やまなしなひび-Diary SIDE-

変わらない価値のあるもの

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任天堂はどれだけ俺達に絵を描かせたいんだよっ!!

 自分は現在Wii Uの『レゴシティ』をプレイ中で、せっかく楽しんでプレイしているんだからこの気持ちを実況中継的にMiiverseに書き込みたいとは思っているんですが、Miiverseに絵を描きこんでいると「ゲームを遊ぶ時間」がそれで奪われてなかなか進まなくなってしまう状態で。

 それなのに、『レゴシティ』とほぼ同時期に3DSの『うごくメモ帳 3D』というソフトも無料配信されまして、前作は禄にプレイしなかったから今作はガッツリとアニメーションの描き方でも研究しちゃおうかな!と思いつつも、なかなか時間が取れない状態で。

 今度はWii Uに『絵心教室 スケッチ』というソフトが400円で発売されまして。





 そんなに絵を描く時間なんてあるかああああああ!!と叫びたくなる状況です。「絵を描く」趣味って、ハマれば永遠とも言えるくらい楽しめる趣味だと思うのですが、裏を返せば「ゲームを遊ぶ時間が奪われる」趣味とも言えて。しかも、それが同時期に何本も出てこられても困りまするん。



○ 3DS『ゲームメモ』
 ニンテンドー3DS内蔵ソフトの一つ。

 本来の用途は「ゲーム中に出てくるヒント等を書き残す」ことなので、上画面に中断中のゲーム画面を映すことが出来ます。しかし、その用途で使おうとすると「画面切り替えに時間がかかるから結構面倒くせえ」と、紙のメモ帳とかに書いた方が便利だと改めて考えさせられるという。


gamememo.jpg

 でも、「黒」「赤」「青」のペンが使えて、書いたメモはJPEG画像としてSDカードに記録出来るので、ソフトが少なかった3DS初期の頃には“お手軽お絵描きソフト”として結構使っていました。ペンの太さを変えられない辺り、「1本のサインペンで絵を描いている」感がして好きでした。もちろんアンドゥ機能もなし。

 HNI_0064.jpg

 SDカードに記録出来るということは、ブログとかTwitterにも貼り付けられるってことですね。そして、これが今回の記事の裏テーマでもあるのです。




○ 3DS『いつの間に交換日記』
 2011年12月より無料配信開始。

nikki.jpg

 4枚までの“日記”をフレンドに送れるというソフト。
 バージョンアップを重ねているので、2013年8月9日現在の仕様ですが……ペンの太さは変えられず、ペンの色は“1枚目”“2枚目”“3枚目”“4枚目”ごとに一色のみ、アンドゥ機能はバージョンアップで追加されました。“お絵描きソフト”としては『ゲームメモ』以下のようにも思えるのですが、最大の特徴は何といっても「送られた日記が実際に描かれているように動くこと」。


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 また、3DSカメラに保存されている画像を貼り付けたりも出来るので、色んなことに使えるソフトなのです。自分としては「3DSで遊んだ全ソフトの中でもトップクラスにお気に入りのソフト」だったのですが……



 難点は何と言っても、「描いた日記はフレンドにしか送れない」ということ。
 SDカードに出力してブログに載せたりは出来ないんですね。フレンドのいない人は一生懸命日記を描いても誰も見てくれませんし、フレンドがたくさんいても配信開始から1年半が経過した現在は起動しているフレンドがあまりいなくて。

 自分も最近は描かなくなってしまいました。
 やっぱね……「見てくれる人がいない」と、絵って描く気が湧かないんですよねー。



○ 3DS『新 絵心教室』
 私は持っていないんで、詳しい機能とかは知りません!
 公式サイトでも見てください!!

 DSiウェア版だと「鉛筆」「絵具」が使えて、鉛筆や筆の太さなんかも細かく変えられて、それなりに本格的な絵が描けました。3DS版だと「色鉛筆」と「パステル」が追加されているみたいですね。信念として「アンドゥ機能」は頑なに入れないというのは素敵。


 しかし、「絵が描けるようになりたい!」って人が求めているのはこういうことじゃないと思うんだけどなーというのは、新作が出る度に考えてしまうこと。それこそサインペン一本でササッと女のコとか動物とかのイラストが描けるようになる、みたいなのを求めているんじゃないかって思うんですけどね。



 それはさておき。
 このソフトで描いた絵はSDカードに出力することが可能です。もちろんそれをブログなどに載せることも出来ますし、『いつの間に交換日記』に載せたり、ニンテンドー3DS画像投稿ツールを使ってTwitter等に投稿したりも出来ます。



○ 3DS『とびだせ どうぶつの森』
 このゲームも何気にお絵描きゲーム。
 ドット絵ですけどね!!

tobimori.jpg


 しかし、豊富な色数からその人好みのパレットを作れるなど、今までのシリーズでは出来なかったことを軽々とやってのける辺りは流石。作ったマイデザインはSDカードに保存できるどころか、QRコードに変換してブログ等に載せると閲覧者が持ち帰られるとかまぁすごい。伊達に300万本以上を売ってのけるゲームじゃねえぜ。


かぶるパンツ




○ Wii U『Miiverse』
 Wii U本体内蔵ソフトで、(ほぼ)全てのWii Uソフトに専用コミュニティが用意されています。これ自身がお絵描きソフトというよりは、「手描きイラストも描けるSNS」というカンジです。


miiverse.jpg


 ペンは黒一色、太さは3種類、現在は「アンドゥ機能」あり。
 Miiverseは細かくバージョンアップしている(投稿文字数の上限も初期は100文字だったのが現在は200文字になっている)ので、今後も機能追加される可能性は高いですね。


 対応していないソフトもありますが、「現在の画面」をスクショとして貼り付けることも可能。描いた絵をSDカードに出力することは出来ませんが、WEB版が開始されたのでこんな風にブログにリンクを貼ったりも出来ます。

 というか、WEB版があるということは描いた絵をPCに保存することも出来るのか。二度手間ではありますけど(笑)、こんな風に。

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 PNG画像だ……



 難点は、「そのゲームに関係ない絵は投稿してはいけない」という規約。
 Miiverseは「一つ一つのゲームのコミュニティに投稿する」ことしか出来ず、「フリーでの投稿」は出来ません。
 そして、「そのゲームに関係のない投稿はやめてください」と運営側からしっかりと通達されていますし、利用ガイドには「自分のオリジナルのイラストか権利者から使用を許可されたイラストのみしか投稿してはいけません。他人の著作権を侵害しないよう十分に注意してください。なお、任天堂の著作物についてはMiiverse内に限り利用ガイドに反しない範囲で描くことができます。」という規約も書かれています。「二次創作はダメだよ」ってことですね。


 全然守られていないけどなっ!
 実際には「ゲームに関係ない投稿」とか「任天堂作品以外の二次創作」で溢れていますけどね!!
 ルールを守らない人は「こんなルールがあるのがおかしい」「俺はルールを破っていない」と開き直るもので、先の運営者からの通達へのコメントも「フリーコミュを作らないオマエらが悪いんだ」ってコメントが目立ちましたもんね。
 まぁ……確かに、この利用ガイドを見ると「ドラクエのコミュニティにスライムの絵を描くのも著作権違反になる」んじゃないのかと思わなくもなくて。全部厳密に守るとMiiverseは何にも面白くなくなっちゃうのは確かではあるんですけど。


 ということで、この話は『絵心教室 スケッチ』の話に続くのです。



○ 3DS『うごくメモ帳 3D』
 2013年7月より無料配信
 基本無料ゲームですが、「ワールドうごメモギャラリー」を利用するには30日で100円が必要(詳しくはこちら)。要は「描く」「フレンドに見せる」「フレンドのを見る」のは無料で出来ますけど、「フレンド以外にも見せる」「フレンド以外の人の作品を見る」には課金が必要ってカンジですね。

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 『絵心教室』と比べて色数は限られていますが、豊富なペンの太さやスクリーントーンのようなものを貼れるとか、レイヤーを利用して奥行きのある表現が出来るとか、任天堂のお絵描きソフトの中でもトップクラスの多彩な機能が使えます。

 そして、もちろんこのソフトの特徴は「複数のメモを重ねることで“アニメーション”が作れる」ことにあります。
 「そんなに機能が多いと逆に使うのが大変なんじゃ……」という人のために、23分の「ちょっとダイレクト」で実際にアニメーションを作るところを見せていて、この1本を見るだけでソフトの使い方が大体分かるという。「ちょっとダイレクト」がチュートリアルになっているんですね。






 難点は「フレンドうごメモギャラリー」の仕様。
 「課金したくないからフレンドにだけ見せられればイイやー」という遊び方をしようとしても、ギャラリーに招待できるフレンドは20人までというよく分からない仕様で困ります。3DSのフレンドを100人まで登録している人は、80人を選んで切り捨てなきゃならないんですよ。

 んで、せっかく選んだ20人は『うごメモ3D』を起動していなかったりで(笑)。
 フレンド全員に送れる『いつの間に交換日記』のありがたさと、課金させるために「ワールドうごメモギャラリー」を利用させたいのかなーなんて邪推までしてしまいます。自分はもうちょっと時間が経ってから(子ども達が夏休みが終わって減った辺りを狙って・笑)「ワールドうごメモギャラリー」に参加しようかなと思っていて、そこを体験したらまた記事を書こうと思います。



 ちなみに、描いたアニメーションは「AVIファイル」「GIFアニメ」にしてSDカードに出力出来ます。つまりはブログ等に貼り付けられるってことです。SDカードのどこに保存されるのかが若干分かりにくいですが(SDカード内を“GIF”で検索するとすぐに出てきます)、これなら別に「ワールドうごメモギャラリー」に参加しなくても……と思わなくもない。


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 試しに描いてみました。『たのしみのない家族』から恵梨那たん[PR]。
 コピー&ペーストを繰り返した省エネ仕様のアニメです。
 トーンは最後に貼った方が良さげね。



○ Wii U『絵心教室 スケッチ』
 2013年8月から400円でダウンロード専売中。
 開発中のWii U版『絵心教室』から、“絵を描く機能”だけを先行配信した形です。


 ぶっちゃけコレ、Miiverseの「フリーコミュニティ」ですよね。
 表向きの言い分としては「Miiverseには想像以上に凄い絵を描く職人さんが多かったので“絵を描くソフト”を先行配信して腕をもっと披露してもらおうと思いました」なんですけど、狙いとしてはそれだけではなくて「ゲームに関係のない投稿」で溢れている各コミュニティの秩序回復というものがあると思われます。

 「ルールを守らない人達」というのは如何に自分が悪くないかを理論武装するもので、「ニコニココミュニティは自由な投稿をしてイイんだ!」「そうやってコミュニティごとにルールが出来ていくのが面白いんだ!」と言い張るんですけど、本来そこのコミュニティは「面白い動画を見つけたよ!」とか「最近は○○の動画を見るのにハマっています!」と教え合うのが目的だっただろうに単なるお絵描き&雑談コミュニティと化していたのがどうなんだろうなーとずっと思っていました。


 なので、「お絵描きソフト」を出して「お絵描きコミュニティ」を作ることで、「ゲームに関係のないお絵描き投稿」をこのコミュニティに集めてしまおうという狙いがあるんだろうと思います。



 「SDカードに出力できない」「保存できる枚数は12枚まで」という仕様は、3DS版『新 絵心教室』と比べても劣化しているように思えるのですが……“Miiverseに投稿させる”ことが狙いですから、Miiverseをアルバム代わりに使ってねということなんでしょう。この辺、今日の記事で「任天堂のお絵描きソフト」を駆け足でおさらいしたことで見えてくるものがありますよね。



○ 3DS『Colors! 3D』『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』
 これは任天堂のソフトじゃないので、今日の記事の主題とはズレますが……
 今日の記事と無関係な話でもないのでついでに。

 『Colors! 3D』は海外で高い評価を受けているソフトをアークシステムワークスがローカライズして、700円で販売するダウンロード専売タイトル。8月21日配信開始。

 『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』は、DSiウェアで出ていた『気軽にお絵描き工房』のバージョンアップ版。アナログを再現しようとしている『絵心教室』と違い、デジタルでのお絵描き機能がムチャクチャ充実しているみたいです。「アンドゥ機能」や「レイヤー機能」もあるみたい。ダウンロード専売タイトル。8月21日配信開始で800円。


 どうして、同時期に3DSダウンロードソフトとして出てきちゃうのかとか、よりによってWii Uの『絵心教室スケッチ』の直後に……とか、言いたくなることも多いんですが。機能は3つのソフトで全然違うので、その辺の棲み分けは出来ているんじゃないのかというのが一つ。


 もう一つは、これらのソフトも「描いた絵を誰に見せるのか」を考えているということ。
 『Colors! 3D』はSDカードへの出力だけでなく、「Colors!ギャラリー」というものに接続して投稿・閲覧が可能だそうです。海外では既に出ているソフトなので、現在もギャラリーも鑑賞可能です。

 『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』はそういう独自のコミュニティとの接続は出来ないのですが、SDカードに出力できることと、「#お絵描き工房プラス投稿」というハッシュタグを付けてTwitterに投稿するかメールに直接送ることで作品ギャラリーに掲載されるそうな。


 『うごメモ3D』も『絵心教室スケッチ』も『Colors! 3D』も『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』も、それぞれ「絵を描くソフトを出すからにはそれをみんなと見せ合うコミュニティが必要だよね」と“ギャラリー”にあたるものを用意していて、たまたまそれらが同時期に発売されるからユーザーが分散されてしまうという皮肉な構造。

 『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』の「スタッフの人力でギャラリーに並べていくカンジ」が、私は結構好きなんですけど(笑)。流石にこんなに同時期にお絵描きソフトが出てこられると注目はされにくいかなーと……応援したくなります。



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 ということで……「最近やたらお絵描きソフトがたくさん出ているよね」という話の裏テーマとして、描いた絵を誰に見せられるかという「ゲームとSNSとの融合」があるんだと思うのです。


 SDカードに出力できるソフトは、ブログとかTwitterに載せることが出来ます。
 『いつの間に交換日記』は、3DSのフレンドに日記を送ることが出来ます。

 もちろんそれはそれで大事な機能なんですけど、例えば「ブログをやっているんだけどアクセス数が週に2人だけです」とか「Twitterのフォロワーが2人しかいません」とか「3DSのフレンドなんて一人もいません」って人だっているワケで。
 ならば、「同じゲームで絵を描いている人だけを集めたコミュニティを作ってしまおう!」というのが、『うごメモ3D』の「ワールドうごメモギャラリー」だったり、『絵心教室 スケッチ』のMiiverseだったり、『Colors! 3D』の「Colors!ギャラリー」だったり、『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』の作品ギャラリーなのです。


 そう考えると、たまたま同時期に4つも「お絵描きソフト」が出てきて、それぞれ別のコミュニティを持っちゃっているという不幸な話は――――“同時期に同じようなことを考えたソフトが4つ出た”と考えた方がイイのかもなぁと。
 そう考えていくと……任天堂がこのタイミングでMiiverseを実装したのは必然な気がするし、「Miiverseがまだない3DS」でこういうことをやろうとすると各ソフトで独自コミュニティを立ち上げなきゃいけないし、で、どんどんユーザーが分散していくワケで。むしろ遅いくらいの話なんですよね。

 もちろんこれは「お絵描き」以外にも当てはまりそうな話なんですけど、これ以上記事が長くなると書く人も読む人も大変そうなのでこの辺で。


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| ゲーム雑記 | 20:43 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

『新 絵心教室』『Colors! 3D』『もっと気軽に!お絵描き工房プラス』のどれか一つを買ってみようと思ってるので、この3つの違いについても詳しく触れてくれると嬉しいなーって

| ああああ | 2013/08/10 23:24 | URL |

> 「SDカードに出力できない」「保存できる枚数は12枚まで」という仕様は、3DS版『新 絵心教室』と比べても劣化しているように思えるのですが

私もこれらのことに気がついた時に、ビックリしたの
ですが、これは製品版ではSDカードに出せるように
しておき、「スケッチ」から製品版に移行してもらう
ためのひとつのウリにする、と想像しました。


tos.

| tos | 2013/08/11 01:47 | URL |

相変わらずツメが甘いと思うのは頑なにオンラインストレージサービスと連携しないことですね
SDカード抜き差しなんてめんどくさいことさせずにGoogle driveあたりと連携出来ればブログに貼るのも億劫じゃなくなるだろうに

| ゲハの帝王 | 2013/08/11 06:14 | URL |

わろた

| ああああ | 2016/09/19 18:58 | URL |















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