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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

2019年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年04月

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【告知】3月31日(日曜日)20時頃~4月から始まるアニメの見所や注目作をみんなで語ろう配信を行います!

【お知らせ】3月31日(日曜日)も20時頃~Mixerで、4月から始まるアニメの見所や注目作をみんなで語ろう配信を行います!


配信ページは多分こちら。

 この記事を振り返りながら、記事には書ききらなかった4月開始アニメの見所や注目作を語っていく配信をします!

 土曜日の配信ではiPadとのミラーリングを切ったりつないだりをしていたらOBSが棒読みを拾ってくれなくなったので、日曜日の配信ではiPadとのミラーリングはしない方針でいきます。最後に時間が余ったら『ニャッホ』をちょっとやってみせて、『消滅都市』のガチャも回したいけど……土曜日のカンジだと余らなさそうですね(笑)。

 「しゃべり続けること」は苦じゃないんですけど、そのせいで「大事なことだけしゃべる」というのが苦手で、この辺がモテナイ原因だったりするんですよねぇ……あぁ、なんか考えていたら死にたくなってきた……あぁ、あぁ。



【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・ドッカーン
・万歳
・アウト!
・あとちょっとだったね!
・あれれ、もう終わっちゃうの
・えー…
・えーっ?
・きゃああーー!
・デデン!
・はじめまして

【Mixerの絵文字の一部を押しても効果音が鳴るようにしました】
:ゾンビ
:チキン
:ネコ
:犬
:スイッチ
レギー(←暴発しそうだったら元に戻します)


 生配信中にGoogleチャットでこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。

【生配信中で盛り上がった音声を再生できるようにしました】
・ウォーミングアップにはちょうどいいぜ(『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』より)
・ちょっと…大きくなったね(『巨人のドシン』より)
・なかなか…大きくなったね(『巨人のドシン』より)
・10年早いんだよ(『バーチャファイター』より)




 この記事は「○から始まるアニメの見所や注目作をみんなで語ろう配信ページ」の記事です。
 生配信の告知や、動画のログの格納などに、使いまわしていきます。

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| アニメ雑記 | 20:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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ビジネスモデルによってゲームの「あるべき形」は変わるという話

 いよいよ来ましたよ、「有料会員はゲーム遊び放題」の波が!

 「Apple Arcade」を発表! モバイルからリビングまで、どこでも楽しめるサブスクリプションサービスGAME WATCHより)





 「たくさんゲームの映像が流れたけどどれが何てソフトか分からない!」という人は、Appleのサイトを見ると分かりやすいと思います。
 個人的に気になるのは『Hot Lava』かな。子供の頃の「白線以外を歩いたら死ぬ」という妄想が実現したような分かりやすいルールが素敵。Nintendo Switchユーザーからは「ゼルダの紛い物」扱いされていた『オーシャンホーン』がものすごい大作みたいに扱われてて「こんな注目作だったのか」と驚いたりもしました。


 気になる「月額いくら」の情報はまだナシ。
 自分の好みで言うと「小規模なゲームしかなくても月1000円くらいで遊び放題が嬉しい」と思っていたのですが、このカンジだともうちょい上の価格ですかねぇ。「大規模なゲームを月3000円で遊び放題」とかだったら、どうせ1ヶ月で遊び終わらないし、買い切りのゲームを買った方がイイのではと思うんですけど。



 「有料会員はゲーム遊び放題」のサービスはもちろん「Apple Arcade」が史上初というワケではなくて、例えばPlayStation Nowとかもそうですし、先日VRのゲーム定額制サービス「VIVEPORT Infinity」が4月2日から始まることが発表されましたし、『ファミコンOnline』だって広義では「有料会員はゲーム遊び放題」と言えるでしょう。


 そんな中で発表された「Apple Arcade」で、私が注目したのは全てのゲームに「広告表示」や「追加課金」がないとわざわざ書かれていること、そして「100以上の新作タイトル」が準備されているということでした。

 これまでのゲームというのは、「どうやって消費者にお金を払ってもらうのか」というビジネスモデルに縛られてきました。例えば、ゲームセンターのゲームだったら「100円をたくさん入れてもらう」ためにプレイヤーをゲームオーバーに追い込む難易度曲線になっていたし、そこから対戦格闘ゲームという文化が生まれたりもしました。ゲーム機用の買い切りのゲームだったら「中古対策」としてプレイ時間がどんどん延びていったし、最近ではオンライン経由でモードが追加されたりもするようになりました。スマホ用の基本無料ゲームだと「課金してもらう」最適解として、キャラ集めのためにガチャを回すゲームが右へ倣えで現れては消え現れては消え……


 「有料会員はゲーム遊び放題」と言っても、そういった既存のビジネスモデルに縛られたゲームがただ遊び放題になるだけだったら、単なるお金の節約にしかなりません。もちろんお金は大事ですが、“ゲームが変わる”ワケではないんですね。
 「Apple Arcade」は、そういった既存のビジネスモデルに縛られたゲームではない、「遊び放題ならではのゲーム」を100本以上揃えると言っていることに私は期待しているのです。

 ゲームセンターのゲームのように「100円をたくさん入れてもらう」難易度ではなく。
 買い切りのゲームのように「中古対策」として、やたらとクリアまでが長いワケでもなく。
 スマホ用の基本無料ゲームのように「課金してもらう」ためにガチャでキャラを集めるゲームばかりにもならない――――

 今までのビジネスモデルでは生まれてこなかったようなゲームが出てくるのではないかと期待しています。開発者のコメントを見ても、「今のゲーム業界とは正反対の方向」「Apple Arcadeがなければ人の目に触れることなかった」ようなゲームが作れていると話されていますからね(観ただけだとそこまで斬新なゲームなのかは分かりませんでしたが)(『Overland』とか他の機種で出ているものもあったし)。



 まぁ、もちろん……「Apple Arcade」にゲームを出す開発者&メーカーがどのように利益を得るのかが分からないので、「ユーザーが遊んだ総プレイ時間が大きければAppleからの報酬が上がる」みたいなシステムだったらやっぱりクリアまでに長い時間がかかるゲームばかりになるだろうし、「1秒でも遊ばれたら報酬になる」みたいなシステムだったら『○○1章』『○○2章』『○○3章』『○○4章』みたいに1つのゲームを分割するとこも現れるだろうし。

 今の段階では「この世界のどこかにはユートピアがあるはず」みたいな願望でしかないんですけど、期待していなければ期待は応えられないので、期待するだけ期待しておこうと思います。




 せっかくなので、さっきチラッと書いた“これまでのゲームは「どうやって消費者にお金を払ってもらうのか」というビジネスモデルに縛られてきた”という話をまとめておこうと思います。

◇ 1回のプレイごとにお金を払うビジネスモデル
 例>ゲームセンターのゲームなど

 1プレイ100円などでゲームを始めることが出来て、ゲームオーバーになったらそこで終了です。コンティニューするには更にお金を投入しなくてはなりません。
 古くからあるゲームセンターなどのビジネスモデルですが、家庭用のゲームでも「基本無料」の波が来た際に『鉄拳 レボリューション』がこの形式を発展させたような手法を取りました。いわゆる「スタミナ制」は、これの亜種と言えると思います(待ち時間を我慢できない人はお金を払ってプレイできる)。

プレイヤーにとってのメリットは、少額で1プレイが遊べるので「ちょっと遊んでみようかな」というハードルが低いこと。ゲームセンターの場合は、専用のゲーム機や高性能なPC・スマホなどがなくても最新のゲームが遊べること。
× プレイヤーにとってのデメリットは、「100円でずっと遊ばれたら困る」というメーカーの思惑ゆえにゲームオーバーに追い込む高難度が普通だったり、対戦格闘ゲームのように短い時間で「負けた方がゲームオーバーになる」システムが出来上がったり、ある程度ゲームが上手くないとすぐにゲームが終わってしまうことです。

 格闘ゲームが隆盛を極めた1990年代に『UFOキャッチャー』や『プリント倶楽部』が人気になったのも、「どうせ100円を払うのなら形に残るものを」という「すぐに100円が融ける」ブームの裏返しだったんじゃないかと今なら思えますね。



◇ ゲームソフトを「買う」ビジネスモデル
 例>古くからある家庭用ゲーム機のゲームソフトなど

 ゲーム屋さんに行って何千円もするゲームソフトを買って、家に帰って何万円もするゲーム機に差し込んで遊ぶ、いわゆる「買い切り」のゲームのことです。時代が変わってゲーム機がPCになったりスマホになったり、ゲーム屋さんではなく自宅からダウンロード購入できるようになったりもしましたが、ソフトを買うというビジネスモデルは一緒ですね。

 ゲームセンターのゲームとちがって「100円を搾り取る」必要はないので、難易度を上げることもなくなる……と思ったら、ファミコン時代なんかだと「ゲームセンターでやりこんだ人が自宅で更にやりこむ」ことを考えて更に難易度が上がるものもありました(笑)。
 よくファミコン時代のアクションゲームを「難しくて○○すらクリア出来なかった!自分にはアクションゲームは向いていない」と言う人がいるんですけど、ファミコン時代のゲームは半分くらい「ゲームセンターのゲームの文化」を引き継いでいるので、基本的には「100円を搾り取るためにガンガンゲームオーバーに追い込んでやる」って難易度のものが多いんです。現在主流の「ゲームオーバーがなく延々とリトライできるアクションゲーム」とは思想が全然違うので、ファミコン以降はアクションゲームをやっていないという人は最近のアクションゲームを遊ぶと驚くと思いますよ。


 閑話休題。
 とは言え、「買い切りのゲーム」は「買い切りのゲーム」で問題を抱えていて、パッケージソフトは何千円もするから買うのにハードルが高いし、それ故に「クリアしたらすぐに中古屋に売る」とか「中古屋で安く売るようになってから買う」という人も多くなっていきました。
 メーカーも「中古に売られない対策」として、クリアまでの時間を引き延ばしたり、1人用とは別の対戦モードを付けたり、最近ではオンラインで発売後しばらく経ってからモードやストーリーを追加したり、それがまた有料DLCだったり……ゴテゴテと色んなものをくっつけて小回りが効かなくなっている感はします。

 『ポケモン』とか、DS以降の『どうぶつの森』とか、PSP以降の『モンハン』とか、コミュニケーションツールとして確立されると「みんなが遊んでいる間は中古に売れない」と究極の中古対策として機能したと思うんですが。新作が出るなどして「みんなが遊ぶのを辞めた」途端に中古に売られまくるので、最終的に福袋常連になるという因果応報。


プレイヤーにとってのメリットは、(基本的には)最初にお金を払って買っちゃえばその後ずっと遊べる安心感があるということですね。それ故に、「しっかりとお金をかけて作りこんだゲーム」は、なんだかんだこのビジネスモデルが一番向いている気がします。
× プレイヤーにとってのデメリットは、単価が高いので「ちょっと買ってみよう」のハードルが高いことと、「中古対策」としてプレイ時間を引き延ばすゲームが多いこと。

 ゲームソフトがダウンロード販売されるようになって「数百円~千円前後のゲームが出るようになった」「しかも、中古に売ることができないからプレイ時間をやたらと引き延ばす必要がないぞ!」となるかと思いきや、『Firewatch』のSteamでの返金騒動のように「クリアまでの時間が短い」という理由で返金を申請するユーザーが出てくるなど、ダウンロードゲームも「クリアまでの時間を引き延ばさなくてはならないのか」という問題に直面しているという。

 こういう人達が「クリアまでの時間を引き延ばせ」とか言うから、1本あたりのプレイ時間が延びて、俺の積みゲーが一向になくならないんだぞ!こんちくしょう!



◇ 月額いくらで課金すれば遊び放題
 例>MMORPGとか、今回のApple Arcadeなど

 イメージしやすいのは多分『ドラクエ10』辺りですかね。
 パッケージとしても買わなくてはいけませんが、更に月額いくらを課金しないと遊べないオンライン専用ゲームです。以前は『モンハン』とかも「オンラインは月額課金が必要」だったりしましたが、最近は月額課金のゲームって減りましたよね。『ドラクエ10』発売時も「どうして月額課金なんだ、基本無料のアイテム課金にしろ」という人も多かったですが、ビジネスとして成功したのを見るとやっぱり「ドラクエくらいのブランド力があれば月額課金でしっかり回る」ということなんでしょうね。

プレイヤーとしてのメリットは、月額さえ払っていればその月は何十時間遊んでも構わないこと。(運営がちゃんと続けば)どんどんコンテンツが増えて、延々と遊び続けられること。
× プレイヤーとしてのデメリットは、そんなに遊ぶ時間がない人でも同じ額だけ課金しなくてはならないので時間のない人には損に思えること。「終わらないゲーム」ゆえに、例えば「年末年始に50時間かけて一気にクリアしよう」とかが出来ないことがありますね。


 私は積みゲーが215本あって「サクッとクリアしてすぐ次のゲームに移りたい」と思っているので、長いゲームとか終わらないゲームにはあまり手を出したくないんですけど……人によっては「お気に入りのゲームを見つけたら、その1本だけをずっと遊んでいたい」という好みもあるでしょうし、ここはメリット/デメリットというよりは「好みの差」だとは思いますね。

(関連記事:あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?


 Apple Arcadeはビジネスモデルとしては一番この形式に似ていて、『ドラクエ10』が1つのゲームの中のコンテンツをどんどん増やしていったのに対して、Apple Arcadeはゲームの数自体がどんどん増えていくんじゃないかと思われます(Amazonプライムビデオみたいに、時間が経つと対象から外れるゲームも出てくるかもですが)。

 「短めのゲームを片っ端から遊びたい」宇宙飛行士タイプの自分にとっては、そこが一番ワクワクするところですね。



◇ 基本無料のアイテム課金
 例>現在主流の「キャラ集めRPG」など

 現在の日本で主流になっている「基本無料で始められてガチャを回してキャラを集めて育成してチーム編成をしていくゲーム」はこれですね。
 かつては「課金することでゲームが有利になるアイテムが手に入る」という殴り合う札束の厚さで勝敗が決するものが主流でしたが、『パズドラ』辺りからか「無課金でも何回かはガチャが回せる」「課金すればした分だけガチャが回せる」ものが主流になっていきましたね。無課金でも遊べるけど、目当てのキャラ・強いキャラ・期間限定のキャラなどを入手するためにガチャを回したい!→ でも、もう魔法石がないから課金するかー!みたいな。

 日本では「ガチャでキャラを集めるゲーム」が最適解とされて、それ以外の方法を模索してもあまり上手くいかないと言われていて、その結果「ガチャでキャラを集めるゲーム」ばかりになってしまっているのですが……「ガチャでキャラを集めるゲーム」の好き嫌いは置いといて、出てくるゲーム全部似たようなものばかりなのは市場として危機的状況だと思います。
 海外製のゲームだと、例えば『フォートナイト バトルロイヤル』のように同じように「基本無料のゲーム」であっても、課金しても手に入るのは「見た目」や「踊り」だけだったり、「実績」のようなものを達成すると色々なものがもらえる「シーズンパス」だったり、ガチャではない課金モデルが日々考えられているんですよね。「バトルロイヤル」というジャンルなら確かにこれはよく出来ているなーと思います。

 ただまぁ、いずれにせよ「基本無料のアイテム課金のゲーム」はオンライン経由の運営型のゲームになるので、基本的には「終わらないゲーム」ですから「さっさとクリアして次に行きたい」宇宙飛行士タイプの自分には合わないんですよねぇ。逆に、1本のゲームを延々と遊びたい天文学者タイプの人にとっては、「サービス終了すると永遠に遊べなくなる」のがキツイでしょう。


プレイヤーのメリットは、無料で始められるので最初のハードルが低いこと。多人数で遊ぶオンラインゲームなどは人が集まりやすいことなんかがありますね。
× プレイヤーとしてのデメリットは、結局はオンラインゲームなので「売れている間はずっと終わらない」し、「売れなくなって終わったら一生遊べなくなる」ことですね。



◇ 広告モデル型の基本無料ゲーム
 例>小規模のスマホ用ゲームなど

 あまり話題になることはないのだけど、スマホ用の無料ゲームの全部が「ガチャ」なワケではなく、広告が表示されることで基本無料を実現しているものも結構多いです。

 「無料で遊べて課金要素もないなんて最高じゃん!」と思うかも知れませんが、それも罠で……というか、「基本無料のゲーム」全般的に言えることなんですが。
 「ガチャ」タイプのゲームだったらプレイヤーに「ガチャ」を回させよう、課金させようとするために、無課金では厳しい難易度にしたり、とにかくステージ数を多くしたりするように。
 「広告」タイプのゲームも、ステージとステージの間に広告が出るゲームだったら「ステージ数が多くて似たようなステージばかり」とか、動画広告を見るとヒントやアイテムがもらえるゲームだったら「ヒントやアイテムがないとどうにもならない難易度」とか……ゲームセンターのゲームが「プレイヤーから100円を搾り取るゲーム」ばかりになっていったのと同じように、「プレイヤーにとにかく広告を見せるゲーム」が多いと私は思います。民放のテレビ番組で、「答えはCMの後!」と引っ張られるみたいなカンジ。

プレイヤーのメリットはさっきと一緒で、無料で始められるので最初のハードルが低いこと。
× プレイヤーとしてのデメリットは、「広告をたくさん見せる」ためにプレイ時間が引き延ばされたり、高難度になったり……「買い切りのゲーム」に対する不満とほぼ同じになってしまいますね。






 ということで、ですね……
 今までのゲームって、そのビジネスモデルの特性上ちゃんと儲けるためには「難しいゲーム」になるか「長いゲーム」になる傾向があったんですね。
 インディーゲームは比較的「ビジネスモデルなんざ知らねえよ!俺は俺の作りたいものを作るんだ!」という精神が強くて、日本で言うインディーゲームの先駆けと言われる飯野賢治さんの『Dの食卓』なんて2時間で終わるゲーム(色んな意味で)だったりするのですが……その結果、中古に山ほど流れて、プレステ版発売時の確執が起こるという。

 Steamなどのダウンロード販売ならそうしたインディーゲームの「作りたいものを作るんだ!」が実現できるように思えたのですが、先の『Firewatch』の返金騒動のように消費者側が「これだけのお金を払ったからにはこれくらいの時間は遊ばせてくれなければ困る」という意識を持っているのも否定できないので……ダウンロード専用の「買い切り」のゲームであっても、「難しいゲーム」や「長いゲーム」になっている傾向はあるんですね。


 でも、「有料会員はゲーム遊び放題」が普通になれば、1本のゲームあたりの「定価」が分からなくなりますからその辺の意識も薄まりそうですし。「作りたいものを作るんだ!」というインディー精神を最も実現できる場所になるんじゃないかと期待しています。飯野さん、もうちょっと長く生きていたらなぁ……300万人が遊ぶRPGだって出せたかも知れないのに。

| ゲーム雑記 | 17:57 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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2019年の春開始オリジナルアニメのストーリー展開を、第1話すら観る前から予想しておく

 まずはこの記事をお読みください。

 エヴァンゲリヲンを見たことがないので知ってることを書きつつ未視聴考察もするそれるログより)

 『エヴァンゲリオン』を観たことがないそれるすしさんが、断片的な知識だけで『エヴァンゲリオン』がどんなアニメなのかを考察するという記事です。当然のことながら全然当たっていないんですけど、ところどころ核心部分にかすっていたり、「どうしてそんな勘違いが起こった?」という悪魔合体が起こっていたり、奇跡の記事だと思います。『エヴァンゲリオン』観たことある人は必読です。

 皮肉じゃなくて私、本当に「みんなが知っているものを自分だけが知らない」というのが最高のエンターテイメントになると思っていて……ゲーム実況で挑戦する作品に、「なるべくメジャーだけど私は遊んだことのないもの」を選んでいるのはそういう理由だったりするんですね。要は、『刑事コロンボ』とか『古畑』みたいな「視聴者だけは犯人を知っている=登場人物は犯人を知らない」的なアレです。


 なので、「ミリしら」とかもやってみたいとずっと思っていたり、それこそそれるすしさんみたいな記事も書きたいと思っていたりするのですが……「みんなが知っているものを自分だけが知らない」という作品で、かつ「断片的な知識はある」というものがなかなか思い当たらないんですね。
 それるすしさんの記事を読んでも分かるように、「断片的に知っている」からこそ面白くなるワケで(「ミリしら」も本当に1ミリも知らないとあんまり面白くならないと思う)。

 「やまなしさん、私の大好きな○○で『ミリしら』やってみてくださいよー」みたいな作品があればリクエストくれないかなぁ……なんて思っているんですけど、それとは別にちょっと新しい企画を考えてみました。



 これから始まるオリジナルアニメを、1話も観ない内に考察しておくのはどうだろうか?

 今の段階では(スタッフを除けば)どんな話になるのか世界中の誰も知りません。
 しかし、放送が終わるであろう3ヶ月後や6ヶ月後には、みんな「どんな話になったのか」が分かるのです。

 つまり、3ヶ月後か6ヶ月後にこの記事を読み直せば「みんなが知っているものを自分だけが知らない作品を考察している記事」になるんですね!誰にでも出来るし、公式サイトなどからの情報はあるワケですから第1話前の断片的な知識も手に入れることが出来ます。



【ルール】
・第1話を観る前に書く
・公式サイトや公式インタビューなどの情報を元に最終話までの展開を予想する
・あくまで「ロジカルに予想することを楽しむ」「それが外れたら外れたで面白い」ものなので、「当たってないじゃないか!」とか怒り出す人は読まなくてイイです
・逆に「最終話まで予想がピタリと当たっているじゃないか!これはネタバレだ!」と怒られても困るので、そういう人は最終話を観てからこの記事を読むことを推奨します

・私以外にも、こういう予想記事を書く人が出てきたら嬉しいですけど、全然違う予想をしたからと言って「オマエの予想は間違っている!」みたいに他の人の予想をディスるのはやめましょう






◇ 『キャロル&チューズデイ』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ
イベントレポート記事


<情報>
 フジテレビ系列の『+Ultra』枠での放送で、2クールの予定です。
 BONES20周年+フライングドッグ10周年記念作品で、『カウボーイビバップ』や『坂道のアポロン』の渡辺信一郎監督が「ライフワークとして、いつか音楽もののアニメはやらなければならない」と原作&総監督を務めていて、キャラクター原案は窪之内英策さんが抜擢されました。

 人類が火星に移り住んで50年、AIによって文化が作られるような時代に、主人公達は「人間の力で」作曲してミュージシャンになろうとしている―――という設定だそうです。


---ここから予想---

◇ キャロル
 主人公の一人で、黒人の血が入っているのでしょう主要人物の中で一人だけ肌の色がちがうキャラです。ストリート系のファッションに身を包み、働きながらミュージシャンを目指しているとのこと。主要人物のリストに家族がいない&出身地が地球なことから、家族と既に死別しているか離別している苦労人だと思われます。

 恐らくこの作品は「貧しい境遇に生まれたキャロル」と「裕福な家庭に育ったチューズデイ」の2人が出会って始まるガールミーツガールの物語でしょう。
 W主人公制を活かすのなら、「キャロルとチューズデイがずっとイチャイチャする」パターンか、「キャロルとチューズデイが後半バラバラの道を進むことになって、でも最後なんだかんだ元鞘に収まってどうのこうの」パターンのどちらかだと思うのだけど……「AIで作った音楽」か「人の手で作った音楽」かというテーマがある以上、後半2人がバラバラの道に進むパターンだと予想します。

 スタート地点からのギャップを考えると、キャロルが「AI」サイドに進んで大成功→VIPになる、チューズデイが「人」サイドを貫いて上手くいかずに貧しい生活(でも、キャロルと一緒だった頃に学んだ生活力で乗り切る)に分かれた方が面白そう。物語としては、大金持ちになってどんどん調子に乗っていく中盤~終盤あたりのキャロルが見せ場です。


◇ チューズデイ
 もう一人の主人公で、金髪・碧眼・白人のお嬢様。
 母親は大統領選に立候補するのではと噂される政治家で、兄もその後継者と言われるイケメン青年なのに、チューズデイはミュージシャンになりたいと家を出てキャロルと出会うという。

 「世間知らずのお嬢様が、ストリートで働く同い年の少女との出会いで変わる」という流れを見ると、恐らくキャロル以上にチューズデイの方が「人と人が出会うことで生まれる音楽」に執着して、没落していくと思われます。
 そして、数年後となる後半……母か兄が火星大統領になるかならないかというタイミングで、貧民街で暮らすチューズデイの存在がスキャンダルになるのだけど、最終的にチューズデイの奏でる音楽が火星の人々を救って「あぁ!チューズデイ、音楽はこんなに素晴らしいんだね。政治家にはならなかったけどキミは自慢の妹だよ」とお兄ちゃんが謝罪する最終回で視聴者が号泣するにちがいないめでたしめでたし。

 ってなカンジに、最後は「火星全土」みたいな政治の話になっていくと思われますし、「ディストピア」っぽい要素も入ってくるのかも。AIによって支配されていたのは文化だけじゃなくて政治もだったんだー!みたいな。それを最後に和解したキャロルとチューズデイの石破ラブラブ天驚拳で全部ふっとばして、人は「人が作った音楽」によって導かれるんだみたいなエンディングで〆

 最初はお嬢様だったキャラが貧民街に染まってどんどん汚れていくってのはエロイですよね!


◇ ガス
 CV.大塚明夫さんのオッサンキャラ。
 昔は音楽業界の名プロデューサーだったのに、AI全盛の時代において不要な存在になって失職、アル中になっていたところをキャロルとチューズデイに出会って「夢よ再び」と立ち上がると思われます。2クールのうちの前半1クールは多分、この人が主役クラスに活躍します。

 でも、中盤で死ぬ。
 地球時代の恨みを買って刺されるとか、なんかそんなカンジの「過去は変えられねえんだ」みたいな名言を残して、最後キャロルとチューズデイに看取られたまま死んでしまい→ それでキャロルとチューズデイはバラバラの道を進むと思われます。頼れるオッサンは、若者が壁にぶち当たる展開を描くためには邪魔ですからね!(酷)

 最終回ロディかタオあたりが、オッサンの墓標に大好きなウォッカをかけるシーンに私は3回泣きそう。もう泣きそう。まだ死んでいないどころか第1話も始まっていないのに、最終回のそのシーンを想像してもう泣きそう。


◇ アンジェラ
 厳しいステージママに育てられ、既に歌手デビューが決まっているライバル。
 「既に歌手デビューが決まっている」ことから、「AI」サイドのいけ好かないヤツだと序盤は描かれる……のだが、彼女は彼女なりに背負っているものがあることに気付いたキャロル達とは、互いに認め合う存在になると思われます。

 キャロルとチューズデイが仲違いをしてバラバラの道に進んだ後も、アンジェラは貧民街のチューズデイのところを訪れて仲良くするため「アン×キャロだと思っていたがアン×チュだったのか!」と百合界隈がザワザワする。多分「偉大な母を持ったチューズデイ」と「厳しいステージママに育てられた自分」を重ね合わせたためだろうとか、なんかそんなカンジに盛り上がる。
 最終的にはキャロルとチューズデイが仲直りしてしまうが、アンジェラはアンジェラで自分のブランドショップ経営に大成功して、最終話で忙しそうな姿が描かれたところで終わる。


◇ タオ
 「AI」サイドのプロデューサーとして、前半はアンジェラをプロデュース、後半はキャロルをプロデュースする。前半は得体の知れないヤツという描かれ方だったが、後半は実は壮絶な過去があったんだ―――と15分くらい使って描かれて、多分ガスあたりとの因縁が明かされる。
 ガスの息子がタオ、というのはベタすぎるので……ガスにプロデュースされていたミュージシャンの息子あたりだと予想します。そのためガスのことを激しく嫌悪しているのだが、ガスの死後に心境が変わって、最終的に「アイツ(ガス)の言う通り、AIだけじゃなく人の力も必要だったということか……」とキャロルとチューズデイの演奏を聴きながらガスのことを思い返すシーンは涙なくして観られません。


◇ スペンサー
 チューズデイのお兄ちゃん。
 CV.が櫻井孝宏さんなので、火星の実権を握ろうと色々と画策しそう。そして失敗しそう。「ものすごくよく考えていそうなキャラなのに、何も考えていなかった」ことが判明して、視聴者全員ずっこけることになりそう。





◇ 『さらざんまい』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ
イベントレポート


<情報>
 フジテレビ系列の「ノイタミナ」枠で放送で、1クールだと思われます。
 『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』の幾原邦彦監督の最新作です。

 浅草を舞台に、3人の男子中学生がカッパに変身させられて「元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい」と言われるところから始まるそうです。PVなんかを見ても「つながり」というのがテーマの作品みたいですが……

---ここから予想---

◇ 矢逆 一稀
 3人いる男子中学生の主人公の1人。
 PVで「あの子とつながれなくなるのは絶対にイヤだ!」というセリフがあるので、好きな女の子がいるっぽい。多分、ご当地アイドル:吾妻サラのことで、恋愛感情というよりは「ファン」というか「追っかけ」みたいなカンジかなと思われます。

 「つながり」がテーマの作品なのだけど、「つながるPV」の方で「どうして僕は誰ともつながれないんだろう」と言っていることを考えると―――サラとはつながれない、仲間なんていない、人間不信にハマっていくタイプの主人公になりそう。
 PVで象徴的に描かれている段ボールは「通販で頼んだもの」=「欲望」のアイコンで、人よりも「欲望」が大きい一稀がカッパに選ばれたとかそんなカンジ。多分、作品全体に「何でもワンクリックで手に入ってしまう世の中への痛烈な批判」みたいなのが込められていて、「ほしいものほど手に入らないのが現実なんだ」みたいなとかで葛藤するの。

 終盤は一稀の能力によって人々が欲望にまみれて暴走するように世界を書き換えてしまうのだけど、悠と燕太によって「人は人とつながることで欲望を制御できるんだ!」と言われて、なんか収まってめでたしめでたし。

 最後、「結局あの激動の日々は何だったのだろう……」と、高校生になった一稀が振り返るモノローグで最終話が終わるのです。



◇ 久慈 悠
 3人いる男子中学生の主人公の1人で、転校生。
 「つながるPV」の方で、「この町では消えたものは忘れられる」「俺はつながりなんて信じない」と言っているので、「つながり」を否定している重い過去を抱えたキャラクターだと思われます。

 一緒に暮らしていない兄がヤバイ仕事をしていることから、かつては浅草に一家で暮らしていたのだけど、人に騙されて店が潰されたとかでこの町を離れることになった―――けど、いなくなった兄がこの町に戻ってきたから、兄を追って悠も戻ってきたとかでしょう。ひょっとしたら「店が潰された」あたりに、「段ボール=欲望」のメタファーが絡んでくるのかも。Amazonのせいで客が来なくなった、みたいな(笑)。

 「俺はつながりなんて信じない」と言っている主人公が最後までそれで終わるワケがないので、多分サラ辺りとの出会いで色んな価値観が変わって、最終的に一稀を助ける展開になるんじゃないかと思います。「誰ともつながれない」と言っていた一稀に、「俺達はつながっていたじゃないか!」と叫ぶ、みたいな。

 一方、兄貴とは再会できずに、兄貴は悠の知らないところで殺されて死にます。
 一稀が起こした行動がめぐりめぐって、バタフライエフェクト的なカンジでなんかの巻き添えでついでのように殺されるのだけど……悠はそれを知らないというのが、視聴者としては切なくてつらくなるパターンかなと。



◇ 陣内 燕太
 3人いる男子中学生の主人公の1人。
 一稀とはかつて一緒にサッカーをやっていて、「俺達にはちょっとやそっとでは切れないつながりがあるんだよ」とか言っちゃっているので――――3人の主人公は「誰ともつながれない1人目」「つながりを信じない2人目」「つながりを妄信している3人目」とスタンスがバラバラなんですね。

 サッカーというのは「パスでつながる競技」なので、つながりのメタファーとして「サッカーを辞めた一稀」と「サッカーを続けている燕太」の対比になっていると思われます。ということは、燕太も多分途中でサッカーを辞める展開になりそう。そして最終話のエピローグでやっぱりサッカー再開してそう。
 「つながりが信じられなくなったときもあったけど、やっぱり俺はつながりを信じている!」とかなんか言いそう。でも、一稀とは別のコンビを見つけてソイツと仲良くしてそう。多分3人の中で一番のリア充になるけど、一番存在感がなくて視聴者があまり覚えていないみたいになりそう。



◇ 吾妻 サラ
 主要登場人物唯一の女性キャラ。
 浅草のご当地アイドルらしいのだけど、恐らく誰かの幼馴染とか同級生とかそんなカンジの子じゃないかと思われます。多分、一稀の幼馴染(でも今は疎遠になってただの一ファンになっている)で、悠とはたまたま出会って仲良くなる、みたいなカンジ。それが一稀の「誰ともつながれない」を加速させて、まさかあんな悲劇が起ころうとは!

 アイドルの姿と普段の姿は結構ちがっていて、普段の姿の方が「地味可愛い」と視聴者達からは言われる。こういうキャラは「二面性」があってこそだと思うので、中盤以降には普段の姿の方で出番がかなりあって、ストーリーを大きく動かすと思われます。闇の組織とも通じていて、悠の兄とも知り合いだとかそんなカンジのこともありそう。悠の兄のことが実は好きで、たまたま出会った悠に兄の面影を見たりしそう。超しそう。

 「サラ」という名前から「カッパと何か関係があるのでは?」と考察されるも、大して関係ないというオチと見た!




◇ ケッピ
 3人をカッパに変えてしまった張本人。
 その目的は謎のままストーリーが進むのだが、最後まで見ても「何が目的だったんだ…?」とイマイチ分からないまま終わってしまう人もいるとかいないとか。多分、個人の欲望を解放することで人類を新たな領域へと導くのがどーのこーのなんだけど、最終的に主人公達には「欲望が全てではない!」と否定されて終わる。つまり、コイツが真のラスボス。

 多分メタファー的には「Amazonの手先」的な立ち位置で、Amazonに実家を潰されたであろう悠は終盤そのことに気付いて「あの野郎ぜってえ許さねえ!」的に怒って、ゾンビ達と共闘関係に入るんじゃないかと思われます。



◇ 新星 玲央&阿久津 真武
 交番のおまわりさん。
 ケッピは最初「ゾンビの尻子玉を持ってこい」と3人の主人公に命令するのだけど、そのゾンビがこの2人だと思われます。顔色が悪いし。

 基本的にはこの作品は「欲望を解放したいカッパ」vs.「欲望を吸収したいゾンビ」の対決で進むのだけど、単純な善悪ではなく、「欲望を解放されたことで救われた人」「欲望を吸収されたことで救われた人」の両方を描いて、主人公達3人それぞれに考えさせていく展開なのでしょう。そして、3人の意見が分かれて、バラバラになり、なんやかんやあって最終的に3人が力を合わせる。さっきの作品と同じこと書いている気がする(笑)。

 このおまわりさん2人はどっちかというと「狂言回し」のポジションで、ストーリーには大きく関与せず、最終話まで生き延びるものと思われます。ゾンビだけど。というか、本当にゾンビが人気だなぁ最近!





◇ 『Fairy gone フェアリーゴーン』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ


<情報>
 P.A.WORKSによるオリジナルアニメ。
 シリーズ構成&脚本に『灰と幻想のグリムガル』の十文字青先生を抜擢し、あらすじを読んだだけで漢字の多さでギャーーーと逃げ出したくなるダークファンタジーだそうです。これはアニメを観てからじゃないと用語がワケ分からなさそうですわ。

 妖精が動物に憑依することで「不思議な力」を宿し、その動物の臓器を摘出して人間に移植することで、妖精を分身として出現させることが出来る「妖精兵」を生み出すことが出来るそうです。
 しかし、戦争が終わると「妖精兵」は用済みになってしまったため、一部の人は政府に入るものの、テロリストやマフィアになるものも少なくありませんでした。主人公は「政府」側の機関に所属して、妖精兵を取り締まるという話みたいです。


---ここから予想---

◇ マーリヤ・ノエル
 ↑の説明、むっちゃ分かりづらいと思うんですけど……
 まぁ、要はスタンド使いですよね。この世界ではスタンド使いになるためには「弓と矢」ではなく「臓器移植手術」が必要だという。

 そんな中、この主人公ちゃんは「臓器移植手術」ではなく「直接憑依された」ために妖精の力が使える稀有な存在なのだとか。能力は「超高熱で相手を灰にする」という死体遺棄にめっちゃ便利なヤツ。PVを見たところ、事情も分からず妖精を使っていたところ「機関(ドロテア)」に誘われて一員になるみたいですね。

 物語の序盤は「機関(ドロテア)」の一員として犯罪者を取り締まっているのだけど、9年前の戦争で生き別れた幼馴染のヴェロニカが暗殺者になっていたことから、戦争を引き起こした「政府」や「妖精兵」そのものに対して疑問を持つようになる。『天狼』では弟と兄だったけど、こっちは女の子2人で百合っぽいのかと思いきや、そういうサービス精神がP.A.にあると思ったら大間違いだ!

 多分「妖精兵」を人為的に生み出すためには人体実験的ななんかそういうやべーやつをやってた過去が明らかになって、マーリヤはそれ以前から妖精の力を使えた一族の数少ない生き残り的なヤツ。
 物語の終盤そのことを知ったマーリヤは「機関(ドロテア)」を離れるも、ヴェロニカの暗殺を止めようと奔走。「アイツらマジで許せねえけどだからといって復讐は良くない!」みたいなことを言って止めるも、復讐のターゲットだったレイ・ドーンやマルコ・ベルウッドは瓦礫か何かで潰されて結局は死ぬ。手を下さずにアイツ死んで良かったね、悪いことはやっぱり出来ねえよなーめでたしめでたし。

 最後、再開したヴェロニカと2人で旅に出る最終話。
 「私達はもっと世界を知らなくちゃいけない」とかなんとか言って終わるのだけど、そのラストだと『天狼』と被ってない?


◇ ヴェロニカ・ソーン
 物語の裏主人公。
 人との出会いに恵まれてなんだかんだリア充やってるマーリヤちゃんとちがって、こちらは戦争中に故郷は焼かれるわ、暗殺者になるわ、手を組んでいる男のCV.が子安武人だったわで大変なことになる。能力は、ナイフで切りつけた後に体内にスタンドを侵入させて殺す能力―――って、あんまり強くなくない?

 CV.子安武人のダミアン・カルメは「黒の妖精書」を集めていて、妖精省&機関(ドロテア)から狙われる身になる。ヴェロニカは故郷の村を焼いたレイ・ドーンを殺すことだけを考えて生きていたが、そのために「黒の妖精書」が必要だったため[なんでかは知らん]ダミアンと協力関係になる。そこで機関の一員としてやってきたマーリヤと戦う羽目になる。

 多分「故郷の森が焼かれた」理由が、「妖精兵」を生み出す方法とつながっていて―――ヴェロニカもマーリヤ同様に「移植手術」をせずに妖精を使える一族なんだろうと思います。
 「政府&妖精省&機関(ドロテア)」側の正義を覆すも、マーリヤに「それでも私達は自分の中の正義を捨てちゃいけない」とかなんかそんなカンジのことを言われて、最後の復讐を思いとどまる。でも、ヴェロニカ今まで散々人を殺しておいて、一番の親玉だけ殺さないのおかしくない?と視聴者から総ツッコミを受ける。

 まぁ、そんなカンジで「政府側のマーリヤ」「暗殺者のヴェロニカ」がそれぞれ、別の道から「戦争と妖精兵の真実」にたどりついて、最終的に志を一つにするみたいな話なんだろうと思います。もっと絵柄が媚びたものだったら百合アニメとして楽しめたのになー(今言うこと?)


◇ フリー・アンダーバー
 マーリヤちゃんの「機関(ドロテア)」の上司。
 9年前の戦争で活躍するも、兄貴分だったジェット・グレイブが自分をかばって死んだことで心に深い傷を残すことになる。親友だったウルフランがテロリストになっていたことにも心を痛めるが、特に何もできない。基本的にこの人は状況に流されるだけで、自分で考えて行動は起こさない。でも、なんか「過去を背負った格好イイ大人」っぽいことを言って、マーリヤちゃんを導いたっぽい雰囲気になる。おのれ、マーリヤちゃん騙されるな!キミは百合の道を進むんだ!

 物語の後半、マーリヤちゃんが「機関(ドロテア)」から離れて追われる身になるも、フリーは最後の最後でマーリヤちゃんを逃がす。んで、なんか「若者はこれからの時代を背負うんだ」みたいなことを言って含蓄があるっぽい雰囲気を漂わせるが、単に何も考えていないだけだったりする。

 その後、フリーはフリーで「政府」に対して色々と行動を起こして、諸悪の根源たるレイ・ドーンとマルコ・ベルウッドを失脚させることになり、最終話でマーリヤちゃん達を助けて「フリーさん!ありがとう!」みたいに言われるのだけど、そこでも多分何も考えずに雰囲気に流されているだけっぽい。


 最後、「機関(ドロテア)」という形は変わるも、人々の平和を守ることは変わらない役職に就いていて、旅に出るマーリヤちゃん達のことを「生きてりゃまた会えるさ」みたいなことを雰囲気だけで言う。


◇ ウルフラン・ロウ
 テロリストなのかマフィアなのかよく分からない人。
 元々はフリーとともに戦った凄腕の兵士だったのだけど、戦争で妻子を失ったことでテロリストになる。恐らくこの「死んだ子供」は娘なため、ヴェロニカやマーリヤちゃんを娘とダブらせて助けてしまうキャラでしょう。物語の序盤は、一人で「政府」と戦うヴェロニカを助け、後半は「機関(ドロテア)」を抜けたマーリヤちゃんを助けてくれる。フリーとちがってコイツはむっちゃ格好イイ。CV.が細谷佳正さんだし。

 ただし、物語の終盤「助からない病」であることが発覚して、戦うたびに吐血して、最終的に死ぬ。
 病であることはマーリヤちゃんは気づいたが、ヴェロニカには隠している。妖精省との最終決戦に向かう2人を見送ったあと、なんかすげえ巨大な妖精みたいなヤツと戦い、ボロボロになったところ、最後の最後でフリーと再会。フリーが「最後の最後でアイツらを守ってくれたんだな」とか分かったようなことを言ってウルフランは死ぬんだけど、視聴者的には「オマエ何もわかってねえだろ!」とツッコミを入れたくてたまらない。


◇ ネイン・アウラー
 「機関(ドロテア)」で一番偉い人。
 戦争の英雄:七騎士の一人で、めっちゃ強い。

 物語の前半は「しっかりした上司」だけど、中盤にマーリヤちゃんが「機関(ドロテア)」を抜けようとすると敵になる。むちゃくちゃ強いので本来なら勝ち目がないのだけど、ネインさんの「敵を凍結させる」能力とマーリヤちゃんの「超高熱」能力の相性が良くて奇跡的に適温になって逃げ切れる。
 見せ場はそこまでで、終盤は視聴者が観ていないところでなんか色々と暗躍してレイ・ドーン達を失脚させることになる。頼れる上司は、何をしているか分からないものなのだ。ネイン達「機関(ドロテア)」のメンバーはエピローグでは台詞なく、元気に働いている絵が映るだけで終わる。めでたしめでたし。


◇ レイ・ドーン
 諸悪の根源。
 妖精を操れる一族であるマーリヤちゃんとヴェロニカの故郷を燃やして、「妖精兵」を生み出すシステムで国を牛耳ろうとした。だが、自身の能力は「金属を錆びさせる」能力って地味……!

 「コイツにはコイツの正義がある」とかじゃなくて、100%純粋な悪役として描かれるので「ヴェロニカ、殺してしまえ!」と視聴者は思うのだけど、最後マーリヤちゃんが「そんなクソ野郎を殺しても何にもならない!」みたいなことを上品な言葉で言ってヴェロニカが思いとどまるので良かったね。その後に瓦礫が落っこちてきて死ぬけど。





◇ 『RobiHachi(ロビハチ)』
公式サイト
キャラクター紹介
あらすじ


<情報>
 『銀魂』などの監督で知られる高松信司さんによるオリジナルアニメ。

 地球人が宇宙人に出会い、「惑星から惑星へと旅する」科学技術を手に入れた時代が舞台のSFアニメです。借金取りに追われたフリーのルポライター:ロビーが、借金取りのバイトをしているハッチとともに宇宙を旅していくロードムービーみたいです。


---ここから予想---

◇ ロビー・ヤージ
 このアニメ、スタートが「NEO TOKYO」で目指す先が銀河の彼方にある「イセカンダル」ということで……恐らく「江戸」から「伊勢神宮」を目指した『東海道中膝栗毛』をモチーフにした話だと思われます。

 ロビー・ヤージのモチーフは「弥次さん喜多さん」の弥次郎兵衛の方。
 裕福な家庭に生まれて、教養があるという設定も、それっぽいですし。何より名前がそのまんまだ(笑)。

 ということで、「江戸」から「伊勢」までの間をモチーフにした様々な惑星に立ち寄り、そこで色んなハプニングを巻き起こすという話になると思います。『東海道中膝栗毛』は「伊勢」の後「京都」「大阪」まで行って、帰りは別ルートで帰ってくるんだったと思うのですが……アニメでは「イセカンダル」の後、「大阪」まで行って終わりかな。
 シリアスな話にも持っていけそうな設定ではありますが、モチーフがモチーフなだけあって、最後までパロディ満載のコメディとして走るんじゃないかと思います。

 最終話、地球に戻ってきたロビーは変わらずに借金取りに追われて逃げ回るラストだと予想します。



◇ ハッチ・キタ
 W主人公の若い方。
 名前はまんま喜多八なのだけど、設定はあまり踏襲されていませんね。

 好奇心旺盛な若者なので、冷静なようでなんだかんだトラブルを生むのはハチの方だったりします。ロビーとちがって「何か面白いこと」を探している年頃なので、最終話までに将来の夢的なものを探すのだけど、ロビー同様に地球に戻ってきても以前と変わらない生活をしていそう。ヒットした場合のことを考えて、続編が作り放題だ!

 ちなみに『東海道中膝栗毛』の2人は元々はBL設定なんですってね。
 まぁ、コメディなんで「何でもあり」と色んな要素を詰め込んでいるのだと思いますが。



◇ ヤン
 借金を抱えて逃げたロビーを追う高利貸し。
 ロビーのことを追って宇宙の旅にまで出るのは、実はヤンがロビーの両親と知り合いで実家に引き戻すため―――みたいな事情がある(ロビーはそれを知らない)。

 この作品は「やりたいことを探すロビー&ハッチ」と「現実を突きつけるヤン」という構図とも言えて、終盤ロビーの両親がどうのこうのみたいな話にもなるのだが、最終的にはガハハで終わる。多分マトモにストーリーを予想しても意味のないタイプのアニメじゃないかなと思います、コメディだし。






 以上、春開始のオリジナルアニメは4本でした。

 今日の記事、自分で読み返しても「何が書いてあるんだこれは……」とワケが分かりません。
 まだ第1話も放送されていないのに、「最終話を思い出して3回くらい泣いた」とか書いてあるし……


 でもまぁ、この記事は実際にアニメを最終話まで観た後に「答え合わせ」として観返すと面白いんじゃないかと思いますし、ワケの分からない記事になっちゃったけど気にせずにアップします。小学生が「10年後のぼくへ」という手紙を出すようなものですよ!

 ただ、問題が一つあって……私自身は、この4本のオリジナルアニメを全部観る予定ではないんですね。『キャロル&チューズデイ』と『さらざんまい』は一応1話は観る予定ですが、最終話まで追いかけられるか分かりませんし。『Fairy gone フェアリーゴーン』は裏番組と被っているし。『RobiHachi(ロビハチ)』は最初から観る予定ではないし。

 だから「答え合わせ」が出来るかは分からないのです!



 また、この企画は「オリジナルアニメはどうしても注目度が低くなってしまうから盛り上げる方法を考えたい」という裏の狙いがあったのですが……私自身、もう「最終話まで観て3回泣いた気分になってしまった」ため、もうお腹いっぱいになってしまいました(笑)。

 まーた1話から観なきゃいけないのかよーと、1回も観たことがないのに思ってしまったり。この企画、やっぱり失敗だったんじゃないのか!?



 ということで……夏アニメの時にもやるかどうかは、この記事の評判次第で考えます。


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【告知】3月23日(土)20時頃~春開始アニメの原作(スマホ向け)ゲームを実況します

【お知らせ】3月23日(土曜日)20時頃~Mixerで2019年の春開始アニメの原作(スマホ向け)ゲームを紹介がてら冒頭だけ遊ぶ実況配信を行います


配信ページは多分こちら。

 新企画です!
 アニメ全作品紹介の時、いつも「スマホ向けゲームが原作のアニメ」を紹介するときだけ“私も視聴者も誰もプレイしたことがない”ために盛り下がってしまっていたので―――事前に私が遊んでみる配信をすることにしました!

 今回プレイするのは、この4本です。
・『けだまのゴンじろーフィットエンドラン ミニ』
・『八月のシンデレラナイン』
・『猫のニャッホ ~ニャ・ミゼラブル~』
・『消滅都市0.』


 悩んでいましたが、このためにミラーリングソフトを買いました。
 もう後には退けない……この企画が不評だったとしても、元を取るためにiPadからの配信を定期的にやらねばならなくなってしまった。何か面白そうな企画はありませんかね?


【現在、登録されている効果音コマンド】
・888888
・あはははははは!
・おおおおおお
・おめでとうございます
・お金が足りないよ
・がんばりましょう
・すごいすごい
・ひらめいた
・ファンファーレ
・ブザー
・ブブー
・ブラボー
・ホイッスル
・黄色い声
・歓声
・残念でした
・心臓
・誰か助けて
・ドッカーン
・万歳
・アウト!
・あとちょっとだったね!
・あれれ、もう終わっちゃうの
・えー…
・えーっ?
・きゃああーー!
・デデン!
・はじめまして

【Mixerの絵文字の一部を押しても効果音が鳴るようにしました】
:ゾンビ
:チキン
:ネコ
:犬
:スイッチ
レギー(←暴発しそうだったら元に戻します)


 生配信中にGoogleチャットでこれらの文字をコメントで打つと特殊効果音が鳴ります。効果音は無料効果音で遊ぼう!さんや効果音ラボさんで配布されているものを使わせてもらっています。

【生配信中で盛り上がった音声を再生できるようにしました】
・ウォーミングアップにはちょうどいいぜ(『NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!』より)
・ちょっと…大きくなったね(『巨人のドシン』より)
・なかなか…大きくなったね(『巨人のドシン』より)
・10年早いんだよ(『バーチャファイター』より)



 この記事はアニメの原作(スマホ向け)ゲーム紹介用の記事です。
 生配信の告知や、動画のログの格納などに、使いまわしていきます。

≫ 「続きを読む」

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クラウドゲームが普及したら、ぼくらのゲームライフはどう変わるのだろう?

 3月19日、GDC2019にてGoogleが「クラウドゲームについての発表をするのでは?」と以前から噂されていましたが、Googleがクラウドゲームについての発表をしました!予想通りすぎて逆に驚く!



 速報:Googleのゲームサービス『STADIA』発表。YouTubeのゲーム動画から即プレイ開始Engadget 日本版より)
 Google、ゲーム機不要の新ゲームプラットフォーム「STADIA」発表! 2019年サービス開始へねとらぼより)

 プラットフォーム名は「STADIA」で、2019年以内にまずはアメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパでサービス開始予定だそうです。「日本が入っていない」ことよりも「イギリスとヨーロッパって別扱いなんだ……」ということに驚いてしまいました。まだEU離脱していないのに!


 クラウドゲームって何ぞや?という人もいるでしょうから、噛み砕いて説明をすると……
 今までのゲームは、ゲーム機だろうがPCだろうがスマホだろうが、基本的には私達の手元に「ハード」と「ソフト」があってその機械が内部でガチャガチャと色んな計算をしてゲームを成り立たせてくれていたんですね。当たり前なことを当たり前に書きますが、Nintendo Switchのゲームを遊ぶためにはNintendo Switchの本体とゲームソフトを持っていないといけなかったのです(ダウンロード版でも一緒のことね)。

 しかし、クラウドゲームというのはインターネット回線の向こう側に「超高性能なハード」と「多種多様なソフト」があるので、私達の手元にはインターネット回線につながる端末さえあれば、インターネットの向こうでガチャガチャと色んな計算をしてゲームを成り立たせてくれるんです。任天堂がこの手のサービスに参戦するのはもうしばらく後だと思うので「※イメージ映像です」とみなさんの脳内に注釈をつけて欲しいのですが、インターネット回線の向こうにNintendo Switchの本体とゲームソフトがあるので、インターネットにさえつながっていればPCやスマホからでも『Splatoon2』が遊べるようになる――――みたいなことです。


 イメージ的には、NETFLIXの「映像」とかAmazonの「電子書籍(キンドル)」は、PCでもスマホでもタブレットでも観られるし、何なら対応のゲーム機とかテレビでも観られるよ―――みたいなカンジで。インターネットにつながるありとあらゆる端末で最先端のゲームが遊べるようになる、というのがクラウドゲームなのです。

 当然、「映像」におけるNETFLIXとか、「電子書籍」におけるAmazonのように、どこの会社もクラウドゲームの覇権を獲りたいと思っていますから……今回のGoogleだけでなく、MicrosoftとかAmazonとかもクラウドゲーム参入が噂されていますね。任天堂とかセガとかソニーが争っていた「ゲーム機の覇権争い」は終わりを迎えて、これから先は「クラウドゲームのプラットフォーム争い」に切り替わっていくのかも知れません。



 さて、この「クラウドゲーム」……
 当然のことながら「インターネット回線がつながっていないとダメ」でしょうし、「回線の速度によってラグが発生してしまうのでは」という疑惑がありますし、1/60秒が重要な2Dアクションゲームなんかは厳しいんじゃないのかとか、「ゲームソフトがインターネットの向こうにしかないと何かの都合で配信停止になると一生遊べなくなっちゃうのでは」といった不安も多いのですが。
 そういう「クラウドゲームのデメリット」はこれまでに散々語られてきたことなんで、今日は「じゃあ、僕達プレイヤーにとってどんなメリットがあるの?」を考えていきたいと思います。

 最近、暗い話題ばかりでしたからね。
 少しでも明るく楽しい未来を想像したいなと思います!


 「明るくて楽しい妄想なんて書くんじゃない!ちゃんとシビアな現実と向きあえ!」とお怒りの人は、別にこのブログは読まなくてイイです。PCなりスマホなりを叩き壊して、鏡でもずっと見ててください。



1.全てのゲームが「全機種マルチ」「クロスプレイ可能」になる
 実際に既にクラウドゲームの開発をしている人のインタビューを読んでみましょう。
 『ファンタシースターオンライン2 クラウド』『バイオハザード7 レジデント イービル クラウドバージョン』、そして『アサシン クリード オデッセイ クラウドバージョン』と……Nintendo Switchで遊べるクラウドゲームを開発した株式会社ユビタスの人のインタビューです。

 Nintendo Switchユーザー必読! 『アサシン クリード オデッセイ クラウドバージョン』の気になるアレコレを訊いてみたファミ通.comより)

<以下、引用>
――クラウドで遊べるタイトルが増えてきていますが、クラウドゲームにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

オザン「まず、『アサシン クリード オデッセイ』のようなリッチなコンテンツをポーティング(移植)するには、やはり時間もコストもかかります。また、ポーティングでPC版と同じ体験を提供するのは難しい場合もあります。
 そういった点を踏まえて、ユーザーさまにできるだけハイエンドに近い体験を楽しんでいただけるようにするには、クラウドゲームはいい選択肢のひとつでしょう。また、やはり大作になるほどデータが重くなり、アップデートをするにしても長時間かかることもありますよね。クラウドゲームはアップデートをサーバー側で行うので、時間も手間も少なくなります。本作を遊ぶにはまず44MBのランチャーソフトを無料でダウンロードする必要はありますが、それ以降、ユーザーはつねに最新の状態でゲームを遊べます。」

美土路「デベロッパーの立場から見ても、PC版のビルドがあればいろいろなプラットフォームでタイトルを発売できる点は、大きなメリットになると思います。また、ポーティングにかかる期間を短縮して、皆様の手元にできるだけ早くゲームをお届けできるのも、クラウドゲームのいい点だと思います。」

</ここまで>
※ 改行・強調など、一部引用者が手を加えました

 今までのゲームは、例えば『Dの食卓』だったらまずは3DOで作って、そこから数ヶ月間かけてセガサターンに移植して、そこから更に数ヶ月間かけてプレイステーションに移植して―――と移植作業にものすごい労力と時間(費用)がかかっていたんですね。最近では比較的どのハードにも移植しやすいような設計にしてあると言われていますが、それでも労力はかかりますし、そのコストに見合わないと判断された場合は「この機種とこの機種には出すが、こっちには出さない」みたいに“見捨てられる機種”も出てきました。

 しかし、クラウドゲームならインターネットの向こうにある一機種分を作れば、こちらのハードが何であっても遊べるのです。
 今までのゲームは、Steam版作って、PS4に移植して、XboxOneに移植して、Nintendo Switchに移植して、iOSでも出して、Andoriodでも出して……という作業が必要だったのが。クラウドゲームなら、Steam版を作れば、PCはもちろんPS4でもXboxOneでもNintendo SwitchでもiOSでもAndoriodでも遊べる―――というイメージです。もちろんあくまでイメージですけどね。


 「ふむ……でも、それって開発者が楽できるってだけで、プレイヤーにとってのメリットじゃないよね」と思った人もいるかも知れません。しかし、開発者が楽を出来るということはプレイヤーにもメリットなのです。特に開発規模が小さいようなインディーゲームにとっては、その数ヶ月間の移植作業でも命がけでしょうからね。


 例えば、Nintendo Switchのダウンロード専用ソフトに『バトルスポーツ めく~る』というゲームがあります。このゲーム、オンライン対戦がムチャクチャ盛り上がるんですけど、ただし野良ではまず誰ともマッチングしないという致命的な欠点があります。
 Nintendo Switchでしか出ていないゲームで、しかもNintendo Switchの初期に発売したことによって、買った人が少ないし、遊んでいる人も少ないので、オンライン対戦でマッチングしなかったんですね。

 でも、例えば『Ultimate Chicken Horse』なんかは、PCでもPS4でもXboxOneでもNintendo Switchでも発売していて、PC版とPS4版、PC版とNintendo Switch版は機種がちがっていても一緒にオンライン対戦が出来るのです。なので、こちらは野良でも全然オンラインで遊べるんですね。


 これから先のオンラインゲームは「対戦相手の確保」が重要で、そのためには「全機種マルチで遊べる」「機種が異なっていても遊べるクロスプレイができる」ことがトレンドになっていくと思われます。『フォートナイト』みたいに100人で集まって遊ぶバトルロイヤルゲームは、そうなりつつありもんね。

 クラウドゲームは先に書いたように、こちらの端末がPCだろうがスマホだろうがゲーム機だろうが、インターネットの向こうにある機種一つ分を開発すればどの端末からでも遊べるサービスです。つまり、クラウドゲームは最初から「全機種マルチで遊べる」「機種が異なっていても遊べるクロスプレイができる」んですね。


 プレイヤーにとっては「オンラインゲームの対戦相手が見つからない」ということが減るし、開発者にとっては「様々な機種への移植作業」を行わなくて良くなるし、どちらにとっても幸せな未来しかありません!

 というのは、クラウドゲームのプラットフォームが一つしかなかった場合の話であって……今回のGoogleだけでなく、MicrosoftやAmazonもクラウドゲームのプラットフォーム争いに参戦することが予想されます。
 映像コンテンツでもこの番組はNETFLIXでしか観られない、この番組はAmazonプライムビデオでしか観られない―――みたいなことが起こっているワケですから。クラウドゲームも、『○○』を遊ぶためにはGoogleと月いくらで契約して、『××』を遊びたい時はMicrosoftと月いくらで契約して、『△△』を遊びたい時はAmazonと月いくらで契約しなくちゃいけない―――みたいなことになりそうではあります。そうなっちゃったら結局、今までのゲーム機のシェア争いと変わらなくない?



2.ゲーム実況との抜群の相性
 クラウドゲームのプラットフォーム争いに名前が出てきているGoogle、Microsoft、Amazon……この3つの企業は、どれも「動画配信サービス」を持っているんですね。Googleは言うまでもなくYouTube、Microsoftは我らがMixer、Amazonは世界一のゲーム実況プラットフォームと言われるTwitch。

 これは偶然ではなく、「クラウドゲーム」と「ゲーム実況」ってむっちゃ相性イイと思うんですね。


 今現在の「ゲーム実況」って、手元にあるゲーム機だったりPCだったりでゲームを起動して、その画面をPCに映して、その画面をインターネット回線を通してニコニコとかYouTubeとかMixerとかTwitchとかが処理して、それを視聴者のみんなに届けているってカンジです。そのため、最初のところの「手元にあるPC」が重要で、ここのスペックが低いと解像度やフレームレートを落とさないとマトモな配信にならなくなってしまうのです。
 しかし、「クラウドゲーム」と「ゲーム実況」が融合すれば、インターネットの向こう側にある超高性能マシーン君が「実況者にはゲーム画面とゲームプレイの権限を」「視聴者にはゲーム画面だけを」表示するように出来ると思うんですね。つまり、20万円も出してハイスペックなパソコンを買わなくても、誰でも高画質で高音質なゲーム実況が可能になると思われます。

 これ……マジでニコニコが死にません?


 また、今回のGoogleの発表にあった「Crowd Play」機能というものを使えば、YouTubeで生配信を観ている視聴者がゲームに参加できるそうです。
 例えば私も生配信で『Splatoon』とか『スマブラ』のオンライン対戦を遊んでいて、フレンドの人がそこに合流して一緒にワイワイ遊ぶこともあるのですが……当たり前ですが、今までのゲームだったら「Nintendo Switchとソフトを持っている人」しか合流できませんでした。しかし、クラウドゲームなら「ハードとソフト」はインターネットの向こう側にあるので、「一緒に遊ぶボタン」一つで手持ちの端末から気軽に参加できるようになるという。「全機種マルチで遊べる」「機種が異なっていても遊べるクロスプレイができる」という前項で書いたことがここに活きてくるのです。

 こういうサービスがあるということは、ソフトは「買い切り」ではなくて「有料会員は遊び放題」みたいな形になるんですかね?


 これを応用すれば……
 「既にあるゲーム」をクラウドで遊んだ場合を考えるんじゃなくて、「クラウドゲームならではのゲーム」を考えると、実況者だけでなく視聴者も操作できるゲームとかが一般的になっていくかも知れませんね。『完全爆弾解除マニュアル:Keep Talking and Nobody Explodes』みたいなゲームで、実況者と視聴者が役割を分担するとかね。

 ボードゲームとかクイズゲームとかも、視聴者が参加できたら楽しそう。



 また、これは別に「ゲーム実況」に限った話ではないんだけど……
 「ゲームデータとセーブデータがクラウドにある」ことを活かして、現在のプレイ状況を「まるごとバックアップ」してそれを他の人に遊んでもらえるという機能もGoogleは発表していました。任天堂が『ファミコンOnline』で「いきなり最終面から始まるデータ」とかを配信していますけど、あれが誰にでも出来るってカンジですね。
 ゲーム実況でよくある「観ているだけなら簡単そうなのに、なんでクリア出来ないんだろう?」→「じゃあテメエがやってみろよ!」が実現されるんですね!あんまり嬉しくないな!(笑)

 PS4のシェアプレイとか、Nintendo Switchの『ファミコンOnline』みたいに、インターネット越しに「ここクリア出来ないんで、誰か代わりにクリアしてください!」が出来るとも言えるし、ゲーム実況に限った機能ではありませんがゲーム実況と相性の良さそうな機能です。
 というか、クラウドゲームだと「対戦プレイはオフラインのみ、オンライン対戦はありません」というゲームはなくなるのかなぁ。パーティゲームとかはどうなるんだろう。



 とまぁ……クラウドゲームって「オンラインゲーム」とか「ゲーム実況」とかとの相性が抜群すぎて、逆に言うと「一人用のゲーム」を「一人で遊んでいる人」にとってはあまり恩恵がないのかも知れません。そういう意味では、今回のGoogleの発表に対する反応も「すげえ!」という人もいれば「別に…」という人もいるのは分からなくもない。




3.新しい端末をもう買わなくて良くなる
 ゲーム機は大体5~6年周期で新しい機種が発売されて、その後に出るソフトを遊びたければ新しいゲーム機を買わなくてはいけないものでした。スマホとかパソコンも同様で、ゲームのスペックが上がっていくことで「2年前に買った俺のスマホじゃ動かない~~!」みたいなことも頻繁に起こります。

 しかし、クラウドゲームはインターネットの向こう側のスーパーハイスペックマシーン君がガチャガチャ動いてくれるだけなので、私達の手元の端末は古いものでもOKなのです。昨年末に奮発してハイスペックパソコンを買った私はとりあえず泣いてイイ?


 ということで、こちら側の端末は「映像が映るモニター」と「操作を入力するコントローラ」くらいの意味しかありませんから、改造とかチートのしようがなくなるんですね。オンラインゲームのネックとなる「1人ズルをしているプレイヤーがいるとみんなが迷惑をする」ことがなくなるのです。
 まぁ、これはクラウドゲーム専用のオンラインゲームが出てきたらという話であって、初期は恐らく「ゲーム機とクラウドゲームで同じソフトが発売される」だけでしょうからまだまだチートを絶滅させるのは先の話でしょうが。



 直近で「ゲームの遊び方が変わる」のはむしろこっち。
 クラウドゲームは「インターネットにつながる端末ならば何でも遊べる」ので、自宅の無線LANがつながる範囲内なら家中の端末で同じゲームを遊ぶことが出来ます。Nintendo Switchが「テレビにつないだら据置ゲーム機」「本体を取り出したら携帯ゲーム機」になったように、クラウドゲームなら「リビングのテレビで遊んだ続きを」「家族がテレビを使いたいと言うから自室のPCで遊んで」「寝る前はベッドの横に置いてあるタブレット端末で遊ぶ」みたいなことが出来るのです。

 「スマホでも同じゲームが遊べるって言ったって、携帯ゲーム機感覚で無線LANにつながっていない外でも遊ぼうとすると通信量がバカ高くならない?」と思うかも知れませんが、そう思うのは恐らくアメリカに比べて日本では無料のWi-Fiスポットが少ないからであって、日本が今回サービス開始国から外れた要因の一つじゃないかと思われます。

 海外は無料でWi-Fiにつなぎ放題?日本と海外のフリーWi-Fi事情



 しかし、たかだか7年前は「据置ゲーム機の画質がWii Uゲームパッドに映る」だけですげえって言われていたのに、ものすごく急速に時代は移り変わりますし、Wii Uがやりたかった体験はNintendo Switchはもちろんクラウドゲームにも通じるものがあるんですよねぇ。「場所を選ばないでゲームプレイを継続できる」というもの。

 ふむ、ちょっと思ったんですが……「端末に縛られないクラウドゲーム」なら同時に2つの端末に画面を映すことも可能なんでしょうか。Wii Uの二画面を活かしたゲームみたいなことがクラウドゲームで再現できる?? 『ニンテンドーランド2』を作ろう!


 また、ゲームソフトというのは「ハードで実現できるもの」という制約に縛られていましたし、ゲームを動かすハードというのは「一般層に普及する価格帯で発売できるもの」という制約に縛られていました。
 今回のGoogleの発表だと、ただでさえインターネット回線の向こうにあるのは超ハイスペックマシーンなのに、それを複数使うことでなんちゃかんちゃらでトンでもないゲームだって出来るんだぜベイベーみたいなことも言われていました。つまり、私達一人一人ではとてもじゃないけど高くて買えないようなスペックのマシーンでしか実現できないゲームを遊ぶことも出来るのです。

 ゲームセンターの筐体はむっちゃ高額でとてもじゃないけど個人では買えないけど、それをみんなで交代に100円を入れて遊ぶゲームセンターという場があるから遊ぶことが出来る―――みたいなことを全世界のスケールで出来るってことですよね。

 正直「これ以上ゲーム機のスペックが上がってもどんなゲームが新たに実現できるのかなんて想像がつかない」と思っているのに、ゲーム機では実現できないようなスペックのマシーン数台分を使わないと実現できないゲームなんて、もはや何が何だか分かりませんね。






【とてもよく分かる三行まとめ】
・オンライン対戦の相手が見つからない、ということが減る
・ゲーム実況がしやすくなって、更に一緒に遊びやすくなる
・いろんな端末で最新ゲームが遊べるようになる!


 まずはGoogleが未来を提示してきたけど、MicrosoftやAmazonはどう出ますかね。
 日本人からすると「日本でのサービスがいつ始まるのか」はもちろん、「日本の会社のゲームは参戦するのか」が気になりますよね。NETFLIXやAmazonプライムビデオが日本人向けコンテンツを独占配信しているように、どこかの会社の新作ゲームを囲いこんだりしているのかなーとか。


 クラウドゲームが普及したら当然「ゲーム機」なんてもう要らなくなってしまいますから、ソニーはプレステ5をどういう形にするのか、MicrosoftはXboxの次世代機を出すのか、任天堂はNintendo Switchの次を出すのか、その辺も気になるところです。
 「クラウドゲームなんてどうせ普及しないだろうから無視するぜ!」という選択肢だってもちろんあるでしょうしね。

 もし普及したとしても、NETFLIXやAmazonプライムビデオが普及してもまだDVDは売られているみたいなことで、「ゲーム機やゲームソフトを手元に持ちたい」層はいるだろうから、しばらくは両方を併用して「1人用のゲームは従来通りに販売する」「オンラインゲームはクラウドゲームになって手元からデータがなくなる」という形になるかなと予想はしていますが……
 この辺『ドラクエ』や『FF』などのJRPGで育った「ゲームは1人で遊ぶもの」という世代と、『モンハン』とか『マイクラ』で育った「ゲームはみんなで遊ぶもの」という世代では、受け入れ方がちがうかも知れませんね。さて、どうなることか……この記事は5年後くらいに読み返してみたい。


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2019年4月から始まる春アニメ全作品を三行ずつで紹介していきます!

※ 3月23日:『フリージ』の紹介と、「2期モノ・3期モノ」などのリストを最後に追記しました
※ 3月30日:『まほうのルミティア』の紹介を追加しました
※ 3月31日:『ラビッツ インベーション』の紹介を追加しました


 ハイハイ、3ヶ月に1度の全作品紹介記事が来ましたよー。
 「作品数が多くて大変!」と愚痴っていたら、前季の冬アニメあたりから作品数がガクッと落ちて、今季の春アニメも3月17日現在36作品と例年に比べてかなり少なくなりました。2018年の春アニメは59作品だったらしいですからね。そりゃ色々な憶測も言われますわ。

 ストーリーの続きから始まる「2期モノ」「3期モノ」と、本編を知っていることが前提じゃないかなぁと思われる「スピンオフもの」は省きました。『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』『幼女戦記』の4作品のキャラが出てくる『異世界かるてっと』や、『機動戦士ガンダム』の前日譚となる『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』も、原作を知っていることが前提の作品と考えて外しています。
 逆に、新たにストーリーを描き始める「リブートもの」や「リスタートもの」は予備知識なく観てもイイと考えて入れています。今季はそれらしいものはないんですが、強いて言えば『ULTRAMAN』ですかね。


・見所を紹介する文章は、全作品「三行ずつ」にします
・放送日のリストは、リンクを貼っておくのでそちらを見てください
・PVのスクショを載せているので、PVを観たい人はリンク先に飛んでください
・上から7番目までは「以前の7作品紹介する記事」と同じように選んでいます
・イメージが伝わるように原作本の画像を載せていたのを、以前はキンドル本と紙の本の両方の画像を載せていましたが、それを片方のみにします(キンドル本があればキンドル本を優先)




◇ 『ひとりぼっちの○○生活』
 <公式サイト女女女女女放送情報

原作から大好きな作品なのでプッシュ1枠目に。女子中学生が主人公の学園ものです
・超コミュ障で友達ゼロの主人公が「クラス全員と友達になる」ために奮闘していく物語!
・今季も芳文社アニメが不在なので、貴重な日常系アニメとしてブレイクして欲しい

『ひとりぼっちの○○生活』
『ひとりぼっちの○○生活』PV第1弾より引用>



◇ 『キャロル&チューズデイ』
 <公式サイト女女女男男放送情報
・『カウボーイビバップ』監督の渡辺信一郎さん原作のオリジナルアニメで、+Ultra枠です
・人類が火星に移り住んで50年という未来で、AIには出来ない音楽を作ろうとするアニメ
・PVのクオリティすごい。青春モノとしても、SFとしても、音楽アニメとしても楽しめそう

キャロル&チューズデイ
TVアニメ「キャロル&チューズデイ」PVより引用>



◇ 『さらざんまい』
 <公式サイト、男男男男男、放送情報は公式サイト参照>
・来季のノイタミナ枠。『ウテナ』や『ピンドラ』の幾原邦彦監督によるオリジナルアニメです
・浅草を舞台に、カッパに変えられてしまった男子中学生3人を主人公にした作品みたい
・PVを観たカンジ、まさに『輪るピングドラム』の監督の新作という印象で期待してしまう

さらざんまい2
さらざんまい本PVより引用>



◇ 『鬼滅の刃』
 <公式サイト、男女男男男、放送情報は公式サイト参照>

・原作は少年ジャンプで連載中の和風ダークファンタジーです。大正時代が舞台なのか
・家族を鬼に殺された復讐のため、“鬼狩り”の道を進む兄妹の物語だそうです
・制作がufotableなのでアクションが楽しみ。妹のCV.が鬼頭明里さんなのはまさか……

鬼滅の刃
TVアニメ「鬼滅の刃」第1弾PV 2019年4月放送開始より引用>



◇ 『MIX』
 <公式サイト男男女女男、放送情報は公式サイト参照>

・1981~86年に連載された高校野球漫画の金字塔『タッチ』の30年後を舞台にした作品
・ただし、あくまで舞台となる高校が同じなだけで、『タッチ』のキャラが出るワケではない
・「野球を知らん人でもラブコメとして読める野球漫画」が、今の時代でどう受けるんだろう

MIX.jpg
4月6日(土)スタート「MIX」放送スタート前 30秒PRスポットより引用>



◇ 『世話やきキツネの仙狐さん』
 <公式サイト女男女女女放送情報

・原作はWEBサイト「コミックNewtype」にて連載中の甘やかしコメディ漫画です
・ブラック企業に勤めて疲れ果てた主人公の元に、神使のキツネがお世話にやってくる
・『メイドラゴン』の男女バージョンか……ヒロインの見た目が幼女なの破壊力が高い

世話やきキツネの仙狐さん
TVアニメ「世話やきキツネの仙狐さん」PVより引用>



◇ 『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
 <公式サイト男女女女女放送情報

・7枠目はこちらにしました。元々は1996年に発売されたPC用のアダルトゲームです
・ADVのシナリオ分岐を「並列世界」と捉えた斬新かつ複雑なストーリーが評価されました
・「恋愛ゲーム」というより、『シュタインズゲート』なんかにつながる系譜なのかな

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」PV第2弾より引用>



◆ 『Fairy gone フェアリーゴーン』
 <公式サイト女男女男女放送情報
・P.A.WORKSによるオリジナルアニメで脚本は『灰と幻想のグリムガル』の十文字青先生
・妖精兵を兵器として使った戦争が終わった後、行き場を失った彼らを取り締まる機関の話
・P.A.のダークファンタジーは『天狼』が微妙だったので、過度な期待は出来ないけど…

Fairy gone フェアリーゴーン
TVアニメ『Fairy gone フェアリーゴーン』PVより引用>



◆ 『ULTRAMAN』
 <公式サイト男男男男女NETFLIX独占配信

・注目度で言えば第1ローテなんだけど、テレビ放送がないので第2ローテにしました
・原作は月刊ヒーローズに連載中の漫画で、『ウルトラマン』の40年後を舞台にした作品
・ハヤタ隊員の息子が、巨人になるではなくイデ隊員が開発した強化スーツを着て戦う!

ULTRAMAN.jpg
アニメ『ULTRAMAN』最新PV解禁! 2019年4月1日より、Netflixにて世界同時独占配信!より引用>



◆ 『八月のシンデレラナイン』
 <公式サイト、女女女女女、放送情報は公式サイト参照>
・2017年から始まったスマホ向けゲームが原作で、育成中心の野球ゲームです
・原作では男主人公が女子だけのチームを率いて甲子園を目指す話だったはず
・アニメでは男主人公は抹消されてるっぽい?野球版『ラブライブ!』になれるだろうか

八月のシンデレラナイン
TVアニメ「八月のシンデレラナイン」ティザーPVより引用>




◆ 『超可動ガール1/6』
 <公式サイト、女男女女男、放送情報は公式サイト参照>

・原作はコミックハイ!→月刊アクションで連載されたラブコメ漫画で、現在は続編が連載中
・ヲタク青年が愛したキャラのフィギュアを買ったら、動き出したので一緒に生活するという
・夫婦もののテンプレを「ただし嫁さんはフィギュア」という設定で描くのが特徴ですね

超可動ガール16 第1弾PV
超可動ガール1/6 第1弾PVより引用>



◆ 『この音とまれ!』
 <公式サイト男男女男男放送情報

・原作はジャンプスクエアで連載中の学園漫画で、箏曲部を舞台にした青春群像劇です
・アニメになる前からキャラクター達が演奏した楽曲がCDになってヒットしているという
・原作の先生が箏曲の一家で育ったので、箏に関するディティールは凄まじいらしい

この音とまれ!
【2019年4月放送開始】TVアニメ「この音とまれ!」ティザーPVより引用>



◆ 『四月一日さん家の』
 <公式サイト、女女女、放送情報は公式サイト参照>
・ときのそら、猿楽町双葉、響木アオという3人によるバーチャルYouTuberドラマ
・彼女らがそのまま出ているのではなく、彼女らが姉妹役を演じて日常を描いていくみたい
・「これはアニメか?」とは一瞬思ったけど、『てさぐれ』みたいなものだと思って入れました

四月一日さん家の
バーチャルYouTuberドラマ【四月一日さん家の】新番組告知より引用>



◆ 『フルーツバスケット』
 <公式サイト女男男男女放送情報

・原作は1998年~2006年に『花とゆめ』で連載された大人気少女漫画です
・2001年にアニメ化されているのだけど、今回のは原作の最初から最後までを描くみたい
・母親を亡くして独りぼっちになった少女が、とある一家に居候することになるのだが…

フルーツバスケット
TVアニメ「フルーツバスケット」ティザーPVより引用>




○ 『RobiHachi』
 <公式サイト男男男男男放送情報
・『銀魂』の高松信司監督によるオリジナルアニメ。宇宙を旅するSFものだそうです
・借金取りに追われるロビーと、取立人のバイトをしているハッチの2人が主人公
・宇宙を舞台に、借金取りとの追いかけっこを描くロードムービーってところかなぁ

RobiHachi.jpg
TVアニメ「RobiHachi」PVより引用>



○ 『ぼくたちは勉強ができない』
 <公式サイト男女女女女放送情報

・原作は少年ジャンプで連載中のラブコメ漫画で、主人公がヒロイン達を教育していく話
・というアニメを3ヶ月前も紹介したような気がするのだが、原作はこっちの方が先なのね
・こちらの場合「文系の天才なのに理系志望」といった、才能と夢のギャップが特徴かな

ぼくたちは勉強ができない
TVアニメ「ぼくたちは勉強ができない」第二弾PV ロングバージョンより引用>



○ 『みだらな青ちゃんは勉強ができない』
 <公式サイト女男男女男放送情報

・まさかの「勉強ができない」被り。原作の開始はこちらの方が先なんですね
・原作は少年マガジンエッジで連載していたラブコメ漫画で、現在はオトナ編が連載中です
・男を「性欲の塊」と妄想してしまうヒロインと、彼女に好意を抱くリア充少年の恋愛話

みだらな青ちゃんは勉強ができない
TVアニメ『みだらな青ちゃんは勉強ができない』第2弾PVより引用>



○ 『八十亀ちゃんかんさつにっき』
 <公式サイト女男女女放送情報

・元々は作者が息抜きでTwitterに投稿していたものが、ComicREXを経てアニメ化まで
・東京から愛知に引っ越してきた主人公の目線で名古屋を語る、流行のご当地ものですね
・放送時間を見るに7分か6分のショートアニメかな。あと、放送情報の文字小さすぎっ!

八十亀ちゃんかんさつにっき
【2019年春アニメ】八十亀ちゃんかんさつにっき【番宣CM30秒Ver.】より引用>




○ 『ノブナガ先生の幼な妻』
 <公式サイト、男女女女女、放送情報は公式サイト参照>

・原作は月刊アクションで連載中のラブコメ漫画で、教師を主人公としたハーレムもの
・織田信永という男のもとに、織田信長に縁のある少女が次々と現れるという話です
・主人公は、少女達の「信長に対する未練」を断ち切るために……みたいな話かな

ノブナガ先生の幼な妻
TVアニメ「ノブナガ先生の幼な妻」PVより引用>




○ 『女子かう生』
 <公式サイト、女女女、放送情報は公式サイト参照>

・原作はWEBコミックアクションにて連載中のサイレント漫画。恐らく5分アニメですね
・女子高生の日常を“セリフなしで表現”するのが原作なんですけど……声優さんいるんだ
・これ、ハイクオリティでアニメ化したら大化けする作品だと思うんだけど…5分なのかー

女子かう生
TVアニメ「女子かう生」PVより引用>



○ 『消滅都市』
 <公式サイト女男男男男放送情報

・原作は2014年から始まったスマホ向けゲームで、戦闘がランアクションなのが特徴的
・消滅してしまった都市で、主人公は消滅してしまった人のタマシイを呼び出せるという
・原作は何度かのバージョンアップで名前が変わっていて、その要素も含まれてるみたい

消滅都市
TVアニメ「消滅都市」 PV第1弾より引用>




★ 『川柳少女』
 <公式サイト女男女女女放送情報

・原作は少年マガジンで連載中の4コマ漫画で、川柳を題材にしたラブコメです
・口下手で自分の意思を川柳にして伝える少女と、ヤンキー少年の日常を描く
・アニメイズム枠の前半15分なのだけど、後半が『みだらな青ちゃん~』という落差よ

川柳少女
TVアニメ「川柳少女」第3弾PVより引用>



★ 『賢者の孫』
 <公式サイト男男女女男放送情報

・来季の『小説家になろう』出身&異世界転生&主人公最強枠
・現代日本で交通事故に合って死んだ主人公が、生まれ変わった世界で大活躍!
・現代の科学知識を持っているので、それを魔法に組み合わせて戦うのが特徴らしい

賢者の孫
TVアニメ『賢者の孫』 本PVより引用>



★ 『ジモトがジャパン』
 <公式サイト、男男男男女、放送情報は公式サイト参照>

・原作は少年ジャンプで連載中のギャグ漫画で、連載開始から半年でのまさかのアニメ化
・都道府県を題材にしたご当地もので、「各地域をディスらない」のが特徴なのだとか
・放送は『おはスタ』の中のコーナー「きゃらスタ」でのショートアニメになるみたい

ジモトがジャパン
アニメ「ジモトがジャパン」PV【2019年4月8日(月)放送スタート!】より引用>



★ 『群青のマグメル』
 <公式サイト男女女男放送情報

・原作は中国の雑誌&WEBサイト、日本のWEBサイト「ジャンプ+」で連載中の漫画です
・中国人の漫画家が、日本の冒険漫画に影響を受けて描いた冒険漫画なんだとか
・『ラディアン』もですが、「日本っぽい漫画を外国人が描く」作品も多くなってきましたね

群青のマグメル
TVアニメ「群青のマグメル」公式PVより引用>



★ 『爆丸バトルプラネット』
 <公式サイト男男女男男放送情報

・2006年頃に『爆丸』という玩具と、『爆丸バトルブローラーズ』というアニメがあり
・実は海外でむっちゃ人気で、リブートとなる今作も海外で先行して放送されたとか
・日本での販売もセガトイズ→タカラトミーに変わったので、これは売れそう!(失礼)

爆丸バトルプラネット
[新番組]4/1(月)放送開始!「爆丸バトルプラネット」PVより引用>



★ 『なんでここに先生が!?』
 <公式サイト、女男女男女、放送情報は公式サイト参照>

・原作はヤングマガジンで連載中のラブコメ漫画で、男子高校生×女教師の組み合わせ
・1巻ごとに主役となる組み合わせが変わるオムニバス作品なのが特徴です
・スクショの通りお色気アニメなのだけど、AT-Xでの放送は年齢制限ありバージョンだとか

なんでここに先生が
2019年4月放送スタート!TVアニメ「なんでここに先生が!?」PV第2弾より引用>



★ 『リラックマとカオルさん』
 <公式サイト、熊鳥熊女、NETFLIX独占配信
・サンエックスの人気キャラクター:リラックマ初のストップ・モーションアニメ
・カオルさんはリラックマの絵本などにシルエットだけで登場するキャラだったらしい
・リラックマの日常を描くアニメなんだから、これはネトフリのキラーコンテンツになりそう

リラックマとカオルさん
『リラックマとカオルさん』特別映像 - Netflix [HD]より引用>



☆ 『猫のニャッホ』
 <公式サイト、猫鼠猫猫猫、放送情報は公式サイト参照>
・原作はスマホ向けのスリーマッチパズル&アドベンチャーゲームです
・飼い主のいなくなった家を、猫が絵を売って守り続けるという重いストーリーが話題に
・猫達はゴッホやピカソなどレジェンド級の画家がモチーフで、擬人化ならぬ擬猫化?

※ PVはまだないみたい



☆ 『ベイブレードバースト ガチ』
 <公式サイト男男男男男、配信情報は公式サイト参照>

・タカラトミーの第3世代ベイブレードのアニメ4期で、YouTubeでの配信になります
・過去作とつながってはいるみたいですが、主人公達は一新されるのでリストに入れました
・テレビ放送ではなくなるのだけど、今のキッズ達には大して問題ないのかな

ベイブレードバースト ガチ
アニメ「ベイブレードバースト ガチ」4月5日配信スタート!より引用>



☆ 『真夜中のオカルト公務員』
 <公式サイト男男男男男放送情報

・原作は月刊Asuka→コミックNewTypeで連載中のファンタジー漫画です
・新宿区役所の職員になった主人公の仕事は、“人ならざるもの”との交流だった
・“人ならざるもの”を退治するのではなく、対話して問題を解決していくのが特徴みたい

真夜中のオカルト公務員
TVアニメーション「真夜中のオカルト公務員」PV第3弾より引用>



☆ 『けだまのゴンじろー』
 <公式サイト男男放送情報
・ソニーグループとコロコロコミックが共同で手がけた子供向けIPのメディアミックス作品
・漫画、アニメ、ゲームと展開していて、ゲームはスマホ向けランゲームらしい。ソニー?
・ストーリーは毛玉から生まれたキャラが色々と変身するものらしく、なかなか良さそう

けだまのゴンじろー
【アニメ映像解禁!!】『けだまのゴンじろー』アニメ ショートPV公開~!より引用>



☆ 『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』
 <公式サイト男男男男男放送情報
・原作……というか、DMM GAMESで事前登録受付中のゲームのアニメ版
・神仏を題材にした『刀剣乱舞』のようなもので、帝釈天や大日如来がキャラとして登場
・女性向けのこの手の作品、題材がマニアックすぎて元ネタ一つも分からないことが多い

なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-
TVアニメ『なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-』第1弾PVより引用>



☆ 『B ラッパーズ ストリート』
 <公式サイト、男男犬女男、放送情報は公式サイト参照>
・コロコロコミックでも漫画版がスタートするメディアミックス作品。おならとラップの融合だ!
・HIP HOPが浸透した世界で、宇宙人ラッパーからチキュウを守る旅に出る!
・自分でも何を書いているのかさっぱり分からないのだけど、これは子供に受けそう

Bラッパーズストリート
【オナラップ炸裂!】BラッパーズストリートPV第二弾超公開!!【いよいよ始ま るYO!】より引用>



☆ 『パウ・パトロール -PAW PATROL-』
 <公式サイト男男女男男放送情報
・元々は2013年からカナダなどで放送されている未就学児用の海外アニメです
・ポリスカーや消防車などを操れる6匹の犬が街のトラブルを解決していく!
・可愛い動物とカッコイイ乗り物!こりゃ世界中で大人気になるのも当然ですわ!

パウ・パトロール
【公式】アニメ『パウ・パトロール』番組紹介より引用>



■ 『洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~』
 <公式サイト女男女男放送情報
・今季のComicFesta枠、原作漫画はアダルト作品なので画像なしでスミマセン
・実家の銭湯で背中流し職人のアルバイトをしていたら、同じ学校の女子が次々に……
・って、ものすごい設定だなぁ!もちろんWEBだけの大人向け完全版もあります

洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~
【公式】TVアニメ「洗い屋さん!~俺とアイツが女湯で!?~」2019年4月放送スタート!【PV】より引用>



 以上、36本でした。

 NETFLIXなど「WEBだけで配信されるアニメ」も増えてきて、私は「アニメが好き」なだけなんでそれが「テレビアニメ」だろうが「WEBアニメ」だろうが構わないと思っているのですが……唯一困るのは、3ヶ月に1回のペースで改編期がやってくるテレビとちがって、WEBは新番組が始まる時期が必ずしも決まっていないんですね。

 なので、リストに入れなかった作品を言うと……『7SEEDS』は6月から(NETFLIX独占配信)、『みるタイツ』は5月から(ニコニコなどで配信)と……6月開始って春アニメなのか夏アニメなのか分からねえ!という事態になってしまったため。今回は「4月から始まるアニメ」という縛りにさせていただきました。


 ちなみに私が「とりあえず第1話だけでも観てみよう」とした作品は、2クール目に入る『どろろ』、3クール目に入る『ジョジョ5部』を除いて、リストには入れなかった「2期モノ」なども加えて放送開始順に……

・『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』
・『ひとりぼっちの○○生活』
・『MIX』
・『鬼滅の刃』
・『八月のシンデレラナイン』

・『超可動ガール1/6』
・『世話やきキツネの仙狐さん』
・『キャロル&チューズデイ』
・『さらざんまい』
・『進撃の巨人 Season3 Part2』

・『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』


 11作品かー。
 確かにいつもより少ない気はするのですが……実は、「裏番組が視聴確定しているために観られない作品」が結構あって。『Fairy gone フェアリーゴーン』は『進撃の巨人』の裏なので泣く泣く諦めて、『四月一日さん家の』と『フルーツバスケット』は『ジョジョ5部』の裏なので諦めて―――ということを考慮すると、いつもの季とあまり変わらないような気もしなくもないです。



 それはさておき、今回も「新アニメの見所とかみんなの注目作を語り合う雑談配信」をやります。
 前回の28作品でも時間を大幅にオーバーしたので、今回は3月の30日(土曜)、31日(日曜)の2日間を予定しています。それまでにPVが公開されたりする作品もあるかもなので、この記事の情報もアップデートしていくかも知れません。

 「やまなしさんは全然推していないけど私はこの作品に注目しています!」とか「やまなしさんの紹介だとちっとも魅力が伝わらないよ!その作品の見所はここだ!」みたいなのがあれば、この記事のコメント欄で推し作品のプレゼンテーションをしていただければそれを生配信中に紹介していきますよー。


 また、今回からの新しい試みとして「まだ始まっていないオリジナルアニメの最終回までの展開を、出ている情報だけでYOSOUするブログ記事」と、「スマホ向けゲームが原作のアニメは、アニメが始まる前に実況してみる配信」をやってみたいなと考えています。







-3月23日追記-

■ 『フリージ』
 <公式サイト女女女女男、放送情報は公式サイト参照>
・2005年からUAEで制作された3DCGアニメが、日本に初上陸です
・その内容は、「急成長するドバイについていけないオバチャン4人のドタバタコメディ」
・オイルマネーでどんな豪華なアニメを作っているんだと思ったら、意外な方向性だ……

フリージ
TV アニメ『フリージ』 国内放送決定!!より引用>



-3月30日追記-

■ 『まほうのルミティア』
 <公式サイト、女女女女女?、放送情報は公式サイト参照>
・食玩から生まれたバンダイの女のコ向け玩具が原作らしい。とてもキラキラしてる
・星の子たちが星を集めたりして日常を過ごしたりとか、なんかそんなカンジ
・放送は「おはスタ」内だけど、全話YouTubeで先行公開中だそうです。な、なんで!?

まほうのルミティア
まほうのルミティア ショートアニメーション 第1話(全10話)より引用>



-3月31日追記-

■ 『ラビッツ インベージョン』
 <公式サイト、?????、放送情報は公式サイト参照>
・マリオともコラボした仏の人気ゲームキャラのアニメ。海外では2013年~放送されてる
・昨年秋から「きんてれ」枠で放送されてたんだけど、深夜帯ではノーカット放送になるとか
・テレ東が日本での権利を持っているらしく、テレ東のアナウンサーが声優初挑戦!は?

ラビッツ インベージョン
『ラビッツ インベージョン』Season 1 エスカレーターラビッツより引用>




 更に余談。
 ふと気になったので、3637作品の「原作が何か」を集計してみることにしました。

【2019年4月開始アニメの内訳】

・漫画原作 19
 (WEB漫画 5)
・小説原作 1
 (WEB小説 1)
・ゲーム原作 4
 (スマホ向けアプリ 3)
・玩具とのタイアップ 2
・キャラクターとのタイアップ(?) 2
・メディアミックス作品 3
・原作なしオリジナルアニメ 4
・海外アニメ 12


 「WEB漫画・WEB小説」は初出がWEBかで判定しているため、Twitterから生まれた『八十亀ちゃんかんさつにっき』や、なろう出身の『賢者の孫』は入れていますが、連載が雑誌→ WEBへと切り替わった『真夜中のオカルト公務員』は入れていません。
 「キャラクターとのタイアップ(?)」はバーチャルYouTuberが出演する『四月一日さん家の』や、『リラックマとカオルさん』です。ストーリーは完全新作になるのでしょうが、出演者ありきだろうということでオリジナルアニメとは分けました。

 まぁ、あまり厳格な分類だとは思わないで欲しいです。余談なんで。
 気になるのは、「小説原作のアニメ」が1本しかないというところです。「なろう」に限らずライトノベルというジャンルは「アニメ予備軍」とも言いたくなるくらいアニメ化される作品が多いものと思っていましたが、来季はたった1本しかないんですね。


 試しに、ちょうど1年前のラインナップと比較してみましょうか。

【2018年4月開始アニメの内訳】

・漫画原作 25
 (WEB漫画 5)
・小説原作 7
 (WEB小説 2)
・ゲーム原作 7
 (スマホ向けアプリ 3)
・玩具とのタイアップ 1
・キャラクターとのタイアップ(?) 2
・リブートもの 4
・メディアミックス作品 4
・原作なしオリジナルアニメ 7
・海外アニメ 1


 こちらも分類は大目に見てください……
 『ルパン』『鬼太郎』『キューティーハニー』『メガロボクス』は元は漫画だろうけど別物と考えて「リブートもの」にしたけど、『キャプ翼』と『蒼天の拳』は「漫画原作」にしました。『ガンダムビルドダイバーズ』は「玩具とのタイアップ」でイイですよね?オリジナルアニメ7本はものすごく多い印象かも知れませんが、よく分からないショートアニメも入っての7本だと思ってください。

 来季のアニメと比較すると、やはり7本あった「小説原作のアニメ」が1本になっているというのがインパクト大ですね。しかも、昨年の7本は「ラノベ」「なろう出身の小説」「児童文学」「文学」「ケータイ小説」「大作SF小説」とジャンルが様々だったのですが、1年経って「なろう出身の小説」しか残っていなかったという。

 あと、これはどちらかというと「2018年4月開始アニメ」の特徴だと思うんですが、先に挙げたように昔の作品の「リブートもの」や「リスタートもの」が多かったんですね。それが来季は……強いて言えば『ULTRAMAN』くらいしかなくなったという。これも厳密に言えば、「リブート」とはちがう気がしますし。


 それと、そもそも「新作」の数だけ見ても意味がないところに……1年前には「新作」だった『アイカツフレンズ!』『キラッとプリ☆チャン』『ゲゲゲの鬼太郎』なんかはずっと人気のため、来季も(名前は変わったりしていますが)放送が継続されるんですね。「継続作品」が多ければ、それだけ「新作」の数は減るという。



 これ、ずっと定点観測していればもっと色んなことが分かったような気もするのですが……私が全作品をリストアップし始めたのは2018年の冬アニメからなので、まだこれが6回目だという。これを5年とか10年とか続けていれば面白いデータになりそうなんですけど、それまで続けているかなこのブログ。





-もっと余談。3月23日追記-
 データとして残しておいた方が面白いかもという意見があったので、これまではリスト化していなかった「2期モノ」「3期モノ」「スピンオフ作品」なども名前だけ載せておきます。放送が継続するアニメはデータに残すのは難しいことは御了承ください。


<タイトル変更(継続作品)>
・『アイカツフレンズ! ~かがやきのジュエル~』

<分割2クール>
・『叛逆性ミリオンアーサー』
・『BAKUMATSUクライシス』
・『ほら、耳がみえてるよ!』

<2期>
・『ワンパンマン』
・『文豪ストレイドッグス』
 (※公式には3期という表記ですが、1・2期は分割2クールと判断しました)

<3期>
・『ダイヤのA actⅡ』
・『アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 CLIMAX SEASON』
 (※公式には4期という表記ですが、1・2期は分割2クールと判断しました)
・『妖怪ウォッチ!』

<3期の分割2クール>
・『進撃の巨人 Season3 Part2』

<5期?>
・『続・終物語』
 (※『化物語』『偽物語』『セカンドシーズン』『終物語』の続きと判断しました)

<前日譚>
・『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』

<スピンオフ>
・『ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!』
・『異世界かるてっと』

<劇場版2作の続き?>
・『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』
 (※詳しい人、誰か「続きものなのか」教えて欲しい)



 見たカンジ「分割2クール」や「2期モノ」は少なく、「3期」や「5期」や「スピンオフ」などが多く、より“大ヒット作品を長くコンテンツとして引っ張っている”印象が強いですね。ただまぁ、それは来季に限った話なのかはよく分かりませんが……

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初心者のための『The Escapists 2』講座

 私も現在プレイしているNintendo Switchの脱獄シミュレーター『The Escapists 2』(※1)―――3月17日まで50%オフのセールをやっているし、ウチのブログでも度々オススメしたり実況生配信したりしているので、このセールを機に買ってくれた人もいるんじゃないかと思います。

(※1:海外では色んな機種で出ているのですが、公式で日本語化されているのはNintendo Switch版だけみたい。何故)

 しかし、このゲーム……ダウンロードソフトなのでもちろん説明書はないし、プレイヤーの出来ることが多いせいで「ヒント」や「チュートリアル」だけでは初心者への導線が不十分に思えます。もちろん「そういう情報不足の中で試行錯誤するのが楽しいんじゃん」という意見もあるでしょうし、私もどちらかというとそういう人間です。しかし、そうではない人は序盤で「何してイイか分かんないや」とぶん投げてしまうかも知れないと心配になってきました。

 なので、今日は『The Escapists 2』を始めたばかりの人or前にちょっと起動してみたけどどうやって遊ぶのかよく分からずに投げてしまった人のために―――このゲームのコツみたいなことを記しておこうと思います。
 ちなみにこのゲーム、文字がやたら小さいのでスクショでは読みづらいですよね。なので、画像をクリックしたら画像が大きくなるようにしました。こういうところに気が利くマメな男!なのに、モテナイ!


◇ 「オートセーブ」と「手動セーブ」
Escapists 1
<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲームはデフォルトの設定だと「オートセーブ(自動セーブ)」になっているのですが、いつでも「+ボタン」→「ヘルプとオプション」の項目から「オートセーブ」と「手動セーブ」を切り替えることが出来ます。

 「自動セーブ」は「ゲーム内時間で1時間ごとにセーブされる」と認識しておくのでイイと思います。説明では「各日課の開始時」と書かれているのですが、自由時間は1時間ごとにセーブされているみたいなので。うっかり看守にボコボコにされたタイミングでオートセーブされて大事なアイテムをロストしてしまったことも多々あります。
 「手動セーブ」は「ベッドに入ったときにセーブするかを選べる」仕様です。1日の終わりはもちろん、1日の途中で自分の房に戻ってベッドに入ればいつでもセーブできます。

 このゲーム、ライフ(左下のハートの数字ね)がゼロになっても医務室に運ばれてじきに回復するのですが、持っていた禁制品(脱獄に使えるアイテム)を没収されるので「苦労して作ったアイテムがなくなったーーーー!」となりかねません。
 なので、基本は「オートセーブ」の設定のままでイイのですが、「看守をぶち倒してアイテムを奪う」とか「いよいよ脱獄する」とかの大きな計画を実行する前は「手動セーブ」にしておくのがオススメです。これなら、失敗したとしても「+ボタン」→「終了」でセーブした地点からやり直せますからね。



◇ 刑務所での「日課」をこなす
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 3つあるステルス面(「クーガークリーク鉄道」「監獄船オルカ」「エアフォース・コン」)を除けば、このゲームは「刑務所の日課をこなしてあたかも模範囚のように生活しながら、バレないように脱獄の準備を進める」というのが基本プレイになります。

 タイムスケジュールは刑務所によってちがうのですが、例えばこの刑務所だと「13:00~14:00が運動時間」「14:00~15:00が昼食の時間」「15:00~17:00が労働時間」と決まっているので、その時間に所定の場所に行かなくてはなりません。行かないと、多分警戒度が上がるとか多分そんなカンジ。

 ただし、その場所にずっと留まらなくてはならないワケではありません。
 例えば「14:00~15:00が昼食の時間」だったら、この時間内に一瞬でも食堂に入ればイイのです。そうすると↓の画像のように「昼食」の後に緑色のペケ印が付くのでこれでノルマ達成なのです。

Escapists 3
<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 ペケ印さえ付いていればあとは自由なので、他の囚人が食堂でご飯を食べている間に、ソイツらの机を物色して脱獄に必要なアイテムを集められるのです!最低だなコイツ!


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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 唯一注意が必要なのは「労働時間」です。
 日本での「懲役刑」をイメージするとちょっとちがっていて、このゲームでは刑務所に入れられた際には全員無職になります。それでも毎日の労働時間はやってくるので、無職の間は「労働時間」に毎回職安に行かなくてはなりません(ここも一瞬でペケ印が付きます)。

 職を得るためには職安の掲示板をまめにチェックして、「他の人が就いていない」とか「自分のステータスが必要以上の数値になっている」といった条件を満たしていれば、現在就くことができる仕事が緑色で表示されます。このゲーム、お金を入手する方法は「日々の仕事をこなす」か「他の囚人の頼まれごとを聞く」かしかないので(多分)、仕事に就ける内に仕事に就いておきましょう。定期収入、マジ大事。

 仕事に就いた後は、「労働時間」は職安ではなく仕事場に直接行きます。
 仕事内容は就いた職によってちがいますが、張り紙に説明が書いてあるのでその通りにこなすだけです。ただし、ノルマを達成できないとお金はもらえませんし、3回ノルマ未達成になるとクビになってしまいます。つまり、「食事」とか「シャワー」とちがって、「労働時間」だけは一瞬その場所に行けばイイのではなく、しっかりと仕事しなきゃいけないんですね。仕事内容にもよりますが、「労働時間」は結構ギリギリだったりします。

 そのため、新しい刑務所に入った際には、まず「1日のタイムスケジュール」を覚えること(メモを取った方がイイかも)。それらの時間帯に行かなくてはいけない場所をしっかりと覚えることが重要です。その上で「ここの時間はガッツリ自由時間になるな」「穴掘りみたいな時間のかかる作業はここでやろう」といった計画を立てていくのです。





◇ 序盤はとにかく本を読んで「知力」を上げよう!
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲームの目標は「刑務所から脱獄する」ことで、刑務所からの脱獄のためには基本的に「アイテムを自分で作る」必要があります。
 例えば、穴を掘って脱出したいにしても、刑務所の中で都合よくシャベルが手に入ることはそうそうありません。「木材+ヤスリ」でハンドルを作り、「ハンドル+ガムテープ+鉄板」でもろいシャベルを作る―――といったカンジに、手に入ったアイテム同士を合成していくのです。

 ただし、アイテムの合成には「知力のステータス」が必要で、「知力30以上で作れるアイテム」「知力40以上で作れるアイテム」「知力50以上で作れるアイテム」「知力60以上で作れるアイテム」「知力70以上で作れるアイテム」が細かく分かれています。知力を上げてマイナスになることはないので、刑務所の中に入ったらさっさと知力を70まで上げてしまいましょう。

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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 「知力」の上げ方は、本棚のある場所まで行って簡単なミニゲームをこなすだけ。
 『Splatoon』のパブロで鍛えたZR連打力を見るが良い!

 このゲーム、『ルーンファクトリー』のような自然とステータスが上がっていくゲームとちがって、トレーニングをしていかないとステータスが上がらないみたいなんで、序盤はとにかく「昼食」や「シャワー」を1分で終わらせてその時間でひたすら本を読んで「知力」を上げましょう。
 「あの新人、むっちゃ付き合い悪いな」と周りに思われても仕方ないです。どうせ他の囚人をみんな見殺しにして自分だけ脱獄するんですからね!


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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 残るステータス「体力」と「筋力」も、脱獄計画次第では大事。
 「体力」は上げておくと、例えば「穴を掘る時のスタミナ消費量が減る」などの恩恵があるので、穴を掘るとか壁を壊すといった重労働で脱獄する計画ならば上げておきたいですね。
 「筋力」は攻撃力が上がるらしいので、例えば「看守をぶん殴って鍵を複製する」計画ならば上げておきたいですね。

 どちらも「ジム」のマシーンで上げることが可能で、「運動時間」以外でも利用可能です。
 「知力」もそうですが、空き時間にチョコチョコと上げていきたいですね。



◇ 他人の机は「アイテムのなる木」だと思え!
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲームでのアイテムの入手方法は、大きく分けて3つです。

・他人の机から奪う
・他の囚人から買う
・気絶した(させた)囚人や看守から強奪する


 基本は「他人の机から奪う」です。
 他の囚人の房に忍び込んで机を開けるのはもちろん、行ける範囲にある机全部から物色しましょう。もちろん自分の机以外の机を開けているところを看守に見つかると注意されるので、気をつけましょう。

 余談なんですけど、私『どうぶつの森』シリーズを初めて遊んだとき「村になっている木の実」を獲って売ってイイだなんて思わなかったんですね。だってあれ、みんなの木じゃん。私だけが勝手に獲って売り払ってお金稼ぐのなんて良くないことだと思って出来なかったんですね。
 しかし、『どうぶつの森』を母が始めたのを横から見たら、当然のように村中の木の実を売り払っていて「どうせまたすぐ出来るだろうし、村のものは全部私のものだ」と言っていて、山賊みたいなこと言うなぁと思ったものなのですが……一般的な『どうぶつの森』の遊び方からすると、母のプレイが模範プレイだったワケです。

 この『The Escapists 2』も、恐らく「えー、他の人の机からモノ獲ってきたりするの酷くない?」と思う人もいるかも知れません。しかし、このゲームの机……自分の机以外の机は(NPCの机は)、毎日中身が入れ替わるみたいなんです。
 なので、今日俺がこのガムテープを奪おうが奪わなかろうが、明日にはなくなっているのです。ならば、今日の内に俺が獲って有効活用した方が世のためになる!

 逆に言うと、「自分の机の引き出し」がいっぱいになっちゃったからと言って、「隣の囚人の引き出し」に入れておいたら次の日にはなくなっちゃうんですね。他人の机は「アイテムのなる木」であって、「アイテムを保管する場所」ではないのです!(※2)

(※2:禁制品を持ったまま看守から逃げている最中に一時的に隠す、みたいなことも出来なくはないのですが……日付が変わる前に取りに行こう)


 「他の囚人から買う」は、足りないアイテムを補完するのに使います。
 頭上にコインのマークが付いている囚人からはアイテムが買えますが、買うにはもちろんお金と、その囚人からの信頼度が必要です。
 基本は「他の机から盗む」ゲームなのですが、机から盗めない場面や、机からでは足りないアイテムがある場合は、買った方が早かったりします。ガムテープみたいに大量に使うアイテムとかは、どうしても「あと1コ足りない…!」となりがちですからね。金で解決するためにも、刑務所内で職に就いた方がイイという。


 「気絶した(させた)囚人や看守から強奪する」はスーパーハイリスク。
 基本的にこのゲーム、「他の囚人とのケンカ」も「気絶しているキャラからのアイテム強奪」も看守や監視カメラに見つかったらマズイことです。看守を気絶させてアイテムを奪うのは、特に警戒度が一瞬で上がってあっという間にタコ殴りにされて武器もアイテムも没収されかねません。

 それでも、看守しか持っていない「鍵」などを入手したいなら、看守をぶん殴って気絶させている間に「鍵」を複製するしかありません。流石に「鍵」は他の囚人の机とかからは出てきませんからね。


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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 「鍵」は単純に奪おうとすると「鍵の紛失が発覚した」と全施設が封鎖される緊急事態になるらしいので、複製の方がイイみたいです。物理的な鍵の複製は「パテの塊」、カードキーの複製は「基盤」と「導線」が必要とのこと。コピーした鍵は使用回数に制限があるので、闇雲に使わないように。



◇ 「脱獄計画」と「禁制品」
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲーム、作れるアイテムはものすごい数があるので「全部作らなきゃいけないのか」と思ってしまうかも知れませんが、自分の脱獄計画に必要ないアイテムは作る必要はありません。
 というか、使わないアイテムを作っても置いておく場所がないんですね。アイテムが保管できる場所は「自分の机」だけですし、しかも隠しスペース以外のところに禁制品を入れておくと所持品検査で見つかって没収&タコ殴りにされてしまうので。安全に保持できるアイテムは6つだけなんです。


 禁制品とは何ぞや?
 看守に所持がバレるとしょっぴかれるアイテム=脱獄に有効なアイテムだと思うのですが、このゲーム……ゲーム内でどれが禁制品かの説明がないんですよね(笑)。多分、シャベル、ツルハシ、カッターを作るのに必要なアイテム(ガムテープやヤスリ、バールなど)は全部禁制品で、逆にクッキーや飲み物は禁制品じゃないっぽい。

 脱獄には禁制品が必要なのに、禁制品を持っていると没収されるゲームなので……看守側もこちらが禁制品を持っているかどうかを、いろんな手で調べてきます。
 1つにはさっき言った「所持品検査」です。これは定期的に看守が囚人の机の中身をチェックする行為で、隠しスペース以外の場所に禁制品を入れていたら没収&タコ殴りに合います。


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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 2つ目はこの「ゲート」
 禁制品を持った状態でこのゲートを通過すると警報が鳴って、あっという間に看守に囲まれてしまいます。「禁制品ポーチ」というアイテムを持ったり、刑務所全体の電気を止めたりすることでやりすごすことも出来るのですが……基本的には、日課などでこのゲートを通過する際には禁制品を持ち歩かないことです。


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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 3つ目は「犬」
 脱獄のために壁に穴を開けていたりしているのが発覚すると、刑務所全体の警戒度が上がって「犬」が放たれることがあります。私はまだ経験がないのですが、「犬」は禁制品のにおいをかぎ分けることが出来るらしいので、「引き出しに入れておかなければ所持品検査に引っかからないだろう」と禁制品を持ち歩いているとバレてしまうみたい。

 基本的に「自分の引き出しの隠しスペース」以外に、安全な保管場所はないと思った方が良さそうですね。


 ということで、「脱獄に使うアイテム」は無駄に入手&作成しない方が良いです。
 新しい刑務所に入ったら、まずタイムスケジュールを覚えつつ、マップ全体を把握→ 脱獄できそうなポイントを見極める→ アイテム作成一覧から「脱獄に使えそうなアイテム」がないかを調べる(この間も時間が流れるので消灯後にベッドに入らずに計画を立てるのがオススメ)→ 「脱獄に使えそうなアイテム」を作るためのアイテムを集めるという流れですかね。

 アイテム作成一覧を眺めているだけで、「あのアイテムは合成してこんなアイテムに出来るのか」とか「こんなアイテムがあるということは、こういうプレイが出来るのか」といった“脱獄へのアイディア”が湧いてくるので、ちょっと文字が小さかったり画面が見づらかったりするのだけど、アイテム作成一覧が何よりのヒントになるかと思います。




◇ ……というアドバイスを、全部無視してもOK!
 このゲームは「アクションゲーム」ではあるのですが、一番近いジャンルは『牧場物語』のような「シミュレーター」「シミュレーションゲーム」なので、色んな遊び方をして良いんです。
 『牧場物語』で「俺は敢えて夏は畑やらねえ!釣りだけする!」みたいな遊び方をしても良いように、『The Escapists 2』でも「敢えて知力を上げない」とか「敢えて日課をサボる」とか「もういっそ脱獄しないで刑務所にフレンド集めて鬼ごっこする」みたいな遊び方をしても良いんです。

 だから、今日の記事には「基本的な遊び方」を書きましたけど、それを全部無視する遊び方でも良いと思います。ただ、「自分なりの遊び方」を考えるためには、「基本的な遊び方」を知ってそこから如何に外れるのかを考える必要があると思ったから今日の記事を書いたのです。


 また、このゲームは有料DLCを除けば全12ステージなのですが、私はその内の6ステージを1回ずつしかクリアしていません。ここから先プレイしていて、「あの記事に書いたことは間違いだった!」と思うこともあるかも知れません。全部自己流で気付いたことを書き残しただけですからね。
 でも、6ステージ目までクリアして初めて「なるほど、こういうゲームだったのか」と気付いたことが多かったので、序盤で躓いている人には知ってもらいたかったのです。買った人には全員に良い脱獄ライフを送って欲しいですからね。


 空き巣シミュレーター銀行強盗シミュレーター暗殺パズルアクション暴動ストラテジーオープンワールド放火ゲーム死体遺棄ステルスアクションカルト教団運営シミュレーション……と、Nintendo Switchには「犯罪者側のゲーム」が次々と集まってきているため、そうした犯罪者達のその後をシミュレートするという意味でも脱獄シミュレーション『The Escapists 2』―――オススメです。


 

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2019年3月の近況報告その1:The レジェンド・オブ・バーチャ2795URAーズ

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<画像はiOS版『スーパーマリオラン』より引用>

 唐突に『スーパーマリオラン』をプレイして、iPadでのゲームプレイを「録画」する方法を探っていました。

 というのも、Nintendo Switchで1、2位を争うくらいに大好きだったゲーム『オクトパストラベラー』の新作がスマートデバイス用アプリで配信されることが発表されたからです。



 私があまりスマートデバイス用のゲームを遊ばない理由は色々あるのですが……最大の理由は「録画がしづらい」ことにあります。据置ゲーム機のゲームだったらキャプチャボードに接続したり、PCに画面を映したりして録画することが簡単なので。基本的に私はゲームの最初から最後までを「録画」しておいて、後からそれを再生しながらスクリーンショットを撮ってブログ等で紹介することに使うんですね。そうすれば、プレイ中にいちいちスクショを撮る必要もないという。

 「録画が出来ないゲーム=スクショが撮れないゲーム=ブログなどで紹介しづらいゲーム」なので、例えば3DSのゲームとかは積んでるゲームはまだあるんだけどなかなか起動する気になれないという。


 んで、翻ってiPadの話。
 「いやいや、スマホやタブレットの画面を録画する方法なんて山ほどあるじゃん」と思われたかも知れないんですけど、どうも私の場合はこれが上手くいかなくて……

・iPadをHDMI出力できるようになるアダプタを付ける
 これが一番メジャーな方法じゃないかと思うんですが、何故か自分の環境だと「音が出なかったり」「途中で接続が切れたり」するのでとてもじゃないけどゲームなんて出来ませんでした。

・iPadの録画機能を使う
 昨年のアップデートで追加された機能で、iPadの画面をずっと録画することが出来るのですが……試しに『スーパーマリオラン』をプレイしてみたところ、とてつもない音ズレが発生してしまいました。どのくらいズレるのかというと2分くらいズレてる……
 まぁ、スクショ撮るのに音は関係ないかーと思いつつも、どうも再生も安定しないし、容量の問題もあるので小まめにiPad→PCにファイルを移さなくちゃいけないのも面倒。

・ミラーリングソフトでPCに映す
 前のPCだと何故か途中から使えなくなってしまった無料の「Lonley Screen」というソフトを、新PCにも入れてみました。Wi-Fi経由でiPadの画面をPCに映すソフトで録画機能もあるのですが、録画したら動きがカクカク、音も割れまくり、途中で接続が切れる不安定さ、英語で「これは無料体験版だからお金払って」みたいな注意書きがどうも出てきてるっぽいとか、こちらも標準で使うのは難しそう。

 有料のミラーリングソフトを買ってもイイのだけど、現在の私は節約期間中なため、1500~2000円くらいのソフトを博打で買う余裕もない――――


 ということで、だんだん面倒くさくなってきました!
 もう『オクトパストラベラー』やらなくてイイかな!




【最近セールで買ったもの・オススメなもの】
 現在の私は「お金も貯まっていないのに新PCを購入してしまった」余波のため、本もゲームもなるべく買わない節約期間に入っていて、セール情報も涙を呑んでスルーするしかないのですが……

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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 31本レビューでも取り上げその後に生配信でも遊んだ『The Escapists 2』通常2150円のところ50%オフの1075円にセールなっていたのでオススメします!(3月17日まで)

 2D見下ろし画面による脱獄シミュレーターです。
 看守の目を盗みながら、「脱獄に必要なアイテムを収集&クラフトする」のが目的のゲームです。通常ステージは刑務所の中で1日1日を暮らしながら脱獄を目指すのですが、列車・船・飛行機が目的地に着く前に(=制限時間内に)脱走するというステルス面もあります。使う操作は一緒なのにゲーム性がガラッと変わるステージがある、というのが好きなところです。

 31本レビューの時には取り上げなかったのですが、ローカルプレイでは2人まで、オンラインプレイでは4人までの協力プレイも可能ですし、「どちらが早く脱獄できるのか」の対戦プレイもできるみたい。フレンドと一緒にワイワイ遊ぶのもなかなか楽しかったですね。
 「さあ!どうやって脱獄するアイテムを集めるかは自分で考えな!」というゲームなので万人向けではないとは思うのですが、1000円ちょっとで買えるのならなかなかにオススメです。ほら、これからの日本は「いつ刑務所にぶち込まれてもおかしくない」社会になっていくと思われますからね。脱獄のスキルを今のうちに磨いておくのも手ですよ!



【最近読んでいた本】


 バレンタインでいただいた飯野賢治さんの自伝『ゲーム Super 27 years Life』も読み終わりました。無茶苦茶面白かったです。
 飯野賢治さんが27歳の時に書いた本(タイミング的には『エネミーゼロ』発売後、『風のリグレット』発売前あたり)を、飯野さんが亡くなって1年のタイミングで文庫化したもので……飯野さんの人生そのものがものすごく面白かったのですが、飯野さんに興味がない人でも「1970年生まれの少年がゲームに出会い、パソコンに触れ、ゲーム業界の荒波で生きていった」記録として読むと面白いんじゃないかと思います。

 今にして思うとなんですが、1995~1997年あたりの飯野さんの活躍って「何の後ろ盾もない若者集団が斬新なゲームを作り出す」という20年早いインディーゲームの挑戦だったんですよね。どうして『Dの食卓』が最初に3DOから出たのかというと、スーファミなどに比べて安価で参入できたからだったそうです(飯野さん曰くスーファミでソフトを出すと1本3500円くらい任天堂に払わなくちゃいけなかったのが、3DOだと1本3ドルで良かったとか)

 なので、「1作でもコケたら終わる」というギリギリの自転車操業だったため、ソニーとケンカしたり、ファミ通とケンカしたりと、1作1作を必死に売ろうとしていたんだろうなーと思います。
 『エネミーゼロ』をプレステ独占→サターン独占へ切り替えるとプレステのイベントで大々的に発表したというのも、流れを読むと「仕方ない」と思えるものでしたし、飯野さん自身も最後の最後までものすごく悩んだと書かれていましたもんね。ただ、当日たまたま『サラリーマン金太郎』の新刊が出た日で、楽屋裏でそれを読んでいたから「これだーっ!」とボタンを押せたと書いてあって―――ゲーム史に残る大事件の当日、本人は楽屋裏で漫画を読んでたんだ……とは思いましたが(笑)。



【最近遊んでいたゲーム】
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<画像はセガサターン版『デビルサマナー ソウルハッカーズ』より引用>

 2~3月の実況生配信で挑戦しているのは、女神転生シリーズの1作『デビルサマナー ソウルハッカーズ』です。この記事を書いている木曜夜の段階で、ディスク1のラストまで進みました。2枚組のゲームなんで、ようやく半分ですよ……

 とにかくまぁ、難しい!
 『ドラゴンクエスト』のように「レベルを上げて必勝パターンでゴリ押す」ゲームというより、『ゼルダの伝説』のように「相手の攻撃パターンと弱点をしっかり理解してそこを突く」必要なゲームだと言えると思うのですが……『ゼルダの伝説』とちがって「装備」も「仲間」もものすごい数の選択肢があるので、初見じゃどうしようもなかったりするという。「そのダンジョンで手に入った強力な防具を装備していると、ボス戦で魅了にかかって詰む」という恐ろしい罠があったりするし。

 そこも含めた上で、ボス戦は楽しいですね。
 反面、ザコ戦……というかダンジョン探索はあんまり楽しくない。
 ダンジョンの仕掛けが「リセット前提のイジワルなもの」が多いので小まめにセーブしなきゃいけなかったり、ダンジョンをくまなく探索しても宝箱には大したものが入っていなかったり、こちらのレベルが上がると敵を倒した際の経験値が下がるのでザコ戦がただただ時間がかかるだけになったりと細かいイライラがあるのですが。やっぱり一番気になるのは「歩くだけでマグネタイト(≒お金)が減る」システムで、このせいでダンジョンを気持ち良く歩き回れないんですね。貧乏性な自分は「あっちに宝箱があるかも知れないけど、見に行くだけでお金減っちゃうからやめよう」みたいになっちゃう。

 お金がどんどん減っていくことが気にならない富豪にはオススメです!

→ プレイ継続中



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<画像はセガサターン版『バーチャファイター』より引用>

 『ソウルハッカーズ』の前座枠としてプレイしていて、イージーモードでかつコンティニューし放題という条件でもなお全くクリア出来る気がしなかった『バーチャファイター』ですが、何と!クリア出来ました!すごい!もう「ゲームが下手」とは言わせない!

 まぁ、カラクリを説明すると、どうやらこのゲームはオプションで「1Pの体力」「2Pの体力」を設定できるらしく、これが1人用にも適応されるので「こちら側は何発喰らってもビクともしない強靭な肉体になるが、あちらは3発でKOになる」みたいなことに出来るんですね。んで、そこまでしてまだ互角くらいだったという(笑)。

 格闘ゲームはいつか「表挑戦」でやりたいジャンルなんですが、これはかなり厳しそうですね……「どうしてそんなに弱いの?」と思われるかも知れませんが、正直なことを言うと私「格闘ゲームがどういうゲームなのか」が未だに分かっていないところがあるんですよねぇ。

 昔ブログのコメント欄で「あなたがオススメする『ゼルダの伝説』シリーズをやってみたのだが、アクションゲームが苦手な自分ではどんなにレベルを上げて剣で攻撃しても倒せなかった。難しすぎる」と言われたことがあって、それは「アクションゲームが苦手」なんじゃなくて「どういうゲームなのかを理解していない」からですよと思ったのだけど……多分そんなカンジなんですよね。
 『ゼルダの伝説』は剣だけではない様々な武器を使って相手の弱点を見つけるゲームなんで、剣だけでクリアすることは絶対に不可能(ダメージが入らないので)―――みたいなカンジで、私は「剣」だけで、「弓」や「ブーメラン」や「爆弾」を使わずに格闘ゲームをクリアしようとしているんじゃないかなぁと。

 格闘ゲームの基礎が分かっている人にならオススメです!

→ クリアー!(「それでイイのか」という声もあるでしょうが……)



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<画像はセガサターン用ソフト『闘神伝URA』より引用>

 『バーチャ1』の次の前座枠としてプレイしたのは『闘神伝URA』でした。
 『闘神伝』は1作目がプレイステーションの初期に発売された3D格闘ゲームで、サターンの『バーチャ1』に対するプレステの『闘神伝』という立ち位置だったのですが……実はサターン移植版も出ていて、こちらは『2』のアレンジ移植と言える作品でした。

 今にして思うと、タカラってスーファミやゲームボーイにSNKの格闘ゲームを展開していた会社なので、「自社でオリジナルの格闘ゲームを持ちたい」みたいな想いがあったのかなぁと思います。イージーモードでもクソ難しかった『バーチャ1』とちがって、こちらはイージーがちゃんとイージーになっていますし、ワンボタンで必殺技が出るなどかなりカジュアルな出来でした。

 ただ前座枠として見ると「キャラクター数が多いので、1周に時間がかかる」とか、「どのキャラでクリアしてもエンディングが一緒」など盛り上がりに欠ける点が多かったので、1日でクリアしてそこで終わりにしました。カジュアルな格闘ゲームを探しているならオススメ出来るかなぁ……

→ クリアー!



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<画像はセガサターン用ソフト『レジェンド・オブ・K-1ザ・ベストコレクション』より引用>

 『闘神伝URA』の次の前座枠は、1990年代に一大ブームになったK-1のデータソフト『レジェンド・オブ・K-1ザ・ベストコレクション』でした。K-1選手のデータや映像が収録されているソフトで、ゲームではありません。もちろん自分で買ったんじゃなくて、福袋に入ってたヤツですね。

 「どうしてゲームソフトにそんなものを収録してるんだ」と今の感覚だと思われるかも知れませんが、当時はまだパソコンが一般層にまで普及する前で、DVDもなかった時代です。3DO、セガサターン、プレイステーションの世代のゲーム機は「マルチメディア機」なんてもてはやされて、こういうものも結構出ていたんですよね。
 「なるほど当時はこういうものも人気だったのか」と思われたら溜まったもんじゃないので言っておくと、当時の子供からしても「画質悪くて見ていられない。マルチメディアとかマジでクソだわ」という感覚でした。プレステ2でDVDが観られるようになって初めて「これがゲーム機で観られる映像なのか!」と感動したくらいなので。

 K-1を懐かしみたい人か、1990年代のクソみたいな画質が観たい人にはオススメ。

→ 引退



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<画像はセガサターン用ソフト『ハングオンGP'95』より引用>

 そして、現在の前座枠はこの『ハングオンGP'95』です。
 元々1985年に出たセガの体感アーケードゲーム『ハングオン』という名作があって、その10年後にセガサターン用に作られたシリーズ作がこちらです。元々の『ハングオン』がスプライトを利用した疑似3Dのレースゲームだったのに対して、こちらの作品はポリゴンを使用したバリバリの3Dレースゲームになりました!

 「(当時の)最新技術を使って往年の名作を復活」という作品だと思うのですが、レビューを読んでもあまり評判は良くないみたいですねぇ。「挙動が不自然」というのは確かにその通りだと思いますけど、そこまで悪いゲームだとは思わないです。難易度は高いので永遠にクリア出来る気はしませんが、セガサターンの前座枠用のゲームはもうそんな数がないのでむしろありがたい!

 クリアなんか目指さなくても風を感じているだけで十分だという人にはオススメです!

→ プレイ継続中




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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 再度登場の『The Escapists 2』です。
 このゲームは「1ステージ=1刑務所」となっていて、1つの刑務所からの脱獄方法はいくつもあるみたいなんですが、私は全刑務所1回ずつでも脱獄できたらイイかなと思ってプレイしています。しかし、「いくつか解法がある」ゲームでもついつい「同じパターン」ばかりやってしまいがちなんですね。結局どの刑務所からも「地面に穴掘って脱出する」が安定してしまって、そればっかりやってしまう……

 とか言っていたら、6つ目のステージは「海の上の刑務所なので穴が掘れない」と来たもんだ!

 よく考えてある!

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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 試行錯誤の末に、ようやく脱獄!
 最初の方の刑務所は「穴掘ってムリヤリ脱獄」が出来たけど、この辺りになるとしっかり各要素を把握しないと突破できなくなっているんですね。ゲーム内にそういう導線がないのは不親切かも知れないのだけど、こういう試行錯誤が楽しいゲームと言えるので、自分でアレコレ考えるのが好きな人にはオススメです!

→ プレイ継続中


<クリア:2>
・『バーチャファイター』
・『闘神伝URA』

<引退:1>
・『レジェンド・オブ・K-1ザ・ベストコレクション』

<プレイ継続中:3>
・『デビルサマナー ソウルハッカーズ』
・『ハングオンGP'95』
・『The Escapists2』



 3勝0敗3分で、クリア率100%でした!
 目標はクリア率75%以上なので、当然セーフ。
 ですが、次回あたりそろそろギブアップが出そうな予感はありますね……『ハングオンGP'95』はもちろん、『ソウルハッカーズ』も『The Escapists2』も壁にぶち当たってしまっているので。

<現在の積み状況>

【紙の本】
・漫画:所有699冊、未読47冊
・小説:所有11冊、未読3冊
・その他:所有12冊、未読0冊
→ 積み本(紙)合計:50冊<前回:49冊>
【自炊済】
・漫画:所有331冊、未チェック14冊
・小説:所有22冊、未チェック3冊
・その他:所有28冊、未チェック1冊(+2冊)
→ 自炊の未チェック合計:18冊(+2冊)<前回:36冊(+2冊)>
【電子書籍】
・漫画:所有814冊、未読200冊
・小説:所有89冊、未読31冊
・その他:所有39冊、未読2冊
→ 積み電子書籍合計:233冊<前回:238冊>

【Nintendo Switch】
・所有38本、未起動7本、未クリア&未ギブアップ2本
【Wii U】
・所有24本、未起動2本
【Wii】
・所有62本、未起動12本、未クリア&未ギブアップ2本
【ゲームキューブ】
・所有14本、未起動8本、未クリア&未ギブアップ2本
【スーパーファミコン】
・所有50本、未起動31本
【ファミリーコンピュータ】
・所有75本、未起動30本
【ニンテンドー3DS】
・所有64本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ1本
【ニンテンドーDS】
・所有37本、未起動1本
【ゲームボーイアドバンス】
・所有10本、未起動7本
【ゲームボーイ(カラー)】
・所有34本、未起動19本
【プレイステーション】
・所有43本、未起動7本
【ドリームキャスト】
・所有12本、未起動6本、未クリア&未ギブアップ1本
【セガサターン】
・所有51本、未起動30本、未クリア&未ギブアップ2本
【メガドライブ】
・所有7本、未起動5本、未クリア&未ギブアップ2本
【PCエンジン】
・所有10本、未起動1本
【アーケード】
・所有6本、未起動1本、未クリア&未ギブアップ1本
【スマートデバイス】
・所有116本、未起動3本
【PCゲーム】
・所有42本、未起動22本

→ 未起動197本、未クリア&未ギブアップ13本
→ 積みゲーの合計は210本<前回:201本>

 前回の近況報告はバレンタイン前だったため、さぞかし積み本も積みゲーも増えたことだろうと思いきや、いただいた本はほぼ全部読み終えてしまったため積み本はむしろ微減しました。
 ゲームの方はまだ1本も手を付けられていないため、当然ながら積みゲーは増えました。「生配信で最初から最後まで実況したい」ソフトが多かったため、『ソウルハッカーズ』が終わるまでは手を付けられないのはしょうがないですね。あと、地味にEpic Gamesストアの「2週間に1本ゲームを無料配布」でもらったゲームに手を付けていないのもヤバイ。ゲームが勝手に増えていく……



【これから買う予定のもの】


 今月もまだ節約期間なので、ゲームは買えません。
 でも、積みゲーは増える!『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』があるからね!

 3月の追加ソフトは、3月13日に追加予定です。
 1本目は『イー・アル・カンフー』、原作は1985年に稼働開始したアーケードゲームですね。コンピューター戦しかありませんが、敵との1対1なため「格闘ゲームの元祖」みたいに言われることが多い作品ですね。『ハイスコアガール』でリクオが日高さんから「『イー・アル・カンフー』からやり直したら?」と煽られたことでも有名。

 やったことのないゲームなので配信は嬉しい!しっかり遊びたいです。

 『光神話 パルテナの鏡』は、Wii版『スマブラX』でショタ化したピット君の原作ですね。一見するとシンプルな2Dアクションゲームに思えるのだけど、ディスクシステムのセーブ機能を活かしてピット君を成長させるのが肝なシステムなので、何も考えずにガンガン進むと激難しくなっていくという。

 これも実はやったことのないゲームなので、攻略サイトを見ながらでもクリア目指そう。

 『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は『ファイアーエムブレム』シリーズ1作目。
 31本レビューで『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』にはRPGやシミュレーションゲームがないと書いた3日後にSRPGの配信が告知されるというね!

 これもファミコン版はやったことがないのだけど、スーファミリメイク版は何度もクリアしたゲームなのでやらなくてもイイかな……いやね、もちろん「スーファミリメイク版は別物」「リフなどカットされた仲間も多い」というのは分かるのですが、SRPGは1本クリアするのにものすごく時間がかかる上に、昔のゲームはUIなどが不便なんで……なので、これは積みゲーにはカウントしません!


 

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『ワールドトリガー』1~19巻が面白い!/バトル漫画の緊張感とスポーツ漫画の人間ドラマを融合したハイブリッドエンターテイメント!

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<画像は『ワールドトリガー』3巻21話「三雲修3」より引用>

【これさえ押さえておけば知ったかぶれる三つのポイント】
普段は「敵チーム」でも、侵略者と戦う時は「味方チーム」になる“日本代表”感
「超強い主人公」と「超弱い主人公」のW主人公
3Dゲーム世代による「地形を活かしたチーム戦」


【紙の本】


【苦手な人もいそうなNG項目の有無】
この記事に書いたNG項目があるかないかを、リスト化しています。ネタバレ防止のため、それぞれ気になるところを読みたい人だけ反転させて読んでください。
※ 記号は「◎」が一番「その要素がある」で、「○」「△」と続いて、「×」が「その要素はない」です。

・シリアス展開:△(人が死ぬ展開は実はほとんどない。さらわれたりはするけど)
・恥をかく&嘲笑シーン:○(序盤の修には多少共感性羞恥を感じるかも)
・寝取られ:?(まだ分からない……)
・極端な男性蔑視・女性蔑視:×
・動物が死ぬ:×
・人体欠損などのグロ描写:○(生身ではなく戦闘体なんだけどバシバシちょん切れる)
・人が食われるグロ描写:△(正確には食われているのではなく捕獲なんだけど)
・グロ表現としての虫:×
・百合要素:×
・BL要素:×
・ラッキースケベ:×
・セックスシーン:×


↓1↓

◇ 普段は「敵チーム」でも、侵略者と戦う時は「味方チーム」になる“日本代表”感
 バレンタインに既刊全巻をプレゼントしてもらった『ワールドトリガー』、あまりに面白くてあっという間に最新刊まで読み終えて、すぐにまた1巻から読み始めて2周目もあっという間に読み終えたくらいハマりました!
 「こんな有名作品を今更紹介されても、オマエ以外は全員知っとるわ」と言いたくなる人もいるかも知れませんが、どんなことでも知らない人はいるのだから一から説明しようがウチのコンセプトなので、まだ読んだことがないという人のためになるべくネタバレしないように紹介しようと思います。


 この作品は2013年から週刊少年ジャンプで連載されたバトル漫画で、2014年~2016年にはテレビアニメ化もされました。その後、原作は作者の体調不良のために長期休載に入りますが、2018年の秋に連載再開→12月からはジャンプスクエアに移籍して月刊連載となりました。
 19巻まで読んだところ、まだまだ話は続きそうなので、葦原先生には体調にお気をつけてどんなに時間がかかっても構わないから焦らずに完結まで描き切って欲しいなと思いました。


 ストーリーは、異世界への「門」から侵略してくる「近界民(ネイバー)」と、ネイバーの技術を応用してそれに立ち向かう防衛機関「ボーダー」との戦いを描いています。主人公達が「私達の世界を守る」側のボーダーで、それを脅かす敵がネイバーと認識して読み始めてイイと思います。

 「侵略者」と「防衛者」の戦いを描いた作品と言えば、『ウルトラマン』とか『エヴァンゲリオン』とか最近では『進撃の巨人』とかたくさんあると思うのですが……それらの作品とちょっとちがう独特なところは、この『ワールドトリガー』は「防衛者」たるボーダーの隊員同士の戦いも頻繁に描くところにあります。
 それは「隊員同士がしょっちゅう揉めている」というワケではなく(そういうこともあるけど)、ボーダー内に「隊員同士でチームを組んで模擬戦を行うシステム」が出来ているからなんですね。

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<画像は『ワールドトリガー』3巻22話「玉狛支部2」より引用>


 しかし、もちろんネイバーが侵略してきた際には全ボーダー隊員が協力してネイバーと戦うことになります。ボーダー同士の戦いでは主人公達の「敵」として出てきたキャラが、ネイバーとの戦いでは「頼れる味方」になったり、逆にネイバーとの戦いで「頼れる味方」だったキャラと、ボーダー内でのランク戦でまた「敵」として戦ったりもするのです。

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<画像は『ワールドトリガー』2巻14話「三輪隊」より引用>

 例えば、主人公:遊真が最初に戦ったA級隊員である米屋先輩(よねやセンパイね、お米を売っているワケではない)――――


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<画像は『ワールドトリガー』4巻29話「嵐山隊3」より引用>

 嵐山隊と戦ったA級1位チームの出水先輩――――


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<画像は『ワールドトリガー』5巻40話「空閑遊真8」より引用>

 修にケンカを売って、遊真をブチギレさせた緑川――――


 それぞれ別のシーンに出てきた「敵」キャラと言えるのですが……

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<画像は『ワールドトリガー』7巻58話「大規模侵攻8」より引用>

 ネイバーとの防衛戦では、「頼れる味方」として3人で組んで戦ってくれるのです。


 「敵だったキャラが味方に」というのはバトル漫画の王道ですが、この作品はネイバーとの戦いが終わればまたそれぞれのチームに戻って「敵チーム」になるので―――サッカーとか野球とかで、普段はそれぞれ別のチームの選手として戦っている選手達が、W杯とかの国際大会で海外の強豪と戦う時だけ「日本代表」として集まって戦う感覚に近いと思います。

 「ジュビロのエース」と「アントラーズのエース」が日本代表ではツートップなんだから頼もしいぜ!みたいな感覚で、A級7位のアタッカー米屋先輩とA級1位のシューター出水先輩が組んでくれるんだから頼もしいぜ!みたいな。



 元々この『ワールドトリガー』という作品、「次の作品はスポーツ漫画でいくかー」と企画していたものが、編集さんから「もっと好きなことを描いた方がイイ」と言われて、考えていたスポーツ漫画の要素を取り入れたSFものとして再企画されたそうなので……スポーツ漫画っぽいテイストもかなり強いんですね。

 連載開始前に「100人くらいのキャラクターを考えた」とか、そのキャラクター1人1人に細かい設定があるとか、このキャラは普段はこの学校に通ってこっちのキャラと同じクラスだとか、このキャラとこのキャラはイトコなので呼び方がちがうとか―――作品の中には出てこない部分まで設定を作りこむことによって「世界」を作り上げている手法は、例えば『おおきく振りかぶって』とか『少女ファイト』みたいなスポーツ漫画で見られる手法で、それをバトル漫画に落とし込んでいるんですね。
 さっきの米屋先輩と出水先輩は、実は高校では同じクラスという設定のため(データブック参照、本編でも1コマだけ一緒に昼飯食べているっぽいコマがある)、お互い「弾バカ」「槍バカ」と軽口を言い合う関係だったりするという。一応言っておきますけど、この2人は別に主人公でもメインキャラでもない「100人くらいいるキャラの1人」ですからね。


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<画像は『ワールドトリガー』13巻オマケページより引用>

 コミックスのオマケページでは、各チームが作戦室をどう使っているのかという細かい設定も披露されていて面白いです(ページの一部しか撮影できず、太刀川さん見切れちゃってゴメンナサイ)主人公でもなければ、メインキャラでもないキャラであっても、そのキャラが生きているバックボーンをちゃんと感じさせるのがこの漫画の好きなところです。


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<画像は『ワールドトリガー』3巻24話「本部トップ部隊」より引用>

 好きなキャラはたくさんいるのだけど、敢えて1人だけ私の推しキャラを挙げるなら「小南(こなみ)先輩」です。美人で勉強もできてお嬢様学校に通っているというのに、すぐ人に騙される表情豊かなチョロかわ先輩。


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<画像は『ワールドトリガー』10巻81話「大規模侵攻24」より引用>

 でも、ひとたび戦闘体になると、髪型がロング→ ショートに変わって、無茶苦茶強くて頼れる先輩になるのが格好いいのです。ギャップのある女性ってイイよね。あと、この服と体型がエロすぎる。


 まぁ、エロイかどうかは置いといて……ボーダーという「ネイバーと戦う10代中心の若者が集まる組織」を舞台にしているため、先輩・後輩の関係性がちゃんと描かれるのがスポーツ漫画というか部活漫画っぽいなと思います。みんな年上にはちゃんと「先輩」って付けて呼ぶところとか、後輩を連れてご飯食べに行く場面とか、すごい好きです。


 ということで、スポーツ(観戦)が好きな人や、スポーツ漫画が好きな人は、この作品にハマる素養があるんじゃないかと思います。


↓2↓

◇ 「超強い主人公」と「超弱い主人公」のW主人公
 ということで、『ワールドトリガー』最大の特徴は「予め100人くらいキャラを考えていた」ことによって、主人公以外のキャラもスポーツ漫画のようにしっかりと生きていてしっかりと活躍するところにあると思います。しばらく主人公達が登場しない展開が続くこともありますが、それでも全然面白いですもんね。


 しかし、じゃあこの作品の主人公に魅力がないかと言われたらそんなことはないし、「100人全員が主人公」というワケでもありません。「100人もキャラを考えていた」とは言え、やっぱりこの作品は「空閑遊真」と「三雲修」の2人の主人公が中心にいるから面白いと思うんですね(作者としては、「雨取千佳」と「迅悠一」も加えた4人が主人公と考えているそうです)


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<画像は『ワールドトリガー』2巻8話「木虎藍2」より引用>

 主人公の1人は「空閑 遊真(くが ゆうま)」
 幼少期からの戦闘経験と、柔軟な発想もさることながら、超貴重な黒トリガーを持っていることで「超強いタイプの主人公」です。

 『ワールドトリガー』という作品は、「主人公だけが特別な力を持っている」のではなく「ネイバーの技術を使って作られた武器をみんなで使って戦う」ことが最初のコンセプトらしく―――ボーダー隊員が使う武器は基本的には「誰にでも使える武器の中から自分が選んだものを使っている」という設定です。
 『ゼルダの伝説』のマスターソードはリンクにしか使えないから「主人公だけが特別な力を持っている」だけど、『Splatoon』の武器は「誰にでも使える武器の中から自分が選んだものを使っている」みたいなことですね(ランクによって使ってイイ武器が違ったりもしていますが)

 ただし、それは量産できるノーマルトリガーの場合は、という話で……
 複製も量産もできない貴重な黒トリガーは使用者との相性が良くなければ起動できず、遊真の持つ黒トリガーは(恐らく)遊真にしか起動できない専用機なんですね。なので、作中でも最強クラスの強さのキャラという。


 「背は小さいけれど無茶苦茶TUEEEEEEE」という主人公は、『ドラゴンボール』の孫悟空に代表されるように少年漫画の王道と言えるのですが……
 遊真の黒トリガーは「普段は使ってはいけない」という事情があるため(詳しくは原作を読んでね!)、その能力を封印しているカンジは『ダイの大冒険』のダイの方が近いのかもと思います。そうすると、レプリカがゴメちゃんか。


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<画像は『ワールドトリガー』1巻4話「三雲修2」より引用>

 という流れで説明すると、遊真がダイだとしたら、もう1人の主人公:ポップのポジションとも言えるのが「三雲 修(みくも おさむ)」です。超強い遊真に対して、大して強くない「読者目線のキャラ」と言えるのですが……

 いや、ホントすごい。

 「大して強くない」レベルの話ではないです。

 ポップとか、その辺の「才能はなくても活躍するキャラ」と比較してはなりません。


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<画像は『ワールドトリガー』3巻23話「玉狛支部3」より引用>

 無茶苦茶弱い。ビックリするくらい弱い。
 ひょっとしてネームドキャラの中でも最弱なのでは……と思ったけど、いや、流石にボーダー隊員でない担任の先生とかよりは強いか。


 ハハーン?なるほど、実力はないけど頭を使って戦うタイプなのね。メガネだし!
 ……と思ったら、そうでもないのです。他のチームの人達だってしっかり考えて戦うため、修だけが「天才」とか「頭が切れる」みたいなこともありません。メガネをかけていなくても頭の良い人はいるのです!
 普通の漫画だったら誰か一人くらい修の才能を見抜いて「彼はきっと伸びるよ」みたいに言わせると思うのですが、それすらもありません。現時点で強くはない、今後伸びていきそうな才能もない、特別に頭が切れるワケでも、とりたてて人望が厚いワケでもありません。「超弱いタイプの主人公」の中でも、ここまで徹底して「凡人」として描かれる主人公は珍しいと思います。



 でも、ちゃんとカッコイイんですよ。
 ステータスを数値化したら全項目が最低値に近いようなキャラでも、「主人公だから」という理由で活躍させてもらえるようなご都合主義でなくても、ちゃんと読んでいる人に「こんな人間になりたい」と思わせるキャラクターになっているのが凄いです。実際、人気投票なんかでも1位になるんだから、ジャンプの読者にもそれが伝わっているという。

 それは、この『ワールドトリガー』が個人の強さだけがモノを言う「個人戦」ではなく、1人1人が役割を担うことが大事な「チーム戦」だからというのが大きいと思うのですが……それは次の項目で。


 「超強い遊真」と「超弱い修」の2人が主人公―――というのが、この作品の魅力であって、もしこれが片方しかいなかったらこんなに万人受けする作品にならなかったと思うんですね。
 「遊真」しかいなかったら「主人公だけが特別扱いされる俺TUEEEEEE漫画」みたいに言われたかも知れないし、「修」しかいなかったら「主人公があまりに弱くてカタルシスが感じられない」みたいに言われたかも知れません。作品の中でもこの2人は名コンビだと思いますが、作品を読む人達にとってもこの2人は互いの弱点を補い合う名コンビだなぁと思います。



↓3↓

◇ 3Dゲーム世代による「地形を活かしたチーム戦」
 ちょっと話が横道にそれますが、この記事をどうぞ。

 【新連載】「とある魔術の禁書目録」は”格ゲー”世代? 鎌池和馬が語るゲーム史がラノベ作家に与えた影響【ゲーム世代の作家たち】電ファミニコゲーマーより)

 『とある魔術の禁書目録』などで知られるライトノベル作家:鎌池和馬先生へのインタビュー記事なのですが、ゲームが「漫画や小説」に与えた影響についての鎌池先生の分析がすさまじいので一読あれ。

 例えば、TRPGや『ドラゴンクエスト』以後のRPGの世代は「世界」をきっちり作ろうとするのだけど。
 ポリゴンで3D空間を作るプレステ世代になると、『Dの食卓』や『バイオハザード』など「一つの洋館」や「一つの町」を舞台にした作品が多くなるため、そうした世代の作家が作る作品は「一つの町を舞台にした箱庭的な作品」が多いのではないか―――とか(実際、『とある』シリーズは学園都市という一つの町を舞台にした作品ですよね)

 そこから考えると、広大な世界の一部に降り立つMMORPGの世代が「異世界転生もの(異世界転移もの)」を作っているんじゃないかとか。ソーシャルゲームの世代からは、キャラクター周りの断片的な情報だけで楽しめるものが生まれるんじゃないか―――とか、色々考えられるのですが。


 『ワールドトリガー』に話を戻すと、この作品の作者である葦原先生は『スカイリム』などの洋ゲーが好きだとインタビューで答えているくらいかなりのゲーム好きだそうです。
 んで、このジャンルが好きかどうかはインタビューでは確認できなかったのですが、『ワールドトリガー』の「地形を活かしたチーム戦」というのは、FPSとかTPSのような「オンライン対戦3Dアクション(シューティング)」の世代の発想と思うんですね。今で言えば、『Splatoon』みたいなジャンルのゲームです(『ワールドトリガー』の連載開始は2013年なので、当然『Splatoon』より前ですけどね)

 ネイバーが攻めてきたときの防衛戦はもちろん「町」が戦場になるワケですが……ボーダー隊員同士の模擬戦になる「ランク戦」も、ネイバーが攻めてきた時のための準備を兼ねているめ、「町」の様々な場所を再現したステージの中から選ぶことになります。


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<画像は『ワールドトリガー』10巻87話「玉狛第2 2」より引用>

 「市街地」「河川敷」「工業地区」などのステージを選んで模擬戦を行うのは如何にもゲーム的ですし、そうして選んだステージの地形を活かして戦うのは「3D空間を活かしたゲーム」の世代の発想だなぁと思うのです。

 「3D空間を活かしたゲーム」というのがピンと来ない人もいると思うので超簡潔に説明すると、ゲームが3Dになって変わったのって「高さ」の概念が加わったところなんですね。FPSやTPSといった「オンライン対戦3Dアクション(シューティング)」は、ゲームが「高さ」を表現できるようになったことで発展していったジャンルなんです。


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<画像は『ワールドトリガー』2巻14話「三輪隊」より引用>

 例えば、「高台」からスナイパーが狙撃するとか、逆に「高い建物を壁にして」四方八方からの攻撃を防ぐとか。地形を活かした戦い方が重要になってくるのです。


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<画像は『ワールドトリガー』3巻22話「玉狛支部2」より引用>

 そのため、チーム編成も「近距離に強いアタッカー」「中距離に強いガンナー/シューター」「遠距離に強いスナイパー」、更に「彼らに情報を送るオペレーター」とポジションが分かれていて。それぞれに役割がちがっていて、必ずしも「1対1が強い方が勝つ」ワケじゃないんです。


 これが「ゲームの世代によって描かれる漫画・小説が変化する」説とつながっていて―――
 格闘ゲームの世代は、やっぱり「1対1」を重視する作品が多かったと思うんですね。なるべく平地で、地形の有利不利がないところで、向き合って「さぁ!勝負だ!」みたいな。『とある魔術の禁書目録』もそうですし、SNKの格闘ゲームが大好きだと公言していた和月先生の『るろうに剣心』とかもそうですよね。

 そうした作品に対して「もっと地形を活かしたバトルが観たい」といった批判も一時期はすごく多かったと思うのですが、今にして思うとそれは「漫画として劣っている」というより「格闘ゲームの文法を踏襲している」だけだったのかもと思いますね。『スマブラ』を「終点・アイテムなし・1on1」で戦って勝つ奴が強い、みたいな美学。


 それに対してFPS・TPS世代(と勝手に言っちゃっていますが)の『ワールドトリガー』は、地形も使うし、チームで連携して「2対1」「3対1」といった数的優位の状況を作ることが良しとされています。強い敵には何人かがかりで戦ったりもします。『モンスターハンター』とかだって複数プレイヤーで共闘して巨大なモンスターと戦うように、「1対1」でなければ卑怯だという格闘ゲーム世代とはバトルの捉え方がちがうんですね。

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<画像は『ワールドトリガー』7巻56話「風間隊」より引用>


 第1の項目で紹介したことも、第2の項目で紹介したことも、すべてはこの「チーム戦で戦うバトル漫画」というところにつながっていて―――「100人くらいキャラがいる」という話も、ボーダー隊員は「○○隊」といったチームごとに4~5人はいるため、どうしたって多人数が必要なんですよね。それが分かっているから、最初から100人くらいのキャラを考えておいたという。

 また、主人公の1人である三雲修が超弱くても活躍できるのも「チーム戦」だからであって、「1対1」では誰にも勝てない弱さであっても、味方を活かす活躍があるんですね。
 「こんなに超弱い主人公はそうはいない」と書きましたが、実はチーム戦のスポーツ漫画ならそれもありえる話で……例えば『スラムダンク』の桜木花道なんかはバスケットボール選手としては素人で、自分の得点数はものすごく少ないのですが、リバウンドという「外れたシュートのボールを拾う」ことでチームメイトの得点につなげていたんですね。性格は正反対だし、身体能力だけは高かった桜木花道とちがって身体能力も低いのですが、「主人公としての立ち位置」を考えると三雲修は桜木花道タイプの主人公だったのかもって思います。空閑遊真が流川楓ですね。とすると、迅さんがゴリ……?

 ということで、この『ワールドトリガー』は「バトル漫画でありながらスポーツ漫画の魅力を持っている作品」だと思うのです。


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<画像は『ワールドトリガー』2巻8話「木虎藍2」より引用>

 そんな「スポーツ漫画のようなバトル漫画」を実現させている発明として、この作品特有の「戦っている時の体は、生身ではない」という設定があります。
 戦闘体がどんなにダメージを喰らっても生身には影響がなく、戦闘体で首をちょん切られても生身に戻るだけだったり、戦闘体で腕や脚がもげてもそのまま戦い続けたりします。この戦闘体は数日あれば作り直せる“作りもの”なのですが、首が跳ね飛ばされる姿や、腕や脚が欠損した状態で戦っている姿は、人によってはショッキングに見えてしまうかも知れないのが注意です。

 ただ、このおかげで「スポーツ感覚で戦えるバトル漫画」が実現出来ているんですね。
 「銃の撃ち合いなのに血が出ないゲーム」な『Splatoon』とかにやっぱり通じるものがある気がします。



◇ 結局、どういう人にオススメ?
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<画像は『ワールドトリガー』11巻94話「空閑遊真11」より引用>

 バトル漫画が好きな人にも、スポーツ漫画が好きな人にもオススメできる万人向け作品ですが……「たくさんのキャラクターが出てくる作品」の宿命として、キャラが出揃うまでのスタートダッシュがどうしても弱くなってしまうところがあって、例えばコミックス1巻だけ買って面白さが伝わる作品ではないと思うんですね。

 「最低でも10巻まで読んでくれ!」と言いたいけど、流石にそれは今から買って読むかを悩んでいる人にはハードルが高そうなので(笑)、とりあえず5~6巻までは読む気があるという人には是非オススメです。そこまで読めば、恐らく合うか合わないかが分かると思いますから!


【キンドル本】

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Nintendo Switchで今まで遊んだ全ソフトを簡易レビュー

 3月3日で、日本でNintendo Switchが発売されて2年になりました。
 WiiやWii Uの頃は「1ソフトにつき3行ずつ」のレビューを書いていましたが、それらの機種はバーチャルコンソールのソフトも含んでいたためソフトの数が多かったんですね。Nintendo Switchで遊んだゲームはそこまでの数ではないため、行数に制限なく簡易レビューをしていくことにしました。

 Wiiで今まで遊んだ全ソフトを3行レビュー!(最終版)
 Wii Uで今まで遊んだ全ソフトを3行レビュー!


 ※ クリックすると、そのソフトの簡易レビューに飛びます
Uurnog Uurnlimited
Ultimate Chicken Horse
UNDERTALE
オクトパストラベラー
神巫女-カミコ-

ケロブラスター
ゴルフストーリー
ゴロゴア(Gorogoa)
The Escapists 2
シノビリフレ -SENRAN KAGURA-

Stardew Valley
スチームワールドディグ2
Splatoon2
Splatoon2 オクト・エキスパンション
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

Celeste
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
テトリス99
Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit
白衣性愛情依存症

バトルスポーツ めく~る
PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~
Firewatch(ファイアー・ウォッチ)
Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)
ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online

フォートナイト バトルロイヤル
マニュアル サミュエル ~死神との約束~
Mr. Shifty
Minit
Yono(ヨノ)

1-2-Switch

 私がプレイしたのは31本です。
 『The Escapists 2』は難易度「かんたん」の3ステージしかクリアしていませんが、「このゲームの面白さのツボ」は分かったと思うのでリストに入れました。『ヒューマン フォール フラット』は友達が来た際に2人同時プレイで超序盤だけ遊びましたが、「このゲームの面白さのツボ」が分かるほど遊んでいないためリストには入れていません。

 メジャーなソフト、マイナーなソフト、基本無料のソフト……色んなものがごった煮になっているリストだと思うので、「へーこの人、こんなゲーム遊んでいるんだ」と楽しんでもらえたら幸いです。
 また、「私がNintendo Switchで遊んだソフト」なので、当然「他の機種でも遊べるソフト」もあります。公式で日本語にローカライズされていることが確認できたものは出来るかぎりリンクを張っていこうと思うので、Nintendo Switchを持っていないという人にも得るもののある記事なれたらイイですね。


↓Uurnog↓

◇ 『Uurnog Uurnlimited』
 <Nintendo SwitchSteam
 <2Dジャンプアクション+アクションパズル+探索>
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<画像はNintendo Switch版『Uurnog Uurnlimited』より引用>

 最初がコレかー(笑)。
 Wii Uダウンロードソフトで出ていた『クニットアンダーグラウンド』『U-EXPLORE SPACE ADVENTURES』を開発したNifflas’ Gamesのゲームです。タイトルの読み方は分からないので、私は勝手に『アーノッグアーンリミテッド』と呼んでいます。

 ゲームとしては、無数の扉でつながっているエリアを探索していく2Dジャンプアクションです。「メトロイドヴァニア」っぽいところもありますが、最大の特徴は「拠点」が「オートセーブされるセーブポイント」でもあり「アイテムを持ち帰る倉庫」にもなっているところです。様々なエリアで見つけたアイテムをここに持ち帰ることが目的なのだけど、アイテムだけじゃなく敵とか爆弾とかも持ち帰ってこれちゃうので、うっかりすると貴重なアイテムや宝石も破壊されちゃったりするという。

 『スーパーマリオUSA』のように敵やアイテムを持ち上げることが出来て、銃を持ち上げれば弾を撃てるし、鳥を持ち上げれば空中飛行が出来ます。それらを使って進めないところを突破していくアクションパズルの要素もあるのだけど、解法は一つじゃなくて、強引な突破も出来ちゃうのが『ブレス オブ ザ ワイルド』っぽいところでもありますし、「解法を閃くこと」よりも「貴重なアイテムをどのタイミングで使うのか」のリソース管理が楽しいゲームだと思います。

こういう人にはオススメ!
 自分なりに「どこを探索するか」「どのアイテムを使うのか」を考えるのが楽しい人。

こういう人にはオススメできない!
 アイテムやお金を「ロスト」することにストレスを感じる人。


(動画:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『Uurnog Uurnlimited』の冒頭だけ実況プレイ
(動画:【超絶ネタバレ配信】『Uurnog Uurnlimited』の最終ステージに挑む実況プレイ


↓UCH↓

◇ 『Ultimate Chicken Horse』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteam
 <2Dジャンプアクション+(オンライン)対戦+ステージ作成&共有>
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<画像はNintendo Switch版『Ultimate Chicken Horse』より引用>

 オンラインもしくはローカルプレイでの対戦専用2Dジャンプアクションです(ステージによっては黙々とタイムアタックで遊ぶことも出来るけど……)。
 4人までのプレイヤーが「スタート地点」から「ゴール地点の旗」まで競争することを繰り返すゲームなのですが、各ラウンドの前に各プレイヤーが一つずつ「ステージのパーツ」を追加することが出来るので、ステージがどんどんどんどん変化していくのが特徴です。自分がクリアしやすいように足場を設置する人もいれば、凶悪なトラップで他プレイヤーを殺しに来る人もいて、遊ぶ人の性格が出ますね!

 また、ルールのカスタマイズも可能な上、ステージの自作も出来るので、「楽しい遊び方」を考えつく限り永遠に遊べてしまうゲームだと言えます。
 逆に言えば、「楽しい遊び方」を思いつかないと同じような遊びしか出来なくてすぐに飽きてしまったり、オンラインで出会ったメンバー次第で面白くなったりつまらなくなったりするゲームで―――ゲームが面白くなるかどうかは、面白い人間であるかどうか次第なんだと思い知らされるゲームでもあります。

こういう人にはオススメ!
 「楽しい遊び」を考えるのが得意な人、もしくはそういう友達がいる人。

こういう人にはオススメできない!
 ゲームは一人で遊びたいという人


(記事:『Ultimate Chicken Horse』紹介/これぞ対戦&協力型『マリオメーカー』の形!
(動画:ゲームが下手な人が『Ultimate Chicken Horse』の初プレイを実況配信
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ3:Ultimate Chicken Horse編


↓UNDERTALE↓

◇ 『UNDERTALE』
 <Nintendo Switchプレイステーション4プレイステーションVitaSteam
 <コマンドバトルRPG+アクションアドベンチャー+テキストアドベンチャー>
undertale2.jpg
<画像はNintendo Switch版『UNDERTALE』より引用>

 世界中で大ヒットしたインディーRPGの代表作です。
 「ネタバレ絶対厳禁!」「黙って遊べ!」と言われるゲームなので、なるべくネタバレにならないように紹介すると……1990年代の日本のRPGが好きだったアメリカ人が、「そういうクラシカルなRPGにはもう飽きちゃったよね」と日本のRPGを批評的に再構築したようなゲームです。

 なので、コマンドバトルRPGの形を取りながら、弾幕シューティングが始まったり、テキストアドベンチャーみたいなところもあったり、色んなジャンルの要素が混じったようなアクションアドベンチャーのようなゲームでした。
 個人的にはパロディやメタフィクションが好きではないこともあって、あまりこのゲームを楽しめなかったのですが……ゲームの歴史を考えると、「日本のRPG」を外国人が批評的に捉えた作品ということで、『菊と刀』的な意義はあるのかなと思います。

こういう人にはオススメ!
 コマンドバトルRPGにはもう飽きちゃったぜ!という人。

こういう人にはオススメできない!
 パロディやメタフィクションが好きじゃない人。


(記事:『UNDERTALE』紹介/コマンドバトルRPGに飽きちゃった人達に向けた「ポストJRPG」


↓octopath↓

◇ 『オクトパストラベラー』
 <Nintendo Switch
 <コマンドバトルRPG+圧倒的な自由度>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『オクトパストラベラー』より引用
 ©2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.>


 スーファミ時代に様々なRPGを発売していたスクウェアが、「スーファミ時代の2Dドット絵+コマンドバトルRPG」が現代まで進化し続けていたらこうなると考えて作った、懐古主義のようで全く新しいコマンドバトルRPGです。

 その最大の特徴は「自由度」です。
 プレイヤーは8人いる主人公の中から1人を選んでそのキャラのストーリーを進めるのですが、選ばなかった7人も仲間にすればそのキャラのストーリーを見ることが出来ます。ですが、敢えて仲間にしないで1人旅でクリアすることも可能です。主人公に選んだキャラのメインストーリー以外は「やってもやらなくても自由」なんです。

 従来のRPGだったら「ここは○○の村です」と言うだけだったモブキャラも、フィールドコマンドを使って「戦いを仕掛けたり」「アイテムを買い取ったり」「設定を見たり」することが出来て、ちゃんと生きたキャラだというのが分かるのですが……これも別に「やってもやらなくても自由」。
 戦略性の高いコマンドバトルも含めて、「自分だけの仲間」「自分だけの旅」「自分だけの戦い方」をプレイヤーが考えてイイのがこのゲームの魅力なのです。

 難点を挙げると、バトルの戦略性が高いために雑魚戦でもちゃんと考えて戦わなくてはならず、オート戦闘なんかにも出来ないから結構な時間がかかってしまうところ(そのためダンジョン自体は短くしてある)。
 また、「自由度」を優先したせいで「世界地図が変化するようなダイナミックなストーリー」には出来なかったり、「味方キャラクター同士の会話シーン」も少なかったりなので、ストーリー重視・キャラクター重視の人には物足りないかも。

こういう人にはオススメ!
 「自分だけの冒険」にワクワク出来るという人。

こういう人にはオススメできない!
 RPGはストーリーを楽しむために遊んでいるという人。


(記事:『オクトパストラベラー』紹介/スクウェア時代のDNAを受け継いだ、でも2018年にふさわしい新しい冒険のRPG!


↓kamiko↓

◇ 『神巫女-カミコ-』
 <Nintendo Switch、3~4月にPS4/XboxOne/Steam/PC版も出るらしい>
 <2D見下ろしアクションゲーム+アーケードライク>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『神巫女-カミコ-』より引用>

 Nintendo Switch本体発売の翌月である2017年4月に発売されたアクションゲームです。
 当時はまだ『ファミコンOnline』もなかったし、ダウンロード専用ソフトもそれほど多くなかったため「短時間で遊べる500円のアクションゲーム」としてヒットしました。膨大なボリュームの『ブレス オブ ザ ワイルド』の息抜きに『神巫女-カミコ-』を遊ぶ―――みたいなカンジでね。

 ステージ数は4とかなり少ない上に、その4ステージもあまり変わり映えしないのが難点。しかし、使えるキャラクターが3人いて、操作感覚がまったく違うのが楽しいのです。「様々なステージを攻略する楽しさ」よりも「操作感覚のちがうキャラで敵を倒していく楽しさ」が重視されているのかなと思います。
 「タイムアタック」や「探索要素」もあって、その2つは相反してませんかと思わなくもないのだけど(笑)、500円の新作ゲームとして考えるとなかなか頑張っていると思います。ドット絵の立ち絵も可愛いし!

こういう人にはオススメ!
 アクションゲームは「キャラを操作する」のが楽しいという人

こういう人にはオススメできない!
 アクションゲームは「様々なギミックのステージを攻略する」のが楽しいという人


(動画:ゲーム下手が実況で『神巫女-カミコ-』の冒頭をプレイ-1(ログ)


↓kero↓

◇ 『ケロブラスター』
 <Nintendo Switchプレイステーション4SteamPLAYISMiOS
 <2Dアクションシューティング+ステージクリア型>
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<画像はNintendo Switch版『ケロブラスター』より引用>

 伝説のフリーゲーム『洞窟物語』の作者が手掛けた2Dアクションシューティングです。操作感覚は似ていますが、今作はステージクリア型のゲームになっています。

 社畜のカエルがお仕事として敵を倒していくストーリーなのだけど、今作はお金を使って武器を強化できるため、どうしてもクリアできない場面は何時間も稼ぎプレイをしてゴリ押しすることも可能です。というか、自分くらいの腕だと何時間も稼ぎプレイをしてフル強化してもなお難しかった……プレイ時間の大半は、雑魚を倒して画面切り替えて雑魚を倒して画面切り替えての繰り返しだったので、「労働、とは」と考えさせられなくもない。

 ネットのレビューを見ると「クリアだけなら簡単、その後のやりこみ要素が難しい」「難易度が絶妙」と言われているゲームなので、あー今の自分にはもうアクションシューティングが向いていないんだなぁと気付かされてしまいました。『洞窟物語』は聖域クリアまでやったんですけどね。今の自分にはもうムリです。

こういう人にはオススメ!
 まだまだアクションゲームに「上手くなってやるぜ!」と思える人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームに一生懸命になると肩を痛める人


(動画:『ケロブラスター』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ


↓golf↓

◇ 『ゴルフストーリー』
 <Nintendo Switch
 <ゴルフゲーム+アクションアドベンチャー>
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<画像はNintendo Switchソフト『ゴルフストーリー』より引用>

 ファミコン時代から続く「ボタンを3回押してショットを打つタイプのゴルフゲーム」にストーリーを加えたようなゲームです。公式では「ゴルフ+RPG」と言われていますが、成長要素や育成要素にさほど自由度はなく、全ステータスをマックスまで上げてもなお難しいので「ゴルフゲームが苦手な人でも経験値を貯めれば何とかなる」みたいに思ってはいけません。ゴルフゲーム部分はガチです。

 ただ、ストーリーはなかなか面白かったですし、プレイヤーが歩き回れるエリアとゴルフのコースが同じ縮尺な上、歩き回れるエリアでの遊びも充実しているので、エリアを歩き回る楽しさもなかなかでした。「ゴルフ+RPG」というより「ゴルフ+アクションアドベンチャー」といった方がイメージしやすいかなぁ。

 ドット絵のキャラクターやフィールドも可愛い。
 一応、ローカルプレイでの2人対戦も可能です(やったことないけど)。

こういう人にはオススメ!
 ドット絵のキャラが動き回ってストーリーを進めるのを見るのが好きな人

こういう人にはオススメできない!
 「タイミングを合わせてAボタン」を押すと肩を痛める人


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『ゴルフストーリー』の冒頭だけ実況プレイ


↓Gorogoa↓

◇ 『ゴロゴア(Gorogoa)』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteamiOSAndroid
 <じっくり考える系パズル+脱出系アドベンチャー?>
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<画像はNintendo Switch版『Gorogoa(ゴロゴア)』より引用>

 正方形4つのスペースに描かれた「絵」を、別のスペースに移動させて並び変えたり、別の「絵」の上に重ねたり、拡大したり、逆に引いてみたり……最初は「どうつながるのか分からなかった絵」を正しく組み合わせるとストーリーが進んでいくというパズルゲームです。
 「なるほど、こうやるとつながるのか」が分かった時の気持ち良さは、『ゼルダの伝説』などで謎が解けた時のような気持ち良さがあります。

 クリアまでの時間は個人差があるといっても「1~3時間」くらいと短いのですが、それ故に「ハイハイ、またこのパターンね」といったカンジに謎解きがワンパターンになる前に終わるので、最後まで飽きずにプレイできるゲームと言えます。クリアまでのプレイ時間が長い=ボリュームがあるワケじゃないですからね。延々と水で薄められて味のしないものを飲まされるゲームより百倍好感が持てます。

 難点は価格です。
 ゲーム機用やSteamなどでは大体1500円前後の価格なのに対して、スマートデバイス版は600円前後で買えてしまいます。調べてみたけど違いはよく分からず……私はNintendo Switch版をセールの時に買って遊びましたが、この価格差ならばスマートデバイス版でもイイ気がしますし、どうしてもゲーム機やPCで遊びたいという人はセール待ちでもイイのかも。

こういう人にはオススメ!
 「謎解き」だけをじっくり考えて遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 1本のゲームで長時間遊びたい人



↓Escapists↓

◇ 『The Escapists 2』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+脱獄シミュレーション+(オンライン)対戦・協力も可能>
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<画像はNintendo Switch版『The Escapists 2』より引用>

 このゲーム、色んな機種で出ていると思ったのですが……どうやらNintendo Switch版以外は公式には日本語化されていないみたいですね。どうしてNintendo Switch版だけがと言いたいけど、Nintendo Switch版もところどころ日本語が怪しいのでそもそもローカライズに積極的ではなかったのかも。

 ゲームとしては見下ろし視点の2Dアクションアドベンチャーです。
 「刑務所からの脱獄」が主な目的で、どうやって脱獄するかはプレイヤー次第、方法も幾つか用意されているみたいですね。1ステージ=1刑務所となっていて、全部の刑務所からの脱獄を目指すと結構な時間がかかりそう。

 「どうやって脱獄するかはプレイヤー次第」と言ってもイメージ出来ないよ―――という人に分かりやすく説明すると、要はこのゲームは「脱獄に必要なアイテムを、看守に見つからないように用意するゲーム」なのです。穴を掘って地中から脱出するためにはシャベルが必要、看守をぶん殴って鍵を奪うには武器が必要、でも当然そういったものは刑務所の中では手に入りません。
 なので、「点呼」や「食事」「シャワー」などの刑務所のタイムスケジュールに従いながら、看守に見つからないように材料を集めていくのです。シャベルを作るのだったら「グリップ」「ガムテープ」「鉄板」が要るので、他の囚人の机から盗んだり、他の囚人から買ったり(そのお金を得るために労働したりクエストをこなしたり)。

 また、ステージによっては「刑務所からの脱獄」ではなく、「列車が駅に着く前に逃げ出す」みたいなステージもあって、こちらはステルスアクションゲームと言えますね。私はステルスゲーム苦手なんですけど、同じようなステージばかりにしたくないという狙いはよく分かります。アクセントとしてはアリかな。

 難点は、文字が小さいこと。
 海外のゲームは文字が小さくて読みにくいものが結構ありますが、このゲームはその中でも特に「小さっ!」と叫びたくなるほど小さいです。テレビ画面が小さい人や、携帯モードで遊びたい人には、これはなかなか厳しいかも。

こういう人にはオススメ!
 自分なりの「脱獄へのプラン」を考えるのが楽しい人

こういう人にはオススメできない!
 小さな文字が読みづらい人


(動画:『The Escapists 2』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ
(記事:初心者のための『The Escapists 2』講座


↓refre↓

◇ 『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』
 <Nintendo Switch
 <美少女+コミュニケーション>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』より引用>

 大きなおっぱいを揺らしながら女のコ達が戦うゲーム『閃乱カグラ』シリーズのスピンオフ作品ですが、ストーリーとかあったものじゃないし、私は本編は『Burst』しかやっていないんですけど「本編はこんなキャラじゃなかっただろう」としか思わなかったので、本編は知らなくても問題ないと思います。

 Nintendo SwitchのHD振動を活かして「女体の感触をHD振動で再現!」という人類の夢を目指したビッグプロジェクトでしたが、流石にコントローラでおっぱいの柔らかさを感じるのはムリゲーでした。
 結果的に、『ラブプラス』のスキンシップモードだけを切り取ったようなゲームになっていて、キャラが好みだったら着せ替えしたり髪型変えたり写真撮影したりでそれなりに楽しめるんじゃないかなと思います。飛鳥以外のキャラは有料DLCなので、その点はご注意ください。というか、有料DLCでキャラを売るなら1人くらいひんぬー枠がいても良かったんじゃないですかね!?

こういう人にはオススメ!
 キャラの見た目や声が好みだという人

こういう人にはオススメできない!
 本気で「エロイもの」を探している人


<動画:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『シノビリフレ -SENRAN KAGURA-』の冒頭だけ実況プレイ


↓Stardew↓

◇ 『Stardew Valley』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteamiOSAndroid
 ※ Android版は事前登録受付中
 <牧場シミュレーション+オンライン協力プレイ可能>
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<画像はNintendo Switch版『Stardew Valley』より引用>

 海外の人が「久々に『牧場物語』を遊びたくなったけどPC用に出ていないのか、じゃあ自分で作っちゃえ!」と、1人で作ったジェネリック牧場物語です。PCだけでなくNintendo Switchにも『牧場物語』がなかったため、こちらでも大ヒットしました。マーベラス的には「助けて~、ドラえもん」と言いたくもなるわ。

 『牧場物語』を知らない人もいると思うので簡単に説明すると、高速で過ぎていく1日の間に「畑の作物に水をやったり」「家畜の世話をしたり」「魚を釣ったり」「鉱山に鉱石を採りに行ったり」と忙しなく働くゲームです。やることが、やることがたくさん…!
 一応戦闘もするので『ルーンファクトリー』の方が近いのかも知れませんが、アクションゲームとしても爽快感抜群の『ルーンファクトリー』と比べてはなりません。こちらはあくまでオマケ程度の戦闘要素です。

 『牧場物語』『ルーンファクトリー』にない特徴としては、畑や家畜小屋を作れるエリアが広大で「自分の好きなところに好きなように作ってイイ」点と、アメリカの社会問題が見えてくる住民達です。『牧場物語』のほのぼの空気を期待すると、あまりの閉鎖性にビックリするかも。
 あと、私がプレイした頃にはなかったのですが、現在はオンラインでマルチプレイが可能になったみたい。ただでさえ「時間を忘れて黙々と没頭してしまうゲーム」なのに、更に長く遊べてしまう無料アップデートを持ってくるとは。

こういう人にはオススメ!
 長時間黙々と遊べるゲームを探している人

こういう人にはオススメできない!
 スローライフを求めている人


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Stardew Valley』の冒頭だけ実況プレイ


↓swd2↓

◇ 『スチームワールドディグ2』
 <Nintendo Switch
 <2Dジャンプアクション+探索+アクションパズル>
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<画像はNintendo Switch版『スチームワールドディグ2』より引用>

 前作は良くも悪くも尖ったインディーゲームという印象だったけど、今作は万人向けメトロイドヴァニアに超進化、主人公キャラをガンガン強化して広大なフィールドを探索していくゲームになりました。
 最初は土でほとんどが埋まっているので、自分の好きなところをどんどん掘って道を作る、そうするとアイテムも手に入るのでそれを持ち帰って強化―――「道を作る」のと「アイテムを入手する」のが同じアクションなので、探索すれば探索するほど自分が強くなって、更に探索できるところが増えていくという好循環!

 前作は「一度掘ったところは回復しない」ことを活かして「自分なりのダンジョンに作り替えていく」という感覚だったのだけど、今作は自キャラのパワーアップも早いし、パワーアップが進むと自由自在に動けるようになるし、フィールドが広大なのでガンガン新しいところを目指すという印象です。個人的には前作のチマチマしたカンジが非常に好きだったのだけど、「続編としてパワーアップさせる」にはこの方向しかないとは思います。ただ、応援していたマイナーなバンドがメジャーになっちゃったような寂しいカンジは否めない。

こういう人にはオススメ!
 探索できるエリアがどんどん広がっていくのが楽しいって人

こういう人にはオススメできない!
 シビアなゲームを遊びたい人


(画像:Nintendo Switch用ダウンロードソフト『スチームワールドディグ2』の冒頭だけ実況プレイ


↓Splatoon2↓

◇ 『Splatoon2』
 <Nintendo Switch
 <3Dアクションシューティング+オンライン対戦・協力>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 任天堂の歴史の中でも「黒歴史」になりかねないほど大惨敗に終わりそうだったWii Uにおいて、まさかの国内ミリオンセラーを達成した新星の続編です。
 ジャンルとしては「三人称視点のアクションシューティング」で、普通のTPSが銃で「敵」を攻撃するのに対して、『Splatoon』はインクを発射する銃で「敵」を攻撃するだけでなく「床」を塗って援護することも可能です。4人vs.4人で戦うナワバリバトルは「最終的に床を多く塗っていたチームの勝ち」というルールなので、一つのアクションで「敵への攻撃」「味方への支援」「得点を重ねる」という複数の効果を生むのが特徴ですね。

 ポップな見た目から「誰でも楽しめるパーティゲーム」のように勘違いしてしまうかもですが、中身はガチの対戦アクションシューティングなので、「初心者が上級者にラッキーで勝つ」みたいなことは起こりません。一応1人用の「ヒーローモード」も入っていますが、基本的にはオンライン対戦専用ゲームですし、家族で遊ぶ用のモードみたいなものは入っていません。家族で遊びたいなら人数分の本体とソフトが必要です。
 こんなガチ寄りのゲームは日本じゃ売れないだろうなーと『1』の発売前は思っていたのですが、まさかまさかの大ヒット―――「このゲームでしか味わえない新しい体験」があれば、こういうゲームでもちゃんと売れるんだなぁと思ったものです。

 『1』→『2』への変更点は数多くあるのですが……
 マッチングシステムが変わったこと、そういう構造のマップが多いこと、試合間に装備の変更が出来るようになったので戦力を均衡させたチーム分けにしづらいこと、マニューバーやシェルターなど「対人戦」に特化したブキが増えたことなどで―――ナワバリバトルは前作よりも大差がつきやすく「リスタート地点から降りることすら出来ない」みたいな試合が多くなった印象です。ナワバリバトルは前作の方が楽しかった。

 しかし、4人で協力してコンピューターのシャケ軍団と戦う「サーモンラン」という新モードや、ガチマッチの評価がルールごとに分かれるようになったなど、『1』になかった魅力を持った『2』であるのも確か。まぁ、全体的に「塗り合う」より「殺し合う」方向の楽しさにシフトしている感は否めないですね。

こういう人にはオススメ!
 「オンライン対戦で真剣に遊べるゲーム」を探している人

こういう人にはオススメできない!
 家族で一緒に遊べるパーティゲームを探している人


(記事:『Splatoon2』紹介/前作の不満点を手堅くつぶして、新たな面白さを加えた進化作
(動画リスト:ゲームが下手な人が実況する『Splatoon2』


↓Splatoon2oct↓

◇ 『Splatoon2』オクト・エキスパンション
 <Nintendo Switch
 <3Dアクションシューティング+有料DLC+1人用>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Splatoon2』より引用>

 こちらは「1本のソフト」ではなく、『Splatoon2』を持っている人にモードを加える「有料DLC」なんですが……ダウンロード専用ソフト1本分くらいの価格とボリュームがある「有料DLC」なので別ソフト扱いにしました。『Splatoon2』を持っていなければ遊べないので、この「有料DLC」だけ買っても遊べませんからね。

 『Splatoon』『Splatoon2』に入っている1人用のモード「ヒーローモード」をマニアックにしたようなモードです。1人でタコ軍団と戦うのは「ヒーローモード」と一緒なのだけど、ステージが「レールの上を移動しながらチャージャーで全部のマトを撃つ」とか「ジェットパックで敵の攻撃を避けまくる」みたいな変なものが多く、『Splatoon2』のシステムを使ったミニゲーム集といった方がイイのかも。
 ストーリーも「『1』のヒーローモード」の続編というか、「そうそう!これが見たかったんだよ!」という展開がてんこ盛りで「『2』のヒーローモード」より好きです。本編に出来なかった理由も分からなくはないくらいダークではあったと思いますが。

 ただ、難易度は高いです。
 色んなブキで色んなシチュエーションをこなさなくちゃいけないことは仕方ないとしても、単純に得意なブキを使って殺し合う「ジョシリョ区」や、立体構造をしっかり把握しなくちゃいけない「ラスボス戦」の難易度はシャレにならないレベルでした。「ラスボス戦」は50回くらいやり直して何とかクリアしたけど、「ジョシリョ区」は100回くらい挑戦しても未だにクリア出来ていません。
 まぁ、『1』のヒーローモードのラスボス戦も苦戦したので、単に私がゲームを下手すぎるだけなんだろうってことは分かりますし、向いていないんだろうなとは思います。『Splatoon3』が出ても買わない方がイイかなーと思うくらいのトラウマになりました。

こういう人にはオススメ!
 『Splatoon2』の操作やブキで高難度ミッションに挑みたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームが下手な人



↓bow↓

◇ 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
 <Nintendo Switch、Wii U
 <3Dアクションアドベンチャー+オープンワールド>
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<画像はNintendo Switch版『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』より引用>

 シリーズとして行き詰まり傾向のあった『ゼルダの伝説』の「アタリマエを見直す」をコンセプトに、完全に生まれ変わった新生『ゼルダ』です。
 これまでの『ゼルダ』シリーズは「Aのダンジョンに行く→Aのダンジョンで1のアイテムを手に入れる→1のアイテムを使うとBのダンジョンに入れるようになる→Bのダンジョンで2のアイテムを手に入れる→2のアイテムを使うとCのダンジョンに入れるようになる」といった一本道に沿って進むゲームだったのだけど、これだと「一つの敵が倒せない」「一つの謎が解けない」だけでそこから先に進めない構造だったんですね。

 そのため、『ブレス オブ ザ ワイルド』はチュートリアルが終われば後はどこにどういう順番で進んでもイイ、何ならいきなりラスボスの待つ城に突撃してもイイというゲームになりました。「ストーリーの筋道が決まっていない」どころか、「ストーリーを無視しても構わない」ゲームデザインになったのです。

 「何でも出来る自由」というだけでなく、「やりたくないことはやらなくても自由」。
 
 それでいて、広大なフィールドには遊びがみっちり詰め込まれていて、祠を「探索」する楽しさ、祠の「謎を解く」楽しさ、敵と戦う「アクション」、活き活きとした「キャラクター達」と―――寄り道すればしただけ嬉しいことが起こるのです。まぁ、なので「いきなりラスボスを倒しに行ってもイイ」とは言っても、少なくとも50時間くらいはガッツリ遊ぶ時間が取れる人じゃないとオススメしづらいかな。


 個人的には、こういう思想のゲームならばラスボスはもうちょっと弱くても良かったんじゃないかと思わなくもないです。私がへっぽこだからと言われたら反論できないんですけど、「やりたくないことも全部やって」主人公を出来る限り強化しまくった上でもラスボスには大苦戦したので、「やりたくないことはやらなくてもラスボスは倒せる」とは言いづらいなと。

こういう人にはオススメ!
 「まだ行ったことのない場所」がたくさんあればあるほどワクワク出来る人

こういう人にはオススメできない!
 時間のない人


(記事:『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の自然なチュートリアルが素晴らしい!
(記事:『ブレス オブ ザ ワイルド』は、どの「ゼルダのアタリマエ」を見直したのか
(動画:ゲームが下手な人が実況で『ゼルダの伝説 BotW』の冒頭をプレイ-1(ログ)


↓Celeste↓

◇ 『Celeste』
 <Nintendo SwitchSteam
 <2Dジャンプアクション+死に覚えゲー>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Celeste』より引用>

 インディーゲームではよくある「凶悪なトラップでガンガン死ぬ」けど「すぐ手前から再開できる」から、ガンガン死んでも1回でもクリアできたら先に進める系の2Dアクションゲームです。「ジャンプ」「壁にしがみつく」、そして「空中ダッシュ」を駆使して山の頂上を目指すのが特徴です。

 しかし、「死んでもすぐ手前から再開になるから大丈夫だよ」というゲームは、終盤「死んでもすぐ手前から再開にならず、うんと前に戻される」ことで難易度調整することが多く、このゲームもボス戦なんかはそんなカンジでした。だからまぁ、「アクションゲームが苦手な人でも大丈夫!」みたいなことは私は言いたくないのですが……

 プレイヤーが出来るアクションは「ジャンプ」「壁にしがみつく」「空中ダッシュ」くらいしかないのに、チャプターごとに異なるギミックが用意されていて飽きさせず、「こんなとこどうやって行くの?」というところをギミックを駆使して突き進んでいくアトラクション感は『マリオギャラクシー』っぽいなと思いました。
 私はA面をクリアしたところでお腹いっぱいになってやめてしまいましたが、裏面的なものも豊富にあるのでアクションゲームに自信のある凄腕ゲーマーならば長く楽しめるゲームになるんじゃないかと思います。

こういう人にはオススメ!
 アクションゲームは「様々なギミックのステージを攻略する」のが楽しいという人

こういう人にはオススメできない!
 何度も何度も同じ場面をやり直して挑戦するのがつらい人


(動画:本日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Celeste』の冒頭だけ実況プレイ


↓smasp↓

◇ 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』
 <Nintendo Switch
 <2D多人数対戦アクション+(オンライン)対戦+豊富なコレクション要素>
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<画像はNintendo Switchソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』より引用>

 格闘ゲームが「覚えゲー」になっていたころ、そのアンチテーゼとして「4人対戦」「ダメージ蓄積量でふっとぶ距離が変わる」「様々なギミックのステージ」「ランダムで現れるアイテム」といったカンジに偶発的な要素を多分に含んだ「アドリブゲー」として生まれた乱闘ゲームの第5弾です。

 今作は「全員参戦」をキーワードに過去作に登場したファイターが全員使えるようになり、過去作のステージも多数収録、ローカルプレイならその全てのステージで8人対戦が可能になりました(オンラインでは4人対戦まで)。
 また、『Splatoon』のイカちゃんや『どうぶつの森』のしずえさん、『悪魔城ドラキュラ』のシモンやリヒターなどの人気キャラに加え、早期購入特典(現在は有料DLC)として『スーパーマリオブラザーズ』のパックンフラワーも使えるようになりました。だ、誰得!


 更に今作は1人用のモードが長く遊べるようになっていて、歴代任天堂作品+参戦シリーズのキャラの「スピリッツ」を収集するモードが収録されています。これはWii版『X』のシールに近いのだけど、単に収集して装備できるだけでなく、「『スマブラSP』のファイターで疑似的に再現」した夢の対決が1つ1つの「スピリッツ」に用意されているのが熱いのです。

 例えば、『斬撃のレギンレイヴ』の「フレイ&フレイヤ」のスピリッツ戦は、「こちらが巨人になって相手を蹂躙する」という戦いになっていたり。『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』の「マリア・ラーネッド」のスピリッツ戦は、相手が「原作のサブウェポン四聖獣を従えてくる」という戦いになっていたり……元ネタを知っている人がニヤリと出来るシチュエーションになっているのです。


 ただし、アクションゲームとしては「ガチ」です。
 『Splatoon』同様にポップな見た目で「パーティゲーム」と誤解してしまうかも知れませんし、実際「大乱闘」は偶発的な要素も多いので初心者が上級者に勝つこともあるのですが……『スマブラ』には『スマブラ』の「勝つコツ」がありますし、1人用の「アドベンチャーモード」なんかは運だけではどうにもならない難易度でした。
 正直なところ、“絶対倒さなければならないボス”はここまでの強さにしなくても良かったんじゃないのと思わなくもないですし、ラスボス戦は長すぎると思いました。『ブレス オブ ザ ワイルド』でも思ったことなので、世界的にこういうものが好まれているという統計データでもあるのかなぁ……

 あと、『ファイナルファンタジー』シリーズのスピリッツ戦がないのは明確に不満です。
 他のナンバリングタイトルが無理でも、『VII』のキャラだけでも「夢の対決」をしたかったですよ!エアリス戦とかエアリス戦とかエアリス戦とか!(酷い)

こういう人にはオススメ!
 「色んなゲームのキャラが集まった夢の競演」にワクワク出来る人

こういう人にはオススメできない!
 このゲームを格闘ゲームだと思っている人


(動画リスト:『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』をゲームが下手な人でも楽しく遊ぶ配信


↓tetris99↓

◇ 『テトリス99』
 <Nintendo Switch
 <落ちものパズルゲーム+オンライン対戦専用+バトルロイヤル>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『テトリス99』より引用>

 Nintendo Switch Onlineの有料会員特典で配布された、オンライン対戦専用『テトリス』です。

 『テトリス』とは、落ちてくるブロックをプレイヤーがコントロールして狙ったところに落として「横一列」が全部埋まっていたら消えるというパズルゲームなんですが……これを今流行りの「バトルロイヤル」のゲームのシステムに落とし込んで、99人対戦を実現したのがこのゲームです。
 ちゃんと「バトルロイヤル」のゲームらしく、「序盤は目立たないように潜む」とか「中盤は武器(バッジ)をたくさん持っているプレイヤーを攻撃して武器を奪う」とか「終盤は集めた武器(バッジ)の火力がモノを言う」といったバトルロイヤルゲームの文法に従っているのが面白いです。

 Nintendo Switch Onlineの有料会員なら誰でも遊べるゲームだから99人の対戦もさっと実現できるのだし、「基本無料の課金ゲーム」にはしづらい『テトリス』ですし、この方式以外では成功しなかったと思いますね。発想の勝利ですわ。

 気軽な対戦に特化したことで「フレンドに合流」みたいな要素はないし、キーコンフィグは「これしか変更できないのなら変更できなくても構わないレベルなのでは?」と思わなくもないのですが……要素を拡大すれば面白くなっていくゲームでもないだろうし、それが不満とも思いません。

こういう人にはオススメ!
 気軽に遊べるオンライン対戦のゲームを求めている人

こういう人にはオススメできない!
 BPSが発売したファミコンの『テトリス』の操作(Aボタンで落下)しか認めない人



↓Labo↓

◇ 『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』
 <Nintendo Switch
 <ペーパークラフト+ミニゲーム集+ラジコン+ゲーム作成>
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 Nintendo Switchのコントローラには「HD振動」や「IRカメラ」といった様々な機能が組み込まれているのに全然使われていない―――と言っていた人達を唸らせた突然変異のゲーム。ゲーム、なのかこれは……?

 一言で言えば、「段ボールを組み立ててNintendo Switchのコントローラをセットして遊ぶ体感ゲーム」なのだけど、その段ボールを組み立てる過程も遊びにしてしまい、出来上がったコントローラで遊ぶのももちろん遊びだし、何なら自分で遊びを考えるのも遊びだよねと、「あぁ、任天堂はこういう会社だったぜ……」と懐かしく思い出させられる商品でした。
 この『Nintendo Labo』が思ったようなヒットにならなかったみたいに言う人もいるんですが、こういう商品ってファミコンのロボットとかスーファミの『マリオペイント』みたいな異質な商品であって、これが『マリオ』や『ゼルダ』ほど売れなかったから失敗だというのは違うと思うんですよ。『Wii Fit』が例外中の例外なだけであって。

 段ボールを組み立てるのはムチャクチャ楽しかった一方、完成したコントローラで遊ぶにしては「入っているゲーム」があまり面白くなく、自分でゲームを考えるのも面倒くさくて私はそこでやめちゃったんですけど……コンテスト上位の人達の楽しそうなムービーを見ると、この商品が「失敗だった」なんて断じて思わないです。
 個人的に好きなのは「視力検査」「トイレットペーパーゲーム」「ARルイージマンション」あたり。「テレビゲーム4」もズルイ(笑)。

こういう人にはオススメ!
 ゲームとは「遊ばせてもらう」のではなく「自分で遊ぶもの」だという人

こういう人にはオススメできない!
 家が狭い人


(動画リスト:ゲームが下手な人が作る『Nintendo Labo』


↓hakuai↓

◇ 『白衣性愛情依存症』
 <Nintendo SwitchプレイステーションVitaSteam、Windows 7/8/10>
 <恋愛アドベンチャー+百合>
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<画像はNintendo Switch版『白衣性愛情依存症』より引用>

 老舗のゲーム会社:工画堂スタジオが送る、ゲーム機用ソフトでは珍しい百合ゲーです。「百合」というのは「女性同士の恋愛を題材にした作品」という意味ですね。
 現在では百合モノのアニメなんかも増えているのでそれなりに市民権を得ていると思うのですが、そうした数多ある百合作品の中でもこのゲームが特殊なのは「どうやら男というものが完全に絶滅した世界っぽい」ところです。メインキャラが全員女性なのは言うまでもなく、「父親」や「弟」みたいな単語も出てこなくて、「ナンパ男」とか「酔っ払い」とか「○○の売人」のポジションのキャラも女性です。この世界ではiPS細胞によって女性同士で子供を作るのが普通なので、男性が存在しなくても全く困らないんですね。

 主人公達は「看護師を目指す看護学校の生徒」で、前半はその看護学生としての日常が描かれ、後半はそれまでの好感度によって各ヒロインごとの個別ルートに進むというカンジです。
 個人的には「看護学生としての日常」の描写がすごく好きだったので、それを後半の個別ルートにも活かして欲しかったなとは思うのですが……個別ルートに入ってからの展開も「オイオイ、何だったんだよアレは」と人と語りたくなるようなものが多くて、とても記憶に残るゲームでした。
 
こういう人にはオススメ!
 キャラの絵柄が気に入った人

こういう人にはオススメできない!
 刺激の強いものにはメンタルが耐えられない人


(記事:『白衣性愛情依存症』紹介/なんだか…想像してたのと全然ちがうぞっ!


↓meku-ru↓

◇ 『バトルスポーツ めく~る』
 <Nintendo Switch
 <(オンライン)対戦アクション>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『バトルスポーツ めく~る』より引用>

 旧ハドソンの人達を中心に設立されたベンチャー企業OVER FENCEが、Nintendo Switchの影も形もない頃から「恐らくWii Uの後継機はこういう機種になるだろうから、それに合わせたゲームを作ろう」と予想して開発した結果、Nintendo Switch本体発売翌々月に早くも出てきた(オンライン)対戦アクションゲームです。

 使う操作は「左スティックで移動」と「ジャンプ」の2つだけ。
 「ジャンプ後の着地でパネルをめくる」「めくられているパネルの上に相手が乗っていると吹っ飛ぶ」という仕様のおかげで、シンプルな操作でも熱いバトルを実現したゲームになりました。パネルの色を取り合う陣取り合戦の要素は『Splatoon』っぽいところもありますが、4人までの対戦が出来る点やパワーアップアイテムでガンガン強化していく様は『ボンバーマン』っぽいなとも思いました。これが旧ハドソンのDNAなのだろうか。

 2人対戦だとちょっと微妙だけど、3人対戦・4人対戦はムチャクチャ面白いです。
 1月の福袋EVOで「やった!とうとうたかまるさんに勝った!」とガッツポーズをしてたら負けてたという伝説を作りましたが、最後の最後の1フレームで逆転ということがありえるゲームなんですよねぇ。

 欠点は「対戦相手がいないとどうにもならない」ことです。
 CPU戦はゲームが下手な私からしてもあまりに弱いと思うほどですし、オンライン対戦したくても野良ではまずマッチング出来ません。ストーリーモードのようなものもないので、オンラインでもローカルプレイでも「一緒に遊ぶ友達」がいないとかなりつらい。

 このゲームが売れなかったからなのかは分かりませんが、OVER FENCEは後に破産。今だったらSteam版なども出してクロスプラットフォームで対戦できるようにする手もあると思うんですが、それも叶わず。ゲームとしては間違いなく面白いのに、「オンラインに特化したゲームが売れないとこんなことになる」と痛感させられました。哀しい。

こういう人にはオススメ!
 オンラインでもローカルプレイでもイイから「一緒に遊ぶ友達」が2人以上いる人

こういう人にはオススメできない!
 友達がいない人


(記事:『バトルスポーツ めく~る』は「パーティゲームの定番」になれそう!だけど……
(動画:ゲーム下手が実況で『バトルスポーツ めく~る』を初見プレイ-1(ログ)
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ2:バトルスポーツ めく~る編
(動画:第1回福袋EVO2日目『バトルスポーツ めく~る』1回戦の第1グループ(のアーカイブ)


↓panpan↓

◇ 『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』
 <Nintendo SwitchSteamiOS
 <謎解きアドベンチャー+雰囲気ゲー>
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<画像はNintendo Switch版『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』より引用>

 一言で言うと、「500円で遊べる戦闘のない『ゼルダ』」です。
 『ゼルダの伝説』の謎解き部分だけを遊べるようなゲームで、『ゼルダ』は大好きだけど敵との戦闘が大嫌いな自分にとっては「そうそう!これが遊びたかったんだよ!」というゲームでした。

 宇宙船が墜落したので、未知なる惑星を歩き回ってパーツを集めていく―――というストーリーなのだけど、文字による説明はなく、ポップな絵柄と幻想的なBGMに浸れる作品ではあります。移動はちょっと遅いと思うけど、操作性は良好です。
 個人的にはそれを短所とは言いたくないのだけど、ヒント機能のようなものはないので謎解きに詰まったりどこに行けばイイのか分からなくなったりするとどうしようもないです。「そこをうんうん唸って考えるのが楽しいんじゃん」という人か、「それはキツイなー」と思う人かで評価は分かれちゃうんでしょうね。

こういう人にはオススメ!
 じっくりと解法を考えてうんうん唸るのが楽しい人

こういう人にはオススメできない!
 サクサクとゲームを進めたい人


(動画:やまなしさんが『PAN-PAN~ちっちゃな大冒険~』の冒頭だけ実況プレイ


↓Firewatch↓

◇ 『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』
 <Nintendo Switchプレイステーション4SteamiOS
 <1人称視点アドベンチャー+ウォーキングシミュレーター>
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<画像はNintendo Switch版『Firewatch』より引用>

 海外で絶賛された1人称視点のアドベンチャーゲームです。
 FPSのように「主人公の目線=カメラ」で歩き回るゲームですが、敵との戦闘などはなく、地図を見ながら指定された場所に行くことによってストーリーを進めていきます。

 主人公は妻の介護に断念して、人間のいない森林公園の監視員になった中年男性です。監視塔を「秘密基地」のようにして、トランシーバーで話す女上司とちょっとだけイイカンジになって、森を守るために走り回るのだけど得体の知れないことが起こって―――といったカンジの話です。
 クリアした直後は「なんじゃこりゃ、なんでこれが海外で絶賛されてるんだ?」と私にはピンと来なかったのですが……「妻の介護に挫折した中年男性が主人公」という設定だったり、エンタメ性の欠片もないある意味でリアルなストーリーだったり、「主人公以外誰もいない森」を1人称視点で歩き回るゲームにしたことで人間のモデリングをしなくて済んでいるところだったり、こういうゲームも存在していいんだという「新たな表現方法としてのインディーゲーム」の道筋を作ったことでの絶賛だったのかなと思いました。

こういう人にはオススメ!
 敵が出てこない森の中をただ一人で歩き回りたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームにエンタメ性を求める人


(動画:今日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Firewatch(ファイアー・ウォッチ)』の冒頭だけ実況プレイ(のアーカイブ)


↓fog↓

◇ 『Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)』
 <Nintendo SwitchSteam
 <2D対戦格闘ゲーム+ネタゲー>
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<画像はNintendo Switch版『Fight of Gods』より引用>

 2017年にPC向けに「アーリーアクセス版」として登場した格闘ゲームが、2018年の年末にNintendo Switchで登場です。キリスト、仏陀、天照大御神などの世界中の神々が戦う2D格闘ゲームで、賈船がローカライズしたNintendo Switch版は天照大御神に日本人声優を起用するなど気合の入ったローカライズとなっていました。

 が、つい数日前の2月26日にSteam版がアップデートされて、Steam版のみ「オンライン対戦」が可能になりました。
 いや、うん……このゲームで「オンライン対戦」が可能になったところで『めく~る』と同じように野良でマッチングできるのかとは思うんですけど、Nintendo Switch版はどうも発売したきりアプデもなさそうなのに比べて、Steam版はバランス調整などもアプデでされているみたいだし、そもそも価格が「アーリーアクセス版」であるSteam版の方が安いという。

 まぁ、Nintendo Switch版ならおすそ分けプレイで外出先で友達と遊べるという利点があるので、必ずしもSteam版の方が絶対優れているとは言いませんけどね。外出先で敢えてこのゲームを遊ぶ人、チャレンジャー過ぎませんか?
 ゲームとしては「馬鹿ゲー」のようで「ちゃんと2D格闘ゲームとして遊べる」みたいです。「アケアカNEOGEO」など、Nintendo Switchで遊べる格闘ゲームはたくさんありますが、完全新作の格闘ゲームは貴重ですからね。

こういう人にはオススメ!
 完全新作の格闘ゲームを遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 オンライン対戦があった方がイイと思う人(にはSteam版がオススメ)


(動画:昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Fight of Gods(ファイトオブゴッズ)』の冒頭だけ実況プレイ


↓fnso↓

◇ 『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』
 <Nintendo Switch
 <ゲーム集>
famicom.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』より引用>

 収録されているファミコンソフトが遊び放題になるNintendo Switch Onlineの「会員特典ソフト」です。ラインナップは毎月3本ずつ追加されていて、減ることはありません。

・『どうぶつの森』のファミコン家具
・ゲームボーイアドバンスの「ファミコンミニ」
・Wii、3DS、Wii Uのバーチャルコンソール
・ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ


 と、任天堂が展開してきた「過去ソフトの復刻」の最終形態とも言えるもので、丸ごとバックアップが各ソフト4つまで保存できて、オンラインでフレンドと一緒に遊ぶことも出来て(アプリを使えばボイスチャットも可能)、一部のソフトは「最初からお金MAX」や「ボスの直前から始まる」といった特別バージョンも配信されています。
 特に「オンラインでフレンドと一緒に遊ぶことが出来る」のは悲願とも言えて、『スーパーマリオブラザーズ3』をフレンドと一緒にクリアしたのは無茶苦茶楽しかったですねぇ。

 しかし、その反面ラインナップがアクションゲームに偏っていて、RPGやシミュレーションは(2019年2月時点では)1本も入っていません。それはまぁ、「オンライン対戦などがしたくて有料会員になっている人に向けたソフト」だからなのかも知れませんが、幅広いラインナップとは言い難いですし。ファミコンのアクションゲームは難しいものが多いので、当時を知らない若い人なんかは「なんじゃこりゃ!」とぶん投げてしまってもおかしくないんじゃないかと思います。

 個人的には「バーチャルコンソールで買わなかったようなソフト」をちょっと遊んで「やっぱ難しー!無理ー!」とギブアップするだけでも楽しいんですけど、目当てのソフト以外は遊びたくないという人には魅力的ではないのかもなぁと。

こういう人にはオススメ!
 色んなゲームをちょっとずつでも遊びたい人

こういう人にはオススメできない!
 アクションゲームが嫌いな人


(動画:【フレンドと一緒に】『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』のテスト配信
(動画リスト:【フレンドと一緒に】『スーパーマリオブラザーズ3』は本当にBダッシュを使わない方が簡単なのか


↓fort↓

◇ 『フォートナイト バトルロイヤル』
 <Nintendo Switchプレイステーション4PCiOSAndroid
 <3Dアクションシューティング+オンライン対戦・協力専用+バトルロイヤル>
fortnite-3.jpg
<画像はNintendo Switch版『フォートナイト バトルロイヤル』より引用>

 『PUBG』の大ヒット以降に現れた「バトルロイヤル」ゲームの1つで、基本無料のゲームなこともあって世界中でたくさんの人に遊ばれている大人気ソフトです。サッカーW杯の決勝でゴールを決めた選手がこのゲームのダンスを踊って話題にもなりましたね。
 基本無料のアイテム課金のゲームなので、Nintendo Switch Onlineの有料会員になっていなくてもオンラインで遊ぶことが出来ます。アイテム課金も見た目が変わるなどの要素なので、「課金しなければ勝てない」みたいなゲームではないですね。

 「バトルロイヤル」ゲームとは、100人のような大人数が同時にオンラインに接続して、1つの島で最後の1人になるまで戦う―――といったゲームジャンルなのですが。『フォートナイト』の特徴は、カートゥーン調のポップな見た目に代表される「明るさ」と、集めた素材を使って壁や階段を作れる「建築」のシステムかなと思います。
 
 また、シーズンごとに大型アップデートをしていて、遊びがガラリと変わるのも特徴ですかね。「最後の1人になるまで戦う」のがバトルロイヤルゲームの基本ですが、時期によっては「50人vs.50人」のサバゲーみたいなモードがあったり、自由に建築をしてフレンドと一緒に遊んだりできる「クリエィティブモード」が追加されたり。儲かっているゲームはこんな大がかりなことが出来るんですねぇ。久々に起動したら突然飛行機が飛んできて蜂の巣にされた時は何かと思いましたよ。

こういう人にはオススメ!
 「今まさに勢いのあるゲーム」を見ておきたい人

こういう人にはオススメできない!
 1位になれないことが許せない人


(動画:初めての『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ
(動画:『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ-2
(動画:『フォートナイト』をゲームが下手な人が実況プレイ-3
(動画:12月24日だったのでみんなでわいわいゲームを遊んだよ1:フォートナイト バトルロイヤル編


↓manual↓

◇ 『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+ネタゲー>
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<画像はNintendo Switch版『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』より引用>

 このゲームも公式に日本語化されているのはNintendo Switch版だけみたい。
 言葉が分からないとちっとも面白くないゲームだと思うので、ローカライズしてくれたテヨンジャパンに感謝です!

 このゲームは、生き返らせてもらうために死神と契約して「1日だけマニュアル操作で生活する」ハメになった主人公のゲームです。
 普通のゲームだったら左スティックを倒すだけで主人公キャラは移動してくれると思うのですが、このゲームの場合「ZRボタンを押すと右足を前に出す」「ZLボタンを押すと左足を前に出す」とイチイチ片足ずつ操作しなくては歩けません。それどころか「Yボタンを長押しして息を吸う」「Aボタンを長押しして息を吐く」とか、「Bボタンを押してまばたき」とか、普段の私達の生活では無意識に行っていることも全部ボタン操作でやらなくてはならないのです。

 当然それでは思ったような動きが出来なくて、あべこべな動きをキャラクターがしてしまうのでそれをゲラゲラ笑うというゲームですね。やることは「朝起きて歯を磨く」「シャワーを浴びる」「服を着る」みたいなことなのに、それが難しいのが面白い!


 ただ、決して難易度が高いゲームではありません。
 「全部の操作をプレイヤーがしなければならない」という説明だとむっちゃ難しいゲームのように思えてしまったのか、日本だとあまり売れなかったみたいなのですが……「ゲームオーバーになってコンティニューポイントからやり直し」みたいなのがなく、その場で何度も何度も挑戦できる仕様なので、頑張っていればいつかはクリア出来ます。

 クリアまでの時間は長くありませんが、このゲームは「操作に慣れて思ったように動かせるようになる」と普通のゲームになってしまいますし、このくらいのボリュームのおかげで「飽きる前に終わる」のは正しい判断だったと思います。
 決して手抜きなゲームというワケではなく、モード選択画面のアートワークとか、ストーリーをスキップしようとすると嫌味を言われるとか、細部までむっちゃ作りこんでいるゲームだと思います。2人協力プレイも面白いですよ!

こういう人にはオススメ!
 「短くても濃密な体験」を求める人

こういう人にはオススメできない!
 主人公がボロボロになっていくギャグが苦手な人


(記事:『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』紹介/「服を着て家から出る」だけでも冒険になる愉快なマニュアル生活へようこそ!
(動画:ゲームが下手な人が『マニュアル サミュエル ~死神との約束~』の初プレイを実況配信
(動画:ゲームが下手な人が『マニュアル・サミュエル』の2人プレイを友達と一緒に実況配信


↓Shifty↓

◇ 『Mr. Shifty』
 <Nintendo Switchプレイステーション4XboxOneSteam
 <2D見下ろしアクションゲーム+バイオレンスアクション+死に覚えゲー>
sifty.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『Mr.Sifty』より引用>

 壁をもすり抜ける「瞬間移動」が出来るのだけど、敵の攻撃には一撃で死ぬ主人公を操作して、わんさか湧く敵を倒していくバイオレンスアクションゲームです。
 よゐこのインディーでお宝探し生活で濱口さんがシフティのコートを学ランと見間違えて「『熱血硬派くにおくん』みたいなゲームかな」と仰っていましたが、当たらずとも遠からずで、「昔のベルトスクロールアクションゲーム」のようなゲームでした。たくさん敵が出てくる!殴って倒す!木刀が落ちてる!拾ってそれで敵を殴って倒す!みたいなゲームです。

 しかし、「ベルトスクロールアクション」とちがうのは、主人公が一撃でも喰らったら死ぬことです。そのため、「瞬間移動」を駆使して敵の攻撃が当たらない壁の向こうに逃げたり、壁の向こうから突然現れて敵を殴って倒したり、といった地形を使った戦略が求められるという。


 基本的には「やられてもすぐ手前から再開」なので、『Celeste』同様に“ガンガン死んでも1回でもクリアできたら先に進める系の2Dアクションゲーム”と言えると思うのですが……後半は相当難易度が高い上に、最終面はリトライポイントが少なくて「8連戦を一撃でも喰らったら最初からやり直し」という鬼畜仕様で、「死んでもすぐ手前から再開になるから大丈夫だよ」というゲームは終盤「死んでもすぐ手前から再開にならず、うんと前に戻される」ことで難易度調整するといういつものパターンに閉口するしかないという。

こういう人にはオススメ!
 地形や落ちているものを活かして大暴れしたい人

こういう人にはオススメできない!
 ゲームに求めるのは「爽快感」であって「高難度」ではないという人



↓Minit↓

◇ 『Minit』
 <Nintendo Switchプレイステーション4Steam
 <2D見下ろしアクションアドベンチャー>
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<画像はNintendo Switch版『Minit』より引用>

 「白と黒だけの画面」と「1分で主人公が死んでしまう」ことが特徴のアクションアドベンチャーです。
 しかし、その特徴を特に活かそうとすることもなく、「白と黒だけの画面」なことに理由はありませんし、「1分で主人公が死んでしまう」のはただ単にプレイヤーに枷を付けているだけという印象でした。もうちょっとこの設定を活かしたゲームデザインになっていればなぁ。

 「1分で主人公が死んでしまう」というのは、要は「1分経つと強制的にコンティニューポイントに戻される」ってだけなので、ゲームジャンルは『ゼルダの伝説』のようなアクションアドベンチャーなのですが、プレイ感覚は『牧場物語』みたいな「高速で過ぎていく1日の間にやらなければならないことをこなすゲーム」に近いなと思いました。

 逆に考えると、「全ての行動が“コンティニューポイントから1分の間に行える”ように配置されている」とも言えるので……短時間でクリアまで行ける「コンパクトな2Dゼルダ」を遊びたい人には向いているかな。

こういう人にはオススメ!
 アクションアドベンチャーに興味はあるけど時間がなくて手が出せなかった人

こういう人にはオススメできない!
 「斬新なゲーム」を期待している人


(記事:『Minit』紹介/白黒の世界を冒険する、お手軽『ゼルダ』!
(動画:『Minit』昨日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフトを冒頭だけ実況プレイ


↓Yono↓

◇ 『Yono(ヨノ)』
 <Nintendo Switch
 <アクションアドベンチャー+アクションパズル+クォータービュー>
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<画像はNintendo Switch用ソフト『Yono』より引用>

 かわいいゾウが主人公の、クォータービュー『ゼルダ』。
 クォータービューのゲームは「完全3Dのゲームは作れないけど、奥行きと高さは表現したい」時期(スーファミ~プレステ・サターン辺り)に多かったと思うんだけど、あの頃のコントローラでクォータービューのゲームは遊びづらくて苦手でした。今はアナログスティックがあるので思った方に移動できるから、普通に楽しめるもんですね。

 ゲームとしては「パズル」要素の強いアクションアドベンチャーってところですかね。敵とのバトルもありますが、主人公がゾウなためほぼ負ける気がしません。そりゃ最強の動物ですもんね。反面、フィールドの移動が遅いのが気にかかるのだけど、しょうがない。キビキビ走ったらゾウじゃなくなりますもの。
 全体的に難易度は低く、かわいい見た目通り、小さな子供でもクリア出来そう。終盤は「パズル」「バトル」ともにちょっと難易度が高くなりますけどね。

 しかし、ストーリーは何気に深く作られていて、「政治問題」「外交問題」などがテーマになっています。それを外からやってきた「無邪気」なゾウの視点で描くので、それが理解できなくても楽しめるゲームだと思いますが、大人がプレイすると「かわいいだけではなかった!」と驚かされるという。

こういう人にはオススメ!
 アクションアドベンチャーに興味はあるけど難しそうで手が出せなかった人

こういう人にはオススメできない!
 かわいい動物が嫌いな人


(動画:本日配信になったばかりのNintendo Switch用ダウンロードソフト『Yono(ヨノ)』の冒頭だけ実況プレイ


↓1-2↓

◇ 『1-2-Switch』
 <Nintendo Switch
 <対戦専用パーティゲーム+ミニゲーム集>
12s-3.jpg
<画像はNintendo Switch用ソフト『1-2-Switch』より引用>

 ジャイロセンサー、HD振動、モーションIRカメラ、そしておすそ分けプレイといったNintendo Switchのコントローラー:Joy-Conを活かしたミニゲームが28コ入っているゲーム集です。基本的には「対戦専用」だと思いますし、2人対戦とはいっても「同じ人と何十回と遊ぶ」だけならすぐに飽きてしまうでしょうから、ホームパーティや親戚の集まりなどで「大人数の中から交代交代で遊ぶ」ことが想定されたゲームだと思われます。

 その最大の特徴は「テレビ画面を見て遊ぶ」のではなく、「対戦相手を見て遊ぶ」ことにあります。Wii Uが「2画面を活かしたゲーム」を出してきたと思ったら、次のNintendo Switchではまさかの「0画面のゲーム」ですよ(笑)。
 でも、ゲームという「遊び」は、「ゲーム画面の中」ではなく「画面の前に集まっている人達の間」にあるんだという横井軍平さんのイズムを感じられたのは嬉しかったです。「ソーダ」みたいに勝ち負けも何もあったものじゃないゲームも入っているのが好きです。パーティゲームとはこうじゃなければ。

こういう人にはオススメ!
 大人数が集まって一緒に何かを遊ぶという機会のある人

こういう人にはオススメできない!
 1人で遊ぶゲームを探している人


(記事:『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』全28ゲームを動画付きレビュー!
(動画:ゲームが下手な人が、友達と『1-2-Switch』を真剣対戦!-1(ログ)



 以上です。
 この企画、以前に「Nintendo Switchのゲーム50本レビュー」ということをやっている人がいたので自分もやってみたいと思い、でも自分は31本しかプレイしていないからサクッと全部書き終えるだろうと始めたのですが……思った以上に大変でしたよ!この1週間ブログ更新できていなくてゴメンナサイ。ずっとコレ書いていました。

 こうして振り返ってみると、まだ発売から2年しか経っていないとは思えないほどものすごく楽しませてもらっているんだなーと思いますね。
 最近は新PCを購入したために金欠で新しいゲームが買えていませんが、まだ起動していないものも多いのでそれらもちゃんと遊んで、来年・再来年とこの記事に加筆していけたらイイなと思います。

| ゲーム雑記 | 17:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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