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答え合わせ:桜井政博さんの新作は3DS用ソフト『パルテナの鏡』でした!

 ニンテンドー3DS、発表されましたねー。
 立体視の映像はPCや従来のテレビでは体験出来ないので、E3のプレゼンテーションではほとんど映像を見せず、WEBにはスクリーンショットだけが公開され、現地で体験した人が「これは実機で体験しないと凄さが分からない!PCでスクリーンショットやムービーを見ても意味がない!」と興奮気味にレポートして……


 日本にいる人は、「うわぁ…生殺し状態……」と悶々としているんじゃないかと思います(笑)。

 自分は以前にも書いたように立体視が出来ないので今のところはそこまで興奮しているワケでもないんですけど、立体視以外の機能も気になるところがありますし、PSP2が発表されなかったし、ひょっとしたら発売直後に普通に買っているかも知れません(笑)。

 この辺は今後の情報次第ですねー。
 「すれちがい通信」のバージョン2的な機能が気になるわー。




 さてさて、今日の本題。
 桜井政博さん率いるプロジェクトソラの新作ゲームは、ニンテンドー3DS用ソフト『新・光神話 パルテナの鏡』でした。

 『パルテナの鏡』というのは1986年にディスクシステム用に発売されたソフトで(バーチャルコンソールでも配信されています)、桜井さんの前作『大乱闘スマッシュブラザーズX』にも参戦している作品ですね。


 以前、桜井さんの新作を予想するという記事を書いた身としては……
 「Wiiのソフトじゃないのかよ!」「完全新作ソフトじゃないのかよ!」「アクションゲームかよ!」と、自分の予想が外れまくったことにズコーッとしたのですが―――

(関連記事:桜井政博さんの新作ゲームを予想(妄想)する!


 ところがどっこい。
 後に、「社長が訊く」の特別動画を観て考えが変わりました。実は当たっているところも結構あったのです。この3DS版『パルテナの鏡』は、アクションゲームというより、FPS・TPSを意識した3Dアクションシューティングだそうです。


<以下、セルフ引用>
 でもやっぱり「FPS」とか「MMO」とか、あの辺のラインが匂う気はするんだよなぁ……日本ではマニア向けの商品になってしまったジャンルというか。
 「FPS」なんかは、桜井さんがガチで“初心者向け”に作ると面白くなりそうな気はするんですよ。格闘ゲームを『スマブラ』という競技にしてしまった人なので、よりライトに、よりスポーツ色を強めにして、「FPS」への心理的ハードルを打破してくれそうな気はするんですが……それでもやっぱり日本市場では厳しいのかなぁ。
</ここまで>


 スポーツ色の方向とは違いますけど、FPSのような3Dアクションシューティングを明らかに意識した発言がありましたし、「誰にでも楽しめる操作」「古くからのファンもスマブラXで初めて知った人もいるピットというキャラクター」で新しいスタンダードを作ろうということなんだと思います。



 どうせだから……文字に起こしておきます。
 以下、「社長が訊く」の動画より抜粋させていただきます。気になる方は是非元の動画をご覧下さいな。


【以下、桜井さんの発言を引用】
・「(今までのDSと違い3Dに強い新機種になるということで)そこで3Dゲームを作ることを考えたのですけど、その3Dゲームをせっかく作るのであれば、なるべく“スタンダードにして新しいもの”を目指したいなと私は思いました」
・「これから3Dのゲームを作るのであれば、カメラとキャラクター2つを同時に動かすことは必須になりますので、そういうところを上手くまとめたものを作りたかったということです」
※ 岩田さんの補足「だから、カメラを動かし、狙いを付け、自分も移動し、そしてダイナミックに遊ぶという部分についての新しいスタンダードを作ってみたいということが一つのポイントだったんですかね」
・「今回のゲームというのは、アナログのスティックがあって、Lトリガーで発射をして、タッチペンを使う。その3つに全体的に操作を絞ることで、なるべく簡単に簡単に出来るようにということは目指しています」
・「(このゲームというのは)ものすごくマニアックなジャンルなのに誰にでも遊べることを目指している、であるとか、非常に矛盾した課題というのを幾つか抱えながら進行しているプロジェクトです。」
・「FPSのゲーマーとかは「あれ?なんでココこうなっているんだろう?」と思えるところもあるかも知れませんね。ですが、これは例えばかつて格闘ゲームがあった時代に『スマブラ』が出来たように、それぞれ意図があってそうしているというところが多いです。」
・「あまり敵を狙わないでも済んでしまったりとか」
・「そういうところで、何とか初心者と上級者の共存を今回も狙っていますので、お楽しみにして下さい」





 自分が予想していた「完全新作」ではなく「パルテナの鏡というシリーズソフト」だったというのも、後から考えれば納得ですよね。任天堂キャラオール出演だった『スマッシュブラザーズ』も、最初は『対戦格闘ゲーム竜王』だったワケで。

 桜井さんの作りたい“新しいゲーム”は「遊びの枠組」であって、「キャラクター」とか「世界観」は“既にあるもの”を使うということに抵抗はないんじゃないかと思うのです。「社長が訊く」の動画を見ても、桜井さんの方から「しばらく作られていない任天堂のシリーズソフトはどうでしょうか?」「何でも作りますよ」と提案したみたいですし。


 うーむ……ちょっと自分の読みが甘かったな。


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○ 3DSの不安要素
 自分はDSの「3Dアクションシューティング」のゲームを遊んだことがないんですけど、実は結構「DSでFPSってのも悪くないんじゃない?」と評価されていたりするんですよね。もちろんグラフィックの問題があるので「それなりに」ということなんでしょうけど、スペックを言い始めるとキリがない世界ですからねー。


 で……桜井さんは「(今までのDSの3Dアクションシューティングは)タッチペンをマウスのように使うゲームが多かった」と動画内で仰っていますよね。実はコレ……3DSの一つの肝になるんじゃないかと思うんです。3DSの場合はタッチペンをマウスのように使うことは出来ませんよね。


 立体表現される画面は上画面、タッチペンが使える画面は下画面、と分かれているので。

 E3から挙がってくるレポートによると、『nintendogs+cats』は「上画面に立体視で犬が表現」「下画面にはその犬のシルエットが出るのでそれをタッチする」という仕様になっているそうです。でも、それが許されるのは素早いタッチ操作が必要でないゲームだけで、「3Dアクションシューティング」のようなゲームだと厳しいですよね。


 DSの成功の一要素に「画面に直接触って操作が出来る」分かりやすさがあったと思います。
 『どうぶつの森』や『ゼルダ』ではタッチした場所にキャラが歩いたり、『レイトン教授』のようなアドベンチャーゲームでは画面をひたすらタッチして探索したり。
 3DSの二画面の場合、そこは棲み分けなければならなくなるんですよね。「全ての画面を立体視にしようとすると、DSが持っていた“分かりやすさ”が失われてしまう」



 まー、今の内から「不安要素」みたいに言っちゃうのもどれだけネガティブなんだって思うのですが。
 逆に言うと、桜井さんがやろうとしている「タッチペンをマウスのように使うのではないやり方」というのは3DSのスタンダードになるのかもと思ったりします。それを確認したいという意味でも『パルテナの鏡』やりたいなー。立体視出来なくても問題なく遊べるのかどうかが気になるところ……



 また……Wiiの時も最初は『ゼルダ』や『スマブラ』が注目されていて、『Wii Sports』や『はじめてのWii』がああいうパッケージ(複数のゲームを1本のソフトにまとめて販売する手法)で販売されるというのは、Wii本体発売2~3ヶ月前の「Wii Preview」で初めて発表されたんだったと記憶しています。

 なので、3DSもこの段階ではシリーズソフトばかりが注目されていますけど、本当のキラータイトル――DSにおける『脳トレ』とかWiiにおける『Wii Sports』にあたるソフトも、こっそり作っているんじゃないかって予想しています。というか、そうであってくれ。

 マジメな話……「立体写真が撮れる」というのは相当なインパクトなワケで。
 これを活かしたソフトが出てくるかどうか……


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| ゲーム雑記 | 17:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

なるほど。DSは下画面メインで上画面にマップとか出してましたが、3DSは上画面がメインになるわけですよね。
直接タッチできないとプレイの仕方を変えざるを得ないんですね。

| のえ | 2010/06/20 21:28 | URL |

っていうかE3っていう業界向けの方針発表会で
新ハードの発表だってときに新作に時間費やす人はいないでしょう

問屋からしたら分けわからん新作しかでないなら仕入れないわって話なわけで
ネット見ててもそこら辺分からずにあーだこーだ言ってるのが多くてがっかりしますね

| ああああ | 2010/06/28 05:50 | URL |















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