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『ドラクエ』に詳しくない人に向けた、『スマブラSP』の「勇者」の下必殺技講座

 とうとう有料DLCのファイターズパス第1弾の5人が揃った『スマッシュブラザーズ SPECIAL』。長年待望されていたファイターもあれば、シリーズ最新作のファイターもあったり、任天堂機では出ていなかったゲームの主人公まであったり、個人的には「発表の際のお祭り感」も含めてすごく楽しかったです。


 んで、気になった……というか、興味深い話で。
 ファイターズパス2人目に登場した『ドラゴンクエスト』の「勇者」について、原作をやっていないと「下必殺技のコマンド」が何だか分からずにテキトーに選ぶしかないという話を読んで「言われてみればそうか」と目から鱗でした。

 どんなにメジャーな作品であっても、それを知らない人もいる―――
 ほら、『浦島太郎』を読んだことがない人もいたくらいですし、ウチのブログはそういう人に寄り添った記事を書いていこうというのがコンセプトだったはず。いや、正月の時には「ウチは何の役にも立たないことを書くのがコンセプト」と言っていた気もしますが(笑)。



 ということで、今日は「超初心者のための講座」です。
 なので、ものすごーーーーーくザックリとした解説をします。


 『ドラクエ』は「文字数の短い魔法」は基礎的な魔法で、「文字数の多い魔法」は高度な魔法・特殊な魔法になります。


 『ドラクエ』詳しくない人にはとっさに何が何の魔法なのか判断がつかないでしょうから、「文字数」だけで判断するというのをまずはオススメです。
 というのも、『ドラゴンクエスト』(というかコマンドRPG全般)のお約束で、序盤に覚える「基礎的な魔法」、中期に覚える「中級魔法」、終盤に覚える「上級魔法」といったカンジにRPGはゲームが進むにつれて使う魔法がグレードアップしていくんですね。その分、消費MPは上がっていきます。
 格ゲーで例えるなら、序盤は「弱パンチ」しか出来なくて、中盤は「中パンチ」を覚えて、終盤「強パンチ」を覚える、みたいな。その格ゲー、つまんなさそうだな!



 『スマブラ』に出てくる「勇者」は、下必殺技だけじゃなくて通常必殺技・横必殺技・上必殺技も、ボタンを押す長さによって威力が(消費MPも)増しますよね。アレは「ゲーム進行によってより強力な魔法を覚えていく」という原作を再現しているのです。

通常必殺技:メラ(消費MP:6)→メラミ(消費MP:16)→メラゾーマ(消費MP:36)
横必殺技:ディン(消費MP:8)→ライディン(消費MP:18)→ギガディン(消費MP:42)
上必殺技:バギ(消費MP:5)→バギマ(消費MP:9)→バギクロス(消費MP:18)


 んで、『ドラクエ』の場合は(一部の例外を除いて)魔法のグレードが上がるにつれて、文字も長くなっていきます。なので、大体の文字の長さで「消費MPが低いが威力も低い魔法」か「消費MPが高いが威力も高い魔法」かは判別できるのです。多分……


【カタカナ2文字の下必殺技】
・ギラ(消費MP:8) 火炎の速い弾を放つ
・イオ(消費MP:9) 爆発を起こす弾を放つ
・ザキ(消費MP:10) 当たった相手を即死させるかも知れない弾を放つ(相手のダメージによって確率は変動)


 いずれも「基礎魔法」です。

 「ギラ」は『ドラクエ1』から登場する最古参の魔法なのだけど、同じ炎魔法の「メラ」系と被っているため、作品によってどんな魔法なのかコロコロ変わる魔法です。『ダイの大冒険』ではビームみたいな魔法でしたね。
 「イオ」は爆発系。原作では「敵全体に攻撃できる魔法」として重宝します。

 「ザキ」は即死魔法なので、「ギラ」や「イオ」よりかは異質な存在ですね。RPGに詳しくない人に説明すると、コマンドRPGのルーツは元をたどるとテーブルトークRPGというボードゲームで、サイコロを振って攻撃が当たるかどうかを判定したりするゲームだったんですね。なので、こういう「運要素の強い魔法」があったりするのです。



【カタカナ3文字の下必殺技】
・ホイミ(消費MP:7) 体力を回復する 
・ルーラ(消費MP:8) どこからでも復帰する
・ザラキ(消費MP:30) ザキの上位魔法で判定がデカイ


 「カタカナ2文字」の上位魔法が「カタカナ3文字」かというと、その法則に当てはまるのは「ザラキ」だけという。この辺もややこしいんですよね(笑)。
 厳密にはちがうんですが、『ドラクエ』初心者の人が覚えるためには……「2文字の基礎魔法」-「3文字の中級魔法」-「4文字以上の上級魔法」の3段階がある中、「ギラ」系と「イオ」系は真ん中の「3文字の中級魔法」が『スマブラ』ではカットされて、「2文字の基礎魔法」と「4文字以上の上級魔法」だけが入っていると覚えるのがイイと思います。『ドラクエ』ファンからは「ちがうだろ!」と怒られそうですが、その方が多分、覚えやすいので……

 んで、「カタカナ3文字」の魔法は何かというと……
 「ホイミ」も「ルーラ」も攻撃ではない、補助魔法です。
 「ホイミ」は回復魔法の一番の基礎です。日本語で「休ミ」と書いたのを入れ替えたのが「ホイミ」と言われています。なんじゃそりゃ!って思われそうですが、『ドラクエ1』は容量の関係でカタカナが20文字しか使えなかったので、一般名詞ではない魔法の名前が多いんですね。

 「ルーラ」は今でいう「ファストトラベル」です。
 「セーブポイントに戻る」とか「今まで行ったことのある町にワープする」みたいな魔法で、原作ではムチャクチャお世話になります。それを『スマブラ』では復帰専用の技にしているんですね。ちなみに、ステージの端に追いやられると「ルーラ」の出る確率が上がるという説があります。



【カタカナ4文字の下必殺技】
・メガンテ(消費MP:1) 自爆。自分も死ぬが、周りにも大ダメージ
・マダンテ(消費MP:全部) MPを全部使う技。残りMPに応じて範囲も威力も増す
・ピオリム(消費MP:13) スピードアップ
・ラリホー(消費MP:16) 眠らせる弾を前方に放つ
・ベギラマ(消費MP:20) ギラの上位魔法


 「ベギラマ」を除くと、一癖も二癖もあるのが「カタカナ4文字」です。

 「メガンテ」「マダンテ」、そしてこの後紹介する「パルプンテ」はやべー魔法と覚えておいてイイと思います。「ンテ」が付く魔法はやべーやつだ!
 「メガンテ」は自身のHPを全部使って相手を倒す技、「マダンテ」は自身のMPを全部使って相手を倒す技です。原作ではなかなか使いづらい技ですが、『スマブラ』なら状況次第では超強力な技になります。かなり戦略的な技と言えるでしょう。

 スピードアップの「ピオリム」(原作だとあんまり使わないな……)、相手を眠らせる「ラリホー」もかなり戦略的な技ですよね。この中に混ぜられると「ベギラマ」さんは「一緒にすんなよ!」と怒りそうですが、君も「ギラ」の上位魔法「ベギラマ」って一ひねりしすぎだろと思わなくもない。語感は格好イイし、『ドラクエ1』の最強魔法なんで思い入れもあるんですけどね。


【カタカナ5文字の下必殺技】
・パルプンテ(消費MP:4) 何が起こるか分からない
・アストロン(消費MP:6) ちょっとだけ無敵になる→メタル化、正直ネタ技だと思う
・マホカンタ(消費MP:14) 12秒間だけ飛び道具を反射
・バイキルト(消費MP:16) 12秒間だけ通常攻撃の威力アップ(被ダメージも上がる)
・イオナズン(消費MP:37) イオの上位魔法、「ンテ」系を除けば最強の魔法


 「パルプンテ」と「アストロン」は正直ネタ魔法だと思います。
 「アストロン」でとっさに無敵になって敵の大技をしのぐことが出来る技術があるなら、回避した方が確実だと思います(笑)。

 「マホカンタ」「バイキルト」は上手いこと使いこなせればなかなか強そうな技です。「イオナズン」は自爆系の技を除けば、下必殺技の中で一番の強力な魔法だと言えます。原作でも(シリーズ初期のころは)最強の攻撃魔法として認知されているため、「面接で特技を聞かれた際にイオナズンと答える」というよく分からないネタが2ちゃんで流行ったことがありました。



【ひらがな・漢字が入った下必殺技】
・ためる(消費MP:14) 次の一撃(通常攻撃のみ)の威力が上がる
・メタル斬り(消費MP:6) メタル化した相手を一撃で倒す技
・マヒャド斬り(消費MP:11) 斬った相手を凍らせる技
・かえん斬り(消費MP:12) 炎属性の広範囲攻撃
・まじん斬り(消費MP:15) 当たると「かいしんの一撃」になる強力な技


 この辺は日本語なので、特に解説しなくても良さそうですが……

 「ためる」と「バイキルト」は似たような効果ですが、「ためる」は「次の一撃」のみ威力アップで、「バイキルト」は「一定時間」威力アップです。各サイトの解説とかを見ると、「ためる」は吹っ飛ばし力が特に上がり、「バイキルト」はダメージ力が特に上がるみたい。よう分からん。

 「メタル斬り」は、原作だと経験値の高いレアモンスター:メタルスライム系をやっつける特技ですが……『スマブラ』ではメタルスライムが出てこないので、メタル化した相手にのみ有効。ちなみに、メタル化した相手がいると出現確率が上がるそうです。
 「マヒャド斬り」は、原作の氷魔法「マヒャド」を剣に宿らせて斬るみたいな技で。「かえん斬り」は、炎を剣に宿らせて斬る……どうしてこっちは「メラゾーマ斬り」とかじゃないの!?分かりづらっ。

 「まじん斬り」は、原作では「命中率は恐ろしく低いが当たればかいしんの一撃(大ダメージ)」という技です。『スマブラ』ではデカイモーションで当てづらいが当たれば強いという原作再現をしているので、混戦で使うとか、相手を眠らせて使うとかが良さそうですね。






 一般的なコマンドRPGだと「基礎的な魔法」からキャラクターが一つ一つ使えるようになっていくので、どの魔法がどんな効果があるのかプレイヤーも覚えやすい(とは言え全く使わない魔法は記憶に残りづらいですが)んです。それが、『スマブラ』だと最初から全種類使えるのでいきなり全種類覚えなくちゃいけないんですね。
 そりゃ、初心者が覚えられなくても無理はないです。例えば、『ゼルダの伝説』で最初から全部のアイテムが手に入っていたら、どれが何に使えるか分かりませんものね。

【カタカナ2文字の下必殺技】 威力は低いが牽制に使いやすい
【カタカナ3文字の下必殺技】 攻撃ではなく補助的に使う(ザラキは除く)
【カタカナ4文字の下必殺技】 上級者向けの戦略的な技(ベギラマは除く)
【カタカナ5文字の下必殺技】 すごい便利&強力な技と、ネタみたいな技
【ひらがな・漢字が入った下必殺技】 コマンド選択で「斬り」当てるのムリじゃない……?


 後は、「気に入った魔法」の名前だけ覚えて、それが出たときだけ使うとかね。
 ウチの甥っ子は「メガンテ」「マダンテ」をやたら使っていたなぁ、ああいう方がこどもには受けるんでしょうね。
 威力の低い飛び道具を撃ちたいなら、横必殺技や通常必殺技の一番威力低いヤツでもイイんでしょうし、下必殺技は大技の「イオナズン」「ザラキ」「ベギラマ」あたりだけ覚えるというのも手ですね。


 あと、今年の秋に『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』がアニメ化するので、それを観て覚えるというのも手ですよ!『ダイの大冒険』を観た後に『スマブラ』の下必殺技を使うと「アストロンをネタ技とか言ってゴメンなさい!」とか、「メラゾーマ連発できるフレイザードはやばかったんだな!」とか思えると思いますし。まぁ……『ダイの大冒険』が連載されていたころにはなかった技もあるんで、全部は出てきませんが(笑)。


 

| ゲーム雑記 | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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