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悪しき慣例をぶっ飛ばせ!『とびだせ どうぶつの森』紹介

『とびだせ どうぶつの森』
 ニンテンドー3DS用/コミュニケーション
 任天堂
 2012年11月8日発売
 4800円(税込)
 セーブデータ数:1(作れる村は1つですが、住民は4人まで作れます)
 公式サイト

とびだせ どうぶつの森とびだせ どうぶつの森

任天堂 2012-11-08
売り上げランキング : 1

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※ 個人的には常に定価販売のダウンロード版をオススメします。


※ このソフトはニンテンドー3DSの立体視機能に対応していますが、自分は視力の問題で立体視が出来ません。なので、この紹介記事内では立体視機能については言及しないことを御了承ください。

 『どうぶつの森』は第1作が2001年にNINTENDO64用ソフトとして発売されたゲームで、ハード末期のソフトでありながら「3Dアクションゲームが多かった64のソフトとしては異色のタイトル」「当時注目され始めていたスローライフという考え方にマッチしていたゲーム」ということで口コミで広がり、20万本以上を売り上げたヒット作となりました。

 その後このシリーズは、正統進化のゲームキューブ版を経て、携帯ゲーム機との相性の良さを発揮したニンテンドーDS版『おいでよ どうぶつの森』で国内500万本を売り上げるという超ヒットシリーズへと成長しました。
 ちなみに国内で500万本を売り上げたゲームは、他には『2Dマリオ』シリーズと『ポケモン』シリーズしかありません。1作だけの比較で言えば、『ドラゴンクエスト』シリーズよりも『モンスターハンター』シリーズよりも売れているということになります。


 その大人気シリーズが、とうとうニンテンドー3DSで発売!
 案の定、発売直後から大人気でパッケージ版は品切れ状態が続いているほどです!流石『どうぶつの森』です!安定の人気シリーズになりましたね!



 ……という話では、済ませたくないのです。
 というのもですね、この500万本を売り上げたDS版『おいでよ どうぶつの森』(2005年発売)と、現在大人気で品切れ中の3DS版『とびだせ どうぶつの森』(2012年発売)の間に、Wii版『街へいこうよ どうぶつの森』(2008年発売)というソフトがありまして。このWii版は、評判としても売り上げとしてもイマイチなものに終わっていたのです。

 グラフィックのキレイさや、Wiiスピークによるボイスチャット、PROデザインで服作りが楽しくなったことなどの良さもありましたが……「アイテム選択やマイデザインがポインター操作でしか出来ない」「たぬきちの店の閉店時間が恐ろしく早い」「インターネット常時接続のWiiなのにほとんど活用できていない」「そもそもDS版と大差がなさすぎる」という評判で。

 売り上げは一応100万本は売り上げましたが値崩れを起こしての100万本達成で、後に岩田社長が「『Wii Music』と『街へいこうよ どうぶつの森』は期待したようなロングセールスにならなかった」と語ったほどでしたし、この2本の失敗による2008年年末商戦の失速はWii市場にとっては大きな痛手になったように思います。




 しかし、当時ファンの間では「どうぶつの森は携帯ゲーム機向けのソフトだし……」「据置ゲーム機には向いていなかったんだよ」みたいなことが言われていました。『街へいこうよ どうぶつの森』が失敗したのは、中身が原因ではなく、「Wiiで出したこと」自体が原因―――なのだと。


 ですが、任天堂はそうは思っていませんでした。
 少なくとも3DS版『とびだせ どうぶつの森』を作っているメインスタッフはそうは思っていないはずです。
 表立ってそういう発言をすることはないと思いますが(前作のスタッフやファンに失礼ですから)、『街へいこうよ どうぶつの森』の失敗は、据置機か携帯機かの問題ではなく、「どうぶつの森とはこうあるべき」「任天堂のゲームはこうあるべき」という慣例に縛られすぎたからだと考えたんじゃないかと思います。

 Wiiで出すならもっとやり方があったんだけど、今まで支持されてきたものを変える決断が出せず(&納期も短く)その「Wiiに向いたやり方」を出来なかったことこそが問題だったのだろうと。


 今回の3DS版は、Wii版の失敗から学び、ディレクターに若い人を起用して、「今までのどうぶつの森」の慣例を壊すことを意識して作られているように感じられます。その結果、今までの『どうぶつの森』では仕方ないと諦められていた「ここが遊びにくいんだけど、このシリーズはこういうゲームだもんなぁ……」という部分が徹底的に直されているのです。



 ということで、この紹介記事では「DS版やWii版と比べて、3DS版はどこが変わったのか」を中心に書こうと思います。「シリーズを1本も遊んだことないけど、どうぶつの森ってどんなゲームなの!?」という人もいらっしゃるでしょうから、そういう人は3DS版発売前に書いたこちらの記事を読んでくださいな。

(関連記事:はじめて『どうぶつの森』を遊ぶ人に向けた記事



 では、ここからは「3DS版でどうぶつの森がどう変わったのか?」を書きます。

↓ 以下、感想はクリックで。




○ 「アイディアとは複数の問題を解決するものだ」
 「アイディアとは複数の問題を解決するものだ」という言葉があります。
 任天堂の宮本茂さんはそう考えているということを、岩田社長が色んなところで紹介している言葉として有名なのですが―――これは「宮本イズム」というだけじゃなくて、この会社に根付いている「任天堂イズム」なんだとこのゲームをプレイしていると考えさせられるのです。


 『どうぶつの森』のファンというのは、国内500万本に売り上げたという“広さ”と、2005年に発売されたDS版を2012年まで遊んでいる人がいるという“深さ”を持った層です。それゆえに、沢山の「問題点」や「マンネリ感」を抱えていることが分かっていても、それらを1コ1コ解決するのは難しいシリーズと言えます。

 「今までのシリーズでは○○だったのに、どうして変えちゃったんですか!」と言われちゃいますから。



 今回の3DS版は、そうした沢山の「問題点」や「マンネリ感」を、少ないアイディアで解決するという離れ業をやっているのです。結果、「印象としてはあんまり変わっていない」のに「ものすごく遊びやすくなっている」という。



 代表的な「アイディア」を一つずつ紹介します。
 まずは何といっても「今回のプレイヤーは村長になる」ことです。

 「村長になる」と言っても、ゲームがガラッと変わることはありません。
 村長の椅子に座った時だけ、「公共施設を作れる」ことと「条例を制定できる」ことくらいです。

 公共施設というのは「噴水」とか「ベンチ」といった施設を自分の選んだところに作れるという新要素で、これによって「それぞれの村が全く違う発展をしていく」ことになります。人の村に遊びに行くことや、自分の村に遊びに来てもらうことが楽しくなったんですね。

公共事業で作ったベンチ


 また、条例によって「住民が全員夜更かしをして、お店の閉店時間も遅くなる」とか「花が枯れにくい」みたいな設定にすることが出来るようになりました。これまでのシリーズで最大の不満点だった「夜にゲームを遊びたいのだけど、夜に起動してもお店が全部閉まっちゃってる!」という事態を、プレイヤーの任意で回避出来るようになったのです。

 ま、それでもリサイクルショップの閉店時間は午前2時なんで、午前3時や4時に遊びたいって人はどうしようもないんですけどね……



 という2つが、「村長になれる」ことで変わった分かりやすい新要素ですが。
 実はもっと重要なことに「プレイヤーの意識が変わる」という効果があると思うんです。

 今までのシリーズは、たぬきちの借金地獄に追われ、ヨボヨボのじいちゃん村長も住民も村のためには禄に働かず―――木や花を植えて「環境」を良くしたり、たぬきち商店を発展させたりするのも、「一住民」に過ぎないプレイヤーがやらねばならなかったですよね。「俺の村だ」感がないのに、義務だけが与えられてしまった。

 ですが、今回の3DS版はいきなり「村長になる」ところから始まり、かわいくて献身的な秘書と二人で村を良くしていきましょーと言われるのです。そりゃ「この村のために頑張るぞ!」って思えますよね。

かわいい秘書




 二つ目には「リサイクルショップ:Rパーカーズ」の存在があります。
アルパカ夫婦なので「Rパーカーズ」


 今までのシリーズは、お金を得るために「たぬきち商店」に商品を売ることがプレイの中心で。言ってしまえば「たぬきちに依存した生活をするしかなかった」んですね。たぬきち商店が閉店してしまうと出来ることなくなり、たぬきち商店が改装してしまうと出来ることがなくなり、そもそも俺に借金を背負わせているのはたぬきちテメーじゃねえかとムカムカするしかなかったんですが。

 今回、商品を売れる店が「まめつぶ商店」と「Rパーカーズ」の2つになったことで、「どちらかの店に依存した生活」ではなくなったんですね。
 「まめつぶ商店」が前作までのたぬきち商店にあたる店で、毎日家具や便箋などを販売してくれる店。買取もしてくれるけど、Rパーカーズよりは安めの価格。
 「Rパーカーズ」は基本的に買取専門なのだけど、高く買い取ってくれるし、カブや高額買取なんかもしてくれるので基本的にはこっちに売ることになる―――――


 お店が二つになることで、「まめつぶ商店が改装中でも困らなくなった」し「まめつぶ商店の営業時間の変化に困らなくなった」のです。というか、なんで今までコレをやらんかったのだ……と言いたくなりますよね(笑)。



 また、リサイクルショップには「フリースペース」というものがあります。
 自分が出品したものを他の住民に買わせたり、他の住民が出品したものを自分で買ったり出来るようになりました。自分は今までのシリーズでは「他の住民の部屋」なんかは無頓着で全然興味がなかったのですが、これによって「俺の出品した○○がコイツんちにある!」みたいなことが起こるようになって。他の住民との距離が俄然近くなったような気がします。

ヒノコの家に、俺のギターが!


 またまたまた、一定条件を満たすとアルパカ夫婦の旦那が起きて、「家具のリメイク」をしてくれるようになりました。この新要素はそんなに期待していなかったんですが、ムチャクチャ面白い!
 まず家具には「リメイク出来る家具」「リメイク出来ない家具」があって、「リメイク出来る家具」にも「任意のものにのみ変更できるもの」と「服の生地やマイデザインが使えるもの」があります。

 簡単なリメイクだと、「棚の色が変わる」とか「クッションの色が変わる」とかだけなんですが。
 ものによっては―――例えば「どなべ」をリメイクすると、どなべの中身を「おでん」とか「すき焼き」「湯豆腐」の中から選べたりするのです。バカだよね、任天堂って!!(最上級の誉め言葉)

なべの中身は「おでん」

なべの中身を「すき焼き」にリメイクしてもらいました


 家具によっては「マイデザイン」を使うことも出来るので、例えばギターの柄を自分で描いたり、ポスターの中身を自分で描いたり出来るようになりました。

あずにゃんのムスタングを目指したつもり



 今までのシリーズだと、「○○シリーズの家具を集めよう」とか「○色の家具を集めよう」と考えているとその他の家具が売られていても、欲しくはないんだけどカタログ埋めるために買ってすぐ売るかーみたいな温度だったのですが。
 Rパーカーズによって「この家具はリメイク出来ないかな!」とか、「この家具にはあの服の生地を合わせると良くなりそう!」みたいな目で家具を見られるようになって。今までは大した価値を感じられなかったアイテムにも興味が湧くようになるという。

 作るのはものすごく大変そうな機能ですが、よくぞこんなものを作ったし、よくぞ『どうぶつの森』というシリーズに自然に溶け込ませていると感心しますよ!




 今作の白眉な「アイディア」はこの他にも沢山あるのですが、全部に言及していると永遠に書き終わりそうにないので最後にします。最後は「南の島」です。

 今回、かっぺいによる船で「南の島」に行くことが可能です(ゲームキューブ版にも「島」があったそうなんですが自分は未プレイなのでここでは言及しません)。

 「南の島」は常に夏なので、夏の虫や魚が釣れます。
 これまでの作品も、11月に発売されても7月や8月まで遊び続けられなかった人は多いでしょうから。そういう人達のために「カブトムシってこんなに儲かるのか!」という救済措置の意図もあると思われます。というか、DS版もWii版も春に辞めてしまった自分も今回初めて夏の虫を獲りました(笑)。

ヘラクレスオオカブト!



 今回は特に公共事業でお金がかかりますから、「お金稼ぎ」のためにも重要な場所だと思うのですが。


 この「南の島」にもう一つの要素として「ツアー」というミニゲームがあります。
 一人でも遊べますし、通信プレイ時には一緒になっても協力プレイも出来ます。それがどうしたと思われるかも知れませんが、『どうぶつの森』の通信プレイって何回もやっているとやることなくなっちゃうんですよね。
 遊びに来たー、ウチの村見てー、マイデザインもらってー、私の部屋見てー、というくらい。そんなに毎週毎週模様替えも出来ないでしょうから、頻繁に通信してもやることなくなっちゃうんです。

 なので今回の新要素として、「通信プレイで協力して遊ぶミニゲームが入っている」んですね。
 また、このミニゲームというのが「魚釣り」とか「ガーデニング」とか、普段やっている操作の延長線というのも個人的には好きです。新たな操作を覚えなくて良いから、すんなり遊べるというのは割りと重要な話。

オンラインでドヤ顔!




 それと、この「ツアー」を「やりこみ要素」として楽しんでいる人も多いみたいなんですね。
 ウチの母はオンラインでリアルタイムに人と繋がるのは嫌な人なんで、一人プレイで延々とツアーでメダルを稼ぎまくっているそうです。んで、すれ違い通信で出会った人のバッジ(実績システムみたいなもの)を見る限り、そうやって遊んでいる人も多いみたいなんです。


 また、この「南の島」は特定条件を満たすとランダムマッチで知らない人と一緒に遊べるようになるそうですが、混雑しているのか自分は1回もマトモに繋がったことがないです。ここは割りと本気で不満点です。繋がった人の話を聞くと、小学生がいっぱいで溢れているそうなので、オジサンも女子小学生に混じってゲフゲフしたいゲフ!!



 ………こんなことを考える人だとバレてて繋げてもらえないのかな。




○ 「どう遊ばれるのか」
 「任天堂イズム」として、自分が「アイディアとは複数の問題を解決するものだ」以上に任天堂のゲームをプレイしていて感じることがあります。それは「このゲームをプレイする人がどう遊ぶのか」をしっかり考えた上でのゲームになっていることです。

(関連記事:『トモダチコレクション』が売れた理由から目を背けてはならない



 『とびだせ どうぶつの森』にもそれは凄く感じます。
 多彩な家具(しかもリメイクによって無限大にアレンジ可能)と外装変更によって家を自由にアレンジ出来るからには、「すれちがい通信」ですれちがった人の家が見せ合えるようにしなきゃ―――とか。

 公共施設を作って村を自由にカスタマイズできるようになったからには、色んな人に見てもらいたくなるはずだから、インターネットを通じて「夢見の舘」で村を見せ合えるようにしなきゃ――――とか。


 既に3DS版を遊んでいる身としては「そりゃ、あって当然の機能だろ!」と思うことなんですが、Wii版が出た2008年頃の任天堂はこういうことをさせたがらなかったんです。「フレンド以外との通信プレイ」を制限していましたからね。
 だからかは分かりませんが、「夢見の舘」のアイディアはWii版の頃からあったけど実現できなかったそうなんです。やっぱりそれは、Wii版が「今まで通りで物足りない」と言われてしまった一つの要因だと思うのです。


 そこから4年間で。
 『うごくメモ帳』があって、『ドラクエ9』のヒットから3DSでは「すれちがい通信」の機能が強化され、Wii UではMiiVerseなんてものまで搭載されて。任天堂も「フレンド以外との通信プレイ」を積極的に取り入れるようになりました。言ってしまえば、今作3DS版『とびだせ どうぶつの森』は、この4年間で如何に任天堂が「今までの慣例をぶち破ってきたか」の集大成とも言えると思うのです。


 全ては「このゲームをプレイする人がどう遊ぶのか」を考えた結果でしょう。

 今回、ものすごーーーーく細かい部分にまで配慮して変更が加えられて、「とにかく遊びやすくなるように」が考えられています。その結果、これまでのシリーズの「定番」がなくなってしまうとしても、それで遊びやすくなるのならイイじゃないか、と。


・果物が9コまで重ね持ち出来るようになった
→ 果物による資金稼ぎがグンと楽になりました

・操作方法などが書かれた看板がなくなり、住民が教えてくれる
→ 看板とかスルーしてしまう人でも基本操作を教われるようになりました

・たぬきちのバイトがなくなり、しずちゃんのアドバイスという形に(村長以外は任意)
→ 面倒くさい人はチュートリアルを受けなくても良くなりました

・施設や機能が最初から全部使えるのではなく、徐々に解放されるように
→ 初心者でも安心&ゲームの「目的」が分かりやすくなりました

・ベッドで寝てセーブじゃなくなった
→ 「スタートボタンからいつでもセーブ」が身につくように、ということかな?

・リセットさんのリストラ
→ 「セーブして続ける」が出来るように&リセットさんは公共事業で復活できます

・住民達のお願い事を断ってもヘコまれない
→ 気楽に住民達に話しかけられるようになりました

・博物館への寄贈アイテムが一度に選べるようになって&フータの解説がなくなる
→ 解説は展示室からいつでも読めるようになりました

・頭身が上がって、上半身・下半身で別々の服が用意されるように
→ キタコレ!!着せ替え、超楽しい!!

着せ替えも無限大の組み合わせに


・マイデザインをQRコード出力して配れるように
→ キタコレ!!版権的にムチャな服でも、職人さんが作ってくれれば着られるようになりました!

・部屋に家具が置ききれないという現象が起こらなくなった
→ キタコレ!!大容量セーブデータ領域のおかげだこれ!

家具が多すぎてワケ分からん


※ 12/23追記:どうやら無制限に家具が置けるワケではなくて、壁に貼ったり、テーブルの上に物を置いたりすると、限界が来ちゃうみたいです。



・まいごちゃんがちょっと成長して泣き虫じゃなくなった
→ えんえん泣かれなくなったので、連れてけなくても罪悪感がなくなりました

まいごちゃん改めまいこちゃん



・ししょーのリアクションがたくさん保存できるようになった
→ 前作は4つしか保存出来なくて辛かったです

・魚や虫がタンスに保存できるように
→ 閉店後にも釣りや虫取りが出来るようになったということです!

・新アイテム「メガホン」で、人探しが大幅に楽になりました
→ 地味に便利な機能!

・ベストフレンドに登録しておけば、別の村にいてもチャットが可能に
→ 「そっちの村カブ価いくら?」とか「遊び行きたいから改札開けてー」みたいに使えます、超便利

・偽物の美術品は、よく見ると偽物だと分かるようになった
→ 本物を見極める楽しさ&偽物を敢えて集める楽しさが出来ました

風呂上りかよ!


・スクリーンショット機能で撮った写真は、自動で3DSカメラに移動してくれる
→ 前作は1枚ごとに「SDカードに保存」を選ばなきゃいけなかったから大変でした。



 えーっと……この他にも変更点は沢山あると思うんですが、パッと思いついたのはこの辺で。あまりに優れた変更点は、それが自然に受け入れられすぎていて、「あれ?前からそうじゃなかったっけ?」と思われるもので。恐らく、もうDS版やWii版には戻れそうにないなぁというところです。



 しかし、「変える」ということは「前作までのアレが好きだったのに!」と言われるリスクもあって、自分も「前作のアレが好きだったのになくなっちゃったなぁ」というところは幾つかあります。

 まず、フーコに「かわいいね!」と言ってセクハラすることが出来なくなりました。これは重大な変更点です。俺達セクハラクラスタの楽しみを奪うなんて任天堂はヒドイ!
 あと、まいごちゃんが成長したので、付いてくる時に全力で走るとコケちゃって泣いちゃうということがなくなりました。何度も転ばせて泣かせて「まいごちゃんハァハァ……(´Д`;)」していた俺の楽しみを何だと思っているんだ!


 えー……っと。
 というのは置いといて(笑)。

 「住民同士の会話を立ち聞き出来る」のがなくなっちゃったのは、かなり残念なポイントでした。まぁ、同じのを何度も立ち聞きしたりもしていたんで、レパートリーも大変なのかも知れませんが、「住民が自分以外とも喋っている」のを見るのが好きだったんです。

※12/17追記:コメント欄による指摘で知ったのですが、「住民同士の会話」は今回もあるらしいです。他の人からの情報も確認しました。しかし、今回は「同じのを何度も立ち聞きしたり」という事態にならないようにDS版やWii版に比べて頻度が抑えられているそうで、自分はまだ未確認です。訂正してお詫びするとともに、ご指摘どうもありがとうございました。


 あとは、Wii版の時は「1回通信した人にならWiiConnect24経由で手紙を送れる」のがなくなっちゃったのも残念。手紙じゃなくて直接会いに行けよってことなんでしょうが、「あの人の欲しがってた家具がこっちに売ってた!」という時に家具だけ送るのとかに重宝していたんですけどねぇ。


 母曰く「赤カブなくなっちゃったの残念……」とのことでしたし、どうやら星座作りがなくなったっぽいのも残念に思う人がいるかも。




 でも、「変える」ということはそういうことなので、自分が「素晴らしい変更だ!」と思ったところも「残念だ」と思う人もいるでしょうし、その逆に自分が「残念だ」と思ったところを「素晴らしい変更だ!」と思う人もいることでしょう。自分としては良かったところも残念だったところもまとめて、「変えた勇気」に拍手を贈りたいと思います。


 Wii版の時に感じたガッカリ感は全部吹き飛びました。
 「どうぶつの森ってこんなに面白いんだ!」と思わせてくれました。オススメ!傑作です!



○ 総評
 『どうぶつの森』は元々「人を選ぶゲーム」と言われていました。
 『マリオ』や『ドラクエ』みたいに分かりやすい目的があるワケじゃなくて、「自由に遊びなさい」ってゲームですから、合わない人には「何が面白いか分からない……」ってなってしまったんです。


 今作も、自分で目的を作って遊ぶのが好きではない人には相変わらず受け入れにくいかなぁ……と思うところもあるんですが。今作は「最初は出来ることが少ない」けど「どんどん村が発展していって施設が増える」ようにしてあるので、今までのシリーズに比べると「普通のゲーム」に近くなったかなと思います。

 今までは土曜日の夜ならいつでもスタッフロールが観られましたが、今回はある程度村を発展しないとスタッフロールが観られなくなりましたもんね。個人的にはその分、ありがたみを感じました。


 また、Xbox360で言う実績システムのような「バッジ」システムがあって、これがプロフィールカードに貼り付けられるので「分かりやすいやりこみ要素」が加わったとも言えます。これには賛否両論あると思うんですけど、「自由に遊びなさい」というだけじゃなくて「一応の遊ぶ目安」を与えることには自分は賛成です。

全然バッジ集まらねええええ

(関連記事:やりこみ要素があるから初心者でも安心して遊べるね!


 「本気になった任天堂」を感じた一作でした。
 「すげえゲーム」を遊びたいなら、このゲームを遊べばイイじゃない!




 記事とは関係ないけど、最後に一枚。

肝に銘じます


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| ゲーム紹介 | 17:48 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ささやかな突っ込みと感想

住民同士の会話を聞くことができるのはとび森でもありますよー。
ただ、頻度が低い上にすぐ駆け寄らないと会話に参加できなかったりしますが。

フーコに「かわいいね」と言えなくなって残念なのは全く同感です。
あんなにかわいいのに・・・!

| すー | 2012/12/16 18:02 | URL | ≫ EDIT

私もひとつ

フータの解説を聞くのが好きだったので
今作でなくなって残念です。

めんどくさいと感じてる人が多かったのかな~

| ああああ | 2013/04/13 12:37 | URL |















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