に「架空のロボットや戦艦」がやってきたら、というifが楽しめる
・得体の知れない“オーラ力”によってもたらされる戦争の果てにあるものとは…

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| アニメ雑記 | 17:55 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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ゲームを「ギブアップした」かどうかの境目はどこか

 唐突にこんな表を作っていました(クリックで拡大します)。

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 元々はAmazonの「ほしい物リスト」公開の前に「既に持っている物リスト」を公開しようという話から始まり、実際に公開して、それを使えば自分が持っている本の「紙の本」と「電子書籍」の比率とか積み本の数が把握できるぞとエクセルで表を作って記事にして……

 本のリストも作ったなら、ゲームのリストも作っちゃおう!と、「持っているゲーム」「プレイしたゲーム」のリストをエクセルで作って数を調べられるようにしました。何のためかって?ゲームを遊ぶ時間がなくて、ブログに書くネタがなかったからだよ!



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 「既に持っている物リスト」には入れられなかったスマートデバイス用アプリ(実用アプリは除く)やPCゲームなども、分かる範囲で入れました。PS2がぶっ壊れた2002年~DSを買った2006年の間はパソコンでフリーゲームを相当遊んでいたのですが、何を遊んだのかのリストは作りようがなかったのでブログにレビューが残っていたヤツだけになっちゃいましたけども。


 さて、ここからが今日の本題です。
 「ギブアップ数が多いな!」と思われるかもですが、ギブアップ数137本の内の98本がスマートデバイス用のアプリです。
 基本無料だからダウンロードして始めてみたはイイけど全然面白くなくてやめちゃったものももちろん多いんですけど、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とか『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』みたいな一時期ガッツリ遊んでいたゲームもソーシャルゲームって「クリア」の概念がなくて延々とイベントだったりストーリーだったりが追加されるので「まだ続けている」か「ギブアップした」かしかないんですね。なので、そうした「一時期ガッツリ遊んでいたけど今は遊んでいないゲーム」が全部ギブアップ扱いになってしまいました。

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 『メタルギアソリッド』とか『グランツーリスモ3』みたいに「最初のステージから手も足も出ずにギブアップしたゲーム」と『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』みたいに「2ヶ月間ガッツリ遊んだけどキリがないので一区切りしたゲーム」を、同じ「ギブアップしたゲーム」とカウントするのは抵抗があるんですけど……実際に今でも続けている人からすると「アイツは途中でやめた」と認識されているのだろうから、「ギブアップした」という表現で間違っていないんでしょうし。


【ソーシャルゲームの「クリアした」に該当するのって何なんでしょう?】
・全キャラをコンプするとか?(ムリ)
・イベントでランキング100位以内に入るとか?(ムリ)
・全ステージ(全曲)最高難易度でクリアするとか?(ムリ)
・サービス終了まで一緒に走りきるとか?(人気が続くかぎりクリア不可能)


 「メインストーリーを全部読む」のがクリアだとすると、私は『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』なんかは配信日から始めたので、当時配信されてたメインストーリーはすぐに全部読み終わっちゃってたんですね。あの時点で私は既にクリアしていたというのだろうか。それだと、私がやめてからどんどん追加されていっているらしいメインストーリーのことはどう捉えるべきか。


 しかし、それを言うと「クリア済」扱いにした『スーパーマリオ ラン』とかだって最初から配信されてたステージを全部クリアしたところで私はやめちゃいましたが、その後に配信された新モード「リミックス10」とかはやっていないし。
 スマートデバイス用アプリに限らず、Wii Uの『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』だって私がクリアした半年後くらいに高難度の追加ステージが配信されたのですが一切手をつけていませんし。
 それを言うと、『Splatoon』とか『Splatoon2』は私がやめた以降もステージやら装備やらがどんどん追加されていっているし、そもそもガチマッチで「B」までしか行けていないのに「クリアした」扱いでイイのかとか。

 こういうオンラインでどんどん要素が追加されていくゲームは、どこまで遊べば「ギブアップした」扱いにしなくてもイイのでしょう。




 表を作るにあたって、私はとりあえず「飽きてやめた」のはクリア扱い、「諦めてやめた」のはギブアップ扱いという基準にしました。例えば『どうぶつの森』にクリアはないですが、「やりたいことは一通りやり尽くしたからもうあんまり面白くないな」と思ってやめたのはギブアップとはちがうだろうと。

 しかし、「飽きてやめた」のか「諦めてやめた」のかの基準もまた曖昧で……
 何度も何度も何度もコンティニューして、それでもう無理だと諦めてやめた時って、もうそのゲームに飽きている時なんですよね。飽きていなければ「もう一度だ!」とコンティニューできるワケで。

 その定義で言うと、私にとって「最初のステージから手も足も出ずにギブアップしたゲーム」である『メタルギアソリッド』とか『グランツーリスモ3』も飽きるほど遊んだのだから「クリアした扱い」をしても良い……?全てのゲームを、私は既にクリアしている……??

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 まぁ、エンディングがあるゲームはエンディングまでたどり着いていないと「クリアした」とは言えない気がしますね。つまり「エンディングを見ていない」=「ギブアップした」。
 しかし、そうなると最近のゲームに多い「クリアまではそこそこの難易度」「そこから先のやりこみ要素こそが本来の難易度」みたいなものはどう捉えるべきか。私は基本的にそういうやりこみ要素のコンプは無視していますが、それも捉えようによっては「諦めてやめた」とも言えますし。

 例えば、『レギンレイヴ』とか『新パルテナ』とか『ラストストーリー』とかは、一人用のストーリーモードはクリアしたんですけど、オンラインマルチプレイのモードはほぼ手つかずのままやめてしまいました。だって、発売から数年が経っているゲームのオンラインモードなんて、過疎っているか修羅の人しかいないかのどちらかだろうし、私にはハードルが高いのですよ!
 でも、恐らくオンラインモードをやりこんでいた人からすると「一人用だけ遊んでクリアしたとか言っているんじゃねえよ!」と言いたくなるのでしょうし、それも「諦めてやめた」とも言えますし。

 『ストリートファイターII』みたいな格闘ゲームを、私は一つのキャラ・一つの難易度で、何度コンティニューしてでも一応最後の敵まで倒していればクリア扱いにカウントしましたが。「全部のキャラでクリアしなきゃ」とか「最高難易度でクリアしなきゃ」とか「ノーコンティニューでクリアしなきゃ」みたいなことはどのゲームでも出来たことがないので、それらも全部ギブアップしたと捉えられなくもないですし。
 ギャルゲーは私、「一番好みなコのエンディングまで行けばクリア」でイイと思っているんですけど、「全ルートのコンプリートを諦めている」とも言えますし。

 例えば『マリオブラザーズ』のような、ラスボスもいなければエンディングもない、延々とループするゲームはどうすればイイのか。
 例えば『ボンバーマン』みたいな対戦用のゲームを、子どもの頃から兄貴と何度も何度も対戦してたけど、一人用のモードは遊んだことがないというかあるかどうかも知らないみたいなのはどっちなのか。『マリオカート』も一人用ではほとんど遊んだことがないのだけど、それはギブアップなのか。最初から挑んでいなくてもギブアップなのか。


 あと、3DSの『カルチョビット』は上から2番目のリーグに上がったところで手も足も出なくて「諦めてやめた」んですけど、いつかまた最初からやり直そうと思って「クリア」にも「ギブアップ」にもカウントしていない(積みゲー扱い)のはどうなんでしょう。ここで「もう!俺には無理だ!」と諦めるだけで積みゲーが1本減りますよ!

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 それはまた別の話な気がする!

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| ゲーム雑記 | 17:54 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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3ヶ月に1度書いてきた「期待しているアニメラインナップ」の記事をやめようかと悩んでいます

 相談エントリーです。

 2013年の冬アニメから、私は「アニメを観る人がもっと増えればイイな」と新しいアニメが始まるちょっと前に注目作品をピックアップして紹介する記事を書いてきました。2017年の秋アニメまでやったということは、丸5年続けたということですか。

 自分が期待している2013年の冬アニメラインナップ
 自分が期待している2017年の秋アニメラインナップ


 しかし、「放送前」に注目作品を紹介しても、紹介の仕方が「なんか面白そう!」みたいなふわっとしたものにしかならないため。もっと参考になるように、「放送後」にその週で面白かった作品を紹介する記事を実験的に2017年の秋アニメから始めてみました。

 実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第1週)
 実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第2週)
 実際に視聴して自分が面白かった2017年の秋アニメ(第3週)


 それで。「放送後」に紹介する記事を始めたのだから、「放送前」に注目作品を紹介する記事はここを一区切りとして終わりにしようかなと悩んでいます。まだ決定したワケではないので、みなさんの意見も聞かせてもらえればありがたいんですけど……




◆ そもそも誰の参考になっているのか
 そもそも「あの記事を誰が読んでいるんだろう」というのがあるんですよね……
 2013年に始めた頃は記事で紹介した注目作品を観たよーという声もいただいたんですけど、最近は紹介した作品もまったく注目されていなくて『プリンセス・プリンシパル』の一件みたいなことも起こりましたし。

 惰性で続けてきたけど、やめたところで誰も困らないだろうというのが根本にあるんですね。


 もちろん、続けたところで誰も困らないとも言えて……
 「ゲーム紹介」の記事をやめたときのように、「アクセス数が激減する割に、書くたびに嫌われる」「ゲーム紹介の記事を書いている間、次のゲームを遊ぶことができない」みたいな明確なデメリットがあるワケではないし。ぶっちゃけ労力的にもさほど大変な記事でもないんですけど。

 誰の役にも立たない記事を書き続けるのも虚しいなぁ……と、ふと思ってしまったんですね。しかも、それを5年もやってるんですよ。誰も参考にしていない、誰が読んでいるのかも分からない記事を、1回も休まずに5年も!やめるタイミングとしては十分じゃないかなぁと思うんですね。



◆ 放送前にPVを観なくてならないジレンマ 
 「誰も参考にしていない、誰が読んでいるのかも分からない記事」と言いつつも、こっちは真剣に作品を選んでいますから、原作の評判とかスタッフの実績とかPVの出来とかを吟味に吟味を重ねる必要があります。注目作品に選んだ7作品は、擦り切れるほどPVを観ているくらいなんですが……

 おかげで、それらの作品の序盤のストーリーはほぼ分かっちゃうので、私自身はそれらの作品をあんまり楽しめていないところがあるんですね……

 アニメのPVが何話までの内容を含むのかは作品によってちがっていて、例えば『プリンセス・プリンシパル』は第1話の内容のみで構成されていましたが、『グラスリップ』は確か第6話までの内容で構成されていました。平均的には第3話あたりまでを含むことが多いかな……
 「ストーリーが全部分かる」とまでは言いませんけど、「キャラ」と「背景」の絵が情報として記憶されちゃうと、「あのキャラとあのキャラがあの場所で話しているシーンがあるということは、ここでこうなってこうなる展開か」とか「あのキャラがそのシーンにいなかったということは多分このキャラは2話で死ぬんだろうな」とか部分部分が分かっちゃうんですね。

 なので、最近の私のアニメの序盤は「PVで分かっているストーリーの確認」にしかなっていなくて、あんまり楽しめていないんですね。「うん、こういう展開になるよね。PV観て知ってた」とか、「あー、ようやく死んだ。死ぬと分かっているキャラを観続けるのはつらかった」みたいな感想しか湧かなくて。

 PVで描かれなかった話数に突入してからようやくちゃんと楽しめるみたいな現状で……例えば『プリンセス・プリンシパル』は第1話の内容しかPVに入っていませんから第2話からすごく楽しめたけど、他の作品は第3話まで含んでいるので第4話からようやくちゃんと楽しめる―――って、この状況は歪んでるんじゃないのかって思うんですね。


 じゃあ、PVを観ないで、序盤のストーリーを知らないままで、オススメ作品をピックアップ出来るかと言ったらそれも難しいので……オススメ作品をピックアップすること自体をやめるしかないかなーと。



◆ 「7作品を選ぶ」という呪縛から解放される
 元々は「アニメを観る人がもっと増えればイイな」というモチベーションで始めた記事なので、アニメにさほど詳しくない人にオススメする作品を選ぶという性質があって、そのために20作品や30作品を紹介するワケにもいかなかったんですね。紆余曲折ありましたが、幅広いジャンルから7作品という形に最終的には落ち着きました。

 「7作品」という縛りを設けたことで、私自身「観たかったけど7作品の中に入れられなかったから観なかった作品」っていっぱいあるんですよ。しかし、「ブログではオススメ作品として紹介しなかったけど、私は一人で観て、超面白かったです!」みたいなことを言い出したら何のための記事だって話になってしまいますし、自分が観るのも「ブログで紹介した7作品+みなさんからオススメされた作品」に限定するしかなくて……


 来季、2018年冬アニメなんて注目作品がむっちゃ多いんですよ!
 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『宇宙よりも遠い場所』『からかい上手の高木さん』『BEATLESS』『スロウスタート』『三ツ星カラーズ』『ゆるキャン△』『ポプテピピック』『citrus』『りゅうおうのおしごと!』『ハクメイとミコチ』『覇穹 封神演義』……前々から楽しみにしてた作品だけで既に12作品もあって、実際にアニメが始まる前には知らなかった作品なんかも調べるからもっと増えるでしょうし、その中から7作品しか観られないというのは私もつらいし、アニメに対しても失礼でしょう!


 だからもう、「放送前」に注目作品7つを紹介する記事を書くのはやめて、私は12作品でも15作品でも好きなだけ第1話を観て、その中から特に面白かったもの3つの感想を「放送後」に書くとかがイイんじゃないかなと思うんですね。1週間に15作品も観られるの?という問題は置いといて。



◇ 「新しいアニメが始まる」というお祭り感
 ここまで「やめるメリット」があるなら黙ってさっさとやめちゃえばイイんじゃないかと思う人もいるかもですが、ただまぁ……なんというか、2013年から続けてこられたのは書いている本人が楽しかったというのもあるんですね。「新しいアニメが始まるぞ!」というお祭り感があったというか。

 分かりやすい例えで言うと……
 例えば新しいゲーム機が発売される前に、「このゲーム機で遊べる本体と同時発売のソフトはこの10本です!」みたいにズラッと並ぶと興奮するじゃないか。アレもコレもソレも遊べるんだ!と。実際には全部買ったり遊んだり出来るワケじゃないんですけど、「こんなにたくさん選択肢があるんだ」ということにワクワクするじゃないですか。

 新アニメを7作品紹介する記事も、書いていてそれに近いワクワク感があったんですね。
 「来月からこんなにたくさん楽しそうな作品が始まるぞーーーー!」と。
 それだけで来月が楽しみになるじゃないですか。それってすごい幸せなことだと思うんですね。


 まぁ、ちょっと冷静になると……「そうは言っても誰も参考にしてくれていないのなら、そうワクワクしていたのは俺だけだったのでは」と気づいてしまったんですけど(笑)。参考にされていなかったとしても、そのワクワク感は共有できていたのかも知れないし、「もう新しいアニメ始まるんだ」と季節の変わり目を告げる記事になれていたのかも知れないし、あの、ホント、ムダでは、なかったと、、思い、、、、たい、、、、、、、、、



 まぁ、それを言い出したら私が生きていること自体がムダなので、さっさと死んだ方がイイと思うんですけど、来季の冬アニメが面白そうな作品ばかりなのでまだ死ねない!俺はまだ!死ねないんだっ!!!



 ということで、御意見を聞かせてもらえたらありがたいです。
 「やまなしが死ぬべきかどうか」じゃなくて、「期待しているアニメラインナップの記事をやめてイイか」の御意見を。私自身は「7:3」で「やめる」に傾いているので、引き止めて欲しくて書いているワケじゃないんですよ。例えば「7作品紹介する記事をやめる代わりに視聴予定の作品をTwitterに書いてほしい」みたいな今後どうしたらイイのかの御意見が欲しいです。


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| アニメ雑記 | 17:57 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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「キャラクター」は、ゲームを買うかどうか考える際に重視しますか?

 元の話は、RTでまわってきたTwitterでの「アンケート」だったんですけど……他人様のアンケート結果を貼るのは忍びなかったので、そこから派生してフォロワーさんとの間で盛り上がったゲームを買う前に「キャラクター」と「システム」のどちらの情報を重視するのかという話を書こうと思います。


 今も昔も、ゲームソフトはものすごくたくさん発売されています。ゲーム機用のパッケージソフト、ダウンロードソフト、バーチャルコンソールなどの過去のソフト、PCゲーム、スマートデバイス用のアプリ……
 映画だったら1本2~3時間で観られてしまうので、その気になれば1日5~6本くらいの勢いで消化することも出来ますが。ゲームの場合は、1本10時間とか20時間とか30時間とか、大作だったら60時間とか70時間とか、下手したら永遠に終わりのないオンラインゲームとかもあるので、かなりのゲーマーであっても1ヶ月5~6本くらいが消化ペースの限度じゃないかと思います(ちょっとだけプレイしてすぐやめるとかならアレですけど)。

 つまり、どんなゲーマーであっても「どのゲームを買うのか」「どのゲームを遊ぶのか」を取捨選択しなくてはならず、「どこでその判断をするのか」の判断材料があるはずなんですね。


 この話は以前どこかにも書いたかも知れないんですけど、私はゲームを選ぶ際に「キャラクター」ってあまり重視しないです。重視するのは「システム」というか「ジャンル」というか。
 これは何故かというと、この記事とかこの記事に書いたように私がゲームに求めているのは「数学ドリル」とか「問題集」を“解く”感覚なので、挿絵の絵柄で「問題集」を選びませんよねってことなんです。あくまで自分に合った難易度かとか、問題数とか、レイアウトが読みやすいかとか、そういうところを見て選ぶと思うんです。それらがほぼ同じ条件だったら「可愛い挿絵が入っている」方を選んだりは……しないこともないような気がしなくもないですが。

 だから私……例えば、ゲームとしては『マリオ』とか『ゼルダ』が大好きですけど、キャラクターとしてマリオやリンクが大好きかというと別にそういうことでもありません。
 『Splatoon』をやっていると「イカちゃんが性的に魅力だからやっているんでしょ」みたいに言う人もいるんですけど、ぶっちゃけ私『Splatoon』のキャラクターが豆腐のままでも買っていたと思いますもの。あくまで「インクを発射して塗った面積で競い合うシステム」が面白そうだったから買ったワケですし。

 昔だと『ファイアーエムブレム』シリーズとか、最近では『トガビトノセンリツ』とか、「遊んでみてからキャラクターを好きになったゲーム」もなくはないんですけど……それらはあくまで「ゲームを遊んでからキャラクターを好きになった」のであって、「キャラクターを好きになったからそのゲームを遊んだ」わけではありません。
 というか、よく考えてみたら私……「ストーリーのネタバレ」がイヤなので購入前に「公式サイトのキャラクター欄」とかも見ないようにしていますし、実際にゲームを遊び始めるまでどんなキャラクターが出るのかも知らないのがほとんどだわ……



 んで、ここからが重要な話です。
 一見すると、私の「キャラクターよりもシステムを重視してゲームを選んでいる」というスタンスは、“萌えに惑わされない硬派なゲーマー!”みたいに受け取る人もいるかもなんですが……システムを重視してゲームを選ぶということは、自分の好みのシステムで厳選したゲームしか遊ばない、食わず嫌いしている状態なのかもとも思うんですね。

 『Splatoon』みたいな例は例外として……
 例えば「新作ゲームが発表されました!3Dアクションゲームです!」と言われたら、「3Dアクションゲームは好きじゃないからなぁ……」とその時点で興味を失ってしまったり。「2Dシューティングゲームです!面白いですよ!」と言われても、「シューティングはほとんどやったことがないからなぁ……」と敬遠してしまったり。「リズムゲームです!」と言われても「肩痛めるしなぁ……」と、「レースゲームです!」と言われても「そもそも競い合うことに興味が持てないんだよなぁ……」と、「RPGです!」と言われても「クリアまでに時間がかかるゲームはなぁ……」と、「ソーシャルゲームです!」と言われても「終わりのないゲームはなぁ……」と、「パーティゲームです!」と言われても「一緒に遊んでくれる友達がいないしなぁ……」と、「ギャルゲーです!」と言われても「ゲームの中でまで非モテを実感したくないしなぁ……」と、こんなに食わず嫌いするような人間にどうして60本近くも積みゲーがあるんだ??

 まぁ、つまり……「システム」で選ぶということは「好きなジャンルのゲームしか買わない」みたいなことになりかねないと思うんです。
 だから私、食わず嫌いしているジャンルのゲームがたくさんあって、それはあまり良くないなーと思うんですね。ブログで「このゲームすごく面白いからみんなも食わず嫌いしないで遊んでみて!」と言っている本人が、食わず嫌いしているジャンルがいっぱいあるんじゃ説得力がないですしね。



 逆に、「キャラクター」を重視してゲームを選ぶ人の話を聞くと、「キャラクターが好みのゲームだったら、やったことのないジャンルであってもプレイしてみようと思える」とか「可愛い系のキャラのゲームだったら気軽に起動できる」といった話があって……
 「新しいゲームを遊ばせる」「馴染みのないジャンルのゲームを遊ばせる」という高いハードルを、キャラクターが好きだからという理由で飛び越えさせていて、結果的にいろんなジャンルのゲームを遊べるようになるということもあるんだなーと思ったんですね。

 そういう人は「システム」で選ぶ私よりもよっぽど色んなゲームを食わず嫌いして遊んでいるとも言えると思うんです。まぁ、そういう人は逆に「『Splatoon』のキャラが豆腐のままだったら買わなかった」かも知れませんが(笑)。



 どちらの方が「正しいゲーマーか」みたいな話は置いといて……
 元の話になったアンケートでは、「キャラクター(の見た目)」でゲームを選ぶという人が「システム」で選ぶ人よりも多くて。「システム」でゲームを選んできた自分からすると驚きでしたし、長年疑問だったことが幾つも氷解していきました。

 例えば、PS2くらいの時代のRPGとか、最近のソーシャルゲームとか、どんなゲームシステムなのか一切分からないでキャラクターだけ表示して終わるTVCMやPVを私はずっと「これで買うかどうかの判断材料になるワケねえだろ」と謎だったんですけど……「キャラクター(の見た目)」でゲームを選ぶ人が多いのなら、下手にゲームシステムを説明するよりもキャラクターを見せた方が効率的ですし。

 例えば、ほぼ賛同されたことのない「好きなゲームの続編に興味が湧かない」という私の話も、「キャラクター」でゲームを選ばない私は“前作のキャラが再登場”みたいなことに興味が湧かないのに対して、「キャラクター」でゲームを選ぶ人は“前作で好きだったキャラが再登場する”だけで大きく興味を持つのでしょうし。
(※ 「システム」で選ぶ自分は、前作とほぼ同じシステムだったらわざわざ新作を買わなくてもイイやと思ってしまう)

 例えば、「マリオの寒中水泳」とか「マリオのホットドッグ早食い競争」みたいな一つのゲームで大人気のキャラクターを全然別ジャンルのゲームの看板キャラクターにして売り出すことが私はあまり好きじゃないんですけど(特定ソフトの批判にしたくなかったのでタイトルは架空のものにしました)……
 「キャラクターが好みのゲームだったら、やったことのないジャンルであってもプレイしてみようと思える」という話を思い出すと、「寒中水泳には全然興味がないんだけどマリオが出ているなら買ってみようかな」みたいな人が多数いるってことなんだと思うんですね。



 そう考えていくと……私の食わず嫌いを直すためにも、ジャンル問わず「ヒロインの女のコが自分の好みだったから」みたいな理由で私もゲームを手に取るべきなのかもなぁと思いました。

 私にとっての好みの女性のタイプは、今はとにかく「妊婦さん」なので……妊婦さんが主人公のゲームか、妊婦さんがヒロインのゲームがあったら誰か教えてください。


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| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:14 | trackbacks:0 | TOP↑

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電子書籍と自炊を始めてから4年、私の読書ライフはどう変わったのか

 アイディアとは複数の問題を同時に解決するものだ―――という任天堂ファンにはおなじみの言葉がありますが、自分も例えばブログに何かの記事を書く際に「この1本の記事を書けば、これとこれとこれの効果があるぞ」とそこから派生するものを狙って書くことがあります。


 やまなしレイさんの「既に持っている物リスト」

 これは元々「Amazonの「ほしい物リスト」を公開している人に、リストに入っていないものを贈ろうとしたら“既に持っているんじゃないか”と不安になる」ところから、じゃあみんな「自分の持っている物」をリスト化して公開しようぜ!と書いた記事なのですが……それだけじゃなくて、単純に自分(と、賛同して公開してくれる人)の所有リストを眺めるのは面白そうだなというのもありましたし。

 あと、一つ。
 今の自分はどれくらい「紙の本」から「電子書籍」に移行しているのかを確認したかったというのもありました。

 超初心者の自分がキンドルファイアHDを起動して漫画を読んでみた
 初心者の自分が「本の自炊」に挑戦してみた

 上の記事は2013年の2月、下の記事は2013年6月の日付になっていますね。
 4年前のその時期まで私は、「電子書籍」も「本の自炊」も利用したことがなかった人だったんですね。そこから4年が経って、今我が家にある「紙の本」と、それを「自炊した本」と、それとは別に「電子書籍で購入した本」と……比率を知りたくなったので、「既に持っている物リスト」を数えてみました!

 ちなみに「紙の本」は、自分が買ったものではない「家族が買っていたもの」も含んでいます。
 また、「既に持っている物リスト」の方で省いておいたエロ系とか実用書の類も含めた集計になっています。今日のリストと「既に持っている物リスト」の数を比較してもらえれば、私の持っているエロマンガ等の数が分かっちゃいますね!実際に数えた人がいたら、どんだけ暇を持て余しているんだよと言ってやりたい!






【漫画】
・紙の本:1071冊(積み本:47冊)
・自炊済:131冊(未チェック:6冊)
・電子書籍:642冊(積み電子書籍:196冊)


 えーっと……マジで?
 自分でも信じられなかったので、最初は手集計で数えていたのをエクセルで表を作ってしっかり計算し直してみたのですが本当にこの数字でした。

 「紙の本」は子どもの頃から集めていた漫画なんかもありますし(もちろんどこかで手放したものもたくさんありますが…)、自分が買ったものではない親や兄の漫画も含めた数です。父親が買っている『名探偵コナン』と『ワンピース』だけで170冊以上ありますかんね。
 「紙の本」と「自炊した本」は、家族全員のウン十年分の合計なのに対して……「電子書籍」は自分一人たった4年で、その合計の半分くらいに到達してしまいました。電子書籍の導入後、明らかに買うペースが上がっています。

 まぁ、これにはカラクリもあって……
 「電子書籍」はしょっちゅうセールをやるのでまとめて買いやすいというのもありますし、1巻だけ99円で売るみたいなこともよくやるんですね。んで、試しに1巻だけ読んでみて、面白かったら続きも買おうとか、面白くなかったら続きは買わないとかで……私の電子書籍の所有リストを見ると「1巻だけ買って読んで以後は買っていないもの」が大量にあるんですね。

 こういう買い方は「紙の本」の頃にはほとんどしていませんでした。
 本棚に「1巻」だけ並ぶのがイヤなので、吟味に吟味を重ねて「2巻以降も集めたくなる漫画」しか1巻を買わなかったのですが……「電子書籍」の場合は気軽にポンポン買ってしまっています。それでハマった作品もたくさんたくさんあるので、「電子書籍」に移行してから自分の気に入る作品に出会うことが増えたと言えますね。



 一方で「自炊」の方なんですが。
 出来ることならば、自分の部屋の「紙の本」を全て「自炊」して!その空いたスペースに大きなテレビを買って、大画面でゲームをしたい!という野望を持っているんですけど。
 「紙の本」と「自炊」の合計が約1200だったのを約130「自炊済」ということは、4年間で10分の1の漫画を自炊完了したとも言えて……家中の全ての漫画を「自炊」するには40年かかるという計算になってしまいますね。裁断とスキャンだけならそんな時間はかからないのですが、それがちゃんとできているのかチェックするために読み返すのに時間がかかるんですよね。
 「電子書籍」をポンポン買ってそっちを読んでいるせいで、「自炊」のチェック作業をする時間が取れないという……今は新PCの購入資金のために節約していて、「電子書籍」の購入を控えているので、「自炊」の方を優先して進めますかねー。




【小説】
・紙の本:28冊(積み本:7冊)
・自炊済:7冊(未チェック:0冊)
・電子書籍:69冊(積み電子書籍:23冊)


 今回自分の所有リストを眺めて思ったんですけど……私は別に「小説」を読まないワケではないんですが、本棚に「小説」を置く専用のスペースというものがないんです。かつては読み終わった「小説」はすぐにブックオフ等に売ってしまったり、図書館で借りてきて自分では買わなかったりで、手元に全然残していなかったんですね。

 これは多分、「漫画」は続きものだから新刊が出るたびに読み返す必要があって残しておいたのに対して、1冊で完結する「小説」は1回読めば十分だという意識があったからなのかなぁと。続きもののライトノベルを買っていた時期もあるんですけど、ほとんどは完結まで追いかけることが出来ずに手放してしまいました。


 「電子書籍」の導入後、本棚を圧迫しないという理由でこちらもポンポン買いやすくなったのですが……大型セールなどで油断すると一気に買ってしまいがちで、そうすると読む時間が取れないので、こちらも現在は購入はセーブしている現状です。

 漫画以上に読むのに時間がかかるため「自炊」もあまり進んでいませんね。
 というか、いずれ「自炊」するからスペース的には問題ないだろうと買った(電子書籍では発売されていない)小説も多いので、「自炊」を始めた4年前に比べて実は「紙の本の小説」の所有数が増えているという……




【その他】
・紙の本:14冊(積み本:0冊)
・自炊済:24冊(未チェック:0冊)
・電子書籍:27冊(積み電子書籍:2冊)


 実用書やエッセイ、ムック本などの合計です。
 雑誌や同人誌は含めていません。漫画を描くのに使用する背景カタログ集などの資料本も含めていません。

 「小説」は1回読み終わったらあっさり手放していたのに、「実用書」は忘れたころにまた読み直したいと思っていたのか結構手元に残っていて、4年の間に自炊してかなり読み直しました。そして、もう忘れました(笑)。
 また、「小説」同様に「自炊」するからスペース的には問題ないだろうと買って「自炊」して読んだ本も結構ありますね。これは実用書よりもエッセイなんかが多いです。

 「漫画」や「小説」と比べてまとめ買いをすることが少ないからか、電子書籍の購入数はそれほど多くありませんね。購入したものも「セールになってたから……」みたいな理由で買った本が半分くらいだと思います。


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【今日の記事がよく分かる三行まとめ】
・電子書籍を導入して購入数が恐ろしく増えた(そして積む)
・自炊はなかなか進まないし、むしろ自炊するからと紙の本も買うようになった
・それらの消化も忙しいので、当然読む量も増えたと思う(多分)


 とまぁ、こんなカンジで4年前と比べると「本」に対する接し方が随分と変わりました。自分にとって子どもの頃からのネックだった「本棚にもう本を置くスペースがない」問題が、ようやく解消されたワケですからね。
 所有数や読書のスピードなんかは1年に1回ブログに載せて、「去年と比べて何冊増えた」みたいなことをチェックしていくのも面白そうですね。いつになったら私の部屋に大画面テレビが置けるようになるかな!



【全部の合計】
・紙の本:1113冊(積み本:54冊)
・自炊済:162冊(未チェック:6冊)
・電子書籍:738冊(積み電子書籍:221冊)

| ひび雑記 | 17:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【大事なお知らせ】キンドル(電子書籍)で発売する新刊漫画について

 新刊告知です!
 今日は、主にキンドル(電子書籍)版についてのお知らせで、プリントオンデマンド(紙の本)版についてはまた後日改めて記事を書いて説明します。


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 タイトルは『その日 世界は…』。
 1巻表記があるように、2巻、3巻と続いていく予定となっています。

 発売は12月初旬。
 キンドルでの販売価格は250円を予定しています。
 当面はキンドル以外の電子書籍は出さないので、KDPセレクト対象となって「キンドルオーナーライブラリー」や「Kindle Unlimited」でも読めるはずです。


 収録話数は……

・1-1話:26ページ
・1-2話:26ページ
・1-3話:26ページ
・1-4話:26ページ
・番外編:23ページ

 「本編4話」+「番外編1話」という構成になっています。



 んで、ここからが重要な話なんですけど……
 1巻の発売から半年後とか1年後くらいを目安に、「1-1話」から「1-4話」までを順番に無料公開する予定です。どこで公開するのかとか、期間限定にするかどうかとかはまだ分からないんですけど、お金を払いたくないという人もいずれは読めるようにしたいと思っているんですね。

 『春夏秋冬オクテット』の時は、「WEBで無料公開している作品」+「電子書籍を買ってくれた人だけが読める描きおろし作品」という形にしましたし。WEB漫画サイトが一般的になった現在は、「WEBで無料公開している作品」をまとめて単行本にするというケースも多いと思うのですが……
 「無料公開」をしないと読んでくれる人は増えないけど、「お金を払ってくれる人」がいないと漫画を描き続けることはできなくなる―――という相反した要素を二つとも叶えるため。私は今回、「お金を払ってくれた人」が真っ先に読める形にしようと思ったのです。


【250円を払って買ってくれると、こんないいことがあるよ!】
・真っ先に読める!
・一気に読める!
・ずっと読める!
・無料公開しない「番外編」も読める!
・目次とかあとがきも読める!
・作者の応援になる!とても!

※ 「キンドルオーナーライブラリー」や「Kindle Unlimited」で読んでもらった場合も同様です


 250円すごい!
 無料公開でしか読まない人は「番外編」を読めないのだから、話が分からなくなっちゃうのでは?と不安になる人がいるかも知れませんが、「番外編」は本筋には絡まない「キャラクターの過去の話」などですから、読まなくてもストーリーは分かると思います。1巻は主人公の中学生時代の話です。

 1巻発売前にわざわざ「いずれ無料公開もする」ことを書いたのは、それを踏まえたうえで「今すぐ読みたいから250円払う」か「半年後とか1年後とかでもいいから無料公開を待つ」のかを選んでほしかったからです。
 これでどれくらいの人が買ってくれるのかは私にも分かりません。それを確かめるためにもこういう形式にするので、あまりに売れなかったら2巻以降は無料公開をしないかも知れません(笑)。


 無料公開を始めるとキンドル独占ではなくなるので、恐らく「キンドルオーナーライブラリー」や「Kindle Unlimited」では読めなくなると思います(250円払ってもらって買っていただければ、もちろんずっと読めます)。なので、無料公開をするのも期間限定になるかなと思うのですが、その辺は実際に無料公開をする際の状況に合わせて決めるつもりです。


 プリントオンデマンド(紙の本)版については、また来週。
 今日までに見本書が届くと思っていたのですが、届かなかったので……この見本書の出来次第で「プリントオンデマンド(紙の本)版を出すかどうか」を考えるので、まだ出すことが確定しているワケではないのです。

| その日 世界は… | 17:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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どうして私は「ゲームの攻略サイト」を読みたくないのか

 本当はこの話、わざわざ記事に書かなくてもイイかなと思っていたのですが……
 「書かなくても分かってもらえるはず」と甘く見ていたせいで招いたことだと思いますし、ひょっとしたら配信を観ていた人の中にも「どうして途中で配信をやめてしまったのか」が分かっていない人もいるでしょうし、説明する責任もあるなと思って書きます。


 10月からプレイステーションソフト『俺の屍を越えてゆけ』の実況配信をYoutube Liveで行っていました。RPGのクリアには時間がかかりますから、今までの配信は「週1回」とか「週2回」のペースだったところ、この配信は「毎日」ペースで行っていました。Youtube Liveはニコ生とちがって、自動でログを残してくれるので出来たことですね。

 完全初見プレイだったため、「クリアまであとどれくらい」進んだのかも分かりませんが……恐らくは全体の3分の1から2分の1くらいは進んだかなくらいのところで、プレイも配信も休止することにしました。


 この件、私にも「予め注意をしていなかった」ことの責任が大いにあると思っていますし、コメント欄でのやりとりで「これで終わりにしましょう」と手打ちにしたのでコメントを書きこんだ人を責めないでほしいんですけど……休止した理由は、「詳細な攻略情報がコメント欄に書きこまれてしまった」からです。


 『俺の屍を越えてゆけ』というゲームはRPGですが、ゲームシステム的には育成シミュレーションの要素も強くて、どうプレイするのかがプレイヤーに委ねられているところが多いゲームなんですね。「○○に行け!」とか「次は××をしろ!」といったことは一切言われず、全部自分で考えるゲームなんです。

 完全初見プレイの私は、なので「手さぐり」で考えながら、自分なりの方法でプレイしていて……実際、休止するところまでは順調に進んでいたように思うのですが。
 このゲームをやりこんでいた人から、「配信を観ていたらアナタはこういうプレイをしていたが、それは非効率だ。ここはこうして、そこはそうして、あそこはああするべきだ」と事細かにどうするべきかが書かれたレポートのようなコメントがブログに書かれたのです。それで私は、プレイも配信も辞めてしまいました。



 恐らく、コメントを書きこんだ人も「善意」でやったことだと思うんです。
 その後に私が「もう続けるモチベーションがなくなったんで休止します」と言い出したことにも、意味が分からなかったんじゃないかと思いますし。コメントを書きこんだ人だけじゃなく、ただ配信を観ていた人の中にも「まーた、やまなしが突然ヒステリーを起こしたよ」としか思っていない人もいるんじゃないかと思います。配信のアレコレを知らず今日この記事で初めて経緯を知った人も、恐らく「事細かにダメ出しされたからおむずかりになった」くらいにしか思われていないんじゃないかと推測できます。


 だから、記事にしっかりと「理由」を書かなければならないと思ったのです。
 私が、何故「もうこのゲームを続けるモチベーションがなくなってしまった」のか。

 「書かなくても分かってもらえるはず」としていたらちっとも分かってもらえていなくて招いた事態なのだから、ちゃんと書かなければ分かってもらえないでしょう。このままだったら同じことが何回も何回も繰り返されてしまうかも知れません。だから、書きます。



 この話は、「ネタバレされたくない人」と「ネタバレされたい人」がいるって話とつながっているのです。


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 世の中には、「ネタバレをして欲しい人」がいるという大切な事実

 これは2015年に書いた記事です。
 おかげさまでたくさんの人に読んでもらった記事で、このブログの2015年の記事の中では最もアクセス数が高くて、たくさんの意見もいただきました。

 どういう記事かと簡単に説明すると……
 「ネタバレされたくない人」最右翼の私はそれまでそんな人がいることすら気付いていなかったのだけど、「ネタバレされた方が嬉しい人」が世の中にはいるんだ―――という話です。


 「ネタバレされたくない」派の私は、漫画でも小説でも映画でもアニメでもスポーツ中継を観るのでも「先の展開を何も知らない状態でハラハラドキドキする」のが好きなんです。それが楽しくて、わざわざ時間を割いて作品に触れているのだから……先の展開を知っちゃうと後はもう「知っている展開になることを確認するだけだ」となって、時間がもったいないので読んだり観たりするのを辞めるくらいです。

 私のエピソードで言うと、「ドラマやアニメの次回予告を観ない」「原作を読んでいるもののアニメ化や映画化は観ない」といったポリシーがよく批判されるのですが、私も生まれたときからこういうポリシーだったワケじゃないです。子どもの頃は次回予告も観ていたし、好きな漫画のアニメ化も観ていました。
 でも、ある日「知っている展開になるのを確認するだけでちっとも面白くない」と気づいて、試しに次回予告を観ないようにしたり、原作を知らないアニメを率先して観たりしてみたら「こっちの方が面白いじゃん!」となっただけなんです。


 ある日「白米の上にラー油をのせて食べると美味い!」ことに気づいたみたいな話で、自分が娯楽作品を最大限楽しめるコツなんです。ストーリーを知った状態で観た楽しさが10だとしたら、ストーリーを知らない状態で観た楽しさは2000くらい、私には差があるのです。
 「オマエだけが歩調を乱すんじゃない!みんなが次回予告を観ているんだから、オマエも観ろ!」と言われたこともあるんですけど、本来なら2000%楽しめる作品を、敢えて10%しか楽しめない方法で観て、それで「この作品は全然面白くなかった」と言うのは作品に対して失礼でしょう。せっかくの料理に大量のお湯をぶっかけて「味がしない!不味い!」と言いながら食べたら、食材を作ってくれた人や料理を作ってくれた人に失礼でしょうと私は思うのです。



 ですが、世の中には「ネタバレされた方が嬉しい人」もいるのです。
 私が作品に求めている「ハラハラドキドキ」は最初から求めていなくて、予めどういう話になるのかを知っているから安心して楽しめると……例えば原作を予め知っている作品しかアニメは観なかったり、例えばWikipediaで予め原作のあらすじを読んでからアニメを観たり、例えば推理小説を最後から読んで「犯人が誰か」を調べてから読み始めたり、例えば恋愛もので「最終的にヒロインが誰とくっつくか」を知らないと観る気にならなかったり。

 私からすると「なんでわざわざ料理に大量のお湯をぶっかけてから食べるの!?」と思う行為なのですが、「ネタバレされた方が嬉しい人」からするとそれが娯楽作品を最大限楽しめるコツなんですね。「結末が分からないハラハラドキドキ」は濃縮されたカルピスの超原液のようなもので飲めたものじゃなく、ストーリーをネタバレされた状態で観るくらいがその人にとって一番美味しくいただけるのです。




 言うまでもないことですが、「ネタバレされたくない人」と「ネタバレされた方が嬉しい人」のどちらが正しいなんてことはないですからね。ただ、人それぞれ「娯楽作品を最大限楽しめるコツ」がちがうってだけの話です。
 「目玉焼きに何をかけて食べるのが好きか」が人によってちがうみたいな話で、例えば日本全国でアンケートを取って「1位はラー油でした!正しいのはラー油で、それ以外は間違っています。なので、今日から目玉焼きにラー油以外の調味料をかけることは犯罪です!」なんてことになったらディストピアですよ。ラー油ディストピアですよ。

 ただ「人によってちがう」という楽しみ方を尊重し合えばイイだけだと思うんです。
 「尊重し合う」という表現だとよく分からなかったなら、「自分の嗜好を他人に押し付けるな」ってことですね。



 んで、ここから重要な話なんですけど……
 「人によってちがう」というのは、そう意識しないとつい忘れてしまいがちなことなんです。

 「ネタバレされた方が嬉しい人」は、みんながみんな「ネタバレされた方が嬉しい」に決まっていると思いがちで、ついつい善意でネタバレをしてしまうんです。とあるアニメを観ようか悩んでいる人に「最後、主人公が死ぬよ」と教えてくれたり、とある小説を読もうとしている人に「黒幕が○○ですよ」と教えてくれたり、映画の宣伝で「ラストに衝撃のどんでん返しがあります!」と教えてくれたり。

 まぁ……こういうブログをやっていると、「悪意」でそういうネタバレをしてくる人もいなくはないですけど。ネタバレって多くの場合は「良かれと思って」やってくるんです。だって、「ネタバレされた方が嬉しい人」はネタバレされたら嬉しいのですから。自分がされたら嬉しいことは率先して人にやってあげようと思って、「最後、主人公が死ぬよ!」と教えてくれちゃったりするのです。
 それで「ネタバレされたくない」派の私が怒っても、「どうしていきなり怒りだしたのか分からない……」「良かれと思って教えてあげただけなのに……」「何もしていないのに怒りだす面倒な人だ……」と分かってもらえないのです。


 しかし、これは逆に言うと「ネタバレされたくない」派の私も、みんながみんな「ネタバレされたくない」に決まっていると思っちゃっているから起こるんですね。
 「ネタバレされた方が嬉しい人」がいることが分かっていれば、善意でネタバレしてくる人がいることも予め分かるワケですから、例えばブログの記事内に「私はネタバレされたくない人なんでネタバレコメントは書かないでくださいね」と注意書きが出来たはずなんです。



 というのが、2年前の記事の内容です。

 2年前の記事に書いた話をどうしてまた繰り返し書いているのかと言うと……
 『俺の屍を越えてゆけ』の攻略情報の話は、これに近い話だと思ったからです。

 私にとって「攻略サイトや攻略本で攻略情報を調べてからゲームをする」ということは、「アニメが始まる前に予めWikipediaであらすじを読んでおく」とか「推理小説を予め犯人を調べてから読み始める」とかとほぼ同じ行為なんです。


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 私にとって「ゲーム」というものは、「自分の頭で考えて試行錯誤するのが楽しい」ものです。最初は上手くいかなくてもトライ&エラーを重ねることによって「ここはこうすればイイんだ」「次はああやってみようかな」と発見して、成長していくのが楽しいのです。

 私の一番好きなジャンルが「アクションパズル」だというのが分かりやすいですよね。
 「アクションパズル」というジャンルは、「自分の頭で考えて」「トライ&エラーを繰り返して」「最初は思いつかなかった解法を発見する」ジャンルのゲームですから。

 反対に、私の苦手なジャンルというのはこの「トライ&エラー」がやりづらいゲームなのですが、それはまた別の機会に語るとして……アクションゲームだろうがRPGだろうがシミュレーションだろうがアドベンチャーだろうが、私にとってゲームで一番重要なのは「自分の頭で考える」部分であって、それを失ってしまえばもうそれはゲームである必要がないのです。


 だから、私は「攻略サイト」を読まないのです。
 「攻略サイト」というのはネタバレの宝庫ですし、自分の知らない情報がたくさん載っていて、「こうプレイすればイイんだよ」という最適解まで載っています。つまり、私がゲームに求めている「自分の頭で考える」必要がなくなり、「攻略サイト」に載っているその通りのプレイをなぞればイイだけになってしまうのです。
 もちろんアクションゲームとかだと、その「攻略サイト通りのプレイをなぞる」のが難しかったりするのですが、私にとってはそこはあまり重要じゃないので……もうそのゲームは全然面白くなくなってしまうのです。

 どうしても、どうしてもクリアできないゲームの場合は「攻略サイト」に頼ることもあるんですけど……自力でクリアしたゲームの面白さが2000だとしたら、攻略サイトを読んでクリアしたゲームの面白さが10くらいの差があるので、本当に本当に本当にどうしようもなくなったけど「クリアしないままぶん投げるのはこれまでの時間がもったいない!」と思ったときの最終手段にしています。




 しかし、世の中には「推理小説の犯人を予め調べてから読み始める人」がいるのと同様に、「攻略サイトを読んでからゲームを始める人」もいるんですね。
 私がゲームに求めている「自分の頭で考える」の部分は重要視していなくて、例えば「ストーリーだけを楽しみたい」とか、「アクション部分を楽しみたいからパズル要素は答えを調べちゃう」とか、「あまりに要素の多いゲームだから自分の分析だけでプレイするのは非効率だ」とか、色んな理由があるのだろうと思います。

 つまり、ゲームに何を求めているかが人によってちがうため、「攻略サイト」というものをありがたがる人もいれば、ネタバレにしかならないと読まないようにしている人もいるってことなんですね。

 貴方は「何を求めて」ゲームをしていますか

 こちらは2016年に書いた記事です。
 一言で「ゲームが好き」と言っても、それぞれの人がゲームに求めているものはちがうので、好きなジャンルがちがうのも当然だよねーみたいな話です。


 この話を今日の記事に当てはめてみると……ゲームを「計算ドリル」として捉えている私は攻略サイトを読みたくないと説明すれば、その意味も伝わりやすいんじゃないかと思います。「計算ドリル」を解く前に先に答えだけ読んじゃったら、その計算ドリルを買った意味なんかないですよね?

 でも、「ストーリー」だとか「旅行」だとか「体験」をゲームに求めている人からすると、その一番求めている部分以外の面倒なところは「飛ばせるもんなら飛ばしてしまいたい」と思っていて、攻略サイトで最適解を調べてその通りにやることにも抵抗がないんだろうと思います。



 “「ネタバレされたくない人」と「ネタバレされた方が嬉しい人」のどちらが正しいなんてことはない”のと同様、「攻略サイトを読みたくない人」と「攻略サイトを読みたい人」のどちらが正しいなんてことはありません。それは単に、人それぞれ「ゲームを最大限楽しめるコツ」がちがうってだけの話です。目玉焼きにラー油をかけようがマヨネーズをかけようが、その人が一番美味しい食べ方をすればイイだけの話です。

 ただ、「人それぞれちがう」ということを認識しないとこういうことが起こるのです。
 「ネタバレされた方が嬉しい人」が良かれと思って「最後、主人公が死ぬよ」と教えてきちゃうように、「攻略サイトを読みたい人」は良かれと思って「攻略サイトを読みたくない私」にも攻略情報を教えてきちゃうのです。「攻略サイトを読みたい人」は攻略情報を読むことがありがたいから、「この攻略情報を知らないなんて可哀想」「教えてあげたら喜んでくれるはずだ!」と教えてくれちゃうのです。

 その結果、本来なら2000だったゲームの面白さが10になってしまった私は、「もうこのゲームを続ける気が起きない……」と休止することにしたのです。「俺は目玉焼きにマヨネーズをかけて食べるのが好きだから、やまなしさんの目玉焼きにも予めマヨネーズをかけておいてあげよう」とかされたら、マヨネーズを食べようとしただけで吐いてしまう私は目玉焼きごと捨てることしかなくなるみたいな話です。
 私は別に「面倒くさいから」攻略サイトを読まないワケじゃないんですよ。「そうしたら、どんな面白いゲームもクソつまんなくなってしまうから」読まないようにしているんですよ……




 でも、「人それぞれちがう」を認識しなければこういうことは起こってしまうのです。
 「攻略サイトを読みたい人」が、世の中には「攻略サイトを読みたくない人」がいるだなんてことを想像もしなかったから、わざわざ詳細な攻略情報を書きこんでくれたのでしょうし。
 反対に、「攻略サイトを読みたくない私」は、世の中に「攻略サイトを読みたい人」がいるということを忘れていたから、「攻略情報を書きこまないでください」と事前に注意書きすることを怠っていたのですし。


 だからまぁ、今回の件は私に責任があると思っているのです。今までなぁなぁで済ませててちゃんと線引きをしてこなくて、「攻略情報は書きこまないでね」という注意書きの一つもしていなかったのですからね。だから、今後はちゃんとブログの方にもYoutubeの方にも注意書きをしていこうと思います。



 漫画やアニメの「ネタバレ」とちがって、ゲームの場合……
 『スペースインベーダー』の時代から、『ドルアーガの塔』だって、『スーパーマリオブラザーズ』だって、『ゼルダの伝説』だって、『ドラゴンクエスト』だって、「攻略情報はみんなで共有するもの」という文化があるのも確かなんですよね。「ミンナニナイショダヨ」というのは、言い換えれば「ミンナニオシエルトヨロコバレルヨ」ということでしょうし。

 実際、現在のゲームでも「攻略サイトありきのゲーム」というのはたくさんあって、ソーシャルゲームだって、『Splatoon』だって、『マインクラフト』だって、インターネット上で情報を集めないで完全に一人でプレイしようとしたら限界があると思うんですね。インターネットの集合知を結集して初めて「ここはこうするべき」「そこはそうするべき」みたいな最適解が導き出されるワケで。だから、完全に自力のみでプレイする私はそういうゲームが苦手なんですけど……


 加えて、ゲーム実況の生配信なんて「ゲームプレイの共有」なんだから、攻略情報を言いたくなる気持ちも分からなくないんですね。今回の件も、同じことを生配信中のチャットで言われていたのなら、特に気にならなかったかも知れませんし、生でのやり取りだったら「そこまでは知りたくないので言わないでね」と注意できたかもって思うんです。その「みんなと一緒にゲームを遊んでいる」感覚が楽しいから生配信をやっているワケですしね。

 「毎日配信」をするためにニコ生からYoutube Liveに場所を移したことで、ニコ生とちがって「匿名コメント」が出来ないとか、ニコニコのアカウントは持っているけどGoogleアカウントは持っていないとか―――そういう理由で「生配信中のチャット」じゃなくて「ブログのコメント欄」に感想を書きこむようにしたら、「今日の貴方のプレイはこことこことここが駄目だった」みたいなレポートになってしまったというのも不運が重なっただけだと思いますしね。「ブログのコメント欄」って、どうしても「ダメ出し」ばかりになってしまう場所ですし……



 なので、まぁ……繰り返しになりますが、悪いのは「ちゃんと線引きをしなかった」私だと思っているんです。その反省から、今後はしっかりと「書いてほしくないこと」と「書いてもいいこと」の線引きを心がけようと思います。

 『俺屍』の実況配信も、来年の1月から再開しようと考えています。「毎日配信」をしなくちゃならない都合上11月・12月は忙しくて無理そうなのでね……
 「自分が一生懸命考えたプレイ」より「最適化されたプレイ方法」を知ってしまってどうしようか悩んだんですけど……いただいた攻略情報を使うワケにはいかないので、「コメントに書きこまれた方法は使ってはいけない」縛りプレイで再開しようかなと思います。「その方法もその内に思いついたかも知れない」のにそれが使えないというのは不利になっているとは思うのですが、クリアできなかったらクリアできなかったで構わないと思って始めていますから。

 それが「ゲームが下手な人のプレイ」だっ!


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| ゲーム雑記 | 17:56 | comments:10 | trackbacks:0 | TOP↑

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「きちんと終わらないオリジナルアニメ」と、「2期が観たかったら円盤買ってね!」と

 今日の記事には「ネタバレ」あるから、ネタバレを気にする人は引き返してねー……みたいな注意書きを書こうかと思ったのだけど、記事タイトルで既にコレ以上ないほど書いちゃっているので今更という気もする。
 そもそも、夏アニメが終わってからもう1ヶ月以上経っているし、夏アニメが放送中の時期にアレだけ私が「一挙放送があるからみんな観よう!」「全話無料配信があるからみんな観よう!」とブログやTwitterで何度も何度も何度も布教していたのだから、その時にスルーした人が今更この記事に「ネタバレすんじゃねえ」と怒る権利はないわ!!



 今日の記事は、
 アニメ『プリンセス・プリンシパル』の最終回が、「未完」で終わっていることについてでーす。

 大きな話に決着がついていないことは仕方ないとしても……終盤にバタバタと出てきたことにも決着がつかず、最終回は「これから先も因縁が残る」といった“続編をにおわせる描写”がたくさんあって、正直なところ消化不良感がありました。
 「ひょっとして最初から2期が決まっていた分割2クールなのかな?」と思いもしたのですが、番組ラジオなどで語られた公式発表としては「アニメのブルーレイ&DVDがヒットするか、スマホ用アプリゲームがヒットすれば、2期が作られるかも知れません」とのことでした。


 うーん……
 いやまぁ、アニメだって「ビジネス」だってのは分かりますよ。

 例えば、「漫画」だって雑誌のアンケートで不人気だったら打ち切られてしまうから、「打ち切りがイヤだったら雑誌買ってアンケートを出してね」と言っているワケですし。
 「ゲーム」だって新品が売れなければゲーム会社にお金が入らないから、「続編を出して欲しかったら中古に売ったり中古で買ったりしないで新品で買ってね」と言っているワケですし。

 「続きが欲しかったら、お金を払ってね!」を、私は「汚いやりくち」だとは言えないんですけど……



 「きちんと終わるアニメ」を観たいのならオリジナルアニメを観よう!

 これは2016年3月に書いた記事です。
 元々は、はてな匿名ダイアリーに「原作が漫画やラノベのアニメは、原作の最後までアニメ化しないで中途半端なところで終わってしまう」という記事が書かれていて、それに対して私が「うんうん!分かる分かる!だから、オリジナルアニメを観よう!オリジナルアニメは原作がないから中途半端なところじゃ終わらないよ!」と書いた記事なのですが……


 『プリンセス・プリンシパル』はオリジナルアニメですけど、中途半端なところで終わりましたよね……
 また、上の記事で「これから始まるオリジナルアニメ」の一つとして紹介した『甲鉄城のカバネリ』も、色々なことに決着がつかずに終わったと言われています(個人的には、『プリンセス・プリンシパル』よりかは決着をつけていたとは思いますが)。



 もちろん「最近のオリジナルアニメはみんなそうだ」なんて言うつもりはなくて……例えば、2017年の春アニメ『月がきれい』なんかは「もうこれ以上はどう足掻いても続編なんか作りようもない」ラストでしたし、自分が観てきたオリジナルアニメでも『終末のイゼッタ』とか『コンクリート・レボルティオ』とか『パンチライン』とか『残響のテロル』とかも「もうこの続きはないよね」と言えるラストでした。

 逆に言うとね……
 こういう作品は、どんなにブルーレイ&DVDが売れたとしても「2期」は作りようがないんですよね。


 ストーリーがきちんと終わらず、「ブルーレイ&DVDが売れたら2期が作られるかも知れません!」というアニメと。
 ストーリーをきっちりと終わらせて、「ブルーレイ&DVDが売れても2期を作ることは出来ません!」というアニメと。


 どっちが売れるかと言ったら、多分「2期をにおわせているアニメ」の方なんですよね……『プリンセス・プリンシパル』のブルーレイ&DVDはおかげさまで「2期が作られるライン」にギリギリ届いたみたいで、『甲鉄城のカバネリ』は(テレビアニメの2期かは分かりませんが)2018年に新作アニメが作られると発表されていますし。

 いや、『月がきれい』も円盤のボックスは売れたみたいなんですけどね。
 一商品に全話を詰め込んで、価格も(他のアニメと比べると)抑えたというのが大きいんだと思うのですが……正直『月がきれい』みたいなアニメが、ちゃんと“売れる”というのは意外でした。「評価は高いんだけど、売上はイマイチ」みたいな典型的な作品だと思っていたので。



 閑話休題。

 とりあえず2016年3月に書いたあの記事は間違いでした。
 「オリジナルアニメであってもきちんと終わらないものはある」し、アニメがビジネスである以上は「続編をにおわせてブルーレイ&DVDの購入につなげる作品」は今後も増えていくのかなぁと思います。


 かつては「あのね商法」とも言われる「テレビアニメでは完結せず、真の最終回はDVDを買って観てね!という作品」もありましたが、“自分一人が”“DVDを1枚買えば”真の最終回が観られた「あのね商法」よりも――――“何千人という人が”“円盤を全巻買う”というヒットを起こさなければ真の最終回が作られもしない、こちらの方がハードルが上がっているように思えます。

 『プリンセス・プリンシパル』は多分2期が作れるくらいにヒットしたから良かったものの、もしコケていたら「最終話で伏線をぶん投げたまま永遠に続きは作られない」という哀しい作品になっていたと思うんですね。「きちんと終わるから」という理由でオリジナルアニメを応援し続けてきた自分としては、これから先、同じように「続編をにおわせてブルーレイ&DVDの購入につなげる作品」が増えていくのは不安です。


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| アニメ雑記 | 17:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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『マリオ』も『ゼルダ』も『Splatoon』も出た後のNintendo Switchはどうなる?

・3月3日 『1-2-Switch』
・3月3日 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
・4月28日 『マリオカート8 デラックス』
・6月16日 『ARMS』
・7月21日 『Splatoon2』
・9月22日 『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』(※ 発売元はポケモン)
・9月28日 『ファイアーエムブレム無双』(※ 発売元はコーエーテクモゲームス)
・10月27日 『スーパーマリオ オデッセイ』
・11月10日 『いっしょにチョキッと スニッパーズ プラス』
・12月1日 『ゼノブレイド2』

 こちらは2017年に発売した(する)Nintendo Switchソフトの中から、任天堂タイトルおよび任天堂のシリーズを使ったタイトルを抽出したリストです。
 Nintendo Switchの本体売上は任天堂が思っていた以上に好調で、年末商戦次第でWiiに匹敵するみたいな話まで出ているのですが……2013年初頭から本格的な開発が始まっていた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、2014年の末から本格的な開発が始まっていた『スーパーマリオ オデッセイ』と、開発に3~4年かかっているエース級のタイトルが既に投入されていて。対戦の定番タイトル『マリオカート』や、近年の任天堂の顔となっている『Splatoon』なんかも投入されてしまっていて。

 将棋で言えば、飛車・角・金・銀を全て投入した状態とも言えて―――来年以降のNintendo Switchは桂馬と香車と歩兵だけで戦うの?大丈夫?という記事を書こうかと思ったのですが。


<2018年>
・1月18日 『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』
・春 『星のカービィ スターアライズ』
・『ファイアーエムブレム』新作
・『ヨッシー』新作

<発売時期は不明だけど、既に発表されているタイトル>
・『メトロイドプライム4』
・『ポケットモンスター』新作

 桂馬と香車と歩兵にしては強すぎません??
 特に『ポケモン』に関しては、「本編」なのか「外伝」なのかがまだ確定はしていませんが、発表時の言い回しからすると「本編」のような気がして……もし「本編」だった場合は『マリオ』や『ゼルダ』にも引けを取らないスーパーエース級の投入になりますし、『ファイアーエムブレム』や『メトロイドプライム』だって全世界での売上を考えるなら「沢北がいなけりゃどこでもエース張れる男さ」と言えるタイトルですし。


<発表はされていないけど、作っていないワケがないと思われるタイトル>
・『どうぶつの森』シリーズ
・『スマッシュブラザーズ』シリーズ

 スマホ版が今月に配信開始になる『どうぶつの森』ですが、任天堂は「スマホ版でIPの認知度を上げてゲーム機版の売上アップにつなげる」と棲み分けをしています。スマホ版『ファイアーエムブレムヒーローズ』の後にゲーム機に『ファイアーエムブレムEchoes』や『ファイアーエムブレム無双』を出したり、スマホ版『スーパーマリオラン』の後にゲーム機に『スーパーマリオ オデッセイ』を出したり。
 そう考えると、Nintendo Switchになるのか、はたまた存在するのか分からない「ニンテンドー3DSの後継機」になるのか、いずれにせよ『どうぶつの森』のゲーム機用の新作は作っていないワケがないと思うんですね。

 『スマブラ』に関しては、Nintendo Switchの「おすそ分けプレイ」を考えたらラインナップに入れないワケがないタイトルで、仮に桜井さんが「いやもう、『スマブラ』作りたくないんすよ」と言ったとしたらWii U版のベタ移植(有料DLC全部入り)で出していたんじゃないかと思うんですね。Wii版の開発を断られていたら、ゲームキューブ版『DX』のベタ移植(オンライン対戦のみ実装)をWiiで出そうとしていたみたいな話で。
 それがなかったということは、Wii U版をベースにファイターやモードを追加した『スマブラ for Nintendo Switch』が開発されているんじゃないかと期待したくなります。




 そう言えば……『スーパーマリオ オデッセイ』発売のタイミングで、Nintendo Switchの総合プロデューサーである小泉さんへのインタビューが色んなサイトに掲載されて、同様の質問もされていました。

「スーパーマリオ オデッセイ」で行われたさまざまな変革は何を意図したものなのか。小泉歓晃プロデューサーに聞いた4Gamer.netさん)

<以下、3ページ目より引用>
4Gamer:
 これだけたくさんの主力級ソフトが出ると,来年以降の息切れが心配ですが。

小泉氏:
 息切れはしないように編成をしています。任天堂のIPもまだまだ残っていますし。また,ハードの使い方を研究されたソフトメーカーさんがたくさん出てくるでしょうから,そこにも期待しています。

</ここまで>


『スーパーマリオ オデッセイ』小泉Pに訊く、心に刺さる驚きを目指した“箱庭マリオ”の革新と、名作が続く任天堂開発の秘訣ファミ通.comさん)

<以下、3ページ目より引用>
――ニンテンドースイッチユーザーの中には、『ゼルダの伝説』、『スーパーマリオ』という任天堂の看板タイトルが出て、さらに『スプラトゥーン』というブームになったタイトルの新作も出てしまったため、来年以降のラインアップが心配になる人もいると思いますが?

小泉 任天堂にはまだまだ出していないIPがありますし、従来のIPだけではない、皆さんが思ってもいないような新しいことをどんどん仕掛けて、準備していますので、そういったものが来年、再来年にかけてどんどん出てきます。それこそ、皆さんの心に刺さるものを作ろうと思いながらやっているので、期待してお待ちください。

</ここまで>


 また、先月末の任天堂の決算説明会の質疑応答(リンク先はPDFです)で、こんなやりとりもありました。

<以下、Q4とA4より引用>
Q4「Nintendo Switch のユーザー層が⼥性層やファミリー層に国内から少しずつ広がっているという話が出ていたが、来年はそういった⼀番サイズの⼤きな層の獲得を⽬指すようなラインアップが増強されるのか。
 「どうぶつの森」のアプリが出たが、スマートデバイスアプリとゲーム専⽤機の連動は考えているのか。また、それによって、(スマートデバイスから)ゲーム専⽤機に⼦供層や⼥性層を誘導するような施策を検討していないのか。」

A4 君島「上期に(Nintendo Switch の)販売数が伸びたことに関しては、ゲームが好きな任天堂ファンの⽅々が Nintendo Switch のコンセプトをご理解いただいてご購⼊いただいたと考えています。これからホリデーシーズンを迎え、お⼦様やファミリー層など多くのお客様にご購⼊いただけるタイミングがきましたので、すでに発売済みのタイトルについても、もう⼀度しっかりとご説明するとともに、さらに多くのお客様にお楽しみいただけるような新しい遊びを提案するタイトルを出していくことが必要だと思っています。
 Nintendo Switch にはいろいろな遊びをご提供できる仕組みを設けていますので、具体的なタイトルは現時点でお話しできませんが、これまでとは異なる IP を使った新たな遊びの提案ができるよう努めていきますので、ご期待ください。
 スマートデバイス向けゲームアプリ「どうぶつの森 ポケットキャンプ」のゲーム専⽤機との連動に関しては、現時点で発表できることはありません。今後もスマートデバイス向けゲームアプリとゲーム専⽤機の連動について検討していきたいと思います。」

</ここまで>
※ 改行や強調など引用者が一部手を加えました


 いずれの場でも「『マリオ』や『ゼルダ』や『Splatoon』以外のIPも控えていますよ」といった趣旨の回答をされているように読めます。
 確かに、もし仮に『ポケモン』と『どうぶつの森』と『スマブラ』が控えていたとしたら、『マリオ』と『ゼルダ』と『Splatoon』が出た後でも臆することはなさそうですし。任天堂には、上に挙げただけには留まらないたくさんのシリーズ作品があります。

・ウェーブレース
・エキサイトバイク
・絵心教室
・F-ZERO
・押忍!闘え!応援団
・カードヒーロー
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 タッチパネルの仕様が変わったので『絵心教室』や『脳トレ』の続編はなさそうですけど……「おすそ分けプレイ」を考えると、『メイド イン ワリオ』とか『リズム天国』に2人プレイを組み込んでとかはありそう。
 「ニンテンドー3DSの後継機」を出さずに、Nintendo Switchだけで据置機と携帯機の役割を担わせるのなら「1人1台」の普及を目指して『トモコレ』あたりを出すのもありそうですね。前作は世界規模で500万本以上を売り上げたスーパーヒット作ですし。
 逆に、前作が携帯機だったシリーズを久々に据置機のクオリティで出すというのも手か。『ちびロボ!』『パイロットウィングス』『パルテナ』『ルイージマンション』あたり。個人的には『ガールズモード』のNintendo Switch版が出て欲しいんですけど、流石に3DS版『4』が出たばかりなので当分先の話か……

 現実的に考えると、『マリオカート』や『ポッ拳』のようにWii Uで既に出ているゲームの方がNintendo Switchに新作を出しやすいという気がしなくもない。『零』『ピクミン』……「マリオやゼルダ以外のIP」ということで一覧には載せてなかったけど、『マリオパーティ』もどこかのタイミングで絶対出ますよね。任天堂に限らず、Nintendo Switchはボードゲームと相性抜群でねらいめだと思うんですよねぇ。3DS版を任天堂から発売させた『桃鉄』のNintendo Switch版もありえるか??



 「ソフトの持つ役割」ということを考えると……
 『1-2-Switch』や『ARMS』は「この新しいゲーム機でないと実現できなかったソフト」で、『ブレス オブ ザ ワイルド』は「据置機のゲームが持ち運べることが分かるソフト」で、『マリオカート』はそれを「おすそ分けプレイでみんなに広めるソフト」で、『Splatoon』は「オフライン協力プレイができなかったソフトも本体を持ち寄れば一緒に遊べるようになったソフト」で、『マリオオデッセイ』や『ゼノブレイド2』は「ガッツリと冒険させるNintendo Switch専用ソフト」で――――Nintendo Switchというゲーム機の魅力を伝えるために、発売の順番などがしっかり考えられていたんですよね。


 2018年以降もその延長線上にあると考えると……
 次は「これまでは携帯機がメインだったシリーズが、Nintendo Switchの据置機クオリティでどう生まれ変わるのか」を見せるターンですかねぇ。ゲームキューブWii以来据置機で出ていない『ファイアーエムブレム』、ずっと携帯機で出続けていた『ポケットモンスター』本編、携帯機に移って大人気シリーズにのし上がった『どうぶつの森』……これらがNintendo Switchでどういう遊びを実現させるのかがポイントになりそう(『ポケモン』本編と『どうぶつの森』はまだ出ることが確定しているワケじゃないですけど)。


 あと、そう言えば……2018年のどこかのタイミングで、Nintendo Switchはオンラインプレイが有料(月額課金)になるんですよね(詳しくはこちら)。
 当初の予定は「2017年秋」だったのが「2018年」に変わったのですが、それもそのはず……Nintendo Switchのラインナップを見れば、秋以降に発売の任天堂タイトルは『マリオオデッセイ』や『ゼノブレイド2』といった一人でガッツリ遊ぶタイプのゲームなんですよね。オンラインプレイを有料に切り替えるのなら、お金を払ってでもオンラインプレイをしたいと思わせるタイトルを発売しなくてはならないワケで……なので、任天堂は『モーフィーズ・ロウ』なんかのインディーゲームを推しているのかなぁと思うのですが。

 2018年以降の任天堂のシリーズタイトルで考えると、「これまでオンラインプレイに対応していなかったタイトル」や「対応していたことがあまり知られていなかったタイトル」なんかを出す絶好のタイミングじゃないかなぁと思うんですね。
 『ウェーブレース』『エキサイトバイク』『F-ZERO』といったレースゲームとか、『カスタムロボ』『新パルテナ』『スターフォックス』などの3Dアクション(シューティング)は対戦はもちろん協力ミッションとかがあっても面白そうですし、ボイスチャット実装するんだから『零』とか『ルイージマンション』みたいなホラーゲームを一緒に遊べるようになったら面白そう。『FOREVER BLUE』でボイスチャットで喋りながら友達と一緒に潜れるのも、Wiiの時よりも今の方が受け入れられそうですし。

 DSやWiiのオンラインプレイが終わっちゃっているのだから……『パネルでポン』のオンライン対戦復活とかもそろそろ、と思いましたが。これは「懐かしのゲームにオンラインプレイを追加して有料会員だけが遊べる」というサービスの方で、スーファミ版をそのままオンライン対応させる方が求められている気もするか。



 とまぁ、こんなカンジで妄想が尽きないワケですが……
 早くも「来年のE3が楽しみだ!」となっているので、情報中毒にも程があると思いました。

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| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ほしい物リスト」を公開する前に、「既に持ってるリスト」を公開するべきか

 昨年……じゃないか、今年のバレンタインにやった「Amazonのほしい物リストでいただいたものを生で開封する配信」を来年のバレンタインにもやろうかなと考えています。「今年・来年」だとちょっと分かりにくいので「前回・次回」とこの記事では記述します。


 Amazonの「ほしい物リスト」を公開しようかと考えています
 Amazonの「ほしい物リスト」を公開する際&公開している人に贈る際に気を付けたいこと
 Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」を開封する配信を行いました!
 被害超拡大中のマケプレ詐欺を、Amazonの「ほしい物リスト」公開を利用している人は気をつけてください


 前回のバレンタインの段階では企画に賛同して「ほしい物リスト」を公開してくれた人はいなかったのですが、その後に「なんだか面白いことをやっているな」と「ほしい物リスト」を公開し始めた人が私の観測範囲内にもたくさんいて、次回はみんなが気軽に「ほしい物リスト」を公開するようになって迎える初めてのバレンタインデーなので、これはもう祭りにせねばならないでしょう!



 ただ、実際に公開したり、公開している人に贈ってみたりして思ったことなんですが……「ほしい物リスト」に入っていない自分のオススメ商品を贈りたくなっても、「ひょっとしたら相手も既に持っているかも知れない」と躊躇してしまうところがあるんですね。
 実際、前回のバレンタイン配信では映画のブルーレイを「既にお持ちかも知れませんが……」というコメント付きで贈ってくれた人もいました。せっかくお金を出してプレゼントを贈っても、相手が既にそれを持っていたら台無しですもんね。実際には、私はその作品のブルーレイどころか「映画のブルーレイ」自体を1枚も持っていなかったんですけど、あちらにはそんなこと分かるワケがないのです。

 バレンタイン終了後、Amazonの「ほしい物リスト」を公開した人に私もオススメの漫画でも贈ろうかなと考えたりもしたんですけど、「ほしい物リスト」に入っていないものはやっぱり「もう既に持っているかも知れない……」と思っちゃってなかなか贈れないんですよね。


 だから、Amazonの「ほしい物リスト」を公開する前に、「既に持っているリスト」を作るべきかなぁと考えたのです。
 これは別に、ブログを読んでくださっている人に「なんかくれー、なんかくれー」とせがみやすくなるだけでなく、「○○全巻持っているんだ」とか「××シリーズのゲームは1本もやっていないんだ」みたいなことが分かると“その人”個人がどういう人間なのかが分かってコメントや生配信中のチャットをしやすくなると思いますし、「積みゲー」が何か分かることで「いい加減△△を起動しましょうよ」「◇◇を積んでるなら生配信でやりません?」みたいな話が出来ると思うんですね。

 ものすごーーーーーーーく、たくさんの本やゲームを持っている人には難しいと思いますが、私くらいのレベルなら全部リストアップすることも難しくはなさそうですし。


 問題は、でも所持していることを公開するのが恥ずかしいものも結構あるということです。
 分かりやすいのはエロ系ですね。エロ漫画、エロ小説、エロ動画、エロDVD、エロゲー、エロ同人ゲー、エロ同人イラスト集、エロ同人催眠音声集……などなどのリストを公開すると、性的嗜好が筒抜けになってしまうという危惧があります。「女子校生モノ」ばかり所持しているとロリコン扱いされたり、「痴漢モノ」とか「凌辱モノ」とかを所持していることがバレると女性からは嫌われそうですし。私なんかの場合は、「ヒンヌーが好きとか言いつつ、巨乳モノのエロ漫画も持っているじゃねえか!」と叩かれそうですよね。でも、商業エロ漫画ってペドか巨乳かの二極化がすごくて、ほどよいバランスがあんまないのですよ。

 私個人の話をすると、「エロ」よりも「実用書」の類の方が知られるとイヤかな……
 言っちゃえば「自分が補強したいポイント」がバレるということですし、そのソースがバレるということですし、「コイツ、偉そうなこと言っているけど○○という本の受け売りだよね」とか言われかねない!そもそも「実用書」をプレゼントで贈られても……という気がする!

 「漫画」や「ゲーム」は別にイイんだけど、「音楽」の趣味とかも知られたくないですね……


 あと、「既にもう持っていないもの」をどうするのかというのも問題です。
 私は最近はもう「要らなくなったから売る」ということをやらなくなりましたが、読んだ本や遊び終わったゲームは中古やネットオークションに売るという人も多いでしょう。そうしたものは「所持リスト」には入りませんが、それを贈ってもらっても「そのゲームはもうクリアしてるんだよなー」となりかねません。

 「友達から借りた」ものとかもありますね。
 私は、映画はレンタルとか配信とかテレビでやっていたのを録画して観ることが多いですし、最近は使っていませんが昔は小説は図書館で借りて読むのがほとんどでしたし、そういったもので観たり読んだりしたものをイチイチ覚えていないんですね。「このアニメの原作小説は読んだっけ」と思って観てみたら全然記憶になくて、「同じ作者の別の作品か?」と自分の記憶が揺らいでいくことも多々ありますし。

 まぁ、「読んだかどうかも覚えていない」くらい記憶を失っているのなら、プレゼントされて読み返しても初見と同じような気持ちで楽しめそうな気もしますが(笑)。
 『ジョジョ』4部のアニメとか「そうそう!この敵はこういう能力で、こうやってくるからすげえ苦戦するんだよね!で、あれ?どうやって倒すんだっけ?」と絶妙なところだけ記憶を失っていたので、「そうかー!こうやって倒すのかー!」と新鮮な気持ちで楽しめました。



 「ほしい物リスト」を公開するという最初の目的に立ち返るのなら、ゲームは「現在動かせるゲーム機」用のソフトだけ考えればイイかな。例えば、私の場合はNintendo Switch、Wii U、Wii、3DS、DS、PS3、PS以外のゲームはいただいても動かせませんから、リストアップする意味もありません(ゲームキューブとPS2はやろうと思えば出来なくもないけど……)。
 でも、「やまなしさん、○○やったことあるんですかー」みたいな話で盛り上がるためには、全ゲーム機のソフトを思い出すべきかな……セガサターンのソフトなんて、何を持っていたかさっぱり思い出せません。初代PSも相当危ういけど。


 「漫画」や「小説」も、昔読んだけど現在は持っていないものがプレゼントで贈られてきたとしたら、それはそれで嬉しい気もしますね。私の場合、部屋に置き場がなかったとしても「自炊」すればイイだけの話ですし。いや、でもそれで『ゴルゴ13』既刊全巻とか贈られてきたら死ぬな……(笑)。
 いや、そもそも「紙の本」にこだわる必要はないので……Amazonのギフト券を贈ってもらって「○○というキンドル本がオススメです!もし読んだことがあったなら、他の本を買ってください!」とメッセージが付いているのが一番ありがたいけど―――「開封する配信」をする場合、それだと微妙か。


 「映画」も、一度は観たけどDVD・ブルーレイは持っていないというものの円盤をもらえたらそれはそれで嬉しいものですし、現在所持しているもののリストだけでイイかな。それだと私の場合、前回のバレンタインでいただいた2本以外持っていないんですけど。



 ということで……「みんなもやろうぜ!」と気軽に言えるものじゃないんですけど、私は「既に持ってるリスト」を作って公開してみようかなと考えています。
 ただし、エロと実用書は除きます。バレンタインの日に行う開封配信でエロDVDが贈られてきて、「ごめーん!これ、既に持ってるんだー」となったならそれはそれで盛り上がりそうですし(笑)。

| ひび雑記 | 17:49 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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