やまなしなひび-Diary SIDE-

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アニメが初見でも楽しめているのになぁ……

 Twitterで、ドキッとするようなリツイートが飛んできたのでご紹介します。
 元リンクはこちら


<以下、引用>
 『Fate/Zero』1話。これが初見お断りと言われるのは理解できないな。空の境界同様、原作知ってる人が非難してるだけで、Fateシリーズを全然知らない自分には観ていて理解できないところは何もない。もちろん元のシリーズを知らないと分からない裏の設定はたくさんあるのだろうけど。
</ここまで>

 全く同じことを、“言ったこと”も“言われたこと”もある自分としてはものすごく色んなことを考えさせられました。言ったことの「反省」と、言われたことの「その通りだ!」感。



 『Fate/Zero』の第1話には自分も似たようなことを書きました。
 自分は『Fate/Zero』の原作は未読ですが、前作(本編)の『Fate/stay night』のアニメ版は観ていたので―――「これって『Fate/stay night』を観ていないとキャラや設定が多くて覚えられなくない?」と、初見の人を心配していました。

 どっちも知らん!という人のために解説すると、『Fate/stay night』という本編(原作はゲーム、アニメ化もされた、アニメの出来についてはノーコメント)があって。『Fate/Zero』は、“本編の親世代の話”なスピンオフ作品なのです。
 本編を知っている人にとっては「これが遠坂の父親なのか!」とか「イリヤの母ちゃん美人すぎるだろ!」と、初めて見るキャラでも「既に知っている人達」なのです。

 そうした前作の知識がないとキャラが多くて覚えられないかもなーと心配をしていたのですが、こういう意見を読むと「余計な心配だったかも」ですね。




 もう一つ。
 OVAからテレビアニメのシリーズが始まった『たまゆら』にも同じようなことを思いました。

 テレビ版の第1話はものすごく面白くて、自分なんかは第1話からフルマックスで号泣していたのですが、これってOVA版の全4話を観ているからだよなーとも思ったのです。つまり、「後の楓ちゃん」を既にOVAで観ているから、テレビ版1話の彼女の一つ一つの描写が心に響くんだ―――と。OVA版を観ていない人は、このアニメ版1話を100%楽しめないんじゃないかと心配してしまったのです。

 まぁ、公式もそういうことを心配してか、公式サイト及びアニメワンにて“今週の日曜日”まで特別にOVA版全話無料配信しているみたいです。みんなー!観るんだー!!





 ファンだからこそ思ってしまう余計な心配。
 「原作を読んでいない人は100%楽しめないんじゃないか」
 「前作を観ていない人は100%楽しめないんじゃないか」
 「伏線をしっかり見ていない人は100%楽しめないんじゃないか」

 大好きだからこそ、「こんなに素晴らしいものを100%楽しめない人はもったいない!」と思ってしまうのです。「俺は100%楽しめている」「でも、世の中には100%楽しめない人がいる!」「かわいそう!」と。改めて文字にするとものすげー押し付けなんですけど、多かれ少なかれ、誰でも思っちゃうことなんじゃないですかね。



 しかし、言われた側は「余計なお世話だー!」と思うってケースも多いですよね。
 冒頭の『Fate/Zero』の話もそうですけど……原作ファンがアニメに対して「これだとアニメから入った人には魅力を100%伝えられない!」とdisり始めると、アニメから入ってフツーに楽しんでいる身としては「そんなにアニメ版をdisらないでよ……」と思ってしまうんです。

 百歩譲って「disられる」くらいならまだイイんですけど……
 『CLANNAD』の時や『シュタインズ・ゲート』の時に自分が経験したのは、原作ファンが序盤で「あの伏線シーンをカットしちゃアニメから入った人が後の○○な展開に納得できないだろ!」と壮大な原作ネタバレをかましてきやがって。


 オマエのネタバレの方が納得できねえよと、死んだ目で視聴するハメになりましたもの。『CLANNAD』なんて2期最終話のクライマックスのシーンにあたる部分を1期序盤でネタバレ喰らって、残りの全ての回が「今はこんなことをやっているけど、最後はああなるんでしょ?」と消化試合でしたもん。あなる。





 冒頭のPOSTでハッとさせられたのは、「もちろん元のシリーズを知らないと分からない裏の設定はたくさんあるのだろうけど。」の部分です。
 原作ファンとか前作ファンとかは、そういう裏の設定も全部分かっているとより深く楽しめるから「100%楽しむためには裏設定も分かってもらわないと!」と言うことがあるんですけど―――別に100%楽しめなくても楽しい事なんて沢山ありますよね。

 テレビ化や映画化のケースは「尺」がありますから、設定説明にそこまでの時間は割けません。
 それこそテレビから入った人に設定説明だけで何話も見せては、序盤で脱落されかねません。1本とか1冊単位で買ってもらえれば最後まで話が入っているゲームや本と違って、テレビは1話ごとに、もっと言えば1分1秒単位で脱落されかねないのです。


 そういう設定説明をバッサリ切ったおかげで、初見の人が楽しめる――――ってケースも往々にしてあります。メディアミックスってそういうことだと思うんです。テレビにはテレビに向いたものがあるので、原作そのままやれば成功するという話でもありませんもの。



 まぁ、それもこれも「原作が好き」とか「前作が好き」という感情から生まれる話なんで、全面的な否定もしづらいんですけど……とりあえず僕が言いたいのは、「原作のネタバレは勘弁してください」ということと、「みんな!たまゆらを観るんだ!」ということだけです。そういうことなので……す?


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