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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

2018年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年12月

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駿河屋の福袋「ファミコンソフト10本」×2+「スーファミソフト10本」×2+「ゲームボーイソフト20本」を友達と一緒に開封しました!

 レトロフリークを持っている友達が買った、駿河屋のファミコンソフト・スーファミソフト・ゲームボーイソフトが入った福袋をそれぞれ開封していく配信を行いました!開けたのは以下の5つです。

・「ファミコン カセットのみ10本セット(税抜980円)」
・「ファミコン カセットのみ10本セット(税抜1500円)」
・「スーファミ カセットのみ10本セット(税抜980円)」
・「スーファミ カセットのみ10本セット(税抜1500円)」
・「ゲームボーイ カセットのみ20本セット(税抜1500円)」

 今回の焦点は、「同じ10本セットの福袋であっても、980円の福袋と1500円の福袋ではグレードがちがうのか?」というところです。過去に他の人が開けていた配信を見ると、10本セットで2000円や3000円の福袋は明らかにマニアックなソフトがいっぱい入っていたんですね。たまたま見かけた1500円の福袋ではどうなのかを検証する配信です!


 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。







 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています

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| ゲーム雑記 | 17:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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【告知】11月24日(土曜日)19時頃~友達と一緒に駿河屋の福袋をたくさん開封する配信を行います!

【お知らせ】11月24日(土曜日)20時頃~Mixerで、駿河屋の「ファミコンソフト福袋」×2、「スーファミソフト福袋」×2、+オマケを友達と一緒に開封する配信を行います!


配信ページは多分こちら。

・「ファミコン カセットのみ10本セット(税抜980円)」
・「ファミコン カセットのみ10本セット(税抜1500円)」
・「スーファミ カセットのみ10本セット(税抜980円)」
・「スーファミ カセットのみ10本セット(税抜1500円)」
・オマケ


 開けるのはこの5つ。
 今まで開けていたファミコン・スーファミ福袋は、単価が「1本100円」くらいのものが多かったのですが……ラー油さんやカワミスさんの配信を見たら、単価「1本200円」「1本300円」の福袋の方がマニアックなソフトが出て面白いなと思ったので、「980円」と「1500円」の福袋があったけど敢えて「1500円」の方を選びました!

 そしたら後日、友達から「たまたま立ち寄ったら売ってたから俺も福袋買えたぞー!」と「980円」の方を買ったという報告がありまして(笑)。なので、開け比べる配信をしたら面白いんじゃないかとこういう企画にしました。


 福袋を開けるのは19時頃からにする予定です。
 開け終わってもまだ夜遅くなかったら、それを実際に遊ぶ配信もやりたいです。

 ただ、友達には「17時に来い」と言ってあるので、17時30分ごろから『マニュアル・サミュエル』などのNintendo Switch用ソフトで2人プレイが出来るゲームを遊ぶ配信もやる予定です。……が、そう言っても時間通りに来ない友達なので、友達が17時30分になっても来なかったら私が一人で『Splatoon2』のヒーローモードでミステリーファイルを探す配信とかをするかも知れません(笑)。


【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・爆発
・万歳
・アウト!
・あとちょっとだったね!
・あれれ、もう終わっちゃうの
・えい!
・えー…
・えーっ?
・きゃああーー!
・デデン!
・はじめまして


 生配信中にGoogleチャットでこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。


【アーカイブ仮置き場】
 ※記事が出来次第撤去します


| ゲーム実況 | 19:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これまでにしてきたゲーム実況リスト

 私がゲーム実況を始めてからそろそろ3年になろうとしていますし、ニコニコ生放送→ YouTube Live→ Mixerと渡り歩いていますし、最近私のことを知ってくれたという人には「以前はどういうことをしていたのか」が分かりづらいだろうなと思ったので、リスト化することにしました。


【挑戦】
○ 『サクラ大戦』 ドリームキャスト<記事リスト
 …大盛り上がりの恋愛ADVパートと、コメントがピタッと止まる戦略SLGパート
○ 『スーパーマリオブラザーズ3』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …フレンドと一緒に「Bダッシュをしないほうが本当に簡単なのか」検証配信
○ 『ぼくのなつやすみ』 プレイステーション<記事リスト
 …リアル8月1日~8月31日にプレイ。今日も何もない素晴らしい1日だった!
○ 『バイオハザード ディレクターズカット』 プレイステーション<記事リスト
 …いつまでも終わらない最終日に、すぐに鍵を捨てたがる主人公
○ 『Dの食卓 コンプリートグラフィックス』 プレイステーション<記事リスト
 …まさかのタイムアタックゲー。ローラ、もうちょっと早く歩け!
○ 『メイド イン ワリオ』 ゲームボーイアドバンス<記事リスト
 …ゼロ年代のムーブメントを築いた傑作。シリーズ他作品も実況したいですね
○ 『慟哭 そして…』 セガサターン<記事>※ 動画は削除してあります
 …すっごい好きなゲームなんだけど、動画を消すハメになって残念
● 『たけしの挑戦状』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …ゲーム実況の常識をぶち破る配信が出来て満足です
○ 『俺の屍を越えてゆけ』 プレイステーション<リスト
 …キャラの名前にアニメキャラの名前を付けるのが楽しかった。連弾弓紗霧!
○ 『ダウンタウン熱血行進曲』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …キャラを知ってもらうために『熱血物語』、『時代劇』『新記録』もプレイしました
○ 『Newスーパーマリオブラザーズ』 ニンテンドーDS<記事リスト
 …Bダッシュも壁キックも使わない方が簡単なのか検証配信、のはずだったのに!
○ 『SIMPLE1500シリーズ Vol.88 THE ギャル麻雀 LoveSongs アイドルはハイレート』 プレイステーション<記事リスト
 …すごく楽しかったのだけど、配信の音ズレが残念。いつかまたリベンジしたいです
○ 『リンクの冒険』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …死ぬほど大変だったけど、雑談しながらレベル上げするのが楽しかった思い出
○ 『トゥルー・ラブストーリー』 プレイステーション<記事リスト
 …「攻略」ではなく「モテナイ男は実際にどう答えるのか」を知らしめる配信
○ 『サイレントデバッガーズ』 PCエンジン<記事リスト
 …最終日に「ボタン押しっぱなしだと移動が速い」と気付くのが一番面白いとこです
○ 『ロマンシング サ・ガ』 スーパーファミコン<リスト
 …子供の頃はクリアできなかったゲームに、コメントの力を借りてリベンジだ!
● 『千年家族』 ゲームボーイアドバンス<記事リスト
 …初のギブアップソフト。今となってはいい思い出です
○ 『スペランカー』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …どんどん上手くなっていく実感と、油断した時に来る凡ミス。名作でした
○ 『ゼルダの伝説』 ファミリーコンピュータ<記事リスト
 …挑戦1発目のソフト。ゲムパのマイクが音拾ってエコーしちゃってるのすら懐かしい


【企画】
◇ 福袋開封配信リスト1リスト2
駿河屋「ファミコンソフト10本入り福袋(980円)」+「ファミコンソフト10本入り福袋(1500円)」+「スーファミソフト10本入り福袋(980円)」+「スーファミソフト10本入り福袋(1500円)」+「ゲームボーイソフト20本入り福袋(1500円)」
駿河屋「セガサターンソフト30本入り福袋」+「セガサターンソフト10本入り福袋(CEROレーティングソフトを含む)」
駿河屋「ファミコンソフト20本入り福袋」+「スーファミソフト30本入り福袋」
Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」(2年目)
駿河屋「ファミコンソフト10本入り福袋」+「スーファミソフト10本入り福袋」+「セガサターン本体&ソフト10本入り福袋」
駿河屋「Wiiソフト10本入り福袋」
Amazonの「ほしい物リスト」を通じていただいた「バレンタインデーのプレゼント」(1年目)
駿河屋「スーファミソフト30本入り福袋」
駿河屋「ジャンル色々!攻略本 箱いっぱいセット」
駿河屋「プレステソフト30本入り福袋」
◇ Nintendo Switch用ダウンロードソフトの新作をちょっとだけ遊ぶ配信
2018年4月~
 『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』『Ultimate Chicken Horse』『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』『ケロブラスター』『Minit』『The Escapists 2』『フォートナイト バトルロイヤル』『Celeste』『Yono(ヨノ)』
2017年4月~2018年3月
 『ゴルフストーリー』『Stardew Valley』『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』『スチームワールドディグ2』『Uurnog Uurnlimited』『Project OCTOPATH TRAVELER体験版』『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』『バトルスポーツ めく~る』『神巫女 -カミコ-』
◇ エンジョイ勢が実況する『Splatoon2』 <リスト
 ・2年目~
 ・1年目~
◇ Wiiショッピングチャンネル終了で配信終了になってしまうソフト達の実況配信記事リスト>
 『盆栽バーバー』『リブルラブル』『スプリガン mark2』『重装機兵レイノス』『たたいて!モグポン』『爆突機銃艇』『スターパロジャー』『ソルバルウ』
 『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』『ドラキュラ伝説 ReBirth』『グラディウスリバース』
 『バンバンキッズ』『ドレミファンタジー ミロンのドキドキ大冒険』『~あなたが回して救うパズル~もちもちQ』
 『忍者龍剣伝(アーケード版)』『魂斗羅ReBirth』『ディシプリン*帝国の誕生』
 『熱血高校ドッジボールPC番外編』『ダウンタウン熱血どっじぼーる』『マッスル行進曲』
 『ファイティング・ストリート』『SPACE INVADERS GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~』『きみとぼくと立体。』
◇ 応募してもらった『スーパーマリオメーカー』のコースに実況で挑戦 <リスト



【単発】
9歳の甥っ子に「ちょっと懐かしいゲーム」を色々と遊ばせる実況配信
ニンテンドースイッチをゲームキューブ用コントローラで遊んでみる
ゲームが下手だった人は、1年半でゲームが上手くなったのか?
CLIP STUDIOで「デストラーデちゃん」のイラストを塗る

| ゲーム実況 | 17:53 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「この作品は完結したら一気に読もう」vs.「いつまでも最終巻が出ない作品」

 「最強の矛」と「最強の盾」。


 最近、『六花の勇者』という小説を読んでいました。

六花の勇者 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 六花の勇者 2 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 六花の勇者 3 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 六花の勇者 4 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 六花の勇者 5 (ダッシュエックス文庫DIGITAL) 六花の勇者 6 (ダッシュエックス文庫DIGITAL)

 この作品は2015年の夏にアニメ化もされたライトノベルで、ジャンル的には「ダークファンタジー」だと思います。目覚めた魔神を倒せるのは、運命の神に選ばれた6人の勇者だけ―――なのに、集まった勇者は7人いる。から始まる、裏切りと騙し合いと殺し合いを描いた作品です。

 2015年の夏アニメで私がピックアップした7作品には入れていなかったのですが、コメント欄でオススメされて、しかしその季のアニメは『がっこうぐらし!』や『うしおととら』などで視聴している作品が6作品埋まってしまったために2話で脱落してしまっていました。それがずっと気になっていたので、原作をキンドル本で全巻買っておいたのを、今月一気に読んだのです。

 ビックリしました。



 あ……話、完結していないんだ、と(笑)。

 『六花の勇者』の6巻が発売になったのは2015年の7月です。1年に1冊ペースで新刊が出ていたのに、3年間は新刊が出ていなかったようで、更に2016年3月には前日譚と言える外伝が発売になっているので……「ハハーン、これはどうやら話が完結しているっぽいぞ。よーし、1巻から最終巻まで一気に読んじゃうぞ!」と読み始めたら、とんだ迷探偵ですよ。

 ちなみに、アニメになったのはどうやら原作小説1巻分だけで、この部分を描いた漫画版もあって、この漫画版も2015年7月発売の4巻で完結しているそうです(原作小説1巻分なのでストーリーは途中で終わるのでしょうが)。


 原作も漫画版も、アニメ放送のタイミングで発売された巻で終わってるんですね。

 出版社としては「アニメ放送までは盛り上げた」けど、アニメがハネなかったのでそこで商品展開を終わらせてしまったとか。作者としては「アニメ放送までは頑張った」けど、アニメ放送のタイミングという締め切りがなくなったのでモチベーションを失ってしまったとか。そのどっちかですかねぇ。



 「3年間も新刊が出ない」ことなんて、小説の世界では珍しいことではないでしょうし。「作品が完結しない」ことも珍しくはないでしょう。そもそも私が言うなよって話でしょうし、何十年ぶりに新刊が出たという作品もあるのでいつかは新刊が出る可能性も十二分にあると思うのですが……

 『六花の勇者』の場合、色んなタイミングが重なって「続きが刊行される気がしない……」のと。現行での最新刊である6巻の終わりが後味悪くて、救いがなくて、もしこのまま新刊が出なくてこれが事実上の最終巻となるんだったら今までの話は何だったのだと言いたくなるのですよ。


 以前、テレビアニメは原作の最後までをアニメ化できないのならアニメ化するべきではない―――みたいな話が出たことがありますが、そもそも原作そのものが必ずしも完結するとは限らないのですよ!



 そう考えると、まだ漫画の方が雑誌連載という枷がある分だけ「最終回」にたどり着きやすい気がしなくもないです。
 「作者が想定していなかった打ち切り」とか、「商業的な理由で引き延ばされる連載」とかも多いですけど。連載されていた雑誌が休刊になってしまったため「最終巻は描き下ろしで単行本を出します!」と言っておきながら、いつまでも最終巻が出ない作品とかもありますけど!

 久しく読んでいないと内容を忘れちゃうけど、新刊が出るたびに1巻から読み直す時間がない自分は、「最終巻が出たら残りの巻を全部買って一気に読もう」と思っている作品が小説でも漫画でもあるんですけど……そういう作品ほどいつまで経っても最終巻が出なくて、でも最終巻が出るまでは読み始めることが出来ないから「どうして最終巻が出ないのか」が分からないという!



 あの、誰か……ネタバレしないように教えて欲しいんですけど……
 『バガボンド』ってどうして完結していないんですか?何年か前に「来年完結!」という予告というか広告を見たことがあって、「そうかー。じゃあ最終巻が出たら一気に読もう」と思っていたのに、未だに完結していないっぽくて(Wikipediaを見ても全○巻という表記になっていない)。
 あの予告というか広告を見たのは、別の世界線から移動してくる前の記憶だったのだろうか?俺は『バガボンド』が完結した世界線からやってきた男だ!俺は最終回を読んでいないけれど!



 そう考えると、ゲームは1本でエンディングまで収録されているから「完結しない」心配はないからイイよなー、と言いたいのだけど。
 エンディングのラストが「to be continued...」で締めくくられて、その後に続編は出ないみたいなゲームもありますし。最近主流の「基本無料のオンラインゲーム」はソシャゲ含めて「人気がなくなった時が打ち切りのタイミング」だから、人気がある以上はかつての少年ジャンプみたいに延々と引き延ばされて、人気がなくなった途端にかつての少年ジャンプみたいに突然の打ち切りになったりもするワケで―――


 「最終回」まできっちり楽しみたい、「エンディング」を見ないと気が済まない……という私の嗜好性癖は、商業主義による娯楽作品にはマッチしていないのかも知れないですね。ここはやはり大宇宙意思による統一国家を樹立して管理された社会の中で作品がちゃんと完結するように人間を支配するべきなのではないか―――というディストピア世界に立ち向かうソシャゲとか面白そうですね。「ストーリーをエンディングに持ち込ませようとする敵(運営)」と「それを防いで延々とストーリーが続くように仕向ける主人公(プレイヤー)」が戦うゲームとか。寝てないの、俺?


| ひび雑記 | 17:56 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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駿河屋のネット通販で買った「セガサターンソフト福袋」+「セガサターンソフト福袋(CEROレーティングソフトを含む)」を開封しました!

 2018年の9月に駿河屋のネット通販に入荷して買っておいた「中古福袋 じゃんく セガサターンソフト30本セット(税込2480円)」「中古福袋 じゃんく セガサターンソフト 10本セット (ceroレーティングソフト含む)(税込1380円)」を生配信で開封しました!

 セガサターンの福袋は元日に「本体付き10本セット」を開封しているので、私にとってはこれが2つ目・3つ目ということですね。今回の目玉は何といっても「年齢制限版」が入っているというセットです。セガサターンには「18禁」のソフトがあったので、それらが出るかなーと期待して開封しましたよ!


 さて、ここからが本番です。
 いつもの通り、開封する様子は生放送で開封したものの動画と、その後にブログ用に書いたテキストの両方でお届けしますので、お好きな方でご覧ください。



 ↓ テキスト版はこの後です。
 発売日の情報はWikipediaかAmazonの商品ページを参考にしています

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| ゲーム実況 | 17:53 | comments:9 | trackbacks:0 | TOP↑

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2018年11月の近況報告その1:ああっ看板娘は風のバトルスポーツ大戦の鍵~死神とのゴールデンガチマッチ依存症~

 このブログ、2007年の頃から「ゲームの話題」と「ゲーム以外の話題」をなるべく交互に書くように心がけていたのですが、もうそれはやめにしようと思います。
 例えば、『風のリグレット』の紹介記事『マニュアル サミュエル』の紹介記事と、今週はゲーム紹介記事が2連発になってしまったのですが……この間に「ゲーム以外の話題」を書こうとしたら、『マニュアル サミュエル』の紹介記事を書くのが遅れてしまって機を逸してしまうし、これを書き終えるまで次のゲームを始められないみたいなことが起こるんですね。


 今後は「書きたい記事を書く」、「書きたくない記事は書かない」というスタンスでブログと向き合っていこうと考えています。



【最近読んでいた漫画】
ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ゴールデンカムイ 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)ゴールデンカムイ 8 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 分割2クールの2クール目のアニメが放送中の『ゴールデンカムイ』、2クール目を観ても「あれ?どうして尾形と土方がつるんでるんだ?1クール目の内容を全然覚えてねえ!」となってしまってたので、1クール目部分を原作コミックスで読むことにしました。


g-kamuy.jpg
<画像は『ゴールデンカムイ』6巻56話「松前藩」より引用>

 そしたらまさかの「尾形と土方が出会うエピソードは、アニメだと大幅カットされていたから印象に残っていなかった」というオチ。
 「原作→アニメ」の順で観ていたら「どうしてあのエピソードをカットするんだ!クソ改変だ!」と怒っていたろうけど、「アニメ→原作」の順で読むと「おぉ!アニメではカットされたエピソードがいっぱいある!こういう理由でこのキャラは動いてたのか!」と発見が多くてすごく面白かったです。谷垣の過去エピソードが特にお気に入り。



看板娘はさしおさえ 1巻 (まんがタイムKRコミックス) 看板娘はさしおさえ 2巻 (まんがタイムKRコミックス) 看板娘はさしおさえ 3巻 (まんがタイムKRコミックス) 看板娘はさしおさえ 4巻 (まんがタイムKRコミックス)

 バレンタインでいただいたAmazonギフト券で買っていた『看板娘はさしおさえ』も読みました!
 可愛らしい絵柄なのに、やたら生々しい下ネタ(お父さんとお母さんの夜の営みの話とか)がぶち込まれるのは『家族ゲーム』もそうだったので作者の作風なのだろうか(笑)。「質屋」という色んな人や色んなものが出入りするお店を舞台にしているからこそ、色んな価値観を描いてくれるのが心地良い作品でした。

sasiosae.jpg
<画像は『看板娘はさしおさえ』3巻より引用>

 私は「質屋」に出入りする小学5年生のお客さん、五十鈴ちゃんが好きです。
 ニチアサ観てる5年生もイイと思いますよ!



【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はドリームキャスト版『サクラ大戦』より引用>

 今月ゲーム実況で挑戦しているのはドリームキャスト版『サクラ大戦』です。
 元々のセガサターン版は1996年発売なので……1991年『プリンセスメーカー』、1992年『同級生』、1994年『ときめきメモリアル』といった“恋愛シミュレーション”の文法と(『プリメ』は恋愛というより育成シミュレーションですが)。1990年『ファイアーエムブレム』、1991年『ラングリッサー』、『スーパーロボット大戦』といった“シミュレーションRPG”の文法が混じったようなゲームですね。
 各面の前半の「日常パート」で女の子達の好感度を上げておくと、後半の「戦闘パート」で女の子の能力が上がるという。

 この記事を書いている土曜日夕方の時点ではまだ2話をクリアしたところなので、「ものすごく作りこんであるのは分かるけどまだよく分からないなぁ」といった感想です。好感度を上げる以外に成長システムがないとすると、あまり達成感がないというか……「女の子に好かれる選択肢を答えるだけのゲーム」になっちゃわないかなーと心配しています。

 まぁ、まだ序盤なのでここからですね。とりあえず私の推しは椿ちゃんです!
 推しがどうやら攻略キャラではないっぽいぞと発覚しても落ち込まない人にはオススメです!

→ プレイ継続中



megami.jpg
<画像はドリームキャスト版『クイズ ああっ女神さまっ』より引用>

 今月は『サクラ大戦』挑戦中のためドリキャス本体を設置しているので、ドリキャスの積みゲーをどんどん消化していっています。これは友達が送ってくれたドリキャス本体と一緒に入っていた『クイズ ああっ女神さまっ』。元々はアーケードのゲームらしいですね。『ああっ女神さまっ』はまったく分からないのだけど、クイズは好きなのでプレイしてみました!

 うん、まぁ……かなり面白くないですね……
 各ステージのボスにたどり着くまでに12回その辺にいる味方キャラの出すクイズに正解しなくちゃいけないのだけど、そのたびに「Now Loading」→「マップがグルグル回って、それが終わると移動先が選べる」→「移動先を選ぶとNow Loading」→「キャラとの会話デモが始まる」→「クイズ」→「キャラとの会話デモが始まる」→「Now Loading」……と、これを12回繰り返してようやくボス戦が始まり、倒すと1ステージクリア。テンポが悪すぎる!

 『ああっ女神さまっ』が好きな人ならば会話デモも楽しめるのかも知れませんが、ほぼ同じ会話を延々と何度も聞く羽目になるので、好きな人でも厳しいんじゃないかなぁ。クイズゲームとしては、オプションでノルマを減らしたり、無限にコンティニューできたり、良いところもあるんですけどね。

 「Now Loading」の画面が好きで好きで溜まらないという人にはオススメです!

→ クリア!



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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

 こちらは紹介記事を書きました。バレンタインで頂いたゲームですね、『リアルサウンド ~風のリグレット~』もクリアしました!1周だけですけど。

 画面が全くない「音だけで語られるストーリー」のゲームです。
 紹介記事にいただいたコメントでハッとしたことなんですが、このゲームは「普段からラジオやドラマCDを聴いているか」で評価が分かれるような気がしますね。私の場合は朝から晩までラジオを付けているような生活をしていて、野球中継なんかもラジオで聴いているくらいなので、「音だけで想像する」という体験は日常であって新鮮ではないんですね。

 逆に、そういう体験を普段していない人からすると、「音だけで想像する」という体験は非日常的で新鮮なものに思えるでしょうし……学校をうんと昔に卒業して、しばらく「計算」とか「朗読」とかをしていなかった人が『脳トレ』をやると久々にそれをやるのが楽しいけれど。普段から「計算」とか「朗読」とかをしている小学生の甥っ子に『脳トレ』をやらせても、「これ勉強じゃん」となってしまうみたいなことなのかもなと。

 ゲームに限ったことではないと思うんですが、あまりにその人に近すぎるものは「新鮮な体験」にならずに評価が落ちるというのは盲点でした。
 ということで、ラジオとかドラマCDとかをほとんど聴いたことがない人ほど新鮮な体験になると思うのでオススメです!

→ クリア!



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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 ここからはNintendo Switchのターンです!
 これも紹介記事を書いたソフトですね。『白衣性愛情依存症』

 言いたいことは全部紹介記事で書いてしまって取り立ててここに書くことがないので、次回作『夢現Re:Master』について書こうと思います。「ゆめうつつ りますたー」と呼んで、略称が「ゆリマスター」らしいです。

 ストーリーは「両親の不仲によって引き離された最愛の妹を救うため、妹が好きだった『夢現』というゲームを作っていた会社に入ってそのリメイク版を作る」というものだそうで、またしても姉妹百合!というか、このストーリーで妹以外を攻略するのは抵抗ありません?

 発売が2月ということで、『俺達の世界わ終っている。』の移植版と時期が被るんですよね……こちらもゲーム開発会社を舞台にしたアドベンチャーゲーム。どちらも遊びたいゲームだけど、流石に2本同時並行ではプレイできないし、どうしたものか。

 えーっと、閑話休題。
 『白衣性愛情依存症』は「アドベンチャーゲームでバッドエンドを探すのが好き」な人にオススメです!

→ クリア!



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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 こちらも既に紹介記事を書きました!『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』
 むっちゃ気合入れて紹介記事を書いたので出来ればそっちを読んで欲しいのですが、「あんな長いものは読む気にならない!」という人のために簡単にここで紹介すると……「細かいところまでよく作りこんであるゲーム」です。1000円のゲームですが手を抜いているところがほとんど見当たらないので、そういう部分を評価できる人には是非オススメしたいです。

 テヨンジャパンが出しているNintendo Switch用ソフト、買ったけど積んでいるものがあと3本あるのでちゃんとプレイしなきゃ……

→ クリア!



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<画像はファミリーコンピュータNintendo Switch Online版『ソロモンの鍵』より引用>

 毎月3本新たな積みゲーを増やしていく恐怖の『ファミリーコンピュータNintendo Switch Online』、このままじゃ積みゲーが増える一方だということで『ソロモンの鍵』をプレイしました。私の大好きなアクションパズルゲー無理です!死ぬほど難しいです!

 「まるごとバックアップ」機能を使って、「ステージの最初でセーブ」「1機でも死んだらロード」という姑息な手を使ってでも8面でギブアップです。
 元々「ファミコン版とアーケード版を同時発売にする」という企画だったので、根っこはアーケードゲームなんですよね。残機があって、1面から始まって、残機を全部失うと1面からやり直し。ブロックは無限に出せるけど、炎の魔法はアイテムで取った数しか使えないのがキツイ。

 もう「得意なジャンルはアクションパズルです!」とも言えなくなってしまいましたね……
 アクションパズルが得意な人にはオススメです!

→ ギブアップ!



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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 あまりにボロ負け続きで完全に心が折れていた『Splatoon2』ですが、アップデートで追加された新ブキ「おちばシューター」が楽しくてまたモチベーション戻ってきました!このゲーム、人気のブキほどあっさり弱体化させられるので、こうしてどんどんお気に入りのブキを見つけないと楽しくなくなっちゃうんですよね……

 しかし、今回は「今までやらなかった遊び方をしよう」ということで、ガチマッチを中心に遊ぶことにしました!
 というのもですね……今作のナワバリバトルは、マッチングの問題だったり、ステージの問題だったり、対戦の合間にブキを変更できる仕様だったりのせいで、「スタート地点の高台から降りることすらできないリスキル状態」が起こりやすくて、3分間ひたすら殺され続けるみたいなのばっかで全然面白くないんですね。
 「リスキルされるくらい下手くそなのが悪いんだろ」という任天堂の言い分なのかも知れませんが、『1』の頃は(フェス以外は)そんなマッチングにはならなかったと思うので「『1』は下手くそな人同士で楽しめたけど、『2』は下手くそな人は上手い人に蹂躙されるだけになった」というのが私のナワバリバトルの感想です。

 じゃあガチマッチはどうかというと、ガチマッチは「ウデマエ」によって対戦相手が振り分けられるので、常に自分と同じくらいの対戦相手になって面白いことに気付いたのです。ルール上、実力に差があると一瞬で試合が終わるのでリスキル状態が3分続くみたいなことは起こりづらいですし。
 私は元々「殺し合いより塗り合いがしたい」と思って『Splatoon』を買ったので、ガチマッチはほとんど遊ばずにナワバリバトル中心にプレイしていたのですが……今の殺伐とした殺戮だけが続くナワバリバトルよりも、私のいるC~B帯のガチマッチの方が和気あいあいと楽しい時間を過ごせるんですね。クソ下手くそなんで「ウデマエ」は全然上がらないんですけど、毎日3戦くらいずつを目安にプレイしていこうかなと思います。

 なので、ガチマッチで使うのにオススメのブキがあったら教えて欲しいです。

→ プレイ継続中



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<画像はNintendo Switch用ソフト『バトルスポーツ めく~る』より引用>

 Nintendo Switch用ソフト『バトルスポーツ めく~る』も最近毎日プレイしています!
 というのも……



 2019年の1月に行われるゲーム大会の種目にこのゲームがあるため、世界一の『めく~る』プレイヤーを目指すために毎日オンラインに潜って特訓することにしたのです!



 そしたら、まぁ……予想通りですね。

 誰ともマッチングしない……orz

 というわけで、「5時間」というのは誇張がありますが、大体毎日「15分」程度ランダムマッチの部屋で待って、誰も来ないのでその間に読書をするという有意義な時間を過ごしています。

 でも、このブログを読んでいる人の中には『めく~る』持っている人も多いでしょうし、例えば「毎日○時から15分間ランダムマッチで待っています!」と告知しておけば対戦しにきてくれる人もいそうですよね……問題は毎日決まった時間に私が起動できていないということなんですが(笑)。

 アナタも『めく~る』で福袋EVOに参加しましょう!オススメです!
 ところで、「EVO」って何の略……?

→ プレイ継続中



<クリア:4>
・『クイズ ああっ女神さまっ』
・『リアルサウンド ~風のリグレット~』
・『白衣性愛情依存症』
・『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』

<ギブアップ:1>
・『ソロモンの鍵』

<プレイ継続中:3>
・『サクラ大戦』
・『Splatoon2』
・『バトルスポーツ めく~る』


 4勝1敗3分で、クリア率80%でした!
 年間通して75%くらいを維持したいので、11月前半は良いペースですね。数時間で終わるゲームが3本あったというのが大きいのだけど……



<現在の積み状況>

【紙の本】
・漫画:所有742冊、未読43冊
・小説:所有14冊、未読3冊
・その他:所有12冊、未読0冊
→ 積み本(紙)合計:46冊<前回:46冊>
【自炊済】
・漫画:所有260冊、未チェック0冊
・小説:所有19冊、未チェック0冊
・その他:所有27冊、未チェック0冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:0冊(+2冊)<前回:0冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有785冊、未読210冊
・小説:所有85冊、未読38冊
・その他:所有39冊、未読3冊
→ 積み電子書籍合計:251冊<前回:258冊>

【Nintendo Switch】
・所有30本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ2本
【Wii U】
・所有24本、未起動2本
【Wii】
・所有62本、未起動12本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有2本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スーパーファミコン】
・所有37本、未起動19本
【ファミリーコンピュータ】
・所有53本、未起動13本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有36本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有4本、未起動1本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有17本、未起動3本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動6本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ4本
【セガサターン】
・所有49本、未起動40本
【メガドライブ】
・所有3本、未起動2本、未クリア&未ギブアップ1本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有115本、未起動2本
【PCゲーム】
・所有31本、未起動12本、未クリア&未ギブアップ1本

→ 未起動132本、未クリア&未ギブアップ13本
→ 積みゲーの合計は145本<前回:149本>

 積みゲーは順調に消化していますね!
 積み漫画消化もなかなか順調です。メディアマーカーが終了してしまい、感想をメモる必要がなくなったのでサクサクと次の巻を読み始められるようになったのが大きいのかも。



【これから買う予定のもの】
 『スマブラSP』までは、特に買う予定のゲームはなし。

 『WILL: 素晴らしき世界』を買おうかなと思っていたのですが、ちょっとアドベンチャーゲームを連続でプレイしているところなので「これ以上ストーリーメインのアドベンチャーゲームを同時並行ではプレイできない」と今回は見送ることにしました。評判が良かったら、余裕のある時に買えばイイと思いますし。




 『ファミリーコンピュータNintendo Switch Online』の追加タイトルは3本。

 『ツインビー』は2人同時プレイ可能なコナミの縦シューティングゲームですね。
 ポップな世界観だけど難易度は高かった気がします(というか、私にとって「難易度の低いシューティングゲーム」なんて見たことないのですが)。これはいつか配信でフレンドの人と一緒に遊びたいですね。『サクラ大戦』が終わって『スマブラSP』が出るまで時間があれば……

 『マイティボンジャック』はGCCXの映画版にもなったことで記憶に残ってるゲームです。
 プレイはしたことがないのでやってみますが、激ムズなことはGCCXで痛いほど分かっているのでそこそこのプレイに留めようと思います。というか、ファミコンOnlineで配信されるゲームってどれも激ムズなのでギブアップばかりでクリア率を下げる一方のような……

 『メトロイド』は「メトロイドヴァニア」という言葉も生んだ探索アクションゲームの代表作ですね。私はスーパーファミコン版をWii Uバーチャルコンソールで「まるごとバックアップ」を駆使してなんとかクリアしたことがあるくらいで、シリーズはあまりなじみがないのでやってみようかなと考えていますが……これも難しそうですよね。「まるごとバックアップ」を駆使して何とかなるかなぁ。



 そう言えば……
 『スマブラSP』では発売後も有料DLCでファイターなどを追加していくとの発表がされているのですが、「追加ファイターが誰になるのか」は任天堂からの提案であって桜井さんが選んでいるワケではないとのツイートがありました。これにより「私にリクエストを送っても無駄よ」ってことなんですが。


 ということは、早期購入特典のファイターに「パックンフラワー」を選んだイカれた人は、桜井さんではなく任天堂の偉い人ってこと?

 ヤバいな、任天堂!

 それと、みんなが気になる「有料DLCで追加されるファイターは誰か?」ってことなんですが、「任天堂が選んでいる」ということでかなり絞れるような気がしますね。

 一つには「Nintendo Switch用ソフトとして発売される新作ソフトの販売促進になるファイター」……例えば『ファイアーエムブレム』の新作発売に合わせて、その新作のキャラが参戦するということは過去にもありました。

 もう一つには「ニンテンドーダイレクトなどで参戦が発表された際に大きく話題になるファイター」というのも重要そうです。任天堂は有料DLCや継続アップデートを「一つのソフトを継続して遊んでもらうため」の施策と位置付けていて、例えば『Splatoon2』の「オクトエキスパンション」や『星のカービィ スターアライズ』の継続アップデートなんかが分かりやすいと思うのですが、『スマブラSP』の追加ファイターにもそういう側面があるのだろうと思われます。

 とすると、「大きく話題になるキャラ」でかつ「今までに出ていなかったキャラ」ということで……『ドラクエ11』のNintendo Switch版に合わせてドラクエ参戦というのも割とあるんじゃないかなぁとYOSOUしておきます。以前生配信でコメントをもらって「それだったら最高じゃん!」と思った、「色替えによってシリーズ歴代主人公が変わる」とかだったら日本人歓喜なんだけど、海外の人はキョトーンか(笑)。


 あとは、順当なところで『Splatoon2』のタコは倍率で考えたら「1.2」くらいの大本命かな……既に参戦が決まっているイカは『Splatoon1』のブキを使うということなので、タコはマニューバやシェルターなど『2』から追加されたブキを使うとちがいが出て面白そうです。スペシャルはウルトラハンコだ!(何故)

 スマブラダイレクトで桜井さん自ら「参戦には間に合わなかった」とMiiファイターのコスチュームをシーズンパスの特典にすることを発表した『ゼノブレイド2』や、今や海外でのキラータイトルになっている『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作『風花雪月』などの参戦もありそうです。これでもう4枠か……

 「有料DLCとして単体でも売れる」ことを考えると、「○○に出てきた脇役」とかではなくて「主役」だとは思うんですけどねぇ。早期購入特典にパックンフラワーを持ってくる人達なので、何をしてくるかさっぱり分からん。もうこうなったら『花札』から「猪鹿蝶」辺りをYOSOUしておきます。



| 近況報告 | 17:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』紹介/「服を着て家から出る」だけでも冒険になる愉快なマニュアル生活へようこそ!

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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
右足、左足、息を吸って、吐く……全部ボタンで操作する面倒臭さを楽しもう!
でも、実は難易度は高くなくて、万人が楽しめるように設計されている
ブラックなノリと世界観だけど、ストーリーもアートワークもむっちゃ凝ってる!



『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』
・発売:テヨンジャパン、開発:Perfectly Paranormal
 Nintendo Switchダウンロード専用ソフト:2018年11月1日発売、1000円
  ※本体機能でのスクリーンショット撮影可能、動画撮影は不可
 ※海外ではPS4XboxOneSteamなどでも発売されていますが、日本語化はされていません

・アクションアドベンチャー…?
・セーブスロット数:3




 私の1周クリア時間は約02時間でした
 ※ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×(死を扱う話ですが終始明るいノリです)
・恥をかく&嘲笑シーン:△(終始ナレーションの人に笑われてるゲームと言える…)
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:◎(サムの動きはグロいし、地獄で並んでいる人達が……)
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×

↓1↓

◇ 右足、左足、息を吸って、吐く……全部ボタンで操作する面倒臭さを楽しもう!
 『Manual Samuel』は海外では2016年にPS4、Xbox One、WindowsPCで発売されていたダウンロードソフトです。
 しかし、日本語化はどこも対応していなかったようで、どうやら日本語化は今回テヨンジャパンが出してくれたNintendo Switch版が初みたい……?何気にセリフの量が多いゲームなんで日本語化はムチャクチャありがたい!ありがとうテヨンジャパン!ありがテヨン!


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 このゲームを一言で説明すると、「サムという主人公をマニュアル操作しなくてはならないゲーム」です。
 普通のゲームだったら左スティックを倒すだけで主人公キャラは移動してくれると思うのですが、このゲームの場合「ZRボタンを押すと右足を前に出す」「ZLボタンを押すと左足を前に出す」とイチイチ片足ずつ操作しなくては歩けません。これは右向きの場合であって、左向きになると逆になるので、「画面手前の足がZRボタン」と覚えておくとイイと思います。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 間違えて、前に出ている方の足のボタンを押してしまうとこの通り。
 二足歩行の大変さを思い知ります!


 また、マニュアル操作をしなくてはならないのは「右足」「左足」だけではありません。「右手を使う操作はRボタン」「左手を使う操作はLボタン」と割り当てられていますし、サムの動きは全てボタンで制御しなくてはなりませんから一定間隔で「Bボタンを押してまばたき」をする必要もあります。
 更には呼吸もマニュアル操作なので、「Yボタンを長押しして息を吸う」「Aボタンを長押しして息を吐く」こともやらねばなりません。息を吸うのと吐くのが別のボタンに割り当てられているのがニクたらしい!焦ると連続で吸うボタンを押してしまったり、吸った量以上に吐いてしまったり、大混乱だ!


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 「歩く」のも「まばたきをする」のも「呼吸する」のも大変なのに、それだけで1日が過ぎるワケではありません。サムがしなければならないのは、「歯を磨いて」「トイレに行って」「シャワーを浴びて」「ズボンを履いて」「ジャケットを着て」「靴を履いて」「朝食を食べて」「コーヒーを飲んで」家を出るという私達が普段やっている普通の行為です。これらを全部ボタン操作でやっていくのです。

 例えばスクリーンショットの場面は「歯磨き」のシーンです。
 Lボタンを押しっぱなしで歯ブラシを持ち(Lボタンをうっかり離すと歯ブラシを落としてしまいます)、Xボタン連打で歯を磨きます。こういう一つ一つの動作を特殊な操作で乗り切っていかなくてはならないのですが、この間にも「まばたき」をしないと目がシパシパしてきてしまうし……

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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 うっかり「歯磨き」中に「呼吸」してしまうと、水が肺に入ってムセてしまうという!


 こうして「やらなくてはならないこと」と「やってはいけないこと」が次々と変化していくので混乱するし、飽きさせないのです。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 また、この操作というのが単に「次から次へと新しい操作を覚えなくてはならない」だけでなく、さっき覚えた操作の応用を効かせる面白さなんかがあるのが私の好きなところです。

 例えば、ここは「コーヒーを飲む」シーン。熱々のコーヒーを冷ますためにはフーフーしなければならないのですが、その操作はここまでで散々やってきた「息を吐く」操作と一緒なんですね。
 『ゼルダの伝説』で新しく手に入ったアイテムは「基本的な使い方」だけでなく「こんな意外な使い方もできるんだ」と複数の場面で役立つみたいなことで、さっき覚えた操作が「こんな意外な使い方もできるんだ」と複数の場面で役立つのが面白いのです。



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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 こうしてやっとの思いで「家から出る」ことが出来たら1面終了。
 2面はなんと「車を運転して職場に行く」だ!歩くのもままならない人が、車を運転するの!?

 しかも、サムが勝手にマニュアル車に改造してしまったので、「ZRボタンを押して左足でクラッチペダルを踏む」→「ZLボタンを押して右足でアクセルペダルを踏む」→「ZRボタンを離してクラッチペダルから足を離す」をしないと車が発進しませんし、ギアチェンジをするためには「十字キー上を押して右手をシフトレバーへ」→「ZRボタンを押して左足でクラッチペダルを踏む」→「Lボタンを押してシフトレバーを引く」をしないといけません。ブレーキをかけるためにはもちろん「Rスティックで右足を動かす」→「ZLボタンを押してブレーキペダルを踏む」をしないといけなくて……ややこしいわ!

 この間ももちろん「まばたき」と「呼吸」を続けなくてはなりません(笑)。


 こんな風に「結構操作に慣れてきたかな……」と思った絶妙なタイミングで次の面に移り、また面倒くさい新しい操作を強いられるという(笑)。
 エンディングまでのプレイ時間はさほど長くないんですけど、これくらいが「丁度飽きないボリューム」だと思うので私はアリだと思います。ダラダラと同じような面を繰り返されても、このゲームの場合「操作に慣れて普通に動かせるようになってしまったらシンプルな動きしか出来ないアクションゲーム」になっちゃいますからね。


↓2↓

◇ でも、実は難易度は高くなくて、万人が楽しめるように設計されている
 ……と、書くと「ムチャクチャ難しいゲーム」のように思えてしまうかも知れませんが、実は難易度はあまり高くありません。というのもこのゲーム、「ゲームオーバーになってコンティニューポイントからやり直し」みたいなのがないんですね。

 一定周期で「Bボタンを押してまばたきをしなくてはならない」のだけど、それをサボっても画面が見づらくなるだけだし。
 一定周期で「Yボタンを長押しして息を吸って、Aボタンを長押しして息を吐かなくてはならない」のだけど、それをサボってもその場でぶっ倒れるだけで、また呼吸をして立ち上がればイイのです。


 「面倒臭い操作」を強いられるゲームですが、ゲームとしては「面倒くさいやり直し」が極力ないように設計されているのです。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 また、「右足」「左足」「右手」「左手」「まばたき」「息を吸う」「息を吐く」を全部ボタンでこなさなくてはならないゲームと書きましたが、ゲーム開始時からいきなりそういう状態になるのではなく、まずは“チュートリアル面”と言えるところから始まります。彼女に瓶でぶんなぐられたサムは……

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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 脳震盪を起こして、歩き方を忘れてしまいます。
 最初のチュートリアル面は「右足」「左足」を交互に押して歩くことを学ぶんですね。「まばたき」「息を吸う」「息を吐く」はまだやらなくてイイのです。ぶっ飛んだゲームのようで、実は堅実にプレイヤーを導いてくれる「遊びやすいゲーム」なのです。



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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 「クリアまでのプレイ時間」も短く、「難易度も高くない」のだったら、すぐに終わってしまうゲームでは? と思われるかも知れません。私としては1000円のダウンロード専用ソフトなんだから、「すぐに終わる」「時間がない人でも存分に楽しめる」長所だと思うんですけど……

 「長く遊びたい人」に向けたやりこみ要素として、「タイムアタック」だったり「実績」だったりの仕様も入っています。「実績」コンプは恐ろしく難しいことでしょう。私はチャレンジする気すら起きませんでしたが、「実績」を見ると「靴を履かないで出勤する」みたいに「こんな遊び方も出来るんだ」という発見があったりもします。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 更に、サムのマニュアル操作を2人で分担する協力モードも搭載しています。Nintendo Switchならではの「おすそ分けプレイ」にも対応しています。“協力モード”って書かれてても絶対に1人用より難しくなるぞ、これ!(笑)

 友達が遊びに来たら、一緒に実況してみたいなぁコレ。



 ということで、「アクションゲームが苦手な人」にも「ゲームはとことんやりこみたい人」にも「友達と一緒に楽しみたい人」にもオススメできる作品です。家族で一緒に遊ぶのも面白そうですね。CEROの判定はC(15歳以上対象)ですけど!


↓3↓

◇ ブラックなノリと世界観だけど、ストーリーもアートワークもむっちゃ凝ってる!
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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 このゲームの大好きなところはたくさんたくさんあるんですけど、例えばゲームを始める前のモード選択が「アメコミのようなイラストになっている」ようなところも大好きです。ゲームの細部まで丁寧に作りこんでいるし、遊び心に満ちていると思うんですね。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 協力モードのおじさん is 誰?




 「コーヒーを飲む」という一つのシーンでも、「冷まさずに飲んで口の中が熱い」、「口ではなく目に入れてしまって熱い」、「脊椎が折れている時に飲もうとして後ろの方に吹っ飛んでいく」と失敗のシーンが多彩なのも面白いです。こちらのとったヘンテコな行動に、ちゃんとゲームがリアクションしてくれるんですね。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 ストーリーが進むのとは敢えて逆の方向に歩いても、ちゃんとリアクションがある!


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 ストーリーのデモシーンが「Bボタン長押しでスキップできる」のは、最近のゲームとしては珍しくないと思うのですが……ただ単にデモシーンをカットするのではなく「スキップした時専用のセリフ」が流れてストーリーを大まかに説明してくれるという凝りよう。こういうゲームは私、初めて見ました。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 スキップばっかしてたら嫌味まで言われました(笑)。


 こんなカンジに細部までむっちゃ作りこんでいるし、中身がギュ~ッと詰まっているゲームなんですよ!こういうゲームを「クリアまでが短いからボリューム不足」と言っちゃうのは勿体ない!


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 ローカライズも見事。
 音声は流石に英語だけど、字幕はちゃんと雰囲気抜群に日本語に翻訳されています。

 海外版の動画を見てみたんですが、キャラの名前も日本版はちょっと変わってて……「Mr.Welthenburg」というキャラが、日本版だと「カネモチバーグさん」。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 海外版では「Death」というキャラが、日本版だと「デスオ」。


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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 海外版では「War」というキャラが、日本版だと「キルミちゃん」。





 待って待って待って待って。

 どんなセンスやねん、テヨンジャパン!

 でも、この「デスオ」とか「キルミちゃん」という名前がこのゲームの雰囲気にピッタリで、まさか海外版では全然違う名前だとは思いませんでした。ローカライズは本気で見事だと思いますよ。



 ストーリーは「死」を扱いながらそれを笑い飛ばす「軽薄さ」がウリだと思うのですが、単なるブラックユーモアとして笑い飛ばせるだけでなく。
 全ての操作をマニュアルで行わなければならないゲームシステムにマッチして、「あるのが当たり前だと思っていたことがとても大事だったんだと(プレイヤーとサムが)気付かされる」ストーリーとも言えてこれも見事でした。私はこういう「システム」と「ストーリー」がしっかりマッチしているゲームが好きなんです。ゲームでしか味わえないストーリーになっていますから。



◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 私にとっては、これまでに遊んだNintendo Switch用のゲーム全部の中でも5本の指に入るくらいにお気に入りのゲームです。
 Wii Uダウンロード専用ソフトには『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』という怪作があったけど、Nintendo Switchダウンロード専用ソフトにはこの『マニュアル サミュエル』があるぜ!と推していきたいゲームでした。

 ゲームに「長いプレイ時間」を求める人には勧めませんが、「短くても濃密な体験」を求める人には是非オススメしたいゲームです。クリアを目指すだけなら難易度もそれほど高くないところも好きなところです。
 細かい部分までよく作りこんでいるし、そういうものを発見するのも面白いです。おすそ分けプレイにも対応しているので、いつか友達と一緒にも遊んでみたいですね。小学生の甥っ子にも遊ばせたいけど、親は顔をしかめそうだ!


使える!活かせる!マニュアルのつくり方 (実務入門)
Posted with Amakuri
¥1,944
売上げランキング: 18264


| ゲーム紹介 | 17:52 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『リアルサウンド ~風のリグレット~』紹介/疑いようもなく『Dの食卓』の続編!

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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
「映画の主役になれるゲーム」の次は「ラジオドラマの主役になれるゲーム」だ!
音しかないことを活かして、それぞれの「地元の風景」を思い起こさせる
良くも悪くも「遊ぶ人の気持ちを考えない」飯野さんの作家性を許容できるか



『リアルサウンド ~風のリグレット~』
・発売:ワープ
 セガサターン版:1997年7月18日発売
 ドリームキャスト版:1999年3月11日発売
・インタラクティブサウンドドラマ
・セーブスロット数:1(オートセーブ)


 私の1周クリア時間は約04時間でした
 ※ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:○(家庭環境の話がちょっとつらいかも……)
・恥をかく&嘲笑シーン:×
・寝取られ:◎(うん、これは寝取られと言ってイイんじゃないかな…)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×

↓1↓

◇ 「映画の主役になれるゲーム」の次は「ラジオドラマの主役になれるゲーム」だ!
 1990年代後半のゲーム業界を暴れまくった飯野賢治さんという人がいました。

 1995年、3D空間を歩き回る「映画の主人公になったようなゲーム」『Dの食卓』を発売して一気に脚光を浴びると……
 1996年にはプレイステーションのイベントで「やっぱりセガサターン専用で出します!」と宣言して度肝を抜いた『エネミー・ゼロ』を発売して。
 1997年にはこの『リアルサウンド ~風のリグレット~』を発売するなど、毎年毎年斬新なゲームを出してくる人だったんですね。しかも、大手の会社に所属するワケでもなく、当時まだ20代の若者が独立して作った会社で自由なゲームを連発して「時代の寵児」と呼ばれる様は、煙たがる人も少なくありませんでしたが夢もあったんだと思うのです。


 『Dの食卓』紹介/“不自由”を遊びにした唯一無二のゲームデザイン!

 『Dの食卓』は6月に実況して最後までプレイして、紹介記事も書きました。
 当時は斬新だった「CGで作られたキャラが3D空間を歩き回るゲーム」は今ではもう珍しくもなんともないですし、グラフィックも現代の水準で見るとチープに見えてしまうのですが、時代を切り開いた作品というのは得てしてそうなってしまいがちですよね。もっともっとブラッシュアップされたものが次々と出てくるので。

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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

 しかし、この『リアルサウンド ~風のリグレット~』は全く古びれません!
 20年前のゲームなら大抵の場合は「今見るとチープなグラフィック」と思われがちなのですが、そもそもこのゲームにはグラフィックがありませんからね!20年前でも真っ暗、今遊んでも真っ暗!時代の流れに左右されないのです!

 そして、この20年ちょっとの間にゲーム業界は様々なゲームを生み出して、個人制作のフリーゲームだったり、少人数で作ったインディーゲームだったり、アイディア勝負のゲームは山ほどあったと思うのですが……『リアルサウンド』のように「画面が出ないゲーム」は他にはなかったように思われます(私の知らないところであったらゴメンなさい)。

 故に、2018年の今遊んでも「他にはない唯一無二のゲーム」と感じられるのです!



 というワケで、このゲームには「画面」がありません。
 テレビに何かが映るのは「タイトル画面」と「ディスクを入れ替えてください」の表示だけ。ゲーム中はずっと画面は真っ暗です(※1)。視覚障碍者の人にも遊んでもらいたいという狙いもあったようで、その「タイトル画面」や「ディスクを入れ替えてください」の画面でも音声ガイダンスも流れます。

(※1:ドリームキャスト版にはイメージ映像みたいなものを表示し続けるモードもあります)


 さて、『Dの食卓』や『エネミー・ゼロ』でCGをフル活用した「映画のようなゲーム」を作った後に、『リアルサウンド』と謳って「画面が出ないゲーム」を出してきた当時、私は正直「逃げたんだな」と思いました。1997年と言えば、もうスクウェアが『ファイナルファンタジーVII』を出している年です。グラフィックで競い合えばスクウェアみたいな大会社には太刀打ちできないワープは、グラフィック以外を攻めますよーと「逃げた」のだと思っていました。

 そういう理由がなかったとは言い切れませんが……
 今年の6月に『Dの食卓』をプレイして、11月にこの『リアルサウンド ~風のリグレット~』をプレイして(※2)、その考えは浅はかだったなと思いました。

(※2:『エネミー・ゼロ』はゴメンなさい。超難しいゲームという話なので、私は今後もプレイはしないと思います)


 というのも、『Dの食卓』も『リアルサウンド ~風のリグレット~』も、全然ちがうジャンルのゲームだと思うんですが、遊んでみて得た“体験”はすごく似ているんですね。『Dの食卓』は「映画の主人公」を自分で操作して正しいエンディングまで導くゲームでしたが、この『リアルサウンド ~風のリグレット~』は音声だけの「ラジオドラマやドラマCDの主人公」のセリフを自分で選ぶことで正しいエンディングまで導くゲームでした。

 恐らく飯野さんにとっては「CGを駆使すること」は最優先ではなくて、プレイヤーに「主人公になって物語を動かす体験」をしてもらうことこそが最優先だったのだろうと思いましたし、そういう意味では『Dの食卓』も『リアルサウンド ~風のリグレット~』も似たゲームなのです。
 エンディングの分岐に「主人公がどれだけ記憶のカケラを集められたのか」が左右するのも一緒なのは、「また記憶を集めるのかよ!」とは思いましたが(笑)。


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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

 ということで、ここからはゲームの説明です。
 ゲームを始めると音声だけの「ラジオドラマ」というか「ドラマCD」のようなものが再生されます。一時停止や早送り・巻き戻しのようなものは一切できません。流れるストーリーをひたすら聴くだけ。

 しかし、ところどころで「主人公のセリフ」を二択か三択の中から選ぶ場面が出てきて、ここのみゲームの進行が止まります。トイレに行きたいときなどはひたすら選択肢を選ぶシーンが来るのを待ちましょう(笑)。
 スクリーンショットの場面では、左を押すと「ここは俺の家だよ」、右を押すと「とにかく逃げよう!」と主人公が喋るので、主人公に喋らせたい方のボタンを押しながらAボタンでそのセリフを喋らせます。

 選んだセリフによってヒロイン達の好感度が変わってくるなどして、最終的なエンディングが変わる仕様みたいです。ただ、チュンソフトのサウンドノベル(『弟切草』や『かまいたちの夜』)のように遊ぶたびにストーリー展開が大きく変わるということではなく、基本的なストーリーの流れは共通で、主人公達が訪れる場所や終盤の展開が変わるという仕組みのようです(エンディングは5種類)。


 個人的には……もうちょっと「自分の選択肢によってストーリーが大きく変化する」実感を味わわせて欲しいなとは思いました。「自分が主人公を動かしている」カンジがしないと、「普通にラジオドラマを聴けばイイのでは?」と思われてしまう致命的な部分なので。
 サウンドノベルのような文章とちがって、音声でストーリーが進む今作は容量の問題もあって「様々なストーリー展開」を入れづらかったのだろうとは思うのですけどね(実際、『リアルサウンド』はシリーズ作品になる予定で続編の広告も出ていたのだが、音声圧縮が上手くいかなくて開発中止になったとの話ですし)。


↓2↓

◇ 音しかないことを活かして、それぞれの「地元の風景」を思い起こさせる
 とは言え、「ラジオドラマ」として考えるととてつもなく豪華な布陣だとも思います。

 脚本の坂元裕二さんは、何といっても1990年代を象徴するドラマ『東京ラブストーリー』の脚本家で、最近では『カルテット』なんかでも高い評価を受けた人ですし。
 音楽の鈴木慶一さんは、はちみつぱいやムーンライダーズで知られる一線級のミュージシャンで。ゲーム好きな人達にとっては『MOTHER』『MOTHER2』などの名前が分かりやすいかも知れませんが、後に『座頭市』や『アウトレイジ』などの北野武監督の映画の音楽も手掛けていますし、最近では『若おかみは小学生!』の劇場版アニメの音楽を担当されていますね。
 EDテーマは、なんと矢野顕子さんの名曲『ひとつだけ』。


 キャスト陣は実写のドラマ・映画などで活躍している人達を起用していて、当時の水準からしても「豪華だなー」と思いましたが、その後に更なるビッグネームになっていく人達です。……ですが、もしこの記事を読んでいるアナタが今後にプレイする予定があるならば、キャストは知らずにプレイした方がイイと思います。
 本来ならばプレイヤー一人一人に「自分だけの主人公像」「自分だけのヒロイン像」を想像させるゲームなので、役者の顔がイメージされてしまうのは勿体ないです。みんなに顔が知られている有名な俳優さんだからこそ、顔がイメージ出来てしまうのがこのゲームにおいてはマイナス点になるという。


 ということで、フルプライスのパッケージソフトで出すんだからそれくらいやってくれなきゃ困るという話なんですが、『Dの食卓』や『エネミー・ゼロ』をヒットさせたワープからこそ実現した「ものすごく豪華なラジオドラマ」と言えますね。


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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

 ストーリーも「画面がない」「音だけのゲーム」なことを(それなりに)活かしたものとなっています。

 大まかに説明しまうとこんなカンジ。
 東京で大学生をしている主人公:野々村博司の恋人が、ある日突然失踪してしまう。博司と彼女は同じ小学校に通っていた幼馴染だが、小学生の頃にも「駆け落ちの約束をしたのに待ち合わせ場所に彼女が来ずにずっと会えなかった」ことがあった。博司は失踪した彼女を探すため、生まれた町に帰るのだった――――

 ということで、親元を離れて東京に出ていた主人公が、田舎の故郷に帰るという話なんですね。しかし、このゲームは「プレイヤーにラジオドラマの主人公を体験してもらうゲーム」です。描かれる故郷がプレイヤーそれぞれの故郷と遠く離れたものでは、没入感を損なってしまいます。
 なので、例えばスクリーンショットは「主人公が通っていた小学校を大人になった今訪れる」シーンなのですが、当然のように画面には何も映っていないので、プレイヤー一人一人がそれぞれの母校を思い浮かべるワケですよ。自分の思い浮かべた職員室、自分の記憶している体育館……グラフィックがないからこそ自分の記憶の中からそれぞれのグラフィックを引っ張ってきてイメージさせるのです。


 まぁ、その割には「板張りの廊下」とか「海のある町」とか、割と特殊な特徴を描写していて「俺の育った町とちがうぞ!」と思わせるところも多かったですけど……(笑)。


 それはそうと、この時期のゲーム業界って「ノスタルジー」を喚起させるものが一つの流行りだったような気がしますね。このブーム、何がきっかけなんでしょう??

・1997年:『リアルサウンド ~風のリグレット~』(セガサターン)
・1999年:『ファミコン文庫 はじまりの森』(スーパーファミコン)
・2000年:『ぼくのなつやすみ』(プレイステーション)


 このゲームをプレイし終えた後、色んな人の感想を見たくてネットでレビューを読み漁ったんですが……賛否両論真っ二つで、「賛」の人はこの「小学生の頃の淡い初恋を思い出させるストーリー」について言及する人が多かったですね。ストーリーがメインのゲームなので、評価のポイントはストーリーになるのは当然のことで。

 私は、実はここがあんまりで……「画面が出ないゲーム」「音だけのゲーム」という斬新さは評価したいし、この方向性はもっともっと可能性があると思うんですけど、ストーリーがちょっとありきたりに思えてしまった(20年前のゲームにこれを言うのもあんまりだとは思いますが)のと、終盤が「終わりそうで終わらない」時間がダラダラと続いていたことでそこまで「賛」にはなれませんでした。
 飯野さんはファミ通にこのゲームを評価するなら「10点」か「評価不能」にして欲しいと仰ったらしいのですが、私がもしレビュアーだったら「7点」くらいの微妙な点数を付けたと思います。意気込みは買う!この方向性は支持したい!でも、そこまでは面白くはなかった!


↓3↓

◇ 良くも悪くも「遊ぶ人の気持ちを考えない」飯野さんの作家性を許容できるか
 んで、まぁ……ここなんですよね。

 飯野さんの有名な逸話の一つに、宮本茂さんの『スーパーマリオ64』について「開発途中のものは自由で良かったが、製品版はスターを集めるだけのゲームになってしまった」と批判して、宮本さんに「それは僕の仕事ではなく、飯野くんや飯田(和敏)くんがやること」と言われた―――というものがあるんですけど、この『リアルサウンド ~風のリグレット~』をプレイしてそのやり取りの意味がようやく分かりました。


 宮本さんのゲームは、任天堂の新型ゲーム機を買ってもらうためのソフトであって「大勢に売れる」必要があって、そのためには「分かりやすく」「プレイヤーを導く」必要があるんですね。だから、スター集めという分かりやすい目標をプレイヤーに提示するワケですし、宮本さんはゲームソフトを「自分達が作った作品」とは呼ばずに「お客さんに買ってもらう商品」と呼ぶんですね。

 一方の飯野さんは、「刺さる人に刺さればイイ」というゲームを作るので、「プレイヤーを突き放す」ことをしてまで自分の作家性を貫くことが多いんですね。
 例えば、『Dの食卓』には「セーブ機能がない」「ゲーム開始から2時間経ったら強制終了で最初から」「がんばって終盤まで行ってもワンミスで容赦なくバッドエンド」という普通では考えられないような仕様でしたし。『エネミー・ゼロ』も頑なに難易度を下げずに発売して賛否両論になりましたし。「お客さんが遊びやすいように」なんて考えずに、「ついてきたいヤツだけついてこい!」ってスタンスの人なんですよね。


 故に、この『リアルサウンド ~風のリグレット~』もとにかく遊びづらい……
 「画面がない」からとか、「音しかない」からとかでなく、根本的なところで「お客さんが遊びやすいように」なんて考えていないのです。

 このゲーム……ええっと、記事冒頭では「ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください」とクリア時間を隠していたんですけど、もうここには書いちゃってイイですよね。説明書にも書いてあるのだし。1周クリアまでにおよそ4時間かかります。2時間で終わった『Dの食卓』とちがって、流石に「セーブ機能なし」はマズイだろうとオートセーブ機能が付いているのですが。

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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』説明書より引用>

 説明書にドヤ顔で「オートセーブにしました」とか書いてあるのよ!
 セーブ機能が付いていることくらい普通だから!普通のゲームなら付いているから!

 それでも「出来ればセーブ機能を使わずに一気にプレイして欲しい」とも書いているし、そもそもこの「オートセーブ機能」がどこでセーブされているか分からないのでやめづらい!セーブされたと思って再開したら10分前からやり直す羽目になったみたいなこともあるそうですし、終盤は選択肢が1つもないまま1時間くらい進むので「トイレに行きたいけど席を立つこともできない」時間が続きます。

 普通のアドベンチャーゲームなら「任意セーブ」をいくつも記録できるので、「選択肢によってストーリーが分岐する前」にセーブして次はそこから再開とかが出来るのですが……このゲームは「オートセーブ」な上に、「選択肢を選んだ後」で強制セーブされるそうなので、選択肢から再開ということは出来ません。
 1周目のエンディングを迎えて、別のエンディングを観たい時も、毎回ゲームの最初からプレイしなくてはならないのです。早送りみたいなものはありませんし、フローチャートみたいなものももちろんありません。毎回必ず最初から4時間かかるプレイをしなくてはならないのです。エンディングを除けばストーリー展開はだいたい似たような展開をしていくゲームなのに!


 『Dの食卓』はまだ「1周目で得た知識」を「2周目で活かす」といったように、「不自由さ」がゲームの面白さに繋がっているところがあったのですが……『リアルサウンド ~風のリグレット~』は、ただただ「不自由」なだけ。「ラジオドラマやドラマCDの主人公になれるゲーム」と書いたのですが、ドラマCDなら「再生するトラックを選べたり、早送りしたりできる」から気楽に再生できますよ!

 そのため、私は1周目でハッピーエンドを迎えたら2周目を遊ぶ気にはなれませんでした。流石にまたほぼ同じ話を4時間聴くのはしんどいです。ストーリーを忘れた5年後くらいにプレイするのはイイと思いますけど……


 ただ、それも飯野さんの作品の魅力の一つなんですよね。
 賛否両論の「賛」の人達はそこも含めて好きなんだろうし、私も『Dの食卓』では「その不自由さが面白いんだよ!」と言っていたので気持ちは分かります。ダウンロード専用ソフトとかインディー制作のソフトが大ヒットするようになった2010年代にゲームを作っていたなら、どれだけ尖ったゲームを作っていたんだろう……と、若くして亡くなられたことを心から惜しく思います。



◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<画像はドリームキャスト版『リアルサウンド ~風のリグレット~』より引用>

 「斬新なゲーム体験」のために、4時間テレビの前に座る覚悟がある人ならば……最低でも1周は楽しめると思うのでオススメです。今、なかなか据置ゲーム機を4時間遊ぶって難しいとは思うのですが……逆に考えると、「画面のないゲーム」なので4時間ぶっ通しでプレイしても目は疲れません!(笑)


 でも、マジメな話……「画面を使わないゲーム」って、スマホが普及した今ならもっと活きそうなアイディアだと思うんですよねぇ。例えば、スマホを出すこともできないような満員電車の中でもイヤホンを付けて遊べるワケですし、勉強しながら、家事をしながら、お風呂に入りながら、好きな時に遊べるゲームになりうるワケで(今なら音声入力で操作することも出来るでしょうし)。
 ジャンルを考えても、このゲームのような「選択肢を選ぶだけのアドベンチャーゲーム」だけでなく、アクションゲームだって、RPGだって、シミュレーションゲームだって、自由じゃないですか。『ラブプラス!』みたいな恋愛ゲームでも面白そう。電話でしかコミュニケーションが取れない彼女と会話する疑似体験ができる!テレクラかな!?


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『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1~4巻が面白い!/まだコドモ、だからこそ上を向いて突き進む物語

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
たくさんの「シンデレラガールズ」の中から「小学生」だけを集めた作品
同じ「小学生」が集められたからこそ、際立つ一人一人の個性
まだ何者にもなっていないコドモ達が、アイドルになっていく物語


【スペシャルCDが付いた紙の本】
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(1) SPECIAL EDITION (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(2) SPECIAL EDITION (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(3) SPECIAL EDITION (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(4) SPECIAL EDITION (サイコミ)

【キンドル本】
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(1) (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(2) (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(3) (サイコミ) THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149(4) (サイコミ)


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:×
・恥をかく&嘲笑シーン:×
・寝取られ:×
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:×
・人が食われるグロ描写:×
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×


↓1↓

◇ たくさんの「シンデレラガールズ」の中から「小学生」だけを集めた作品
 『アイマス』シリーズは、私のような「せいぜい上澄みくらいしか知らない人」なんかよりもよっぽど熱心でよっぽど詳しいファン(ここではプロデューサーと書いておくべきか)がたくさんいらっしゃいますから、私みたいな虫けらが紹介記事を書くのはあんまり良くないかなーと迷ったのですが……

 『アイマス』や『シンデレラガールズ』にどっぷりハマっているワケでもない私が今、純粋に一番楽しみにしている漫画ですし、私みたいなゴミクズが紹介することで、まだ『アイマス』や『シンデレラガールズ』をあまり知らない人にも知ってもらえる機会になるかも知れないと思って書きます!


 ということで……説明はここからです。
 『アイドルマスター』(『THE IDOLM@STER』と記述することも多い)の始まりは2005年に稼働開始したナムコのアーケードゲームです。個性豊かな9人の女性アイドル(亜美・真美を分けて考えるなら10人)のプロデューサーとなって、彼女たちを育成していくゲームでした。
 このシリーズでは基本的に「プレイヤー=プロデューサー」という業務に就くのですが、実際にやっていることはプロデューサーというよりマネージャーに近いと思われます。それをこのシリーズでは一貫して「プロデューサー」と呼んでいるんですね。

 その後『アイドルマスター』はXbox360等の家庭用に移植されたり、スピンオフ作品が出たり、CDが出たり、様々な展開をしていくのですが……特に2011年にテレビアニメ化されて大ヒットしたことが、後のアイドルアニメ戦国時代につながっていくのかなと思います。『アイカツ!』は2012年~、『ラブライブ!』のアニメは2013年~、『WUG』は2014年~ですからね。


 さて、そんな風に『アイドルマスター』が大ヒットしている2011年に始まったのが、こちらの『アイドルマスター シンデレラガールズ』です。元々はガラケー&スマホで遊べるソーシャルゲームですから非常にたくさんのアイドルが登場して、基本的には前作までのキャラとはちがう新キャラばかりが180人以上いて、前作同様にプレイヤーはプロデューサーとなって彼女達を育成していくことになります。
 2015年にはこちらもテレビアニメ化されて、スマートデバイス向けリズムゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』も配信となって、こちらも大ヒットしています。


 普通のシリーズで言えば、『アイドルマスター』が第1世代で、『アイドルマスター シンデレラガールズ』は世代交代した第2世代の新シリーズと言って構わないと思うのですが……『アイマス』の恐ろしいところは、第1世代の『アイドルマスター』が未だ現役の人気を維持したまま、第2世代『シンデレラガールズ』も大人気で、ここに更に『ミリオンライブ!』『SideM』『シャイニーカラーズ』と新世代が次々と投入されても全部人気なところで。

 「ガンダム」シリーズで例えるなら、『機動戦士ガンダム』と『Zガンダム』と『ガンダムW』と『ガンダムSEED』と『Gのレコンギスタ』が同時に放送されている―――みたいなのが『アイマス』なのですよ!これ全部追えている人達ってどんだけ体力あるのよ!



 ということで、『アイドルマスター シンデレラガールズ(スターライトステージ)』という原作のゲームは、「オリジナルキャラが180人以上いて、プレイヤーはプロデューサーとなってそのアイドル達を育成していく」ってことなんですね。キャラがむっちゃ多い!でも、その1人1人のキャラに熱烈なファン(プロデューサー)が付いているってのが特徴なのです。
 だから、例えば……2015年にテレビアニメ化はしたのですが、集計してみたところアニメに登場したのは83人だけで、100人前後のキャラは登場すらしなかったみたいですし、登場したキャラでもモブのようにチョコっと映るだけというキャラも少なくありませんでした。

 そりゃ180人以上もいればそうなりますよね……って話なのですが、前述したように「出番のなかったキャラ」1人1人にも熱心なファン(プロデューサー)がいるのが『シンデレラガールズ』なのです。



 故に……というか、何というか。
 そうしたたくさんの魅力的なキャラクターをピックアップするため、『シンデレラガールズ』は公式の漫画が幾つもあるのです。例えば、月刊チャンピオンに連載されていた向井拓海が主役の『アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL』や、20歳以上のアイドルがメインの『アイドルマスター シンデレラガールズ After20』など……

[まとめ買い] アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL【電子特別版】 THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS After20(1) (サイコミ)


 ハイ、ようやく今日の記事で紹介する漫画の名前を出せるところまでたどり着きました。
 この『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』という漫画は、180人以上いるという『シンデレラガールズ』のアイドル達の中から「年齢的に小学生のアイドル」をメインにした作品なのです。小学生アイドルだけを集めた「第3芸能課」があるという設定なので、ゲームやアニメとはまたちがうストーリーですし、ゲームやアニメをまったく知らない人がここを入口にするというのもアリだと思います。正直なところ、私も「初めて見た」って子もいましたし……

 メインキャラとして登場するアイドル達は、こんなメンバーです。

・橘 ありす(12歳) 身長:141cm
・櫻井 桃華(12歳) 身長:145cm
・古賀 小春(12歳) 身長:140cm
・結城 晴(12歳) 身長:140cm
・的場 梨沙(12歳) 身長:143cm
・赤城 みりあ(11歳) 身長:140cm
・佐々木 千枝(11歳) 身長:139cm
・市原 仁奈(9歳) 身長:128cm
・龍崎 薫(9歳) 身長:132cm

-3巻から登場-
・横山 千佳(9歳) 身長:127cm

-4巻から登場-
・福山 舞(10歳) 身長:132cm

 『U149』というタイトルですけど、例えば身長は146cmだけどもはや小学生ではない安部菜々さんのようなキャラは所属していませんね。城ヶ崎莉嘉も身長149cmの12歳ですけど、中学1年生という設定なのでこちらも所属していません。あくまで「小学生のキャラが集まった課」なのです。
 また、「課には所属しているけれど今はまだ来られていない」とだけ言われているキャラもいるので、小学生なのにまだ出ていないキャラは今後に登場するのかなと思います。

 この11人の中で、2015年のテレビアニメ版でガッツリ出番があったのは「シンデレラプロジェクト14人」の中の1人:赤城みりあちゃんと、ライバルチームである「プロジェクトクローネ」の橘さんくらいで、あとは基本的にはチョイ役というか……結城晴と的場梨沙に至っては登場もしていません(結城晴は後に『しんげき』の方でアニメに出ますけど)。



 そういうキャラにスポットを当てている漫画なんですね。
 繰り返しになりますが、『シンデレラガールズ』は1人1人のキャラに熱心なファン(プロデューサー)が付いている作品です。「小学生だけを集めた漫画」とだけ聞くと、ニッチだったりマニアックだったりな印象を受けるかも知れませんが、お色気シーンみたいなのは一切ありません。この子たちのファン(プロデューサー)はそういうのを望んでいないと、ちゃんと分かっているんですよね。

 元々のキャラクターデザインが「1人1人のキャラが特徴を持っている」ようにデザインされていることもあるのでしょうが、漫画のデフォルメ表現に上手く落とし込んでいますし、表情だったり仕草だったり私服だったり、細かいところまで「このキャラらしい」と思わせるものに仕上がっているのがすごいところです。

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻1話「第3芸能課」より引用>

 例えば、ここですよ!
 的場梨沙が持ち込んだファッション雑誌を結城晴が注意した際、古賀小春がニコニコしながらそれを読んでいるというシーンなのですが……それを自分で開いて読むワケではないけど、控えめに横目で見ている佐々木千枝のこの距離感!

 コマの端っこに描かれているキャラまでしっかりと「あー、この子はそうするよねー」「この子はこういう時にこういう表情をするだろうねー」と納得できるように描かれているのです。だって、この作品の場合「コマの端っこに描かれているキャラ」にも熱烈なファン(プロデューサー)がいるのですからね!


 Q.やまなしさんは佐々木千枝ちゃんが好きなんですか?

 A.………はい (´・ω・`)


 私は『シンデレラガールズ』はアニメ版から入って、橘ありすさんが好きで、その後にゲーム(『スターライトステージ』の方)で佐々木千枝ちゃん可愛いなーとなったのですが。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 そんな自分からすると、佐々木千枝ちゃんが橘ありすさんのことを思わず「ありすちゃん」と呼んでしまって口を押える―――なんてシーンは、何気ないシーンなんですがすっごい嬉しいんですよ!(橘さんは「ありす」という名前がコンプレックスなのでそちらで呼ばれたがらない。それを気にせずに「ありす」と呼ぶ人もいるけど、千枝ちゃんは多分そういうとこ気にしちゃうよね、という)


 今のは「自分の元々好きなキャラ」がちゃんと漫画内にそのまま登場してくれて嬉しいという話でしたが、私の場合は他のキャラはさほど詳しくなかったため逆にこの漫画から「この子ってこういうキャラなんだ!」と魅力を知っていくケースも多かったです。

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻8話「赤城みりあ」より引用>

 結城晴と的場梨沙はアニメにも出ていなかったキャラなのでほとんど知らなかったのですが、知らなかった分だけ「ゲームのキャラ」というより「等身大のキャラ」として一気に好きなキャラになりました。この「実は一番周りを見れてバランスを取っている」結城晴と、「ズバズバと思ったことを言ってくれる」的場梨沙はいいコンビですよね。


 なので、『アイマス』や『シンデレラガールズ』を知らないという人も、この漫画から入るというのも手だと思いますよ!



↓2↓

◇ 同じ「小学生」が集められたからこそ、際立つ一人一人の個性
 「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた漫画」と書くとロリコン漫画のように思ってしまう人もいるかも知れませんし、正直なところ私も読む前はそういう色眼鏡で見ていたところがありました。しかし、実際に読んでみると、そうか「小学生だけを集めた方がしっかりと個性が出るんだな」と、その狙いの鋭さに驚きました。


 『シンデレラガールズ』という作品は、下は小学3年生から上は31歳まで幅広い年齢のアイドルが登場する作品なんですが、それ故に様々な年齢のキャラが一同に介すことが多くなるんですね。例えば2015年のアニメで言えば、メインとなった「シンデレラプロジェクトの14人」の多くは高校生で、小学生ではみりあちゃん1人だけそこに混じっているというカンジでした。ライバルチームである「プロジェクトクローネ」も小学生は橘ありすさん1人だけでしたね。
 そうすると、キャラの個性の立ち方はどうしても「コドモ」になってしまうと思うんです。「大人の集団の中にコドモが1人混じっている」という。


 でも、「コドモ」にも色んな子がいて、それぞれ得意なこと・苦手なこと・性格は人それぞれちがうし、180人以上いるアイドルの中からその子を選んで育成しているファン(プロデューサー)の皆さんは、その「人それぞれちがう」部分にこそ注目しているワケで――――ならば、「コドモ」だけを集めた方が、1人1人の個性がハッキリと見えるよねというのが、この『U149』なのです。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻18話「佐々木千絵3」より引用>

 みりあちゃんは年少組(9歳)の薫や仁奈と一緒になって喜ぶ。
 橘さんや梨沙は「コドモ扱いするな」とちょっとイラっとする。
 晴や桃華さんはもうちょっと大人なのでそこまで引いたりはしない。
 千枝ちゃんはプロデューサーが今何を考えているのかを察する。

 1人1人のキャラが、ちゃんとキャラを守った上で、しっかりと考えて行動していることが分かる1ページです。「大人とコドモが混じったメンバー」では分からないことが、「コドモ達だけが集められたメンバー」ではハッキリと分かるんですね。プロデューサーと1対1の関係になるゲームとはまたちがって、「同い年くらいの子の中に混じるとこうなるよね」ってifに納得させられるというか。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻2話「第3芸能課2」より引用>

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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻15話「特別編」より引用>

 学生アイドルものの定番とも言える「事務所で勉強を教えてあげる」シチュエーションですが、「それでは宿題の意味がありません」とバッサリ切り捨てる橘さんと、年下の子に上手く教えてあげている千枝ちゃんと、両極端な対応をしているところが見られるのも面白いです。


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<画像は『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻6話「橘ありす3」より引用>

 同い年だから―――
 仲間だけど、友達だけど、ライバルにもなり得る!

 と……橘ありすが櫻井桃華を見るこの表情とか、「プロデューサーと1対1」とか「大人の中にコドモが1人混じって」とかでは絶対に見られない光景でとても熱いのです!



↓3↓

◇ まだ何者にもなっていないコドモ達が、アイドルになっていく物語
 さて、「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた」効果としてはもう一つ。

 よく「日本の漫画・アニメ・ゲームはどうして10代の少年少女を主人公にするのか?」という話が出てきます。これには様々な回答をすることが出来るのですが、大きな理由の一つに「日本人は成長物語が好きだから」があると私は思っています。それこそ「桃から生まれた赤ん坊が成長して鬼退治に行く」話が語り継がれる国ですからね。そして、「成長していく主人公」を描くには「10代の少年少女」が主人公になるのは不思議なことではないでしょう。

 しかし、アイドルものに関しては若干ビミョーなところがあって……
 アイドルの世界では、例えば中学生・高校生がトップアイドルでもおかしくないので、それこそ2015年のアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』では主人公である新人アイドル島村卯月(17歳)の先輩アイドルが城ヶ崎美嘉(17歳)という構図になっちゃったりもしていたんですね。「10代の少年少女が主人公だからこれから先に無限の成長が待っている」とも言い切れないのがアイドルものの恐ろしいところというか。


 だから、「小学生のキャラだけを集めた」この作品なのです。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻0話「PROLOGUE」より引用>

 この作品の主人公達は、アイドルとして事務所に所属はしているものの、仕事もなければプロデューサーもいない、物置のような部屋でただ時間を無為に過ごしている子達です。ゲームともアニメともちがう世界線の話なので、みりあちゃんや橘さんもド新人からスタートです。


 そんな「まだアイドルとすら呼べない小学生達」が、トップアイドル目指して進み始めるストーリーなのです。この漫画においては「小学生組」=「まだ未成長の存在」から始まるんですね。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 始まる先輩アイドル達のライブを、会場の外から見上げることしかできない―――
 でも、ここから彼女達は上に向かって突き進むのです!


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』1巻3話「第3芸能課3」より引用>

 この梨沙、むっちゃカッコイイ!!




 また、ここまで敢えて「180人以上いるアイドルの中から、小学生のキャラだけを集めた漫画」と書いてきましたが、それはあくまでメインキャラクターと言える「第3芸能課」がそうなだけで……先輩アイドルとして、『シンデレラガールズ』に登場するもっと年上のアイドル達も登場して、「第3芸能課」の目標となっていきます。

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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』2巻14話「結城晴3」より引用>

 一ノ瀬志希。


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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻21話「第3芸能課5」より引用>

 三船美優に、佐藤心。


 こういう年上キャラ達も魅力的に描きつつ、小学生達の「目標」となるという。先輩アイドル達、みんな無茶苦茶カッコイイんですよ!4巻であのキャラが登場したときは流石に「うぉーーー!」と叫んでしまいましたよ。その後に1巻を読み直して、なるほどそういうことかと合点が行ったり。




◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<『アイドルマスター シンデレラガールズ U149』3巻16話「佐々木千絵」より引用>

 今現在その層にどれくらい認知されているかは分からないのですが、ポテンシャル的には主人公達と同年代の「小学生の女の子」とかにも共感できる漫画だと思うんですね。
 ボーイッシュな子、ギャルっぽい子、大人しい子、大人びた子、元気な子……色んな子がいるけど、みんな仲間で、みんなライバルで、上に向かって突き進むぞ!という作風は、『アイマス』の看板を背負ってはいるんだけど『ラブライブ!』的な魅力も持った作品だとも思いますし。

 もちろん夢に向かって成長していく子供達を見ることで勇気をもらえるという大人達にもオススメです!

 そして……この作品、なんと(この記事を書いている2018年11月5日現在)サイコミで全話無料で読めてしまうのです!
 コミックス化にあたって修正している箇所もあるみたいですし、私はなるべくコミックスが出るのを待ってコミックスを買って読むことにしているのですが……「『アイマス』とか『シンデレラガールズ』とかよく分かんないし」という人にとっても、ここが入口になるとも思うので是非どうぞ!

| この漫画が面白い! | 17:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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『白衣性愛情依存症』紹介/なんだか…想像してたのと全然ちがうぞっ!

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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
「男が出ない百合」どころか、「男が存在しない世界の物語」
ポンコツ「アホの子」主人公:大幸あすかが可愛い
「看護学生の日常を描いた作品」とも「可愛い女のコ達のイチャラブ」ともちがう…何だこれ


『白衣性愛情依存症』
・発売:工画堂スタジオ
 PlayStation Vita版:2015年4月30日発売、パッケージ版5800円、DL版4800円
 Windows 7/8/10版:2015年12月25日発売、パッケージ版8800円
  ※グッドエンド後を収録した録り下ろしドラマCDなどの特典が付く
 Steam版:2016年7月7日発売、DL専用4400円
 Nintendo Switch版:2018年5月24日発売、DL専用4800円
  ※ スクリーンショット撮影可能、動画撮影可能
公式サイト
・テキストアドベンチャー
・セーブスロット数:64


<PVはPlayStation Vita版のものです>
 私の1周クリア時間は約08時間でした
 全エンディング到達にかかった時間は約20時間でした
 ※ネタバレ防止のため、読みたい人だけ反転させて読んでください


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:◎(グッドエンドに到達すればそこまでだけど、バッドエンドが…)
・恥をかく&嘲笑シーン:◎(良いシーンだけど、共感性羞恥の人にはきついシーンかも)
・寝取られ:○(寝取りですよね、コレ)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:△(欠損はないです。人が刺されたりするけど)
・人が食われるグロ描写:◎(食われるワケではないけど、食うシーンがある!)
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:◎(百合ゲーですよ?)
・BL要素:×
・ラッキースケベ:○(おっぱい触っちゃう程度ですが…)
・セックスシーン:○(直接的な描写はないけど、事前・事後をにおわす描写がそれなりに)


↓1↓

◇ 「男が出ない百合」どころか、「男が存在しない世界の物語」
 このゲームを開発・販売している工画堂スタジオという会社は、実は創業100年を超える歴史のある会社で、ゲーム制作も1980年代からPCゲームを中心に行っている老舗メーカーだったりします。
 ゲーム機用に移植されたものや、ゲーム機用に作られたものは多くないので、ゲーム機だけを遊んでいた私みたいなゲーマーにはあまり馴染みのある名前じゃありませんでしたが……初期の『Emmy』という作品は、1984年のPCソフトながら女性キャラとチャットして親密度を上げてエッチな絵を見る「ひょっとしたら世界初のギャルゲーでは?」と言われている作品なんですって。

 2011年、社内チーム「しまりすさんちーむ」のデビュー作となる『白衣性恋愛症候群』(通称:『白恋』)がPSP用ソフトとして発売されます。これは恐らく、2007年に発売したPC用ゲーム『ソルフェージュ』を2008年にPSP向けに移植して成功したことが大きかったんじゃないかと推測できます。「PSPで百合ゲー、行ける!」みたいな。

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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 そして、『白恋』の流れを汲んで2015年にプレイステーションVita向けに発売になったのがこの『白衣性愛情依存症』』(通称:『白愛』)です。名前は似ていますが、前作は病院の看護師が主人公で、今作は看護学校の看護学生が主人公なので、ストーリーは独立しています。実はこの看護学校が前作キャラの一人の母校だったみたいな小ネタがあったりもしますが、特に知らなくても問題はなさそうです。
 その後、PC版、Steam版、Nintendo Switch版と移植されて―――この多機種路線を引き継いでか、この「しまりすさんちーむ」の3作目『夢現Re:Master』は2019年2月にVita/PS4/Nintendo Switch/Windows/Steamの同時期発売が発表されています。こちらは病院や看護学校を舞台にした『白衣性~』2作から一転、ゲーム会社を舞台にし百合ゲーを作るアドベンチャーゲームになるそうです。対応機種、多いな!ありがたいけど!


 さて、ここからは今作『白衣性愛情依存症』』(通称:『白愛』)についての話です。
 どうしてわざわざ前作の話とかを書いたのかは後程。

 このゲーム、分類をするなら間違いなく「ゲーム機用ソフトでは珍しい百合ゲー」です。私もカワチさんが書いた以下のタイトルの記事を読んで購入しましたからね。「百合の世界に疎い人でも、百合入門に向いている1作」みたいなね。

 『白衣性愛情依存症』を男女両方の目線でレビュー! 少しでも百合に興味ある人なら誰でも楽しめる!


 ただ、実際にプレイしたら「なんか…思ってたのとちがうぞ」と戸惑いの連発でした。
 「百合ゲー」という言葉だけを見ると「女性同士の恋愛を主題にしたゲーム」とイメージすると思うのですが、共通ルートと言える前半は特に“恋愛”の描写はほとんどなく、「女性しかいない看護学校に入学した主人公達の日常を描く作品」といったカンジでした。普通の女のコ達が看護師になっていく勉強を描き、その厳しさや尊さをリアルに&等身大に描いていっているんですね。
 なので、前半は「百合作品」というより、女のコだけのゆるふわな部活を描いた『けいおん!』系の作品とか、女のコだけで目標に向かって突き進むスポ根の『ラブライブ!』系の作品に近いという印象でした。んで、後半は前半に選んだ選択肢によって各ヒロインの個別ルートに分岐して、そこで“恋愛”をしていくカンジです。「女性しかいない看護学校」だからそりゃ女性同士の恋愛になるよね、という。


 さて……

 「女性しかいない看護学校……?」と思った人は鋭いですね。
 現実の看護学校って多分、男性もいますよね。男性の看護師が存在するのですから。多分。

 しかし、この作品の看護学校には男性キャラがいません。というか、この作品には男性キャラが出てきません。ただの一人も。
 『ラブライブ!』ですら小さな男の子や父親の後ろ姿は出てくるというのに、この作品では子供も老人も全員「性別:女」ですし、もっと言うと「父」や「お父さん」といった単語すらこの作品には出てきません。『ラブライブ!』すらも凌駕する徹底した「男性が排除された世界」なのです。

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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 というのも、この作品世界はiPS細胞によって「女性同士で子作り」が可能になっていて、それが一般的とされているそうなんです。そのため「女性同士の結婚」も普通ですし、「女性同士の交際」だってもちろん普通です。


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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 例えば、細かいですがこのシーン。
 ヒロインの一人:さくやの母親が倒れ、さくやと母親の関係をいつきから訊くというシーンなのですが……普通(まだ「女性同士で子作り」が可能ではない私達の現実世界)だったら「母親の話は分かったけど父親はどうしているの?」と言うであろうシーンで、「片親」「もう片方」という言葉を使って性別を言及していないんですね。


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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 例えば、ここのシーンも……普通だったら「父が○○、母が××」と書きそうなところを、「両親が○○と××」と書いていて、性別をぼかしているのです。男と女の夫婦かも知れないけど、女と女の夫婦かも知れない―――どちらにも取れるようにしてあるんですね。

 これはエンディングまでのガッツリとしたネタバレを含むインタビューで語られていることなんですけど、前々作『ソルフェージュ』ではまだ「女性同士の恋愛」が認められていない世界で、前作『白恋』では男の人は存在しているけど「女性同士の恋愛」「女性同士の結婚」が認められてきた世界で、今作『白愛』でとうとう男の人の存在が確認できない「女性同士の恋愛」「女性同士の結婚」が一般的になっている世界になっている……と、意図的にそういう世界を作ったことが語られています。


 「百合」と呼ばれる作品にも、「男が出てこない百合」と「男が出てくる百合」の二種類があると言われています。
 前者には『ストロベリー・パニック』や『ゆるゆり』があって、後者には『青い花』や『やがて君になる』がありますが――――前者はどうしてもファンタジー色が強くなってしまい、リアリティを求めると後者になっていくと思うんですね。外界から完全に隔離された『ストロベリー・パニック』ですら「高校を卒業したら許嫁(男)と結婚する」みたいなセリフがありますし、男性メインキャラがまったくいない『桜Trick』にも男性モブキャラは出てきます。


 そんな中、この『白愛』は「iPS細胞によって女性同士で子作りができる」という(現実とはちがうという意味での)ウソを一つ作ることによって、「男が出てこない百合」の世界にリアリティを持たせたんですね。
 この発案はどうやら男性ディレクターだったみたいですが、私も同じように男性の百合好きなので気持ちがよく分かります。いっそのこと世界から(自分も含めて)男性が消滅してくれたら、残った女性達が百合ってくれるのでは―――みたいな妄想をすることがあって、その妄想世界を本当に作っちゃったのがこのゲームだと思うんですね。




 ただ、その弊害もあって……
 この『白愛』には男性がいないため、本来なら男性キャラが担うはずの「ナンパ男」とか「酔っ払い」とか「○○の売人」とかも全部女性なんですね。例えばそれが女性らしい「ナンパ男」とか「酔っ払い」とか「○○の売人」とかになっているならともかく、設定上は女だけど台詞や行動はすごく「テンプレな男キャラ」みたいなのばかりで。そこはちょっと工夫がないかなぁと思いました。

 まぁ……よく言われる「女性しかいない街があれば、その街では夜中でも女性が安全に歩き回れるのでは?」「いやいや、女性しかいなくなったとしても女性の犯罪者が増えるだけだ」という議論からすると、男が完全に消滅した世界ではそれがリアルな姿なのかも知れませんが。


↓2↓

◇ ポンコツ「アホの子」主人公:大幸あすかが可愛い
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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 可愛い。


き(気)のせいだ、うん
<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 可愛い。



き(着替えよう
<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 可愛い。


 割とヘビーなストーリーと、なかなかバッドエンドを抜け出せない難易度と……かなり癖があって「好き嫌いは分かれる」ゲームだと思うんですが、このゲームを好きになれるかどうかはやはり「主人公を気に入るかどうか」次第だと思うんですね。私は途中めげそうになったけど、あすかが可愛かったので最後まで付き合うことが出来ました。


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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 大幸あすかという主人公を一言で説明すると「ポンコツお姉ちゃん」です。
 朝は起きれず、身の回りは全て年子の妹任せ、学校の成績も下から数えた方がイイ劣等生―――「何でもできる」上に、「お姉ちゃんのことが大好き」な妹であるなおちゃんが支えてくれているから何とかなっているようなコです。『けいおん!』の平沢唯・憂姉妹のような黄金姉妹ですね。妹であるなおちゃんもヒロインの一人なので、もちろん攻略可能です。

 でも、ポンコツなお姉ちゃんだけど、その前向きさだったり明るさだったりが周囲を引っ張っていってるのも確かで―――そういう意味では『ラブライブ!』シリーズの穂乃果ちゃんや千歌ちゃんみたいな「主人公らしい主人公」と言えるのかも知れません。こんなポンコツだった彼女が……的なストーリーになっていったり、ならなかったりするゲームなので。



 没個性の「どこにでもいる投影型の主人公」というより、個性的な「キャラとして立っている主人公」なので、この主人公を好きになれるかが全て……ということなのか、例えば私服もピンクピンクしていて一番可愛いと思うし、髪型とかも「誰からも嫌われないデザイン」を意識されていると思います。

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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 個人的にすごく好きなのは、「言葉遣いが乱れる」ところ。
 普段は可愛い可愛い声で女の子らしい言葉遣いをしているのだけど、焦ったりすると素が出るのか低い声で荒い言葉遣いになるのが可愛いです。と思ったら、ゆるーいシーンではおばあちゃんみたいな口調になったりして、コロコロ変わる表情と、それに合わせて声優さんのトーンも変わって、日常シーンでも観てて飽きないんですね。
 プレイ時間の大半はこのコと一緒に過ごすのだから、「観てて飽きない」ってのは大事ですよね。スクショ映えするテキストも豊富です。


 あすかを演じる声優さんは浅倉杏美さん。
 『アイドルマスター』の萩原雪歩や、『中二病でも恋がしたい!』のくみん先輩のように、大人しいキャラやおっとりとしたキャラが多い印象の声優さんなので、こういう明るくて元気な主人公らしい主人公は新鮮な気持ちで演じられたのだとか。


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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 脇を固める声優さんは、超甘々な妹:なおちゃん役はスーパー甘々ボイスの加隈亜衣さん、お嬢様:さくやさん役は田村ゆかりさんと、こちらは逆に安定の配役です。特に、加隈亜衣さんの声って私は「たくさんいる声優さんの中でも一番可愛い声」だと思っているので、この声でずっとずーっと「お姉ちゃん大好き」とイチャイチャしてくれたのは眼福・耳福でした。

 どうも、このチームのディレクターさんは「姉妹百合」が好きらしく、この『白愛』もメインヒロイン一番手が妹だし、次の『夢現Re:Master』もストーリーを読む限りは思いっきり「姉妹モノ」っぽいんですよね。うむ!私と気が合うな!


↓3↓

◇ 「看護学生の日常を描いた作品」とも「可愛い女のコ達のイチャラブ」ともちがう…何だこれ
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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 さて、ここからですよ。
 このゲーム、「どういうゲームだったのか」を説明するのが非常に難しいのです……

 もちろんアドベンチャーゲームですから「ネタバレに配慮して書きたいことが全部書けない」というのもあるのですが、ネタバレなんか気にしなくても全ルートをクリアしてもなお「何だったんだこのゲーム…」感が強いのです。


 まぁ、ここはもう「ネタバレ」とか関係なく書いちゃっても構わないと思うので書きますが、このゲーム―――前半はどのプレイヤーも通る共通ルートで「看護学生の日常を描いた作品」なんですね。
 最初に書いたように『けいおん!』とか『ラブライブ!』みたいな雰囲気で私はすごく好きでした。看護婦になるための勉強はすごく大変だけど、入学から、病院実習、夏休みに海に行くとか、文化祭の準備とか……ザ・青春!ってカンジのストーリーが楽しかったです。

 んで、前半に選んだ選択肢によって、それぞれのヒロインの個別ルートに分岐していくのですが……個別ルートに入った途端、看護学校の描写が希薄になるし、「え?この作品ってそういう作品だったの?」と言いたくなる展開になっていきます。
 そして、その個別ルート内の選択肢によって「各ヒロインごとのグッドエンド」「各ヒロインごとのバッドエンド」に分岐するという形なのですが、特にこの「各ヒロインごとのバッドエンド」が……なかなかなものでして。

 他の人のレビューでは「前半と後半でライター変わった?」と言っている人もいたくらい前半と後半の温度差が激しいのです。



 ただ、これはどうやらスタッフの狙い通りみたいなんですよねぇ……
 というのも、ここで前作『白衣性恋愛症候群』(通称:『白恋』)の話が出てくるのですが、前作もまた「可愛い可愛い百合ゲーだよ!」と言っておきながら割とヘビーな話だったため、前作を通過したファンには「どうせまたヘビーな話なんでしょ?」と警戒されているだろうとこういう構成になったそうです。

 ガッツリネタバレ含むインタビューにそのことが書かれているので引用しますが、核心部分はここでは伏字にさせていただきます。

<以下、引用>
みやざー氏「個別ルートに入ったら、◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ながら、それぞれのヒロインと近づいていくので、そこだけ見せると重いゲームになってしまうこともあり、共通ルートは日常の積み重ねでとにかく可愛らしい、とにかく萌えるイベントを多く入れようということにしました。」

向坂氏「共通ルートが長いというのにも関わってくると思うのですが、みやざーさんからは「白恋」のファンの方たちは絶対“キラ☆ふわ”だとは信じてくれずに入ってくるだろうから、そんな人ですら「今回は本当に“キラ☆ふわ”なの?」と油断してしまうくらい、共通ルートは影が一切無い、明るくふわふわ、ゆるゆる、萌え萌えでいきたいという話がありました。それを受けて、夏の海のような季節イベントを充実させたりといったところにつながったのかなという気もします。」

みやざー氏「そこまでの溜めがあるからこそ、◆◆◆◆◆のシーンが映えるだろうと。」

</ここまで>
※ 強調・伏字など一部手を加えています


 つまり、本当に描きたいのは「個別ルート後の後半」なのだけど、それを衝撃的に見せるために「共通ルートの前半」は平和に描いたとのこと。この手法……ネタバレになるから具体的な作品名は挙げませんが、ゼロ年代の鬱アニメで見たことある!

 なので、例えばこの記事の序盤で紹介したカワチさんのレビューとかが象徴的なんですけど、このゲームを紹介する人って「共通ルートの前半」にしか触れずに「個別ルートの後半」には一切ネタバレしないようにする人が多いのです。それも一つの手だと思いますし、「後半に衝撃的な展開が待ってるよ!」と紹介するのは作品の魅力を損なうんじゃないかと迷ったんで、「このゲーム、「どういうゲームだったのか」を説明するのが非常に難しいのです……」と書いたのですが。



 ぶっちゃけ、このゲームの魅力を語るに「衝撃的なバッドエンド」に触れないワケにはいかないと思うんですよ。

 私、最初に到達したエンディングが「先生ルートのバッドエンド」だったのですが、その時点では「グッドエンド/バッドエンド」の仕組みも分かっていなかったので、「ひょっとしてこのスタッフはこれをハッピーエンドだと思って作っているのか……?」と震えました。

 全ルートをクリアした後、ネット上を周って色んな人のレビューを読んでもみんな、「○○のバッドエンドがキツかった」「私は◆◆のバッドエンドが一番つらかった」「△△のバッドエンドはある意味では一番幸せなのでは?」みたいにバッドエンドについて熱く語っているし。あすかを演じた浅倉さんですら全ルート制覇後に解禁されるオマケメッセージで「○○のバッドエンドを演じてから×××が食べられなくなった」と言っていて。


 このゲームを語る人は、みんな「どのバッドエンドがキツかった」と語る時が一番熱量が上がるのですよ。かく言う私も先月の活動報告では、「先生ルートのバッドエンド、ひどすぎるでしょ!」と書いていましたし(笑)。私、チュンソフトのサウンドノベルとかケムコのデスゲームものとかを結構遊んでいて「惨たらしいバッドエンド」には耐性が出来ていると思ってたんですけど、またそれとはちがう心にダメージが来るバッドエンドだったというか。

 それってやっぱりこのゲームの欠かせない魅力の一つだと思うんですね。
 そんなにみんなが熱く語りたがるのだから。

 だからまぁ、最初のVita版の発売から3年半、最後のNintendo Switch版の発売から半年近くが経過しているのだから、これくらいまでなら書いてもイイかなぁと書くことにしました。



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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 ただ、「衝撃的なバッドエンド」に比べて「グッドエンド」がイマイチ地味というか記憶に残らないというのが若干の不満ですかねぇ。まぁ、「グッドエンド」とは得てしてそういうものなのかも知れませんが、「やっぱりそうなるよね」以上のものがない、予想できる未来しか与えられなかったというか。
 そういう意味では、一人のルート(ネタバレになるので文字反転させますが、さくやさんルート)は予想を上回る展開をしていって面白かったです。最後に「そうなるのかー」と思わせるのも美しい着地点だったと思います。

 また、このゲームもう3年半も前のゲームなこともあって、サイト上で行われた特別企画なんかも残っていて……各ヒロインのグッドエンド後の「その後どうなったか」を描いたオマケストーリーが公式ブログに掲載されていたりもします。当然ゲームラストのネタバレを含むので、まだゲームをプレイしていない人は読んじゃダメよ?さくやルートなおルートいつきルート

 書いているのはゲームと同じライターさんなのでストーリー的に破綻もありませんし、面白いです。なおちゃんルートはこれを読んで「ようやく報われた」という気になれました。


◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 ということで、このゲーム「前半」と「後半」でテイストが変わるので「どういう人にオススメ」って言いづらいんですよねぇ。「前半が好きな人」には後半はヘビーだろうし、「後半が好きな人」には前半は長ったらしく思えるだろうし。

 ただ、そもそもチュンソフトが『弟切草』を作ったころからマルチシナリオのアドベンチャーゲームは「様々なテイストの話が入っているゲーム」だったようにも思えます。それはまぁ、ルートによってテイストが変わるという意味であって、前半と後半でテイストが変わるという意味ではないのですが(笑)。

 「様々なテイストの話が入っているアドベンチャーゲーム」を求めている人には、このゲームもオススメかなと思いますね。あとは、「男性が完全にいなくなった世界」を見てみたいという人にもオススメかな!これは俺が夢見た「俺達がいない世界」だ!早く死にたい!


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