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「アニメ好きな人」と「ゲーム好きな人」はイコールじゃないよね?

 随分と前だけど、仲の良いフォロワーさんがTwitterで呟いていたのを見て「確かにどうしてなんだろうな……」と思ったことがありました。記憶を頼りに復元すると、こんなカンジ。


「“ヲタク”という言葉を聞くと“アニメやゲームが好きな人”というイメージを持つ人が多いけど、“アニメが好きな人”と“ゲームが好きな人”って必ずしもイコールじゃないよね」(※1)


 このフォロワーさんは“アニメはほとんど観ないけど、ゲームは超好きな人”でした。
 私は基本的には“アニメは大好き、ゲームも大好きな人”です。
 他のフォロワーさんには“アニメは大好きだけど、ゲームはほとんどやらない人”も大勢います。


 “漫画が好きな人”が“アニメが好きな人”に近いというのは、「アニメ」はかつて「テレビ漫画」と呼ばれていたので、まだ分からなくもないのですが……“アニメ”や“映画”などの再生されるものを眺めるメディアと、“ゲーム”という自分で上達・攻略をしなくてはならないメディアは正反対の位置にあるものなので。

 色んなジャンル分けで「アニメ・ゲーム」と一括りにされているのを見ると、確かに違和感を覚えますね。

(※1:“ヲタク”という言葉の定義についても語ろうかなと思ったのですが、この記事で語りたいこととは全然ちがう展開になっちゃうのでやめます)



 それにまぁ……当たり前なことなんですけど。
 人間に与えられた“趣味に使える時間”は有限なので、“たくさんのアニメを観ている人”にはゲームを遊ぶ時間なんて残されないし、“たくさんのゲームを遊ぶ人”にはアニメを片っ端からチェックする時間なんてありません。
 私なんかはどっちもそこそこ半々くらいに時間を配分していますが、観られるアニメは週3~4本で、時間のかかるゲームは一切やらないと割り切っています。“たくさんのアニメを観ている人”にも“たくさんのゲームを遊ぶ人”にもなれないんですね。

 そうは言いつつ、私のTwitterのタイムラインにはRPGやりながらバンダイチャンネルの見放題アニメを漠然と流し観ている人とかもいますけど(笑)。ああいう人ってどういう脳の使い方をしているのかしら。すごいわ。





 というワケで……「アニメ」と「ゲーム」は全く別のメディアですし、「アニメ好きな人」と「ゲーム好きな人」は全く別の趣味の人達だと思うのですが。
 でも、どっちも興味がない人の気持ちを考えれば、「アニメ好きな人」と「ゲーム好きな人」を一緒くたにしたいのも分からなくはないです。

 例えば「車ヲタク」と「鉄道ヲタク」って当事者からすると全然ちがう人種なんだと思うのですが、どっちにも興味がない私からすると「車・鉄道ヲタク」というジャンル分けがされていたとしても何とも思わないですもの。「どっちも人が乗って動くものじゃん。あと多分、鉄で出来ている」くらいのイメージ(笑)。

 興味がない人からすると、共通点があるなら一つにまとめちゃっても問題なく見えるんじゃないかと思うのです。




 では、「アニメ」と「ゲーム」の共通点って何でしょ?

 一つには「アニメもゲームも“子どもが好きなもの”でしょ?」というイメージがあるかと思います。
 もちろん、大人になってもアニメが好きな人、大人になってもゲームが好きな人がいるから市場が成り立っているのですが……同世代の友達を見れば、大人になるにつれて「アニメが好きな友達」「ゲームが好きな友達」がどんどん減っていっているし、『脳トレ』ブームの頃のゲームを除けばどちらもあまり堂々と大人が「好き」と宣言しづらい状況ではあります。


 もう一つには、「アニメ好きもゲーム好きも“萌え”とか“声優”とかを好きな人達でしょ?」というイメージもあるかなと思います。
 ゲームと言ってイメージするものが『テトリス』とか『グランツーリスモ』だったら「え?『テトリス』のどのブロックに萌えるのかって?」とまぁマニアックにも程があると思うのですが(※2)……パソコンゲームの歴史を見れば初期の頃からアダルトゲームがありましたし、90年代に入ってからのギャルゲーの台頭と、PCエンジンCD-ROM以降は大量の音声を収録することが出来るようになりましたし、アニメムービーの再生も容易になりましたし。

 ゲームには「アニメのようなゲーム」というジャンルがあるのは確かです。

(※2:『テトリス』のブロックは正式には“テトリミノ”と呼びます)



 逆に、アニメにも「ゲームのアニメ化」というジャンルがあるとも言えます。
 『ポケモン』や『妖怪ウォッチ』や『アイカツ!』のようにゲームとアニメの企画が連動しているメディアミックス商品もあれば、例えばPC用の美少女ゲームのアニメ化なんかは以前から根強い需要のあるジャンルでしたし、『シュタインズゲート』『ペルソナ4』『アイドルマスター』『ダンガンロンパ』など“既に人気のゲーム”を原作にアニメ化してそのタイミングでゲームの新作も投入する商品なんかも最近ではよくありますよね。今季で言えば『アトリエ』がそうか。




 アニメの『アイマス』は大好きだけど、ゲームの『アイマス』は一切やっていないという人もいますし……同じ名前の商品であってもアニメとゲームのファン層はイコールではないと思うのですが、商品展開としてアニメとゲームが互いに宣伝効果を生むことはありますし。
 「ゲームとは無縁なアニメ」「アニメとは無縁なゲーム」がいっぱいあったとしても、「ゲームっぽいアニメ」「アニメっぽいゲーム」が目立つことで、「アニメ」と「ゲーム」が一括りにされるのかもなぁと思いました。


 まぁ、それこそ“「女ばかりのアニメ」は本当に多いのか問題”にも近い話で。一部のヒット作が目立ちすぎて、それが全体的な傾向に思えるってのはあるかと思います。




 私自身の嗜好で言うと、「ゲームのアニメ化」は元のゲームを知らなくてもすんなり楽しめます。でも「アニメっぽいゲーム」はそんなに好きじゃないんだなぁというのを最近よく考えています。
 自分がゲームに求めているのは“手触り”とか“テンポ”とか“爽快感”なので、声優さんが喋ったりアニメーションが豪華に動き回ったりするかどうかよりも、「触って気持ち良いか」「小まめに中断できるか」「遊び終わって気分が晴れるか」の方が重要で。

 私は「アニメ」も「ゲーム」も大好きだけど、その二つに求めているものはちがうんだなと思いますし、「アニメ・ゲーム」と一括りにされることへの違和感の根本はココなのかなと思いました。


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| ゲーム雑記 | 17:51 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

わたしは今でもアニメと特撮を一括りにされることが愉快ではありません。アニメとゲームでも同じことですね。
技術やコンテンツのあり方とは関係なく、それは隔離の論法だと思うからです。

| 児斗玉文章 | 2014/04/18 11:26 | URL |















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