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「間違った記事」を書いてしまったかも知れません

※ 7月1日追記:実際にアップロードしようと試みたので記事の最後に追記しました。
※ 7月6日追記:更に追記しました



 重大なお知らせです。
 先日書いた「キンドルで自作漫画を出版する際に注意したい「容量」と「最低価格」について」という記事ですが、どうやらアレは間違った情報だったかも知れません。

 その記事を読んでいない人もいらっしゃると思うので、簡単に説明しますと……
 キンドルで自費出版をする際には「最大容量は50MB」なのだけど、この50MB全部を画像ファイルに使えるワケではなく、どうやら画像ファイルに使えるのは半分くらい。実際に自分も画像ファイルをMOBIファイルに変換してみたところ、15MBが31MBに倍増してしまった―――という内容でした。だから、1冊出す予定だったのを2冊に分けなきゃーみたいな愚痴。


 そうしたら、実際にキンドルで出版しているプロの漫画家さんがTwitterで反応をしてくださいまして、「MOBIファイルの時点で50MBを超えていてもアップロードすると半分になりますよ」とのことでした。
 本当ならばものすごく嬉しいのですが、Amazonの説明文とは食い違うようにも思えるので、真偽の程は分かりません。「“出来る”けどAmazonは推奨していない」という可能性もあるので……自分が実際に出版した際に、容量問題が実際にどうなったのかをチェックして、もう一度ブログに書かせていただきます。それまでちょっとお待ちください。情報をくださった方々、どうもありがとうございます。






 ちょっと言い訳。
 自分がブログとかTwitterを続けているのは、「私のこの素晴らしい考えや、正しい知識を世に広めて差し上げましょう!」なんてことを目指しているからではなく、「自分自身の考えを自分でまとめる」とか「読んでくれた人達の反応から“自分にはない考えや知識”を得たい」という目的のところがあります。

 だから、あまり他の人が言っていなさそうなことを狙って書くのですし、自分自身もよく分かっていないことを手探りで書くことも多いです……だから、間違ったことを書くことだってありますよ!今回に限らず!!
 そこに「違いますよ」とか「私はそうは思いません。何故なら~」という反応が来ることで、新たな世界が開けるんじゃないですか!ああいう記事を書いちゃったけど、間違っていました!と、書けばイイじゃないか――――と、開き直るのも流石にどうかと思う。



 しかし、ブログやTwitterって多分それじゃダメなんですよね……
 「前回の間違ってしまったかも知れない記事」を読んだ人全員が「今回の訂正記事」を読んでくださるワケではないからです。個人ホームページの時代は「常連さん」といういつも観に来る人が固定されていて、毎回とは言わないけれど定期的に観てくれたので「ああいう記事を書いちゃったけど、間違っていました!」と後から訂正記事を書けば読んでもらえたかも知れません。


 でも、ブログやTwitterって「その記事しか読まない読者」や「そのPOSTしか読まない読者」が多いんです。一つ一つの記事ごとにURLが付いて個別リンクで飛べてしまうから、普段は読んでいない人が「その記事だけ」「そのPOSTだけ」読むってケースが多いのです。

 ありがたいことに、前回の記事は個人ニュースサイトさんやTwitterで多くの人が広めてくれて、多くの人が読んでくださいました。「間違っていたかも知れない情報」を鵜呑みにしてしまった人がたくさんいたワケです。本当に申し訳ないです、読んでくださった人達にも、広めてくださった人達にも謝りたいです。

 お断りのメールを送りましたけど、あの記事はガジェット通信さんからも「寄稿してくださいませんか?」というメールが来ていました。もしOKしていたら、「間違っていたかも知れない情報」がこのブログを離れて、更に更に更にそこら中に広まっていたかも知れません。後から私の手で「間違っていましたー」とは訂正できない領域まで広がっていたかも知れないんです。



 この「訂正記事」はそんなに広まりませんよね、きっと。
 だって、今日のこの記事って、前回の記事に比べて面白くないですもん。
 仮にニュースサイトさんやTwitterでたくさんの人が紹介してくれたとしても、この記事のタイトルだと興味を持って飛んでくる人はそんなに多くないと思います。「センシティブなデマ」はものすごい勢いで広まるけど、「アレは間違っていたかも知れないぞ」という話は広まらないものです。哀しいけれど。

 「前回の記事」にも追記して訂正文を加えましたけど、追記以前に読んでくださった何千という人達はわざわざ同じ記事をもう一回読みに来ることはないでしょう。間違った記事を書いてしまった時点で、もうそれを完璧には訂正する術がないんです。



 しかし、難しいのは……
 「間違ってしまったかも知れない情報が大多数に拡散したおかげで、その間違えを訂正してくれた人も現れた」という点です。

 個人ニュースサイトさんやTwitterで多くの人が拡散してくれて、何千人にも読んでもらえて、その上で「違いますよ」と言ってくれた人が“一人だけいた”ということを考えると。
 あの記事を書かなければ、あの記事がたくさんの人に拡散してもらえなければ、「本当のこと」は私にも分からなかったし、何千人にも分からなかったし―――「間違った情報」が拡散されることが必ずしも悪ではないんじゃないのかとか、思い込もうとするところもあって。



 「情報弱者は愚か者だ」という風潮こそがデマを蔓延させる

 これは東日本大震災の数ヵ月後に書いた記事なんですが……
 今回、自分は「デマの発信源」になったのかも知れないと考えると、「デマを生んでしまう人」も「デマを広めてしまう人」の気持ちも他人事ではないし。「自分はいつ加害者になってもおかしくない」という自覚は忘れないようにしたい、と改めて思いました。



 いや、しかし……「あの情報が間違っていた」という情報が正しいとも限らないので、さっさと編集作業を終えて実際に出版をして確かめてみなくては、ですね。本当に本当に、多数の人に迷惑をかけて申し訳ございませんでした。




※ 7月1日追記:
 詳しくはこの記事に書いたのですが、「画像を50MBに収めた、104MBのMOBIファイル」をアップロードしようとしたところ―――アップロードできませんでした。16時間ずっと「アップロード中…しばらくお待ちください」のままでした。

 やはりAmazonのヘルプに書いてある通り、50MBを超えるファイルのアップロードは推奨されておらず、「上手くいかなくても知らねーよ」ということみたいですね。



※ 7月6日追記:
 「50MBを超えているMOBIファイルもアップロードすると容量が半分になるから大丈夫ですよ」という情報は、どうやらデマっぽいです。先ほどアップロードを試みたところ、50MBを少しでもオーバーしているとアップロード自体が出来ませんでした。

 「以前は出来ていたけど現在は出来ない」のか、「テキトーな情報を教えられた」のかは分かりませんが、とりあえず現状は50MBを超えているファイルはアップロード時点で弾かれます。

| ひび雑記 | 17:50 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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色々理解した上で悪意あるコメントをする人はどこにでも居ますよね
それでも誠意ある対応してるやまなしさんを応援してます
おっぱい成分多めの記事も応援してます

| ああああ | 2013/05/23 00:50 | URL |

 正しい情報を扱うよう心がけることは重要ですが、情報発信を続けていて誤報を一切しないというのは不可能に近いです。だからといって間違いを恐れて発言を控えてしまっては本末転倒でしょう。どこかで割り切るしかありません。
 (こちらではすでに実践されていますが)過度に断定的・攻撃的表現を用いたり誤報を放置したりしないことが、発言者にできる精一杯の対応ではないかと思います。

| もら | 2013/05/30 21:05 | URL | ≫ EDIT















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