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どこでゲームを辞めるべきか

 先日、3DSソフト『ファンタジーライフLINK!』をクリアして紹介記事を書きました。
 ただ、自分の中にも葛藤がありまして、あのゲームは言ってしまえば「ストーリーをクリアしてからが本番」みたいなゲームです。ストーリークリア&全職業マスターまでに60時間遊んだ自分ですが、『LINK!』で追加されたマップ制覇&全職業ゴッドまで遊んでいる母は400時間以上遊んでいますから……


 自分はこのゲームを堪能しきっていない。
 そんな自分が偉そうに「紹介記事」なんて書いてイイものか。

 そういう葛藤があったのです。
 でも、「コレ以上は続けてはならない」と思って、ストーリークリア&全職業マスターを区切りにこのゲームを辞めて紹介記事を書くことにしました。頼まれているクエストがごまんと残っていたけど、すまない!オマエら、もうちょっと自力で頑張って生きてくれ!!



 と、いうのも……

 同じレベルファイブの『怪獣が出る金曜日』は、クリアまでは「まぁ……そこそこ」だったのが、残された伏線が気になってその後のやりこみ要素をコンプしようとしたらクリアまでの倍の時間を延々と単調な作業を強いられてウンザリしてしまったし。
 『シンデレライフ』は、ストーリークリアはしたけど全然キャバ嬢の仕事していないなーと、やりこみ要素の接客を続けている間に「同じことの繰り返し」が辛くて辞めてしまったし。


 レベルファイブのゲームは「クリアだけなら簡単、その後のやりこみ要素は果てしない」ために、やりこみ要素のボリューム&単調さにウンザリして飽きて辞めてしまうことが多くて―――
 『ファンタジーライフ』も「コレ以上続けたら絶対にウンザリすることになるぞ」と思ったので、クリアを一区切りに「あー面白かった。まだまだやること残っているけど、ここで終わりにしよう」と決めたのです。




 「ゲームはクリアしなくてはダメだ」と思うようになったのはいつからか

 これはちょうど1年くらい前に書いた記事です。
 「やりこみ要素コンプ」どころか「クリア」も出来ていないゲームのレビューを書いていいのか問題。「レビュー記事」や「紹介記事」の話だとブログをやっていない人にはピンと来ないと思うので、「クリアしていないゲームを友達に薦められるか」と考えてもらうと分かりやすいですかね。

 例えば私、Wii Uの『レゴシティ』を結局クリア出来ていないんですよ。
 だから「Wii Uを買うか悩んでいるんだけど面白いゲームある?」って人がいても、「レゴシティ面白いよ!」とは言えないんです。私はこのゲームのストーリーの結末を知りませんから。エンディングが夢オチで「全部夢でしたー。こんなゲームにマジになって、バカじゃないの。やーいやーい!」って罵られるという可能性も0%じゃないので、「オススメだよ!」とは言えないんです。


 だから私は「Wii Uを買うか悩んでいるんだけど面白いゲームある?」って訊かれたら「特にないです」って答えることにしています。だって、クリアもしていないゲームをオススメして、後から「夢オチだったじゃねえか!ふざけんな!」って怒られたくないですもん。




 閑話休題。
 「クリア後もずっと遊べるゲーム」「クリアまでが長いゲーム」「クリアという概念がそもそもないゲーム」、色々なゲームがありますけど……最近のゲームは昔のゲームに比べて長く遊べるゲームが多くなったと思います。逆に、「エンディングまで10時間で終わる」ことがネット上では非難されるなんてこともありました。


 でも、「長く遊べるゲーム」は、最終的には「飽きて辞めてしまう」んです。
 私の『レゴシティ』のケースは例外ですけど(笑)、『シンデレライフ』も『カルチョビット』も「最終的には飽きて辞めた」ゲームです。『怪獣が出る金曜日』はやりこみ要素コンプしましたけど、飽きたけど頑張って終わらせて印象はあまり良くありません。クリアの概念のない『とびだせ どうぶつの森』も『トモダチコレクション 新生活』も、最終的には「飽きて辞めてしまいました」。そう言えば『すれちがいMii広場』は飽きてしまって、10人すれちがった状態でしばらく起動していません。



 「長く遊べる」のは、本来は「良かれと思って」だったはずです。
 「中古に売られないように敢えてクリアまでの時間を長くしているんだ」という考え方もありますけど、中古に売られないダウンロード専売のゲームもボリューム過多のゲームが増えていますし、「クリアだけなら簡単、その後のやりこみ要素は果てしない」というゲームはコレに当てはまらないと思います。

 「10時間でクリア出来てしまう」ことが批判の対象になってしまうように、ユーザー側もある程度長く楽しめることを期待していて、メーカー側もそれに応えている―――本来はそういう構造だと思うんですが。



 「長く遊べるゲーム」は最終的には「飽きて辞めてしまう」し。
 「飽きて辞めてしまったゲーム」の記憶は、楽しかった頃よりもウンザリしながらプレイしていた頃の記憶が強く残ってしまうし。続編が出ても、ウンザリしながらプレイした記憶が強いので、わざわざ続編をプレイしようだなんて思わなくなってしまうし。




 だから、私は飽きる前に『ファンタジーライフ』を辞めたのです。
 まだまだ遊べる要素はあるし、むしろこれからが本番くらいのカンジなんだけど、私はここでリタイアをしよう――――と。メーカーが「良かれと思って」入れた大ボリュームなんだから、それに付き合って嫌いになる必要はない。「ゲームは飽きる前に辞めるべきだ」と。



 昔、私は“ゲームとは、絶対的に「楽しんだもの勝ち」な娯楽です。”という記事を書きました。いや、これはゲームに限った話でもないですね。全ての娯楽は「楽しんだもの勝ち」と言えるのかも知れません。

 100人中99人が「つまらない」と言った漫画や映画やアニメを、自分だけが「面白い」と思ったのなら、自分の人生は99人の人よりも「一つ面白いものが多い人生」です。それはとっても幸せなことのはずです。



 だから、「長く遊べるゲーム」を「飽きて辞める」のは我々の敗北なんです。
 楽しめていないんですもの。楽しめている時期に辞めて「あー、楽しかった!」と良い思い出にすることが勝利なんです。

 だから、クリアしなくても良いし、やり込み要素をコンプしなくても、ゲームは一番楽しい時期に「楽しいよ!」という紹介時期を書くべきかなと思いました。
 今からでも『レゴシティ』オススメしておきますかね。「Wii Uに一人用のゲームがないという人!『レゴシティ』やりな!少なくても20時間までは面白いよ!(その後はプレイできていないので知らん)」

(関連記事:舌が肥えること・目が肥えることは幸せなのだろうか

| ゲーム雑記 | 17:55 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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アクションやシューティングなんかは、
解けてないからレビュー書けない
ってゲームが山ほど

| 児斗玉文章 | 2013/10/13 09:54 | URL |















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