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ようやく出たシリーズ決定版!『中辛!大籠城』紹介

『中辛!大籠城』
 DSi用/フォーメーション・マネジメント
 河本産業
 20011.9.7発売
 200円(DSiショップ&eShop専売)
 セーブデータ数:1
 公式サイト

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 『大籠城』シリーズはニンテンドーDSで展開されている“知る人ぞ知る”隠れた人気シリーズです。
 現在までにパッケージソフトが1本、ダウンロードソフト(DSiウェア)が3本発売されています。

 「タワーディフェンス」も「リアルタイムストラテジー」も、馴染みのない人には得体の知れないゲームジャンルでしょうし。聞いたことがないタイトルに、聞いたことのないメーカー名。その上、ソフトが4本も出ていれば「どれを買って良いか分からない……」と敬遠されてしまっても仕方がありません。


 ですが、声を大にして、文字色を赤にして言いたい。

 「DSiウェアで何か面白いソフトないかなー」とお探しのアナタ!
 『甘口!大籠城』(200円)と『中辛!大籠城』(200円)をセットで買うのです!



 これまでの『大籠城』シリーズは、どれも一長一短で「決め手に欠ける……」ラインナップなところがあったのですが。『中辛!大籠城』の登場によって、初心者から熟練者まで楽しめるシリーズになりました。「タワーディフェンスなんてよく分からない……」と思っている人にこそ遊んで欲しいです。


↓ 以下、感想はクリックで。




○ 『大籠城』シリーズのラインナップ
 『大籠城』シリーズの歴史をここにまとめておきます。

 記念すべき第1作はパッケージソフトとして『風雲!大籠城』がニンテンドーDS用ソフトで2009年4月23日に発売されました。
 定価は3990円(パッケージソフトなので店頭小売価格は下がっているケースが多い)で、「30ステージ+隠し面」。購入者からは非常に高い評判だったのですが、無名メーカーの新作で3000円以上のソフトというのはやはり“購入者は限られた”結果になってしまいました。自分も当時、名前と評判は聞いていましたが「でも、タワーディフェンスとかよく分からないし……」とスルーしていました。

 第2弾はDSiウェア『甘口!大籠城』。2009年10月14日配信開始。
 その名の通り初心者向け『大籠城』ということで、200円「チュートリアル+4ステージ」が収録されています。この4ステージは『風雲』に収録されているステージのアレンジ版が3ステージと新作1ステージだそうです。初心者向けなので難易度は抑え目。
 自分はこれを買って「あ、タワーディフェンスって面白いんだ」と知ったのですが、今思えば「大籠城がどういうゲームなのかを分かった」辺りで終わってしまい、やはり4ステージというのは少なかったなと思いました。

 第3弾もDSiウェア『辛口!大籠城』。2010年3月3日配信開始。
 『甘口』ではオミットされてしまった対戦モードが復活し、500円「10ステージ」。この10ステージは『風雲』に収録されているステージのアレンジ版が9ステージと新作1ステージだそうです。
 名前からして難しそうなので、『甘口』を何とかクリアしたレベルの自分では恐ろしくて手が出せませんでした。



 第1作『風雲』←(パッケージソフトなので)価格が高い
 第2作『甘口』←取っ付きやすいがステージ数が少ない
 第3作『辛口』←なんか難しそう


 「決め手に欠ける」と書いたのはこういう理由で、ラインナップが極端すぎて丁度良いのがなかったんです。



 そこに現れたのが、
 第4弾。DSiウェア『中辛!大籠城』です。2011年9月7日配信開始。
 チュートリアルも対戦モードもありませんが、200円「10ステージ」収録。この10ステージは『風雲』に収録されているステージのアレンジ版が6ステージと新作4ステージだそうです。序盤のステージは『甘口』と同じくらいの初心者向けの難易度ですが、終盤のステージはかなりの歯ごたえになります。


 安くて、
 ステージ数が多くて、
 初心者から熟練者まで楽しめる難易度。


 過去3作の『大籠城』がそれぞれ抱えていた欠点を全て克服しているんです。
 チュートリアルがないので「甘口とセットで買うのです!」と書きましたが、「チュートリアルなんかいらねえよ!!」という人は『中辛』から始めても問題ないと思います。『風雲』の公式サイトに説明も載っていますしね。



 また、ハイスコアを記録した日付が残る―――とか。
 ノーダメージでクリアしたステージはメニュー画面で色が変わる―――とか、何度も繰り返したくなる新要素を入れているのもポイントが高いです。ノーダメージクリアは全ステージで達成すると御褒美があるそうな。

 「初心者から熟練者まで楽しめる難易度」と書きましたが、最終ステージのノーダメージクリアを目指すと鬼のような難易度になります。ていうか僕は未だにノーダメージクリア出来ていません。出来る気配すら感じません。


 一度クリアしてハイ終了!ってだけじゃなくて、やりこもうと思えばとことん遊べるように作ってあるのがイイですよね。
 これで200円なんだからお買い得!超オススメ!




○ 『大籠城』の面白さ
 「タワーディフェンス」の魅力は、何と言っても「俺って天才だわ」と思える感だと思います。
 勝利時に味わえる“戦場の全てを支配した感覚”は他のジャンルのゲームではなかなか味わえません。

 まぁ、何度もゲームオーバーになって「敵の出現パターン」を覚えているから、予め予測して弓兵配置とかしているんですけどね!



 『大籠城』ではベルトコンベアーのようにレールの上を進軍してくる敵(くノ一だけは例外でレール無視してやってくる)に対し、こちらが「槍兵」「弓兵」「鉄砲」「武将」「大砲」の5つの兵を置いて防衛するというゲームです。配置すればオートで攻撃してくれるので見ているだけなのですが、「どこに何のユニットを置くのか」「そのユニットをどのタイミングで強化するのか」が鍵になります。

 Twitterで『大籠城』ファンの人達と喋っていると、同じステージでも全く違う攻略をしているなーと驚くことがあります。
 大金注ぎ込んで最高レベルの武将+大砲で敵を一掃する人、攻撃範囲の広い鉄砲命の人、とにかくリーズナブルな槍兵&弓兵を大量に強化する人。ちなみに僕は3番目。だから、最終ステージのノーダメージクリアが出来ないんでは?と悩み中。


 一見すると選択肢があまり多くないゲームなんですが、攻略する人の個性がどうしても出てしまう。
 だから、「解かされている感」がなく、「自分で解いている感」が強くて。「俺って天才だわー!」と思えるんですね。



 『甘口』の4ステージをクリアした段階では、ゲームの仕組みを覚えるのに精一杯でここまでの感覚にはなれませんでしたが。『中辛』の10ステージは1ステージ1ステージクリアする度に、この恍惚感を味わえました。
 『中辛』が出たことでようやく自分は『大籠城』の本当の面白さを知ることが出来ましたし、一人でも多くの人に「大籠城面白いよ!」と広めていきたいと思ったほどです。




○ 総評
 傑作でした。
 『ラビ×ラビ』と並んで、DSiウェアを代表する「200円でこんなゲームが!」という作品だと思います。


 しかし、このゲームは元々「ゲームとして完成しすぎている」ところに、今回の『中辛』で価格も難易度も丁度イイものが出来てしまったので――――もう続編を作る余地がないとも思いました。
 例えば「槍兵」「弓兵」「鉄砲」「武将」「大砲」に加えて6つめの味方ユニットを追加したからと言って、このゲームは面白くならないと思うんです。それくらい最初から完成してしまっていた。

 なので、『大籠城』シリーズは一先ず一区切りにして、次はこのメーカーの新しいゲームが遊びたいなぁというのが率直なキモチです。もちろん新作にはリスクも伴うでしょうけど、『大籠城』に夢中になった人は「河本産業の新作ゲームか!」と注目すると思うんですよ。全くの無名メーカーだった頃とはもう違うだろうと。ちょうど、DSから3DSにハードが移行する時期でもありますし。



 そういう意味で、DSiウェア末期に「DSiウェアを象徴する1本」が出たなあと思います。
 素晴らしい作品。オススメです!


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| ゲーム紹介 | 17:52 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

続編やらん主義と言ってるわりには結構やってますね

|   | 2011/10/19 20:15 | URL |















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