やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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楽しめたもの勝ち

 1さんが袋叩きにされていると、どうしても1さんに肩入れしたくなる病です。


 ヌルゲーを「縛りプレイすればいい」と擁護する風潮現実ゲームさん)


 ゲームとは、絶対的に「楽しんだもの勝ち」な娯楽です。
 「楽しむ」ことが唯一絶対の目的でそれを達成できればプレイヤーの勝利(スタッフも勝利)なのです。

 「クリアする」とか「上達する」とかは本来「楽しむ」ための手段に過ぎないのです。「クリアを目指して一生懸命になると楽しい」とか「自分が上達しているのを自覚するのは楽しい」から、それを当面の目標にしているプレイヤーが多いのですが、他に楽しい手段があればクリアもしなくてイイし上達もしなくてイイのです。

 「ゲームはクリアしなくちゃダメだろう!」とか「ゲームは上達しなきゃダメだろう!」とか思い始めたら、それはもう「手段が目的に変わってしまっている」んです。本来の目的である「ゲームを楽しむ」ことが出来ているなら、手段でしかない「クリア」や「上達」はしなくてもいいことなんです。




 という前提に立って考えてみると。

 「自分には簡単すぎる」難易度のゲームを縛りプレイで遊んで楽しい人―――この人は正しいです。
 そんな風に縛りプレイを楽しんでいる人を「本当に馬鹿だと思う」と言っちゃう1さん―――は正しくないです。他人がどうゲームを楽しんでいようが自由じゃないか。それを「馬鹿だ」と言っちゃうのは、自分の思想によって他人の自由を奪いこの世界を支配しようとしたる全体主義の悪しきうんぬんかんぬん。





 ですが、
 「他人がどうゲームを楽しんでいようが自由」という発想からすれば、「(俺には)縛りプレイの何が楽しいか分からない」「縛りプレイを強要されるゲームなんて(俺には)楽しくない」と言う1さんは正しいですし、それに対して「縛りプレイを否定する1は馬鹿だ」と言っている人は正しくないです。


 縛りプレイをしてもゲームを楽しめる人も、縛りプレイをしたらゲームを楽しめない人もいるのが当然。楽しめない人が楽しめる人を「馬鹿だ」というのも、楽しめる人が楽しめない人を「馬鹿だ」というのも、等しく正しくないです。自分の思想によって他人の自由を奪いこの世界を支配しようとしたる全体主義の悪しきうんぬんかんぬん。






 自分も「自分がどうゲームを楽しんでいるか」を考えると、縛りプレイはあまり好きじゃないです。
 自分の実力を全部出した上で、「クリア出来るか、クリア出来ないか」の瀬戸際のところで「やったー!クリア出来たー!!」と乗り越えられるから楽しいんです。縛りプレイをしていたら「ま、イザとなれば縛りを解除して余裕でクリア出来るんですけどね!」と思ってしまうから楽しめなくなってしまいます。

 戸愚呂(弟)だって「ようやく100%の俺で戦える」って喜んでいたじゃないですか!100%の姿で戦えないなんて本気の戦いじゃないんですよ!この例えが通じるのって何歳からだ!?


 ただ、1さんと決定的に違うのは、自分はゲームが下手くそなんでどんな低難易度のゲームであっても全力でプレイしてクリア出来るか出来ないかの瀬戸際に立たされるので、縛りプレイが必要になったことがないということです。
 でも、自分の性格を考えれば、「どんなゲームも簡単にクリア出来る」くらいの腕前になっちゃったらゲームは楽しくなくなると思うし、縛りプレイをしてでもそのゲームを続けたりはしないだろうなぁと思います。ゲームが下手で良かった!




 マジメな話、「どうして自分がゲームが下手か」というと。
 自分は“常に初心者”だというのがあります。「ゲームの続編は買わない主義」と言っていますが、正確には「ハマったゲームの続編は買わない主義」なんですわたくし。

 例えば現在3DSの『カルチョビット』をプレイ中ですが、GBA版の前作はプレイしていませんし、プレイしていないからこそ手探りで「どうやれば連携強まるのかな……」と試行錯誤できて楽しいのです。だから、こんなに大好きな『カルチョビット』の続編がもし出ても買いません。もう私は“初心者ならではの楽しみ”が味わえなくなっているでしょうから。


 これが自分にとっての「ゲームを最も楽しく遊ぶコツ」なのです。
 でも、これを他人に強要する気はありませんし、同じことを他の人がしても同じように楽しいとは思いません。「続編モノが大好き!」という人がいるのも分かります。

 ただ、一つのシリーズとか一つのジャンルばっか遊んでいたら上手くなっちゃうのは当然ですし、ヌルゲーと感じてしまうのも仕方がないんです。ヌルゲーばっかだけど縛りプレイはしたくないって人には、「全く遊んだことがないジャンル」に初心者として手を出してみるのも楽しいですよ!とオススメしておきます。

 「全てのジャンルを極めてしまったマスターオブザゲーマーなんですぼく」と言う人は、クリエイト系のゲームはどうですか!永遠に遊べますよ!あと、『絵心教室』とかね。絵を描くのは「頂点」がないから極め応えがありますよ!


(関連記事:ゲームが上手くなった日のことを覚えていますか。


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 ゲームに限ったことじゃないんですけど、娯楽メディアとよく付き合うには「(自分が)楽しむコツ」を知るのが大事だよなーと思います。誰かに教わるのではなく、自分が自分自身のためだけに見つけなきゃいけないコツ。


 例えばゲーマーさんで「また未開封の積みゲーが増えちゃった……」と毎週木曜日に言っている人ってたくさんいますよね。道義的にはあんまり良くないことですし、子どもにも「あのお兄さんみたいになっちゃダメだよ!」と教えたくなります。
 でも、その人にとってはそれが一番「楽しい」んですよね。遊びたいゲームに囲まれて「次は何を開封しようっかな!」という状況が楽しい。じゃあそれでいいじゃないか、と。



 人によって「楽しむコツ」は違います。
 自分は「ハマったゲームの続編は買わない」の他に、「攻略サイトは見ない」とか、「発売時期に関係なく遊びたくなったらそのゲームを買う」とか、「難易度設定はなるべくデフォルトのままで」とか、「同時に進めるゲームは出来れば2本まで」といった自分ルールを決めています。それが自分にとって「最もゲームが楽しめるから」です。

 あんまり守れていないものもありますけどね(笑)。
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 でも、それを見つけるのはなかなか難しいですし。
 「こうあるべきだ!」という雑音が入ってしまうこともあります。自分の場合もね、散々言われますよ。こんな下らないことですら「こうあるべきだ!」って言われるんですよ。「ゲームが好きならその続編は買うべきだ」とか「攻略サイトを見れば分かることだろう」とか「発売日前に予約して買え」とか。

 楽しみ方は人それぞれですよ。
 自分は自分の楽しみ方を「みんなもやろうよ!」と言う気はありません。みなさんもそれぞれ「ご自身にあった楽しみ方」を見つけて欲しいですし、大切にして欲しいです。そのためにも多種多様な「自分はこんな楽しみ方をしている!」とどんどん語ってイイと思うのですよ。


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| ゲーム雑記 | 17:51 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

よくブログを拝見しているのですが、「自分は常に初心者だ」という言葉でしっくりきました。
続編は買わない主義というのをよくみていたのですが、なんでなんだろうと少し疑問に思ってました。でも、今回この言葉でわかりました。ただ、初心者の時が楽しい、ということは納得がいったのですが、何故続編があんまりなのか、ということはまだ自分で消化できていなくて。きっとマリオブラザーズの1、2、3はあんまりなのだと思うのですが、ドラクエの1、2、3はありなのかなぁ、とかちょっと考えたりしています。
もしかしたら、あまり印象のよくないコメントかもしれませんが、本当に今回納得がいったもので…。楽しみ方は人それぞれとは言いますが、人それぞれの楽しみ方でも、理解できた方が面白いですからね。

ちなみに自分は、演出をするという縛りプレイをしています。ボスにはしっかりと苦戦したい。貴重なアイテムは、エンディングまでにしっかりと使い切り、なおかつここぞという時に使いたい。アクションでもRPGでも、何といいますか、それっぽく進めるという勝手な遊び方をしています。

| ああああ | 2012/07/25 21:39 | URL |

>ああああさん

>初心者の時が楽しい、ということは納得がいったのですが、何故続編があんまりなのか、ということはまだ自分で消化できていなくて。

 記事内で紹介したこの記事の方が上手く説明出来ているかもです。
http://yamanashirei.blog86.fc2.com/blog-entry-1318.html

 『ゼルダ』には「ゼルダの文法」があって(ダンジョンでアイテムを手に入れると新たなフィールドに進めるようになる、とか)、『FF』には「FFの文法」があって(相手属性に合った魔法で攻撃をすると威力が増す、とか)―――そういうのを全く知らないで遊んだ「自分にとっての一作目」が一番楽しかったなと思うのです。

 ただ、仰られている『ドラクエ』はちょっと例外で……
 元々RPGに不慣れな日本人のために『1』→『2』→『3』と徐々に機能制限を解除して複雑化していったというのもあるんですけど、『ドラクエ』はあまりにスタンダードになりすぎたために「ドラクエの文法をそのままパク……真似たRPG」が当時は多くて、自分はそっちを先に遊んでしまっていたんです。なので、『ドラクエ』にはどの作品にもあまり愛着がありません。

 あと、「不満の多かった作品」の続編は、それが解消しているだけで普通に楽しめたりします。

>ボスにはしっかりと苦戦したい。貴重なアイテムは、エンディングまでにしっかりと使い切り、なおかつここぞという時に使いたい。
 自分も「RPGはレベル上げせずに進めてやっとの思いで進みたい」ので似ている部分はあるかもです。
 貧乏性なんで貴重なアイテムは余らせたままクリアしちゃいますけど(笑)

| やまなしレイ(管理人) | 2012/07/26 20:09 | URL | ≫ EDIT















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