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『けいおん!』アニメ1期を観逃した人に「2期からでも!」のススメ

 昨年の4~6月に放送されて、ウチのブログでも何度も話題にさせてもらったテレビアニメ『けいおん!』。今度の4月から第2期『けいおん!!』として放送されることが決まっています。第2期の放送局・放送開始日時はこちらの通り。

 第1期が始まる時点ではこんな話題作になるとは思われていなかったのか放送局は9局だったのですが、第1期のヒットを受けた第2期は28局で放送されるそうです。第1期が放送されていなかったけど第2期が放送されるって地域の人放送はされていたけど第1期の頃には気にも留めていなくて「2期から観始めるのもなぁ…」という人に向けて今日は記事を書きます。



 『けいおん!!』アニメ、「2期からでも観ようぜ!」のススメ。



【『けいおん!!』アニメ第2期を観る前に知っておきたい予備知識】
・女子高の軽音部のお話
・部員は5人だけ
・みんな仲良し



 以上!これで充分!

 よし!今日の記事は終わりだ!
 ……としたいんですけど、流石にそれで納得されるとは思っていないので補足をしていきます。今日の記事は「2期から観始める」ことに躊躇している人に「2期からでも!」と思わせるために書いているので、思った時点で読むのをやめてもらって結構です。そのつもりで書いています。徐々に第1期のネタバレをしていくので、早い段階で思ってしまった方が身のためですよ!(脅迫)



 『けいおん!』アニメは1話完結話です。
 これは第1期の話なんで「第2期も多分そう」くらいの情報だと思って読んで下さい。
 チョコチョコっと話が繋がっていたりとか、長いタームで登場人物の成長・心境の変化なんかが描かれていたりはするのですが、お話自体は基本的に“1話ごと”です。なので、1話観逃したとか、途中から観てみようとしたとかでも楽しめる作りになっているんです。
 現に、第1期を4話から観始めてハマったという人を知っています。


 全話・全シーンをじっくり観ると、キャラクターの成長なんかを“しっかり”楽しめる。
 軽い気持ちで観て、起こっている出来事や会話なんかを“何となく”でも楽しめる。


 これが『けいおん!』アニメの魅力だと僕は思っています。
 元々が4コマ漫画なので軽い気持ちで楽しめるものだったのを、アニメーション独自に「一人一人の成長物語」としてのスパイスを加えた結果、どちらでも楽しめる作品になったのだと思います。だから、“何となく”でも楽しいんですよ。1期を観ていた人全員が“しっかり”楽しもうとしたワケでもないでしょうし、“何となく”楽しめるというのが何より凄いんです。


 だから、第2期からでも大丈夫!(多分)




 「そうは言ってもストーリーの途中から観るのはなー」という人!
 レンタルビデオ屋さんで第1期のDVD全巻借りてくるってのは面倒くさいって人!そんな人に向けた方法があります。


 第1期の部分だけ原作コミックスを読むというのも手です。

 けいおん! (1) (まんがタイムKRコミックス) けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)


 第1期のアニメ全14話というのは、原作コミックス2巻までの内容と一緒なんです。
 恐らくアニメ第2期の話は原作コミックス3巻からの内容になると思われます。

 なので、途中からストーリーを追うのは不安という人は漫画版から入るという作戦もあります。DVD全巻観るのは時間的にしんどくても、漫画2冊なら数時間で読めちゃいますからね(金銭的な負担は大して変わらないだろうけど)。

 ただ、注意しなくてならないのは、原作とアニメでは起こっている出来事はほぼ一緒だけど描く角度が違うということ。アニメの方は「登場人物一人一人の成長物語」として色んな要素・シーンが足されているので、アニメ→原作の順で観た自分は「え?あのシーンもあのシーンもアニメオリジナルだったの!?」と驚かされました。

 なので、あくまでも「こういう手もある」くらいの気持ちで。
 自分としては、第1期を全く観ていない状況でも第2期を楽しめると思いますし。そういう人の感想こそ聞いてみたいです。誰かに「第1期観てねーのに語るんじゃねえよ」とか言われたら、「アナタは『けいおん』の何を観ていたのですか」と答えてあげましょう。


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○ 『けいおん!』アニメの何が好きだったか、今だからこそ語ろう
 とは言え、どんな作品であっても「全ての人が楽しめる」とは思いません。
 僕自身は『けいおん!』が大好きでしたし、現在『けいおん!』に出会っていない人が出会うことで救われるってケースが多々あると思っているからこんな記事を書いているのですが。全ての人が満足できる娯楽作品などないと僕は思っているので、肌に合う人・肌に合わない人はいて当然だと思います。



 テレビアニメの場合、金銭的負担が0円で楽しめることこそが最大の長所だと思うので。
 「とりあえず観てみる」「面白くなかったら観るのをやめる」くらいで構わないと思うんですが、それでも「期待していたのと違っていたぜ!」と思われないためにも、反対に「これなら期待だ!観てみよう!」と思ってもらうためにも、今だからこそ『けいおん!』アニメが何故魅力的だったのかを書こうと思います。




1.悪人のいない世界
 映画『ウォーターボーイズ』を作った矢口史靖監督が以前ラジオに出演なさった際に、「敵が出てこない映画を作りたかった」と仰ったのを聞いたことがあります。あの映画って「イヤなアイツをやっつけたい!」とか「あの敵に勝ちたい」とかではなく、あくまで自分達で成し遂げたいって目的なんですよね。成し遂げたところで何かがあるワケでもないのだけど、そこまでの過程で沢山得るものがあるという。

 『けいおん!』もまさにその系譜の作品です。
 敵はいない、競う相手がいるワケでもない、差し迫った危機があるワケでもない、悪いヤツすらいない。『ウォーターボーイズ』にはまだ「ずる賢い大人」が出てきたのだけど、『けいおん!』にはそれすらもいません。「可愛いコに可愛い服を着せてハァハァしたい大人」はいるけど(笑)。


 それを「ヌルイ世界」と思う人は楽しめないでしょうし、「暖かい世界」と思える人はこの作品が好きになると思います。この作品の世界ではみんないい人だし、誰も努力を笑いません。一生懸命生きているキャラクターをちゃんと応援しているのです。
 観ていると少しだけ心が優しくなって、静かに「来週が楽しみだな」と思える。そんな作品なのです。



2.この作品は「仲良し」を否定しない
 この作品の登場人物はほぼ全員女性キャラです。
 たまに出てくる先生とか、楽器屋の店員さんとか、執事とか(アニメ版には出ていないけど)に男性キャラはいますけど……ほとんどが女性キャラ、さわちゃん先生を除けばみんな女子高生なんです。各キャラの父親すら登場しない(弟は出てきたっけ……)。

 なので、女のコ同士がイチャイチャする様を眺める作品なんですが(百合まではいかない)。
 8人または9人の登場人物を色んな組み合わせで楽しめますし、そうした色んな組み合わせを否定しない作品なんです。これ、『けいおん』の侮れない魅力の一つだと思うのですよ。


 象徴的な話をします。ちょっと第1期のネタバレ。
 主人公=平沢唯には、1歳違いの妹=平沢憂がいて。この妹(憂)というのがものすごくお姉ちゃん(唯)のことが大好きで、終始イチャイチャしてくれて、「姉妹萌え」な僕はそれを眺めながら「あー、人を恨んだり憎んだりするのはやめよう」と心が洗われたくらいなんですが。

 途中から憂のクラスメイトとして、新入部員=中野梓が登場して。唯は梓を溺愛するんですよ。
 唯と憂がイチャイチャしているのが好きだった身からすると、唯が梓とイチャイチャするのは「憂という妹がいながら梓とイチャつくなんて!」と思いかねない事態だったんですが。当の憂は梓に「どう?ウチのお姉ちゃんって可愛いでしょー?」と全力でオススメしていたという。

(関連記事:平沢憂は完璧な妹、姉妹萌えな僕らにとって


 普通、「誰かが誰かと仲良くする」場合、「選ばれなかった誰かは涙する」ものですよ。
 だからこそカップリング論争なんかが起こるワケで。そこに派閥が生まれ、自分の派閥でないカップリングを眺める際に「ケッ!」と思ってしまいがちなんですが。この作品は「みんなで仲良くすればいいじゃない」と描くんですよ。
 唯と憂が仲良しで、唯と梓が仲良しで、憂と梓が仲良しで、何も不都合なことなどないのです。


 この作品の重要な役目として、紬が「女のコと女のコが仲良くしているのを眺めるのが好き」という妙なキャラ立ちをしているのもそういう意味なんだろうって思います。「仲良し」は正義なんです!この作品には嫉妬や独占欲は要らないんです。


 ……基本的には。
 1つだけ例外があったんですが、それに関しては第1期の重大なネタバレを含むのでここでは割愛します。


 なので、「女のコ同士が仲良くしているのが好き!」って人には当然オススメ。
 ドロドロした人間関係や欝展開が観たい人にはオススメしません。第2期からいきなりドロドロしたりはしないと思いますし(笑)。



3.背景がキレイ
 出来るだけ噛み砕いた言葉にしようと思ったら、非常にバカっぽい言葉になってしまいました。
 作画がイイとか、脚本がイイとか、演出がイイとか、色んなことは言えるのですが。人気のある作品って大抵そうだし。他の作品と違って、自分が飛びぬけて好きだって部分を考えたら“背景”かなと。

 「背景がキレイ」というのは、ある意味では演出の一要素だと思っています。
 その世界にそのキャラクターが生きているというリアリティを感じさせる要素。

 夕方になると西日が射してくるとか、いつも昇る階段はいつもの通りに描かれるとか、このキャラの机はいつもちらかっているとか、ランドマークとして銅像やら亀の置物やらが描かれるとか―――最初のころはなんとも思っていなかったんですけど、段々あの学校やあの街に愛着が湧いてくるんですよね。本当にあの場所が存在していて、自分がそこに通っているかのように。


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 語りまくってきました。
 「2期からでも観てみよう!」と思えた人はどれくらいいらっしゃったでしょうか?


 でも、「実際に2期から観始めたけどキャラが多くてチンプンカンプンだ…」ということもありえなくはないと思います。第1期は全員知らない状態で一人、また一人とキャラ紹介されて増えていきましたから。いきなり全員出てこられても把握できないかも知れません(第2期1話目でどういう描き方をするかは分かりませんが)(キャラ紹介的な回を作る可能性もありますよね)。


 なので、『けいおん!』1期目を振り返ったキャラ紹介をしていこうと思います。
 今までそういう記事も書いてきましたし、まとめとしても良い機会になるかなと。

 当然のように第1期のド級なネタバレ含みますので、格納しておきます。
 2期が始まって、「キャラ多いなー」「誰が誰だか分からないなー」と混乱した時に読んでもらえたらイイんじゃないかと思います。ほら!そのためにウチのブログをブックマークに入れておくとイイと思うよ!(笑)

 ではでは。「続きを読む」か「記事URL」でどうぞ。





○ 『けいおん!』キャラ紹介

【平沢 唯】(ひらさわ ゆい)CV.豊崎愛生
 主人公。ギター&ボーカル担当。
 高校からギターを始めた初心者で、桜木花道的ポジションと言えるかも。

TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 平沢唯 けいおん! 平沢唯 (1/10スケールPVC塗装済み完成品) けいおん!  ねんどろいど 平沢唯  (ノンスケール ABS&PVC 塗装済み可動フィギュア) figma けいおん!  平沢唯 制服ver
 ウルトラポジティブ&天然ボケ。
 物怖じしない性格で誰とでも打ち解けられる一方、ウソが下手で、気分屋なところがあります。可愛くなかったら許されないよなと思わなくもないです(笑)。ボケーっとしているのでポカも多いのだけど、一生懸命なのは確かなので愛されてしまうという不思議な魅力のキャラです。

 そんなウルトラポジティブ娘な唯が、実は2回ほど泣いてしまった&泣きそうになった場面があります。それは「入部を断ろうとした時」「ライブに遅れて仲間に迷惑をかけた時」―――

 唯のあの前向きな性格って、実は「軽音部の仲間」があったからこそじゃないかと思うのです。
 彼女にとっての『けいおん!』1期の物語は、まさしくその「軽音部の仲間」を手に入れるストーリーだったのだと思うのです。「アナタにもきっと大切な場所が見つかるから!」

(関連記事:アホな子だからこそ、平沢唯が大好きです



【秋山 澪】(あきやま みお)CV.日笠陽子
 ベース&作詞担当。唯がいない時にはボーカルも担当。
 容姿端麗、成績優秀、性格もマジメで、ベースの腕前も相当上手い(梓談)し、おっぱいも大きい。なのに、極度の恥ずかしがり屋でメンタルだけが激弱いという。

TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 秋山澪 けいおん! 秋山澪 (1/10スケールPVC塗装済み完成品) けいおん!  ねんどろいど 秋山澪 (PVC&ABS塗装済み可動フィギュア) figma けいおん!  秋山澪 制服ver
 部長のりっちゃんがアレなコなので、実質的には軽音部のリーダー。
 なんだけど……「目立つのが怖い」「血が怖い」「お化けが怖い」と弱点が数多く、りっちゃんからはそれをからかわれたり反撃したり。責任感が強くてクソマジメだからこそ、緊張に弱いんだろうなぁと思います。

 そんな彼女の第1期の物語は、まさしく「仲間を信じる」な話でした。
 ちっともマジメに練習しないけど唯や律が見せてくれた光に憧れ、自分自身の殻を破り、「仲間を信じる」ことを学びました。自分一人で背負い込まないで、自分を信じてくれる仲間を信じよう。
 「たくさん楽しいことがあったよ。みんなのおかげで……ありがとう」

(関連記事:『けいおん!』アニメで描かれた“時間の残酷さ”について



【田井中 律】(たいなか りつ)CV.佐藤聡美
 ドラム担当。部長。通称「りっちゃん」。
 元気、不真面目、大雑把。澪の幼馴染で、文芸部に入るつもりだった澪と一緒に強引に入部した。

TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 田井中律 けいおん 田井中 律 (1/10スケールPVC塗装済み完成品) けいおん!  ねんどろいど 田井中律 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) figma けいおん! 田井中律 制服ver. 2次出荷分
 部員0の軽音部に「今なら私が部長になれる」と入部した割に、部長がしなきゃならないことは澪や紬に任せている気がする(笑)。そんな分かりやすい性格のりっちゃん。

 でも、実はそんな彼女こそが軽音部を引っ張っていたんですよね。
 唯がギターを買う時も、澪が自分の殻を破る時も、梓が部に打ち解ける時も、いつもりっちゃんが背中を押していたし。紬が百合妄想してハァハァしているのも生暖かい目で見守っていたし(笑)。りっちゃんがいない1期11話は、別のアニメを観ているような寂しさがありました。

 彼女自身は実は一番精神年齢が高くて、最初からある程度大人なキャラクターだったんだけど。
 彼女の物語は、そんな風に人知れずみんなを支えていた彼女が「理解される」ストーリーだったのかなぁと思います。

(関連記事:『けいおん!』アニメで、律っちゃんには何故に弟がいたのか?



【琴吹 紬】(ことぶき つむぎ)CV.寿美菜子
 キーボード&作曲担当。通称「ムギ」。
 超が付くほどのお嬢様で、「一般人の生活」に目をキラキラさせたり。百合妄想を発揮してハァハァしたり。

TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 琴吹紬 けいおん!  琴吹紬 (1/10スケールPVC塗装済み完成品) けいおん! ねんどろいど 琴吹紬 2次出荷分 (ノンスケールABS&PVC塗装済み可動フィギュア) figma けいおん! 琴吹紬 制服ver. 2次出荷分
 ある意味では、一番“ありえないキャラ”。
 家が超お金持ちで。別荘をいくつも持っていたり、超高いティーセットやお菓子を部室に持ち込んだり、それでいて音楽の才能も素晴らしくて美少女で。でも、“自分とは違う世界”が見たくて軽音部に入部したという妙な経歴の女のコ。
 ファーストフード店でポテトを食べたり、友達の家に遊びに行ったり、一緒に旅行に行ったり、お泊まり会をしたり。それだけで心から楽しそうに笑うんです。なんつーか、当たり前なことって大事なんだな!って思わせてくれますよね。

 そして、そんな彼女こそが誰よりも「軽音部の仲間」を信じて大切にしていたんじゃないかというのが僕の説。
 思えばそれも当然のことで。紬にとって、「軽音部の仲間」って「最初の仲間」なんですよね。掛け替えのない大切な仲間。だからこそ12話のあの「もう1回!」は感動的なんだろうって思います。

(関連記事:『けいおん!』アニメで琴吹紬が担っていた役割を想う



【中野 梓】(なかの あずさ)CV.竹達彩奈
 ギター担当。唯達より1学年下の新入生。
 超がつくほどのクソマジメで、マジメに練習しない唯や律に怒ることしばしば。ツインテール=ツンデレの法則。


TVアニメ「けいおん!」キャラクターイメージCDシリーズ 「けいおん!」イメージソング 中野梓 けいおん 中野 梓 (1/10スケールPVC塗装済み完成品) けいおん!  ねんどろいど 中野梓 2次出荷分 (ABS&PVC塗装済み可動フィギュア) figma けいおん!  中野梓 制服ver.
 メインキャラの中では最も身長が小さく、唯からは愛玩動物のように可愛がられる。
 当の本人は「そんなことよりマジメに練習してください!」とツンツンしているのが可愛らしいところですよね。既に作品が大人気だった途中からの登場ということで「こんな中に新キャラ入れて大丈夫?」と思ったら、一躍大人気になるんだから……

 彼女の物語は「理解する」ということ。
 既に“1年間”の絆を経ている4人と違い、途中から入った梓には「不真面目な先輩」にしか見えない。のに、どうしてこんなに惹かれるのか――というストーリーでした。視聴者にとっても当たり前だと思っていた“軽音部の絆”を、新しい視点で見つめ直させてくれたお話。ちゃんと「途中からキャラが加わる」ことに意味を持たせてくれるのが凄いですよ。



――――↑ここまでがメインキャラ――――
――――↓ここからがサブキャラ――――


【平沢 憂】(ひらさわ うい)CV.米澤円
 唯の妹。唯達より1学年下で、梓のクラスメイト。
 ありとあらゆる面で姉を凌駕するハイスペックを誇りながら、その姉のことが大好きだという。

TVアニメ「けいおん!」イメージソング 平沢憂 figma けいおん! 平沢憂 制服ver. 限定品
 「イチャイチャ姉妹」の伝道師。
 しっかりしていて、家事全般をこなし、成績も優秀で、姉以上の音楽の才能があり(笑)、人望も厚く、お姉ちゃんのことが大好きだという。キャラクタープロフィールカードに「弱点:特にないが、姉が全ての行動基準になっている」と書かれているほど。

 でも、第1期7話を見ると納得なんですよね。
 あー、こりゃシスコンにもなるわと思ってしまう。この二人の関係は姉妹というより母娘のように見えるんですが(どっちが母かは言うまでもない)、やっぱりお姉ちゃんがお姉ちゃんらしく妹を想うところに妹も惹かれるんだろうなって。

 ちなみに原作コミックス版と、アニメ版では、若干姉妹の描き方が違います。
 原作の方がより“ガチ”っぽい感じで、アニメの方がより“リアル”な感じというか。

(関連記事:唯憂姉妹なら、ぶっちゃけ口移しくらい余裕だよね!



【真鍋 和】(まなべ のどか)CV.藤東千夏
 唯の幼馴染。1年目は唯とクラスメイト、2年目は澪とクラスメイト。
 唯とは対照的にしっかりしていて大人っぽく、生徒会にも入っています。

TVアニメ「けいおん!」イメージソング 真鍋和
 「しっかりしているようでしっかりしていない」キャラばかりの中、唯一の「しっかりしている」キャラ。
 軽音部の人間ではないのであまり出番は多くないのですが、軽音部に入る前の唯へのツッコミ役になっていたり、生徒会の人間として登場したり。「軽音部以外にも生徒がいる」という非常に当たり前なことを見せるためにも重要な存在のキャラだと思っています。

 12話でのポジションって、実はグッとくる位置でしたよね。
 誰よりも「唯はやる時はやる」ことを確信していて、彼女らのステージをしっかりと目にしている。地味な役割かも知れませんが、こういう位置のキャラをしっかり使えるところが大きいと思うのです。



【山中 さわ子】(やまなか さわこ)CV.真田アサミ
 軽音部の顧問で、実はOG。
 表面上はおしとやかで清楚な女教師。でも、元々はメタルな人間で現在はセクハラ教師(笑)。可愛いコに可愛い服を着せてハァハァするのが好きだというアレな人です。でも、おかげでコスプレが見られるんだからありがたいじゃない!

Maddy Candy
 この作品のキャストは基本的に「キャリアがそんなにない若手」を中心に組まれているのですが、彼女だけは“かつて唯達のポジションにいた存在”として中堅どころの真田さんが起用されています。それって結構失礼な話なのでは……と思わなくもない。


(関連記事:『けいおん!』アニメで描かれた“時間の残酷さ”について



【鈴木 純】(すずき じゅん)CV.永田依子
 憂の中学時代からの友達。憂・梓とはクラスメイト。
 軽音部には興味があったのだけど、見学に行った際に「やる気のない部活」だと思って入部しなかった新入生です。言ってしまえば「もう一人の梓」。

 その後、文化祭で軽音部のステージに感動して軽音部への考えを改めたみたい……
 というところで第2期へ。




○ まとめ
 書きたいことが沢山あるけど、全部書いたら大変だから一部にしよう!と思って書き始めてこの長さだよ!
 これが何よりの『けいおん!』の魅力の証明かもって思います。

 何だか語りたくなってしまう、人に薦めたくなってしまう、そんな魅力の作品なんだろうって。
 第1期を観ていれば第2期がより楽しくなるのは確かでしょうけど、観ていなくても楽しめると思いましたし、その手助けが出来ればなぁとこの記事を書きました。毎週アニメをワクテカしながら待てるのって楽しいですよ!


 1期を観ていた人も観ていなかった人も、是非2期を楽しみましょう!

| アニメ雑記 | 19:24 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

初めまして

いつも楽しく拝見させて頂いています。
納得させて頂いたり、新たな見方&考え方を教えて頂いたり。

初めてコメントさせてもらったのはですね、管理人さんの言いたいこととはズレているかもしれませんが、
>本当にあの場所が存在していて
この部分なのですが、一応あの学校自体は本当に存在するので、表現的にはどうかな?
と思いまして。
的外れな意見ならごめんなさい。

これからも楽しみにしてます。

| KK | 2010/03/21 00:28 | URL | ≫ EDIT

けいおん!=ドロドロしないマリみて、って理解でいいんでしょうか?
まあマリみての方も詳しいわけではないんですが、キャラ配置が結構近い感じなのかなと。

| shimo | 2010/03/21 01:48 | URL | ≫ EDIT

マリみてから、主人公の同級生か年下のキャラをベースに+α要素を加えて
(まあこの時点でマリみての屋台骨が崩れてしまうのですが)
唯:祐巳(主人公) 憂:祐麒(年子の弟、ややシスコン気味) 
律:由乃(勝気だが病弱な同級生)+江利子要素(ビジュアル的に)
紬:志摩子(慈母的ポジションの同級生)+祥子要素(お嬢様)
梓:瞳子(愛する後輩&ドリルツインテ)
辺りに近いのかなぁと。勝気だが病弱ってのは意志に行動が付いていかないと変換して。
澪に相当するキャラはあまり思いつかないのですが。

あと唯と憂と梓で問題起きないよ!ってエピソードが、上記のキャラ対応とはズレるのですが
祥子(祐巳の制度上の姉)-祐巳-瞳子(祥子の年下の従姉妹)という関係で
"レイニーブルー"という屈指のドロドロ鬱展開に発展するのと対照的だなぁと。
この部分の記事を読んで、マリみてとは対照的だな→でもキャラ構成は近いかも?という
発想に至ったので。

| shimo | 2010/03/21 16:13 | URL | ≫ EDIT















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