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やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

2019年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年02月

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そもそも「ゲームが上手いですね」と言うのも失礼ではないか

 今年になって、私はもう「ゲームが下手」を名乗るのをやめたのですが……やめようかとはずっと前から悩んでいて、最終的に「もうやめる」と決め手になったのは以下の考えにたどり着いたからです。


 そもそも、「ゲームが上手い」とか「ゲームが下手」なんて概念を持ったのが間違いだったんじゃないのか。

 ゲーム実況をやるようになって、視聴者の方と一緒に『Splatoon』みたいなオンラインゲームをやっていると「この人はゲームが上手いなぁ」と思う人はたくさんいます。
 例えば、私には使いこなせないテクニカルなブキとかキャラとかを見事に使いこなすとか、そのゲームのコツというかツボみたいなものを把握するのが早いとか、ギリジャン(ギリギリのタイミングでジャンプすること)が出来るから自分には届かない場所までジャンプできるとか―――私には持っていない能力を持っている人、は確実にいます。『カカない』の一条鴎の描写なんかは、その影響を受けているんですね。


 だから、相対的に見たら「あの人達に比べれば自分なんか下手だ」と思ってしまっても仕方ないと思います(私がゲームが下手と言い出したのはゲーム実況を始める前なので、その人達が直接の理由ではありませんが)。
 でも、それってアフターグロウのみんなと比べて自分が凡人だと思っていたつぐみちゃんと一緒じゃないですか。「“こんな私”なんて、どこにもいないですよ? いるのは、何かに向かって毎日少しずつ成長していく“私”だけです。」と、私の中の麻弥さんに諭される!


 とまぁ、隙あらば『バンドリ』の話をねじこもうとする……
 『バンドリ』アニメ3期をよろしくね!


 でも、マジメな話……パソコンが壊れて、一人でずっと『ポケモン緑』のレベル上げをしている間、iPadを横に置いて『バンドリ』のイベントストーリーをオート再生していたので、いろんなことを考えたんですね。「天才」と「凡人」の話とか、「夢」と「努力」の話とか、「仲間」と「劣等感」の話とか、そういうものが詰め込まれているのが『バンドリ』ですからね。
 この世界のすべての悩みは『バンドリ』に入っているのです!(ただし、父親以外の男性は決してカメラに映らない)



 そもそも「ゲームが上手い人」に「ゲームが上手いですね」と言うのは失礼じゃないかと思うのです。

 「美人」は「美人ですね」と言われ慣れているから喜ばない―――みたいなことではなくて。
 例えば、その人がすっっっごい難しいゲームをクリアした時に、「頑張りましたね!」とか「すごいですね!」とかじゃなくて、「ゲームが上手いですね」って言うの失礼でしょって思うのです。その人だってハンバーガー片手にクリアしたワケじゃなくて、頭と肉体をフル回転させて、何度も何度も何度もコンティニューして、諦めずにクリアしたというのに……あたかもその人には最初から「その能力」が備わっていたからクリアできた、みたいな「ゲームが上手いですね」って言葉は決して誉め言葉じゃないでしょう。


 ゲーム以外の例で考えましょうか。
 『マンガは描ける』で手の内を晒してからはあまり言われなくなりましたが、私も昔「絵が描けるなんてイイですね」と言われたことがあります。いや、別に描けないから!絵が描けて当然なんて思ったこと一度もありませんから!毎回毎回「今回こそ、完成しないんじゃないか……」という不安と戦いながら描いていますし、実際に描いている最中に挫折して諦めた絵だっていっぱいありますよ。

 この世界を「絵が描ける人」と「絵が描けない人」に二分するんじゃないっ!
 いるのは、絵を描こうと毎日少しずつ成長していく“私”だけなんですよ!!!


 でも、「絵が描けるなんてイイですね」なんて言う人は、絵を描ける人はあたかもその人に生まれつき「絵を描く能力」が備わっていたから描けたと思っているのでしょう。
 ちがいますよ!私なんかが言うのはおこがましいですけど、きっと現在「神絵師」と言われるような人達も、こどもの頃から何千時間・何万時間と絵を描き続け、絵を描いていない時も絵以外のものから学び続けて、そうして積み上げてきたものに更に「何時間もかけて1枚の絵を仕上げる」という過程を上乗せして美麗なイラストを生み出しているんですよ。

 「絵が描けてイイですね」じゃない!
 そのためにしてきた努力と、犠牲にしてきた時間を、なかったことにするんじゃないっ!!

 「私が何でもできると思わないで」ですよ!千聖さんが陰でどれだけの努力をしているのか、薫さんが誰にも見せない努力をどれだけしているのか、ロゼリアのベーシストとしてふさわしい演奏をするために指をボロボロにしながらリサ姉がどれだけの努力をしてきたのか、私達は見てきたじゃないか!


 とまぁ、隙あらば『バンドリ』の話をねじこもうとする……
 『バンドリ』アニメ3期をよろしくね!




 ネタとして言ってくる人がほとんどかも知れませんが、ゲーム実況をしていて死ぬ思いでゲームをクリアした後に「○○をクリア出来るんからゲームが上手いじゃないですか」って言われると結構傷つくんですよ。
 『ゼルダの伝説』で、ライクライクに盾を食われて泣いたあの日も!『スペランカー』で、あと1つのジャンプでクリアというところで失敗して最初からになったあの日も!『リンクの冒険』で、視聴者から「わざと敵に当たりにいっているの?」「ウチの母親の方がまだ上手い」と言われて落ち込んだあの日も!

 全部なかったことにして、あたかも私に最初からその能力が備わっていたからクリア出来たかのような「ゲームが上手いじゃないですか」って言葉は傷つくんですよ。

 ゲームが上手いからクリア出来たんじゃない!
 クリアするまで何ヶ月間も諦めなかっただけなんですよ!



 しかし、そう言われてしまうのは「ゲームが下手」という言葉を使っているからではと思ったんですね。「ゲームが下手」という概念を持ったからこそ「ゲームが上手い」という対立概念が生まれてしまったのだろうと。
 この世界を「絵が描ける人」と「絵が描けない人」に二分してしまう人のように、この世界を「ゲームが下手な人」と「ゲームが上手い人」に二分化して考えてしまっていたんじゃないか……ならば、「ゲームが上手い」なんて失礼な誉め言葉を撲滅するために、「ゲームが下手な人」を名乗るのをやめよう、いくつか理由はあるのですが一つの理由はそんなカンジでした。


 つまり、私は「ゲームが下手」なんじゃないです。
 毎日少しずつ成長しているだけなんです。


 ということで、『バンドリ』アニメ3期をよろしくね!



 

| ゲーム雑記 | 21:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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