やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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考察:「他人とは違うところにエロを感じる」のは、個性なのか。変態なのか。

【変態】
 (2)「変態性欲」の略。また、その傾向のある人。

【変態性欲】
 性的な行為や対象が倒錯しており、異常な形をとって現れるもの。→異常性欲

【異常性欲】
 性的欲求の程度や欲求を満たす行為またはその対象が異常であること。性的倒錯。

【異常】
 普通と違っていること。いつもと違うこと。また、そのさま。

【倒錯】
 (2)社会的規範から外れた行動や嗜好を示すこと。味覚倒錯性的倒錯など。


 Infoseekマルチ辞書より。


 コレらを統合しますと、「変態=性的行為や対象が“普通”ではない」ってところでしょうか。
 しかし、そうすると「普通って何よ?」というありきたりな疑問にぶつかってしまいますよね。


【普通】
 (1)いつでもどこにでもあって、めずらしくないこと(さま)。
 (2)ほかとくらべて特に変わらないこと(さま)。
 (3)特別ではなく、一般的であること(さま)。


 ふむ。この説明に先ほどの説明を組み合わせて「変態」という言葉の意味を考えてみると……


【変態】
 (1)めずらしい性的行為や対象
 (2)他とくらべて変わっている性的行為や対象
 (3)一般的ではない、特別な性的行為や対象



 特別な性的行為や対象

 特別な性的行為や対象

 特別な性的行為や対象




 ひょっとしたら、変態って“特別な存在”なのかも知れんと思ったのです。


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○ 「少数派」を恥じる必要はない……が、ホントに「少数」なのも考えもの
 今週の伊集院さんのラジオで興味深いネタがありました。
 ネタそのものというより、ネタを受けての伊集院さんの解説は以下のとおり。今から書くのは僕の性癖でも伊集院さんの性癖でもありませんからね。ラジオにネタを送ってきた人の話を元に、伊集院さんが膨らませた話を、自分がブログに意訳してまとめているだけですからね。


・俺はスクール水着が好きだ!
・そこに、「俺もスクール水着が好きだ!」と言ってくれる友達が出来た
・二人は意気投合してスクール水着の魅力を語り合った
・盛り上がった二人は、「もういっそのことスクール水着を買っちゃおうぜ!」と熱くなる
・実際に買った
・二人ともテンションMAX!
・だが、一人がそのスクール水着を着始めた途端に二人の意見が分裂
「スクール水着を自分で着るのはナシだろ!!」

「変態は自分だけだったんだ……!」



 僕はスクール水着には興味がないので、この話は分かりかねます。
 でも、“メイド服”に当てはめれば何となく分かる気がするのです。メイド服は美少女が着るからこそ可愛いのであって、俺達が着るのは違うだろ!と。そして、同じように「メイド服スキー」だった友人とそこで分裂するハメになるという孤独。



 しかし、僕らはいつだって「特別な存在」でありたいと思っているワケで。
 ブログを書いて、それが人に読まれて、「面白かったです!また来ます!」と言ってもらうために頑張っているのだって、「他人とは違う」ことを目指しているからじゃないですか。なのに、「他人とは違うところにエロを感じられる」のを怖がるというのは何事なんだ!



 「貧乳好き」をカミングアウトして以降、自分が受けた風当たりというのは何度も書いてきました。
 「そんなことを言うのなら貧乳・巨乳の両方とセックスしてから貧乳を選んでみせろ」みたいなムチャクチャを言われたり、「オマエのようなヤツがいるから犯罪にあう子どもがなくならないんだ」というカミーユ・ビダン的なことを言われたり、「オマエは少数派だ」「オマエは異常だ」「オマエのようなヤツは発言するな」等等等等等等等等……


 「他人と違う」だけで、コレだけの風当たりを受けるのは何なんだと絶望しました。
 そんな頃に、僕と同じように貧乳好きを公言している『すくぅうみうぎ』さんが素晴らしいことを書かれていて。でもログを探せなかったのでうろ覚えなんですが。


 (貧乳好きの男は少数派だという統計データが出たというニュースを受けて)
 「ならば、競争相手が少なくて済みますね。」



 目から鱗でした。
 そうなのだ。僕らは少数派をなんら恥じる必要はないのです。みんなが「何が面白いか分からない」と言っているものを面白く感じたら「得」じゃないですか。みんなが「美味しくない」と言っているものが美味しかったら「幸せ」じゃないですか。

 同じものを好きだとそこには競争が生まれるワケですよ。
 軽はずみに「『けいおん!』だと唯が好き」と言われようものなら、「だがしかし!平沢唯は俺の嫁だ!」と戦争が勃発するじゃないですか。一人一人の好みは違って当然だし、違ってくれた方がありがたいのですよ!



 というのは詭弁だ。

 では、本当に「貧乳好き」がこの世界に自分一人でも同じことが言えるのか?
 「競争相手が少なくて済みますね」なんて言ってくれる仲間がいなくても大丈夫なのか?
 一人、ホントに一人、誰にも理解されず見向きもされず語り合う仲間がいない世界でイイのか?


 自分が好きなものを、同じように「好き」と言ってくれる人は、本当に不要なのか?




 矛盾しているようで、でもコレが真理な気がする。
 僕らは“仲間”が欲しいんだ。“競争相手”が欲しいんだ。

 『スマブラX』を久々にプレイしてみる。ネット対戦でフルボッコにされる。世界は広い。世の中にはまだ『スマブラ』に夢中になっている人達がいる。自分は一人じゃない。少しずつでも自分は上手くなろうと思える。

 これがもし「自分しか遊んでいる人がいないゲーム」だったら、いきなり自分が日本一ですよ。誰にも負けない、でも誰にも勝てないし、誰とも語り合えない。コレ以上上手くなろうなんて思えませんよね。



 現実的な話「貧乳好き」はまだイイんですよ。確実に一定数の需要があるから。
 こないだネットをさまよっていたら「2009年のAV業界は微乳ブームだった」という一文を読んで、そうだったのか!と驚きました。時代は変わる。巨乳好き以外は男子にあらずなんて言われた時代は終わったんです(ガチで大学生の頃に言われたことある)。大きくても小さくてもおっぱいはおっぱい。

 数年前まで「イチャイチャ姉妹に萌える」なんて言っても誰にも見向きされなかったのに、『けいおん!』の唯憂姉妹で一気に変わったワケですよ。「あー分かる分かる」と同意してくれる人がすげー増えたワケですよ。

(関連記事:唯憂姉妹なら、ぶっちゃけ口移しくらい余裕だよね!



 でも、そうでもない性癖や萌えポイントだって沢山あるワケです。
 ガチで少数派なそれらは、描いたところでビジネスにならないからと商品化されなかったりするのです。かつての貧乳AVのように。需要がないから、いや、需要がないと思われているから。


 そもそもですよ。人間の性癖とか萌えポイントとかって、一つや二つじゃないじゃないですか。
 今日はメイド服がイイと思う日もあれば、今日は全裸がイイなって日もあれば、今日はマイクロビキニがイイぞって日もあるワケで。なんだろう……一人の人間が、コレはメジャーな性癖だけどコッチはマイナーな性癖だよねみたいなものを沢山抱えているワケじゃないですか。だよね?みんなそうだよね?



 “多数派”だから、ビジネスになるから、商品価値があるから―――
 そういう“大多数に受け入れられるもの”よりも、一点突破で「コレは世界で俺しか好きなヤツいないんじゃねえの?」というものに惹かれることはよくあることで。でもそうしたものを大事にするためには、“個性”とか“オンリーワン”とかそういう言葉じゃなくてさ、やっぱりある程度の“数”は必要なんじゃないかと思うのですよ。じゃなきゃ「需要がない」の一言で世には出てこないんですよ。

 大事なのは「一人一人の感情」、それはそう。
 でも、そうして集結した「一人一人の感情の集まり」は(内部に細かい差異があっても)(むしろあった方が)もっと強いものになると思うのです。



 だから、自分の性癖や萌えポイントをカミングアウトして仲間を集うことにも意味があるはず!
 「俺もスクール水着が好きだ!」って仲間が必要なんですよ。最後の線で分かれてしまったとしても、それでもイイんです。スクール水着好きを1万人集めることが出来たなら、そこで初めて「自分で着たい派」と「着たくない派」に分ければ良いじゃないですか。二人しかいないから「自分だけが変態なんだ」なんて悩むんですよ!


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○ “人気投票1位=多数派”??
 最近の自分が考えている一つのテーマなんですけど……
 サザンオールスターズのファンに「好きな曲」を投票してもらうと、人気ランキング1位・2位は「希望の轍」「真夏の果実」辺りになるそうなんです。どちらも1990年にリリースされた楽曲。つまり、1978年のデビューから2008年の活動休止までの間のちょうど真ん中辺りの時期の曲なんです。


 これを爆笑問題の田中さんが「デビューから追いかけているファンも、後からファンになった人も、どちらも受け入れられるから」と仰っていて。非常に納得したのです。時期というのもそうなんですけど、流行り廃りというのもあって(特にサザンは常に売れ続けているバンドですから)時代の流れで受け入れられなくなるってファンもいて当然で。

 こんな風に真ん中が人気投票1位になる現象というのは様々な分野においても言えるよねと思ったのです。



 喩えば、「好きなFFは?」と言えば恐らく現在だと『7』が1位になると思います。
 でも、『7』が出た当時というのは自分も含めて相当批判した人はいたんですよ。「俺が好きだったFFじゃない!」と懐古主義で。そこから更に時代を経て、更に新たなファンが増えて……『7』は今やFFシリーズの代表みたいな作品じゃないですか。


 「ドラクエ」の場合はリメイクも100万本超えるので難しいんですけど、『5』とかリメイク『3』とかのスーファミ作品が上位じゃないかなー。でも、その『5』が出た頃はやっぱ批判されたワケですよ。自由度が少ない、スト-リーを追うだけのゲームになってしまった、やっぱりファミコン版の『3』が最高だ、と。


 『ドラゴンボール』の好きなシーンは?と聞いても、恐らくサイヤ人襲来~ナメック星辺りのシーンが上位に来るんじゃないかな。前に何かの番組で「悟空が超サイヤ人になるところ」が1位になっていて驚いたことがありました。別にあそこ、感動も何もなくないっすか?
 ピッコロさんのシーンなら納得する。あそこで一番泣くのは、その後の神様のセリフなんだよ…!



 『ドラゴンボール』語りは別の機会にするとして……(笑)。
 つまりは、“普通”って“真ん中”になりがちなんですよ。


 性癖もそう。
 僕は「貧乳好き」を公言していますが……大雑把に言えば、Aカップは「ヨシキタ!最高だ!」で、Bカップは「これはこれでイケル!」で、Cカップは「う…うん!大丈夫!困るほどではない!」と。実はストライクゾーンというのはピンポイントではなく、なだらかに円状に広がっていると思うんですよ。

 「巨乳好き」の人も多分そうで。「Fカップ最高だ!」「EカップでもOK!」「Dカップはまずまず!」「Cカップは何とか!」みたいなカンジのストライクゾーンだと推測します。


 つーと、人気投票だとCカップとかDカップが1位になるのは当然というかね。
 人気投票ってそういうものだと思うのです。だから、人気投票1位になれなくても別に落ち込むことはないし、自分の性癖が人気投票1位でなくても別に変態でも何でもないと思うんです。




 そもそも「おっぱいが好き」なんて言っている間は“変態”じゃないよね。
 「おっぱいが好き」なんてすげー“普通”だし“無難”だし“一般的”ですよ。大きかろうが小さかろうが。

 最近のやまなしは肘フェチです。
 いや、別にイイっすよ?ドン退きされようが「少数派」だろうが。喩え、世界に肘フェチが10人しかいなくたって(流石にもうちょい多いか)、残りの9人に「俺は(私は)一人じゃなかったんだ」と思ってもらえるために、僕はこのブログに思いのままをぶつけ続けるんだ!


 肘、サイコーー!!

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| ヒンヌー | 18:17 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

>前に何かの番組で「悟空が超サイヤ人になるところ」が1位になっていて
普通じゃないんですか? 圧倒的な強さを誇るフリーザに対する切り札が生まれてインフレバトルが最高に盛り上がったところですから。
連載当時はあそこで終わりだと思ってましたし。(「改」は本当にここで終わりそうだが)

ちなみに私は爆乳派で好きなのはH~Jカップ、Fカップは守備範囲の下限です。グラビアアイドルでH以上は珍しくないですが二次元だと非常に少ないですね。

| 太田拓也 | 2010/01/25 11:30 | URL | ≫ EDIT















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