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ゲームを短く遊びたい人も、長く遊びたい人も、楽しめる仕様

 最近ちょっと自分が考えている話題です。


 ゲームのプレイ時間は本当に長い方が嬉しい?All About田下さんの記事)
 ピクミン3ぐらいのボリューム感がありがたいN-Stylesさん)


 “私自身が”どういうゲームを求めているかを言えば、「長いゲーム」よりも「パッと遊んでパッと終わるゲーム」の方がありがたいです。2時間で終わる200円のDSiウェアを次々に遊ぶ、というのが私の理想のゲームライフだったりします。
 パッケージソフトでも、20時間を越えた辺りから新鮮味を感じなくなって辛くなり始めるのがいつものパターンです。



 ただ、「長いゲーム」を求める人が多いのも分かるんです。
 私のように色んなゲームを次々に遊びたい人と違って、“そのゲームしか遊ぶゲームがない人”はその1本のゲームを長く遊べた方が嬉しいでしょう。田下さんの仰る「子ども」もそうですし、あとは「ソフトの少ないハードの場合」はこれが言われるのは分かります。
 『ピクミン3』のためだけにWii Uを買って、次にやりたいWii Uのゲームが来年の『マリオカート』までないって人ならば、「10時間で終わっちゃうのかよ!」と言いたくなるのも分かります。

 これは別に「アンチ任天堂が騒いでいる」というだけじゃなくて、PS2の『鬼武者』なんかも「1日で終わっちゃったよ!」と騒いでいる人はいました。「繰り返して何周も遊んでね!」というゲームの宿命なのかも知れません。


 他には、「遊べるゲームのジャンルが少ない人」にも言える話ですね。
 アクションゲームが苦手、しかしそのハードで出ているゲームソフトを見れば「アクションゲーム」「アクションゲーム」「アクションゲーム」「アクションゲーム」「RPG」「アクションゲーム」「アクションゲーム」「アクションゲーム」……そういう人なら、その「RPG」をなるべく長く遊びたいって言うのも分かります。



 自分も含めて、「長いゲームよりも短く終わるゲームをたくさん遊びたい」って言えてしまう人は、遊びたいゲームがたくさんある幸せな人で。そうでない人もたくさんいるし、遊びたいゲーム(遊べるゲーム)が1本しかない人は「長く遊べるゲーム」を求めるというのも分からなくはないんです。




 自分は現在Wii Uの『レゴ®シティ アンダーカバー』をプレイ中です。
 まだまだクリアには程遠い状態ですけど、多分クリアだけを目指すなら20時間くらいでラストまでは行けるんじゃないかなと思います。いや、私はまだクリアしていないんで「何となくそんなカンジがする」というだけなんですけど(笑)。

 でも、『ゼルダの伝説』シリーズがクリア後も「ハートのかけら探し」とか「ミニゲーム」とか「昆虫採集」とか遊べる要素がごまんとあるように、『レゴ』のクリア後にも「ブロック探し」や「乗り物チャレンジ」や「銅像爆破」などの遊べる要素がものすごーーーーくたくさんありそうなんで。それらをコンプリートしようとすると100時間では済まないと思います。



 「クリアだけなら多くの人が出来る」「やりこみ要素は相当難しい」というのは、スーファミの『スーパーマリオワールド』の頃からある仕様です。“苦手な人はクリアを目指して、得意な人はコンプリートを目指して”という幅を用意することで、苦手な人にも得意な人にも「歯ごたえと達成感」を与える仕様です。

 それは「難易度」の話でしたが、「プレイ時間」にも言える話で。
 「クリアだけなら20時間」「やりこみ要素をやると100時間以上」という幅を用意することで、短く遊びたい人にも長く遊びたい人にも「歯ごたえと達成感」を与える仕様。




 自分は『ピクミン3』はやっていないので詳しいことは分かりませんけど、「プレイ時間が短い!」という不満を持つ人がいるのなら、その「こういうやりこみ要素の遊びがあるよ」という提案が上手く行っていなかったのかなと思います。
 今の御時世だと「それはみんなが好きに見つけてね!」ではなくて「リスト化したんで一つ一つ達成しなさい」と提示しないと“やりこみ要素”だとは思われない、というか。

 その言い分は、自分もちょっと分かります。
 闇雲にハイスコアを目指すんじゃなくて、「○万点以上獲るとぼうしチケットプレゼント!」と言われた方が私もやる気が出ますもの。というか、任天堂の最近のゲームは『とびだせ どうぶつの森』でも『鬼トレ』でも『ニンテンドーランド』でもそういう「実績リスト」があったので、『ピクミン3』にはないのかぁ……と正直意外でした。

(関連記事:やりこみ要素があるから初心者でも安心して遊べるね!



 もちろんこういうゲームは今に限った話ではないです。
 恐らく『ポケモン』の頃には既に「クリアまでの時間」よりも「やりこみ要素を遊ぶ時間」の方が上回っているゲームはあったと思います。宮本さんが『ピクミン3』を「ファミコンの頃のようなクラシックな構造のゲーム」と仰っていたように、ファミコンの頃は一つのゲームを何十周も遊んでいましたもんね。





 だから、今更こんなことを記事に書いても、「そんなの昔からそうだろうがよ」と思われるだけかも知れませんが……ここ数年のゲーム業界のトレンドでもある、「有料DLC」とか「Free to Play型のソフト」とも絡んでくる話だと思うのです。


 1本のゲームソフトを作る開発費は高騰しています。
 1本のゲームソフトを作る開発期間も長期化していて、昔のように1~2年に1本ペースで続編を出したりは出来ない状況になってしまっています。


 ならば、
 1本のゲームを短く遊んで終わる人はそれでイイとして、
 長く遊びたいって人のために、長く遊べる仕掛けの一つとして、「有料DLC」で“新たな追加コンテンツ”を提供してずっと遊び続けてもらう&お金を払ってもらう仕組みが出来ないか――――各会社が模索している段階だと思います。


 「有料DLC」や「Free to Play型のソフト」という言葉のイメージが、どうしても「経験値をお金で買う」とか「キャラを着せ替える衣装をお金で買う」とか「ガチャを回す」とか、あまりイイイメージを持っていない人も少なくないと思うんですけど。


 『NewマリオU』の「有料DLC」で『NewルイージU』という別バージョンを出すとか。
 『すれちがいMii広場』の「有料DLC」で追加ゲームを4つ出すとか。


 1本のゲームを長く遊びたいよって人のために、「有料DLC」や「Free to Play型のソフト」は今後の鍵になると思うのです。
 例えば、“『ピクミン3』のためだけにWii U買ったけど『マリオカート』まで遊ぶゲームないよって人”に「じゃあ年末に『ピクミン4』出します」ということは、今のゲームの開発期間では不可能ですけど。『NewルイージU』みたいなバージョン違いの遊びを「有料DLC」で出すということは出来ると思うんです。いや、別に「仕様としては出来るだろう」って話なだけですから、実際に行われるって話ではありませんけど。




 ちょっと話がズレますけど。
 最近は家庭用の格闘ゲームが「Free to Play型のソフト」になっているということが話題になりましたが、例えば『Wii Fit U』なんかも「Free to Play型のソフト」にすると面白い受け入れられ方をするんじゃないかと思いますし、家庭用ゲームも“今までのビジネスモデル”とは違う新しい潮流で面白いことが起こるんじゃないかと思えています。

 例えば、『すれちがいMii広場』の追加ゲームは6月末の時点で「1週間前から配信が始まったばかりなのですが、日曜日までにだいたい20万人強の方に何らかのゲームを有料でダウンロードしていただくことができました。」とのことで(Q4)……もし『すれちがいシューティング』が20万本売れたとしたら、「2Dシューティングが20万本売れた」という快挙なワケで。

 “今までのビジネスモデル”ではなかなか厳しくなってしまったようなジャンルのゲームも、新しい流れで復活できるんじゃないかなと思うのです。非家庭用ゲームからやって来た「Free to Play」の波は、家庭用ゲームにとってマイナスだけじゃなくて、プラスになる部分も多いだろうと。

(関連記事:3DSとWii Uで既に出ている基本無料ソフト達を紹介します


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| ゲーム雑記 | 17:58 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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ジャンルによってはF2Pが当たり前になるでしょうね
外国ではゲームと言えばF2Pって国も多いですし

| ゲハの帝王 | 2013/08/07 10:44 | URL |















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