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「パッケージソフトのゲーム」のダウンロード販売化について

 任天堂は先月の経営方針説明会で、「パッケージソフトのダウンロード販売の準備は出来ている」と発表しました。具体的な開始時期は決まっていないけれど、3DSでもWii Uでも「それが出来る機械にしてあるよ」ということなのだろうと思います。

 パッケージソフトのダウンロード販売――――今までゲーム屋さんなどで売っていたゲームソフトも、インターネット経由でデータだけ買えるようにするよという話です。


<以下、引用>
 また、コンテンツ販売という意味では、パッケージソフトのデジタルディストリビューション、いわゆるダウンロード販売も視野に入れています。
 このことは、ニンテンドー3DSの設計時から考慮しており、仕組みとしては既に用意を終えていますし、Wii Uでも用意をする予定です。
 ただし、これをいつからスタートするかは、流通のみなさんとの関係に配慮する必要性や、お客様にどのような形で受け入れていただけるのか、そして、お客様がお持ちのSDカードの空き容量など、市場の環境も見極める必要があると思っていますので、現在具体的な時期は決めておりません。ただ、将来の選択肢としては、重要性が高まると考えています。

</ここまで>
※ 改行は引用者が行いました



 まず、自分がこのブログで何度も取り上げてきた「ダウンロード販売のゲーム」は、DSiウェアのような「ダウンロード販売でしか買えないゲーム」のことなので、今回のコレとは別物です。

 自分がどうして「ダウンロード販売でしか買えないゲーム」を応援しているかというと、パッケージソフトに必要なパッケージや流通のコストを省けることで「低価格なソフト」が実現可能なため、最初から低価格路線を狙って「小さな予算」「少人数」「短期間」でソフトを出せることで―――1本のソフトを作るのに2~3年かかるのが普通なパッケージソフトには出来ないことが出来るからです。

 例えば、ポイソフトは社員4人の会社ですけど、半年に1本のペースでダウンロード専売のソフトを発売しています。シルバースタージャパンの『ラビ×ラビ』は1年に3本というハイペースで続編が発売されています。ダウンロード専売のゲームはパッケージソフトに出来ないことが出来るから魅力なんです。

(関連記事:Wiiが成し得なかった“革命”~その1.アイディア勝負のWiiウェア
(関連記事:ダウンロード専用販売のゲームは、どうして軽視されてるん?
(関連記事:3DSでも遊べるようになった記念!超初心者のためのDSiウェア入門



 とは言え、完全に無関係な話ではないことも確か。
 「パッケージソフトのダウンロード販売」はXbox陣営もPS陣営も既にやっていることなので、これで3つの陣営全てが「パッケージソフトのダウンロード販売」を始める(準備は出来ている)ということですし―――何より、任天堂は日本一売れているソフトメーカーです。

 『マリオ』や『ポケモン』をダウンロード販売するかはさておき、ダウンロード販売が確実な(と私が予想している)『Wii Fit』だって100万本クラスのキラータイトルです。
 バーチャルコンソールもWiiウェアも10万本超えたら大ヒットくらいのダウンロード販売の市場に、100万本クラスの黒船がやってくるのですから無関係なワケにはいきません。




 また、今年に入ってゲームクラスタの間で話題になっていることなんですけど……
 ゲーム売り場に「新作のゲームソフト」があまり入荷していないという説があります。どこに行っても売り切れているソフトも、売上げの数字はさほどでもなかったみたいな。
 色々な人が色々なことを言って、それがどんどん尾ひれを付けていくのでどこまでが真実か分かりませんけど。ネット通販の隆盛や、中古市場への対策とか、ハイリスクローリターンな新品ゲームの販売とかで、「パッケージソフトのゲーム市場」を縮小させていく小売店が出てくるのは当然の展開です。


 コンシューマーが生き延びるためには「ダウンロード販売の市場」を広げていくしかありません。
 では、本当にそんなことが出来るのでしょうか?

 なので、今日は「パッケージソフトのゲームのダウンロード販売」で何が変わるのかなということを考えていこうと思います。


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ポイント1.「ダウンロード購入したソフト」はディスクの入れ替えが不要
 ……うん。パッケージソフトであっても、データをインストールすればディスクの入れ替えをしなくても済む理屈なんですけどね。PCゲームとかはそうですし、Xbox360には対応しているソフトがあるんですっけ。
 ただ、これはコピー問題と切り離せない問題になるので(データをインストールしたらソフトを中古に売っちゃうとか)、色々と面倒くさい認証とかそういうのをやらせるのなら、「パッケージソフト」と「ダウンロードソフト」の両方を出した方がややこしくなくてイイだろうというのが私の考えです。



 「ディスクの入れ替えが不要」なメリットがピンと来ない人もいると思いますが、これが大きいのは「何ヶ月間も毎日起動するタイプのゲーム」です。『脳トレ』とか『Wii Fit』とか『どうぶつの森』とか『ラブプラス』とか。
 例えば我が家では現在『ファミリーフィッシング』がフル稼働中でWiiにはこのソフトが入っているのですが、自分は毎日肩凝り予防のために『Wii Fit Plus』の「水平ひねり&横ひねり」をやっているため、1日1回はこのディスク交換をしなくてはなりません。すっげえ面倒。

 ぶっちゃけ、これが面倒くさくなって『Wii Fit』を辞めたって人も多いと思いますもん。

(関連記事:『Wii Fit』は飽きられなかった時こそ怖い


 任天堂もこの辺の危機感を抱いているので、DSiを作る際にはDSソフトが2本刺さるダブルスロットを試したり(結局断念)、『Wii Fit』『Wii Fit Plus』はディスクから「からだ測定」の部分だけをインストールできる『Wii Fitチャンネル』という機能を付けたり。どちらも「ディスクの入れ替えが不要」になるように考えているからこそですよね。

 ならばこそ、Wii U用に出るであろう『Wii Fit3』はダウンロード販売もすることで「ディスクの入れ替えが不要」になるようにするんじゃないかと予想できます。




 逆に言うと……
 自分の場合、『ゼルダの伝説』シリーズとか『ドラゴンクエスト』シリーズのような「ゲームを始めたらクリアまで一気に遊ぶゲーム」は別にパッケージソフトでイイかなと思っています。もちろんロード時間とかに差がないという想定の話ですけど、そのゲームに集中して遊んでいる場合はあまりディスクを入れ替えませんから。

 まぁ、この辺は「どうやってゲームを遊ぶのか」というライフスタイルの話なので、個人差があって当然の話ですね。自分は操作方法を忘れちゃうから同時並行で複数のゲームを遊べない人なんで。



ポイント2.SDカードの容量に余裕はあるのか
 ニンテンドー3DSは2GBのSDカードが付属されていて、ダウンロード購入したソフトやコンテンツはここに保存されます。SDカードは市販のものが使えるので、ガンガンダウンロード購入するって人は大容量のSDカードを買って差し替えて使うことが出来ます。
 Wii Uも恐らく基本的には一緒の方針になると思われます。昨年のE3で発表された本体概要では、「内蔵フラッシュメモリに加え、SDメモリーカードや外付けUSBハードディスクドライブを利用することで容量を拡張することができる。」と書かれていますからね。

 PSVitaも好きな容量のメモリーカードを挿して使うということで、基本的には同じ路線だと思います(純正かどうかは置いといて)。


 私はこの方針は「理に適っている」と思います。
 どのくらいの容量を使うかは個人差がありますし、「使う人は使う分だけ用意してね」でイイと思います。SDカードの類は価格がガンガン下がっているため、本体発売時から数年経てば安価で大容量SDカードに切り替えられますし。



 ただ、「パッケージソフトのダウンロード販売」を考えた際、「SDカードの容量」はネックとなってしまう部分です。
 いつまでも2GBのSDカードを使っている人は容量が厳しいですし、パソコンがない人は旧SDカードから新SDカードにデータを移す方法もありませんし。幾ら大容量SDカードを挿していても『モンハン』とか『ラブプラス』とかのソフトを片っ端からダウンロード購入したらすぐにいっぱいになってしまいそうですし。


 そうなんです。『ラブプラス』とか『どうぶつの森』とか、「毎日起動したい」「ソフトの入れ替えが面倒くさいからダウンロード購入したい」ソフトに限って大容量を使っていたりするもので。岩田社長が懸念している材料の一つ「SDカードの空き容量」は、頭を抱える要素になりそうです。



ポイント3.「ダウンロード販売」のライバルは誰だ
 まず前提として、コンシューマーのゲーム機がインターネット接続率100%になることはないので、「パッケージソフトを遊べる人」と「ダウンロード販売されたソフトを遊べる人」の数は絶対に前者が多くなります。「遊べる人」の数なので、「実際に遊ぶ人」の数とは限らないんですけどね。

 ニンテンドー3DSでネット接続率は60%。
 Wiiの時に岩田社長が仰っていたことですが―――ゲーム機を発売直後に買うような層はインターネットなどにも詳しく、その後にそうした知識のない層にも浸透していくため、ゲーム機のネット接続率はどんどん下がっていくそうです。Wiiの時も大体40%に留まったので、3DSのネット接続率もこれから落ちていくと予想されます。



 そうなると、メーカーが「ダウンロード販売」にシフトしていくメリットはあまりないようにも思えますよね。わざわざパイが狭いところに飛び込むワケですから。加えて、今までやっていた「小売店に在庫を押し付けて売り逃げ」が出来なくなるワケですし(そんなことやってたから入荷を絞られるんですけど)。

 しかし、メーカーにとって大きなメリットが「ダウンロード販売」にはあります。
 それは「中古市場を気にしなくてイイ」点です。

 新作ソフトを「クリアしたからもういいやー」と即行で中古屋さんに売られてしまうと、新品より安い中古品が棚に並ぶことで新品が売れないというジレンマがありました。なので、メーカーは「クリアまでのプレイ時間を長くする」とか「全ての要素を遊ぶには時間経過が必要にする」などの中古対策をしてきました。

 『ドラクエ9』なんかは中古対策の集大成みたいなゲームでしたよね。
 クリア後も延々と遊べるように仕込んであるとか、クエストやアイテムをネット配信するとか、セーブデータがソフトに依存されるので中古に売りにくいとか。そんなにやるほど中古に売られたくなかったんです。



 「ダウンロード販売のゲームソフト」は中古に売られませんから、中古対策に苦労してきたメーカーが注力するのも当然の流れです。

 また、ゲームを遊ぶプレイヤー側のメリットもあります。
 自分は「中古でゲームは買わない」宣言をしていますから、ちょっと前のゲームでも新品ソフトを探すんですけど、リアル店舗だとまず見つからないし、ネットでもプレミア化していることがしょっちゅうです。定価4800円だったゲームが、中古だと2000円、新品だと8000円とかしていて、そんな状況で新品を買う気になんかなりません。
 「ダウンロード販売のゲームソフト」は在庫切れや、品薄によるプレミア化がないので―――昔のゲームであっても手に入るのです(稀にメーカー都合で配信停止されてしまうソフトもありますが)。



 そう、つまり。
 「ダウンロード販売のゲームソフト」のライバルは「中古市場」なんです。 

 なので、「ダウンロード販売のありがたみ」も、「中古をバシバシ使ってますよ」という人と「中古は使いません」という人では感じ方が違うんですね。自分のような人間にはダウンロード販売はすごくありがたいんで、一日でも早く始めて欲しいです。



ポイント4.「パッケージソフト」との差別化は?
 任天堂が経営方針説明会で3DSとWii Uで「パッケージソフトのダウンロード販売の準備は出来ている」と発表したことで、その後の質疑応答でツッコんだ質問がされていました。ここのQ3です。

・「パッケージソフト」と「ダウンロード販売のソフト」―――同じ内容を売るのなら、価格差や発売時期の差を付けるのか?
・流通や小売はどうなるのか?

 質問に出てきたPSVitaの例は、Wikipediaを見ると分かりやすいんでこちらに。
 Vitaはパッケージソフトで出ているソフトは全てダウンロード販売もしていて、価格差は1000円前後ってところですかね。新品のパッケージソフトを発売日に買うと大体その辺りだと思うので、発売日に買う分には価格差はあまりないですね。

 ちょっと話が横道に逸れますけど……
 こうやって同じ内容がパッケージでもダウンロードでも発売されるんだから、もうパッケージソフトの売上げランキングだけで成功・失敗なんかは図れませんよね。「Vitaのソフト、こんだけしか売れてねえwwww」みたいな煽りを見かけるたびに、なんという<トゥルーリッチメン!>と思ってしまいます。



 閑話休題。
 んで、その質問に対する岩田社長の答えを一部引用させていただきます。

<以下、引用>
 私は、単純に「ダウンロード販売は流通さんにとっての敵」というポジショニング以外にいろいろな答えがあるように思うのです。
 ですから、実際にどのような形にするかは流通さんともよくご相談をさせていただいて、その上で決めていきたいと思っていますが、今日の時点で価格差がどうなるのか、時期がどうなるのかということについては、お話しできる材料がありません。
 現状でパッケージソフトというのはメーカー希望小売価格で売られているということは少なく、ある程度値引きされて売られるケースが多くなっていますので、メーカー希望小売価格とダウンロード販売の価格が全く同じだと競争力がないではないかという議論もあります。ではどのような差をつけたらいいのかということについて、ダウンロード販売価格を安くし過ぎれば違う問題を生みますし、高くし過ぎれば誰もダウンロードでは買わないということになりさまざまな問題がありますけれども、この点も含めて、これは始めるときに「任天堂はこうします」と申し上げるべきで、今いろいろと申し上げても、決まっていないことを申し上げてそれが憶測で広まっていくということで良い影響を生むとは思いませんので、これ以上は申し上げられません。

 ただ一つだけ申し上げておきたいのは、私たちは「ダウンロード販売イコール流通さんの敵」ということだけではない答えがあるはずだと考えています。その答えを見つけると、双方にとってプラスの、より面白い未来が待っているのではないかと思います。

</ここまで>
※ 改行、強調は引用者が行いました


 まぁ、具体的なことは何も教えてもらえなかったのですが(笑)。
 「流通を敵に回さないダウンロード販売」というのがキーワードですし、目標なのかなと思います。しかし、具体的なことを教えてもらえない方が憶測をしてしまうと思うんですけどね!今から私、憶測を書くんですけどね!



 一つには「ベスト版・廉価版・おすすめセレクション」をダウンロード販売するという手。
 パッケージソフトは発売からしばらく経ってから安く発売されることがあります。これは中古対策の意味が大きくて、先ほど自分が書いた「定価4800円だったゲームが、中古だと2000円、新品だと8000円とかしていて」というソフトを「新品2800円で再発売する」んですね。これなら新品を買う気になりますし、中古ソフトと違ってメーカーの利益になります。

 しかし、そうしたソフトは「旧作」なワケで、ゲーム屋さんは沢山入荷してくれませんし、そうなると人気のある一部のソフトしか再発売されない、みたいなことになります。私の欲しいソフトも大ヒットしたソフトではなかったのでベスト版が出ていなかったんですね。


 ならば、発売後1~2年経ったゲームはダウンロード販売してくださいな、と。

 メーカーからすれば「中古対策」になるからWin
 小売からすれば「新品のソフト」とは食い合わないからWin
 ユーザーからすれば「在庫切れで遊びたいのに遊べない」事態を回避できるからWin




 もう一つ。「データはダウンロードで買っても、周辺機器を小売で売る」という方法があります。
 『Wii Fit3(仮称)』なんかは分かりやすいんですけど、『Wii Fit』はバランスWiiボードが必須なのでダウンロード専売には出来ません。「既にバランスボードを持っている人のためにダウンロード版」、「まだバランスボードを持っていない人のためにパッケージ版」みたいな棲み分けが出来ますよね。

 こういう周辺機器との組み合わせは、Wii Uなんかは特にありそうです。
 NFCがありますからね。

 ソフトのデータだけならダウンロードで買えるけど、NFCのカードは小売店にしか売っていないので、トレーディングカードゲームのように小売店でカードを買い足す『カードヒーロー』とか可能性あるんじゃないでしょうか。何という課金ガチャ。でも、『パルテナ』のARカードなんかを見ると、そういうグッズ展開もなくはないのかなと。


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 短期的に見れば、プレイヤーにとっては「選択肢が増えるだけなので得しかない」です。同じ内容でパッケージソフトを買うかダウンロードソフトを買うか、選べるワケですからね。


 また、DSiウェアみたいな低価格路線以外のソフトがダウンロード販売されることで、ゲームのダウンロード販売の認知度が上がることも期待されます。パッケージソフトは宣伝費も大きいですからね。TVCM等の露出も半端ないですから、口コミやeShopでの評判頼みだったDSiウェアとは違う宣伝方法が可能です。

 そういう意味ではメーカーにとっても得はありますね。



 問題は流通や小売なんですけど……
 「誰かが得をすれば誰かが損をする」のが世の真理ですから、ダウンロード販売が大成功すればするほど流通や小売は損をするのは当然です。中古市場を潰せば、中古で生き残っている店が潰れるワケで。ここが壊滅してしまえば長期的にメーカーにもプレイヤーにも不利益が来ることを考えれば、仕組みは作っても簡単には始められないんだろうなということがよく分かります。

 なので、恐らく任天堂は「全部のソフトをパッケージとダウンロードの両方で販売する」みたいなことはしないと思います。仕組みを作るし、一部のソフト(『Wii Fit』みたいな)では始めるとは思うんですけど、基本的には「サードメーカーさんは好きにやってください」で留めるんじゃないかと予想します。少なくともここからの数年は。

(関連記事:「パッケージソフト」のゲームの利点を整理してみる



 個人的には、「ベスト版」のダウンロード販売はともかく、前世代でプレミア化しているソフトのダウンロード販売はやって欲しいです。それが中古ゲーム屋の危機になろうとも。
 前にWii UではWiiのソフトをダウンロード販売して欲しいみたいなことを書きましたけど、それは今日の記事にも通じる話です。在庫不足で買えないソフトがあるってのは、プレイヤーにとってもメーカーにとっても不幸だと思いますもの。


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| ゲーム雑記 | 18:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

確かにSFC時代に比べてソフトの値段は安くなった。
確かにマシンパワーは上がってゲームとしてできることも増えた。
だからメーカーが見失った事をここに挙げたい。
本来ゲームはユーザーの時間という不変の価値に対して支払われている。
近年スクエニのFFシリーズが叩かれているのは、値段の問題でも
無駄に盛り込みすぎな演出(ムービー)でもない。
いっそ、ムービーが本体でRPGは単なるオマケと割り切るならまだしも。
スクエニを筆頭にしてメーカーが作っていくべきなのは
「時間という対価に見合った価値を提供すること」であって、
「攻略本のサイズを大きくするためだけの冗長なデータに開発費を注ぎ込む」
ことではないはずである。

これを踏まえたうえで「ダウンロードだから」ではなく
ソフト単体で遊興が完結し、そのうえでSNS等ユーザーのコミュニケーションが
作り上げていく市場が求められている訳です。
そう、携帯やスマホのゲームアプリがその一例ですね。

私は今更にDQ9をやりこんでます。
無論、今となってはすれ違い通信を利用したコンテンツは死に筋ですし、
それと絡めた部分のデータはある意味冗長ともいえます。
しかしDQ9単体でそこそこ面白いですし、割とやりこみもできます。
ただ、ダウンロードやMMO等ネットを利用したコンテンツを盛る場合、
メーカー側にそれこそ最低でも5年は付き合う覚悟が必要ですね。

ただ売れればよいというだけで愚にもつかない続編を作りまくり、
攻略本を売るためだけにゲームの本質をはずれた冗長なデータを
詰め込んだりそういうのが続いて今、厳しい時代になってるんじゃないですか。
本気で中古問題を解決したいのなら「メーカーが遊ばなくなったソフトを買い取れ」ば
中古ショップの存在意義なんて無くなる訳ですけどね。アメリカがそうだし。

| ゲームは衰退してゆく | 2012/02/19 21:15 | URL |

将来的に、パッケージ販売をなくせるか

パッケージ販売を廃し、ディスクシステムみたいな形による店頭でのデータ販売(+ダウンロード販売)へ移行はできないのだろうか。
パッケージ販売とデータ販売は、互いにメリットを潰している。どちらかに一本化した方がメリットを最大限に生かせる。

データ販売なら過剰在庫・機会損失・過当競争がなくなる。価格を大幅に下げても利益が出る。
小売りは(陳列棚を廃し)ダウンロード販売からこぼれた客層のフォローとプロモーションに特化した方が、中小のゲームショップでもこの先生き残る算段が大きい。

技術的にはデータ販売への一本化に問題はないと思われる。残る問題は小売りとユーザーの心理的な問題だけ。
レコード盤がCDへ移行したり携帯電話が普及したりしたように、心理的な抵抗は一過性のもので、利便性の高さによって自然と受け入れられるのではないだろうか。

| nukaduka | 2012/02/20 23:18 | URL |















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