やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

一番衝撃だったゲーム機の進化はいつだったか

 ついつい語りたくなってしまった記事。

 なぜグラフィックの進化は止まってしまったのか?現実ゲームさん)

 自分は「これ以上のグラフィックの進化」にはあまり興味がないのでこの記事の本題部分は「専門的すぎて分からない…」くらいだったのですが、そこで語られている横道部分――――
 特に「○○が出てきた時のグラフィックの進化の衝撃度はすごかった。それに比べて今は……」と話す人の、「○○」の部分が、人によって「ファミコンの後にスーファミが出た時」だったり「スーファミの後にPSが出た時」だったり「PS2の後にPS3が出た時」だったりするところなんか、すごく興味深かったです。


 みんなそれぞれ「一番衝撃だったゲーム機の進化」が違うんですね。
 それは世代的な差もあるし、嗜好的な差もあるでしょう。


 例えば自分の場合―――
 これは何度か書いていることなんですが、自分はPSとか64時代のローポリがあまり好きじゃなかったんですね。スーファミ時代のキレイなドット絵が好きだったから、『FF6』の後の『FF7』の画面写真を見た時にはガッカリしてしまったんです。カクカクしてんじゃん、と。

 あの頃は、『マリオ』も『FF』も『ゼルダ』もローポリで3Dのゲームになってしまったんで「ゲームはもう俺に関係のないものになってしまったんだ」と思っていました。
 後に『FF7』はプレイしましたがあまり楽しめませんでしたし、Wiiが出てから64のソフトをバーチャルコンソールで幾つかプレイしたんですが、そちらもやはりあまり好きになれませんでした。



 だから、ネット上で「FF7の画面写真を観た時は衝撃だったな!」とか「FF7はローポリだから面白かったんだよ。今のグラフィックにリメイクしてもダメだ」とか「スーファミからPSが出た時が一番衝撃的だった」といった意見を読むと、そう思っていた人がそんなにいたのか!と驚いたのです。もちろん、そういう人が沢山いたからPSもFF7も売れたんでしょうけどね。


 自分の場合、逆にPS2とかゲームキューブの時代になって「ポリゴンなのにカクカクしていない!」と思った時の方が衝撃でした。「俺の嫌いなローポリがやっとまともなポリゴンになったぜ!」みたいな。当時はローポリなんて言葉は知りませんでしたけど。




 思うに、「一番衝撃だったゲーム機の進化」とは、各々の「前世代機に持っていた潜在的不満」が解消された時のことなんじゃないかって思うのです。

 自分はスーファミのグラフィックに不満がなかった→ だからPSや64のローポリには惹かれなかった
 逆にPSや64のローポリが不満だった→ だからPS2やGCのグラフィックに衝撃を受けた


 多分、人によっては「ファミコンが出た時」が「ゲーセンのゲームが家で遊べるなんて!」と衝撃的だったのでしょうし、人によっては「Xbox360やPS3が出た時」が「ようやくハイビジョンのゲームが遊べるのか!」と衝撃的だったのでしょうし。

 この手の話は世代間ギャップの話に落ち着きがちなんですが、自分としては「ゲームに何を求めるのか」の違いが一番大きいんじゃないかって思います。




 そんで。私個人にとって「一番衝撃だったゲーム機の進化はいつだったか」を書くと―――
 やっぱり「ファミコンからスーファミに切り替わった時」だったかなと思います。自宅にあるファミコンには何の不満もなかったのだけど、一気に新時代が来て「ゲームは別のステージに上がる」と思ったものでした。

 まず、RPGの戦闘に背景絵が付いたこと。
 美麗なグラフィックをウリにしていた『ファイナルファンタジーIII』ですら戦闘時は黒い背景の上で戦っていました。それがスーファミの『ファイナルファンタジーIV』になった途端、美麗な背景の上でキャラが動くようになったのですから。当時の私は「未来が来た!」と矛盾するような衝撃を受けたのです。

 ちなみにファミコン時代のRPGの戦闘は黒背景がデフォで(『ドラクエI』みたいな例外もあるけど)、スーファミ時代に背景が付くのが普通でした。『ドラクエIV』→『ドラクエV』もそうでしたし、『ファイアーエムブレム外伝』→『ファイアーエムブレム 紋章の謎』もそうでしたしね。

 『スーパーマリオコレクション』とか『ドラゴンクエストI・II』みたいに、ファミコン時代の名作をスーファミソフトとしてリメイクするのが流行った一つの理由として、グラフィックの進化はあったと思います(セーブできるようになったというのも大きいけど)。



 後は、セリフに漢字が使われるようになったこと。
 ファミコン時代にも実は漢字を使っているソフトはあったんですが、スタンダードになったのはやはりスーファミになってからでした。『弟切草』の衝撃といったら!
 『ロマサガ』の頃は「一部だけ漢字」で「漢字だけデカイ」とアンバランスなカンジでしたけど、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』『FFV』の頃には文字が大きくなって漢字も普通に使われるようになりました(子どもにも配慮して難しい漢字は使われなかったり、カッコでひらがなが付いたりしましたが)。

 漢字が使われるようになっただけならストーリーはさほど変わらないはずなんですけど、漢字により「文章の意味」が伝わりやすくなったとかで、ストーリー重視のゲームが増えていく一因になったとも言えるかもですね。
 当時漢字に衝撃を受けていた自分が「こんなに漢字だらけでは子どもが遊べないんじゃないか」とか言うようになるとは(笑)。



 後は、デカイキャラが動かせるようになったことですかね。
 技術的には何が理由か分からないのですが、ファミコン時代は小さなキャラしか動かすことが出来なかったものが、『ファイナルファイト』で画面の半分くらいのキャラが動いていることに衝撃を受けました。

 もちろんコレはアーケードゲームの移植だったんですけど、当時の自分はそんなことは知りませんでしたし、「すごい時代になっちまったぞ!」と思ったもんです。「今までの俺達はファミコンという制約の中で作られたゲームしか遊んでいなかったのか!」と。

 後の『ストII』ブームももちろん衝撃でしたけど、それ以前にスーファミの『ウルトラマン』を見た時もビックリしましたね。SDじゃないウルトラマンがリアルに動いている!と。今見ると全然リアルじゃないんでしょうけどね(笑)。



 この「背景が黒くなくなった」「漢字が使えるようになった」「デフォルメされていない大きなキャラでも動かせるようになった」は、つまりはファミコン時代は「ゲームだから仕方ないよね」と省略されてきた部分をスーファミがそのまま表現できるようにしてしまったとも総括できて。

 ゲームで「リアルな絵やストーリー」を描ける時代が来るという期待を持ったのかも知れませんね。今となっては「アレで……?」と思われるでしょうけど。「ゲームは新しいステージに上がるぞ」と思ったものです。






 ついつい熱くなって「スーファミは凄かったんじゃぞ!」という老人の思い出話みたいになってしまいましたが、多分ゲーム好きの皆さんにはそれぞれ「衝撃だったゲーム機」はあると思います。
 グラフィックの凄さじゃないですけど、DSのタッチパネルとかは今になると「スティックで文字にカーソル合わせていた時代があったなんて信じられない」くらいですし、DSのタッチパネルですら使えなかったウチの父親が使いこなせたポインターとモーションセンサーのWiiは衝撃的でした。


 ゲームの進化の歴史は、「衝撃の積み重ね」なんでしょうね。
 自分には全く響かなかったPSや64のローポリ時代がなければ、自分が現在好きな『ファミリーフィッシング』の着せ替え機能みたいなのは生まれていなかったのでしょうし。その全てが繋がっているということなんでしょう。恐らくここに挙げていないゲーム機やゲームソフトとかも。

 あ、そうだ。「積み重ねの歴史」と言えば『バーチャファイター』なんかは後のゲームに多大な影響を与えたと言われますよね。3Dポリゴンで人体を動かすことによってリアルな動きがうんちゃらかんちゃら。




 ちょっと前に『FF1』リメイクのスマホ版がどーのこーのという話が話題になりましたけど、そもそも昔のゲームって基本的に遊びにくいですからね。そこから何度も何度も衝撃的な進化をして、遊びやすくなって今があるワケで。
 「有名シリーズだから20年前の第1作から遊んでみよう」とかはあまりオススメ出来る遊び方じゃないんですよね。ファミコン版の『FF1』なんてセーブするのに金かかるくらいですし(笑)。


 ということで、先人達の努力に感謝してゲームを楽しんで生きたいと思うワケでございやする。


ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III(復刻版攻略本「ファミコン神拳」(書籍全130ページ)他同梱)(初回生産特典なし)ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III(復刻版攻略本「ファミコン神拳」(書籍全130ページ)他同梱)(初回生産特典なし)

スクウェア・エニックス 2011-09-15
売り上げランキング : 1438

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

| ゲーム雑記 | 17:52 | comments:15 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT

PSや64も割と衝撃ではありましたが、個人的にはDSですかねえ?
もうCSゲームで衝撃的なことなんて無いだろうと半分見捨て気味なところで
あのブレイクだったので

| 現実ゲーム | 2012/10/21 21:34 | URL | ≫ EDIT

自分の場合、ローポリの時代が終わったと思ったのはドリームキャストの時ですね
PS,SS→ジャギジャギカクカク、64→ちょっと良くなったけどやっぱりカクカク、だったのが
DCではソフビや粘土のようなずっとソフトな質感を実現できるようになっていました
同時期の時オカとソニックアドベンチャーを比べるとよく分かります
と言いつつ自分がDCを購入した訳ではないんですけどね

| 烏賊丸 | 2012/10/21 22:34 | URL |

私もSFCの時が衝撃的でしたね・・・
DQ4のグラフィックの綺麗さに驚いていたのが
一気にあれだけの書き込みができるとは!!

逆に、FF7が出たときは、あまりのグラフィックの汚さに
がっくりして、ゲームから離れてしまうきっかけになりました。

| 見当かなみ | 2012/10/21 22:57 | URL | ≫ EDIT

ファミコンの登場こそ革命的進化だった
それ以前はカセットビジョンくらいしか無かった

| 名無しさん | 2012/10/22 02:04 | URL |

私もマリオ64やFF7の写真が公開された時の第一印象は「なんだこのカクカクなキャラクターは…?」でしたが、実際に遊んでみたら180°印象が変わりましたね。
ポリゴンでようやく「これは良いな」と思えるようになったのはバーチャファイター2でした。

| ガガ | 2012/10/22 12:58 | URL |

メガドラやPCエンジンのユーザー辺りではどうなんだろうね

| あ | 2012/10/23 09:24 | URL |

ゲームが大きく進歩したと思ったのはやはり
スーパーファミコンからPSもしくはセガサターンへの世代交代が大きいかと思う。
とにかくポリゴンの登場は時代が変わったなぁって思った。
ファミコンからPCエンジンはHu-CARDの時からしゃべるって言うのが衝撃的だったし
コントローラー5個接続可能で同時5人プレイは本当に遊びの幅を増やしてくたと思う。
PCエンジンは自分にとって青春時代の傑作機だわ。

| 名無しさん | 2012/10/24 09:54 | URL |

ポケモン金銀で、赤緑の時のぐちゃぐちゃのポケモンの後ろ姿がキレイになったときとか。

| ああああ | 2012/10/27 23:28 | URL |

俺はスーパーカセットビジョンからファミコンかなあ。
マイコン全盛時代にマイコンクラスの8ビットゲームがテレビでできるって衝撃的だったなあ。
ちょうど高校卒業したときにファミコン発売されて、おかげさまで2浪してしまった。

いまもたまにやりたくなる。

| 無職アラフィフおやじ | 2012/10/28 10:31 | URL |

プレステくらいまではどれだけ進化しても正直無感動だったけど
初めてPS2でFF10をやったときは正直ビビったわ

| ああああ | 2012/10/28 10:35 | URL |

メガドラ時代の人間だが
メガCDでBGM流しながらCD-ROMの読み込みが出来るようになったのが衝撃だった。
それ以前はCD-ROM読み込んでる間はBGMも止まってたからなぁ

| ああああ | 2012/10/28 16:09 | URL |

俺的にはやっぱり、PS1→PS2に移行したときの画質の向上かな。
初めてPS2ソフトをプレイしたときは、あまりの衝撃で開いた口が塞がらなかった。
輪郭のくっきり度が全然違ってて、ゲームの歴史における大きな転換期だと思った。
ちなみにPS2→PS3へ移行したときは、PS1→PS2のときほど衝撃は無かった。「画質」っていう点では、PS2の時点である程度天井が見えていたからね。

| ああああ | 2012/10/28 17:46 | URL | ≫ EDIT

SFCの紹介記事は未だに覚えてる。

|    | 2012/10/28 18:56 | URL |

PC-88/98時代。
Will/ブラスティーでアニメーションしたこと。

| ああああ | 2012/10/29 23:38 | URL |

当時数十万円するFM TOWNSにしか搭載されていなかったX68000というCPUを21000円のゲーム機に搭載したメガドライブかな。
ライバルがファミコンとPCエンジンだから性能差は凄かった。

それよりもメガドラ版スーパー大戦略がパソコン版より出来がよかった。武器の種類まで細かく設定されていたし。

| ゆとりある名無し | 2014/08/13 00:23 | URL |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://yamanashirei.blog86.fc2.com/tb.php/1460-eeb92503

TRACKBACK

クリアしたゲームで人生を語る試み3 一番衝撃だったゲーム機の進化

inspired from: 一番衝撃だったゲーム機の進化はいつだったか  リンク先のタイトルだけでなにやら言い尽くされた感はあるのですが。  私にとって、一番衝撃だったゲーム機の進化は ...

| 渡辺雑記 | 2012/11/02 07:39 |

PREV | PAGE-SELECT | NEXT