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“DSの次”で、DSソフトは遊べるのだろうか

 まずは今日の本題とは関係ない話からです。読み飛ばし推奨

 任天堂、DSiを大画面にした新型携帯ゲーム機 「ニンテンドーDSi LL」11月21日発売


 自分はDSiにすら否定的でしたから、更なる新型に関しても当然のことながら否定派です。
 それでも冷静になってみれば、DSiは「ダウンロード販売への足がかりを作りたい」という“次世代への撒き餌”的な側面があったのでしょうし。あの時点では予想していませんでしたが、2009年に『ドラクエ9』『ポケモン』『トモコレ』『ラブプラス』が大暴れしたことを考えれば、DSiの投入は“成功”だったのだと思います。以前の記事に書いたように自分は好きになれない手法ですけど。


 でも、DSi LLに関しては、もう意味が分かりません。
 「大画面で観やすい」というのは中高年向けだったり、自宅でしか携帯機を遊ばない人向けだったりして、欲しい人だけ買えば良いバージョンということなんでしょうけど―――それを今のタイミングで出すか?としか言い様がないです。
 DSのキラーソフトがほぼ出尽くした後に、敢えてコレを出すのって何の意味があるんだかと。


 2009年の年末商戦は、任天堂にとって勝負の時期なワケですよ。
 Wiiは昨年の年末商戦でスッ転んだツケを1年間払い続けてきたのですから、『Wii Sport Resort』『Wii Fit Plus』『NewマリオWii』の三本柱に加え、『戦国無双』『テイルズ』『FFCC』に『モンハン3』といったサードメーカーのキラータイトルで、1本でも多くソフトを売らなければなりません。ここでコケたらWiiはもう挽回出来ないほど大事な商戦だと思いますよ。PS3がどうのとかは関係ない、「ライバルは人々の無関心」なのです。

 DSにとっては、恐らくは「最後の年末商戦」だと思われます。
 『ドラクエ9』『ポケモン』『トモダチコレクション』と弾を出し尽くして迎える年末商戦で、サードメーカーも含めて来年以降は『ドラクエ6リメイク』くらいしかキラータイトルが残っていない状況です。だから、ここで最後の花火を打ち上げておきたいワケです。あくまで予測ですけど、来年のE3辺りで“DSの次”の姿が見えてくるんじゃないかと自分は思っていますから。


 この状況で、DSの新型とか出してどうすんの?
 WiiにしてもDSにしても、1本でも多くのソフトを売らなければならない時期に、新型DSを出してそちらにお金を回されたらソフトを買ってもらえないじゃないですか。2年前・1年前ならばともかく、この時期に取った手段がコレかよと言わざるを得ないです。



 まー、これは「来年にも“DSの次”が出る」という予測の元の話ではあるんですけどね。
 違法コピーの問題がなければもうちょっと粘ったかも知れませんけど、もうどうしようもないですから。早い段階で“DSの次”に展開しなければならなくなった―――一部の不届き者のせいで、正しいことをしている多くの人間が困ってしまう典型例というか。


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 ここからが今日の本題です。
 DS→DS Lite→DSi→DSi LLと4バージョン展開してきたニンテンドーDSですが、先ほど書いたようにそろそろ“次”が見えてくる頃だと思っています。ネット上でも「次のDSはこうなるんじゃないか」みたいな話題が盛り上がっています。


 ということで、自分も「“DSの次”がどういう形になるのか」を妄想していたのですが……
 本格的に妄想し始めると、まず最初にぶつかるのが記事タイトルの問題なのです。


 
● 任天堂の次の携帯ゲーム機は、“後方互換”を付けるか/付けないか
 脊髄反射だけでモノを語れば「付けるべきだろ」と言いたくなることでしょう。僕もそう思います。
 「DSのソフトも遊べるよ!」と「DSのソフトは遊べないよ!」だったら前者の方が魅力的だし、特にハード初期においては“後方互換”は大きなメリットを持ってくれます。自分もDS Liteと一緒に購入したソフトはGBAの『ゼルダ』でしたからね。

(関連記事:ゲーム機から“後方互換”が外される理由


 ただ、DSというハードは「足し算に足し算を重ねたハード」なワケで。
 DSのソフトを遊べるようにするためにはDSと同じだけの入力装置&出力装置が必要で、そうすると自ずと新ハードの形状も似通ってしまうんですよ。

・二画面
・タッチパネル
・マイク
(DSi対応ソフトにも対応するためには)カメラ
・十字ボタン+ABXYLRボタン+スタート・セレクトボタン


 もちろんコレらを全て引き継いで、スペックだけを向上させるという選択肢もあるとは思います。
 でも、それでは多分売れませんよね。グラフィックがリアルになったりスピーカーの質が上がったりというだけでは、新ハードに興味を持ってくれる人は減っていくよね―――という思想で作られたのがDSでありWiiなワケで。

 それならば、いっそのこと“後方互換”を取っ払って、0からハードを設計した方が良いんじゃないか。
 ファミコン→スーファミ→64→GCと「足し算」を重ねてコントローラを作ってきた任天堂が、0からWiiリモコンを作ったようなことが“DSの次”でも起こるんじゃないかと思ったのです。

 ……Wiiリモコンの例えを出したら、「あれ?ならクラシックコントローラのような周辺機器を付ければイイんじゃね?」と思ったのだけど。話が終わってしまうので気付かなかったことにします!(笑)



 “携帯ゲーム機の後方互換”という視点で考えてみると―――
 ケーブルやら置き場所やらが限られている据置機に比べて、一人複数台所有することも出来る携帯機は「絶対に必要だ」というワケでもないのかもと思ったりもします。GBA→DSまでの時代はダブルスロットによるデータ移行とかに意味がありましたけど、ワイヤレス通信が標準装備されている今はダブルスロットのメリットはあんまりありませんし。



 「“DSの次”で、DSソフトは遊べないんじゃないか」という記事を思いついた時は、ギャンブラー的な「大穴を狙うぜ!」みたいな話になると目論んでいたのですが。書いてみると、コレはコレで可能性ありそうな気がしません?

 個人的なことを言うと、DSはDS Liteを持っているから“DSの次”に互換があっても購買動機にはなりませんけど、PSPはどれも持っていないので“PSPの次”にPSP互換があるのは購買動機になります。ということで、SCEさんお願いします。


 とすると……次に気になるのはこっちかな。


● アナログスティック搭載の可能性は?
 “スティック”だと携帯性がアレだったら、PSPみたいな“アナログパッド”の可能性もありますね。
 DSでもそうなんですけど、携帯ゲーム機のスペックが向上して3Dのゲームが普通に作れるようになった以上、十字ボタンよりも3D空間を自由に動き回れるアナログ入力の方が向いているという気もします。見た目としても、「DSより進化した」感がありますし。

 “DSの次”vs“PSPの次”という勝負で考えると、この辺りのポイントが重要になりそう。


 ただ、DSが売れたのは「十字ボタンだったから」とも思うんですよね。
 スーファミと全く同じボタン数だったことが、懐古層に上手く受け入れられたというか……

 これは世代に依るんでしょうけど……
 スーファミ等の「2D&十字ボタン」の時代はアクションゲームはメジャーなジャンルだったじゃないですか。『マリオ』以外も、『カービィ』も『ドンキー』も100万本を越えていましたし。

 でも、64以降の「3D&アナログスティック」の時代のアクションゲームは“ゲーム好きな人だけが楽しむ”ジャンルになってしまったと思うのです。いや、『モンハン』みたいな例外もあるんですけどさ(笑)。
 『モンハン』を除けば、国内で「3D&アナログスティック」のゲームで100万本を越えるアクションゲームって久しく出ていないんじゃないですかね。

(関連記事:アナログスティックに触れてこなかった世代をどう取り込むか


 64にしてもGCにしてもWiiにしても、任天堂ハードは「アナログスティック」と「十字ボタン」を併用させてきたのですから……もし“DSの次”で「アナログスティック」を採用しても「十字ボタン」を失くすことはしないと思いますが、そうなると今度は配置の問題が出てきますからね。
 GCコンはアナログスティックが使いやすいけど十字ボタンが押しにくいし、逆にクラシックコントローラはアナログスティックが使いにくいと思う……クラコンPROだとまた違うのかな。



● 価格はどうなるだろう?
・ニンテンドーDS 15000円
・ニンテンドーDS Lite 16800円
・ニンテンドーDSi 18900円
・ニンテンドーDSi LL 20000円

 徐々に値上がりしているのは、岩田社長が「値下げは“最初に買った人”が損をしたと思ってしまうから最終手段にするべき」という考えだからなんですが。この論理で言うと、もし“DSの次”でDSソフトが遊べた場合は

・“DSの次”の携帯ゲーム機 25000円

 とかになっちゃいますよね(笑)。
 当然ながら、2万円越えの携帯ゲーム機はそう簡単に売れないでしょうから―――個人的には“後方互換”を外して価格を下げるという手を使ってくるんじゃないかと予想しておきます。DSi LLが20000円で、もし“DSの次”が16000円だったら「すげー安い!」「お得な価格設定だ!」と思えるじゃないですか(笑)。


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 『Wii Fit Plus』をやっていると「任天堂の底力」みたいなものを強烈に感じます。前作の不満点がキレイに解消されていますし、ゲームとしての完成度は比べ物にならないと思っています。

 でも、『脳トレ』『Wii Sports』『Wii Fit』を初めて観た時の「なんだこりゃ!」という驚きはないんですよね。言ってしまえば、新鮮味と完成度の違いで。DSはどちらかというと“新鮮味”で売れたと思うんですが(『Newマリオ』や『マリオカートDS』のような正統進化なソフトもあったけど)―――

 さて、“DSの次”はどっちに出るかな?というところです。
 自分としては、DSiが出るまでは「“DSの次”は単なるスペックアップでもアリかな?」と思っていたのですが、DSiやらDSi LLやらが出てくる間に「これは“次”は全然違うものになるんじゃないのか」と思うようになりました。自分としては、そっちの方が興味が湧きますし。


 “DSの次”はまだまだ想像の中にしか存在しないモノですが、
 2010年には「Wiiバイタリティセンサー」もありますからね。何だかんだ、アレも「なんだこりゃ!」なので期待をしています。そう考えると来年のE3が楽しみだー!って、流石に気が早いですね(笑)


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| ゲーム雑記 | 17:42 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

>>LL
手のサイズが大きめな自分にとっては「最初から出せよ」みたいな気分で(汗)

〝DSの次〟の機体が出るとしたら、最低限DSソフトの互換性だけは付けておいて貰いたいですねー。
今でも無性に初期型のゲームボーイのソフトがやりたくなる時があるので、その度にGBを出すのが面倒で……まだ市場にソフトが出回っている以上は、互換性は必須であるべきだと個人的には思ってます。 まあ、ただの我侭っぽいですが^^;


遅ればせながら、PS3購入おめでとうございます。
自分の方も一応持ってはいるのですが、ゲームの方でなく専らブルーレイを見るためだけに使用されているのが辛い所…自分も「けいおん!」買おうかな(苦笑)

| じぇふ茶 | 2009/11/04 01:09 | URL |















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