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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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「一番好きな作品」って質問は困るけど、「オールタイムベスト10」なら楽しく答えられる

 1年半前にこんな記事を書いていました。

 「一番好きな作品」を訊かれ、昔のものを挙げる人と最近のものを挙げる人

 漫画でもアニメでもゲームでも映画でも小説でも音楽でも、何ならエロビデオとかでもイイんですけど……「今までで一番好きな○○は何ですか?」という質問をされた際、恐らく多くの人は「昔好きだったもの」「青春時代に好きだったもの」「そのジャンルにハマるきっかけになったもの」を挙げると思うのですが、私は「つい最近触れたもの」とか「現在進行形で触れているもの」を挙げるという話でした。

 この傾向は今でも変わりません。
 漫画だったら『ステラのまほう』を挙げるし、アニメだったら『荒ぶる季節の乙女どもよ。』を挙げるし、ゲームだったら『Downwell』を挙げます。


 そんな私の意見は誰一人とて賛同されなかったんで、もうこの話題をするのはやめようと思っていたのですが……後にバレンタインのプレゼントでいただいた本に書かれていた「宇宙飛行士」と「天文学者」の話を踏まえると、自分の中で腑に落ちたんですね。合点がいったというか。

 あなたは、「一つのゲーム」を何周もプレイしますか?

 「宇宙飛行士」タイプの私は、星から星へと旅を続けます。
 宇宙にただよう星は2種類、「行ったことのある星」と「これから行く星」だけです。

 今まさに探索しているこの星や、これから行くであろう星に夢中なので……今まで行ったことのある星の中で一番好きな星なんて決める気が起きないんですね。「一番好きな星」が決まっちゃったら、もうそこに住めよって話じゃないですか。「天文学者」タイプの人は「一番好きな星」を決めてひたすらその研究をしたりもするのでしょうが、「宇宙飛行士」タイプの人は「これからもっと好きな星が見つかるにちがいない」と旅を続けているのです。だから、今までの中の一番なんて決めないのです。




 でも、「今まで行ったことのある星の中で好きな星を10コ教えて」って言われたら、喜んで10コを考えようと思います。

 「そこになんの違いもありゃしねぇだろうが!」のコラ画像を貼りたい(笑)。
 でも、私の中では「違うのだ!!」なのです。


 例えば今まで読んだことのある漫画や遊んだことのあるゲームが600本だとして、「600本の中の1位を決めること」と「600本の中から10本選ぶこと」はまったく別のことだと思うんですね。カレーライスとケーキとブラックコーヒーを並べて「どれが一番好きか」を決めることは出来ないけど、「昼食部門」「デザート部門」「朝目覚めたときに飲みたいもの部門」としてそれぞれを選ぶことは出来るのです。




 また、「どんな10本を選ぶのか」を考えると、流石の私も「つい最近触れたもの」や「現在進行形で触れているもの」で10本選ぼうとは思わず、「小学生の頃に好きだったもの」「中学生の頃に好きだったもの」「大人になってからハマったもの」「今ハマっているもの」といったカンジに幅広いものを選んでいくと思います。

 あと、ジャンルとかシリーズとかもなるべく幅広いものから選びたいなと思うんですね。その10本が名刺代わりになるワケですから。


 例えば、「今まで遊んだゲームから好きなのを10本選んで」って言われて

・スーパーマリオブラザーズ
・スーパーマリオブラザーズ2
・スーパーマリオブラザーズ3
・スーパーマリオワールド
・スーパーマリオコレクション
・Newスーパーマリオブラザーズ
・NewスーパーマリオブラザーズWii
・Newスーパーマリオブラザーズ2
・NewスーパーマリオブラザーズU
・NewスーパーマリオブラザーズU デラックス


 って答えられたら、「この人マリオしかゲームやったことないの?」って思っちゃうじゃないですか。確かにマリオは全部面白いけどさ!
 それを避けるため、同一シリーズは「マリオは1~2本」「ゼルダは1~2本」「ドラクエは1~2本」みたいに決めていくと―――厳密には「600本をランキング形式に並べた際の1~10位」とはまたちがう10本になると思うんですね。敢えてインディーゲームを入れようとか、敢えてフリーゲームを入れようとか、10本に何を入れるかでその人の個性が出るのが面白くて。「一番好きな作品」よりも考えるのが楽しいし、訊くのも楽しいと思います。




 ということで、名刺代わりに「私のオールタイムベスト10」を書いておこうと思います。
 もちろん現時点での10本なので、来年どころか来月にも変わる可能性はあります。「10本に入るような作品」に出会いたくて現時点でも星をめぐっているワケですからね。また、10本並べますけど、一番上の位置に書かれているものが1位みたいなことではないです。



【私の漫画オールタイムベスト10】
・『機動戦士クロスボーン・ガンダム』
・『夕凪の街 桜の国』
・『ステラのまほう』
・『ワールドトリガー』
・『SLAM DUNK』
・『かぐや様は告らせたい』
・『死刑囚042』
・『きれいなあのこ』
・『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149』
・『火の鳥』


 「この10本が名刺代わりになる」ことを考えると、自分を象徴する作品をまずは出そうと『クロスボーンガンダム』と『夕凪の街 桜の国』をチョイス。野球のオーダーも、4番バッターよりも1番バッター&2番バッターを誰にするのかで監督の色が出るって言いますもんね。
 次に、唯一の4コマ漫画枠で『ステラのまほう』を持ってきました。4コマ漫画は『けいおん highschool』とか『ひとりぼっちの○○生活』とか好きな作品がたくさんあるんですけど、今一番好きな漫画に挙げるくらいなので『ステラのまほう』は外せないなと。「萌え4コマに擬態した激熱青春群像劇」ですからね!

 『ステラ』同様、連載中の作品は「今後どう展開していくのか」で評価がガラッと変わっちゃうので選ぶの怖いんですけど、ジャンプのバトル漫画枠は『ワールドトリガー』にしました。『ドラゴンボール』も『ジョジョの奇妙な冒険』も『ダイの大冒険』も『ハンター×ハンター』も大好きだけど、ジャンプのバトル漫画ばっかになってもアレなんで今回は『ワールドトリガー』のみで。
 スポーツ漫画は別腹でイイよね?と、これまたジャンプ作品だけど『SLAM DUNK』をスポーツ漫画枠にしました。「好きなスポーツ漫画」は世代がバレるんですよね(笑)。ある世代によっては『ドカベン』だったり『キャプテン』だったり『キャプテン翼』だったりするものが、自分には『SLAM DUNK』なんだろうなと。

 『かぐや様』はアニメ2期があることを期待してアニメ1期でやったらへんまでしか読んでいないんですけど、ラブコメ枠を考えると唯一と言ってイイ「自分がハマったラブコメ漫画」なんで入れないワケにはいきません。『ワールドトリガー』もそうでしたけど、初めて読んだとき「新しい時代の漫画が出てきた!」って思いましたもんね。そしたら、アニメが80~90年代風でしたが(笑)。
 『死刑囚042』はリアルタイムで読んでいてボロボロ泣きながら読んだ漫画なんですが、年齢を重ねて読み返したら「そんなでもなかったな」となってしまうのが怖くて本棚にしまったまま読み返せられない作品です。「一番好きな作品」だとそういう作品を入れるのは怖いのだけど、「オールタイムベスト10」ならアリかなと入れました。

 「自分の名刺代わりになる10本」なら百合漫画は1つは入れたいと考え、『きれいなあのこ』をチョイス。ビックリしたことにブログで話題にしたことなかったのねこれ(検索しても出てこない)。一見すると短編集なんだけど、それぞれの話が「かつてあったアイドルグループ」にまつわる話で、群像劇っぽくも読めるところがお気に入り。「コミックス1冊でキレイに完結している作品」としても、『夕凪の街 桜の国』とともに選びたい1本でした。
 『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS U149』は「かわいい」枠。4コマ部門を「ただのかわいい漫画」ではない『ステラのまほう』にしちゃったので、非4コマ漫画で女のコがかわいい漫画を考えてこの作品にしました。『アイドルマスターシンデレラガールズ』の小学生キャラだけを集めた部署の話で、とにかく絵がかわいい!単に原作を再現できているだけじゃない、漫画としてのプラスアルファのかわいさがあるのです。

 んで、最後にこれを出されたら誰も異論を唱えられない歴史的名作『火の鳥』を挙げてフィニッシュ。



【私のアニメオールタイムベスト10】
・『聖戦士ダンバイン』
・『ゆるキャン△』
・『SHIROBAKO』
・『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』
・『プラネテス』
・『氷菓』
・『ガールズ&パンツァー』
・『荒ぶる季節の乙女どもよ。』
・『四畳半神話大系』
・『てさぐれ!部活もの』


 開幕は『ダンバイン』。
 富野監督の作品では『ガンダム』も『イデオン』ももちろん大好きなのだけど、ガンダム枠は後に『0080』を入れるし、壮絶さとエンタメのバランスが一番好みな『ダンバイン』を選びました。

 きららアニメ枠は迷わず『ゆるキャン△』をチョイス。私のきららアニメ歴は『けいおん!』でハマったところから始まり、『かなめも』も『きんモザ』も『ごちうさ』も『ハナヤマタ』も『がっこうぐらし』も『スロウスタート』も『こみっくがーるず』も大好きなのだけど、どうしても『けいおん!』と比較してしまうところがあったところ。『ゆるキャン△』は、『けいおん!』と同じ方向性ながら新しい境地を見せてくれた作品としてようやく『けいおん!』と比べてしまう呪いから解放してくれた作品でした。

 大好きなP.A.Works作品も、好きな作品はたくさんあるけど『SHIROBAKO』に。
 ガンダム枠も迷わず『0080』を選びました。『SHIROBAKO』と『0080』は、咄嗟に涙を流さないと地球が滅亡する事態になったらこの二作品を思い出すであろうくらい、「思い出しただけで泣ける」作品です。唐突すぎるQだよ!

 シリアスな作品が流行ったゼロ年代前半からは『プラネテス』をチョイスしました。主人公をどんどん追い詰める脚本は半ばテンプレ化してしまい、サンライズ作品は特にどの作品も終盤似たような展開ばかりになってしまって、何なら2010年代になっても『ラブライブ!』の1作目にもそれを感じるのだけど……その初期作品の『プラネテス』は今観ても色あせない圧倒的なパワーがあります。

 アニメの歴史を語る上では欠かせない京アニ作品からは悩んだ末に『氷菓』にしました。
 シリアスな作品が流行ったゼロ年代前半から一転、ゼロ年代後半は「オマエが退屈だと言った日常はこんなにも刺激的で愉快なものにあふれてるんだぞ!」と描いた『涼宮ハルヒの憂鬱』に始まり、『らき☆すた』、『けいおん!』と日常の楽しさを描いていったのが京アニでした。その中から1本を選ぶとなると悩むのですが、「日常を描く京アニ作品」の集大成として『氷菓』を選ぶことに。ストーリーもそうですが、キャスティングも「それまでの京アニ作品のメインキャスト」がチョイ役で出ていたりなどのオールスター感がありますし。

 んで、2010年代になると「日常を守るために戦う女のコ達」のアニメがトレンドになっていって、『とある科学の超電磁砲』も『魔法少女まどか☆マギカ』も『ラブライブ!』も『けものフレンズ』もざっくりこの系統だと思うのですが……その中から1本を選ぶなら『ガールズ&パンツァー』にしました。富野監督作品は1作に絞ったのに、水島努監督作品は2作入れるんかいというのはあるんですけど(笑)。

 このメンツの中に「現在放送中の作品」を入れるのは、今後どうなるのかという不安もあるんですけど―――『荒ぶる季節の乙女どもよ。』は3話まで観た上で、オールタイムベスト級だなと思ったので迷った末に入れました。
 最後までどっちを入れるか悩んだんですけど、『宇宙よりも遠い場所』に割と近い作品だと思うんですね。主人公の髪型が似ているとかじゃなくて、「はぐれものの女のコ達が世間の荒波に抗うアニメ」という意味で。実は『ハナヤマタ』とか『がっこうぐらし!』とかもそうだったと今なら思うのですが。

 ノイタミナ枠の中から1本という狙いと、毛色のちがう作品を入れたいという狙いで、9本目には『四畳半神話大系』を入れました。
 そして、最後は『てさぐれ』。『火の鳥』とは別の意味で、文句を言いづらい作品をラストにチョイスしました。でも、この作品は後のVtuberブームなんかに通じる作品だとも思うんですよねぇ。


 テレビアニメだけじゃなくて劇場版アニメとか、海外のCGアニメとかも入れようかと悩んだのですが……この10本に匹敵するくらいハマった作品はなかったので、「劇場版アニメが1本も入っていない」のも私の名刺代わりになるかなと思いました。
 音楽アニメが1本も入っていないのは自分でも意外だけど、突き詰めて自分の好みを振り返ってみると、私は音楽にあんま興味ないのかも……演奏シーンとか割と退屈に観てるし。



【私のゲームオールタイムベスト10】
・『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
・『トガビトノセンリツ』
・『オクトパストラベラー』
・『ルーンファクトリー3』
・『ダウンタウン熱血物語』
・『ファイアーエムブレム 紋章の謎』
・『ラビラビ外伝 Witch's Cat』
・『Wii Sports』
・『いつの間に交換日記』
・『バンドリ!ガールズバンドパーティ』


 ゲームの場合は他のメディアとちがって「体験する」要素が強いので、どうしても「そのシリーズで初めて遊んだもの」「そのジャンルにハマるきっかけになったもの」が印象深くなりますね。
 ということで、ゼルダシリーズの中では「私が初めて遊んだゼルダ」神々のトライフォースを選びました。このゲームを遊んだ当時は「こんなゲームが世の中にはあるのか!」と思いました。立て看板を読むだけじゃなく、引っこ抜いて敵にぶつけることが出来るとか。草を刈れるとか。ゲームの中の世界が現実にあるかのようの感覚がありました。

 ノベルゲームというかアドベンチャーゲーム枠からはケムコの『トガビトノセンリツ』をチョイス。ストーリーを追うだけのゲームでも、ちゃんと「ゲームでしか出来ない体験」が味わえるんだと教えてくれた作品です。たまちゃん、ノベルゲームでもゲームならではの体験が作れるんだよ!
 コマンドバトルRPG枠は、『ファイナルファンタジーV』とか『MOTHER2』といったスーファミ時代の名作達を抑えて『オクトパストラベラー』を選びました。スーファミ時代のRPGをリスペクトしつつも、今の時代に合った自由度だったりバトルシステムを追求した「最新のコマンドRPG」というスタイルが素敵でした。クソ強い裏ボス戦も、今となっては良い思い出ですねー。

 4番バッターの位置には『ルーンファクトリー』を。
 私は『3』しかやっていないんですけど、「楽しすぎて生活に支障が出るレベルなので新作を買うのをためらう」という決断をしたほどでした。でも、『5』は買うか検討中。同性婚が出来るようになってたらイイな!

 アクションゲーム枠は今現在プレイ中の『Downwell』とどっちにしようか最後まで悩んだのですが、このラインナップに入れるなら「私の原点」を入れたいなと思って『ダウンタウン熱血物語』にしました。このゲームの好きなところは、「公園」とか「学校」みたいな私達の身近な生活空間が冒険の舞台になっているところです。『River City Girls』も楽しみ!
 シミュレーション枠は『ファイアーエムブレム 紋章の謎』。というか、このゲームのせいで以後SRPGをプレイしてもこのゲームと比較してしまってそこそこしか楽しめなくなったという罪なゲームです。ファミコン版のリメイクの第1部と、新作の第2部が収録されていて、同じキャラが数年後には全然別の立場になっているところに壮大な世界を感じたものです。

 大好きなアクションパズル枠は、『ラビ×ラビ』シリーズから敢えて外伝を選びました。
 アクションパズルはどうしたってマンネリとネタ詰まりになっていくものなのですが、主人公キャラを変えた外伝は本編では出来ないような多彩なアクションで、こんなの無理やでというステージを突破していくのがとても楽しかったのです。

 スポーツゲーム枠というかパーティゲーム枠では『Wii Sports』が外せませんでした。本当の意味で「年齢」「性別」「ゲーム経験の有無」を問わないゲームで、ゲームを普段遊ばないような家族や友達とも大はしゃぎで遊んだものです。続編は大ボリュームでやりこみ要素満載になっていっちゃうのだけど、私くらいのへっぽこゲーマーには1作目くらいでちょうど良かったです。
 そして、「自分の名刺代わりになる10本」ならば外せないのが『いつの間に交換日記』です。感圧式のタッチパネルといつの間に通信を活かしたソフトで、当時は毎日イラスト付きの日記を書いていましたね。なんかまぁ色々あって配信終了になった後、『イラスト交換日記』として復活したのですが……復活したことすら今日の今日まで忘れていました!3DS久々に起動してみようかな。

 そして、ラストは唯一ゲーム機で出ていないゲーム『バンドリ!ガールズバンドパーティ』を選びました。理由は「百合ゲー」枠です。女のコ同士の様々な関係性を描き、プレイヤーの分身となる主人公(?)は後日「こんなことがあったんですよ~」と道端でノロケ話を聞かされるだけなのが最高!俺は、女のコ同士がイチャイチャしている部屋の壁になりたいを実現してくれるゲームだ!


 ということで、10本を考えたら任天堂ハードに寄ってしまった上に、『マリオ』も『ドラクエ』も『FF』も入らない、海外産のゲームも1本も入らないラインナップになってしまいました。対戦ゲームが『Wii Sports』だけで、ほぼ1人用ゲームというのも私を象徴する10本らしいですね。『スマブラ』も『Splatoon』も悩んだんですけど、アレらは「楽しい」と「つらい」が交互にやってくるようなゲームですからね……


         

  
  
  


        

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