やまなしなひび-Diary SIDE-

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ゲームを予約して買ったことがあるか、そもそも発売日に買うのか

 ウチのブログでは過去に何度かゲームの中古問題についての記事を書きまして、そういう話題の度によく言われたのがこの文言でした。


 「メーカーのためを想うなら、ソフトを予約して買って下さい」と。

 理屈はすごくよく分かります。
 ゲーム会社さんは製品を「出荷」することでお金が入るのだけど、小売店さんに「こんなゲーム売れないよ」「入荷したくないよ」と思われてしまったら「出荷」すらさせてもらえないワケです。小売店さんも在庫を抱えたら大損失ですからね。
 なので、ユーザーさんから小売店さんに「僕ゼッタイに買いますんで1本は入荷して下さいね」と予約することは、ゲーム会社さんにとっても小売店さんにとっても嬉しいことなんだ―――ものすごく分かります。理屈では。


 「ネットへの書き込みじゃなくアナログな方法で意見を伝えて欲しい」「予約が大事」、アニメ・ゲーム業界関係者が語る現場の実態(情報元:EXAPON Becky!さん)


 この記事の中でも「如何に予約されることが大切か」ということが書かれていて、非常に納得させられる一方で……冷静になる部分もあるのです。




 俺、ゲーム屋さんで予約してゲームソフト買ったことなんてないなと。

 ネットの時代になってAmazonでポチッと予約注文するようにはなりましたが……インターネットでゲームを買うようになる以前は、予約というのは1度たりともしたことがないです。10年以上ゲーム買っていましたけど。

 友達に話を聞いてもそうです。兄貴もそうでした。
 「ゲームを予約して買う」なんて話はリアルでは聞いたことがありませんでした。むしろゲームは発売日に並んで買うものだろ!というのは何度も聞いたことがあるし、実際に僕も並んだことあります。でも、予約している人は見たことがありません。


 ネットでゲーム好きの人達のブログを読むようになったここ数年、初めて「えっ、ゲームを予約して買う人っているんだ!」と驚いたくらいですもの。そういう制度があるんだ、的な。まぁ、彼らは特定の店で予約して買っている分、特別なことをゴニョゴニョゴニョ……



 だからこそ「予約が大事なんですよ!」とゲーム会社の人が言っているんでしょうけど……
 普通の人からすると「そこまでする必要あるのかなー」という感覚だと思います。大多数のゲームは発売日以降にゲーム屋さんに行ってもフツウに買えるでしょうし、買う直前まで「やっぱあっちのゲームを買おうかな」と迷うことが出来るワケで。


 ゲームソフトを予約して買う人ってやっぱり特殊な人じゃないかなぁって思うのです。
 ネット注文は別としてね。店頭で買う人の割合で「予約して買う人」って、全体の1割もいかないくらいじゃないですかね。




 いや、そもそも。
 俺……ゲームソフトって必ずしも発売日(付近)に買っていなかった気がするぞ。


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○ ゲームを発売日に買いますか?
 前述したように、ネットで予約注文するようになったのを除けば……

 友達に誘われて発売日の早朝にゲーム屋さんの前に並んだ『FF5』『FF6』、『紋章の謎』が大好きだったから発売日を楽しみに待って買った『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』―――この3本は発売日に買ったソフト。あとは……あ、Wii本体はリアル店舗で予約して買ったので、一緒にソフトも買ってあげようと『Wii Sports』『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』は発売日に買いました。


 これで5本……
 流石に5本ということはなさそうだけど、忘れているソフトを入れても10本行かないくらいかも知れませんね。『マリオコレクション』は発売日に買ったんだっけか、1ヶ月経ってからだったか。うーん……どうだっけ。



 というのも、ゲームの情報って「発売日前」より「発売日後」の方が沢山入るんですもの。
 友達の評判、世間での評判、ゲーム雑誌での扱い等々……
 ゲーム雑誌の場合、発売日前の「紹介記事」はいいところばかりがクローズアップされて胡散臭いのだけど、発売日後の「攻略記事」は難しいところなんかがしっかり書いてあるのでが自分に向いているゲームかが分かると思います。ただ、そうすると序盤の超絶ネタバレを喰らうんですけど(笑)。


 また、たまたま発売日近辺はテスト期間中で忙しいとか。
 他のRPGをクリアしたばかりで「当分RPGはやりたくねーなぁ」という時にRPGが発売されるとか――そういう些細なことで発売日を過ぎている経験、僕だけじゃないと思います。


 例えば「ドラクエの新作が今度出るんだよ」とか「ポケモンの新作が何月に出るんだよ」って言われるような人気シリーズの場合は、そこに向けて心の準備なりスケジュールの調整をすることも出来ますし。『ドラクエ』なんて数年に1回しか発売しないお祭りソフトなので、サッカーW杯ばりに寝不足でも遊ぶって人が多いんでしょうけど。そうでないソフトの方が圧倒的に多いワケで。


 だから、自分は「別にムリして発売日に買わなくてもイイんじゃない?」運動をしたいのだけど……
 クラブニンテンドーのポイントボーナスとか見ると、「ゲームは発売日に買うもの」って認識なんだなあって思っちゃったり。あれだけロングセラーが大事とか言っている任天堂でも、発売日付近に買うことでポイントボーナスされる仕組みにしている不思議。


 発売日を過ごしちゃって、発売してから半年後とか経ってから「買おうかな!」と思うと「でもあと半年待てば廉価版出るんじゃないか……?」と思っちゃったりね(笑)。んで、実際に廉価版が発売されると、「廉価版よりも別の新作ソフトを買った方がメーカーのためになるんじゃないか…」とか考えてワケが分からなくなったり(笑)。



 だからやっぱりゲームを楽しむためには「遊びたい時に買う」んでイイんじゃないかって思います。

 「予約をして欲しい」というゲーム会社さんの主張はよく分かります。
 でも、この国に何千万人といる「ゲームソフトを買って遊ぶ人」の中で、「予約して買う」って人は何割の人だって話ですし、「発売日に買う」って人は何割の人だって話ですし―――もしゲーム会社が「ゲームは予約して買う」「ゲームは発売日に買う」って人だけに向けてゲームを作り始めちゃうと、それはユーザーの幅を狭めていく行為になるんじゃないかって思うのです。




 結論:発売からしばらく経ったソフトの在庫もあるAmazonがやっぱり最強だよね!
 みんな、もっとAmazonを使おうぜ!!


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○ 余談
 こういう流通の問題(発売日直後のソフト以外は店頭に置きにくい、みたいな)を解消するウルトラCとして、数年くらい前までは「ダウンロード販売が盛り上がれば…」と期待した人は多かったと思います。自分もすっかり「ダウンロード販売ソフト>パッケージソフト」という優先順位になっていますし、もっともっとダウンロード販売ソフトが盛り上がればなぁ…と思っています。


 でも、以前に自分は「ダウンロード販売ソフトなんてゲームじゃねえ!それしかやっていないオマエみたいなヤツがゲームを語るな!」と言われたことがありますし……ゲームが大好きな人の中にも(中にこそ)、ダウンロード販売のゲームを「しょうもないもの」と思っている人は多いんだと思います。


 この辺は突き詰めると「グラフィック至上主義」とか「ボリューム至上主義」とかに絡んでくるのかも知れないで、こういう記事の最後にサラリと結論を書くことは出来ませんけど……ネット接続率とかよりもよっぽど大事なもの、「ダウンロード販売ソフトも面白いんだ!」と広く一般に知らしめる1本が現れないと状況は変わらないのかも知れないですね。


 その辺りは、3DSとニンテンドーゾーンに期待するしかないのかなぁ……

| ゲーム雑記 | 18:09 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

例えば作家やミュージシャンなら、印税が入らなくてもとりあえず次の製作活動はできます。
しかしゲームソフトは多くの人間、多くの資金を必要とするもので、まずは発売中のソフトが売れてくれない事には次のプロジェクトを始動させることもままならないのではないでしょうか。
同じように多くのスタッフを必要とする映画やTV番組であれば上映中・放送中の新作から得られる収益が放っといても大半になり、ビデオスルーの作品であれば買うのは熱心なファンが大半ですから、こうした問題はゲームソフトならではのケースなのだと思います。
いずれにせよ大半のメーカーは「長期的に売れればいい」と悠長に構えてはいられないのでしょう。

| 烏賊丸 | 2010/10/18 19:13 | URL |

・一刻も早く遊びたい
・生産少なそうだし、発売直後を逃すと入手困難になりそう
・人気めちゃくちゃあるだろうし、予約しておかないとしばらく入手困難になりそう

このへんの条件のどれかを満たしているものは、発売日買いや、ネットで予約とかしますね。
店で予約は、Wii本体発売時と、スマブラX発売時くらいかなぁ。

| sou51 | 2010/10/18 20:22 | URL |

俗に言う”地雷”を踏むリスクが高いほど予約買いは減る。当たり前の話。
発売日に買ってくれというなら、充実した体験版をそれなりに早めに投下するとかしないとダメだ。
(体験版の製作はそれはそれで手間がかかるとは聞くけども)
あとはブランドの信頼力とかの問題。

そういうのが足りない場合は、俺はクチコミを待ちますよ。
(有名シリーズだとバイアスかかってて読み取るのが大変だったりするけど、まあそれはまた別の話)

メーカーの都合で予約買いしてくれってのは、
地雷で吹っ飛ぶ無数のユーザーの上で商売したいと言ってるようなもんだと思いますよ。

| yocc | 2010/10/18 20:33 | URL |

予約に関しては、生まれて始めてゲームを予約した時に手痛い目を見て、以後リアル店舗では使った事はないです。
amazonの予約は備忘録的な使い方でもあるので、ちょっと意味合いが違いますかね。

発売日に買う云々に関しては、高校あたりまでの私や私の周りのいわゆる「ゲーム好き」は、大体発売日にゲームを買っていましたよ。
誰もが子供だったので、世界で一番早くプレイして、世界で一番早くクリアする事が、すごく大事な事のように思えていたわけですね。
大人になるにつれて、そういった他人との相対的な評価に価値を見出さなくなっていったので、今は「やりたい時に、そのタイミングで一番安い方法で買う」になりました。
ヲタクと呼ばれるようになった一部の人たちは、いまだにアーリーアダプタとして発売日に店頭に並んで頑張っているようですが。

まあ、その場合、ネタバレが怖いんですけどね、他人の「面白い」も「難しい」もある意味ネタバレなので。
ゲームが好きな人と話していれば、お互いに「買おうと思ってるけどまだ買ってないゲーム」の話題は出てきますから、「○○買った?」と訊いたり気を遣います。

>メーカーの都合で予約買いしてくれってのは、
>地雷で吹っ飛ぶ無数のユーザーの上で商売したいと言ってるようなもんだと思いますよ。
でも今のところ、そうやって買ってくれないと辛いのは、やまなしさんも色々書いている通りだと思います。

| 通りすがり | 2010/10/19 16:20 | URL |

まぁ例のアルケミストの中の人の発言からも伺えますけど、流通制度の問題もあるんじゃないですかね。
中古市場の存在も、初動以降リピートかける判断を難しくしていそう。
この辺ゲームだけじゃなくて本やCDなども同じなんじゃないかと思いますけど、単価等様々な要因でゲームに関しては特に初動が重要って事なんでしょうかね。

DL販売は、価格面のメリットが期待していたほどないのと、ラインナップ的に充実していないのが難点でしょうか。
ディスク入れ替える手間が不要になり、読み込みの改善も見込めるので、個人的には歓迎なんですが。

| ruf | 2010/10/22 15:39 | URL | ≫ EDIT















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