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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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2018年4月の活動報告

 過去に書いた記事を削除していこうかという話。
 原則として「書いてから3年以上が経過した記事」で、私がもう読ませたくないと思った記事は「予告なし」でチョコチョコと非公開にしていこうと思います。「もう読ませたくない」という記事なので、事前に「これ消すよー」と予告するのは逆効果だと思いますんでね。
 んで、コメント欄でいただいたアイディアを元に、「削除」ではなく「非公開」にしておくことにしました。これによって、もし万が一「あの記事がもう一度読みたいんだけど」という記事がみなさまにあっても、例えば1ヶ月限定で復活させるみたいなことも出来ますんで、仰ってください。

 「もう一度読みたい」と言うのが面倒くさいからイヤだって?
 それすら面倒くさいくらいなら、読まなくてもイイ記事なんじゃないかな!



<2018年4月の購入金額>
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 パッケージソフトのゲーム1本、作画用の背景資料集を2冊買ったので、今月もキツキツでした。来月もゴールデンウィークのセールで散在する予定なのでギリギリでしょうし、7月には『オクトパストラベラー』と『Splatoon2』のオクト・エキスパンションを買う予定で、8月には夏休みのセールもあるでしょうし。新PCの資金を貯める余裕がない!!


 新PCのために貯まっているのは先月までで124961円で、毎月娯楽作品に使える予算13000円から実際に使った12904円を引いた96円+ニコニコのプレミアム会員をやめて浮いた540円+Amazonプライム会員をやめて浮いた325円(年会費を1ヶ月ごとに割った額)を足して……現在までに125922円貯まりました!

 マウスコンピュータで「以前の記事で最低限これくらいは必要だよと教えてもらったスペックのPC」を見積もったら、税込168264円だったので、残り42342円です!


 全くもって近づいている気がしねえ……



<2018年4月の購入本数>
◇ 本・雑誌(電子書籍も含む):4冊
 紙の本:2冊
 電子書籍:2冊
 電子書籍(無料の本):0冊
 プレゼントでもらった:0冊

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):2本
 パッケージソフト(ダウンロード版含む):1本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:1本
 スマートデバイス用ゲーム:0本
 プレゼントでもらった:0本

 購入数は最小限なのですが、やはりパッケージソフトを1本買っちゃうと一気に予算がなくなりますね。「毎巻買っていた漫画の新刊」もしばらく買えない状態が続いていて、「お金に余裕が出来たら買う」リストがどんどん膨れ上がっていく……新PCどころの騒ぎではないな。

 どこかで「今月は頑張ったからどーんとお金を使ってもイイ月だ!」みたいなのを作らないと、ずっと金欠地獄から抜け出せない気がする……



<2018年4月の読了数>
2018-4-2.jpg

◇ 本・漫画・雑誌(電子書籍も含む):30冊(再読15冊)
 紙の本:3冊(再読0冊)
 自炊した本:15冊(再読15冊)
 電子書籍:12冊(再読0冊)

◇ ゲーム(ダウンロードのゲームも含む):10本
 パッケージソフト(のダウンロード版含む):7本
 過去ソフトのデジタル販売(バーチャルコンソール等):0本
 ダウンロード専売のゲーム:3本
 スマートデバイス用ゲーム:0本

 今月は自炊した本と、セガサターンのゲームを中心に消化していきました。
 積み本と積みゲーが山のようにあるので、新しいものが買えなくたって問題はないと言えなくもないんですけどね。でも、やっぱり新刊が発売されても買うことが出来ないのは哀しい。買っても読む時間がないとは言え。


<2018年4月の積み>
【紙の本】
・漫画:所有787冊、未読44冊
・小説:所有17冊、未読3冊
・その他:所有11冊、未読0冊
→ 積み本(紙)合計:47冊<先月:50冊>
【自炊済】
・漫画:所有208冊、未チェック34冊
・小説:所有16冊、未チェック4冊
・その他:所有26冊、未チェック1冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:39冊(+2冊)<先月:54冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有689冊、未読189冊
・小説:所有80冊、未読34冊
・その他:所有30冊、未読3冊
→ 積み電子書籍合計:226冊<先月:236冊>

【Nintendo Switch】
・所有15本、未起動3本、未クリア&未ギブアップ1本
【Wii U】
・所有24本、未起動3本
【Wii】
・所有60本、未起動13本、未クリア&未ギブアップ3本
【ゲームキューブ】
・所有2本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スーパーファミコン】
・所有26本、未起動9本
【ファミリーコンピュータ】
・所有34本、未起動2本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ2本
【ニンテンドーDS】
・所有36本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有4本、未起動2本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有17本、未起動4本
【プレイステーション】
・所有41本、未起動8本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動12本
【セガサターン】
・所有14本、未起動7本
【メガドライブ】
・所有1本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ2本
【アーケード】
・所有4本、未クリア&未ギブアップ3本
【スマートデバイス】
・所有114本、未起動3本
【PCゲーム】
・所有24本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本

→ 未起動84本、未クリア&未ギブアップ15本
→ 積みゲーの合計は99本<先月:107本>

 今月はあまり購入せずに消化に徹したこともあって、先月比で積み本・積みゲーがかなり減りました。福袋やらWiiショッピングチャンネル終了で大量に増えた積みゲーですけど、これからは買っても月に数本くらいのペースになるでしょうから、このペースで消化していればどんどん減っていくことと思われます!
 ホントはね……駿河屋の新宿店のオープンに福袋を買いに行きたかったんですけど、行けなくて良かった!そうだ、行けなかったことはむしろ僥倖!



<今月のゲームプレイ日記>
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<画像はセガサターン版『慟哭 そして…』より引用>

 今月、実況プレイで挑戦していたのはセガサターンの『慟哭 そして…』でした。
 無事に1周目をクリアしたので、挑戦はここで終了です。リマスター版がPS4とVitaで発売されたばかりなので、ベストエンディングは君自身の目で確かめてくれ!

 ゲームのジャンルとしては、『密室からの脱出』のようにアイテムを探して使う脱出ゲーム+女のコとフラグを立てて個別エンディングに進める恋愛アドベンチャーゲーム+『かまいたちの夜』のように自分の行動によって犠牲者や事件解決が変わっていくサスペンス要素もあるというテキストアドベンチャーゲームとなっています。

 昔にこのゲームを遊んだ記憶では、「1周自体はそんなに長くない」けど「恐ろしく難しくてポンポン人が死んでいく」ゲームと思っていたのですが……その後にアドベンチャーゲームをたくさん遊んで「アドベンチャーゲームの経験値」を貯めてリベンジした今回、恐らく当時の自分は碌に館を探索せずにアイテムも収集しないでストーリーだけをポンポン進めて大変なことになったんだな……と分かりました。そりゃみんな死んでいくわ!


 今回遊んでみて思ったのは、生配信でみんなと一緒に推理しながらプレイしたこともあって、「理不尽な謎解き」みたいなものはほとんどないし、次から次へと新しいことが起こるし、アドベンチャーゲームとしての難易度が絶妙だなぁということでした。ヒューズはね、「そんなん分かるかよ!」と言いたくなるのも仕方ないですけど……(笑)。

 また、配信を観てもらった人なら分かってもらえると思うんですが、一見すると「一本道」に思えるようなゲームなんですが、実際にはいろんなフラグ管理があってエンディングもムチャクチャたくさんあるんですね。なので、ちゃんと自分の意志でプレイした、自分なりの物語のように思えるという。
 1周にかかったのは10時間前後なので、自力で全ルート制覇とかベストエンディングを目指すとかすると大変な労力がかかりそうですけど……私みたいに「1周遊び終えたらもうそれでイイや」という人にはピッタリです。記憶が薄れた頃にまた別ルートを目指して遊びたいけど、普通にやったらまた同じエンディングにたどり着いちゃうかな。

 やりごたえのあるアドベンチャーゲームを求めている人には是非オススメです!
 私にとっての「アドベンチャーゲームでの人生ベスト1」です!(ノベルゲーは除いて)

→ クリア!(1ルートだけですけど)




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<画像はセガサターン『クロックワークナイト ペパルーチョの大冒険 上巻』より引用>

 生配信で挑戦するゲームがサターンのソフトだったので、テレビ周りもサターン中心の配線にして、この機会に元日に買った福袋に入っていたサターン用ソフトをどんどんプレイしていくぞ!と、『クロックワークナイト ペパルーチョの大冒険 上巻』をプレイしました。

 正直、面白くなかったですね……
 セーブ機能がないので一気にクリアしたのですが(実はステージセレクトの裏技があったらしい)、1ステージがかなり長いのにミスするたびにステージの最初からやり直しになるし、残機がなくなってのコンティニューはワールドの最初からやり直しになるしで、とにかくシビア。
 自キャラの動きがめちゃくちゃ遅いのだけど、それ以上にキツイのがそれを追いかけるはずのカメラの動きも遅いことで、めっちゃ機敏に動くボスに対応できない。

 そして、極めつけはエンディングの「下巻に続く」だ!
 それはまぁ、タイトルから想像がついたけど!

 性能の低いキャラを操るアクションゲームが好きな人にはオススメ!

→ クリア!(終盤は攻略サイト頼みでしたが……)



nights.jpg
<画像はセガサターン版『NiGHTS into Dreams...』より引用>

 こちらも福袋に入っていた『NiGHTS into Dreams...』!
 リアルタイム当時「何が面白いのかサッパリ分からない……」と楽しさがちっとも分からなかったゲームなのですが、「セガサターンの大傑作」と言われるほど評判の高いゲームなので、攻略サイトなどをガッツリ読んでシステムをしっかり理解した上で今回プレイし直してみました!

 その結果、どういうゲームか分かった上で、「俺の嫌いなタイプのゲームだった……」とぶん投げることになりました。

 このゲーム、要は「得点を稼ぐゲーム」なんですよ。
 その得点によってステージごとにA~Fランクで評価されて、全ステージC以上の成績を出さないと最終ステージは現れず、どうやらAの成績を出すことで真のエンディングが見られるそうな。つまり、同じステージを何度も何度もプレイしてハイスコアを目指していくゲームなんですね。だから、アクションゲームというよりかはレースゲームに近いんです(競うのはタイムではなくて得点ですけど)。

 1つのステージは連続する4つのコースとボス戦で構成されていて、得点をなるべく多く稼ぎたいのでコースごとに「時間ギリギリまでコースを回る」というのを繰り返す必要があります。もし時間をオーバーしちゃうと全部台無し→ それが4コース続きます→ そして、その後にボス戦があってボス戦を時間内に倒せなくても全部台無し。

 私、このボス戦がすごい苦手なんですね。
 当時のローポリ+画面がカラフルなので、どれが障害物でどれが敵でどれが敵の攻撃なのかよく分からず、遠近感のつかめない奥行きのある攻撃を連発されてきて、「1回攻撃して敵のシールドが脱げているスキに敵を3回捕まえてぶん投げる」という攻撃を時間内にしなくちゃならないのに画面が見づらくて敵との距離感がつかめなくてああああああああああああああああああああああああああああああ!時間切れで、これまで稼いだ得点全部台無しだあああああああああああああああああああああああああああああああ!

 ということで、ぶん投げました。
 色々と御託を並べましたが、今の自分なら超簡潔な言葉で分かりやすく説明できます。このゲームは「天文学者タイプの人に向けたゲーム」で、「宇宙飛行士タイプの自分には合わなかった」んです。ただ、それだけ。

 ローポリが苦にならない天文学者タイプの人にはオススメです。

→ ギブアップ!



gundamss.jpg
<画像はセガサターン版『機動戦士ガンダム』より引用>

 セガサターンのソフトの中ではワゴン常連でしたけど、しっかりちゃんと面白かったのがこちら。『機動戦士ガンダム』です!

 アニメ『機動戦士ガンダム』1作目のストーリーを2Dアクションゲームで再現したゲームで、「2Dアクションゲームなのに奥行きのある戦いができる」、「武器の変更や味方機に応援を頼むタイミングが選べる」、「リメイクされたアニメーションが観られる」ととことん凝りまくっているゲームでした。
 複雑に見える操作も慣れてくれば「すごい操作しやすい!」と理に適っていることが分かるし、次から次へと新たな敵がやってくる原作のストーリーがゲームによくマッチしているんですね。黒い三連星とか、コンスコンとか、ツボを押さえた敵がチョイスされているのも良かったです。

 難易度は低くないですが、『ガンダム』の2Dアクションゲームを求めている人にはオススメです!

→ クリア!(攻略サイトは見ましたが……)




zgundamss.jpg
<画像はセガサターン版『機動戦士Zガンダム 前編』より引用>

 その面白かった『機動戦士ガンダム』のシステムを踏襲した続編が、こちらの『機動戦士Zガンダム 前編』です。なのに、クソつまらない!ある意味ですごい!

 前作では「敵の距離に合わせて近接武器と遠距離武器を自動で判断して攻撃してくれるボタン」と「近接武器のボタン」「遠距離武器のボタン」を自分で使い分けることが出来たのですが……今作は「すべての武器をXボタンかZボタンで切り替える」必要があって、超面倒。
 前作では奥や手前にいる敵は、Aボタン溜め撃ちのニュータイプ攻撃で一掃できたのが、今作ではYボタンを敵の数だけ押してAボタンという面倒な手順に変更されちゃいました。その上、奥や手前を活かしたステージでもないので、ただただ遊びづらいだけになったような……

 前作ではコンティニュー時にステージの途中からやり直せたのが、今作では毎回ステージの最初からやり直しな上に「ただただ長いダラッとしたステージ」なので超退屈です。ネットでレビューを読んだら「敵の出てこない間がヒマなのでギターの練習をしていた」という人がいたくらい(笑)。
 その上、ボス敵は恐ろしい耐久力で、こちらのガンダムMk-IIは紙のような装甲ですぐ沈みます。そうしたらまたクソ長いダラダラしたステージの最初からやり直し。アーマー回復のスピードが前作から比べて激遅になっているのがキツイ!




 そして、極めつけはこちらです!
 なんと!ウチのサターンだと、ムービーの絵が出ません!!

 ゲームを始める前にCDトレイをオープンにした状態で電源を入れてから始めると絵も出るんですが、どうしてそんな裏技みたいな手順を踏まなきゃならんのだ。そしてそして、更にすごいのはそのお詫びに入っていた紙ですよ。

zgundamss2.jpg

 「製品の品質には万全を期しておりますが、複雑なプログラムのために機種によってゲームスタート時のムービーにて画面が出ない場合があります。」

 “複雑なプログラム”だからしょうがないね……なんて言うと思ったか!
 「ゲームスタート時のムービー」と書いてありますが、「ゲーム本編のムービー」も絵が出ません。ひたすら真っ暗な画面が続くリアルサウンド状態です。しかも、前作では「ゲーム本編のムービー」は新規描き直しだったのに、今作ではテレビアニメの使いまわしらしいと、ありとあらゆるところが前作からグレードダウンしています。

 『Zガンダム』を嫌いになってもらおうという呪いをこめて作ったとしか思えない出来。
 『Zガンダム』を嫌いになりたい人にはオススメです!

→ ギブアップ!




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<画像はセガサターン版『ラストブロンクス』より引用>

 こちらも福袋に入っていたゲームの一つ、『ラストブロンクス』です!
 1993年の『バーチャファイター』のヒット以降、3D格闘ゲームは一ジャンルになっていて……この『ラストブロンクス』はアーケード版が1996年、セガサターン版が1997年に発売されました。基本的には『バーチャファイター』と同じシステムなんですが、全ての攻撃をキャンセルできる「アタックキャンセル」が特徴のゲームです。

 ただまぁ、ゲームが下手な自分にはそのシステムはよく分かりませんでした。
 説明書に書かれている開発者からのメッセージには「専門知識が多く要求される格闘ゲームの世界で、初心者でも遊べるものを作るのが目標でした」とあって、実際のところコマンド技とかキャンセル技とかが出来ているのか出来ていないのかさえも分からないような私でもガチャガチャ押しているだけで楽しかったし、初心者用のトレーニングモードなんかも入っていて、狙いは上手くいっていたんじゃないかと思います。

 よく「格闘ゲームの歴史」を語ると、「他の格闘ゲームがどんどん複雑になっていって初心者がマトモに操作できないものばかりになっていた時期に、スマブラだけが誰でも遊べる格闘ゲームになろうとした」みたいな単純な構図で語る人がいるんですけど……他の会社だってそこを目指していたし、初心者でも楽しめる格闘ゲームはあったんですよね。ただ、それがヒットしたかどうかがちがうだけで。


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<画像はセガサターン版『ラストブロンクス』より引用>

 それと、この『ラストブロンクス』はセガサターン用のモードだとクリア後に簡単なアニメムービーが流れます。キャラクターの掘り下げとか関係性を大事にしていたのが分かりますし、『Zガンダム 前編』の後にプレイすると「ちゃんとムービーの絵が出るということはプログラムが単純だということか!」と思えてしまいます。

 ちゃんと絵が出るムービーが見たい人と、ガチャガチャとボタンを押しているだけでも楽しい格闘ゲームを探している人にはオススメです!

→ クリア!(1キャラだけですけど)



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<画像はセガサターン版『魔法騎士レイアース』より引用>

 こちらも福袋に入っていた『魔法騎士レイアース』のセガサターン版、原作もアニメもまったく知らない状態で始めてクリアしました。途中ステルス面があまりにつらくて1回ギブアップしたのですが、生配信で試したらあっさりクリアできて、その後も最後までプレイしました。

 まず、キャラゲーとしては超優秀。
 OPの歌から始まり、イベントシーンはフルボイス、ところどこにアニメムービーが流れるなど気合の入ったゲームになっています。もちろんムービーはしっかり絵が出ますので、単純なプログラムで出来ているってことですね!(もうこのくだりはイイか)

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<画像はセガサターン版『魔法騎士レイアース』より引用>

 イベントシーンは『FF5』『FF6』あたりのようにキャラがチョコマカ動くだけじゃなく、キャラの絵が出てきて喋ってくれます。表情や服装もしっかり変わるし、ディフォルメ絵なんかも出てきて、見てて飽きません。アニメ放送のタイミングでのゲーム化なこともあって、とにかく作品とキャラを大事にしているなーという印象でした。
 自分は原作もアニメも知りませんでしたが、キャラはすごく魅力的でしたし、ストーリーも終盤かなり引き込まれました。ストーリーは、設定やキャラは踏襲しつつも、細かい展開はゲームオリジナルで原作やアニメ以上に悲劇性が高いものになっているみたいですね。それも面白かったです。

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<画像はセガサターン版『魔法騎士レイアース』より引用>

 ただ、ゲームとしてはキッツイ……
 ジャンルは2D『ゼルダ』のような見下し画面のアクションアドベンチャーで、能力のちがう3人を切り替えながら進むのですが―――まず「ザコ敵が固い」!ザコ敵なのに6発とか斬りつけないと倒せないし、攻撃後の無敵時間が長いのでなかなか倒せません。それが画面を切り替えるごとに復活するから、ダンジョン探索のテンポが悪くてちっとも楽しくないです。

 「ザコ敵を倒して経験値がもらえる」みたいなシステムでもないからザコ戦がジャマだし、だからと言って無視できないくらいウヨウヨ湧くし、攻撃を喰らうと回復手段が少ないので積みかねません。
 また、RPGのように強い装備を手に入れたりという要素はなく、宝箱から出てくるものは『ドラクエ』でいう「ちいさなメダル」のようなコレクトアイテムなのでダンジョンを隅々まで探索するモチベーションが上がりませんし。お金の使い道もクソ高い回復アイテムを買うくらいしかないので、お金稼ぎという楽しみもないです。そもそもダンジョンが見づらい!

 『ゼルダ』で言うアイテムのようなものにこちらでは魔法があって、ダンジョンの特定地点で使うと道が開けたりするのだけど……そこまでにMPを使っていると何も出来なくなっちゃうし。『ゼルダ』とちがってダッシュ時に剣を構えてくれないので、ダッシュで突っ込むと敵に当たりまくってボコボコにやられるという……どうも、このゲームを遊ぶと『ゼルダ』の仕様はこのためだったのか!と気付くことが満載です。

rayearth4.jpg
<画像はセガサターン版『魔法騎士レイアース』より引用>

 そして、私が一番受け入れられなかったのがコレです!
 ゲーム再開時のセーブデータファイルを選ぶ画面……普通こういう画面には「プレイ時間」だとか「進行状況」だとかを記載して、どれが最後にセーブしたファイルかが分かるようにすると思うんですが。このゲーム、「セーブした場所」しか書かれないからどれが最後にセーブしたファイルか分かりません!ロードした後に「これ、1個前のセーブデータだ!」とリセットを押すこと数回!

 「普通のゲーム」にある「当たり前な仕様」が、実はものすごく大切なんだと気付かせてくれました……ということで、私としては酷評しかできないゲームなんですが、ネットでの評判を見るとこちらも「セガサターンの傑作RPG」って言われているんですよね。キャラゲーとしてだけじゃなく、「原作を知らなかったけどすごく面白かった!」という感想が溢れてきます。


 なんだろう……
 『マリオ』とか『ゼルダ』とか任天堂で育った自分と、セガで育った人とでは、ゲームに求める「ツボ」みたいなものがちがうのかも知れませんね。ゲームの原体験がちがうというか。この辺、ちょっと語ってみたい話だけど……さじ加減を間違えると炎上しかねない案件なのが悩みどころ。

 『ゼルダ』よりも、セガのアクションアドベンチャーが好きな人にはオススメです!

→ クリア!


女神転生アクション1
<画像はPC用ゲーム『真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUE』より引用>

 2017年10月に発売された3DS用ソフト『真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY』のプロモーションとして、期間限定で配布されていたフリーゲーム『真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUE』もプレイしていました!(現在は配布終了しました)

 しかし、あの……死ぬほど難しかったのでステージ2でギブアップしました。
 ゲーム開始時に難易度選択ができるのですが、私は「アクションゲームを遊んだことがある」にしたのに手も足も出ませんでした。ということは、アトラス的には私は「アクションゲームを一度も遊んだことがない」レベルだということなんでしょうか。


 でも、ゲーム自体は「これでフリーゲームなの?」というくらいによく出来ていました。
 ジャンルは「メトロイドヴァニア」と呼べる探索2Dアクションゲームです。氷属性のジャックフロストと炎属性のジャクランタンという2人のキャラを切り替えて進むのだけど、弱点属性を突くと相手に大ダメージを食らわすだけじゃなくて、例えば氷属性のジャックフロストなら敵からの氷攻撃を無効化できるといったカンジに、ノーダメージで進むのが楽しかったです。

女神転生アクション2
<画像はPC用ゲーム『真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUE』より引用>

 が、ステージ2のボスが突然の「雷属性」で。
 ダメージ無効化なんて出来ずにひたすら敵の猛攻を避けまくらなくちゃならなくなって断念。しょうがない。生まれてこの方、一度もアクションゲームを遊んだことがない私には荷が重かったです。

 既に配布終了しているので、タイムスリップして過去に戻れる特技を持っている人にはオススメです!

→ ギブアップ!



outi.jpg
outi2.jpg

 Nintendo Switchの話題のソフト『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』ももちろんプレイ中です!作っている姿を動画に撮って、それを編集して、アップロードして……という手順で遊んでいるのでなかなか進みませんが、「リモコンカー」「つり」「おうち」は作り終わりました!

 「つくる」のはムチャクチャ楽しいです。
 「こんな段ボールがこんなモノになるの?」というのも驚きなんですが、「さっき折ったツメがここで活きてくるのか!」と要所要所で「今までのプレイが無駄ではなかった」と思わせてくれるのが心地よいんです。出来あがったToy-Conのさわり心地も最高で、とてつもないものを作ったぜー感が手軽に味わえます。

 ただ、「あそぶ」のはビミョーよね(笑)
 「リモコンカー」は自分で工夫して遊びを考えればイイのだけど、「リモコンカー」が進める平らな床がない家だとちょっと厳しいし。「つり」は釣りゲームとしても判定がかなりシビアな上にやれることがあまりない。「おうち」は組み合わせ次第でいろんなミニゲームが遊べるのはイイのだけど、その御褒美が……生き物の色が変わるだけなのかな?

 まぁ、元々私は「あそぶ」はオマケみたいなものだと思っていたので、そこまでやりこむ気もないんですが……作ったToy-Conに愛着が湧いてしまった分。

 俺が作ったこの最高のコントローラを活かしたゲームがない!
 という残念な気持ちになってしまうので、Toy-Con対応のゲームでも出してくれないかなぁと思わなくもない。「つりコン対応の『ファミリーフィッシング』出してくれないかなぁ……」と思ったけど、中さんがスクエニに移籍しちゃったから、『MONSTER OF THE DEEP: FINAL FANTASY XV』をNintendo Switchでも出そう!「おうちコン」の方は『アップルタウン物語』でどうだ!


 段ボールからコントローラを作る工作を「面白そう!」と思える人にはオススメです!

→ プレイ継続中


<クリア:5>
・『慟哭 そして…』
・『クロックワークナイト ペパルーチョの大冒険 上巻』
・『機動戦士ガンダム』
・『ラストブロンクス』
・『魔法騎士レイアース』

<ギブアップ:3>
・『NiGHTS into Dreams...』
・『機動戦士Zガンダム 前編』
・『真・女神転生 SYNCHRONICITY PROLOGUE』

<プレイ継続中:1>
・『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』


 5勝3敗1分で、クリア率は62.5%でした!
 しょうがない。アトラス曰く、生まれてから一度もアクションゲームを遊んだことがない自分には、『NiGHTS』も『Zガンダム』も荷が重すぎました。

 今月遊んだゲームの中でオススメは……
 ショッキングなシーンに耐性があるのなら、なんと言っても『慟哭 そして…』がオススメ。アドベンチャーゲームとしてよく出来ていますし、ちゃんと「自分の行動でゲーム内世界に関わっている」感覚が味わえるゲームです。サターンなんて持っていないという人も、PS4とVitaでリマスター版が出ていますからね!

 あと、ゲーム部分をオマケと割り切れるなら、最高に楽しい「工作」目当てで『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』もオススメです。来月は「バイク」と「ピアノ」を作って、Toy-Conガレージもやってみるつもりなので評価がまた変わるかも知れませんけど。

 

<2018年4月の創作活動報告>
・『その日 世界は…』3巻のコンテ全話終了
・『その日 世界は…』2巻のネーム1話終了(多分)
・短編小説『待っている間にしなければならないことがある』3~7話のイラスト
・短編小説『待っている間にしなければならないことがある』3~6話の公開


 この記事を書いている時点ではまだ終わっていませんが、この記事が公開されるタイミングでは……いや、この記事が公開された日の間には、いやいや、この記事が公開された日の夜に私が寝るまでの間には、『そせい』2巻1話目のネームが終わっているはず!がんばれ、未来の私!

 漫画を描かない人には「漫画って絵を描くのは大変そうだけど、それ以前のネームとかってすぐに終わるもんじゃないの?」と思われるかも知れませんが、言っちゃえばこれが設計図の部分ですからね。テキトーにササっと出来るものではありませんし、それが100ページ以上あるのだからもう大変。
 そして、毎週描かなくてはならない小説のイラストノルマ……4作品目の小説もまだ手付かずだし、やらなければならないことがたくさんある!!


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| ひび雑記 | 17:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

【お知らせ】実況プレイで『慟哭 そして…』をクリアした動画は、全て削除しました

4月1日~4月29日の間にYouTube Liveでゲーム実況プレイを行い、セガサターン版『慟哭 そして…』を最初から最後までプレイしました!(1ルートだけ)が、その動画はすべて削除しました。


 YouTubeから、『慟哭 そして…』を生配信でプレイしたログの一つが「ヌード、ポルノ、その他の性的コンテンツを含む動画」として通報→ 削除されたという通告が来ました(削除されたのは2日目)。

 最初から最後までをログに残すために生配信をしていたため、歯抜けになってしまえば残す意味もないということ。3ヶ月以内に同様のことが起これば動画投稿も生配信もできなくなるという警告を受けたこと。どうやら自分の『慟哭 そして…』の実況動画は片っ端から通報されているみたいだったこと……

 「2日目」の内容がポルノと判断されたのなら、「3日目」も「4日目」も、「最終日」なんてモロにポルノと判断されそうだったので―――アカウント削除を食らう前に『慟哭 そして…』のログは全て削除しました。正直、あの程度でポルノ判定は厳しいなとは思うのですが……しゃあない。


 もし、「まだ観れていないけど今後時間が出来たら観ようと思っていた」という人がいらしたら申し訳ないです。


 最近はやることなすこと全部裏目に出てしまって何もイイことがないので、4年後のサッカーW杯まで寝てようかなと思います。



--5月29日追記--
 ダメ元で「異議申し立て」をしたら、翌日にしれっと復活&生配信権限も復活していました。
 結果的に問題がなくなって良かったのですが、ということは「通報されたらろくに動画も確認せずに削除&生配信権限の失効」を行っているということ……?

| ゲーム実況 | 20:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『閃光のハサウェイ』アニメ化に対する私の期待

 私は『閃光のハサウェイ』の小説版を全巻読んでいますけど、まだ読んでいない人や読まずにアニメを楽しみにしている人も多いと思うので、ネタバレはなるべく書かないようにしますし、コメント欄にもネタバレは書かないでください。
 ただ、今日の記事は「どういうテイストの作品なのか」は書かないとしょうがないので、そこも知りたくないという人は引き返すことを推奨します。



 「機動戦士ガンダム NT(ナラティブ)」11月劇場公開。ユニコーンの続編

 ガンダムシリーズの新作として、『機動戦士ガンダムUC』の続編である『機動戦士ガンダム NT』が発表されました。が、私もそうですし、古参のガンダムファンが驚いたのはその発表とセットで紹介された「今後のシリーズ展開」についてです。そのスライドには『閃光のハサウェイ』の文字が……「劇場3部作」とも書かれているみたいですね。

 自分のタイムラインでは、『ガンダムNT』以上に『閃光のハサウェイ』アニメ化の情報に「マジかよおおおおおお!」と大騒ぎになっていました。私もしばらくは驚いていましたが、冷静になってみると「なるほど」と思うところも多くて、今はかなり期待しています。なので、今日は「私がどうして『閃光のハサウェイ』のアニメ化に期待しているのか」を書こうと思います。



◇ そもそも『閃光のハサウェイ』ってどういう位置づけの作品?
 このブログを読んでいる人の中には、「ガンダムシリーズ全然分からないから何を大騒ぎしているのかさっぱりだ」という人もいらっしゃるでしょうし、「最近ガンダムシリーズのファンになったけどこの小説の名前は聞いたこともない」という人もいらっしゃるでしょう。
 なので、なるべく簡潔に分かりやすく「ガンダムシリーズにおいて『閃光のハサウェイ』がどういう作品なのか」を説明しようと思います。

 まず、1979年4月~1980年1月に『機動戦士ガンダム』というテレビアニメが放送されます。シリーズ1作目であり、シリーズの原点です。舞台は宇宙世紀0079年。商業的な理由で打ち切りになってしまいますが、再放送やプラモデルなどで火がつき、1981年3月から劇場版3部作(テレビアニメに新規カットを加えて編集したもの)が公開されてヒットします。

 その続編として1985年3月~1986年2月に放送されたのが『機動戦士Zガンダム』でした。舞台は、『ガンダム』で描かれた一年戦争の7年後となる宇宙世紀0087年です。「79年の7年後は86年では?」と思われた人もいるかもですが、年が変わるくらい長い戦いを描いていたということです。
 主人公やヒロインは新キャラですが、「前作の7年後の世界」なので前作『ガンダム』のキャラも多数登場します。当時のファンからすると、「あのキャラが7年後にこうなったのかー」という驚きがあったんじゃないかなと思います。

 その次が、1986年3月~1987年1月に放送された『機動戦士ガンダムΖΖ』で、舞台は『Zガンダム』直後の宇宙世紀0088年です。
 こちらも主人公達メインキャラは新キャラですが、『Zガンダム』と地続きの話なので、『ガンダム』や『Zガンダム』のキャラも登場します。

 そして、1988年に公開されたオリジナル劇場版アニメが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』です。宇宙世紀0093年を舞台に、『ガンダム』1作目から続く因縁の最終決戦が描かれます。『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』のキャラが登場する……と言って構わないでしょう。



 その次のオリジナル劇場版アニメ『機動戦士ガンダムF91』は1991年3月に公開され、「シリーズの仕切り直し」として『逆襲のシャア』から30年後の宇宙世紀0123年を舞台にしているため、(設定上はさておき)前作までのキャラは一切登場しません。

 宇宙世紀0096年を舞台にした『機動戦士ガンダムUC』が(小説版は2007年~、アニメ版は2010年~)出てきてからはちょっとややこしくなってしまいましたし、OVA作品の中にも『ガンダム』や『Zガンダム』のキャラがチラッと登場していたりもしますし、『THE ORIGIN』についてはもっと説明が面倒なんですけど……
 基本的には、最初の『ガンダム』のキャラがしっかり登場する作品は『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』という4作品だけだったんですね。アニメとしては。



 じゃあ、『閃光のハサウェイ』とは何なのかというと……
 これは(今までは)アニメになっていない小説で、『逆襲のシャア』の公開と『F91』の公開の間の期間である1989年から1990年にかけて全3巻で刊行されました。書いているのは富野監督ご本人です。舞台となるのは『逆襲のシャア』の12年後となる、宇宙世紀0105年とされています(これについては後で触れたいと思います)。そして、『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』に出てくるキャラが登場します。『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』のキャラが登場する最後の作品と言ってイイでしょう。
 つまりですね……『ガンダム』のキャラが登場するアニメ作品は、『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』の4作品で完結しているのかと思いきや。実はその後を描いた小説版がある―――“真なる完結編”みたいな立ち位置の作品だったんです。


 ということで……アニメにはなっていないけど、ガンダムの年表の中では重要な立ち位置の作品である今作は、『Gジェネレーション』などのゲームにも登場したり、今年去年の2月に発売された『スーパーロボット大戦V』にも登場したりしていたんですね。

※ 5月5日:修正しました



◇ ガンダムにおける「アニメ」と「小説」の差
 しかし、実は厄介なこともあるのです。

 『ガンダム』の作者と言えば、富野由悠季監督で。
 そして、『閃光のハサウェイ』の小説を書いたのも富野由悠季さんです。監督自らが書いているのだから「公式」かというと、実はそうでもないのがややこしい。

 例えば、最初の『機動戦士ガンダム』にも富野由悠季さん本人が書いた小説版があります。テレビアニメ放送のタイミングで発売されて大ヒットしたのですが、高年齢層に向けて書かれたものらしくて、設定からストーリー展開、物語の結末まで、アニメ版と全然ちがうそうなんですね。
 「アニメの監督」も「小説を書いた人」も同じ人なのに、物語が全然ちがう……アニメは色んなしがらみによって例えばやられメカを出さなければならなかったなどの事情を考えれば、「小説版こそが富野さんが描きたかった本当のガンダム」と言えるのかも知れませんが、そちらを公式としちゃうと『Zガンダム』に話がつながらないという……(笑)。

 なので、ガンダムシリーズの「公式」はアニメ版の方にあって、小説版は「非公式」扱いなんだと思います。確かサンライズ的には「アニメになったものが公式」だったはず。

機動戦士ガンダム I (角川スニーカー文庫) 機動戦士ガンダム II (角川スニーカー文庫) 機動戦士ガンダム III (角川スニーカー文庫)


 んで、この『閃光のハサウェイ』という小説に話を戻すのですが……
 この小説、実は劇場版アニメ『逆襲のシャア』の続編ではなくて、『逆襲のシャア』の小説版の一つである『ベルトーチカ・チルドレン』の続編なんですね。そして、『逆襲のシャア』も劇場アニメ版と小説版では微妙に話がちがうのです。

 『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』の4つのアニメからつながる“真の完結編”として読むと、「あれ?話がビミョーにちがくない??」となってしまうという。
 「アニメになったものが公式」理論で言えば、『逆襲のシャア』の公式は劇場アニメ版ですから、『ベルトーチカ・チルドレン』は非公式で、その続編となる『閃光のハサウェイ』も非公式となってしまい……“真の完結編”と先ほどは書きましたが、実際には監督自らが書いたパラレルワールドでの非公式の後日譚というよく分からない立ち位置になってしまっているのです。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン (角川スニーカー文庫)
機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(上) 機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ (角川スニーカー文庫) 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(中) 機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ (角川スニーカー文庫) 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(下) 機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ (角川スニーカー文庫)


 だからですね。
 私が『閃光のハサウェイ』のアニメ化に期待するのはここなんです。

 今までは非常に扱いづらい、ややこしい立ち位置の作品だった『閃光のハサウェイ』を―――サンライズが「公式」に、劇場版アニメ『逆襲のシャア』の続編として描き直してくれるのなら、今後ゲームなんかで登場する際にも分かりやすい位置についてくれるんじゃないかと思ったんです。

 『閃光のハサウェイ』を既に読んでいる人からすると、「あの地味な話をアニメ化するの?」「あの暗い話をアニメ化するの?」といったカンジに“原作小説の忠実なアニメ化”を考えてしまうと思うのですが。そもそもの『ガンダム』のアニメ版と小説版が全然別物だったという話からすると、『閃光のハサウェイ』のアニメ版はもっと派手な話にしたり、もっと明るい話にしちゃってもイイと思うんですね。
 新型MSをもっとたくさん出して、戦闘シーンも増やして、新キャラも出して、トップレスの女性キャラには服を着せて、結末だって変えちゃってもイイと思うんです。


 ……と言えるのは、私があんまり『閃光のハサウェイ』の小説版をあまり好きじゃなかったからかも知れませんね(笑)。
 あの小説版が大好きな人は「改変するんじゃない!」と怒るかも知れませんが、私はそのメディアに合った作品に作り替えるのがメディアミックスだと思うので、大胆に変えちゃってもイイと思います。富野さんが許可してくれるのかは分かりませんが……




◇ 新たなシリーズ作品の中での『閃光のハサウェイ』
 ここでもう一度、「今後のシリーズ展開」として発表されたスライドを貼っておきます。

 新作として発表されているのは3本で……
・宇宙世紀0097年 『ガンダムNT』
・宇宙世紀0103年 『閃光のハサウェイ』
・宇宙世紀0104年 『ガンダムUC2(仮)』

 この3本を「連続する世界観を持つシリーズとして打ち出す」と書かれています。そして、これが次世代のガンダムファンにとってのスタンダードになるように展開していくと読めます。


 さて、ここで気づいたことがある人は鋭い。
 『閃光のハサウェイ』の年表が宇宙世紀0103年になっているんですよ。先ほど私は『閃光のハサウェイ』小説版の舞台は宇宙世紀0105年だと書いたのですが……それが2年ほど前になっているのです。

 実はこの『閃光のハサウェイ』の舞台が何年なのかは小説には記載されておらず、あらすじにも「宇宙世紀0100年代」としか書かれていません。「宇宙世紀0105年」と最初に書かれたのがいつかは分からないのですが、ネットで調べてみると1990年前後の雑誌に記載されて、後にいろんな年表に書かれるようになったとか。
 なので、Wikipediaを始めとして多くの「ユーザーが作るWEB百科事典」系のサイトには「宇宙世紀0105年」と書かれているのですが……アニメ化される今度の『閃光のハサウェイ』は「宇宙世紀0103年」が舞台という。これが何を意味するのか。



 また、今までは『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』の4つのアニメからつながる“真の完結編”のような立ち位置にされていた『閃光のハサウェイ』が、三作品の真ん中に置かれているというのも気になります。

 『閃光のハサウェイ』が「暗い話」と言われてきたのは、『ガンダム』『Zガンダム』『ガンダムZZ』『逆襲のシャア』の4つのアニメからつながる“真の完結編”だと思われてきたからというのが主な理由だと私は思うんですね。富野アニメって、元々「暗い話」がたくさんあるじゃないですか。『ザンボット3』も『イデオン』も『ダンバイン』もムチャクチャ「暗い話」ですよ。
 その中でも『閃光のハサウェイ』が「暗い話」と言われるのは、『ガンダム』の頃から一緒に時をすごしてきた作中キャラの最後の物語がコレなのかってことだと思うんですね。リアルタイム世代からすると最初の『ガンダム』から『閃光のハサウェイ』は10年ですからね。


 しかし、今回の発表では『閃光のハサウェイ』の後にもう1作品『UC2(仮)』という作品が作られることも発表されています。
 仮に『閃光のハサウェイ』が小説版通りの「暗い話」だったとしても、その先の話があるのです。“真の完結編”ではもうないのです。「連続する世界観を持つシリーズ」と言われているくらいなんですから、『閃光のハサウェイ』のキャラが『UC2(仮)』に登場することもあるでしょう。『閃光のハサウェイ』での出来事が、『UC2(仮)』で「去年あんなことがあったよなー」と出てくる可能性もあるでしょう。

 30年越しに、あの「暗い話」だった『閃光のハサウェイ』の後の話が描かれる―――というのは、実は『閃光のハサウェイ』のアニメ化以上に楽しみなことかも知れません。



 また、「新たな宇宙世紀100年の歴史」を描く「UC NexT 0100」シリーズとして展開されていくという話は、『閃光のハサウェイ』を既に読んでいる人にとってはニヤリと出来る表現だと思いますし……これからそうした時代の物語が埋められていくというのは楽しみでもあります。

 更に、今回は『逆襲のシャア』の宇宙世紀0093年から『F91』の宇宙世紀0123年までの30年間に作品を作る余地が――――という話でしたが。「新たな宇宙世紀100年の歴史」を描くんだったら、『F91』後の話だって今後描いていく可能性はありますよね?

 とうとう『F92』が描かれる時が来るのか!?

 (『ガンダムF92』とは、『ガンダムF91』の続編としてテレビアニメ化が企画されていたけど、『F91』がコケたため没になったと言われている幻の作品)


 でも、マジメな話……『閃光のハサウェイ』以上にガンダムシリーズのゲームなどに出てくるけど、アニメ化されているワケではないから非公式扱いの『クロスボーン・ガンダム』なんかがどうなるのか気になりますね(『クロスボーン』の舞台は宇宙世紀0133年~)。
 世論としては「『F91』の絵柄でアニメとして『クロスボーン・ガンダム』を作り直して欲しい」と言っている人が多いみたいですが……アレはあの絵柄で、漫画という媒体だから描けたものだと思うので、アニメ化しても成功しないんじゃないかと思うのだけど……そう思うのは、私が『閃光のハサウェイ』とちがって『クロスボーン・ガンダム』が大好きだからでしょうね(笑)。

 今回の『NT』や『閃光のハサウェイ』はどちらかというと「大人の視聴者」を想定している作品じゃないかと思います(劇場公開ですしね)。しかし、次世代のガンダムファンを育てるのなら「子どもが楽しめるガンダム」を作らなければならず、『ビルドファイターズ』や『ビルドダイバーズ』がそれを担えれば良かったのですがそうなれているかは微妙な現状―――思いきって、「子どもが楽しめるガンダム」として『クロスボーン・ガンダム』を作るのも手かも知れませんけどね。

 ほら、子どもにも大人気な「海賊もの」ですし!
 『クロスボーン・ガンダム』の連載開始は1994年ですから、『ONE PIECE』の連載開始の1997年より前ですよ!むしろ『クロスボーン・ガンダム』の連載が終わったタイミングで、「海賊もの」の後釜として『ONE PIECE』が出てきたと言っても過言ではな……いや、それはさすがに過言だ!(笑)


 しかし、『クロスボーン・ガンダム』を「子どもが楽しめるガンダム」としてアニメ化したとしたら、「実はその続編があるんだよ」と“真なる完結編”として『鋼鉄の7人』が読まれることとなってギャーーーーーとなりかねませんね。歴史は繰り返す!


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| アニメ雑記 | 17:56 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待っている間にしなければならないことがある』第6話「小確幸」を各サイトで公開しました!

syousetu3-6-2.jpg

<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
星空文庫 ※チャプター画像あり
Pixiv ※チャプター画像あり&縦書き
taskey
カクヨム

 気付いている人もいるかと思いますが、各話のサブタイトルは1作品目が「漢字一文字」、2作品目が「二文字熟語」、3作品目が「三文字熟語」となっています。しかし、「三文字熟語」ってそんなに種類がなくて話にピッタシなものがなかなか見つからなくて……第6話の「小確幸」という三文字熟語は、私は知らなかったんですけど、村上春樹さんによる造語だそうです。

 この調子で、4作品目の「四文字熟語」というのはさほど大変そうでもないのですが、5作品目はどうしますかね……「五文字熟語」ってものすごく数が少ないはずなんですよね。うーむ……


-各話リンク集-
「一.朝寝坊」
「二.救済者」
「三.人物像」
「四.禁帯出」
「五.不意撃」
・「六.小確幸」← このページです
「七.解決策」
「八.表沙汰」
「九.土壇場」
「十.第一歩」


 3作品目を公開し始めて、4週目の閲覧数・イイね!の数です。

・パブー
 3作品目(1話:13、2話:5、3話:7、4話:18、5話:42)
・エブリスタ
 3作品目 PV:2、スター数:2
・星空文庫
 3作品目 PV:21、いいね!2
・Pixiv
 3作品目(1話:23、2話:11、3話:14、4話:18、5話:74)
 3作品目いいね!(1話:0、2話:0、3話:0、4話:0、5話:1)
・taskey
 3作品目 Love it!:2
・カクヨム
 3作品目 PV:2、★0、応援0



 カ ク ヨ ム(笑)。
 エブリスタとカクヨムはちょっと厳しいなぁ。これは話数を重ねるほど新規読者が入ってこないということなのだろうか。一方、Pixivは過去最高の閲覧数をマークして嬉しい限り。パブーも第1話だけ閲覧数が増えているのは、「最初から読み返したくなった」ということなのかな。

 星空文庫は多分「チャプター画像」を付けるようになってから閲覧数が増えました。恐らくPixivの閲覧数が高いのも「チャプター画像」のおかげだと思います。閲覧してもらうためには、「挿絵」よりも「チャプター画像」が表示されるサイトなのかが重要なのかなと思いました。

| 小説創作 | 22:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたは、「同じゲーム」を何回も買えますか?

 この記事を書いた際に、書こうと思っていたのに忘れていたことがありました……

 あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?

 要約すると……「ゲーム好き」と一言で言っても、「一つずつのゲームはそこそこに、次から次へとたくさんのゲームを遊びたい」宇宙飛行士タイプ「一つのゲームを何周も遊んで遊んで遊びつくしたい」天文学者タイプがいる、という話でした。
 私は宇宙飛行士タイプなので「長いゲーム」や「難しいゲーム」が好きじゃないのだけど、天文学者タイプにとってはそういうゲームこそが嬉しいのだろう―――みたいな話にもなりましたね。


 んで、ですね。
 書き忘れていたというのは、「移植版」とか「リメイク版」とか「リマスター版」のことです。ひょっとしたら「完全版」も含めちゃってもイイかな。

 昔のゲームを最新機種で遊べるように移植したり、最新機種にふさわしいように作り直したり、追加要素を加えて再発売したりすることってあるじゃないですか。
 これからのゲームの発売予定表を見ても、例えばPS4&Vitaの『慟哭そして…』はセガサターンソフトのリマスターですし、PS4&Vitaの『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』はPCやPS2で出たゲームのリメイクですし、PS4の『英雄伝説 閃の軌跡II:改 -The Erebonian Civilwar-』はPS3&Vitaで出たゲームのグレートアップ版ですし、Nintendo Switchの『ドンキーコング トロピカルフリーズ』はWii Uで出たゲームの完全版ですし。

 過去に出たゲームの再発売がズラッと並んでいるじゃないですか。




 宇宙飛行士タイプの私は、この傾向がずっと疑問だったんです。
 こんなの、そんなに売れるもんなんかなーと。
 何故なら、宇宙飛行士タイプは「一つのゲーム」を1周しか遊びませんから。

 もちろん「過去に出た」ときに遊ばなかった人が、新たに手に取る可能性もありますんで……別にそうした商品展開に反対なワケじゃないんですけど。
 例えば、私も大好きだったWii UのRPG『幻影異聞録 #FE』というゲームに対して「あのゲーム大好きだったんで、Nintendo Switchに移植して欲しい」という人がいて、驚いたことがありました。もちろん私も大好きでした。もし仮にNintendo Switch版が出たなら「面白いからWii Uで遊んでいなかった人はオススメだよ!」と言うと思います。でも、私自身は買いません。だって、Wii Uで1回クリアしているし……

 追加要素があるよとか、追加エンディングがあるよとか言われても、そのために70時間とかかけてプレイする気にはなれないなぁ……というか。いや、誤解なきように繰り返しますけど、むっちゃ大好きなゲームで超オススメのゲームなんですよ。でも、2周する気にはなれないから、仮に完全版が出たとしても遊ぼうとは思えないのです。



 この傾向、実はバーチャルコンソールみたいな「過去に出たゲームの安価なダウンロード販売」でもそうなんですね。
 人生トップ10に入れるくらいに大好きだった『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』とか『ファイナルファンタジーV』とかも、バーチャルコンソールで買ったのだけどまだ起動していません。同じく大好きだった『ファイアーエムブレム 紋章の謎』も30円キャンペーンで買って途中まで遊んだけど、「港町ワーレン」を超えたあたりで燃え尽きてしまいました。

 マリオはそうでもなかったですけど、くにおくんですらなかなか起動する気が起きずに生配信で遊ぶことでモチベーションにしたくらいですし。


 過去の名作が最新機種で遊べるというのはすごくいい試みだと思うのですが、自分の場合バーチャルコンソールもゲームアーカイブスも「過去に好きだったゲーム」よりも「過去に遊び逃していたゲーム」を遊ぶことの方が多くて。
 だから、期待している人がかなり多いであろう「Nintendo Switchでもバーチャルコンソールが始まってほしい」というのも、最近ちょっと自分は「始まったところで出てくるソフトが同じなら別にイイかな」と思ってしまっています。WiiでもWii Uでも3DSでも出ていないソフトが出てくるのなら嬉しいんですけどね。




 しかし、前回の話で「天文学者タイプの人にとっては、リメイク版とか完全版とかもありがたいのかも」とも思ったんですね。
 彼ら・彼女らは一つのゲームを何周も遊びます。遊びつくします。その度にいろんな工夫をして「今回は前回とここがちがったぞ」というちがいまで楽しむのですから……追加要素とか追加エンディングが加わるのはむちゃくちゃ嬉しいことなんじゃないのかって思うんですね。

 もちろん「資金」面の問題で、いちいち買い直すかと言ったらアレかも知れませんが……「時間」とか「労力」の面では、遊び直すことに抵抗がないんじゃないかと思うんです。
 そして、ゲームを作る側・売る側からしても天文学者タイプの人が多いと思うから、こんなにたくさん「移植版」とか「リメイク版」とか「リマスター版」とか「完全版」とかが発売されるんじゃないのかと思うのです。

 『ファイナルファンタジーIV』とか、移植されるたびに各機種で全部買って、全バージョンのちがいとかも把握して、その上で「○○の要素は××版がイイが、△△版の機能がまだ実装されていないので、それらの要素と機能を統合した真なる決定版の発売が待たれる」とまだ新しいバージョンが出てほしいと言っている人とかもいますもんね(笑)。『FFIV』ソムリエである。




 みなさんは、「同じゲーム」を最大何回買ったことがありますか?
 私は「Wiiのバーチャルコンソール→ Wii Uのバーチャルコンソールを優待価格で買う」を除けば、恐らく2回が最大なんですよね……実機で1回目、バーチャルコンソールで2回目。
 元バージョンを既に遊んでいるのにリメイク版とかリマスター版を買ったケースは……多分、1回もないかなぁ。あ、『逆転裁判(1)』はDSリメイク版と、3DSの『1・2・3』セット版を買ってる。これも2回目をプレイする気にならずに、まだ起動してないですけど。


 でも、それは「私が宇宙飛行士タイプだから」であって、「天文学者タイプの人はそうではない」のかなぁと思って聞いてみたくなったのです。


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| ゲーム雑記 | 17:56 | comments:15 | trackbacks:0 | TOP↑

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実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第3週)

 3週目!
 これがラストです。

 2018年の春アニメ全作品を三行ずつで紹介していきます!
 実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第1週)
 実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第2週)


 新アニメが始まる前に「面白そうな作品」を紹介するだけではダメだと思い、自分で視聴して「実際に面白かった作品」を毎週紹介していく記事の3週目です!特徴としては、「ストーリーのネタバレは書かない」ということと「この記事で初めて興味を持った作品も追いかけられるように、ネット配信をしているサイトを記載する」ということがあります。

 「ネタバレ度は30くらい」のつもりで書くので、それも知りたくないという人は冒頭に「どの作品が面白かったから感想を書く」と記すんでそこだけ読んで引き返してください。


 今回紹介するのは、『ガンダムビルドダイバーズ』第3話、『ゴールデンカムイ』第2話、『こみっくがーるず』第3話の3作品です。


◇ 『ガンダムビルドダイバーズ』第3話紹介
 <公式サイト

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<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 今季「3週連続」紹介となったのは『ガンダムビルドダイバーズ』です!
 これも、「日常」から「非日常」へと旅をする昨今のトレンドのアニメと言えるのかも。


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<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 今週のミッションに出てくる敵は、『Gガンダム』(1994年)に登場するデビルガンダム軍団です。

 第1話・第2話とチョコチョコと伏線が張られていましたが……非公式改造ツール「マスダイバー」の影響で、ゲーム内に様々なバグが生まれていていろんな歪みが発生しているとのこと。これが、今後のストーリーの重要なカギになることは間違いないでしょう。


 そのタイミングで戦う敵が、たまたまデビルガンダム軍団というのは意味深!
 『Gガンダム』はガンダムシリーズの中ではネタ的に捉えられることも多い作品ですけど、「環境汚染」や「地球浄化」がテーマになっている作品ですから……ゲーム内のバグを浄化するものとして、ここでデビルガンダムが出てくるのはすげえ分かっていますね!



 また、そのフィールドは『Gガンダム』の舞台の一つとなっているネオジャパンをモチーフにしているみたいで、「荒廃した東京」として現実の東京が荒廃させられた状態で出てきます!


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<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 Phase1の舞台は多分、新宿。
 『Gガンダム』で、ドモンとマスター・アジアが再会した街なので。


gbd3-5.jpg
<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 Phase2の舞台は渋谷。
 いろんな作品に「渋谷のランドマーク」としてよく描かれるファッションビルですね。


gbd3-6.jpg
<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 Phase3の舞台は隅田川。
 手前の橋は恐らく厩橋で、奥が駒形橋です。


gbd3-7.jpg
<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 インターミッションエリアの舞台は、秋葉原。
 恐らく『ラブライブ!』シリーズで物語のキーとしてよく登場するところですよね、ここ。御丁寧にガンダムカフェの宣伝も直前にチラッと映っていました(笑)。


gbd3-8.jpg
<画像はアニメ『ガンダムビルドダイバーズ』第3話より引用>

 Phase4の舞台は、浅草の雷門!
 東京の観光名所を次々にめぐるぜ!


 「東京の観光名所」は別にストーリーに大して絡んでくるものじゃありませんし、別に気付かなくても何も問題ないんですけど、今作はガンダムをモチーフにしたMMORPGが題材ということで「フィールドの再現」にもものすごく力を入れていると分かる部分だと思うんですね。
 少年向けアニメとして王道のストーリーに、とてつもない作りこみに、男キャラも女キャラも好感度しか湧かない布陣に、先が気になる適度な伏線と、じっくり見ると見えてくる小ネタに、熱いアクションシーン!むちゃくちゃ楽しい!もっともっと視聴者が増えてほしいなぁ。


【今からでも第3話が観られる配信サイト(仮)】
<最新話1週間無料>
ガンダムファンクラブ
 (4/17(火)19時~ 誰でも1週間は無料、有料会員なら全話見放題)
YouTube
 (4/18(水)12時~ 右上にテロップ出ちゃうけど……)

<有料会員は全話見放題>
バンダイチャンネル
 (4/20(金)12時~)
dアニメストア
 (4/20(金)12時~)
Hulu
 (4/20(金)12時~)
dTV
 (4/20(金)12時~)

 第2話の無料期間は終わってしまったので、最初から通して観たい場合は「有料会員は全話見放題」を使うのがベターになりますね。主なサイトは網羅しているようで、Amazonプライムビデオやネットフリックスには対応していないので「プライムビデオで観られないのかよー!」という人は多そう。




◇ 『ゴールデンカムイ』第2話紹介
 <公式サイト

kinkamu2-1.jpg
<画像はアニメ『ゴールデンカムイ』第2話より引用>

 今週のキャンプの時間ですよー。
 冬キャンプは終わらない!!


kinkamu2-2.jpg
<画像はアニメ『ゴールデンカムイ』第2話より引用>

 キャンプと言えば、キャンプ飯です!
 これが楽しみでキャンプをやっているようなものですもんね。アシリパさんがアイヌの料理を作ってくれるので、アイヌの文化の勉強にもなります。この異文化交流がたまりません!


kinkamu2-3.jpg
<画像はアニメ『ゴールデンカムイ』第2話より引用>

 今日の食材はリス!
 脳みそから骨まで美味しく食べられる動物だそうです!


kinkamu2-4.jpg
<画像はアニメ『ゴールデンカムイ』第2話より引用>

 出来上がった料理が、ちゃんと美味そうなのが腹立つ!(笑)


kinkamu2-5.jpg
<画像はアニメ『ゴールデンカムイ』第2話より引用>

 よーし、次はウサギ食うぞー!


 ってなカンジに、ネタ風味に紹介してしまいましたけど……「生きるために可愛い動物も殺して食さなくてはならない」という私達にも無視できない問題と、「生き残るために敵を殺してでも埋蔵金を手に入れたい」という彼らのバトルロイヤルは、実は遠くない話だとも思うんですね。殺す相手が、可愛い動物か、オッサンの死刑囚かというちがいだけで。

 食事の描写はそれを感じさせるし。
 それでいて、可愛い動物でも容赦なく食すアイヌのアシリパさんは、「人間は殺さない」と誓っているという。


 いや、よく考えたら当たり前なことなんですけどね(笑)。
 私達のほとんどは鳥や豚や牛や魚の肉を食して生きていますが、人間は殺したことがない人ばかりでしょうし、アシリパさんの言い分は私達とあまりちがいはありません。

 でも、埋蔵金をめぐる殺し合いの中では「敵を殺してはならない」というハンデはあまりに重くて、アシリパさんの「人間は殺さない」は浮いている考えで―――でも、アシリパさんは杉元にはない知恵をたくさん持っているし、杉元はアシリパさんにはできないことが出来るし、この「考え方のちがう人間」だからこそ協力し合うことで一人ではできないことができるという話が私は堪らなく好きなんですね。

 それこそ『ゆるキャン△』の、なでしことリンちゃんもそうでしたけど。
 バディものとして、私はこの『ゴールデンカムイ』が大好きです!


【今からでも第2話が観られる配信サイト(仮)】
<有料会員は全話見放題>
FOD
 (4/16 23時半~ 独占配信)

 第2話からは「有料会員は全話見放題」を使わなければネットでは視聴できなくなります。
 FOD、使っている人をあまり見かけてこなかったサービスですが見放題対象のアニメは結構なラインナップですし、『ゴールデンカムイ』みたいな話題作を独占配信にすることでそれが知られることにもなりますし。「独占配信として囲い込むメリット」も分かりますねぇ。

 まぁ……薦める記事を書くこちらからすると、推しの作品を観られるサイトが分散しているのは悩みの種なんですが。




◇ 『こみっくがーるず』第3話紹介
 <公式サイト

 1週目・2週目では取り上げなかった作品ですが、これは書かねばなるまい!
 簡単にどういう作品なのかを説明すると……女子高生でありながら漫画家のタマゴの主人公が、同じように女子高生で漫画家の人達が集まった寮に入って成長していくという「今季のきらら枠」のアニメです。

 メインキャラ4人のキャラ立ちが、「4コマ漫画家:かおす」「少女漫画家:小夢」「少年漫画家:翼」「ちょっとえっちなティーンズラブ漫画家:琉姫」と、ジャンルで分かりやすく分かれているのがイイですね。かおすちゃんは4コマ漫画のキャラみたいに小さくて子ども体型、小夢ちゃんは少女漫画のようなキラキラしたコで、翼さんは少年漫画の主人公みたいにカッコよくて、琉姫さんはエロイ。


 私は「漫画家を描いた作品」って苦手なことが多くて……
 「漫画を描いている身なら、漫画家の作品って楽しく読めるもんじゃないの?」と思われるかも知れませんが、例えば一生懸命野球をやっていて毎日ボロボロになるまで練習してそれでも目が出なくてベンチに入れない野球部員が「類まれな素質を持った主人公が、今まで野球などやったことがないのに160km/hのストレートをばしばしホームラン打って、それを著名なコーチに見出されて名門チームの4番バッターに抜擢される野球漫画」を読んだら「ふざけんじゃねええ!」と思うだろうみたいな話で―――「こんなんあるワケねーだろ」の目が厳しくなっちゃうんだと思うんですね。

 『こみっくがーるず』も放送前に「女子高生なのにもう漫画家」という設定だけ聞いて、「これはちょっと自分には耐えられないかもなぁ……」と警戒していたのですが。かおすちゃんは本当にまだまだこれからの「漫画家のタマゴ」なので、漫画を描き始めた頃のみんなの悩みとか鬱積した想いとかを体現してくれていて「がんばれー、がんばれー」と応援したくなるのです。


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<画像はアニメ『こみっくがーるず』第3話より引用>

 かおすちゃんが担当さんにダメ出しされたネームを、寮の他のみんなで見るシーンがあるのですが……ここでのみんなからのダメ出しが、むっちゃリアルなんですね。「これだけは言ってイイ…?」と、ためらいながら小夢ちゃんに言われたのが。


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<画像はアニメ『こみっくがーるず』第3話より引用>

 「おしゃれな服」として出てくる服が、ダサい!


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<画像はアニメ『こみっくがーるず』第3話より引用>

 そもそも、普段から着ている服がダサい!


 か、過去の自分のトラウマを深くえぐってほじくりかえされているような気分だ!
 あばばばばばばばばばばばばばば。


 でも、これに限らずダメ出しはみんな「あー、ここは直さなくちゃダメだよなぁ」というところでウソはないし、それでいてちゃんとギャグになるように消化・昇華されているし。
 先の野球漫画の例えで言うなら、「球拾いの大変さ」とか「ベンチに入れなくてスタンドで応援している部員達の気持ち」とかを丁寧に描いて、その上でちゃんと面白い野球漫画みたいなんですね。



 「きらら系」と一言で言ってしまうと、どの作品も似たようなものに見えてしまうかも知れませんが、例えば『スロウスタート』だったら「服がダサい!」みたいに主人公を傷つけるダメ出しはしません。「高校生にもなって親に服を選んでもらってるのって変かな……」という花名ちゃんに、「自分も親に選んでもらうこともあるからちっとも変じゃないと思うけど、どうせならみんなで買いに行こうか」と言ってあげるのが『スロウスタート』ですからね。


 そこから考えると『こみっくがーるず』は、容赦なく主人公にダメ出しをします。
 そして、メンタル激弱のかおすちゃんは「あばばばばばばばば」といつも落ち込んでいます。「私はゴミだ」「私の描くネームはゴミだ」と突っ伏してしまうのだけど、でもみんな最初はそうだったよねと思い出させてくれるのです。

 今、すげー美麗な絵を描いている人も、絵を最初に描いた時は全然思い通りに描けなかったことでしょう。その「絵を最初に描いた時」が、5歳なのか15歳なのか25歳なのかが人によってちがうのと。「私はゴミだ」から、「だからもうやめよう」と思うか「だからがんばろう」と思うかのちがいだけで。


 主人公であるかおすちゃんを除けば「きらら系」のイメージ通りのきらきらとした世界に、「あばばばばばばばば」と浮きまくっているかおすちゃんが紛れこんでしまっている―――この題材だからこそ、この主人公じゃなければダメですし。この主人公だからこそ描ける、この題材なんだなと思うのです。


【今からでも第3話が観られる配信サイト(仮)】
<最新話1週間無料>
AbemaTV
 (4/22(日)24時~ ※24時半からログも視聴可能に)
ニコニコ
 (4/23(月)0時~?)※ ニコ生は毎週金曜23時から(3話はもう終了)
GyaO!
 (4/23(月)0時~)

<有料会員は全話見放題>
dアニメストア
 (4/20(金)12時~)
Amazonプライムビデオ
 (????)
バンダイチャンネル
 (4/27(金)12時~)

 dアニメストアが、どうやら他の見放題サイトより1週間先行配信。
 ニコ生も金曜23時からと比較的早くて、その後の日曜深夜にAbemaTV・ニコニコチャンネル・GyaO!で同時配信開始かな?各サイトによって日付変更の記述がちがうのでややこしい。

 逆に考えると、「第2話」を無料で観られるのはあと数時間だけなので……「第1話」から通して観たい人は、日曜日の内に急いで観ましょう!
 これにて春アニメの紹介は終了です。
 1週目は「今季はイマイチかなー」なんて思っていたのですが、2週目・3週目と続いていくと面白い作品ばかりで結局また「どれを切るか悩む……」というシーズンになってしまいました。スケジュール的にはあと1本は諦めないとつらいので、どっちを切るか今晩にでも判断せねば。嬉しい悲鳴!


 アニメってホント楽しいですね!

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| アニメ雑記 | 22:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待っている間にしなければならないことがある』第5話「不意撃」を各サイトで公開しました!

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<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
星空文庫 ※チャプター画像あり
Pixiv ※チャプター画像あり&縦書き
taskey
カクヨム

 大事なことをそう言えば書いていなかった気がするのですが……今、各サイトにアップしている小説は原則として「最終話の公開開始から3ヶ月後」を目安に撤去していく予定です。なので、4月末には1作品目の『待つことには慣れている』を各サイトから引き揚げます。
 そんなカンジに全(4)作品を各サイトに公開→3ヶ月後に引き揚げという流れが終わったら、書き下ろしの5作品目を加えて「小説短編集」という形でキンドル本で出すつもりで書いています。


-各話リンク集-
「一.朝寝坊」
「二.救済者」
「三.人物像」
「四.禁帯出」
・「五.不意撃」← このページです
「六.小確幸」
「七.解決策」
「八.表沙汰」
「九.土壇場」
「十.第一歩」


 3作品目を公開し始めて、4週目の閲覧数・イイね!の数です。

・パブー
 3作品目(1話:5、2話:7、3話:10、4話:46)
・エブリスタ
 3作品目 PV:2、スター数:0
・星空文庫
 3作品目 PV:21、いいね!2
・Pixiv
 3作品目(1話:10、2話:11、3話:10、4話:50)
 3作品目いいね!(1話:0、2話:0、3話:0、4話:1)
・taskey
 3作品目 Love it!:2
・カクヨム
 3作品目 PV:6、★0、応援0


 エ ブ リ ス タ (笑)。
 今週数字を伸ばしたのは、星空文庫とPixivでした。Pixivは1話からの閲覧数がほぼ横並びなので、1話目から順々に読んでくれた人がこれだけいるってことですかね。なら、すごくうれしいです。

 エブリスタとカクヨムはちょっと厳しいですねぇ……星空文庫がエブリスタの10倍読まれるだなんて誰が予想できるというのか(それも失礼な話だ)。エブリスタはちょっと投稿が面倒くさいんですよねー。これはいずれ切ることを考えた方がイイのかも。カクヨムは投稿は楽なんで、続けてもそんな負担にはなりませんが。

| 小説創作 | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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私が『Nintendo Labo』の発売にワクワクする3つの理由

 初報からずっと「開発者のインタビュー」が出てくるのを待っていました!

 開発者INTERVIEW |Nintendo Labo |任天堂

 いよいよ今週の4月20日に発売予定の、Nintendo Switch用ソフト『Nintendo Labo』の開発者のインタビューです。
 私は初公開映像を観た時からずっと「このアイディア、絶対に河本さんだろ!」と思っていたんですが、実際には河本さんはプロデューサーで、アイディアは阪口翼さんのものだったみたいですね。



 阪口さんは、なんといっても『Splatoon(1)』のディレクターの一人です。
 初公開映像の後、何故か水族館でインタビューされてる映像が流れて「Wii Uゲームパッドを活かしたゲームである」ことを語っていた人です。



 その阪口さんが『Splatoon2』のスタッフに名前を連ねていないことは以前から話題になっていて、「任天堂にとって今一番大事なタイトルである『Splatoon』から離れて何を作ってるんだ」と私は思っていたのですが、まさか段ボールを作っていたとは……(笑)。



 『Nintendo Labo』が生まれていく流れを読むと、まずは“「インターフェイス」が好き”という前提があって、「Nintendo Switchでしかできないこと」を考えていった結果“ジャイロセンサー付きのコントローラが2個ある”ことを活かしたゲームでこれが生まれたという。

 まず「工作ありき」とか、まず「段ボールありき」じゃなくて、「コントローラを活かしたゲーム」から生まれたというのは驚きでした。しかし、よくよく考えてみると『Splatoon』だって、当時「Wii UってWii Uゲームパッドを活かしたゲームが1本もないよね」と言われていたところから「Wii Uゲームパッドを活かしたゲーム」として生まれたソフトですもんね。これが任天堂のゲームの作り方なんでしょう。


 もちろん私は予約済です(『Variety Kit』の方を)。
 当日は、開封からとりあえず1コだけでも組み立てて遊ぶまでを生配信するつもりです。発売がむっちゃ楽しみ!


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 しかし、こういう「今までにないゲーム」には否定的な声は出てくるもので。
 「子どもがいる家庭なら一緒に作れて楽しいだろうけど、独り身のオッサンが遊ぶものじゃないだろう」とか、「どうしてそんな話題にするのか分からない」みたいに言ってくる人もいます。もちろん「俺には興味がない」と言うのは自由だけど、楽しみにしている人に向かって「オマエも興味を失え」と言ってくるのは何なの!?


 私は「独り身のオッサン」ですから、子どもと一緒に作ったり、子どもと一緒に遊んだりなんて予定はありません。「甥っ子いるやん」と思われるかもですが、甥っ子はベイブレードに夢中で今もうあんまりゲームに興味ないみたいですからね。ベイブレードvs.リモコンカーとかやると興味持つかも知れませんが(笑)。

 私は、「私が遊ぶ」という純粋な目的のために『Nintendo Labo』の発売を楽しみにしているのです!

 では、何故「独り身のオッサン」である私がこのゲームを「面白そう」と思うのかを今から書いていこうと思います。




1.「自分にも出来そう」
 まずはこれです。
 というかですね、『脳トレ』とか『Wii Sports』とか、さっきも名前を出した『Splatoon』もそうだったんですけど……任天堂が「今までにないゲーム」を発表したときのワクワク感の根源にこれがあると私は思っています。

 「任天堂のゲームは簡単だ」なんて言っているワケじゃないですよ。
 「今までにないゲーム」ということは、これまでのゲーム経験値に関係なく楽しめるゲームではないかという期待が持てるんです。

 「ゲームの上手い/下手」とか、同じゲームを「難しいと思う人/難しいとは思わない人」とかって、結局のところゲーム経験値の有無だと思うんですね。
 例えばレースゲームをたくさん遊んでいる人なら、レースゲームの「コツ」とか「ツボ」のようなものが分かるので、初めて遊ぶレースゲームでもすんなり遊べる―――みたいなことが、どのジャンルにも言えると思うんですよ。「経験値」というよりかは、「どのスキルポイントに割り振っているのか」と表現した方がイイかもですが。

 「レースゲームの経験値がたくさん貯まっている人」の言う適度な難易度のゲームは、「レースゲーム経験値ゼロの私」には死ぬほど難しくてなんじゃこりゃあとなってしまってマトモに遊べないみたいなことが頻発していくのです。だから、「今までの延長線上のゲーム」だと、自分にはきっと遊べないな……としか思えなくなっていくのだけど。


 「今までにないゲーム」だったら、全員同じスタート地点に立っているワケだから、自分でも楽しめそうと思えるのです。

 もちろん「スタート地点が同じ」というだけですから、『Splatoon』みたいに「毎日欠かさずプレイして、プレイしていない時も情報収集&研究しているようなガチ勢」と「週に1回しかプレイできない人」ではどんどん格差が開いていくケースもありますけどね。
 『Nintendo Labo』も、第3弾・第4弾……と続いていけば、第12弾くらいの時にはもうガチ勢だけのゲームになっていって「作るのに500時間くらいかかる横浜駅の模型」とかになってるかも知れませんが。


 んで、任天堂ってこういう「このゲームは今までにないゲームですよー」という見せ方がすごく上手いんですよ。『脳トレ』以前から知育ゲームはあったし、『Wii Sports』以前から体感ゲームはあったのですが、DSのタッチパネルを活かすとかWiiのモーションセンサーを活かすとかすることで「この新しいゲーム機でしか実現できない体験」に思わせてしまうという。
 この辺、10年経ってから「10年前にあんなことやってたんだ」「今考えるとすごいね」と言われるセガとは対照的というか。

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 『Variety Kit』の場合は、目安の組み立て時間が「10分」のリモコンカーから「150~210分」のピアノまでと、簡単なものから複雑なものへと徐々にステップアップして作っていけるみたいですし。
 料理が出来ない人でもワンステップずつ料理を作る楽しさに気づけた『お料理ナビ』みたいに、普段は工作なんてしない自分でも段ボール工作の楽しさを一つずつ味わえる商品になっているんじゃないかなぁと期待しています。



2.久々の任天堂の「1人用ミニゲーム集」
 「ミニゲーム」という言葉だと語弊があるかも。
 要は、たくさんのゲームがつめこまれたゲームということね。

 「ミニゲーム集」自体はファミコンの時代からあったジャンルですが、セールスの中心に来るのは2000年前後の『マリオパーティ』や『メイドインワリオ』あたりからで、そこから『脳トレ』や『Wii Sports』『Wii Fit』につながっていきます。2000年代の後半は、こういった「軽く遊べるゲームがたくさん詰まったゲーム集」が猛威を振るっていた時代でした。

 しかし、2010年代になると、例えば3DS内蔵のARゲームズや顔シューティングは本体の売上にはあまり貢献してくれずスタートダッシュに失敗。Wii Uの『ニンテンドーランド』や『ゲーム&ワリオ』、『Wii Fit U』『Wii Party U』『Wii Sports Club』なども売り上げが伸びずにWii U失敗の象徴のようになってしまいます。
 3DSが売れたのは『マリオ3Dランド』や『モンハン』の力ですし、Wii Uで売れたのは『Splatoon』や『スーパーマリオメーカー』でした。「軽く遊べるゲームがたくさん詰まったゲーム集」が猛威を振るった時代は終わったのです。


 これにはいろんな理由があると思うのですが……スマホのゲームを含む「ダウンロードのゲーム」が普及したことで、「軽く遊べるゲーム」はそっちでイイじゃんってなっていったのかと思うんですね。5000円のパッケージソフトに10本のゲームが入っているより、500円のダウンロードゲームを1本ずつ買っていけばイイやというか。


 しかし、私は結構「ミニゲーム集」って好きだったんですよ。
 「天文学者タイプ」か「宇宙飛行士タイプ」かで言ったら、私は断然「宇宙飛行士タイプ」です。一つのゲームを何百時間と遊ぶよりも、色んなゲームをちょっとずつ遊びたいと思うタイプのゲーム好きなんですね。そういう人には「ミニゲーム集」って、1本買っただけでいろんなゲームが遊べる福袋みたいなゲームだったと思うんです。

 だから、『1-2-Switch』も発売日に買いました。
 しかし、あちらはあくまで「2人以上で遊ぶと超楽しいゲーム」ですから、「1人用のミニゲーム集も出してくれないかなぁ」と1年間ずっと思っていました。そこにようやく来た『Variety Kit』ですよ。


 『Nintendo Labo』なんて、すぐに飽きるに決まってるでしょ?なんて言う人がいます。
 恐らくそういう人は「天文学者タイプ」の人なんだろうなと思います。1つのゲームを何百時間と遊びたい人。でも、そういう人のためにNintendo Switchだけでも『ブレスオブザワイルド』だったり『Splatoon2』だったりがあるし、今後『スマブラ』だって出るし、『ポケモン』だって出るじゃないですか。何百時間と遊べるゲームに溢れすぎなんですよ!

 だから、私……『Nintendo Labo』は「ずっと遊ぶゲーム」じゃなくてイイと思うんですね。
 段ボール工作をして、完成させて、ソフトをちょっとイジって、「あー楽しかった」で終わりでイイと思うんです。んで、ちょっと経ってからネットで「Toy-Conガレージでこんなん作ってみた」みたいなことが話題になって、「自分もちょっとやってみようかな」とやってみるくらいでイイと思うんですよ。

 「宇宙飛行士タイプ」にとっては、プレイ時間の長さ=満足度ではないんですよ!!



3.「自分以外の人がどう遊ぶのか」が気になる
 「1.」と「2.」は、「難しいゲームが嫌い」「長いゲームが嫌い」という私自身が遊ぶ好みの話でしたが……「3.」は、私以外の人がどう遊ぶのかという話です。
 私も「発売日に生配信をやる」と言っているように、『Nintendo Labo』を買った人の多くが「自分(達)の遊んでいる姿」をTwitterとかYoutubeとかニコニコで公開していくと思うんですね。写真でだったり、動画でだったり、生配信でだったり、方法は人によってちがうでしょうが。


 何故なら、このゲーム……「すげえ人に見せたくなる」ように作っているから。
 「段ボールを自分の好きなようにデコレーションしよう」というコンセプトもそうですし、「Toy-Conガレージで自分だけの遊びを作ろう」という機能もそうですし、こんなの人に見せたくなるに決まっているじゃないですか!

 んで、そうして何十万人という人が「自分はこうやって遊んでいるぜ」と見せつけていくと、その中にはトンデモナイ人達が現れると思うんですね。『とびだせ どうぶつの森』でアイカ村を作ったような人とか、『Splatoon』のプライベートマッチをオリジナルルールで遊ぶ人達みたいに、『Nintendo Labo』を使った予想外の遊びを発明する人が絶対に現れると思うんですね。私はそれが見たいのです。

 ここで「予想」しちゃったら「予想外」ではなくなるので程々にしておきますが……
 「リモコンカーじゃなくて、100円ショップで買ってきたものに脚付けてジョイコン突っ込んで相撲をとらせたらどれが一番強いか対決」とか、「バイクのデザインを『ゆるキャン△』の志摩リンが乗っているビーノ風に改造してみた」とか、「Toy-Conガレージで『1-2-Switch』のゲームを作ってみた」とか―――今、私がテキトーに5分で考えただけでもこんなポンポン出てくるくらいですから。

 世界中の何十万人(ヒットしたら何百万人?)が、ガッツリと面白いことを起こそうと考えたなら……きっとすごいものが出てくると思うんですね。



 そして、極めつけはコレですよ。
 ゲームを自作できる『プチコン』シリーズを各機種で展開していたスマイルブームが、Nintendo Switch版『プチコン』に対応したいといった発言をされていました。どういう形での対応になるかは分かりませんが、「自分だけの遊びができるNintendo Labo」に「自分だけのゲームが作れるプチコン」が交わったら、そりゃもう無限の可能性が出てきちゃうんじゃないのかと!



 しかし、逆に考えるとコレ……Miiverse辞めておいて良かったのかもって初めて思いました。スクショとイラストとコメントしか載せられないMiiverseの仕様では、『Nintendo Labo』のいろんな遊びって広げられないと思いますからね。
 任天堂がMiiverseに期待していた「楽しさの共有」って、恐らくYoutubeとかTwitterとかがもっと上手い形でできるからこそ、Miiverseもその役割を終えたのかもなぁなんて思ったりもして。


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【よく分かる三行まとめ】
・ゲームが下手でも関係なく楽しめそう
・宇宙飛行士タイプにとっては楽しみなミニゲーム集
・『Nintendo Labo』を使った面白いことを考える人が現れそう


 段ボール単体も任天堂パーツ販売のページで買えるようになるみたいなんですけど、中古対策を考えるとそんなに安くはならないかなぁ。
 未来のNintendo Switchソフト福袋には、スーファミソフトの福袋でスーパースコープは入っていないのに『スーパースコープ6』が入っているとか、Wiiソフトの福袋でバランスWiiボードは入っていないのに『Wii Fit』と『Wii Fit Plus』が入っているみたいな話で、「段ボールは入っていないのに『Nintendo Labo』のソフトだけが入っている」のが定番という未来が見えなくもない……!

| ゲーム雑記 | 17:47 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第2週)

 2週目の紹介、行きますよー。
 面白いアニメが多ければ多いで、悩むところもある2週目です。

 2018年の春アニメ全作品を三行ずつで紹介していきます!
 実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第1週)


 新アニメが始まる前に「面白そうな作品」を紹介するだけではダメだと思い、自分で視聴して「実際に面白かった作品」を毎週紹介していく記事の2週目です!特徴としては、「ストーリーのネタバレは書かない」ということと「この記事で初めて興味を持った作品も追いかけられるように、ネット配信をしているサイトを記載する」ということがあります。

 「ネタバレ度は30くらい」のつもりで書くので、それも知りたくないという人は冒頭に「どの作品が面白かったから感想を書く」と記すんでそこだけ読んで引き返してください。


 今回紹介するのは、『ゴールデンカムイ』第1話、『ガンダムビルドダイバーズ』第2話、『ひそねとまそたん』第1話の3作品です。


◇ 『ゴールデンカムイ』第1話紹介
 <公式サイト
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<画像は『ゴールデンカムイ』第1話より引用>

 『ゆるキャン△』難民のみなさーん!春からもキャンプアニメ始まってますよー!
 薪を集めてたき火をしたり、川で砂金を探したり、大自然と戯れるアニメです!


 『ゆるキャン△』は、ちくわを始めとした可愛いわんことキャッキャッする犬アニメでしたが……『ゴールデンカムイ』も可愛い動物とキャッキャッするアニメになっています!

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<画像は『ゴールデンカムイ』第1話より引用>

 その動物とは……熊!
 ぬいぐるみなんかでも定番の世界中で人気の可愛い動物ですね!



 という紹介で押し切ると、「何だよ!きららっぽい日常系アニメだと思って期待して観たのに、男が出てくるのかよ!」というクレームが来そうなんで(そこかよ)言っておくと、明治時代の北海道を舞台にしたサバイバルを描く作品です。言っちゃえば『ゆるくないキャン△』です。
 でも、冗談抜きで「面白さの根源」は通じるものがあると思うんですね。「観ているだけでキャンプ気分が味わえて、サバイバル術が学べる」だとか、「互いに足りないものを補い合うキャラ同士の関係性」だとか、「ナレーションが大御所声優さん」だとか。アシリパさんがリンちゃんだとしたら、杉元がなでしこか。


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<画像は『ゴールデンカムイ』第1話より引用>

 あと、弓矢が強いアニメは良いアニメだと思います。
 理由は……カッコイイからです!


【今からでも第1話が観られる配信サイト(仮)】
<有料会員は全話見放題>
FOD
 (4/9 23時半~ 独占配信)

 ネット配信はFODの独占配信です。
 第1話だけは無料で、第2話以降は各話課金して観るか、月額888円(税抜)の有料会員になって全話見放題で観るか……888というのはフジテレビだから8並びなんでしょうか。もちろんアニメ以外にもたくさんの番組が観られるし、アニメもなかなかなラインナップですね。

 とりあえず第1話は無料なんで、それだけでもどうぞ!




◇ 『ガンダムビルドダイバーズ』第2話紹介
 <公式サイト

 1週目にも紹介した「ガンプラ」アニメを今週も紹介します!
 『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)、『ガンダムビルドファイターズトライ』(2014年)が持ち寄ったガンプラで戦う「ガンプラバトル」を描いた作品だったのに対して、今作は「ガンプラバトル・ネクサスオンライン」というMMORPGを描いているのが特徴です。MMORPGを描く作品自体は、今や珍しくはないのですが……


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 このMMORPGは「ガンダムシリーズを再現したオンラインゲーム」です。ガンダムファンの夢である「ガンダムの手のひらに乗って移動」なんてことも出来るのです!ある意味、コクピットの中よりも興奮するぞコレは!ユッキーは分かっているな!


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 そして、ゲーム内のフィールドもシリーズ作品の街並みを再現していたりもするのです。まずは『ガンダムW』(1995年)の「サンクキングダム」!完全平和主義を謳う王政国家だ!先週はリーオー出てきたし、『ガンダムW』推しが強いな!東京MXで再放送しているからか?


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 続いて、騎士ガンダムシリーズ(1989年~)のラクロアの街!
 ファミコンの『ドラクエ』シリーズ大ブームの頃に、SDガンダムを『ドラクエ』風に仕立ててカードダスから漫画、ゲームなどに展開していったメディアミックス作品です!これは恐らく「今後SDガンダムの機体も出てくるよ」という伏線じゃないかと思われます。


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 最後に『ガンダム00』(2007年~)に出てくるモラリアだ!
 これは正直あんまり覚えていない!というか、ユッキーは一目見ただけで元ネタが分かるのすごいな!私なんかが「ユッキーは分かっているな!」とか偉そうなこと言ってゴメンなさい!




 といったカンジに、ガンダムのバトル以外の部分も見せて「ガンダムの魅力はバトルだけじゃないんだ」という第2話のAパートでした。「ピクニックとか出来ちゃいそう」「お弁当持ってくれば良かった」という会話があるのだけど、実際にこんなゲームがあったら私はなるべく戦闘はしないで観光地めぐりだけ延々とやっていたいですね。

 そういう意味では、今後この作品がどういった物語を描いていくのかを提示してくれた回だったのかもと言えます。



 だから、そうです!
 モモカちゃんのコスプレも、「ガンダムの魅力はバトルだけじゃないんだ」というこの作品のテーマが込められているんですよ!きっと!

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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 『ガンダムSEED DESTINY』(2004年)のルナマリア!


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 『ガンダムW』(1995年)のリリーナ!
 思いっきり↓のフィギュアの再現だ!

アルファオメガシリーズ 新機動戦記ガンダムW リリーナ・ピースクラフト 1/8 完成品フィギュア(プレミアムバンダイ、メガトレショップ限定)
アルファオメガシリーズ 新機動戦記ガンダムW リリーナ・ピースクラフト 1/8 完成品フィギュア(プレミアムバンダイ、メガトレショップ限定)


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第2話より引用>

 そして、『∀ガンダム』(1999年)のハリーのパジャマ!
 どんなチョイスだよ!!

 流石にパジャマは分からなかったからネットの叡智に頼ったのだけど、どうやらポーズも作中に出てきたものを再現しているそう。ネットはすごいな、ユッキー級の猛者がうようよいやがる。


 ということで、今週は過去作のオマージュばかり取り上げましたけど、もちろんこれらの元ネタが分かっていないと楽しめない作品ではありません。というか、これらのオマージュは一瞬しか映らないので、すっげえ作りこんでいても碌に見てもらえずにスルーされるんじゃ……と思ったので取り上げたところがあります。

 ストーリーに直接絡んでくる「過去作の要素」もあるんですが、それはユッキーがちゃんと解説してくれるんで過去作を見ていなくても問題はないと思います。私も正直、観たのが昔すぎて覚えていないものも多いですからね。その辺は助かります。ありがとうユッキー。


【今からでも第2話が観られる配信サイト(仮)】
<最新話1週間無料>
ガンダムファンクラブ
 (4/10(火)19時~ 誰でも1週間は無料、有料会員なら全話見放題)
YouTube
 (4/11(水)12時~ 右上にテロップ出ちゃうけど……)

<有料会員は全話見放題>
バンダイチャンネル
 (4/13(金)12時~)
dアニメストア
 (4/13(金)12時~)
Hulu
 (4/13(金)12時~)
dTV
 (4/13(金)12時~)

 iOSやAndroidOSのスマホ&タブレットが必要ですが、ガンダムファンクラブはなかなか快適に使えますね。今の日本でPCを持っている人とどちらが多いかと言ったら、スマホ&タブレットの方が多いんでしょうし、「PCで観られない」というのは大したデメリットではないのかも知れませんね。

 今ならまだ「第1話はしばらく無料」「第2話は1週間だけ無料」なので、無料会員が一から追いかけられるギリギリのタイミングです。今の内にどうぞ!




◇ 『ひそねとまそたん』第1話紹介
 <公式サイト

 春アニメ全作品紹介の記事で、1枠目に持ってきた作品です。
 期待通り面白くて良かった……!

 1枠目に選ぶ作品って、紹介する側にとっても「勝負の作品」なんですよ。
 59作品の中でトップに何を持ってくるかで、紹介する私のスタンスが見えてくると思うので……「そりゃ今季はみんなコレを観るよね」という定番作品ではなく、「あ、これを本命に持ってくるんだ」と意外な作品を持ってきたいし、それがちゃんと大ハマりしてくれたら何より嬉しいし。


 んで、今回の春アニメはオリジナル作品であるこちらを1枠目に選んだのですが……どうしてこの作品を59分の1に選んだのかというと、樋口総監督のこのインタビュー動画を冒頭だけ観たからです(最後まで観ると第1話のネタバレになるので、第1話を観てからの方がイイかも)。



 シリーズ構成を担当する岡田麿里さんのテイストを“毒”と表現しているところに「これは期待できるな」と思ったのです。
 岡田麿里さんは深夜アニメの脚本家としては超売れっ子で、それ故に批判されることも多く、日本一アンチの多いアニメ脚本家じゃないかと思うのですが……「ファン」でも「アンチ」でもない私はずっと悶々としていたんですね。岡田麿里さんがシリーズ構成をしたアニメで大好きな作品もたくさんある、岡田麿里さんがシリーズ構成をしたアニメで正直好きじゃない作品もたくさんある、そのちがいは何なのかずっと分からなかったのですが、樋口総監督のインタビューでハッと気付いたのです。



 それは、“毒”を使いこなせたかどうか―――だと。

 超ヒットメーカーである水島努監督ですら『迷家』ではその“毒”に飲み込まれたし、P.A.Worksは割とうまくその“毒”をエンターテイメントになるようにコントロールできるのだけど、長井監督はその“毒”を「美味い美味い」とみんなが食べられる大衆料理に仕立てた結果終わってみたら大人数が食中毒になっているイメージ(笑)。


hisomaso1-1.jpg
<画像は『ひそねとまそたん』第1話より引用>

 『ひそねとまそたん』も、岡田さん節の“毒”が強い作品です。
 主人公の女のコは、あれよあれよという間に物語の中心に巻き込まれていくのだけど、誰一人味方はいなくて、同室のコもなんかすげー感じ悪いヤンキーだし。

 こういう時、普通の作品だったら「主人公のコかわいそう、周りはホントイヤなヤツばかりだ」と良い者と悪い者に分けて考えられるのだけど、岡田さんの描く主人公は何故か毎回「割とこの主人公のコにも問題あるよな……」と思ってしまうという。登場人物、全員なんかみんなちょっとずつイヤなヤツ!



 例えば、前季の『ゆるキャン△』とか、今季の『こみっくがーるず』とか、『ガンダムビルドダイバーズ』だってそうなんですけど……最近のアニメのトレンドは「視聴者が不快になるようなキャラは出さない」「基本的にみんなイイコ!」な傾向があって、そう考えると岡田さんの“毒”って時代と逆行しているんじゃないのかとも思うのですが。


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<画像は『ひそねとまそたん』第1話より引用>

 『ひそねとまそたん』の場合、青木俊直さんの漫画漫画した絵柄がその“毒”をうまく中和してコメディに落とし込んでいると思うんですね。これがちがう絵柄だったら、生々しくて観るのがつらかったかも知れません。つまり、しっかりと岡田さんの“毒”を使いこなせているぞ―――と。


 「豪華スタッフが集結!」という謳い文句だと不安もあったんですけど、樋口総監督が岡田さんの良さや青木俊直さんの良さをしっかり分かって集めているようで、それがこの出来にしっかりつながっているなぁと思いました。流石に何度も修羅場はくぐっちゃいないというか、「人を見る目」がすごいというか。
 また、声優さんの演技はアフレコじゃなくてプレスコだそうで(参照)、役者陣の熱演にも期待しています。

 これは今季の主軸となる1本になってくれそうだとワクワクしています。


【今からでも第1話が観られる配信サイト(仮)】
<有料会員は全話見放題>
NETFLIX
 (4/13~ 独占配信)

 ということで、むっちゃ推していきたい作品なんですが……
 ネット配信はネトフリのみなのです。

 「ニコニコ動画だけチェックしていれば話題作はほとんど観られた」時代とか、「dアニメストアの会員になっていれば話題作はほとんど観られた」時代はとうに過ぎてしまい……各配信サイトが「推しの作品」に出資して独占配信するようになっている現状、例えば今日紹介した3作品を観るためには「ゴールデンカムイのためにFODと契約して、ガンダムビルドダイバーズのためにガンダムファンクラブのアプリをインストールして、ひそまそのためにネトフリと契約して―――」と、話題作をネットで全部観ようとするのは大変な時代になってしまいましたよね。

 逆に考えれば……「○○でしか観られないアニメ」もどんどんどんどん増えていくので、「○○でしか観られないアニメ」を貯めておいて、今月はネトフリ、来月はFOD、再来月はガンダムファンクラブと月ごとにちがうサービスと契約して見放題で一気に観るというのも手ですが。「この記事で初めて興味を持った作品も追いかけられるように、ネット配信をしているサイトを記載する」この記事としては、なかなか難しい時代になっちゃったなぁと思いますね。

 さておき、2週目はこんなところです!

 1週目は「冬アニメと比べるといまいちテンションが上がらないなー」なんて言っていたのですが、2週目でラインナップが出そろうと「やっぱりアニメって面白いな!」と大興奮でした。ネタバレなしで紹介する自信がなかったから書きませんでしたが、『こみっくがーるず』の第2話も面白かったです!


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| アニメ雑記 | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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過去に書いた記事を削除していこうかと考えています

 「決定した」というよりかは、「どうしようか悩んでいる」のでもっと良い方法を思いついた方がいらしたら提案してくれるとありがたいです。


 ブログなんてものを続けていて、自分の考えを公開している以上は仕方がないことなのですが……コメント欄で「これは間違っている!」とか「オマエの考えは許せない!」といったようなお叱りを受けることが多々あります。正確には多々じゃ済みませんね、多々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々くらいあります。


 もちろん間違ったことを書いていたのなら、私が悪いのですし。
 私の考えが許せない人がいたのなら、私が悪いと思うのですけど。


 例えば、3年前とか5年前の記事に今更そんなコメントが付いても「知らねえよ」って思いません?

 みなさんも「3年前の自分」を思い出してみてください。その頃の自分が書いたこと(ブログとかTwitter等をやっていない人なら、友達に書いた手紙とかメールを想像してください)を覚えていますか?読み返してみたら「俺、こんなこと書いたかなー」とか「俺が記憶している言い回しとちがう!」ということばかりだと思いますよ。


 そして、もっと言うと……その頃とは、もう考え方がちがっているということも多々あります。今日の私は「昨日の私」よりも前進しようと色々なことを考えて、色々なものを吸収して、日々を暮らしています。それが積み重なって3年が経てば「全くちがう考え方の人間」になっていておかしくないでしょう。それが成長というものです。

 どうして私は“オンラインモード”のあるゲームが嫌いなのか

 これは2014年11月に書いた記事です。
 2014年11月の自分の率直な気持ちを嘘偽りなくそのまま書いた記事ですが、記事には書かなかったことに「この考えはいずれ変わるだろうな」と思っていたところがあります。この数ヶ月前に『Splatoon』が発表されたので、「来年『Splatoon』が発売されたらオンライン対戦を夢中になって遊ぶかも知れないな」と思って考えが変わる前に書いておいたのです。

 実際、2015年5月に『Splatoon』が発売されたら夢中になって遊びましたし、今では「オンラインモードも悪くないな」と思うようになりました。たった一つの出来事で考え方なんて変わるんです。考え方を変えてはいけないと自分に課してしまったら、それは「停滞」です。残る余生をそのまま過ごすだけで終わってしまいます。



 ですが、そうして「何年も前に書いた記事」を「今日書いた記事」と同じように読めるのがブログです。検索エンジンからやってきた人は、それが「最新の記事」だと思って読んでいたりもしますし。
 何を書いたかも覚えていないorもうその考えではない数年前の記事に、「これは間違っている!」「オマエの考えは許せない!」といったコメントが書かれ続けるし、もっと酷いケースだと「6年前に書いた記事」と「2年前に書いた記事」では言っていることがちがうとか、何年も前に書いた記事のオチとして面白おかしく「ナーンチャッテ」と書いたことをいつまでもネチネチと言われるとか、「○○という人がいることを知らなかった」という記事を書いたらその後も何年も何年も「○○という人がいることを知らない差別主義者」と全然関係ない記事でもコメントされ続けるとか。

 もう全部の記事を消してやりたくなるわっ!!


 アクセス数を上げることを考えていた頃は、「そういう過去の記事へのアクセスも1アクセスなんだから我慢しよう」と思っていたのですが……今はもうアクセス数なんてどうでもイイと思っているので、そういう過去の記事はバシバシ消していってしまおうかなと考えているのです。


 本当に「全部の記事を消す」のか、「叩かれている記事だけ消す」のか。
 「5年経ったら消す」のか、「3年経ったら消す」のか、「1ヶ月経ったら消す」のか。


 その辺はまだ決めていませんけど……
 書かれた記事が読めなくなることはみなさんとしてはメリット0でデメリットしかないので特に賛成してくれる人はいないと思うんですけど、私としては過去の自分のせいで叩かれ続けることにもう疲れてしまったので、他に方法が思い浮かばない限りはバシバシ消していこうと思います。



 なので、ですね。
 この記事は2419番目の記事なんですけど……1000記事目、1500記事目、2000記事目に記念としてまとめた「記事傑作選」は2500記事目ではやらないつもりです。過去の記事はバシバシ消していくつもりですから、傑作選を作ってもリンク先が全部404になっていっちゃうでしょうし(笑)

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| ひび雑記 | 17:52 | comments:16 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待っている間にしなければならないことがある』第4話「禁帯出」を各サイトで公開しました!

syousetu3-4-2.jpg

<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
星空文庫 ※チャプター画像あり
Pixiv ※チャプター画像あり&縦書き
taskey
カクヨム

 1作品目・2作品目は「4話」で終わっていたので、3作品目も「4話」で終わるのかというと……特にそういうワケでもありませんでした(笑)。WEBでの発表は、そういう枠に縛られないところが魅力だと思いますしね。1話あたりの文字数とかも毎回一定じゃありませんし、1話あたりのイラストの枚数も特に決めているワケじゃありません。

-各話リンク集-
「一.朝寝坊」
「二.救済者」
「三.人物像」
・「四.禁帯出」← このページです
「五.不意撃」
「六.小確幸」
「七.解決策」
「八.表沙汰」
「九.土壇場」
「十.第一歩」


 3作品目を公開し始めて、3週目の閲覧数・イイね!の数です。

・パブー
 3作品目(1話:10、2話:12、3話:53)
・エブリスタ
 3作品目 PV:5、スター数:1
・星空文庫
 3作品目 PV:17、いいね!0
・Pixiv
 3作品目(1話:5、2話:5、3話:36)
 3作品目いいね!(1話:0、2話:1、3話:1)
・taskey
 3作品目 Love it!:2
・カクヨム
 3作品目 PV:5、★3、応援0



 あれー、エブリスタがまた下がった!?
 先週高かったPixivとカクヨムはエブリスタとともに数字を落とし、先週数字を落としたパブーと星空文庫が回復してきました。この欄を読んでいる人が「先週はパブーが少なかっただと!じゃあ、今週はパブーで読むことにするか……」とバランス調整してくださっているのだろうか(笑)。

 「投稿するサイトは1つに絞る」方がアクセス数が集中してランキングとかが上がって目に付くこともあるのかも知れませんが、正直このレベルのアクセス数を1つに集めたところで変わりはないとは思うんですよね……なので、今のところはいろんなサイトに投稿して手ごたえを見ているという。

| 小説創作 | 22:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クリア出来ないゲームを「一番好き」と言えますか?

 昔のアーケードゲームやファミコン初期のような「クリアされることを前提に作っていないゲーム」とか、オンラインゲームや『どうぶつの森』みたいに「クリアという概念がないゲーム」ではなく。
 スタートとゴールがあって「ゴールまでたどり着けばエンディングになるゲーム」での話です。



 ちょっと前に友人とゲームの話をしていて、その友人が「今まで遊んだゲームの中で一番好き」と公言している『とあるスーファミのRPG』を実はこれまでに一度もクリアしたことがないと言っていて驚いたことがありました。
 私はそのゲームを遊んだことがないのでその友人の話を鵜呑みにするしかないのですが、ラストダンジョンまでは行ったのだけどクリア不能になってしまい、そこから引き返そうとしてもラストダンジョンから出ることが出来なくなっていてギブアップしたままなのだとか。

 もちろん、ギブアップした後にリベンジのための2周目を始めたり、その後にWiiのバーチャルコンソールで買ったり、レトロフリークで遊ぶためにソフトを買い直したりしたのだけど……毎回途中でやめてしまうのだとか。でも、「人生で一番好きなゲーム」と言っているのです。



 この話を聞いて、私はすごく衝撃を受けたんですね。
 言ってしまえば、友人は「最後(エンディング)までそのゲームをプレイしていない」ワケじゃないですか。映画で言えばラストシーンを観ていないとか、漫画で言えば最終巻だけ読んでいないとか、推理小説で言えば犯人が誰だか分かっていないとかで、それで「人生で一番これが好きです」と言うのは“あり”なのかと。


 私はゲームを語る際には、「そのソフトを最後(エンディング)まで遊んでないといけない」と思っていました。だから、がんばってがんばってがんばってクリアを目指してプレイしてきたし、1つの面で何十回とコンティニューしてでもクリアしようとしてきたし、その結果いつしか「難しいゲームが大嫌い」になってしまいました。
 だから、私にとって「好きなゲーム」は「血反吐を吐く前にクリアできるゲーム」ですし、クリア出来なかったゲームを「好きなゲーム」に挙げるのには抵抗があります。

 実際、「このゲームは自分には難しくてクリア出来なかった」とレビューに書いたら“批判”と受け取られてむっちゃ叩かれたこともありますし、「クリア出来ない」を肯定的に捉える人はいないでしょう。遊んだことがないゲームを買うかどうか考える際、多くの人は「自分にもクリア出来る難易度かどうか」を気にするんじゃないかと思います。

(関連記事:ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです



 しかし、発想を逆転して「無理にクリアしなくても一番好きと言ってもイイじゃないか」と考えると選択肢はむちゃくちゃ広がるとも思うんですね。
 ゲームなんて娯楽作品なんですから「一番楽しいところ」だけ遊んで、そこで終わりにしちゃってもイイじゃないですか。後半の難易度が高いゲームなら、前半だけ遊んでそこでやめちゃってもイイはずなんですよね。難易度に心が折れて、そのゲームを嫌いになってまでクリアを目指す必要はないんです!

 映画や漫画や小説でもよく考えればそう言えて、例えば「冒頭のシーンだけが超好き」だから他のシーンを一切観ないのだけど「そのシーンだけで一番好きな作品と言える」という考え方も面白いですよね。必ずしも「全体」で評価しなくてはならないなんて決まりはありませんから、「一部」で評価したって良いのでしょう。
 ゲームの場合は更に「プレイヤーの腕」によってコレ以上は進めないというところも出てきてしまいます。そこから先を見ていない人間には「好き」という資格がないと言うのは、お金を出して商品を買った人に対してあまりに失礼じゃないかと思うのです。

(関連記事:ゲームを「ギブアップした」かどうかの境目はどこか



 みなさんはどうでしょう?
 「一番好きなゲーム」とまで言うとアレなんですけど、「人生でトップ10に入るくらいに好きなゲーム」にクリア出来なかったゲームを入れられますか?もしコメントを下さるのなら、具体的に何というゲームなのかを教えてもらえたら面白いかもですね。

 クリア出来なかったゲームを「好きなゲーム」にカウントしてこなかった私が、じゃあ今までギブアップしてきたゲームで「一番好きなゲーム」は何かを考えると……
 うーん、ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ3』とかはクリア出来なかったけど好きなゲームかなぁ。でも、「クリア出来なかった」という理由でシリーズの中では上位に来ないかも。マリオシリーズでは、自分にもクリア出来る難易度の『スーパーマリオワールド』が一番好きです。
 シミュレーションゲームは「下手だけど好きなジャンル」なので、クリア出来なくても好きと言えるかなぁ。『カルチョビット』とか、いつかリベンジしたいと思っているけど、アレはアレで楽しかったです。でも、じゃあ「人生トップ10」に入れるかというと、うーん……


 あと、みなさんは自分が「好きなゲーム」を「クリア出来なくてやめた」と言われたら、どう思いますか?「クリアするまで諦めずにやれよ!」って思いますか?


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| ゲーム雑記 | 17:51 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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実際に視聴して自分が面白かった2018年の春アニメ(第1週)

 春アニメが始まりましたね!
 ということは、今は春ということだな!どうりで桜が咲いて、散っていると思った!


 新アニメが始まる前に「面白そうな作品」を紹介するだけではなかなか興味を持ってもらえない!ということで、新アニメが始まる前に実験的に「すべての作品」を紹介してその中から自分が選んで観た作品の中で「実際に面白かった作品」を毎週紹介していきます。

 特徴は……
 「ストーリーのネタバレは書かない」ということと。
 「この記事で初めて興味を持った作品も追いかけられるように、ネット配信をしているサイトを記載する」ということです。

 「ネタバレ度は30くらい」のつもりで書くので、それも知りたくないという人は冒頭に「どの作品が面白かったから感想を書く」と記すんでそこだけ読んで引き返してください。

 今回紹介するのは、『宇宙戦艦ティラミス』『ガンダムビルドダイバーズ』の2作品です。



◇ 『宇宙戦艦ティラミス』第1話感想
 <公式サイト

 今季の推し1本目はSFロボットギャグアニメ『宇宙戦艦ティラミス』です!
 しかし、このアニメは10分アニメなため、ネタバレなしで紹介するのが非常に難しい……30分アニメの感覚で「前半10分くらいまでの内容ならネタバレにならないだろう」と書いちゃうと、全部の内容を書いちゃうワケですからね。


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<画像は『宇宙戦艦ティラミス』第1話より引用>

 とりあえず、このオープニングの文章が斜めになって下から上にスクロールする映像だけで「大体どんな作品なのか」が分かるであろう!しかも、超高速でスクロールするから全然読めないし、読んだところで作品理解にはちっとも役立ちそうにないぞ!

 まぁ、要はSF作品の御約束をギャグにした作品で……『スター・ウォーズ』よりも、『ガンダム』などに代表されるリアルロボットアニメの設定でコメディをやるってカンジの作品だと思います。


 ところで。実は私、パロディってあまり好きじゃないんです。
 特に「このシーンは『○○』という作品の一場面から取っているんですよー」みたいなのって、元ネタの『○○』を知っていないと意味が分からないし、その作品を楽しむためには他作品という予備知識が要る作品は一つの作品として完結していないとすら思ってしまうのです。

 例えばさっき、敢えて“オープニングの文章が斜めになって下から上にスクロールする映像だけで「大体どんな作品なのか」が分かるであろう!”と書きましたけど、『スター・ウォーズ』を知らない人はさっぱり意味が分からなかったでしょう。
 でも、実際にはこのアニメ……『スター・ウォーズ』を知らない人にも「超高速でスクロールするから全然読めない」で笑えるんです。元ネタを知らない人でも笑えるようにしっかりと作ってあるんです。そこがすごく大事だと私は思います。


 『ガンダム』などのロボットアニメが好きな人はもちろん、
 そういう作品を観たことがないって人にもオススメです!



teliramisu1-2.jpg
<画像は『宇宙戦艦ティラミス』第1話より引用>

 例えば、このシーン。
 主人公のスバルは若き天才パイロットなため(この設定自体はロボットアニメでよくあるもの)、年上のパイロット達とは話が合いません。オッサン達の下ネタについていけないのです。


teliramisu1-3.jpg
<画像は『宇宙戦艦ティラミス』第1話より引用>

 肩身の狭いスバルは、なので大して興味のない宇宙スムージーの成分表を丸暗記して時間をつぶしているという。

 そう!この作品……『ガンダム』などのパロディ作品というよりも、「オレ達」のように「周囲に溶け込めない人間」のあるあるネタを詰め込んだ作品なのです!人類が宇宙に進出していったような未来でも、「オレ達」のような人はいるんだ!!あと、「宇宙スムージー」って何!?


【今からでも第1話が観られる配信サイト(仮)】
<最新話1週間無料>
dアニメストア
 (4/6(金)12時~4/20(金)12時、有料会員限定?と思いきや普通に再生できる……)
AbemaTV
 (4/20(金)24時45分~)

<有料会員は全話見放題>
dTV
 (4/6(金) 26時~ 見放題?)
バンダイチャンネル
 (4/17(火)12時~)

 ということで今季推していきたい作品なんですが、ネット配信で観るのはちょっと面倒だったりします……配信はひかりTVが独占先行配信なため、dアニメストアとdTVでちょっと遅れて配信、バンダイチャンネルやAbemaTVは二週遅れの配信みたいです。うーむ……

 dアニメストアは基本的に有料会員じゃないと視聴できないと思っていたのですが、ついさっき記事を書きながら試したら何故か『宇宙戦艦ティラミス』の第1話は再生できました。この1話だけ「お試し」として期間限定で誰でも再生できるってことですかね。「第1話の放送を逃した!2話からは放送を追いかけるから1話だけでも配信で観たい」って人は、今の内にどうぞ。




◇ 『ガンダムビルドダイバーズ』第1話感想
 <公式サイト

 んで、こっちは本家ガンダムだ!
 1979年から続く『ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」を使って戦うアニメで……コンセプトは『ガンダムビルドファイターズ』(2013年)、『ガンダムビルドファイターズトライ』(2014年)と一緒なのだけど、世界観もストーリーもつながってはいない完全新作みたいです。ラルさんもリストラだ!


gbd1-1.jpg
<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第1話より引用>

 オープニング映像が、むっちゃ格好イイ構図でたくさんのキャラが出てきてテンション上がる!

 『ガンダムビルドファイターズ』も大好きなアニメだったんですけど、あちらは基本的に「1vs.1」の戦いなため、登場してくるキャラはみんな「対戦相手」になってしまうんですね。
 『ガンダムビルドダイバーズ』の場合はMMORPGのようなオンラインゲームのため、出てくるキャラが「仲間」になるか「敵」になるか分かりませんし、様々なキャラが入り乱れるチーム戦が基本になるでしょうし、たくさんのキャラを活かした様々なストーリーが作れそう!


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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第1話より引用>

 僕の推しはサッカー少女のモモカちゃんです!
 主人公達の同級生で、「ガンダムのことなんて全く知らない女のコ」ポジションのキャラなんですが……このコも今後の展開で、オンラインゲームに入ってきて「学校での姿」と「オンラインゲームでのアバター」という二つの顔を持つと考えるとドキドキするじゃないですか!
 言っちゃえば「オンラインゲームでのアバター」って、「なりたい自分」という心理の現れですからね!という小説をつい最近書いた気がする!



 ただ、いくら私が「ガンダム新作、面白いよ!」と薦めても、これまでガンダムに触れてこなかった人は「いきなりコレから観始めるのもなー」と躊躇してしまうんじゃないかと思います。ストーリーはゼロから始まると言っても、「歴代ガンダム作品の機体が出てくる」のに元ネタを知らないことに不安を感じることもあるでしょう。

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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第1話より引用>

 主人公のリクが扱うのは、『機動戦士ガンダム00』(2007年~)に登場するダブルオーガンダムがベースです。
 相棒のユッキーが扱うのは、『機動戦士ガンダムZZ』(1986年~)に登場するジムIIIがベースで。
 現状では「雲の上」ポジションのクジョウ・キョウヤが扱うのは、『機動戦士ガンダムAGE』(2011年~)に登場するガンダムAGE-2がベースで。

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<画像は『ガンダムビルドダイバーズ』第1話より引用>

 雑魚敵としてゲーム内に配置されていたのは、『新機動戦記ガンダムW』(1995年~)に登場するリーオーがベースです。


 ぶっちゃけた話、全作品を観ている人なんてそんないないと思うんですね。40年続くコンテンツで、ストーリーはみんな独立していて、基本的にはどの作品も「その時代の少年少女」に向けて作られているのですから。
 私も『AGE』は観ていないし、正直『SEED』や『OO』も内容をそんなに覚えていません……それ以前の機体に詳しいのも「アニメ本編」よりも「スパロボなどのゲーム」で味方や敵として使っていたから覚えているだけだったりしますからね。

 だから私は、ガンダムシリーズを1作品も観ていない人でもこの『ガンダムビルドダイバーズ』から観始めてイイと思うんですね。言うほどみんな全作品を観ているワケじゃないし、碌に覚えていなかったりしますから!


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 (4/3(火)19時~ 誰でも1週間は無料、有料会員なら全話見放題)
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 (4/4(水)12時~ 右上にテロップ出ちゃうけど……)

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 (4/6(金)12時~)
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 (4/6(金)12時~)
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 (4/6(金)12時~)
dTV
 (4/6(金)12時~)

 『ガンダムビルドダイバーズ』のネット配信は、「ガンダムファンクラブ」と「あにてれ」が最速です。「ガンダムファンクラブ」はアプリをインストールすれば誰でも最新話1週間無料で、有料会員なら全話見放題です。
 YouTubeではその翌日から最新話1週間無料配信で、各「見放題サイト」では金曜日から一斉に配信開始みたいですね。アニメ本編をYouTubeで配信しているのなんて知りませんでした。



 1週目に紹介するのはこの2本でした!
 秋アニメ、冬アニメのときは毎週3本ずつ紹介していたのですが……3本という枠にとらわれずに、たくさん面白いアニメがあればたくさん紹介すればイイし、そんなになかったら紹介する数を減らせばイイと思って、今週は2本にしました。

 どうもね……
 冬アニメがモンスター級ばかりだったために、それらと比べちゃうとちょっと……という気持ちが正直あるのと。個人的な事情を言うと、冬アニメの時とちがって春アニメは全作品紹介の記事を書くために全作品のPVを観ているため、序盤は内容が分かっちゃっているんですね。だから、あんまりテンションが上がらないというか。

 なので、2週目・3週目と続いていく中でテンションが上がっていくことを期待しています。


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| アニメ雑記 | 17:54 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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2017年4月~2018年3月に観たアニメの中でお気に入りTOP5

 毎年この時期に書いているその年度(4月~3月)に観たアニメの中から「好きな作品」順に並べたTOP5の記事です!
 対象となるのは、2017年の春アニメから2018年の冬アニメまでの中から“私が「最終回まで観たアニメ」”で、数えてみたら27作品ありました。この27作品の中から「好きな作品」順に並べて上位5つを発表するということですね。

 「面白かった」順でも「素晴らしかった」順でもなく私が「好きな作品」順なので、「この作品よりこの作品が上なのはおかしい」とか「この作品が入っていないのは間違いではないか」みたいに言われても知らんからね!

(関連記事:「好きな作品」と「面白い作品」と「素晴らしい作品」は別



 ちなみに、過去8年間のTOP5はこんなカンジ。
 リアルタイムに観ていなかった作品は入っていないというのが要注意です(バンダイチャンネルとかdアニメストアとかAmazonプライムビデオなどの「見放題」で後から観たものや、再放送で観たものは入っていません)。


【2009年度】
1位:『とある科学の超電磁砲<レールガン>』 175点(ジェネオン/J.C.STAFF)
2位:『けいおん!』 160点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『かなめも』 75点(スターチャイルド/feel.)
4位:『青い花』 65点(メディアファクトリー/J.C.STAFF)
5位:『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 60点(アニプレックス/A-1 Pictures)


【2010年度】
1位:『魔法少女まどか☆マギカ』 145点(アニプレックス/シャフト)
2位:『けいおん!!』 90点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『四畳半神話大系』 85点(東宝/マッドハウス)
4位:『放浪息子』 70点(アニプレックス/AIC Classic)
5位:『屍鬼』 55点(アニプレックス/童夢)


【2011年度】
1位:『ちはやふる』 150点(バップ/マッドハウス)
2位:『花咲くいろは』 75点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
3位:『あの夏で待ってる』 70点(ジェネオン/J.C.STAFF)
4位:『シュタインズ・ゲート』 60点(メディアファクトリー/WHITE FOX)
5位:『テルマエ・ロマエ』 55点(東宝/DLE)


【2012年度】
1位:『TARI TARI』 95点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
2位:『たまこまーけっと』 92点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『琴浦さん』 80点(フライングドッグ/AIC Classic)
4位:『氷菓』 75点(角川書店/京都アニメーション)
5位:『まおゆう魔王勇者』 50点(ポニーキャニオン/アームス)


【2013年度】
1位:『銀の匙 Silver Spoon』155点(アニプレックス/A-1 Pictures)
2位:『境界の彼方』120点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ガンダムビルドファイターズ』85点(バンダイビジュアル/サンライズ)
4位:『未確認で進行形』80点(東宝/動画工房)
5位:『進撃の巨人』65点(ポニーキャニオン/WIT STUDIO)


【2014年度】
1位:『SHIROBAKO』195点(ワーナー・ブラザース/P.A.WORKS)
2位:『結城友奈は勇者である』130点(ポニーキャニオン/Studio 五組)
3位:『四月は君の嘘』125点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『アルドノア・ゼロ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures + TROYCA)
5位:『ハナヤマタ』73点(エイベックス・ピクチャーズ/マッドハウス)


【2015年度】
1位:『響け!ユーフォニアム』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
2位:『がっこうぐらし!』92点(NBCユニバーサル/Lerche)
3位:『アイドルマスター シンデレラガールズ』91点(アニプレックス/A-1 Pictures)
4位:『灰と幻想のグリムガル』83点(東宝/A-1 Pictures)
5位:『のんのんびより りぴーと』74点(メディアファクトリー/SILVER LINK.)


【2016年度】
1位:『けものフレンズ』190点(KADOKAWA/ヤオヨロズ)
2位:『響け!ユーフォニアム2』153点(ポニーキャニオン/京都アニメーション)
3位:『ふらいんぐうぃっち』82点(バップ/J.C.STAFF)
4位:『クロムクロ』81点(ポニーキャニオン/P.A.WORKS)
5位:『BanG Dream!』75点(オーバーラップ/ISSEN × XEBEC)


 さて、今年。
 各作品評には若干のネタバレが含まれることを御了承下さい。




 5位:『Just Because!』 82点。

 毎年「5位」ってめっちゃ悩むんですよ。
 「3位」と「4位」とかなら、どっちがどっちでもそんなに大差はないと思うんですけど……「5位」と「6位」では名前が出るか出ないかという差があるので、毎年「この作品とこの作品のどっちを5位にするかなー」と悩むことになり、今年も某作品と最後まで悩みました。
 そして、悩んだ末に「好きなアニメってどういうものを言うのだろう」と見つめ直すことで、その作品にしかない体験がある―――というのが自分にとって「好きな作品だな」と思い、この『Just Because!』を選びました。

 このアニメを観ている間、ずっと自分が「高校3年生」になったような感覚でした。それは別に「自分=主人公」だということではなくて、彼らのクラスメイトになって彼らが「青春の最後の足掻き」をしているのを横で観ているような感覚がありました。だから、小宮さんの言動にイラッとしたり、すれちがっていくキャラクター達に「誰か本当のことを伝えてあげてよ!」とヤキモキしたり、そういう体験って「完成されたストーリー」とはまた別の楽しさがあったと思うんですね。

 というと……あのアニメって、視聴者は依子視点なのか。
 誰とも恋愛関係にはならないけど、メインキャラ達に一番近いところで彼らを観ているポジション。

 だから、毎週このアニメの放送が楽しみで仕方なかったし、心配で仕方ありませんでした。「親友が悲しい思いをしないだろうか」って(笑)。そんな風に登場人物の一挙手一投足を見守ってしまうほどのものは「その作品にしかない体験」だろうと思うのです。

(関連記事:アニメ『Just Because!』各話感想メモまとめ(1話~最終話)





 4位:『プリンセス・プリンシパル』 125点。
 「面白かった順」なら、間違いなく1位でした。

 アクションあり、心理戦あり、ハートフルな話ありと、毎週毎週タイプの異なる「楽しさ」を提供してくれるこれぞ極上エンターテイメント!と言える作品でした。それでいて、シャッフルされた時系列の中から要素を組み立てていくと見えてくる緻密なストーリーと、魅力的なキャラクターと、ワクワクしかないスチームパンク風の世界観と!

 とにかく毎週ムチャクチャ楽しかったし、「次は何を見せてくれるんだろう」と夢中でした。

 なのに4位!なのは……
 まぁ、「多少のネタバレはある」と断っているので書いちゃいますけど、ストーリーが未完のまま終わってしまうのが納得がいかずにTOP3には入れませんでした。原作付きのアニメだったら未完で終わるのも普通のことなんですけど、オリジナルアニメでそれをやられてしまうと「円盤が売れないと未完のまま終わります」と、続きを観る方法がないまま終わってしまうかも知れないんですよ……

 幸運にも『プリンセス・プリンシパル』はなかなかの円盤売上だったみたいですし、今月末にイベントがあるからそこで2期か劇場版の発表があって、それで続きが観られる――――と期待はしているんですけど。テレビアニメ単体への「思い入れ」はちょっと下がっちゃったかなーと。

(関連記事:アニメ『プリンセス・プリンシパル』各話感想メモまとめ(1話~最終話)





 3位:『宇宙よりも遠い場所』 140点
 3位にして、もうこの得点だ!「100点満点」の意味を分かってますか?

 「女子高生たちが集まって何かを成し遂げるアニメ」は2010年代のアニメの超王道で、この作品のシリーズ構成である花田十輝さんが関わってきた作品で言えば『ラブライブ!』がなんといってもその代表作だと思うのですが……その集大成というか、転換点のような作品が出てしまったと思うんですね。

 『ラブライブ!』にしても、『ガルパン』にしても、もっと言うと『まどか☆マギカ』だって、『けものフレンズ』ですら、「日常を守る」ストーリーだったと言えます。「かけがえのない日常」があって、「それを守ろうとする少女達」の戦いを描いた作品でした。それが2010年代のトレンドだったと思います。

(関連記事:アニメの学校はどうして廃校になる(なりそうになる)のか


 でも、『宇宙よりも遠い場所』は「日常」を捨てて、「旅に出る」ところから始まるんですよ。2010年代の主な作品で言えば、例えばP.A.Worksの作品なんかは「最終回に日常から旅立って新たな場所に行く」ものが多かったですけど、そうした作品の“最終回後”をずっと描いていたのが『宇宙よりも遠い場所』というか。

 そもそも『宇宙よりも遠い場所』の主人公達に、「かけがえのない日常」なんかなかったとも言えます。「日常」から逃げ出したかったキマリ、実際に逃げ出した日向、「日常」とはちがうところを見ていた報瀬、「日常」に希望が持てなかった結月―――はみだしものが集まって、旅に出て、そして、その旅の果てに「かけがえのない日常」とは何なのかを見つける話なのです。


 アニメの歴史の中で、この『宇宙よりも遠い場所』が「流行とはちがうところに向かった異質な1作」になるのか「新たな潮流の源となった転換点の作品」になるのかはまだ分かりませんけど、私は後者じゃないかと思っています。これはこれからのアニメのスタンダードになるだろう……という話が、1位の作品の伏線なのですがそれはまた後で。





 2位:『エロマンガ先生』 192点
 「紗霧が死ぬほどかわいい」以上の理由が必要ですか!?必要ないでしょう!


エロマンガ先生 和泉紗霧 1/7スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア

 と書いて作品評を終わらせてもイイのですが、もうちょっと語っておくと……
 同じ作者の『俺妹』に比べてこの作品は、徹底して「視聴者が不快になったり不安になったりする要素」を排除している作品だと思うんですね。主人公とヒロインは早々に相思相愛なことが分かるし、ずっとイチャイチャしているし、ヒロインと他の女性キャラもいがみ合わないで仲良くするし、「ヲタクへの偏見」みたいなネタもないし―――

 前年の『けものフレンズ』のヒットなんかにも通じる話なんですが、「面白いストーリー」に「視聴者を不快にさせる要素」なんか必要ないんじゃないのかというのが現在のトレンドだと思います。「不快」を出してそれを乗り越えてカタルシスを得るという形のストーリーは、もはや前時代的なものなのかもと。


 「じゃあ、中身すっからかんで、ただ可愛い女のコを眺めるだけのアニメなのか」というとそうでもなくて、この作品の登場人物は「小説家」だったり「イラストレーター」だったりといった創作家達で、彼ら・彼女らが魂をかけて作品を作り上げていく様を見るだけですっげえ面白いんですね。
 「不快」を出してそれを乗り越えるという形のストーリーが、「-10」を「+10」に変えてカタルシスを得るのだとしたら……こういう作品は、「+10」を「+30」にする面白さだと思います。同じ「プラス20」の労力を、「マイナスからの回復」に使わないというか。

 んで、紗霧が「+162点」分くらい可愛いので、全部足して「192点」です。
 そういう採点方法だったのか……?

(関連記事:アニメ『エロマンガ先生』各話感想メモまとめ(1話~最終話)


 



 1位:『ゆるキャン△』 200点。
 ということで……とうとう大台を出してしまいました。
 1年目で「100点満点中の175点だ!」というワケの分からないことをやってから、ここまで来るのに8年かかったと考えるのなら、むしろ堅実だったと思って欲しい!

 この一年間で最もお気に入りだった作品……どころか、過去最高得点を付けました!
 『ゆるキャン△』好きな人でも、「どうして『ゆるキャン△』が面白いのか」って上手く説明できないんじゃないかと思うんですね。「立ちふさがる敵」とか「乗り越えなくてはならない壁」みたいなものが出てくる話なら、それらを乗り越えるカタルシスで面白くなるのは分かりやすいですが。『ゆるキャン△』には一切そんなものは出てきません。

 『けいおん!』ですら「文化祭でライブ成功させるぞー!」という活動目標がありましたが、『ゆるキャン△』のキャラ達はただキャンプに行って美味そうな飯食って帰ってきているだけですからね(笑)。なのに、ちゃんとカタルシスがあるという。



 私はこの『ゆるキャン△』という作品、同じ2018年の冬アニメだった『宇宙よりも遠い場所』と対になる作品だと思っているんですね。真反対のことをやっているようで、描いているものは近いというか。どちらも「日常」と「非日常となる旅」の両面を描いていた作品というか。

 『宇宙よりも遠い場所』は、序盤の数話で「日常」を描き、中盤以降に宇宙よりも遠い南極への「旅」を描きました。そして、仲間以外に誰もいない「旅」の中で成長していく話だったのですが……
 『ゆるキャン△』のキャンプも言ってしまえば「旅」の一種で、『ゆるキャン△』は短いスパンで「日常」と「非日常となる旅」を交互に描いた作品だったと思うのです。『宇宙よりも遠い場所』の南極に比べればむっちゃ近場ですし、自転車で行ける距離だったり、原付で行ける距離だったりするのですが、そんな距離にも「日常から逸脱した特別な時間」はあるし、そこで人間は成長していくんです。だから、ちゃんとカタルシスがあるんです。


 『ゆるキャン△』のアニメ公式サイトのintroductionの項目に「新・日常系」と書かれていて、アニメヲタク界隈では「新日常系」という分類は『結城友奈は勇者である』とか『がっこうぐらし』みたいに「なんかすげー大変なことがあったから日常の大切さが分かったわー」という作品達に使われていたと思うんですけど。

 『ゆるキャン△』と『宇宙よりも遠い場所』もまた、今まで言われていた「新日常系」とは別の方向で「日常系」というジャンルを一つ先のステージに進めた作品になるんじゃないのかなと思っています。


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 という御託はさておき。
 なでしこがモグモグとむっちゃ美味しそうにゴハンを食べているのと、それを見てほっこりするしまりんを見ているのが、とても幸せでした。この作品も『エロマンガ先生』同様に、「面白いストーリー」に「視聴者を不快にさせる要素」なんか必要ないんじゃないのかという形だと思うんですね。






1位:『ゆるキャン△』200点(フリュー/C-Station)
2位:『エロマンガ先生』192点(アニプレックス/A-1 Pictures)
3位:『宇宙よりも遠い場所』140点(KADOKAWA メディアファクトリー/マッドハウス)
4位:『プリンセス・プリンシパル』125点(バンダイビジュアル/Studio 3Hz × アクタス)
5位:『Just Because!』82点(NBCユニバーサル/PINE JAM)

 以上、「今年度観たアニメの中でお気に入りTOP5」でしたー。

 ランキング常連のA-1 Picturesやマッドハウスはともかく、C-StationやStudio 3Hz、PINE JAMといった新星が輝いたランキングになりました。昨年の1位もヤオヨロズでしたしねー。しかし、『てさぐれ』という実績のあったヤオヨロズ以上に、C-Stationはまさかのダークホースでしたよ……



 それと一つお知らせ。
 今年とうとう100点越えが4作品出た上に、200点まで到達してしまうなど……点数のインフレ化が半端ないことになってしまいました。実はこうなるであろうことはちょっと前から分かっていたので、「一番好きな作品」を訊かれ、昔のものを挙げる人と最近のものを挙げる人という記事を書いていたのです。

 どうしても私「今観終わったばかりの作品」を「昔観た作品」よりも上に置く傾向があるので、それが続くとどんどんどんどん点数が上がっていっちゃうんですね。

 なので……今年がこの企画の9回目ということもありますし。
 10回目となる来年でこの形式のランキングは終わりにしようと思っています。

 「地味に楽しみにしている」と仰ってくださる人がいらっしゃるのでやめるワケではなくて、一旦点数はリセットしようと思うのです。今の100点満点でのランキングは、2009年春アニメ~2019年の冬アニメの10年間だけのランキングで。2019年の春アニメからは、例えば500点満点にするとか、別基準のランキングにしようかなと。


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| アニメ雑記 | 17:48 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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短編小説『待っている間にしなければならないことがある』第3話「人物像」を各サイトで公開しました!

syousetu3-3-1.jpg

<公開しているサイト>
パブー ※イラスト付き
エブリスタ ※イラスト付き
星空文庫 ※チャプター画像あり
Pixiv ※チャプター画像あり&縦書き
taskey
カクヨム

 実を言うと、私……漫画を描き始めてから結構な年月が経っていますけど、「裸足」を描いたのは多分初めてです。「傘をさしている人」を描いたのが『その日 世界は…』1巻のとあるシーンが初めてだったり、ずーっと漫画を描いていても描いたことのないものってあるんだなぁと思いました。

-各話リンク集-
「一.朝寝坊」
「二.救済者」
・「三.人物像」← このページです
「四.禁帯出」
「五.不意撃」
「六.小確幸」
「七.解決策」
「八.表沙汰」
「九.土壇場」
「十.第一歩」


 3作品目を公開し始めて、2週目の閲覧数・イイね!の数です。

・パブー
 3作品目(1話:6、2話:40)
・エブリスタ
 3作品目 PV:18、スター数:4
・星空文庫
 3作品目 PV:14、いいね!0
・Pixiv
 3作品目(1話:16、2話:49)
 3作品目いいね!(1話:0、2話:3)
・taskey
 3作品目 Love it!:0
・カクヨム
 3作品目 PV:14、★0、応援0


 パブーと星空文庫が数字を落とす中、エブリスタ、Pixiv、カクヨムの3つが閲覧数を伸ばしました。特にエブリスタは「もう誰も読んでいないんじゃない?」というのを半ばネタにするしかないほどお手上げムードだったのですが、過去最高の閲覧数でした。「監禁」「脱出」というタグを加えたからですかね。みんな、そんなに監禁モノが好きなのか!

 こう見ると、安定しているのはやはりPixivですねぇ。
 途中からでもガンガン人が入ってくるし、良かったエピソードにはキッチリ「いいね!」が付く。イラスト投稿サイトとしては自分も長らく使っていましたが、小説投稿サイトとしても流石だなーと思いますね。

| 小説創作 | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?

 今日の話は「ゲーム以外の話」に持っていっても面白そうなのですが、一つの記事には収まりきらないと思ったので「ゲーム以外の話」は別の記事に書くとして、今日は「ゲームの話」に限定して書きます。

ゲームの話をしよう〈第3集〉 (ファミ通Books)
ゲームの話をしよう〈第3集〉 (ファミ通Books)

 バレンタインのプレゼントでもらった『ゲームの話をしよう』という本の第3集を読み終わりました。この本は、ファミ通の編集委員だった永田泰大さんがファミ通に連載していたインタビュー記事をまとめた本です。ゲームについて色々な人にインタビューをするのだけど、その相手が宮本茂さんや堀井雄二さんといった超大物有名ゲームクリエイターから、ただの小学1年生まで様々なのが面白い!

 この本一冊で語りたいことが山ほど出てくるのですが……その中でも、これは今の自分が語らなくてはならないと思ったことがあるので取り上げます。



 それは、ゲーム好きで知られる小説家の宮部みゆきさんのインタビューです。
 宮部さんと永田さんは、ゲームの遊び方がものすごく正反対というところから話が始まります。

 曰く、宮部さんは「一つのゲーム」を何周も何周も遊ぶそうなんです。
 1周目をクリアしたら、その日の内に2周目を始めて、後日詳細な攻略本が発売されたらそれを片手に3周目を始める―――と、よほど合わないゲームでなければ「少なくとも3周」遊ぶのが普通だそうなんですね。一番多くクリアしたゲームはなんと15周半も遊んだとか、しかも短いアクションゲームとかじゃなくて『タクティクスオウガ』をですよ!

 攻略本もじっくり読むし、大好きなシリーズ作品が出るときは他の作品をまた引っ張り出してきて遊んだりするそうな。とにかく「一つのゲーム」を骨の髄までしゃぶりつくすように遊ぶそうなんです。


 それに対して永田さんは、どんなに好きなゲームも1周で終わりだそうです。自分が観たのとはちがうエンディングがあるからもう1周するかと言われても、やらない。1周が終わったらもう次のゲームに行ってしまう。それは別に「好き度合いが足りない」とかではなくて、「好きだからこそ封印する」カンジにもう遊ばなくなるそうです。



 この二人のスタンスのちがいを、宮部さんはとある映画から拝借して「天文学者タイプ」「宇宙飛行士タイプ」と表現していました。
 前者は一つのものをとことん観察するタイプで、「条件が変わるとどう変化するだろう」みたいなことを全部調べるのが楽しい&調べないと気がすまないそうで。
 後者は次から次へと「自分が知らないところ」に行きたがるタイプで、月に着いたら次は火星、火星に着いたら次は木星、その次は土星と旅に出る一方、一つのところにはあまり留まらないという。


 つまんない日本語で表現しちゃうと「狭く深く」か「広く浅く」かの二分化となっちゃうのですが、「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」と表現するとロマンがあるし実感も湧きますよね。
 オマエは「広く浅く」の人間だな!なんて言われたら悪口言われてるみたいに思うけど、キミは「宇宙飛行士タイプ」なんだね!と言われたらなんだか褒められている気分になれます。そうなんだ、私達はゲームという無限にある星から星へと渡り歩く宇宙飛行士なんだ!




◇ 何故、私は「2周目」が楽しめないのか

 ということで、私は「宇宙飛行士タイプ」です。
 昨年作った「今までに遊んだゲーム」リストによると、私はこれまで338本のゲームをクリアしているそうなんですが、最初から最後まで2周以上クリアしたゲームは数えるほどです。『脳トレ』みたいに同じトレーニングを繰り返すゲームとか、格ゲーみたいに毎回最初から始まる対戦を何回も遊ぶものとか、周回プレイを重ねることで新しいルートが開けるノベルゲームとかは別としてね。

 2周クリアしたゲームで一番最近出たゲームは……Wii Uの『クニットアンダーグラウンド』で、これは1周プレイしただけだと分からなかったストーリーを確認するためにMiiverseに記録しながら2周遊びました。
 その次が多分、DSiウェアの『ラビ×ラビ』『ラビ×ラビ2』です。これはDSiウェアを3DSに移すとセーブデータが消えてしまうため、仕方なく2周クリアしたんだったはず。
 あとはDSの『Newマリオ』は、実機で1回クリアして、最近になって生配信で「Bダッシュ&壁キックなし」という検証プレイをしました。

 その次が……多分『ファイナルファンタジーIX』なので。
 21世紀になってからのゲームでは4本だけですね、私が2周クリアしたゲームって。



 この話を「天文学者タイプ」の人が読んだら、「ゲームに対する愛が足りない」とか、「何にも一生懸命になれない中途半端なやつ」とか、「ヲタクはそうやって嫁をとっかえひっかえするような生き方をしているからモテナイんだ」とか、ボロクソに言うかも知れませんけど……それは「宇宙飛行士」と「天文学者」のどちらが宇宙を愛しているのかという話で、愛し方がちがうだけだと私は思います。

 「一つのゲームを何周も遊ぶ時間がない」とか「107本も積みゲーがあればそりゃ2周遊ぶ余裕もないよね」とかも言えるんですけど、私これって子どもの頃からそうだったんですよ。時間を持て余していて、ゲームなんて半年に1本くらいしか買えなかった子ども時代から、私は「ゲームの2周目」が楽しめませんでした。
 RPGとか、2周目は「別のキャラ使ってみよう」とか「別の育て方をしてみよう」とか始めてはみるのだけど……1周目に比べて全然楽しくなくて、途中で飽きてやめてしまうのです。

 一つ目の理由としては、「この先起こることが全部ネタバレされている」ので新鮮な楽しみがないということがあります。ただ、じゃあ「2周目は全然ちがうプレイをすれば楽しいんじゃない?別のキャラを使うとか、別の育て方をするとか」というと、そうでもなくて……二つ目の理由として、「1周目のプレイをなかったことにしたくない」というのがあるんです。

 例えば、「とある味方キャラが死んでしまう」のだけど「プレイによっては生き残らせることもできる」RPGがあったとして―――1周目で死なせてしまったら、私にとっては「死なせてしまった1周目」が正史なのです。2周目をやり直して「生き残らせた」としても、それは所詮ifの歴史というカンジがしてしまうのです。
 『ガンダム』のゲームで「ガルマ・ザビが死ななかったルート」とか、『ダンバイン』のゲームで「ショウ・ザマがドレイク軍についたままのルート」が体験できても、でもそれは正史じゃないよねみたいな感覚なのです。


 例えば、私「ギャルゲーの2周目」ってあまりやりたくないんですよ。
 1周目、たくさんいる女のコの中から「一番好みのコ」を悩んで選ぶじゃないですか。んで、無事にそのコと結ばれるエンディングを迎えるじゃないですか。その次に、2周目を始めて「じゃあ次は二番目に好みだったコを攻略しようっと」なんて思えないんですよ!1周目で結ばれた「一番好みのコ」が、すっかりモブになっちゃうと「あれ?俺達こないだ結ばれたはずなのに、なんでもうそんなそっけないの?」となっちゃうんですよ。「一番好みのコ」と元カノみたいな疎遠な関係になってまで、「二番目に好みだったコ」を攻略なんかしたくないですよ!

 「全ヒロインを攻略しないと真のエンディングへのルートが解放されないんですよ」とか言われても、俺は真のエンディングなんかよりも「一番好みのコ」と幸せな未来を築きたかったんだ――――!


 という話だと、割と理解してくれる人もいるかなと思うのですが。
 私の場合は更に厄介なことに、「1周目が誰とも結ばれない孤独エンディング」で終わってしまっても、2周目をあまりしたくないんですね。何故なら「誰とも結ばれない孤独エンディング」がこのゲームの正史になってしまうから。
 2周目をやり直して「一番好みのコ」と結ばれるエンディングに到達しても、タイムリープを繰り返して自分の都合のイイように歴史を改竄しているような感覚になってしまうのです。

 俺が歴史を改竄して幸せになったことで、どこかの誰かが不幸せになってしまったのかも知れない……!



 「ということは、テメーはコンティニューとかもしねえんだろうな!」とイジワルなことを言ってくる人もいそうですが、実はそういう気持ちもちょっとあります。RPGの終盤とかでものすごい盛り上がったイベントシーンの後のボス戦で負けてゲームオーバーになると、コンティニューしてまた同じイベントシーンを観るの申し訳なくなるんですよ。「本当はもう負けたのに死に戻りして勝つまでやり直すなんて卑怯だよな」みたいな気分になります。

 だから、本音を言うと「1回でもゲームオーバーになったらその場でそのゲームをやめたい」のです(笑)。そうするとほとんどのゲームが序盤で終わってしまうので、仕方なくコンティニューするんですけど。


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◇ 一つの星に留まれない「宇宙飛行士タイプ」の遊び方

 「2周目」を遊べるかという話はこの辺にしておくにして……
 この「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」という考え方は、「ゲームの遊び方」についていろんなことを説明できるなあと思いました。

 「宇宙飛行士タイプ」の私は、いろんな星に行きたいんですね。
 だから、あまり1つの星には留まりたくありません。

 「1周」遊んだら、もうすぐに次のゲームに移りたいくらいなので……やりこみ要素とか、何周も遊ばないと出てこない要素とか、そういうものはほとんど無視します。だって、そんなに長い時間をかけて「月」を堪能していたら、「火星」に向かう時間がなくなっちゃうじゃないですか。
 だから、「一つのゲームを延々とプレイして極める」みたいなことは出来ません。能力とか性格とか以前に、ゲームにそれを求めていないというか、最初から立っている土俵がちがうのです。旅人に定住を求めるんじゃない!

 という考え方なので、「クリアまでに時間がかかるゲーム」が嫌いです。膨大なプレイ時間をかけなくてはならないゲームとか、難しいゲームとかに出会うと、「この時間があればあと星を3つは回れたのに!」と思ってしまうのです。私が何度もこのブログに書いてきたことも、「私が宇宙飛行士タイプだから」で説明できるんですね。

(関連記事:「クリアにかかる時間=ゲームのボリューム」ではないと思うんですよ!
(関連記事:ようやく分かりました、「私は難しいゲームが嫌い」なんです


 ですが、世の中には「天文学者タイプ」の人もいます。
 「一つのゲーム」を骨の髄までしゃぶりつくしたい人からすれば、やりこみ要素とか、何周も遊ばないと出てこない要素とか、膨大な時間をかけなければクリアできないのとか、難しいのとかも、むしろ大歓迎なんじゃないのかなと思うのです。「こんなにしゃぶりつくしてもまだ味が出るぜ!」と。


 「宇宙飛行士タイプ」の私は、これまでは「天文学者タイプ」という人を認識できていなかったので、クリアまでにやたら時間のかかるゲームを「どうしてこんな風に作るんだろう?」と思っていました。昔は中古ゲーム対策でクリアまでの時間を引き延ばしているんだろうと思っていましたが、ダウンロード販売しかしてないようなゲームでもやたらプレイ時間を引き延ばすゲームが多くて疑問でした。

 でも、「天文学者タイプ」も「宇宙飛行士タイプ」もいると考えれば分かるんですね。一つのゲームを長く楽しみたい「天文学者タイプ」の層があって、そうした人達に向けて作られたゲームならば、クリアまでに時間のかかるゲームを作るのも当然だと思うのです。



 あと、次から次へと星を転々としたい「宇宙飛行士タイプ」の私の特徴として、「面白かったゲームの続編」よりも「なんだかよく分からない新しいゲーム」とか「1本も遊んだことのないシリーズ」の方がテンションが上がるというものがあります。

 見知ったものは「確実に面白い」ということが分かっている分だけ、あまりワクワクしないんですね。「果たしてこれは面白いのか…?」という未知の惑星に向かう時が一番ワクワクします。
 色々文句を言いましたけど、「Wiiショッピングチャンネル終了で買えなくなるゲームの中からオススメされたものをかたっぱしから遊ぶ」配信は、自分だけでは手を出さなかったであろうシリーズやジャンルに触れる良い機会になったと思います。その結果、恐ろしい難易度に打ちのめされて「もう二度と2Dシューティングゲームは買わない」とか「もう二度とドラキュラシリーズは買いたくない」と思っているのですが……(笑)。まぁ、未知の惑星への旅をしたからにはそういうこともありますよね。




 私が生配信で挑戦するゲームも、「名前は聞いたことがあるけど実際にはプレイしたことがないゲーム」を中心に選んでいるのはそういう理由です。『スペランカー』とか『たけしの挑戦状』とかが顕著ですけど。未知の惑星にたどりついて「なんじゃこりゃあああああ!」と慌てふためく姿を、ドキュメンタリーとしてそのままお届けしたいと思っているのです。つまり、私がやっているのは旅番組なんですよ。

 でも、「天文学者タイプ」の人がゲーム実況をするのなら、恐らく「RTA」とか「縛りプレイ」とか極めつくしたゲームの達人プレイを見せると思うんですね。これはもう研究結果の発表というか、論文というか……同じゲーム実況でも方向性が全然ちがうんですね。
 「天文学者タイプ」の人から「どうして下手くそなヤツのプレイを見なくちゃいけないんだ」と言われたこともあるんですけど、そりゃ旅番組に「碌にこの町のことも知らないでコメントすんじゃねえ」と言うようなものじゃないかと思います……けど、そういう人もTwitter見るといっぱいいるな。



 「○○タイプ」「××タイプ」と名前をつけて、ラベル入りの瓶に分けることは偏見とか差別につながりかねないリスクもあるとは思うんですけど……「自分とはちがうところに楽しみを見出す人がいる」ことを認識するためにも、「天文学者タイプ」と「宇宙飛行士タイプ」という分け方は面白いんじゃないかなと思います。

 それは、逆に言えば「宇宙飛行士タイプの自分には楽しめないけど、これはきっと天文学者タイプの人に向けたゲームなんだな」といったカンジに、「自分には楽しめない作品にも価値がある」ことが分かるということですからね。


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