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『ドラゴンボール』終了のタイミングを考える

※ この記事は原作漫画版『ドラゴンボール』全編のネタバレを含みます。
アニメ版は未視聴なのでこの記事では触れないことを御了承下さい。



 まず始めに。
 自分は「あのタイミングでの終了」を全肯定しています。鳥山先生本人はもっと早く終わらせたかったとか、連載が続いたのは関係各社のためだったとか、ネットではもちろんネットがない時代から色々と言われていますけど……あれだけ連載が続いて、その間もずっと大人気で、今でも『ドラゴンボール』を愛している人が沢山いるのだから「もっと早く終わっていれば」なんて思えません。


 僕の世代だと「フリーザ戦で終わっていたら最高だったのに」と言う人も多いんですけど、フリーザ戦以降から『ドラゴンボール』を知った人ももっと下の世代にはいるでしょうし。そうやって色んな世代に愛されることが出来るというのが長期連載の特権だし義務なんだろうと自分は思っています。

(関連記事:「“ドラえもんに出てくるセワシ君”って誰ですか?」の意味



 なので、今日の記事は“不毛な話”の極みです。
 「もしタイムスリップ出来るとしたらいつの時代に行く?」とか「24時間後に地球が滅亡することを自分だけが知ってしまったらどうする?」みたいな、中二のファミレストークな雰囲気で読んでもらえたら嬉しいです。それと、僕はバナナマンが大好きです(謎)。



 かつて書いたことがあるんですが……『ドラゴンボール』は「○○編」ごとに違うルールで描かれている作品だと思うのです。

 喩えば「サイヤ人は死の淵から復活すると強くなる」という設定は、実はナメック星編以外ではほとんど活用されていないんです。セルが1回使っただけ。ベジータが人造人間にコテンパンにやられた時も、フリーザ戦の時のように「俺を撃ってくれ!」とクリリンに頼めば良かったのにね。そしてトランクスに「父さん、そんな趣味が……!」と驚かれる。

 「しっぽ」と「大猿化」もサイヤ人編ではキーアイテムになりましたが、その後はベジータも悟飯もしっぽが生えてこないし大猿にもならないんですよね。トランクスと悟天のしっぽはどういう設定なんだったっけ……



 だから、『ドラゴンボール』は「○○編までだよね」と言われやすい作品なんだろうって思うのです。
 新しいルールを受け入れられない人も多くて当然。それこそ「ドラゴンボールが手軽に生き返られるアイテムになってしまった」と嘆くのも、それ以前の作品が大好きだったからこそだと思うのです。

 ならば歴史のifとして、「もし○○編で終わっていたら『ドラゴンボール』はどうなっていた?」を考えてみると面白いんじゃないかと今日も見切り発車のまま書き始めてみました。一体どんな結論になるんだろうね!(他人事)


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ケース1.「ギャルのパンティおくれー」で終了
 現実的にはありえませんけどね。
 人気絶頂だった『Dr.スランプ』を終わらせてまで始めた『ドラゴンボール』をあの時点で終了させることは、鳥山先生にとってもジャンプ編集部にとっても不本意でしょうから。

 ただ、それはそれで良作という気もするんですよね。
 山奥で暮らしていた田舎モノ孫悟空が、ブルマとともに旅に出て、外の世界には色んな人間がいることを知り、最終的には“自分”を知ってエンディング―――彼らはドラゴンボールを揃えられなかったのだけど、ブルマもヤムチャも“願い”を叶え、外の世界を知った悟空は亀仙人の元に修行に行くというラストでも非常に美しい終わりじゃないですか。


 後の超絶ヒットを知らなければ、これでも「それほど有名ではないけれど隠れた名作」的な存在になったと思います。冨樫先生の『レベルE』みたいなカンジで。ただ、商業的には「もっと続けてよ!」と関係者は思うでしょうけどね(笑)。

 良いところ:非常にコンパクトにまとまった良作になったと思う
 悪いところ:短い


ケース2.ウパの父ちゃんを生き返らせて終了
 当時はあんまり意識していなかったんですけど、孫悟飯(じいちゃんの方)との戦いってラスボス戦のような描かれ方とも読めるんですよね。
 強敵レッドリボン軍との戦い、カリン塔での修行を経て、亀仙人にすら「ワシにも見えんかった」と言わしめるほどの強さを手に入れた悟空が最後に戦うのは育ての親―――強さでは勝っていても、実は弱点だったしっぽをつかまれてしまうという。これも前に書きましたけど、悟空がしっぽという弱点を克服したことが『ドラゴンボール』という作品の変化の始まりだったと思いますし。

(関連記事:『ドラゴンボール』におけるインフレバトルの葛藤


 その後にピラフ一味と戦うというのも、前回は揃えられなかったドラゴンボールという視点で考えると非常に面白いですし。未消化の伏線もほとんどありません(占いババの発言がなければ)。ここで終わってもまた非常にキレイにまとまった作品になっていたことと思います。

 良いところ:描くものを全て描き、伏線も消化しきる最高のエンディングになったかと
 悪いところ:クリリンがヘタレのまま終わる


ケース3.ピッコロ大魔王編で終了
 最後にドラゴンボールを復活させるかは置いといて―――
 初めて本格的に“世界の危機”に直面したピッコロ大魔王編で終わるというのもキレイなエンディングだと思います。次々と倒れていく仲間達、ドラゴンボールすら失い、最後に頼れるのは孫悟空ただ一人!という状況での最終決戦はムチャクチャ熱かったです。

(関連記事:「ピッコロ大魔王」編の衝撃は半端なかった


 ただ、ここで終わってしまうと「悪」を「悪」として葬って終わりなんですよね。
 二代目ピッコロやベジータが心を改めるのは分かりやすいんですけど。フリーザだって、あれだけの「悪」で宇宙を震撼させた人物が、自分よりも強い存在を知るとどんどんどんどんチッポケな存在だったことが露呈されて(これはレッド総帥の最期にも通じる)。魔人ブウも「別の形で出会っていれば」というラストでしたし。セルについてはよく分かんないんだけど(笑)、『ドラゴンボール』って「実は悪人も大して変わらない存在なんだよね」と描いている作品なんだと思うのです。


 いや、「○○編によってルールが違う」法則からすると「最後の相手だけ純粋な悪」という終わりでも構わないんですけど。後の『ドラゴンボール』を考えると、ここでの終わりというのはしっくり来ない部分もあるのです。


 良いところ:作品の集大成のような最終決戦に、美しすぎるラストだとは思う
 悪いところ:ただちょっと「勧善懲悪」が強すぎて『ドラゴンボール』らしくない気も



ケース4.天下一武道会優勝で終了
 「もうちょっとだけ続くんじゃよ」のところで終了というケース。
 史上初、トーナメントに進出した8人全員が既出キャラという天下一武道会の通り、“締め”としても“未来を描く”意味でもエンディングには相応しいと思います。天津飯は過去を乗り越え、クリリンはピッコロに認められるほど強くなり、悟空は所帯を持ち、ヤムチャは髪が伸びました(笑)。

 ここまでの3つのケースは全て「悟空が修行に出る」ラストだったんですが、このケースだけが違うんですよね。悟空はチチと結婚することで“家”を手に入れるんです。ブルマと出会って以降、旅と修行を続けていた悟空が初めて“帰る場所”を手に入れるんです。

 ラディッツ戦でピッコロに「てめー修行サボってやがったな」と嫌味言われるくらいですからね。
 よっぽど楽しい新婚生活だったことでしょう。


 良いところ:登場人物一人一人の物語を描いたキレイなエンディングになったと思います
 悪いところ:ヤムチャと餃子は例外


ケース5.サイヤ人撃退で終了
 これはない。
 サイヤ人編は「ピッコロが悟飯を救うために死ぬ」という一本の筋道が早い段階で出来ていたので(神様が死を予感していた)、サイヤ人を倒してもドラゴンボールが失われることは決まっていました。ここで終わったらハッピーエンドにならないんですよね。

 まー、「誰かが死んだらハッピーエンドにならないのか」という議論はありますし、ヤムチャも餃子も天津飯も生き返ったところで大した出番もなかったし……という暴論もあるんですが。やっぱり後味は悪いと思うのです。
 そもそもベジータって何がしたいのかよく分かんない敵でしたしね。不老不死になりたかったのはフリーザへの敵対心で、フリーザが悟空に負けてからは悟空を超えることに目的が移ったのだろうけど。この時点では「何がしたいんだコイツ」という印象でしかなかったし。

 良いところ:「地球のみんなで戦った」名勝負ではありましたけどね……
 悪いところ:ここで終わっていたら後味悪かったと思います



ケース6.ナメック星でフリーザ倒して終了
 僕の世代だとこの「フリーザ戦で終わっていれば最高」という意見は多いんですよねー。
 天下一武道会でピッコロ倒して優勝もそうなんですけど、「悟空が最強になってエンディング」という締めをキレイと思う人が多いんじゃないかと思います。宇宙最強だったフリーザを超サイヤ人になった悟空が倒して、地球の仲間も復活して、確かに伏線も消化し終わって後味も良いとは思います。


 ただ、自分としては「悟空が最強になってエンディング」というのは極めて『ドラゴンボール』らしくないと思うんです。これはあくまで僕の『ドラゴンボール』観なんですけど……『ドラゴンボール』って最強になった人はその後に没落するんですよ。
 サイヤ人編で悟空に完勝して間違いなく「最強」だったベジータは、ヤジロベーに足をすくわれ、最後は大猿悟飯に潰されて敗走するハメになります。宇宙「最強」だったフリーザは、名も知らぬ青年に粉々にぶった斬られてミジメな最期を遂げます。そのフリーザを倒した宇宙「最強」の孫悟空も心臓病には勝てませんでした。セルについては後述。魔人ブウ編でゼットソードの力で「最強」になった悟飯はあっさり魔人ブウに吸収される体たらく。その魔人ブウも、一人で戦い続けるも地球みんなの力を合わせた元気玉を喰らって消滅―――

 『ドラゴンボール』は「最強」を目標とした作品だと思うんですが、同時に「最強」がゴールではないことも描いていたと思うんです。
 まー、そりゃ「最強」キャラが「最強」のままだったらストーリーにならないんですけどね(笑)。何度も書いているように自分は『ドラゴンボール』は脱インフレバトルを目指した作品だと思っているので、「悟空が最強になってエンディング」というのはしっくりこないんです。


 良いところ:悟空が宇宙最強になって宇宙が平和になるエンディング
 悪いところ:でも、「強いものが正義だ!」ってラストは『ドラゴンボール』らしくないと思う


ケース7.セルゲームに勝って終了
 ということで、個人的にはこっちの方がしっくり来ます。
 主人公(=悟空)が最強になるのではなく、我が子を最強の戦士に育てて世代交代をして終了。

 以前にも書いたことですが、人造人間やセルは“旧世代”の力の結集なんです。そもそもレッドリボン軍の生き残りという辺りが“過去の呪縛”とも言えて。“旧世代”の技術によって作られた「最強」の生物セルを、“新しく生まれてきた”悟飯やトランクスが打倒することに意味があったのだと思います。悟空やベジータはそれを導くだけで、己は戦いの舞台から去っていく……

 もちろん魔人ブウ編では再び悟空もベジータも戦いの舞台に戻ってくるんですが(笑)、逆に言えばココで終わっていれば悟空やベジータらの“旧世代”が、悟飯やトランクスら“新世代”にバトンタッチして終わるというキレイなエンディングになったと思うのです。

 (関連記事:コルド大王は“旧世代の象徴”だったのだと今更ながらに気付きました


 ただ……個人的には人造人間編はあんまり好きじゃないんです。
 敵が強くなって、味方も強くなって、その分敵も強くなって、味方も強くなっての繰り返しだし。サイヤ人編のヤジロベーや魔人ブウ編のミスター・サタンのように「最弱のキャラが世界を救う」こともないし(強いて言うならベジータか?)。『ドラゴンボール』全編の中ではワクワクしなかった時期なのです。

 そんなことを言い出すとキリがないんですけどね。


 良いところ:「世代交代をしてエンディング」というのは見事なラストだと思います
 悪いところ:ただ、その分ストーリーが地味という印象があるんだよなぁ



ケース8.魔人ブウを倒して終了
 んで、これが実際のラスト。
 「その後も天下一武道会に出たじゃん?」と思うかも知れませんが、アレは魔人ブウ編のエピローグだと思いますんで。ゲームをクリアした後のエンディング的な扱いというか。

 魔人ブウ編はラストが大好きなんで肯定したいんですけど……魔人ブウ編ほど「行ったり来たり」という印象のストーリーはありませんよね。ドラゴンボールを一つずつ集めるワケでも、セルが完全体に近づいていくワケでもなく。最初から最強の魔人ブウを、超サイヤ人3悟空が互角に戦って、ゴテンクスが抜いて、ゼットソード悟飯が抜いて、ベジットが抜いて、最終的に元気玉でやっつけるという。

 う…ん。冷静に考えると「元気玉の必要なくね?」と思うんですよね。
 2つの願いでみんなを生き返らせた後、瞬間移動で悟飯だけ連れてきて倒してもらえば良いのだし。デンデの件とか、ドラゴンボール使って悟飯が生き返らないことに誰も気が付かないとか、ツッコミどころはキリがない話だったと思います。「魔人ブウ編は蛇足」という意見もよく聞きますし。


 でも、この魔人ブウ編が何だったのかを考えると……
 “お父さん世代”が意地を見せた話だったのかなぁと思うのです。最後、魔人ブウを倒したのが悟空・ベジータ・サタンだったというのももちろんそうなんですけど、ピッコロがすっかり親のようにゴテンクスを指導しているとか、界王神よりも偉い界王神が出てくるとか、審判のオッチャンだけ悟空達を覚えているとか。

 人造人間編で“旧世代”として描かれた人達が、ところがどっこい俺達まだまだ現役だぜ!と頑張るお話なんですよね。悟飯のゼットソードは何だったんだとか思わなくもないんですが、実力だったら悟飯やゴテンクスの方が上だろうに、悟空やベジータが意地を見せて世界を救うことに意味があったというかね。


 良いところ:でも、オヤジ達も元気だぜ!という30代男性を勇気付けるエンディング
 悪いところ:子ども達の立場がない


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 やっぱり初期の頃に終わっていた方が、キャラ数少なかったら一人一人をしっかり描いていたし「キレイにまとまっている」感は強くなったと思います。でも、それだとその後に登場するキャラクターは登場しないし、その後に描かれたものは描かれないんですよね。


 端的に言うと、フリーザ戦で終わっていたら「どんなに努力しても悟空に勝てない」ベジータの悲哀は描かれなかったし。セル戦で終わっていたら「最後の最後にウソをホントに変えてしまった」ミスター・サタンの勇気は描かれなかったワケですよ。サタンがベジータ抱えて走って、悟空がサタンを認めるあのシーンが自分は大好きでねぇ。


 だから、『ドラゴンボール』を「○○編で終わっていれば」と意見が分かれるのって、その人が作品に何を求めるのかが分かって面白いと思うんです。分かれるから分かる。コンパクトにキレイにまとまっているものを求めるのか、スケールの大きさやダイナミックさを求めるのか。「最強の敵」を求めるのか、「弱くても意味があるんだ」を求めるのか。


 なので、個人的には「魔人ブウ編で完結」というのは悪くないエンディングだったと思うんです。
 それは僕が作品に求めているもの……「最強だけが正義ではない」とか「弱くても意地を見せなくてはならない時がある」と描いてくれたから。描く角度は随分と変わりましたが、本質的には「ギャルのパンティおくれー」と変わらないし、「ドラゴンボールはこうでなくっちゃ!」と思えたというかね。

 でも、「ドラゴンボールは1対1で戦って、勝った方が正しいって作品だよね!」と思っている人も少なくないでしょうし、そういう人は自分とは違うタイミングでのラストを願って当然ですし。そうした意見の違いがあるからこそ面白いと自分は思うのです。


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| 漫画読み雑記 | 18:00 | comments:26 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

個人的にはアニメのGTの最後がすきですね。ほとんど黒歴史だとか蛇足だとか評判悪いですけど、最終回の悟空と神龍が去っていくシーンは、ああドラゴンボールは本当に終わるだなと当時は思いました。

| TASK | 2010/01/15 01:58 | URL |

>2つの願いでみんなを生き返らせた後、瞬間移動で悟飯だけ連れてきて倒してもらえば良いのだし
これ、当の悟空が「悟飯やゴテンクスに闘ってもらうんだな!」っていってたのを
ベジータが「たまには地球の連中に責任を取らせてやれ」と元気玉でとどめさすよう指示するんですよね

悟空は長年一応正義側として闘っていた癖で多少、勝つための効率を考えるようになっているんじゃないかと思います。セル編での自己犠牲とか、ゴテンクスへのフュージョンの修行とか。
それに対してベジータの方が悟空のサイヤ人側の本質(強い奴と戦いたい)を理解してたんじゃないでしょうか。

ブウ編は悟飯がブウに取り込まれてベジットが登場した時点で連載そのものを終わらせる気なんだなというのを肌で感じてました。
苦戦しても悟飯が勝利するのであればこれまでの展開の繰り返しでまだまだインフレを続けなければならず、これはつらいですからね。

あと鳥山先生に悟飯タイプの主人公は扱いづらかったんじゃないですかね。
ダイの大冒険じゃないですが三条陸原作向きのキャラです。
まあ、特に明確なライバルを設定してもらえなかった時点で悟飯への世代交代は失敗だったと思ってたのかもしれません。ちびトランクスに悟天を設定したあたりで伺えます

補足:
○○編ごとにルールが違う、というので思い出したのは
ナメック星編で太陽が3つあったことでしょうか
夜が来ない→月が出ないわけですから
サイヤ人編でのサイヤ人たちの切り札である大猿化が使えないわけで
敵が強大で弱い主人公側がそれに挑む、という物語不変の構図における
唯一のイレギュラーを排除(ルール変更)したんだな、という風に理解できます。

|  nori | 2010/01/15 10:44 | URL | ≫ EDIT

はじめまして

>敵が強大で弱い主人公側がそれに挑む、という物語不変の構図における
>唯一のイレギュラーを排除したんだな、という風に理解できます。

言われてみると納得です。確かにべジータ襲来の時に悟飯大猿化はありましたが、それ以降大猿化は封印されましたからね。SFマンガで言うところのイヤボーンによる逃げの排除というところでしょうか

| tyokorata | 2010/01/15 11:17 | URL |

サーターン!サーターン!サーターン!サーターン!
面白半分でブウを蘇らせてしまったサイヤ人たちも、未熟な子供たちも、あの貧弱で卑怯な男がただ一言叫ぶための伏線だったように思えます。
特にアニメ版ではそれを補足するような描写や台詞の追加が多く見られましたよね。

| ああああ | 2010/01/15 17:02 | URL |

どうも初めまして

 個人的には悟空主役の物語として完結させるのであれば。
フリーザ編→GT邪悪龍編で締めるのがベストだったかな、と思っております。
 DB観始めたのがナッパにヤムチャが倒される辺りだったせいか
感情移入の対象が初めから悟飯だった為、せっかく主役交代したのに
また悟空が返り咲いちゃったのがブゥ編の気に入らない所なんですよね。
生きてる奴に任せるんじゃなかったのかと。まぁ、良く言えば当に

>人造人間編で“旧世代”として描かれた人達が、ところがどっこい俺達まだまだ現役だぜ!と頑張るお話

な訳ですけど。

| 真 大地 | 2010/01/15 18:07 | URL | ≫ EDIT

 ブウ編はそれまでのドラゴンボールの展開へのアンチテーゼという意味合いもあったのではないでしょうか。
 果てし無い戦闘力のインフレや、死者の復活といったドラゴンボールを特徴づける要素がブウ編ではパロディ的に扱われています。これらが鳥山氏の意図によってそうなったか否かは憶測の域を出ませんが、最終章らしい伏線はちりばめられていたように思います。

| じゅう | 2010/01/15 22:52 | URL |

> サイヤ人は死の淵から復活すると強くなる

フリーザVS悟空の際、べジータが「限界の壁をのりこえやがった」と言っていることから、サイヤ人死にかけ復活での戦闘力の限界はあの時点の悟空レベルが限界、という設定なのでは。つまり、無限にパワーアップできるわけではない、ということでは。
どんなに死にかけから復活しようが、超サイヤ>ノーマルサイヤの壁は越えられない、かつ、死にかけ復活でのパワーアップは超サイヤ時には影響しない…ということとして理解してました。

| 肉棒 | 2010/01/15 23:40 | URL |

おれはグレートサイヤマンあたりでジャンプを買うのをやめたので
週間で見てる人と
単行本で見てる人によっても変わるんじゃないですか?

俺もフリーザで終わっとけって思う人間ですけど
サタンがブゥを倒すシーンはコンビニで泣いてしまいました

| かずお | 2010/01/16 06:45 | URL | ≫ EDIT

唐突に返信

 皆さん、どうもコメントありがとうございます。
 ここもそうだし、はてブのコメントもそうなんですけど、すごく興味深い御意見ばかりで「なるほど、こういう視点もあるのか!」と驚かされています。やっぱり『ドラゴンボール』というのは、「噛めば噛むほど味が出てくる」作品だと認識し直しました。読み手の解釈とかも含めて。


 んでんで。

>真 大地さん
>DB観始めたのがナッパにヤムチャが倒される辺りだったせいか、感情移入の対象が初めから悟飯だった為、せっかく主役交代したのに また悟空が返り咲いちゃったのがブゥ編の気に入らない所なんですよね。

 この御意見が目から鱗でして、真 大地さんがよろしければ、ここの視点からまた別の記事を書きたいと思うのですが如何でしょう?
 僕らの世代だと想像も付かないような御意見で、でも言われてみれば非常に納得できる話で。漫画に限らず、世の中の色んな事象の説明が付く面白い話だと思うんですよ。

| やまなしレイ(管理人) | 2010/01/17 14:37 | URL | ≫ EDIT

初めまして。

真 大地さんと同じような体験を考えてみれば自分もしているため、書き込みします。なにか参考になれば嬉しいです。
私はアニメのブウ編でちょうど小学1年生だったため、感情移入の対象が悟天でした。
そのせいか、後で漫画を読んでみると記憶にすさまじく偏りがあるのに気づきます。

よく覚えてるところ
悟飯の舞空術レッスン、マイティマスク成り代わりエピソード、ベジータが悟天とトランクスを気絶させたところ、フュージョンとゴテンクス、盲目の少年エピソード、ブウが分裂、ベジット(フュージョンしたんだと思ってたけど)、最後は世界中から元気を集めて元気玉

全く記憶にないこと
サタンの存在、界王神関連のこと、ベジータの自爆

特にサタンのことを、名前も姿も全く覚えていなかったことに驚きます。完全体セルでさえ、絵を見たとき、「昔見たことある…」となったのに、悟空に元気玉を放つ力が残ってなくてドラゴンボールで体力回復してもらったところは覚えているというのにです。
結局当時の私にとってはストーリーの本筋は重要ではなく、その時その時で「すげー!」とか「いいな~!」と思った所の方が重要だったようです。

余談
私の初トランクスは現代トランクスです。青年トランクスは見たのだろうけど記憶にないし、下着として知ったのはもっと後でした。
それからたまに目にするチャイナ服の子供と悟飯が同一人物だと知ったのも少し後になってからでした。

| 若造 | 2010/01/17 22:51 | URL |

管理人様>
 返信が遅くなり申し訳ありません。私の方は一向に構いませんよ。
その時は是非とも読ませて頂きます。

 ブゥ編(というか悟空やベジータが再び活躍するシリーズ)の前に一本
悟飯達、新世代キャラだけで事態を収束させる長編があれば不満も和らいだかなー?とも思っております。
(劇場版のバイオブロリー戦がどうだったのかは分からないんですが)

| 真 大地 | 2010/01/20 13:10 | URL | ≫ EDIT

原作ではないキャラクターなんですけどブウ編ではなくブロリー編を原作でやって終了でも良いかもしれません。
ブロリー自体のキャラがいいですしね。
集大成であるセルをさらに上回る同族のブロリー。
悟空、ベジータとの因縁関係。
敵ではあるが悲しい過去がある。
破壊する事以外の欲求が無い。悪に徹底した性格。

| 26 | 2010/01/21 20:43 | URL |

アニメは、まだまだ続いたんですねどねw

| ああああ | 2010/01/21 23:38 | URL |

めちゃくちゃ少数派かとおもいますけど、自分の中のドラゴンボールは青年トランクスなんですよね。
(正確に言えば一番好きなエピソードと言った感じでしょうか。)
改造フリーザ~未来で17,18号,セルを倒すところまで。
読んでて、「トランクスの戦いは終わったんだなー」と感慨深く思ってた覚えがあります。


すみません単に青年トランクスが好きなだけですごめんなさい。

| 名無権兵 | 2010/01/21 23:50 | URL |

GTからは OUT OF 眼中 なのが素晴らしい

| ああああ | 2010/01/25 01:10 | URL |

つまらない記事・・・。時間の無駄だった

| くそ | 2010/01/25 08:18 | URL |

自分が初めてTVでドラゴンボール見たときはもうブウ編だった。
アニマックスで見ていなかった放送を全部見たけど。
全部みたらセル戦が一番面白かった。

ブウは戦闘値が強いんだけど
馬鹿で単純であまり喋らないし笑うだけ
攻撃されても対した反応も見せないしつまらない
早く死ねよって思ったけど
なかなか死なないからイライラしてた

セルがやられて消えていくときの
消え方がカッコいい!
フリーザ、セルは敵にしてカリスマ的な魅力があったけど
ブウはなかったな

作る側としたらただ強い敵を描くより魅力ある敵を書きたいと思う
ブウにも魅力を出そうと色々と頑張りが伝わるけどイマイチだった

|   | 2010/01/25 12:31 | URL |

>>26
あんな原作破壊筋肉ムキムキ白目キ●ガイのどこが良いんだよwww

| 名無し | 2010/01/26 18:25 | URL |

連載の時読んだゴテンクスは「痛いね鳥山明。もう末期だわ。」って印象だった。
だけど、数年前に改めてブウ編ラストまで通しで読んだら、ここでいう「編ごとのルール」というか、方針のようなものに気がついた。
ゴテンクスのギャグ展開も考えて加えられた要素であり、アリだなって思えるようになった。
今はウーブ編を作って欲しいとすら思う。

なんか同人でアフターとかあるけど。

|   | 2010/01/27 10:13 | URL |

> せっかく主役交代したのに また悟空が返り咲いちゃったのがブゥ編の気に入らない所

主役の交代って難しいですよね。でも、だからこそきちんとそれができている事を期待してしまいます。
主役交代で自分がすぐ思いついたのがキン肉マン2世なのですが、この作品も主人公が世代交代で息子になったにもかかわらず、結局いまいち人気が取れず、親世代を登場させて活躍せざるを得なくなっています。
その理由は、やはり親世代に思い入れのある読者層が、新しい主人公に感情移入できなかったから。「自分の中では、この作品の主人公はこいつらじゃない」「自分が見たいのは、旧世代の活躍だ」という読者の思い入れが、アニメや関連商品の売り上げにまで如実にあらわれてしまったという……

自分としては、親世代と子世代のお話は別物としてとらえていて、親世代の話は「いい思い出」、子世代からは「これからの展開にも期待」というふうに分けて受け止めていますが、やはり自分の今までの思い入れを変えることができない、もっと自分の好きなものの活躍を見たい!っていうのは、ファンの大多数の心理だと思うのです(時には作者にとっても)。
しかし、既に事実として世代交代してしまった話の中で、それでも旧世代が出張ってしまうと、仮にそのエピソードがとても面白いものだったり人気が出たりしたとしても、物語としては美しさを損ねるようで、どうにも残念です。外伝とかならいいですが、同一の時間軸線上だと、ちょっと。
自分もドラゴンボールはわりと初期からきちんと読んだり見たりしたほうですが、それでも悟飯への世代交代は自然に受け止めたクチなので、修行をさぼって子供の時より弱くなってしまったりさせずに、ちゃんと主人公として成長させ独立させ光をあててほしかったなぁと思います。そういう意味では、アニメGTやブゥ編はかなり納得のいかないゴタゴタした終わりかただったなぁ、と。

| ああああ | 2010/02/01 17:30 | URL |

>名無し
まあ、賛否両論だから気にしないでww
ブロリーは正直後期悟空よりも好きなんですよね。
悟空って格下相手にはフェアプレイとか主張するのに明らかに勝てない奴には
合体とか複数で戦って、相手が少しでも卑怯な事すると怒るのが気にくわない。
ブロリーは純粋に一体一で戦うし、サイヤ人という種族を貫く「絶対悪」。
悟空が正義やヒーローって正直思えないんですよね。

| 26 | 2010/02/06 10:43 | URL |

>>名無し
ベジータ乙ww

| ああああ | 2010/02/06 20:33 | URL |

映画見てない人は分からんかも知れんけど
ブロリーはマジで良キャラ。
悪役ではフリーザを超えた恐怖がある。
人気もあるし、結構イイんじゃない?
ブロリー編だったらまとまって終われたと思う。

| ああああ | 2010/02/09 17:33 | URL |

 はじめまして。

 なぜかトラックバックの送信に失敗したので、コメント欄に貼り付けさせていただきます。

私も『ドラゴンボール』終了のタイミングを考える
http://d.hatena.ne.jp/uedaryo/20100225/1267072142

| uedaryo | 2010/02/25 13:35 | URL |

鳥山先生の意図したマジュニア戦後の『もうちょっとだけ~』はどの辺りを意図してたのかが気になりますね。

悟空の出生の秘密を語った兄・ラディッツ

ラディッツの仲間でさらに強いベジータとナッパ

サイヤ人達の黒幕で惑星ベジータ破壊など、一連の諸悪の根源フリーザ

この辺りの物語の流れは実にスムーズで、『フリーザ編で終わらせるべきだった』と言う意見が多数派を占める要因でしょう。

もしくは、折角界王星で修行を積んだのに、ナメック星では活躍の場が無かった天津飯達地球人戦士達も交えたチームバトルで、フリーザ親子を迎え撃つ裏ボス戦を終えた上での大円団とか。

| lime | 2014/12/20 14:22 | URL | ≫ EDIT

とは言え個人的な物語展開の好みはセル編が一番好きだったりします。
レッドリボン軍の設定をここにきて掘り起こした点は面白いし、旧世代の集大成のセルを悟飯が倒した点や、ミスターサタンの意外な活躍は展開として悪くない。

ピッコロが神と一つになる伏線が回収されたのも人造人間編ですからね。


ただ、サイヤ人の血を引く少年・トランクスがベジータの息子と言う設定は必要なのでしょうが、序盤からヤムチャと何だかんだうまく交際していたブルマを無理矢理ベジータの相手にあてがったのは何だかなぁ…

ヤムチャや天津飯達地球人戦士をもう少し上手く動かして欲しかった気持ちも強いです。

フリーザはナメック星で死に、地球に来たのは息子の敵討ちも兼ねて地球侵略を狙うコルド大王単独で良かったと思う。
前章のラスボスがあんな扱いで終わるのはやはり不満だし、コルド大王単独を瞬殺してもトランクスの強さを印象付けるには十分。
(「フリーザ以上にとんでもない気だ…」とかベジータ辺りに言わせておけばコルド大王の設定的強さは保証される)

細かい点では色々と思う所もありました。

| lime | 2014/12/20 14:39 | URL | ≫ EDIT















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[レビュー]私も『ドラゴンボール』終了のタイミングを考える

やまなしなひび-Diary SIDE- 『ドラゴンボール』終了のタイミングを考える とっても面白いエントリー。触発されて、私も考えてみた。 ※昔の記憶だけで書いてるので、欠落があると思うけど。 多くの人が「フリーザ編で終わっていればよかった」と語るが、私もおおむねそう

| 上田亮の只今勉強中 | 2010/02/27 02:55 |

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