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Wii U本体と同時発売ソフトを予想する!!

 もうそろそろWii Uの話をしても鬼に笑われない時期になってきたでしょうか。
 任天堂の新型据置ゲーム機Wii Uのスケジュールは、恐らく「6月のE3で詳細発表」→「9月に日本での発売日・価格・ソフトラインナップ等を発表」→「11月末か12月始めに発売」というところだと思われます。開発の遅れとかがなければ。


 6月のE3で具体的な形やソフトが見せられるでしょうから、去年のE3が終わった直後から「早くE3にならないかなー」とヨダレ垂らしながら待っていたワケですが―――逆に言えば、妄想・予想するのは今のタイミングにしか出来ないことなんです。


 Wii Uの本体と同時発売されるソフトを大胆予想しようではないですか!

 サードメーカーのソフトは正直予想のしようもないです。
 日本のメーカーがどれくらいWii Uに力を注いでくれるのかって話ですからね。とりあえず『リッジ』と『ウイイレ』と『レイトン』が来ると予想しておきます。3DSと変わらんラインナップ!

 『ドラクエ10』は流石に同時発売はしてこないんじゃないかな……
 Wii版とWii U版が4ヶ月しか離れていないとかだとWii版買った人も怒るだろうし、来年の夏くらいまでWii U版は出ないと予想しておきますが……『ドラクエ9』の時はもっと早く廉価版が出たんだっけ。



 とまぁ、ものすごくふわふわとしたことしか語れないのですが。
 任天堂のソフトは結構予想が出来るものです。

 任天堂はソフト込みで「ゲーム機をどう売っていくのか」を考えている会社ですし、本体と同時発売のソフトというのは最も重要な“弾”なワケです。Wii Uをどう売っていくのかを予想すれば、自ずと「本体と同時発売ソフトはどんなソフトか」も予想できるのです。

 また、ソフトをどう売っていくかを考えることで本体価格なんかの予想に繋がりますしね。



検証1.3DSやWiiのラインナップを振り返る
 2011年に発売された3DSの「本体発売から半年間の任天堂ソフトラインナップ」を振り返ってみましょう。

・2月『nintendogs + cats』
・3月-なし-(東日本大震災により『スティールダイバー』が延期)
・4月『パイロットウイングス リゾート』
・5月『スティールダイバー』
・6月『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』
・7月『スターフォックス64 3D』
・8月『スーパーポケモンスクランブル』

 本体と同時発売ソフトは(任天堂発売ソフトでは)『nintendogs + cats』1本のみです。
 これは「ソフトを一度に集中させない」「サードメーカーのタイトルを埋没させない」ことを意識してのことだったのでしょうが……半年間のラインナップを見ると、また別の狙いが見えてくると思うのです。

 震災の影響で延期した『スティールダイバー』と、本体値下げに合わせた発売日になった『ポケモンスクランブル』はとりあえず置いといて――――『nintendogs』→『パイロットウィングス』→『ゼルダ』→『スターフォックス』はそれぞれジャンルの違うゲームであり、徐々に「アクション色が強く」なり「プレイヤーを選ぶゲーム」になっていっているのが分かると思います。

 また、これらのソフトは“新規ソフト”というよりは“過去の任天堂ゲーム機での資産を活かしたソフト”で(パイロットウィングスは久々の復活でしたけど、『Wii Sports Resort』や『Wii Fit Plus』と同じ舞台を使っている)―――3DSという新しいゲーム機で、“今までのゲーム”がこんな風に変わるんですよと見せつけるラインナップにしているんです。

(関連記事:3DSには新規ソフトが少ない……?



 では、2006年に発売されたWiiの「本体発売から半年間の任天堂ソフトラインナップ」を見ましょう。

・12月『Wii Sports』
・12月『はじめてのWii』
・12月『おどる メイド イン ワリオ』
・12月『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』
・12月『ポケモンバトルレボリューション』
・1月『エキサイトトラック』
・2月『ファイアーエムブレム 暁の女神』
・3月『アイシールド21 フィールド最強の戦士たち』
・4月『スーパーペーパーマリオ』
・4月『Wiiでやわらかあたま塾』
・6月『ドンキーコング たるジェットレース』


 “新規ソフト”である『Wii Sports』『はじめてのWii』がバカ売れしまくっていたし、サードメーカーからよく分からない“新規ソフト”がわんさか出ていたこともあって見落としてしまいがちなんですが……『Wii Sports』『はじめてのWii』を除くと、Wii初期の任天堂ソフトはシリーズソフトが多いんですよね。

 それはつまりWiiという新しいゲーム機で、“今までのゲーム”がこんな風に変わるんですよと見せつけるため。
 開発リソースの問題でゲームキューブ用ソフトをWii用に変えたものが多いのですが、それでも『ゼルダ』や『エムブレム』といった人気シリーズ、『エキサイトトラック』のようなレースゲーム、『やわらかあたま塾』のようにDSでヒットしたゲーム―――
 と、初期の段階から幅広いジャンルのゲームを揃えていて、Wiiで変わる部分・変わらない部分をアピールしようとしたんだと思います。多くの人が忘れているそうですが、『ゼルダ』や『エムブレム』のCMは「一人でゲームを遊んでいる姿」を映していて、「一人で遊ぶゲームもあるんですよ」とアピールしていました。

 『エムブレム』に関しては……「ゲームキューブからの続き」として引っ張ってこようとした結果、新規層の開拓に失敗した感はあって。その教訓が3DSでの『覚醒』の大ヒットに繋がったと思うんですが……それはまた別の話ですね。



 3DSの話に戻します。
 3DSとWiiの「半年間のソフトラインナップ」を見比べると、3DSは貧弱だなーと思うかも知れませんが、それは“パッケージソフト”で見たからです。Wiiにおける『Wii Sporst』や『はじめてのWii』にあたるソフトを、3DSでは本体内蔵ソフトにしたことでそう見えるだけなんです。

・2月『すれちがいMii広場』
・2月『ARゲームズ』
・2月『顔シューティング』
・2月『nintendogs + cats』
・3月-なし-(東日本大震災により『スティールダイバー』が延期)
・4月『パイロットウイングス リゾート』
・5月『スティールダイバー』
・6月『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』
・7月『スターフォックス64 3D』
・8月『スーパーポケモンスクランブル』



 こう見ると分かりやすいですよね。
 任天堂がゲーム機と同時発売にしているソフトは、「全く新しい“そのゲーム機にしか出来ない”新規タイトル」「今までの人気シリーズが“そのゲーム機でどう変わるか”」という二本柱になっているんです。

 前者は『Wii Sports』や『すれちがいMii広場』、後者は『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『nintendogs + cats』。


 長々と書いてきましたけど、スーパーファミコンの時は『F-ZERO』と『スーパーマリオワールド』でした、と書けばそれで済んだ気もします(笑)。
 『マリオワールド』はファミコンのマリオの延長線でしたが、『F-ZERO』は全く新しい体験を与えてくれたソフトでした。64の時の『マリオ64』はどっちだみたいな解釈が分かれる例もありますし、本体同時発売ソフトを目指していたけど延期しちゃったみたいな例もあるので必ずしも全てのゲーム機に当てはまるワケではないんですけど。

 Wii Uでも、この“二本柱路線”は踏襲されるんじゃないかと予想できるのです。



検証2.「全く新しい“そのゲーム機にしか出来ない”新規タイトル」を予想する
 これが完璧に出来たらエスパーですが、段階を踏んで一つ一つ潰していきます。

 まずは「Wiiのようにパッケージソフトとして出す」か「3DSのように内蔵ソフトとして出す」か。
 ゲーム機というのは従来、本体は赤字で売るのだけど、専用ソフトも一緒に買ってもらうことで黒字を出すビジネスでした。DSバブルだった2006~2007年頃だったと思いますが、岩田社長が「このビジネスモデルについて見直す時期が来ているのでは」と発言したことがあったはずです。

 確かにその後のDSi→DSiLL→3DSという価格設定を見ていけば、「ゲーム機本体を赤字で売るビジネスからの方向転換」を目指していたのだろうと思います。その結果、3DSは苦戦をして、発売後半年で25000円から15000円への値下げという決断を迫られるのですが……


 『すれちがいMii広場』なんかは全ての本体に内蔵しないと意味がないものなので仕方がありませんが、これらの内蔵ソフトが3DSの本体価格を押し上げて25000円にしていたと考えるなら――――3DSの立ち上げ失敗を反省したWii Uは、3DSのように内蔵ソフトを増やすのではなく、Wiiのように同時発売のパッケージソフトを充実させていく方向になるんじゃないかと予想します。


 ――――んで、その内容はというと。
 昨年のE3で発表されたコンセプト映像とか、現地で行われた試遊デモのような、様々なゲームを1本に合わせたゲーム集というのが一番可能性がありそうなんですが。

 正直、“ただ単に寄せ集めただけのミニゲーム集”にはもはやそんなに神通力がないとも思うんですよね。『Wiiリモコンプラスバラエティ』の売上げなんかもそうでしたけど。
 ゲーム集には「こういうコンセプトで集まったゲーム達です」みたいなイメージのしやすさが大事で、それを提案出来るかが鍵じゃないかなと思います。


 あの液晶画面付きコントローラを活かそうとすると、対戦寄りのゲームが多くなってしまうのも難しいところ。レポートにあった『CHASE Mii』や『BATTLE Mii』はみんなでワイワイ遊ぶには非常に面白そうなんですが、一人で遊ぶと液晶画面付きコントローラのメリットがないし、3Dアクションゲームは苦手な人も多いですし。



 結局、今の段階ではまだ見せてもらっていないので分からないというところでしょうか。
 太字で堂々と書くようなことじゃないですけど(笑)。



検証3.「今までの人気シリーズが“そのゲーム機でどう変わるか”」を予想する
 こっちはある程度予想が出来そうですし、妄想が楽しいところ。

 任天堂の今の業績はかなり厳しい状態なので、Wii Uは万が一にもコケられません。スタートダッシュで飛び出したいところなので、相当の人気シリーズをぶつけてくることが予想できます。
 人気シリーズとは「全世界的に見て」の人気シリーズです。例えばWiiの時は『ゼルダの伝説』がこの役目だったのですが、海外での超人気と比較して日本ではそこまでではないため、日本では「Wiiはゲームらしいゲームが売れない」みたいなイメージが付いた一因になってしまいました。元々日本での『ゼルダ』シリーズは時オカ以後、徐々に売上げが落ちていたのにも関わらず。



 ということで、第一候補はもちろん“2Dマリオ”です。
 去年のE3でも『NewスーパーマリオブラザーズMii』の姿がお披露目されましたし、先ほど紹介したコンセプト映像もこのゲームの映像から始まります。宮本さんへの社長が訊くを読んでも、「Wii Uで出来ることはいっぱいある」という意欲も見えます。

 もちろん全世界的にも売上げ・ブランド力は申し分ないですし、Wii U本体と同時発売すれば、本体牽引してバカスカ売れることでしょう。なので、大本命ではあるんですけど……



 8月に3DS版『Newマリオ2』が出るのに、年末にまたWii U版を出しますかねぇ……というのが引っかかります。ビジネス的に「食い合う」のは間違いないです。
 子どもなんかはゲームを発売日に買うのではなく、誕生日・クリスマス等に買ってもらうって人が多いでしょうから。1年間に2本も“2Dマリオ”を出すリスクは大きいです。当然、大人にも「どちらか1コでいいや」という人もいるでしょう。

 開発人員の問題もあるでしょうし、シリーズ乱発してクオリティが落ちたらブランド崩壊の恐れもありますし、去年の『NewマリオMii』の発表は張子の虎で本体発売後しばらく出ない可能性も十分にあると思います。




 ……と、なると。
 他に任天堂のキラータイトルで言うと……“3Dマリオ”も『マリオカート』も一年前に出たばかり、『スマブラ』は桜井さんが『パルテナ』出したばかりなのでまだ時間がかかるでしょうしそもそも3DSとのマルチ、『カービィ』や『ドンキー』はエース級からはちょっと落ちるブランド力で。ずっと噂されている『ピクミン』もそうですね。『どうぶつの森』は3DS版が出る時期ですし。


 ということで、本命“2Dマリオ”に対する対抗として自分が予想するのは――――



 『Wii Sports』の続編かな、と。

 「すっげえ当たり前なこと言っているな」と思われてそうですね(笑)。
 コンセプト映像の中に「野球」や「ゴルフ」の映像が入っていましたから。でも、『Wii Sports』は(海外だと本体同梱だったので)全世界的に超ヒットしたブランド力を持っているので、上で挙げた“ミニゲーム集”とは一緒にしないと思うんです。

 ちゃんと独立させて「Wii Sportsの続編ですよ」と分かる形にすると思うんです。
 問題はあの液晶画面付きコントローラで『Wii Sports』が面白くなるのか、ってことなんですが……対戦ゲームとしては「二画面ある」ことで出来ることは多いと思うので、可能性はあると思います。



 『Wii Fit』の続編でも売上げ的には構わないと思うんですが……『Wii Fit』はバランスボード必須で、前作を買っていない人のためにバランスボード同梱版も発売しないといけないので、Wii U本体と同時発売にして小売店さんのスペースを圧迫するのは避けるんじゃないかなと思います。

 自分としては、早くダウンロード版を出して欲しいですけど……





結論.
【本命】
・シリーズソフト:『NewマリオMii』
・新規ソフト:あのコントローラを使った対戦ゲーム

【対抗】
・シリーズソフト:『Wii Sports』の続編
・新規ソフト:あのコントローラを使った一人用ゲーム



 こんなところです。
 本命の方が確率は高いでしょうが、個人的には対抗の方を見たいと思っています。無印Wiiの時は「みんなで遊ぶゲーム機」という印象を付けてしまったので、Wii Uは敢えて同時発売に一人用のゲームを出して「一人で遊ぶゲームも出して行くんだ」と見せ付けるんじゃないかと期待しています。宮本さんが新しいキャラクターについて言及した、みたいな話もありましたしね。



 今回こういう記事を書いた狙いにはもう一つあって。
 「Wii Uの本体価格は幾らになるだろう?」みたいな議論をするには、「同時発売ソフトに何をどれだけ発売するのか」は無視できないと思ったからなんです。

 ゲーム機本体を赤字で売るには、ソフトをたくさん売って黒字を出さなくてはならない―――というビジネスモデルを逆に考えるなら、たくさん売れるソフトを用意出来たならゲーム機本体の価格でムリすることもありえると思うんです。
 Wii Uの価格が幾らになるかはまだ分かりませんけど、先日の決算説明会の質疑応答で岩田社長が「(Wii Uでは)ハード発売時から定番として定着できる力のあるソフトを複数用意したいと考えています。」と仰っていましたし、強力なソフトを揃えることで本体価格を抑える方向で来るのかなと。




 まぁ、自分は同時発売ソフト以上に「バーチャルコンソールのゲームがあの液晶コンだけで遊べるのか」が気になるんですけどね。遊べるならスーファミのRPGとかをチマチマとテレビ観ながらプレイしたいです。この辺の仕様はE3じゃまだ発表されないかなぁ。

(関連記事:Wii Uで以前のソフトは遊べるか


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| ゲーム雑記 | 17:53 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

任天堂 ピクミン3
カプコン モンスターハンターフロンティア(移植)
スクエニ ファイナルファンタジー10HD(マルチ)
あとマリオmiiは次のxboxにぶつけてくると予想。

| KG | 2012/05/03 21:02 | URL |

パワーのある続編タイトル、機能を活かした新規タイトル
これ以外に、wiifit関連やカラオケといった直接的にはゲームではないけど付加価値となるものがくるのではないかと思ったりします。
液晶コンはカラオケ向きだと思うんですよねー。ファミリー機としては。
で、これにつられてjustdanceとか音楽系ソフトがついてきたら面白いなー、なんて。

| ああああ | 2012/05/03 22:28 | URL |

>KGさん

>カプコン モンスターハンターフロンティア(移植)
>スクエニ ファイナルファンタジー10HD(マルチ)

 本来なら「何だよー、移植とかマルチばっかじゃねーかよー」と愚痴るところだろうに、あの液晶コンで寝そべって遊べるならそれもアリかなと思ってしまうのが(笑)。FF10出たら母にFFデビューさせるかもです。


>ああああさん
>液晶コンはカラオケ向きだと思うんですよねー。ファミリー機としては。

 カラオケゲームはあるかもですね!宮本さんもカラオケの例を出していましたし。
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2011/02/interview/index3.html

 Wiiでカラオケゲームを出していたハドソンはもうありませんが……
 カラオケのコントローラのような使い方をするゲームは出てきそうですね。

| やまなしレイ(管理人) | 2012/05/04 19:33 | URL | ≫ EDIT















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