やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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目当ての本が見つからない

 自分は現在「節電モード」中。
 色々と制約を自分に課しているのですが、一番大きいのは「午前9時~午後9時の間はパソコンを使わない」というものなので。昼間の作業が制限されて、時間が結構余るんですね。
 んで、こういうイイ機会ですから、「買ったけど読んでいない本」だとか「友達に借りたけど読んでいない本」だとか「読みたかったけど読む時間がないから買っていない本」とかをまとめて読む期間にしています。もちろん、こういう目的があるから逆算して「節電モード」をしているという側面もあります。



 ということで、本を買いに行くことに。
 お目当ての本はこちら。


のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)
のはなし にぶんのいち~イヌの巻~ (宝島社文庫 C い 6-1)

 伊集院さんのエッセイ。
 このタイミングで買おうと思った理由は幾つかあるのですが、ラジオを聴かない両親にも「伊集院さんってこんな面白いんだよ!」と知らせたかったというのが一番大きい理由でした。母親は9月の『ドラクエ123』発売まで時間が余っていますし。


 そしたら最初の話が「あそこが痒い」という話でやんの!
 両親に読ませるの、気まずいじゃないかーーーい!!




 さて、本屋での出来事です。
 Amazonで注文しても構わないけど、近所から本屋がなくなられてもイヤだなぁと思って近所の本屋に行きました。と言っても個人経営の本屋はとっくの昔に絶滅しちゃっているので、大手資本のチェーン店なんですけどね。


 そして、これがまぁ「目当ての本がどこにあるか分からない」んです。
 伊集院さんということは「タレント本」コーナーか?とか、「エッセイ」のコーナーか?とか、「文庫」のコーナーか?と探し回ったのですが見つからず。そもそも1年前に発売した文庫本なんて置いているかも自信がありませんし……

 「店員さんに訊く」という選択肢も頭をよぎったのですが、僕みたいな人間が話しかけて「うっわ、こんな気持ちわりい客に話しかけられたなんて吐き気がするし、これから先は生きていても碌なことはなさそうだわー。今日家に帰ったら首吊って死のう。」と思われて日本の人口が1人減っても申し訳ないので。






 家に帰ってからAmazonで注文して買いました。

 さすがAmazon先生!誰にも気持ち悪がられることなく買い物が出来るなんて最高だぜ!
 Amazon先生は俺達ブサイクの味方だーっ!!




 ということで、今更オマエ何言ってんのということを敢えて太字&赤字で書きますけど。
 インターネットって便利ですよね。


 「近所の本屋=リアル店舗」と「Amazon=インターネット店舗」の違い。
 「本屋」はディスプレイによって「最新の本」だとか「今話題の本」だとか「猛プッシュしている本」だとかを売ることには特化していますが、リアル店舗はスペースに限りがあるために「在庫の充実っぷり」という点ではどうしてもインターネット店舗には適いません(Amazonの場合は全国の販売業者から買うことも出来ますしね)。
 リアル店舗には「今の商品」があるんですけど、インターネット店舗は「過去の商品」もずっと蓄積されている―――というイメージ(もちろんインターネットででも在庫なくなるようなものも実際にはありますけど)

 そしてまた、インターネット店舗は「検索一発で欲しい本を見つけることが可能」です。
 リアル店舗の良いところとして、「目当ての本を探している間に目当てじゃない本と出会う楽しみがある」なんて言われることが多いですし。販売業に限らず「インターネットには出来ないこと」としてよく言われますよね。

 そうした楽しみもまぁ否定はしませんけど、「欲しくない本が沢山見つかる」よりも「欲しい本がちゃんと見つかる」方が消費者としては嬉しいですし。自分みたいに「ピンポイントで目当てのものを探しに行く人間」は、インターネットの便利さにデメリットを感じなくなってしまったんですね。




 つまり―――インターネット店舗の利点は、

・蓄積された在庫のラインナップがとてつもなく充実している
・それらを検索一発で見つけることが出来る



 この2点が相互に組み合わさっていることで成立するのですし、
 逆に言えばこの2点のどちらかでも欠けてしまえば利点はなくなるんです。



 「ゲームのダウンロード販売」も、「電子書籍」も、実はコレが重要で。
 何年も何十年もかけてラインナップが増えない内は利点はあまりないんでしょうね。バーチャルコンソールやゲームアーカイブスが「過去のゲームの販売」をしているのって、実はとても合理的なことなんだって思います。

 んでもって、こういうことが花開くのって実は何世代も後の話なのかも知れないとも。



 これと同じことで「インターネットは情報を蓄積させる」力がありますよね。
 例えば“昨晩のプロ野球の結果”ならば新聞・テレビ・ラジオなんかでリアルタイムに詳細なニュースが手に入れられるのですが、“先週の火曜日のプロ野球の結果”をそういう既存メディアで知るには難しいです。回収前の新聞を引っ張り出してきて「うわー、先週の木曜までしかないわー」とか。

 インターネットなら検索してすぐに見つけることが出来ます。
 膨大な量の情報の蓄積と、それをすぐに見つけられる検索エンジン――――




 この話から「何を考えるのか」は人それぞれだと思います。
 とりあえず僕は、「最新の本」だとか「今話題の本」だとか「猛プッシュしている本」だとかを見せていた“本屋のディスプレイ”の役割を誰が担うのかってことが今後の鍵かなと思いました。本に限らず、ね。


のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)のはなし にぶんのいち~キジの巻~ (宝島社文庫 C い 6-2)
伊集院 光

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| ひび雑記 | 03:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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