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サンタクロースは何のためにいるのか

 よいこのみんな!いつもこのブログを読んでくれて、ありがとう!
 もう12月だね!サンタさんにお願いするプレゼントはもう決まったかな!?

 サンタさんは、「サンタさんがクリスマスの日にプレゼントを届けてくれる」と信じている子どものところにしか来ないんだ!だから、みんなもサンタさんが来るのを信じるんだよ!

 世の中には「人を信じる」ということが出来ないかわいそうな人がたくさんいて、「サンタなんか来てくれるワケねーだろ」とか思っている人もいるんだ。サンタさんはもちろんそういう人達のところには来てくれない。かわいそうだね!

 だからね、今日はね、そういうかわいそうな人達のためにブログを書こうと思うんだ!
 彼らがサンタさんを信じられる真っ直ぐな心を持ってくれるようにね!


 このブログを読んでいるよいこのみんなは、きっとみんな真っ直ぐな心を持って「サンタさんはクリスマスの日にプレゼントを届けてくれる」と信じていると思うから、今日のブログは読む必要がないよ!というか、読んじゃダメだね!


 だから、今すぐ別のページに移動しようね!新しいマリオのページなんかがイイんじゃないかな!
 マリオ面白そうだね!じゃあ、よいこのみんなは今日はバイバイ!また明後日来てね!














 ………




 ……………




 ……………ふぅ






 ………一応、念のため。ね。




 はい、こっからはサンタさんを信じられないかわいそうな大人達に向けて記事書きまーす。

 「サンタさんって何のためにでっち上げられているのかな?」って思うのですよ。
 “でっち上げられている”というのは正しくないかも知れないけど、「クリスマスの夜によいこのみんなのところにサンタさんがプレゼントを置いてくれる」というのはウソじゃないですか。
 サンタクロースではない人がサンタクロースの格好をしてサンタクロースのコスチュームプレイをしているか、実在しない「サンタクロース」が昨晩訪問してきたと口裏を合わせて騙しているというケースがほとんどですよね。


 何故わざわざこんなウソが日本中で付かれているのか―――



 先日ラジオ(TBSラジオのたまむすびだったと思う)を聴いていたら面白いメールが読まれていて、曰く「せっかく一生懸命働いて子どもにプレゼントを買ってあげるのに、「お父さんが買ってくれた」じゃなくて「サンタさんが届けてくれた」になるのが許せない!だから我が家ではサンタなどいないと子どもが小さい頃から教えています」というものでした。


 全く持って正論だなと思いました。
 子どもに何故プレゼントを買ってあげるのかというと、子どもが喜んでいる顔を見たいのだし、「お父さんありがとう!」と言ってもらいたいに他ならないと思うのです。その手柄を「サンタクロース」など実在しない人物に奪われて「サンタさん、ありがとう」とは何事だ!



 しかし、この「クリスマスの日にサンタさんがプレゼントを届けてくれる」というウソは依然として日本中で付かれていると言われています。
 いや、実際に統計を取ったデータなんて見たことないし、自分の甥っ子(3歳)は既に「おじいちゃん、クリスマスにこれ買ってー」とカタログに丸つけて渡してきてたんで(末恐ろしい子!)それこそ「サンタさんを信じている子ども」自体が実在しないのかも知れませんが………


 何故こういう説が日本中に広まっているのかは、すごく気になるのです。






 「サンタクロース」に似た存在に「なまはげ」というものがいます。
 Wikipedia:なまはげ


 「なまはげ」というのは、実在しない「外敵」です。

 お父さんでもお母さんでもない恐怖の存在が家にやってきて「悪い子はいねえかー」と暴れまわる。
 子どもにとっては怖くて仕方ないが、お父さんは一家の主として堂々と渡り合う(もちろん仕込みなのだが子どもはそれを知らない)ので「お父さんってすごい!」と思わせるられる。
 父の威厳がそこで形作られるとともに、しつけの一つとして以後「そんなに悪い子にしていたら、なまはげがまた来ちゃうよ!」と子どもを脅すことによって、子どもの行動を制御することに使われる。もちろん実際にはなまはげさんという人は存在しないので、ウソの脅しなのだが、子どもはそれを知らない――――



 「家族」というコミュニティを円滑に動かすために、架空の「外敵」を外注する……
 何だか、アレですね。今は選挙前だからネタにしませんけど、何か、何かですね!
 



 サンタクロースも、言ってしまえば架空の「外交相手」です。

 なまはげのような「恐怖の対象」ではありませんが、「悪い子にしているとサンタさん来ないよ?」みたいにも利用されますし。「じゃあその新しい玩具はサンタさんにお願いしようか」と、子どもにあげるプレゼントを「クリスマスまで待たせる」口実に使われたりします。


 恐らく皆さんも「サンタさんがクリスマスの日にプレゼントを届けてくれる」というウソを流したのは玩具業界で、企業がお金儲けのためにサンタクロースの伝承を利用しているだけだ!なんて一度は思ったことがあると思います。かわいそうな大人達!純粋な心はどこに置いてきてしまったのかしら!

 私もかわいそうな大人なので、その要素がゼロだとは思いませんが……世の中のお父さん・お母さんだって企業に利用されるだけのバカじゃないですから、それを上手く利用して「家族」というコミュニティを円滑に進めるために使っていると思うんです。


(関連記事:「○○を売ろうとしているなんて××業界の陰謀だ!」




 そもそも「プレゼント」とは何のためにあるのか?という話ですよね。
 年賀状やお中元・お歳暮などの風習を見ても分かるように、贈り物というのは「家族」というコミュニティの外に向かうものです。「家族」と「家族」が贈り物を交換して交流することで、村や町の共同体が「社会」として揉め事を起こすことなくあり続けられるために行われるのです。

 しかし、幼い子どもには「家族」や「親戚」以外のコミュニティもありませんし、経済的に自立しているワケでもありません。現実的に贈り物を贈り合うような関係を、「家族」の外には持っていないのです。

 だから、「贈り物を贈り合う」疑似体験として、「サンタさんからプレゼントをもらう」「サンタさんにお礼の手紙を書く」といったカンジに“架空の存在としてのサンタクロース”が使われているんじゃないかと思います。
 それは「家族」の中にいる“お父さん”ではなくて、「家族」の外にいる“サンタクロース”でないとならないんでしょう。「世界はこの「家族」の外にも広がっているんだ」と認識させる意図もあるでしょうからね。それこそ「お父さんより怖いなまはげがやってくる」という恐怖と同じ話です。



 そう考えていくと……
 「サンタクロースを信じられなくなったかわいそうな大人達」は……成長して、学校などで「家族以外」の世界を知って、疑似体験ではない本当の人間関係・社会関係を体験していった結果なので。かわいそうでも何でもなくて、「もはやサンタクロースを必要としなくなった」だけなのかも知れませんね。



 そう!僕達は決して「かわいそうな大人達」ではなかったんだ!
 胸を張って、こう叫ぼう!「もう僕にはサンタさんなんか必要ない!本当の人間関係・社会関係を得られたから!」ってね!それが「成長」というものなんだってね!



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 え?
 今年のクリスマス・イヴの予定はあるのか?って?

 いや、別に……TBSで放送される『けいおん!』映画版観なきゃならねーし。
 その後もいつもと変わらず朝まで漫画描かなきゃならねーし。マジ忙しーし。世界中を感動させるであろう名作を必死こいて描いている俺にとって、セックスなんて「時間と体力の無駄遣い」でしかねーし。全然悔しくねーし。そんなヒマがあったら寝てーし。

| ひび雑記 | 17:57 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

サンタクロースが相手なら、わがままな子供も
お父さん買って買って〜!
と言わないだろうという計算もあったりしてw

| 児斗玉文章 | 2012/12/10 18:22 | URL |

確かに

| 高尾清春 レジャープランナー | 2012/12/12 17:32 | URL | ≫ EDIT

昔話とかと同じで、「プレゼント欲しかったらよい子にしとけよ」という教訓であったり、また架空の人物の話を聞かせる事で想像力を高める目的があるのかな?と思ってます。

| うーゆ | 2012/12/16 23:32 | URL | ≫ EDIT















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