やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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凛子のカレシは俺じゃない

 Twitterにてチョコチョコ書いていたことですが……
 先日、友人から「話題になっているから買ってみたけど俺はハマれなかった。オマエやってみる?」と『ラブプラス+』を貸してもらいました。ぼ、ぼぼぼ僕は別に興味なんかなかったんだけどどどど、後学のためにも少しばっかり見てみようかな!!とプレイしてみることにしました。




 自分もあまりハマれそうにありませんでした。

 まだ恋人パートに入ったばかりなのでこれから感想が変わるかも知れないんですけど、今の段階では「自分には合わないなあ」というところです。このゲームを貶す気はありませんし、技術とかコンセプトは素晴らしいと思うんですけど、ただ単にこのゲームのターゲットに自分は入っていないなぁと感じるのです。

 このゲームにハマっている人からすると不快な記事になってしまうかも知れないので、読むのをココでやめた方がイイかもです。重ね重ね、貶す気は1ミリもないんですけどね。自分が好きなものを、他人が好きになれないと言うことが耐えられない人もいらっしゃるでしょうし。





 『ラブプラス』の主人公は“自分”です。
 当然のことながら本名を登録しましたし、凛子から自分の名前を呼んでもらえるのは嬉しいことなんですけど……しかし、この主人公がどうしても“自分”に思えないんです。

 『ラブプラス』は最初“友達パート”で各ヒロインとのシナリオを進め、恐らくシナリオを最後まで進めると告白される→OKすれば“恋人パート”になるということだと思うんですが。この“友達パート”のシナリオの主人公がちっとも“自分”っぽくないのです。

 よく喋るし、周りとのコミュニケーションも上手だし、部活にバイトに委員会に大忙しな上、俺が必死にパラメータ上げたせいなんだけど勉強も運動もオシャレも完璧な上にセンス抜群と来たもんだ。凛子のために不良に立ち向かったり、彼女を心配して夜中に走り回ったり―――誰なんだこの完璧超人は、と思ってしまうのです。俺はこんな完璧超人ではないし、

 凛子が好きな相手は俺ではなく、この完璧超人ではないだろうか。


 これで主人公の名前が「岡崎朋也」とかだったら、確かに男から見てもカッコイイからそりゃ別に文句もないです。カッコイイ男が必死に生きて彼女を作って、それはそれで僕は朋也に感情移入が出来ます。

 でも、『ラブプラス』の主人公は自分と同じ名前なんですよ。
 自分とは正反対のカッチョイイ生き方をしているのに、自分と同じ名前。自分と同じ名前なのに、自分にはもう決して出来ない青春を謳歌している。どうしてこんなに差が付いた?と思ってしまうのです。

(関連記事:ヒロインは誰のもの?



 まぁ、マジメに理由を分析すると……自分は別に「彼女が欲しい」と思っていないというのが大きいんでしょうけどね。
 「彼女を作る」よりも「女のコと女のコがキャッキャしているのを見ていたい」人なので―――登場人物に自分なんかが入るよりは、女のコ同士の『百合プラス』を出してもらいたいです。もしくは『nintendogs+girls』。


 主人公の名前を自分にして、自分の名前を呼んでくれれば、主人公=自分と思えるかって言ったらそれだけでは不十分なんだと思うんですよ。そこには何か一体感がなければ。
 しかし、かと言って主人公が自分と全く同じ発言・行動・スペック・自堕落な生活を続けていたら、そりゃ僕は「日本一モテナイ男」ですから彼女が出来る方がおかしくて―――そもそも、モテナイ自分がギャルゲーをやること事態が矛盾を孕んでいるという気もしますし。モテナイ自分が生きていること事態が間違っているという気もします。



 でもねでもね、それはやっぱり自分の想像力の問題とも思うんですよ。
 いい子ちゃんになるワケじゃないけど、罪はゲーム側にはなくて自分にあると思うのです。

 自分と同じようにモテなくて(俺ほどじゃないと思うけどな!)も『ラブプラス』にハマっている人もいるでしょうし、中には女性だけど『ラブプラス』にハマっている人もいますし。想像力と妄想力で飛び越えられる壁を、自分は上手く飛べなかったということなんだと思うのです。


 みみっちい話ですけど……「自分と同じ名前」だけど「自分よりリア充」なこの主人公に、自分は嫉妬したんでしょうね。あぁ、俺はコイツじゃないし、凛子が好きなのは俺じゃなくてコイツなんだと。



 そう言えば、女性で『ラブプラス』をプレイしている人は名前どうしているんでしょう?
 そのままの本名だと呼んでくれませんよね……男性っぽい名前に変換するとか、それとも既存の男性の名前を拝借するとかでしょうか。
 『ラブプラス』ではなく『ときメモ4』の話ですけど、ヒロインの一人の声を担当している井口裕香さんが「主人公の名前を自分の好きな男性アイドルの名前にして、私の声とアイドルが付き合っている!と興奮した」とラジオで仰っていて、なんかもうすげー領域だなと思ったことがあります。


ラブプラス+ラブプラス+

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| ゲーム雑記 | 17:24 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

“自分(=プレイヤー)とゲームの中の彼女との恋愛体験”がコンセプトですから、ある程度ゲームの中の主人公に自分を投影出来ないと楽しむのは難しいかも知れませんね…。
主人公が全くの無言&無個性だったら感情移入し易かったかも?

話題とはズレるかも知れませんが、「主人公の名前を自分にする」ことによって感情移入できるゲームはジャンルによっても異なると思います。
選択or行動ミスで主人公が死んでしまうようなホラーゲームで自分の名前を入れてしまっていたりするともう…(苦笑)

| じぇふ茶 | 2010/08/10 20:13 | URL | ≫ EDIT

nintendogs+girls超欲しいです。cats+girlsのほうがいいかな

タッチ出来ないほうがいいかも。みてるだけ

| あわれ | 2010/08/11 03:32 | URL | ≫ EDIT

うーん

もっとさらっとやればいいのに。

| nori | 2010/08/17 10:45 | URL |

言ってることが分かる気がします。
私も始めた当初は本名プレイだったのですが、
バイトだのテニス部だの「なんだこのリア充」と実際の自分との違和感がぬぐえず、
結局本名をもじった別人のキャラを作りやりなおしました。
本名のままプレイを続けていたらきっと今頃醒めていたと思います。

| ああああ | 2010/08/19 07:27 | URL |

これは欠けた人生の補完をするゲームなんです

高校時代にキラキラした青春時代を送れなかった人には
「あの時勇気を出していれば…」とか「あの時頑張っていたら…」という後悔を
擬似的にだけれどやり直せる、それがラブプラスなんだと思います。

だからゲームの中の「俺(僕)」は一生懸命でいいんです。
現実の冴えない自分と比較して自己嫌悪に陥る必要なんて無いんです。

高校時代に、
文化系部活じゃなくて運動部系に入部して内部で孤立してる優等生の女の子を助けていたら?
みんなが普通なら嫌がる委員に自ら飛び込んで、そこの後輩のお節介焼きをしていたら?
転校を機に独り暮らしを始めてバイト募集の張り紙を見て電話した先に同じ学校の先輩がいたら?

全部「if」の世界なんです。

そこに自分をうっすらと重ね合わせる事ができれば、この「ゲーム」を楽しむ事ができます。
「独りカラオケ」どころか「独りプラネタリウム」や「独り高級レストラン」すら平然とこなす主人公。
ギチッと「俺(僕)」=今の現実の自分、っていう定義をしたら誰だって自己嫌悪に陥りますヨ。

ドップリとハマって幸福感に包まれている人のマネをしようと思ったら、ある種の「図々しさ」が必要です。
現実の俺なんて、さすがにニートではありませんが、デートスポットひとつ開拓できないダメ人間ですものw

| 匿名 | 2010/08/20 23:56 | URL |















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