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ニンテンドーDSのワイヤレスプレイ、使いました?

 意外なことに、DS公式サイトには詳しく書かれている文がないのですね。
 なので……まずは自分の解釈で解説をします。


● ワイヤレスプレイ
 人数分の「DS本体とソフト」を用意することで対戦・協力プレイなどが出来る機能。
 機能制限が少なく、持ち寄ったデータなどを使うことが出来る。


● ダウンロードプレイ
 「人数分のDS本体」と「1本のソフト」を用意することで対戦・協力プレイなどが出来る機能。
 ソフトを持っていないプレイヤーは本体の記憶領域に一時保存してプレイするため、容量の関係で機能制限されることが多い。例えば『マリオカートDS』の場合、使用可能キャラはヘイホーのみ、コースも一部のみになってしまう。

 一般的には「ゲームシェアリング」と呼ぶそうですね(Wikipediaより)。




 よくよく振り返ってみると、自分はDSで「ワイヤレスプレイ」をやったことがなかったなぁと思ったのです。「ダウンロードプレイ」は自分の持っているソフト、友達が持っているソフトともに頻繁にやっていましたし。「ワイヤレスプレイ」が可能なソフトも持ってはいましたが……

 僕が持っているソフトを友達も持っているというケースが一度もなかったため、ついに一度も使わないまま次世代機である3DSが登場しようとしています。
 『ポケモン』とか『イナイレ』とか“友達みんなが持っていることが前提のソフト”に手を出していればまた違ったんでしょうけど、自分は……そういうコミュニティには上手く入れない人間ですから…




 そんなことを思い出したのはこのソフトの記事を読んだからでした。


 『どんだけスポーツ101』101種のスポーツを楽しめる!

 メジャーからマイナーまで101種類のスポーツを収録したミニゲーム集。
 備考の欄には「DSワイヤレスプレイ対応」という記載があり、「ダウンロードプレイ対応」の記載はありません。なので「ワイヤレスプレイのみ対応」ということなのでしょう。


 しかしさ、言っちゃナンだけどこういう「何十万本も売れるワケがない」「でも、一部の人には突き刺さる」マイナーなソフトの場合、僕がこのソフトを買ったらたまたま友達もこのソフトを買っていた、みたいなミラクルはまず起こりえないワケですよ。

 だから、「ワイヤレスプレイ対応」と言われても、「どうせ使うことはないだろうな」としか思えません。


 これが「ダウンロードプレイ対応」だったならば、仮に全101種目の内の一部だったとしても、「これで友達と遊んだらゲラゲラ笑えるだろうな…!」と購入動機の大きな一つになりうるワケです。カポエイラで対戦としかしてみたいですもん。
 そして、「変なスポーツ集めたソフト買ったから対戦しようぜー」と友達と対戦したら、その友達が「面白かった。俺も買おうかな」と思えるかも知れないじゃないですか。「ワイヤレスプレイ」と「ダウンロードプレイ」にはそれだけの差があるんです、特にマイナーなソフトの場合には。


 「いやいや、ダウンロードプレイ対応は大変なんですよ。そんな開発費は出ませんよ」と言われるのなら、じゃあ言おう。こんなゲームにワイヤレスプレイを付けるくらいならば、その分の予算を削って一人用を充実させてくれよ。




 この話って、かつて書いた『トモダチコレクション』の話に通じると思うんです。
 「このゲームはどうやって遊ばれるのか?」を考えているのかという。

 「ワイヤレスプレイ」に対応すればこうやって遊んでもらえる。
 「ダウンロードプレイ」に対応すればこうやって遊んでもらえる。

 ちょっと想像するだけで、この手のゲームが「ワイヤレスプレイのみ対応」にするメリットがほとんどないことが分かるじゃないですか。「ダウンロードプレイ対応」にすれば口コミで広がる可能性があることが分かるじゃないですか(いや、そもそも最初の1本が売れるかって問題があるんですけどね)。

(関連記事:『トモダチコレクション』が売れた理由から目を背けてはならない




 開発費が段違いでしょうから比べるのは可哀想だと思うんですけど……
 2007年に発売された『マリオパーティDS』は「ダウンロードプレイ対応」で、1つのソフトがあれば4人まで遊べるようにしてありました。開発者さん達のインタビューから引用させて頂きます。

<以下、引用>
菊池「あと、DSということで今回注目してほしいのがDSダウンロードプレイです。『マリオパーティDS』のソフトが1本と人数分のニンテンドーDSがあれば最大4人で対戦することができます。」

西本「ミニゲームにしてもボードにしても、1つのカードで最大4人がグラフィックやスピードなどをフルスペックのまま遊べるようになっています。
 現場の人間も携帯ゲーム機用ソフトを開発する経験値が少ないメンバーが多かったのでこれを実現させるためには苦労しました。1カードマルチプレイは開発当初からのコンセプトでしたので、やり通すことができて良かったです。」

佐藤「1カードでマルチプレイができるのは、これはプロデューサーとしては当然の要求です。だからハドソン側の池田さんも意見は一致するはず。『マリオパーティDS』を4つも買わないと4人で遊べないというのはお客さんからしたらありえないと思うんですよね。」

山根「プログラム的には多くの問題がありましたが、なんとか実現させることができて安心しました。」
</ここまで>



 『マリオパーティ』は元々50万本以上は売り上げる大人気シリーズでした。
 でも、「だから人数分買ってもらえるだろう」ではなく、「1本あったらみんなで楽しめるようにしよう」としたことで―――結果的に190万本前後を売上げ、国内ではシリーズ最高売上げを記録しました。

 このゲームも「どうやって遊んでもらえるのか?」を考えた結果の大ヒットですよね。
 「ワイヤレスプレイのみ対応」だったら、こんな結果にはなっていないと思います。


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○ 3DSへの展望
 さて、3DS―――

 現段階では3DSの「対戦プレイ」の仕様は発表されていませんが、「ワイヤレスプレイ」と「ダウンロードプレイ」が併用されることが推測されます。
 3DSの記憶容量は主にシステム面で使用されると岩田社長のコメントがありましたが、当然「ダウンロードプレイ」にも使われるのでしょうし、その使用可能容量はDSよりも大きくなっていることが期待されます。というか、期待しています、僕が。



 ダウンロードプレイって、言ってしまえば最強の宣伝媒体なんですよ。
 「このソフト面白いから一緒に遊ぼう」と、ユーザーが勝手に体験版を振りまいてくれるワケですからね。その威力を知っている任天堂だからこそ、ここの容量には配慮して、より多くのソフトが「ダウンロードプレイ」可能になるようにしているんじゃないかと思います。

 あとは、ソフトを作る人がそれを使うかどうかですけど……
 本体が普及するかという問題もあったか……


 DSの時は、Liteが16800円でしたから。普段ゲームをやらない友達も本体買って、みんなで遊ぶ時だけ持ってきていたりしていました。ダウンロードプレイ専用機(笑)。でも、25000円する3DSだとそういうのは難しいですよね。いや、そもそもゲーム機だけ買われるのはメーカーとしてはあんまりイイことじゃないんでしょうけどさ。



 現段階で発表されている3DSソフトは「一人用ゲーム」がメイン。
 本体がある程度普及した頃から、この辺の方向性が見えてくるのかなーと期待しています。


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| ゲーム雑記 | 17:59 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

自分の周りではバンブラが人気でした。
人数分のハードとソフト1つさえあれば合奏ができましたので。
そのおかげで面白さが広まっていきました。

昔はハードとソフト1つ、そして人数分のコントローラさえあれば対戦できた据え置き機の方が対戦の敷居が低かったのですが、ワイヤレス通信+ゲームシェアリングのおかげで通信の敷居が大きく下がりましたね。
更に携帯機は外でも遊べますし。

メイドインワリオは携帯機では一人用で、据え置き機でしか複数人でしか遊べないようになってます。
Wiiで出るリズム天国も恐らく複数人プレイに対応しているでしょう。
しかし、DSで通信の敷居が下がったのですから、DS版にも通信プレイを入れて欲しかったと思ってます。

| モヤシ | 2010/11/09 14:42 | URL |















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